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2023年8月31日

立山を抜けて黒四ダムへ ⑤ 2023年8月8日-10日 立山黒部アルペンルートとトロッコ電車・上高地3日間

室堂から立山の下を、立山トンネルトロリーバスで抜けて、大観峰(2,316m)へ。大観峰の展望台でこれから下りていく黒部湖の眺めを楽しんだ。
 大観峰へは20年も前になるが2003年の8月の終わり頃に、長野県側から逆にロープウェイで登ってきて、そこから長野側に戻る日帰りバスツアーで来たことがあった。
 立山ロープウェイは黒部平(1,828m)に下りる。2003年に訪れたときには、クジャクチョウ、アサギマダラなどが花を訪れていたが、今回は全く蝶を見なかった。
 黒部平からは黒部ケーブルカーで黒部湖へ。黒四ダムの堰堤を歩き、黒部ダム駅(1,470m)から関電トンネルバス(電気バス)に乗って、長野県の扇沢へ抜けた。途中、難工事だった破砕帯の箇所も通過した。前に来たときはトロリーバスだったが、2018年に電気バスになった。
 ちなみに、立山駅から扇沢までの立山黒部アルペンルート通り抜けの運賃は合計で9,300円だそうだ。(https://www.smarttraveljournal.info/2020/10/tateyama-kurobe-alpine-route-discount.html 参照)
 私たちが立山駅まで乗ってきたアルピコ交通のバスは、回送されて扇沢で待っていてくれた。バスは夕方5時過ぎに白馬の樅ノ木ホテルに到着した。温泉に浸って疲れをとり、バイキングの夕食、品数は少なかったが、味は悪くなかった。夜スーツケースを自宅へ宅配手配した。

000_230809159 X700 〇黒部湖と後立山連峰 ロープウェイ G7X.jpg
大観峰から眺める黒部湖と後立山連峰 2023年8月9日 ロープウェイは大観峰から黒部平へ

076_230809157 X800 〇黒部湖と後立山連峰 G7X.jpg  76.大観峰から黒部湖を望む
大観峰(2,316m)から黒四ダムの水を貯える黒部湖を見る。ここから、ロープウェイで黒部平(1,828m)に下りる。そこからケーブルカーで黒四ダムの大堤防の手前へ下りる。ープウェイに乗る時間まで、大観峰の展望台で待ちながら、雄大な景色を見下ろした。後立山連峰の頂上付近は見えないが、写真の中央やや右側がスバリ岳(2752m)と針ノ木岳(2,821m)だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 16mm ISO250 ) 露出補正 なし
077_230809161 X800 〇黒部湖と後立山連峰 ロープウェイ G7X.jpg 77.大観峰を出発する立山ロープウェイ
私たちが乗る1本前のロープウェイが下りて行った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 19mm ISO200 ) 露出補正 なし
078_230809171t X800 〇黒部湖と後立山連峰 ロープウェイ G7X.jpg 78.行き交うゴンドラ
立山ロープウェイは、途中に支柱が1本も設けられていないワンスパン方式を採用している。前の写真から3分ほど経った。片道7分となっている。高低差は488m、水平の長さは1,638m、斜長は1,710m だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
079_230809180 X800 〇黒部湖と後立山連峰 ロープウェイ G7X.jpg 79.登りのロープウェイ -1
登りのロープウェイが上がってきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO125 ) 露出補正 なし
080_230809182 X800 〇黒部湖と後立山連峰 ロープウェイ G7X.jpg 80.登りのロープウェイ -2
黒部湖の向こう側に聳え立つのは、後立山連峰の針ノ木岳(2,821m)山肌である。ゴンドラの定員は81人だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 32mm ISO125 ) 露出補正 なし
081_230809187 X800 〇大観峰ロープウェイ車窓 G7X.jpg 81.立山ロープウェイに乗車
15分くらい経って、黒部平へ下りるロープウェイに乗車した。皆さんは黒部湖の方を眺めるので、私は反対側の大観峰駅の方を撮った。このロープウェイは1968年(昭和43年)に着工され、1970年に開通し、営業運転が開始されている。今までに搬器(ゴンドラ)は2回更新されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO250 ) 露出補正 なし
082_230809193 X800 〇大観峰ロープウェイ車窓 後立山連峰G7X.jpg 82.まもなく黒部平に
黒部湖の向こう側に見えるのは、スバリ岳(2752m)と針ノ木岳(2,821m)山腹の岩肌である。時刻は2時半になった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
083_230809199 X800 〇黒部平 ツリガネニンジン G7X.jpg 83.黒部平に到着 ツリガネニンジン(釣鐘人参) 思ったより観光客は少なかった。この時間から室堂へ上がる人は少ないのだろうか。大観峰まで上がって、黒部湖と後立山連峰を眺めるだけでも価値はある。期待していたチョウの姿はなかった。ツリガネニンジン(釣鐘人参)が咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
084_230809200 X800 〇黒部平 ナナカマド G7X.jpg 84.色づくナナカマド(七竈)
都会は暑い日が続いているが、ここは季節が進んでいるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
085_230809201 X800 〇黒部平 G7X.jpg 85.黒部平
標高は1,828mである。結構、高い。後ろに見えるのは赤沢岳(2,678m)と思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
086_230809207 X800 〇黒部湖 G7X.jpg 86.黒部湖の南側
黒部平から、今度は黒部ケーブルカーに乗って、黒部湖の西端に降りつく。ここから黒四ダムの堤防を渡っていく。ツアコンさんから「右側の景色もいいですよ」と声がかかった。黒部湖の南側、後立山連峰からつながる山々を眺める。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 21mm ISO250 ) 露出補正 なし
087_230809210 X800 〇黒四ダム G7X.jpg 87.放水
6月26日~10月15日の間、ダムの観光放水が行われている。ダムの堰堤を対岸へと歩き、堰堤の左側から下を覗き込むと、迫力ある放水が見られた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
088_230809216 X800 〇黒四ダム 放水直上 G7X.jpg 88.放水された先の流れ
観光放水を上から望める。黒四ダム堰堤の長さは全長492mもある。左岸(ケーブルカーの黒部湖駅側)からの眺めと、堰堤の中ほどを過ぎて右岸(電気バス黒部ダム駅側)とで景色が異なる。写真は放水された黒部湖の水の流れていく先である。この黒部川は、昨日、黒峡谷トロッコ電車に乗って観光した方へ流れ、やがて、日本海にそそぐ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
089_230809221 X800 〇黒四ダム 放水直上 G7X.jpg 89.堰堤のほぼ真ん中から<br> 堰堤のほぼ中央から覗き込むようにして、下を眺めた。ダムから川へ放水する際には霧状にしている。これは放水の勢いで川底が削れてしまうのを防ぐためだそうだ。日が当たると虹が現れる。堰堤を扇沢への電気バス黒部ダム駅側に渡り切ると、大迫力の観光放水の全貌を最も近い場所で観ることができるレインボーテラスと新展望広場とがある。だが、階段を上がらなければならないのでやめた。毎秒10t 以上の放水をほぼ真横から楽しめるビュースポットだそうだ。関電トンネル電気バスで赤沢岳(2,678mの下を抜け、長野県側の扇沢へ抜け、宇奈月から回送されて来て待っていてくれていたアルピコ交通のバスで、今夜の宿へ向かった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし

2023年8月23日

富山から室堂へ ③ 2023年8月8日-10日 立山黒部アルペンルートとトロッコ電車・上高地3日間

2日目の8月9日、いよいよ、富山県側から長野県側に抜ける黒部立山アルペンルートである。
富山駅前のホテルを8:30に出発。車窓を眺めながら立山ケーブルカーの立山駅まで1時間20分ほどバスに乗った。富山駅からここまでは富山地方鉄道立山線の特急に乗っても1時間ほどで来ることができる。
 立山駅(標高475m)10:20発のケーブルカーに乗り、美女平(977m)へ向かう。急勾配のケーブルカーは所要約7分で美女平についた。
 ここから、立山黒部貫光が運営する路線バス、立山高原バスで1時間弱、標高2,450mの室堂へ上がる。車窓の眺めは左側の席が良いというが、皆さんよくご存じで左側の席に殺到する。私たち夫婦は右側に座ることになった。落差が350mある日本一の称名瀧は左側にあり、見ることはできたが、バスは写真撮影のため停車してくれたものの良い写真は撮れなかった。
 室堂に着く。ホテル立山と繋がっている室堂バスターミナルの階段を上がって展望台へ上がる。そとは雨が降っていた。山の天気である。晴れてくるのを期待していったん、室堂バスターミナルビルの2階へ戻り、無料休憩室で、予約してバスに積み込まれていた弁当を食べる。これも味は良かった。

000_230809404 X700 室堂平 RX10M4.jpg
室堂から立山三山北側の別山2792峰方面を望む 2023年8月9日 富山県 中部山岳国立公園

034_230809119 X800 〇富山市電 G7X.jpg 34.超低床車のTLR0600形(ポートラム)
出発前に、昨晩「写楽」からの帰りに路面電車を降りた停留場まで、路面電車を見に行ってきた。この車両は0600型(ポートラム)という。2020年富山地方鉄道に吸収合併された富山ライトレールの車両であった。富山ライトレールが富山港線向けに導入した路面電車車両で2007年鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 26mm ISO160 ) 露出補正 なし
035_230809125 X800 〇富山市電 G7X.jpg 35.富山地方鉄道7000形電車
東京都電8000形をモデルとしており、日本車輌製造で1957年から1965年にかけて22両、車両番号デ7000形7001 ~7023(7004は欠番)が製造された。この車両は7021番である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_230809138 X800 〇富山→立山駅 G7X.jpg 36.富山から立山へ
バスはホテルを8時半に出発した。私たち夫婦に与えられた席は、今日は一番前だった。車窓からの写真は撮りやすい。日本海にそそぐ常願寺川を渡る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 29mm ISO160 ) 露出補正 なし
037_230809140 X800 〇富山→立山駅 G7X.jpg 37.常願寺川
バスは富山地方鉄道立山線に沿って走っているようだ。富山県中新川郡立山町 および富山市を流れ富山湾に注ぐ一級河川である常願寺川は、富山県の七大河川の一つである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 29mm ISO250 ) 露出補正 なし
038_230809144 X800 〇富山→立山駅 立山山麓スキー場 G7X.jpg 38.立山山麓スキー場
立山駅に近いところにある、極楽坂と、らいちょうバレーの2つのエリアで構成される立山山麓スキー場が見えてきた。wikipediaによると、11本のコースがあり、最大傾斜32度、高低差は708mあり、広さは140ha、最長滑走距離3,000m、リフトは全部で7本あるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
039_230809145 X800 〇富山→立山駅 地鉄立山線 G7X.jpg 39.富山地方鉄道立山線
立山駅を発車した宇奈月行の電車が走ってきた。モハ10043形と10044形の2両編成だ。この車両はかつて京阪電気鉄道が保有していた5代目の特急形車両である。1971年(昭和46年)から1973年(昭和48年)にかけて製造された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 ) 露出補正 なし京阪電鉄の
040_230809369 X800 立山駅 ナナカマドRx10M4.jpg 40.ナナカマドの実
立山ケーブルカーの立山駅に着いた。駅舎の傍にナナカマドが実を付けていた。ナナカマドは5月に白い花が咲き、7月には緑の実、8月には黄色の実を付けているのが見られる。そして秋に実は赤く成り、葉は真っ赤に紅葉する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
041_230809374 X800 立山駅 RX10M4.jpg 41.黒部立山アルペンルート立山駅
公共交通機関で来ると、宇奈月から立山駅に着き、ここで立山ケーブルカーに乗り換え、美女平へと進む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO320 ) 露出補正 なし
042_230809377 X800 立山駅 RX10M4.jpg 42.立山ケーブルカーのりば
駅舎の中に入る。構内にはショップがある。改札は団体と個人客に分かれていた。個人客の方が優先されるようである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO320 ) 露出補正 なし
043_230809379 X800 立山駅 RX10M4.jpg 43.立山ケーブルカーのホーム
立山ケーブルカーは、富山地方鉄道立山線との連絡駅である立山駅から、室堂への連絡バスの発着する美女平駅までを結ぶ立山黒部貫光のケーブルカー路線である。運行開始は昭和29年(1954年)という歴史あるケーブルカーだそうだ。wikiprdiaによれば、美女平までの距離は1.3kmあり、最大勾配は560 ‰(29 度14分)、高低差487mだそうだ。所要7分で結んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
044_230809381 X800 立山駅 RX10M4.jpg 44.柱状節理
車窓からは柱状節理の岩肌を見ることができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 33mm ISO1250 ) 露出補正 なし
045_230809383m X800 美女平駅 RX10M4.jpg 45.立山ケーブルカー 美女平駅
家内は杖を使っているので、このような階段は少々苦手である。アルペンルートの乗り物の乗り降りは少々気の毒だった。ごめんなさい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 なし
046_230809389 X800 〇美女平駅 RX10M4.jpg 46.モンキチョウ -1 美女平
美女平で高原バスの発車まで少し時間があった。外へ出てみる。ヒメジョオンの花にモンキチョウが来ていた。今回のツアーで始めて見る蝶だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
047_230809390 X800 〇美女平駅 RX10M4.jpg 47.モンキチョウ -2 美女平
モンキチョウは数頭いた。他に何かいないかと目を凝らしたが、いなかった。美女平の標高は1,000m弱だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
048_230809396 X800 美女平駅 RX10M4.jpg 48.立山高原バスの改札
高原バスは路線バスなので、自由席である。景色を見るには左側が良いのだが、無理をせずに右側の席に座った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO2500 ) 露出補正 なし
049_230809398 X800 美女平→室堂 高原バス 称名瀧 RX10M4.jpg 49.称名瀧
バスは富山県屈指の秘境スポットという「称名滝」が見えるポイントに差し掛かる。バスは徐行し、いったん止まったりもしてくれたが、右側の席からではよい写真は撮れなかった。「称名滝」は立山連峰を源流とする滝。その落差は350mで、日本一を誇る。弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込む。国指定の名勝および天然記念物、日本の滝百選、日本の音風景100選にも選ばれているそうだ。名称は、法然上人が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」という称名念仏の声と聞いたことに由来すると伝えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
050_230809155 X800 〇立山→美女平 G7X.jpg 50.高原へ
バスは40分近く走ってきた。車窓の景色が変わってきている。確かではないが、森林限界に達し、天狗平というあたりまで来たのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
051_230809156 X800 〇立山→美女平 G7X.jpg 51.残雪 は「雪の大谷」の名残りか?
あと少しで室堂に着くところで右側に雪が残っているところがあった。4月から5月には有名な「雪の大谷」として大勢の観光客が押し寄せるそうだが、この辺りなのだろうか? 春が来て、除雪の際にできる「雪の壁」でできた約500mの区間を「雪の大谷」と呼び、吹きだまりのため特に積雪が多く、その高さは20mを超えることもあると。室堂平では6mほどの積雪だが、「雪の大谷」はその南側にある国見岳(2,621m)からのびる稜線の風下にあたり、吹きだまりとなってこのような積雪になるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
052_230809405 X800 室堂平 RX10M4.jpg 52.室堂から眺める立山連峰
ホテル立山に直結する室堂バスターミナルに着いた。1階にあるコーヒーショップや蕎麦コーナー、立山山頂簡易郵便局を横目で見て。ツアコンさんの跡について、階段を上がり、展望台に出てみた。展望台から室堂の遊歩道に行けるのだが、残念ながら少々冷たい風が吹き雨が降っている。少し様子を見ようと、下(2階)にある広い休憩所で、弁当を食べることにした。奥のほうに空いている席を見つけた。私は写真が撮りたいので、かみさんは残して、再び展望台へ上がってみる。山の天気は変わりやすい。晴れ間が出てきていた。東側の方を見ると頂上付近に雲がかかった立山連峰を眺めたときは、大正池から穂高連峰を見たときのように感動を覚えた。右(南側)のほうが主峰の雄山(3,003m)、大汝山(3,015m)、富士ノ折立(2,999m)からなる立山本峰である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし

2022年9月21日

富士山五合目・富士本栖湖リゾート・勝沼「一古園」 続き 8月30日

霧の富士山五合目でキベリタテハに出会えるとは思っても見なかった。
 昼食を終え、バスの出発時間までの間、レストハウスの前で富士山山頂の雲の動きを眺めていた。この条件でキベリタテハに会えたのだから、もし晴れていたら、周囲にはどんなチョウがいるのだろうかと思いをはせていた。ちょっとネットで調べてみると、キベリタテハのほかに、クジャクチョウ、シータテハ、ミドリヒョウモン、アカタテハ、アサギマダラなどの写真があった。
 さて、次は、本栖湖の近くの「富士本栖湖リゾート」で、本年の夏より初開催される「虹の花まつり」を見に行く。天気が良ければ富士山を背景に、ジニアやサルビア、ルドベキアなど10 種類のカラフルな花々と緑が楽しめるというが、この天気では「富士山を背景に」は期待できない。ここ「富士本栖湖リゾート」では、毎年4月中旬から5月下旬にかけてに「富士芝桜まつり」が開催されている。15年くらい続られているようだ。遊園地「富士急ハイランド」を旗艦事業として行楽・サービス業などを展開している富士急グループが経営している。
 富士山五合目から約1時間バスに揺られたが、着いたとたんに雨が降り出した。園内に入ると傘を差さねばならないほどの本降りになってしまった。Z50 はカメラバッグに仕舞い込み、左手で傘を持ち、G7X を右手に持って片手撮りになった。
 30分くらい園内を散策し、バスに戻る。 2時少し前に富士本栖湖リゾートを出発、甲府から少し中央高速に乗り、勝沼の「一古園」という立派なブドウ園で、「シャインマスカット狩り・食べ放題」がこの日最後のイベントだった。 

000_220830048 X700 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり ルドベキア G7X.jpg
富士本栖湖リゾート「虹の花まつり」 2022年8月30日(雨)  山梨県南都留郡富士河口湖町

020_220830124 X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg 20.五合目からの富士山 雲が流れる
富士山頂の様子は刻々と変わる。青空も見えるのだが、すぐ姿を隠す。チャンスを待つ。気が付かずにセットされてしまっていたシャッタースピード優先(1/100秒)で撮っていた。初歩的なミスだ。しかし、f32に絞られても、画像はよい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f32 1/100秒 46mm ISO 100 ) 露出補正 なし
021_220830133m X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg 21.五合目からの富士山 青空と押し寄せる雲
富士山頂は五合目からは南の方角にある。南から雲が押し上げられてくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f22 1/100秒 29mm ISO 100 ) 露出補正 なし
022_220830139 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg 22.五合目郵便局
レストハウスに郵便局があった。中に入って様子を見てみたが、アッピールしてくるものは何もなかった。富士山頂を指さす登山家2人の銅像があった。初めてスイスへ観光旅行をしたときに、朝、モンブランの麓のシャモニーの町を散歩をしたとき、パルマ広場というところに「パルマとソシュールの銅像」が立っていたのを思い出した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f11 1/100秒 21mm ISO 100 ) 露出補正 なし
023_220830142 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg 23.富士山五合目広場 レストハウス五合園の前は広場になっていて、登山客、観光客が大勢うろうろしていた。天気が良ければもっと混雑するのだろう。久しぶりに外国人観光客を多く見た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f16 1/100秒 32mm ISO 100 ) 露出補正 なし
024_220830143 X800 富士山五合目 イタドリ Z50 18-140.jpg 24.イタドリ(虎杖)
そろそろバスが停めてあるところに行こうと歩く。イタドリが咲いていた。この花にもチョウが良く来る。晴れていたらきっと何かいたに違いない。和名イタドリの語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説になっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先オートで撮影  ( f16 1/100秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
025_220830144 X800 富士山五合目 ナナカマド Z50 18-140.jpg 25.ナナカマド(七竈)
ナナカマドの葉が赤くなってきていた。ナナカマドの和名には諸説があるそうだが、wikipediaによれば、よく知られるのは、「大変燃えにくく、7度竃(かまど)にくべても燃え残る」ということから付けられたという説が広く流布しているそうだ。一緒に歩いていたバスガイドさんが「ウルシかな」と言っていたが、ウルシ科のハゼとよく似ている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/100秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
026_220830147 X800 富士本栖湖 虹と花まつり Z50 18-140.jpg 26.富士本栖湖リゾート ルドベキア
バスは富士スバルラインを下って、河口湖の手前を左に曲がって、本栖湖へ向かった。到着したころは小雨だったが園内に入ると本降りになってきた。雲が立ち込めている。入園するとルドベキアという花が咲いていた。このショットを最後に、Nikon Z50 はバッグに仕舞い、Canon PowerShot G7X にする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f13 1/100秒 53mm ISO 100 ) 露出補正 なし
027_220830032 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり アゲラタム G7X.jpg 27.アゲラタム?
縁の奥に進む。左側には竜神池があり、橋がアクセントになっている。渋い赤紫のフジバカマのような花は、アゲラタムというらしい。チョウが来そうな花だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
028_220830034 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コリウス G7X.jpg 28.虹の花まつり
先日行ってきた富良野や美瑛の花畑を想起する、虹のように帯状に花が咲いていた。手前の濃い赤は花でなくコリウスという観葉植物だ。その向こうに白と紫のサルビアが咲き、一番向こうの黄色い帯はジニアだと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
029_220830038 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビア ナナディープブルー G7X.jpg 29.サルビア
パンフレットを見ると、サルビアのナナディープブルーという品種のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
030_220830039 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビア ボンファイアー G7X.jpg 30.赤いサルビア
これもサルビアだが、ボンファイアーという赤いサルビアだ。梓みちよさんの歌(1975年)に「赤いサルビア」があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
031_220830042 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり サルビアとジニア G7X.jpg 31.黄色い葉
これも観葉植物と思うが、名前が分からない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
032_220830045 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コリウス G7X.jpg 32.コリウス
wikipediaを見てみた。コリウスとは、シソ科コリウス属の植物の総称。和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。熱帯アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア、東インド諸島、フィリピンに分布する。園芸品種として種間雑種も作出されていると記述されていた。葉の色はえんじ色・オレンジ・明るい黄色・サーモンピンクなど、いろいろあるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
033_220830049 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり オオカッコウアザミ G7X.jpg 33.オオカッコウアザミ?
Picture This で検索してみた。出された回答はオオカッコウアザミだった。パンフレットにはアゲラタムという花が載っていた。アゲラタムの和名はカッコウアザミという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
034_220830054 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり ジニア G7X.jpg 34.ダリア
園内のいちばん奥まで来た。そこにはダリアやマリーゴールドなどが植えられていて、きれいに咲いていた。本栖湖リゾートの広さはどれくらいなのか、パンフレットには書かれていないが、春に行われる「富士芝桜まつり」では約2.4ヘクタールの植え付け面積に、「首都圏最大級」の約80万株のシバザクラを植えたとあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
035_220830061 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり G7X.jpg 35.Peter Rabbit English Garden
パンフレットには、「ガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏がデザイン監修を手掛け、約300種類の草木や花々とピーターラビットをはじめとするキャラクターたちの共演をお楽しみいただけます」と説明されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_220830064 X800 富士本栖湖リゾート 虹の花まつり コヒマワリ G7X.jpg 36.コヒマワリ(小向日葵)
Peter Rabbit English Garden に咲く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
037_220830067 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 37.勝沼ブドウ園「一古園」
「虹の花まつり」では30分ほど鑑賞して、バスに戻り、この日最後の目的地である勝沼の「一古園」というぶどう園に向かった。バスは「一古園」の、ブドウ棚がありその下に机と椅子が並べられて、ブドウを食べたり、食事をするところに停まった。シャインマスカット食べ放題のぶどう畑へは、歩いて片道7分くらいかかるそうだ。だが、写真のぶどう棚の下で、シャインマスカットの食べ放題もできる。私たち老夫婦はブドウ棚の下を選択した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
038_220830069 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 38.ピッテロ ビアンコ
棚になっているブドウは果粒の形が特徴的な白ブドウ「ピッテロ ビアンコ」という品種だ。果肉はしまっており、"ぷりっ"とした食感だそうだ。糖度は15度程度前後、酸味が少ないためとても甘く感じるブドウという。「ピッテロ ビアンコ」は、その果粒の形から「淑女の指」という意味の「レディー・フィンガー」または「レディース・フンガー」という別名でも知られているという。ちなみに価格は、500gで1,080円(税込)ほどである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
039_220830075 X800 勝沼 一古園 G7X.jpg 39.ブドウ園売店
ブドウ棚の下で食べた食べ放題のシャインマスカットはとても甘くて美味かった。だが、ひと房も食べられない。ツアー代金に含まれていたが、食べ放題の料金は1,500円だったようだ。お持ち帰りはご法度。甲州種の白ワインを1本買い求めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2022年1月20日

みなとみらい X'Mas マーケット と夜景 2 of 2 12月15日

戻り道はすっかり日が暮れていた。往きも通った汽車道をまたぐように建設されたホテル「ナビオス横浜」の開口部に向かって歩いて行くと、右手に高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」が、時々色を加えながら鮮やかな色を放ち輝いている。
 その左側に、漆黒となった空を背景に、クィーンズ・スクエア3棟のビル、そしてランドマークタワーが、その窓の明かりを縁取るように輪郭を見せる。空気が澄んでいて気持ちが良い。
 左手に行き交うゴンドラを眺め歩いているうちに、日本丸のマストが見えてきた。

000_211215101 X700 みなとみらい RX10M4.jpg
正面にみなとみらい地区のビル群を眺めながら 2021年12月15日

020_211215079 X800 〇みなとみらい 赤レンガ 5分の1秒 RX10M4.jpg 20.ホテル「ナビオス横浜」の開口部
1号館から赤レンガパークの西側から左に歩き、来た時と同じように赤レンガ倉庫前の交差点を渡り、汽車道へ戻るべくホテル「ナビオス横浜」を目指して歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_211215085 X800 〇みなとみらい 赤レンガ 5分の1秒 RX10M4.jpg 21.新港中央広場
右手に新港中央広場を見ながら、万国橋へ歩く。まだまだ、人通りが多い。いや、まだ宵の口である。新港中央広場は横浜赤レンガパークや横浜新港に隣接した新しく整備された公園で、まだ整備中だが、昼に見ると緑が広がる四季の花々が美しい公園と広場になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/25秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_211215087 X800 〇みなとみらい 汽車道 RX10M4.jpg 22.ランドマークタワーの灯かり
汽車道と呼ばれる鉄道廃線跡をまたぐように建設された「ナビオス横浜」は「横浜国際船員センター」とも呼ばれ、一般財団法人日本船員厚生協会が運営する船員・海事関係者のための福利厚生施設であるが、一般の人も利用可能であるという。その鉄道配線跡の開口部の下をくぐると、正面にランドマークタワーの灯かりが見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/25秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_211215089m X800 〇みなとみらい 汽車道 RX10M4.jpg 23.汽車道
線路のあとが見える。ここから汽車道がはじまるようだ。設けられた六角形のライトをくぐって、赤レンガ倉庫方面を振り返った。汽車道は、1911年(明治44年)に敷設された旧横浜駅(現在の桜木町駅)と新港埠頭を結ぶ臨港線(税関線)の廃線跡を利用した約500mのプロムナードであり、桜木町駅前と新港地区とを結ぶ、鉄道廃線跡を利用して1997年に開通した遊歩道である。 汽車道は土木学会による「土木学会デザイン賞2001」において最優秀賞を受賞した。特に汽車道をまたぐように建設されたホテル「ナビオス横浜」の開口部によって確保された汽車道から赤レンガ倉庫への見通し景観を、優れた動線設計として評価したとされている。(wikipedia参照)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/25秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
024_211215095 X800 〇みなとみらい Sky Cabin RX10M4.jpg 24.「YOKOHAMA AIR CABIN」と ランドマークタワー -1
ロープウェイの運河パーク駅付近より桜木町方面を眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_211215099 X800 〇みなとみらい Sky Cabin RX10M4.jpg 25.「YOKOHAMA AIR CABIN」と ランドマークタワー -2
少し引いて撮る。汽車道の左側を万国橋から大さん橋の方へ流れる運河の水にみなとみらいの灯が映る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/30秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_211215107m X800 ◎みなとみらい RX10M4.jpg 26.ランドマークタワーの灯かり
汽車道で右(北側)と左(東側)に分かれる運河(大岡川)の汽車道の右側、よこはまコスモワールドから横浜港に流れる運河に映る灯かりは、彩りがある。正面には日本丸のマストが見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_211215113 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 27.みなとみらいの灯かり
カメラを右に振る。 高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」は、この時赤く輝き、時計は 17:35 をを示していた。 「コスモクロック21」の放つ色は変わるのだが、この時はしばらく赤い光のままだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_211215117 X800 みなとみらい RX10M4.jpg 28.ヨコハマナイトビュークルージング
汽車道の第三橋梁のたもとに、ヨコハマナイトビュークルージング のボートが停泊していた。小さな船である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
029_211215120 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 29. ヨコハマナイトビュークルージング 乗り場
ここがチケット売り場のようだ。そのサイトを見ると「コスモクロック21・海上保安庁・赤レンガ倉庫・大桟橋・氷川丸・マリンタワー・ベイブリッジを眺めます」とあった。30分間で大人1300円だった。40分ごとに運行していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/50秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
030_211215122 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 30.海辺の遊歩道<br> 第三橋梁を渡り汽車道から右側に離れて、水辺を歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/50秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
031_211215129m X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 31.ランドマークタワーとクィーンズタワーA.B.C棟<br> 行きがけに写真を撮ったナナカマドのところへ戻ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
032_211215139m X800 ◎みなとみらい RX10M4.jpg 32.輝く「コスモクロック21」
この時、「コスモクロック21」の光に青が加わり、赤と青のグラデーションになっていた。「コスモクロック21」は、1989年に開かれた「横浜博覧会Yes'89」のアトラクションとして誕生した。直径100m、台座を含めた全高は112.5m。8人乗りのゴンドラは時計の秒針と同じ60台ある。乗ったことはないが、眼下に広がる横浜港や街並みなど雄大なパノラマに目を奪われていると、1周15分の空中遊覧はあっという間だという。毎日、日没ごろから始まる、約1670万色が表現できるフルカラー発光ダイオード(LED)の光のアートは、毎時0分、15分、30分、45分から約6分間行われ、花火のように横浜の夜空を彩るそうだ。時計は17:48と表示されている。17:45から始まった光の6分間のアートだ。左側のビルはホテル パシフィック だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/50秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
033_211215142 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 33.日本丸 ライトアップ -1
日本丸は時々見に来ているが、ライトアップされているときにまじかで見ることはなかった。第一橋梁を渡って、右手に下り、停泊している旧横浜船渠第1号ドックの傍へ行って見た。白い船体が目映い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
034_211215149m X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 34.日本丸 ライトアップ -2 船尾
停泊している旧横浜船渠第1号ドックを右回りに一回りしてみ折る。これは船尾側から見たところ、向こう側は桜木町駅前方面で、神奈川県民蔵座ビルやコレット・マーレがある。月に一度ほど、普段はたたんでいる全ての帆を広げる総帆展帆が行われる。現在の日本丸の帆(セイル)は全部で29枚あるそうだ。すべて手作業で広げている。この作業は訓練を終えて登録されているボランティアの人たちの協力で行われるが、約2,000人あまりの人が登録されていて総帆を展帆するためにその中から毎回100人ほどのボランティアの人たちが参加しているそうだ。総帆展帆も見に行ったことがある。http://n-shuhei.net/studio_yamako/2016/05/19_1609.php

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
035_211215153 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 35.日本丸 ライトアップ -3 船尾
右舷の方へ回る。帆船 日本丸 は国指定重要文化財である。平成30年度から2か年かけて、帆船日本丸の大規模修繕が行われた。20年ぶりにドック内の海水をすべて排水し、ドライドックの状態にして、老朽化している船体・船底をはじめ、甲板やヤードなどの修繕が行われた。この大改修中の帆船 日本丸 も見に行った。 http://n-shuhei.net/studio_yamako/2019/01/13_1317.php

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
036_211215156 X800 〇みなとみらい RX10M4.jpg 36.日本丸 ライトアップ -4 船尾
「日本丸」ではなく「にっぽん丸」という船もある。母港は東京で、商船三井客船(通称:MOPAS)が運航する外航クルーズ客船である。初代のにっぽん丸は1958年竣工で、総トン数 は 10,770トン、全長:145mだった。現在のにっぽん丸は3代目で、竣工時の総トン数は21,903トン、全長は166.65m である。 「コスモクロック21」の時計は 18:00 になった。1時間半、歩いて、夢中で写真を撮っていたときは寒さを感じなかったが、ランドマークタワーから桜木町駅への動く歩道(英語では、moving walkway などと呼ばれる)で歩かずに海の方を眺めていると寒くなってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 27mm ISO3200 ) 露出補正 なし


2016年8月11日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(3 終) 7月24日

晴れそうもないのでそろそろ引き上げようと思い、池の平湿原の駐車場の方へ向かう。帰りも歩いてマイカーを置いてある地蔵峠の駐車場まで湯の丸高峰林道を歩くのだ。地蔵峠は海抜1732mだから緩やかな下り坂なので楽である。
 少し晴れ間が出て、明るくなった。コヒョウモンに混じってモンキチョウが飛び出す。離れたところで♂♀が絡んでいたので、望遠端で撮ってみた。ファインダーを覗いたときはわからなかったが、後でモニターを見るとミヤマモンキチョウのようだ。別の♀が近くまで飛んできて、ハクサンフウロに止まり、吸蜜をしている。まぎれもなくミヤマモンキチョウだった。ここへはベニヒカゲのころ、すなわち8月の後半に来ることが多かったので、これまで一度しかミヤマモンキチョウに会ったことはない。ラッキーだった。
 帰路も花の写真を撮りながら地蔵峠へと歩く。午前中にベニヒカゲがいたゲレンデにも寄ってみたが、ベニヒカゲはいなかった。
 地蔵峠の駐車場に戻ったのは2時半を少し回っていた。一休みして朝に登ってきた県道94号線を下る。帰りは小諸インターから上信越道に上がった。途中一度SAで休憩し、順調に走り無事帰宅したが、往復で7時間半のドライブは少々疲れた。

62.ミヤマモンキチョウ♂
離れたところでモンキチョウらしき♂と♀が絡んでいるのが見えた。もしかしたらミヤマモンキチョウかと思って連写した。モニターで拡大してみるとミヤマモンキチョウだった。近づけないのでこれが精いっぱいの写真である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.ハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウ♀​​
霧が移動して明るくなると、数頭のミヤマモンキチョウが飛んでいるのが見える。1頭の♀がハクサンフウロの止まり、吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
64.近くに来てくれたミヤマモンキチョウ♀
今度はまた別の♀が木道の近くのハクサンフウロに来てくれた。木道しか歩けないので、向こうから来てくれるのを待つしかないのだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.クロマメノキとミヤマモンキチョウの卵​​
ミヤマモンキチョウの食樹であるクロマメノキに卵が2っ産みつけられていた。リュックの中に入れて持ち歩いていたTAMRON 90mmを付けたD5000で撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro​​
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2​5​​​0秒 90mm ISO5​60​​​ ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.ウスユキソウで吸蜜するコヒョウモン
木道から少し離れたところで咲いているウスユキソウにコヒョウモンが来ていた。ウスユキソウとコヒョウモンの取り合わせは初めて見る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.コヒョウモン
コヒョウモンがあちこちで飛ぶようになり、いろいろな花に立ち寄っては吸蜜するようになった。すこし、明るくなったようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 300mm ISO280​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.キンバイソウ? 金梅草
見るからに高山植物らしき、小さな花が岩に絡んで咲いていた。キンバイソウだろうか。小さな花をマクロで撮っておけば良かったと後悔。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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69.コシジバイケイソウ -1 越路梅蕙草​​
木道の傍らに見たことのない花が咲いていた。「この花の名は?」という掲示板に投稿して、教えていただいたところ、コシジバイケイソウという花だそうだ。コシジは北陸の越路を意味するそうで、 コバイケイソウとバイケイソウの中間種という。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​500秒 35mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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70.コシジバイケイソウ -2
後で花の名を調べようと思って、花を大きく撮っておいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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71.ツリガネニンジン 釣鐘人参
風が吹くと揺れてオート・フォーカスは外れてしまう。鈴の音が聞こえてきそうな可憐な花だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320秒 155mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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72.クロヒカゲ開翅
相変わらず飛んでいるのはクロヒカゲが多い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
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73.ヤナギラン 柳蘭
高さ0.5-1.5 mのほとんど枝分れせずまっすぐ上に伸びるこの花は良く目立つ。しかし、この花に蝶が来ているのを見たことがない。 

  Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 300mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
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74.ミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲ -1
池の平の駐車場を出て、湯の丸高峰林道を湯の丸へと戻り始める。D5300をリュックに収め、90mmマクロを付けたD5000を首からかける。マルバダケブキの花にミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2​5​​​0秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
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75.ミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲ -2
2頭は夢中で吸蜜していて、花から離れそうにない。近づいて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2​5​​​0秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
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76.ヒメキマダラヒカゲ
ミドリヒョウモンは飛んで行った。残ったヒメキマダラヒカゲはどうやら♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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77.ヤマオダマキ -1  苧環
今まで見てきたオダマキと少し違う。花は黄色だが萼片が紫色だ。しかし、花弁や萼片の色には変異があるという。オオヤマオダマキかと思ったが、オオヤマオダマキは北日本に分布し、また、花の先端の角のような距という部分がより内側に巻き込まれているというのでオオヤマオダマキではないと思う。 

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/40​​​0秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
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78.ヤマオダマキ -2 苧環
この黄色い萼片のヤマオダマキの方が咲いている数は多かった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
160811_078.jpg
79.ナナカマド 七竃
もう紅葉し始めている木があった。ナナカマドだろうと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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80.ハナチダケサシ 花乳茸刺 
よく似ている花が多くみられる。ネットで調べてみると、このハナチダケサシは、基本種のトリアシショウマや変種のアカショウマに似ているが、花序が密で先があまり垂れず、花弁が長く雄しべの倍以上ある。トリアシヨウマなどは林縁に生えていることが多いが、ハナチダケサシは日当たりのよい草地でも目にすることが多い・・・と記されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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81.ノアザミにモンキチョウ
アザミの花は時がたつと傷んでしまうことが多いが、咲き始めたばかりできれいだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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82.アカショウマとヒメキマダラヒカゲ
アカショウマと思われる白い花にヒメキマダラヒカゲが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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83.交通事故に遭ったクロヒカゲ
車にひかれてしまったクロヒカゲの死骸に別のクロヒカゲが寄り添っている。どうやら吸汁しているようだ。道路の水たまりなどに、捕えたカラスアゲハの死骸を翅を開いて置いておくと、他のカラスアゲハが集まってくるという習性があり、ほかの種でも同じようなことが見られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO480 ) 露出補正 なし
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84.ゲレンデに咲くヤナギラン
湯の丸スキー場のゲレンデは夏の間花畑になる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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85.サカハチチョウ夏型
黒地に白い逆さ八文字が鮮やかなサカハチチョウの夏型が飛んできて、少し離れた地面に止まった。1回シャッターを押すのが精いっぱいで、どこかに飛んで行ってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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86.ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ -1
ヒメキマダラセセリかコキマダラセセリか迷ったが、前翅前縁の前頂にかけての形からコキマダラセセリと同定した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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87.ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体。この写真方が前翅前縁の反り上がりが判りやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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88.ゴイシシジミ -1
昨年来た時には地蔵峠の駐車場から、少し湯の丸キャンプ場の方に入ったところにゴイシシジミがいた。そこでゴイシシジミの写真を撮って帰ろうと思っていたが、その前に、ここ湯の丸高峰林道で見つけることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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89.ゴイシシジミ -2
これは別の個体。チラチラと数頭が飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
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90.エルタテハ
日が出てきたと思ったら、エルタテハが飛んできて路上に止まった。忍び足で近寄ったが、1回シャッターを切ったところで逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
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91.スジグロシロチョウ
ウツギの花だろうか白い花にスジグロシロチョウが止まって、じっとして吸蜜している。ふと見つけたが、はじめは気が付かなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
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