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2023年12月22日

沼津港・千本松原・御殿場「時之栖」 2023年11月14日-15日 御殿場「時の栖」で一泊、山中湖から道志へ ①

時間があったら毎日のように、近所の公園へ秋のチョウを撮りに行っていたので、それをアップするのに追われてしまっていた。11月前半までストックがあるが、それは年が改まってから順次載せていくことにして、しばらくチョウから離れることにする。

 コロナが猛威を振るい始める前は、年に1~2回はご一緒に旅行に出かけていたKご夫妻から、「時之栖」へ行かないかとお誘いがあった。家内が足を傷めてからなかなか旅行にも出かける機会がなかったので、二つ返事で「行きましょう」ということになった。はじめは、沼津の魚市場で寿司を食べ、日帰りドライブの予定だったようだが、一泊して御殿場にある「時之栖」のイルミネーションを観賞し、翌日は山中湖湖畔の紅葉をみて、道志道(国道413号)を通って、宮ケ瀬ダムによって帰ろうということになった。
 朝8時に我が家へ車で来ていただき出発した。国道16号は少々混んでいたが、東名に入ってからは順調に進むことが出来た。海老名で小休止したあと、大井松田の先で、左ルートと右ルートに分かれるが、その左ルートが工事中で閉鎖されているので、渋滞が予想されたが、全く問題なく沼津インターに着いた。前日に降った雪で化粧を直した富士山を見ながらの走行は爽快であった。
 火曜日は沼津の魚市場はあいにく定休日であり、その日営業している寿司屋をKさんのお奥さまが探して下さっていた。ところがハンドルを握っていた私が、沼津市街方面へ行かなくてはならないところを、間違えてしまい、なんと東京方面への東名のゲートに入るルートに迷い込んでしまった。同じように間違う車もあるらしく「誤侵入の車はここで待機し、この先にあるボタン押して通報してください。」という趣旨の大きな看板が立てられていた。インターホンでの案内に従い、何とか沼津港方面への道に入ることが出来た。
 寿司屋は12時の予約になっていた。沼津インターを出るころは早く着きすぎることを心配をしていたが、この失態の為にちょうど良い時間に到着する。
 沼津港魚市場の飲食店は、定休日となっていたが、それでも何軒かの食堂や商店が営業をしていた。
 沼津港の商店街を少し歩いた後、すぐ近くの沼津千本松原へ行った。素晴らしい青空で富士山が陽を浴びて輝く。山梨県側(北側)から見る富士山は裏側になるが、駿河湾側から見る富士山は、陽の光をいっぱいに受け、均整がとれた美しい姿だ。
 1時間ほど千本松原で過ごし、御殿場へ向かった。あの青山通りに続く国道246号線を北へ走る。1時間足らずで「時の栖」に着いた。
 富士山の東南、御殿場駅の南側の御殿場高原に位置する。その日は「ホテル時之栖」に泊まったが、部屋の窓からは正面に富士山が見える。
 時之栖は、米久創業家が株主であることから、米久グループと関係が深いレジャー施設である。1994年(平成6年)3月4日に設立された。
 陽が落ちるのが早い、夕方5時前にはライトアップの光が店頭し始める。今晩の夕食は「御殿場高原ビール」というビアレストランだった。天井が高い大きなホールでの食事となった。各種地ビールが楽しめたが、ブラウンが一番うまかったように思う。
 夕食後、まだ黄昏の明るさが残る園内のイルミネーションを楽しんだ、「光のトンネル」と名付けられた、1日の中での富士山、四季折々の富士山をテーマにした6つのエリアがつながっている。中でも百花繚乱のエリアでは、富士山の春夏秋冬の美しさが光と音のショウとして日本一のプレミアムなトンネルという。そのほか、来場者が、絵馬の如く、メッセージ・リーフを電飾された木に括り付ける「メッセージツリーフォレスト」など、多彩な光の造形が楽しませてくれた。

000_231114054m X700 御殿場 時之栖 G7X.jpg
御殿場「時之栖」から眺めた富士山 2023年11月14日 静岡県御殿場市

001_231114002 X900 海老名SA G7X.jpg 1.海老名SAから見た富士山
雲一つない富士山が見られた。前日に降った雪で裾野まで雪化粧をしていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 37mm ISO125 )
002_231114004 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 2.沼津漁港 海鮮めし食堂
Kさんの奥さまが予約してくれていた寿司屋「寿司庵さいとう本店」で食事をした後、沼津港の町を少し歩いてみた。この日は火曜日。沼津港の魚市場は休みだった。だが、観光客はそこそこ来ていて、土産物屋や食堂は営業しているところがあった。店の名前は「海女小屋」か。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1250秒 18mm ISO200 )
003_231114005 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 3.沼津港食堂街
南北に走る沼津魚市場に沿った通りは一番線、その次が二番線、さらに三番線とあるが、私たちは何もわからずに北側から二番線を歩いてみた。その二番線には食堂が並んでいる。10年以上前だったろうか、当時から名前が通っていた「双葉寿司」(火曜日は休み)という店に入ったことがあるが、そこはこの二番線の西側に寄ったところにある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 15mm ISO250 )
004_231114008 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 4.沼津港土産物屋 -1 まぐろかぶと
マグロのかぶとの煮つけを売っている店があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 )
005_231114009 X900 沼津魚市場 G7X.jpg 5.沼津港土産物屋 -2
これはマグロの尻尾のようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO200 )
006_231114018 X900 沼津 千本浜 G7X.jpg 6.沼津千本松原
沼津市公式観光サイトから引用させていただくと、「狩野川河口から田子の浦にかけて広がる千本松原は、松の常緑と白雪をいただいた富士山、そして駿河湾の彼方に沈む夕陽といった美しい自然で知られ、白砂青松100選にも選ばれた景勝地です。戦国時代には武田氏と後北条氏の戦いで切り払われましたが、名僧・増誉上人が5年の歳月をかけて植え直したと伝えられています。また、千本松原の一部は公園として整備され、松林の中を散策したり、この地を愛した文人たちの記念碑を見ることができます」と解説されていた。駿河湾から吹く風を受けて斜めに伸びた2本の松の間から富士山が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
007_231114031 X900 沼津 千本浜 トビ  G7X.jpg 7.均整のとれた富士山
千本松原からは、ほぼ真北に富士山を眺める。富士山はどこから見ても美しい姿をしているが、ここから見る富士山は陽光を浴びて、均整がとれたことさら美しい姿だと思う。照明灯の傘に止まるトビが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 )
008_231114036 X900 沼津 千本浜  G7X.jpg 8.海岸と千本松原
沼津から田子の浦の方に向かって海岸が続く。右側が千本松原で、沼津市の狩野川河口から、富士市の田子の浦港の間約10kmの駿河湾岸に沿って続いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 18mm ISO125 )
009_231114044 X900 沼津 千本浜 トベラ  ハト G7X.jpg 9.トベラの実
PictureThisで検索した。トベラは、暖かい地方の海岸沿いに多く見られる常緑樹だそうだ。トベラの実は熟れると割れて、中には、べたつきのある赤い種子がある。この種は、特有の匂いを持ち、鳥が好んで食べるという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO12800 )
010_231114047 X900 沼津 千本浜 若山牧水歌碑 ハト G7X.jpg 10.若山牧水歌碑
これは歌碑であるが千本松原には旧居跡もある。歌人若山牧水が、千本松原の景観に強く心ひかれ、沼津に移住してきたのは、大正9年(1920年)満34歳の夏。大正14年、ここに500坪の土地を求めて居宅を新築し、沼津永住の念願を果たした。建物は、木造2階建て79坪で全11室あり、牧水が夢に描いていたとおりのものであった。牧水は、千本松原を愛したように、この居宅を非常に愛していたが、この家には、わずか3年暮らしただけで、昭和3年(1928年)の秋、43年の短い生涯をこの地に閉じている。この歌碑は歌人若山牧水(本名 繁)が、明治18年(1885年)宮崎県に生まれ、旧制延岡中学時代から短歌に親しみ、早稲田大学在学中に中國路を旅し、この「幾山河」の歌を作った。24歳のときに出版した歌集「別離」が歌壇に認められ一躍世に出た牧水は、大正9年(1920年)夏、一家を挙げて沼津に移住してきた。(沼津市ホームページ参照)

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/1250秒 9mm ISO12800 )
011_231114049 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 11.ホテル時之栖
時之栖にはいくつもの宿泊施設がある。車で時之栖のエリア内に入って来ると、右側に「御殿場高原ホテル」というのがあった。私たちは「ホテル時之栖」というところに泊まった。建物は少し古いが、家族で泊まれるような大きな部屋だった。ドアを開けて正面の窓からは富士山の全容が見られる。このほかにも「スローライフヴィラ」とか「ブルーベリーロッジ」という宿泊施設もあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 9mm ISO125 )
012_231114056 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 12.富士山の雄姿
ここから富士山は北西の方向にあるが、麓の右側に御殿場市街、山中湖があり、正面には自衛隊の演習場がある。ここからは1707年に大噴火した宝永山の火口跡がはっきりと見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )
013_231114068 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 13.「光のトンネル」 -1
ホテルに着いた時間は3時前だった。イルミネーションは4時半から順次点灯するという。部屋で少し休んでから、夕食までの時間、そのイルミネーションで飾られる園内をブラブラした。イルミネーションの点灯が始まっている「光のトンネル」というまっすぐなプロムナードを御殿場高原ホテル側から歩いてみた。隣接するサッカーグラウンドが100m位あるので、それから推し測ると200m前後の長さがあり、それが6っのゾーンに分けられている。 

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO320 )
014_231114071 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 14.「メッセージホレスト」
富士山の恵みの水をイメージしたプラスティックで作った「しずく」に願いを書き、電飾された木に吊るしていく。いわば、絵馬のアイデアだ。「お金ほしい」と書かれた直接的な願いもあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO2000 )
015_231114094 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 15.夕闇の中の富士山
「メッセージホレスト」から出てくると、暮れていく空に富士山が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 23mm ISO3200 )
016_231114103 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 16.「光のトンネル」 -2
時刻は5時20分、「光のトンネル」は人の流れも多くなり、イルミネーションも輝く。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1600 )
017_231114112 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 17.「光のトンネル」 -3
パンフレットには「1日、1年で楽しめる富士山の様々な光、色、表情に出会え、春夏秋冬の美しさが光と音のショーとして来場者を包み込む日本唯一のプレミアムなトンネルです。」とあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO1600 )
018_231114119 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 18.「さくらSQUARE」
そろそろ夕食にしようと食事ができるエリアへ戻ってきた。こんな屋台の店も出ていて、外で食べることもできる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 31mm ISO3200 )
019_231114123 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 19.GKB
GKBとは御殿場高原ビールという地ビールのことだ。今宵の夕食はこの地ビールレストラン「グランドテーブル」を予約してくださっていた。御殿場高原ビールは、 地ビールの黎明期である1995年より製造を続けている古参のビールで、このレストランに併設されている醸造所で製造されている。レストランの建物は、この写真の光が当たっている建物の右側に入口があるが、中に入ると天井が高く開放感のある大きな空間があった。予約した時間より少々早めであったが、喉も乾いたので、始めることにした。ピルスナー、ヴァイツェン、ヴァイツェンボック、シュバルツの各種ビールが小さなグラスに注がれたセットもあった。御殿場コシヒカリラガーというのも飲んでみたが、私は飲みなれたラガーの方を好む。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.3 1/1000秒 14mm ISO2500 )
020_231114129 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 20.「初夢の橋」 -1
食事を終え、良い気分になって夜風にあたりながら外を歩く。目の前にライトアップされた大きなフクロウのような姿があった。何だろうと思って傍に行ってみると、「初夢の橋」と題する「一冨士・二鷹・三茄子」を配した作品だった。この橋は2017年7月15日に開通したそうだ。橋は幅は15m、長さ25m、高さ3.5mだそうだ。とすると大きな鳥のオブジェはフクロウではなくタカなのだ。明日の朝、見てみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/800秒 9mm ISO3200 )
021_231114134 X900 御殿場 時之栖 G7X.jpg 21.「初夢の橋」 -2
横にまわると、こちらが正面で、「初夢の橋」を見ることが出来た。橋の向こう側見える輝くツリーはX'Masツリーではなくランタンツリーと名付けられていた。パンフレットには「天空に広がる無数のランタンのパノラマを振りかえれば夜の富士山を浮かび上がらせる絶好スポットです。」と解説されていた。写真の右側に食事をしてきたGKBのレストランが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 18mm ISO3200 )

2023年9月20日

信州 夏の高原のチョウと花 ③ 2023年8月22日 長野県富士見町入笠山

スマホでの撮影を含めて、チョウの写真を撮る人は何人かいたが、ネットを振っている人はいない。
 入笠山は春から秋にかけて約150種類もの山野草を楽しむことができる花の宝庫である。平成26年にはユネスコエコパーク(生物圏保存地域)にも登録されている。

000_230822025 X700 入笠山 ホソバエゾリンドウ Z50 Z105mc.jpg
ホソバエゾリンドウ 2023年8月22日 長野富士見町入笠山「入笠すずらん山野草公園」

045_230822338x X900 入笠山 クジャク RX10M4.jpg 45.マツムシソウとクジャクチョウ -15
八ヶ岳連峰が眺められる「入笠すずらん山野草公園」の展望台付近で、もう少し撮影を続けた。マツムシソウが沢山咲いている。何回か行った池の平湿原にもマツムシソウが多い。そこでは今頃だとベニヒカゲが多いが、ここではベニヒカゲは見られなかった。しかし、何年も前のことだが、入笠山に登った時はその登山道でベニヒカゲを目撃している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1250秒 20mm ISO160 ) 露出補正 なし
046_230822064 X900 △入笠山 クジャク Z50 Z105mc.jpg 46.マツムシソウとクジャクチョウ -16
吸蜜していたクジャクチョウが離れていった。クジャクチョウにもピントが合っていれば最高だが、ピントはマツムシソウに合ったままだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO110 ) 露出補正 なし
047_230822342 X900 入笠山 ギンボシ RX10M4.jpg 47.ギンボシヒョウモン -1
ギンボシヒョウモンもマツムシソウが好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 201mm ISO200 ) 露出補正 なし
048_230822344t X900 入笠山 ギンボシ RX10M4.jpg 48.ギンボシヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。トリミングした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
049_230822069tm X900 入笠山 クジャク Z50 Z105mc.jpg 49.マツムシソウとクジャクチョウ -17
マツムシソウはマツムシソウ科マツムシソウ属の越年草。北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種で、山地の草原に生育する。(wikipedia)

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
050_230822075t X900 入笠山 クジャク Z50 Z105mc.jpg 50.マツムシソウとクジャクチョウ -18
背景がきれいにぼけてくれた。wikipediaによれば、マツムシソウは、葉を出して冬を越し、花を付けてから枯れる冬型一年草(越年草)だが、高地では枯れずに2年目の葉を出す多年草である。マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが和名の由来であるとする説がある。薬草として皮膚病などに用いられることもある。日本の31の各都道府県で減少傾向にあり、各々のレッドリストに指定されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
051_230822077 X900 入笠山 モンキ Z50 Z105mc.jpg 51.モンキチョウ♂ -1
モンキチョウもマツムシソウに来る。モンキチョウは高山から平地まで、北海道から沖縄県まで日本全国に生息する凄いチョウだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
052_230822078tm X900  入笠山 モンキ Z50 Z105mc.jpg 52.モンキチョウ♂ -2
トリミングした。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
053_230822348tm X800 入笠山 クジャク RX10M4.jpg 53.クジャクチョウ開翅
Sony RX10M4 の焦点距離200mmで撮った。トリミングしているが、シャープで、背景もきれいにぼけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 203mm ISO400 ) 露出補正 なし
054_230822080 X800 入笠山 セイヨウノコギリソウ Z50 Z105mc.jpg 54.セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
ヤマハハコと思ったが、葉の付き方が違った。セイヨウノコギリソウは、ヨーロッパ原産のキク科ノコギリソウ属に分類される多年草の1種。写真には写っていないが、たくさんのギザギザの葉がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
055_230822353tx X800 入笠山 クジャク RX10M4.jpg 55.マツムシソウとクジャクチョウ -15
このような背景でクジャクチョウの写真を撮りたかった。広角で被写体に近づく。絞り込んで背景がもっとクリアになればなお望むところだった。トリミングした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
056_230822362x X800 入笠山 クジャク RX10M4.jpg 56.マツムシソウとクジャクチョウ -16
前の写真と同じシーンである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1250秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
057_230822083 X800 入笠山 クジャク Z50 Z105mc.jpg 57.マツムシソウとクジャクチョウ -17
マクロレンズで撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
058_230822091 X800 入笠山 クジャク Z50 Z105mc.jpg 58.マツムシソウとクジャクチョウ -18
同じくマクロレンズで撮影。度どの個体も羽化したてのようなきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
059_230822092 X800 入笠山 キキョウ Z50 Z105mc.jpg 59.キキョウ(桔梗)
舞岡公園に咲くキキョウに比べ、少し色が濃いような気がする。園芸品種には白色や桃色の花をつけるものや、鉢植え向きの草丈が低いもの、二重咲きになる品種やつぼみの状態のままほとんど開かないものなどがあるそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
060_230822382m X800 入笠山マンシュウキスゲ RX10M4.jpg 60.マンシュウキスゲ(満州黄菅)
PictureThisで検索したら、マンシュウキスゲと同定された。マンシュウキスゲの花は夕方に開花し、翌日の午後までには萎んでしまう。 Hemerocallis属(和名 ワスレグサ属)で他には、ゼンティカ(ニッコウキスゲ)やユウスゲがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 53mm ISO320 ) 露出補正 なし
061_230822385 X800 入笠山 アンタカラコウ RX10M4.jpg 61.ハンカイソウ(樊噲草)
PictureThisで調べてみるとハンカイソウと回答された。キク科メタカラコウ属の多年草とのこと。さっき、ギンボシヒョウモンが吸蜜していたトウゲブキもメタカラコウ属である。wikipediaでハンカイソウを検索すると、トウゲブキ(エゾタカラコウ)にある総苞の基部と、花柄の基部の苞はないと記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 65mm ISO320 ) 露出補正 なし
062_230822392x X800 入笠山 クジャク・アキノキリンソウ RX10M4.jpg 62.アキノキリンソウに来ていたクジャクチョウ
始めて、マツムシソウ以外の花でクジャクチョウが吸蜜していた。気に入った1枚になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 218mm ISO200 ) 露出補正 なし
063_230822399 X800 入笠山 ヤマユリ RX10M4.jpg 63.ヤマユリ(山百合)
1株にたくさんの花を付けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 218mm ISO200 ) 露出補正 なし
064_230822093 X800 入笠山 ヤマハハコ Z50 Z105mc.jpg 64.ヤマハハコ(山母子)
今年の8月9日に、立山の室堂平でも見てきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
065_230822405s X800 入笠山 ウラギン RX10M4.jpg 65.マツムシソウとウラギンヒョウモン -1
きれいな個体だった。翅の色を見ると♂のようだが、♂の特徴である前翅にある2本の性標ははっきりしない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 192mm ISO320 ) 露出補正 なし
066_230822414x X800 入笠山 ウラギン RX10M4.jpg 66.マツムシソウとウラギンヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。傷のないきれいな個体だった。さて、そろそろ、いったんゴンドラ駅の方へ戻って、Cafe でコーヒーを飲みながら一休みし、海老名SAで買ってきたメロンパンを食べようと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1250秒 172mm ISO320 ) 露出補正 なし

2023年7月20日

ビバリウムへ戻りもう一回り ③ 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

いったん、ビバリウム(正式には生態観察施設「びばりうむ長坂」という)を出て、その外を歩いてみたところ、きれいなミヤマカラスシジミと樹液に来ていた3頭の天然オオムラサキを見ることができ、撮影もできた。
 再びオオムラサキセンターの本館に戻り、腕に貼っておいた再入館証を見せ中に入った。テラスに座って、自販機で購入した冷たいカルピスウォータで喉を潤す。
 12時半を過ぎて、児童たちの姿がなくなった。ビバリウムの中は、私のような写真を撮りに来ている愛好者と、年配の御夫婦が数組いらっしゃるだけで、静かになっていた。耳元をオオムラサキがかすめるように翔び、バサバサと音が聞こえた。
 ビバリウムで30分ほど写真を撮って退出した。駐車場の車に戻って、海老名SAで買ってきていたおにぎりで昼食にする。
 帰路、須玉から中央道に乗り、しばらく走ると、雲一つなく、全く雪のない富士山が、正面に見えた。ここから見る富士山の形は整っていて美しい。帰りも順調に走ることができ、午後4時半には帰宅してシャワーを浴びることができた。

000_230706344tx X700 ◎北杜市オオムラサキセンタ ビバリウム Z50 Z105mc.jpg
オオムラサキ♂ 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

038_230706152 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 38.オオムラサキ♀ -6
ビバリウムへ戻り、最初に目に着いたのは羽化したばかりのようなきれいな姿の♀だった。♀の発生が多くなっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
039_230706315 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ ビバリウム Z50 Z105mc.jpg 39.オオムラサキ♀ -7
この個体も羽化したばかりの傷のないきれいな♀だった。暑さを避けて葉陰に隠れるように止まる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO640 ) 露出補正 なし
040_230706153 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 40.オオムラサキ♀ -8
♀の羽化が進んでいる。ビバリウムの環境を写し込んでおこうと広角側で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
041_230706318 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ ビバリウム Z50 Z105mc.jpg 41.オオムラサキ♀ -9
この個体も♀だと思う。♀も暗紫色が見られる。♂に比べ中央部の斑点が黄色味を帯びる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO3200 ) 露出補正 なし
042_230706155 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 42.オオムラサキ♀ -10
これも♀。日差しを避けて枝の裏側に止まる。♂の羽化直後の美しい青紫色の輝きを見るためにはもう数日早く来なくてはならなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
043_230706157m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム 蛹 RX10M4.jpg 43.オオムラサキ♀ -11
これも♀。翅頂部が切れていない、傷のない個体を撮るとそのほとんどは♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 70mm ISO800 ) 露出補正 なし
044_230706165m X900 ◎オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 44.オオムラサキ♂ -6
♂の開翅した姿。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 49mm ISO400 ) 露出補正 なし
045_230706165m X900 ◎オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 45.オオムラサキ♂ -7
前の写真と同じ個体。この♂は少し擦れてはいるがマシなほうである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
046_230706170 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 46.餌場に集まるオオムラサキ♂ -1
♂も多く餌場に集まるが、新鮮な個体は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 45mm ISO3200 ) 露出補正 なし
047_230706329 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ ビバリウム Z50 Z105mc.jpg 47.オオムラサキ♂ -8
この♂も傷はないが鱗粉は少し落ちている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
048_230706175 X900 △オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 48.餌場に集まるオオムラサキ♂ -2
次から次と飛来してポジション争いをする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 50mm ISO3200 ) 露出補正 なし
049_230706185 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 49.樹幹に止まる♀
♀の腹部は太い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/400秒 140mm ISO3200 ) 露出補正 なし
050_230706188 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム +補正 RX10M4.jpg 50.オオムラサキ♀ -12
♀は♂に比べると一回り大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 195mm ISO31600 ) 露出補正 なし
051_230706189 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム 発光 RX10M4.jpg 51.樹幹に止まる♂
この♂も残念ながら翅頂部が切れている。フラッシュを発光した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 195mm ISO1000 ) 露出補正 なし
052_230706191 X900 ◎オオムラサキセンタ ビバリウム 発光 RX10M4.jpg 52.2頭のオオムラサキ♂ -2
2頭の♂が向き合って樹幹に止まる。フラッシュ発光した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 102mm ISO800 ) 露出補正 なし
053_230706194 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 53.オオムラサキ♀ -13
少し傷がある♀もいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 51mm ISO800 ) 露出補正 なし
054_230706199 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 54.オオムラサキ♂ -9
♂かな、♀かなと迷ったが、前翅中央部側の白斑が白いので♂と思う。後ろ側から見ると青紫色の輝きが鈍くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO250 ) 露出補正 なし
055_230706334 ◎北杜市オオムラサキセンタ ビバリウム Z50 Z105mc.jpg 55.オオムラサキ♂ -10
これは傷のないきれいな♂だった。残念ながら頭を向こうに向けているので、青紫色が輝きかない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
056_230706343 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ ビバリウム Z50 Z105mc.jpg 56.オオムラサキ♂ -11
この♂は翅は傷んでいないが、鱗粉は少し擦れてしまっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
057_230706350 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ ビバリウム Z50 Z105mc.jpg 57.オオムラサキ♀ -14
午後になって、写真のように樹の幹に止まる個体が多くなった。これでビバリウムを退出する。♂の良い写真が撮れなかったのが残念だが、久しぶりに元気なオオムラサキたちに会え、満足した一日だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO1100 ) 露出補正 なし
058_230706203m X900 オオムラサキセンタ アサヨ峰RX10M4.jpg 58.アサヨ峰(2,799m)
駐車場の車に戻って、往きの海老名SAで買っておいた握り飯を食べる。帰路に着く前に、南アルプスの写真を撮っておこうと、中央本線日野春の跨線橋まで歩いて行ってみた。残念ながら、中央高速の下り線、勝沼付近から見る南アルプス連峰の眺めのような良い写真は撮れなかった。この山は甲斐駒ヶ岳の南側のアサヨ峰だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1000秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年7月12日

久しぶりにオオムラサキの姿を満喫 ① 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

天気予報と北杜市オオムラサキセンターのコラム「オオムラサキの様子」を見ながらいつ行こうかと思案していた。「オオムラサキの様子」を見ていると、6月26日には "メスも羽化しました"最盛期は7月の第1~2週ごろと、29日には"続々"と、そして7月4日は"見頃♬"となった。きれいな個体を見たかったので、6月の終わりから7月初めにかけていきたかったが、都合がつかず、天気もいまいちだった。結局7月6日を選んだ。
 天気予報通り、7月6日は快晴で、気温も高くなった。マイカーで7時に自宅を出発した。国道16号バイパスから横浜・町田インターで東名高速に上がる。海老名SAで小休止し、昼飯と飲み物を買い込んだ。
 中央道の笹子トンネルを抜けて勝沼あたりに来ると、道は甲府盆地へと下っていく。正面に南アルプスが見える。正面に間ノ岳3,180m、右に小さく北岳3,193m、左には農鳥岳3,025mが雲一つなくはっきりと見えた。甲斐駒2,966mは北岳よりさらに右の方だ。農鳥岳の左には悪沢岳3,141m、赤石岳3,120mも見える。
 オオムラサキは最盛期だった。♂も♀も個体数は多い。1000頭近く飛んでいるのではなかろうか?
 私が到着し、ビバリウムに入ったのは、10時頃だったが、カメラを手にした愛好家の男性が5〜6人、それと学習教室で、先生に引率された小学校の生徒さんたちが大勢入場されていた。

000_230706001 X700 オオムラサキセンタ 甲斐駒 RX10M4.jpg
オオムラサキセンターの駐車場から見た甲斐駒ケ岳(2,966m) 2023年7月6日
山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

 

000_230706228tx X700 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg
オオムラサキ♂の雄姿 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

001_230706006 X900 オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 1.餌場に集まるオオムラサキ
広さ1,400㎡の鉄骨ネット張りのビバリウム(生物本来の生息環境を再現した飼育・展示用の自然動物園。生態動物園のこと)には3様式の餌場が設けられている、ひとつは①本来の樹液のように木の幹にオオムラサキが好む発酵させた蜜状の液を塗ったもの、次に、②高さ1mくらいに切った灌木の切断面上にバナナなど?を発酵させ載せたもの、3っ目は発酵させた液などを入れた皿状の容器である。これらが全部で10か所以上は設けられている。ここには約10頭のオオムラサキが集まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 98mm ISO2000 ) 露出補正 なし
002_230706212 X900 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 2.オオムラサキ♀ -1
♂はすでに羽化してから数日を経ている個体もあり、傷のない完全な個体を見つけるのは難しい。♀は♂より遅れて発生してくるので、きれいな個体が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_230706214 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 3.オオムラサキ♂ -1
これはきれいな個体だった。紫色があざやかに映える位置にまわって撮影する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_230706233 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 4.オオムラサキ♂ -2
ブルーの輝きが鮮やかだった。残念ながら前翅の先端が切れてしまっている。ビバリウムの囲いにぶつかるからだと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230706013m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 5.樹液状の餌場に集まるオオムラサキ
比較的新鮮な個体がいる。♂の後翅の内縁近くの翅脈は直線的なのに対し、♀では湾曲するのだが、裏面から雌雄の同定はよく見ないと解らない。写真では上に止まっている2頭が♂のようで、下に並んで止まっている2頭は♀と思われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 46mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_230706016m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 6.切株の餌場に集まるオオムラサキ
高さ1mほどの比較的細い切株の切断面に、オオムラサキの好む餌が置かれている。自然界では、オオムラサキは雑木林のクヌギ、コナラ、ミズナラ、クリなどの樹液を好んで吸う。ビバリウムに置かれた食餌は当センター特製のものなのだろう。見た目はバナナの皮を発酵させたように見える。オオムラサキは入れ替わるように翔んでくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 48mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_230706245 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 7.樹液状の食餌どころに集まるオオムラサキ
開翅した♂が陽を浴びて輝く。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO900 ) 露出補正 なし
008_230706019 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 8.オオムラサキ♀ -2
カメラを構えると、こちらに目を向けているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 36mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_230706253 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 9.オオムラサキ♀ -3
判定は難しいが、この3頭は♀のように思える。3頭とも容姿端麗で、羽化してからあまり時間は経っていないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO2500 ) 露出補正 なし
010_230706256 X900 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 10.オオムラサキ♀ -4
この個体は明らかに♀だ。後翅内縁の支脈が湾曲している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
011_230706258t X900 〇北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 11.オオムラサキ♀ -5
大きな♀だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f8.0 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
012_230706029m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 12.オオムラサキ♂と♀
♂(上)と♀が向かい合っている。このように♀が♂に向かい合うのは交尾拒否のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_230706036m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム 子供たち RX10M4.jpg 13.生態観察
先生に引率された小学生たちが生態観察に来ている。時間で決められているようで、一度に何組も入っては来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.8 1/1250秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
014_230706268 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ Z50 Z105mc.jpg 14.オオムラサキ♂ -3
陽の光を浴びて、ひときわ青紫色が輝く♂だ。羽化したばかりのきれいな個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_230706042 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 15.オオムラサキ♂ -4
頭の側から撮らないと青紫色の輝きは乏しいようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 164mm ISO640 ) 露出補正 なし
016_230706045 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 16.2頭のオオムラサキ♂
両者にピントが合って、良く撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 70mm ISO1000 ) 露出補正 なし
017_230706052m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 17.オオムラサキ♂ -5
なかなかこちらが望むような位置に止まってはくれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO1250 ) 露出補正 なし
018_230706072 X900 ◎オオムラサキセンタ ビバリウム 幼虫 RX10M4.jpg 18.オオムラサキ終齢幼虫 -1
オオムラサキは、卵から10日くらいで孵化して1齢幼虫になる。エノキの葉を食べて、脱皮を繰り返し、4齢幼虫で越冬する。冬を越し、エノキの葉が芽吹き始める4月中旬、活動を再開した4齢幼虫はエノキの葉を食べ、5齢幼虫、そして十分に成長した6齢幼虫(終齢幼虫)はエノキの葉裏で蛹になり、6月下旬頃から羽化が始まる。♂の方が♀より早く羽化が始まる。成虫が見られるのは1年のうち、夏の間のわずかな期間である。エノキの葉にいた写真の蛹は大きく育った終齢幼虫で蛹になる準備が始まるのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
019_230706077t X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 19.児童の帽子に止まるオオムラサキ
女の子の黄色い帽子にオオムラサキが止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 35mm ISO500 ) 露出補正 なし
020_230706272 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ 幼虫 Z50 Z105mc.jpg 20.オオムラサキ終齢幼虫 -2
先ほどの終齢幼虫とは別の個体である。終齢幼虫は25日位するとエノキの葉の付け根のあたりに台座を作り、尾端を固定し、頭を下にしてぶら下がるが、これは尾端を固定するための準備をしているところと見えた。前蛹になる準備が始まるのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし

2023年6月26日

海老名へ行く ② ジオラマパーク / 小田急ロマンスカー・ミュージアム 2023年6月14日

小田急ロマンスカー・ミュージアムのロマンスカーギャラリーで展示されていた車両を見たあと、2階のジオラマパークへ上がった。
 そこにはNゲージ鉄道模型の小田急の車両のレイアウトがあるくらいだろうと思っていたが、想像を超える新宿から箱根、江ノ島までの大きなジオラマが広がっていた。なかなかなものであった。入ったときは薄暗く、まず新宿駅周辺の光景があったが、実はそれは「夕暮れ時」が演出されていたのだ。
 やがて「夜」の情景になり、さすがに写真が撮りにくくなった。そして、しばらくしてジオラマの奥のスクリーンでプロジェクションマッピングなどによるショーが始まった。これが結構長い。早く明かりが点かないかと、係の女性に尋ねてみると、このジオラマは「夜」がメインなのですという答えだった。
  30分ほど経って、やっと「朝」になり、ジオラマの箱根の情景などを見て、退出した。ジオラマの写真は光線が難しく上手く撮れなかった。
 駅から小田急線、JR相模線を跨ぐ跨線橋で結ばれた「ららぽーと海老名」へ行き、レストランが混まないうちに昼食にした。まだ正午まで15分ほど時間があったが、待っている人がいる店もあった。食事のあと、1階から4階まであるショッピングフロアをざっと歩いてみた。
 「ららぽーと海老名」は西口だが、かっては相鉄線側の東口の方が賑やかだった。1980年代から東口周辺に商業施設が進出しはじめた。
 まず開発の皮切りになったのが1979年、海老名駅東口・ロータリー横に建設された大型ショッピングセンター「イオン海老名店」、続いて1984年に、ダイエーが運営元となる「ショッパーズプラザ海老名」がオープン。その後2002年には小田急電鉄が事業主体となり、商業施設「ViNAWALK(ビナウォーク)」が開業し、現在の海老名の街並みの基礎となった。
 「ららぽーと海老名」から、再び相鉄線の海老名駅に戻ってきたが、改札を入る前に、その東口に下りてみた。1985年に開園したという海老名中央公園の朱塗りの七重の塔が見える。そこまで歩いて行ってみたが、歩くと両側に商業施設が建ち並んでいた。西口と東口は街の雰囲気が違った。

000_230614094 X700 小田急ロマンスカーミュージアム 箱根神社 G7X.jpg
ジオラマ 箱根神社の情景 2023年6月14日 海老名 「小田急ロマンスカー・ミュージアム」
 

018_230614043 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 18.ジオラマ 夕暮れ近い新宿駅周辺
「小田急ロマンスカー・ミュージアム」2階のジオラマパークに入ると、照明が抑えられ、ジオラマの新宿駅周辺は日没まじかの情景となっていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
019_230614048 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 東京ジャーミー G7X.jpg 19.代々木上原方面 ジオラマ
新宿駅を出発した小田急線は代々木上原あたりに差し掛かる。ジオラマはここから左に広く展開し、箱根、江ノ島へ向かう。日本最大のイスラム教寺院(モスク)である「東京ジャーミイ」が見える。wikipediaによれば、東京ジャーミイの前身である東京回教学院は、1938年(昭和13年)にロシア帝国出身のタタール人たちのためのモスクとして設立された。同モスクが老朽化のため取り壊された後、亡命タタール人たちがトルコの国籍を取得していた縁から、トルコ共和国宗務庁の援助によってオスマン様式で再建され、2000年(平成12年)6月に開堂した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_230614056 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 20.和泉多摩川あたりかな?
ジオラマ上の位置からして、流れる川は多摩川だと思う。新宿から小田急各駅停車で30分弱のところだ。少し、照明が赤みがかって夕方の情景である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_230614067 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 大山・伊勢原・鈴川?G7X.jpg 21.伊勢原 大山
この山は伊勢原の大山だと思う。大山には古くから庶民の山岳信仰の対象とされた(大山信仰)。「大山」の名称の由来は不明だが、明治以降は山頂に大山祇神を祀ったためと言われるようになった。大山の山頂(標高1,252 m)には巨大な岩石を御神体(磐座)として祀った阿夫利神社の本社(上社)があり、中腹に阿夫利神社下社、大山寺が建っている。ケーブルカーが見えるが、山麓の大山ケーブル駅までは、小田急小田原線伊勢原駅からバスを利用し、終点の「大山ケーブル」バス停へいく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/400秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_230614060 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 鎌倉大仏 G7X.jpg 22.鎌倉大仏
小田急藤沢駅から江ノ島駅を経由してJR鎌倉駅へ江ノ電が走っている。その途中の長谷に長谷寺とともに鎌倉大仏がある。さすがに暗くて色が出ない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_230614066 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 江ノ島?G7X.jpg 23.江ノ島ヨットハーバー
相模大野で分岐した小田急江ノ島線はJR藤沢駅を経由して、終点江ノ島駅に至る。手前に見えるヨットハーバーは1964年、東京オリンピックのヨット競技場として整備されて以来、ヨット活動の普及に貢献し、年間130回以上のレースが開催されているそうだ。奥に見える塔はシーキャンドルという江ノ島展望灯台である。現在のシーキャンドルは江ノ島電鉄開業100周年記念事業の一環として平成15年にリニューアルしたものである。海抜100mからの景色は海に沈む夕日や鎌倉の夜景を一望することができ、観光客に人気が高い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/800秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
024_230614075 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 小田原駅?G7X.jpg 24.小田原駅と小田原城
JR東海道線、東海道新幹線の小田原駅は、小田急小田原線の終点であり、箱稲登山鉄道の起点である。左側に小田原城見える。小田原城は北条氏の本拠地として有名である。江戸時代には小田原藩の藩庁があった。城跡は国の史跡に指定されている。1960年(昭和35年)に、コンクリート構造により、天守の再建工事が完成した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
025_30614081 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 小田原?G7X.jpg 25.夜の小田原駅付近
ここで照明は夜バージョンになった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 31mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_230614080 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 箱根湯本?G7X.jpg 26.夜の箱根湯本駅
車で箱根に上るとき、箱根湯本に差し掛かると、右手にこの箱根湯本駅の特徴ある形が見えてくる。ホームの右側に緑色の古い車両が見えるが、その車両は1927年に登場した木造車チキ2形(模型)の走行系機器と新製車体を組み合わせて製造された車両で、2019年に箱根湯本-強羅 間の開業100周年を記念して1935年~49年頃の塗装に塗り替えられていた緑色の109号車両である。モハ2形109号は2021年3月21日をもって引退した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_230614078 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 箱根?G7X.jpg 27.夜の芦ノ湖
右側にトップの写真の箱根神社が見える。その左側の明々と灯がともる建物は、小田急山のホテルだ。有名なツツジの庭が造られている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/200秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_230614079 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 新宿?G7X.jpg 28.新宿の夜景
まだ、朝になりそうもない。場所を変え、箱根から新宿の方へ移動してみた。新宿の高層ビル群の夜景が美しく作り出されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
029_230614087 X900 ◎小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 29.ジオラマ ショータイム -1
そろそろ「昼」の場面になるのかと思っていたら、ジオラマの背後のスクリーンで、ショーが始まった。ホームページには「新宿から小田原・箱根へ走るロマンスカーを、こだわりのプロジェクションマッピングとオリジナルソングで演出します。ロマンスカーと一緒に小田急線の旅をお楽しみください。」と紹介されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
030_230614089x X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 30.ジオラマ ショータイム -2
ホームページには、「都市・山・海、多様な沿線の魅力がぎゅっと詰まった風景のなかを、10車種のロマンスカーと5車種の通勤車両が駆け抜けます。懐かしの引退済み車両から最新の現役車両まで、小田急の歴代車両が勢ぞろいし、ジオラマ内で夢の共演を果たします。」と解説されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
031_230614090m X900 〇小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 31.ジオラマ ショータイム -3
新宿周辺が明るく照らし出された。そろそろ朝になるのだろうかと思ったのだが、これもショーの内で、さらに5分くらいは夜の状態だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
032_230614092 X90 小田急ロマンスカーミュージアム 3000形アレグレ号 G7X.jpg 32.箱根の朝 箱根登山鉄道
箱根にやっと待っていた朝がやってきた。これは箱根登山鉄道の新型車両で、3000形アレグラ号(模型)という。wikipediaによると、姉妹鉄道提携を結んでいるレーティッシュ鉄道が走っているスイスにちなんで、スイスで使用されているロマンシュ語の挨拶から「アレグラ号」という愛称が設定され、2015年5月21日付で「鉄道友の会」のローレル賞を受賞した。2003年8月に、箱根登山鉄道は小田急との株式交換により上場廃止となり、箱根登山鉄道は小田急の完全子会社となった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO1250 ) 露出補正 なし
033_230614096 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 大平台 富士屋ホテルG7X.jpg 33.箱根登山鉄道 富士屋ホテルと大平台スイッチバック
標高165mの塔ノ沢駅から標高448mの宮ノ下駅間はもっとも標高差が大きな場所で急勾配の連続。出山信号場のスイッチバックを最初に、大平台駅、大平台信号場の3ヶ所でスイッチバックが行なわれる。左上に見えるのは富士屋ホテルがイメージされているのだと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 17mm ISO320 ) 露出補正 なし
034_230614110 X900 小田急ロマンスカーミュージアム 江ノ電500型 G7X.jpg 34.江ノ電の車両
2006年(平成18年)に登場した最新形⾞両の500形(模型)だ。江ノ電は1947年(昭和22年)3月15日 東急持ち株の大部分が放出され、東急グループを離脱。2019年(令和元年)10月1日 小田急電鉄の完全子会社となっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
035_230614119 X900 海老名駅 G7X.jpg 35.JR相模線 海老名駅改札口
1921年(大正10年)9月28日に開業した相模鉄道相模線は、1944年(昭和19年)6月1日に国有化され、運輸通信省(現在のJR)相模線となった。JR相模線は茅ヶ崎市の茅ケ崎駅と相模原市緑区の橋本駅を結ぶ茅ケ崎駅から相模川に沿って北へ向かう路線である。南側は相模川の東岸沿いを通り、北側は相模原台地の西側を築堤や切通しの連続で登り詰める。元は相模鉄道(法人としては現在の相鉄ホールディングス)の路線であったが、東海道本線と中央本線とを結ぶバイパス路線として後に国有化された。1991年(平成3年)3月16日:全線電化されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
036_230614130 X900 ららぽーと海老名 G7X.jpg 36.ららぽーと海老名
ららぽーと海老名は2015年10月にオープンした。広さは40,200㎡である。店舗数は1階から4階まで263店あり、全国のららぽーと18施設のうち第5位だそうだ。それまで、海老名駅西口地区に商業施設はほとんどなかった。海老名駅西口改札を出て跨線橋歩道で連結されている。各階の入口近くにレストランがあり、特に3階、4階にはレストランゾーンとして集約され、店舗数が多い。3階のレストランでチーズ・パスタを食べた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
037_230614136 X900 海老名東口 G7X.jpg 37.東口商業地区と海老名中央公園
冒頭にも記した通り、東口に出て両側の商業施設が立ち並ぶ海老名中央公園を歩き、朱塗りの七重の塔まで行った。平日の昼下がりで人通りは少ないが、街の広がりは西口より大きい。この塔は相模国分寺の七重の塔を基にして、実物大の約3分の1の大きさで作られた模型である。海老名駅の東側500mの台地上が相模国分寺跡であったそうだ。741年の聖武天皇の詔をうけて建立されたといわれるその伽藍の一部だった七重塔の復元版である。家内が待つ海老名駅に汗をかきながら早足で戻った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし

2023年6月22日

海老名へ行く ① 小田急ロマンスカー・ミュージアム 2023年6月14日

梅雨空ではあったが、しばらく行っていなかった海老名へ行ってみようと思い立った。
 海老名は相鉄線の終点であり、小田急とJR相模線の駅もある。相鉄線は西谷駅から分岐する形で建設された相鉄新横浜線を介し他社線へ直通することで、東京方面へ乗り入れる計画が進み、2019年11月30日からは相鉄・JR直通線として東日本旅客鉄道(JR東日本)埼京線・川越線との直通運転が開始された。JRの新宿駅のホームで湘南新宿ラインを待っていると、濃紺一色に塗られた海老名行の相鉄線車両が入ってきたりするので驚く。2023年3月18日には、相鉄・東急直通線として相鉄新横浜線・東急新横浜線を経由して東急東横線などとの直通運転が開始されている。過日、都営地下鉄三田線の内幸町駅のホームで電車を待っていると、東急の車両ながら海老名行の電車が入ってきた。都営三田線から東急目黒線の乗り入れ、日吉から東急新横浜線・相鉄新横浜線で、西谷で相鉄線に入るのだ。自宅の最寄り駅は星川なので、西谷は行き過ぎてしまい、3駅ほど戻らなくてはならない。内幸町からであると、都営三田線で三田で乗り換え、都営浅草線の京浜急行乗り入れ快特で横浜に出るほうが時間的には速いと思う。
 海老名駅発の時刻表を見ると、その行先は、新宿、西高島平、浦和美園、大宮、川越、渋谷、目黒、新横浜などと多様である。乗り換えなしで目的地まで行く本数は限られているものの、乗り継いでいけるようになったのは便利だ。
 海老名では、小田急の「ロマンスカー・ミュージアム」と「ららぽーと海老名」へ行ってみようと思う。
 小田急の「ロマンスカー・ミュージアム」についての記述は、そのホームページとwikipedia を参照させていただいた。

000_230614007 X700 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg
歴代の小田急ロマンスカー 2023年6月16日 神奈川県海老名市

001_230614003 X900 21000型 海老名駅 G7X.jpg 1.相鉄線海老名駅
海老名駅で出発を待つ東急目黒線直通電車である。東急線直通用車両として8両編成の21000系を東急目黒線へ、10両編成である20000系が東急東横線へ、それぞれ直通運行されている。この車両は東急目黒線直通のために2021年(令和3年)度より20000系を8両編成とした21000形である。車体幅は従来の11000系では2,950 mmとしていたところ、本系列では東急目黒線など直通先の規格に合わせ2,770 mmとしている。塗装については「YOKOHAMA NAVYBLUE」の一色塗りが採用されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230614004 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 2.小田急ロマンスカー・ミュージアム
小田急ロマンスカー・ミュージアムは2021年4月19日に開館した。場所は、小田急海老名駅の改札口のすぐそばだった。入場料大人1名900円をお支払いして入館すると、一階下がって順路になっている。その1階はヒストリーシアターとなっていて、小田急電鉄はじまりの車両「モハ1」が展示されていた。この車両は小田急電鉄の前身、小田原急行鉄道が1927年(昭和2年)に開業したときに運行を開始した小田急線で最初の車両だそうだ。戦中・戦後にかけて小田急線で30年以上活躍した後に他社へ譲渡されたが、熊本電気鉄道で廃車となった車両を譲り受け、1983年に開業当時の状態に復元された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_230614011 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 3.SE 3000形 ポスター
  1957年7月6日より、高性能特急専用車両として登場した"Super Express car"の営業運行が開始された。すぐに夏休みに入ったこともあって、連日満席となる好成績となり、営業的にも成功であったとか。wikipediaによれば、ロマンスカーという名称は、終戦後の1949年頃に、新宿の映画館「新宿武蔵野館」を復旧改装するにあたり、恋人同士の映画鑑賞を企図して2人掛けの座席を館内2階に設けたところ「ロマンスシート」としてマスメディアに取り上げられた。その頃に運行を開始した小田急の特急車両が2人掛けの対面座席を採用したことから「ロマンスカー」と称され、「小田急ロマンスカー」と命名された。その特急車両の外部塗色は濃黄色と紺色の2色塗りとすることになった。わたくしの記憶にも残っている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230614012 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 4.SE 3000形
1階の小田急電鉄はじまりの車両「モハ1」のわきを抜けるとロマンスカー ギャラリー(展示会場)になる。5種のロマンカーが展示されていた。「画期的な軽量高性能新特急車」は、1957年に3000形として登場した。この3000形は "Super Express car" 、略して「SE車」と呼ばれる車両で、数多くの新機軸が盛り込まれ、軽量車両で安全に走行するための条件が徹底的に追求された、低重心・超軽量の流線形車両であった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_230614016 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 5.NSE 3100形の社内
展示されている車両の車内に入ることもでき、シートに座ってみることもできる。前を見ると運転席に上がる梯子が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_230614019 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 6.連絡急行「あさぎり」
1968年7月1日からは、御殿場線直通列車が気動車からSE車に置き換えられ、愛称も「あさぎり」に統一された。「急行」の表示板が付いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_230614021 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 7.「あさぎり」SE 3000形
反対側に回って、SE 3000形の正面を撮る。「乙女」号のプレートが付いた先頭車(写真4)と表情が違う。1950年のロマンスカー運転開始当初(SE車が投入される以前)はたくさんの愛称を持っており、朝一番から「あしがら」「明神」「はこね」「乙女」と往復毎に別の愛称を持っていたという。1960年(SE車投入以降)には16往復全部違う愛称の「あしのこ」「明星」「あしがら」「さがみ」「大観」「仙石」「はつはな」「湯坂」「明神」「はこね」「乙女」「神山」「姥子」「金時」「早雲」「夕月」と、愛称のインフレーションを起こしていたという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO640 ) 露出補正 なし
008_230614022 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 8.NSE 3100形
 "New Super Express" 略して「NSE」という愛称が設定され、1964年には鉄道友の会よりブルーリボン賞を授与された小田急線で初めて展望席と2階の運転席を導入した車両である。先頭車2両と中間車1両が展示されている。先頭車には「さがみ」と「さようなら3100形NSE」と表示されていた。1963~1999年に運用された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO2000 ) 露出補正 なし
009_230614025 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 9.HiSE 10000形
1987~2012年に運用された眺望性に優れた大きな窓とハイデッカー構造が特徴の車両である。先頭車1両が展示されており、ロマンスカーの特徴のひとつである連接台車も見られた。2012年に運用を終えた、いわば4代目の特急用車両である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
010_230614026 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 10.HiSE 10000形 の社内
車内に入り、HiSE 10000形 の展望席を見ることができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_230614028 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 11.HiSE 10000形 の先頭車
大きな窓とともに、展望席を除く全ての客室を高床化した車両である。1988年には鉄道友の会よりブルーリボン賞を授与された。1987年は小田急の開業60周年となることから、これを記念すべく新形特急車両を増備することになった。この当時、観光バスなどで高床車(ハイデッカー)が導入されており、他鉄道事業者の車両においても高床構造の観光用車両が登場していた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
012_230614030 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 12.RSE 20000形
1991~2012年に運用された。JR御殿場線への乗り入れのために新たに製造された車両で、小田急線で初めて2階建て構造の客席が導入された。先頭車1両と中間車1両が展示されている。小田急では、1955年から御殿場線へ直通する列車をキハ5000形気動車により運行を開始し、御殿場線が電化された1968年7月以降は8両連接から5両連接に短縮したSE車を使用して連絡急行「あさぎり」として運行していた。小田急とJRの間で相互直通運転に関する協議が進められることになった。この協議の中で、特急に格上げした上で運行区間も新宿 - 沼津間に延長し、あわせて2社がそれぞれ新形車両を導入した上で相互直通運転に変更することとなり、登場したのがこのRSE車20000形である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO800 ) 露出補正 なし
013_230614033 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 13.RSE 20000形 サービスコーナー
車内販売の基地となるサービスコーナーは、3・4号車の平屋部分に設けた。カウンター内には特別席のコールボタン表示盤が設置された。また、列車内専用の車椅子をサービスコーナーに常備した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
014_230614034 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 14.RSE 20000形 セミコンパートメント
4号車階下席に扉はないが、個室があった。セミコンパートメントが3室設置され、富士山麓をイメージするグリーン系の配色でコーディネイトされている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
015_230614040 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 15.LSE 7000形
1980〜2018年に運用された LSE 7000形 は3代目のロマンスカーとして造られた。先頭車1両が展示されている。愛称は"Luxury Super Express"である。一方、観光客以外の日常利用が増加していたほか、1967年から開始された夕方新宿発の通勤用特急は増発が続けられ、このLSE 7000形も使用された。直線的でスピード感のあるフォルムが特徴の車両で、2018年まで長きにわたり運用された。新宿発17時以降の通勤特急ロマンスカーを平日18本、土休日18本運行している。LSE7000形は、2018年7月10日に新宿駅および箱根湯本駅で記念式典を行った後、同日の「ホームウェイ83号」をもって定期運行を終了した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO1250 ) 露出補正 なし
016_230614039 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 16.ロマンスカーギャラリー
ロマンスカーギャラリーには5車種が展示されていた。向かって一番左が、初代SE3000形、その右側に二代目のNSE3100形、そして、その手前に三代目のLSE7000が見える。初代SE3000形の奥にはHiSE10000形が、そして、ヒストリーシアタ-の覆いの影になって見えないが、一番右にはRSE20000形2両が展示されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_230614041 X900 小田急ロマンスカーミュージアム G7X.jpg 17.「乙女」「さがみ」「ホームウェイ」
こちら側からは、初代SE 3000形の「乙女」、次に二代目のNSE3100形には「さがみ」、一番右の三代目のLSE 7000形には「ホームウェイ」の先頭車表示が見られる。なお、現在、ロマンスカーとして運行している車両は1996年にデビューしたEXE 30000形 から、2018年にデビューしたGSE 70000形 まで4車種ある。2005年に運用開始された真っ白な美しい車体のVSE 5000形は、①アルミ合金押出形材によるダブルスキン構造の車体は溶接などの熱を加えての補修や修正が非常に困難で、修理に高度な技術や経験を要する。②連接構造や車体傾斜制御などに特殊な構造を多く採用しており、経年劣化に伴う主要機器の更新が難しく、性能を維持できないという問題点があり、更新工事を行わずに早期引退となることが決定され、2022年3月11日をもって定期運行が終了された。一度乗ってみたいと思っていたが、その機会もなく退役したのは残念だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし

2023年5月30日

ホソオチョウを求めて 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町

奈良紀行が写真点数232点を要し、8回にわたってしまった。結果、次の案件の掲載がだいぶ遅れてしまった。4月19日にホソオチョウを撮りに武蔵嵐山へ行った。ちょっとタイミングを失しているが、記録として載せていきたい。

 ホソオチョウは外来種である。年に3〜4回発生するという。昨年は4月26日にホソオチョウを撮りに行ったが、第1化の発生は終わってしまっていた。そこで今回は昨年より1週間早く出かけたのだが、目的としたホソオチョウは、それでも時期的に遅かったようで現れたのは♀数頭、♂は1頭のみだった。
 自宅を7時半に出発し、海老名SAに8時20分着。狭山PAでもう一度休憩をとって、「オオムラサキの森」活動センターの駐車場に着いたのは10時過ぎだった。結構な距離だ。帰りは関越を練馬でおり、環八から第三京浜で帰ったが、時間的にはほとんど変わらなかった。
 隣接する「蝶の里公園」ではウスバシロチョウが多く翔んでいた。発生が早く進んでいるようだ。すでに2人の同好の方がおられたが、ウスバシロチョウは翔び回っていてなかなか撮らせてくれない。
 11時ごろ、嵐山史跡博物館がある菅谷館跡の草地へ回り、ホソオチョウを探した。しかしながら、その姿は全くない。やっと、11時半近くになって、離れたところにその特徴ある翔ぶ姿を目撃し、近づいた。♀だった。♀はあと1~2頭見かけたが、♂は1頭目撃しただけだった。撮影できたのは♀だけである。今年も時期的に遅かったのだろう。
 良い写真ではなかったが、ヤマツツジに来たミヤマカラスアゲハが撮れたことと、ウスバシロチョウが、元気だったことが救いだった。

000_230419036 X700 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg
ホソオチョウ ♀ 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町 菅谷館跡

001_230419064 X900 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 1.オオムラサキの保護
埼玉県が整備した「オオムラサキの森」の南側に隣接して、1993年(平成5年)に嵐山町により買収・整備されたのが「蝶の里公園」である。管理はともに嵐山町環境課の嵐山町オオムラサキの森活動センターで行われている。この公園は、「オオムラサキの森」や「ホタルの里」等と一体的に、町の自然保護のシンボル的存在として、維持・管理及び活用が図られている。活動センターの近くにはエノキが植えられていて、オオムラサキの幼虫がグリーンのネットで保護されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230419067 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 2.ミヤマカラスアゲハ♀ -1
ヤマツツジに黒いアゲハの姿が見えた。行ってみるとミヤマカラスアゲハだった。さい先が良い。比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 175mm ISO800 ) 露出補正 なし
003_230419068 X900 〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 3.ミヤマカラスアゲハ♀ -2
連写で撮っていると、こういうタイミングでとれることがある。但し、ピントは合せに行けない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230419083 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 4.ミヤマカラスアゲハ♀ -3
ホバリングしながら、花びらに足をかけて吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO31600 ) 露出補正 なし
005_230419004 X900 〇武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 5.ミヤマカラスアゲハ♀ -4
撮影できたのはこの1頭のみだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO1400 ) 露出補正 なし
006_230419088m X900 ◎武蔵嵐山 ベニシジミ RX10M4.jpg 6.ベニシジミ
春のベニシジミは可憐である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_230419106m X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢 RX10M4.jpg 7.蝶の里公園
都幾川が流れる方向へ下りていくと、ウスバシロチョウが多く翔んでいた。ウスバシロチョウが好むハルジオンやショカツサイの花が多く咲いている。翔んでいるウスバシロチョウの個体数も多い。しかし、なかなか花に止まって吸蜜しようとせず、撮影が難しい。10:45 、やっとハルジオンに来た1頭を撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230419015 X900 ◎武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 8.ツバメシジミ♀
気温も上がってきて、チョウたちも活発に活動する。ツバメシジミの♀も元気に翔び回る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230419114 X900 △武蔵嵐山 モンキ RX10M4.jpg 9.モンキチョウ♀
ウスバシロチョウが翔び交うポイントへはまた後で下りて来ることにして、菅谷館跡の草地へ移動した。ホソオチョウの姿はない。ウスバシロチョウが上がってきているほかは、アゲハ、そしてモンキチョウくらいであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230419135m X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 10.ジャコウアゲハ♀ -1
ジャコウアゲハの♀が半径5mくらいの草地を、行ったり来たりして翔んでいる。食草を探しているのかと思うが、産卵することなく翔び回っている。カメラで追いかける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230419146 X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 11.ジャコウアゲハ♀ -2
こちらもじっとして、カメラだけで同じ個体を撮った。連写していると数ショットに1枚、はまあまあピントが合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_230419155t X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 12.ジャコウアゲハ♀ -3
こちらも一緒になって草地を探るがウマノスズクサは見つからない。10分くらい、このジャコウアゲハと付き合っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_230419168mt X900 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ RX10M4.jpg 13.ホソオチョウ♀ -1
やっとのことで、遠くに独特のゆっくりとした翔びかたをするチョウを見つけた。ホソオチョウの♀だった。小さな個体である。すでに咲き終えて綿毛をつける前のタンポポに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_230419022 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 14.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体をマクロレンズで撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230419030 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 15.ホソオチョウ♀ -3
♂が飛んでいるのを見つけるが、♀より翔び方は速く、なかなか止まってはくれなかった。♀も良い写真は撮れなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_230419181 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢♀セリバヒエンソウ RX10M4.jpg 16.セリバヒエンソウで吸蜜するウスバシロチョウ
11時50分、再びウスバシロチョウのポイントへ戻ってきた。やっと花に来るようになってきた。セリバヒエンソウの花に来るのを見るのは珍しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 208mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230419187 X900 △武蔵嵐山 ウスバシロ アズキナシ RX10M4.jpg 17.アズキナシの花に来たウスバシロチョウ
木に咲くアズキナシの花に止まって吸蜜する。腕をあげてモニターを見ながら撮ったが、ピントを外してしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_230419208 X900 ◎△武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 18.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -1
この季節には、ハルジオンにはアオスジアゲハ、アゲハ、ベニシジミなどいろいろな蝶がやって来る。チョウの好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
019_230419215 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 19.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -2
元気に翔びまわる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
020_230419227m X900 △◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 20.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -3
時刻は12時を過ぎた。チョウたちは活発に翔び周る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
021_230419234 X900 △〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 21.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -4
今日の目的としたホソオチョウの良い写真は撮れなかったが、ウスバシロチョウは元気な姿を撮らせてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
022_230419053 X900 ◎武蔵嵐山 ツマキ♀Z50 105mc.jpg 22.ツマキチョウ♀
都幾川の河原に出てみた。菜の花が咲いていた。モンシロチョウに混じってツマキチョウの♀も吸蜜に来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_230419270 X900 ◎武蔵嵐山 アカタテハ  RX10M4.jpg 23.駐車場のアカタテハ
そろそろ引き上げようと活動センターの前に戻ってきた。越冬したアカタテハが迎えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年3月11日

保土ヶ谷公園梅まつり 2023年2月25日(土)

2月の初めに保土ヶ谷公園に行ったとき、公園管理の方に「2月25日は梅まつりなのでぜひ来てください。」と言われていた。
 星川の駅前からバスに乗ったが、「保土ヶ谷公園に行きますか」と運転手さんに尋ねて乗車する客も多く、車内は混んでいた。5分少々で下車する停留所に着いてしまう。
 いつものように明神台のバス停から下池へ下りていく途中、シジュウカラの群れに出会った。下池から上池へのせせらぎ沿いの河津桜は8分咲きになっていた。春はどんどん近づいてきている。チョウが飛び始めるのももうすぐだ。
 梅園では梅まつりが行われていて、さすが人が多かった。中学校の吹奏楽部の生徒たちによる演奏が行われていた。模擬店も出ていたし、子供たちの輪投げ会場もあった。今日はメジロの写真が撮りたかったが、さすが人が多く、せっかくの梅の花に姿を見せない。肝心の梅は、遅咲きの品種も咲き始めていた。

000_230225139 X700 〇保土谷公園 梅園 RX10M4.jpg
保土ヶ谷公園梅園 梅まつり 2023年2月25日 横浜市保土ヶ谷区

001_230225004 X900 〇保土谷公園 シジュウカラ RX10M4.jpg 1.シジュウカラ
バス停から下池の方へ下りていく途中にシジュウカラの群れがいた。木立の間を飛び回っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230225009tm X900 〇保土谷公園 シジュウカラ RX10M4.jpg 2.シジュウカラの背中
シジュウカラの背中を見る機会はあまりない。首のうしろはメジロのような黄緑色をしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_230225015 X800 〇保土谷公園 シジュウカラ RX10M4.jpg 3.下池の河津桜
下池と上池の間の遊歩道には数本の河津桜が植えられている。はっきりは覚えていないが、ここに河津桜の苗木が植えられたのは10年位前だったと思う。随分大きくなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_230225030 X900 〇保土谷公園 RX10M4.jpg 4.カワヅザクラ(河津桜)
八分咲きというところだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_230225037 X900 〇保土谷公園 RX10M4.jpg 5.せせらぎと河津桜 -1
河津桜は上池から下池へ流れるせせらぎに沿って植えられている。大きくなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230225044 X900 〇保土谷公園 RX10M4.jpg 6.せせらぎと河津桜 -2
上池の先から右へ、テニスコートのわきの道へ上がる。そこから下に河津桜を眺めた。日当たりがよいのだろうか写真の一番手前の木が大きく育ち、花を咲かせる時期も早い。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_230225046 X900 〇保土谷公園 橘中学校吹奏楽部 RX10M4.jpg 7.梅まつり -1
テニスを楽しむ人たちを見ながら梅園へ行く。毎年この時期の土曜日1日だけ行われる梅まつりだが、今年の梅まつりは好天に恵まれた。仏向町にある横浜市立橘中学校の吹奏楽部の生徒さんたちが演奏していた。なかなか良い。吹奏楽部は20名~30名ほどの部員がいるらしい。女子が多いように見受けられた。神奈川県大会や、横浜地区の大会でいくつもの賞を取っているようだ。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_230225057 X900 ◎保土谷公園 橘中学校吹奏楽部 RX10M4.jpg 8.梅まつり -2
アニメ音楽のメドレーなど、楽しい曲も演奏してくれていた。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230225070 X900 保土谷公園 梅園 RX10M4.jpg 9.梅まつり -3
あまり広くない梅園だが、今日は良い天気で家族連れも多い。シートを広げてピクニック気分を楽しんでいる。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
010_230225079 X900 保土谷公園 梅園 RX10M4.jpg 10.梅まつり -4
甘酒、おしるこ、綿菓子、焼き鳥、豚汁、焼きそば、フランクフルト・ソーセージなどの模擬店も出ていた。賑わっていた。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230225081 X900 〇保土谷公園 梅園 長谷川絞り RX10M4.jpg 11.長谷川絞り
2月10日に来た時にはまだ咲いていなかった梅の品種を撮る。白地に不定形のかすかな桃色斑が入る八重咲きの長谷川絞りだ。 名前は人名由来なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230225088 X900 〇保土谷公園 梅園 三吉野 RX10M4.jpg 12.梅まつり -5
保土ヶ谷公園の梅園がこんなに賑わうのは、この梅まつりの日以外にはない。お年寄りから、家族連れ、その子供たち、そしてペットを交えて賑やかである。そのかわり、メジロも梅に近寄れないようだ。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_230225105 X900 〇保土谷公園 梅園 白加賀 RX10M4.jpg 13.白加賀
白加賀は、江戸時代から関東地方中心に栽培されている品種だそうだ。 花は白の一重の大輪で、見栄えも良い。実は大粒で皮が厚く果肉がしっかりしていて、梅酒・梅干しどちらにも向く実梅である。


SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_230225116 X900 〇保土谷公園 梅園 大輪緑萼 RX10M4.jpg 14.大輪緑萼
緑萼と名の付く品種はいくつかあるようだ。本種は枝を切断した時に中が緑色をしている所謂「青軸性」種の中で、一般に茶褐色である萼片は本種では緑色のため、開花時に清楚な感を受ける品種である。加えて本種は大輪種でもあり、花材などにも多く用いられる品種であるそうだ。


SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230225119 X900 〇保土谷公園 梅園 緑萼春日野 RX10M4.jpg 15.緑萼春日野
緑の萼は、劣性遺伝するのだそうだが、緑萼春日野は、春日野の枝変わりなのだそうだ。全部緑になるのは僅かという。花には紅が入らない。萼が反転しているのは、春日野譲りだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 36mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_230225122 X900 ◎保土谷公園 梅園 緑萼 RX10M4.jpg 16.緑萼
この木には「緑萼」という名札が下がっていた。萼や枝が常に緑色の「青軸性」で、花も青白い品種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 36mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_230225134 X900 ◎保土谷公園 梅園 思いのまま RX10M4.jpg 17.思いのまま
2月10日に来たときは、思いのままも咲き始めてはいたが、その特徴がでた株は少なかった。思いのままでは同じ枝から紅い花を咲かせる小枝と白い花を咲かせる小枝が分かれていることもあるが、この花のように一輪の花に紅白が入るのもある。この日は梅の花に来るメジロを撮ることができなかったが、梅が咲いている間に、日を改めて来よう。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 186mm ISO100 ) 露出補正 100
018_230225160 X900 〇杉山神社 冬桜 RX10M4.jpg 18.フユザクラ
秋にはキバナコスモスが咲き、ツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハの写真を撮りに行く明神台公園の入り口のそばに、杉山神社の通用門があり、そこに高さ2mに満たない小さな木だったが可憐なフユザクラが咲いていた。フユザクラとはコバザクラ、コブクザクラ、ジュウガツザクラ、シキザクラなど冬に咲く桜の総称だそうだが、そのどれなのかはわからなかった。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 100
019_230225163 X900 〇 法性寺 サトザクラ RX10M4.jpg 19.早咲きの桜 彼岸桜?
まだソメイヨシノが開花する前の3月早々に、相鉄線を海老名方面行に乗ると、星川駅を出てすぐの左側の車窓にこの桜が見える。彼岸桜はエドヒガンとマメザクラの交雑種と考えられている。葉の出かたが河津桜とも違う。河津桜は日本固有種のオオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交雑から生まれたという。緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつける寒緋桜(かんひざくら)と言うのもあるが、それとは違う。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 100
020_230225165  X900 法性寺 RX10M4.jpg 20.法性寺の門の梅
法性寺の門柱の両側の白梅が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO125 ) 露出補正 100
021_230225175 X900 〇法性寺 RX10M4.jpg 21.法性寺山門と紅梅
鐘楼の先、本堂の右手に山門があり、山門の先は石段になっていて星川駅の方へ下りる。紅梅が見ごろだった。

SONY Cyber-shot RX10吹奏楽のb Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 24mm ISO100 ) 露出補正 100

2022年10月 3日

入笠山へもう一度 ② 9月6日

ゴンドラ頂上駅から、入笠湿原への道筋に、標高1799mの緑色岩で出来た山、アカノラ山がある。南アルプスは今から100万年ほど前に急激に隆起しはじめ、緑色っぽい色をした海洋性起源の岩石がアカノラ山に見られるのだ。その緑色岩露頭の先を左へ、入笠湿原への道に入る。途中に鹿よけの柵があって、その扉を開けて湿原へと入っていく。
 霧の中、緩やかに下る木道を歩く。しばらく行くとエゾリンドウが沢山咲いていた。
 愛犬を連れて歩いている人たちがいる。ゴンドラもペットOKのようだ。愛犬はキャリーバッグに入れる必要もなく、繁忙期でも犬同士の相乗りはないという。ペットのゴンドラ料金は往復500円とのこと。
 チョウは何も現れない。エゾリンドウの花を撮って、再び、ゴンドラ頂上駅へ戻る。

000_220907054 X700 入笠湿原 エゾリンドウ Z50 105mmMC.jpg
入笠湿原に咲くエゾリンドウ 2022年9月6日 長野県富士見町 富士見パノラマリゾート 入笠湿原

021_220907042 X800 入笠湿原 オオイタドリ Z50 105mmMC.jpg 21.オオイタドリ(大虎杖)
和名イタドリの語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説になっている。チョウの好きな花である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
022_220906133 X800 山野草公園→入笠湿原 ウメノキゴケ RX10M4.jpg 22.ウメノキゴケ(梅の木苔) -1
私には古木に白い花が咲いているように見えた。スマホを取り出して「Picture This」で検索してみると、ウメノキゴケと出た。地衣類の一種だそうだ。wikipediaによると、その葉状体は薄く広がって樹木の幹や枝の表面に生える。差し渡しが10cm程度のものは珍しくなく、比較的大柄な部類に入るという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO 640 ) 露出補正 -0.3段
023_220907043 X800 入笠湿原 ウメノキゴケ Z50 105mmMC.jpg 23.ウメノキゴケ(梅の木苔) -2
マクロで撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 1400 ) 露出補正 なし
024_220906134 X800 山野草公園→入笠湿原 RX10M4.jpg 24.ニホンジカ除けのネット
入笠湿原へ入る辺りにシカ除けのネットがあった。入笠山に生息する野生動物の区域と観光地の棲み分けをしていると記されていた。自然環境の保護である。シカに依る食害は、貴重なチョウの食草の食害にもおよび、絶滅危惧種の生息地などでは、保全が行われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO 640 ) 露出補正 -0.3段
025_220907044 X800 入笠湿原 ウメバチソウ Z50 105mmMC.jpg 25.ウメバチソウ(梅鉢草)
白い可憐な花だった。ウメの花に似ているところから梅花草との別名もある。高さは10-40cmで、花茎には葉が1枚と花を1個つける。葉は、茎を抱いている。花期は8-10月で2cmほどの白色の花を咲かせる。wikipedia

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
026_220907047 X800 入笠湿原 ワレモコウ Z50 105mmMC.jpg 26.ワレモコウ(吾亦紅)
赤褐色の穂のように見えるのだが、その穂には小さな無数の花が付いている。漢字表記は「吾木香」、「我毛紅」、「我毛香」、「我妹紅など様々に書かれてきたが、「吾亦紅」と書くのが現代では一般的である。名の由来には諸説あり、はっきりしていない。一説には、「吾もまた紅なり」とワレモコウ自身が唱えたことが名の由来であるといわれている。wikipedia

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 1250 ) 露出補正 なし
027_220906135 X800 入笠湿原 エゾリンドウRX10M4.jpg 27.エゾリンドウ(蝦夷竜胆) -1
霧の中にエゾリンドウの群落が現れた。日が差すと花が開き、リンドウよりも淡い青紫色の花を咲かせるというが、そんな状況ではない。花期は9月~10月だが、まさにGood Timing である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO 200 ) 露出補正 -0.3段
028_220906138 X800 入笠湿原 エゾリンドウRX10M4.jpg 28.入笠湿原の木道
ご覧のように木道の先は霧である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO 125 ) 露出補正 -0.3段
029_220907051 X800 入笠湿原 エゾリンドウ Z50 105mmMC.jpg 29.エゾリンドウ(蝦夷竜胆) -2
リンドウは茎の上の方、葉の間に花を咲かせる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 720 ) 露出補正 なし
030_220906140 X800 入笠湿原 エゾリンドウ 犬 RX10M4.jpg 30.愛犬を連れて
入笠湿原の標高は1,734mという。こんな高原へ連れてきてもらえる愛犬は幸せだ。ちょっとシャッター・チャンスを逃してしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO 250 ) 露出補正 -0.3段
031_220907055 X800 入笠湿原 エゾリンドウ Z50 105mmMC.jpg 31.エゾリンドウ -3
リンドウの花弁(花びら)の裏側はこんな色をしていることがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 900 ) 露出補正 なし
032_220906145 X800 〇入笠湿原 エゾリンドウ RX10M4.jpg 32.霧の中の白樺とエゾリンドウ
流れるような霧が、白樺の木を包む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO 100 ) 露出補正 -0.3段
033_220906149 〇入笠湿原 白樺 犬 RX10M4.jpg 33.小さな犬
そろそろ引き返そうと歩いていると、霧の中から小さな犬が現れ、目が合ってしまった。シャッターを切りながら保護者のお二人に「すみません、写真を撮らせていただきました」と声を掛けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO 200 ) 露出補正 -0.3段
034_220907057 X800 入笠湿原 エゾリンドウ Z50 105mmMC.jpg 34.エゾリンドウ -4
花が開いた姿を見たかったが、この天気では無理だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 1250 ) 露出補正 なし
035_220906154 X800 入笠湿原 ガマズミ RX10M4.jpg 35.ガマズミの実 -1
ガマズミは5~6月頃、白い小さい花の花序(花の集まり)を作る。そして、この頃、夏の終わりから秋にかけてまっかな小さな実をつける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO 2000 ) 露出補正 -0.3段
036_220906156 X800 入笠湿原 ガマズミ RX10M4.jpg 36.ガマズミの実 -2
ガマズミの実は食用になるそうだ。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になるという。冬になっても、赤い果実が残っていることがある。wikipedia

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 76mm ISO 1600 ) 露出補正 -0.3段
037_220906158 X800 〇山野草公園 キキョウ RX10M4.jpg 37.白いキキョウの花
昼頃には山野草公園に戻ってきた。ゴンドラ山頂駅の近くのテラスで、海老名のサービス・エリアで買ってきたメロンパンと牛乳で昼食にする。そして、陽が射すことを期待して、八ヶ岳展望台の方へ歩き始めた。傍らに白いキキョウの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO 400 ) 露出補正 -0.3段
038_220907058 X800 入笠すずらん山野草公園 Z50 105mmMC.jpg 38.ゴンドラ山頂駅付近のゲレンデ
12時半、まだこんな状態である。風が少し出てきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
039_220907060 X800 入笠すずらん山野草公園 クサノタン Z50 105mmMC.jpg 39.クサボタン(草牡丹)
高さは1mほどもある。まっすぐ伸びた茎が先の方で枝分かれして、釣鐘状の花を咲かせている。細い鐘状になる4枚の花弁に見えるのは萼片で、花弁はない。葉の形がボタンの葉の様であるのでこの名がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
040_220907061 X800 入笠すずらん山野草公園 エゾリンドウ アキノキリンソウ Z50 105mmMC.jpg 40.エゾリンドウとアキノキリンソウ
山野草公園にもエゾリンドウが咲いていた。だが、アキノキリンソウの黄色が大勢を占める。前回7月の終わりに来た頃と、咲いている花がだいぶ違っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 1600 ) 露出補正 なし


2022年9月17日

富士山五合目・富士本栖湖リゾート・勝沼「一古園」 8月30日

このところ、旅行業界も活発になり、パンフレットがいろいろと送られてくるようになった。その中の横浜出発の日帰りバスツアーで、「山梨シャインマスカット狩り食べ放題 富士山五合目&約8万株の花畑!虹の花まつり」というのが目に付いた。富士山五合目へは行ったことがないし、造られたものとは思うが、富士本栖湖リゾートの8万株の花畑も知らなかったので、行って見ようということになった。
 この日(8/30)の天気予報は曇りのち雨。横浜駅東口から地下通路を歩いて10分弱ほどのところにある「Bay Quarter」(商業施設)から7:20に出発する。首都高から保土ヶ谷バイパスに入り横浜町田インターで東名高速に上がる。順調であった。海老名JCTから圏央道に入り、八王子JCTから中央高速に入る。河口湖ICで下りて、富士スバルラインに入った。富士スバルラインは今年は7月15日の18時から8月31日18時まで連続48日間マイカーが規制されていて、一般の車は通行できない。バスは悠々と走る。通常、普通自動車の通行料金は全線往復で2,100円である。
 富士山五合目の駐車場には10時20分くらいに着いた。雲がかかっていて富士山頂は良く見えない。昼食の時間まで少し間があったので、ブラブラしていると、右からキベリタテハが飛んできて、道路の向こうに止まった。追いかけて、撮るには撮ったが、道路わきの排水溝の蓋に止まっていたところで、絵にならない。しかし、ここで、しかもこんな天気の時にキベリタテハに会えたことは幸運だった。
 昼食は11時から、五合園レストハウスというところで、「ほうとう定食」だった。味は良かったが、太めの麺は長くて食べ難くかった。
 食事を終え外に出てくると、富士山頂は雲の流れに見え隠れしていた。
 12時に富士山五合目を出発し、スバルラインを下りて、国道139号線を走り、富士急グループが経営する富士本栖湖リゾートというところへ、7月16日から10月10日まで開催されている「虹の花まつり」を見に行く。バスを降りた頃は小雨だったが、園内に入り歩き始めると、本降りになってしまった。傘を差す。Z50はカメラバッグにしまって、片手でG7Xを操る。びしょ濡れになってしまった。
 2時少し前に富士本栖湖リゾートを出発、甲府から少し中央高速に乗り、勝沼へ出た。ここで「一古園」というブドウ園で、「シャインマスカット狩り食べ放題」がこの日最後の楽しみであった。ただ、畑まで7分ほど歩くということなので、それはやめて、「一古園」のぶどう棚の下でシャインマスカット食べ放題だけを楽しんだ。

000_220830109m X700 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg
一瞬、風で雲が飛ばされて姿を現した富士山頂 2022年8月30日 山梨県南都留郡鳴沢村 富士山五合目

001_220830006 X800 横浜駅改札口 G7X.jpg 1.朝6時半の横浜駅
横浜駅の西口から東口への中央通路を通って「Bay Quarter」前の集合場所へと歩く。朝6時半、通勤客が多くなってくる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_220830015 X800 K-Arena G7X.jpg 2.建設中の「Kアリーナ横浜」
バスが待っている道路の向こう側には、2023年の秋に誕生予定の、建設中の世界最大級の音楽に特化した2万席の大型アリーナ「Kアリーナ横浜」が見えた。みなとみらいにはまだまだ新しい建物が出来る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_220830018 X800 談合坂S.A G7X.jpg 3.談合坂 SA
1時間半ほど走って、中央高速の談合坂 SAで休憩となった。雲が低く垂れ込めている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220830023 X800 談合坂S.A G7X.jpg 4.談合坂 SAの観光バス
しかし、それでも駐車するスペースを探すほど観光バスは多く停まっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし

005_220830026 X800 富士急ハイランド  G7X.jpg
5.富士急ハイランド
河口湖インターの近くまで来ると、車窓から富士急ハイランドのジェットコースターが見えてきた。富士急ハイランドの前身は、1961年に開園した富士五湖国際スケートセンター。同年に設置された富士急行河口湖線・ハイランド駅(現・富士急ハイランド駅)に合わせて1964年に「富士ラマパーク」という遊園地が開業し、1969年に「富士急ハイランド」へ改称されたそうだ。1996年登場の「FUJIYAMA」から2011年登場の「高飛車」まで5年おきに新規大型コースターが導入されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 25mm ISO125 ) 露出補正 なし

006_220830029 X800 富士山頂 4合目付近から G7X.jpg
6.四合目から見た富士山頂
富士スバルラインを走るバスの車窓から、富士山頂が見えた。全く雪を被らない富士山は全然違う山に見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし

007_220830030 X800 富士山頂 4合目付近 G7X.jpg
7.富士スバルライン
道路の正式名称は富士山有料道路といい、1964年(昭和39年)に開通した。2005年(平成17年)に料金徴収期間を満了したが、その後は維持管理有料制度に移行し、引き続き有料での運営が継続されている。運営は山梨県道路公社が行っている。この日の天気予報は曇りのち雨だが、行く手に青空が見え期待を持たせる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし

008_220830090 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
8.富士山五合目到着
標高2,300m、「天地の境」と言われる富士山五合目に到着した。雲の中である。また、確認不足でいつも P(プログラムオート)で撮っているのにダイアルが知らぬうちにずれていて、S(シャッタースピード優先)にセットされてしまっていた。セットされたシャッタースピードは1/100秒。結果、絞り込まれていた。手振れはほとんど感じなかった。5.0段という手振れ補正機能の効果なのか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f10 1/100秒 25mm ISO 100 ) 露出補正 なし

009_220830084 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
9.富士山小御嶽神社
937年(承平7年)に、山岳信仰の聖地である小御岳山の山頂(富士山五合目)に鎮座、創建された。小御岳は富士山より古い山で、小御岳と古富士が土台となって噴火を繰り返し、いまの富士山の姿になったと言われる。毎年7月1日には開山祭が行われている。五合目周辺は「天狗の庭」と呼ばれ、天狗が支配していたという言い伝えがあり、小御嶽太郎坊正真という天狗が道開きの神様として神社に祀られている。右手に展望台があったので登ってみたが、何も見えなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f9 1/100秒 22mm ISO 100 ) 露出補正 なし

010_220830086 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
10.富士山小御嶽神社 拝殿
磐長姫命(木花咲耶姫の姉)を祭っている。五合目にあるお宮は、以前は鳴沢村にある魔王天神社にあった古太郎坊(こたろうぼう)という小祠(しょうし)を、遷座し小御岳権現と称したものが元になっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/100秒 22mm ISO 900 ) 露出補正 なし

011_220830095 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
11.駐馬場
山頂への登山口の方へ行って見た。馬が数頭繋がれていた。吉田ルートは、富士山の登山道で唯一馬に乗って行き来が出来るという。ここでは引馬の形で乗馬を体験できるそうだ。乗馬料金はお中道を通って、6合目まで片道7,000円、その途中の泉が滝までが4,000円などとなっていた。写真モデル代は300円だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/100秒 39mm ISO 125 ) 露出補正 なし

012_220830098 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
12.吉田口登山道
お中道を泉が滝から吉田口五合目へ向かう登山道の入り口である。往きはしなかったが富士スバルライン五合目から泉ケ滝にかけて、最初はゆるやかな下りから始まる。写真を見ると寒そうに見えるだろうが、半袖でいられる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/100秒 34mm ISO 100 ) 露出補正 なし

013_220830100 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
13.やめよう弾丸登山
登山道の入り口には「やめよう弾丸登山」の看板が立てられていた。「弾丸登山とは、事前に十分な休息をとらず、夜通し登山をすること」と書かれていた。一般登山者に比べ救護所受診率が3倍になっているとのこと。7月、8月でも山頂の最低気温は氷点下になることがあるそうだ。単なるハイキングかも知れないが、霧の中を下山してくる人がいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/100秒 32mm ISO 100 ) 露出補正 なし

014_220830101 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
14.五合園レストハウス
この建物の2階で昼食になった。ほうとう鍋とエビフライ、から揚げにご飯という献立は、味も良く、ボリューム満点だったが、ほうとうが食べ難かった。1階は売店で外階段から上がる屋上は展望台になっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/100秒 28mm ISO 100 ) 露出補正 なし

015_220830104 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
15.105歳で富士山登頂 五十嵐貞一さんの像
入り口に昭和58年、96歳の時に最高齢登頂記録を書き換えて以来、6年連続で記録を更新した五十嵐貞一さんの像があった。初めて富士山に登ったのは昭和35年8月15日、73歳のときだそうで、89歳のときに再度、富士登山に挑みそれ以降13年連続で富士登頂を成し遂げ、1988年8月8日午前10時ごろ、満101歳で登頂に成功、記録をまた一つ伸ばした。銅像のプレートは105歳になっているが、正確には数え年で103歳。満年齢では101歳と10ヵ月だったそうだ。この記録は、未だに破られていない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/100秒 18mm ISO 800 ) 露出補正 なし

016_220830111 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
16.霧の富士山頂
レストハウスから眺める富士山頂付近の姿は刻々と変わる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f29 1/100秒 125mm ISO 100 ) 露出補正 なし

017_220830113m X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg
17.霧がとれた富士山頂
16.の写真から1分後には霧が外れ、薄日が差し、山頂にかかる雲が白く輝いた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f29 1/100秒 125mm ISO 100 ) 露出補正 なし

018_220830118 X800 富士山五合目 Z50 18-140.jpg
18.キベリタテハ -1
レストハウスの前で富士山頂付近の写真を撮っていると、右手から風に乗ってチョウらしきものが翔んできた。黄色い縁が見える。キベリタテハだ。道路を渡って後を追う。道路わきの側溝の蓋に止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f7.1 1/100秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし

019_220830121 X800 〇富士山五合目 Z50 18-140.jpg
19.キベリタテハ -2
ここで、しかもこんな環境でキベリタテハに会うとは、全く予想をしていなかった。幸運である。しばらくじっと止まっている。もう少し良いところに止まってもらおうと飛び立たせたが、遠くへ行ってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/100秒 140mm ISO 110 ) 露出補正 なし