初夏のような保土ヶ谷公園 ② チョウも飛び出す 2024年2月20日 横浜市保土ヶ谷区
今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園
YAMAKOの写真集です。蝶の写真を中心に、旅行したときに撮って気に入った写真を簡単なメッセージとともに掲載しています。
2024年3月29日
今年の保土ヶ谷公園梅まつりは、この週の土曜日、2月24日に開催された。この暖かさで梅も満開になることだろう。河津桜はすでにほぼ満開であった。
越冬中だったキタテハ、キタキチョウが飛んでいた。
河津桜と子供たち 2024年2月20日 県立保土ヶ谷公園
2024年3月 2日
入園してから約1時間経過した。撮影を続ける。汗をかくほどに暑い園内の気温には慣れた。昆虫生態園は上から見るとチョウが羽を拡げたような形になっていて、その中心部が温室になっている。1階から入って温室内に造られた緩いスロープを下りていくと地下1階のフィールドになっている。ここに、アオタテハモドキや、タテハモドキが多かった。そんな昆虫自然園の中を行ったり来たりしていたのだが、だんだん、余裕が出てきて少しでも姿の良い、つまり、翅が破れてなくて、鱗粉も落ちていない個体を探しては撮っていった。
集まって吸水するタイワンキチョウたち 2024年1月29日 東京都日野市 多摩動物公園
2024年2月13日
撮影を続ける。セイタカアワダチソウの群落に飛来したのは、やや大型のキタテハ、ツマグロヒョウモン、アオスジアゲハで、あとは小さな、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、そしてシャッターを押せなかったクロマダラソテツシジミの10種だった。
ウラナミシジミ 交尾 2023年11月3日 横浜市保土ヶ谷区県立保土ヶ谷公園
2023年11月11日
小さな公園のヒャクニチソウとセンニチコウに楽しませてもらっている。ヒャクニチソウは漢字では百日草で、開花期間が長いことによる。一方、センイチコウ(千日紅)は暑さや乾燥に強い為、日本の夏に適しており、この花が長く咲くことに由来している。 そして、百日咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりも、この花が長く咲くことによると言われているようだ。
この2種のほかにアフリカン・マリーゴールドが少し植えられているだけのこの小さな花壇で、アゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、アカボシゴマダラ、クロマダラソテツシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ が見られる。また、写真に撮ることはできなかったが、ナガサキアゲハの♀や、クロアゲハもやってきた。そしてこの日は、この界隈ではめったに見ないアカボシゴマダラも姿を見せた。これだけで15種だ。
ツマグロヒョウモン♀ 2023年10月11日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園
10時半を回った。引き続き公園の花壇で撮影する。ヒャクニチソウにアオスジアゲハが来た。残念ながら後翅が切れている。 しばらく撮った後、帷子川の常盤橋の傍に咲くシチヘンゲに何か来ているかもしれないと思い足を運んでみたが、ホウジャクの仲間がいたくらいでチョウはイチモンジセセリ以外はいなかった。 再び峰岡公園へ戻り撮影を続けた。天気が良く暖かい日であったが、最後に、この辺りではあまり見られないアカボシゴマダラが現れた以外、成果はなかった。
ヒャクニチソウで吸蜜するアオスジアゲハ 2023年10月11日 横浜市保土ヶ谷区峰岡公園
2023年7月 9日
例年のことだが、ゼフィルスのシーズンが終わると舞岡公園から足が遠のく。実は日野春の北杜市オオムラサキセンターへ行きたくて、何時にしようか天気予報とにらめっこしていた。TVの天気予報は連日「急な雷雨にご注意」という。この日(7月5日)に行こうと2、3日前に決めていたが、今日になって明日の方が良さそうな状況になった。この日、7月5日も午前中は良さそうなので、舞岡公園へ行ってみた。
しかし、チョウの姿は少なかった。種も貧弱だし、個体数も少ない。路傍の花の写真を撮りながら、いつものコースを歩くがこれといった成果はなかった。
いつでも翔んでいるキタキチョウのほか目撃したのはモンキアゲハ、ゴマダラチョウ or アカボシゴマダラ(どちらか確認できなかった)の各1頭。撮影したのは、麦畑の脇で燃やされた廃材の灰に、アオスジアゲハがミネラル補給に来ていたのと、スジグロシロチョウがイヌガラシに産卵するところのみだった。
今が盛りのネムノキの花 2023年7月5日 横浜市戸塚区 舞岡公園
2022年11月 9日
去年、おととしと2年続けて自宅のすぐ近くでクロマダラソテツシジミを見かけた。一昨年(2020年)は9月30日に明神台で、ヤマトシジミかと思って撮ってきた画像を確認すると、クロマダラソテツシジミだった。ネットで調べてみるとクロマダラソテツシジミは神奈川で大発生しているとの情報があったので、10月13日に三浦半島へ行ってみた。ソテツのあるところで数頭の本種を見ることができた。その後、11月2日に自宅の近くの数か所でも発見し、その年は最終12月1日まで観察できた。
昨年(2021年)は、まず見られないだろうと思っていたところ、前年と同じところで多くの本種を観察した。まずここでは、年を越すことはできないだろうと思うので、新たに南から飛来してきた個体から発生したのだろうと思っている。2021年は9月10日から11月20日まで継続的に観察できた。
ところが今年(2022年)は1頭も見ることはなかった。台風という台風も来なかったためか、神奈川県でのクロマダラソテツシジミの情報は私の知る限りでは無い。昨年は食痕が残っていたご近所のお宅の玄関さきに置かれたソテツの鉢植えは、新芽が青々と育っていた。
とは言うものの「もしかして」という気持ちから近所の公園や帷子川のあたりを歩いてみている。やはりクロマダラソテツシジミは見つからない。
キバナコスモスと秋型のキタテハ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区
2022年11月 1日
外付けの2TBのHDDを使っているが、そのディスクの保存データ読み出しの具合いが悪くなった。ファイルを開くのに時間がかかりすぎる。バックアップを試みるが、データ移行に時間がかかり、途中で応答なしになる。時間がかかっても何とか読みだしてバックアップを取ろうと購入してあった3TBのHDDに移行を行うが、どうにもこうにも時間がかかりすぎる。
仕方なく、メーカーのデータ復旧サービスセンタに現物を持ち込み、対応を依頼した。診断の結果、物理的な障害があり、私の想定以上の費用が見積もられた。どうしようかと思ったが、自分で選んだチョウの写真の5,000ファイルほどは、別のHDDに取り出してあるので、故障したHDDのデータ移行はあきらめることにした。メーカーのデータ復旧サービスセンタから返送されたそのHDDから、これは残しておきたいと思うフォルダーおよびファイルを時間をかけて大分取り出すことができたが、限界である。やがてそのHDDにアクセスできなくなった。
やはりこまめにバックアップを取っておかねばいけないと痛感した。
そんなことをしていたので、Studio YAMAKO のアップが遅れてしまった。
さて、秋晴れの温かい一日、毎年この時期に出かける近所の保土ヶ谷公園と、明神台公園へZ50に105mmマクロを付けて出かけた。保土ヶ谷公園には新しい植栽がなされていた。明神台児童公園のキバナコスモスは、株が少し減っていたが今年も咲いていた。チョウも個体数は例年より少ないと感じた。
保土ヶ谷公園の植栽に咲く花に来たクロアゲハ 2022年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 保土ヶ谷公園
2022年10月13日
ここのところ、外付けのHDDのファイル読み込みが不安定で、その作業に手間取ってしまい、ブログのアップも間が空いてしまいがちである。
2~3日良い天気が続いていた9月10日は、午前中は晴れそうだというので、舞岡公園へ行ってみた。気温も比較的高い。
だが、相変わらずチョウの数は少ない。Z50+MC150mm と RX10M4 との2丁持ちはMC105mmがレンズフードを外すと意外に小さく扱いやすい。Z50+MC105mm のほうは f6.3 の絞り優先オートに設定した。
エゴノキの実を啄みに来たヤマガラ 9月10日 横浜市戸塚区 舞岡公園
1.タイワンクズ(台湾葛) 毎年秋口に舞岡公園に来ると、南門を入った先に葛の花が咲いている。「Picture This」で検索するとタイワンクズとあった。つる性の多年草で花は8~9月に咲く。マメ科の植物でウラギンシジミの食草である。この近くではウラギンシジミをしばしば見ることがある。これからウラギンシジミは秋型になる。日本産のヤマトクズとは植物学的には同種類ではないが両者の同定はむずかしいという。1876年には本種が日本からアメリカへ導入され、土壌侵食の予防や観賞用に積極的に用いられた。しかし、爆発的に繁殖し在来の生態系を破壊してしまうことから、1950年には有害雑草に指定され駆除が続けられているという。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 500 ) 露出補正 -0.3段 | |
2.ツルボ(蔓穂) 今まであまり気に留めなかった花である。地下に球根があり、秋の初めにピンク色の花が密生した細長い穂を出す。花期は8~9月で、葉の間から細長い花茎を伸ばし、総状花序をその先端につける。ツルボという和名は意味不明だが、サンダイガサの異名もあり、これは 参内傘の意味で、公家が参内するとき、従者がさしかけた長い柄の傘をたたんだ形と花序が似ていることによるそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
3.ヤマガラ 舞岡公園でヤマガラを初めて見た。wikipediaによれば、ヤマガラは学習能力が高いため芸を仕込む事もでき、覚えさせた芸は江戸時代に盛んに披露された。特におみくじを引かせる芸が多く、1980年ごろまでは神社の境内などの日本各地で見られた。そのため年輩者には本種はおみくじを引く小鳥のイメージが強いが、おみくじ芸自体は戦後になってから流行し発展してきたもの。しかし鳥獣保護法制定による捕獲の禁止、自然保護運動の高まり、別の愛玩鳥の流通などにより、これらの芸は次第に姿を消してゆき、1990年頃には完全に姿を消したと記されている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 640 ) 露出補正 -0.3段 | |
4.セイヨウウメモドキ(西洋梅擬) 開花時期は5月~7月でそうだ。ウメモドキというのは、葉がウメの葉に似ていることや花も梅に似ているところに由来するそうだ。来年、古民家の裏庭でどんな花が咲いているか確認してみよう。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO 100 ) 露出補正 -0.3段 | |
5.アカボシゴマダラ この頃からアカボシゴマダラの個体数が多くなってくる。それにしても最近は舞岡公園でゴマダラチョウの姿を見ない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO 200 ) 露出補正 -0.3段 | |
6.案山子 「案山子(かかし)まつり」が今年も9月19日から始まり、10月18日(日)まで見学に加え人気投票も行われている。谷戸の畔道に設けられた応募作品の案山子は総数32体で、11月上旬にトップ10位までが発表される。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO 100 ) 露出補正 -0.3段 | |
7.ヤマハギ(山萩) ヤマハギの花は、葉のつけ根から長い柄を出して、エンドウのような総状花序となり、長さ12~15mmの蝶形の紅紫色の花を10個ほどつける。数が多いので一つ一つの花をまじまじと見ることはなかったが、なかなかきれいだ。花期は6月~9月とされるが10月になっても咲いている。秋の七草のハギは本種を指し、単にハギと呼ばれることの方が多い。キタキチョウ、ウラナミシジミの食草であり、この季節はこの花の周囲にそれらのチョウが翔びかう。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし | |
8.アキノタムラソウ(秋の田村草) wikipediaには、アキノタムラソウ は、「野原に普通に見られる多年草。細長い穂を伸ばして、薄紫色の花を付ける特徴がある。」と記されている。花期は7月から11月にわたる。茎の先端が分枝し、長く伸びて穂状に花を着け、花序の長さは10~25cmにもなる。花は長さ10~13mm、青紫色で唇形、やや斜め上を向いて咲き、花冠の内側の基部近くに毛環がある。キク科にタムラソウ(タムラソウ)というのがあるが、花の形は異なる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 640 ) 露出補正 なし | |
9.エノコログサ(狗尾草) エノコログサの狗というのは犬のことで、狗尾草とは犬の尻尾のような草という意味である。猫じゃらしとも呼ばれる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし | |
10.ヒカゲチョウ 舞岡公園でヒカゲチョウが現れる辺りも決まっている。6月~7月に第1化が発生し、これは第2化であろう。裏面は渋いが味がある。ササの類を食草にする。ISO が6400になったが、写りに不満はない。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/400秒 105mm ISO 6400 ) 露出補正 なし | |
11.キタテハ夏型 キタテハの夏型もそろそろ終わる。これから出てくる秋型は翅表は赤褐色になり、裏面は濃い褐色になる。翅のくびれも顕著になる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし | |
12.センニンソウ(仙人草) 和名は痩果(果皮が堅い膜質で、熟すと乾燥し、一室に1個の種子をもつもの)に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来する。別名を「ウマクワズ(馬食わず)」といい、有毒植物で馬や牛が絶対に口にしないことを意味するのだそうだ。日が当たるところだったが白飛びが良く抑えられた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/1600秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
13.ヌスビトハギ(盗人萩) マメ科ヌスビトハギ属の多年草である。ひっつき虫のひとつである。近似種が多い。私が会員になっている昆虫切手研究会から、足立区生物園で9/18から23まで保全のための飼育をしているツシマウラボシシジミを大温室に放蝶、公開するという情報をいただいた。ぜひ行ってみようと思っているが、ヌスビトハギはそのツシマウラボシシジミの食草の一つである。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし | |
14.ヤグルマギク(矢車菊) wikipediaによれば、和名ではヤグルマギクと呼ばれており、近年一部でヤグルマソウとも呼ばれた時期もあったが、ユキノシタ科のヤグルマソウと混同しないように現在ではヤグルマギクと統一されて呼ばれ、最新の図鑑等の出版物もヤグルマギクの名称で統一されているとあった。原産地はヨーロッパで日本には明治期に導入されたが、現在では帰化植物として野外でも多く見られる。原産地同様に麦畑に侵入すると、収量を5割から9割も減らす強害雑草となるため恐れられているそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 5600 ) 露出補正 なし | |
15.ミソハギ(禊萩) Picture This で検索したら、リスラム・バーガタムとでた。これはミソハギのようだ。前にも書いたかもしれないが、ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
16.フジバカマ(藤袴) 今頃(10月10日現在)、西日本のフジバカマの咲くところは多くのアサギマダラが飛来していることと思う。このフジバカマは毎年、古民家の裏庭に咲く。チョウの好きな花だ。積極的にフジバカマを植え、アサギマダラを呼び、バタフライ・ガーデンにして観光に一役買っているところもある。ここのフジバカマは咲くのが少し遅いようだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
17.ホウセンカ(鳳仙花) 東南アジア原産で、世界各地で観賞用に栽培されている。日本での開花時期は夏の6月~9月頃である。古民家の庭に咲いていたが、観賞用に暑さに強く、丈夫で育てやすいそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
18.キツネノマゴ(狐の孫)に来たヤマトシジミ 小さな可愛い花でヤマトシジミが吸蜜していた。名前の由来はよく分かっていない。花序が花の咲いたあとに伸びるのがキツネの尾のようだとか、花の形がキツネの顔を思わせるからなどの説も見かけるが、根拠に乏しいという。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし | |
19.クサギの実 クサギは花がすっかりなくなり、実がなっていた。クサギの実は古くから青色の染料材料に使用されていたそうだ。 黒く見える実は深い青だが、布を染めると淡い青色になり、赤紫色のガクは灰色へと染め上がるという。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし | |
20.アカボシゴマダラの赤い星 外来種のアカボシゴマダラと、奄美大島のアカボシゴマダラと比べてみると、後翅のアカボシの模様に違いが顕著である。この中国原産のアカボシは、完全な円にはなっていない。奄美のそれは、もっと色濃く赤い円を作っている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 720 ) 露出補正 なし |
2022年9月25日
APSーC 機 であるが、小型軽量であり、ホールディングの良い Z50 を今年の1月に購入した。同時に手に入れた NIKKOR Z DX 18-140mm とともに使い易さが気に入っている。NIKKOR Z DX 18-140mm は最短撮影距離は 140mm で 40cm まで寄れる。最大撮影倍率 0.33 はチョウの撮影にもマクロレンズ的に使用することが出来、重宝している。しかし、如何せん開放f値が、f3.5~6.3 と暗い。撮るうちに、NIKKOR Z MC105mm が欲しいという気持ちが募り、購入してしまった。
富士山五合目紀行とアップするのが前後してしまったが、8月23日に試し撮りがしたくなり、舞岡公園へ出かけた。以下、素人の感想である。
ピントがあった時は素晴らしい描写である。しかし外してしまうことも多かった。f4.5で絞り優先で撮影してみたが被写界深度は浅い。f6.3くらいを基本にして撮るのが良さそうだ。レンズはやや大きいが、レンズ・フードを外すとそれほどでもない。重さはあまり意識しないで済む
。RX10M4 と二丁持ちで行けそうである。
ヤマハギの周りを翔ぶキタキチョウ 8月23日 横浜市戸塚区 舞岡公園
1.イチモンジセセリ -1 比較的うまくピントを合わせることが出来た。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし | |
2.ヤマノイモ(山の芋) こんな小さな花が咲いていた。さっそく、スマホを取り出し、Pictur This で調べるとヤマノイモと教えてくれた。ヤマノイモとはwikipediaによれば、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。または、この植物の芋として発達した担根体のことをいう。ジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)、ヤマイモ(山芋)ともよばれ、とろろは粘性が非常に高い。とろろは、すりおろしてから白醤油や出汁などを加えてのばしとろろにするのが代表的な調理法である。ナガイモのとろろと比較すると遥かに粘り気が強い。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし | |
3.キンミズヒキ(菌水引) 小さくて黄色い花が総状に集まって咲く。果実にはとげがあって、動物などにくっついて散布される。秋に野原や草地などを歩くと、衣服にパラシュート形の果実がつくのでよく知られた多年草である。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし | |
4.ウラギンシジミ だいぶ翅が擦れてしまった夏型の個体である。ウラギンシジミは花には来ない。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
5.カラマツソウ(唐松草) 先週(8月16日)、ここ舞岡公園へ来た時もカラマツソウの写真を撮った。f4.5で撮ったが、被写界深度は浅い。葉は二回三出複葉と呼ばれる特徴のある形をしている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし | |
6.タカトウダイ(高燈台) -1 トウダイグサは上に伸びた草の先に椀状の葉があり、その中に黄色い花が咲く様が、油火を灯した燈台に似ていることからこの名が付いた。このタカトウダイは、wikipediaによると、草丈は70センチメートルほどとなり、背の高いトウダイグサの意で形態はよく似ている。葉は、茎の中程はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。花期は6月-8月。苞葉の中に黄色い花を複数つける。秋になると紅葉する。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし | |
7.タカトウダイ(高燈台) -2 トウダイグサは、黄色い花が咲く様が、油火を灯した燈台に似ていることからこの名が付いたというが、タカトウダイは、さらに油火を灯した燈台に似ているようだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 320 ) 露出補正 なし | |
8.オミナエシ(女郎花) -1 和名の由来は、同属で姿がよく似ている白花のオトコエシ(男郎花)に対する「女郎花」で、全体にやさしい感じがするところから名付けられたとされる。別名は、敗醤(はいしょう)ともいうが、この花を室内に挿しておくと、やがて醤油の腐敗したような匂いになっていくことに由来する。オミナエシは絶滅危惧種のウスイロヒョウモンモドキの食草である。鹿の食害にあったその産地では、オミナエシの保護、植栽が行われている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし | |
9.オミナエシ -2 あまり良い写真ではないが、茎の上部で分枝して、花茎の先端に黄色い小花を平らな散房状に多数咲かせる。花期は夏の終わりから秋にかけてで、秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし | |
10.オトコエシ(男郎花) -1 花期は8-10月。花序は集散花序で、多数の花を含む。そのような花序を散房状に付ける。オトコエシという和名はオミナエシに対立させる形で、より強豪であることを男性にたとえたものである。オミナエシは、姿がよく似ている白花のオトコエシ(男郎花)に対するオミナエシ(女郎花)だと説明されているが、どっちが先なのか?
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし | |
11.オトコエシ -2 花は白色で、散房状に多数つく。花の形はオミナエシと同じようだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
12.アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) Picture This で検索すると、アレチヌスビトハギと出たが、ヌスビトハギと区別がつかない。北アメリカ原産の比較的近年入ってきた帰化植物で長さ7〜8mmとヌスビトハギよりやや大きいそうだ。ヌスビトハギはマメ科ヌスビトハギ属の多年草で、ひっつき虫のひとつである。近似種が多い。f4.5ではピントが合う範囲が狭い。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 400 ) 露出補正 なし | |
13.クサギ(臭木) -1 日当たりの良いところでは、クサギの花が満開になっていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
14.クサギ(臭木) -2 クサギの傍によると独特の匂いがあるが、これは花が匂うのではなく、葉が匂うのだそうだ。また、wikipediaによると、「クサギの花では明確な雄性先熟が見られる。野外観察によると、クサギの花の開花は午前中から午後の初めまでが多く、開花すると花冠は2日から3日にわたり開きっぱなしとなる。開花初日から雄蕊も雌蘂も花冠より長く抜き出して展開しているのであるが、開花初日では雄蘂は完全に展開するのに対し、雌蘂の展開は不完全であった。2日目になると雄蕊はしおれ、雌蘂では柱頭が2つに裂開して受粉可能な状態になった。...」と記載されていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし | |
15.クサギ(臭木) -3 さらに寄ってみた。この日(8月23日)はクサギの花に来る黒いアゲハたちを見ることはなかった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし | |
16.案山子 稲も黄色くなってきて、案山子が設けられていた。これは「ピカチュウ」(ポケットモンスターシリーズに登場する916種のポケモンのうちの一種)だ。よくできている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 110 ) 露出補正 なし | |
17.星野富弘さんの詩碑 南門から古民家へ向かう散策路に星野富弘さんの詩「まむし草の実」を刻んだ詩碑がある。詩画作家 星野富弘さんが2019年10月24日に舞岡公園に来園されたそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし | |
18.ツルボ(蔓穂) -1
チダケサシのような花だったが、Picture This でツルボとでた。地下に球根があり、秋の初めにピンク色の花が密生した細長い穂を出す。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし | |
19.ツルボ(蔓穂) -2 出来るだけ花の全体にピントが来るようにカメラの位置を変える。チョウの撮影よりは自由度は高い。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし | |
20.ミソハギ(禊萩) ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。千屈菜(みそはぎ)は秋の季語である wikipedia。箱根湿性花園では群落が見られるが、咲いている時期が違う。箱根湿性花園に咲くのは近縁種のエゾミソハギだと思う。地域にもよるようだが、エゾミソハギが7月中旬に咲き、遅れてミソハギが咲きはじめるようだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 320 ) 露出補正 なし | |
21.ナンバンキセル(南蛮煙管) 先週来た時にも咲いていたが、この日にはまた新しい花が咲いていた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 2200 ) 露出補正 なし | |
22.コミスジ飛翔 この日もチョウはとても少ない。コミスジが飛んでいた。コミスジのピントは外れてしまっている。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし | |
23.イチモンジセセリ -2 ピントが合うと解像度は高い。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし | |
24.オクラ -1(秋葵) 撮ってきた写真を整理していたが、フヨウとばかり思いこんでいたものの。どうも葉っぱが違う。オクラだった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし | |
25.オクラ -2(秋葵) オクラの開花は夜から早朝にかけてで、昼には萎んでしまう。開花後、上方に向かって莢(さや)る。が出てくる。緑色もしくは赤い果皮で長さ5 - 30 cmの先の尖った形の五稜の果実をつける。私たちが食べている、粘りけのある実である。絞り優先に設定している絞り値をf16にして撮ってみた。前の写真とボケ具合が違う。花全体がシャープになった。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 105mm ISO 720 ) 露出補正 なし | |
26.ムカシヨモギ(昔蓬) キク科ムカシヨモギ属の一種である。似たような花が沢山ある。ハルジオンも同じ仲間だ。Picture This 検索したらヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑)と出た。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし | |
27.キツネノマゴ(狐の孫) 見逃してしまいそうな小さな花だ。よく見るととても可憐である。枝先に円錐形または短い円筒形の穂状花序をつくり、密に花をつける。花冠は淡色で下唇内面は淡紅紫色、長さ7mm、筒部は長さ4mm、上唇は三角状で先は2裂し、長さ2mm、下唇は広楕円形で先は2裂し、長さ4mm。さく果は長さ4.5〜7mm、幅1.5mm。 種子は卵円形で4個、長さ1.2mm。花期は8〜10月である。(平凡社刊「日本の野生植物」孫引き参照)
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし | |
28.ハチス(波知須) ふと、目を上げるとハチスの花がひとつ咲いていた。ハチスはアオイ科フヨウ属ムクゲ(槿)の別名である。古い時代のムクゲの呼び名「木波知須(キハチス)」が略されて、 「ハチス」と呼ばれるようになったようである。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし | |
29.ツリガネニンジン(釣鐘人参) 和名ツリガネニンジンの由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名があるという。ソバナ (岨菜)の近縁種である。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし | |
30.コバギボウシ(小葉擬宝珠) 花期は7-9月で、漏斗型の濃い紫色から淡紫色の花をやや下向きにつけ、筒部に透明な線が入る。花軸につく蕾が下部から上部へと開花していく。オオバギボウシに比べると全体に小さい。(wikipedia) この種の花は、蕊にしっかりピントを合わせなくてはならない。絞り込んだ方が良さそうだ。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし | |
31.ヤマハギ(山萩) -1 秋の七草のハギは本種を指す。花期は6~9月で花序は、葉のつけ根から長い柄を出して、エンドウのような総状花序となり、長さ12~15mmの蝶形の紅紫色の花を10個ほどつける。これまで、この総状花序全体を見てしまって、ひとつひとつの花を見ていなかった。f11で撮ってみた。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 105mm ISO 3200 ) 露出補正 なし | |
32.ヤマハギ(山萩) -1 新調したレンズでは、難なく近接撮影が出来る。今まで見えなかったものが見えてくる。この日はチョウが少なかったので、路傍に咲く小さな野草の花を撮り歩いた。マクロレンズを付けたファインダーで見る小さな花は、なかなか新鮮な画であった。風が吹くと、ファインダーから消え、ピントが外れる。
Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし |
2022年8月25日
不安定な天候が続いていたが、この日は少なくとも午前中は大丈夫なようだ。ミドリシジミの写真を撮っておきたくて、私が湿性花園でのその基準日にしている7月20日に行ってきた。
結果は惨敗であった。ミドリシジミの姿は1頭も見ることがなかった。ノリウツギの花は、終わってしまっている木もあったが、チダケサシや、ミソハギ、カセンソウ、ヒメトラノオ、コオニユリなどは例年通り咲いている。チョウはオオウラギンスジヒョウモンだけと言っても過言でなかった。
チダケサシで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン 2022年7月20日 神奈川県箱根町仙石原 箱根湿性花園