今週後半は天気が悪くなるという予報だ。平地産ゼフィルスに会いたいのでいつ行こうかと思っていたが、今日行くことにした。どうも今年は発生が遅れているようだ。例年なら一番早く出てくるはずのアカシジミすらまだ見ていない。ブログ「舞岡公園の自然2」を拝見しても、ここ数日でウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ、ウラナミアカシジミは発生しているようだが、その個体数は少ないようだ。
午前9時に舞岡公園に着き、いつものコースを歩き始める。シジュウカラの5~6羽の群れがいた。リョウブの花はまだ蕾のようだ。この日はサトキマダラヒカゲが多かった。
ゼフィルスのいそうなところを目を皿のようにして歩くが、見当たらない。例年はアカシジミやウラナミアカシジミが見られるところで、同好のかたが「開いてますよ」と教えてくださった。すでに撮影されたようで「どうぞ」と指さされた方向を見ると、ミドリシジミの♀が開翅していた。今年初めてのゼフィルスだった。
さらにクリの花の咲くところへも行って見たが、アカシジミの姿はなかった。
小谷戸池の傍のウマノスズクサが生えているところにジャコウアゲハが産卵に来た。後翅が大きく破損している♀だったが、産卵する場面を観察できた。3cmくらいになった幼虫が1頭付いていた。
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1.シジュウカラ
歩いて行くと梢から数羽の鳥が飛び出した。すぐ近くの枝に止まってくれたので見るとシジュウカラだった。まだ幼鳥かも知れない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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2.サトキマダラヒカゲ -1
写真では診難いが大きな木の根元に樹液でも出ているところがあるのだろうか、サトキマダラヒカゲが吸汁していた。全く保護色である。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO500 ) 露出補正 なし
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3.ヒメジョオン(姫女苑)
一昨日は裏高尾でハルジオン(春紫苑)を観察した。舞岡公園に生えているのはヒメジョオンだ。葉の幅は細く茎の上の方はすっきりしている。蕾は上向きについていて、舌状花の輪郭はくっきりしている。この両者には同じようなチョウが吸蜜に来る。彼らは両者を区別しているのだろうか。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO250 ) 露出補正 なし
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4. サトキマダラヒカゲ -2
散策路にヒメキマダラヒカゲが飛び出してきて、地面に止まる。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.ウツギの花に来たモンシロチョウ
これも保護色になっている。モンシロチョウがじっとしていると見つけられない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
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6.サトキマダラヒカゲ -2
長久保の炭焼き小屋の方へ入って見ると、ここでもサトキマダラヒカゲが飛んでいた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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7.ウラギンシジミ♂ -1
古民家の裏庭でその縁側に腰を掛けて一休みしていると、小型のチョウが 庭の植え込みに敏捷に飛び込んできた。ウラゴマダラシジミかと期待したが、近くの梢の止まったのはウラギンシジミだった。高いところに止まったので、全体が見えないが、緋色が鮮やかな♂だった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
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8.ウラギンシジミ♂ -2
回り込んでチョウの顔が見えるように撮ったが、翅を閉じられてしまった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.カワセミ登場 -1
谷戸の畦道を歩いていると宮田池の方からカワセミが飛んできて、田んぼの向こう側の田の番号標識に止まった。 15m~20mくらいは離れているだろうか。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
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10.カワセミ登場 -2
すぐに飛び立ち、隣の田んぼに建てられた杭に止まった。何だか怖い顔をしている。嘴の下側が赤いので♀だ。♂は黒い。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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11.カワセミ登場 -3
後ろからカラスが飛んできた。杭から飛び立つ。もう少し露出をアンダーにすればよかった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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12.テングチョウ
今年もテングチョウの発生が活発のようだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
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13.ゴマダラチョウ春型♂
瓜久保の家の前に田んぼがあるが、その向こう側で梢に止まったチョウがいた。距離があって、肉眼でも、ファインダーでも同定できない。手持ち撮影の限界と思いながら連写する。後でモニターで確認すると、舞岡公園では、アカボシゴマダラに侵入されて、姿を見るのが珍しくなったゴマダラチョウだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
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14.ゴマダラチョウ春型♂ トリミング
トリミングして拡大する。少し傷があるが、立派なゴマダラチョウだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
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15.ミドリシジミ♀ O型 -1
先に見つけられた方がいた。もう撮影されていたらしく「どうぞ」と言って場所を指してくださり、場所を譲ってくださった。今年初めてのゼフィルスは ミドリシジミ♀ のO型だった。飛ばれるとチャンスを逃すので、まずシャッターを切る。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO500 ) 露出補正 なし
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16.ミドリシジミ♀ O型 -2
レンズを伸ばして撮った。少し擦れたところはあるが、羽化して間もないように思えた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
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17.ミドリシジミ♀ O型 -3
一旦飛び立ったが、すぐ近くの葉に止まってくれた。この位置の方が尾状突起も伸び、左前翅にあった擦り傷もめだたなくてきれいに撮れた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
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18.ヒメジャノメ
ゼフィルスを探して歩いていると、茂みの中からヒメジャノメが飛び出した。この種は舞岡公園にはあまり多くはいない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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19.クリの花とテングチョウ
アカシジミが吸蜜していないかとクリの花を探索した。アカシジミはいなかった。今年は発生が遅いのだろうか?
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
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20.イチモンジチョウ
この季節はイチモンジチョウが多い。都会ではあまり見ることが出来ないチョウである。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
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21.ジャコウアゲハ 産卵シーン -1
小谷戸池の傍にほんの僅かであるがジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサが生えているところがある。そこへジャコウアゲハの♀がやってきた。長いあいだジャコウアゲハという和名の由来は♀の翅の色に由来すると思っていた。実は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来するのだそうだ。(成分はフェニルアセトアルデヒド)。この♀は後翅の半分近くがちぎれていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
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22.ジャコウアゲハ 産卵シーン -2
ウマノスズクサの葉にアプローチしている。破損した後翅をカットしてやった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
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23.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
産卵しようとする尾端がこちら側を向いている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 なし
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24.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
尾端を曲げて産卵している。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO800 ) 露出補正 なし
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25.ジャコウアゲハ幼虫
幼虫は手では触れたくないような姿をしている。黒褐色~黒色で、白色の帯がある。全身に太い突起があり、突起の先端は赤い。毒草であるウマノスズクサを食べて育つ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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