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Studio YAMAKOで“キタキチョウ”が含まれるブログ記事

2024年3月29日

初夏のような保土ヶ谷公園 ② チョウも飛び出す 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区

今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
 越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。

000_240220159 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園

022_240220093 X900 ◎ヒヨドリ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 22.ヒヨドリ -1
ヒヨドリも梅の花の蜜を吸いに来ていた。ヒヨドリはムクドリと同じように日本では多く、ごく普通に見られる。wikipediaによれば、日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピンの北部(ルソン島)に分布するというが、そこでの生息数は少ないそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
023_240220116 X900 〇ヒヨドリ 思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 23.ヒヨドリ -2
ヒヨドリは、1本の樹に紅白の花を咲かせる「思いのまま(オモイノママ)」に移動した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO500 )
024_240220101 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 24.メジロ
緑萼だろうか、一重の白梅で吸蜜するメジロ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
025_240220106 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 25.スマホで撮影
見頃の梅は観梅に来た人たちの絶好の被写体になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 26mm ISO500 )
026_240220120 X900 〇思いのまま 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 26.思いのまま(オモイノママ)
八重咲の咲分け品種「思いのまま」の由来は、品種改良の際に思うような色の花が出てこず、改良を手掛けた園芸家にとっては"思いのまま"に咲き分けてくれず、むしろ梅のほうが"思いのまま"に咲き分けることから命名されたようである。ChatGPTで、聞いてみたところ、「思いのまま」という品種以外にも、紅白に咲き分ける梅の木の品種はいくつか存在し、その中でも代表的なものを挙げると、「葉縁白梅(ようえんしろうめ)」、「春狂い(はるくるい)」、「双葉梅(ふたばうめ)」といった品種があるそうだ。それぞれの特徴も教えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 151mm ISO640 )
027_240220124 X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 27.週末は「梅まつり」
この週の土曜日には毎年恒例の「梅まつり」が開催される。ちなみに保土ヶ谷公園梅園には40種90本の梅があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 21mm ISO3200 )
028_240220141 X900 ◎全7犬 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 28.6匹のワンちゃん -1
今日も奥様方が愛犬を連れて散歩に来られていた。小型犬から中型犬の6匹が集まっていた。「撮らせてください」と声をかけてカメラを向けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 11mm ISO400 )
029_240220136 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 29.6匹のワンちゃん -2
乳母車に乗せられている2匹の小型犬は、そこに「Miniature Pinscher」という犬種名が書かれていた。右上の脚の長い中型犬は、ウィペットという犬種のようで、wikipediaで調べてみると「ウィペットとは、イギリスのイングランド原産のサイトハウンド犬種である。犬種名は鞭で打たれた馬のようにすばやく俊足で駆け回ることに由来していると考えられている。」と記されていた。他のワンちゃんたちの犬種は解らない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 28mm ISO500 )
030_240220148 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 30.河津桜と幼稚園の子供たち -1
梅園を離れ、再び下池の方へ下りて来た。先生に引率された幼稚園の子供たちが河津桜の下をわんぱく広場の方へ歩いていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 30mm ISO400 )
031_240220163 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 31.河津桜と幼稚園の子供たち -2
手前に張り出した枝に咲く河津桜にピントを合わせた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 46mm ISO800 )
032_240220166 X900 ◎河津桜 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 32.河津桜と幼稚園の子供たち -3
此処を左へ上がるとバス通りの方へ、まっすぐ進むと公園の南側の出口だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 38mm ISO640 )
033_240220157 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 33.越冬していたキタテハ秋型
今日は格別に暖かいので飛び出してきた。翅を広げて日光浴をしている。だが、近づくと敏捷に飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
034_240220167 X900 アメリカスズカケノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 34.スズカケノキの実
何の実だろうかと思った。検索してみたところこれはスズカケノキの実だった。スズカケノキの別名はプラタナスである。昨年秋に横浜ビジネスパーク(YBP)で撮った紅葉しているプラタナスの写真を振り返ってみると、この写真の前段階の実が写っていた。wikipediaによれば、日本では街路樹として、モミジバスズカケノキ が多く使われる。モミジバスズカケノキは、スズカケノキとアメリカスズカケノキとの雑種である。このイガイガの丸い実はプラタナスの和名「スズカケノキ」の名前の由来にもなっているそうだ。山伏が山道を歩く時に身に着ける上着「篠懸(すずかけ)衣(い)」に、鈴玉のような装飾をつけていて、それをプラタナスの実に見立てた、というのがスズカケノキの名前の由来という。実を割ると、たくさんの綿毛がついた種子の集合体(集合果)である事がわかる。外見はまるでライチのようで「食べられる?」と思えるのだが、割ってみると食べらtれないことがわかるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 132mm ISO320 )
035_240220169 X900 アメリカスズカケノキ 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 35.スズカケノキ(プラタナス)
これが実が成っていた木だ。私にはスズカケノキか、アメリカスズカケノキか区別はつかない。PictureThisで検索するとアメリカスズカケノキとあった。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
036_240220183 X900 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 36.キタキチョウ
キタキチョウも成虫で越冬する。暖かい日差しに目が覚めたのだろう、オオイヌノフグリの花で吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒220mm ISO500 )
037_240220185tm X900 ▲飛翔 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 37.飛んでいるキタキチョウ
下池と河津桜と散策する人物を背景にキタキチョウが飛ぶ姿が撮れた。決して合成写真ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒9mm ISO200 )
038_240220190 X900 オオキバナカタバミ 峰岡公園 RX10M4.jpg 38.オオキバナカタバミ(大黄花片喰・大黄花酢漿草)
近所の峰岡公園まで戻ってきた。オオキバナカタバミの花が咲いていた。wikipediaには、南アフリカ原産で、現在では世界各地の温帯に帰化植物として定着している。葉に紫褐色の斑点が多数見られることで他のカタバミと識別が可能。春先に鮮やかな黄色の花を多数咲かせる。別名キイロハナカタバミ。ヤマトシジミの食草の一つである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
039_240220197 X900 ◎アブラナ 峰岡公園 RX10M4.jpg 39.アブラナ(油菜)
昨秋、センニチコウやヒャクニチソウが咲き、クロマダラソテツシジミや、ツマグロヒョウモンで楽しませてもらった花壇が植え替えられてアブラナが咲いていた。wikipediaによれば、古くから野菜として、また油を採るため栽培されてきた作物で、別名としてナノハナ(菜の花)、ナタネ(菜種は正式な作物名である)などがあり、江戸時代には胡菜または蕓薹と呼ばれたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 56mm ISO200 )

2024年3月 2日

多摩動物公園 ③ 昆虫生態園_3 2024年1月29日 東京都日野市

入園してから約1時間経過した。撮影を続ける。汗をかくほどに暑い園内の気温には慣れた。昆虫生態園は上から見るとチョウが羽を拡げたような形になっていて、その中心部が温室になっている。1階から入って温室内に造られた緩いスロープを下りていくと地下1階のフィールドになっている。ここに、アオタテハモドキや、タテハモドキが多かった。そんな昆虫自然園の中を行ったり来たりしていたのだが、だんだん、余裕が出てきて少しでも姿の良い、つまり、翅が破れてなくて、鱗粉も落ちていない個体を探しては撮っていった。

000_240129111t X900 ◎多摩動物公園 昆虫園 RX10M4.jpg
集まって吸水するタイワンキチョウたち 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園

043_240129060 X900 ◎多摩動物公園 リュウキュウアサギマダラ RX10M4.jpg 43.リュウキュウアサギマダラ
温室の中は、天気の良い日は燦燦と陽が差し込む。このリュウキュウアサギマダラはきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 )
044_240129320 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 44.タイワンキチョウ
身近なところで多く見られるキタキチョウとは、裏面のイラストのような黒い模様はタイワンモンキチョウと似ているが同じではない。また、後翅外縁部は弧になっていて、キタキチョウは角ばっているところがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO100 )
045_240129066t X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 45.タテハモドキ裏面 -1
タテハモドキやアオタテハモドキには、かってジャノメチョウ科と呼ばれていたタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科のチョウと同じような眼状紋がある。タテハモドキは、そのころもジャノメチョウ科ではなく、タテハチョウ科のタテハモドキ亜科に分類される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 )
046_240129331t X900 多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 46.シロオビアゲハ♂ -1
このピンクのクササンタンカの花に来ていたシロオビアゲハは、残念ながら尾状突起が少し破れていたので、トリミングしてカットしてしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f4.0 1/500秒 105mm ISO110 )
047_240129334 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 47.アオタテハモドキ♀
♂の後翅の青い紋は鮮やかであるが、♀のいでたちは地味である。渋い。♀の翅表の模様は個体差があり、眼状紋は大きい。残念ながら前翅の角が破けてしまっている。温室のチョウは金網にぶつかってかどが擦れることが多いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 )
048_240129338 X900 〇多摩動物公園 ♀ Z50 Z105mc.jpg 48.カバタテハ
カバタテハは飛んでいる個体数が少なく、傷ついた個体が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
049_240129340 X900 〇多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 49.オオゴマダラ
白いクササンタンカで吸蜜するオオゴマダラ

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
050_240129077 X900 ◎多摩動物公園 RX10M4.jpg 50.イシガケチョウ
葉っぱに止まってこちらを見ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 155mm ISO400 )
051_240129348 X900 〇多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 51.2頭のカバタテハ
ピントが合っている左側が♀で右側が♂のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO110 )
052_240129079 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 52.タテハモドキ -1
やっときれいなタテハモドキを見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 175mm ISO100 )
053_240129082t X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 53.タテハモドキ -2
下の階へ下りていく道にも、タテハモドキが止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 13mm ISO100 )
054_240129086 X900 〇多摩動物公園 RX10M4.jpg 54.タテハモドキ裏面 -2
タテハモドキは2015年1月にバリ島のウブドで撮影した。現地ではごく普通にどこにでもいる蝶だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 104mm ISO125 )
055_240129357tm X900 多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 55.タイワンキチョウの顔
ホナガソウに吸蜜に来ているタイワンキチョウをアップにした。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 )
056_240129361 X900 ◎多摩動物公園 Z50 Z105mc.jpg 56.ツマベニチョウ♂
やっと傷のない完品のツマベニチョウが見つかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO100 )
057_240129363 X900 〇多摩動物公園 ベニモン♂ Z50 Z105mc.jpg 57.ベニモンアゲハ♂ -1
シロオビアゲハとベニモンアゲハはなかなかきれいな個体を見つけられなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 )
058_240129367 X900 ◎多摩動物公園 ベニモン♂ Z50 Z105mc.jpg 58.ベニモンアゲハ♂ -2
前の写真とは異なる個体である。比較的傷のない個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.0 1/500秒 105mm ISO110 )
059_240129369 X900 ◎多摩動物公園 ベニモン♂ Z50 Z105mc.jpg 59.ベニモンアゲハ♂ -3
57.の個体と同じ。ランタナの花が好きなようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 )
060_240129370t X900 〇多摩動物公園 ベニモン♂ ペンタス Z50 Z105mc.jpg 60.シロオビアゲハ♂ -2
このシロオビアゲハも尾状突起がちぎれてしまっていた。石垣島や竹富島では多く見られるチョウだ。九州南部では迷蝶としてみられることもあるそうだが、分布の北上傾向はないという。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
プログラム優先オートで撮影  ( f4.0 1/500秒 105mm ISO110 )

2024年2月13日

秋たけなわ 保土ヶ谷公園のチョウたち その3 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区

撮影を続ける。セイタカアワダチソウの群落に飛来したのは、やや大型のキタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハで、あとは小さな、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、そしてシャッターを押せなかったクロマダラソテツシジミの10種だった。

000_231103212tm X700 ◎保土ヶ谷公園 ウラナミ交尾 DSC08135.jpg
ウラナミシジミ 交尾 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区県立保土ヶ谷公園

017_231103125 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト RX10M4.jpg 17.ヤマトシジミ斑紋変化 -1
ヤマトシジミの♀。この程度では斑紋異常とは言わないのだろうが、後翅前縁下の2つの黒斑がつながっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 )
018_231103126 X900 ◎保土ヶ谷公園 ヤマト斑紋異常 RX10M4.jpg 18.ヤマトシジミ斑紋変化 -2
前翅の黒斑も滲んでいるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
019_231103137m x900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 19.ベニシジミ -5
ベニシジミは多くみられた。擦れてしまっている個体も多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
020_231103147m X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 20.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -4
♀。越冬して春には産卵し、次世代につなぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 )
021_231103158tm x900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 21.ベニシジミ -6
これはきれいな個体だった。♂のように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
022_231103160tm X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 22.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミの個体数は多かった。関東南部以南の暖かいところで成虫越冬し、6月に産卵、成虫になって発生を繰り返し、秋に向け北上し個体数を増やしていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
023_231103173 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 23.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -5
やっと裏面を見れば雌雄が判るようになった。これは♂だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 208mm ISO160 )
024_231103188m X900 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 24.ウラナミシジミ -2 ♀
綺麗な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 192mm ISO100 )
025_231103199 X900 ◎保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg 25.キタテハ秋型とセイタカアワダチソウ -6
ポートレート写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 155mm ISO100 )
026_231103206 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 26.コセンダングサに来たキタテハ秋型♂ -1
秋のチョウはコセンダングサにも良く飛来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
027_231103209 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 27.コセンダングサに来たキタテハ秋型♂ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
028_231103216t X900 ◎保土ヶ谷公園 ウラナミ交尾 DSC08135.jpg 28.ウラナミシジミ交尾
ウラナミシジミの交尾シーンは多くみられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 220mm ISO100 )
029_231103226 X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 29.キタキチョウ
 従来キチョウとされていた種は、キチョウ(ミナミキチョウ Eurema hecade、南西諸島に分布)とキタキチョウ(Eurema mandarina、本州~南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難である。成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。いつでも、どこにでもいる蝶だ。秋型は翅表は翅頂の黒斑がほとんどなくなり、黄色一色になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 220mm ISO100 )
030_231103239tx X900 ◎保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 30.コセンダングサとウラナミシジミ♀
コセンダングサにはウラナミシジミも来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO640 )
031_231103261 X900 〇保土ヶ谷公園 DSC08135.jpg 31.小型犬の集い
梅の開花が待たれる梅林で、若い奥様方4人が小型の犬の散歩の途中で立ち話をされていた。憩いのひとときなのだろう。この秋は甲斐犬、ダルメシアン、など大型犬を散歩させていた女性にも会う機会があり、お声がけして撮らせていただいたが、このグループには声をかけづらかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 25mm ISO2000 )
032_231103266 法性寺 X900 ジュウガツザクラ DSC08135.jpg 32.法性寺 ジュウガツザクラ
この日は保土ヶ谷公園までバスで来ていたので、いつものように帰りは歩いて帰る。法性寺では、毎年、この時期にはジュウガツザクラが咲いている。だが、花の数は少なくちょっと寂しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO1000 )
033_231103272 X900 〇法性寺 カキと鐘楼 DSC08135.jpg 33.法性寺 鐘楼と柿
鐘楼の前に植えられている柿の木には柿がたくさん実っていた。食べられるのかどうかわからない。秋を満喫した一日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 25mm ISO1000 )

2023年11月11日

ヒャクニチソウとセンニチコウは元気 2023年10月11日 横浜市保土ヶ谷区

小さな公園のヒャクニチソウとセンニチコウに楽しませてもらっている。ヒャクニチソウは漢字では百日草で、開花期間が長いことによる。一方、センイチコウ(千日紅)は暑さや乾燥に強い為、日本の夏に適しており、この花が長く咲くことに由来している。 そして、百日咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりも、この花が長く咲くことによると言われているようだ。
 この2種のほかにアフリカン・マリーゴールドが少し植えられているだけのこの小さな花壇で、アゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、アカボシゴマダラ、クロマダラソテツシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ が見られる。また、写真に撮ることはできなかったが、ナガサキアゲハの♀や、クロアゲハもやってきた。そしてこの日は、この界隈ではめったに見ないアカボシゴマダラも姿を見せた。これだけで15種だ。

000_231011103 X700 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg
ツマグロヒョウモン♀ 2023年10月11日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

001_231011001 X900 峰岡公園 ムラサキゴテン RX10M4.jpg 1.ムラサキゴテン(紫御殿)
郵便局へ行った帰り道に、 の反対側の入り口から入ったがその入り口近くに、ムラサキゴテンが咲いていた。メキシコ原産で、1955年頃に渡来したツユクサ科の園芸植物だそうだ。地上部全体が紫色をしており、紅紫色の花が咲いていた。印象に残る花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
002_231011003 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 2.ツマグロヒョウモン♂ -1
下の方で咲いているアフリカン・マリーゴールドにツマグロヒョウモンの♂が来た。後翅が少し破れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 )
003_231011011m X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ♀ -1
センニチコウの小さな花に口吻を差し入れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1000 )
004_231011013 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 4.ツマグロヒョウモン♂ -2
写真2.と同じ個体。熱心に吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 )
005_231011018 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.ツマグロヒョウモン♀ -1
ツマグロヒョウモンの♀は今まであまり良い写真を撮る機会がなかったが、この日は良いモデルが現れてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 )
006_231011022 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 6.ツマグロヒョウモン♀ -2
一輪挿しのようなヒャクニチソウによく似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
007_231011024 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.ツマグロヒョウモン♀ -3
ヒャクニチソウの筒状花に口吻を深く挿入し吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
008_231011027 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 8.ツマグロヒョウモン♀ -4
このカメラ(RX10M4)の望遠端220mmは35mm版換算で600mmに相当する。望遠端での最短撮影距離はレンズ前約72cmである。ところが250mm相当では約140mmであり、望遠端600mmにして撮ったほうが被写体に近寄って撮影できる。手振れ補正機能はあるが、カメラ振れをできるだけ少なくするため、多少ISO値が高くなってもシャッタースピードは確保したい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 )
009_231011041 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 9.ツマグロヒョウモン♀ -5
花から花へ移動して吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 )
010_231011052 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 10.ツマグロヒョウモン♀ -6
いろいろな姿勢を撮らせてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
011_231011064 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ♀ -2
開翅すると後翅に寒冷期型♀の特徴である青い鱗粉が少し見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 )
012_231011086 X900 ◎峰岡公園 ホウジャク RX10M4.jpg 12.ヒメクロホウジャク
ヒャクニチソウにはオオスカシバの仲間も吸蜜に来る。私は蛾は素人であるが、これはヒメクロホウジャクのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 125mm ISO250 )

10時半を回った。引き続き公園の花壇で撮影する。ヒャクニチソウにアオスジアゲハが来た。残念ながら後翅が切れている。  しばらく撮った後、帷子川の常盤橋の傍に咲くシチヘンゲに何か来ているかもしれないと思い足を運んでみたが、ホウジャクの仲間がいたくらいでチョウはイチモンジセセリ以外はいなかった。  再び峰岡公園へ戻り撮影を続けた。天気が良く暖かい日であったが、最後に、この辺りではあまり見られないアカボシゴマダラが現れた以外、成果はなかった。

000_231011119tm X700 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg
ヒャクニチソウで吸蜜するアオスジアゲハ 2023年10月11日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園

013_23101116 X900 峰岡公園 RX10M4.jpg 13、ヤマトシジミ♂ -1
センニチコウに来るシジミチョウはヤマトシジミばかりで、クロマダラソテツシジミは見られなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 )
014_231011110 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 14.アオスジアゲハ
颯爽とアオスジアゲハが飛来してヒャクニチソウの花に止まった。残念ながら肛角部がちぎれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO320 )
015_231011121 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 15.ヤマトシジミ♂とハナトラノオ
まだ、前翅、後翅の外縁部に黒斑が堅調で、寒冷期型になりkiれていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO500 )
016_231011125 X900 〇帷子川 ホシホウジャク RX10M4.jpg 16.ホシホウジャク
帷子川にも行ってみた。常盤橋の傍にシチヘンゲが植えられている。そのシチヘンゲにもホウジャクの仲間が来ていた。私は蛾には詳しくはないが、これはホシホウジャクのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO1250 )
017_231011141 X900 峰岡公園 RX10M4.jpg 17.ヤマトシジ2♂♂
再び公園に戻る。クロマダラソテツシジミはいないかと目を凝らすが、見当たらない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO500 )
018_231011148 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 18.ヤマトシジミ♂ -2
高温期型の夏の生き残りだ。すっかり鱗粉が落ちてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 )
019_231011152 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ヤマトシジミ♂ -3
これも高温期型の生き残り。今が寒冷期型との端境期なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 )
020_231011165m X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 20.ヤマトシジミ♀ -3
この もだいぶ擦れていて、鱗粉が落ちている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 )
021_231011168m X900 峰岡公園 RX10M4.jpg 21.ツマグロヒョウモン♂ -3
ツマグロヒョウモンは最盛期だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO250 )
022_231011178 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 22.ツマグロヒョウモン♂ -4
ツマグロヒョウモンのほとんどが傷のないきれいな個体だが、これは、左側の前後翅に破損があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO400 )
023_231011183 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 23.ヤマトシジミ♂ -4
これはきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 )
024_231011196 X900 峰岡公園 RX10M4.jpg 24.アカボシゴマダラ
すっかり普通種になったアカボシゴマダラだが、自宅周辺では稀にしか見ることがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 178mm ISO500 )

2023年7月 9日

7月上旬の舞岡公園-蝶影少なし 2023年7月5日 横浜市戸塚区舞岡公園

例年のことだが、ゼフィルスのシーズンが終わると舞岡公園から足が遠のく。実は日野春の北杜市オオムラサキセンターへ行きたくて、何時にしようか天気予報とにらめっこしていた。TVの天気予報は連日「急な雷雨にご注意」という。この日(7月5日)に行こうと2、3日前に決めていたが、今日になって明日の方が良さそうな状況になった。この日、7月5日も午前中は良さそうなので、舞岡公園へ行ってみた。
 しかし、チョウの姿は少なかった。種も貧弱だし、個体数も少ない。路傍の花の写真を撮りながら、いつものコースを歩くがこれといった成果はなかった。
 いつでも翔んでいるキタキチョウのほか目撃したのはモンキアゲハ、ゴマダラチョウ or アカボシゴマダラ(どちらか確認できなかった)の各1頭。撮影したのは、麦畑の脇で燃やされた廃材の灰に、アオスジアゲハがミネラル補給に来ていたのと、スジグロシロチョウがイヌガラシに産卵するところのみだった。

000_230705004 X900 〇舞岡公園 ネムノキ RX10M4.jpg
今が盛りのネムノキの花 2023年7月5日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_230705016 X900 舞岡公園セッコウベニバナユチャ RX10M4.jpg 1.セッコウベニバナユチャ(浙江紅花油茶)?
卓球のボールと同じような大きさをした、小さなリンゴの実を思い起こさせるような実を付けた木があった。実の様子からしてツバキの仲間と思ったが、「Picture This」 で検索したところ、セッコウベニバナユチャという聞き慣れない種が表示された。やはりツバキの仲間であったが、セッコウベニバナユチャであれば、中国浙江省特産でヤブツバキに似た性質を持ち、調理用、化粧品原料などとされている。ネットで検索してみると、葉も実もヤブツバキにとてもよく似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 67mm ISO3200 ) 露出補正 なし
002_230705019 X900 舞岡公園 ネムノキ RX10M4.jpg 2.ネムノキ(合歓木)
wikipediaによると、和名のネムノキは、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来する。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものだそうだ。舞岡公園にこんなにネムノキがあるとは知らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 87mm ISO640 ) 露出補正 なし
003_230705031 X900 〇舞岡公園 オオバギボウシ RX10M4.jpg 3.オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
蕾が橋の欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠という。他に、湿地に自生する小形のコバギボウシが知られる。wikipediaによれば、オオバギボウシの新芽は東北地方では「ウルイ」とよび、春から初夏にかけて摘んで山菜として賞味されるという。春先の若葉が丸まって立つように生え、葉の色がうり類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化して「ウルイ」と言われているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 22mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_230705036 X900 舞岡公園 チダケサシ RX10M4.jpg 4.チダケサシ(乳蕈刺)
ユキノシタ科チダケサシ属で、茎が細くて固く、この名前は乳茸(ちだけ)という食用キノコを採ったときに、この草の茎に刺して持ち帰る風習があることに由来するという。虫が好きな花で、箱根湿性花園では、この花にミドリシジミや、ミヤマカラスシジミが蜜を吸いに来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
005_230705034 X900 舞岡公園 オカトラノオ RX10M4.jpg 5.オカトラノオ(丘虎の尾)
白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がるのでこの名がある。下から開花していくということは、この花も既に後半に入っている。舞岡公園には散策路沿いにオカトラノオの小さな集落がある。チョウも好きな花でジャコウアゲハなどがやって来る。期待したが、チョウは何も来なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 30mm ISO800 ) 露出補正 なし
006_230705039 X900 〇舞岡公園 七夕 RX10M4.jpg 6.七夕
古民家の前には、七夕の願い事を書いた短冊を付けた竹竿が飾られていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 16mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_230705046 X900 舞岡公園 七夕 RX10M4.jpg 7.七夕の短冊
子供たちの、あるいは子供たちへの願い事が書かれた短冊が付けられていた。中には、「秀才になれますように」という願い事もあったが、「〇〇〇が元気に大きくなって優しい大人になりますように」というほのぼのとしたものもあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
008_230705051 X900 〇舞岡公園 キキョウ RX10M4.jpg 8.キキョウ(桔梗)
キキョウも最盛期である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 35mm ISO800 ) 露出補正 なし
009_230705091 X900 舞岡公園 ウワミズザクラ RX10M4.jpg 9.ウワズミザクラ(上溝桜)の実
「Picture This」で検索したところ、ウワズミザクラと同定された。ウワズミザクラは花だけ見ると、とてもサクラの仲間とは思えない。コップを洗う細長いブラシのような白花を咲かせる。ソメイヨシノもヤマザクラも花を落とした頃に開花する異色のサクラである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO2500 ) 露出補正 なし
010_230705137 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.廃材焼却のあと
苗が植えられている麦畑の脇に、多分廃材を燃やした後の炭と思うが、そこにアオスジアゲハが翔んでいた。このように燃やされた後には、モンシロチョウ、アゲハ、キタテハ、コチャバネセリなどがよくミネラルを吸収に来ているが、アオスジアゲハを見るのは初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230705078 X900 〇舞岡公園 アオスジアゲハ RX10M4.jpg 11.アオスジアゲハ
比較的珍しいシーンと思うが、やはりアオスジアゲハは白い花に絡む姿のほうがよく似合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 198mm ISO1250 ) 露出補正 なし
012_230705087 X900 〇舞岡公園 ヒマワリ RX10M4.jpg 12.ヒマワリ
瓜久保に入るところの体験畑のヒマワリは、まだ、こんな状態だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 42mm ISO320 ) 露出補正 なし
013_230705089 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 13.ヤブミョウガ
ミョウガに似た長楕円形の葉を互生させ、葉の根元は茎を巻く葉鞘を形成する。葉は茎の先端部分だけに集中する。この季節になると、茎の先端から花序をまっすぐ上に伸ばし、白い花を咲かせる。花が終わると初秋にかけて直径 5mm 程度の球状の実を付け、じきに葉を落とす。実は若いうちは緑色で、熟すと濃い青紫色になる。若芽は、初夏の葉が開ききらないうちに採取し、塩茹でしてそのままで、または炒め物や汁物などにして食用にされるという(wikipediaより)。花が咲く季節に見た記憶がなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 51mm ISO2000 ) 露出補正 なし
014_230705093 X900 舞岡公園 セイヨウダイコンソウ RX10M4.jpg 14.セイヨウダイコンソウ(西洋大根草)
「Picture This」で検索すると、セイヨウダイコンソウだった。後でネットで検索してみると、ダイコンソウと同じように見える。セイヨウダイコンソウは観賞用に栽培されるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO640 ) 露出補正 なし
015_230705097 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 15.スジグロシロチョウの産卵行動 -1
夏型のスジグロシロチョウの♀は、その黒い筋が太くはっきりしている。下草の上をゆっくりと飛びまわっている。産卵する草を探しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 180mm ISO1250 ) 露出補正 なし
016_230705103 X900 △舞岡公園 ホソエガラシに産卵 RX10M4.jpg 16.スジグロシロチョウの産卵行動 -2
動き回るチョウを連写で撮っていると、思わぬシーンが撮れることがある。全開の裏面が撮れた。小さな黄色い花を咲かせている食草のイヌガラシ(犬芥子)の周りを翔ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 180mm ISO1250 ) 露出補正 なし
017_230705110 X900 〇舞岡公園 イヌガラシに産卵 RX10M4.jpg 17.スジグロシロチョウの産卵行動 -3
静止して産卵するところを探している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO1000 ) 露出補正 なし
018_230705127 X900 ◎舞岡公園 イヌガラシに産卵 RX10M4.jpg 18.スジグロシロチョウの産卵行動 -4
ようやく細い枝につかまり、尾端を曲げて産卵しようとしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 87mm ISO640 ) 露出補正 なし
019_230705123t X900 ◎舞岡公園 イヌガラシに産卵 RX10M4.jpg 19.スジグロシロチョウの産卵行動 -5
無事、何か所かイヌガラシに産卵したようだ。ほかにチョウの姿もないので、この個体の産卵行動に10分ほど付き添っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 203mm ISO640 ) 露出補正 なし
020_230705139 X900 〇舞岡公園 オオシオカラトンボ  +補正 RX10M4.jpg 20.オオシオカラトンボ
シオカラトンボを立派にしたようなトンボで、シオカラトンボより一回り大きい。わたくしはトンボには疎いが、シオカラトンボは、腰から下が急に細くなっているが、本種は尾の先までほぼ同じ太さ。♂はシオカラトンボと同様に濃いめの水色で、♀は黄色である。目の色が異なり、シオカラはブルー、オオシオカラは黒だ。背景が曇り空なのは苦手である。+1.0 段の露出補正をした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO640 ) 露出補正 +1.0段
021_230705144 X900 舞岡公園 舞岡公園 ワスレナグサ・ホンカンゾウ RX10M4.jpg 21.ワスレグサ(忘れ草)
1本だけオレンジ色も鮮やかなワスレグサが咲いていた。ワスレグサはキスゲ亜科の多年草の一種で、別名でカンゾウともよばれる。ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられていたためで、実際には翌日または翌々日に閉花するものも多いそうだ。この日は11時過ぎに帰路に着いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 94mm ISO640 ) 露出補正 +1.0段

2022年11月 9日

今年のクロマダラソテツシジミは・・・ 10月23日

去年、おととしと2年続けて自宅のすぐ近くでクロマダラソテツシジミを見かけた。一昨年(2020年)は9月30日に明神台で、ヤマトシジミかと思って撮ってきた画像を確認すると、クロマダラソテツシジミだった。ネットで調べてみるとクロマダラソテツシジミは神奈川で大発生しているとの情報があったので、10月13日に三浦半島へ行ってみた。ソテツのあるところで数頭の本種を見ることができた。その後、11月2日に自宅の近くの数か所でも発見し、その年は最終12月1日まで観察できた。
 昨年(2021年)は、まず見られないだろうと思っていたところ、前年と同じところで多くの本種を観察した。まずここでは、年を越すことはできないだろうと思うので、新たに南から飛来してきた個体から発生したのだろうと思っている。2021年は9月10日から11月20日まで継続的に観察できた。
 ところが今年(2022年)は1頭も見ることはなかった。台風という台風も来なかったためか、神奈川県でのクロマダラソテツシジミの情報は私の知る限りでは無い。昨年は食痕が残っていたご近所のお宅の玄関さきに置かれたソテツの鉢植えは、新芽が青々と育っていた。
 とは言うものの「もしかして」という気持ちから近所の公園や帷子川のあたりを歩いてみている。やはりクロマダラソテツシジミは見つからない。

000_221023038 X700 〇峰岡公園 Z50 18-140.jpg
キバナコスモスと秋型のキタテハ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区

001_221023001 X800 高橋宅 ソテツの若葉 Z50 18-140.jpg 1.ソテツの若葉
昨年、一昨年とクロマダラソテツシジミの写真を撮らせていただいたご近所のお宅の玄関先の鉢植えのソテツの葉は、食害もなく、きれいに育っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6 1/500秒 120mm ISO 180 ) 露出補正 なし
002_221023013 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 2.キタキチョウ
帷子川の常盤橋のたもとにランタナが植えられていて、いま、花を咲かせている。そこにキタキチョウが飛来し、吸蜜を始めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.3 1/500秒 85mm ISO 110 ) 露出補正 なし
003_221023015 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 3.ヤマトシジミ -1
夏のヤマトシジミの♀の翅表は黒い。秋になり気温が下がってくると青くなってくるが、この個体はオスか、♀かちょっと判定がむつかしい。♀にしては青過ぎるのだが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし
004_221023017 X800 △帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 4.ヤマトシジミ -2
前の写真と同じ個体。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし
005_221023024 X800 〇帷子川常盤橋 Z50 18-140.jpg 5.ハナトラノオ(花虎の尾)にヤマトシジミ
この花で吸蜜する本種を見るのは初めてだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
006_221023026 X800 〇帷子川常盤橋 サリビア・コエルレア Z50.jpg 6.サルビア・コエルレア
シソ科だそうだ。特異的な花の形をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 360 ) 露出補正 なし
007_221023029 X800 〇帷子川常盤橋 イモカタバミ Z50 18-140.jpg 7.イモカタバミ(芋片喰)
カタバミにはいろいろな種類がある。この片喰は花が大きい。葉はカタバミ特有の形をしている。wikipediaによれば、「フシネハナカタバミ(節根花片喰)が基本種で、独立種として扱われていたイモカタバミは、後にフシネハナカタバミの亜種とされた。カタバミ科カタバミ属の植物。現在は、フシネハナカタバミとイモカタバミは園芸上、まとめてイモカタバミと呼ばれている。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
008_221023031 X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 8.ホシヒメホウジャク
ランタナの花の前でホバリングをして、口吻を伸ばしている。腹がずんぐりとしていてホシヒメホウジャクのようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 125 ) 露出補正 なし
009_221023037 X800 〇峰岡公園 Z50  18-140.jpg 9.キタテハ秋型
今年はキタテハを見ることも少ない。ヤマトシジミの数も少ないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 160 ) 露出補正 なし

2022年11月 1日

保土ヶ谷公園とキバナコスモスの明神台 10月3日

外付けの2TBのHDDを使っているが、そのディスクの保存データ読み出しの具合いが悪くなった。ファイルを開くのに時間がかかりすぎる。バックアップを試みるが、データ移行に時間がかかり、途中で応答なしになる。時間がかかっても何とか読みだしてバックアップを取ろうと購入してあった3TBのHDDに移行を行うが、どうにもこうにも時間がかかりすぎる。
 仕方なく、メーカーのデータ復旧サービスセンタに現物を持ち込み、対応を依頼した。診断の結果、物理的な障害があり、私の想定以上の費用が見積もられた。どうしようかと思ったが、自分で選んだチョウの写真の5,000ファイルほどは、別のHDDに取り出してあるので、故障したHDDのデータ移行はあきらめることにした。メーカーのデータ復旧サービスセンタから返送されたそのHDDから、これは残しておきたいと思うフォルダーおよびファイルを時間をかけて大分取り出すことができたが、限界である。やがてそのHDDにアクセスできなくなった。
 やはりこまめにバックアップを取っておかねばいけないと痛感した。
 そんなことをしていたので、Studio YAMAKO のアップが遅れてしまった。
 さて、秋晴れの温かい一日、毎年この時期に出かける近所の保土ヶ谷公園と、明神台公園へZ50に105mmマクロを付けて出かけた。保土ヶ谷公園には新しい植栽がなされていた。明神台児童公園のキバナコスモスは、株が少し減っていたが今年も咲いていた。チョウも個体数は例年より少ないと感じた。

000_221003046 X700 〇保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg
保土ヶ谷公園の植栽に咲く花に来たクロアゲハ 2022年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 保土ヶ谷公園

001_221003009 X800 〇保土ヶ谷公園 コセンダングサ Z50 105MC.jpg 1.キタキチョウ
秋のキタキチョウは裏面の黒点がより明瞭に現れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
002_221003016 X800 保土ヶ谷公園 タイワンシュウメイギク Z50 105MC.jpg 2.タイワンシュウメイギク(台湾秋明菊)
保土ヶ谷公園には新しく植栽が整備され、新しい花が咲いていた。Picture This で検索するとタイワンシュウメイギクと出てきた。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間だそうだ。中国、台湾原産の帰化植物。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 400 ) 露出補正 なし
003_221003018 X800 保土ヶ谷公園 アネモネ シルベストリア Z50 105MC.jpg 3.アネモネ シルベストリア
タイワンシュウメイギクの隣で咲いていた。これもアネモネの仲間だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
004_221003023 X800 セイヨウマユミ 保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg 4.セイヨウマユミ(西洋檀)
セイヨウマユミの鮮やかなピンク色の果物は食べてみたいなと思わせる。しかし、それらは危険な強心配糖体、アルカロイド、カルデノリドを含んでいて、摂取すると、肝臓や腎臓を損傷し、死に至ることもあるという。マユミも秋になると、茶色がかったオレンジ色に紅葉する、とても美しい落葉低木だが、それにもまして美しいのが、朱色がかった赤色の四角い果実で、熟すと中から、紅オレンジ色の仮種皮(かしゅひ)に覆われたタネが現れ、落葉後も残る。マユミとセイヨウマユミの区別がつかない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 900 ) 露出補正 なし
005_221003041 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg 5.クロアゲハ♂ -1
噴水広場には花壇があって園芸品種の花が咲いている。ここでクロアゲハ、モンキアゲハなどを見たことはなかったが、この日、ケロアゲハが花壇を訪れ、花から花へ移動し吸蜜していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 280 ) 露出補正 なし
006_221003053 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg 6.クロアゲハ♂ -2
羽化したばかりのようなきれいな個体だった。花壇に植えられたペンタスという花を翔び回りながら吸蜜していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし
007_221003057 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 7.ウラナミシジミ
保土ヶ谷公園から、明神台公園へ移動した。広場の向こうにキバナコスモスが咲いているのが見えた。キバナコスモスの近くで咲くヤマハギには複数のウラナミシジミが翔び回っていた。同種はマメ科のハギも食草にしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
008_221003061 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 8.アゲハ♂ -1
この日キバナコスモスには複数の、しかも新鮮なアゲハが訪れていた。しばし夢中でカメラを向けた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 160 ) 露出補正 なし
009_221003068 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 9.アゲハ♂ -2
まだ蕾の多いキバナコスモスに口吻を伸ばす。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
010_221003079 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 10.アゲハ♂ -3
キズ一つないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
011_221003084 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 11.アゲハ♂ -4
一頭が離れると、また次の個体が飛来する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 160 ) 露出補正 なし
012_221003093 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 12.アゲハ♂ -5
近寄っても逃げようとしないで撮らせてくれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 140 ) 露出補正 なし
013_221003101x X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 13.アゲハ♂ -6
緑の中にキバナコスモスの橙色が鮮やかである。昔の湘南電車を思い起こす。こんなにアゲハを夢中で撮ったのは初めてだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
014_221003103 X800 明神台公園 Z50 105MC.jpg 14.ツマグロヒョウモン♂
  ツマグロヒョウモンはいつもより少ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
015_221003110 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 15.ヒメアカタテハ -1
アカタテハと同様に斑紋の違いがないので雌雄の同定がむつかしい。♀は♂に比べ前翅の幅が若干広く、丸みを帯びている。しかし、この個体の雌雄の区別は出来なかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
016_221003117 X800 明神台公園 Z50 105MC.jpg 16.ヒメアカタテハ -2
気が付かなかったが、この個体は右後翅に鳥に食いちぎられた傷があった。11時40分になった。そろそろ帰路につく。往きはバスの乗ってくるが、帰りは法性寺にお参りをして歩いて下る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし


2022年10月13日

秋を迎える舞岡公園 9月10日

ここのところ、外付けのHDDのファイル読み込みが不安定で、その作業に手間取ってしまい、ブログのアップも間が空いてしまいがちである。
 2~3日良い天気が続いていた9月10日は、午前中は晴れそうだというので、舞岡公園へ行ってみた。気温も比較的高い。
 だが、相変わらずチョウの数は少ない。Z50+MC150mm と RX10M4 との2丁持ちはMC105mmがレンズフードを外すと意外に小さく扱いやすい。Z50+MC105mm のほうは f6.3 の絞り優先オートに設定した。

000_220910011 X700 舞岡公園 ヤマガラ RX10M4.jpg
エゴノキの実を啄みに来たヤマガラ 9月10日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220910001 X800 舞岡公園 タイワンクズ RX10M4.jpg 1.タイワンクズ(台湾葛)
毎年秋口に舞岡公園に来ると、南門を入った先に葛の花が咲いている。「Picture This」で検索するとタイワンクズとあった。つる性の多年草で花は8~9月に咲く。マメ科の植物でウラギンシジミの食草である。この近くではウラギンシジミをしばしば見ることがある。これからウラギンシジミは秋型になる。日本産のヤマトクズとは植物学的には同種類ではないが両者の同定はむずかしいという。1876年には本種が日本からアメリカへ導入され、土壌侵食の予防や観賞用に積極的に用いられた。しかし、爆発的に繁殖し在来の生態系を破壊してしまうことから、1950年には有害雑草に指定され駆除が続けられているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 500 ) 露出補正 -0.3段
002_220910078 X800 舞岡公園 ツルボ Z50 MC105.jpg 2.ツルボ(蔓穂)
今まであまり気に留めなかった花である。地下に球根があり、秋の初めにピンク色の花が密生した細長い穂を出す。花期は8~9月で、葉の間から細長い花茎を伸ばし、総状花序をその先端につける。ツルボという和名は意味不明だが、サンダイガサの異名もあり、これは 参内傘の意味で、公家が参内するとき、従者がさしかけた長い柄の傘をたたんだ形と花序が似ていることによるそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
003_220910026 X800 △舞岡公園 ヤマガラ・エゴノキ RX10M4.jpg 3.ヤマガラ
舞岡公園でヤマガラを初めて見た。wikipediaによれば、ヤマガラは学習能力が高いため芸を仕込む事もでき、覚えさせた芸は江戸時代に盛んに披露された。特におみくじを引かせる芸が多く、1980年ごろまでは神社の境内などの日本各地で見られた。そのため年輩者には本種はおみくじを引く小鳥のイメージが強いが、おみくじ芸自体は戦後になってから流行し発展してきたもの。しかし鳥獣保護法制定による捕獲の禁止、自然保護運動の高まり、別の愛玩鳥の流通などにより、これらの芸は次第に姿を消してゆき、1990年頃には完全に姿を消したと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 640 ) 露出補正 -0.3段
004_220910038 X800 舞岡公園 セイヨウウメモドキ RX10M4.jpg 4.セイヨウウメモドキ(西洋梅擬)
開花時期は5月~7月でそうだ。ウメモドキというのは、葉がウメの葉に似ていることや花も梅に似ているところに由来するそうだ。来年、古民家の裏庭でどんな花が咲いているか確認してみよう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO 100 ) 露出補正 -0.3段
005_220910047 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 5.アカボシゴマダラ
この頃からアカボシゴマダラの個体数が多くなってくる。それにしても最近は舞岡公園でゴマダラチョウの姿を見ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO 200 ) 露出補正 -0.3段
006_220910051 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 6.案山子
「案山子(かかし)まつり」が今年も9月19日から始まり、10月18日(日)まで見学に加え人気投票も行われている。谷戸の畔道に設けられた応募作品の案山子は総数32体で、11月上旬にトップ10位までが発表される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO 100 ) 露出補正 -0.3段
007_220910058 X800 舞岡公園 ヤマハギ Z50 MC105.jpg 7.ヤマハギ(山萩)
ヤマハギの花は、葉のつけ根から長い柄を出して、エンドウのような総状花序となり、長さ12~15mmの蝶形の紅紫色の花を10個ほどつける。数が多いので一つ一つの花をまじまじと見ることはなかったが、なかなかきれいだ。花期は6月~9月とされるが10月になっても咲いている。秋の七草のハギは本種を指し、単にハギと呼ばれることの方が多い。キタキチョウ、ウラナミシジミの食草であり、この季節はこの花の周囲にそれらのチョウが翔びかう。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
008_220910062 X800 舞岡公園 アキノタムラソウ Z50 MC105.jpg 8.アキノタムラソウ(秋の田村草)
wikipediaには、アキノタムラソウ は、「野原に普通に見られる多年草。細長い穂を伸ばして、薄紫色の花を付ける特徴がある。」と記されている。花期は7月から11月にわたる。茎の先端が分枝し、長く伸びて穂状に花を着け、花序の長さは10~25cmにもなる。花は長さ10~13mm、青紫色で唇形、やや斜め上を向いて咲き、花冠の内側の基部近くに毛環がある。キク科にタムラソウ(タムラソウ)というのがあるが、花の形は異なる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 640 ) 露出補正 なし
009_220910065 X800 舞岡公園 アメリカエノコログサ Z50 MC105.jpg 9.エノコログサ(狗尾草)
エノコログサの狗というのは犬のことで、狗尾草とは犬の尻尾のような草という意味である。猫じゃらしとも呼ばれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
010_220910069 X800 舞岡公園 Z50 MC105.jpg 10.ヒカゲチョウ
舞岡公園でヒカゲチョウが現れる辺りも決まっている。6月~7月に第1化が発生し、これは第2化であろう。裏面は渋いが味がある。ササの類を食草にする。ISO が6400になったが、写りに不満はない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 105mm ISO 6400 ) 露出補正 なし
011_220910075 X800 舞岡公園 Z50 MC105.jpg 11.キタテハ夏型
キタテハの夏型もそろそろ終わる。これから出てくる秋型は翅表は赤褐色になり、裏面は濃い褐色になる。翅のくびれも顕著になる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
012_220910083 X800 舞岡公園 センニンソウ Z50 MC105.jpg 12.センニンソウ(仙人草)
和名は痩果(果皮が堅い膜質で、熟すと乾燥し、一室に1個の種子をもつもの)に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来する。別名を「ウマクワズ(馬食わず)」といい、有毒植物で馬や牛が絶対に口にしないことを意味するのだそうだ。日が当たるところだったが白飛びが良く抑えられた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
013_220910085 X800 舞岡公園 ヌスビトハギ Z50 MC105.jpg 13.ヌスビトハギ(盗人萩)
マメ科ヌスビトハギ属の多年草である。ひっつき虫のひとつである。近似種が多い。私が会員になっている昆虫切手研究会から、足立区生物園で9/18から23まで保全のための飼育をしているツシマウラボシシジミを大温室に放蝶、公開するという情報をいただいた。ぜひ行ってみようと思っているが、ヌスビトハギはそのツシマウラボシシジミの食草の一つである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
014_220910092 X800 舞岡公園 ヤグルマギク? Z50 MC105.jpg 14.ヤグルマギク(矢車菊)
wikipediaによれば、和名ではヤグルマギクと呼ばれており、近年一部でヤグルマソウとも呼ばれた時期もあったが、ユキノシタ科のヤグルマソウと混同しないように現在ではヤグルマギクと統一されて呼ばれ、最新の図鑑等の出版物もヤグルマギクの名称で統一されているとあった。原産地はヨーロッパで日本には明治期に導入されたが、現在では帰化植物として野外でも多く見られる。原産地同様に麦畑に侵入すると、収量を5割から9割も減らす強害雑草となるため恐れられているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 5600 ) 露出補正 なし
015_220910095 X800 舞岡公園 リスラム・バーガタム(ミソハギ) Z50 MC105.jpg 15.ミソハギ(禊萩)
Picture This で検索したら、リスラム・バーガタムとでた。これはミソハギのようだ。前にも書いたかもしれないが、ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
016_220910099 X800 舞岡公園 フジバカマ花芽 Z50 MC105.jpg 16.フジバカマ(藤袴)
今頃(10月10日現在)、西日本のフジバカマの咲くところは多くのアサギマダラが飛来していることと思う。このフジバカマは毎年、古民家の裏庭に咲く。チョウの好きな花だ。積極的にフジバカマを植え、アサギマダラを呼び、バタフライ・ガーデンにして観光に一役買っているところもある。ここのフジバカマは咲くのが少し遅いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
017_220910101 X800 舞岡公園 ホウセンカ Z50 MC105.jpg 17.ホウセンカ(鳳仙花)
東南アジア原産で、世界各地で観賞用に栽培されている。日本での開花時期は夏の6月~9月頃である。古民家の庭に咲いていたが、観賞用に暑さに強く、丈夫で育てやすいそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
018_220910113 X800 舞岡公園 キツネノマゴ Z50 MC105.jpg 18.キツネノマゴ(狐の孫)に来たヤマトシジミ
小さな可愛い花でヤマトシジミが吸蜜していた。名前の由来はよく分かっていない。花序が花の咲いたあとに伸びるのがキツネの尾のようだとか、花の形がキツネの顔を思わせるからなどの説も見かけるが、根拠に乏しいという。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
019_220910130 X800 舞岡公園 クサギの実 Z50 MC105.jpg 19.クサギの実
クサギは花がすっかりなくなり、実がなっていた。クサギの実は古くから青色の染料材料に使用されていたそうだ。 黒く見える実は深い青だが、布を染めると淡い青色になり、赤紫色のガクは灰色へと染め上がるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
020_220910143 X800 △舞岡公園 Z50 MC105.jpg 20.アカボシゴマダラの赤い星
外来種のアカボシゴマダラと、奄美大島のアカボシゴマダラと比べてみると、後翅のアカボシの模様に違いが顕著である。この中国原産のアカボシは、完全な円にはなっていない。奄美のそれは、もっと色濃く赤い円を作っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 720 ) 露出補正 なし


2022年9月25日

NIKKOR Z MC105mm 試し撮り 舞岡公園 8月23日

APSーC 機 であるが、小型軽量であり、ホールディングの良い Z50 を今年の1月に購入した。同時に手に入れた NIKKOR Z DX 18-140mm とともに使い易さが気に入っている。NIKKOR Z DX 18-140mm は最短撮影距離は 140mm で 40cm まで寄れる。最大撮影倍率 0.33 はチョウの撮影にもマクロレンズ的に使用することが出来、重宝している。しかし、如何せん開放f値が、f3.5~6.3 と暗い。撮るうちに、NIKKOR Z MC105mm が欲しいという気持ちが募り、購入してしまった。
 富士山五合目紀行とアップするのが前後してしまったが、8月23日に試し撮りがしたくなり、舞岡公園へ出かけた。以下、素人の感想である。
 ピントがあった時は素晴らしい描写である。しかし外してしまうことも多かった。f4.5で絞り優先で撮影してみたが被写界深度は浅い。f6.3くらいを基本にして撮るのが良さそうだ。レンズはやや大きいが、レンズ・フードを外すとそれほどでもない。重さはあまり意識しないで済む 。RX10M4 と二丁持ちで行けそうである。

000_22082311 X700 ▲舞岡公園 D50 MC105.jpg
  ヤマハギの周りを翔ぶキタキチョウ 8月23日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220823001 X800 舞岡公園 D50 MC105.jpg 1.イチモンジセセリ -1
比較的うまくピントを合わせることが出来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
002_220823002 X800 舞岡公園 ヤマノイモ D50 MC105.jpg 2.ヤマノイモ(山の芋)
こんな小さな花が咲いていた。さっそく、スマホを取り出し、Pictur This で調べるとヤマノイモと教えてくれた。ヤマノイモとはwikipediaによれば、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。または、この植物の芋として発達した担根体のことをいう。ジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)、ヤマイモ(山芋)ともよばれ、とろろは粘性が非常に高い。とろろは、すりおろしてから白醤油や出汁などを加えてのばしとろろにするのが代表的な調理法である。ナガイモのとろろと比較すると遥かに粘り気が強い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
003_220823003 X800 舞岡公園 キンミズヒキ D50 MC105.jpg 3.キンミズヒキ(菌水引)
小さくて黄色い花が総状に集まって咲く。果実にはとげがあって、動物などにくっついて散布される。秋に野原や草地などを歩くと、衣服にパラシュート形の果実がつくのでよく知られた多年草である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
004_220823005 X800 舞岡公園 D50 MC105.jpg 4.ウラギンシジミ
だいぶ翅が擦れてしまった夏型の個体である。ウラギンシジミは花には来ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
005_220823007 X800 舞岡公園 タルクトリム・プベスケンス D50 MC105.jpg 5.カラマツソウ(唐松草)
先週(8月16日)、ここ舞岡公園へ来た時もカラマツソウの写真を撮った。f4.5で撮ったが、被写界深度は浅い。葉は二回三出複葉と呼ばれる特徴のある形をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
006_220823014 X800 舞岡公園 タカトウダイ D50 MC105.jpg 6.タカトウダイ(高燈台) -1
トウダイグサは上に伸びた草の先に椀状の葉があり、その中に黄色い花が咲く様が、油火を灯した燈台に似ていることからこの名が付いた。このタカトウダイは、wikipediaによると、草丈は70センチメートルほどとなり、背の高いトウダイグサの意で形態はよく似ている。葉は、茎の中程はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。花期は6月-8月。苞葉の中に黄色い花を複数つける。秋になると紅葉する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
007_220823009 X800 舞岡公園 タカトウダイ D50 MC105.jpg 7.タカトウダイ(高燈台) -2
トウダイグサは、黄色い花が咲く様が、油火を灯した燈台に似ていることからこの名が付いたというが、タカトウダイは、さらに油火を灯した燈台に似ているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 320 ) 露出補正 なし
008_220823015 X800 舞岡公園 オミナエシ D50 MC105.jpg 8.オミナエシ(女郎花) -1
和名の由来は、同属で姿がよく似ている白花のオトコエシ(男郎花)に対する「女郎花」で、全体にやさしい感じがするところから名付けられたとされる。別名は、敗醤(はいしょう)ともいうが、この花を室内に挿しておくと、やがて醤油の腐敗したような匂いになっていくことに由来する。オミナエシは絶滅危惧種のウスイロヒョウモンモドキの食草である。鹿の食害にあったその産地では、オミナエシの保護、植栽が行われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし
009_220823021 X800 舞岡公園 オミナエシ D50 MC105.jpg 9.オミナエシ -2
あまり良い写真ではないが、茎の上部で分枝して、花茎の先端に黄色い小花を平らな散房状に多数咲かせる。花期は夏の終わりから秋にかけてで、秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
010_220823034 X800 舞岡公園 オトコエシ D50 MC105.jpg 10.オトコエシ(男郎花) -1
花期は8-10月。花序は集散花序で、多数の花を含む。そのような花序を散房状に付ける。オトコエシという和名はオミナエシに対立させる形で、より強豪であることを男性にたとえたものである。オミナエシは、姿がよく似ている白花のオトコエシ(男郎花)に対するオミナエシ(女郎花)だと説明されているが、どっちが先なのか?

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし
011_220823046 X800 舞岡公園 オトコエシ D50 MC105.jpg 11.オトコエシ -2
花は白色で、散房状に多数つく。花の形はオミナエシと同じようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
012_220823023 X800 舞岡公園 アレチヌスビトハギ D50 MC105.jpg 12.アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
Picture This で検索すると、アレチヌスビトハギと出たが、ヌスビトハギと区別がつかない。北アメリカ原産の比較的近年入ってきた帰化植物で長さ7〜8mmとヌスビトハギよりやや大きいそうだ。ヌスビトハギはマメ科ヌスビトハギ属の多年草で、ひっつき虫のひとつである。近似種が多い。f4.5ではピントが合う範囲が狭い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 400 ) 露出補正 なし
013_220823091 X800 舞岡公園 クサギ D50 MC105.jpg 13.クサギ(臭木) -1
日当たりの良いところでは、クサギの花が満開になっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
014_220823026 X800 舞岡公園 クサギ D50 MC105.jpg 14.クサギ(臭木) -2
クサギの傍によると独特の匂いがあるが、これは花が匂うのではなく、葉が匂うのだそうだ。また、wikipediaによると、「クサギの花では明確な雄性先熟が見られる。野外観察によると、クサギの花の開花は午前中から午後の初めまでが多く、開花すると花冠は2日から3日にわたり開きっぱなしとなる。開花初日から雄蕊も雌蘂も花冠より長く抜き出して展開しているのであるが、開花初日では雄蘂は完全に展開するのに対し、雌蘂の展開は不完全であった。2日目になると雄蕊はしおれ、雌蘂では柱頭が2つに裂開して受粉可能な状態になった。...」と記載されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
015_220823066 X800 舞岡公園 クサギ D50 MC105.jpg 15.クサギ(臭木) -3
さらに寄ってみた。この日(8月23日)はクサギの花に来る黒いアゲハたちを見ることはなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
016_220823027 X800 舞岡公園 D50 MC105.jpg 16.案山子
稲も黄色くなってきて、案山子が設けられていた。これは「ピカチュウ」(ポケットモンスターシリーズに登場する916種のポケモンのうちの一種)だ。よくできている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 110 ) 露出補正 なし
017_220823024 X800 舞岡公園 星野富弘 D50 MC105.jpg 17.星野富弘さんの詩碑
南門から古民家へ向かう散策路に星野富弘さんの詩「まむし草の実」を刻んだ詩碑がある。詩画作家 星野富弘さんが2019年10月24日に舞岡公園に来園されたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
018_220823036 X800 舞岡公園 ツルボ D50 MC105.jpg 18.ツルボ(蔓穂) -1 チダケサシのような花だったが、Picture This でツルボとでた。地下に球根があり、秋の初めにピンク色の花が密生した細長い穂を出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
019_220823062 X800 舞岡公園 ツルボ D50 MC105.jpg 19.ツルボ(蔓穂) -2
出来るだけ花の全体にピントが来るようにカメラの位置を変える。チョウの撮影よりは自由度は高い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
020_220823038 X800 舞岡公園 エゾミソハギ D50 MC105.jpg 20.ミソハギ(禊萩)
ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。千屈菜(みそはぎ)は秋の季語である wikipedia。箱根湿性花園では群落が見られるが、咲いている時期が違う。箱根湿性花園に咲くのは近縁種のエゾミソハギだと思う。地域にもよるようだが、エゾミソハギが7月中旬に咲き、遅れてミソハギが咲きはじめるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 320 ) 露出補正 なし
021_220823049tm X800 舞岡公園 ナンバンキセル D50 MC105.jpg 21.ナンバンキセル(南蛮煙管)
先週来た時にも咲いていたが、この日にはまた新しい花が咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 2200 ) 露出補正 なし
022_220823051 X800 △舞岡公園 コミスジ D50 MC105.jpg 22.コミスジ飛翔
この日もチョウはとても少ない。コミスジが飛んでいた。コミスジのピントは外れてしまっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
023_220823058 X800 舞岡公園 オオチャ D50 MC105.jpg 23.イチモンジセセリ -2
ピントが合うと解像度は高い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし
024_220823059 X800 舞岡公園 オクラ f4.5 D50 MC105.jpg 24.オクラ -1(秋葵)
撮ってきた写真を整理していたが、フヨウとばかり思いこんでいたものの。どうも葉っぱが違う。オクラだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
025_220823061 X800 舞岡公園 オクラ f16 D50 MC105.jpg 25.オクラ -2(秋葵)
オクラの開花は夜から早朝にかけてで、昼には萎んでしまう。開花後、上方に向かって莢(さや)る。が出てくる。緑色もしくは赤い果皮で長さ5 - 30 cmの先の尖った形の五稜の果実をつける。私たちが食べている、粘りけのある実である。絞り優先に設定している絞り値をf16にして撮ってみた。前の写真とボケ具合が違う。花全体がシャープになった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f16 1/500秒 105mm ISO 720 ) 露出補正 なし
026_220823064 X800 舞岡公園 ヘラバヒメジョオン(ムカシヨモギ) D50 MC105.jpg 26.ムカシヨモギ(昔蓬)
キク科ムカシヨモギ属の一種である。似たような花が沢山ある。ハルジオンも同じ仲間だ。Picture This 検索したらヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑)と出た。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし
027_220823073 X800 〇舞岡公園 キツネノマゴ D50 MC105.jpg 27.キツネノマゴ(狐の孫)
見逃してしまいそうな小さな花だ。よく見るととても可憐である。枝先に円錐形または短い円筒形の穂状花序をつくり、密に花をつける。花冠は淡色で下唇内面は淡紅紫色、長さ7mm、筒部は長さ4mm、上唇は三角状で先は2裂し、長さ2mm、下唇は広楕円形で先は2裂し、長さ4mm。さく果は長さ4.5〜7mm、幅1.5mm。 種子は卵円形で4個、長さ1.2mm。花期は8〜10月である。(平凡社刊「日本の野生植物」孫引き参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
028_220823075 X800 舞岡公園 ハチス D50 MC105.jpg 28.ハチス(波知須)
ふと、目を上げるとハチスの花がひとつ咲いていた。ハチスはアオイ科フヨウ属ムクゲ(槿)の別名である。古い時代のムクゲの呼び名「木波知須(キハチス)」が略されて、 「ハチス」と呼ばれるようになったようである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
029_220823093 X800 舞岡公園 ツリガネニンジン D50 MC105.jpg 29.ツリガネニンジン(釣鐘人参)
和名ツリガネニンジンの由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名があるという。ソバナ (岨菜)の近縁種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
030_220823088 X800 〇舞岡公園 コバギボウシ D50 MC105.jpg 30.コバギボウシ(小葉擬宝珠)
花期は7-9月で、漏斗型の濃い紫色から淡紫色の花をやや下向きにつけ、筒部に透明な線が入る。花軸につく蕾が下部から上部へと開花していく。オオバギボウシに比べると全体に小さい。(wikipedia) この種の花は、蕊にしっかりピントを合わせなくてはならない。絞り込んだ方が良さそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし
031_220823102 X800 〇舞岡公園 ヤマハギ D50 MC105.jpg 31.ヤマハギ(山萩) -1
秋の七草のハギは本種を指す。花期は6~9月で花序は、葉のつけ根から長い柄を出して、エンドウのような総状花序となり、長さ12~15mmの蝶形の紅紫色の花を10個ほどつける。これまで、この総状花序全体を見てしまって、ひとつひとつの花を見ていなかった。f11で撮ってみた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 105mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
032_220823103 X800 〇舞岡公園 ヤマハギ D50 MC105.jpg 32.ヤマハギ(山萩) -1
新調したレンズでは、難なく近接撮影が出来る。今まで見えなかったものが見えてくる。この日はチョウが少なかったので、路傍に咲く小さな野草の花を撮り歩いた。マクロレンズを付けたファインダーで見る小さな花は、なかなか新鮮な画であった。風が吹くと、ファインダーから消え、ピントが外れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし


2022年8月25日

箱根湿性花園 7月20日 神奈川県箱根町仙石原

不安定な天候が続いていたが、この日は少なくとも午前中は大丈夫なようだ。ミドリシジミの写真を撮っておきたくて、私が湿性花園でのその基準日にしている7月20日に行ってきた。
 結果は惨敗であった。ミドリシジミの姿は1頭も見ることがなかった。ノリウツギの花は、終わってしまっている木もあったが、チダケサシや、ミソハギ、カセンソウ、ヒメトラノオ、コオニユリなどは例年通り咲いている。チョウはオオウラギンスジヒョウモンだけと言っても過言でなかった。

000_220720042 X700 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg
チダケサシで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン 2022年7月20日 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿性花園

001_220720005 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 1.カセンソウ(歌仙草)に来たオオウラギンスジヒョウモン♂
ちょっとウラギンスジヒョウモン♀にも見えるのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220720149t X800 ◎箱根湿性花園 Z50 18-140.jpg 2.オオウラギンスジヒョウモン -1
湿原植生復元区に咲くカセンソウにはオオウラギンスジヒョウモンが多く飛んでいた。この個体は少し損傷があるが、ほとんどの個体はきれいで、発生初期~最盛期と思われる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
003_220720155t X800 ◎箱根湿性花園 Z50 18-140.jpg 3.ヒメアカタテハ -1
ヒメアカタテハも元気だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
004_220720157t X800 ◎箱根湿性花園 Z50 18-140.jpg 4.ヒメアカタテハ -2
木道が設けられている。カセンソウの咲く湿原植生復元区の環境を撮りたかったが、ヒメアカタテハは小さくなってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 62mm ISO 100 ) 露出補正 なし
005_220720013 X800 △箱根湿性花園 RX10M4.jpg 5.ウラギンスジヒョウモン?
後翅裏面の薄緑色の部分を見ると、ウラギンスジヒョウモンとも思えるのだが。同定に自信がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 132mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_220720167 X800 ◎箱根湿性花園 Z50 18-140.jpg 6.オオウラギンスジヒョウモン -2
これはオオウラギンスジヒョウモンに間違いない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
007_220720018 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 7.オオウラギンスジヒョウモン -3
木道の脇の葉上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220720175 X800 ◎箱根湿性花園 Z50 18-140.jpg 8.オオウラギンスジヒョウモン -4
チダケサシ(乳茸刺)もチョウの好きな花だ。この個体は♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
009_220720180 X800 ◎箱根湿性花園 ♀ Z50 18-140.jpg 9.オオウラギンスジヒョウモン -5
前の写真と同じ個体。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
010_220720045 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 10.ミソハギ(禊萩)とキタキチョウ
キタキチョウの表側が見えた。持ち上げた腹部はバランスをとっているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_220720189s X800 ◎箱根湿性花園 Z50 18-140.jpg 11.オオウラギンスジヒョウモン -6
2輪のコオニユリの間から、ヌマトラノオの花に来たオオウラギンスジヒョウモンを撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 200 ) 露出補正 なし
012_220720058 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 12.オオウラギンスジヒョウモン -7
咲き始めたヌマトラノオで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_220720064 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 13.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったが、オオチャバネセセリのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
014_220720074 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 14.オオウラギンスジヒョウモン -8
アップで撮ったが、あまり新鮮な個体ではなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO200 ) 露出補正 なし
015_220720200t X800 △箱根湿性花園 Z50 18-140.jpg 15.オオウラギンスジヒョウモン -9
オオウラギンスジヒョウモン以外の被写体は少ない。この個体は♂のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 250 ) 露出補正 なし
016_220720081 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 16.アオスジアゲハ -1
チダケサシに来たアオスジアゲハ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_220720090 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 17.アオスジアゲハ -2
前の写真と同じ個体。ラッキーにもピントも合わせられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_220720104 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 18.オオウラギンスジヒョウモン -10
この個体もウラギンスジヒョウモンではないかとの疑いを持たせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_220720124 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 19.オオウラギンスジヒョウモン -11
カセンソウに来たオオウラギンスジヒョウモンと、散策をする人とのツーショット。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO200 ) 露出補正 なし
020_220720128 X800 ◎箱根湿性花園 RX10M4.jpg 20.オオウラギンスジヒョウモン -12
この日はオオウラギンスジヒョウモンを撮りに行ったようなものだった。期待したミドリシジミ、ミヤマカラスシジミ。ミヤマカラスアゲハ、ホソバセセリなどは全く姿を見せてくれない。タイミングは早かったのか、遅かったのかの判断も付かない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO250 ) 露出補正 なし