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2023年12月17日

秋深まる舞岡公園 2023年10月28日 横浜市戸塚区

舞岡公園の様子を見に行ってきた。今年の最後の舞岡公園散策になる。
 ちょっと「もみじ休憩所」に寄ってから、いつものように南門から公園に入る。長久保の池を左に曲がってみると、フジバカマが咲いていた。アサギマダラでもいないかと見たが、キタテハの秋型が吸蜜に来ていただけだった。熊のように冬眠前にしっかり栄養を摂るのだろうか? 路傍に咲く小さな花を見ながら、古民家へ歩く。クサギには実が成っていた。今年は花の時期を逃してしまい、黒いアゲハたちに会うことが出来なかった。古民家の裏庭へ入るところに柑橘系の樹があり、大きな黄色い実が成っている。橙(ダイダイ)かと思っていたが、どうやらレモンらしい。母屋の裏の縁側に座って庭を眺める。少ないがここにもフジバカマが咲いている。ここにはアカタテハが来ることがあるので、待ってみたが姿を現さなかった。
 瓜久保の家へと歩く。右側の谷戸の稲田では稲穂が黄色く色づいて穂を垂れていた。畦道にコセンダングサが咲くが、そこにはウラナミシジミが来ていた。
 谷戸の反対側の宮田池に行ってみた。ここにはヤナギの木があり、コムラサキが発生している。近くに熟した実を付けたカキの木があり、コムラサキが吸汁に来ていないかと目を凝らしたが、いたのはキタテハだけだった。
 10月15日(日)まで行われていた「案山子まつり」の案山子はまだ残されていた。舞岡公園ホームページに人気投票結果が発表されていて、 出展数 38体、 総投票数 1,462票、 1位 は益虫隊長カマキリダー!!(175 票)、2位は 舞岡スターマン(124 票)、3位 スーパーマリおこめ(121 票)だったそうだ。
 帰り道で久しぶりにヒメアカタテハを見た。

000_231028082t X700 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg
谷戸に咲くコセンダングサにいたウラナミシジミ♂ 2023年10月28日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_231028001 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.もみじ休憩所
駐車場から南門へ行く前に、まっすぐに進みもみじ休憩所へ寄ってみた。カエデはあまり鮮やかではなかった。夏も赤い葉を付けているノムラモミジもあるが、イロハモミジはまだ紅葉するのにまだ間がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO160 )
002_231028034x X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 2.キタテハ秋型 -1
長久保の池の近くに咲くフジバカマにキタテハ秋型が吸蜜に来ていた。この花もチョウの好きな花である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO100 )
003_231028042 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 3.キタテハ秋型 -2
少し翅が切れているが、まずまずの個体だった。舞岡公園ではフジバカマは咲いているところが少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
004_231028020 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 4.キタテハ秋型 -3
赤褐色が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
005_231028044 X900 舞岡公園 イソドン RX10M4.jpg 5.イソドン(Isodon inflexus)
路傍に咲く小さな花も可憐である。イソドンは在来種で本州、四国、九州に分布し、日当たりの良い場所に生息する多年草の学名だそうだ。シソ科で、和名をヤマハッカ(山薄荷)という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO1250)
006_231028046 X900 舞岡公園 コヨメナ RX10M4.jpg 6.コヨメナ(小嫁菜)
秋にはよく見かける花だ。見た通りのキク科の花で道端で見かける野菊の一種である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 136mm ISO2000)
007_231028047 X900 舞岡公園 セイヨウダイコンソウ RX10M4.jpg 7.ダイコンソウ(大根草)
和名ダイコンソウ は、大根草の意で、根出葉の小葉が大小交互してつくようすが、アブラナ科のダイコン(大根)の葉に似ていることからつけられたという。左上に突き出ているのは、集合果で、花が咲いた後、花柱(めしべの一部分で、柱頭と子房との間の柱状の部分をいい、受精する時は花粉管がこの中をのびる。)の関節の先が脱落し先が曲がった痩果(果皮が堅い膜質で、熟すと乾燥し、一室に1個の種子をもつもの)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO2500)
008_231028052 X900 〇舞岡公園 トリカブト属 RX10M4.jpg 8.トリカブト(鳥兜)
ご存じの鳥兜が咲いていた。トリカブトは、キンポウゲ科トリカブト属の総称だそうだ。山鳥兜、ハナトリカブト、ホソバトリカブトなどがあるようだが、同定はできない。改めてトリカブトの毒性は有名であるが、wikipediaによると「誤食すると嘔吐、呼吸困難、臓器不全、痙攣などによる中毒症状を起こし、心室細動ないし心停止で死に至ることもある。毒は即効性があり、摂取量によっては経口後数十秒で死亡することもある。半数致死量は0.2gから1g。経皮吸収および経粘膜吸収されるため、口に含んだり、素手で触っただけでも中毒に至ることがある。蜜や花粉にも毒性があるため、養蜂家はトリカブトが自生している地域では蜂蜜を採集しないか、開花期を避けるようにしている。また、天然蜂蜜による中毒例も報告されている。特異的療法および解毒剤はないが、各地の医療機関で中毒の治療研究が行われている」とあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO2000)
009_231028060 X900 舞岡公園 クサギ RX10M4.jpg 9.クサギ(臭木)の実
クサギとは、枝や葉に悪臭があることから「臭木」の名がある。舞岡公園には何か所かクサギの木が生えているところがあり花が咲く夏には、黒いアゲハたちが吸蜜に来る。写真はその果実であり、赤い萼が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO500)
010_231028062 X900 舞岡公園 レモン RX10M4.jpg 10.レモン(檸檬)
檸檬の実はもっと楕円でラグビーボールのような形をしていると思っていた。前回はたしかダイダイと同定してしまっていたかと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 45mm ISO400)
011_231028064 X900 舞岡公園 フジバカマ RX10M4.jpg 11.古民家の裏庭のフジバカマ(藤袴)
今年は少し咲くのが遅いように思う。ヒヨドリソウの仲間であり、同様に多くのチョウが集まってくる。アサギマダラの好物だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO500)
012_231028072 X900 △舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 12.熟したカキの実に来たキタテハ
もしかしてコムラサキでも吸蜜していないかと期待したが。はじめて舞岡公園でコムラサキを撮影したのは2012年6月だった。次に見たのは2015年9月12日だった。また、今年の5月17にはヤナギの木の周囲を旋回する2頭を目撃している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 216mm ISO400)
013_231028074 X900 舞岡公園 稲田 RX10M4.jpg 13.黄金色の稲田
まだ、刈り入れが行われていない稲田は黄金色だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO125)
014_231028088 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 14.ウラナミシジミ -1
谷戸の畦道に咲くコセンダングサ(小栴檀草)には、ウラナミシジミが数頭集まってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO160)
015_231028093 X900 ◎舞岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 15.ウラナミシジミ -2
翅を開いてくれた。♂と同定できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO160)
016_231028109 X900 舞岡公園 コスモス RX10M4.jpg 16.コスモス -1
狐久保に入るところの休耕田に、ヒマワリが終わると、コスモスの花が咲く。wikipediaを見ると、コスモス(学名:Cosmos)はキク科コスモス属の総称であるが、種としてのオオハルシャギク Cosmos bipinnatus Cav. を指す場合もある。アキザクラ(秋桜)とも言う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 12mm ISO125)
017_231028096 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.コスモス -2
まっすぐ行くと北門で、左へ曲がると狐久保だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO125)
018_231028097 X900 舞岡公園 イヌタデ RX10M4.jpg 18.イヌタデ(犬蓼)
wikipediaを検索してみると、「道端に普通に見られる雑草である。」との記述があった。まさに花も小さくて地味だし、雑草である。だが、雑草という名の草はないと言われる通り、イヌタデという名があった。赤い小さな花や果実を赤飯に見立て、別名アカノマンマともよばれるそうだ。"アカマンマは聞いたことがあるし、わかりやすい。「蓼食う虫も好き好き」ということわざがあるが、他に草があるにも係わらず辛い蓼を食べる虫も居るように、人の好みは様々で、一般的には理解しがたい場合もあるということをいう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400)
019_231028101 X900 舞岡公園 アキノノゲシ RX10M4.jpg 19.アキノノゲシ(秋の野芥子)
和名は、春に咲くノゲシ(ハルノノゲシ)に似て、秋に咲くことから付けられた。乳草、ウマゴヤシ、ウサギグサなどの別名があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 214mm ISO250)
020_231028102 舞岡公園 X900 谷戸の風来坊 RX10M4.jpg 20.谷戸の風来坊 9月12日に舞岡公園に来た時も、この案山子はこの場所にあった。そこは瓜久保の家からかっぱ池へ行く途中の畑のわきだった。案山子コンクールの多くの作品が立っているところではない。だが、この日見ると「36番 谷戸の風来坊」という名前が付けられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO320)
021_231028107 X900 舞岡公園 やとひとちゃん RX10M4.jpg 21.やとひとちゃん
こちらも9月12日に来た時に見ている。この作品には「35番 やとひとちゃん」という名が付けられている。この2つの作品は「NPO法人小谷戸」の里の竹細工指導員さんの作品なのだそうで、この時には案山子コンクールには参加していないと聞いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 11mm ISO250)
022_231028103 舞岡公園 カラタチ RX10M4.jpg 22.カラタチ(枳殻、枸橘)の実
和名カラタチの名は唐橘(からたちばな)が詰まったものだそうだ。9月に見たときより直径3-4cmのその実はより黄色く色づき、より大きくなっていた。それにしても立派なとげである。春には葉が出る前に3-4cm程の5弁の白い花を咲かせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO500)
023_231028122tm X900 ◎舞岡公園 ヒメアカ  RX10M4.jpg 23.ヒメアカタテハ
帰り道、畑の傍に咲くコセンダングサに飛来したヒメアカタテハに久しぶりにあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 220mm ISO100)
024_231028127 X900 ◎舞岡公園 キタテハ RX10M4.jpg 24.キタテハ
このキタテハは秋型であることは間違いないが、まだ、その過渡期に生まれてきたような感じがする。キタテハもコセンダングサによく来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 216mm ISO125)
025_231028132 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 25.案山子
案山子コンクールは、9月16日(土)~10月15 日(日)の間、人気投票が行われ、人気投票で 1位~3位の作品には、賞品が贈られることになっていた。出展数38体 で総投票数は1,462票で、その結果は、この写真の中央が1位の益虫隊長カマキリダー!!(175 票)、その右側の22番が2位の舞岡スターマン(124 票)、左の24番が5位の田んぼの守り神(92 票)であったようだ。写真はないが、3位はスーパーマリおこめ(121 票)であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 10mm ISO250)
026_231028138 X900 ◎舞岡公園 ホウジャクとホトトギス RX10M4.jpg 26.ホトトギスに飛来したホウジャク
花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることからホトトギス(杜鵑草)と名づけられた花が、日陰に咲いていた。その花にホウジャクが来てホバリングをしながら口吻を伸ばし吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 78mm ISO1250)
027_231028145 X28 〇舞岡公園 キツリフネ RX10M4.jpg 27.キツリフネ(黄釣船)
ムラサキツバメでもいないかと思い、足を踏み入れたことがない戸塚駅方面へのバス停の横の森に入って見た。ムラサキツバメは見つからなかったが、見たことのない黄色い花が咲いていた。「Picute This」で検索してみるとキツリフネとでた。葉の下から細長い花序が伸び、その先に3ー4cmほどの横長で黄色い花が釣り下がるように咲く。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、距が長く筒状になっている。ツリフネソウに似ているが黄色い花が名前の由来になっているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO2000)

2023年10月10日

まだ暑い舞岡公園 ② カラタチの実 2023年9月12日 横浜市戸塚区

古民家の庭で、ダイダイの実や、ウメモドキの赤い実など、秋の訪れを感じた後、木道が設けられた谷戸のあぜ道を宮田池へと歩く。ツマグロヒョウモンの♂が元気に翔んでいた。チョウの数が多くないのでじっくり撮っていく。
 瓜久保の入り口にカラタチの植え込みがあるが、アゲハが2頭、産卵に来ていた。しばらくするとまた違う個体が飛来する。カラタチは大きな実を付けていた。かっぱ池へ向かう道の右手の田んぼには古代米が実っていた。

000_230912099m X700 舞岡公園 ツマグロヒョウモン Z50 Z18-140.jpg
ツマグロヒョウモン♂ 2023年9月12日撮影 横浜市戸塚区 舞岡公園

027_230912094 X900 〇舞岡公園 ツマグロヒョウモン Z50 Z18-140.jpg 27.ツマグロヒョウモン♂ -1
ツマグロヒョウモン♂が翔んできて、葦の葉に止まった。比較的小さな個体で精悍な感じがする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
028_230912097 X900 〇舞岡公園 ツマグロヒョウモン Z50 Z18-140.jpg 28.ツマグロヒョウモン♂ -2
同じ個体、いったん翔び立ったがすぐ戻ってきて木道の杭に止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
029_230912104 X900 ◎舞岡公園 ツマグロヒョウモン Z50 Z18-140.jpg 29.ツマグロヒョウモン♂ -3
きれいな個体だった。羽化したばかりであろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
030_230912105 X900 ◎舞岡公園 アゲハ カラタチ Z50 Z18-140.jpg 30.カラタチにアゲハ -1
北門を出て、火の見櫓のある瓜久保の家の前に、カラタチの植え込みがある。カラタチ(枳殻、枸橘)はミカン科カラタチ属の落葉低木である。柑橘系の仲間である。アゲハが産卵に来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
031_230912109t X900 ◎舞岡公園 アゲハ カラタチ Z50 Z18-140.jpg 31.カラタチにアゲハ -2
ホバリングしているのでピントも合わせやすい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
032_230912120t X900 〇舞岡公園 カラタチ Z50 Z18-140.jpg 32.カラタチにアゲハ -3
アゲハの♀は黄色味を帯びた翅表だが、なかには♂と見紛うような白っぽい翅の色をした個体もある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1600 ) 露出補正 なし
033_230912134 X900 〇△舞岡公園 カラタチ 産卵 Z50 Z18-140.jpg 33.カラタチにアゲハ -4
カラタチの新芽を探して産卵をこころみる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO4000 ) 露出補正 なし
034_230912139 X900 〇舞岡公園 カラタチの実 Z50 Z18-140.jpg 34.カラタチの実
実はユズよりも大きい。さっき古民家の庭で見たダイダイほどある。白い花が咲いたあとには、直径3~4cmの球形で軟毛に覆われた緑色の果実をつけ、秋には熟して黄色くなる。果実は食用になるというが、種が多く強い酸味と苦味があるため、そのままでは食用には向かないようだ。和名カラタチは唐橘(からたちばな)が詰まったものである。別名でもカラタチバナともよばれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
035_230912141 X900 〇舞岡公園 古米 Z50 Z18-140.jpg 35.古代米
瓜久保の家からかっぱ池へ行く道の右側の田んぼに黒い稲穂を付けた稲が育っていた。古代米に属する品種の範囲は必ずしも明確でないそうだが、古代米とは名前の通り、現在食べられている米の先祖だそうだ。 古代米の中でも米の色が「赤」や「黒」といった色がのっている種類や葉に色がある種類など様々あるという。古くからある古代米が現代でもまだ栽培されている理由は神事におけるお供物として使用されてきた縁起のいい米だからという。wikipediaには、日本では1989年以降進められた農林水産省によるプロジェクト研究「スーパーライス計画」により、品種改良が進められたとあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO2800 ) 露出補正 なし
036_230912143tm X900 △舞岡公園 古米 シオカラトンボ Z50 Z18-140.jpg 36.古代米の田んぼに翔ぶシオカラトンボ
wikipediaによれば、シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)は、湿地帯や田などに生息する中型のトンボである。平地の湿地やため池にいるごく普通な種で、市街地などにも広く見られるため、日本では最もよく親しまれているトンボの一つである。胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われるようになってツートンカラーの色彩となる。この粉を塩に見立てたのが名前の由来である。塩辛との関係はない。♀はムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO2800 ) 露出補正 なし
037_230912146 X900 〇舞岡公園 古米 Z50 Z18-140.jpg 37.竹製昆虫の案山子
「NPO法人小谷戸」の里の竹細工指導員さんの作品なのだそうだ。竹細工のカマキリ、クワガタ、トンボ、そして右下にはカブトムシを付けて装われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.8 1/1000秒 25mm ISO720 ) 露出補正 なし
038_230912147 X900 〇舞岡公園 Z50 Z18-140.jpg 38.竹の顔の案山子
眼、鼻、口が竹で造られ、素通しの顔の案山子。アイデアも見事と思う。これも里の竹細工指導員さんの作品なのだろう。但し、この2つの案山子はコンテストのエントリー外だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 39mm ISO500 ) 露出補正 なし
039_230912149 X900 〇舞岡公園 エリムス・グラウクス エゾムギ属 Z50 Z18-140.jpg 39.赤い麦?
   離れたところに少し背の高い赤い穂を付けた稲?が生えていた。穂先を見ると稲ではなく麦のようだ。撮った写真をPictureThisで検索するとイネ科エゾムギ属エリムス・グラウクスと同定された。 よくわからない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1800 ) 露出補正 なし
040_230912151 X900 〇舞岡公園 アキアカネ Z50 Z18-140.jpg 40.アキアカネ
wikipediaなどで調べてみると、アキアカネ(秋茜、学名:Sympetrum frequens )は日本特産種である。同様に人里でよく知られた赤とんぼにはナツアカネ (夏茜、学名:Sympetrum darwinianum )がある。アキアカネは夏に一旦低地から姿を消し、秋に成熟成虫が大挙して出現するのに対して、ナツアカネは生活史を通じて低地から姿を消さない。そのために夏にも低地で見られる方にナツアカネの和名が与えられたのであり、活動時期自体は両種にほとんど差はない。ナツアカネは胸までも赤くなっているが、アキアカネはそこまで赤くはならないという。同定は難しいがこの個体はアキアカネだと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1400 ) 露出補正 なし
041_230912154 X900 〇舞岡公園 キツネノマゴ Z50 Z18-140.jpg 41.キツネノマゴ(狐の孫)
いまいち、ピントがシャープでないが、小さな花が咲いていた。道端に生える小柄な雑草である。夏に赤紫の小さな花をつける。キツネノマゴというのは良いネーミングだ。花序が花の咲いたあとに伸びるのがキツネの尾のようだとか、花の形がキツネの顔を思わせるからなどの説もあるが、名前の由来はよく分かっていないそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
042_230912158 X900 ◎舞岡公園 アゲハ Z50 Z18-140.jpg 42.カラタチにアゲハ -5
瓜久保の家の入口へ戻ってくると、まだアゲハが産卵行動をしていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
043_230912171 X900 〇舞岡公園 アゲハ Z50 Z18-140.jpg 43.カラタチにアゲハ -6
実が成っているカラタチの上を産卵するところを探して翔び回る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
044_230912204 X900 〇舞岡公園 アゲハ産卵 Z50 Z18-140.jpg 44.カラタチにアゲハ -7
産卵する葉を定めて、尾端を曲げる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
045_230912208 X900 舞岡公園 オクラ Z50 Z18-140.jpg 45.オクラ(秋葵)
アオイ科トロロアオイ属の植物、またはその食用果実である。wikipediaによれば、日本語名オクラは、英語名 "okra" (オクラ)からの借用語(外来語)で、その語源はアフリカのガーナで話されるトウィ語の "nkrama" に由来するという。淡黄色に中央が赤色のトロロアオイに非常に似た花をつける。開花は夜から早朝にかけてで、昼には萎んでしまうというが、そろそろ正午というのにまだ開いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.0 1/1000秒 110mm ISO5000 ) 露出補正 なし
046_230912212 X900 〇舞岡公園 マンシュウタムラソウ Z50 Z18-140.jpg 46.マンシュウタムラソウ(満州田村草)
PictureThisで検索してみたところ、マンシュウタムラソウとでた。wikipediaによれば、マンシュウタムラソウ(Serratula coronata subsp. coronata )はタムラソウの分類上の基本種で、タムラソウはその亜種で(Serratula coronata subsp. insularis )だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 62mm ISO900 ) 露出補正 なし
047_230912213 X900 舞岡公園 オミナエシ Z50 Z18-140.jpg 47.オミナエシ(女郎花)
ご存じ、秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている。オミナエシは絶滅危惧種のウスイロヒョウモンモドキの食草である。以前に訪れた兵庫県の生息地では、シカの食害によってダメージを受け、ボランティアの方々が鹿除けのネットを張ったり、オミナエシを植えたり保護を計っていると聞いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.0 1/1000秒 125mm ISO800 ) 露出補正 なし
048_230912214 X900 舞岡公園 アズキ Z50 Z18-140.jpg 48.アズキ(小豆)の花
PictureThisで調べてみると、餡子(あんこ)の原料になる食用の小豆の花だった。始めて見る。


Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
049_230912218tm X900 ◎舞岡公園 アカボシ Z50 Z18-140.jpg 49.アカボシゴマダラ -4
この日はアカボシゴマダラを多く見ることが出来た。人為的に持ち込まれた外来種のようだが、美しいチョウである。レンズが暗く、露出がアンダーになってしまったが、ソフトで補正した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし

2023年6月 7日

5月の舞岡公園 ② 2023年5月17日・26日 横浜市戸塚区舞岡公園

先週は、まだ平地産ゼフィルスの姿は見られなかった。そのあと、また雨の日が多くなり、気温も上がらない日が多くなったが、5月17日は快晴で、気温も上がるという予報だった。
 その5月17日、9時半ごろ現地に着いたが、モンキアゲハの翔ぶ姿も見られ、今日は行けそうだと感じた。ウラゴマダラシジミは発生しているらしいが、イボタノキの花に来ている姿はなかった。
 10時過ぎにクリの花が咲くポイントへ行ってみた。クリの花は咲いていたが、アカシジミの姿はない。あきらめてその場を去ろうとして、歩き始めたとき、下草にオレンジ色を見つけた。羽化したばかりの個体のようだった。今日はイボタノキの花にアオスジアゲハやツマグロヒョウモンが元気な姿を見せていた。
 ここ舞岡公園では、しばらく見なかったコムラサキが宮田池のヤナギの木の周りを翔び回っていた。しかし、なかなか止まらない。空中戦を挑んだが、撮影は難しかった。
 5月26日も収穫はなかった。クリの花で見つけたアカシジミは、後翅に鳥に啄まれた傷がある個体だった。ウラナミアカシジミにも、ウラゴマダラシジミにも会えなかった。次回、舞岡公園へ来られるのは6月に入ってからである。

000_230517038 X700 ◎△舞岡公園 宮田池 Z50 Z105mc.jpg
イボタノキの花に絡むアオスジアゲハ 2023年5月17日 横浜市保土ヶ谷区 舞岡公園

001_230517039 X900 レモン △舞岡公園 古民家 RX10M4.jpg 1.クロアゲハ♀ -1 5/17
古民家の庭でクロアゲハの♀が3mくらいの高さの木の周りをゆっくりと旋回していた。産卵をしようとしているようにも見える。まだ、傷のないきれいな個体だった。まったく止まってくれず、翔んでいるところを狙うしかない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
002_230517042 X900 〇△舞岡公園 レモン 古民家 RX10M4.jpg 2.クロアゲハ♀ -2 5/17
前の写真と同じ個体である。この木の葉の写真で、Picture This で検索したところ、レモンの木と同定した。レモンも柑橘系である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO1250 ) 露出補正 なし
003_230517045t X900 △岡公園 コムラサキ 宮田池の柳 RX10M4.jpg 3.コムラサキの追飛 5/17
宮田池の傍に数本の大きなヤナギの木がある。途中で逢った同好のかたが、「コムラサキがいましたよ。でも、なかなか止まってくれないので撮れません」との情報をくださった。しばらくしていってみると、ヤナギの木の高いところを2頭のコムラサキが、追飛していた。縄張り争いのようだ。ピントは合せられない。比較的コムラサキと分かる画を載せる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_230517004 X900 〇舞岡公園 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 4.アカシジミ -1 5/17
例年、アカシジミやウラナミアカシジミがクリの花に来るポイントへ行ってみた。しかしクリの花はまだ開花していない。しばらく様子を見たが、諦めて戻る途中、下草にオレンジ色が見えた。羽化したばかりのような新鮮な個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230517010 X900 〇舞岡公園 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 5.アカシジミ -2 5/17
同じ個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_230517015 X900 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 6.アカシジミ -3 5/17
下草の上を歩き回る。マクロレンズで寄って撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_230517053 X900 ◎舞岡公園 イボタノキ RX10M4.jpg 7.アオスジアゲハ と イボタノキ -1 5/17
舞岡公園にはイボタノキが多く、この時期は花が咲く。イボタノキの花は虫たちが好きな花のようだ。新鮮なアオスジアゲハがイボタノキに取り付いて花から花へ翔び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_230517022 X900 ◎△舞岡公園 宮田池 Z50 Z105mc.jpg 8.アオスジアゲハ と イボタノキ -2 5/17
この位置から翅を開いて翔ぶ姿を撮るチャンスはなかなかない。良い写真が撮れたと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
009_230517027 X900 ◎舞岡公園 宮田池 Z50 Z105mc.jpg 9.アオスジアゲハ と イボタノキ -3 5/17
1/1000秒のシャッタースピードで撮ると、f8 まで絞られたが、ほとんどチョウ全体にピントが合う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_230517063 X900 舞岡公園 リョウブ RX10M4.jpg 10.リョウブ(令法) -1 5/17
もう少しで花が開くリョウブの花も蝶が好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 215mm ISO250 ) 露出補正 なし
011_230526002 X900 舞岡公園 セイヨウオニシバリ RX10M4.jpg 11.セイヨウオニシバリ(西洋鬼縛り) 5/26
食べたくなるような真っ赤な実だが、セイヨウオニシバリは、特に果実および小枝にダフネトキシンが含まれているため、猛毒性である。中毒になると、窒息感を経験する。新鮮な小枝を手で扱うと、感受性の高い人では湿疹を引き起こすという。オニシバリという種もあるが、オニシバリという和名は、樹皮が丈夫で強いことから、鬼も縛ることができるという意味だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 21mm ISO1600 ) 露出補正 なし
012_230526007 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 12.多かった児童の来園 5/26
26日は公園に着いた時から小学校の低学年と思える児童たちが何組も先生方に引率されて来園していた。中には外国人の先生が引率しているグループもあった。小さな子たちは、お揃いの服を着て、帽子を被っている。カメラマンが一人ついて遠足?の写真を撮りまくっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO500 ) 露出補正 なし
013_230526009 X900 〇舞岡公園 ルリシジミ RX10M4.jpg 13.ルリシジミ 5/26
ルリシジミもイボタノキの花に集まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
014_230526016 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 14.モンシロチョウ -1 5/26
瓜久保の家の前の農家さんの土地にイモカタバミが植えられていて、濃いピンク色の花を咲かせていた。3m四方ほどの植え込みだが、そこに5~6頭ほどのモンシロチョウが翔んでいた。イモカタバミは食草ではないが、♀が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
015_230526019 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 15.モンシロチョウ -2 5/26
連写で撮った中の1コマにイモカタバミの花で吸蜜していた個体が翔び上がったところが撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 132mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_230526020 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 16.モンシロチョウ -3 5/26
前の写真の次の1コマ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 132mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_230526034 X900 ◎舞岡公園 イモカタバミ RX10M4.jpg 17.モンシロチョウ -4 5/26
♀の開翅した姿である。たかがモンシロチョウであるが、十分楽しませてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
018_230526045 X900 〇舞岡公園 クリ RX10M4.jpg 18.アカシジミ -1 5/26
17日にアカシジミがいたところのクリの木へ行ってみた。ここのクリの花はもう咲き終わりが近い。1頭だけアカシジミを見つけたが、後翅を野鳥に啄まれて傷を負っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
019_230526107 X900 〇舞岡公園 SZ50 Z105mc.jpg 19.アカシジミ -2 5/26
前の写真と同じ個体を105mmマクロレンズで撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f7.1 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
020_230526053 X900 ◎舞岡公園 ルリシジミ クリ RX10M4.jpg 20.ルリシジミ 5/26
ルリシジミもクリの花によく来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
021_230526059m2 X900 〇舞岡公園 ウグイス RX10M4.jpg 21.ウグイス
あまり良い写真ではないが、まだ、2回目のウグイスの写真を撮った。ウグイスは舞岡公園では至る所で美しい声で鳴いているが、なかなか姿を見せてくれない。居場所を見つけるのは難しい。wikipediaによれば、さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図でもあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
022_230526065m X900 〇舞岡公園 ルリシジミ♂ RX10M4.jpg 22.ルリシジミ♂
ルリシジミが多く翔んでいる。♂のブルーが輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
023_230526109 X900 ◎舞岡公園 SZ50 Z105mc.jpg 23.ルリシジミ♀ 飛翔 -1 ルリシジミの♀がヤマハギ(山萩)の新芽に産卵しようとしていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
024_230526112m X900 △〇舞岡公園 ヤマハギ SZ50 Z105mc.jpg 24.ルリシジミ♀ 飛翔 -2
こんな写真が撮れたのは初めてだ。連写していると、たまたまピントの近くで撮れることがある。こんな写真が撮れると嬉しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2022年5月29日

GW期間中の舞岡公園 5月2日

4月29日から始まったGW、今年は5月2日と6日を休めば10連休となる。ここのところ、わたくしはこの期間は遠出をしないようにしていた。
 好天で気温も高かった4月23日に舞岡公園へ行って、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハがダイコンの花やヤマツツジの花に来ていた。そしてツマキチョウ、テングチョウなど春のチョウに出会うことが出来た。
 その時にはまだ蕾だったタニウツギの花が咲く頃に、舞岡公園へ行きたいと思っていた。連休明けでは遅すぎると思い、GW中の平日である5月2日に行ってきた。駐車場も空いていて、園内を散策する人は少ない。
 4月23日は満開だったヤマツツジはすっかり花を落としてしまっていた。
 お目当てのタニウツギは5分咲きというところだった。しかし、チョウはなかなか現れてくれなかった。
 宮田池へいくと鳥を撮っておられる方が三脚を立てておられた。話しかけてこられたので、ご挨拶して、「何ミリのレンズを付けていらっしゃるのですか?」と聞いてみたところ、600mmにX2.0のテレコンを付けているとのことだった。
 そこえ、10mくらいのところにある木の小枝にカワセミが来て、止まった。Z50 に付けた18-140mmの、もちろん140㎜で撮ったが、どうにもならない。この後、飛び立っていき、池の反対側の枝に止まって、池の魚を狙っていた。嘴の下側が赤いので雌だ。
 チョウは、モンキアゲハ、ナガサキアゲハに会えず、これといった成果はなかった。

000_220502011 X700 〇舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg
宮田池で餌を探すカワセミ 2022年5月2日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220502002 X800 舞岡公園 花の落ちたヤマツツジ Z50 18-140.jpg 1.花が落ちたヤマツツジ
先月の23日に来たときは満開で、クロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハが次々に寄ってきたヤマツツジは、すっかり花を落としてしまっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1400 ) 露出補正 なし
002_220502018 X800 ◎舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg 2.宮田池のカワセミ -1
冒頭に記したように、偶然にも待つことなしに、カワセミが比較的近くの小枝に止まった。近くと言っても5m以上は離れているので、Z50に付けた18-140mmのレンズでは、これが精いっぱいだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_220502030 X800 △舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg 3.宮田池のカワセミ -2
そのカワセミはやがて飛び立った。そして宮田池を渡って反対側の木に止まった。↑ 印の上に止まっているのだが見えるだろうか?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_220502042 X800 〇舞岡公園 コチャバネ Z50 18-140.jpg 4.コチャバネセセリ
コチャバネセセリの第1化が出てくるのは今頃の季節である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
005_220502054 X800 舞岡公園 タニウツギ Z50 18-140.jpg 5.タニウツギ
楽しみにしていたタニウツギは5分咲きくらいだったが、期待したモンキアゲハ、ナガサキアゲハといった黒いアゲハたちの姿は見られなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
006_220502060 X800 舞岡公園 タニウツギ Z50 18-140.jpg 6.さくら休憩所のタニウツギ
やっと復活してきた南門手前のタニウツギだが、ここでもチョウの姿は見られなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_220502065 X800 ◎舞岡公園 ジャコウアゲハ Z50 18-140.jpg 7.ジャコウアゲハ雄 -1
バラの丸の丘の先を宮田池の東側へ下りる道がある。そこにツツジの咲くところがあるが、ジャコウアゲハ雄がしばらく飛んでいて、近くの葉に止まった。大分擦れてきている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_220502069 X800 舞岡公園 ジャコウアゲハ Z50 18-140.jpg 8.ジャコウアゲハ雄 -2
また、別のジャコウアゲハ雄が飛来した。この個体はまだきれいだった。この日はチョウの数が少なかった。これで引き上げることにする。次の舞岡公園は5月の後半だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし


2022年2月 5日

梅咲き始める舞岡公園 2月1日

2月1日、天気も良いし、風もない。思い立って舞岡公園へ行ってきた。
 クロマダラソテツシジミ観察記の途中だが、舞岡公園の状況を冷めないうちにアップしておきたい。
 「かっぱ池」の傍に咲くロウバイを見たいし、野鳥も見られるかもしれない。先日購入した Nikon Z50 と NIKKOR 18-140mm も試してみたかった。
 いつものように駐車場から南門へ行くと、門が閉められ、オミクロンかと思ったら、古民家の手前までの散策路が工事中で通行止めになっており、そこから園内に入ることが出来ない。工事中の立札には東門から入園して欲しいと書かれていた。仕方なく、けやき広場の手前まで戻って「ばらの丸の丘」の手前の東門から谷戸へ下りる。退出もここからになるので帰りの登りが辛いなと思いながら、谷戸の田んぼの入り口に出た。ここから田んぼに沿った畦道を歩き、古民家のところを散策路にあがった。
 「きざはしの池」には多くの野鳥ファンの方々がカメラを構えておられた。後で知ったのだがヤマキジがいた。アオジも撮ることが出来た。
 「かっぱ池」へ行き、ロウバイを撮って、来た道を戻る。途中アオジの雌がいた。
 古民家へ寄り、一休みしたあと、田んぼの反対側から東口への階段坂を上る。思ったより楽に登れた。
 新しいカメラは、APS-Cサイズのミラーレス機だが、その軽さは驚くほどだった。これなら、ネックストラップで首から掛けていても楽である。140mmまで延ばしても40cmまで近寄れるので、近寄って撮ることもできる。右手に SONY サイバーショット RX10M4 を持って二刀流だ。

000a_220201020t X700 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
ヤマシギ 長い嘴を湿った地面に入れて餌を探し歩く 2022年2月1日 横浜市戸塚区 舞岡公園

000b_220201024t X700 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg
アオジ 雄 窪地の斜面を歩く 2022年2月1日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220201004 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 1.南門は閉鎖
いつものように南門から入ろうとすると2月17日まで工事のため通行止めになっていた。給水管更新工事だそうだ。仕方なく来た道を戻って東口へ回る。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_220201005 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ウメが開花
東口から入ると、南口から入る散策路の谷戸を挟んで反対側に下りて行く。何回か東口から入ったこともあるが、階段がある、ちょっと急な坂を下っていく。谷戸の田んぼに出たところに、木に小さな白い花が咲いていた。白梅だ。東京の梅も、この日(2月1日)に開花したと伝えられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_220201007 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 3.野鳥愛好家
谷戸の畦道から古民家の前の散策路に上がれた。その少し先に「きざはしの池」があるが、いつものように野鳥愛好家の皆さんが並んでおられた。舞岡公園は野鳥が多いことで有名になっている。この時は、みなさんヤマシギを撮るのが目的のようだ。ここ「きざはしの池」は、水はないが湿地になっていて、そこにヤマシギが来る。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220201020 X800 〇舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 4.ヤマシギ発見
私もその列に加わって、窪地に目を凝らす。簡単には見つけられない。ちょっとした動きを察知して、ファインダーで確認する。写真で見てお判りいただけると思うが、完全な保護色なのだ。いったん目を切ってしまうと、再度見つけるのも苦労する。ヤマシギを見たのは初めてだ。若干トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_220201023 X800 〇舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 5.ヤマシギ -1
顔をこちらに向けてくれた。10mくらい離れている。越冬中は日中に活動するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_220201026 X800 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 6.アオジ 雄 -1
隣のかたのレンズが左側に振られた。何だろうと思って見ると、窪地の土手をスズメくらいの大きさの、一見緑色をした野鳥が歩いている。帰宅して調べてみたらアオジのようだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
007_220201029 X800 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 7.アオジ 雄 -2 2羽
アオジは2羽いた。共に雄のようであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO800 ) 露出補正 なし
008_220201053 X800 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 8.アオジ 雄 -3
アオジがこちらに歩いてきた。シャッターチャンスを待つが、背景が雑然としてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO640 ) 露出補正 なし
009_220201055 X800 〇舞岡公園 オオバン RX10M4.jpg 9.宮田池のオオバン
カワセミにでも会えないかと思い、谷戸を反対側に渡って、宮田池へ行って見た。池にオオバンが一羽いただけだった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220201034 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 10.ロウバイ(蝋梅)
私の知る限り、舞岡公園でロウバイがあるのは、この「かっぱ池」しかない。小さな木が1本あるだけだ。今日はこのロウバイが見たかった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 68mm ISO180 ) 露出補正 なし
011_220201063 X800 舞岡公園 ロウバイ RX10M4.jpg 11.ロウバイ -2
wikipediaによれば、「和名ロウバイの語源は、漢名の「蠟梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。「本草綱目」によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、かつ臘月に咲くことにちなむという。」とあった。 半透明でにぶいツヤのある、レモンイエローの花びらに魅力を感じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_220201038 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 12.ハクセキレイ -1
「かっぱ池」から「きざはしの池」へ戻る道筋に どこにでも見られるハクセキレイがいた。  ハクセキレイは世界中に広く分布するタイリクハクセキレイ(学名 Motacilla alba)の一亜種だそうだ。可愛い鳥だ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_220201042ts X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 13.ハクセキレイ -2
wikipediaによれば、「本種は都市部などの乾燥した環境にも適応しており、分布域の広がった近年では、コンビニの駐車場や駅のホームなどで、パン屑などの人間のこぼした食べ物を食べる様子も観察されている。 また郊外の工場などで小型の蛾を捕食することもある。壁面に留まっている蛾をホバリングして捕まえる。」と記されていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_220201074 X800 ◎舞岡公園 アオジ♀ RX10M4.jpg 14.アオジ 雌 -1
遊歩道の北門の手前に来ると、スズメのような茶色い鳥がいた。肉眼では何という鳥か判別がつかない。帰宅してモニターで確認するとアオジの雌のようだ。先ほど見てきたアオジは腹が黄色くて全体を見ると緑に見えたが、ここで見たのは、羽の模様は同じだが色は違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
015_220201073 X800 △舞岡公園 アオジ♀ RX10M4.jpg 15.アオジ雌 -2
下を向いて、エサを探しながら散策路を横切っていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
016_220201081 X800 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 16.ヤマシギ -2
「きざはしの池」に戻ってきた。ヤマシギはまだいるようで、写真を撮っている人が多い。他の方々のレンズの方向を見て、ファインダーをのぞいて見る。やっと見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
017_220201097x X800 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 17.ヤマシギ -3
長い嘴を土の中に入れて餌を探している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
018_220201105t X808 舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 18.ヤマシギ -4
トリミングして拡大している。嘴の周りには泥が付いている。嘴の感覚は非常に発達していて人間の指先のような感覚を持ち、採食をしているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO500 ) 露出補正 なし
019_220201044 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 19.古民家 旧金子家の母屋
古民家へ寄った。母屋の縁側の軒下に吊るされた赤い唐辛子が印象的だった。株ごと引き抜いた唐辛子は、軒下などに吊るして乾燥させる。 数日経って表面にシワができ、振るとカラカラと音がするようになったら完成だそうだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 26mm ISO110 ) 露出補正 なし
020_220201046 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 20.フクジュソウ(福寿草)
古民家の中庭にフクジュソウが咲いていた。周りは落ち葉がいっぱいなのに、フクジュソウの花が咲くところだけは、掃いたようにきれいに土が現れている。インスタ映えのためか?ちょっと不自然で感心しない。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_220201114 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 21.ウメ開花
東口に戻るため、谷戸の畦道に下りる。東口への坂道の登り口に白いウメの花が咲いていた。まだチラホラという咲き方だが、もうすぐ春だと思わせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO500 ) 露出補正 なし


2021年6月12日

舞岡公園 やっとミドリシジミ♀1頭 5月31日

今週後半は天気が悪くなるという予報だ。平地産ゼフィルスに会いたいのでいつ行こうかと思っていたが、今日行くことにした。どうも今年は発生が遅れているようだ。例年なら一番早く出てくるはずのアカシジミすらまだ見ていない。ブログ「舞岡公園の自然2」を拝見しても、ここ数日でウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ、ウラナミアカシジミは発生しているようだが、その個体数は少ないようだ。
 午前9時に舞岡公園に着き、いつものコースを歩き始める。シジュウカラの5~6羽の群れがいた。リョウブの花はまだ蕾のようだ。この日はサトキマダラヒカゲが多かった。
 ゼフィルスのいそうなところを目を皿のようにして歩くが、見当たらない。例年はアカシジミやウラナミアカシジミが見られるところで、同好のかたが「開いてますよ」と教えてくださった。すでに撮影されたようで「どうぞ」と指さされた方向を見ると、ミドリシジミの♀が開翅していた。今年初めてのゼフィルスだった。
 さらにクリの花の咲くところへも行って見たが、アカシジミの姿はなかった。
 小谷戸池の傍のウマノスズクサが生えているところにジャコウアゲハが産卵に来た。後翅が大きく破損している♀だったが、産卵する場面を観察できた。3cmくらいになった幼虫が1頭付いていた。

001_210531001 X800 シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.シジュウカラ
歩いて行くと梢から数羽の鳥が飛び出した。すぐ近くの枝に止まってくれたので見るとシジュウカラだった。まだ幼鳥かも知れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
002_210531007 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 2.サトキマダラヒカゲ -1
写真では診難いが大きな木の根元に樹液でも出ているところがあるのだろうか、サトキマダラヒカゲが吸汁していた。全く保護色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210531008 X800 ヒメジョオン 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.ヒメジョオン(姫女苑)
  一昨日は裏高尾でハルジオン(春紫苑)を観察した。舞岡公園に生えているのはヒメジョオンだ。葉の幅は細く茎の上の方はすっきりしている。蕾は上向きについていて、舌状花の輪郭はくっきりしている。この両者には同じようなチョウが吸蜜に来る。彼らは両者を区別しているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210531013 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 4. サトキマダラヒカゲ -2
散策路にヒメキマダラヒカゲが飛び出してきて、地面に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210531021 X800 〇ウツギ 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.ウツギの花に来たモンシロチョウ
これも保護色になっている。モンシロチョウがじっとしていると見つけられない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210531029 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.サトキマダラヒカゲ -2
長久保の炭焼き小屋の方へ入って見ると、ここでもサトキマダラヒカゲが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210531031 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 7.ウラギンシジミ♂ -1
古民家の裏庭でその縁側に腰を掛けて一休みしていると、小型のチョウが 庭の植え込みに敏捷に飛び込んできた。ウラゴマダラシジミかと期待したが、近くの梢の止まったのはウラギンシジミだった。高いところに止まったので、全体が見えないが、緋色が鮮やかな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_210531038 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ウラギンシジミ♂ -2
回り込んでチョウの顔が見えるように撮ったが、翅を閉じられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210531044ts X800 〇カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 9.カワセミ登場 -1
谷戸の畦道を歩いていると宮田池の方からカワセミが飛んできて、田んぼの向こう側の田の番号標識に止まった。 15m~20mくらいは離れているだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_210531060tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.カワセミ登場 -2
すぐに飛び立ち、隣の田んぼに建てられた杭に止まった。何だか怖い顔をしている。嘴の下側が赤いので♀だ。♂は黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
011_210531063tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.カワセミ登場 -3
後ろからカラスが飛んできた。杭から飛び立つ。もう少し露出をアンダーにすればよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
012_210531075 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 12.テングチョウ
今年もテングチョウの発生が活発のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 13.ゴマダラチョウ春型♂
瓜久保の家の前に田んぼがあるが、その向こう側で梢に止まったチョウがいた。距離があって、肉眼でも、ファインダーでも同定できない。手持ち撮影の限界と思いながら連写する。後でモニターで確認すると、舞岡公園では、アカボシゴマダラに侵入されて、姿を見るのが珍しくなったゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 14.ゴマダラチョウ春型♂ トリミング
トリミングして拡大する。少し傷があるが、立派なゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
015_210531095 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 15.ミドリシジミ♀ O型 -1
先に見つけられた方がいた。もう撮影されていたらしく「どうぞ」と言って場所を指してくださり、場所を譲ってくださった。今年初めてのゼフィルスは ミドリシジミ♀ のO型だった。飛ばれるとチャンスを逃すので、まずシャッターを切る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO500 ) 露出補正 なし  
016_210531103 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 16.ミドリシジミ♀ O型 -2
レンズを伸ばして撮った。少し擦れたところはあるが、羽化して間もないように思えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210531115 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.ミドリシジミ♀ O型 -3
一旦飛び立ったが、すぐ近くの葉に止まってくれた。この位置の方が尾状突起も伸び、左前翅にあった擦り傷もめだたなくてきれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_210531128 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 18.ヒメジャノメ
ゼフィルスを探して歩いていると、茂みの中からヒメジャノメが飛び出した。この種は舞岡公園にはあまり多くはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
019_210531130t X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 19.クリの花とテングチョウ
アカシジミが吸蜜していないかとクリの花を探索した。アカシジミはいなかった。今年は発生が遅いのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
020_210531132 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 20.イチモンジチョウ
この季節はイチモンジチョウが多い。都会ではあまり見ることが出来ないチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
021_210531136 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 21.ジャコウアゲハ 産卵シーン -1
小谷戸池の傍にほんの僅かであるがジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサが生えているところがある。そこへジャコウアゲハの♀がやってきた。長いあいだジャコウアゲハという和名の由来は♀の翅の色に由来すると思っていた。実は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来するのだそうだ。(成分はフェニルアセトアルデヒド)。この♀は後翅の半分近くがちぎれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
022_210531141t X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 22.ジャコウアゲハ 産卵シーン -2
ウマノスズクサの葉にアプローチしている。破損した後翅をカットしてやった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
023_210531149 X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 23.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
産卵しようとする尾端がこちら側を向いている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 なし
024_210531151ts X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 24.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
尾端を曲げて産卵している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO800 ) 露出補正 なし
025_210531168 X800 〇幼虫 舞岡公園 RX10M4.jpg 25.ジャコウアゲハ幼虫
幼虫は手では触れたくないような姿をしている。黒褐色~黒色で、白色の帯がある。全身に太い突起があり、突起の先端は赤い。毒草であるウマノスズクサを食べて育つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2021年2月 8日

舞岡公園の蝶 55種 (15) ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)

舞岡公園へ行くようになって、20年近くになるが、最近はあまりゴマダラチョウを見なくなった。公園の散策路を歩いていて、見かけるのはほとんどがアカボシゴマダラになってしまったのだ。同じエノキを植樹とするので、当然競合は起こるのだと思う。
  舞岡公園で初めてアカボシゴマダラを見たのは、2004年の秋、枝に残った熟した柿の実で吸汁している姿だった。しばらくの間、後翅の赤い紋を新鮮な思いでながめ、美しいとも思っていたが、いまはゴマダラチョウの清楚ないでたちの方を好ましく思う。

舞岡公園の蝶 55種 (15) ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)

4.タテハチョウ科 ⑤   ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)
 
13) ゴマダラチョウ

41301 2011年5月31日 撮影
春型 黄色いストローが鮮やかだ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 7mm ISOオート )  露出補正 なし
01_110531017T X800 A640.jpg
41302 2011年5月31日 撮影
この個体、後翅が大きく破損していた。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_110531069 X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41303 2011年6月6日 撮影
春型の♀。アカボシゴマダラに負けないよう頑張って欲しい。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
03_110606064TDPLF X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41304 2015年9月12日 撮影
古民家の近くに柿の木がある。その柿にゴマダラチョウが来ていた。ゴマダラチョウは舞岡公園ですっかり少なくなったと思う。勢力を拡大する外来種のアカボシゴマダラとの競合だろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 236mm ISO180 )  露出補正 -0.3段 
04_150912003 X800 P610.jpg
41305 2015年9月12日 撮影
そこへアカボシゴマダラが飛来した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO250 )  露出補正 -0.3段
05_150912006 X800 P610.jpg
41306 2015年9月12日 撮影
アカボシゴマダラの赤い紋は確かにきれいだ。しかし、ゴマダラチョウの清楚な姿は品がある。  

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO125 )  露出補正 -0.3段
06_150912016 X800 P610.jpg


14) アカボシゴマダラ(外来種)

41401 2005年6月24日 撮影
4齢幼虫 7月中頃に夏型として成虫になるのだろう。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macroデータ不詳
01_050624036 X800 4令 D100 Tokina100.jpg
41402 2005年9月12日 撮影
このチョウ(外来種・中国原産?)が初めて関東で記録されたのは1998年藤沢市だといわれる。私が、その藤沢市の新林公園で目撃したのが2003年だった。舞岡公園で初めて見たのは2005年である。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
02_050912034 X800 D100.jpg
41403 2005年9月12日 撮影
この日は舞岡公園のあちこちでアカボシゴマダラ(外来種)が飛んでいた。鮮やかな色彩模様のチョウだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
03_050912058 X800 D100.jpg
41404 2005年9月12日 撮影
♂のポートレートのような写真が撮れた。完品だ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
04_050912063 X800 D100.jpg
41405 2005年9月29日 撮影
この年は特に個体数が多かったようだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
05_050929072 X800 D100 Tokina100.jpg
41406 2006年9月4日 撮影
秋口には個体数が多かった。コンデジでシャープに撮れた。

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 7mm ISOオート ) 
06_060904092 X800 A620.jpg
41407 2008年9月3日 撮影
毎年コンスタントに発生を続けている。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  プログラムオートで撮影 ( f9 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_080903009 X800 D300 Tokina100.jpg
41408 2008年9月3日 撮影
既に舞岡公園では普通種だ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/200秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_080903024 X800 D300 Tokina100.jpg
41409 2010年6月1日 撮影
春型の♀。エノキに産卵している。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
09_100601043 X800 D5000 VR18-200.jpg
41410 2010年6月1日 撮影
平地産ゼフィルスを探して歩いていると、アカボシゴマダラに出くわす。樹液で吸蜜中。  

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10_100601113 X800 D5000 VR18-200.jpg
41411 2010年6月1日 撮影
前の写真と同じ個体。春型の♀。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
11_100601120 X800 D5000 VR18-200.jpg
41412 2010年6月1日 撮影
舞岡公園で、私が知る樹液の出ているところはここしかない。しかし、数年前から樹液は全く出なくなってしまった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
12_100601140 X800 D5000 VR18-200.jpg
41413 2011年6月6日 撮影
春型の♀。初めて、谷戸を渡って悠々と飛んでいるところを目撃したとき、「あの真っ白な大形のチョウは何だ!」と思った。  

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 7mm ISOオート ) 露出補選 -1.0段
13_110606022 X800  A640.jpg
41414 2011年6月6日 撮影
   産卵中の春型♀。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 105mm ISO800 ) 露出補正 なし
14_110606050 X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41415 2011年7月18日 撮影
瓜久保の家で。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 6mm ISO125 ) 露出補正 なし
15_110718018T X800 G12.jpg
41416 2013年9月17日 撮影
宮田池の先の舞岡川で。アカボシゴマダラは舞岡公園の広い範囲で見られる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.61/250秒 4mm ISO100  ) 露出補正 なし  
16_130917026 X800 HS50EXR.jpg
41417 2016年8月31日 撮影
エノキの周囲を翔ぶ。舞岡公園へ行くと必ず見られるチョウになった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
17_160831010  X800 G7X.jpg


2020年2月27日

チョウ現れず野鳥を探す 舞岡公園 2月23日

新型コロナウィルスのパンデミックが危惧されている。東京を例にとるならば2月23日現在の感染者は29人で都の人口をおおよそ14,000千人とすると、感染している人は、約0.0002%であり、50万人に1人である。罹患する確率は極めて低い。しかし絶対に罹らないとは言いきれない。そう考えると動きが鈍くなる。ましてや今、自分が知らないうちに感染しているとしたら、絶対に人にうつしてはならないなと考える。
 2月23日が天皇誕生日で休日になったのでまた、2月22日、23日、24日と3連休である。22日は風が強かったが、この日、23日は良い天気となった。マイカーで舞岡公園へ出かけてみることにした。
 穏やかな日だったが、気温がイマイチ上がらない。越冬していたチョウたちが飛び出してくるかと思っていたが、姿を見ることはできなかった。

 
1.カワヅザクラ
舞岡公園にはカワヅザクラはないが、駐車場から公園南門に通じる道に、まだ2mくらいの高さにしか育っていない1本のカワヅザクラが花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
001)200223001 X800 河津桜 RX10M4.jpg
2.ヒイラギナンテンの花
ヒイラギナンテンの黄色い花が咲いていた。ヒイラギナンテンは中国、台湾原産で江戸時代初期に渡来したという。魔除け、厄除けの縁起物だそうだ。実は6月頃には黒紫色になって白い粉を吹き、葉は厚みのある革質で光沢があって、葉縁の荒い鋸歯は鋭い刺状である。葉は冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO400 ) 露出補正 なし
002)200223004 X800 ヒイラギナンテン RX10M4.jpg
3.冬の谷戸
この時期に舞岡公園に来ることはほとんどなかった。刈り取られた稲が春を待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
003)200223015 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ハンノキ(榛の木)の花と果実
水車小屋の近くに生えているハンノキでは、昨年の10月ころに成熟した果実(右下)と花(蕾?)が同時に見られた。花の房の先に付く雌花はあまり目立たないが、4~5cmほどの棒のような雄花が下がっていた。花はこれから咲くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
004)200223021 X800 舞岡公園 ハンノキの花房と実 RX10M4.jpg
5.鳥を待つカメラ
水車小屋の近くの野鳥が来そうなところで、三脚が立てられ、望遠レンズやスコープを付けたカメラが並ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO500 ) 露出補正 なし
005)200223024 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.アカハラ -1
ほとんど水がなく湿地となった池の前にも、野鳥を狙うカメラマンが大勢いらっしゃった。周囲から聞こえてくる会話やレンズの向く方向を頼りに、私もRX10M4のズームレンズを伸ばしてみる。20mくらい先の窪みに何がが動く。検討を付けてフォーカスをして、シャッターを切った。ファインダーやモニターではその鳥の形態がわからず、種もわからない。周りにいた方々から「アカハラ」という声が聞こえた。画像はトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
006)200223031 X800 △舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
7.アカハラ -2
アカハラは同じところを行ったり来たりしていて、なかなか近づいてくれない。チョウも飛ばないのでしばらく野鳥を探してみる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
007)200223082 X800 〇舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
8.カシラダカ
同じ湿地には違う野鳥もいた。ムクドリもいる。木の枝に小さな鳥が飛来した。眼が悪いのでこれも眼鏡をかけてもはっきり見えない。帰宅して調べてみたところカシラダカの♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008)200223043s X800 〇舞岡公園 カシラダカ♀ RX10M4.jpg
9.ツグミ -1
ツグミもいた。保護色になって、動かなければ何処にいるのか全く分からない。画面でもわかり難いが、右端の方で、やや上を向いて歩いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
009)200223050s X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
10.ツグミ -2
ツグミはアカハラに比べて歩き回る範囲が広い。しかし、なかなか近くにやってきてくれなかった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010)200223057ts X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
11.アオジ -1
違うところで動く野鳥がいた。アカハラやツグミではない。この鳥も何という種かわからなかったが、帰宅して調べてみるとアオジのようだ。アカハラやツグミよりは近いところを歩き回っていた。♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
011)200223096 X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
12.アオジ -2
腹は黄色だった。可愛らしい姿をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO1600 ) 露出補正 +0.7段
012)200223103tm X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
13.カワセミ♀ -1
何時も愛鳥カメラマンの姿がある谷戸の向こう側の宮田池へ行ってみた。この日はスマホのカメラで何かを撮っている方が一人いただけで、三脚の林立はなかった。傍におられた方が「そこにカワセミが止まってますよ」と教えてくださった。多分近くにお住まいの方とお見受けする。易しいようでなかなかとりにくい。露出をマイナス補正して撮ったが、アンダーになってしまった。Photoshopでレベル補正した。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 213mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
013)200223156s X800 舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
14.カワセミ♀ -2
先ほどの方が、「くちばしの下側が赤ければ♀ですよ」と教えてくださった。後で、モニターで拡大して見ると、くちばしの下が深紅になっていた。それにしてもじっと微動だにせずに、止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 151mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
014)200223163 X800 〇舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
15.ロウバイ
カッパ池の傍に1本のロウバイの木がある。花が咲いているときに来たことは過去に1度しかなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
015)200223166 X800 舞岡公園 ロウバイ RX10M4.jpg
16.餅つき
古民家へ戻ってきた。餅つきが行われている。新型コロナウィルスのため皆さんマスク着用だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO320 ) 露出補正 なし
016)200223173 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
17.マンサク 黄色
wikipediaによれば、マンサクは2月~3月に、葉に先駆けて花が咲く。花にはがく、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。がくは赤褐色または緑色で円い。花弁は黄色で長さ1.5cmほどの細長いひも状になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
017)200223178 X800 舞岡公園 マンサク RX10M4.jpg
18.マンサク  赤
隣には珍しい赤褐色の花を咲かせたマンサクがあった。アカバナマンサクと呼ばれる品種があるそうだが、これがそうなのかはわからない。マンサク(万作)の語源は明らかでないが、早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説があるそうだ。この日、とうとうチョウは1頭も現れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
018)00223177 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg


2015年4月 6日

舞岡公園 春 花と蝶 3月27日


 3月27日、この日は20℃近くまで気温が上がるという。今年も花粉症に悩まされているが、春の蝶を見に舞岡公園へ行く。

 予報通り暖かかった。公園を散歩する人たちも多い。サクラにはまだちょっと早いが、まだ、枯葉や枯草が多いところに美しい花が咲いていた。特に、ナノハナ、レンギョウ、サンシュユ、マンサク、それにヒイラギナンテンといった黄色い花が生き生きとしている。

  一方、蝶はウラギンシジミやキタテハといった昨年成虫となって冬を生き抜いてきた蝶たちや、モンシロチョウ、ベニシジミといった今年成虫となった蝶が飛び始めていた。

  汗ばむような暖かさだったが、午後になって風が出てきたので、駐車場へ戻る。若いお母さん達が小さな子供さんを連れて、やがてサクラが咲く広場でお弁当を食べていた。

1.キフジの花
キブシともいうそうだ。キブシは漢字で木五倍子と書き、五倍子は薬用や染料用として使われる。キブシの種子はこの五倍子の代用になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.アセビ
先日、石垣島のバンナ公園で絶滅危惧種と言われるリュウキュウアセビを見てきた。リュウキュウアセビはこのアセビの変種とも言われるが、見た目で違いが分からない。アセビにもいろいろな蝶が吸蜜にくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.コブシ
漢字では辛夷と書くモクレン科の花。青空に映える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.コブシの花
コブシの花は遠くから眺めることが多いが、近くで見る花の形は趣が異なる。つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに似ているところからこの名前になったという説があるらしい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ウラギンシジミ♀
冬を越したウラギンシウジミの♀が飛んできた。あまり破損していない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.キタテハ -1
このキタテハも越冬蝶だ。今日のように暖かい日には元気よく飛び回る。背景が保護色になっていて、飛び出して初めて気づくことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.サンシュユ
漢字で山茱萸と書く。中国及び朝鮮半島が原産だそうだ。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになったという。この時期、マンサクとか、レンギョウとか、トサミズキといった小さな木に咲く黄色い花が鮮やかだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.サンシュユの木
ミズキ科だそうだ。傍に行って花を見ないとサンシュユと解らない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 40mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.シダレザクラ
小谷戸の里に入る門の傍にシダレザクラの木がある。いっぱい蕾を付けていてかわいい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.赤と白のボケ
ボケは毎年、2月から3月に掛けて、ここ舞岡公園や、保土ヶ谷公園で目を楽しませてくれる。漢字で木瓜と書くバラ科の花。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも言われている。ライブ・ビューで広角側で撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタキチョウ
落ち着きがなくなかなか止まってくれないので、良い構図で撮る余裕がない。やっと、タチスボスミレの一輪に止まってくれたが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ウグイスカズラ
高さ3m位の木に小さなピンクの花を付ける。鶯が鳴くころに花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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13.マンサク
サンシュユと木の高さが似ているので、傍に行かないと区別がつかない。えんじ色が混じった、ねじれた黄色い毛糸のリボンのような花を枝いっぱいにつけている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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14.深紅のボケ
ピンク、白、そして赤い花も咲くバラ科の花だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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15.ミツマタの花
沈丁花(ジンチョウゲ)と同じように花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片だそうだ。 花はボンボンのように密集しているが、よく見ると4枚の萼片を持つ花の集まりである。漢字で三椏と書く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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16.柳が芽吹く
いつも多くの愛鳥フォトグラファーが三脚を立てている宮田池の傍に立つ数本の柳の木が一斉に芽吹き、緑鮮やかになった。この柳でコムラサキが・・・。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
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17.菜の花とハナアブ
舞岡公園には菜の花が少ない。これは古民家の庭に咲く菜の花だが、数本しかない。ナノハナはモンシロチョウをはじめ、蝶を呼んでくれるのだが。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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18.満開のミツマタ
15.の写真は白い花のように見えたが、このミツマタは黄色い花に見える。花はどちらも黄色なのだが、こちらのミツマタは満開で白い萼片より、黄色い花の部分が大きくなり、より黄色に見える。ミツマタの樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。しわになりにくく高級で、また虫害も少ないので、1万円札などの紙幣や証紙など重要な書類に使われる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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19.キタテハ -2
枯葉が落ちた路上に良く止まっている。保護色になっていて、踏み込んで飛び出して初めて「あっ!いた」と気が付くことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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20.キタテハ -3
上から押さえつけて撮っては絵にならない。ローアングルで撮った。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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21.ベニシジミ
ベニシジミももう生まれてきている。蝶にも春が始まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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22.ヒメアカタテハ
越冬したヒメアカタテハだろう。写真を撮りにくいところに止まってくれた。位置を変えてくれるかとしばらく待ったが、飛んで行ってしまった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
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23.ホトケノザ
漢字では「仏の座」と書く。名の由来は、花の下にある葉が茎を包み込むようになっているのを仏の蓮華座に見立てたものであるという。オドリコソウの仲間だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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24.モンシロチョウ
この日はたくさんのモンシロチョウを見た。しかし意外と撮れない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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25.キタテハ -4
冬を越したキタテハ秋型は、この日たくさん飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.ヒイラギナンテン
柊南天と書く。鮮やかな黄色の花を咲かせていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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27.レンギョウ
連翹と書く。連翹は漢名であり、和名はそれを音読みしたもの。Wikipediaによれば、漢方医学では「連翹」と呼ばれ、解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬として用いる。成分にトリテルペン、モノテルペングリコシド、リグナンを含み、強い抗菌作用があるとのこと。レンギョウの植え込みは黄色い絨毯のように花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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28.桜の下で
この日、桜はまだ少ししか咲いていなかった。小さなお子さんを乳母車に乗せたお母さんたちが、桜の木の下で団らんの時間を楽しんでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
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2015年2月 3日

冬の舞岡公園 2月2日


 Bali島旅行から帰ってきて、しばらくフィールドを歩くことがなかった。冬は蝶が飛ばないので舞岡公園へは行かないのだが、少し、新しい車を動かしておきたいのと、散歩をしようと思い、HS50を持って行ってきた。

 この日は朝から快晴だった。10時少し前に家を出たが、公園に着いた頃は、まだ手がかじかむほどの寒さだった。しかし、歩きはじめると、気温も上がり、体も温まってくる。歩くのにはちょうど良い。

  今日は目的が一つあった。瓜久保のかっぱ池のところにある蝋梅を観ることだ。きっと見ごろだと思う。
  冬に舞岡公園を歩くことは、初めてではないにしても、滅多にない。木々が葉を落とし、青空が透けて見える。ミドリシジミの食樹であるハンノキも葉を落とし、花が残る。畦道は霜でぬかるんでいる。池には薄氷が張っていた。

  この時期、鳥を撮りに来られている方が多い。ただ、公園の散策路を歩いていても鳥のさえずりは聞こえない。だが、湿地には、今まで見たことのない鳥がいた。私もHS50でトライしてみたが、10m以上離れているところにいる鳥を手持ちで撮るのはまず無理だ。HS50の望遠端(35mm版換算1000mm)で撮るが、よほど光の条件が良くないとクリアには撮れない。

1.東門から谷戸へ下りる
蝶を撮りに来るときは通常、下の南門から入るが、この日は東門まで行き、古民家の手前の谷戸へ下りた。特に何があるわけでもない。冬の谷戸は寒々としている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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2.早咲きの梅
東門から降りたところの畔に白梅が咲いていた。蕾をいっぱいつけている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/600秒 82mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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3.古民家は休館日
今日は第1月曜日。古民家のある小谷戸の里は第1と第3月曜日は門が閉ざされていて中に入ることができない。小谷戸の里の中に、モンキアゲハがやってくるクサギの木と、トラフシジミが好きなリョウブがある。蝶を撮りに来る季節には、休館日に気を付けなくてはならない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 35mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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4.ハンノキ
毎年6月頃に蝶愛好家を楽しませてくれるミドリシジミの食樹であるハンノキもすっかり葉を落とし、花が付いていた。雌雄同株、雌雄異花のハンノキの花は、冬に枝の先端に尾状の雄花序が2~5個、下垂する。雌花序は、雄花序の直下の各葉腋に1個づつ、1~5個付くそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/800秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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5.ヤマシギ
ほとんど水のない、きざはしの池の枯葉に覆われた湿地の上を、ハトよりもやや大きい鳥が3羽、その長いくちばしで土を突いていた。10m 以上は離れている。保護色で解りにくい。大きなカメラを持った方に「なんという鳥ですか?」と伺ってみたところ、「ヤマシギでしょう」と教えてくださった。トリミングした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixel
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.コサギ
ロウバイ(蝋梅)を観ようとかっぱ池の方へ向かった。瓜久保の入り口の田んぼにコサギが飛んできた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/420秒 57mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.ロウバイの木
かっぱ池と田んぼの間にロウバイの木がある。一度だけ、ここで花が咲いているのを見たことがあるが、冬には来ることがほとんどないので、その後、見る機会がなかった。この日はロウバイの花を見るのも目的だった。絶好のタイミングだったと思う。和名の由来は、唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/340秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ロウバイの花
黄色い花は厚ぼったく、蝋細工のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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9.アオジ -1
かっぱ池からの戻り道、路の脇に小さな川が流れる、その茂みで何か動いている。きれいな、初めて見る鳥がいた。アオジのようだ。暗くて撮りにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/60秒 66mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.アオジ -2
アオジは2~3羽いたが、そのうちの1羽が飛び立って近くの梢に止まった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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11.シロハラ
瓜久保の入り口に、これも見たことがない鳥がいた。ヒヨドリほどの大きさだ。私が撮っていると、鳥を撮っていらっしゃる方が一人来られて、一緒にレンズを向ける。3m 位まで近づけた。その方に「なんという鳥ですか?」と伺ったところ、「シロハラだと思います」と教えていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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12.マガモ
宮田池にマガモが6~7羽元気に泳いでいた。中に1羽だけ♀がいる。水鳥はこのマガモたちしかいない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/750秒 185mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.モズ -1
そろそろ帰ろうと先ほどヤマシギがいたきざはしの池まで戻ってきた。大勢の人が3脚を並べている。みなさんは、まだ、ヤマシギを狙われているようだ。そこに飛んできたのが、この可愛らしい鳥だった。名前が解らないので、後で、n-shuhei さんにおお尋ねしたところ、さっそく、「堺市の鳥 モズ」と教えていただいた。モズも初めて見る鳥だった。周囲が同じようで解りにくいので、少しトリミングした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 111mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.モズ -2
前の写真と同じ個体である。今日は初めて見て、初めて撮る鳥がヤマシギ、アオジ、シロハラ、そしてモズと4種類もあった。来てよかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.冬の風物詩
きざはしの池の前には、大勢の鳥愛好家の方々のカメラが並ぶ。みなさん凄い装備だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/850秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。