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2022年7月25日

③青い池・四季彩の丘(6月28日) 北海道旅行 札幌,、そして富良野・美瑛バスツアー 6月27日-30日 

2日目のつづき
 「ファーム富田」を出発したバスは、次の目的地である美瑛の「青い池」へ向かった。「青い池」は昨年秋のツアーでも来ている。しかし、季節が変わるとその景観も異なって見えた。何かチョウはいないかと探したが、気温が低く現れなかった。
 その次は「四季彩の丘」である。ここも、何年か前に来たことがあるが、さらに広げられたようだ。ひとり500円のトラクターが牽くバスに乗って、15分ほど園内をめぐった。そのあと、「ジェットコースターの道」と名付けられたアップダウンのある2車線の直線道路を2.5kmほど走って、富良野のワイン工場を見学へ行った。楽しみにしていた試飲のワインは独特な味わいがあった。
 バスは予定通り夕方6時ごろ札幌駅に帰着した。合流する婿殿は既にホテルにいた。いっしょに、札幌駅の近くの「かに本家」という店で蟹を賞味した。

000_220628235 X700 〇四季彩の丘 Z50 18-140.jpg
「四季彩の丘」から眺める美瑛の丘陵と大雪山系の山々 2022年6月28日 北海道上川郡美瑛町

044_220628196 X800 〇富田ファーム-青い池 Z50 18-140.jpg 44. 「ファーム富田」から「青い池」へ 車窓
中富良野「ファーム富田」から白金温泉の近くの「青い池」までは、道道353号を走って30分ほどだった。写真正面の山は十勝岳である。十勝岳の噴煙と雪らしいものも見える。運転手さんのすぐ後ろの席から撮影した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO 500 ) 露出補正 なし
045_220628200 X800 青い池 Z50 18-140.jpg 45.「青い池」 -1
バスは湯元白金温泉ホテルから5分ほど走って、「青い池」の駐車場に入った。駐車場から「青い池」の散策路を歩く。さっそく観光で来ているお嬢さんたちがスマホで写真を撮っていた。残念ながら青空という訳には行かなかった。昨年秋に来たときは池の水面に青空に浮かぶ雲が映り込んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO 125 ) 露出補正 なし
046_220628207 X800 〇青い池 Z50 18-140.jpg 46. 「青い池」 -2
ここは、「青い池」の奥の方である。水の色は前回来た時と違うように見える。木々の緑と立ち枯れた木が水面に映り込んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 40mm ISO 360 ) 露出補正 なし
047_220628222 X800 青い池 Z50 18-140.jpg 47.「青い池」と美瑛川の本流
前にも記したが、この池は十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものだそうだ。目的を持って造られた溜池や貯水池などとは異なり、「青い池」は偶発的に人造池となったものである。「青い池」が青く見える理由を説明したパネルがあった。それによると、上流の白金温泉地区で湧出している「白ひげの滝」などからアルミニウムを含んだ水が美瑛川の河川水と混じることにより、コロイドが生成される。太陽光が水中のコロイド粒子と衝突し波長の短い青い光が散乱されるため青く見えると説明されていた。物質が、光学顕微鏡では確認できない程度に小さな粒子として媒質中に分散している状態をコロイド状態というそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO 160 ) 露出補正 なし
048_220628228 X800 〇青い池 Z50 18-140.jpg 48.「青い池」 -3
レンタカーで周っている観光客を含め、平日ではあるが、多くの観光客が来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 41mm ISO 400 ) 露出補正 なし
049_220628231 X800 青い池 ハンゲショウ Z50 18-140.jpg 49.ハンゲショウ(半夏生)
「青い池」の遊歩道から駐車場へ戻る道筋でハンゲショウを見つけた。普通は白くなる部分がピンク色になっていた。紅を差したハンゲショウだ。ハンゲショウは、花期になると花序に近い数枚の葉が白くなり送粉者への広告塔となるが、花期が終わると再び緑色になるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 640 ) 露出補正 なし
050_220628233 X800 四季彩の丘 Z50 18-140.jpg 50.四季彩の丘 サルビア(来路花)
大雪山系の山々を背景に、見事な紫色が広がっていた。ラベンダーではなくサルビアである。ブラジル原産のシソ科だそうだ。この風景は「ファーム富田」より好きだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 60mm ISO 220 ) 露出補正 なし
051_220628249 X800 〇四季彩の丘 カリフォルニアポピー Z50 18-140.jpg 51.カリフォルニアポピー(花菱草)
2台の客車を農耕用のトラクターが牽く「ノロッコ号」(1人500円)に乗って園内を15分ほど回る。見ごろの花が咲くところで止めてくれて写真を撮らせてくれた。これはカリフォルニアポピーという。お日様とともに花が開き、夕方には花が閉じるのだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 400 ) 露出補正 なし
052_220628259 X800 四季彩の丘 Z50 18-140.jpg 52.色彩豊かな花々
オリエンタルポピーやルピナスが帯状に植えられている。まだまだこれから彩りは賑やかになる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 125mm ISO 250 ) 露出補正 なし
053_220628276 X800 四季彩の丘 Z50 18-140.jpg 53.「展望花畑 四季彩の丘」
wikipediaによれば、パノラマロードの小高い丘にある「展望花畑 四季彩の丘」は、7ha(東京ドーム3個分)もの広さを有し、季節によってはラベンダーやルピナス、コスモス、ヒマワリなど年間約30種類の草花が、丘全体にカラフルなじゅうたんのように咲く美瑛を代表する花園である。園内には農産物直売所やお土産販売所、レストランなどがあり、トラクターバスで園内を巡る四季彩ノロッコ号、白樺に囲まれた花畑を一周できる貸しバギー、花畑の好きな場所に移動できる4人乗りのカートといったアトラクションもあると説明されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 43mm ISO 200 ) 露出補正 なし
054_220628283m X800 〇四季彩の丘 青+20 赤+20 Z50 18-140.jpg 54.「四季彩の丘」と美瑛の丘陵、十勝岳や富良野岳の山々
トラクターの「ノロッコ号」に乗ってよかった。広いだけでなく、アップダウンもあり、歩いて回っていると限られたところしか見られなかったと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 32mm ISO 110 ) 露出補正 なし
055_220628284 X800 〇四季彩の丘 Z50 18-140.jpg 55.エゾシロチョウとサルビア -1
ノロッコ号のスタート地点に戻ってきた。サルビアの花畑にエゾシロチョウが翔んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 640 ) 露出補正 なし
056_220628290t X800 〇四季彩の丘 Z50 18-140.jpg 56.エゾシロチョウとサルビア -2
少し近くに来てくれた。擦れてはいるが貴重な1枚だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 800 ) 露出補正 なし
057_220628292 X800 四季彩の丘 Z50 18-140.jpg 57.ノロッコ号のトラクター
ノロッコ号を牽くのはクボタ製の M720W (72馬力)で、価格は500万~600万ほどのトラクターだ。クボタは創業1890年の大阪に本社を置く産業機械(農業機械、建設機械等)、建築材料、鉄管、産業用ディーゼルエンジンのメーカーである。農機メーカーとしては国内首位、世界でも3位である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 30mm ISO 160 ) 露出補正 なし
058_220628615 X800 〇アップダウンの道 G7X.jpg 58.ジェットコースターの道(車窓)
「四季彩の丘」に約40分間滞在して、次の目的地は、富良野にある「カンパーナ六花亭」、または「富良野ワイン工場」になっている。参加者の希望により、どちらかだという。私たちは迷わず「富良野ワイン工場」にした。「四季彩の丘」からJR美馬牛駅に出て、正式名を西11線農免道路という延長約2.5キロメートルの農道を走行する。農免道路とは「農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業」とされ、農林漁業用機械に使用されるガソリンは免除される。 その免除された分のお金で道路を整備しているのが農免道路である。ほとんど民家がない。それがジェットコースターと称される緩急さまざまな坂で丘陵地を直線道路で貫いている、観光に絶景の道としても知られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO 200 ) 露出補正 なし
059_220628651 X800 富良野ワイナリー G7X.jpg 59.「富良野ワイン工場」見学
先に「カンパーナ六花亭」を選択した人たちが降り、それからバスは5分ほど走って「Chateau Furano」の看板のある「富良野ワイン工場」に着いた。誰も案内係の人は付かず、順路に沿って各自見学していく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO 160 ) 露出補正 なし
060_220628625 X800 富良野ワイナリー G7X.jpg 60.シャトー富良野の製品
ふらの2号(セイベル種×山ぶどう)・ツバイゲルトレーベを使用し、各ぶどうの特徴を生かした複雑味がある余韻の長いという「シャトー富良野」の製品の一部が並べられている。富良野産のツバイゲルトレーベをセニエ(果汁を抜いて濃縮度を高める)することで濃厚感が増し、アメリカンオークで1年間熟成することで風味豊かになったという「ツバイゲルトレーベ」が自慢のワインのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO 3200) 露出補正 なし
061_220628638 X800 富良野ワイナリー G7X.jpg 61.100年カプセル
タイムカプセルのようだ。20年カプセルから100年カプセルまで並んでいた。2004年に全て保管し、いずれリリースされるワインになっていくのだろう。20年カプセルには20年後の2024年にリリースされるワインがあり、写真の100年カプセルは2104年まで保管されるワインだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/60秒 9mm ISO 3200) 露出補正 なし
062_220628644 X800 富良野ワイナリー G7X.jpg 62.試飲コーナー
売店の手前には楽しみにしていた試飲コーナーがあった。小さなカップに自分で注いで飲んでみる。富良野産セイベル種や国産ブドウ品種をブレンドした白ワインだという。今まで経験したことがないような独特な味の白ワインだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO 2000) 露出補正 なし
063_220628653 X800 かに本家 G7X.jpg 63.「札幌かに本家」 -1
バスは予定通り、夕方6時ごろ札幌駅に着いた。今夜合流する婿殿に電話をしてみると、既にホテルで待っていてくれた。今日はジンギスカンにしようということで、予約の電話をしていてくれたのだが、札幌駅近くの「松尾ジンギスカン」はいっぱいで8時にならないと空かないという。ということで翌日の計画と入れ替えて蟹を食べようということになった。札幌駅近くの老舗「かに本家」の予約が取れた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 18mm ISO 800) 露出補正 なし
064_220628654 X800 かに本家.jpg 64.「札幌かに本家」 -2
最上階の大きな部屋の通された。「札幌かに本家」の前身である「かに道楽」名古屋住吉店は1967年6月に開店した。「札幌かに本家」は愛知県名古屋市に本部を、北海道札幌市に本店を置く。設立は1971年9月2日、現在の社名になったのは1984年だそうだ。1985年からは北海道に本格的に進出、同年3月にはこの札幌駅前店をオープンさせている。2015年2月15日、札幌かに本家の駅前本店にある地上15m、重さ25kgの看板が落下し歩道を通行していた女性が意識不明の重体となる事故があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO 400) 露出補正 なし
065_220628657 X800 かに本家 G7X.jpg 65.花咲ガニ
蟹はタラバの刺身、茹で、焼きなどを少しづつ食べたあと、夏が旬だという花咲ガニを注文した。花咲ガニは、生息域が狭いことと漁獲量が制限されていることから「幻のカニ」と呼ばれている。 そんな花咲ガニの旬は夏の時期(7月~9月)だそうだ。 もう何年も前のことだが札幌出張の折、二条市場に寄って花咲ガニを買って帰り、茹でて食べた美味さが忘れられなかった。残念ながらこの夜の花咲ガニは随分と小ぶりだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO 320) 露出補正 なし


2022年7月21日

②富良野 「ファーム富田」(6月28日) 北海道旅行 札幌,、そして富良野・美瑛バスツアー 6月27日-30日​ 

2日目、事前に申し込んでおいた札幌発富良野・美瑛日帰りバスツアーに参加した。札幌からはちょっと遠いが、せっかく北海道に来るのだから、せめてクジャクチョウやコヒオドシくらいは撮ってきたいという下心があったからだ。
 朝7時40分に札幌駅で集合。バス1台がほぼ満席になる参加者数だった。7時50分にバスに乗り込んで出発した。
 道央自動車道の岩見沢SAで休憩して、三笠ICで下り、山間部の道を「ファーム富田」へ向かう。私たちのバスの座席は運転手さんのすぐ後ろだったので眺めがよい。途中、エゾシロチョウかウスバシロチョウ、あるいはヒメウスバシロチョウかははっきりわからないが、白い蝶が飛んでいるのが見えた。
 「ファーム富田」へは10時頃到着し、2時間ほど滞在することになった。昼食は各自でとることになっているが、私たちは昨夜ホテルに戻る前に駅前のデパ地下で買ったパンを、園内のベンチで飲み物を購入して食べた。北海道にしかいないエゾシロチョウが飛んでいた。チョウはいないかと傾斜地にあるトラディショナル・ラベベンダー畑を上がったり、下がったりして汗をかいた。
 次は「青い池」である。12時半ごろ富田ファームを出発し、30分ほどで着いた。

000_220628157 △富田ファーム Z50 18-140.jpg
ラベンダー畑に翔ぶモンシロチョウ 2022年6月28日 北海道中富良野町 「ファーム富田」

027_220628578 札幌駅 G7X.jpg 27.札幌駅前広場 彫刻「牧歌」
朝7時半の札幌駅前広場。彫刻「牧歌」の群像は昭和35年札幌市出身の彫刻家 本郷新氏の作品である。その説明板には、「作品は北海道の特徴としてポプラの若木、トウモロコシ、スズランを持った3人の少女、子羊を抱いて立つ男性、角笛を吹く男性という5基の等身大の像で構成されている。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO 160 ) 露出補正 なし
028_220628105 〇岩見沢SA キャットミント Z50 18-140.jpg 28.岩見沢SA キアゲハ
バスは道央自動車道の岩見沢SAで休憩となった。花が咲いているところがあったので行って見ると、サルビアのような青紫色の花(Picture This で検索するとキャットミントと出た)に、少々傷んでいたがキアゲハが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 250 ) 露出補正 なし
029_220628107 岩見沢SA Z50 18-140.jpg 29.ばんえい競馬
岩見沢のばんえい競馬の歴史は古く、1889年(明治22年)、岩見澤村競馬山(現・鳩が丘)に競馬場を造成し、翌1891年(明治24年)9月15日に祭典奉納競馬としてばんえい競走が行われている。そのばんえい競馬のモニュメントが置かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 18mm ISO 110 ) 露出補正 なし
030_220628108 X800 岩見沢SA Z50 18-140.jpg 30.三笠市のアンモナイト化石
岩見沢の近くの三笠市は、約1億年前、恐竜が陸上の王者として君臨していた頃、まだ海の底にあった。そこには、たくさんのアンモナイト、モササウルスやクビナガリュウなどの大型爬虫類が生息する、今とは全く異なる世界が広がっていたという。三笠市の桂沢周辺の地層は中生代白亜紀層で構成され、太古のロマンを秘める化石の宝庫として世界的に有名である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 34mm ISO 125 ) 露出補正 なし
031_220628585 X800 〇車窓 三笠 G7X.jpg 31.「三笠市立博物館」
岩見沢SAを出発したバスは、三笠市を走る。バスのガイドさんが、右手に見えた「三笠市立博物館」を紹介し、その屋上から恐竜が顔を出していた。アッという間に通り過ぎる恐竜の顔をカメラに収めるのは難しかった。wikipediaによれば、別名「化石の博物館」とも言われる「三笠市立博物館」は、天然記念物に指定されている「エゾミカサリュウ」の化石をはじめとして、アンモナイト等およそ3,000点以上の展示物を収蔵する。また、炭坑の街として栄えた三笠市の歴史を刻む北海道の資料や、三笠市の豊かな自然を知ることができる屋外博物館なども整備されていると。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO 800 ) 露出補正 なし
032_220628113 X800 〇ファーム富田 キンギョソウ Z50 18-140.jpg 32.「ファーム富田」 赤いキンギョソウ
バスは桂沢ダムのところで、道道116号を左に曲がって、国道452号を芦別から右へ、さらに国道38号を走って中富良野の「ファーム富田」に着いたのは10時少し過ぎていた。園内はおよそ15haあるそうだ。ラベンダーが栽培されている畑のほかにも多くの花が栽培されている。花畑はそれぞれ「花人の畑」、「倖の畑」、「春の彩りの畑」、「秋の彩りの畑」、「彩りの畑」、「森の彩りの畑」、「トラディショナルラベンダー畑」に分かれている。 園内を歩き始める。バスを降りたところの前に広がる「花人の畑」にはいろいろな花が咲いている。これはキンギョソウだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 130mm ISO 180 ) 露出補正 なし
033_220628114 X800 〇ファーム富田 キンギョソウ Z50 18-140.jpg 33.「ファーム富田」 白いキンギョソウ
「花人の畑」には、このほか、ビオラやケイトウ、サルビア、マリーゴールドなど色とりどりの花が咲いていて、眼を楽しませてくれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 125mm ISO 100 ) 露出補正 なし
034_220628123 X800 〇ファーム富田 ハシドイ Z50 18-140.jpg 34.「ファーム富田」 十勝岳連峰を望む
「アルプの舎」のテラスにあるベンチに座り、飲み物を頼んで、持ち込んだパンを食べる。正面には早咲きのラベンダーが咲く畑があり、その向こうに十勝岳連峰が眺められた。花色の違う ようてい、はなもいわ、濃紫早咲(のうしはやざき)、おおむらさき の4っの品種が紫色のグラデーションを作り出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 34mm ISO 100 ) 露出補正 なし
035_220628128 X800 ファーム富田 ハマナス Z50 18-140.jpg 35.ハマナス
ハマナスも咲いていた。ハマナスの花は2mほどの灌木に咲く。花期は初夏から夏(6 - 8月頃)で、枝先に1 - 3個ほど紅紫色の5弁花を咲かせ、甘い芳香がある。花は径5 - 8 cmあり、花びらの先端に少し凹みがあり、中心は雄しべは多数つき、野生のバラとしては大輪で、2 - 3日で枯れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 180 ) 露出補正 なし
036_220628146t X800 〇ファーム富田 ノロッコ号 Z50 18-140.jpg 36.ノロッコ号 -1
「アルプの舎」のテラスでラベンダー畑と十勝岳連峰を眺めながらパンをほおばっていると、ラベンダー畑の向こうをトロッコ列車が走っているのを見つけた。富良野線旭川駅・美瑛駅 - 富良野駅間で1997年(平成9年)6月から運行しているトロッコ列車(臨時列車)である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 63mm ISO 100 ) 露出補正 なし
037_220628143 X800 〇ファーム富田 ノロッコ号 Z50 18-140.jpg 37.ノロッコ号 -2
ノロッコ号は1日3往復しか運行されない。つまり、6回、ここを通るのだが見られたのはラッキーだった。3両編成で機関車はDE15形のディーゼル機関車で 2019年(令和元年)より美瑛の丘をイメージした塗装の機関車で牽引しているそうだが、ここからはその機関車の様子は良く見えない。客車は50系客車をトロッコ仕様に改造し、自然に溶け込むように配慮された茶色(ブドウ色)を配し、レトロ調のイメージとした車両が使用さているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 63mm ISO 110 ) 露出補正 なし
038_220628150 X800 〇富田ファーム Z50 18-140.jpg 38.「トラディショナル ラベンダー畑」
「アルプの舎」の西側に町道があり、その向こう側は傾斜地になっていて、さらにラベンダー畑が続く。そこは「ファーム富田」の原点となった、最も歴史のあるラベンダー畑だった。まだ、あまり花は咲いていないが7月上旬から中旬が見ごろであるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 34mm ISO 360 ) 露出補正 なし
039_220628159 X800 〇富田ファーム Z50 18-140.jpg 39.ラベンダーの花 -1
「トラディショナル ラベンダー畑」のラベンダーの花である。まだまだ蕾が多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 91mm ISO 500 ) 露出補正 なし
040_220628184 X800 〇富田ファーム Z50 18-140.jpg 40.ラベンダーの花 -2
これから開花するラベンダーの蕾である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 130mm ISO 800 ) 露出補正 なし
041_220628161 X800 富田ファーム Z50 18-140.jpg 41.森のラベンダー畑
「トラディショナル ラベンダー畑」の奥には白樺林があり、これから手が入れられる畑もあった。1970年には富良野における香料用ラベンダー栽培がピークを迎えるが、その後、合成香料の技術進歩とともに香料会社がラベンダーオイルの買い上げ中止をするようになり、富良野地方でのラベンダー栽培農家は「ファーム富田」だけとなったそうだ。しかし、1976年にはラベンダー畑が国鉄のカレンダーになり、全国に紹介されて観光客が訪れ始め、今日の人気につながって行った。また、1990年には南フランスのラベンダー生産者組織から「オートプロヴァンス・ラベンダー修道騎士」を授与された。ラベンダーオイル品評会に置いて「ラベンダーオイル おおむらさき」が第1位を獲得した。2008年6月には、隣接する上富良野町に開園50年記念して「ファーム富田 ラベンダーイースト」が開園した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 58mm ISO 500 ) 露出補正 なし
042_220628181 X800 〇富田ファーム エゾシロ Z50 18-140.jpg 42.エゾシロチョウ
道端に咲く黄色い花(クレピスサンクタ?)に白い蝶が止まった。北海道だけに生息するエゾシロチョウだ。北海道ではごく普通種のようだ。だが、本州の高山蝶ミヤマシロチョウに似ていて魅力的である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 250 ) 露出補正 なし
043_220628189 X800 〇富田ファーム Z50 18-140.jpg 43.「カフェ ルネ」
12時を過ぎたので、そろそろバスに戻ろうと「トラディショナル ラベンダー畑」から「ポプリの舎」へ下り、早咲きのラベンダーが咲く「悻の畑」と、「秋の彩りの畑」「春の彩りの畑」の間をゆっくり下って、富良野川の脇を駐車場に向かった。ラベンダーを愛でながら、お茶を飲む人々があった。なお、南側にある、テレビなどでよく紹介される鮮やかな色彩の花の帯がなだらかな斜面を美しい虹のように染める「彩りの畑」は見るのを割愛した。そこは、2009年の7月に訪れている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO 250 ) 露出補正 なし


2021年10月26日

北海道 3泊4日 10月7日~10日 その4 富良野から支笏湖を経て洞爺湖へ

3日目は富良野のホテルを8時30分に出発した。この日行くところは季節によって異なり、8月~9月出発のツアーはラベンダーで有名な富田ファームへ行くが、10月はラベンダーは終わってしまっているので、かなやま湖の紅葉を見に行くという。かなやま湖は、富良野から占冠へ向かう途中にある、治水(洪水調節、不特定利水)と利水(潅漑、上水道供給、水力発電)を目的としたダム湖だが、紅葉はまだ始まっておらず、景色も夕張岳が見えた以外は特に何もなかった。
 11月出発のツアーは紅葉終わってしまっているので、後藤純男美術館へ行くそうだ。日本画家後藤純男が、北海道の厳しい自然に惹かれ道内取材の拠点として同所にアトリエを構えた。平成9(1997)年9月、美術館として開館したのが後藤純男美術館だそうだ。 今回も後藤純男美術館へ行く方が良かったのでなかろうか。
 そこから千歳空港の近くの恵庭市にあるテーマパーク「えこりん村」へ行き、午後は支笏湖をを見て、洞爺湖へ向かう。この日バスは約300km走った。
 3日目の泊りは、2008年(平成20年)に『第34回主要国首脳会議』(北海道洞爺湖サミット)が開催されたことで有名な「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」である。部屋からバス・ローブを纏って温泉大浴場へ行くことが出来た。夕食はフレンチのフル・コースだった。2021年4月28日~11月30日 毎夜8時45分から20分間、ホテルからは右下に見える洞爺湖温泉街近くの湖上で、花火が打ち上げられるとのこと。夕食の後に観たが、下の方で上がる花火はイマイチだった。

000_211009534 X700 かなやま湖 夕張岳 RX10M4.jpg
かなやま湖から眺める夕張岳1,668m 2021年10月9日 北海道夕張市
「夕張岳の高山植物群落及び蛇紋岩メランジュ帯」は国の天然記念物。蛇紋岩メランジュ帯とは、高圧型変成帯や深部断裂帯に産出した蛇紋岩が、深部で形成された変成岩や,地殻深部~中部の岩石を大小のブロックとして包有する産状をいう。

63.かなやま湖
金山ダム(かなやまダム)は北海道空知郡南富良野町、一級河川・石狩川水系空知川最上流部に建設されたダム。国土交通省北海道開発局札幌開発建設部が管理する特定多目的ダムで、空知川の治水と滝川市・富良野地域への水源確保及び電力供給を目的に建設された。1959年五着工し、1967年に完成している。紅葉がきれいということだったが、まだ少し早かった。湖畔にはホテルがあり、夏はカヌーやキャンプ、冬はワカサギ釣りやソリ遊びなどが楽しめるようだ。私たちは展望台から写真のようなかなやま湖とダムを眺めただけで湖畔には行かなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
063_211009527 x800 かなやま湖 RX10M4.jpg
64.「自然体感しむかっぷ」
かなやま湖の展望所から少し走り、国道237号沿いの「自然体感しむかっぷ」という道の駅で手洗い休憩をとった。敷地内にあった農協の倉庫の壁に「シムカップアートキャンプ巨大壁画」と題された、ブラジルサンパウロ出身の画家 で、2014FIFAワールドカップ・ブラジルのオフィシャルデザイナー大岩オスカールという人の大きな絵が4枚描かれていた。その中の1枚。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
064_11009544 X800 自然体感しむかっぷ」農協 RX10M4.jpg
65.「えこりん村」ウェルカムセンター
占冠(しむかっぷ)から道東自動車道に上がった。バスガイドさんが夕張について説明してくれた。夕張市の人口は昭和39年がピークで約11万人であったが、現在は9千人に減っているそうだ。千歳空港に近い裏恵庭の「えこりん村」に着いたのは11時だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
065_211009553 X800 えこりん村 RX10M4.jpg
66.白い顔の羊
「えこりん村」は「びっくりドンキー」で知られる株式会社アレフの子会社「株式会社牧家」によって、2006年(平成18年)4月20日に北海道恵庭市牧場で開業した。東エリアと西エリアに分かれていて、ウェルカムセンターは東エリアだが、西エリアは白いヒツジが多く飼育されている「みどりの牧場」や「水仙とバラとダリアのイギリス庭園」があり見どころが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
066_211009556 X800 えこりん村 RX10M4.jpg
67.「銀河庭園」のベニシジミ
「水仙とバラとダリアのイギリス庭園」は世界屈指のガーデンデザイナーであるイギリス在住のバニー・ギネス女史により「銀河庭園」として作り上げられ、2006年6月にオープンしたそうだ。今の季節はダリアが咲いていた。大分擦れてしまっているベニシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO320 ) 露出補正 なし
067_211009563 X800 えこりん村 RX10M4.jpg
68.「銀河庭園」ヒメアカタテハ -1
ダリアの品種は、現在では約3万種類以上あると言われている。花の大きさは、超巨大輪や巨大輪、大輪、中輪、小輪そして極小輪の6種類がある。花色は赤色やピンク色、そして黄色やオレンジ色など種類が豊富で、花の咲き方や草丈なども品種によって実にさまざまなようだ。私にはダリアかどうかもわからない。ヒメアカタテハが数頭飛び、短い時間吸蜜していく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO320 ) 露出補正 なし
068_211009577 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
69.「銀河庭園」ヒメアカタテハ -2
「銀河庭園」はよく手入れがされている。もっと近づいて、背景を入れて撮りたかったが、吸蜜中のヒメアカタテハは敏感で、叶わなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO250 ) 露出補正 なし
069_211009580 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
70.トレーラーのファームツアー
トラクターの引っ張るトレーラーに乗って、「えこりん村」の中を回るファームツアーがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
070_211009590 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
71.前足を折るアルパカ
  「みどりの牧場」にはアルパカとラマも放牧されている。アルパカは主に体毛を利用するため、ラマは荷物を運ぶために人間と一緒に生活する動物だ。家畜であるアルパカとラマには交雑種が生まれやすいそうだ。見ていると前足を折って、ゴロンと横になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 62mm ISO125 ) 露出補正 なし
071_211009601 X800 〇えこりん村 RX10M4.jpg
72.ゴロンと転がるアルパカ
何故、ゴロンと横になるのだろうか?ネコがゴロンと横になるのは、甘えたいから、くつろぎたいから、暑いからといったことだそうだが、アルパカの場合は何なのだろうか。体の毛に付いた虫でも落としたいのだろうか。でも、草に体を押し付けるような仕草はない。このアルパカの顔を見ていると、くつろぎたいように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 62mm ISO125 ) 露出補正 なし
072_211009604 X800 〇えこりん村 RX10M4.jpg
73.放牧される羊
広々とした牧場でヒツジたちが牧草を食む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
073_211009611 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
74.ミニチュアホースとミニロバ
左側がミニロバで、右側はミニチュアホース。ミニチュアホースは賢く、ペットとしてだけではなく盲導馬としても活躍している。ミニロバは耳が長く、背中に十字模様がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO125 ) 露出補正 なし
074_211009618 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
75.支笏湖畔から見る樽前山
「えこりん村」で簡単に昼食を済ませ、支笏湖畔に着いたのは午後1時半ごろだった。湖畔から樽前山が見えた。樽前山は支笏湖の南側、苫小牧市の北西部に位置する活火山。珍しい三重式活火山として知られている。外輪山の内側に溶岩ドームがある。標高は最高点の樽前ドームで1,041m、この樽前ドームは、立ち入り禁止となっている火口原にある溶岩ドームで、周辺との比高は約120m、最大径は約450mある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 36mm ISO100 ) 露出補正 なし
075_211009628 X800 支笏湖畔 樽前山 RX10M4.jpg
76.支笏湖畔
バスの駐車場から、工事中の支笏湖ビジターセンターの脇を湖畔に下りると、遊覧船、ボート・カヌーの乗り場がある。バスガイドさんがペダルボートを指さして「シベリアから白い大きなハクチョウも来てます」などと冗談を言っている。支笏湖は「日本最北の不凍湖」として有名であるが、これは温かい水が湖の深部に残存していて水面を暖めることにより湖面の水温が下がりにくいので、凍りにくくなっているためだそうだ。しかし、低温の日が続いた場合には結氷することがある。最近の全面結氷は2001年(平成13年)で、その前は1978年(昭和53年)まで遡るという。 湖の周囲は約40km、最大水深360m、平均水深265m。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
076_211009639 X800 支笏湖畔 RX10M4.jpg
77.支笏湖から洞爺への車窓 -1 牛の牧場
午後2時半に支笏湖を出発して、このツアーの最後の宿である洞爺湖の山の上にある「ザ・ウィンザーホテル洞爺」へ向かう。小1時間の走行だ。車窓から放牧された牛が見えた。北海道は広くて大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160 ) 露出補正 なし
077_211009648 X800 支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
78.支笏湖から洞爺への車窓 -2 羊蹄山
山間道路を走る国道230号線を進んでいくと、羊蹄山(1,891m)が見え始め、その左側手前には羊蹄山によく似た形の尻別岳(1,107m)が重なるように見えた。留寿都を過ぎると間近に羊蹄山が眺められた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
078_211009652 X800 ◎支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
79.支笏湖から洞爺への車窓 -3 広大な畑
洞爺湖が近くなり、標高約625mのポロモイ山山頂にある「ザ・ウィンザーホテル洞爺」が見えるよになると、広い畑が現れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO160 ) 露出補正 なし
079_211009656 X800 支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
80.支笏湖から洞爺への車窓 -4 「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」
山の上に建つ「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」が見えると、バスはホテル専用道路に入って登っていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO160 ) 露出補正 なし
080_211009658 X800 支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
81.「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」到着
午後4時20分ごろ、ホテルに到着した。ロビーから洞爺湖が見下ろせる。日のあるうちに順光の洞爺湖を撮っておきたかったので外へ出て、撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
081_211009661m X800 〇ホテルより RX10M4.jpg
82.「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」ロビーより
ロビーからガラス越しに見える洞爺湖の眺めは流石に素晴らしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
082_211009658a X800 ホテルより RX10M4.jpg
83.内浦湾の夕焼け
洞爺湖の反対側には内浦湾が見える。内浦湾は北海道の南西部と渡島半島によって、北と西と南の三方を囲まれた湾で、噴火湾とも呼ばれる。夕方5時、雲に隠れて夕陽は見えなかったが、穏やかな夕焼けを眺めることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 60mm ISO100 ) 露出補正 なし
083_211009669 X800 〇ホテルより RX10M4.jpg
84.「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」ロビー
夕食はフレンチだった。夕食後、8時45分から洞爺湖温泉から打ち上げられる花火を見ようと思い、ロビーから上の階に上がったが花火は小さくしか見えなかった。洞爺湖は真っ暗だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
084_211009117 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg


2020年5月13日

帷子川散歩 道端の小さな花 5月2日

カメラをぶら下げて帷子川に沿って歩く。この季節は足元で小さな花が沢山咲く。いわゆる雑草だがよく見るとそれぞれ可愛い。
 撮ったのは良いが、それらの花の名が判らない。手元にある「美しい小さな雑草の花 図鑑」(写真:大作晃一、文:多田多恵子 山と渓谷社)やインターネットにたくさんある花のページを検索して調べるが、同定が難しい。花の大きさ、色、花期、葉や茎の形などを見比べながら見極めていくが、自信はない。見当をつけたら wikipedia などで確認を試みた。
 色々調べてみて、外来種が多いことを改めて知った。帷子川沿いに散策していたが、途中から集合住宅の中庭に入ったので、雑草だけではなく、園芸種が多くなった。

1.フラサバソウ
オオバコ科の植物。オオイヌノフグリとよく似ているが、オオイヌノフグリより花が小さく、また発芽時期が遅いようだ。別名をツタバイヌノフグリといい、ヨーロッパ、アフリカ原産の帰化植物だそうだ。和名は、フランスの植物学者であるフランシェとサバティエの名前を組み合わせたものだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_001.jpg
2.アメリカフウロ 亜米利加風露
北アメリカ産の帰化植物だが、今では道端でよく見かける雑草だそうだ。手を広げたような葉っぱで見分けがつく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200502_002.jpg
3.ノゲシ 野芥子
ブタナとか、コウゾリナといった同じようなケシ科の黄色い花が多い。注意して見ないとみんな同じに見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO800 ) 露出補正 なし
200502_003.jpg
4.キバナアマ 黄花亜麻
古代より油の原料や亜麻布(リネン)として利用されているアマの花に似ていて、黄色であることで付いた名前だが、これはアマ科キバナアマ属の常緑低木で、主に観賞用である。キバナノアマナ(ユリ科)というのもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_004.jpg
5.ユウゲショウ 夕化粧
和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花する。このショットは11時10分に撮影した。アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、原産地は南米から北米南部。現在は帰化植物として世界の温暖な地域に広く分布し、日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが日本全国に野生化していて、道端や空き地でもよく見かける花になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_005.jpg
6.ムラサキゴテン 紫御殿
同定するのにちょっと手間取ったが、葉っぱからたどり着いた。ツユクサ科の園芸品種で、別名パープルハート、セトクレアセアという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_006.jpg
7.モクシュンギク 木春菊
英語でマーガレットという観賞用のキク科の植物である。マーガレットはなじみのある名だが、どんな花か知らなかった。カナリア諸島が原産地で、17世紀末に欧州に渡る。日本には明治時代末期に伝わり、大正時代から幅広く栽培されるようになった。カンシロギク(寒白菊 ノースポール)というよく似た花がある。これもどちらだろうか見分けが付かない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_007.jpg
8.トキワツユクサ 常磐露草
南アメリカ原産で、日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化していて、外来生物法により要注意外来生物に指定されているそうだ。ツユクサ科。白い花を撮るのは露出が難しい。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO800 ) 露出補正 なし
200502_008.jpg
9.ムラサキツユクサ 紫露草
北アメリカ原産のムラサキツユクサとオオムラサキツユクサの交配種が多いそうだ。写真の花は花びらが反り返っているように見えるので、同定が難しい。20種近くの品種があるらしい。ツユクサ科の園芸品種である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO800 ) 露出補正 なし
200502_009.jpg
10.シラン 紫蘭
ラン科植物には珍しく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。舞岡公園などで見るシランの花はもっと大きいので、別種かと思って撮ったのだが。日本、台湾、中国原産。野生のものは準絶滅危惧種だそうだ。しかし園芸品種として広く普及しており、種子が飛散して栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別は難しいそうだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO320 ) 露出補正 なし
200502_010.jpg
11.サルビアの仲間 来路花
サルビアというと赤い花を連想するが、これはサルビアのブルーセージという品種に似ている。サルビアはシソ科である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_011.jpg
12.コメツブツメグサ 米粒詰草
小さな黄色い花が地面に敷き詰めたられたように咲いていた。マメ科の植物。ヨーロッパ - 西アジア原産で、日本では1930年代に確認された帰化植物。コゴメツメクサ(小米詰草)、キバナツメクサ(黄花詰草)ともいう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
200502_012.jpg
13.ラベンダー(マース)
これも検索するのが難しかった花だ。葉っぱから検索して、まあ、これだろうと行き当たった。シソ科ラベンダーのストエカス系の亜種同士で交配されたマールという栽培種のようである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
200502_013.jpg
14.チェリーセージ
シソ科のサルビアの仲間だ。アメリカ南部・メキシコに分布する低木性のサルビアで、チェリーセージにもいろいろ品種があるらしい。園芸品種だが、帷子川沿いに建つ集合住宅の中庭も歩いたのでこの花を見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO100 ) 露出補正 なし
200502_014.jpg
15.ミヤマオダマキ 深山苧環
キンポウゲ科オダマキ属の多年草で、もともとは北海道~中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布する高山植物だそうだ。園芸品種として改良されたものが山野草として栽培されている。高山性のものとしては栽培しやすいらしい。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO160 ) 露出補正 なし
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16.フリージアの仲間
アヤメ科フリージア属。半耐寒性球根植物の種の一つ で、花の色から「浅黄水仙(アサギスイセン)」、甘い香りから「香雪蘭(コウセツラン)」、その他「コアヤメズイセン」などと呼ばれているという。南アフリカのケープ地方に10種余りが分布しているが、オランダでの品種改良により現在では150以上の園芸品種が存在するそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.カタバミ 酢漿草、片喰、傍食
日本では、地方地方でいろいろな呼び方があり「日本方言大辞典」には180種以上が記録されているそうだ。カタバミ科カタバミ属の多年草。この日はこのカタバミを食草にしているヤマトシジミの写真を撮ろうと思っていたが、全く飛んでいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
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18.ニワゼキショウ 庭石菖
アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。普通みられるものは、アメリカ合衆国テキサス州を中心に分布する多型的な種だそうだ。しかし、明治時代に観賞用として北アメリカから輸入されたものが野生化したのではなく、本来雑草的な種が帰化植物となったものであると言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
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19.イモカタバミ 芋片喰
フシネハナカタバミ(節根花片喰)が基本種で、イモカタバミは独立種として扱われていたが、後にフシネハナカタバミの亜種とされた。カタバミ科カタバミ属の植物。現在は、フシネハナカタバミとイモカタバミは園芸上、まとめてイモカタバミと呼ばれている。黄色いカタバミにピントが合っているが、ピンクの花がイモカタバミで、道端に雑草のように生えている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 155mm ISO100 ) 露出補正 なし
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20.コバノランタナ
ランタナはクマツヅラ科の常緑小低木で中南米が原産で、観賞用に栽培される。和名はシチヘンゲ(七変化)という。コバナランタナは小型で地面を這い赤、紫などの花をつける。学名はランタナが Lantana camara でコバナランタナは Lantana montevidensis である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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21.ローズマリー
和名はマンネンロウ(迷迭香)というがローズマリーの方が通りが良い。地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。wikipediaによれば、生葉もしくは乾燥葉が香辛料、薬(ハーブ)として用いられ、花も可食。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として利用される。 野生のローズマリーには純正種は少なく、ほとんどは変種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2015年4月28日

ツマキチョウざんまい 小石川植物園 4月16日


 小石川植物園に着いたのは11時半だった。気温はぐんぐん上がり、すでにツマキチョウらしき蝶が飛び交っている。今日は絶好のコンディションとなった。
 小石川植物園に来たのは3回目である。初めてきたのは一昨年の秋だった。アサギマダラをはじめツマグロヒョウモン、ミドリヒョウモンなどが いて、蝶の数も多かった。
 2回目は翌年の春で、ツマキチョウを撮りに来た。この時も菜の花に多くのツマキチョウが来ていたのだが、なかなか止まってくれず、良い写真が撮れなかった。今日はその菜の花のポイントで粘ってみようと思う。

  菜の花には、モンシロチョウとツマキチョウが来ていたが、ターゲットはツマキチョウである。翅先のオレンジ色を確認して狙っていった。12時半くらいまで、そこで撮っていたが、シャッターチャンスはそう多くはない。しかし、一応、菜の花で吸蜜する♂と♀を確保したので、昼飯にすることにした。日本庭園の旧東京医学校の手前まで進み日陰にあったベンチが空いていたので座る。気持ちが良い。
  午後1時半、再び菜の花のポイントへ戻った。さっきより、花に止まる個体が増えている。モンシロチョウも4~5頭が絡んで飛んでいる。ツマキチョウのカップルも撮れた。
 菜の花のポイントでは、もっぱらD5300+TAMRON 90mmで撮った。背景がきれいにボケてくれる。

;クリックすると大きな写真になります。 1.セイヨウタンポポに止まったツマキチョウ♂
正門を入るとセイヨウタンポポが地面を覆うように咲いているところがあった。さっそく、ツマキチョウらしい飛び方の蝶がそのセイヨウタンポポの花に止まったところをHS50で押さえた。ローアングルで撮ろうと思ったら逃げられてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 68mm ISO200 ) 露出補正 なし
150428_002.jpg 2.菜の花とツマキチョウ♂ -1
ツマキチョウは菜の花の周りを飛び回っている。なかなか止まって吸蜜しようとはしない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.菜の花とツマキチョウ♂ -2
真横からの位置になってしまった。裏面の唐草模様はこの蝶の特徴の一つだ。速いシャッタースピードで撮れる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンシロチョウ開翅
開いている"と思ったらモンシロチョウだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマキチョウ♀ -1
♀は♂に比べて発生時期が遅れるが、もう♀も羽化していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ツマキチョウ♀ -2
落ち着いて吸蜜している時は、近寄って撮ることができる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.モンシロチョウ群飛
5頭のモンシロチョウが絡み合って飛んでいる。さすがなことにこの仲間にツマキチョウは入らない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.モンシロチョウの塊
絡み合っていたモンシロチョウは菜の花の新芽に止まった、確認はできなかったが多分♀に集まり塊になった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ぶつかり合うモンシロチョウ
躰をぶつけている。意志を伝えているのだろう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.小さなアゲハ -1
今度は菜の花にアゲハチョウの小さな春型がやってきた。ほんとに小さい。ギフチョウよりも小さい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.小さなアゲハ -2
同じ個体。花から花へと飛び回る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.菜の花とツマキチョウ♂ -3
菜の花の高い位置に止まることが多いが、このツマキチョウは低いところで咲く花に止まった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ツマキチョウ♀ 産卵姿勢
菜の花はツマキチョウの食草の一つだった。葉の付け根に産卵しようとしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.モンシロチョウの交尾
モンシロチョウもアブラナ科植物を食草としている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.菜の花とツマキチョウ♂ -4
密集する菜の花の中の方で咲く花で吸蜜する♂もいる。隙間からレンズを向ける。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.菜の花とツマキチョウ♂ -5
一旦、この菜の花のポイントから撤退し、日本庭園のベンチで昼飯にした。小一時間たった1時半ごろ、また、ここに戻ってきた。状況は変わっていないが、花に止まる蝶が多くなっているように思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.菜の花とツマキチョウ♂ -6
午後1時40分、この時刻、ツマキチョウは数は増えているようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ツマキチョウのランデブー -1
産卵しようとしている♀に♂がアプローチしている。良く見ると上にいる♂が首をひねって下にる♀を見ている。こういう写真を撮ったのは初めてだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ツマキチョウノランデブー -2
同じ雌雄。♀の方は産卵姿勢になっている。このカップルは結ばれることはなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.菜の花とツマキチョウ♂ -7
菜の花に止まるツマキチョウが撮りやすくなった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.菜の花とツマキチョウ♂ -8
そういえば正面からの開翅を撮っていない。すぐにチャンスがやってきた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.菜の花とツマキチョウ♂ -9
余裕も出てきて、近寄って開翅を撮ることができた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.菜の花とツマキチョウ♂ -10
この日は菜の花のポイントで思う存分撮影することができた。飛翔写真にチャレンジしてみようかと思ったが、ツマキチョウの動きが素早く難しい。追いかけまわすと、足元の草花を傷めてしまいそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.街のツマキチョウ
午後2時過ぎに小石川植物園を退出し、白山駅へ戻る途中、住宅の玄関に咲くラベンダーの花にツマキチョウが来ていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2009年1月28日

初めてのデジカメ 北海道の蝶 (2)

 OLYMPUS CAMEDIA E-10 というカメラは、当時としては高画素の400万画素で、撮像素子も2/3型と最近のコンデジと比べると大きいので、にじみの少ない絵が撮れる。しかし、起動時間が遅い。シャッターチャンスを逃すこともある。また、4~5枚続けて撮ると、書き込みのために、動かなくなる。蝶の写真は連続してシャッターを切りたいことが多いのでこれも難点である。レンズはF2.0-F2.4と明るい9mm-36mmのズームレンズで、35mm版換算では35mm-140mm相当になっている。可動式のモニターもあり、良いカメラだと思う。また、使ってみたい。
クリックすると大きな写真になります 6.コヒオドシ
層雲峡に泊まった翌日(第3日目 7月19日)、大雪街道を十勝の方に向け進んだ。三国峠近くの空き地で蝶が飛んでいる。コウリンタンポポに来たコヒオドシである。本州では中部山岳地帯にしかいない高山蝶だが、北海道では標高の低いところでもたくさん飛んでいる。

OLYMPUS CAMEDIA E-10
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 シャッタースピード不明 )
以下の写真も同様
クリックすると大きな写真になります 7.オオハナウドに来たホソバヒョウモン
この蝶はよく似ているカラフトヒョウモンとともに北海道特産種である。始めてみる蝶に出会うとワクワクする。
クリックすると大きな写真になります 8.ヒメウスバシロチョウ
関東にいるウスバシロチョウは黄色い襟巻きをしているが、このヒメウスバシロチョウは、それが無く、清楚な感じがする。これも北海道特産種である。
クリックすると大きな写真になります 9.2頭のホソバヒョウモン
ちょっとカラフトヒョウモンとの区別が難しいが、2頭のホソバヒョウモンがハナムグリや他の虫たちと仲良くオオハナウドの蜜を吸っている。
クリックすると大きな写真になります 10.エゾシロチョウ
この蝶も北海道にだけ生息する。本州の中部山岳に棲む高山蝶 ミヤマシロチョウによく似ているが、エゾシロチョウは北海道の普通種である。
クリックすると大きな写真になります 11.美瑛
7月19日は然別湖で泊まった。翌日は家内のたっての望みで美瑛へ行くことにした。狩勝峠を越え、富良野を抜けて着いた美瑛のファーム富田はラベンダーほか、花でいっぱいだった。 この後、旭川空港でレンタカーを返し、空港のすし屋で腹ごしらえをして帰路に着いた。