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2024年5月 3日

桜さがし 2024年3月31日 横浜市保土ヶ谷区

3月13日の日本気象協会による東京のサクラの開花予想は、3月21日開花、28日満開ということだった。しかし、3月は15日までに15℃を越えた日はほとんどなく、20度に達した日は全くなかった。ようやく16日、17日に20℃を越えたが、またそのあと肌寒い日が続き、やっと、29日、30日、31日と20℃を越えた。東京のサクラ開花予報は3月24日に延ばされた。しかし、靖国神社のソメイヨシノ標本木はなかなか開花しない。そして気象庁により開花が宣言されたのは29日だった。
 3月31日、横浜は27℃近くまで上がり、汗ばむほどの日になった。
 私の住む近くには、数か所桜が咲くところがある。小学校の傍の公園、水道道沿いの桜並木。それと帷子川河畔の帷子川公園の遊歩道、帷子川の向こう側の横浜ビジネスパーク付近だ。この日は、桜を探しにそのあたりを歩いてみた。
 約600種あるというサクラの品種はとてもとても素人の私には同定できない。

000_240331061 X700 ◎帷子川河畔 ヤマザクラ RX10M4.jpg
帷子川河畔のヤマザクラ? 2024年3月31日 横浜市保土ヶ谷区

001_240331003 X900 峰岡公園 コヒガンorカンヒザクラ RX10M4.jpg 1.自宅近くの公園 -1
まずは、自宅の近所にある公園に行ってみた。ここは昨年秋にクロマダラソテツシジミを撮ったところだ。年配の方々が、グランド・ゴルフを楽しむそのグランドのわきに、1本の小さなサクラの樹が花を咲かせていた。コヒガン系の早咲き桜だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO125 )
002_240331015 X900 〇三井マンション前 RX10M4.jpg 2.水道道沿いの桜並木 -1
水道道というのは国道16号と帷子川の間を通る道だ。横浜には水道道と呼ばれる道が3本あるらしい。写真は横浜の方向を見ているが、この先左側に一昨年新装開店したAEONがある。左側は高層集合住宅で、この並木はその建設の際に造られたものと思われる。桜はまだ3分咲きにもならない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 31mm ISO400 )
003_240331008 X900 三井マンション前 RX10M4.jpg 3.水道道沿いの桜並木 -2br 花はソメイヨシノだと思うが、日当たりの良いところでは、三分咲きというところか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
004_240331010 X900 〇三井マンション前 RX10M4.jpg 4.水道道沿いの桜並木 -3 「胴吹き桜」
よく写真のように樹の幹から芽が出て花を咲かせていることがある。「胴吹き桜」というのだそうだ。調べてみたが、わかりやすく解説してくれている資料はなかなかない。老木に多いが、木にエネルギーが不足してくると急いで葉を増やそうとして幹の途中から芽を出すとの解説もあった。「胴吹き桜」はよく見かける光景で、ついつい写真を撮りたくなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixel
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO1000 )
005_240331022 X900 〇帷子川河畔 RX10M4.jpg 5.帷子川河畔の桜と鯉のぼり
これは帷子川の右岸にある桜の樹。葉が先に出てきていて、花は数輪咲き始めていた。オオシマザクラだろうか。明日から4月だが、早くも鯉のぼりが帷子川を泳ぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 23mm ISO250 )
006_240331025 X900 ◎ 帷子川河畔  RX10M4.jpg 6.オオシマザクラ? -1
前の写真と同じ樹。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 54mm ISO320 )
007_240331032 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 7.ヤマザクラ?
特徴からしてヤマザクラだと思うが。wikipediaによれば、ヤマザクラは日本固有の品種で、日本に自生する10もしくは11種あるサクラ属の基本野生種の一つ。花期は3月下旬から4月中旬である。花は赤味を帯びた新芽の芽吹きと同時に開花する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 81mm ISO200 )
008_240331036 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg
8.オオシマザクラ? -2
見たところこの樹はかなり古いと思う。葉は出てきているが花はほとんど咲いていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO250 )
009_240331041 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 9.帷子川公園の桜並木
川沿いに植えられているサクラの樹はソメイヨシノである。道路の右側は集合住宅の敷地になるがそこにはオオシマザクラなど古い樹が多い。ソメイヨシノはほんの僅か、咲き始めていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 15mm ISO250 )
010_240331051 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 10.八重咲の白い花 モモ
純白の八重の花が咲いていた。葉はほとんど出ていない。3mくらいの高さの樹だが枝はまっすぐ上に延びていた。この写真をPictureThisで検索してみると、ソメイヨシノという結果が返ってくるが、明らかにそんなことはない。これはモモの花であろう。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 113mm ISO160 )
011_240331054 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 11.八分咲きのヤマザクラ? -1
帷子川は二級河川で、ここから横浜港まで5km弱の距離だ。下流に向かってカメラを向けているが、右のソメイヨシノ並木はほとんど咲いていない。左側から八分咲きほどの花をつけたヤマザクラ?の枝が道路にかかっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 13mm ISO200 )
012_240331070 X900 ◎帷子川河畔 ヤマザクラ RX10M4.jpg 12.八分咲きのヤマザクラ? -2
道に掛っていた白い花に近寄って、青空をバックに撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 160mm ISO110 )
013_240331073 X900 ◎帷子川河畔 RX10M4.jpg 13.八分咲きのヤマザクラ? -3
今日の帷子川の花見はこのヤマザクラ?だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO150 )
014_240331075 X900 ◎帷子川河畔 シドミとサクラと鯉のぼりRX10M4.jpg 14.モモとサクラと鯉のぼり
右手に咲く赤い花は何だろうと思って、撮った写真をPicuteThisで検索したら、最初シドミ(ボケ)と見立てられた。しかし、写真を拡大して見たが、花に黄色い蕊が見られないので疑問に思い、再度、検索したところモモという結果だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO400 )
015_240331091 X900 ◎帷子川河畔 サクラと鯉のぼり RX10M4.jpg 15.サクラと鯉のぼり -1
数輪しか咲いていないサクラ(オオシマザクラ?)だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 14mm ISO400 )
016_240331093 X900 ◎帷子川河畔 サクラと鯉のぼり RX10M4.jpg 16.サクラと鯉のぼり -2
この桜は少し咲き始めていた。葉が先に出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 14mm ISO100 )
017_240331105 X900 〇帷子川河畔 鯉のぼり RX10M4.jpg 17.帷子川上空を泳ぐ鯉のぼり
帷子川の右岸にある集合住宅から幾筋ものロープが渡され、鯉が風に身を任せていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels

シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 21mm ISO160 )
018_240331110 X900 YBPの桜 RX10M4.jpg 18.横浜ビジネスパーク付近のサクラ -1
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 19mm ISO200 )
019_240331115  X900 ◎YBPの桜 RX10M4.jpg 19.横浜ビジネスパーク付近のサクラ -2
ところどころ花をつけている枝がある。この並木は咲くとなかなかきれいなのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 87mm ISO200 )
020_240331119 X900 〇YBPの桜 RX10M4.jpg 20.横浜ビジネスパーク付近のサクラ -3
ここにも「胴吹き桜」が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO200 )
021_240331124 X900 YBPの中 プラタナスの実 RX10M4.jpg 21.プラタナスの実
横浜ビジネスパークの中に入る。なかにはサクラの樹はない。秋に美しく紅葉して見せてくれたプラタナスの実が石畳の上に落ちていた。


SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
022_240331125 X900 YBPの中 YBPの前の公園 RX10M4.jpg 22.小さな公園
横浜ビジネスパークの北西側に道路を隔てて神戸町第二公園という小さな公園がある。そこに赤い花、白い花、そして紅白絞りの花が咲いている一本のハナモモの木があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 102mm ISO250 )
023_240331138 X900 ◎YBPの前の公園 ヨコハマヒザクラ RX10M4.jpg 23.ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜) -1
2,3日前に、TVで本牧山頂公園に咲くヨコハマヒザクラが紹介されていた。wikipediaによれば、ヨコハマヒザクラは、サクラの園芸品種の一つである。1972年(昭和47年)頃、神奈川県横浜市港北区在住の園芸家により、カンヒザクラと、オオシマザクラとタカネザクラの交雑種のケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)とを交配して作られたそうだ。カンヒザクラの特徴的な緋色(スカーレット)と、ケンロクエンクマガイの花形の良さを兼ね備える。品種名は出生地である横浜と、花の色の特徴である緋色から名づけられた。この園芸家は昭和30年代後半からサクラの交配を始めた。交配を始めてから花を付けるまで5年から10年の期間を要する。試作を重ねるうち、数学的思考で交配のバランスを考えることに到り、ヨコハマヒザクラはその成果である。1996年(平成8年)4月には、横浜公園開園120周年を記念して同園内に植樹され、1997年11月12日には中区の区制70周年を記念して本牧山頂公園に原木が寄贈されている。一重の平開咲。やや下向きの大輪の花を付ける。葉の形が倒卵状楕円形であること、花序の形状が散房状であること、花弁が楕円形であること、花が紫ピンクの大輪の花であることなどからカンヒザクラと区別できる。そして、葉が出る前に花が咲く。ヒヨドリが蜜を吸いに来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 101mm ISO250 )
024_240331142 X900 ◎YBPの前の公園 ヨコハマヒザクラ RX10M4.jpg 24.ヨコハマヒザクラ -2br この樹は早咲きである。既に花弁が落ちている花もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 172mm ISO400 )
025_240331145m X900 〇YBPの前の公園 メジロ ヨコハマヒザクラ RX10M4.jpg 25.ヨコハマヒザクラ -3
メジロもやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 160mm ISO500 )
026_240331178 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ60歳 RX10M4.jpg 26.自宅近くの公園 -2
この日の桜さがしの収穫は、早咲きのヤマザクラ?と、最後に見たヨコハマヒザクラだった。帰路にもう一度いつもの自宅近くの公園によって、ソメイヨシノの老木を見る。この樹は樹齢60年ほどだそうだ。ソメイヨシノとしては高齢である。太い幹がほじくられたように割れて、ひびが入っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 90mm ISO1000 )
027_240331180 X900 峰岡公園 ソメイヨシノ60歳 RX10M4.jpg 27.自宅近くの公園 -3 「胴吹き桜」
このソメイヨシノの老木にも、「胴吹き桜」が咲いていた。生きようとする力なのか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒110mm ISO1600 )

2023年6月30日

近所の公園に咲く花々 2023年6月22日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

梅雨の最中ではあるがここのところ晴れはしないものの、雨は降らない。TVのワイドショーでも雨が降るとの予報が出されるが、降らない。
 近所に買い物に出るときに、G7Xをポケットに入れていく。
 峰岡公園は、3,986㎡の小さな街区公園で、ブランコ、滑り台、鉄棒があるいわば児童公園で、中央に広場もあり、町内会の人たちがグランドゴルフを楽しんでいる。公園の周囲には、町内会の方々や、ご近所の人たちが世話をされている花壇があって、この時期、多くの花が咲いている。
 コンデジの Canon G7X のレンズは 9mm~37mm である。フォーカスをマクロモードにして、望遠端の35mm版換算100mm相当の37㎜にすると、1m弱しか寄れないが、それでも何とか蝶の写真も撮れる。野草ではなく、観賞用の園芸品種だが、しばし道草をして撮影を楽しんだ。

000_230622019t X900 峰岡公園 センニチソウ G7X.jpg
咲き始めたセンニチソウとヤマトシジミ♂ 2023年6月22日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_230622002 X900 峰岡公園 ホンアジサイ G7X.jpg 1.ホンアジサイ(本紫陽花)
日本原産のガクアジサイの栽培種で、単にアジサイともいう。 花序のほとんどが装飾花からなる手毬咲き状のアジサイのこと。峰岡公園に写真のようなホンアジサイが咲くようになって、数日が経っている。装飾花が他のアジサイと違うようなので、何だろうと思っていた。アジサイに蝶が吸蜜に来るのは見たことがないが、前回この花の前を通ったときにヤマトシジミが吸蜜に来ていたようだった。品種名は調べられなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230622003 X900 峰岡公園 ムラサキバレンギク G7X.jpg 2.ムラサキバレンギク(紫馬簾菊) と ホンアジサイ
wikipediaによると、ムラサキバレンギクは北アメリカ原産の多年草。花期は初夏から晩秋にあたる7〜10月頃で、頭状花(花の中央に見える部分)は盛り上がり、舌状花(花弁に見える部分)はやや下向きに咲く。後ろのホンアジサイの品種名(あるいは呼称)は「白楽天」という花に似ているが、確信はない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
003_230622005tm X900 峰岡公園 モンシロチョウ G7X.jpg 3.モンシロチョウ♂
花壇にはモンシロチョウが数頭翔んでいた。花で吸蜜する個体は少なく、時々このように葉に止まって休んでいるように見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_230622007 X900 峰岡公園 ホンアジサイ G7X.jpg 4.ホンアジサイ
これもホンアジサイだと思う。だが、日本原産の品種をアジサイ、ホンアジサイと呼ぶのに対し、ガクアジサイが西洋で品種改良されたものを西洋アジサイ(ハイドランジア)と呼ぶそうだ。さまざまな色があり、日本古来のアジサイよりも見た目が豪華な品種が多いのが特徴という。難しい。これは、そのハイドランジアかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_230622009 X900 峰岡公園 アガパンサス・プラエコクス G7X.jpg 5.アガパンサス・プラエコクス
南アフリカ原産。日本では園芸用に球根が販売される。ヒガンバナ科 / ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)。アガパンサスは和名をムラサキクンシラン(紫君子蘭)という。さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る様子には力強さも感じられるという。南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が育成されているそうだ。性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないので、公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、また切り花としてフラワーアレンジメントにも使われているという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230622011 X900 峰岡公園 アジサイ G7X.jpg 6.ノリウツギ(糊空木)
「Picture This」で検索してみるとノリウツギだった。wikipediaによると、「ノリウツギはアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、樹高は2~3mくらいで、高いものは5mくらいになる」とあった。ノリウツギはアジサイの仲間だったのだ。箱根湿性花園に咲くノリウツギにはミドリシジミやアサマイチモンジ、オオウラギンスジヒョウモンなどが吸蜜に来る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_230622013 X900 峰岡公園 ムラサキバレンギク G7X.jpg 7.ムラサキバレンギク と モンシロチョウ
だいぶ擦れてしまったモンシロチョウが吸蜜していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.7 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230622014t X900 峰岡公園 センニチソウ G7X.jpg 8.ヤマトシジミ♂
いま、ヤマトシジミが多く翔んでいる。これも典型的な夏型の雄だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230622015 X900 峰岡公園 ヒャクニチソウ G7X.jpg 9.ヒャクニチソウ(百日草) -1
和名のヒャクニチソウは開花期間が長いことに由来する。また、花の寿命が長いことからウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)の別名もあるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_230622016m X900 峰岡公園 ヒャクニチソウ G7X.jpg 10.ヒャクニチソウ -2
ネットで調べてみると、「ヒャクニチソウの花は中心部の筒状花の部分とそれを取り巻く舌状花からなっている。 中心部の筒状花の部分は、長期間にわたって成長し、花を咲かせつつ上方に伸びる。 筒状花の花冠は黄色で5裂し有毛。 開花後に雌しべの柱頭が伸び、やがて柱頭だけがリボンのようになって残る。」と説明されていた。その通りの写真になった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230622021t X900 峰岡公園 ヒメヒオウギズイセン G7X.jpg 11.ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
峰岡公園の反対側の花壇へ移動した。ヒメヒオオギズイセンは、アヤメ科ヒオウギズイセン属(クロコスミア属)の雑種。ヒオウギズイセンとヒメトウショウブとの交配種だそうだ。花茎から穂状花序を分枝し、各々に鮮やかなオレンジ色の花を付ける。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_230622022 X900 峰岡公園 ヒルザキツキミソウ G7X.jpg 12.ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
マツヨイグサの仲間だ。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
013_230622024 X900 峰岡公園 ハルシャギク G7X.jpg 13.ハルシャギク(波斯菊)
和名の由来となっている「ハルシャ(波斯)」はペルシャのことだそうだ。別名はジャノメソウ(蛇目草)という。花の色は、中心が濃紅色で、周辺は黄色の蛇の目模様であり、別名のジャノメソウの由来となっているが、このほうが解りやすい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
014_230622026 X900 峰岡公園 ムラサキギボウシ G7X.jpg 14.ムラサキギボウシ(紫擬宝珠)
ムラサキギボウシは半日陰や、日陰の湿った土壌を好む多年草で、カタツムリや、ナメクジが付きやすいそうだ。ギボウシとは、この植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ていることに由来する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
015_230622027 X900 峰岡公園 キンシバイ G7X.jpg 15.キンシバイ(金糸梅)
6月7日に舞岡公園へ行ったとき、古民家の裏庭で、見事に咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_230622029 X900 峰岡公園 サルビア・コエルレア G7X.jpg 16.サルビア・コエルレア
サルビア・コエルレアは、メドセージという名前で流通している場合があるが、メドセージは本種とは別のものだそうだ。これは日本に入ってきた時に流通業者が勘違いしたことに起因する。優れた蜜源植物でありチョウやハチドリが訪れるという。昨年、北海道の美瑛を訪れたときに、咲いていたサルビア(来路花)に、エゾシロチョウが吸蜜に来ていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_230622030 X900 峰岡公園 モモイロカイウ G7X.jpg 17.モモイロカイウ(桃色海芋)
始めて見た花だった。サトイモ科オランダカイウ属の園芸植物である。葉に斑が入らないのが特徴だそうだ。原産地は南アフリカで日本には大正初期頃に渡来しているそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_230622032 X900 保土ヶ谷区役所 ビオラ・トリコロール G7X.jpg 18.ビオラ・トリコロール
保土ヶ谷区役所に来た。1階駐車場の上にあるフラットな部分の周囲に花壇が設けられているが、そこにはパンジーなどが植えられている。地味だが可憐な花が咲いていた。「Picture This」 で検索すると、ビオラ・トリコロールとでた。ヨーロッパ原産の1年草で、本種を改良した園芸品種がビオラやパンジーと呼ばれ、流通している。紫、黄色、白の3色が混ざった花を咲かせるスミレであることから、ビオラ・トリコロールと名付けられたそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230622033 X900 保土ヶ谷区役所 ビオラ・コルヌタ G7X.jpg 19.ビオラ・コルヌタ<>br> これも 「Picture This」 で検索した。日本でビオラと呼ばれている花は、ヨーロッパのピレネー地方原産のビオラ・コルヌタを中心に改良された園芸品種群であり、花の直径が4cm以下のものを指す。それより直径が大きい花はパンジーと呼ばれ区別されているそうだ。知らなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
020_230622034 X900 保土ヶ谷区役所前 ノウゼンカズラ G7X.jpg 20.ノウゼンカズラ(凌霄花) -1
保土ヶ谷区役所の前にある高層住宅の花壇に咲いていた。大きなオレンジ色の花が目立つ。凌霄花は漢名であるが、「霄(そら)を凌ぐ花」の意で、高いところに攀(よ)じ登ることによる命名という。漢詩では他の物に絡むため愛の象徴となるのだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
021_230622037 X900 保土ヶ谷区役所前 ノウゼンカズラ G7X.jpg 21.ノウゼンカズラ(凌霄花) -2
wikipediaによると、ノウゼンカズラの花は、枝先に円錐花序を萌出し、直径6-7cmの橙黄色の花を対生する。花房は垂下し、花冠は広い漏斗型で、先端は5裂し平開する。雄蕊は4本のうち2本が長い。日本では結実しにくいそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1250 ) 露出補正 なし

2023年2月22日

1999年8月22日~30日 カナダ旅行 2 of 2

8月25日、アサバスカ氷河、ボウ・レイクを観光した後、1時間ほど走って、バンフに入った。バンフの宿泊は町なかではなく、少し離れた郊外のホテルだった。ホテルの名前を思い出せずネットで検索もしたがヒットしなかった。良いホテルだった。バンフもカナダのアルバータ州に属している町である。バンフ国立公園内に在り、カナディアン・ロッキー観光の中心地である。夏季の登山、冬季のスキーなどで賑わうリゾート地で、温泉保養地としても人気が高い。1972年の冬季オリンピックの開催地として立候補したが、開催の決まった札幌の32票に敗れ、16票で次点であった。
 その翌日はバンフからバンクーバーへ移動した。バンフからバンクーバーへは まずカルガリー空港へ行き、そこから飛行機で1時間半ほどでバンクーバーに着いてしまう。午後にバンクーバーに到着し、クイーン・エリザベス・パークなどへ行った記憶がある。そして、次の日はバンクーバーを観光し、27日はフェリーに乗ってビクトリアへ渡った。28日はバンクーバーで自由時間を過ごし、夕食は確か「千代田」というすし屋で、良いネタの寿司を食べたのを覚えている。だが、その「千代田」は閉店してしまったそうだ。
 バンクバーから成田へ戻ってきたのは8月30日の昼頃だったと思うが定かではない。

000_990826235S X700 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg
バンフ大通りからカスケード山を望む 1999年8月26日 
カナダのアルバータ州カナディアン・ロッキー山脈自然公園

022_990825231S X900 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg 22.バンフの街
バンフのメインストリートである。正面に見えるのはバンフの象徴であるカスケードマウンテン(2998m)だ。カスケードとは複数連なった滝を意味するとのことで、トップの写真ではより鮮明に、山頂の左側から山麓へまっすぐに糸のようにつながった滝が見える。今では 亡くなられてしまった大橋巨泉氏の店として有名だった「オーケーギフトショップ」はこの通りの左側にあった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
023_990826233S X900 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg 23.ボウ川に架かる橋
バンフの街の南側を流れるボウ川を渡る橋の上からも、カスケード山が見える。この写真はカスケード山に向かって右側を撮っている。ボウ川はカルガリーのほうへ流れる。連なって見える山はランドル山の山並みだ。wikipediaによると、ボウ川は、カナダのアルバータ州を流れる全長623kmの川である。名前は、川のそばに生える木を先住民が弓にして使っていたことに由来する。ボウ川の源流はカナディアンロッキーに存在するボウ氷河である。ボウ氷河の末端部で融解してボウ川となって流れ出した水は、付近に存在するボウ湖に一旦流れ込み、再びボウ川としてバンフ国立公園内を流れてゆく。なお、ボウ川の本流に存在する滝であるボウ滝も同公園内に存在する。その後カルガリーを経由し、グラッシーレイクの町の近くでオールドマン川と合流しサウスサスカチュワン川となる。この川は、飲料水や灌漑および水力発電用の水の重要な水源となっている。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
024_990826240S X900 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg 24.バンフ・スプリングス・ホテル
バンフのメインストリートがボウ川を渡るところ(写真23.)から南東へ1kmほど行ったところ、ボウ川が滝となって落ちる場所を見下ろす山腹の森に壮観な外容を聳え立たせている。前にも述べた「Fairmont Chateau Lake Louise」と同じフェアモント・ホテルズ系列のホテルだ。ホテルからは峡谷を隔ててランドル山(2948m)の雄大な眺望を見ることができる。世界有数のリゾート・ホテルの1つとされ、併設されるゴルフ・コース(27ホール)も川に沿った自然の地形を利用しており評価が高い。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
025_990826386S X900 バンフ Olympusμ アルバム用.jpg 25.バンフで泊まったホテル
前書きにも書いたが、バンフで宿泊したホテルはとても良いホテルだったが、名前を思い出せなかった。ネットで検索を試みたが、全く同じと思われるホテルの画像は見つけられない。しかし、その玄関の構えなどは、バンフの中でも四つ星の高級ホテルといわれる「リムロック・リゾート・ホテル」に似ている。「リムロック・リゾート・ホテル」は、8階建ての立派なホテルだが、1993年に開業し、2008年に改築されているという。位置的にも、1883年に鉄道会社によって発見されたというなかなか歴史情緒あふれる「バンフアッパーホットスプリングス」という温泉の近くにあるというのは、わたくしたちが1999年に泊まった3階建てのホテルに似ている。ひょっとして、わたくしたちは改築前の「リムロック・リゾート・ホテル」に泊まったのかもしれない。

Orympus μ 35mm f3.5
026_990826257S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 26.バンクーバー到着
カルガリーからバンクーバーまでは飛行時間1時間30分で到着した。時差が1時間ある。到着後はバンクーバーの市内観光だった。空港から、バスの車窓に見えるのは、山を背にしたバンクーバーの大都会だった。空港のあるシー島からエリザベス女王公園へ行く。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
027_990826243 X900 バンクーバー クィーンエリザベスパーク.jpg 27.エリザベス女王公園
バンクーバーの市街地で最も高い地点にあるそうだ。52haの緑地は、カナダ植物園とバンクーバー最大の都市公園である。常緑の緑と花の海が人気で、北にはイングリッシュベイと雪をかぶった山々が見える。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
028_990826261S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 28.スタンレー・パーク
スタンレー・パークはブリティッシュコロンビア州、バンクーバー市の都市公園である。スタンレー・パーク内にトーテムポールが設置されている。wikipediaによれば、この土地は北米西海岸先住民族であるバラード族(Burrard)モスキアム族( Musqueam )そしてスクワミッシュ族( Squamish)が治めていた。公園の周りを囲むように通っている8.8kmの長さのシーウォールという遊歩道で、1918年から建設が始まり1971年に完成した。現在は公園外のカナダプレースやイングリッシュベイ方面にまで延長されており、他の公園とも繋がっているという。シーウォールの入り口から2.5kmほどのところのブロクトンポイント(Brockton Point)には、カナダ先住民によって造られたトーテムポールが9本が立ち並んでいた。有名な観光スポットとなっている。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
029_990826265S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 29.バンクーバーのビル群
スタンレーパークから眺めるバンクーバーの街は美しかった。写真のバンクーバー港の一番左側に見える三角屋根の連なりはカナダプレースの建物でコンベンション・センターなどがある。1986年に開催されたバンクーバー国際交通博覧会の時にカナダのパビリオンとして建てられた。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
030_990826270S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 30.ライオンズ・ゲート・ブリッジ
スタンレーパークから南へ、クイーン・エリザベス・パークへ向かう途中、写真のつり橋を渡った。wikipediaによると、このつり橋は、「バラード入り江のファーストナローズ(First Narrows)を跨いで、バンクーバーとノースショア(ウェストバンクーバー(地区)、ノースバンクーバー(市)、ノースバンクーバー(地区))を結んでいる。 橋長は、ブリティッシュコロンビア州道99号線と1A号線の高架部分を含めると約1,823mであり、つり橋のみでは約1,517.3mである。」

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
031_990827285S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 31.ビクトリアへ
翌日はフェリーに乗ってビクトリアを観光した。バンクーバー島の最南端にあるビクトリアは、距離的にはバンクーバーとアメリカのシアトルとの中間にあるが、陸路はない。いま、調べてみるとバスでフェリーの乗り換えなしで4時間30分ほどかかるとあるが、そんなにかかったという記憶はない。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
032_990827317S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 32.ブッチャート・ガーデン -1
まずは、ビクトリアの観光地では恐らくもっとも有名なブッチャート・ガーデンへ行った。ビクトリアはどこにでも花々の咲く美しい町であり、公園も多いが、このブッチャートガーデンはその中でも最大級、そして最上級の美しさを誇る。面積にして22万㎡、東京ドーム5個分にも相当する広大な園内は、サンケンガーデン・ローズガーデン・日本庭園・イタリアンガーデン・地中海庭園と5つのエリアにわかれており、それぞれに違った様相を楽しむことができる。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
033_990827290S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 33.ブッチャート・ガーデン -2
wikipediaによれば、「オンタリオのオーウェンサウンドに住んでいた、セメント製造業者のロバート・ブッチャート(Robert Pim Butchart)は石灰石の採石場を求めてカナダ西海岸に移り、1904年に採石場近くに邸宅を建てた。妻のジェニー・ブッチャートの発案で、横浜出身でビクトリア市で人気になっていた日本人造園家、岸田伊三郎(当時65歳)によって1908年頃、邸宅に作られた日本庭園は人気を集めた 。1909年から採掘の終わった採石場跡を庭園として整備して Sunken Gardenとして、1921年に完成した。屋敷を"Benvenuto" (イタリア語で歓迎の意)と名づけ、庭園に客を迎えた。1926年にテニスコートをイタリア式庭園に変え、1929年に家庭菜園をバラ園に変えた。1939年に21歳になった孫のイアン・ロスに庭園は贈られ、ロスは没するまでこの庭園の運営や宣伝に従事した。」夏の間しか営業していないカフェテリア方式のブルーポピーレストランで食事をした。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
034_990827300S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 34.ブッチャート・ガーデン 噴水
この噴水は60周年(1964年)のお祝いとして作られたそうだ。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
035_990827319S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 35.インナー・ハーバー -1
午後はビクトリアのダウンタウンのインナーハーバーへ連れて行ってくれた。まずはフェアモント・エンプレスホテルの威容に魅了される。ここもフェアモント・ホテルズ系のホテルで1908年の開業である。ホテルの前側は海だ。片道約30分でバンクーバーを行き来する水上飛行機が発着するところも見られるという。二階建てのバスはロンドン譲りであろう。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
036_990827322S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 36.インナー・ハーバー -2
この広場は観光客を魅了する様々なものがある。立派なホテル、二階建てのバス、そして白い馬車、街燈には花が咲きおとぎの国のようだった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
037_990827327S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 37.インナー・ハーバー -3
大道芸人の姿もあった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
038_990827341S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 38.インナー・ハーバー -4
街の紹介にはブリティッシュコロンビア州内の中で一番南に位置しており、気候は温暖。春から夏にかけて色鮮やかな花々に囲まれた英国風な街並みからは、本土とは違った風情を堪能することができるとあった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
039_990827338S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 39.ビクトリアのダウンタウン
ダウン・タウン・ストリートも散策した。「KABUKI KABS」?とか書かれ、歌舞伎の絵が描かれたワッフル屋さんのリヤカーが止まっていた。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
040_990828403S X900 バンクーバー Olympusμ アルバム用.jpg 40.ガスタウン
ビクトリアは日帰りし、翌日はバンクーバーで自由時間となった。どこへ行こうかと思ったが、バンクーバー発祥の地と言われるガスタウンへ行ってみることにした。ホテルから緩やかな坂になっているダウンタウンをまっすぐ上っていったように記憶している。朝早かったので、日差しがとてもさわやかな散策だった。ウィンドウ・ショッピングも楽しい。写真に見える像は、1867年に初めてこの地域に酒場を開いたイギリス人の蒸気船船長"ギャシー"・ジャック・デイトン (John Deighton)で、この地名は彼に由来するそうだ。

Orympus μ 35mm f3.5
041_990828415S X900 バンクーバー Olympusμ アルバム用.jpg 41.蒸気時計
ガスタウンのシンボルは、キャンビー通りとウォーター通りの角に位置する蒸気時計である。写真ではその文字盤の部分が隠れてしまった。通常は15分毎に笛が鳴るが、毎時0分の笛は長い。北海道小樽市メルヘン交差点には同じ作者が制作した蒸気時計が1994年に設置されたと聞くが、そうするとこのガスタウンの蒸気時計は何時作られたのだろうかと疑問を持った。答えは1977年、レイモンド・サンダース氏によって製作されたとのことだった。現在のガスタウンは 1970年代後半以降、市の観光局によって再開発されたそうだ。

Orympus μ 35mm f3.5

2022年5月 5日

成田市さくらの山 4月13日

学生時代、私は卓球部に籍を置いたが、そのOB有志で年3回、成田空港の近くのオークヒルズ・カントリークラブでゴルフコンペが続いている。その第49回が4月14日に開催されたのだが、大阪にお住いの最年長の先輩が久しぶりに参加されるということで、桐生、京都、広島、名古屋からも集まり、ほぼ90歳の先輩4名とその奥様を含め、成田のホテルに泊まり前夜祭が行われ、19名が参加した。翌日は総勢33名のコンペだ。第1回は31名が参加して、2005年8月10日開催され、以来、同じメンバーで幹事をしてくれている。感謝だ。
 前夜祭は夕方集合だったが、その前に成田市さくらの山というところへ行って見ることにした。コロナ禍で飛行機の離着陸の頻度はどうなのかと危惧したが、心配することはなかった。
 ところが、Nikon Z 50 で撮ったのだが、大失敗をしてしまった。私はシャッタースピード下限を1/500秒に設定してプログラムオートで撮るのだが、ケースから取り出した時、ダイアルが動いてしまいシャッタースピード優先になっていた。しかもそのシャッタースピードは1/100秒である。その日に泊るホテルに入ってから気が付くありさまで、お粗末である。その結果、ほとんどがf22以上になってしまっていた。デジタルカメラでは絞りすぎは禁物だ。その理由は回折現象による解像感の低下が起こるからだ。従って本来ならもっとクリアに撮れるシーンがボヤっとなってしまった。反省。
 wikipediaによれば、成田市さくらの山は、成田国際空港のA滑走路16R至近の高台に位置する。元々ただの空き地で、一部の人にだけ知られていた航空機観覧スポットであった。その後、成田市が新東京国際空港公団(後の成田国際空港株式会社)と土地の無償貸借契約を結んで公園として整備した。地元住民らで組織する「さくらの山管理企業組合」が指定管理者として運営を担当している。
 公園の展望デッキからは、A滑走路を離着陸する飛行機を間近で見学する事が出来る。そのため、家族連れや航空ファンが訪れ、スポッティングや撮影が行われる。「千葉眺望100景」のひとつにも選ばれているそうだ。周囲には散策路が設けられ、花が植えられ、散歩をするのにもよい。

000_220413071 X700 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg
成田国際空港のA滑走路に着陸する全日空スターアライアンス機 2022年4月13日 千葉県成田市

001_220413001 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 1.離陸するデルタ航空機
日本国内では最長の4,000mある A滑走路の北側の端に成田市さくらの山がある。この場所は北風の時は離陸する飛行機の真下になり、南風の時は着陸する飛行機の真下になる。この日飛行機は北から南へと離陸していった。駐機場から出てきた飛行機は、A滑走路の北の端、すなわち、さくらの山のすぐ近くから発進していき、2kmほど先で離陸していく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f20 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220413005 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 2.デルタ航空機の離陸
A滑走路の北の端で一旦停止し、すぐエンジンをふかして離陸していった。地面を離れるところは遠い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f25 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_220413007 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 3.エアーチャイナ(中国国際航空)機
エアーチャイナのエアバスA330-300 が駐機場から出てきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f22 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_220413010 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 4.エアーチャイナ(中国国際航空)機 離陸開始
向きを整え、一旦停止する。離陸に必要な距離は、実際には搭載燃料や乗客の数、そして天候にも左右されるが、ボーイング737などの小型ジェット機は約1800m、ボーイング767などのワイドボディ機は約2000m、ボーイング747やA380などの大型機は3000m程度の距離が必要となる。A330-300はワイドボディの双発ジェット旅客機で、座席総数311の中型機の部類に入る。2015年7月現在、1,095機のA330が民間航空路線に就航しているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f25 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_220413018 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 5.ジェットスター航空機
ジェットスター航空(Jetstar Airways)は、オーストラリアのメルボルンに本社をおく国内線・国際線格安航空会社である。カンタス航空が、格安航空会社の現ヴァージン・オーストラリアに対抗するために設立した。カンタス航空グループ、日本航空(JAL)、三菱商事の3社が3分の1ずつ出資しての設立が予定され、2011年に設立されたジェットスター・ジャパン株式会社はA320を25機保有している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f22 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_220413026 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 6.ピーチ・アビエーション機 -1
wikipediaによれば、Peach Aviation株式会社は、関西国際空港を拠点とする日本の格安航空会社(LCC)である。ブランド名をPeach(ピーチ)としている。ANAホールディングス株式会社の連結子会社。2019年10月に同じANAグループ傘下のLCCであったバニラ・エアと経営統合したことにより、日本国内では最大規模を誇るLCCに成長した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f25 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220413027 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 7.ピーチ・アビエーション機 -2
機体にJA828Pという番号が見える。A320-214だ。この機材は2019年7月に登録されたようだ。ビーチ・アビエーションの機体のデザインは、ニール・ディナーリによるものだそうだ。現在運用中の機材は36機(A320-214 A320-251N)である。2021年12月に日本初エアバスA321LRを受領、関西国際空港に到着した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f22 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220413033 X800 成田市さくらの山 ハナダイコン Z50 18-140.jpg 8.ハナダイコンの花畑
成田市さくらの山は公園になっている。周囲にはサクラが咲き、公園の中央にはハナダイコンの紫色の花がきれいに咲く花壇がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f11 1/100秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220413044 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 9.フィリピン航空機
フィリピンのナショナル・フラッグ・キャリアである。イギリス・スカイトラックスによる航空会社の格付けで、「ザ・ワールド・フォー・スター・エアラインズ(The World's 4-Star Airlines)」(4つ星)の認定を得ているという。ここ機体はA321のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f25 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220413048 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 10.枝垂れ桜
サクラはほとんど終わってしまっていたが、枝垂れ桜がまだ花を残していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f16 1/100秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220413053 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 11.京成電鉄
すぐそばを京成電鉄の電車が走っている。その音に、飛行機が着陸してくるのかと間違えてしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f10 1/100秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_220413058 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 12.キャセイ・パシフィック ・カーゴ
今度はほんとに飛行機が着陸態勢で下りてきた。CATHAY PACIFIC CARGO の文字が見える。CTHAY PACIFICは香港のフラッグ・キャリアであり、香港を拠点とする航空会社。ジャンボジェットというボーイング747の貨物輸送機である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f22 1/100秒 47mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220413064 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 13.ジャンボジェット機 着陸
旅客用のジャンボジェット(B747)は全くと言ってよいほど見られなくなった。1970年のデビュー以来、「ジャンボ」の愛称で親しまれてきたボーイング747旅客型の生産がひっそりと終わろうとしている。 燃費が良く騒音がより小さい新鋭機に押され、表舞台から立ち去る時が目前に迫っているようだ。現在、JALの747型機は全て引退しており、ANA(全日空)からも旅客型の747はすべて引退している。日本のエアラインや航空自衛隊が保有する現役の旅客型747は日本国政府専用機のみが残っていた。その政府専用機も、2019年(平成31年)4月よりB777-300ER型の政府専用機が運用されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f25 1/100秒 47mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_220413066 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 14.アエロロジック機
今度は出発便である。初めて見る航空会社の名称だった。アエロロジック(AeroLogic)は、ドイツ、ライプツィヒ近郊のシュコイディッツを拠点とする貨物航空会社。DHLエクスプレスとルフトハンザ・カーゴの合弁事業として設立された.。ボーイング777のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f25 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220413074 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 15.着陸する全日空機 -1
今度は全日空のスターアライアンス機が着陸してきた。大きい。ボーイング787だ。次世代の長距離用中型ワイドボディ機。両翼にそれぞれ1基ずつ、計2基のターボファンエンジンを装備する双発機である。愛称は「ドリームライナー(Dreamliner)」という。全日空で就航して10周年になるそうだ。スターアライアンスは、1997年に5つの航空会社によって設立された世界初の航空連合という。現在、スターアライアンスには26の航空会社が加盟している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f22 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_220413076 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 16.着陸する全日空機 -2
ぐっと機首を下げて、着地した。海外旅行をして、何回か現地の航空会社の飛行機に乗る機会があったが、衝撃の少ない上手な着陸をすると、客席から一斉に拍手が起こった、日本では経験したことがないので、とても印象的だったのを思い出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f29 1/100秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_220413083 X800 成田市さくらの山 Z50 18-140.jpg 17.東京都交通局の車両
飛行機の撮影は終わりにして、成田市さくらの山を少し歩いてみた。推定樹齢200年というソテツの木があった。そのソテツは、第30代内閣総理大臣であった斎藤實元首相のお孫さんである斎藤進一氏から、成田市に寄贈されたという。私は、自宅近くで秋にクロマダラソテツシジミを見るようになってソテツの木に興味を持つようになった。京成電鉄の跨線橋まで行って見た。金網越しに撮った。この車両は東京都交通局の車両である。都営三田線が京成本線に乗り入れているのだ。そろそろこの夜宿泊をするホテルへ入ろうと思い、成田市さくらの山を引き上げることにした。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f14 1/100秒 110mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年2月21日

クロマダラソテツシジミ その31 11月10日~13日 少なくなるチョウ 

11月10日は良い天気だったが、ローズマリーの花にクロマダラソテツシジ1頭と、ウラナミシジミが1頭いたが、ほかにチョウは見られなかった。
 翌日は久し振りに成田の先のオークヒルズ・カントリーでゴルフだったので、自宅付近のチョウの観察はお休みである。12日は快晴だったが風が強く、気温もあまり上がらない。再度、ヤマトシジミの低温期型を観察しに帷子川公園へ行くが、1頭も見られなかった。
 11月13日の朝は一番の冷え込みだったそうだが、快晴で昼頃には20℃近くになっていた。ローズマリーの植え込みに、小さいがほとんど傷のないきれいなクロマダラソテツシジミが来ていた。チョウの数は段々と少なくなってくる。

000_211113031x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月13日 横浜市保土ヶ谷区

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001_211110005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.ローズマリーの花に来たウラナミシジミ
昼近くなり気温が上がってきた。自宅のある建物の下へ降りると、玄関わきの植栽にウラナミシジミが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211110012x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.ローズマリーで吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
この時期にしてはとてもきれいな個体だった。ローズマリーの花も元気である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211110014 X800 〇集会所裏空き地 RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ 雄
小さな公園の裏の空き地にはモンシロチョウがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211110020 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.キバナコスモスにキタテハ
咲き残っていたキバナコスモスにキタテハがきた。このキタテハは成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_211112044t X800 ◎星川界隈 RX10M4.jpg 5.日の当たる常緑樹にウラギンシジミ 雄
11月12日は帷子川公園を歩いた。目当てのヤマトシジミは1頭もいない。どうしたのだろう。日当たりの良いところにウラギンシジミがいた。この種も成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_211112060 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 6.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -1
しばらく常緑樹のまわりを飛び回っていたが、温められたコンクリートの路上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_211112063 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 7.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -2
そろそろ越冬の準備をするのだろう。常緑樹の葉蔭でひと冬を過ごす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211112078 X800 星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 8.帷子川の鯉
帷子川には大きな黒い鯉が群れを成して泳いでいた。いつもはもっと上流の星川駅の辺りで見ているのだが、ここは少し下流の常盤橋の辺りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_211112084 X800 ◎星川界隈 ヒナギク 峰岡公園 RX10M4.jpg 9.キタテハ
自宅近くの小さな公園人戻ってきた。小さな公園のセンニチコウが植えられていたところからグランドを挟んで反対側の花壇に咲く小さな白い菊(ヒナギク)にキタテハが来ていた。ここにはツマグロヒョウモンもしばしばやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f34.5 1/1000秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211113008 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 10.ウラナミシジミとコセンダングサ
翌13日、町会集会所奥の空き地へ行って見るとウラナミシジミがコセンダングサで吸蜜していた。コセンダングサの花が咲き終わると、その先端に棘がある種子が残り、そんなところに踏み込んでしまうとズボンにいっぱい、ひっつき虫と呼ばれるその種子が刺さるように付き、取るのに苦労する。wikipediaを見てみると、コセンダングサは、「日本では明治時代に確認された帰化植物。関東地方以西の河原や荒地などに広く分布する。環境省による外来生物法により、生態系被害防止外来種に指定されている。」と記されていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
011_211113026 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 11.ウラナミシジミ雌 開翅
きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
012_211113037 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
自宅のある建物に戻ってきたら、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミの雄がいた。比較的傷のない個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
013_211113049x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
014_211113066 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
ここのところクロマダラソテツシジミは、このローズマリーの咲く植栽でしか見られなくなった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし


2021年11月28日

クロマダラソテツシジミ その23 10月20日 今年も我が家の下までやってきた

ここ何日か寒い日が続き、雨が降る日もあった。また、ゴルフに行ったり、所用もあったりで、クロマダラソテツシジミの動向を観察できなかった。
10月20日の朝は寒いほどだったが、昼前には20℃近くになった。センニチコウの花は元気がなくなってきたが、クマソの雄が1頭いた。この日は鉢植えのソテツに姿はなかった。
 しかし、自宅のある集合住宅の玄関の植え込みに咲く小さな青い花に、3頭クロマダラソテツシジミを見つけた。はじめの1頭はオンボロ、2頭目は雌、3頭目は雄だった。昨年もここで確認しているので、注意はしていたが、ここで見るのは今年初めてだ。何か帰ってきてくれたようで嬉しい。

000_211020079 X700 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg
集合住宅玄関に咲くローズマリーの花に来ていた雌 2021年10月20日 横浜市

001_211020013 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
元気がなくなってきたセンニチコウ。それでも、正午過ぎには気温も上がってきて、その白い花頭に比較的きれいな雄が吸蜜に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_211020020 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
同じ個体。裏面は全くというほど擦れてはいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_211020040 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
開翅してくれた。右後翅肛角部付近に欠損があるが、鱗粉はそれほど落ちてはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211020044 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
まだまだ元気よく咲いているセンニチコウもある。センニチコウが咲く花壇には柵があって、足を踏み入れるわけにはいかない。シジミチョウのように小さな対象を狙うには、RX10M4の望遠は便利である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_211020065 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 5.自宅近くに来たクロマダラソテツシジミ
この日は鉢植えのソテツがあるお宅の傍には、クロマダラソテツシジミは見られなかった。そろそろ昼飯にしようと自宅へ帰ると、集合住宅の玄関脇の植栽に植えられたローズマリーの花に絡む、複数のクロマダラソテツシジミがいた。昨年は11月14日に、偶然にここで発見した。その時は、用があって家を出たところだったので、カメラがなく、スマホで撮影したのを思い出す。ローズマリーは一般的に10月から5月に開花するという。まだ、いっぱいを蕾を付けていた。写真の右下に、ボロボロのクロマダラソテツシジミが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211020077 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 6.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -1
2頭目の個体は比較的きれいな雌だった。14日にソテツの鉢植えにいた雌は、翅表の前翅の青が淡く、高温期型のようだったが、この個体はその青が少し濃くなっている。中温期型(wikipedia参照)のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_211020089 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 7.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -2
今年見てきた雌の中では、いちばんきれいかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_211020109 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 8.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雌 -3
翅表は擦れてきているが、細長い尾状突起は付いていて、翅に欠損はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211020127 X800 ◎ソフィア横浜 クマソ ローズマリー RX10M4.jpg 9.ローズマリーに来たクロマダラソテツシジミ雄 -1
3頭目は雄だった。鱗粉もほとんど落ちてなく、翅に傷もない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年11月 9日

クロマダラソテツシジミ その14 9月29日 千日紅に複数の個体が

昨日に続き、カメラ片手に自宅周辺を見て回る。10時過ぎにセンニチコウの咲く公園へ行く。この日も複数のクロマダラソテツシジミが舞っていた。小さな個体が多い。9月の初め頃何日か肌寒い日が続いたからだろうか?
 ウラナミシジミも多くなってきている。
 玄関さきにソテツの鉢植えがある近所のお宅では、クロマダラソテツシジミの姿が見られなかった。

000_210929094t X700 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg
センニチコウで開翅して吸蜜するクロマダラソテツシジミの雄 2021年9月29日 横浜市

001_210929014x X800 ◎峰岡公園 ウラナミ D750 TAMRON 90.jpg 1.ウラナミシジミ -1
クロマダラソテツシジミと確信して近寄ってみるとウラナミシジミだった。飛び方もよく似ている。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210929019 X800 〇峰岡公園 ヤマト D750 TAMRON 90.jpg 2.ヤマトシジミ
ヤマトシジミは地面近くを飛び回っているが、こうしてセンニチコウで吸蜜することもある。クロマダラソテツシジミは吸蜜し始めると落ち着いているが、ヤマトシジミは近づくと飛ぶ。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210929023 X800 峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 90.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
センニチコウの花壇ではクロマダラソテツシジミが元気に飛んでいた。この個体はきれいな雄だが、残念ながら右後翅肛角部に破損があった。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210929036x X800 ◎峰岡公園 ウラナミ D750 TAMRON 90.jpg 4.ウラナミシジミ 雌 -2
この間まではウラナミシジミはいなかったが、ここのところ多くなってきた。クロマダラソテツシジミに比べると落ち着きがない。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210929046 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 90.jpg 5.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
小さな個体だった。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210929054t X800 〇峰岡公園 D750 TAMRON 90.jpg 6.ツマグロヒョウモン 雄
関東では唯一の平地産ツマグロヒョウモンは多くの人の目に留まる機会が多い。雄は元気に飛び回る。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_21092905t X800 ◎峰岡公園 オオチャバネ D750 TAMRON 90.jpg 7.オオチャバネセセリ
見えている前翅表の白い斑紋からオオチャバネセセリのように思えた。イチモンジセセリにも個体差があるので、同定は難しい。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210929060 X800 ◎峰岡公園 ウラナミ D750 TAMRON 90.jpg 8.ウラナミシジミ 雌 -3
ウラナミシジミが多くなった。クロマダラソテツシジミと思って近寄ると、「なーんだ」となる。申し訳ない。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210929062 X800 〇峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 90.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
複数の雄が飛んでいる。

Nikon D750 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210929067 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.ヒメアカタテハ -1
  このチョウは舞岡公園などでは少なくなったと思っていたが、ここではしばしば見ることが出来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210929076x X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 11.ヒメアカタテハ -2
前の写真とは違う個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_210929090m X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ -4
写真3.の個体と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_210929097t X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ -5
赤紫と白いセンニチコウの花に埋もれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_210929107 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ -6
町内の人たちがグランド・ゴルフを楽しむ姿を背景に撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年10月30日

北海道 3泊4日 10月7日~10日 その5 最終日 洞爺湖畔から新千歳空港

最終日の朝、陽の光が降り注ぐよい天気となった。朝の光は優しい。昨日は夕方になってしまったが、羊蹄山も洞爺湖もその朝の光に優しく輝く。
 朝食も、洞爺湖が眺められるレストランで、ブッフェではなく、ゆっくりと食べることが出来た。食後はホテルの外に出て散策を楽しむ。ここは一度は止まる価値のあるホテルと思う。
 9時半に「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」を出発した。途中、洞爺湖の西側の高台にある「サイロ展望台」に寄り洞爺湖や有珠山、その左側に小さく尖った昭和新山を眺める。次にバスは洞爺湖畔にある洞爺湖温泉街の「わかさいも本舗」の駐車場に入った。お買い物タイムである。買物はそこそこにして、湖畔を歩いてみた。
 新千歳空港には予定より少し早く、12時半ごろに到着した。ツアコンさんから搭乗券を受け取り、ツアーは解散した。荷物を預けて、昼食にする。食後は空港にある店を見て回ったが、特に海産物が豊富で楽しい。あっという間に時間が来てしまった。私たちが登場する便は20分ほど遅れる。満席だった。大型機の一番後ろの席に座るのは初めての経験だった。
 ベテランのバスの運転手さんは今回は楽だったという。"観光"が限られていて、余裕のあるツアーだったが、久しぶりの旅行を楽しんだ。

000_211010127 X700 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」の朝 2021年10月10日 北海道虻田郡洞爺湖町

85.内浦湾の朝
私たちの部屋は洞爺湖側ではなく、内浦湾側だったが、むしろこの眺めも良い。朝6時40分、朝の柔らかい光が覆う。遠くは長万部方面と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
085_211010671 X800 〇ホテルより 内浦湾 RX10M4.jpg
86.ロビーから眺める羊蹄山 -1
羊蹄山(1,898m)は、ホテルから北側に見える。ロビーの大きなガラス(アクリル板か?)越しに少し雲がかかった美しい姿を見せてくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
086_211010126 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
87.ロビーから眺める羊蹄山 -2
朝食前の朝7時半。写真では右側が洞爺湖になる。ホテルの前は散策できるようになっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
087_211010133 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
88.朝食
朝食は洋食と和食でレストランが分かれていた。朝日が差し込む。洞爺湖を眺めながらの朝食だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
088_211010135 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
89.雲を被った羊蹄山
朝食を終え、外に出てホテルの周囲を散策する。真狩村の向こうに聳える羊蹄山はきれいな形の雲を被っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
089_211010137 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
90.ホテルのゴルフ場
建物を出て、左の方に歩いて行って見る。内浦湾側にゴルフ場が見えた。1990年6月に開設された「ウィンザー・グレートピーク・オブ・トーヤ」という18ホールのゴルフ場である。アップ・ダウンがあるコースのようだ。眼下には内浦湾、遥か彼方には羊蹄山・駒ケ岳・昭和新山を望むことができるという。宿泊客を対象にしたコースなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
090_211010147 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
91.「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」の威容
「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」はその前身を「ホテルエイペックス洞爺」といい、1993年(平成5年)に開業した。その後セコムが買取り、200億円を投じた改修工事を経て、2002年6月「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」として改めて開業した。2014年から所有者は明治海運に移っている。建物は地下1階 - 地上11階である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
091_211010140 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
92.遊覧ロープウェイ「サミットキャビン」
ホテルの建物の南側に写真のようなロープウェイのポロモイ山山頂駅があった。このロープウェイは遊覧ロープウェイ「サミットキャビン」という。この時は動いていなかった。ここから下のウィンザー・スノー・ビレッジへ空中散歩が楽しめるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
092_211010153 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
93.洞爺湖の島々
ホテルの前から洞爺湖を眺める。洞爺湖には4っの島がある。併せて中島というが、左側のひときわ大きい島が大島で右へ弁天島、観音島、饅頭島が浮かぶ。朝は晴れていたが、少し雲が多くなってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
093_211010160 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg
94.「サイロ展望台」
9時30分、バスは新千歳空港に向け出発する。南西に進み、途中、洞爺湖の西岸にある「サイロ展望台」というところに寄る。サイロが見えるのかと思っていたが、そうではなく、洞爺湖と有珠山などが一望できる高台がある土産物店だった。眺めは良かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
094_211010175 X800 洞爺湖サイロ展望台 北海道旅行 D7X.jpg
95.「サイロ展望台」にあったカフェ
「サイロ展望台」からバスに戻ろうとすると、そこにこんなカフェがあった。「Cafe Balher」という屋号だ。JR貨物のコンテナの払い下げを受けて、店舗にしたのだろうか。気になって帰宅してネットで検索してみると、ホーム・ページを持っていたが、コンテナについての記述はない。。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
095_211010184 X800 洞爺湖サイロ展望台 北海道旅行 D7X.jpg
96.洞爺湖温泉街「わかさいも本舗」
「サイロ展望台」を出て、洞爺湖温泉街に入る。今度のお買い物タイムは「わかさいも本舗」だ。ホームページには、「昭和5年、洞爺湖にて、創業者・若狭函寿が洞爺湖温泉の名物を作ろうと考えたときの最初の思いは『サツマイモの取れない土地で、焼きいもを作りたい』でした。」と書かれている。手ごろなお土産なので、いくつか購入した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
096_211010202 X800 洞爺湖畔 わかさいも本舗 北海道旅行 D7X.jpg
97.北海道洞爺湖サミット「宣言の地」記念碑
「わかさいも」はそこそこにしてバスが出発する時間まで、湖畔を歩いてみた。北海道洞爺湖サミット「宣言の地」記念碑があった。地球温暖化が深刻さを増し、環境問題が国際的な取り組みを求められている中、その対策をメインテーマに2008年北海道洞爺湖サミットの開催が7月7日から3日間と決定され、開催が宣言されたこの場所に大切な自然を守るべく、汚れなき自然の象徴としてブナの一葉を配し、そのシンボルとしてモニュメントが設置されたと書かれ、安倍首相と高橋はるみ知事の写真があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
097_211010191 X800 洞爺湖畔 北海道旅行 D7X.jpg
98. とうや湖ぐるっと彫刻公園
洞爺湖を囲むように位置する洞爺湖町と壮瞥町が「人と自然がふれあう野外彫刻公園」として、湖畔に彫刻が全58基を配されている。これは、洞爺湖遊覧船乗り場付近にあった「風」という作品。作者は山田吉泰、1994年に設置されている。女性の着衣が風を受けてたなびいているフォルムだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
098_211010196 X800 洞爺湖畔 北海道旅行 D7X.jpg
99.洞爺湖遊覧船
遊覧船の乗り場があった。洞爺湖汽船という会社が「トムソーヤの冒険号」と、「エスポア―ル号」とを運行している。写真は島めぐりの「トムソーヤの冒険号」だが、「エスポアール号」は、昨夜、ホテルから眺めた洞爺湖ロングラン花火大会が開催されている期間中は花火鑑賞船として毎晩運行している。花火鑑賞船の料金は大人1,500円、子供800円で花火鑑賞船桟橋出航は20時30分とのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1000秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
099_211010199 X800 洞爺湖畔 北海道旅行 D7X.jpg
100.新千歳空港 -1 3F 電車通り食堂街
予定より早く12時半くらいに新千歳空港に着いた。ツアコンさんから搭乗券を受け取り、荷物を預ける。まず、昼飯だ。ツアーで一緒だった方が、ここは、回転ずしとしては少し値は高いが、函館の「函太郎」が美味いという。それではと、そこに決め行って見ると待っている人が多い。その中に私たちにここを教えてくれたご夫妻もいた。電車通り食堂街というところにあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
100_211010205 X800 新千歳空港 北海道旅行 D7X.jpg
101.新千歳空港 -2 2F どさんこ産直市場
2階はたくさんの土産物店がある。その一角にどさんこ産直市場というところがあり、海産物の店がたくさん並んでいる。酒飲みにはたまらないところだ。生のつぶ貝、貝殻付きのホタテ、北寄貝の燻製やら、クジラのベーコンなど、ついつい手が伸びてしまう。でも、ここは楽しい。ここだけを目的に飛んできたいくらいだ。JAL514便に乗る。満席だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
101_211010218 X800 新千歳空港 北海道旅行 D7X.jpg


2021年9月20日

クロマダラソテツシジミ 9月10日

昨年、近所で思いもかけずクロマダラソテツシジミを観察したのは9月30日だった。その後、どこで発生していたのかわからないまま、最後に撮影したのは12月1日で、新鮮な個体も見ることが出来た。
 雌が産卵したとしても、まずここ横浜では年を越して世代を繋ぐことは出来ないだろうと思っていた。
 ここ何日間か秋雨前線が停滞し、日照がなく、気温も20℃そこそこの日が続いていて、やっと晴れたのが9月10日だった。郵便局へ行く用事があったので、コンデジをポケットに入れて、帰りは寄り道をして、帷子川河畔のヤマトシジミの発生状況を見にいったが、その帰路、昨秋にクロマダラソテツシジミを見た小さな公園へ寄ってみた。猫の額ほどの小さな花壇に植えられたセンニチコウ(千日紅)の花が咲き始めていた。ヤマトシジミが飛び、センニチコウの花に止まって吸蜜していた。
 その中で、やや飛び方が活発な個体が、すっと白いセンニチコウの花に止まり、吸蜜を始めたが、それがなんと、クロマダラソテツシジミとの再会だった。翅に破損があり、擦れている。どこから飛んできたのだろうか?近くで発生したのだろうか?
 少なくとも2頭いた。少し近所を歩いてみたところ、個人住宅の玄関に鉢植えにされたソテツがあり、そこに1頭いた。いったん自宅に戻り、D750を持って再び公園へ行った。
 今年の秋も楽しませてくれそうである。

210910047 X700 峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg
千日紅で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 2021年9月10日 横浜市

追記:後でネットで検索してみると、今年2021年も8月ごろから関東各地で観察されているようである。神奈川県では葉山で100頭に上る本種が見られたという情報もあった。また、関東では越冬しているのではないかとの記述も見られた。

001_210910009 X800 〇帷子川公園 SX620.jpg 1.ヤマトシジミ 帷子川
郵便局の帰りに帷子川沿いの道へヤマトシジミを見に行った。高温期型の雄が多かった。

Canon PowerShot SX620HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
002_210910016 X800 峰岡公園 クマソ SX620.jpg 2.クロマダラソテツシジミ -1
昨秋、小さな花壇に咲く花でクロマダラソテツシジミが楽しませてくれた公園がある。ヤマトシジミを撮ろうと思って帰り道に寄ってみた。昨秋のクロマダラソテツシジミは、ここでは越冬できるはずもないと思っていた。とは云いつつも、その公園の小さな花壇に昨秋も咲いていたセンニチコウの花を、もしかしたらと思いながら観察したところ、数頭のヤマトシジミに混じって、より活発に飛んで、すっと花に止まったシジミチョウを見ると、クロマダラソテツシジミだった。

Canon PowerShot SX620HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
003_210910021 X800 峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.イチモンジセセリ
一旦家に戻り、D750 に TAMRON 35-150 を付けて、そこへ取って返した。まだ、さっきのクロマダラソテツシジミは吸蜜している。イチモンジセセリでウォーミング・アップ。いつものように、最低シャッタースピードを1/500に設定して、プログラムオートで撮影。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし  
004_210910030 X800 〇峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 4.クロマダラソテツシジミ -2
この日は数日間続いた肌寒い雨が降る日々から一転して晴れた夏の日に戻った。開翅してくれたが、擦れて破損している雄だった。尾状突起はなくなっている。さっき撮った個体とは違う個体だった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210910042 X800 〇峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 5.クロマダラソテツシジミ -3
これだけ損傷があるのは、いつごろ羽化した個体なのだろうか?ここで発生したのか、どこからか飛来したのだろうか?

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210910057 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 6.クロマダラソテツシジミ -4
花で落ち着くとじっと留まって吸蜜を続ける。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210910088 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 7.クロマダラソテツシジミ -5
翅の左サイドは破損がやや少ないが尾状突起はない。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210910111 X800 ◎峰岡公園  D750 TAMRON 35-150.jpg 8.ヒメアカタテハ
高齢者がグランドゴルフで楽しむ広場の反対側にキバナコスモスが咲いている。今日はチョウも活発に飛ぶだろうと思い行って見ると、大分破損した個体だったがヒメアカタテハが来ていた。。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210910125 X800 ◎峰岡公園  D750 TAMRON 35-150.jpg 9.ツマグロヒョウモン雄
ツマグロヒョウモンもいた。比較的きれいな個体だった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO560 ) 露出補正 なし
010_210910132 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -6
この個体は、先に見た2頭に比べ破損の箇所が異なるようだ。全部で3頭いたのか。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO360 ) 露出補正 なし
011_210910138 X800 峰岡公園 付近の民家 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 11.クロマダラソテツシジミ -7 この公園から100mも離れていないところにある個人のお宅の玄関に鉢植えのソテツが置かれていた。もしかしてと思って目を凝らすと、ソテツの葉先に止まる1頭を見つけた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO560 ) 露出補正 なし


2021年7月14日

足立区生物園 ツシマウラボシシジミを見に行く 2 of 3 7月3日

今朝は6時半から近所のゴルフの練習場へ行き、小一時間汗を流し、8時半には家に戻って、MLBオールスターゲームの中継を見んとテレビの前に座った。昨日のホームラン競争はちょっと気の毒な感じがしたが、今日はまず、アメリカンリーグの1番指名打者、そして、その裏の先発投手としてオータニさんを応援したい。先頭打者としてはヒットが出なかったが、その裏のピッチングは素晴らしかった。160kmの速球も投げナショナルリーグの強打者を3者凡退に退けた。すばらしい。
 さて、7月3日にもどる。足立生物園での小一時間もあっという間に過ぎてしまった。園内には20種ほどの暖地性のチョウが放たれている。アクリル板の窓で囲われた蝶園のチョウは、その窓にぶつかり前翅の先端が擦れてちぎれていることが多いが、ここにいるチョウは比較的それが少ない。良く管理され、入れ替えられているのだと思う。
 しばらくツシマウラボシシジミ以外のチョウを撮ったりしていたが、再びこの日の目的に戻る。

020_210703144 X800 〇足立区生物園 RX10M4.jpg 20.ツシマウラボシシジミ -8
日本では沖縄県南西諸島に生育する南アメリカ原産の帰化植物、チリメンナガボソウ(縮緬長穂草)で吸蜜する。望遠端で撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
021_210703151 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 21.ツシマウラボシシジミ -9
マーキングのないきれいな個体だった。この日は SONYのRX10M4 しか携行していなかったが、TAMRON 90 macro を付けた Nikon も持ってきておくべきだった。なにせ被写体が小さい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 なし
022_210703153 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 22.ツシマウラボシシジミ -10
前の写真と同じ個体である。チリメンナガボソウの茎に止まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 なし
023_210703174m X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 23.ツシマウラボシシジミ -11
葉先に止まって開翅し始めたツシマウラボシシジミがいた。しかし、これ以上は開いてくれない。これは♂だろうか? ♂ならもっと青紫色が輝くと思うのだが。♀にしては明るすぎる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし
024_210703175 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 24.ツシマウラボシシジミ -12
前の写真と同じ個体。少し下がって周囲の様子を映し込んだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO1250 ) 露出補正 なし
025_210703181 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 25.ツシマウラボシシジミ -13
もう1枚。とうとうこれ以上は開いてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO1250 ) 露出補正 なし
026_210703182 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 26.ツシマウラボシシジミ -14
同じ個体。翅を閉じたところ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
027_210703191 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 27.ツシマウラボシシジミ -15
これはまた、別の個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
028_210703196tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 28.ツシマウラボシシジミ -16
これは遠慮がちにマーキングされた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
029_210703207tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 29.ツシマウラボシシジミ -17
27.の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
030_210703203 X800 足立区生物園 RX10M4.jpg 30.お嬢ちゃんとオオゴマダラ
オオゴマダラは人懐こい。しばしばこういう光景が見られる。梅雨の晴れ間の土曜日の午後、家族連れの入場者が増えてきた。お父さんも Canon を持ってこられていた。「撮らせてください」とお断りして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO1000 ) 露出補正 なし
031_210703208 X800 足立区生物園 RX10M4.jpg 31.オオゴマダラ
成虫は白地に黒い模様の端麗な姿だが、オオゴマダラの蛹は黄金色で、食草のホライカガミなどにぶら下がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO500 ) 露出補正 なし
032_210703214 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 32.リュウキュウアサギマダラ -2
少し園内に放蝶されている他のチョウを撮っていく。このチョウは石垣島、竹富島へ行ったときに多く見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO1250 ) 露出補正 なし
033_210703220 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 33.イシガキチョウ
このチョウも蝶園ではおなじみのチョウだ。台湾、沖縄本島、石垣島で見てきたが、高知へ行ったときにカレー屋さんの黄色い看板に止まって翅を開いていたこともあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO800 ) 露出補正 なし
034_210703228tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 34.ヒメアサギマダラ -1
リュウキュウアサギマダラよりは小さく、可愛いチョウだ。2頭とも♂で、後翅の肛角部付近に黒い性標がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
035_210703229 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 35.ジャコウアゲハ♀
「どうぞ撮って下さい」と言わんばかりに止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO500 ) 露出補正 なし
036_210703232 X800 〇足立区生物園 RX10M4.jpg 36.ヒメアサギマダラ -2
この花が好きなようで集まってきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO500 ) 露出補正 なし
037_210703237 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 37.ヒメアサギマダラ -3
私はヒメアサギマダラは石垣島や竹富島で見たことがない。かっては迷蝶だったとのことで1980年代後半から与那国島で継続的に発生しているという。1990年代中ごろに一時記録が途絶えたが、近年再び発生し、八重山諸島各地で見られるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO800 ) 露出補正 なし
038_210703245 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 38.リュウキュウアサギマダラとツマムラサキマダラ
左側のツマムラサキマダラは上を飛んでいるのが♂で、下で翅を閉じて吸蜜しているのが♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし