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2022年6月22日

舞岡公園 ②クリの花にアカシジミ 5月24日

毎シーズン、花が咲くとアカシジミが集まるクリの木がある。この日は歩く途中ですでに3頭を目撃しているので、花が咲いていれば、必ず撮影できると思って、そのポイントへ向かう。果たして、クリの花は咲いていた。2人の先客があり、「お邪魔します」と挨拶をすると、2頭並んででいるところを教えて下さった。ともにきれいな個体だった。雄と雌のようだ。
 戻り道で、平地産ゼフィルス6種のうち、今シーズン2種目のウラゴマダラシジミを撮ることが出来た。羽化したばかりのようなきれいな個体だった。
 この日は多くの種は見られなかったが、アカシジミ狙いで行ったので、新鮮な個体が見られ、目的を達成した。

000_220524184 X700 ◎舞岡公園 前田の丘 左 Z50 18-140.jpg
クリの木にいた2頭のアカシジミ 2022年5月24日 横浜市 舞岡公園

022_220524166 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 22.アカシジミ -1
トップの写真の右側にいたアカシジミである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO2800 ) 露出補正 なし
023_220524174 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 23.アカシジミ -2
トップの写真の左側にいる個体。腹部が大きく雌のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
024_220524048 X800 ◎アカシジミ 舞岡公園  RX10M4.jpg 24.アカシジミ -3
同じく、トップの写真の左側の個体。夢中で吸蜜して動かない。カメラを換えて撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO1000 ) 露出補正 なし
025_220524187 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 右 Z50 18-140.jpg 25.アカシジミ -4
2頭のアカシジミの両方にピントを合わせて撮ろうと、自分が構えるカメラの位置を動かして調整していく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 73mm ISO1250 ) 露出補正 なし
026_220524190 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 26.アカシジミ -5
クリの花の構造がどうなっているのか、ネットで調べてみた。松江の花図鑑というサイトには、「新枝の葉の脇から長さ10〜15cmの尾状花序をやや上向きにだす。花序につく花はほとんどが雄花で、基部に雌花がつく。雄花は無柄で半円形の苞の脇に7個ほどが集まってつく。雄しべは約10個。花被の外にとびでる。雌花は緑色の総苞(若いいが)の中に3個ずつ入っている。総苞は花時には直径3mmほどの球形。外面は先端が鋭い卵状披針形の鱗片に覆われている。花柱は長さ3mmほどの針状で、9〜10個あり、総苞の外にとびでる。」とあった。アカシジミは雄花にストローを入れて吸蜜している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
027_220524054 X800 ◎アカシジミ 舞岡公園  RX10M4.jpg 27.アカシジミ -6
アカシジミは吸蜜中、静止中に開翅することはまずない。表側の写真を撮るには飛翔した時に捉えるか、あるいは標本にしなくては見られない。これは後ろから見て、少し開いたところ。オレンジ色の翅表が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 151mm ISO1250 ) 露出補正 なし
028_220524058 X800 オオスズメバチ 舞岡公園  RX10M4.jpg 28.オオスズメバチ
凄い奴がいた。体長は4cmくらいはある。クリの花に、夢中だった。こちらはいったん引き下がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 155mm ISO200 ) 露出補正 なし
029_220524195 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 29.アカシジミ -7
トップの写真で左側にいたお腹が太い個体だが、その時から10分近く経った。少しだけ移動している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO900 ) 露出補正 なし
030_220524218 X800 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 30.アカシジミ -8
これは別の個体である。このクリの木には4頭ほどのアカシジミがいた。クリの花に集まるのはアカシジミだけではなく、多くの昆虫が集まる。匂いに誘われるのではないかと思うが、クリの花の匂い成分は2019年の研究によると「1-ピロリン」という成分が主成分であることが報告されているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 135mm ISO800 ) 露出補正 なし
031_220524063 X800 〇舞岡公園  RX10M4.jpg 31.モンシロチョウ
来た道を戻る途中で、モンシロチョウがマルバウツギの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
032_220524065 X800 △舞岡公園  RX10M4.jpg 32.モンシロチョウ 飛翔
その花の周りを2頭のモンシロチョウが飛び交っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 53mm ISO200 ) 露出補正 なし
033_220524067 X800 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 33.ウラゴマダラシジミ -1
道端で2人の方がカメラを構えておられた。何がいるのかなと覗き込むと、ルリシジミと見紛うような、小さなウラゴマダラシジミがじっとして葉上に止まっていた。一人は女性の愛好家で「嬉しい!」と声を上げられていた。カメラを外されるのを待って「撮らせてください」と声を掛けた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 183mm ISO500 ) 露出補正 なし
034_220524224 X800 ◎舞岡公園 ウラゴ Z50 18-140.jpg 34.ウラゴマダラシジミ -2
同じ個体をカメラを換えて撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
035_220524230 X800 〇舞岡公園 ウラゴ Z50 18-140.jpg 35.ウラゴマダラシジミ -3
他の方がその場を離れられたので、さらに寄って撮った。翅長が2cmに満たない小さな個体で、羽化したてのようだった。望遠端の140mmで30cmほどに寄れた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
036_220524232 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 36.絵画教室
古民家に10人くらいの方が絵を描いておられた。絵画教室の方々だろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 32mm ISO180 ) 露出補正 なし
037_220524238 X800 舞岡公園 ノムラモミジ Z50 18-140.jpg 37.紅葉?
新緑のイロハモミジに重なって、紅葉しているような赤いモミジがあった。ノムラモミジという。新芽の時点で濃い赤色をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO560 ) 露出補正 なし


2015年7月14日

久しぶりに晴れた週末(1) 北杜市オオムラサキ・センター 7月11日

7月の第1週に山梨県北杜市のオオムラサキ・センターへ行こうと考えていた。ところが一向に梅雨の晴れ間とならない。そこへ3っの台風がやってきて、関東、甲信越に「晴れ」を作ってくれた。11日(土)、12日(日)あたりは確実に晴れそうになったが、実際は10日から良い天気になってきた。週末は車が混むのを覚悟しなくてはいけないが、11日に行くことに決めた。朝6時に横浜の自宅を出て、16号線の鵜野森を左折して、相模原・愛川インターから圏央道に上がる。藤野や裏高尾へ行ったときは混んでいた北里大学病院の前を走る片側1車線の道は、時間が早かったためか、週末だった為かスイスイと進むことができた。ところが圏央道の八王子JCT.で中央高速の下り(甲府方面)に入るのが、大渋滞だった。合流のかなり手前から車が並び始める。知らずに、高速で流れる新宿方面の車線に入ってしまい、その分岐の直前で何とか甲府方面の車列に入れてもらった。ほんとに申し訳なかったと思う。藤野や裏高尾へ行ったときはそんなことはなかったので、これは週末に起こる現象だったのだろうか。気を付けなくてはいけない。

そこからは順調に進み、双葉S.A.で一休みして、8時45分ごろ日野春にあるオオムラサキ・センターに到着した。まず、昨年、樹液が出ていた樹に行ってみる。残念ながらスズメバチがいるが蝶の姿はない。センターの受付で尋ねてみたら、今年は暑い日がなかったので、まだ樹液は十分出ておらず、その匂いに蝶たちが誘われるには至っていないようだとのことだった。

午前9時、ビバリウムの中に入る。今日は土曜日のためか、小さな子供たちの団体見学はない。しかし、私と同じような「おじさんたち」がカメラを持って、見学されていた。

ビバリウムには10時半ごろまでいたが、ビバリウムの中で羽化したオオムラサキたちが元気に飛んでいた。この日は気温も高く、羽化が進み、新鮮な個体も見ることができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.餌台
ビバリウムの中に入ると「プーン」と果物が発酵した匂いが漂う。餌台にはメロンのごちそう。カブトムシの♀がお相伴にあずかっていた。ビバリウム内の成虫はもう♀も多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.葉上で休むオオムラサキ
昨日か、今朝に羽化した成虫と思う。とてもきれいだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 108mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.♂の開翅
少し後翅が傷んでいるが、きれいな♂が紫色を輝かさせて日光浴をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 197mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.カラタチに絡むアゲハ♀
ビバリウムの中には少数だがオオムラサキ以外の蝶も飛んでいる。前に来たときには、メスグロヒョウモンやシロオビアゲハがいた。また、蝶が好む花のほか、カラタチの木も植えられている。アゲハの♀がそのカラタチの周りを飛び、産卵姿勢をとっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO110 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.立派な♀
大きな♀が翅を開いていた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメキマダラセセリ♂
葉先に止まってテリトリーを監視しているかのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/215秒 108mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.花に止まるオオムラサキ
オオムラサキが花の蜜を吸うということはない。「あれっ!花に来てる」と思って見てみたが、単に止まって休んでいただけのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/400秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ジャコウアゲハ♀
ジャコウアゲハの♀もいた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスシジミ
ここでミヤマカラスシジミに合うとは思っていなかった。なぜ、ここにいるのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 54mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.キタキチョウ
小さな黄色い蝶が飛んでいた。ひょっとしてツマグロキチョウかなと思い、近寄ってみたが、キタキチョウだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ブッドレアに来たクロアゲハ♂
前回来た時もこのブッドレアの花が咲いていて、その時にはメスグロヒョウモンが吸蜜していた。オオムラサキは決して花で吸蜜はしないのだが、蝶の好きな花が植えられている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.オオムラサキ♀
まず、♂が発生して、次に♀が発生してくるのだが、もう♀が多くなっているように思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 116mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.蛹
ビバリウム内のエノキにはいくつも蛹が付いている。この蛹は色がまだみずみずしく、羽化まではまだだいぶ時間がかかりそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.オオムラサキ♂ 開翅
今日の目的は、やはり羽化したての美しい♂の翅を開いたシーンだ。今日はこの個体がベストであった。羽を開いて10分ほどここにとどまってくれていたので、ゆっくり撮ることができた。私以外にも、かわるがわるに何台ものカメラが向けられる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.たくましいオオムラサキ♀の横顔
6月21日放送のNHK「ダーウィンが来た 美しきファイター!国蝶オオムラサキ」でカブトムシやスズメバチと戦うオオムラサキが紹介されたが、このがっしりとした胸、頸、翅の付け根の筋肉すべてがたくましさを感じさせる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR 
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.オオムラサキの死
ビバリウム内の木道上でオオムラサキが翅を開いている。近づいてみると死んでしまっているようだ。見るとアリがその死体を引っ張ろうとしてた。翅を見るにまだ、羽化してからそう日数は経っていないと思うのだが、なぜ命を落としたのだろうか?下の写真は上の写真の部分拡大。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.羽化 -1
ふと見ると殻の下に翅の模様が透けて見える蛹が枝についていた。しかも殻が開きかけている。滅多に見られない羽化シーンが見られると思い。周りにいた子供たちにもそう教えてあげた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.羽化 -2
羽化が始まった。でもなんだかおかしい。何年か前に見た羽化シーンでは、頸の下と背中が割れると、勢いよく翅が飛び出してきた。しかし、この蛹は胴は殻から抜けようとしているのに翅が出てこない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.羽化 -3
頸が出て、眼も出てきた。思わず「頑張れ!頑張れ!」と言っていた。しかし、翅は殻に押さえつけられているように出てこない。これは羽化失敗だ。かわいそうに思う。ちょうど通りかかられたセンターのかたに、見てもらった。やはりダメなようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.羽化失敗
その職員のかたが、手で殻を外そうと試みられたが、特に右側の翅はどうにもならない。でもそのオオムラサキはしっかりと枝につかまっていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ジャノメチョウ
  3時間近くビバリウムの中にいた。そろそろ切り上げて、少し周りを歩いてみようと外に出た。そこに咲いていたアカツメクサにジャノメチョウがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2014年7月21日

オオムラサキ自然公園 と まきば公園(山梨県立八ヶ岳牧場) 7月8日


 今年も オオムラサキセンターへ行きたいと思い、天気予報と相談していたが、さすがに梅雨の季節、ほとんど晴れマークがつく日がない。唯一、7月8日と9日に晴れマークがあった。すぐそのあとには強い台風が来るという予報だったが、意を決して8日に行くことにした。当日の朝5時に起床したときは、予報通り、青空が広がっていた。

  中央道で山梨県の須玉まで行くが、6月28日に開通した圏央道を利用することにした。保土ヶ谷の自宅からは、国道16号で横浜・町田インターで東名高速に乗る。海老名JCTから、圏央道に入ると、約29kmで八王子JCTから中央高速に乗ることができた。早い。自宅から八王子まで1時間かからない。第3京浜→環八→国道20号に出て、調布インターに入るのと大違いだ。これを使えば、毎年ギフチョウを撮りに行く藤野へも30分は短縮されそうだ。

  さて、途中、談合坂S.A.で朝食にし、日野春のオオムラサキセンターに着いたのは、9時少し前だった。
  まず、オオムラサキ自然公園内の樹液が出ている木を見に行く。オオムラサキが1頭来ていて、カブトムシ、スズメバチ、カナブン、クロヒカゲ、などと吸蜜していた。
  しばらく撮影したのちに、オオムラサキセンターのビバリウムの中に入る。ビバリウムのオオムラサキは最盛期のようだった。新鮮なオスもいるが、傷んだオスも多い。♀も多く出ている。NHKのクルーが羽化の瞬間を撮影に来ていた。オオムラサキセンターの館長さんから「ダーウィンが来た!」で使うらしいと聞かされた。NHKのクルーがカメラを向けていた蛹はどうやら、死んでしまっていたらしい。すぐそばに、もう1匹の蛹が見つかった。その蛹はオオムラサキの翅が透けて見え、羽化は近いようだったが、私がビバリウムを出た10時半には、まだ羽化していなかった。

 今回のもう一つの目的として、小淵沢の「但馬屋幸之助」で焼肉を昼飯に食べたかった。昼の営業時間は午後2時までなので、1時ごろに入ればよいと考え、その前にまきば公園というところへ行ってみることにした。「まきば公園」は山梨県立八ヶ岳牧場と隣接している。ここには約1時間ほど滞在し、小淵沢の「但馬屋幸之助」へいった。地元の人たちも多く、とてもにぎわっていた。
  台風の影響で天気が崩れることが心配なので、食事の後はそのまま横浜に戻ることにした。帰路も圏央道を利用したが、途中休まないで、ノン・ストップで自宅まで帰ってきた。
  写真点数の関係から、先にオオムラサキ自然公園とまきば公園で撮った写真から載せていく。

甲斐駒ケ岳 1.甲斐駒ケ岳
強烈な台風8号が宮古島を狙っているという。しかし、関東地方は天気予報では「曇り時々晴れ」だった。そしてさらに良い方にはずれて「快晴」になった。オオムラサキセンターの入り口を背に雲一つない南アルプスが眺められた。手前に何本もの電線があったが、レタッチで消した。青空が背景の電線は消しやすいが、レタッチ素人のわたくしには、山肌が背景の電線を消すのは難しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/680秒 102.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオムラサキ自然公園のオオムラサキ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.オオムラサキ自然公園のオオムラサキ -1
ビバリウムのあるオオムラサキセンターの周囲は、広さ6haのオオムラサキ自然公園になっている。その中に樹液の出ているクヌギの木があり、そこにクロヒカゲやカブトムシ、カナブンなどに交じって、オオムラサキの♂が来ていた。これは、いわば天然のオオムラサキだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO3200 ) 露出補正 なし
オオムラサキ自然公園のオオムラサキ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.オオムラサキ自然公園のオオムラサキ -2
近寄って、上の写真のシャッターを切ったら、飛ばれてしまった。だが、すぐ近くの梢に止まる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/200秒 76.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオムラサキとカブトムシ;クリックすると大きな写真になります。 4.オオムラサキとカブトムシ
そのオオムラサキがまた、樹液に戻ってきた。複数のカブトムシの中に割り込んで口吻を伸ばそうとしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/52秒 14.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルリタテハとクロヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。 5.ルリタテハとクロヒカゲ
また、帰りがけに寄ることにして、ビバリウムへ行き、撮影する。10時半ごろ再び樹液の出るクヌギの木に戻ってきたら、ルリタテハも来ていた。手振れしないように1/250秒でシャッターを切るが、ISO感度は4500に上がっていた。もっと光を!

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO4500 ) 露出補正 なし
オオムラサキとルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 6.オオムラサキとルリタテハ
そこへ再びオオムラサキが戻ってきた。どうやら朝と同じ個体のようだ。スズメバチに遠慮しながらストローを伸ばしていく。5.とともにトリミングしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO2000 ) 露出補正 なし
まきば公園;クリックすると大きな写真になります。 7.まきば公園
オオムラサキセンターを後にして、車で45分くらい走り、清里の近くにある、まきば公園というところに行ってみた。まきば公園は山梨県立八ヶ岳牧場と隣接している。駐車場は八ヶ岳高原ラインという道路の小淵沢寄りと、清里寄りの2か所に設けられているが、小淵沢方面からのアプローチになったので、小淵沢寄りの駐車場に車を止めた。どうやらこちら側が正面のようで、大きなレストランとコミュニティホールがあった。レストラン・コミュニティホールを通り抜けて、反対側に出ると、広大な公園・牧場が広がっている。この写真は、公園の遊歩道に下りてレストランを見上げたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 7.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
牛の放牧;クリックすると大きな写真になります。 8.牛の放牧
遠くには牛が放牧されているのを眺めることができる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/450秒 110.8mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
6頭のウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 9.6頭のウラギンヒョウモン
目を凝らして見ていただかなくてはならないが、土手に植えられた小さな花に6頭ものウラギンヒョウモンが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/640秒 37.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンヒョウモン -1
ウラギンヒョウモンはいっぱい飛んでいた。近づけないので、望遠端で撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
富士山;クリックすると大きな写真になります。 11.富士山
南南東の方向に富士山が見えた。甲府市の向こう側に聳えている。くっきりと頭を出している。少しアンダーになったのでレベル補正した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/1400秒 99.2mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンヒョウモン -2
私が車を止めた駐車場の脇の草地にも、ウラギンヒョウモンがたくさん飛んでいた。アカツメクサの花で吸蜜する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンヒョウモン -3
HS50の広角側で撮る。草原に咲いているアカツメクサの花が好きなようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンヒョウモン -4 ウラギンヒョウモンしか撮る蝶がいない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO360 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -5;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラギンヒョウモン -5
草原は、まきば公園を背にしたところにある。後ろに少し見えるのは八ヶ岳連峰でその手前が県立八ヶ岳牧場である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/350秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -6;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラギンヒョウモン -6
アカツメクサに止まるウラギンヒョウモンを追い回すが、なかなかじっとしていてくれない。良い背景のところで撮らせてくれない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 17.メスグロヒョウモン♂ -1
ウラギンヒョウモンとは何か違う感じがするのがいた。アカツメクサではなくハルジオンに止まる。メスグロヒョウモンの♂だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.メスグロヒョウモン♂ -2
前の個体と同じだが、そのメスグロヒョウモンは、しばらくハルジオンの花から花へと飛び回っていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO360 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -7;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラギンヒョウモン -7
再びウラギンヒョウモンしかいなくなった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -8;クリックすると大きな写真になります。 20.ウラギンヒョウモン -8
最後にアップで。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
権現岳? 21.権現岳?
山梨県立八ヶ岳牧場の向こうには八ヶ岳連峰が見える。これは権現岳だろうか。少し雲行きが怪しくなってきた。そろそろ腹も減ってきた。小淵沢の「但馬家幸之助」へ向かう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/1100秒 32.7mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年9月20日

台風一過 舞岡公園 9月17日 FINEPIX HS50EXR


 日本列島に大雨を降らせ、京都の桂川の氾濫など、大きな被害をもたらした台風18号が通り過ぎた翌日の9月17日は、久しぶりにさわやかな青空が広がった。舞岡公園へ出かける。
 この日も、先日、新規購入した、FINEPIX HS50EXR のみを携行し、蝶の写真を中心に、撮ってみようと思った。
 コンパクトデジカメではあるが、図体は大きく、小さな一眼レフほどある。重さは比較的軽い。ハンドストラップを付けて右手首に回し持つ。基本的な機能を使うが、どうも色ののりが淡白である。露出補正を試してみた。次回は、フィルムシュミレーション(発色設定)をPROVIA(スタンダード)から、Velvia(ビビッド)に切り替えて撮ってみようと思う。広角端での撮影も、試してみたが問題ない。このカメラは蝶を画面に捕えるのは不自由はない。少し慣れれば、ファインダーを見ながらAF枠を上下、左右に移動することが出来る。わたくしにとっては使いやすいカメラだ。

富士山;クリックすると大きな写真になります。 1.富士山
久しぶりに、自宅から、富士山がくっきりと見えた。望遠端(185mm:Equiv.135≑1000mm)で撮ってみる。自宅から富士山までの距離は80kmくらいだろうか。F5.6開放で、少し、周辺光量が落ちるようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F5.6 1/800秒 185mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100)露出補正 なし
スズメバチ警報;クリックすると大きな写真になります。 2.スズメバチ警報
公園のあちらこちらに「ハチに注意」の札が立てられていた。確かにキイロスズメバチが多い。札の手前にアカボシゴマダラがいたが、撮りようがない。

  FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 16mm〈Equiv.135≑87mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 3.アカボシゴマダラ -1
この日はアカボシゴマダラを多く見かけた。発生ピークなのだろう。新鮮な個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 31mm〈Equiv.135≑170mm〉 ISO800 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 4.ヒメジャノメ
右後翅が羽化不全の個体。右前翅が透きとおってきれいに見えたが、うまく撮れなかった。露出補正すべきだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 42mm〈Equiv.135≑228mm〉 ISO2500 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.アカボシゴマダラ -2
これも、きれいな個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 20mm〈Equiv.135≑110mm〉 ISO1600 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -3;クリックすると大きな写真になります。 6.アカボシゴマダラ -3
広角端の4.4mmで撮ってみた。G12で撮るのとほとんど変わりはない。ISO100で撮れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 なし
ナガサキアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 7.ナガサキアゲハ
この日も黒いアゲハを見ることは少なかったが、ナガサキアゲハの♂がひらひらと飛んできて、梢の葉に止まった。破損している。まだ、この公園で新鮮な美しいナガサキアゲハに、出会えたことがない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 185mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンシジミ 
比較的きれいな個体だった。銀色が飛んでしまう思い、思い切って露出補正を試みた。いい感じに撮れたと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F6.4 1/250秒 185mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -1.3段
アカボシゴマダラ -4;クリックすると大きな写真になります。 9.アカボシゴマダラ -4
この日は多くのアカボシゴマダラを見た。そのほとんどが、破損の少ないきれいな個体だった。狐久保の、水飲み場があるあたりで。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F3.2 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
アカボシゴマダラ -5;クリックすると大きな写真になります。 10.アカボシゴマダラ -5 
帰り道、長久保の池の炭焼き小屋入り口に、植えられている柿の木の熟した実で、アカボシゴマダラが2頭、入れ替わりながら吸汁していた。写真を撮られていた先客お二人がいて、聞けば、ゴマダラチョウもいたという。ここではゴマダラチョウの方がはるかに貴重だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 107mm〈Equiv.135≑583mm〉 ISO320 ) 露出補正 -0.3段
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒカゲチョウ
第二化なのだろうか、きれいな個体のヒカゲチョウが多い。スポットライトを浴びて、舞台挨拶でもしているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO800 ) 露出補正 -1.0段
コミスジ;クリックすると大きな写真になります。 12.コミスジ
梢の葉に止まったコミスジは、翅が光に照らされて誇らしげだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 40.8mm〈Equiv.135≑222mm〉 ISO320 ) 露出補正 -1.0段
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオスジアゲハ
「きざはしの池」の淵に咲くヤブガラシにアオスジアゲハが来ていた。しかし、今年は、ツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハが少ないのとともに、アオスジアゲハも少ないように思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 107mm〈Equiv.135≑583mm〉 ISO160 ) 露出補正 -1.0段
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります。 14.キタテハ秋型
キタテハは秋型が発生していた。秋型は夏型より色が濃くなり、精悍になる。プログラムオートの連写で撮る。シャッタースピードは1/250秒を超える高速で、ISO感度が400に上がっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 160mm〈Equiv.135≑870mm〉 ISO400 ) 露出補正 なし


2013年7月16日

北杜市オオムラサキセンターから、観音平、富士見高原へ 7月8日


 オオムラサキセンターのビバリウムから出るとき、先ほどお目に掛かった職員の方が、「ここの自然公園の中のクヌギの木に、オオムラサキが来ていると思いますよ」と言って、その場所を教えてくださった。行ってみたところ、確かに樹液の出てている木があって、スズメバチやカナブンと一緒にオオムラサキ数頭とルリタテハが吸汁していた。公園内とはいえ、自然環境でのオオムラサキを観察でき、写真に撮ることができた。
 今日の昼飯は、先日、TVの旅番組で紹介された甲斐小泉にある「豪蕎麦」にしようと決めていた。一般道を30~40分ほど走り、12時少し前にその「豪蕎麦」に着き、1台分だけ空いていた駐車スペースに車を停めた。評判の店で、お客さんが多い。午前中は私が最後の客で、次に来たグループは断られていた。しばらく待って、食べたせいろ蕎麦は、評判通り、美味しかった。
 さて、せいろ蕎麦を堪能した後、八ヶ岳高原ラインに出て観音平への道を上がった。観音平に着くと、その砂利が魅かれた駐車場広場から、沢山のテングチョウが飛び立つ。なかに、ひときわ大きく美しいヒオドシチョウも飛んでいた。ところが、車から降りて写真を撮ろうと歩き始めると、アブの大群に襲われてしまった。一匹が腕に止まるとあっという間に10匹くらいが寄ってくる。カメラを構えて静止すると、遠慮なく刺してくる。チクンと痛さを感じて振り払うが、刺されたところから血が出ている。汗に集まってくるのだろうか。これでは落ち着いて写真も撮れない。早々に切り上げて、長野県に入ったところにある富士見高原へ行ってみる。ここには、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、ウラギンヒョウモンやクジャクチョウがいた。山梨県はこの日、39.1℃の猛暑(甲州市勝沼)。3時少し前に離脱した。

ビバリウム外観;クリックすると大きな写真になります 20.ビバリウム外観
ビバリウムを出て、公園を歩く。外からビバリウム見る。この囲いの中に100頭以上のオオムラサキが飛んでいる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F3.2 1/250秒 7.3mm ISO71 ) 露出補正 なし
公園内のクヌギの樹液に集まるオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります

21.公園内のクヌギの樹液に集まるオオムラサキ
職員の方に教えていただいた樹液の出ているクヌギのところへ行ってみる。柵で囲われた大きなクヌギの木には複数のオオムラサキとカブトムシ、カナブン、スズメバチなどが集まっていた。ここは、オオムラサキ専用食堂ではない。暗い。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/200秒 ISO3200 ) 露出補正 なし
2頭のルリタテハも;クリックすると大きな写真になります 22.2頭のルリタテハも
樹液は2~3か所から出ているが、そこで2頭のルリタテハが吸汁していた。保護色になってわかりにくいが、カナブンの上に翅を閉じたルリタテハが見える。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO3200 ) 露出補正 なし
オオムラサキ開翅;クリックすると大きな写真になります 23.オオムラサキ開翅
1頭のオオムラサキの♂が樹液の匂いを感じたのか、飛来してきてクヌギの木の柵に止まった。少し擦れているが破損の少ない♂だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
オオムラサキ♀ -1;クリックすると大きな写真になります 24.オオムラサキ♀ -1
きれいな♀がスズメバチと並んで吸汁している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO2000 ) 露出補正 なし
130715_025.jpg 25.オオムラサキ♀ -2
外界のオオムラサキもいまは♀の発生期のようだ。食堂の主になっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO2200 ) 露出補正 なし
ルリタテハ開翅;クリックすると大きな写真になります 26.ルリタテハ開翅
この樹液にいた蝶はオオムラサキとルリタテハだけだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO3200 ) 露出補正 なし
観音平駐車場 テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 27.観音平駐車場 テングチョウ
観音平の駐車場に車を乗り入れるとたくさんのテングチョウが飛び立った。アブが多いのには閉口する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 4.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒオドシチョウ;クリックすると大きな写真になります 28.ヒオドシチョウ
きれいなヒオドシチョウが飛んでいた。この蝶は見栄えがする。もっと、良いシーンを撮りたかったが、何せ、アブが寄ってきて落ち着いて撮っていられない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
展望台から南アルプスを望む;クリックすると大きな写真になります 29.展望台から南アルプスを望む
この時期はなかなかくっきりとは見えない。正面右が甲斐駒ケ岳、左端に尖っているのが北岳だ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F8.0 1/250秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
ギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 30.ギンボシヒョウモン
網笠岳の方へ少し歩いてみる。開けた草原のアザミの花にギンボシヒョウモンが来ていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 31.テングチョウ
もう少し撮っていたいところだが、アブが多くて落ち着かない。切り上げて富士見高原へ回ってみることにする。観音平から下り始めた途中の富士見平で車を停めて周囲を歩いてみる。梢にテングチョウが止まっていた。また、アブが寄ってきた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 なし
富士見高原「ゆりの里」;クリックすると大きな写真になります 32.富士見高原「ゆりの里」
八ヶ岳高原ラインを大平で右折して、鉢巻道路に入り、富士見高原へ行く。「富士見高原スキー場」のゲレンデに 2004年7月に「ゆりの里」が開園している。静岡県の「可睡ゆり園」が提携し、30種類以上500万本のユリが植えられ夏には花が咲き乱れるというが、このときはまだ蕾だった。7月13日開園ということで人影がない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 32.7mm ISO209 ) 露出補正 なし
呉越同舟 -1;クリックすると大きな写真になります 33.呉越同舟 -1
富士見高原「ゆりの里」の東屋のあたりで、オレンジ色の蝶が飛び交っている。何頭かは地面にストローを伸ばしている。左からメスグロヒョウモン♂2頭、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモンだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 37.7mm ISO613 ) 露出補正 なし
呉越同舟 -2;クリックすると大きな写真になります 34.呉越同舟 -2
左から、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン♂、ウラギンヒョウモン、メスグロヒョウモン♂

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1000 ) 露出補正 なし
2頭のメスグロヒョウモン♂とミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 35.2頭のメスグロヒョウモン♂とミドリヒョウモン
「ゆりの里」の花畑を背景に、P90で撮ろうとするが、意外と敏感に飛び立ってしまう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1600 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 36.クジャクチョウ -1
そろそろ引き上げようと車を停めたところまで戻る途中、クジャクチョウに出会った。第1化は6月の中旬から発生している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 37.クジャクチョウ -2
今度は柱の上に止まった。「開け護摩」と唱えたが、開いてくれない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO800 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ -3;クリックすると大きな写真になります 38.クジャクチョウ -3
同じ個体だが、地面に止まってやっと開翅してくれた。さて、時刻はまだ、2時45分だが、暑いのと、アブの(気分的)後遺症で、帰路につくことにした。暑さのためか、バッテリーがちょっと弱っているようでエンジン始動音が頼りない。そういえば3年半も交換していない。幸いエンジンは一発でかかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし


2013年7月12日

北杜市オオムラサキセンター 7月8日


 前の週から天気予報を鑑みながら、7月8日に山梨県北杜市(日野春)のオオムラサキセンター、および八ヶ岳南麓の観音平へ行こうと計画していた。
 予報通り、当日は前日に続き、好天となった。朝、6時に自宅をマイカーで出発、中央高速の笹子トンネルを通るのは昨年暮れに起きた天井版落下事故以来初めてであるが、その天井板は取り払われていて、ドーム型になった天井は高く感じ、圧迫感がなくなっていた。9時ごろオオムラサキセンターに到着した。一番乗りだ。
 ここオオムラサキセンターには、人工的ではあるけれど オオムラサキが本来生活している環境を再現し、飼育されているビバリウムがある。職員の方に伺ってみると、ビバリウムの中にあるクヌギの木から樹液が出ていて10数頭が集まっているとのこと。今年は発生が幾分早く、すでに♀の羽化が多いらしい。確かにビバリウムでは♂はすでに擦れたり、破損している個体が多い。一方、羽化まもないと思われる新鮮な♀が多い。沢山のオオムラサキが飛び交っていた。
 1時間半ほど、ビバリウムの中で撮影し、外に出た。先ほどの職員の方が屋外、つまり自然環境でも、樹液の出ている木があり、そこにはオオムラサキが来ていると、その場所を教えてくださった。

樹液に集まるオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 1.樹液に集まるオオムラサキ
ビバリウムに入る。まず、職員の方に教えていただいたクヌギの木を探した。あった。オオムラサキ数頭が来ていた。新鮮な♀も吸汁している

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO800 ) 露出補正 なし
きれいな♀;クリックすると大きな写真になります 2.きれいな♀
♀は♂に比べて大きく立派だ。この♀は羽化したばかりのきれいな個体だった。樹液の出ている木の近くで、吸汁の順番を待っているのだろうか?

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO271 ) 露出補正 なし
たくましい♀;クリックすると大きな写真になります 3.たくましい♀
オオムラサキの場合も♂の発生が先行して、その後、♀の発生が始まるが、すでに♀が多く見られた。大きくて、凛として美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
オオムラサキ♂;クリックすると大きな写真になります 4.オオムラサキ♂
オスもメスもクヌギの木の樹液に集まっている。翅を広げているのは♂だ。しかし、さすがに紫色は美しいが、すでに破損して擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO334 ) 露出補正 なし
♀開翅 -1;クリックすると大きな写真になります 5.♀開翅 -1
きれいな♀が葉先に止まってポーズをとってくれた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
♀開翅 -2;クリックすると大きな写真になります 6.♀開翅 -2
この個体もきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
♀開翅 -3;クリックすると大きな写真になります 7.♀開翅 -3
樹液で翅を広げている。自分のポジションを作ろうとしているのだろうか。樹液には通常、カナブンやカブトムシ、また、スズメバチも集まってくるが、さすがここはビバリウムの中、オオムラサキ専用食堂になっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1376 ) 露出補正 なし
破損した♂;クリックすると大きな写真になります 8.破損した♂
♀の写真ばかりだったが、もちろん♂も飛んでいる。多くの♂たちはすでに破損している個体が多かったが、さすが紫色は美しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO305 ) 露出補正 なし
顔;クリックすると大きな写真になります 9.顔
カメラを近づけたら、ちょっと睨まれてしまった。実はこの♂も後翅が破損している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
130711_010.jpg 10.きれいな♂
やっと羽化して間もない♂に出会えた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1000 ) 露出補正 なし
.羽化まもない♂の開翅;クリックすると大きな写真になります 11.羽化まもない♂の開翅
この日見たもっともきれいな♂の開翅だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISo800 ) 露出補正 なし
羽化まもない♀;クリックすると大きな写真になります 12.羽化まもない♀
これは、きれいな♀だった。♂より一回り大きい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 なし
羽化まもない♂;クリックすると大きな写真になります 13.羽化まもない♂
ここにも羽化まもない♂がいた。よく見ると、その下に抜け出した蛹の殻がある。触角がたくましい。陽のあたっている部分に引っ張られて露出がアンダーになってしまったのでレベル補正した。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
クヌギの食堂 -1;クリックすると大きな写真になります 14.クヌギの食堂 -1
クヌギの樹液には10数頭が集まってきている。このときは比較的破損がない個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
クヌギの食堂 -2;クリックすると大きな写真になります 15.クヌギの食堂 -2
どうも♀の方が勢力があるように見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO800 ) 露出補正 なし
クヌギの食堂 -3 16.クヌギの食堂 -3
オオムラサキ専用食堂では、席が空くのを待っている客がいる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1000 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 17.メスグロヒョウモン♂
ビバリウムの中でオレンジ色の蝶が飛んだ。葉の裏に隠れるように止まる。どうやらメスグロヒョウモンの♂のようだ。どうして、ビバリウムの中にいるのだろうか?ここで羽化したのだろうか、それともどこからか飛来して、たまたま出入り口の閉会の際にでも入り込んだのだろうか?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♀ -1;クリックすると大きな写真になります 18.メスグロヒョウモン♀ -1
♂だけかと思ったら♀もいた。ブッドレアの花で吸蜜している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♀ -2;クリックすると大きな写真になります 19.メスグロヒョウモン♀ -2
1頭だけかと思ったらもう1頭いた。これは18.とは別の個体である。さて、時刻は10時半になった。オオムラサキ羽化の瞬間は撮ることはできなかったが、ほぼ目的を達したので、この辺でビバリウムから出ることにする。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし