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2023年8月15日

黒部峡谷鉄道を初体験 ① 2023年8月8日-10日 立山黒部アルペンルートとトロッコ電車・上高地3日間

8月8日、台風の影響が心配だった。沖縄・九州にお住まいの方や、お盆休みで旅行中の人たちにはお気の毒であるが、進路を北に換え、どうやら大きな影響なく出かけることができそうだ。
 朝8時半に東京駅に集合である。家内の脚が不自由なので、余裕をもって家を出る。集合時間の1時間ほど前には東京駅に着いた。朝の、人が少ない東京駅丸の内駅舎や、行幸通りの写真を撮っていた。念のためにと、メールで連絡は届いていた案内書の集合場所を確認したところ、丸の内北口ではなく八重洲北口集合であった。時間に余裕があったので事なきを得た。自由通路を抜けて八重洲北口へ移動し、一目でそれと分かる添乗員さんを見つけ、挨拶をした。
 上野、大宮から乗車する人を含めて、総勢36名の参加者だった。8:30に参加者全員が揃い、9:04発あさま605号に乗車した。上田着に10:28着、旧社名を松本電気鉄道といっていたアルピコ交通のバスが迎えてくれていた。バスは、須坂・小布施・妙高高原、上越高田を経て、名立谷浜SAで休憩した後、日本海側を西へ走り、黒部市で北陸自動車道を降りて宇奈月へと向かう。
 トロッコ電車が出る黒部峡谷鉄道の駅に近い宇奈月の「宇奈月麦酒」というドライブインで昼食のバイキングが用意されていた。これがうまかった。
 ここから黒部峡谷鉄道宇奈月温泉駅へ向かう。15時頃の欅平行トロッコに乗り、約1時間、終点欅平の一つ手前の鐘釣で下車した。滞在予定時間は1時間ほど取られていたが、鐘釣で河原温泉へ向かう途中で雷鳴が聞こえ、雨が降りだしてしまった。

000_30808074 X700 〇黒部峡谷鉄道 G7X.jpg
トロッコ電車を見送る親子 2023年8月8日 富山県黒部市 黒部峡谷鉄道 黒薙駅と後曳橋

001_230808003 X800 〇東京駅朝の丸の内 G7X.jpg 1.朝、7時45分の東京駅丸の内駅舎
横浜からの東海道線は通勤の人たちで結構混んでいた。脚が悪いのでグリーン車を奮発したところ、やっと座ることができた。東京駅の丸の内北口に出て、駅舎を眺めた。駅前広場や行幸通りはきれいに整備されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230808006 X800 〇東京駅朝の丸の内 行幸通り G7X.jpg 2.行幸通り
昨秋、紅葉の季節の「皇居乾門通り抜け」で、皇居乾通り一般公開がされたとき、この行幸通りをまっすぐ歩いて、日比谷通りに出て、二重橋の前を通って、坂下門から乾通りに入った。さすがに朝8時前は歩く人が少ない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
003_230808013 X800 〇東京駅朝の丸の内 G7X.jpg 3.東京中央郵便局
1931年に建てられた地上5階、地下1階の東京中央郵便局は、JPタワーが新築される際、日本郵政側ははじめ、この建物を取り壊し、建て替え工事を行うとの計画だったが、当時の鳩山邦夫総務相が日本のモダニズム建築の重要例であり、重要文化財級の歴史的価値であることから待ったをかけ、現在、当初の建物は、高さ200mのJPタワーに胴巻きのように廻らされて外観部分が残された。保存割合は3割程度だそうだ。JPタワーの鏡面のような面に青空と白い雲が映る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_230808020 X800 東京駅八重洲北口 G7X.jpg 4.八重洲口北口 AKB48
集合場所を丸の内北口だとばかり思っていたが、念のためと確認したところ、なんと八重洲北口であった。時間に余裕があったので、自由通路を通って八重洲口側に出た。7月27日からこの日まで、大丸百貨店の11階催物会場で「AKB48 衣装展」が開催されていたようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
005_230808029 X800 〇北陸新幹線車窓 湯ノ丸方面 G7X.jpg 5.北陸新幹線車窓
浅間山を右手に見て、佐久平をしばらく走ると、何回かチョウの写真を撮りに来たことがある湯の丸方面の山々が見えてきた。少し雲がかかっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_230808032 X800 〇北陸新幹線上田駅通過列車 G7X.jpg 6.上田駅通過列車
上田駅に到着し、ホームを改札口への降り口に向かって歩く途中、上田には停車しない列車が通過していった。連写で撮ったのだが、ほとんどブレていない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_230808036 X800 〇上田ー宇奈月 バス車窓 妙高 G7X.jpg 7.妙高山
バスは上信越道を北上する。しばらくの間、左側に妙高山(2,454m)が見えていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_230808053 X800 〇黒部峡谷鉄道宇奈月駅 G7X.jpg 8.トロッコ電車 宇奈月駅
小さいと言えども電気機関車に客車(トロッコ)が数両牽引されて走行するので、呼びかたは「トロッコ列車」の方が良いように思うのだが、駅舎には「黒部峡谷トロッコ電車」と表記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230808057 X800 〇黒部峡谷鉄道宇奈月駅前 ディスプレイ G7X.jpg 9.トロッコ電車 宇奈月駅のモニュメント
モニュメントといってよいのかどうかわからないが、駅前にトロッコ電車の模型が造られていた。写真に撮ると本物のようだ。記念写真の背景には良さそうに思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 23mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_230808061 X800 〇黒部峡谷鉄道宇奈月駅 山彦橋 G7X.jpg 10.新山彦橋
駅前の展望台から撮った写真に見える左側の橋が新山彦橋だ。旧山彦橋は宇奈月ダムの建設によって黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)は1.7kmの付け替えが行なわれ、今は整備され遊歩道となっている。右側の橋がトロッコ電車が通る新山彦橋である。トロッコ電車は宇奈月駅を発車すると、高さ40m、長さ166mの新山彦橋を渡る。列車の渡る音が山彦になって温泉街に聞こえることから、山彦橋と呼ばれるようになったそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
011_230808061 X800 〇黒部峡谷鉄道宇奈月駅 山彦橋(奥) G7X.jpg 11.遊歩道になっている旧山彦橋
駅舎近くまで戻って、遊歩道になっている旧山彦橋を下に見る。宇奈月駅横が入口で、やまびこ展望台と宇奈月ダム展望台を結ぶ全長1.1kmの遊歩道になっている。右奥に小さく見えているのが、現在トロッコ電車が走る新山彦橋だ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
012_230808069 X800 〇 黒部峡谷鉄道宇奈月駅 G7X.jpg 12.機関車とトロッコ客車の連結
トロッコ客車にEDR形電気機関車が連結された。EDR形は黒部峡谷を走る主力の電気機関車で、通常は2両を連結し、重連で運行している。類似形のEHR形と合わせて 14両が活躍している。EHR形は、昭和50年度のローレル賞を受賞しているそうだ。EHR形は片運転台の車体を2両背中合わせで連結した構成だが、各車体は単機での運転も可能となっている。そのため、EH形と称するものの各車体にそれぞれ別の番号が付番されている。種々の事情により製造はEH101, EH102のみとなり、その後は自由に重連運転のできる両運転台のED形ED23 - ED28の製造に切り替えられた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_230808285 X800 黒部峡谷鉄道 手前が新山彦橋 Rx10M4.jpg 13.山彦橋(旧山彦橋)
トロッコ電車はうなづき駅を発車して、まもなく手前の新山彦橋を渡り、振り返ると山彦橋の上で手を振っている観光客がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 46mm ISO640 ) 露出補正 なし
014_230808291 X800 黒部峡谷鉄道 Rx10M4.jpg 14.宇奈月ダムと湖面橋
黒部川にある宇奈月ダムは、1974年に建設着手され、2001年に竣工している。洪水を防ぎ下流域を災害から守るとともに、豊富な水を水道水や発電に生かす多目的ダムである。資材運搬用道路として架けられた長さ約186m、赤い半円形の湖面橋がダム湖(うなづき湖)のエメラルド色の湖面に架かる。このダム工事に伴い、1981年(昭和56年)12月から1988年(昭和63年)にかけて黒部峡谷鉄道本線の付け替え工事が実施された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO160 ) 露出補正 なし
015_230808294 X800 黒部峡谷鉄道 Rx10M4.jpg 15.新柳河原発電所
1927年(昭和2年)に建設された柳河原発電所が宇奈月ダムの完成により水没することになり、1993年(平成5年)、下流70mの地点で「新柳河原発電所」として生まれ変わった。ヨーロッパの古城を想わせるメルヘンチックな外観が特徴的だ。レマン湖のシヨン城を想起させる。穏やかなダム湖に建つ発電所を眺めながら、トロッコ電車はうなづき湖のほとりを走る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_230808303 X800 黒部峡谷鉄道 Rx10M4.jpg 16.とちの湯
うなづき湖の対岸に「とちの湯」という日帰り温泉施設が見えた。木造施設の建設促進と木材需要拡大を目指して建てられたという。湖に面した露天風呂からは、木々の緑を映した静かな湖面や黒部峡谷の山々、そしてトロッコ電車が峡谷を走るすがたを眺められる。泉質は宇奈月温泉と同じ弱アルカリ性の単純温泉。うなづき温泉から車で10分で来られるそうだ。余裕があれば、ひと風呂浴びて帰るのも悪くない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 53mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_230808313 X800 〇黒部峡谷鉄道 仏石 Rx10M4.jpg 17.仏石
富山県出身の女優、室井滋のナレーションで、沿線の名所案内をする車内アナウンスがあって、ほんの一瞬、右側に、仏の姿に似ている赤い頭巾が目印の仏石が見えた。かつては入山者が道中の安全を祈願したとの言い伝えがあるそうだ。トロッコ電車の車窓から見えるほんの一瞬をとらえた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 53mm ISO200 ) 露出補正 なし
018_230808320 X800 〇黒部峡谷鉄道 Rx10M4.jpg 18.対岸の岩壁の滝
黒部峡谷には幾筋もの細い滝が流れ落ちている。特に名はついていないのか車内アナウンスで紹介がなかった。時刻は15:30。宇奈月から30分ほど乗ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 102mm ISO1000 ) 露出補正 なし

2023年2月27日

日比谷公園と旧法務省赤レンガ① 2023年2月13日 日比谷公園と桜田門

学生時代の先輩・後輩・同期の20名ほどの川柳の会に3年位前から入れていただいている。わたくしは川柳など詠めるセンスは、全くないと思っているのだが、学生時代同じ釜の飯を食った仲間と楽しく過ごせる時間が持てるのがうれしい。座長さんは昨年90歳を迎えられた大先輩でいくつかの俳句の会で活躍されていて、指導してくださる。川柳の会といっても、五七五なら何でもよいという緩い会なのがよい。毎月各人が6句発句し、座長に提出する。何より楽しみなのが集まったその月の句を選句する句会である。食事をし、お酒が入って口が滑らかになったところで、各人思ったことを言っていく。最近はレベルが上がってきて、句を解釈していく過程がとても勉強になる。そのほかにわたくしが毎月1葉の写真を提供し、その写真をもとに五七五を作る「フォト575」というコーナーもある。「フォト575」にも毎月30句近く集まるが、写真がどう詠まれるか、私にはとても興味がある。
 前置きが長くなったが、毎月の句会が行われる場所が、日比谷公園のすぐ近くにある。先日、前夜の気温が氷点下だった日に、日比谷公園の鶴の噴水につららができたと報じられた。翌日に予定されていた句会の日に、いつもより1時間半ほど早く家を出て行ってみたが、その日は朝から暖かく晴れていて気温が上がりダメだった。
 もう一つ写真を撮りたいところがあった。それは旧法務省のレンガ造りの建物である。ただ、午前中は光が逆になり、難しかった。句会は11時半から2時半くらいまで行われる。終わったあと、光の具合はどうかと再挑戦してみた。日が落ちるのは早く太陽が傾くのも早い。
 日比谷公園と法務省の赤レンガの建物に分けて載せる。

000_230217010 X700 日比谷公園 Z50 18-140.jpg
鶴の噴水 2023年2月17日 東京都千代田区 日比谷公園

001_230217001 X900 市政会館 Z50 18-140.jpg 1.市政会館
都営三田線の内幸町駅で下車し日比谷通りと国会通りの交差点に上がる。国会通りを官庁街の方へ歩く。右手に見えるのが市政会館だ。市政会館は後藤・安田記念東京都市研究所が本拠としており、かつて同盟通信社や、その後身の時事通信社が本社を置いたことで知られる。1920年12月に東京市長に就任した後藤新平は、地方自治についての調査・研究を行う独立公正の機関の新設を構想した。建築家8人による指名設計競技の結果、佐藤功一の案が採用され、これをもとに清水組(現・清水建設)が施工し、1929年10月19日に落成した。東京都選定歴史的建造物、千代田区景観まちづくり条例に基づき「景観まちづくり重要物件」に指定されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
002_230217006 X900 日比谷公園 Z50 18-140.jpg 2.鷗 かもめ
まっすぐ祝田通りとの交差点まで行き、国会通りを右へ渡って西幸門から日比谷公園に入る。そこに噴水があり、噴水の中央に彫刻があった。「鷗 かもめ 1986年 作者 淀井敏夫」と書かれたプレートがあった。日比谷公園は、1901年(明治34年)、辰野金吾により本多静六が推挙され、石黒忠悳、福羽逸人、小沢圭次郎等とともに日比谷公園造園委員会が設置され、1902年(明治35年)4月に着工。翌年6月1日に仮開園を迎えたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_230217014 X900 〇日比谷公園 Z50 18-140.jpg 3.雲形池と鶴の噴水
これが鶴の噴水だ。wikipediaによれば、公園のほぼ全域、および公園以東、有楽町駅周辺にかけての一帯は、安土桃山時代以前には日比谷入江と呼ばれる海域だった場所であり、徳川幕府による江戸の都市開発にあたり、神田山の開削で得られた土砂などを使って埋め立てられたものである。現在でも日比谷公園の標高は銀座や霞ヶ関より1mほど低い。鶴の噴水は津田信夫と岡崎雪聲の共作により、開園間もない1905年に完成している。午前中の光は穏やかだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 63mm ISO560 ) 露出補正 なし
004_230217017m X900 〇日比谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 4.ハクセキレイ
雲形池の周囲には野鳥が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_230217022m X900 〇日比谷公園 シジュウカラ Z50 18-140.jpg 5.シジュウカラ
数羽のシジュウカラもいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_230217026 X900 日比谷公園 ヒヨドリ Z50 18-140.jpg 6.ヒヨドリ
ヒヨドリは都会でよく見る個体数の多い野鳥だ。全長は約27.5 cm。飛ぶ姿は大きく見える。wikipediaによれば、日本では周年見られるが、春および秋には渡りが各地で確認される。秋には国内暖地へ移動する個体も多く、10-11月には渡りが日本各地で観察され、房総半島南端、伊良湖岬のほか、関門海峡では1,000羽を越えて渡る群れも観察されるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/650秒 82mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230217103m X900 〇スズメ 日比谷公園 Z50 18-140.jpg 7.スズメ
スズメは群れになっているところを見る機会が多いが、この個体はそうではなかった。最近スズメの数が減ってきているように思うが。wikipediaに、「鳥類の行動や生態を研究している三上修らの推定によると、2007年のスズメの個体数は1990年ごろに比べて少なくとも半減、減少率を高く見積もると5分の1になったと考えられている。50年前の10分の1とも推定されている。しかし減少原因についてはよくわかっていないが、気密性の高い住宅の普及によって営巣場所が減少したこと、農村部でコンバインの普及によって落ち籾(もみ)が減少しそれによる冬季の餌が不足したことなどが可能性として挙げられている。また農村部と比べて都市部において巣立っているヒナの数が少ない傾向が見られており、都市化に伴う餌不足も、減少原因の候補として挙げられている。このように減少はしているが絶対的な個体数はまだ多く、現在の減少スピードであれば数十年後に絶滅してしまうことはないと言われている。」という記述があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 130mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_230217111 X900 日比谷公園 松本楼 Z50 18-140.jpg 8.松本楼
日比谷公園を霞門からいったん出て、旧法務省の赤レンガの建物を見に行ってきた。資料展示室も大雑把に見学し、そろそろ句会の時間になるので再び公園に戻ってきた。一、二度利用したことがある松本楼があった。松本楼は1903年に東京市が現在の日比谷公園を開園するにあたり、銀座で食堂を経営していた小坂梅吉が落札し、日比谷松本楼として6月1日にオープンしたそうだ。終戦後、1951年11月にようやく接収が解かれ、松本楼は再スタートを切る。1971年11月19日、沖縄返還協定反対デモが日比谷公園内で激化し(日比谷暴動事件)、その中で中核派の投げた火炎瓶の直撃を受け、2代目建物も焼失の憂き目にあう。3代目松本楼のオープンは1973年9月26日と再建に約2年を要した。これを機に10円カレーが始まったとされる。わたくしも食べたことのある松本楼のカレーライスは後々まで有名になった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
009_230217112 X900 日比谷公園 松本楼 Z50 18-140.jpg 9.京橋の欄干柱
松本楼から、西幸門へ戻る途中に京橋の欄干があった。説明板には、「この石柱は、明治8年(1875年)築造された京橋の欄干柱(らんかんばしら)で、大正11年(1922年)架け替えの際にここに移されたものです。当時は、橋名を刻んだ親柱もありましたが、昭和9年(1934年)京橋の橋台地が整備されたときそちらへ移されました。」と説明されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230217114 X900 〇国会通り 西幸門前 Z50 18-140.jpg 10.西幸門交差点から国会議事堂を見る
11時15分、国会通りの西幸門交差点に戻ってきた。句会の場所はこのすぐそばの建物にある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230217140 X900 〇桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 11.桜田門
句会が終わり、午前中は逆光だった旧法務省の赤レンガの建物をもう一度撮りたいと思い、日比谷公園の霞門を抜けて桜田通りに出て、桜田門へ向け速足で歩いて行った。日が傾くのが早く、旧法務省の建物は思ったような写真は撮れなかった。桜田門の交差点から、濠を渡ったところに桜田門の高麗門が見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒 30mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_230217141 X900 桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 12.桜田門 高麗門
wikipediaによれば、桜田門は、江戸城の内堀に造られた門の一つで桜田堀と凱旋堀の間にある。昭和36年(1961年)に「旧江戸城外桜田門」として国の重要文化財(建造物)に指定された。特別史跡「江戸城跡」の一画を占める。なお江戸城には内桜田門と外桜田門の2つが存在するが、前者は桔梗門とも呼ばれ、単に「桜田門」という場合には後者を指すことが多い。この門は1663年(寛文3年)頃建築 (寛政重修諸家譜による)、高麗門で、桜田門は本瓦葺髙麗門と櫓門からなる桝形を形づくっている。中に入る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4,5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_230217142 X900 桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 13.桜田門 櫓門 -1
高麗門をくぐると右手に櫓門が見えた。櫓門は1663年(寛文3年)頃建築、脇戸付櫓門(寛政重修諸家譜による)、入母屋造、本瓦葺である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 31mm ISO140 ) 露出補正 なし
014_230217149 X900 桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 14.桜田門 櫓門の門扉
現在の扉の釣金具には「寛文3年(1663年)」の銘が入っている。歴史を感じる重厚な門扉である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 36mm ISO5000 ) 露出補正 なし
015_230217150 X900 〇桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 15.桜田門 櫓門 -2
櫓門の枡形の内側(西側)から撮った。装って写真を撮っている女性がいた。門の向こう側は祝田橋の方向だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 28mm ISO180 ) 露出補正 なし
016_230217159m2 X900 〇日比谷公園 Z50 18-140.jpg 16.アークライト灯の名残り
そろそろ帰ることにしよう。やはり、通いなれた内幸町から都営地下鉄三田線ー浅草線ー京浜急行で横浜に出ることを選択する。祝田門から再び日比谷公園に入る。そこにアークライト灯の跡があった。説明版には「この元アークライト灯は、開園当時の公園灯で園内には10基設置され、1200カンテラの明るさがあったといわれます。これ以外はガス灯70基が設置されていました。三笠山の裾にある水飲みと同じ鋳鉄製で統一されたデザインとなっており、両方とも明治の記念物として1基づつ園内に残っています。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 26mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230217163 X900 日比谷公園 午後 Z50 18-140.jpg 17.自由の鐘
この鐘は終戦直後、連合国軍総司令官だったマッカーサーの提案を受けた米国の市民有志が自由の恩恵を受ける社団法人日本新聞協会に寄付。協会は日比谷公園内に塔を造り、鐘とともに東京都に寄付して、1952年10月24日に安井誠一郎(当時)都知事により除幕式が行われたという経緯がある。しかし、中心部の振り子が失われたこともあり、鐘の音色を響かせることが久しく絶え、青銅製で高さ約1m、直径約1.2m、重さ約1トンある鐘を吊るす高さ約7.6mの塔全体も老朽化で傷んでいたが2011年10月1日に「自由の鐘修復募金委員会」により自由の鐘が60年ぶりに日比谷公園に復活した。英語で記された銘板があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO1250 ) 露出補正 なし
018_230217164 X900 〇日比谷公園 午後 Z50 18-140.jpg 18.午後の鶴の噴水
午後3時半を回っていた。雲形池の鶴の噴水に戻ってきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 65mm ISO180 ) 露出補正 なし
019_230217171 X900 ◎日比谷公園 ヒヨドリ 午後 Z50 18-140.jpg 19.鶴の噴水とヒヨドリ -1
高い木の梢に止まっているムクドリが噴水に舞い降りてくる。勢いよく水を吹く鶴の像の右足元(写真では左側)に羽を広げたムクドリが見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
020_230217194 X900 ◎日比谷公園 ヒヨドリ 午後 Z50 18-140.jpg 20.鶴の噴水とヒヨドリ -2
また、一羽、今度は左足先に来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
021_230217202 X900 市政会館 午後 Z50 18-140.jpg 21.市政会館 入り口
日比谷公園の中を通って市政会館まで戻ってきた。ここは国会通り側の入り口である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 35mm ISO4000 ) 露出補正 なし
022_230217203 X900 市政会館 午後 Z50 18-140.jpg 22.市政会館 日比谷公園側から
1923年の関東大震災後の2029年に竣工したこの建物は、1961年6月から1965年8月に近代化に向け主要附帯設備増・改築工事が実施された。こちらの門は閉ざされている。市政会館の建物は日比谷公会堂(写真の右側部分)が併設され、「市政会館」「日比谷公会堂」は両者が一体となっている珍しい建築物である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし

2023年1月 9日

皇居乾​門​通り抜け ①​ ​2022年12月2日

昨年11月11日、宮内庁から、例年行われていた「皇居乾門通り抜け」が、令和4年11月26日(土)から12月4日(日)までの9日間、秋季皇居乾通り一般公開を実施されるという発表があった。
 皇居乾通り一般公開は、平成26年に上皇陛下の傘寿を記念して、初めて春季と秋季に実施されたもので、大変好評であったことに鑑み、平成27年秋季から、毎年、春季の桜の時期と秋季の紅葉の時期に実施されてきた。令和2年以降は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から取りやめられていたので、今回は3年ぶりの実施となる。
 桜の頃も紅葉の頃も行ったことがないので、是非行ってみたいと思い、天気予報を見て、12月2日に行くことに決めた。予報通り当日は朝の内は曇っていたが、10時過ぎには晴れ間が広がる好天だった。
 皇居乾通りは坂下門を入り代官町通りに出る乾門まで約750mある。当日は東京駅北口から行幸通りを行き、日比谷通りを左(南)に行って、二重橋の方へ向かった。まじかで二重橋を見るのも初めてである。そこから右へ、広場を抜けて坂下門を入ったのは午前10時だった。案内をしてくれる係の方も多人数だった。逆に乾門から坂下門へ通ることはできず、今回は途中から皇居東御苑へ抜ける道も通行できなくなっている。「皇居乾通り一般公開」コース  乾通りのイロハモミジをはじめ、トウカエデやオオモミジ、ベニシダレの紅葉は期待通り美しく、フユザクラ、シキザクラも咲き、歩く人もそれほど多くなく、ゆっくり写真を撮るのを楽しむことができた。

000_221202107 X700 〇乾通り Z50 Z18-140.jpg
皇居の秋 2022年12月2日 令和5年「皇居乾通り一般公開」

001_221202001 X800 〇東京駅 行幸通り G7x.jpg 1.東京駅丸の内北口
横浜から東海道線に乗って東京駅に着いたのは9時20分ごろだった。丸の内北口に出て、駅前を新丸ビルの前へ渡った。新丸ビルの先を右へ曲がり行幸通りを行こうと思う。振り返っ東京駅を見る。平日の朝ということでまだ人通りは少ない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_221202008 X800 東京駅 行幸通り G7x.jpg 2.行幸通りから見る東京駅
イチョウは色づき、路上には落ち葉もあるが、緑の葉もまだ多い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_221202012 X800 〇東京駅 行幸通り G7x.jpg 3.和田倉門交差点
日比谷通りに出た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_221202013 X800 東京駅 行幸通り G7x.jpg 4.馬場先濠に架かる橋を渡る
馬場先濠に面した日比谷通りのイチョウが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO500 ) 露出補正 なし
005_221202022 X800 〇東京駅 行幸通り G7x.jpg 5.内堀通りから見た行幸通り
右手に馬場先濠と和田倉橋を眺めながら内堀通りに出る。信号を渡った先には、「皇居乾通り通り抜け 」の案内係の方がいて、左の二重橋前の方へ誘導してくれた。二重橋前に歩く途中で行幸通りとその先にある東京駅を撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_221202025 X800 〇皇居前広場 G7x.jpg 6.内堀通りのクロマツ
両側は芝生になっていてクロマツが植えられている。皇居前広場は内堀通りから皇居側の玉砂利広場、内堀通り、外堀の間にある芝生緑地で構成されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_221202028 X800 〇皇居前広場 二重橋 G7x.jpg 7.二重橋 -1
案内係の方の誘導で内堀通りを右へ二重橋方面へ入る。途中を右にいくと「皇居乾通り通り抜け」の最初の検問所があた。私は二重橋を近くで見たことがないので検問所を通る前に、二重橋を見てきてよいかと尋ねたところ、OKだった。二重橋を見たあと、改めて検問所を通った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_221202064 X800 〇二重橋 Z50 Z18-140.jpg 8.二重橋 -2
二重橋は、皇居内にある橋の通称である。正確には皇居正門から長和殿へ向かう途上、二重橋濠に架かる鉄橋のことで、本来の名称は正門鉄橋(せいもんてつばし)である。二重橋という名称は正門鉄橋と正門石橋の二つの総称としても用いられているという。知らなかった。写真は正門石橋である。写真の右側に白い壁の伏見櫓が見える。その下に正面石橋が見えるが、よく見るとその欄干の上に重なって正門鉄橋(二重橋)が見える。説明版には、これらの橋は天皇陛下が国会開催などのため外出される際や、外国の君主、大統領、大使来訪などの特別な場合のみ使用されるが、新年や天皇誕生日の一般参賀では一般の人も渡ることができる。と説明されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 74mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_221202076 X800 〇二重橋 Z50 Z18-140.jpg 9.二重橋 -3
皇居の入口には皇居前広場側から見て、石で造られた手前の「正門石橋」と、鉄で作られた奥の「正門鉄橋」という2つの橋がある。写真は正門石橋の左側で、正門が見える。正門位置関係は、外から皇居前広場→正門外石橋→正門→右へ回って正門内鉄橋の左側から右へ渡り→中門→宮殿東庭(新宮殿前広場)→宮殿(長和殿)というルートをたどることになる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 35mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_221202080 X800 坂下門入場口 Z50 Z18-140.jpg 10.坂下門検問
二重橋を見た後、第一の検問を通り、皇居前広場の玉砂利広場を蛤濠に向かって歩き、坂下門の検問所へ向かった。所持品の検査があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_221202081 X800 坂下門と宮内庁 Z50 Z18-140.jpg 11.坂下門
検問所を抜けると左手に坂下門が見えてきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 48mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_221202083m X800 ハマグリ濠と宮内庁 Z50 Z18-140.jpg 12.蛤濠と宮内庁庁舎
濠に架けられた橋を渡り坂下門を入るが、橋から蛤濠と宮内庁庁舎を撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_221202086 X800 坂下門 Z50 Z18-140.jpg 13.坂下門 -1
  江戸時代、西の丸御殿の入り口として使用されていた「坂下門」は、戦国時代以降に築城された城に多く見られる一ノ門(渡櫓門)、二ノ門(高麗門)から成る桝形門で、門をくぐって城内に入り左にある坂を登った所に西の丸御殿(現在は宮殿)があったそうだ。幕府の老中であった安藤信正が襲撃された坂下門外の変はここで起きた。現在の「坂下門」は、明治新政府により渡櫓門のみを残して向きを北面から東面へ90度移動し車通りを良くしている。現在は宮内庁の通用門として使用されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_221202088 X800 坂下門 Z50 Z18-140.jpg 14.坂下門 -2
坂下門の北側は蛤濠になっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_221202092 X800 〇宮殿へ Z50 Z18-140.jpg 15.宮殿入り口
坂下門を入って、宮内庁庁舎のすぐ手前に宮殿への入り口がある。毎年1月2日の新年一般参賀と2月23日の天皇誕生日の一般参賀でテレビでも写される長和殿がある。写真の道から入ると長和殿の北側からになるが、一般参賀では、二重橋を渡って南側の中門から長和殿の前の東庭に入るようになる。2023年1月2日の新年一般参賀の予約受付は11月18日で終わっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 44mm ISO140 ) 露出補正 なし
016_221202099 X800 〇乾通り 富士見櫓 Z50 Z18-140.jpg 16.富士見櫓
坂下門をくぐって、宮殿への道を過ぎると、左手に宮内庁庁舎があり、右側には富士見楼が見えた。ここから乾通りはやや西寄りの北へまっすぐ進む。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_221202102 X800 〇乾通り Z50 Z18-140.jpg 17.乾通り
ようやく青空が広がってきた。紅葉した木々が陽の光を浴びる。乾通りは一方通行だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 78mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_221202110 X800 〇乾通り 山下通り Z50 Z18-140.jpg 18.山下通り
左側に山下通りという道があった。山下通りはまっすぐ進むと宮殿の西側の表御座所へ通ずる。途中で左に曲がると宮内庁庁舎の裏側になる宮殿北車寄に行く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒 115mm ISO320 ) 露出補正 なし
019_221202113 X800 〇乾通り Z50 Z18-140.jpg 19.乾通り イロハモミジ
真っ赤に色づいたイロハモミジが美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 94mm ISO560 ) 露出補正 なし
020_221202123 X800 〇乾通り フユザクラ Z50 Z18-140.jpg 20.フユザクラ -1
フユザクラが花をつけていた。フユザクラという札があったが、wikipediaによるとフユザクラはコバザクラ(小葉桜または木葉桜)の別称だそうだ。マメザクラとオオシマザクラの交雑から生まれたサクラ属の栽培品種のサクラとのこと。また、狭義の冬桜はコバザクラの別名であるが、広義の冬桜は、コバザクラ、コブクザクラ、ジュウガツザクラ、シキザクラなど冬に咲く桜の総称として使われる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO450 ) 露出補正 なし
021_221202125 X800 乾通り フユザクラ Z50 Z18-140.jpg 21.フユザクラ -2
東京での花期は春の4月上旬と秋から冬にかけての10月から12月頃で、この二季咲きが最大の特徴である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし

2022年4月17日

皇居東御苑から千鳥ヶ淵へ その1 皇居東御苑 3月30日

今年は千鳥ヶ淵の桜を見に行きたいと思っていて、天気予報を見ながらこの日に行こうと決めた。
 東京駅の丸の内側駅前広場は長い間工事がされていたが、2017年12月7日に約10年かけた丸の内口の一連の再整備が完了した。行幸通りからの眺めを是非撮りたいと思い、東京駅をスタートした。平日の午前10時、行幸通りを歩く人は少なかった。
 行幸通りを行き、和田倉門交差点をさらにまっすぐ進んで桔梗門から皇居東御苑に入ろうとしたが、桔梗門は工事関係者以外一般の人は入ることが出来なかった。仕方なく内堀通り迄戻り、北へ、大手門から入ることになった。
 同心番所、百人番所から、二の丸雑木林、二の丸庭園、諏訪の茶屋を見て、梅林坂から書陵部の脇を通って北桔橋門に出た。北の丸公園へ行くにはここを出なければいけなったのだが、天守台、大奥跡を左に見て、竹林、石室、富士見多門と歩き、富士見櫓へたどり着いた。千鳥ヶ淵とはずいぶん遠くなってしまったことになる。
 結果、入苑した大手門へ戻ってきていた。係のかたに千鳥ヶ淵へ行きたいのだがと尋ねてみたところ、「北桔橋門を出て内堀通りを左に行けばよかったですね」ということで、大手門から内堀通りを左へ延々と、ジョギング中のランナーを避けながら、再び北桔橋門の前を通って、千鳥ヶ淵へ向かうことになった。
 皇居から北の丸公園を歩き、千鳥ヶ淵へ行こうと考えていたが、皇居東御苑から北の丸公園へ直接入ることは出来ないのだ。
 皇居東御苑の記述にはプレスマンユニオンの「東京とりっぷ」などを参照させていただいた。

000_220330125 X700 桃華楽堂 Z50 18-140.jpg
桃華楽堂の前に並び咲くハナモモの木 2022年3月30日 皇居東御苑

001_220330004 X800 〇東京駅行幸通り Z50 18-140.jpg 1.東京駅丸の内駅前広場
3月30日(水)午前10時に東京駅丸の内北口から、駅前広場に出た。新丸ビル側に渡り、丸ビルとの間を和田倉門に向けて伸びる行幸通りに立ち、東京駅外観を正面から眺めた。この整備が終わった東京駅丸の内駅前広場と行幸通りは 駅前広場と道路空間からなる景観[東京駅丸の内駅前広場から行幸通りに繋がる景観] として 「2018年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 56mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
002_220330002 X800 東京駅行幸通り Z50 18-140.jpg 2.和田倉門交差点付近から東京駅の眺め
幅73m、延長190mの行幸通りはまっすぐ、日比谷通りの和田倉門交差点を過ぎて、さらに内堀通りまで延びる。正式名称は「東京都道404号皇居前東京停車場線」と言うそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
003_220330018 X800 和田倉門 Z50 18-140.jpg 3.和田倉門交差点(日比谷通り)
和田倉門交差点を渡って、内堀通りへと進む。東京駅を振り返る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 82mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
004_220330023 X800 桔梗門(旧桜田門) Z50 18-140.jpg 4.桔梗濠と桔梗門
行幸通りが終わる内堀通りを渡って、お濠(桔梗濠)を右手に見る。左奥に見えるのは富士見櫓。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
005_220330027 X800 桔梗門(旧桜田門) Z50 18-140.jpg 5.桔梗門
内堀通りから行幸通りを背に真っすぐ進むと、桔梗門が見えた。だが、一般の人はここからは皇居東御苑に入ることは出来ない。 桔梗門 は 「桜田門外の変」で井伊直弼が暗殺された外桜田門に対して、内桜田門とも呼ばれている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
006_220330033 X800 大手門へ Z50 18-140.jpg 6.桜田巽櫓
「ここから一般の方はご入場できません。大手門へお廻りください」と言われ、いま来た内堀通りを戻って左へ向かった。桔梗濠の向かいにそびえる二重櫓が桜田巽櫓。ジョギングをする人が多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 58mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220330035 X800 大手門へ Z50 18-140.jpg 7.大手門 -1
すぐに大手門が見えてきた。内堀通りのサクラも満開だった。ぼやけて見えるのは桝形形式の大手門の高麗門だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 58mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220330043 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 8.大手門 -2
大手門は1607年(慶長12年)に完成した江戸城の玄関である。1620年(元和6年)の江戸城修復に際し、伊達正宗や酒井忠世らの力により現在のような高麗門と渡櫓型の櫓門で構成された桝形形式(橋を渡ってから道は鍵型に屈曲する)の城門となった江戸城の正門である。その警備は鉄砲30丁、弓10、長柄(槍)20という厳重なものだったという。現存する入り口側の高麗門は、1657年(明暦3年)の明暦の大火(振袖火事)後の1659年(万治2年)に再建されたものだそうだ。江戸時代の渡櫓門は、残念ながら昭和20年の戦災で焼失している。写真は1968年(昭和43年)に木造復元により再建された渡櫓門。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220330045 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 9.鯱
枡形内に入ると、渡櫓の屋根を飾っていた鯱が展示されていた。刻印に「明暦三丁酉」とあり、1657年(明暦3年)の振袖火事で焼失した後、1659年(万治2年)に大手門が再建されたときのものと推定できるという。昭和20年の空襲で門は焼け落ちたそうだが、鯱だけが残っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_220330051 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 10.同心番所
今回は大手門から皇居東御苑に入ったが、他に平川門、北桔橋門からも入れるそうだ。度重なる火災で江戸城内の建物はほとんど焼失してしまったが、富士見櫓、同心番所、百人番所が現存している。この同心番所は門の外から内に移設されてはいるが、往時の姿を今に伝えている。説明板には、番所とは警備詰所のことだが、江戸城にあった番所のうち、同心番所、百人番所と大番所の3っつが残っている。ここには同心と呼ばれる武士が詰め、登城者の監視に当たっていたとあった。同心は、江戸幕府の下級役人のひとつ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_220330054 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 11.中之門石垣
皇居内の石垣は特別史跡「江戸城跡」に指定されていて、「本丸中之門石垣」修復工事は平成17年8月から、平成19年3月にかけて行われた。石垣には江戸城の中でも最大級の巨石が使用され、目地(隙間・継ぎ目)がほとんどない、各段の高さを水平に揃えて積んだ整層積(布積み=ぬのづみ)の美しい石垣としている。構造上は少し弱くなるが、本丸御殿への大名の登城ルートとして、見た目の美しさが優先されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 20mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220330057 X800 大手門 百人番所 Z50 18-140.jpg 12.百人番所
百人番所は、数少ない江戸時代から残る江戸城の遺構で、検問するだけでなく、幕府直轄の精鋭部隊、鉄砲百人組が有事に備えて詰めていた。警備を担当したのが、徳川家と縁故のある甲賀組、伊賀組、根来(ねごろ)組、廿五騎(にじゅうごき)組。当然のことながら昼夜交代で詰めていた。与力20人、同心100人が詰めていたが、各組の同心100人が配備されたのがその名の由来となっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220330063 X800 大手門 百人番所 Z50 18-140.jpg 13.中之門跡の石垣
百人番所の右手に中之門跡があった。中之門は、本丸の玄関となる中雀門と一体となって一つの大きな虎口(曲折して出入りする狭い通路)を作り、百人番所や大番所とともに本丸護衛として重要な役割を果たしていた。門から離れたところでは石積みの方法が違っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
014_220330081 X800 二の丸庭園 Z50 18-140.jpg 14.二の丸雑木林から二の丸庭園へ
大番所跡を見落とすことになってしまったが、中之門跡からではなく、手前の百人番所の前から北へ入った。二の丸御殿跡にある二の丸雑木林。2代将軍・徳川秀忠が死去した後の1636年(寛永13年)には二の丸御殿が建てられ、東側に庭園が配置された。現存する庭園は往時の庭園を昭和43年に復元したものだそうだ。昭和天皇の発案で、武蔵野の雑木林をできるだけ自然に近い形で復元している。手前のサクラの花を明るく撮ろうと、内臓フラッシュを発光してみたが、効果はなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f14 1/200秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220330086 X800 二の丸庭園 Z50 18-140.jpg 15.二の丸庭園
9代将軍・徳川家重時代の庭絵図面をもとに復元した池泉回遊式庭園があり、全国から集められた各都道府県の木260本も植えられている。現在の二の丸池にはコウホネ、ヒメコウホネ、ヒツジグサ、赤坂御用地の池から移したアサザが生育している。小堀遠州の作といわれる庭園の池水は、古い絵図と比べてもほぼ二の丸池と同じ場所にあるそうだ。池に関しては大名庭園時代の池泉をそのまま活用したと推測できるという。菖蒲田には昭和41年に明治神宮神苑から株を譲り受けた84品種の花菖蒲が植栽されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 31mm ISO110 ) 露出補正 なし
016_220330095 X800 二の丸庭園 カイドウ Z50 18-140.jpg 16.諏訪の茶屋とカイドウの花
池を右手に北へ進むと、紅色の花が目についた。ツツジかなの思って近づいてみるとカイドウの花だった。諏訪の茶屋は、二の丸庭園にある風雅な茶室である。火災などで焼失後、11代将軍・徳川家斉の時に創建されている。かつては吹上御苑(西の丸西側、現在の御所などのある一帯)にあったが、昭和43年、皇居東御苑の整備の際に移築された。建物は、明治45年に再建されたが、その当時、その場所に諏訪社があったことから諏訪の茶屋という名前が付いている。茶室としての利用はできない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 20mm ISO110 ) 露出補正 なし
017_220330101 X800 二の丸庭園 Z50 18-140.jpg 17.諏訪の茶屋
諏訪の茶屋の西側に回り込むとその入り口の木戸があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220330104 X800 梅林坂 Z50 18-140.jpg 18.梅林坂の石垣
西側の道に出て天神濠を右手に、石垣のある梅林坂を上がる。梅の開花期である2月上旬頃には石垣と梅の花という絶景スポットになる。もともと、太田道灌が江戸平河城を築城した際に、領地である川越の三芳野神社から祭神である菅原道真の分霊を勧請して天満社を創建したのが始まりという歴史ある梅林だそうだ。その太田道灌が1478年(文明10年)に、菅原道真を祀った際に、梅の木100本をここに植えたのが梅林坂の始まりとか。梅林坂の下から本丸方面にかけて50本ほどの梅が植栽されているが、この梅は皇居東御苑開園に先駆けて、昭和42年に植えられたものという。50年を経て立派な梅に育っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_220330111 X800 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 19.北桔橋門(きたはねばしもん)の桜
皇居書陵部の前を通って北桔橋門へ向かう道の、平川濠沿いのサクラがきれいだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220330117 X800 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 20.北桔橋門 -1
江戸城本丸の大奥、天守部分から外部に直接通じる門が北桔橋門である。門の横の内濠(平川濠・三日月濠)は防御力を高めるためにほかよりも深く、石垣は最も堅固になっている。北桔梗門の内側からその石垣と濠を見た。石垣は江戸城の城壁の中でも最も高く高さは18.5mもある。地震などの揺れにも強い自然石を積み上げる野面積み(のづらづみ)になっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_220330118 X800 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 21.北桔橋門 -2
一旦、北桔橋門を出て、濠にかかる橋の上から北桔橋門を撮った。当時の北桔橋門は、通常は橋を跳ね上げた形で、使われることがなく、いざという時の脱出路の確保としての門となっていた。現在の門は冠木門(笠木を柱の上方に渡した屋根のない門)である。現在では大手門、平川門と同様に、宮内庁が管理する皇居東御苑(江戸城の本丸・二の丸・三の丸)の入城門となっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
022_220330124 X800 桃華楽堂 Z50 18-140.jpg 22.「桃華楽堂」とハナモモ
北桔梗門から本丸跡へ入っていくと「桃華楽堂」が見えた。「桃華楽堂」は昭和41年2月に音楽好きの香淳皇后(昭和天皇の皇后)の還暦記念として建設された200名収容の音楽ホールだ。鉄仙の花弁を形どったといわれる屋根と八面体の珍らしい建物。その西側に植えられたピンクや赤・白の花のハナモモがいま、あでやかに咲いている。名前の「桃華」の由来は、香淳皇后さまの御誕生日が3月で桃の節句に因んだ桃、華の字は十が六個と一で構成されていることから還暦(数え年61歳)を意味するということで命名されたといわれている。楽堂の建物も名前も、そして傍らに植えられたハナモモの木も、人々の目を引きつける優美な佇まいである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 59mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_220330131 X800 天守台 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 23.天守台から見た北桔梗門
右手(西側)に天守台があったので上がってみる。江戸城本丸北隅にあった天守閣は、東西約41m、南北約45m、高さ11mの天守台に建てられていた。日本最高だったという高さ51mの天守を支えた江戸城天守台は黒田長政が築造を担当し、石垣は、南部、津軽の二候が築いたとされている。現在、皇居東御苑内に修復、保存され、天守台の上に登ることができる。天守台から北側に北桔梗門が見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_220330136 X800 天守台 Z50 18-140.jpg 24.天守台
天守台は1606年(慶長11年)に完成し、翌年五層の天守(慶長天守閣)が大手門とともに完成している。家康時代の慶長天守台・天守閣は現在の天守台遺構の南側、富士見多聞のあたりに位置していたそうだ。1922年(元和8年)に2代将軍秀忠が本丸拡張工事を実施、さらに1637年(寛永14年)、3代将軍・徳川家光は天守台・御殿を修築し、翌年には「寛永度の天守」が完成た。現存する天守台は、その寛永期天下普請の遺構がベースになっているそうだ。1657年(明暦3年)に起こった「明暦の大火」(振り袖火事)の飛び火で本丸、二の丸、三の丸はほぼ全焼。その後、江戸城の天守は泰平の世でもあり、経済的な理由もあって再建されることはなかったのだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_220330145 X800 天守台 Z50 18-140.jpg 25.ミツバツツジ
天守台の南側、竹林の手前にミツバツツジが咲き、その奥にシャクナゲが咲くところがあった。西桔梗門跡に近い、「手洗い所」がある辺りである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 48mm ISO110 ) 露出補正 なし
026_220330147 X800 大奥跡 Z50 18-140.jpg 26.本丸 大奥跡
富士見櫓に向かって進む。左側に本丸、大奥跡の芝生が広がる。徳川幕府の中枢となる政庁が江戸城本丸の御殿だが、表御殿・中奥から御鈴廊下でつながっていたのが大奥だった。残念ながら、往時を偲ぶものは何も残っていないそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 24mm ISO110 ) 露出補正 なし
027_220330167 X800 富士見櫓 Z50 18-140.jpg 27.富士見櫓
石室、富士見多門を見て、富士見櫓へ出た。富士見櫓は江戸城遺構として残る唯一の三重櫓。現存する三重櫓は、1657年(明暦3年)の明暦の大火(振袖火事)での焼失後、1659年(万治2年)の再建。どの角度から見ても同じような形に見えることから、「八方正面の櫓」の別名もある。天守焼失後の「代用天守」の櫓ともいわれている。富士見櫓の上からは、その名の通り富士山をはじめ、秩父連山や筑波山、江戸湾(品川沖など)、さらには将軍は両国の花火などを眺望したのだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 40mm ISO110 ) 露出補正 なし
028_220330172 X800 富士見櫓 Z50 18-140.jpg 28.ボケ
手入れされた絞りのボケの花がきれいに咲いていた。全く方向音痴になってしまっていて、この辺りから北の丸公園・千鳥ヶ淵へ出られるのではないかと思って歩いていたら、中之門跡に戻ってきてしまっていた。結局、一回りして入苑した大手門に戻り、これから入る人たちの手荷物検査をしていた係のかたにたずねたところ、「内堀通りを左回りに歩いて行ってください」ということになってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 115mm ISO360 ) 露出補正 なし
029_220330185 X800 内堀通り 平川門 Z50 18-140.jpg 29.平川門
大手門を出て、内堀通りを左へ歩いて行くと、地下鉄の竹橋駅の近くで次の門である平川門に出た。太田道灌が江戸城を築いた15世紀には、江戸湾に面した現在の平川門周辺には、上平川村、下平川村という村があったのが平川門の名の由来という。太田道灌の時代から門が築かれていたと推測され、3代将軍・徳川家光の治世である1635年(寛永12年)、高麗門(外側の第一門)、渡櫓門(内側の第二門)を備える強固な枡形門のスタイルとなった。江戸城三の丸の正門で今も濠には木橋が架かっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 34mm ISO110 ) 露出補正 なし
030_220330193 X800 〇内堀通り 平川門 Z50 18-140.jpg 30.平川門の木橋
平川門は現在では大手門、北桔橋門と並んで、皇居東御苑(本丸・二の丸・三の丸)の入苑口のひとつになっている。木橋が往時のように残されるのは江戸城でもここだけだそうだ。現在の木橋(全長29.7m、幅7.82m)は台湾産のヒノキ材を使って昭和63年に再建されたもの。橋台は石造り、脚桁には鉄骨が使われているが、親柱の擬宝珠(ぎぼし)には、寛永や慶長などの銘が彫られており、往時のものが使われていることがわかるそうだ。長くなってしまった。ここら先は次回に回す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年1月17日

東京駅丸の内イルミネーション 12月21日

神楽坂での忘年会のあと、東京駅丸の内のイルミネーションを見たいと思い、JR飯田橋駅から総武線に乗って、お茶の水で乗換え、東京駅へ向かった。東京駅に4時過ぎに着いたが、まだ、イルミネーションが点灯されるまでには時間がある。
 丸の内南口の 「KITTE」の中に入った。5階まで吹き抜けのアトリウムには、天井から今年(2019年)リニューアルされたクリスマスツリーのイルミネーションが下がっていた。「KITTE」の案内所でイルミネーションは何時に点灯されるか尋ねてみたら、17時とのことだった。それまでの間、「KITTE」の中にある東京大学が1877年(明治10年)の開学以来蓄積してきた、学術標本や研究資料といった学術文化財が 展示されている「インターメディアテク」(日本郵便株式会社および国立大学法人東京大学による産学連携プロジェクト)を見学した。トリバネアゲハの標本も展示されていた。屋上庭園にも上がって、東京駅丸の内を俯瞰した。
 夕方5時になり、東京駅周辺も暗くなってきたので、「KITTE」を出て駅前広場に出る。

東京ミチテラス2019HP 会場mapより ブログ用.jpg
東京ミチテラス 2019 ホームページ 会場map より

まず、行幸通り を東京駅へ向かって歩いてみたいと思い、皇居(日比谷通り)まで出ようと思ったが、丸の内仲通りの「丸の内イルミネーション 2019」へ行く人たちを整理するため、丸ビル、新丸ビルの前の通りを反対側に渡ることが出来ない。丸の内北口のほうへ回って渡るよう誘導された。丸の内仲通りの人の流れに加わって進んだが、行幸通りに皇居側の端から入りたいと思い、右へ曲がって日比谷通りに出た。しかし、行幸通りの入口は整理スタッフがいて入れないようになっていた。止む無く行幸通りの先の郵船ビルディングの通りを左へ、東京駅に向かって歩き、何のことはない再び丸の内中通りに出た。ここも左に折れて行幸通りへ行くことはできない。仲通りを右へ、「丸の内イルミネーション 2019」が煌めき大勢の人たちがゾロゾロ歩く通りを馬場先通り(有楽町方面)のほうへ写真を撮りながら進む。
 だが、どうしても行幸通りを歩きたいので、どうすれば入れるのか警備の人に聞いてみた。結果、再び北口のほうへ戻され、「丸の内イルミネーション 2019」を見る人たちの列の最後尾にならび、さっき右へ曲がってしまったところをまっすぐ進んで行幸通りに出ることが出来、右へ(日比谷通りの方)誘導され、行幸通りを東京駅に向かって歩く列の最後尾に付き、やっと「東京ミチテラス 2019」を歩くことが出来た。

1.「KITTE」ビル アトリウム
「KITTE」(日本郵便が展開する商業施設)に入ると吹き抜けになった広場には、天井から、クリスマスツリーをイメージした水引イルミネーションが下がっていた。エスカレータで5階まで上がり、上から眺めた。ライブ演奏も行われていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
191221_012.jpg  
2.水引イルミネーション
水引イルミネーションのクリスマスツリーは、長野県飯田地方に伝え続けられてきた伝統工芸「飯田水引」の紙紐が使用されているという。世界と日本、人と人、心と心を「むすぶ」という「KITTE」の想いを、一つひとつ、職人の手によって編まれた日本の伝統工芸 "水引" で表現されている。

   Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/125秒 27mm ISO320 ) 露出補正 なし
191221_013.jpg
3.東京駅丸の内
東京駅丸の内南口にある「KITTE」の6階から屋上庭園へ出て、東京駅丸の内駅前を眺めた。写真で2本の緑地が見える右側が中央口である。時刻はごご4時25分だ。左寄りの黒っぽい大きなビルが新丸ビル。その新丸ビルと、写真では見えないが、左手前の丸ビルの間に皇居に向けて行幸通りが通る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
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4.東京駅丸の内 北口
屋上庭園を左の方へ移動し、北口駅舎を見る。その向こうに右から、丸の内ホテル、丸の内オアゾ、日本生命丸の内ビルが見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
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5.東京駅丸の内駅舎
「KITTE」を出る。4時50分、大分暗くなってきた。都営バスの発着場所の前まで来て、丸ビルの前あたりから駅舎を撮った。背後の丸ビルは、通りの向こう側にあり、その通りはすでに規制されて渡ることはできなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
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6.東京オリンピックまであと何日
中央口のあたりだっただろうか、この時、"東京2020オリンピック競技大会開会式まで 216日と3時間7分20秒" と表示された電光表示板が輝いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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7.東京駅丸の内駅前のイルミネーション -1
丸の内中央口辺りである。残っているイチョウの葉を映し出すようにイルミネーションが輝きだした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 76mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.東京駅丸の内駅前のイルミネーション -2
恥ずかしながら撮った場所を失念してしまった。今日は土曜日だ。だんだん人出が多くなってきた。クロスフィルターを使ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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9.行幸通りの人出
私はまだ行幸通りに入れていない。遠巻きに行幸通りの人波を撮った。イチョウとイルミネーションは兎も角として、クロスフィルターの放光の向きがイマイチうまくなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 102mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_020.jpg
10.「丸の内イルミネーション 2019」 -1
日比谷通りまで行っても行幸通りには入れず、再び丸の内仲通りとの交差点に出る。左側が行幸通りだが、規制されて入れない。右のほうへ「丸の内イルミネーション」を歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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11.「丸の内イルミネーション 2019」 -2
どうしても行幸通りの「東京ミチテラス 2019」に入りたいので、丸の内仲通りは100mほど進んだところで引き返す。いったん東京駅のほうへ戻る。北口の先からもう一度丸の内仲通りへ入り、「東京ミチテラス 2019」への入りかたを警備の人に聞いた。真っすぐ進むと、今歩いた道に戻るので、行基通りの上を右に曲がって皇居のほうへ進み、日比谷通りから行幸通りに入るということだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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12.「丸の内イルミネーション 2019」の人波 -1
時刻は5時40分。行幸通りの上から、丸の内仲通りの 「丸の内イルミネーション 2019」馬場先通り方面を改めて眺めたが、凄い人だ。 ここで右に曲がって、行幸通り「東京ミチテラス 2019」の皇居側入り口へ行くことが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 84mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_023.jpg
13.行幸通り「東京ミチテラス 2019」 -1
やっと行幸通りに入り、東京駅丸の内駅舎へ向かって歩く。ここはイルミネーションは大したことはないが、いろいろ光のアトラクションがある。 「東京ミチテラス 2019」のホームぺージには「 美しい躍動する光と映像のインスタレーションを展開します」とあった。ライブパフォーマーが会場を盛り上げている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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14.「東京ミチテラス 2019」東京駅前広場 -1
東京駅丸の内駅前広場では、LEDで構成された「ひかりのツリー」が続く。行幸通りの延長上で「KITTE」の屋上庭園から眺めた駅前広場の緑の帯の辺りだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_025.jpg
15.「東京ミチテラス 2019」東京駅前広場 -2
   駅前広場一帯がシャンパンゴールドの光に包まれたロマンティックな光景へと生まれ変わり、LEDの光のボリュームで、ツリーの美しいフォルムが浮び出されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_026.jpg
16.行幸通り「東京ミチテラス 2019」 -2
行幸通りを振り返ると、スクリーンを使った映像と、照明による演出と、LEDにより幻想的な空間「ひかりのドレープ」が創出されていた。 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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17.「丸の内イルミネーション 2019」の人波 -2
行幸通りの行き止まりは、駅前広場の撮影スポットになっていて、その先には進めない。右へ出て丸の内仲通りの人波を再度見て、東京駅南口へ向かう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/160秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_028.jpg
18.街灯とイチョウ
イチョウの葉が街頭で透かされて、きれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/80秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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19.東京駅丸の内 駅前広場
南口の「KITTE」の手前から中央口、北口を眺める。シャンパンゴールドに輝くツリーを見納めた。この日は神楽坂の忘年会から始まり、赤城神社、善國寺、「KITTE」のアトリウムの水引イルミネーションと 「インターメディアテク」 、そして少々行ったり来たりしてしまったが、「丸の内イルミネーション 2019」 と「東京ミチテラス 2019」を見て歩いた有意義な1日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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2013年12月22日

丸の内イルミネーション 12月11日


  気心の知れた友人6人で年に2~3回、酒を酌み交わす会がある。これもその中の一人が幹事を引き受けてくれて毎回お膳立てをしてくれているからこそ、継続的に開催できる。嬉しいことだ。ずっと幹事を引き受けてくれている友に感謝している。
  その会が12月11日に新橋であった。夜6時集合だが、せっかく東京方面に出かけるのだからと、話題になっている丸の内仲通りのイルミネーションを見ていこうと、4時半ごろに東京駅に着いた。イルミネーションは5時に点灯する。点灯する前に仲通りを先に進んでおいて、点灯したら撮りながら東京駅に戻ってきて新橋に行こうと考えた。
  D5000+Σ17-70mmにクロス・ライト・フィルターを付けた。

1.東京駅丸の内北口
4時30分、ちょうど日没のころ、東京駅に着いた。この日は北口に出る。北口のドームにも灯りが入り始めた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.3 1/125秒 27mm ISO1100 ) 露出補正 なし
東京駅丸の内北口;クリックすると大きな写真になります。
2.「KITTE」のクリスマスツリー
先月末、訪れた「KITTE」(元東京中央郵便局跡)では、1階から5階への吹き抜けに設けられたクリスマスツリーがまだ、作成中だった。もう出来たのかなと思い寄ってみた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F2.8 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
「KITTE」のクリスマスツリー;クリックすると大きな写真になります。
3.新丸ビル
ビルにも灯りが灯り、一番美しく見える時間帯になろうとしている。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.5 1/125秒 34mm ISO2800 ) 露出補正 なし
新丸ビル;クリックすると大きな写真になります。
4.東京駅丸の内南口
まだ、帰宅を急ぐサラリーマンの人たちは少ない。ドームの中は温もりが感じられる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F2.8 1/125秒 17mm ISO1100 ) 露出補正 なし
東京駅丸の内南口;クリックすると大きな写真になります。
5.三菱一号館美術館
先月末TOKYO SKY BUSに乗って眺めた旧三菱1号館ビルの美術館の脇を歩く。十分な光量がない。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.5 1/50秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
三菱一号館美術館;クリックすると大きな写真になります。
6.丸の内仲通り
日比谷通りの東京駅寄り1本手前の通りが丸の内仲通りだ。イルミネーションはまだ点灯していない。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.0 1/60秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
丸の内仲通り;クリックすると大きな写真になります。
7.イルミネーション点灯
午後5時になって、イルミネーションは一斉に輝いた。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.8 1/125秒 40mm ISO2500 ) 露出補正 なし
イルミネーション点灯;クリックすると大きな写真になります。
8.LEDのイルミネーション
ホーム・ページによると従来型LED電球の3倍の照度を持つLED電球に電力コントロールするシステムを加えることで、約1/3の使用電力で従来型 LED電球と同等の明るさを得ることに成功したそうだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.2 1/80秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
LEDのイルミネーション;クリックすると大きな写真になります。
9.高級ブランド店が並ぶ丸の内仲通り
今まで、大手町から有楽町まで続く丸の内仲通りを歩くことはなかったと記憶しているが、高級ブランド店が数多く並んでいる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.0 1/100秒 50mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
高級ブランド店が並ぶ丸の内仲通り;クリックすると大きな写真になります。
10.イルミネーションとモミジ
見上げると、イルミネーションの光とモミジの淡いオレンジ色が絡んできれいだった。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.0 1/40秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
イルミネーションとモミジ;クリックすると大きな写真になります。
11.人出
5時半に近くなった。イルミネーション見物の人の数が増えた。有楽町と大手町を結ぶ約1.2kmの丸の内仲通り沿いの街路樹約240本に、上品に輝く丸の内オリジナルカラー シャンパン・ゴールド色のLEDは約104万球とのことだ。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F4.2 1/60秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
人出;クリックすると大きな写真になります。
12.「KITTE」脇にもイルミネーション広場
そろそろ、東京駅に戻って、新橋へ移動しないと会合の集合時間に間に合わない。適当に右へ入って東京駅に向かう。「KITTE」(JPタワー)の脇に出た。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.3 1/80秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
「KITTE」脇にもイルミネーション広場;クリックすると大きな写真になります。
13.南口ドームに続く南ウイング
駅舎の南ウイングから南口ドームを見る。空はすっかり暗くなっていた。南口から入り、JRで新橋へ。人身事故があったとかで山手線、京浜東北線が止まっていた。東海道線を利用。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F3.0 1/40秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
南口ドームに続く南ウイング;クリックすると大きな写真になります。


2013年12月 8日

東京いろいろ -1 11月28日


 ある集まりがあって、数人で東京駅丸の内南口前の商業施設「KITTE」で昼食をすることになった。少し早めに集まって、新しくなった東京駅丸の内駅舎を、中から、外から眺めたあと、和田倉門跡あたりをウロウロした。
  そのあと、東京中央郵便局で記念切手など、郵趣商品を物色したあと、予約した時間になったので「KITTE」5階のレストランへ行く。旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生した部分と新築部分からなるJPタワーの、地下1階から地上6階までの7つのフロアが「KITTE」のフロアである。

1.東京駅丸の内南口通路
丸の内南口のドームの下で待ち合わせたが、少し時間があったので、改札口手前の右側にある通路に展示されている、東京駅丸の内駅舎復元工事の写真などを見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/60秒 8.1mm ISO400 )
東京駅丸の内南口通路;クリックすると大きな写真になります。
2.丸の内中央口
南口側から中央口を眺める。この日は日の丸が掲揚されていた。東京駅丸の内駅舎復元については、昨年10月に、また、東京駅丸の内駅舎ライトアップは同じく12月に写真を撮りに行き、ブログに載せている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/360秒 11.1mm ISO200 )
丸の内中央口;クリックすると大きな写真になります。
3.丸の内JPタワー
旧東京中央郵便局舎が一部保存された丸の内JPタワーが竣工したのは昨年の5月31日だ。写真の手前の時計のある白いところが、旧東京中央郵便局の保存・再生部分で、この地下1階~6階部分が商業施設「KITTE」になっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 12.4mm ISO100 )
丸の内JPタワー;クリックすると大きな写真になります。
4.北口側からの眺め
新丸ビルの前あたりから、丸の内駅舎を眺める。さらに新丸ビルの7階テラスへ上がって、東京駅丸の内駅舎を上から眺めようと上がろうとするが、エレベーター前にショップやレストランは11時からとなっていて、上がることが出来ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/1000秒 7.9mm ISO200 )
北口側からの眺め;クリックすると大きな写真になります。
5.丸の内から和田倉門へ 日本工業倶楽部
丸の内には歴史を感じさせる建物があるが、これは日本工業倶楽部の建物。正面屋上には小倉右一郎作の2つの人像が置かれ、戦前の日本経済の中心であった石炭(ハンマーをもった男性)と紡績(糸巻きを持つ女性)を表現しているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/160秒 5.2mm ISO100 )
丸の内から和田倉門へ 日本工業倶楽部;クリックすると大きな写真になります。
6.和田倉門あと
和田倉門交差点で日比谷通りを渡り、堀にかかる橋から日比谷通りを眺める。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 9.4mm ISO125 )
和田倉門あと;クリックすると大きな写真になります。
7.和田倉噴水公園
和田倉門を入り、石垣の脇を右手に進むと、和田倉噴水公園があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 4.6mm ISO200
和田倉噴水公園;クリックすると大きな写真になります。
8.和田倉噴水公園から富士見櫓を望む
吉田茂書という皇太子殿下御成婚記念の石碑があり、そこから、内堀通り、桔梗濠(堀)越しに富士見櫓が見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 29.2mm ISO400
和田倉噴水公園から富士見櫓を望む;クリックすると大きな写真になります。
9.丸の内のビジネス街
日比谷通りに並んで建つビル群

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/750秒 6.0mm ISO200
丸の内のビジネス街;クリックすると大きな写真になります。
10.石垣と桜の紅葉
今年は桜の葉の紅葉がいつもの年よりきれいに思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/115秒 21.6mm ISO400
石垣と桜の紅葉;クリックすると大きな写真になります。
11.東京銀行協会ビル
再び東京駅へ戻る。日比谷通りとの角に、1993年に竣工したという、ちょっと異様な感じのする東京銀行協会のビルがある。赤レンガ建築の東京銀行集会所(大正5年築)のファサードを保存し、それを前面に配して、20階建て高さ82mに高層化された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 8.5mm ISO160
東京銀行協会ビル;クリックすると大きな写真になります。
12.「KITTE」入口
新丸ビルへ戻って、その7階のテラスへエレベータで上がってみたが、この日は強風のため、外へ出るドアは閉ざされていた。残念。まだ、食事の予約時間まで少々間があるが、「KITTE」に入る。入口を入って、丸の内南口を振り返る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm ISO400
「KITTE」入口;クリックすると大きな写真になります。
13.「KITTE」のなか
「KITTE」の中に入ると右手に東京中央郵便局があり、その先に三角形の吹き抜け空間が広がった。地下1階から6階までの商業施設である。私たちが行くレストランは5階にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 4.4mm ISO400
「KITTE」のなか;クリックすると大きな写真になります。
14.旧東京中央郵便局局長室
「KITTE」4階フロアの東京駅丸の内駅舎に面したところに、旧東京中央郵便局の局長室があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 7.9mm ISO400
旧東京中央郵便局局長室;クリックすると大きな写真になります。