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2022年8月12日

岐阜公園と名和昆虫博物館 7月8日

岐阜駅前のホテルにもどり、ゆっくり朝食をした。この日は朝10時に名古屋在住の親友がホテルまで迎えに来てくれる。チェックアウトをして、少し早めにホテルを出ると、すでに到着し、待ってくれていた。
 まずは名和昆虫博物館がある岐阜公園を目指す。15分くらい走って、岐阜公園の駐車場に入った。「若き日の織田信長像」と題された織田信長の銅像がある正門から岐阜公園に入った。まだ、人影は少ない。ゆっくりと緑に浸りながら、公園内を歩く。
 岐阜公園のいちばん南側の奥に「名和昆虫博物館」はあった。この日は金曜日、博物館は火、水、木曜日が休館日であったが、事前にこれを知り、ほっとしていた。入館料ひとり600円を支払って館内に入る。1階と2階が展示室になっていて、それほど広くはない。専門家だけではなく、一般の人や、子供たちにも理解でき、楽しませるような展示になっていた。受付では、標本も販売されている。記念にキナバルオナガタイマイ(ボルネオ)1頭を購入した。岐阜公園茶室、立礼茶席「華松軒」において抹茶と和菓子で一休みした。落ち着く。
 駐車場へ戻る道筋でゴマダラチョウを撮って、明治村へ移動する前に、昼食の話になった。友人から長良川沿いのやなであゆを食べないかと提案があり、賛成する。甘露煮、お造り,南蛮漬、塩焼き、みそ煮,フライ.と次々と出てきて全部で10尾ほど食べたのではなかろうか。特に新鮮な鮎の塩焼きの味は最高だった。骨抜きも上手くできた。

000_220708162 X700 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg
名和昆虫博物館入口 2022年7月8日 岐阜市大宮町(岐阜公園内)

011_220708058 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 11.「天下布武」印
岐阜公園を名和昆虫博物館を目ざして南へ進む。石囲いに腰かけて、女性がひとりスマホを使っていた。貨幣を形どったような造作がある。何だろうと思ったが、すぐそばに答えがあった。これは、織田信長の「天下布武」印と花押(いわばサイン)の石碑であった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 21mm ISO 110 ) 露出補正 なし
012_220708057 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 12.「天下布武」印の説明書き
織田信長は、永禄8年(1565年)9月頃から文書に麟(りん)の字をかたどった花押を使用するようになり、永禄10年(1567年)9月に岐阜に居城を移し、同年11月、「天下布武」印を使い始めたことが分かっているそうだ。この「天下布武」印によって、この文書が信長の意志によって作成され、それを伝えるものであることが示されている。「天下布武」という文面は、武力によって天下に号令するとの意志を示している。この翌年、信長は足利義昭を奉じて京都に進出するが、この印章の使用は、すでに岐阜を手に入れた段階で、天下を治める構想を練っていたことを示しているのだろうと目されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 21mm ISO 450 ) 露出補正 なし
013_220708062 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 13.「信長の庭」
岐阜市のホームページでは、「天下統一を夢見た、岐阜ゆかりの武将 織田信長公 が駆け抜けた戦国時代の荒々しさをイメージした庭園です。永年にわたって岐阜公園を見つめてきた巨木を取り込み、長良川流域の巨大な石(約1,000t)を使った石庭として、当時の石組みの技法を用いて「剛」「静」「雅」の3つの滝と池からなり、近隣にはない規模の日本庭園です。また、当時の井戸を出土した場所に再現し、岐阜城下をイメージした「信長の町」やせせらぎ水路など、信長が居城していた時代を思い巡らしながら、四季折々の風景美と調和した素晴らしい眺めを楽しんでいただけます。」と紹介されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 54mm ISO 6400 ) 露出補正 なし
014_220708065 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 14.冠木門
「信長の庭」の池が終わるところの左側(東側)に信長の居城跡が保存整備されているが、その居館跡の入り口には冠木門が設置され、館が建てられていた頃の雰囲気をしのばせている。ここより上の段には巨石列で区画された城主の居館があった。この冠木門は市内のロータリークラブから寄贈されたものであるが、当時の入り口はもう少し南側だったようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 20mm ISO 640 ) 露出補正 なし
015_220708069m X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 15.三重塔 -1
信長の居館跡辺りから三重塔が良く見えた。大正天皇御大典記念事業として大正6年(1917年)に、かっての長良橋の材木で建築された登録有形文化財だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 45mm ISO 360 ) 露出補正 なし
016_220708079 X800 〇岐阜公園 Z50 18-140.jpg 16.三重塔 -2
日本画の巨匠として知られる川合玉堂が位置を定めたと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 92mm ISO 280 ) 露出補正 なし
017_220708088 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 17.名和昆虫博物館 看板
岐阜公園を南へ進んでいくと名和昆虫博物館の看板が見えてきた。パンフレットによると、名和昆虫博物館は大正8年(1919年)10月26日に財団法人名和昆虫研究所の付属施設として、開館したという。当初は主に農作物害虫やシロアリなど家屋の害虫駆除のための啓蒙普及の場として先駆的な役割を果たした。時代とともに公共の害虫研究機関が発達するにあたり、その使命を自然教育の一環としての昆虫啓蒙普及に活動してきた。昆虫専門の博物館でしかも、全くの個人が設立し5代にわたって、今なお活動し続けている点で、他に類を見ないユニークな博物館と言える「日本で最も長い歴史を誇る昆虫専門の博物館」である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 22mm ISO 110 ) 露出補正 なし
018_220708087 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 18.名和昆虫研究所記念昆虫館 (標本収蔵庫)
博物館の手前に、明治40年(1907年)6月に竣工した名和昆虫研究所記念昆虫館が見えた。この建物は標本収蔵庫として建てられた。昆虫博物館とともに近代日本を代表する建築家 武田五一氏の設計によるもので、歴史的にも価値がある。博物館は登録有形文化財、記念館のほうは岐阜市重要文化財に指定されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 32mm ISO 110 ) 露出補正 なし
019_220708089 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 19.名和昆虫研究所記念昆虫館の側面
なお、名和昆虫研究所は明治29年(1896年)に、農作物や家屋の害虫の研究を主な目的として、名和靖 が独力で設立した。現在は一般財団法人組織なっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 22mm ISO 400 ) 露出補正 なし
020_220708090 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 20.名和昆虫博物館 受付
歴史的な建物である博物館の入り口を入り、呼び鈴を押した。係の方が後ろの事務所から出て来られ、入館料をお支払いする。展示されている標本やパネルを撮影してよいかと尋ねたところOKとのこと。これは、ここで販売されている標本の写真である。標本製作は確かな技術を持った、当博物館の2名の経験豊かな職員の方がおこなっているとのこと。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
021_220708102 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 21.ルードルフィア・ラインについてのパネル
名和昆虫研究所の創設者である名和靖氏は、研究所設立前の1883年(明治16年)に岐阜県郡上郡祖師野村(現在の下呂市金山町祖師野)で、のちに「ギフチョウ」と命名されるチョウを発見した。日本にはルードルフィア属として、ギフチョウとヒメギフチョウの2種が生息し、大まかに西にギフチョウ、東にヒメギフチョウと明確に棲み分けをしており、基本的にこの2種が同時に見られる事はない。両者はごく一部の混生地(山形の最上川流域や新潟県の糸魚川~長野県白馬村など)を除いて見事に棲み分けていて、その境界線をルードルフィア・ラインという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO 2800 ) 露出補正 なし
022_220708103 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 22.ギフチョウに近い仲間
さすが、ギフチョウに関連する展示が多数あった。これは中国などに棲むシボリアゲハの仲間である。2011年8月中旬に、日本の調査隊6人が、ブータン政府の調査団とともに渓谷奥地の秘境で、78年ぶりにブータンシボリアゲハを確認した。このことはテレビでも詳しく報道された。来日したブータン国王夫妻が、日本の協力へのお礼としてブータンシボリアゲハ2頭を寄贈されたことが話題となった。ブータンシボリアゲハは「ヒマラヤの貴婦人」と呼ばれる幻の大蝶として知られている。ブータンシボリアゲハのほか、この仲間には、シボリアゲハ、シナシボリアゲハ、ウンナンシボリアゲハの3種が知られている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 36mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
023_220708126 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 23.2階展示室
1階の展示室は、外国のカブトムシやクワガタの展示も多かった。そして、2階の展示室に上がる。華麗なチョウを集めた世界の美チョウ・コーナーが目を引く。自然教育の一環としての昆虫啓蒙普及を目的としてか「クイズで遊ぼう、学ぼう、不思議な昆虫の世界」と題した実物昆虫標本によるクイズ形式の展示が多くあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
024_220708131 X800 岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 24.モルフォ
世界の美チョウがグループ分けして展示されている。これは南米に生息するモルフォチョウの仲間で、中央の4頭はヘレナモルフォ、その周りを、レテノールモルフォなどが取り囲む。このグループは日本には生息していない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 54mm ISO 4000 ) 露出補正 なし
025_220708149 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 25.各地のツマベニチョウの仲間
東南アジアに多く生息するが、日本にも沖縄県、鹿児島県に1種のツマベニチョウがいる。シロチョウ科最大のチョウで見栄えが良い。少年時代には憧れたチョウである。多摩動物園や足立区生物園の温室には飼育されたツマベニチョウが翔んでいる。私は那覇の公園でハイビスカスにきたツマベニチョウの写真を一度だけ撮影したことがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 29mm ISO 4000 ) 露出補正 なし
026_220708142 X800 〇岐阜公園 名和昆虫博物館 Z50 18-140.jpg 26.世界の美チョウ ギフチョウはどれ?
クイズ形式の標本展示である。東南アジアに棲むトリバネアゲハの仲間、中央アメリカ・南アメリカに住むミイロタテハの仲間、モルフォチョウの仲間を世界の3大美チョウという。この標本箱の中には、それ以外の美しい蝶も収められている。ギフチョウも入っている。博物館にお展示されているすべての標本を丁寧に見ることはできなかったし、写真に撮ることもできなかった。後日、このブログのため、ネット検索したところ、ほぼ完ぺきに名和昆虫博物館の展示について網羅されている Life Designs というサイトがヒットした。ヒナバルオナガタウマイ(ボルネオ)という蝶の標本を記念に購入した。見事な展翅である。外に出ると、先生に引率された幼稚園の子供たちだろうか、見学に来ていた。(トップの写真)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 22mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
027_220708170 X800 岐阜公園 華松軒 Z50 18-140.jpg 27.抹茶カフェ -1
名和昆虫博物館を退出し、駐車場へと歩き始めると右手に 立札茶房「華松軒」というところがあった。気温も上がってきて喉が渇いていた。和菓子で抹茶を楽しもうということになった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 48mm ISO 100 ) 露出補正 なし
028_220708165 X800 岐阜公園 華松軒 Z50 18-140.jpg 28.抹茶カフェ -2
落ち着いた気分になる。岐阜市政100周年を記念して昭和63年(1988年)に開室した茶室「華松軒」の立礼茶席で、80歳の男2人で和菓子と冷たい抹茶で涼をとる。抹茶は滅多にいただくことはないが、立ち寄ってよかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 36mm ISO 400 ) 露出補正 なし
029_220708173tm X800 岐阜公園 岐阜城 Z50 18-140.jpg 29.岐阜城
茶室「華松軒」を出て、振り返ると岐阜城が見えた。岐阜城は鎌倉時代に二階堂氏が築城した山城である。斎藤道三の居城の時は稲葉山城と呼ばれ、信長が天下統一の足掛かりとした居城としても有名である。現在の城は昭和31年に再築された。標高329mの金華山山上に建ち、最上階からは、眼下に鵜飼で有名な清流長良川が市内を貫流し、東には恵那山、木曽御岳山が雄大な姿を見せ、北には乗鞍、日本アルプスが連なっている。また西には伊吹、養老、鈴鹿の山系が連なり、南には濃尾の大平野が豊かに開け、木曽の流れが悠然と伊勢湾に注いでいるさまを一望におさめることができるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
030_220708071 X800 岐阜公園 Z50 18-140.jpg 30.三重塔と「ぎふ金華山ロープウェイ」
1955年(昭和30年)に「信長の庭」の傍から金華山山上へ上がるロープウェイが、開通している。天気も良いので上に上がって、信長の気分になってみたかったが、ロープウェイの山上駅から城まで徒歩8分あるという。時間が足りないので、今回は割愛する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 45mm ISO 200 ) 露出補正 なし
031_220708178 X800 〇岐阜公園 エノキ Z50 18-140.jpg 31.ゴマダラチョウ -1
左側をせせらぎが流れる。そこで何かが翔んだ。近寄ってみるとゴマダラチョウだった。最近、ゴマダラチョウの写真を撮っていない。これはこれで嬉しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 2000 ) 露出補正 なし
032_220708192 X800 ◎岐阜公園 エノキ Z50 18-140.jpg 32.ゴマダラチョウ -2
お腹が大きい。雌のようだ。止まっている葉もエノキのようである。NIKKOR Z DX 18-140mm というレンズは扱いやすい。チョウを撮るときも、チョウから40cmくらいに近づくことが出来る。だが、いかんせん暗い。105mm macro f2,8 が欲しくなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 280 ) 露出補正 なし


2022年2月25日

保土ヶ谷公園 ウメにメジロ 2022年2月15日

先日、2月3日に保土ヶ谷公園の梅園を観に行ったが、八重寒梅、八重野梅が5分咲き程度だった以外、まだほとんど咲いていなかった。
 10日ほど過ぎた2月15日、少し気温が低かったが、再び保土ヶ谷公園梅園へ行って見た。3日に行ったときには咲いていなかった品種が、いくつか花を咲かせていて、今年も特に、鹿児島紅の濃い紅色があざやかだった。
 白い花を咲かせて、ほぼ満開になっていた八重野梅には。メジロが2頭きた。
 一方、そろそろ開いても良いと思っていた河津桜は、まだ、一輪も咲いていなかった。今年は例年より開花が遅いようだ。やはり寒いのだろうか。
 保土ヶ谷公園にはたった1本しかない、私の好きなロウバイの花が、ここでは見ごろだった。また、帰り路に寄った法性寺の境内でも咲いていた。

000_220215088t X700 ◎保土ヶ谷公園 八重野梅にメジロ Z50 18-140.jpg
八重野梅の花に来たメジロ 2022年2月15日 横浜市 保土ヶ谷公園梅園

001_220215006 X800 保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 1.河津桜の蕾
カワヅザクラはそろそろ1~2輪咲いているかなと思ったが、全く咲いてなく、まだ蕾が固かった。今年は少し遅いようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
002_220215011 X800 保土ヶ谷公園 ロウバイ Z50 18-140.jpg 2.ロウバイ
上池の奥に1本だけ、3mくらいの高さのロウバイの木があった。透き通るようなレモンイエローが美しい。見ごろだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
003_220215022 X800 保土ヶ谷公園 養老 Z50 18-140.jpg 3.養老
2月3日に来た時もすでに開花していた。だが、10日以上たったこの日もまだ蕾をいっぱい付けていた。(フラッシュ使用)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_220215028 X800 保土ヶ谷公園 〇佐橋紅 Z50 18-140.jpg 4.佐藤紅
木に掛けられた説明の札に「花は濃紅色一重で結実する」と書かれていたが、八重のように見えたので、今回もう一度、見てみたが、やはり八重のようだ。(フラッシュ使用)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_220215031 X800 〇保土ヶ谷公園 花香実 Z50 18-140.jpg 5.花香実(ハナカミ)
2月3日に来たときは蕾にも気が付かなかったが蕾が付いていた。これkら楽しめる品種だ。花は桃紅色の八重咲き、実は大きめで梅干し、梅酒どちらにも向いているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 24mm ISO110 ) 露出補正 なし
006_220215035 X800 保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 6.思いのまま
まだ白い花がひとつしか咲いていなかった。野梅系・野梅性の遅咲き品種で、別名 輪違い(りんちがい)というそうだ。中輪八重咲きで、名前から想像できるように、紅と白、絞りなどを1本で咲き分けます。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220215037 X800 〇保土ヶ谷公園 桜鏡 Z50 18-140.jpg 7.桜鏡
2月3日にも数輪が咲いていて、あまり咲進んでいない。中国原産で、日本へは古代に渡来したという。比較的遅咲きの品種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_220215041 X800 〇保土ヶ谷公園 幾夜寝覚 Z50 18-140.jpg 8. 幾夜寝覚 (イクヨネザメ)
「いく晩目を覚まさせられただろうか」という意味だそうだ。 これも遅咲きである。緋梅系、紅梅性の淡い紅色をした八重咲きの大輪(花径30mm~40mm)である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 82mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_220215050 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅にメジロ Z50 18-140.jpg 9.八重野梅にメジロが来た -1
メジロは花の蜜を大変好むため花期に合わせて行動し、春は梅などの花に群がる様子がよく観察される。花の蜜を好むことから「はなすい」、「はなつゆ」などの地方名があるそうだ。サクラが開花するとそこにしばしばメジロを見ることがある。(トリミング)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 130mm ISO110 ) 露出補正 なし
010_220215051 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅にメジロ Z50 18-140.jpg 10.八重野梅にメジロが来た -2
「ウメにウグイス」と言われるが、実態は「ウメにメジロ」である。目の前有りの白い環が可愛く、メジロはスズメよりも一回り小さい緑色の体が良く似合う。(トリミング)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 130mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_220215053 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅にメジロ Z50 18-140.jpg 11.八重野梅にメジロが来た -3
枝から枝へ、花の光を求めて飛び回る。白いアイリングが一番の特徴だ。(トリミング)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 130mm ISO140 ) 露出補正 なし
012_220215057 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅にメジロ Z50 18-140.jpg 12.八重野梅にメジロが来た -4
メジロは全国の平地から山地の林、しがちの庭や公園などでよく見られる。つがいで生活するが、冬季の若い個体は群れで行動し、その群れに成長も入ることがあるそうだ。ウメ、サクラの花が咲く頃が、私たちの目に触れろことが、一番多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 130mm ISO110 ) 露出補正 なし
013_220215079 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅にメジロ Z50 18-140.jpg 13.八重野梅にメジロが来た -5
メジロの繁殖期は4月~7月で3個~5個の卵を産むという。 メジロはつがいで行動し、苔や木の革、繊維状のものを使って直径7cmほどの巣を作る。 小柄で天敵の多い鳥のため、木の枝の見つかりにくい場所を探すという。夏近くなると、木々も葉が茂って、メジロの姿を見ることが少なくなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 130mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_220215083 X800 ◎保土ヶ谷公園 八重野梅にメジロ Z50 18-140.jpg 14.八重野梅にメジロが来た -6
NIKKOR の18-140mmのレンズは、なかなか解像力が良いように思う。写真 8~11とこの写真は若干トリミングしているが、充分見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 130mm ISO110 ) 露出補正 なし
015_220215092 X800 保土ヶ谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 15.鹿児島紅(カゴシマベニ) -1
2月3には、まだほとんどが蕾だったが、随分咲いてきている。背景に見える紅梅は、早咲きの八重寒紅だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 59mm ISO360 ) 露出補正 なし
016_220215094 X800 〇保土ヶ谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 16.鹿児島紅 -2
鹿児島紅梅は、紅梅性のやや遅咲きの品種で、紅梅の代表格と言われる。花はご覧の通りの濃い紅色の中輪花で八重咲きである。細い枝の髄や葉柄も濃紅色となり艶やかな品種で庭木、鉢植えはもちろん、盆栽にも向く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_220215102 X800 〇法性寺  Z50 18-140.jpg 17.法性寺のウメ
保土ヶ谷公園へ写真を撮りに行ったときは必ず法性寺をお参りする。法性寺は正しくはホッショウジと読むようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
018_220215104 X800 法性寺 ロウバイ Z50 18-140.jpg 18.法性寺のロウバイ
法性寺の境内にはロウバイも咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 45mm ISO110 ) 露出補正 なし


追伸 2月24にも保土ヶ谷公園の梅園へ行ってきた。遅咲きの梅が花を開き始めてはいたが、まだまだこれからというところだった。河津桜もやっと1本の木に2~3輪開花したと云ところだった。

019_220224008 X800 〇幾夜寝覚 保土ヶ谷公園梅園 Z50 18-140.jpg 19.幾夜寝覚 2月24日
遅咲きと言われる幾夜寝覚が、やっと重厚な花を咲かせていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220224015 X800 〇想いのまま 保土ヶ谷公園梅園 Z50 18-140.jpg 20.思いのまま 2月24日
咲き分けの思いのままは、野梅系・野梅性の遅咲き品種で、別名「輪違い(りんちがい)」というそうだ。2月15日に行ったときは、まだほとんど咲いていなかったが、紅い花が多く咲いていて、白い花が2~3輪咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_220224032 X800 〇河津桜 保土ヶ谷公園梅園 Z50 18-140.jpg 21.河津桜 2月24日
上池から下池への散策路に植えられた河津桜は、やっと数輪が開いていた。しかし、この週末は暖かい日になるというので、はち切れそうになっている蕾が一斉に開くであろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f10 1/500秒 79mm ISO1320 ) 露出補正 なし


2022年2月 9日

保土ヶ谷公園 梅園のようす 2022年2月3日

2日前に舞岡公園へ行って、ウメの花が咲き始めているのを知った。ここのところ、オミクロン株の感染拡大で運動不足でもあるので、保土ヶ谷公園の梅園にでも行って見ようと、新しく手に入れたZ50を持って散歩に出かけた。
 梅園のウメは、特に「八重寒紅」と「八重野梅」という品種がそこそこ咲いていた。例年2月10日ごろに行くことが多いが、その頃には「道知辺」、「大湊」、「白加賀」、「幾夜の寝覚め」、「無類絞り」、などが咲いているが、この日は、まだ少し早かったようだ。その代わり、今まで咲いているのを見たことがなかった「養老」、「佐橋紅」、「白牡丹」がチラホラではあるが咲き始めていた。保土ケ谷公園は約40品種、約120本のウメがある、県内有数の梅の名所として知られているが、同じタイミングで40品種すべての花は見られない。

000_220203061 X700 保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg
写真 ウメ開花 品種名 「八重野梅(ヤエヤバイ)」 2022年2月3日 横浜市 保土ヶ谷公園梅園

001_220203001 X800 保土ヶ谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 1.ハクセキレイ
保土ヶ谷公園の辻広場から下池、上池を歩いて、賑わい広場までいく。そこから右へ上がり、テニスコート脇の道へ出るたが、その手前に、上池への水を注ぐところがある。そこにハクセキレイがいた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
002_220203009 X800 保土ヶ谷公園 テニスコート脇 Z50 18-140.jpg 2.白い梅の花がチラホラと -1
テニスコートの脇を、ボールを打つ音とプレイヤーの嬌声を聞きながら、梅園へと歩く。右側に、上池から下池へのせせらぎ沿いの遊歩道が見える。ウメの木が数本あり、白い花を咲かせ始めていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
003_220203010 X800 保土ヶ谷公園 テニスコート脇 Z50 18-140.jpg 3.白い梅の花がチラホラと -2
咲いている花はまだほんの僅かであり、固い蕾が沢山ついていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_220203016 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 養老 Z50 18-140.jpg 4.「養老」
梅園に入った。まだまだ咲いている花は少ないが、花を咲かせている木もある。これは「養老」という品種だ。「養老」は野梅(ヤバイと読む)系で、園芸品種だが、良い実の成る実梅だそうだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_220203019 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 佐橋紅 Z50 18-140.jpg 5.「佐橋紅」 -1
ここで初めて「佐橋紅」の花を見た。「佐橋紅」は緋梅系の園芸品種。木に吊るされた札には、花は濃紅色一重で結実すると書かれていたが、八重のように見える。次回に訪れたときに咲いていたら確認してみる。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 110mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_220203021 X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 Z50 佐橋紅 Z50 18-140.jpg 6.「佐橋紅」 -2
日当たりの良い、この枝だけが開花していた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220203029 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 桜鏡 Z50 18-140.jpg 7.「桜鏡」
豊後系の園芸品種で花は淡紅色の八重咲。日本のウメで最大の花を咲かせる品種のひとつだそうだ。wikipediaによれば、ウメは、野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系に大きく3系統に分類できるそうだ。また、ウメには500種以上の品種があるといわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できるという。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
008_220203034 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 白牡丹 Z50 18-140.jpg 8.「白牡丹」
「白牡丹」は豊後系の園芸品種だそうだ。アンズとの関わりが深い品種群。花は大ぶりで、淡紅色が多い。成長が良い。遅咲きが多い。八重咲で 明治時代の名花のひとつだそうだ。遅咲きのようである。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220203042 X800 保土ヶ谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 9.「紅梅」 -1
この花が咲く幹には「紅梅」の札が掛けられていて、「ウメの園芸品種。花は紅~赤一色で一重や八重がある。枝の芯まで紅色に染まる。」と書かれていたが、「紅梅」というのは紅~赤の花が咲くウメの総称なのだろうか?

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 105mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_220203045 X800 〇保土ヶ谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 10.「紅梅」 -2
NIKKOR 18-140mm は「なかなかいいな」と気に入っている。ボケも良い。開放で撮ることが多いが、周辺光量不足もほとんど感じさせない。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220203049 X800 〇保土ヶ谷公園 緑顎春日野 Z50 18-140.jpg 11.「緑顎春日野」
蕾が緑色である。まだ、一輪も咲いていなかったが、花は白色の中輪である。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/500秒 45mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220203051 X800 〇保土ヶ谷公園 八重寒紅 Z50 18-140.jpg 12.「八重寒紅」
「八重寒紅」は野梅系園芸品種である。花は紅色の八重咲で花弁が波打つ。正月用切り花にされるそうだ。いま、「八重野梅」とともに満開の一歩手前まで来ていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220203057 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 13.「八重野梅」 -1
「野梅」はヤバイと読む。野生に近く、比較的早咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系・野梅性の白い八重咲きの大輪(花径30mmから40mm)である。八分咲きというところだった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/1600秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_220203058 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 14.「八重野梅」 -2
このレンズは望遠端の140mmで40cm迄寄れる。梅の花の大きさはシジミチョウくらいの大きさかと思うが、マクロ的にも使えそうだ。ボケもきれいだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/1250秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220203066 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 15.「八重寒紅」と「八重野梅」 -1
梅園の東側には「八重寒紅」と「八重野梅」の木が数本づつあり、この時点では共に一番進んでいた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8  1/200秒 69mm ISO110 ) 露出補正 なし
016_220203069 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 16.「八重寒紅」と「八重野梅」 -2
白を背景に紅色の花が際立つ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8  1/200秒 63mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_220203068 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 17.「八重寒紅」と「八重野梅」 -3
梅園の東側から北側を見る。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/200秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
018_220203073 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 18.「八重寒紅」と「八重野梅」 -4
梅園の南側から東側を見る。良く咲いているので、メジロでも来ないかと待ってみたが、チャンスは来なかった。来週にでももう一度来てみよう。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6  1/500秒 43mm ISO110 ) 露出補正 なし
019_220203077 X800 保土ヶ谷公園 ナンテン Z50 18-140.jpg 19.ナンテンの葉
噴水広場から駐車場へ入る道の両脇に、高さ1m弱の植木があり、赤い葉が見えた。ドウダンツツジかと思い近くへ行って見たが、違う。最近スマホに、植物の写真を撮ると、スマホが検索してくれて、その名称を教えてくれるというアプリケーション・ソフトをインストールした。そこで、この赤い葉を撮って検索すると「ナンテン」と結果が出てきた。その場でわかるので便利である。デジカメで撮った写真をパソコンのモニターに表示し、それをスマホのカメラで検索することもできるので、自宅に戻ってからでも出来る。ウメも品種が分かるかと試してみたが、「ウメ」としか結果は出なかった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6  1/500秒 125mm ISO110 ) 露出補正 なし


2020年9月27日

南房総館山へ一泊旅行敢行(3) 清澄寺→御宿→海ほたる 9月10日

石堂寺で波の伊八の彫刻を観たあと、再び国道128号線に戻り、道の駅和田浦に寄った。一息入れて、海沿いに鴨川の先を左に上がって、まっすぐ行けば養老渓谷へ通じる道を、日蓮宗の大本山である清澄寺へ向かった。
 この日は御宿のサヤンテラスというホテルのレストランで昼食にすることになっていた。清澄寺から128号線に戻り、御宿に着いたのは午後1時を過ぎていた。道向かいにある海産物の店で、サザエなどを買うことも予定にある。御宿の海岸は、緩やかに弧を描いて東西に伸びる網代湾の、三日月型をした遠浅の海岸で、全長約2kmにわたって続くきめ細かい白砂の砂浜が形成されているという美しい海岸だ。しかし、今年の夏は、コロナ禍で海水浴場は開設されていない。まだまだ暑く、海水浴もできる陽気だが、もちろん泳いでいる人や、サーフィンをする人は見かけられなかった。
 近くに、童謡「月の沙漠」の作詞者であり、御宿をこよなく愛した詩人「加藤まさを」の作品や資料、御宿にゆかりのある文人や画家たちの作品の紹介など、伝統ある御宿の再発見と、新たな文化の創造を目指してて建てられた月の砂漠記念館があり、その前の砂浜にはラクダに乗った王子と姫の銅像があった。そして、すぐ近くにある、通称メキシコ記念塔と呼ばれるオベリスク型の日西墨(日本、スペイン、メキシコ)三国交通発祥記念之碑が立てられている丘へ寄った。 午後3時、メキシコ記念塔を後にして、国道465号を大多喜へ上がり、さらに297号を北へ向かい、市原鶴舞ICで圏央道にあがって、海ほたるへ戻る。Kさんご夫妻とはここで別れる。今回もいろいろとガイドをしていただき感謝に堪えない。
 海ほたるで夕焼けを撮りたいと思って、少し待機したが、空が赤く染まらなかった。木更津側の空に虹がかかっていた。  

51.清澄山
右手に海を見ながら国道128号線を走る。鴨川を過ぎ、小湊の手前を左に〈北)に清澄山方面へ上がる。12時少し前に清澄寺の駐車場、と言っても土産物屋さんの駐車場で、駐車料500円をお支払いした。その高台になったところから海を眺める。歌川広重が嘉永5年(1852年)に清澄寺を参拝していたと書かれた札が立てられていた。清澄の地を訪れた6年後の1858年に、広重は、日本各地の名所を描いた20枚の錦絵を「山海見立相撲」という名で世に出している。その錦絵20枚の中には、4枚の千葉の風景「安房清住山」、「安房小湊」、「上総木更津」、「上総鹿楚山」が収められていたが、この絵は、「安房清住山」だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
051_200910423 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
52.清澄寺仁王門
駐車場から、土産物屋が並ぶ道をしばらく歩くと仁王門があった。文久3年(1863年)に建てられたもので、左右に金剛力士像が立つ。正面に向かって右の口を開けている阿像(那羅延金剛)は一切の法の最初を表し、左の口を閉じている吽像(密迹金剛)は一切の法の窮極を表しているそうだ。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO250 ) 露出補正 なし
052_200910426 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
53.清澄山境内
境内に入る。参道は直角に曲がり、その正面に本堂である摩尼殿(大堂)、右手前に観音堂、その向こうに鐘楼の屋根は見える。清澄寺(せいちょうじ)は清澄山の頂上近くにあり、宝亀2年(771年)に不思議法師と呼ばれる僧がこの山を開いたといわれている。清澄寺は日蓮宗の大本山だ。山号は千光山。日蓮が出家得度および立教開宗した寺とされ、久遠寺、池上本門寺、誕生寺とともに日蓮宗四霊場と呼ばれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO320 ) 露出補正 なし
053_200910466 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
54.摩尼殿(大堂)
摩尼殿は大堂とも呼ばれ、度重なる改修を繰り返し、現在の摩尼殿は17世紀後半のものであるそうだ。 清澄山の主峰は標高377mの妙見山で、千葉県で3番目に高い山である。大堂付近の標高は約310mという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO500 ) 露出補正 なし
054_200910434 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
55.摩尼殿(大堂)内部
大堂の中央には虚空蔵菩薩、その両側には日天子、月天子を祀る。さらにその外側には不動明王と毘沙門天を祀り、正面右手奥には六老僧の一人・日向上人、左手奥は妙見菩薩の遥拝所としている。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
055_200910435 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
56.摩尼殿(大堂)外陣
摩尼殿(大堂)のなかには立派な彫刻が掛けられていた。 説明書きを探せなかったが、帰宅後ネットで検索してみたところ、青山貞一さん、池田こみちさんのサイト 「伊能忠敬と日蓮の足跡をたどる千葉の旅  清澄寺3」に、堂内の欄間には、十六羅漢とその弟子が智慧の宝珠を授かる一場面や、東端は持国天、西端は広目天、宮殿斜め上には唐獅子牡丹が彫られている。また、正面頭上には、江戸時代の有名な宮彫り師・後藤義光作の梵字額が飾られているといった記述があった。   

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
056_200910436 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
57.摩尼殿(大堂)の扁額
向拝の上には「摩尼殿」と書かれた扁額が架かっていた。摩尼とは仏教用語で、珠玉とか宝石という意味のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 15mm ISO1600 ) 露出補正 なし
057_200910441 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
58.摩尼殿(大堂)の彫刻
摩尼殿(大堂)の彫刻  についての説明立札があった。それには「清澄寺本堂には数多くの彫刻が取り付けられている。懸魚には「鳳凰」、向拝には「蓬莱島」と愛染明王の台座、柱の左右の木鼻「獅子と象」、そして東西の破風には「阿吽の力士像」一対が飾られている。後略」と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO1000 ) 露出補正 なし  
058_200910458 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
59.摩尼殿(大堂)の破風の彫刻これがその「 阿吽の力士像」一対の片側のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO1600 ) 露出補正 なし
059_200910457 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
60.祖師堂
お万の方の奉納とされる、日蓮聖人像を祀っている祖師堂は、建築家内井昭蔵氏が法華経の世界観、日蓮聖人の軌跡を設計に取り入れ、日蓮聖人聖誕750年慶讃事業として昭和48年に完成した。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
060_200910445 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
61.鐘楼堂
平成7年12月に完成した。鐘の側面には奉納者の氏名が彫られている。 また庫裡(かっては1647年(正保4年)年築の    桃山風の庫裏があったようだが、新しく建て替えられたようだ)の正面には明徳3年(1392年)の銘の入った古梵鐘がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし
061_200910459 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
62.中門
1647年(正保4年)に創建され、1837年(天保8年)に改修された。 昭和39年4月28日、千葉県指定有形文化財になる。 この門は一門一戸の四足門(2本の親柱の前後にそれぞれ2本、計4本の控え柱を設けた門)で、屋根は茅葺の切妻造りである。 箱棟の鉄板を覆っており、主柱の左右には袖板を付し、正面左右にのみ通路用の「小開扉戸」を備えてある。 軒は二軒につくり、妻軒も深く設計し、耐湿・防風への効果も考慮されていることがうかがえる。和様を主とした折衷様式とのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
062_200910447 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
63.古梵鐘と宝篋印塔
中門の先に、「明徳三年在銘」とされた梵鐘と、清澄寺石造宝篋印塔があった。いづれも千葉県指定有形文化財である。梵鐘の大きさは高さ123,2cm、口径66,.7cmで三段組で鋳造されている。宝篋印塔は高さ157cmで地元の嶺岡山系で算出する蛇紋岩で作られている。この塔はその形態から関西様式に類別され、集団・橘家がかかわった可能性が想定されているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
063_200910452 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
64.大楠
中門を抜けた左側に、樹齢800年の大楠があった。清澄寺では、大正13年に国の天然記念物に指定された、高さが約47m、幹周りは約15m、樹齢およそ800年といわれている千年杉が有名であるが、この大楠は市の天然記念物である。 この奥に建て替えられた庫裏と宝物殿がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
064_200910453 X800 南房総 清澄寺 RX10m4.jpg
65.月の砂漠公園
御宿のホテルのレストランで遅めの昼食をとった後、最後の目的地イタリア記念塔へ向かう途中、右手の海岸に月の砂漠記念公園があった。童謡「月の沙漠」は御宿の海岸がモデルとなったそうだ。大正時代に活躍した詩人・抒情画家加藤まさを 作詞の童謡「月の沙漠」に登場するラクダに乗った王子と姫の銅像が公園内に据えられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
065_200910470 X800 南房総 御宿 月の砂漠公園 RX10m4.jpg
66.月の砂漠公園 ラクダ像
Wikiwandには、「月の沙漠が御宿の砂丘で生まれたことを記念するために、町で記念像を建てたい」と加藤まさをに告げた。加藤は観光宣伝目的なら真っ平だと断ったが、内山は青少年の情操教育が目的だと主張して加藤を説き伏せた。記念像の除幕式は1969年(昭和44年)7月6日に行われた。  ラクダ像の制作は彫刻家の竹田京一が担当し、アラビア砂漠のベドウィンを取材した経験を持つ朝日新聞記者の本多勝一が監修した。完成当初は合成樹脂製だったが、1990年の「月の沙漠記念館」開館に合わせ、青銅製に作り直された。と記されている。なかなか良い像と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO200 ) 露出補正 なし
066_200910472 X800 南房総 御宿 月の砂漠公園 RX10m4.jpg
67.記念塔(日西墨三国交通発祥記念之碑)
通称メキシコ記念塔と呼ばれる。wikipediaによれば、1609年(慶長14年)に岩和田の海岸で起こったスペインの前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ・デ・ビベロの乗船したサン・フランシスコ号の漂着事故が、日本とスペイン(西班牙)、およびメキシコ(墨西哥、当時はスペイン領ヌエバ・エスパーニャ)との直接交流を生むきっかけになったことから、漂着と救助を記念する目的で1928年(昭和3年)に建設された。鉄筋コンクリート製で高さ17メートルだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
067_200910477 X800 南房総 御宿 メキシコ記念公園 RX10m4.jpg
68.御宿網代湾岩和田漁港
高台にあるメキシコ記念公園からは、御宿網代湾の東端にある岩和田漁港が眺められた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
068_200910479 X800 南房総 御宿 メキシコ記念公園 RX10m4.jpg
69.抱擁の碑
冷え切った漂着者を岩和田村の女性が素肌で温め蘇生させている姿を表現した像があった。2009年9月29日に漂着400年を記念してメキシコ政府から贈られた。 碑には、嵐に遭遇したガレオン船サン・フランシスコ号が 1609年9月30日 この地へ漂着した。岩和田の住民による人道的且つ決死の救助作業によって ドン・ロドリーゴ・デ・ビベーロ・イ・アベルーサ並びに316名が命を救われた。その史実を介して、メキシコと日本、両国国民の間に友好の絆が結ばれた。メキシコ政府は 墨日交流400周年に因み この彫刻を御宿町に寄贈する。 2009年9月26日 と刻まれている。この時 海女たちは、飢えと寒さと不安にうちふるえる異国の遭難者たちを素肌で暖め蘇生させたと伝えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO200 ) 露出補正 なし
069_200910483 X800 南房総 御宿 メキシコ記念公園 RX10m4.jpg
70.海ほたる 夕刻
海ホテルで、軽く寿司をつまんだ後、Kさんご夫妻と別れた。時刻は午後5時半。まもなく日没だが、空はあまり鮮やかではなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
070_200910042 X800 海ほたる.jpg
71.虹
ふと、木更津側の空を見上げると虹が出ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
071_200910046m X800 海ほたる.jpg
72.アクアラインにかかる虹
   川崎側にいたが、虹が消えないうちにと急いで木更津側に回ってみた。トワイライトタイムの虹だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
072_200910067 X800 海ほたる.jpg
73.海ほたる 5時45分
空は少し赤くなったが、茜色には染まらなかった。駐車場に戻り、アクアライン浮島から大黒を経由、首都高羽横線へ。羽横線は少し混んでいたが、ほぼ順調に自宅に戻ることが出来た。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
073_4200910075 X800 海ほたる.jpg

2019年12月17日

江ノ電に乗って 12月3日 ②長谷寺

長谷寺は以前にも2回ほど訪れたことがある。一度は確かアジサイの季節だったと思うが紅葉の季節に来るのは初めてだ。
 十一面観音を本尊とする観音信仰の寺院は、宗派は様々であるが、 大和の長谷寺 、そしてここ鎌倉の長谷寺 のような有名なところから、今では無住となり、地域の人たちが守っているお堂もあり、その数は250以上に上るという説もあるようだ。 その多くが大和(奈良)の長谷観音の本尊を勧請(神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること)した「新長谷寺」と呼ばれる寺と言われている。私たちは昨年11月に奈良の長谷寺にお参りしてきた。奈良の長谷寺は真言宗豊山派総本山の寺院であるが、鎌倉の長谷寺は浄土宗系統の単立 寺院で山号を海光山、院号を慈照院と称し、長谷観音と通称されている。

24.長谷寺山門 -1
正面に「門かぶりの松」と長谷寺と書かれた赤い大きな提灯がかけられた山門が見えてきた。 親柱は直径40cmもある四脚門で、鎌倉市内の四脚門では建長寺、円覚寺、妙本寺に次ぐ大きさだそうだ。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
191203_024.jpg
25.長谷寺山門 -2
山門の赤い提灯は、鎌倉長谷寺のシンボルとなっている。門には「長谷寺」と書かれた額がかけられている。自動券売機で拝観券を購入し、左側にある受付から境内に入る。wikipediaによれば、伝承では長谷寺の創建は奈良時代とされているが、中世以前の沿革は明確でなく、創建の正確な時期や経緯についても解明されていない。寺伝によれば、天平8年(736年)、大和の長谷寺(奈良県桜井市)の開基である徳道を藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として開山したという。この十一面観音像は、観音霊場として著名な大和の長谷寺の十一面観音像と同木から造られたという。すなわち、養老5年(721年)に徳道は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体(本)を本尊としたのが大和の長谷寺であり、もう1体(末)を祈請の上で海に流したところ、その15年後に相模国の三浦半島に流れ着き、そちらを鎌倉に安置して開いたのが、鎌倉の長谷寺であるとされる。

   Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO180 ) 露出補正 なし
191203_025.jpg
26.池と鯉
境内に入ると右側に放生池というがあり、錦鯉が泳いでた。大きなもみじの枝が下がっている。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 38mm ISO250 ) 露出補正 なし
191203_026.jpg
27.石段ともみじ -1
参道は右に曲がり、本堂である観音堂へ石段が続く。まず地蔵堂へ上がるが、その石段下から眺める紅葉したカエデが美しかった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
191203_027.jpg
28.石段ともみじ -2
カエデの紅葉はこの辺りが一番良い。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
191203_028.jpg
29.卍池
参道は地蔵堂の前を左に曲がり、観音堂へ上がっていくが、地蔵堂の手前の右側に卍池があった。奪衣婆(だつえば)  と懸衣爺(けんねおう)  が座っている「卍池」は小さな池が卍形に造られている。「千体地蔵」の札が立つが、千体地蔵は地蔵堂の周囲に並べられ、水子や先亡諸霊の供養のために奉納される。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 44mm ISO1800 ) 露出補正 なし
191203_029.jpg
30.石段ともみじ -3
地蔵堂の前から上がってきた石段を振り返る。長谷寺の紅葉はここがベストと思う。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 40mm ISO1800 ) 露出補正 なし
191203_030.jpg
31.阿弥陀堂
右手にかきがら稲荷、鐘楼を見て左へ上がり、阿弥陀堂の前に出る。長谷寺のホームページによれば、「阿弥陀如来坐像は、伝承に曰く、鎌倉幕府初代将軍である源頼朝が、自身の42歳の厄除けのために建立したものといい、当山ではその伝承に因み「厄除阿弥陀」と呼んでおります。ただし、この像はもともと長谷寺で造立されたものではなく、その銘文によれば市内の誓願寺(現廃寺)の本尊であったということです。現在この尊像は「鎌倉六阿弥陀」のひとつにも数えられます。ちなみに、最初の阿弥陀堂は現在の地蔵堂辺り(石段中段部)に建てられていたことが、古い境内図などによって知られます。」と記されている。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
191203_031.jpg
32.観音堂(十一面観音菩薩を祀る本堂)
ホームページによれば、その創建は本尊である長谷観音流着の縁起に由来し、天平8年(736年)まで遡り、長谷寺が鎌倉でも有数の古寺に数えられる所以である。その後、幾年の星霜を経るなか、幾度と無く堂宇も再建がなされたが、関東大震災による罹災は甚だしく、旧来の建物は止む無く建替えとなり、災害から本尊をお守りするため、鉄筋による再建が進められた。そして、昭和61年、罹災から実に60年以上の歳月を費やし現在の堂宇は完成したという。本尊である十一面観音像は、錫杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容で、大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これらを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼ぶそうだ。縁起に曰く、本尊の造立は養老5年(721年)と伝えられているが、現在の像が創建当初からのものとは言い難く、また後世の修復も多く加えられているため、制作年代については未詳と言わざるを得ない。但し、本尊に付随する光背や御前立の観音像の修復年代が室町時代まで遡ることから、現在の尊像が存在していた時期についても、室町時代に準ずるものであることは確かといえ、さらに鎌倉時代より長谷寺に伝えられる大型の懸仏や板碑類の存在から、その当時には巨大な尊像が造立されていたものと推測されるという。奈良の長谷寺で拝んだ観音像も大きかったが、長谷観音も像高9.18メートルの巨像で、木造の仏像としては日本有数のものである。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
191203_032.jpg
33.観音堂入り口
観音堂の内部は撮影禁止となっていた。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
191203_033.jpg
34.仏足石
下の放生池の傍にも仏足石があったが、観音堂の先にもあった。仏足石とは、仏陀の足の裏の形を石の上に刻んだもので、仏足跡とも書く。インド初期仏教では仏像はまだつくられず、法輪、菩提樹、塔などを拝んだが、仏足石も崇拝対象の一つ。足裏に千輻輪宝、金剛杵、双魚紋などの図がある。仏足石はインド,南アジアなどで拝まれ,日本では天平勝宝5年(753年)年刻の奈良県の薬師寺にある仏足石(国宝)が最も古いそうだ。ここのは古いものではない。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
191203_034.jpg
35.冬桜
観音堂の先には観音ミュージアムと経蔵があり、そのわきに白い小さな花が咲く木があった。そばに行ってみると「子福桜」という札がかけられていた。コフクザクラとは、フユザクラとして総称されるサクラの一種であるが、花一輪につき2~3個のサクランボがなるという特性を持つ。これを子宝に恵まれたものとして「子福桜」と名付けられた。バラ科サクラ属の落葉小高木である。

   Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
191203_035.jpg
36.錦鯉
経蔵の傍に水が流れる小さな池が作られていた。そこに錦鯉が泳いでいるが、この鯉は石に着いた苔を食べていた。 

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 98mm ISO1000 ) 露出補正 なし
191203_036.jpg
37.錦鯉が泳ぐ水が流れる池
池の水は澄んでいて、底に沈んだカエデの葉が見える。錦鯉は彩りに良い。経蔵の裏山は眺望散策路になっていて、通称「あじさい路」と呼ばれる。アジサイの季節には40種類以上、約2,500株のアジサイが小径に沿って咲く。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO160 ) 露出補正 なし
191203_037.jpg
38.見晴台からの眺め
   経蔵の前に海に向かって見晴台が作られていた。鎌倉の街並みと由比ヶ浜、遠く三浦半島まで見渡せる眺望は鎌倉随一と評される。天気の良い日には伊豆大島も見られる。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f8 1/500秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
191203_038.jpg
39.参道の紅葉
阿弥陀堂の辺りから参道を見下ろす。堂宇の屋根と鎌倉の街と一緒にカエデの紅葉が撮れた。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 80mm ISO140 ) 露出補正 なし
191203_039.jpg
40.地蔵堂
再び参道の中段にある地蔵堂の前に下りて来た。先の地蔵堂は帰依する信者の発願により建立された。その後、堂宇の老朽化に伴い平成15年に再建されたのが現在の地蔵堂だそうだ。鎌倉では例の少ない扇垂木の屋根が特徴という。お祀りする地蔵尊も御堂の再建にあわせて造立されたもの。まだ新しく、金色に輝いていた。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO720 ) 露出補正 -0.7段
191203_040.jpg
41.弁天窟
入り口下におりて境内の放生池を過ぎた辺りに、弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟があり、その名にちなみ窟内壁面には弁才天とその眷属である十六童子が彫られているほか、弁才天と同じ神様であるとされる民間信仰の宇賀神(人頭蛇身)が祀られている。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 38mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
191203_041.jpg
42.弁天窟の内部
中は暗い。一番奥に弁才天  が彫られていて、撮ったが手振れさせてしまった。受付でもらった説明書によれば、寺伝では当山の弁才天像は弘法大師が廻国修行の折、唐山の岩窟に参籠し感得して自ら刻まれた尊像と言われ、江戸時代には「出世弁才天」の名で知られていた。現在その尊像は観音ミュージアムに収蔵され、弁天窟には代わりに「福徳弁才天」が祀られている。そして弁才天の眷属 である十六童子が彫られていた。写真はその一部である。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 38mm ISO125 ) 露出補正 なし
191203_042.jpg
43.書院
整えられた枯山水庭園の向こうに、写経道場として平成25年9月に竣工した書院が見えた。ここで毎日写経・写仏ができるそうだ。場内のほとんどが椅子席なので、正座が苦手な方でも心配ありませんと。

  Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO180 ) 露出補正 なし
191203_043.jpg
44.長谷寺山門を振り返る
やはり、「門かぶりの松」と長谷寺と書かれた赤い大きな提灯の山門は、鎌倉長谷寺の象徴的なアングルだと思う。拝観を終えて、退出するとき振り返ると、たまたま、人の姿がなくなった。

Nikon D750 Nikon 28-105mm f3.5-f4.5
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO200 ) 露出補正 なし
191203_044.jpg


2018年4月30日

2泊3日で山陰山陽を周遊(6) 津和野 3月31日

3日目は萩を出発して津和野を観光して、宮島へ行くという行程だった。 宮島で厳島神社を参拝した後は 広島から新幹線に乗れば良いのだが、バスで岡山へ行く。岡山発19:33発ののぞみ58号で新横浜着22:34だ。
 宿を出発したバスは、萩市内で村田蒲鉾店に寄った。なかなか立派な店舗だった。 山口県・萩が発祥とされる焼き抜き製法を守り、初代の蒲鉾への思いを受け継ぎ萩の蒲鉾の原料となる新鮮な生のえそのみを使用した特別な蒲鉾づくりを続けてきているという。農林水産大臣賞を受賞した国産エソ100%の焼き抜き蒲鉾「村四郎」が売りのようだが、土産にしたところ、評判は良かった。
 萩から津和野へは、国道315号で、1時間ほどだった。道中、バスガイドさんが、今回松下村塾に行けなかったのを気の毒に思ってか、 吉田松陰 について、師の佐久間象山と黒船を遠望観察し、西洋の先進文明に心を打たれたこと。嘉永7年(1854年)にペリーが日米和親条約締結の為に再航した際には、漁民の小舟を盗んで旗艦ポーハタン号に漕ぎ寄せ、乗船したが、渡航は拒否されて小船も流されたため、下田奉行所に自首し、伝馬町牢屋敷に投獄されたこと。幕府の一部ではこのときに象山、松陰両名を死罪にしようという動きもあったが、国許蟄居となり、長州へ檻送された後に野山獄に幽囚されたこと。安政6年(1859年)、安政の大獄に連座し、江戸に檻送されて伝馬町牢屋敷に投獄され、結果、同年10月27日、伝馬町牢屋敷にて斬首刑に処され、享年30歳で亡くなったことを話してくれた。
  津和野町は人口約7千人の島根県南西に位置する街である。 バスは津和野の銘菓「源氏巻」の「沙羅の木ことぶきや」という店の駐車場に止まり、その店の従業員の方が、津和野の小京都といわれる殿町通りを案内してくれた。
 津和野観光はそれだけだったので、ちょっと物足りなかった。30年近く前、福岡に勤務していたころ、夏休みに家族で津和野を訪れたことがある。その時は城山の麓から中腹にかけて朱塗りの鳥居が立ち並ぶ太鼓谷稲成神社や、キリシタン殉教の地として知られる乙女峠に建つマリア聖堂にも行ったのを思い出す。

94.​「北門屋敷」の庭に咲く椿
萩は昔は椿の郷と呼ばれ、ツバキ→バキ→ハギとなったのが、萩の名の由来という。​​​​​​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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95.「北門屋敷」の庭
​朝食後、宿「北門屋敷」の庭を歩いてみた。中庭のようになっていて、決して広くはないが、よく手入れされている。ここでも桜がきれいだった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
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96.「北門屋敷」入口の門
「北門屋敷」があるところも萩城下町で旧上級武家地だった。世界遺産に登録されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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97.山口県立萩高等学校
「北門屋敷」の門の前には 山口県立萩高等学校 があった。1718年(享保3年)に創建された長州藩の藩校である明倫館の流れを汲んで、1870年(明治3年)に萩中学校として創立された 。山口高校と並んで県下で最も古い歴史を有する高校の一つである。なお、前身の藩校設立時点から数えれば、1816年(文化12年)設立の山口講堂の流れをくむ山口高校をしのいで、県下最古の学校である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.​5​ 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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98.津和野銘菓「源氏巻」 沙羅の木ことぶきや
9時50分ごろ津和野町に着いた。バスは、JR津和野駅の前を通って、写真の菓子舗の駐車場に入った。有効に商売に結び付けられているようだ。クラブツーリズム、阪急交通社など多くの観光バスツアーが予約されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
99.津和野カトリック教会
殿町通りに出るとカトリック教会があった。国登録有形文化財になっている。内部は畳敷きで、鮮やかなステンドグラスが印象的な石造りの教会というが中は見られなかった。シェーファー神父によって建てられたもの​だそう​で、城下町の古い町並みに西洋ゴシック建築の建物がひときわ目を引​く​。 隣接する展示館にはカトリックの殉教に関する歴史資料​が​展示​されている​。 津和野駅の裏手の乙女峠に、キリシタン殉教史跡であるマリア聖堂​がある。​

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プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
100.殿町通り -1
町の中心部にある殿町通りは、城下町時代の古いたたずまいを残す。整備されていてなかなか魅力的な場所だ。藩校養老館跡、郡庁跡、津和野藩家老多胡家表門、カトリック教会などたくさんの歴史を感じさせる建物が集中している。この写真はカトリック教会の前から、藩校養老館跡方面を見たところだ。

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プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
101.殿町通り -2
朝早いためか、殿町通りはわたくしたち以外に観光客はいない。この道、車が通るのだ。しっかり徐行してくれる。

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プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
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102.大岡家老門
なまこ壁が続くその中央にある門は大岡家老門と書かれた柱がたてられていた。

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プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
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103.掘割
大岡家老門の道の反対側は、通りに沿って流れる掘割があり、白壁や並木の緑が映り込み、鮮やかな色をした、300~500匹の色とりどりの鯉が泳いでいる。もともと津和野の鯉は江戸時代に非常食用として飼われていたものだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
104.なまこ壁と桜
​今歩いた道を振り返ってみる。なまこ壁と、ここでも満開の桜がきれいだ。​

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
105.旧津和野藩家老多胡家表門 -1
​殿町通りは津和野川にかかる津和野大橋の手前まで続くが、殿町通りが終わりになるあたりに旧津和野藩の筆頭家老であった多胡家表門があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
106. 旧津和野藩家老多胡家表門 -2
多胡家は津和野藩の筆頭家老職を藩主亀井家十三代にわたり務めた。幕末の安政年間(1854〜1860)に建造されたものである。太い竪格子(たてごうし)の窓や古い土塀は、簡素であるが武家屋敷らしい威厳に富んでいる。多胡氏は筆頭家老として代々藩の政治を実質的に担ってきたが、なかでも天和から元禄にかけての真益(さねます)、真武(さねたけ)兄弟(ともに通称主水:もんど)は殖産興業を強力に推進したことで知られる。開墾、干拓、造林に力をつくし、製紙、製茶の奨励につとめた。末弟の外記真蔭(げきさねかげ)は江戸家老として、浅野事件の前年藩主の危機を救ったといわれ、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の加古川本蔵のモデルという。( しまね観光ナビ 参照)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
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107.鷺舞のモニュメント
​殿町通りを津和野川河岸まで来ると​鷺舞のモニュメントがあった。鷺舞とは主として八坂信仰の神社にて奉納される伝統舞踊​で、​島根県津和野町及び京都市の八坂神社で奉納されるものが著名である。津和野町のものは平成6年(1994年)「津和野弥栄神社の鷺舞」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。​

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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108. 殿町通り -3
殿町通りの北西側を歩いてカトリック教会の方へと戻る。こちら側の堀には鯉は泳いでいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
109.津和野町役場津和野庁舎
さっきは道の反対側から見ていた家老職大岡家の表門の中に入ってみる。敷地内には遺構がなく現在は 津和野町役場津和野庁舎となっていた。 教育委員会、福祉事務所が併設されている。大正時代の建物がそのまま役場の庁舎として使われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
110.屋敷
大岡家表門の並びに「井川」「下間」という表札が掛かった武家屋敷の立派な門があった。門の奥には大きな屋敷も見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
111.津和野の街
殿町通りをひとまわりした後、バスへの集合時間までの間、JR津和野駅のほうへ歩いてみた。街にはこんな店があった。「Cafe 二代目 この実」という看板が掛かっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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112.JR津和野駅
山口線を津和野から新山口まで運行されている貴婦人(C57)けん引の山口号が有名である。私も以前に乗ったことがある。残念ながら駅郊外にSLの姿はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
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113.常光寺
バスに戻るときに山口線線路の反対側に小さなお寺が見えた。行ってみると、浄土真宗本願寺派のお寺だったが、由緒などはわからなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2018年2月12日

春近し! 保土ヶ谷公園 2月7日

毎日寒い日が続く。北陸では大雪のため、幹線道路で車に閉じ込められ、3日間も動けない車列ができたと伝えられている。一方、太平洋側では気温こそ低いものの、好天が続いている。
  しばらくフィールドに出ていなかったので、気温が上がってくる11時過ぎ、カワセミでもいないかと思い、保土ヶ谷公園へ行ってみた。
 明神台のバス停で降りて、いつものコースを歩き始めると、マンサクの花が咲いていた。その隣には、梅の木が花を咲かせ始めていた。まるで、この寒さこそ自分が花を咲かせるときだと頑張ってくれているようだ。
 下にある池へ降りていくと、薄氷の張ったその池の上を、ハクセキレイや、ムクドリがチョコチョコと歩いている。
 テニスコートのわきから、梅林へいくと、いろいろな品種の梅の花が咲き始めていた。ちょうどお昼の時間で、座ってお弁当を開いている人たちもおられた。咲き始めた梅の花を眺めながめていると、ちょっと変わった野鳥がいた。ツグミだ。もう、春が感じられる。

1.マンサク ( 満作、万作)
wikipediaを見ると、マンサクの語源は明らかでないが、早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれているとある。「金縷梅」ともいうらしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.8 1/400秒 19mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
180210_001.jpg
2.白梅
マンサクの木の隣に、梅が咲いていた。 比較的大きな梅の木だが品種はわからない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/800秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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3.もう少しで五分咲き
その梅の花は、まだ五分咲きには少し間がある。蕾をいっぱいつけていた。このくらいの時が一番美しく見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/500秒 22mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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4.氷の上のムクドリ
下池、上池のほうへ下りていく。池には薄い氷が張っている。上池ではその薄い氷の上をムクドリが歩いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 72mm ISO160​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ハクセキレイ (白鶺鴒)
ハクセキレイは群れは作らないが、どこにでも現れる鳥だ。尾を上下に振るしぐさが愛らしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/200秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.薄氷が張る池のハクセキレイ
ハクセキレイも薄氷が張る上池の水面を歩いている。半分溶けそうな薄い氷だが、うまく歩いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/125秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
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7.梅園
上池の先からテニスコートのわきを戻るように歩いて梅園へ行ってみる。梅はまだ咲き始めたばかりで、全体では三分咲きにも満たないが、ちょうど昼になり、お弁当を開いている人たちがいた。まだ、雪が残っている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/640秒 27mm ISO100​ )​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.「別角晩水」
梅はちらほらと咲き始めている。この木には 「別角晩水」という札がかけられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.3 1/250秒 39mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.「養老」
ほぼ白に近い淡紅の梅で 「養老」という品種だそうだ。 五分咲きほど花を咲かせていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.2 1/500秒 30mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.「桜鏡」
「桜鏡」は比較的遅咲きの品種のようだが、よく日が当たる枝で咲き始めている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/200秒 143mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「幾夜の寝覚」
「幾夜の寝覚」という札がかけられていたが、調べてみるとイクヨネザメという品種は、 緋梅系・紅梅性の淡い紅色をした八重咲きの大輪であるとの言われるが?。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/400秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「八重寒紅」
この品種は日本で品種改良した野梅系早咲き品種で正月用に使われるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/200秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.「無類絞り」
白い花弁に水色が混じる大輪で八重の花を付けていた。 ここでは この品種はよく咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.深紅の梅の花
この木には品種を示す札がかかっていなかった。深い紅色の花だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.梅園
梅園で比較的よく花が咲いている木々を撮った。日当たりがよい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.8 1/320秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ツグミ発見
梅の木の下に鳥を見つけた。ムクドリかと思ったが、ちょっと違う。オレンジの羽が見えた。ツグミだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.5 1/400秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.ツグミ -1
ズーミングして引き寄せる。これで焦点距離は約160㎜だ。35mm版換算で約900mmに相当する。トリミングはしていない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/160秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.ツグミ -2
そのまま、さらに近づくことができた。ツグミはキョトンとしてこちらを見ている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/250秒 161mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.ツグミ -3
しばらくの間、近くを歩き回っていた。光の条件が良ければ、 P610はこんな写真を撮るのに役に立つ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/400秒 161mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年3月20日

河口湖へ1泊2日のドライブ旅行(3) 西湖湖畔、河口湖周辺 3月3・4日

「西湖 いやしの里 根場」を後にして、西湖の北側を走る。湖畔に下りられるところで車を停めた。少し傾き始めた太陽の光が雲一つない富士山に注がれている。誰もいない静かな湖畔だ。
 そして、今夜の宿である富士屋ホテルグループの「河口湖ビューホテル」に向かった。4時20分ごろ到着。さっそく5階にあるという展望室へ行って富士山とその反対側の河口湖を眺めた。富士山の眺めは西湖で見たそれにかなわなかった。
 ひと風呂浴びて、夕食になった。友人の奥様がフレンチを予約しておいてくれた。ワインは甲州の白にしたが、すっきりして旨い。
 翌朝、広大な「富士ビューホテル」の庭園を歩き、河口湖畔の散策路を歩いた。朝は雲が多かった。この日は、全く予定がない。どこを見て、どこを回って帰ろうかと朝食をとりながら話し合う。決まったのは、まず、河口湖畔の富士御室浅間神社を参拝し、ご婦人方のご要望で「与 勇輝 館」へ行き、布を素材とした人形を見ることになった。次にもう一つの浅間神社である富士山北口本宮浅間神社へ行くというところまで。

30.西湖
こんなにきれいに晴れた西湖を見るのは初めてだ。wikipediaによれば、西湖の​​面積は富士五湖では4番目の大きさで、最大水深は2番目の深さの​​​ 71.7m。山梨県指定天然記念物フジマリモの群落地である。かつて富士山北麓には、剗の海(​こせのうみ)​​​という広大な湖があった。やがてその西部に溶岩流が流れ込んで分断され、本栖湖が生まれた。さらに平安時代初期の貞観6年(864年)に富士山が大噴火(貞観大噴火)を引き起こし、流れ出た膨大な量の溶岩流によって剗の海は大半が埋め尽くされた。この時に埋め残された東端が現在の西湖で、精進湖は北側の湾の一つである。現在でも雨水による増水時に、それぞれの湖で水位が一定して同じく推移するため、3つの湖は地下でつながっていると考えられている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.逆さ富士くずれ
​​ この写真の前に4人で交代しながら記念写真を撮っていたら、富士山が西湖の湖面に白い姿を映していた。それに気が付いて、逆さ富士を撮ろうとと位置を変え、ファインダーを覗いたら、風が吹いたのか、もう湖面の富士山の姿はくずれてしまっていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 46mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.河口湖 -1​​
​​ 西湖から河口湖の南側に入って、今夜の宿である「富士ビューホテル」に到着した。チェックインをして、部屋に案内してくれた係りの人が最上階の5階に展望室があり、南に富士山、北側に川口が眺められるという。荷物を部屋に入れてもらって、その足で展望室とやらへ行ってみた。富士山の眺めは光線も悪く、良くなかったが、河口湖は日を浴びた湖面を見せていた。ここは河口湖の中央部で、河口湖大橋はもっと右の方にある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 44mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.河口湖 -2​​​​
​​ 河口湖は富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、最も低い標高地点にある。面積は富士五湖で最も大きな山中湖(6.80㎢)に次ぐは2番目の大きさ(5.70㎢)で、最大水深は精進湖とほぼ同じ 14.6m の深さという。2013年6月22日には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つとして世界文化遺産(日本の文化遺産としては13箇所目)に登録された。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 44mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.2日目の朝 「富士ビューホテル」の庭園
​​ 「富士ビューホテル」には広い庭園があり、河口湖の湖畔散策路に続いている。ゆっくり休んだ次の日の朝、朝食前に歩いてみた。野鳥のさえずりが聞こえる。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f3.1 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.朝の河口湖畔
​​ どんよりとした雲が垂れ込めた湖畔は静寂だった。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.雪が残る湖畔散策路
​​ 「富士ビューホテル」の庭園内を歩き、車が走る湖畔道路へでる。「敷島の松」というバス停があるところを湖畔側に渡る。写真に残さなかったが、平成8年10月14日 除幕された田中冬二の詩碑があった。昭和18年に河口湖を訪れたときの田中冬二の作品にちなみ、スープに浮かんだ逆さ富士をモチーフにしたデザインの詩碑になっている。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f3.1 1/250秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.河口湖畔
​​ 湖畔の散策路を西の方へ歩いていくと、こんどは谷崎潤一郎文学碑がある。谷崎潤一郎は昭和17年秋に河口湖畔に滞在して名作「細雪」を執筆。ここの文学碑には「細雪」の一説が谷崎の直筆で刻まれていた。

Panasonic DMC SZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/400秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.「富士ビューホテル」玄関前から眺める富士山
​​ 9時過ぎにチェックアウトしたが、朝のうちは雲に覆われていた富士山が見えるようになった。出発を前に宿泊客が順番を待って富士を背景に記念写真を撮っていく。我々もそれに従った。富士山は北側斜面を見せている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f8​​​ 1/​400​秒 70mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.富士御室浅間神社
​​ 第2日目はまず、今回訪れる2つ目の浅間神社である富士御室浅間神社を参拝した。ここは初めての所だ。備えられている案内板には1300年以上の歴史を有する富士山最古の神社であると記されていた。富士御室浅間神社のホームページによれば、本宮は「文武天皇3年(699年)に藤原義忠によって霊山富士二合目に奉斉されたと伝えられる。その後708(和銅1)年に祭場の形を造り、720(養老4)、807(大同2)年に雨屋、社殿を創建された。富士噴火のため焼失したが、その後、しばしば再興、増設された。社名の「御室」は、かつて祭祀を石柱をめぐらせた中で執り行っていたことによるものである。 天徳2年(958年)には、村上天皇により、氏子の祭祀の利便のため河口湖の南岸に里宮が創建された。」とある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.随神門、里宮社への参道​​
​​ 広い境内には、富士山を背にする、昭和49年に富士山二合目から、ここに移築復元された本宮(国指定重要文化財)と河口湖を背にする里宮(町指定有形文化財)が建てられているが、この写真は随神門から里宮社へ続く参道である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3​​​ 1/​320​秒 98mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.モズ​​
​​ 参道を歩いていると、野鳥が飛んできて、木の枝にとまった。モズのようだ。トリミングしている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3​​​ 1/​250​秒 300mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
170319_041.jpg
42.里宮社の随神門​​​​
​​ 質素だが、落ち着いた随神門だった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 22mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.里宮社
​​ 随神門を抜けて境内に入る。958年(天徳2年)村上天皇が、崇敬者の礼拝儀祭の便を図るため、老松繁る現在の場所へ建立された。以来武田家、小山田家、徳川家からあつい信仰や手厚い庇護を受けて来た。現在の建物は、明治22年に再建されている。河口湖に面し、喧騒と離れた静寂の中にある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f7.1​​​ 1/​250​秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.本宮 昭和49年にこの地に移築 -1
​​ 再び富士御室浅間神社のホームページによれば、本宮は「富士山最古の社。699年(文武天皇の御世)藤原義忠公が霊山富士二合目へ奉斉。722年(養老4年)雨屋建立。807年(大同2年)に坂上田村麿郷が蝦夷征伐の御礼として社殿を創建。噴火のための数次にわたる炎上と、自然条件厳しい場所のための不朽激しく、そのつど皇室及び、武田家をはじめとした有力な武将等により再興が 重ねられてきた。 富士山二合目にあった本宮本殿は、1612年(慶長17年)に徳川家の臣で当時当地方の領主鳥居成次が 造営、その後4回の大改修を経たものを、永久保存のため昭和49年に現在地へ 遷祀したものである。構造は、一間社入母屋造り、向拝唐破風造り、屋根は檜皮葺形銅板葺きで桃山時代の特徴をもったすぐれた建造物である。」と書かれている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​250​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.本宮 昭和49年にこの地に移築 -2
​​ 本宮本社殿前の説明札には、昭和39年スバルラインの出現により、旧登山道が荒廃を極めるとともに、あまりにも厳しい自然状況の中にあり、永久保存が至難であるため、昭和48年にここに移築復元し、昭和49年5月完工、重要文化財の指定を受けたと記されていた。このように本宮本殿は永久保護のため、ここ里宮の地に移築されたが、本宮の拝殿は当時のまま、富士山二合目に奥宮社として新たに建立されているそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 26mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.富士御室浅間神社 里宮拝殿
​​ もう一度、里宮拝殿に戻ってきた。現在の建物は、明治22年に再建されたとあるが、静かな佇まいに建つこのお宮は落ち着いた趣きがある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f3.​5​​​​ 1/​250​秒 ​18​mm ISO​22​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.里宮拝殿の扁額
​​ 里宮拝殿の扁額には大石次郎右衛門の文字が読み取れるが、どういう人なのかはわからなかった。​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​4​​​​.​5​​​​ 1/​250​秒 ​44mm ISO​140​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
4​8.稲荷神社
​​ 里宮拝殿の周囲にはいくつかの末社があったが、左手(西側)​に稲荷神社があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f​5​​.6​​​​​​​ 1/​250​秒 ​26mm ISO​20​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.「与 勇輝 館」
​​ 河口湖の南側湖畔にある「与 勇輝 館」に寄った。ここは布を素材とした日本の創作人形作家の第一人者である与 勇輝 氏の作品を常設展示する美術館として平成5年に開館した。ご婦人方のご要望で見学したが、そのノスタルジックな人形は時代の流れを感じさせる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f​6.3​​​​​​​ 1/​250​秒 ​35mm ISO​20​0​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年3月21日

南房総ドライブ(4) 白間津花畑、笠森観音、東京ドイツ村 3月4日


 南房パラダイスを出発したのは12時半ごろだった。さらに南下して、房総半島最南端に近い、館山市相浜というところへ行く。漁協直営の「相浜亭」で昼食の予定だ。また、少し道に迷ったが、漁港の前に素朴に建てられた「相浜亭」があった。お客さんは多い。実は「海鮮バーベキュー」が目当てだったが、あいにく火曜日は休みとのこと。その姉妹店の「相浜亭」は海鮮丼が売りらしい。私は前半の運転を終え、ご褒美のビールを飲ませていただき、伊勢海老が一匹入った伊勢海老天丼というのを食べた。
  ここからは、ノンアルコールで我慢していただいた友人のご主人に運転をお願いした。次の目的地は太平洋に面する南房総市千倉町の白間津地区の、国道410号線沿いにある花畑だ。1月から3月にかけては、ポピー、キンセンカ、ストックなどの花が咲き揃い、花摘みが楽しめるということで、初めに計画したバスツアーでは、これがメインになっていた。花畑には、多分、兼業農家の人たちだろうが、何軒かの花を売る店、花を摘ませる店があり、賑わっていた。
 道の駅になっている鴨川オーシャンパークで一休みした後、楽しみにしている笠森観音へ向かった。鴨川の先の安房天津というところを左に曲がり清澄山、養老渓谷といった山道を走って、年に1、2回ゴルフに行く高滝へ出る。さらに北上して笠森観音に着いたのは、もう夕方の5時だった。笠森観音は、期待通りのところと、期待外れなところがあった。 さて、最後は友人の奥様のリクエストで、東京ドイツ村のライトアップを見る。入園料は乗用車1台1500円だったが、これはイルミネーション期間(2013年~2014年は11月9日~4月6日)の15時以降、入園料が無料になっていて、乗用車1台の駐車料金としての1500円だった。通常は大人1人1200円だそうだ。
 少々遅くなった。東京ドイツ村には、寒かったこともあって、長居はしなかったが、7時近くになっておいた。
 再び海ほたるを通って、途中で軽く食事をして、横浜に帰り着いたのは、9時少し前だった。

46.「相浜亭」
漁協直営の「相浜亭」はなかなかの人気だった。私たちが入ったときは、まだ空席があったが、すぐ満員になってしまった。ほんとに質素な建物に、机と椅子を並べたというところ。私が食べた伊勢海老天丼は2,000円だった。さすが、伊勢海老は美味かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
「相浜亭」;クリックすると大きな写真になります。
47.白間津花畑の菜の花
場所は南房総市千倉町、向こうに見える海は太平洋だ。菜の花畑が広がっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/850秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
白間津花畑の菜の花;クリックすると大きな写真になります。
48.キンギョソウ
ストックにも似ているが、キンギョソウのようだ。花が金魚の形をしている。オレンジ色のキンセンカも咲いていた。この花畑で花を摘んで持ち帰ることが出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
キンギョソウ;クリックすると大きな写真になります。
49.花を売る店
花畑には、写真のような花を摘ませたり、摘んだ花を売ったりする店が点在する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 14.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
花を売る店;クリックすると大きな写真になります。
50.笠森観音
夕方5時過ぎ、笠森観音の駐車場に着いたが止まっている車はない。観音堂は午後4時に閑堂されているという立札が立っていた。しかし、外観だけでも見ておきたい。駐車場からこの階段を上がっていく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/17秒 10.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
笠森観音;クリックすると大きな写真になります。
51.笠森寺 境内
階段を上りきって、山門をくぐり境内に入る。通称笠森観音と呼ばれているが正しくは笠森寺という。天台宗別格大本山、坂東三十三箇所の第三十一番札所、山号は大悲山というそうだ。十一面観音像が本尊であることから「笠森観音」と通称される。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/70秒 7.9mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
笠森寺 境内;クリックすると大きな写真になります。
52.笠森寺 観音堂
Wikipediaによると、大岩の上にそびえる観音堂は、61本の柱で支えられた四方懸造と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式であり重要文化財である。長元元年(1028年)に後一条天皇の勅願で建立されたと伝えられているがその後焼失し、現在の建物は、解体修理の際発見された墨書銘から文禄年間(1592-1595年)の再建とされている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/34秒 7.0mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
140320_052.jpg
53.笠森寺 観音堂の側面
登り階段のある正面から観音堂に沿って左にまわってみた。京都の清水寺の舞台を思わせる。しかし、整理されていない電線がいっぱい架けられているし、工事用の資材なども放置されていて、残念だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/40秒 7.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
笠森寺 観音堂の側面;クリックすると大きな写真になります。
54.重要文化財笠森寺観音堂
観音堂は地上16mの床高の上に建てられている。この日は上がることはできなかったが、正面の階段を上がると、外から見える高欄付き、回縁がある。中に入ると外陣があり、その奥に内陣がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/40秒 7.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
140320_054.jpg
55.六角堂から観音堂を見る
観音堂を背にして左手の小高いところに退色した朱色の六角堂があった。子育地蔵尊と記されている。そこから振り返って観音堂を眺めると、空に少しだけオレンジ色が残っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/15秒 12.4mm ISO500 ) 露出補正 +0.3段
六角堂から観音堂を見る;クリックすると大きな写真になります。
56.境内から山門を見る
寒くなってきた。そろそろ車の戻ろうとして、山門を見る。境内の梅も寒そうだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/15秒 10.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
境内から山門を見る;クリックすると大きな写真になります。
57.山門を振り返る
あとで調べていて解ったことだが、風神・雷神の珍しい仁王様が安置されているという。気が付かなった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/15秒 10.7mm ISO2000 ) 露出補正 なし
山門を振り返る;クリックすると大きな写真になります。
58.霊木 子授楠
参道の左手に子授観音が立っていた。神木ならぬ霊木という大きな楠があり、二本に分かれた根の間に開いた穴をくぐると子供を授かるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/8秒 18.5mm ISO3200 ) 露出補正 なし
霊木 子授楠;クリックすると大きな写真になります。
59.東京ドイツ村 -1
東京ドイツ村のゲートを入る。ゲートで乗用車1台に付き1500円の駐車料金を払う。15時以降はこの駐車料を支払うだけで、入園料は無料だ。イルミネーションが眩い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/13秒 18.0mm ISO3200 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -1;クリックすると大きな写真になります。
60.東京ドイツ村 -2
高台に展望台があるので上がっていった。見下ろすとイルミネーションの世界が広がる。人が黒い点のように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/15秒 18.6mm ISO1000 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -2;クリックすると大きな写真になります。
61.東京ドイツ村 -3
「光の絵本」と称され、飛行機とか風船とかが描かれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/30秒 27.0mm ISO1600 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -3;クリックすると大きな写真になります。
62.東京ドイツ村 -4
約200万個のLED電球が使用されているという。あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)・江の島「湘南の宝石」(神奈川県藤沢市)とともに、夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「関東三大イルミネーション」に指定されているとのこと。退出は一方通行の道を、敷地内を一周するようにして、ゲートに出た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/15秒 21.6mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
東京ドイツ村 -4;クリックすると大きな写真になります。


2014年3月11日

南房総ドライブ(1) 海ほたると南房パラダイスの温室植物 3月4日


 年に数回、ご一緒する機会があるご夫妻と南房総をドライブした。そもそも「はとバス」の日帰りバスツアーにお誘いしたのだが、それなら、マイカーでドライブしようということになった。幸いこの日は、連日、天候がすぐれない中、唯一、晴れた日だった。
  自宅に朝6時に来ていただいた。友人のご主人と私とで運転をしたが、昼飯の時に私にビールを飲ませてやろうとのご主人のご厚意から、最初は私がハンドルを握った。
  コースは、海ほたる→富津岬→南房パラダイス→相浜(昼食)→白間津花畑→鴨川オーシャンパーク→笠森観音→東京ドイツ村→海ほたる→横浜で、まず、アクアラインの海ほたるで朝食にした後、房総半島の西側を南下し、房総半島最南端に近い相浜で昼食の後、東側を走る。後半、鴨川の先の安房天津から81号線を北上し、養老渓谷の脇を通って、笠森観音に出た。409号線(房総横断道路)木更津へ向かう途中、東京ドイツ村に寄った。7時ごろ、帰路に着き、木更津北ICから、館山自動車道に再びアクアラインを通って、自宅まで送っていただいたが、約340kmの走行となった。
 まずは海ほたるから南房パラダイスまで。

1.海ほたる
7時少し過ぎに海ほたるに着いた。ここで朝食にする。私はあさりうどんにした。少し甘めのだしだったが、美味しかった。快晴で東京のビル群が眺められる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 12.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたる;クリックすると大きな写真になります。
2.海ほたるから 東京ゲートートブリッジ を望む
お台場方面を望むと、その手前に東京ゲートブリッジが見えた。晴れてはいるものの、空気は重そうだ。すっきりとは見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/480秒 61.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたるから 東京ゲートートブリッジ を望む;クリックすると大きな写真になります。
3.海ほたるから 東京スカイツリー を望む
35mm版1000mm相当というHS50EXRの望遠端で東京スカイツリーを撮った。霞んでしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
海ほたるから 東京スカイツリー を望む;クリックすると大きな写真になります。
4.羽田に降りる日航機
海ほたるからは、羽田空港を離着陸する飛行機が頻繁にみられた。この機はどうやらJALのボーイング767のようだ。着陸に備え車輪が出ている。早朝の到着便だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
羽田に降りる日航機;クリックすると大きな写真になります。
5.南房パラダイス
海ほたるからアクアラインを進み木更津南IC出て、富津岬に寄った。風が冷たくて寒い。富津岬は東京湾のくびれたところに突き出た岬で、対岸は横須賀だ。その右手に横浜が見える。長居はせず、富津館山道に出て南房パラダイスに向かった。カーナビに惑わされて、農道に入ってしまい、時間をロスしてしまった。南房パラダイスは昭和45年に開園した。シンガポール国立植物園と27年前から姉妹提携しており、園内の各所にシンガポールのシンボル「マーライオン」の像が設置されているのはそのためだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 5.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
南房パラダイス;クリックすると大きな写真になります。
6.連続温室
入口を入って右手に進むと、南房パラダイスの‛売り'である全長300mという全11棟の連続温室が始まる。最初の温室に入ると、メガネが曇ってしまった。これはクワ科のフィクス パーセリーという植物。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/120秒 61.0mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
連続温室;クリックすると大きな写真になります。
7.フィクス パーセリー の実
クワ科のフィクス パーセリー の葉の付け根に可愛い実がなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/140秒 23.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
フィクス パーセリー の実;クリックすると大きな写真になります。
8.白いバラ マチルダ
バラの花が咲くのは、通常、木立ち性のバラは5月~11月の間、つる性のバラは春だけ花を咲かせるが、ここでは日本ばら会の協力で冬に花を咲かせる実験をしているとか。昨年3月から四季を通じてバラを楽しめるようになっているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/900秒 15.0mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
白いバラ マチルダ;クリックすると大きな写真になります。
9.リウビンタイ
シダのコーナーには、大きなリウビンタイがあった。リウビンタイ科は、大型の常緑性シダで、熱帯・亜熱帯の森林に自生する。日本では本州南岸以南に2属5種自生する。塊状の地下茎から複葉を出すという。その科のリュウビンタイ(Angiopteris lygodiifolia)は本州南岸(伊豆半島以南)から台湾に自生し、観葉植物としても栽培するそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 11.0mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
リウビンタイ;クリックすると大きな写真になります。
10.ビカクシダ 別名 コウモリラン 鹿の角
樹木などに着生するシダで、性質が強く丈夫なため世界の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されている。寒さにも強く、関東南部でも条件の良いところでは戸外でも越冬することがあると記されていた。この写真ではわかりにくいが、本当に鹿の角のような形をしてた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/120秒 9.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ビカクシダ 別名 コウモリラン 鹿の角;クリックすると大きな写真になります。
11.大温室
途中に高さ25mに及ぶ大温室があり、アンスリウムの花が咲いていた。ところが、この花に見える赤い部分は苞(仏焔苞)という。そして、黄色く見えるところを肉穂花序といい、そこに沢山の花が付いている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 20.8mm ISO800 ) 露出補正 なし
大温室;クリックすると大きな写真になります。
12.大温室の滝とアンスリウム
大温室には小さな滝が設けられ、ジャングルのムードを演出している。アンスリウム属には600種以上もあるそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/105秒 5.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
大温室の滝とアンスリウム;クリックすると大きな写真になります。
13.サトイモ科のモンステラの葉
直径1mほどになる大型の葉には、不規則な穴や切れ目が入っている。熱帯アメリカに分布する。淡黄色の実は炭酸カルシウムを含むが、バナナとパイナップルの中間的な味で食用にするという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/105秒 5.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
サトイモ科のモンステラの葉;クリックすると大きな写真になります。
14.バナナ
バナナとはバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。花は下に向かってぶら下がる。Wikipediaによれば、花序は1本の果軸に複数の果房(果段)がつき、各果房には10本から20本程度の果指から成っている。大きな花房に見えるのは苞葉で、果指の部分が本当のバナナの花である。果指一つ一つが一本のバナナに成長し果房がバナナの房となる。この説明を知って、改めて写真を見ると、どれがどこだか解ったような気がする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/420秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
バナナ;クリックすると大きな写真になります。
15.カカオ
ココアやチョコレートの原料となる中南米産のカカオの木。樹高10m位になるという。この赤褐色の実を割ると5室に分かれていて、20~60粒のカカオ豆と称される種子が入っている。この種子を発酵させて、ココアやチョコレートの原料となるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/75秒 29.2mm ISO400 ) 露出補正 なし
カカオ;クリックすると大きな写真になります。
16.カタバミ科 ゴレンシ スターフルーツ
原産は熱帯アジアだそうだ。実を横に切った形がきれいな星形をしていることから、スターフルーツとも呼ばれている。生で食べるほかに砂糖漬けにして食べるそうだ。いろいろな食べ方があるらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/140秒 43.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
カタバミ科 ゴレンシ スターフルーツ;クリックすると大きな写真になります。
17.キンシャチ
サボテンコーナーには、キンシャチという大きなサボテンがあった。直径1m位あったように思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/400秒 7.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンシャチ;クリックすると大きな写真になります。
18.ナス科 ラッパバナ
連続温室の最後に熱帯花木コーナーがあった。いろいろな花の中で一際大きく目立ったのが、このメキシコやジャマイカ原産のラッパバナだった。花の直径は15~20cmはあったと思う。ラッパ状の大きな花は咲き始めは白で翌日黄色になるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 22.4mm IS0 400 ) 露出補正 なし
ナス科 ラッパバナ;クリックすると大きな写真になります。