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2018年8月18日

オオウラギンスジヒョウモン と ウラギンスジヒョウモン 箱根湿性花園 7月14日

7月9日に箱根湿性花園に電話してみた。「ミドリシジミは出ているでしょうか?」と尋ねたところ「今年はまだ見ていません」とのこと。「ノリウツギは咲いてますか?」と尋ねたら「咲いてます」という返事をいただいた。
 昨年は、都合がつかなくて行くことができなかったが、一昨年7月19日にミドリシジミを撮ろうと箱根湿性花園へ行ったところ、その姿を全く見ることができなかった。今年は桜の開花から始まって、何もかもが10日ほど早い。例年7月20日をメドに行くと必ずミドリシジミに会えたが、今年はどうなのだろうか。
 駄目でも仕方ないと思い、7月14日に出かけた。午前中から気温が高かった。 御殿場から仙石に向かうと、カーナビで「この先事故で通行止めです」とアナウンスされた。かといって状況もわからないし、片側一車線の山道を引き返すのをためらっていると、御殿場から右側車線をサイレンを鳴らして、救急車が2台上がって行った。15分くらいして、その救急車が戻ってきた。負傷者は収容されたらしい。しばらくして、止まっていた車が動き出した。事故現場は、そこからそれほど先ではなく、長尾トンネルの手前だった。下ってくる乗用車と登っていく乗用車がぶつかっていた。
 そんなことがあって、到着が1時間ほど遅くなってしまい、湿性花園に着いたのは9時半だった。入園してさっそく、ノリウツギの咲いていくところに行ってみた。ノリウツギの花は適期を過ぎていたが、ミドリシジミは元気だった。一つの花の房に4頭もいたことがあった。ただ時間も遅くなり、気温が高く、開翅はしてくれなかった。♀も多いように見える。
  花に来るオオウラギンスジヒョウモンを撮ろうと、カセンソウやヌマトラノオが咲く湿原復元区へ行ってみた。活発に飛び回るオオウラギンスジヒョウモン♂を追っていたが、1頭、何か違う感じの、前翅の先端に♀の特徴である白い△の紋があるが、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗色である。また、前翅外縁のくびれがオオウラギンスジヒョウモンより明らかに少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と同定した。ウラギンスジヒョウモンは少なくなっていると言われ、私にとって貴重な写真となった
。  元気なミドリシジミを確認できたし、思ってもみなかったウラギンスジヒョウモンにも会えた。暑くなってきたので12時に撮影を切り上げ、湿性花園の前の蕎麦屋さんに入って「とろろ蕎麦」を食べて、帰路に着いた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ミドリシジミ -1
ノリウツギが見えるところに近づくと、その花に飛んできたミドリシジミが見えた。先客がいる。2頭にピントが合うようにカメラの位置を移動する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ -2
同じ2頭をプラス補正で撮った。裏面から♂♀を見分けるのは、私には難しいが、お腹が太いので♀かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ -3
この日は日差しが強く、暑かった。ミドリシジミも日陰で翅を休める。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ -4
前の写真と同じ個体。左後翅広角に小さな破損がある。発生後期になっているのではないかと思った。今年はやはりいつもの年より発生時期が早いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ -5
裏面の白条の位置、太さ、曲がり方などには個体により、微妙な差がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ミドリシジミ -6
この画の中に4頭のミドリシジミがいる。ノリウツギの花はほかにもあるのに、なぜかここに集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ -1
キタテハの夏型のきれいな個体だった。花はオカトラノオだと思っていたが、どうやらヌマトラノオのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモン♂ -1
湿原復元区に咲くカセンソウには、今年もオオウラギンスジヒョウモンが舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン♂ -2
オオウラギンスジヒョウモンはヌマトラノオでも吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンスジヒョウモン♀ -1
ヌマトラノオに来ていたこの個体を見て、最初はオオウラギンスジヒョウモン以外思いつかなかったが、よく見ると何か違う。前翅の翅頂部に小さな白い紋があり、♀のようだと思った。しかし、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗い色である。それにこの個体は、オオウラギンスジヒョウモンに比べ、前翅外縁のくびれが少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と思う。ウラギンスジヒョウモンは、1992年に信州の高ボッチで見て以来、お目にかかっていない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンスジヒョウモン♀ -2 裏面
同じ個体。裏面後翅の銀紋もオオウラギンスジヒョウモンとは微妙に異なる。後翅亜外縁部も赤みを帯び、ウラギンスジヒョウモン♀の特徴がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンスジヒョウモン♀ -3
しばらくの間、ヌマトラノオの花から花へ移って、吸蜜してくれていたので、撮影にも余裕があった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
開翅もしてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
比較的近くにあるヌマトラノオの花にきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラギンスジヒョウモン♀ -5
ほんとにきれいな個体だった。満足。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.キアゲハ
湿原復元区に咲くチダケサシにキアゲハが絡んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 62mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.アカタテハ
例年、湿原復元区に来ると必ずと言ってよいほどアカタテハが飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キタテハ -2
キタテハは年3回ほど発生する。これは多分第2化と思う。形がずんぐりした印象なので、♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キタテハ -3
このキタテハは湿原復元区のヌマトラノオの花からしばらく離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン♂ -3
ウラギンスジヒョウモンと見比べていただくと、前翅の翅頂部(先端部分)が外側に膨らんでいるのと、翅の幅がやや細長いのがわかる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオウラギンスジヒョウモン♂ -4
裏面はウラギンスジヒョウモンに比べてやや暗い感じで、銀色の帯も少し形が違う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン♂ -5
20.21.と同じ個体。例年はオオウラギンスジヒョウモンはもっと個体数が多いが、今年は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミドリシジミ -7
最後にもう一度ミドリシジミを見に行った。今回は開翅シーンが撮れなかったが、ここは9時開園なので、それより前に入ることができない。次回は何とか開翅するミドリシジミの♂を撮るチャンスに恵まれたい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段


2018年7月 5日

舞岡公園の6月 6月4日、6月13日、6月19日

6月4日は平地産ゼフィルスを狙って行くが収穫なし。ムラサキシジミを撮る。
  6月13日はミドリシジミの♀を狙って舞岡公園へ行った。11日がほぼ一日中雨が降り、12日は、晴れるとの予報だったが、午前中、気温も低くいまいち晴れないので行きそびれてしまった。13日も同様の天気予報だったが、早朝ゴルフ練習へ行った足で、舞岡公園まで行ってみた。期待していたのはミドリシジミの♀だったが、現れない。 舞岡公園の自然2 というブログを拝見すると、12日はミドリシジミの♀のA型、B型、AB型、O型のすべてが現れたとあった。12日に行けばよかったと、悔しい思いをする。
 先日オオミドリシジミの写真を撮った折、コントラストが強くてせっかくの輝くグリーンを飛ばしてしまったショットが多くあったので、「マルチ測光」で撮っていたのを, この日は「ハイライト重点測光」にして撮ってみた。ウラギンシジミやルリシジミの裏面、モンシロチョウのディテールなど、白飛びさせないで撮れた。
 その後、気温が低く、梅雨空の日々が続いていたが、19日の朝起きると青空が見えた。天気予報を見ると、今日は昼過ぎまで晴れ、気温も26?7℃くらいになるというではないか。そろそろ、リョウブも咲くだろうし、トラフシジミも出てくるだろう。運が良ければ名残りのゼフィルスに会えるかもしれないと思い、8時半に家を出た。結果は、トラフシジミは何とか撮れたが、他は駄目だった。チョウの数が少ない。
 これでしばらく舞岡公園とは離れる。次回はクサギの花が咲くころ黒いアゲハを撮りに来ようと思う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリタテハ 6月4日
リョウブの花の咲き具合を確認しようと思い、いつもと違う道を歩く。ルリタテハが飛んできて、散策路に止まった。まだ越冬した個体なのだろうか? この日はハイライト重点測光にして撮ってみたが、前回、撮影時にマイナス側に露出補正していた設定が残っていて、クリアしていなかった。ケアレスミスである。この日はすべて、-1.7の露出補正のまま撮影してしまった。ハイライト重点測光とマイナス露出補正で当然アンダーになった画像をソフトでレベル補正せざるを得なかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 2.休むアゲハチョウ♀ 6月4日
アゲハチョウ♀が草の葉に止まって休んでいた。産卵に疲れたのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO250 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.コジャノメ 6月4日
舞岡公園でコジャノメはあまり多くない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ルリシジミ♀ 6月5日
この日、舞岡公園では新鮮なルリシジミが多くみられた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ムラサキシジミ 6月4日
平地産ゼフィルスが良くみられるところへ行ってみた。敏捷に飛ぶシジミチョウがいたので何だろうと目で追っていると、梢の葉に止まった。ゼフィルスではなく、ムラサキシジミだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ムラサキシジミ♀ 飛翔 6月4日
飛び立つと翅表の紫色が輝く。どうやら♀のようだ。ムラサキシジミの♂にはほとんどで会ったことがない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO125 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ムラサキシジミ♀ 開翅 -1 6月4日
葉上で開翅してくれた。紫色が陽の光を浴びて輝く。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ムラサキシジミ♀ 開翅 -2 6月4日
また、飛び立って移動し、違う葉の上に止まり翅を開いた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 215mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ムラサキシジミ♀ 開翅 -3 6月4日
広角にして、モニターを使って撮った。もう少し近寄れればいいのだが・・・

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ムラサキシジミ♀ 裏面 6月4日
この日は平地産ゼフィルス撮影の成果はなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 11.アゲハチョウ♀ 6月4日
カラタチの周りをアゲハチョウが飛びまわり、時折、カラタチの新芽にタッチしては産卵していたようだ。蜘蛛の巣に掛からないように・・・

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO200 ) 露出補正 -1.7段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ルリシジミ 6月13日
6月13日に舞岡公園で見たルリシジミは大分擦れてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.リョウブの花 6月13日
日当たりの良い枝では、ようやくリョウブの花が咲き始めていた。しかし、まだ、三分咲き程度である。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ネムノキ 6月13日
舞岡公園にはネムノキが多い。ちょうど見ごろの季節になった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.コゲラ 6月13日
古谷戸の里の林の中に何か野鳥がいるのを見つけた。2頭いたがツーショットは撮れなかった。自宅に戻り、叶内拓哉さんの「くらべてわかる野鳥」(ヤマケイ文庫版)で調べてみるとコゲラ(小啄木鳥)だった。眼の後ろに赤い羽根があり♂のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ベニシジミ 6月13日
ベニシジミは前翅の中室部が黒ずんですっかり夏型の装いになった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウラギンシジミ♂ 6月13日
今年羽化したウラギンシジミの夏型が多くなってきた。葉先に止まって縄張りを監視するような姿勢をとる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラナミアカシジミ 6月13日
名残り惜しいウラナミアカシジミが、何処からか飛んできて梢の葉先に止まった。近づくとその目が写らなくなるので、離れて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.モンシロチョウ 6月13日
白飛びなく、ディテールまできれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジチョウ 6月13日
イチモンジチョウの裏面の模様はなかなか渋い。 6月13日

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.キタテハ夏型とアカメガシワ 6月13日
アカメガシワの花が咲いて、キタテハが訪れていた。アカメガシワ(赤芽柏)の花にはミドリシジミもやってくるのだが、この日は見つけることができなかった。wikipediaによれば、アカメガシワという和名は、葉が柏のように大きくなることから命名されたという説もあるが、柏が生息していない地域では、この木の葉を柏の葉の代用として柏餅を作ったことからアカメガシワと呼ぶようになったとの説があるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリシジミ 6月13日
枝先に止まったルリシジミを散策路を入れて撮った。もう少し蝶に近づいて撮りたいところだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒカゲチョウ 6月13日
ヒカゲチョウは年2回の発生。いまごろは第1化の最盛期である。よく、散策路上に止まっていて、歩いていると飛び出して驚くことがある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.トラフシジミ -1 6月19日
6月19日は9時半ごろ舞岡公園に着いた。まず、リョウブの咲くところへ行く。リョウブの花は、八分咲きというところか。目を凝らしてトラフシジミが吸蜜していないか探すと、不意に飛び立ち、近くのカエデの木の梢に止まった小さなチョウがいた。トラフシジミだった。半開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.トラフシジミ -2 6月19日
さらに探していると、リョウブの花に埋もれるように吸蜜している小さなトラフシジミの個体を見つけた。トラフシジミがアンダーにならないようにプラス補正した。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO1600 ) 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 26.トラフシジミ -3 6月19日 
トラフシジミは複数いた。どれもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 27.キマダラセセリ 6月19日
散策路のわきで、咲き始めていたオカトラノオの白い花にキマダラセセリがいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ムラサキシジミ 6月19日
散策路でムラサキシジミに会った。そこでは初めてのことだった。それにしても今年はムラサキシジミを多く見る。散策中の2人連れの女性に「何というチョウですか」と尋ねられたので「ムラサキシジミです」とお答えしたのだが、「紫には見えないわね」と言って去って行かれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ムラサキシジミ 開翅 -1 6月19日
これも♀だった。なかなかムラサキシジミの♂に会えない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ムラサキシジミ 開翅 -2 6月19日
これも前の写真と同じ個体で♀。♂はより紫色になり、紫色の範囲が広くなる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.モンシロチョウ 6月19日
この時期、モンシロチョウはきれいな個体が多く、数も多い。タツナミソウで吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ベニシジミ 6月19日
オカトラノオが咲くところでベニシジミを撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 58mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ムラサキシジミ 開翅 -3 6月19日
また、ムラサキシジミがいた。いつもムラサキシジミを見かける駐車場わきの植え込みでは、まだ見ていないが、舞岡公園内でこんなに多くのムラサキシジミを見たのは初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO200 ) 露出補正 なし


2018年3月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?14) 2016年

振り返ってみて、2016年は今までに経験したことのないほど蝶が少ない年だった。4月までは平年通りで、ギフチョウをはじめとして、発生すべき時期に発生していたが、5月、裏高尾のアオバセセリは1頭も見ることができなかった。ミツバウツギの白い花が、いつもの時期に咲いていない。早く咲いてしまったのだろうか。箱根湿生花園のミドリシジミも例年の適期に行ったのに全く見られなかった。
 信州の蝶も少なかった。この年も3回ほど信州へ行ったが、特に信州を代表するクジャクチョウや、キベリタテハが見られない。地元の愛好家の方も、ヒョウモンチョウの類も少ないと言って嘆いておられた。
 私がフィールドにしている横浜市戸塚区の舞岡公園でも5月、6月のゼフィルスをはじめとして、概して蝶が少なかった。
 考えられる原因として、今年は幼虫の時期に気温が高かったので、幼虫の生育に支障があったのかもしれないということを何かで読んだ。

クリックすると大きくなります。 1.キタテハ斑紋異常 2016年3月5日 舞岡公園
3月初めの暖かい日に近くの保土ヶ谷公園にP610を携えて出かけた。キタテハの 越冬した秋型が数頭飛んでいた。約3週間前にも暖かい日があり、保土ヶ谷公園に行ったが、その時にキタテハの異常型(斑紋異常)を見ていた。もしかして、そのキタテハ異常型に再会できないかと、飛んでくるキタテハを目を凝らして追っていたところ、その願いがかなった。後翅黒斑がつながっている。3週間前のと同じ個体と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/800秒 72mm ISO100? )? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 2.ギフチョウ 2016年4月6日 神奈川県相模原市
この時期、ここには多くの愛好家が集まる。その人たちと、離れたところで咲いていたミツバツツジにギフチョウが来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
180318_003.jpg 3.ツマキチョウ♀ 2016年4月15日 小石川植物園
アブラナ科のショカツサイはツマキチョウの食草の一つである。小石川植物園には多くのツマキチョウが飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.ツマキチョウ飛翔 2016年4月15日 小石川植物園
小石川植物園では、セリバヒエンソウが紫色の花を咲かせていた。その花にツマキチョウの♂が口吻を伸ばしながらアプローチする。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.スミナガシ 2016年5月13日 裏高尾
この日の本命はアオバセセリだったが、ミツバウツギの花も咲いていなく、本命は現れなかった。この新鮮なスミナガシに会えたのが収穫だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 197mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 6.ウスバシロチョウ 2016年5月13日 八王子城跡
この年、例年のようには南足柄でウスバシロチョウを撮ることができなかった。これは八王子城跡で。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.オオミドリシジミ 2016年6月10日 八王子市郊外
ある方から八王子市郊外のオオミドリシジミのポイントを教えていただいたので行ってみた。現地に到着したのは8時ごろだったが、オオミドリシジミ♂が乱舞していて、時々若葉に静止して翅を開き、青味かかった緑色を輝かせる。マクロで撮れる距離には来てくれなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/125秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.羽化したばかりのベニヒカゲ 2016年7月24日 湯ノ丸高峰林道
湯ノ丸高原の地蔵峠から高峰高原の車坂峠へ抜ける林道で、冬はスキー場になるところがあるが、そこに羽化したてのベニヒカゲがいた。撮影日は7月24日。ずいぶん早い出現である。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ウラギンシジミの交尾 2016年9月28日 舞岡公園
横浜市戸塚区の舞岡公園では、秋になるとウラギンシジミが多くなり、しばしば交尾シーンにも遭遇する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/640秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン 2016年11月5日 明神台公園
近所にある明神台公園に咲くキバナコスモには、秋の深まりとともにツマグロヒョウモンが吸蜜に集まる。飽きるといったんキバナコスモスから離れる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ハクサンフウロに来たミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月24日 長野県東御市
ようやく探した高山蝶ミヤマモンキチョウのポイントで撮影。一帯には食草のクロマメノキの群落がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.初々しいモンキチョウ♀ 2016年8月3日 舞岡公園
モンキチョウは草原を活発に飛び回るので、擦れた個体が多くなる。こんなに初々しい個体を見るのは珍しい。おそらく羽化したばかりなのだろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 185mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラナミシジミ 2016年9月28日 舞岡公園
秋に多くなるウラナミシジミは食草でもあるハギの花に誘われる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.ヒメアカタテハ 2016年10月20日 舞岡公園
このチョウも秋になると多くあらわれる。成虫でも越冬するようだが、春にはほとんど見かけない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2018年3月14日

保土ヶ谷公園 暖かい日 RX10 M4 試し撮り 3月4日

昨日の土曜日は20℃近くまで気温が上がり、とても暖かい日だった。今日、3月4日も天気が良く気温も上がるという。間違いなくキタテハなどの越冬チョウが翔ぶに違いないと思い、保土ヶ谷公園へ出かけた。
? 体を動かすと半袖でもよいくらいの暖かさだが、風が強い。キタテハが飛ぶが、風に舞う落ち葉と見分けるのが難しいし、地面に止まると枯葉や枯草に紛れてしまい、踏み込んでしまうことがしばしばだった。
この日はもう一つ目的があった。それはSONY RX10?のフィールドでの試し撮りだ。習熟しなくてはならない。地面に止まったキタテハをローアングルで撮る練習をしたが、これはなかなかむつかしい。コンパクトデジカメではそれほど難しくなかった広角端での近接撮影は、この日は上手くいかなかった。中望遠でのローアングルの撮影は、被写体のチョウをとらえるのにまごまごしてしまう。足立区生物園で撮影したようにはいかなかった。練習が必要である。
 咲き始めたカワヅザクラや、満開になった梅園の梅の花を被写体にして撮影を楽しんだ。野鳥の撮影は慣れたためかP610のほうが歩留まりが良い。RX10 M4は重いので、立ったまま手持ちでファインダーを覗くとぶれてしまう。連写して歩留まりを良くするしかないかなと思う。

1.満開の梅
公園に入ると梅の花が満開になっていた。満開の梅の花の重なりを狙ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5 1/500秒 84mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.キタテハ -1
池の周りの草地でキタテハが飛んでいた。活発に飛び回る。望遠端で1mくらいに近寄って撮る。意外と敏感ですぐに飛び立つ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f5 1/500秒 218mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.水浴びするムクドリ
池から引かれた水路でムクドリが水浴びをしていた。連写で撮ったなかの1枚。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 220mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ -2
キタテハは地表近くをスーッと飛んできて地面にとまる。背景も何もなく、よい写真は撮れない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 218mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.カワヅザクラ -2
池の淵に植えられたカワヅザクラが咲き始めていた。中央の一番前にある花にピントを合わすべきだが、その後ろの花にピントが来てしまった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.カワヅザクラ -3
花に近づき、広角側で公園の景色を背景に入れて、絞り優先にしてf11で撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影( f11 1/125秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.キタテハ -3
絞り優先で、f5.6で望遠端でのボケ具合を確認する。220mmで撮る分、離れて撮るのでボケは大きくならない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.キタテハ -4
同じ個体。同じ条件のまま、もう少し近寄ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.キタテハ -5
f10に絞り、ファインダーではなく、モニターで撮影した。意図はローアングルで背景をシャープにと思ったが、220mmでは背景がぼけてしまう。モニターでの撮影は、腕を伸ばすことにより、被写体までの距離を調節できるため、ぎりぎりまで近づけた。ISOが200に上がって、1/250秒になっている。望遠端では、ぶれを少なくするようにシフトする設定がされているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f10 1/250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.梅林風景
家族連れが満開の梅の下でお弁当を食べている。風が強くて気の毒だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 24mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「思いのまま」 
1本の木にピンクと白の花が咲く梅があった。このショットは1/800秒で撮れているのでISO100のままだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「桜鏡」 
濃い紅色の花は遅咲きの「桜鏡」と思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影 ( f4 1/400秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.「桜鏡」と白梅 -1 
満開の白梅を背景にして、 「桜鏡」の濃い紅色の花を撮る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影( f11 1/160秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14. 「桜鏡」と白梅 -2 
絞り込んで広角側で撮ったが、背景の白梅はぼやけてしまった。もっと被写体に寄らないと意図した写真にならない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影 ( f11 1/80秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.満開の「思いのまま」 -1 
広がりと重なりを撮りたかったが。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影 ( f4 1/800秒 36mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16. 満開の「思いのまま」 -2 
ピンクの花を手前にフォーカスして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞りオートで撮影  f4 1/640秒 196mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.法性寺の白梅
保土ヶ谷公園を引き上げることにして、帰りは下りなので歩いて帰ることにする。途中、法性寺に寄った。鐘楼の屋根を背景に古木の白梅を撮る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 28mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。
18.法性寺の紅梅
庫裡を背景に灯篭を入れて紅梅を撮る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 29mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。


2017年11月18日

秋深まる舞岡公園 11月3日

しばらく舞岡公園にも行っていなかった。舞岡公園へは休日にはほとんど行ったことがない。この日は祝日で天気も良く、子供連れの家族など、たくさんの来園者があるのではないかと思った。ところが行ってみると、駐車場もそれほど混んでなくて、子供連れというよりも、いつものように熟年のご夫婦やグループの方々が多かった。
  ウラギンシジやミムラサキツバメでも飛んでいればよいかなと思って行ってみたのだが、思わぬ収穫もあった。それは、今まで舞岡公園ではあったことがなかったオオチャバネセセリがいたことと、あまり良い写真にはならなかったが、久しぶりにクロコノマチョウが撮れたことだった。
 古民家がある小谷戸の里では、野鳥愛好家の写真や、カービングの作品が展示されていた。素晴らしい写真がたくさんある。カービングも見事だった。これから春が来るまでの間は、暖かい日にこそ越冬しているウラギンシジミなどが飛び出すくらいで、チョウは見られなくなり、舞岡公園は野鳥を撮るカメラマンが多くなる。

1.舞岡公園の駐車場
時間は11時20分、もちろん平日よりは車が多いが、思ったほどでもなく、苦労なく駐車できた。紅葉が始まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
2.黄葉
これはウツギのような葉だが、何という木か定かではない。葉がきれいに橙色になっていた。10月は平年より気温の低い日が続いたので、葉の色づき具合が進んだようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタテハ秋型 -1
舞岡公園のこの時期は野草の花が少ない。小谷戸の畦道に咲いていたカントウヨメナと思われる花にキタテハがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ秋型 -2
カントウヨメナの花には複数のキタテハが吸蜜に来ていた。キタテハの秋型は赤褐色になり、引き締まった容姿だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.野鳥写真展
小谷戸の里の古民家前の広場では、「舞岡公園 里山オールドボーイズ」という野鳥愛好グループによる写真展が行われていた。どの写真も力作である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1600 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ミゾゴイ
高瀬健二さんという方の作品で、この秋、初めて舞岡公園へ飛来したというミゾゴイ(溝五位)の写真があった。ミゾゴイは夏、日本で繁殖し、東南アジアで越冬するという。絶滅危惧種で生息数は世界で1000羽程度と推測されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.カービング
「舞岡バード愛好会」というグループはカービングの作品を展示していた。バードカービングとは、「水鳥猟のおとりとして作られていた木彫(デコイ)をスタートに欧米、特に米国で発展進化して木工芸文化の領域になりました。現在では、日本でも全国的にコンテストやイベントが各地で行われるようになり発展している状況です。バードカービングは南洋材のチュピロ、ジェルトン等を素材にして彫刻刀や電動グラインダー等の工具を使い野鳥等を造形し、彩色する木工芸です。作品を造り進むにつれ、新しい発見があり、野鳥との距離が短くなり、自然の大切さも実感しています。」と説明されていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ビンズイとオナガのカービング
10数点のバードカービングの作品が展示されていた。写真をとって良いですかとお断りして、撮影したこの作品は手前が3羽のビンズイで、その向こうが、ピントは外れているがオナガである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.古民家の縁側
小谷戸の里にある古民家の裏庭で、縁側に腰を掛け秋の暖かい陽を浴びて、のんびりと談笑している年配のかたがたがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ウラギンシジミ♀ -1
古民家の前庭に植えられている木の枝にウラギンシジミが飛んできて止まった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ウラギンシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.リンドウ(竜胆)
目立たないところに咲いていた。舞岡公園でリンドウを見るのは初めてではないかと思う。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな青紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせるという。まさにその通りだ。どこにピントを合わせてよいのか難しかった。結果、ソフトなイメージになっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.キタキチョウ
キタキチョウは寒い季節になってもいつまでも元気に飛んでいるチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ベニシジミ
ベニシジミは成虫で越冬するチョウではないが、まだ元気に飛んでいた。来年の春には世代を変えて、オレンジ色の美しい個体が生まれる。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.マユミ((檀、真弓、檀弓)の実 光があたって輝くマユミの実が生き生きとしていた。マユミは中国と日本の林に自生し、秋にその実と紅葉を楽しむ庭木として親しまれているという。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリと思って撮ったが、あとでその写真を開いて見ると、前翅の前縁内側の白斑がイチモンジセセリに比べ、大きくて明瞭であること、また、後翅の白斑の列が、ジグザグに見えることから、オオチャバネセセリと同定した。私は舞岡公園では初めて見た。今までも見たことがあるのかもしれない。しかし、イチモンジセセリと思い込み、見過ごしていたのかもしれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.クロコノマチョウ
クロコノマチョウには、先日、大磯の城山公園へ行ったときに遭遇したが、舞岡公園で会うのは久しぶりである。舞岡公園の中では広範囲に生息しているようだ。コントラストが強いところに止まって、良い写真が撮れなかった。真横から撮ろうと思って右に移動したら逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO1800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年10月 9日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (12)パリ 国立自然史博物館 8月7日

この旅行の出発を前に、リーダーから「どこか行きたいところはありますか」と聞かれていた。すべてお任せするが、パリに行ったときに時間が取れれば、半日、パリ国立自然史博物館を見たいと希望を伝えておいた。そしてその希望がかなえられることになった。
 今年の5月、上野の国立科学博物館で開催された大英自然史博物館展を見に行った折に、展示されていたミイロタテハの標本を見たが、パリの自然史博物館には蝶の収集家として有名なマダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大な標本があるということを知り、是非、行きたいと思っていた。ミイロタテハ(アグリアス)の標本を見るのは国内でも可能だが、フルニエ・コレクションというのをぜひ見たかったのだが。

 目的の「進化の大ギャラリー」という建物に入る。パリにエッフェル塔が完成した数か月後の1889年に「進化の大ギャラリー」の前身である動物学のギャラリーが出来、1991年にこれを改装して「進化」といテーマで新しい動物学の計画が持ち上がり、それが現在の「進化の大ギャラリー」だ。展示されているのは、中央の展示室に3,000種、全体で7,000種というが、標本の収蔵数は昆虫だけで1億5千万点というから凄い。
 「進化の大ギャラリー」は地上階、中階、上階があるが、中央のギャラリーは、地上階から上階まで吹き抜けになっていて、まるで生きているような動物の大行進といった展示がなされている。吹き抜けの展示スペースの周囲は、地上階、中階、上階とそれぞれに展示がされていた。
 もちろん蝶の標本も展示されていて、世界的な分布や美麗種をテーマにして展示されていた。

 しかし、フルニエ・コレクションのミイロタテハは見ることが出来なかった。展示されていなかったのだ。特別展として展示されることがあるのだろうか?
 私が以前、コツコツと集めた蝶の切手のコレクションの中では、ミイロタテハの切手は二つの国から、それぞれ1種ずつしか発行されていなかった。一つはもちろんフランスで2,000年に発行された。これはフルニエ・コレクションの標本が題材になっている。もう一つは、何故か北朝鮮の切手だった。もちろん北朝鮮にミイロタテハが生息しているわけではない。
フランスから発行されたミイロタテハの切手を見ていただきたい。

2000年6月17日 フランス共和国発行
タテハチョウ科:クラウディナミイロタテハ亜種 Agrias claudina sardanapalus Bates,1860
切手には Papillon sardanapale のフランス名が記されている。「自然の展望」シリーズ4種のうちの1種 ↓
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171008_368.jpg
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4種連刷の小型シート
小型シート上部に Regards sur la Nature(自然の展望)の表題と国立自然史博物館のロゴマークがある。
4種とも「国立自然史博物館」の収蔵品を図案としたもののようで、このチョウの図案の元になった標本は、同館に収蔵されている、世界的に有名な「フルニエ・コレクション」に含まれている。 ↓

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「進化の大ギャラリー」見て、広大な植物園の中を通り、地下鉄のオーステルリッツ駅へ向かう。そこにはいろいろな花が咲いていた。蝶は来ていないかと探したが、モンシロチョウだけだった。オーステルリッツ駅に近くなったところに「古生物学と比較解剖学のギャラリー」があった。立派な建物で、1898年に建てられ、2年後の1900年万国博覧会を視野に開館したという。ギャラリーの中央スペースは静かに走り出しそうに見える骨格標本の群れだった。
 「古生物学と比較解剖学のギャラリー」を出たところで、キタテハが飛んできた。日本のキタテハとは違う。

フルニエ・コレクションは見られなかったが、自然史博物館を見てきた。説明がフランス語なので理解できなかったことと、照明がやや暗かったことが残念である。

335.国立自然史博物館入り口
地下鉄ジュシュー駅側から国立自然史博物館の門を入る。動物園、植物園、そして、「進化の大ギャラリー」、「古生物学と比較解剖学のギャラリー」といった施設の案内板がある。残念ながらフランス語だ。このゲートを入ると、園内という感じがする。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 18mm ISO??560???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
336.ライオンの像
ゲートをくぐってすぐのところにこんな建造物があった。水栓があって、ライオンの像がのっている。何だろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 20mm ISO??1800???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
337.植物園の歴史展示室(マニー館)??
もともと個人の邸宅であったマニー館が、1787年、ビュフォン伯の進言に寄り、王立薬用植物園の一部に組み込まれ、植物園の歴史を辿る展示室になった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 38mm ISO??200???? ?)露出補正? ?なし
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338.植物園・国立自然博物館 案内図
パリ植物園は、観光客はもとより地元の人たちも訪れる人気スポットだが、この植物園をはじめ、温室、動物園、そしていくつかの博物館(ギャラリー)からなる組織が、国立自然史博物館(Mus?um national d'Histoire naturelle)である。もともとは17世紀にルイ13世が作った王立の薬用植物園を現在の位置に移動させ、研究機関として発足したもので、フランス革命時の1793年に一般に博物館として公開されるようになったそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/1?250?秒 18mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
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339.温室??
金属製骨組の温室3棟が、大広場に沿って並んでいる。そのうち2棟が公開されている。写真はメキシコ温室。wikipediaによれば、メキシコ温室は、フランスにおける金属建築の先駆者ロオル・ド・フリュリ (Rohault de Fleury) の作品(1834年 - 1836年)だそうだ。手前に人間に襲い掛かるヒグマ像がある。これはエマニュエル・フレミエ Emmanuel FREMIET 1824-1910 によるものだそうだ。ただし、これはレプリカで、本物はオーステルリッツ側にあるようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/400?秒 18mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
340.「進化の大ギャラリー」
広大な植物園は、ジェシュー駅側からオーステルリッツ駅側へ約500mまっすぐに続いているが、そのジュシュー駅側(セーヌ川左岸寄り)に私が是非見たいと思っていた「進化の大ギャラリー」がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/1250秒 18mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
341.パリ植物園
「進化の大ギャラリー」を背に、植物園のオーステルリッツ駅方面を眺める。ビュフォン像が見える。庭園の発展に大きく貢献したビュフォン伯ジョルジュ=ルイ・ルクレール Georges-Louis Leclerc, Comte de Buffon (1707 - 1788年)の銅像である。啓蒙思想の博物学者だったビュフォンは、フランスの百科事典である「博物誌」の著者としても有名。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/1250秒 50mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
342.「進化の大ギャラリー」入り口??
「進化の大ギャラリー」の建物を右側に回り込むと、入り口があった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/1000秒 18mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
343.「進化の大ギャラリー」エントランス????
ここで入館料 ひとり?8 を支払って館内に入る。日本語のガイドブックなどは影も形もない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/250秒 28mm ISO??1000???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
344.1階 海の生物??????
まずは1階の海の生物のフロアを見る。クジラ、イカ、サメ、ペンギンなど海の生物の剥製が展示されている。残念ながら、説明書きは理解できない。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels??????
プログラムオートで撮影( f2 1/200秒 11mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
345.2階 動物の大行進
ゾウ、キリン、シマウマ、ライオン、チーター、ハイエナ、カバといった陸を代表する動物たちが行進しているという展示である。これは3階から下を見下ろして撮っている。夜、明け方、夕方というように照明の色も変わっていく。音響設備もあって、ときどき動物の唸り声や鳴き声、雷鳴も轟く。同じような展示を上野の国立科学博物館で見た記憶がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/160秒 16mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
346.ダーウィン「種の起源」
2階?4階が吹き抜けになっていて、その周囲には各種展示がなされている。チョウの標本の展示もここにある。まず、目についたのは、ダーウィンの「種の起源」だった。英語版とフランス語版が展示されている。レプリカだろうと思うが、左側が1859年の初版 "On the Origin of Species by Means of Natural Selection, or the Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life" の表紙のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/160秒 13mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
347.モンキドクチョウ
チョウの標本の展示があった。ドクチョウとそれに擬態するチョウの仲間(ヘリコニウムタイマイなど)と思うが、展示の趣旨がイマイチわからなかった。擬態も進化なのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/200秒 21mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
348.オスジロアゲハ
オスジロアゲハは多型現象で有名である。展示のタイトルになっている「Quand un papillon en cache un autre」 をGoogleで翻訳すると「蝶が別のものを隠すとき」となった。やはり擬態のことだろうと思う。 「ぷてろんワールド」 というサイトで教えていただくと、オスジロアゲハはセネア型南アフリカ???、プラネモイデス型(?ウガンダ)???、プロトスラーミ型(?ケニア)など地域によって、翅の紋が異なる???いろいろなタイプがあり、さらに♀はその地域のさまざまなマダラチョウの仲間に擬態することで有名であるという。マダガスカルのオスジロアゲハの♀はアフリカ大陸のオスジロアゲハの様にマダラチョウなどに擬態しない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
349.チョウの展示 -1
中央の大きな緑色のチョウはニューギニアにいるメガネトリバネアゲハの♂、その左は東南アジアのキシタアゲハ、右側はインドや、ネパール、ミャンマーに産するタカネクジャクアゲハ、そして、アポロウスバシロチョウなどの蝶が展示されていた。ここはどんなくくりで展示されているのかよく分からないが、アゲハチョウ科以外の美麗種もある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
350.チョウの展示 -2
このグループは、ヘレナモルフォ、エガモルフォ、そして左側はフクロウチョウの1種でいずれも南米の蝶だ。しかし、同じ南米に棲む世界三大美蝶のひとつであるミイロタテハ(アグリアス)は見当たらない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/100秒 17mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
351.チョウの展示 -3
メガネトリバネアゲハのオレンジ系亜種、ヒマラヤなどに棲むテングアゲハ、東南アジアのオナシアゲハが並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/100秒 23mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
352.メガネトリバネアゲハの♂と♀
このメガネトリバネアゲハは、トリバネアゲハ類の中では最も広く分布する普通種とされる。メガネトリバネアゲハにはグリーン系亜種とオレンジ系亜種とブルー系亜種があるが、その展示ではなく、単にグリーン系亜種の雌雄の標本が展示されていた。何か意味があるのかもしれない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
353.トリバネアゲハの仲間
トリバネアゲハ属はニューギニア島とその周辺の島々に11種を産する。♂はいずれも豪華な色彩をしている。一番上がロスチャイルドトリバネアゲハ、一番右がゴクラクトリバネアゲハ、中央右がメガネトリバネアゲハ、中央左がチトヌストリバネアゲハ、一番下がゴライアストリバネアゲハだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/25秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
354.チョウの展示 -4
ここの展示もよく分からなかった。一番上はタスキアゲハのようだ。その下にキマダラマルバネアゲハが見られる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/30秒 22mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
355.チョウの展示 -4の学名
このパネルは前の写真のチョウたちの学名が示されている。この学名をネットで検索してみると、英文であるがその種の説明は知ることが出来た。中南米のチョウが集められているようだが、なぜこれらのチョウがここに並んでいるのかわからない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/13秒 24mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
356.ギフト・ショップ
館内を見終えて、何か記念になるものはなかろうかと、チョウに関りのある品物を探したが、残念ながらこれはというものはなかった。買ったのはこれだけだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 17mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
357.「進化の大ギャラリー」退出
約1時間半「進化の大ギャラリー」を見た。あまりにも期待が大きかっただけに、失望感が残る。展示の意図が、言葉が分からず、伝わってこなかったのだ。「進化の大ギャラリー」を出て、植物園をオーステルリッツ駅に向け歩く。ビュフォン像が背を向けている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?1000?秒 38mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
358.パリ植物園は花盛り??
真直ぐに延びたパリ植物園は長さ500m、面積3ha あるという。そこのフランス式花壇は、プラタナスの木立により縁どられている。4月初旬以降には花壇は花盛りになり、花の顔ぶれは定期的に変えられていき、全部で千種類近くが栽培されるとのこと。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?1000?秒 40mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
359.花壇の花にモンシロチョウ -1
なにかチョウは飛んでいないかと植物園の中を歩いたが、モンシロチョウだけだった。フランスにはモンシロチョウの類が3種生息しているようだが、これはその分布域から見て、最も普遍的な Pieris rapae のようだ。日本にいるモンシロチョウに比べ前翅先端が尖っているように見える。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?2000?秒 300mm ISO??200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
360.花壇の花にモンシロチョウ -2??
この黄色い花が好きなようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?1250?秒 300mm ISO??200???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
361.花壇の花にモンシロチョウ -3
可憐な紫色の花に白いモンシロチョウが良く似合っていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?320?秒 280mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
362.「進化の大ギャラリー」を振り返る
広大な植物園はふたつに分かれている。そのうちの一方は、「進化の大ギャラリー」側にあり、1890年から1900年迄の自然史博物館館長アルフォンス・ミルン=エドワール (Alphonse Milne-Edwards) の名にちなんだ ミルン エドワール広場であり、他方は、セーヌ川側(オーステルリッツ駅側)のラマルク広場である。いま、私たちはラマルク広場側を歩いている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?1250?秒 40mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
363.ラマルク像
フランスの進化生物学者ラマルクの像は正門(オーステルリッツ駅側の門)のすぐ近くにある。台座の正面には Fondateur de la Doctrine de l'?volution(進化論の創始者)の文字が刻まれている。ラマルクは博物館の中に整理もされずにたまっていた昆虫などを丹念に洗い出し、こつこつと調べ始め1801年に無脊椎動物すべてを網羅し体系づけた大著、「無脊椎動物モノグラフ」を書き上げた。そしてさらに8年後の1809年に、有名な名著「動物哲学」を公刊したそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?1250?秒 82mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
364.「古生物学と比較解剖学のギャラリー」
オーステルリッツ駅側入り口に向かって右側に立派な建物があった。パリで最も美しいミュゼといわれる「古生物学と比較解剖学のギャラリー」だ。この石と金属でできた、建築家フレデリック・デュテールによるこの建物は1898年、2年後の1900年万国博覧会を視野に開館された。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?640秒 18mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
365.「古生物学と比較解剖学のギャラリー」の展示??
建物の中には650にも及ぶという骨の標本が集められて展示されている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250秒 38mm ISO??2800???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
366.パリのキタテハ
「古生物学と比較解剖学のギャラリー」から出てくると、その植え込みに小さな褐色のチョウが飛んできた。撮った写真を良く見るとシータテハとキタテハの中間のように見える。以前に購入してあった「Butterflies of Europe & the Mediterranean area」という本で調べてみたところ、分布域からして、Polygonia c-album のようだ。このあと、オーステルリッツ駅から地下鉄に乗って凱旋門に向かった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?320秒 300mm ISO??200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
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2017年7月 4日

八王子城跡 6月9日

今年も、この時期に高尾山へ上がってみたが、目的のチョウには会うことが出来なかった。仕方なく、歩いて下山し、またまた、今季3度目になるが、八王子城跡へ寄った。
 八王子城跡の駐車場からエントランス広場に入ると、野鳥撮影の方々が三脚を立てておられた。そのレンズの向いている方(離れた木立に向けられていると思っていた)を確認して邪魔にならないように草地を歩いていると、キセキレイがいた。P610で数カット撮る。八王子城の立体模型が置かれている東屋にウラギンシジミやテングチョウが寄ってきていたので、撮影チャンスを狙ってのぞき込んでいたところ、レンズを構えておられた一人の方から、その立体模型が置かれている東屋の屋根裏を指さして、「そこに巣があるので、離れてこちらに来てくれませんか」と声を掛けられた。何のことかわからぬまま、言われたとおりに移動した。どうやら、その東屋の中にキセキレイが巣を作っていたようだ。「知りませんでした。失礼しました」とお詫びした。撮影のチャンスを邪魔してしまい申し訳なかったと思う。キセキレイは無事、東屋の中の巣に、咥えていた餌を運んだようであった。
  八王子城跡では、さすがに、ウスバシロチョウはもう見られなかった。そろそろ、帰路に着こうとアカツメクサで吸蜜するモンキチョウやダイミョウセセリをローアングルで撮ったりしながら、駐車場の車に戻る。帰りにちょっと寄り道をして、ミズイロオナガシジミでも撮れればと思い長池公園に行ってみたが、成果なし。こういう日もある。

1.高尾山自動車祈祷殿 高尾山のケーブルカー乗り場の近くには、八王子市営駐車場をはいじめ、いくつかの有料駐車場がある。今回は初めて、高尾山自動車祈祷殿の駐車場に停めることにした。朝7時半ごろ到着したが、受付は8時からだという。先に駐車し、山歩きの準備をされている方がおられた。尋ねてみると、ここを良く利用されている方らしい。「受付は8時からのようですが、ここに車を置いていって大丈夫ですか?」と聞いたところ、「大丈夫ですよ。後で、フロントグラスのワイパーに、受付に来てほしい旨の紙が挟んであります。」とのことだったので、そこに車を置き、ケーブルカーの清滝駅へ向かった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.5 1/125秒 15mm ISO110? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.高尾山599ミュージアム 
土産物店や蕎麦処などが立ち並ぶ参道にほど近い、旧東京都高尾自然科学博物館跡地に、高尾山599ミュージアムが2015年8月11日に開館した。主として都の財政難が理由で東京都高尾自然科学博物館は閉館(平成16年3月31日付)となり、同館の土地、標本・資料類等が八王子市に無償譲渡されたそうだ(平成17年4月1日付)。この無償譲渡の条件として、八王子市は5年以内(平成22年3月末まで)に、現在の敷地内に新たに博物館機能を有する施設を建設し、??????今後20年間、同博物館機能を維持することになったという。入場無料だそうだ。??????帰路、下りて来たときに寄ってみようと思う。?????????

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/500秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.老舗の蕎麦屋
高尾山は蕎麦が有名である。清滝駅への参道には、蕎麦屋さんが多い。この高橋屋という老舗は、高尾山の山麓に位置し、創業は天保年間(1830?1843)という。高尾山名物は「とろろそば」だそうだ。高尾山の「とろろそば」の始まりは、その昔、高尾山の薬王院に参拝者の疲れをとってあげようと、滋養強壮によいといわれたとろろを消化吸収のよいそばにのせて出したことからだといわれているらしい。高橋屋は、8時前では、まだ、開店していなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ミスジチョウ
8時始発のケーブルカーに乗った。山頂駅で降りると、気温は低く、曇っている。ミスジチョウがその食樹であるカエデの葉に止まった。被写体まで距離があったが、P610の望遠端で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.石仏の頭にテングチョウ
お目当てのチョウに会えぬまま、1号路を下山する。途中の道沿いに祀られている石仏の頭にテングチョウが止まった。ここ高尾山は天狗の住む山と言われる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/125秒 161mm ISO140? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.キセキレイ -1
高尾山口まで降りてきて、高尾山599ミュージアムに寄ってみた。中は広々としている。あまり印象に残る展示物はなかった。先の自動車祈祷殿に戻り、受付に寄って支払いをし、八王子城跡へと移動した。いつもの駐車場に車を停めて広場に行き、クモガタヒョウモンでもいないかと草地を歩いていると、東屋の傍に置かれているテーブルにキセキレイが止まっていた。この時は気が付かなったが、口に餌を咥えていたのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/400秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
7.キセキレイ -2
少し近寄って、D5300で撮る。きれいな鳥だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞りオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
8.ウラギンシジミ??
東屋に置かれている八王子城の模型にテングチョウが数匹いた。ウラギンシジミもいたので、のぞき込んで撮っていると、三脚を立てて野鳥を撮っておられるかたから、「そこに巣があるので、離れてこちらに来てくれませんか」と声を掛けられた。気が付かなかったが、あずまやの屋根裏に、さっきのキセキレイが巣を作っていて、その餌運びのシーンを撮ろうと、三脚に据えられたカメラのレンズは、その巣に向けられていたのだった。申し訳なかった。キセキレイのお母さん?にも申し訳ない思いだ。しばらくして、餌を咥えたキセキレイは東屋の中に入っていった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO??560???? ?)露出補正? ?なし
170404_008.jpg
9.モンキチョウ
草叢ではモンキチョウが元気に飛び、アカツメクサの花で吸蜜をする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/2000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
10.テングチョウ
高尾山でも、ここでも、テングチョウがとても多かった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?500?秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
11.ハナショウブ 花菖蒲??
八王子城跡でもこれといった成果を得られぬまま、ミズイロオナガシジミでもいてくれればと思い、5月にアオバセセリを撮りに行った長池公園へ寄った。国道16号線の向かい側になるが、それほど遠くはない。ハナショウブがきれいに咲いていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?800?秒 62mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
12.キタテハ
長池公園も、チョウは多くない。新鮮なキタテハ夏型が貴重に思える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/200秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。
13.スジグロシロチョウ♂
モンシロチョウより一回り大きいスジグロシロチョウが多く見られた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  (? ?f?6.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
14.ルリシジミ♀
ミズイロオナガシジミを探して歩いていると、不意にルリシジミが飛び立ち、近くの下草に止まって開翅した。ミズイロオナガシジミには会えずじまいだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/200秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。


2017年7月 1日

舞岡公園 ミドリシジミ、アカシジミ、ウラゴマダラシジミ 6月5日

天候を見計らって舞岡公園へ出かけた。今日こそ、平地産ゼフィルスを撮りたい。
  小谷戸の里の入り口にできた水溜りで吸水していたジャコウアゲハや、ウツギの花で吸蜜するダイミョウセセリやキタテハ、そして、ルリシジミ、キタキチョウなどを撮りながら、ミドリシジミの最初のポイントへと歩く。もう引き上げるのか、向こう側から歩いて来られたかたに「お早うございます」と挨拶したところ、同好の仲間と思われたのか「たくさん撮らせていただきました」と答えてくれた。この時期、カメラを持ったひとは、お互い、何が目的かは、語らずとも決まっている。「まだ、撮っている人がいますよ」と指をさしてくれた。こうして、今年初めてのミドリシジミを撮影できた。
 この日は、ミドリシジミの他、アカシジミとウラゴマダラシジミを撮ることが出来た。だが、あまり気に入った写真ではないのが残念だ。

クリックすると大きくなります。 1.ジャコウアゲハ♂
小谷戸の里の入り口、昨日降った雨で出来た水溜りで、ジャコウアゲハの♂が吸水していた。しかし、ボロボロに破損した個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.5 1/400秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 2.ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリが満開のウツギの花で吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 3.ルリシジミ♀



Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 4.ルリシジミ♀ 開翅
前の写真と同じ個体。開翅してくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 5.キタキチョウ
1年間を通して、舞岡公園で最も多くみられるチョウはキタキチョウと思う。ドクダミ(?草)の花がきれいに咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/160秒 116mm ISO100? )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 6.キタテハ -1
ウツギの花にキタテハが吸蜜に来ている。この季節の定番だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6 1/400秒 215mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 7.ミドリシジミ -1
「ミドリシジミをたくさん撮らせていただきました」と話してくれた方が、指さされたところへ行ってみた。小さな栗の木があり、まだ、咲き始めの花が咲いていた。その花にミドリシジミが止まっていた。今シーズン初めてのミドリシジミだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/250秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段/small>
クリックすると大きくなります。 8.ミドリシジミ -2
前の写真と同じ個体。パッと飛び立ったが、すぐ近くの葉の上に止まった。きれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 9.ルリシジミ♂ 開翅
ルリシジミが多く飛んでいる。♂はライトブルーの翅表をちらちらさせながら、俊敏に飛び回る。やっと止まって、翅を開いてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 10.ミドリシジミ -3
また、移動して、クリの花に止まってストローを伸ばした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/320秒 143mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段/small>
クリックすると大きくなります。 11.ミドリシジミ -4
開翅を期待して少し粘ったが、この状況では無理だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 12.モンシロチョウ
第二化だろうか、初々しいモンシロチョウだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 13.イチモンジチョウ
個体数はそれほど多くないが、舞岡公園にはこの時期、確実にイチモンジチョウが見られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 14.テングチョウ
いつものルートを歩いていると、黒っぽいチョウが飛んできて、目の前の柵に止まった。生まれたてのテングチョウだ。ゆっくり距離を詰めて撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 15.アカシジミ -1
なかなか会えなかったアカシジミだったが、どこからかヒラヒラと飛んできて、樹の葉にとまった。高いところに止まったので、カメラを上に向けて撮らなくてはならない。背景に曇り空が入り、露出が引っ張られ、せっかくのアカシジミが暗くなってしまうので、露出補正をした。少し擦れた個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/160秒 108mmISO100? )露出補正 +1.3段
クリックすると大きくなります。 16.ウラゴマダラシジミ -1 開翅
瓜久保の草叢に入ると、先に来られていたかたが、「ウラゴマダラシジミが開翅していますよ」と教えてくれた。この日3種目の平地産ゼフィルスだ。残念ながら右側の前翅が破損していた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 17.ウラゴマダラシジミ -2
このウラゴマダラシジミは、一度飛び立って、また、近くの下草に止まった。左側に回り込んで破れてない方の側から撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/40秒 11mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。 18.アカシジミ -2
草叢を歩いていると、下草に止まっているアカシジミがいた。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO180? )露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。 19.アカシジミ -3
また、違う個体が飛来した。尻尾の方が食いちぎられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/125秒 4mm ISO160? ) ? 露出補正 -0.7段
クリックすると大きくなります。 20.アカシジミ -4
前の写真と同じ個体。マクロレンズで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO900 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ダイミョウセセリ
ヒルガオの花にダイミョウセセリが顔を突っ込んでいる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.キタテハ -2
ウツギの花で吸蜜するキタテハの裏面。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.キタテハ -3
近寄っても、夢中になって吸蜜している。黒い斑紋が太く濃い♂だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ベニシジミ
路傍のアカツメクサに止まるベニシジミ。もっとベニシジミを右に置いた構図にすればよかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.6 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 25.スジグロシロチョウ♂
この時期はスジグロシロチョウも多い。ウツギの花が好きだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 26.ウラゴマダラシジミ -3
前の写真のスジグロシロチョウを撮っているとき、ほんの目の前に、このウラゴマダラシジミがいるのを見つけた。ウツギの花の色に紛れて、気が付かなかったのだ。じっとして吸蜜を続けている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.ウラゴマダラシジミ -4
細かく移動はするが、同じところにとどまっている。とてもきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 )露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 28.ウラゴマダラシジミ -5
反対側から撮る。残念ながら前翅の翅頂がちょっと欠けていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.ウラゴマダラシジミ -6
P610の広角端で被写体に近寄った。逃げる気配は全くなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/2000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段


2017年6月17日

アカシジミは? 舞岡公園 5月29日

「舞岡公園の自然」というブログを拝見すると、5月24日にアカシジミを初めて撮っておられた。アカシジミの発生を知り、5月29日に公園に出かけてみたが、アカシジミを確認することはできなかった。いつもの年なら、もうとっくに撮影できているはずなのだが、今年は発生が遅れているようだ。
 イボタの花は散りかけているが、ウツギの白い花が盛りだった。その花に、キタテハの夏型やアオスジアゲハが来ていた。イチモンジチョウも発生している。
 それにしても蝶の数が少ない。「舞岡公園の自然」では、私が行った5月29日にも、栗の花に来たアカシジミを撮影されている。また、前日の28日にはミズイロオナガシジミも撮られていた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ夏型 -1
ウツギの花が満開だった。キタテハやツマグロヒョウモンが寄ってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/800秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.イチモンジチョウ 開翅
舞岡公園でもイチモンジチョウが発生している。この個体は前翅、後翅の外縁に橙色が現れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.イチモンジチョウ 裏面
開翅しているイチモンジチョウの裏側に回り込んで裏面を撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.アカボシゴマダラ春型
今年はアカボシゴマダラの個体数もあまり多くない。やっと現れたが、樹の陰で見失ってしまった。慎重に探してみると、ここに止まっていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ -1
ウツギの花に来ていた。花から花へと飛び回る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.5 1/400秒 48mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ -2
しばらく同じところで吸蜜していてくれたので、90mmマクロでも撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ夏型 -2
満開のウツギの花に埋もれていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2017年4月30日

ギフチョウの里 4月4日

例年なら、4月の第一週はギフチョウが舞う適期なのだが、今年は桜の開花も遅いようなので、ギフチョウの発生も遅れているのだろうかと思ってしまう。ネットでも情報が少ないが、4月3日、4日と天候は良く気温も上がってきそうなので、4月4日にいつものところへ出かけることにした。
 新しい道路ができたので、1時間半くらいで行ける。ギフチョウが飛び始めるのは11時ごろからだと思い、遅く出発しようと思ったが、駐車場がいっぱいになるのが心配で、8時に出発した。
 歩き始めると越冬したテングチョウが飛び、ミヤマセセリやスギタニルリシジミも現れる。500mくらいの所を行ったり来たりしてギフチョウの出現を待つが、現れてくれない。例年通り、何人もの方が来ておられたが、その中の1人がギフチョウが飛んでいくのを確認されていた。発生しているようだ。
  12時を過ぎて気温も上がってきた。やや奥の方にある梅の花で、5、6人の愛好者がカメラを構えておられた。トラフシジミがいるという。しかし、遠くて肉眼ではなかなか見つけられない。この日携行したカメラはSIGMAの18-300mmを付けたD5300とCOOLPIX P610だ。やっと、見つけた。そのとき、トラフシジミを撮っていた方の友人が、100mほど離れたところの梅の花にギフチョウが来ていると知らせに来られた。私も、トラフシジミはさておいて、ギフチョウがいるという所へ駆けつけた。まだ、梅の花にいるらしいが、なかなか見つけられない。と、そのギフチョウが飛び立った。吸蜜に飽きたのか、梅の花には戻らず、少し離れた小さな木に止まったようだ。回り込んでそのあたりへ行ってみる。しばらく探してやっと開翅して止まっているギフチョウを見つけた。この日のギフチョウは後にも先にもこの1頭だけだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.テングチョウ
駐車場に車を止めて歩き始める。沢沿いの道を右へ。さっそくテングチョウが飛び出す。気温も上がってきて、飛び出す個体数も多い。何年か前までは春一番に飛ぶ越冬したタテハチョウはキタテハだったが、最近はテングチョウが多くなった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマセセリ♂
この蝶も年に一度、春に生まれてくる蝶だ。良い写真の撮りにくい蝶である。この日は離れて撮らなくてはならないことが多いと思い、90mm マクロではなく、SIGMAの18-300mmを付けてきた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?1000?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.梅に来たテングチョウ??
まだ咲き残っている梅の花にもテングチョウは多く飛来する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマセセリ♀
タチツボスミレにミヤマセセリの♀が止まった。新鮮だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?500?秒 280mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.保護色のテングチョウ??
春の里山は落葉が多い。その落葉はわれわれの目からテングチョウを紛らわす。テングチョウは多く飛んでいるが、破損の少ない個体を選んで撮る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.スギタニルリシジミ -1
ルリシジミによく似たシジミチョウだ。ルリシジミに比べて裏面は暗灰色になり、翅表は暗青色に輝く。静止中、翅表はめったに見せてくれず、飛び立った時に観察する以外にない。飛翔中の写真を撮るのは私には難しい。この蝶も春だけに現れる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?500?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.スギタニルリシジミ -2??
オオイヌノフグリの小さな花で吸蜜するスギタニルリシジミ。この蝶も良い写真が撮れない。たまに梅の花に来るが、撮るチャンスがない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハ
テングチョウに比べてはるかに少ないキタテハが敏捷に飛んでは止まる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/640秒 236mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.スギタニルリシジミ -3
再びオオイヌノフグリで吸蜜するスギタニルリシジミに遭遇した。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.スギタニルリシジミ -4??
毎年春にここへきて、スギタニルリシジミの写真を撮っているがなかなか良い写真が撮れない。今年もダメだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f?6?????.3??? 1/?1000?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマセセリ♀ 開翅????
開翅したミヤマセセリの♀がいた。にじり寄ってシャッターを切る。♂にはない前翅の白い帯が特徴だ。この蝶は♀の方が愛好者が多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影  (? ?f?6?????.3??? 1/?1000?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ギフチョウ -1????
梅の花に来ていたトラフシジミを撮る方々の仲間に入れていただいた。首が痛くなるほど梅の花を見上げて、どこにいるのか探したが発見できない。やっと見つけ出したが梅の花や枝の陰になってしまう。その時、一人のかたが走って来られ、そのトラフシジミを撮っていた友人に、「ギフが下の梅に来てますよ!」と告げに来た。数人の人がそちらへ動く。私もトラフシジミを残して移動した。現場に着いたときには、まだ梅の花にいたようだが、探し出せないうちに飛び出して前の沢の向こう側に行ってしまった。ギフチョウを撮るにはこのチャンスしかないと思い、迂回して小さな橋を渡って沢の向こう側に回り、小さな木に止まっていたのを見つけ出した。他の方々は梅の花で吸蜜したこの蝶をたくさん撮影されていたようで、沢を渡っては来なかった。モデルを独占することができて、連写した。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ギフチョウ -2
同じ個体である。ほとんど擦れていないきれいな個体だった。この日私が見たギフチョウはこの個体のみであった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
170430_014.jpg 14.トラフシジミ 半開翅??
ギフチョウを撮り終えて、もう一度トラフシジミがいた梅の花に戻った。トラフシジミの春型は「春トラフ」と呼ばれてきれいだ。やっとファインダーにとらえて連写する。少し翅を開いてくれて表を見せてくれた。少しトリミングをしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.トラフシジミ -1
P610の望遠端を活用。目が隠れてしまったが、ファインダーではそれを確認できなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/400秒 258mm ISO100? )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.トラフシジミ -2
D5300で撮る。P610に比べると、ファインダーははるかにこちらの方が見やすい。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.トラフシジミ jump-up??
飛び上がったときに開翅した裏面を見せてくれた。ピントは少し外れている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?640秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.トラフシジミ 開翅??
?? トラフシジミもめったに開翅して翅表見せてくれない。偶然だがこんな写真が撮れた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?640秒 300mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし

??
??

2017年1月19日

蝶 自選年間ベスト10 (?10) 2012年

冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (?9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
  2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷 廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6 
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段


2016年11月14日

暖かい秋の日 舞岡公園 10月20日

前日に続き、この日も天気が良い。気温も上がるという。しかし、そろそろ蝶のシーズンも終わりに近づいてきた。
 舞岡公園にもコセンダングサが咲いているところがある。そのコセンダングサにはいろいろな蝶がきていた。嬉しかったのは、今年は舞岡公園で見ることがなかったヒメアカタテハもこのコセンダングサで吸蜜していたことだった。ウラナミシジミやヤマトシジミ、チャバネセセリなどもきている。石垣島ではセンダングサに蝶が集まるが、コセンダングサも蝶が好きな花に違いない。
  9月28日に来たときに、ジャコウアゲハの幼虫がいっぱいついていたウマノスズクサのところへ行ってみたが、幼虫たちの姿はなくなっていた。あれだけいた幼虫達はどうなってしまったのだろうか?周囲を探してみたが蛹も見られないし、成虫も飛んでいない。
  10月に入って、クロコノマチョウも発生しているようだったが、この日は会えなかった。
 この日は10月後半とは思えぬ暑い日となった。年内、舞岡公園で蝶の写真を撮るのも今日が最後かもしれない。

;クリックすると大きな写真になります。 1.脱穀
古民家の広場では、ボランティアのかたの指導で、子供たちが収穫を終えた稲の脱穀をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.2 1/500秒 30mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ユズの実
古民家の庭の片隅にユズの木が植わっていて、立派な実をつけていた。その実は思ったより大きい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/500秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン♀ -1
ツマグロヒョウモンは♀を見る機会が多くなった。この花はキク科の花であるがユウガギクであろうか。よく似た花が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツマグロヒョウモン -2
前の写真と同じ個体。P610の広角側で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
コセンダングサの咲いているところに数頭のウラナミシジミが飛び交っていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤマトシジミ♀ -1
ヤマトシジミもコセンダングサに来ていた。新鮮な♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♀ -2
コセンダングサはこんな環境に咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヤマトシジミ♀ -3
同じ個体である。夢中で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.チャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミシジミ -2 開翅
開翅して撮らせてくれた。小さい蝶だから、接近してとる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ -3
Nikon COOLPIX P610では、最も広角にして撮ると35mm版換算で24mmになる。その広角側で撮ろうと思うと、シジミチョウは小さいので思い切って接近しなくてはならない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.キタテハ 秋型
このコセンダングサの咲くところへはまた後で戻ってくるとして、少し先に進んだ。コスモスの咲くところで、秋型のキタテハがいた。深い褐色が渋い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメアカタテハ♂ -1
また、コセンダングサが咲くところへ戻ってきた。おや!ヒメアカタテハがいた。ここ近年、舞岡公園では秋になってもなかなかヒメアカタテハを見ることがないので、うれしかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメアカタテハ♂ -2
コセンダングサの小さな花から花へ移りながら、吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ヒメアカタテハ♂ -3
すべて同じ個体である。このコセンダングサから離れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ♂ -4
さらに近づいて撮った。どこにも傷がない美麗な翅だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?17.ヒメアカタテハ♂ -5
裏面も撮っておいた。前翅裏面の茜色はツマグロヒョウモンのそれに似ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウラギンシジミ♂
この日は暖かい日だったので、ウラギンシジミの開翅シーンも撮れると思っていたが、チャンスがなかった。最後に道に止まったウラギンシジミの開翅を待ったが、叶わなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/1000秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段??


2016年10月25日

午前の保土ヶ谷公園 10月6日

10月2日?4日は、学生時代に同じ部で過ごした私の同期の主人と1年後輩の奥さんで営む八ヶ岳南麓は原村の飯塚ペンション に、私たちの同期とその前後に卒業した仲間が集まった。この会は私が幹事で、毎年1回、もう20年以上続けている。ゴルフの会なのだが、ゴルフをしない人も、2日目のゴルフ終了後の懇親会に駆けつけ、総勢16名が集まった。
 3日は1日中雨が降る中、小淵沢カントリークラブでゴルフだったが、翌日は、すっかり晴れ、さわやかな秋空が広がった。前日の雨中のゴルフが恨めしい。帰路はまだ雪をかぶっていない富士山を正面に眺めながら、中央道を走った。

  横浜に戻ってきて、5日、6日と良い天気だった。5日はとても暑かったので家でのんびりし、6日に午前中2時間ばかり、保土ヶ谷公園へ出かけた。
 目的はツマグロヒョウモンの♀を撮ることだった。ヒメアカタテハやウラナミシジミもいた。ナガサキアゲハが悠々と飛んでいるが、撮影のチャンスはない。カワセミに遭えたのがうれしかった。
 蝶の写真を撮っていると、どうしても珍しい蝶ばかりを追ってしまいうが、この頃はどこにでもいるいわば普通種を、光や構図を考えて上手に撮ってやろうと思うようになった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ -1
原っぱをモンキチョウが飛んでいる。そのモンキチョウが狙いを定めてコセンダングサの花に止まる。青空がきれいなので広角、ロー・アングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1600秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンキチョウ -2
広角で撮ると広さが誇張される。どんな環境にいるのかがよくわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.アオスジアゲハ
高いところに咲くブッドレアの花にアオスジアゲハが来ていた。見上げるようにして撮る。翅が陰になってしまったが、ソフトで明るくしてやった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 81mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ -3
90mmマクロで撮る。背景の原っぱはきれいにボケて、ソフトな写真になった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミが多くみられるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/250秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンシジミ♂
保土ヶ谷公園のテニスコートの傍の木にウラギンシジミが飛んできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 64mm ISO110? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミも秋になると多く見られるようになる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが飛んでいた。撮ろうと思って近づいていったら暗いところに入り込んでこっちを見ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アゲハチョウ
保土ヶ谷公園の下池の向こうには、ツマグロヒョウモンなどが良く吸蜜に来る白いブッドレアの花が咲いている。夏の初めから咲き始めて、次から次へと花穂をつけている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/500秒 108mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン♂ -1
その白いブッドレアの花にツマグロヒョウモンがやってきた。この日はツマグロヒョウモンの♀を撮りたいがこれは♂だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツマグロヒョウモン♂ -2
P610で撮った。前の写真とはずいぶん違った感じになる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.3 1/250秒 32mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマグロヒョウモン♂ -3
下池のあたりには2?3頭のツマグロヒョウモンが飛んでいたが、すべて♂だった。広角で撮ると生息環境が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/800秒 6mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.カワセミ -1
下池から水が流れてくる造られたせせらぎの縁にカワセミがいるのを見つけた。比較的近く、P610で十分狙える距離だ。背中の瑠璃色がひときわ映える。体は小さいがくちばしは大きく、目つきは鋭くて獰猛な感じがする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 161mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カワセミ -2
しばらく見ていると、ふいに飛び上がって、せせらぎに頭から突っ込んだ。すぐ戻って、また、縁に止まった。水しぶきのあとが手前に見える。何を捕ろうとしたのだろうか?また水に飛び込むのではないかとシャッターボタンに手をかけて待ったが、チャンスは来なかった。これは♂のようだ。♂はくちばしが上下とも黒いが♀は下のくちばしが黄色いそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 100mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ -2
保土ヶ谷公園を後にして、先日来、キバナコスモスに来る蝶たちを撮ってきた明神台公園へ移動した。その花壇にはイチモンジセセリ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、ヤマトシジミなどがいたが、ウラナミシジミを狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツマグロヒョウモン♀ -1
キバナコスモスが咲くところでは、さっそく狙いのツマグロヒョウモン♀がいた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ -1
舞岡公園ではすっかり見かけられなくなったヒメアカタテハもいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハもキバナコスモスの花が好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラナミシジミ -3
ハギの花にはウラナミシジミが数頭いた。開翅したところも撮りたいがなかなか翅は開いてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマグロヒョウモン♀ -2
ツマグロヒョウモンも数頭飛び回っている。前回、9月の初めに来た頃は♂しか見なかったが、この日は♀も多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ツマグロヒョウモン♀ -3
ツマグロヒョウモンの前翅裏面はピンク色で艶っぽいが、♀では特に印象的だ。??

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒメアカタテハ -3
目の前のキバナコスモスに来たこのヒメアカタテハは♀のようだ。ヒメアカタテハも2?3飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.キタテハ秋型
ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハに混じってキタテハの秋型も飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン♀ -4
まるで一輪挿しのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ツマグロヒョウモン♀ -5
まだまだ破損していないきれいな個体が多い。半分翅を開いてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♀ -6
眼と鼻の先に咲くキバナコスモスに止まる。こちらが少し離れないと画面から溢れてしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ツマグロヒョウモン♀ -7
ブッドレアの花にも吸蜜に来た。この日、撮りたかったツマグロヒョウモン♀をとりあえず数カット撮ることができた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/5?00???秒 ?54???????mm ISO280 ) ? 露出補正 -0.3段


2016年9月19日

連日の保土ヶ谷公園 9月3日

前日、保土ヶ谷公園からの帰りに寄った児童公園のキバナコスモスに来る蝶を撮りたいと思い、再び出かけた。
  明神台のバス停を降りたところにあるキバナコスモスの植え込みに、何かいないかと目を凝らしてみると、吸蜜に来ている蝶が見えた。最近はめったに見かけないヒメアカタテハだった。
 一応、保土ヶ谷公園の池まで降りてみたが、白いブッドレアの花には何も来ていなかった。
 早々に切り上げて、昨日寄った児童公園へ行く。この公園の名は明神台公園という。そのキバナコスモスの植え込みには、期待通りツマグロヒョウモンのほか、アゲハ、キタテハ、ウラナミシジミなどを見ることができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヒメアカタテハ -1
今年は舞岡公園でもヒメアカタテハを全く見ていない。秋に多い蝶だからこれから出てくるのかと思うが・・・。この日も星川駅前からバスに乗って行ったが、そのバス停のそばにもキバナコスモスの植え込みがある。そこにヒメアカタテハがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/800秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒメアカタテハ -2
同じ個体。開翅を待ったが、開いてはくれなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/1600秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヤマトシジミ
保土ヶ谷公園の池のそばまで降りて行ったが、目ぼしい蝶は何もいない。ヤマトシジミがちらちらと飛ぶが、この蝶は意外と止まってくれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/400秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハ -1
保土ヶ谷公園から、昨日行った公園へ移動した。ここは明神台公園という。保土ヶ谷区が管理する5,760?の街区公園だ。さっそくキバナコスモスにアゲハが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/400秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツマグロヒョウモン -1
複数のツマグロヒョウモンが飛んでいてキバナコスモスで吸蜜している。すべて破損のない美しい個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/320秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アゲハ -2
向こうを向いた状態で開翅シーンが撮れた。気に入った写真になった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/800秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ夏型 -1
このキタテハも羽化したてのようだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/320秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハ夏型 -2
G7Xで撮る。TAMRON 90mm はボケがきれいだが、G'Xの広角側で撮ると蝶のいる環境が写し込める。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アゲハ -3
このアゲハも羽化したてのようだ。キバナコスモスはまだまだ蕾を付けている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/1000秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン -2
すぐ近くのキバナコスモスにやってきて、開翅して吸蜜してくれた。このあと、♀を1頭見かけたが、撮れなかった。それ以外は♂ばかりだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/1000秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アゲハ -4
背景は公園であるが、子ど向けのブランコなどいくつかの遊具がある以外、砂利の広場になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラナミシジミ
ウラナミシジミを見つけた。時期的には早い方だと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  (f5.6 1/500秒 90mm ISO200) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.アゲハ -5
公園らしい背景で撮りたいと思っていた。うまくベンチがバックに入るところに咲くキバナコスモスに来てくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ツマグロヒョウモン -3
前の写真と同じところに咲くキバナコスモスに今度はツマグロヒョウモンが止まってくれた。ベンチに座っている人がいるともっとえになっとか思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし


2016年6月18日

白い花が咲く舞岡公園 5月19日

ひと月も前のことになるが、5月19日にそろそろアカシジミが見られるのではないかと舞岡公園へ行ってみた。
 この頃の、舞岡公園はウツギ、ヤマボウシ、ハコネウツギ、イボタ、ノイバラなどいろいろな白い花が咲いている。春先の小さく可憐な草花から、灌木に咲く花へと移っている。しかし、イボタの花にアオスジアゲハが元気に吸蜜に来ているのが目立つだけで蝶の影は少ない。モンキアゲハは飛んでいるが、写真を撮れる状況にはなく、昨日行った谷中でも飛んでいた白いアカボシゴマダラは、僅かに1頭見たきりだった。ツマグロヒョウモンすら姿を見せない。
 アカシジミには会えた。いつも参考にさせていただいている「舞岡公園の自然」というブログによれば、5月6日にすでにアカシジミが見られたという。早い。この分でいくとミドリシジミをはじめ平地産ゼフィルスの発生も早いのだろう。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ダイミョウセセリ -1
この日は出かけるのが遅くなった。11時少し前、気温も上がってダイミョウセセリが元気に飛び出してきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/320秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.アカシジミ
やはりアカシジミは発生していた。平地産6種のゼフィルスの中では、最も早く出てくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.5 1/125秒 59mm ISO250? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.アオスジアゲハ -1
イボタの花に元気なアオスジアゲハが来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 108mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.アオスジアゲハ -2
少し擦れていたが、アオスジアゲハの開翅シーンが撮れた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 108mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ夏型
4月まで、昨年生まれて年を越した濃い褐色のキタテハ(秋型)が飛んでいたが、ようやく今年生まれのキタテハが出てきた。でも、いつもの年より個体数が少ない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 161mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリという和名は大名のかみしも姿を連想しての命名と言われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1250秒 26mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヨツボシホソバ
珍しい蛾だと思った。しかし、帰宅してネットで調べてみるとこのヨツボシホソバは北海道から九州まで分布する普通種のようだ。これはメスでオスの翅は灰色で、星もなく地味。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1000秒 9mm ISO250) 露出補正 なし


2016年5月17日

舞岡公園のようす 4月25日

少し前の話になるが、舞岡公園のようすを見に行ってきた。一番気になっていたのは、南門手前の広場にあるタニウツギのピンクの花だった。この花が咲くとナガサキアゲハ、モンキアゲハが吸蜜に来る。だが、まだ蕾は固く、花が開くのはゴールデン・ウィークのころだろうと思ったが、どうだっただろうか。黒いアゲハは、カラスアゲハ♂とクロアゲハを見かけただけだった。(結局ほかのことと重なったり、天気が悪かったりして、タニウツギの花が咲くころには舞岡公園を訪れることが出来なかった)
  アゲハ、ツマキチョウの姿はなく、越冬したキタテハはもとより、ベニシジミ、ツバメシジミはすっかり擦れてしまっていた。春の前半終了といったところだ。
 アオスジアゲハ、キアゲハ、モンシロチョウ、コチャバネセセリ、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメという春後半のいつもの顔ぶれが揃っていた。アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、モンキアゲハなどはこれからお出ましになると思う。5月後半からは、平地産ゼフィルスが愛好家を誘う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.タニウツギの蕾
初めてこの花に来たモンキアゲハ、ナガサキアゲハを撮ったのは、5年ほど前の5月中頃だったと思う。ところがその後、このタニウツギの木は剪定されてしまい、しばらくは花を付けなくなってしまっていた。やっと昨年5月3日にこの花が咲き、モンキアゲハが吸蜜に来ているのを見ることが出来た。あと10日もすれば美しい花を咲かせると思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.6 1/160秒 12mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンシロチョウ♀
モンシロチョウの♀は♂に比べ前翅の中室あたりが灰色になるが、この個体は、さらに黒い色のように見えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/400秒 215mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
ハルジオンの花でベニシジミが吸蜜しているのを見つけた。右前翅の半分くらいが破損している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6 1/640秒 215mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.破損したキタテハ -1
越冬し、ぼろぼろになって、鱗粉もはがれ翅が透けて見えるキタテハが元気にタンポポで吸蜜していた。6か月以上生きていたと推察できる。ご苦労様・・・

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.破損したキタテハ -2
前の写真と同じ個体。熱心に吸蜜を続けている。再びP610に持ち替えて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.5 1/500秒 5mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ -1
長久保の池の近くに咲くハルジオンの花から花へアオスジアゲハが飛び回っていた。望遠端で引き寄せて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.アオスジアゲハ -2
PowerShot G7X でも撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.コジャノメ春型
ジャノメチョウが飛び出して、日の当たる翅の上に静止した。ヒメジャノメかと思ったが、コジャノメのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/125秒 179mm ISO140? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.小谷戸の里
小谷戸の里の門扉が新しくなった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/500秒 8mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.小谷戸の里
多くの来園客で賑わう小谷戸の里にもこんな静かなところがあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4 1/125秒 8mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.鯉のぼり
毎年、この時期に舞岡公園を訪れると、古民家の庭に鯉のぼりが泳いででいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/1000秒 6mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コチャバネセセリ
コチャバネセセリの季節になった。新鮮な個体が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/250秒 179mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コチャバネセセリ開翅
前翅の付け根の黄茶色の鱗粉が全く擦れていない。ハルジオンの花が好きだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ダイコンの花にモンシロチョウ
畑のダイコンの花にモンシロチョウが舞っていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アオスジアゲハ
ダイコンの花にはアオスジアゲハも吸蜜に来る。花までは距離があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 179mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ
ツバメシジミの♂がダイコンの花の傍の草地に止まる。大分擦れてしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/160秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.キアゲハ -1
ダイコンの花に今度はキアゲハがやってきた。花から花へと飛び回る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/320秒 258mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キアゲハ -2
元気な♂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/500秒 236mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キアゲハ -3
同じ個体だが、やはり左側の尾状突起がなかったのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 143mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.きれいなベニシジミ
やっと擦れていないベニシジミが撮れた。ベニシジミは年5?6回発生する、幼虫で越冬するが、必ずしも終齢幼虫で越冬するとは限らないそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/400秒 197mm ISO100? ) ?  ?? 露出補正 なし


2016年3月22日

キタテハ斑紋異常型に再挑戦 保土ヶ谷公園 3月5日

先月(2月)13日の暖かい日、保土ヶ谷公園の「森とせせらぎゾーン」には、越冬したキタテハが飛び交っていた。その中の1頭に斑紋異常らしき個体がいた。ファインダーの中で見つけて慌ててシャッターを切ったが、翅を閉じられてしまった。次の瞬間、飛び去ってしまい、2度と現れなかった。
 そして3月5日、今日も暖かい。2月13日に出会った斑紋異常型がまだいるかもしれない。「森とせせらぎゾーン」へ直行した。キタテハはその時と同じように陽だまりの土手を飛んでいる。踏み込むと素早く飛び立ち、離れたところでまた止まる。そんなキタテハを確認しながら、数個体の写真を撮っていったが、そこへ例の斑紋異常型と思われる個体が現れた。近くに止まる。飛び立たれないように近づく。ところが翅を合わせたままで開いてくれない。じっとシャッターボタンに指を掛けたまま、カメラを向ける。なかなか開いてくれなかったが、やっとチャンスが来た。一度きりのチャンスだったが、なんとか、斑紋異常が判るような写真が撮れた。後翅の前縁に沿ってE??C?の黒褐色の紋が連続している。

2月13日に撮った写真。 残念ながら後翅の斑紋異常がはっきり見えるように撮れなかった。
unnamed.jpg

?3月5日撮影した写真。 良く写真を見比べてみたが、どうやら同じ個体のようだ。
あれから約20日間、よく頑張って生きていてくれた。
?unnamed (1).jpg

?

春はどんどん近づいている。キタキチョウも飛んでいる。ヒメオドリコソウやホトケ?ノザ?、オオイヌノフグリも咲き始めた。梅の季節は終わりに近づき、桜のシーズンが来るのは間もなくだ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.??元気なキタテハ
正午近くになると気温も上がって来た。キタテハを追っていると汗ばんでくる。これは正常な斑紋のキタテハである。

??Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.カワヅザクラ
「森とせせらぎゾーン」には、カワヅザクラが数本植えられていて、咲き始めていた。??

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5?.6??? 1/5????00秒 1?0???mm ISO1?00?????? ) 露出補正 ー?0.3段???
;クリックすると大きな写真になります。 3.キタキチョウ
キタキチョウも飛んでいた。恥ずかしながら、いままでシロチョウ科の蝶は成虫越冬はしないものと思っていたが、キタキチョウは成虫で越冬することを知った。この蝶はほんとに寒さに強い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/?320???????秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.斑紋異常型のキタテハ
いくつかの個体のキタテハを撮っていたが、飛来して一瞬、翅を開いてとまり、すぐ閉じてしまったキタテハを見て「おやッ」と思った。じっと翅を開くのを待つが、なかなか開いてくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/?800???????秒 45mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.斑紋異常のキタテハ 確認
なかなか開いてくれない。3?4分待ったと思う。いったん飛び立ったが、再びすぐ近くに止まってくれた。そして翅を開いてくれた。間違いない。斑紋異常だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/?640??秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.斑紋異常のキタテハ 再度の開翅を待つ
右側後翅の斑紋異常も撮っておきたかった。さらに5分くらい粘るが、十分に開いてくれない。そしてどこかへ飛んで行ってしまった。自宅へ戻って、2月13日に撮った写真と見比べてみたが、どうやらそれと同じ個体のようだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/?640??秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメオドリコソウ
枯葉が落ちている土手に春の野の花が咲き始めている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/?320??秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.梅園
ポカポカ陽気の土曜日、梅園には多くの人が訪れていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/?320??秒 21mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.「思いのまま」 -1
同じ梅の木に白梅と紅梅が咲き分ける。「思いのまま」という品種だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/?400??秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.「思いのまま」 -2
前回、この梅園に来た時は、鹿児島紅の赤い花がほぼ満開だったが、この日はこの「思いのまま」がびっしり花をつけていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.1 1/?500??秒 54mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.オナガガモのペア
帷子川には水鳥の姿が少なくなった。多くは旅立って行ってしまったのだろうか。星川駅前にかかる星川下橋の上から川を見ると、オナガガモが、それぞれペアになって、並んでいた。オナガガモは日本で越冬して、一夫一妻で、ユーラシア大陸の北部へペアで渡っていく。繁殖期は5月?7月だそうだ。この3組のペアも間もなく出発するのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/?125??秒 15mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.コヒガンザクラ
保土ヶ谷警察署の脇にコヒガンザクラの木が1本植えられているが、今が花の見ごろだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/?160??秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2015年11月16日

秋深まる舞岡公園 11月4日

朝夕は寒くなり秋が深まった感があるが、ここ数日、日中の気温は20℃くらいまで上がる好天が続いている。
 しばらく舞岡公園へ行っていなかった。見られる蝶も少なくっていることだろう。11時ごろ自宅をマイカーで出かけ、2時間ほど紅葉が始まっている舞岡公園を歩いた。駐車場の周りの木々が色づいてきている。公園の中に入ると、ちらちらと飛ぶ蝶がいた。ムラサキツバメだ。高いところで静止する。カメラを頭上に上げ、バリアングル・モニターで撮影する。
 歩いているとコジュケイの鳴き声が聞こえる。公園には赤い実を付けている木々がある。残念ながらその木の名前が解らない。帰宅してからインターネットの木の実の図鑑などでで調べてみた。
 この日見た蝶はキタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ,ムラサキツバメ,キタテハくらいだった。相変わらずヒメアカタテハは見ることができなかった。多くのボランティアの方々が公園内の柵を治したり、保護ロープを張り替えたり、作業をされていた。

1.駐車場の木々
駐車場に車を停めて、あたりを見回すと駐車場の周囲の木々が色づき始めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/200秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2.ムラサキツバメ -1
駐車場から舞岡公園に入る橋を渡ると梢の上でちらちら飛ぶ蝶がいた。止まったところを見るとムラサキツバメだった。大分擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ムラサキツバメ -2
ムラサキツバメはもう1頭いた。高い葉の上に止まり開翅する。♀のようだ。こちらの方は尾状突起もまだ付いている。一旦ファインダーから外れてしまうと、再び捉えるのに時間がかかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.3 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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4.マユミの実
今の季節、赤い実がなる木が多い。しかし、残念ながらその木が何という木なのかが良くわからない。これは後で調べてマユミの実であることが分かった。ウィキペディアによるとマユミは材質が強い上によくしなる為、古来より弓の材料として知られ、名前の由来になった。この木で作られた弓のことや、単なる弓の美称も真弓という。和紙の材料にもなったが、楮(コウゾ)にとって代わられた。現在では印鑑や櫛の材料になっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
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5.ガマズミ
?ハナミズキなどよく似た赤い実を付ける木がある。葉の形状を頼りに調べてみたところ、どうやらガマズミのようだ。漢字で莢?と書き、「?(ずみ)」は 染めをあらわすそうだ。?wikipediaによれば、花期は5-6月?で?白い小さい花の花序を作る?というがよく思い出せない。?晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。焼酎に漬けて果実酒にも利用する。?来年の花の咲くころ確認してみたいと思う。?

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
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6.トウガラシ
古民家の軒先に唐辛子が干してあった。二人ずれのご婦人がどちらからともなく、近くにいたボランティアのかたに「これは売っていただけるのですか」と尋ねていた。答えは「事務所で聞いてください」と。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
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7.古民家の囲炉裏
普段は覗いても見ない古民家の中にはこんな囲炉裏があった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/80秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.イチモンジセセリ -1
今年は9月を過ぎたころからイチモンジセセリばかり撮っている気がする。そのイチモンジセセリもだいぶ擦れてきた。この花はタムラソウだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
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9.イチモンジセセリ -2
イチモンジセセリの背後にはススキの穂と谷戸が広がる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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10.ヒメジョオン
ヒメジョオンとハルジオンは区別するのが難しい。しかし両種には開花期にずれがあり、4~5月に咲くのは、ハルジオン。ヒメジョオンは、5月から晩秋までという。したがって今頃咲いているのはヒメジョオンだ。漢字では姫女?と書く。wikipediaによれば、「姫」は「小さい」、「女?」は「中国産の野草」を表す。小さいシオン(紫?)の一種であり、別種のヒメシオンと区別するために「ヒメジョオン」という名前が付いたという説もある。ハルジオンは春紫苑と書く。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
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11.野菜畑に飛ぶモンシロチョウ♀
通りかかったご婦人が「コマツナだ!」と言われていた。モンシロチョウの食草はキャベツなどのアブラナ科である。もう少しローアングルに構えて野菜畑の広がりを入れられれば良かったのだが。被写体まで遠く、畔があってカメラを下げられない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/1400秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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12.コセンダングサで吸蜜するベニシジミ -1
夏に生まれるベニシジミは前翅のオレンジ色が暗くなるが、このベニシジミは春に生まれるベニシジミのように鮮やかなオレンジ色だ。そばに飛んでいた別の擦れたベニシジミはこの個体に比べると小さくて、前翅のオレンジ色が暗かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
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13.コセンダングサで吸蜜するベニシジミ -2
谷戸を背景にコセンダングサ(小栴檀草)で吸蜜するベニシジミを撮った。コセンダングサにはウラナミシジミなども来るが、この日はチャンスがなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.キタキチョウ
このキタキチョウは前翅裏面の亜外縁上部の黒い斑紋が顕著に表れている。低温期型なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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15.キタテハ秋型
毎年この時期にはたくさん飛んでいるキタテハだが、この日見掛けたのはこの1頭だけだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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16.ムラサキツバメ♀
帰りがけに先ほどムラサキツバメがいた梢の枝を揺すってみたら1頭が飛び出した。前翅外縁部が擦り切れてしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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17.色づく葉
まだまだ部分的ではあるが葉がきれいな色になってきた。何という木か良くわからないがウルシの仲間で紅葉時期が比較的早いヌルデかも知れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2015年9月22日

やっと晴れた舞岡公園は実りの秋、蝶も元気だった (2) 9月12日

この頃舞岡公園へ行くと今まで目につかなかったごく小さい花が気になるようになった。視力が衰えたので肉眼ではどんな花なのかよくわからないが、ファインダーを通してみるとそれぞれなかなか魅力的だ。

小谷戸の里から再び柿の実が成ってところへいく。まだ、アカボシゴマダラが乱舞していた。さっきのゴマダラチョウはどこへ行ったかと探すと、ちょっと離れた木の枝に止まっていた。さっきの熟した柿の実はと思って見てみると何やら違う蝶が来ていた。肉眼では同定できず、P610のファインダーで覗いてみたところコムラサキだった。この季節にここでコムラサキに出会うなんてラッキーだ。キタテハの秋型もやってきてアカボシゴマダラと3種がひと盛りになった。

かっぱ池の方へも行ってみる。前回来たときは干上がっていた池には水が蓄えられていた。そして、ヒヨドリバナで吸蜜するツマグロヒョウモンの?♀を撮り、最後にもう一度熟した柿の実のなる木を見上げて、帰路に着いた。この日は駐車代が少々かかってしまったが、有意義な時間を過ごすことができた。

;クリックすると大きな写真になります。 25.ママコノシリヌグイ
小さなピンクの花が咲いていた。調べてみたらママコノシリヌグイという。漢字では「継子の尻拭い」で、この和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭くというたとえから来ているという。名に似合わず可愛い花だ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/250秒 ?140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ミズヒキ
多くは日陰に生えている。上から見ると赤く見え、下から見ると白く見える花を、紅白の「水引」に見立てているそうだ。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.コミスジ -1
古民家の裏手で久しぶりにきれいなコミスジを見た。胴体の玉虫色の金属光沢が映える。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 ?116mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.コミスジ -2
前の写真と同じ個体。横向きの姿を撮った。

NikonD5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/105秒 ?116mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ベニシジミ
白い花がすっ飛んでしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
150922_006.jpg 30.フジカンゾウ
名前の由来は花がフジに似ていて、葉がマメ科の甘草(カンゾウ:著名な漢方薬)に似ているという所からきているそうだ。花の輪郭が捉えにくく、ピントが合っているのかどうかわかりにくかった。もっとシャープに撮らなくてはいけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ウメモドキ
古民家の裏庭ではウメモドキ(梅擬)の紅い実が鮮やかだ。果実は9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残っていて落葉後も赤い実が目立つ。和名は、葉がウメの葉に似ていることや初夏に咲く花もウメに似ていることに由来するそうだ。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1000秒 ?70mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ヤマボウシの実
ミドリシジミの頃、淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見える花が咲くヤマボウシ(山法師、山帽子)の実だ。この実は食用になるという。wikipediaによれば、果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがあって、果皮も熟したものはとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感があるそうだ。飲んだことはないが、果実酒にも適するとされる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33.ゴマダラチョウさっそうと
柿の実にゴマダラチョウを探した。いない。ふと近くの枝を見るとさっそうとゴマダラチョウが止まっていた。アカボシゴマダラの勢力に圧倒されているが、ゴマダラチョウに頑張ってほしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.コムラサキ
熟した柿の実に目を戻すと何やら見慣れぬ趣の蝶が来ている。肉眼ではなんだかわからない。P610のファインダーで見てコムラサキだと分かった。もう9月も半ば過ぎだというのに、それほど傷んでもいない。暖かいところでは年に3?4回発生するという。とすればこの個体は第2化か第3化か?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.3種盛り
蝶たちはこの柿の実が美味しいらしい。左からキタテハ秋型、アカボシゴマダラ、コムラサキ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 98mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.コムラサキの紫
コムラサキはちょうど陽の光が前翅に当たる位置へ移動してきた。その翅が紫色に輝いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.クズ(葛)の花
かっぱ池の方へ行く。途中、クズの花が咲いていた。クズは根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。ウラギンシジミの食草でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒガンバナ(彼岸花)
マンジュシャゲ(曼珠沙華)ともいう。彼岸花の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。wikipediaによれば曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来するというが仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものだそうだ。瓜久保で咲いていた。ジョロウグモがいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/15秒 98mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.水が戻ったかっぱ池
8月18日に来たときは池の水は干上がっていて、地面がひび割れしていたが、ここのところの大雨で水が戻ってきていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.ツマグロヒョウモン♀
ヒヨドリバナでツマグロヒョウモンの♀が吸蜜していた。しかし、今年は舞岡公園で見るツマグロヒョウモンは極めて少ない。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.アカボシゴマダラ
また、例の柿の木のところに戻ってきた。大きなアカボシゴマダラだった。ゆったりと止まっていたので撮り易かった。

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ?95mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.柿の実とゴマダラチョウ
ちょっと離れた柿の実にゴマダラチョウが止まって吸汁していた。この柿も良く熟れているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 43.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -1
食事に飽きて一休みというところか。.

Nikon D5300AF-S DX NIKKOR18-140mm f/3.5-5.6G ED VR+Kenko Close-up1
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒 ?75mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.樹の幹に止まるアカボシゴマダラ -2
同じ個体。今度は近づいてP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 45.アカボシゴマダラが3頭
例の柿の実にアカボシゴマダラが3頭集まって吸汁している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 46.たわわに実る稲穂 小谷戸の田んぼでは、稲がたわわに実を付けていた。


Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/800秒 36mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 47.ヒカゲチョウ
駐車場への戻り道、ここは何時もヒカゲチョウが飛び出すところだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段


2015年9月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (7) 2009年

ここのところなかなかお日様が顔を見せてくれず、涼しいのはありがたいが、写真を撮りに散策することがままならない。高尾山へでも行ってみようと思っているのだが・・・

さて、2009年?のことにさかのぼるが、2月に上海に行った。暖かいところだが、如何せん2月では寒い。越冬したキタテハだけだったが、蘇州の拙政園でコンデジで撮った1枚がある。古い名勝地らしい背景を、もっとうまくが取り入れられればなお良かったのだが。

ブログのオーナーであるn-shuheiさんのロッジが、ウスイロヒョウモンモドキの生息地の近くにある。発生時期を狙って、n-shuheiさんのロッジに泊めていただき、1日ウスイロヒョウモンモドキを探した。何とかのウスイロヒョウモンモドキを撮影できたが、最初に撮った個体をファインダーで見たとき、何か違和感があった。斑紋異常だった。ちょっとピントがずれているのが惜しい。 最近そこでのウスイロヒョウモンモドキが激減し、絶滅の危機にあることを知った。
そのほか、いつものフィールドである舞岡公園でも、アサギマダラ、オオミドリシジミ、クロコノマチョウなどそこでは初めての蝶を撮影できた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ 2009年2月10日 中国 蘇州拙政園
2009年2月8日から3泊4日で中国は上海を訪れた。3日目には蘇州へ行ったが、天気の良い日で、名勝拙政園ではキタテハが飛んでいた。この旅行で蝶を撮ることは想定外だった。持っていたコンデジでローアングルで狙ったが・・・。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?2.8? 1/?50?0秒 ?5?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?2.コツバメ 2009年5月15日 栃木県那須高原
コツバメは4月の蝶だ。那須とはいえ、ゴールデン・ウィークを過ぎた頃は、大分擦れてしまっている。?泊まったペンションの敷地内に咲いていたミヤコワスレに来ていた。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.アカシジミ 2009年5月19日 横浜市舞岡公園?
横浜市の舞岡公園には6種の平地産ゼフィルスを産するが、アカシジミの発生が一番早い。しかし、このアカシジミを見たときは随分早いなと思ったものだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園でアサギマダラを見ることはそれほど多くはないが、この日は運が良かった。ミドリシジミを探していたら、ファーと大きな影が横切った。てっきりアカボシゴマダラと思い身構えたが、なんとアサギマダラだった。ウツギの花に止まり吸蜜をはじめた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/?62?秒 ?5mm ?ISO?135? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?5.オオミドリシジミ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園で撮ったオオミドリシジミの貴重な写真。?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?6.ウスイロヒョウモンモドキ 2009年7月4日 兵庫県養父市
保全活動が行われている絶滅危惧1類のウスイロヒョウモンモドキの写真を撮る機会があった。当日、10頭ほどウスイロヒョウモンモドキの写真を撮ることができたか、その中の1頭がこの写真である。ファインダーを覗いている時から何か違和感があった。斑紋異常型だった。ちょっとあとピンになってしまったのが残念。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?16?00秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?7.オオミドリシジミ 2009年7月4日 兵庫県養父市
ウスイロヒョウモンモドキの写真を撮りに行った時に撮った。オオミドリシジミらしい緑色の翅を開いて見せてくれた。角度は良いのだが少し離れていたのでCOOLPIX P90で撮った。もう少し近くにいてくれれば、背景に山の連なりを映しこむことができたのだが。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/?234秒 ?44mm ?ISO?64? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマシロチョウ ?2009年7月22日 八ヶ岳山麓
ある観察会に参加した。二度と行けないようなところにミヤマシロチョウが飛ぶそれほど広くない開けたところがあった。食草のヒロハノヘビノボラズも多く観察することができた。この個体は翅が薄いヒスイ色で、♀のようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?250?秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_009.jpg ?9.クロコノマチョウ 2009年8月14日 横浜市舞岡公園
  夏型の♀と思う。この蝶も分布を北に広げている。私が昆虫少年だったころは、関東近縁では見られなかった。もちろん、舞岡公園ではめったに見ることができないが、確実に生息している。今年(2015年6月)も見かけた。

Nikon D300 ?SIGMA 70-300?mm F?4-5.6? macro
   絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?250?秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_010.jpg ?10.高原の蝶 ミドリヒョウモン 2009年?8月25日 八島が原湿原
信州は霧ヶ峰と美ヶ原の間にある八島ヶ原湿原は、朝早く出発すれば日帰りも可能である。湿原の周囲はトレッキング・コースになっていて、高原の蝶が飛び、アザミなどの花に集まる。コンデジでマクロで撮ると高原らしい背景を入れることができる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1?25?0秒 ?7?mm ISOオート )? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.イチモンジセセリ 2009年9月9日 横浜市舞岡公園
イチモンジセセリは秋になると個体数が多くなる。普段は見向きもしないのだが、撮りたい蝶が見つからないときにはモデルをお願いすることになる。?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?12000秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
?補2.スジグロシロチョウ 2009年?9月24日 昭和記念公園
秋、シオンの花に止まろうとしているスジグロシロチョウ。この日はCanonのIXYしか持っていなかった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし


2015年4月 6日

舞岡公園 春 花と蝶 3月27日


 3月27日、この日は20℃近くまで気温が上がるという。今年も花粉症に悩まされているが、春の蝶を見に舞岡公園へ行く。

 予報通り暖かかった。公園を散歩する人たちも多い。サクラにはまだちょっと早いが、まだ、枯葉や枯草が多いところに美しい花が咲いていた。特に、ナノハナ、レンギョウ、サンシュユ、マンサク、それにヒイラギナンテンといった黄色い花が生き生きとしている。

  一方、蝶はウラギンシジミやキタテハといった昨年成虫となって冬を生き抜いてきた蝶たちや、モンシロチョウ、ベニシジミといった今年成虫となった蝶が飛び始めていた。

  汗ばむような暖かさだったが、午後になって風が出てきたので、駐車場へ戻る。若いお母さん達が小さな子供さんを連れて、やがてサクラが咲く広場でお弁当を食べていた。

1.キフジの花
キブシともいうそうだ。キブシは漢字で木五倍子と書き、五倍子は薬用や染料用として使われる。キブシの種子はこの五倍子の代用になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.アセビ
先日、石垣島のバンナ公園で絶滅危惧種と言われるリュウキュウアセビを見てきた。リュウキュウアセビはこのアセビの変種とも言われるが、見た目で違いが分からない。アセビにもいろいろな蝶が吸蜜にくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.コブシ
漢字では辛夷と書くモクレン科の花。青空に映える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.コブシの花
コブシの花は遠くから眺めることが多いが、近くで見る花の形は趣が異なる。つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに似ているところからこの名前になったという説があるらしい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.ウラギンシジミ♀
冬を越したウラギンシウジミの♀が飛んできた。あまり破損していない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.キタテハ -1
このキタテハも越冬蝶だ。今日のように暖かい日には元気よく飛び回る。背景が保護色になっていて、飛び出して初めて気づくことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.サンシュユ
漢字で山茱萸と書く。中国及び朝鮮半島が原産だそうだ。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになったという。この時期、マンサクとか、レンギョウとか、トサミズキといった小さな木に咲く黄色い花が鮮やかだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.サンシュユの木
ミズキ科だそうだ。傍に行って花を見ないとサンシュユと解らない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 40mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.シダレザクラ
小谷戸の里に入る門の傍にシダレザクラの木がある。いっぱい蕾を付けていてかわいい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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10.赤と白のボケ
ボケは毎年、2月から3月に掛けて、ここ舞岡公園や、保土ヶ谷公園で目を楽しませてくれる。漢字で木瓜と書くバラ科の花。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも言われている。ライブ・ビューで広角側で撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタキチョウ
落ち着きがなくなかなか止まってくれないので、良い構図で撮る余裕がない。やっと、タチスボスミレの一輪に止まってくれたが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ウグイスカズラ
高さ3m位の木に小さなピンクの花を付ける。鶯が鳴くころに花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.マンサク
サンシュユと木の高さが似ているので、傍に行かないと区別がつかない。えんじ色が混じった、ねじれた黄色い毛糸のリボンのような花を枝いっぱいにつけている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
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14.深紅のボケ
ピンク、白、そして赤い花も咲くバラ科の花だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
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15.ミツマタの花
沈丁花(ジンチョウゲ)と同じように花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片だそうだ。 花はボンボンのように密集しているが、よく見ると4枚の萼片を持つ花の集まりである。漢字で三椏と書く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.柳が芽吹く
いつも多くの愛鳥フォトグラファーが三脚を立てている宮田池の傍に立つ数本の柳の木が一斉に芽吹き、緑鮮やかになった。この柳でコムラサキが・・・。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.菜の花とハナアブ
舞岡公園には菜の花が少ない。これは古民家の庭に咲く菜の花だが、数本しかない。ナノハナはモンシロチョウをはじめ、蝶を呼んでくれるのだが。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
18.満開のミツマタ
15.の写真は白い花のように見えたが、このミツマタは黄色い花に見える。花はどちらも黄色なのだが、こちらのミツマタは満開で白い萼片より、黄色い花の部分が大きくなり、より黄色に見える。ミツマタの樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。しわになりにくく高級で、また虫害も少ないので、1万円札などの紙幣や証紙など重要な書類に使われる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
19.キタテハ -2
枯葉が落ちた路上に良く止まっている。保護色になっていて、踏み込んで飛び出して初めて「あっ!いた」と気が付くことが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.キタテハ -3
上から押さえつけて撮っては絵にならない。ローアングルで撮った。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
21.ベニシジミ
ベニシジミももう生まれてきている。蝶にも春が始まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.ヒメアカタテハ
越冬したヒメアカタテハだろう。写真を撮りにくいところに止まってくれた。位置を変えてくれるかとしばらく待ったが、飛んで行ってしまった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.ホトケノザ
漢字では「仏の座」と書く。名の由来は、花の下にある葉が茎を包み込むようになっているのを仏の蓮華座に見立てたものであるという。オドリコソウの仲間だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
24.モンシロチョウ
この日はたくさんのモンシロチョウを見た。しかし意外と撮れない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.キタテハ -4
冬を越したキタテハ秋型は、この日たくさん飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.ヒイラギナンテン
柊南天と書く。鮮やかな黄色の花を咲かせていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
27.レンギョウ
連翹と書く。連翹は漢名であり、和名はそれを音読みしたもの。Wikipediaによれば、漢方医学では「連翹」と呼ばれ、解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬として用いる。成分にトリテルペン、モノテルペングリコシド、リグナンを含み、強い抗菌作用があるとのこと。レンギョウの植え込みは黄色い絨毯のように花が咲く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.桜の下で
この日、桜はまだ少ししか咲いていなかった。小さなお子さんを乳母車に乗せたお母さんたちが、桜の木の下で団らんの時間を楽しんでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年3月 2日

梅の保土ヶ谷公園 2月23日


 雨が止んで、暖かな日になった。保土ヶ谷公園へ散歩に出かけた。
 家から保土ヶ谷公園へ行くにはいくつかの道があるが、法性寺の境内を抜けていくのが一番近い。法性寺の境内にも梅が咲いている。

 コンフォール明神台の脇を通って、保土ヶ谷公園に入る。マンサクが咲いていたが、ユキヤナギ、ボケにはまだ早い。バス通りを反対側に渡って、梅園へと下って行った。梅園には幼稚園か、保育園の子供たちが、保母さんたちに連れてこられていた。とても楽しそうだ。梅は五部咲きというところだろうか。深紅の梅、ピンクの梅、白い梅、そして少し緑色に見える梅もある。梅にはメジロたちが来て、啄んでいた。

 さらに上池、下池が設けられた下の広場へ下りていく。今日は飛ぶだろうと思っていたが、案の定、キタテハが飛び出した。複数いる。
 帰宅して、しばらくしたら目が痒い。花粉のシーズンが始まった。これから連休明けまで、鬱陶しい。

1.法性寺の紅梅
法性寺の石段を上がり、山門をくぐって、境内に入ると紅梅が花を咲かせていた。まだ、三部咲きというところだろうか、蕾をいっぱい付けている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/850秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.法性寺の白梅
境内の左の方には白梅が咲いている。こちらもまだ三部咲き程度だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 61mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
3.マンサク
まったく葉が見えない木に花が咲く。マンサクは漢字では万作、満作または金縷梅と書く。語源は「まず咲く」が訛ったものとされているとか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ツグミ
去年も今頃、雪が積った梅林で見かけた。wikipediaによれば、日本には冬季に越冬のため飛来(冬鳥)するという。和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説があるそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.梅林の白梅
ここの梅林はそれほど広くはないが、いろいろな梅が花を付ける。まだまだ五分咲きほどだ。複数の保育園から園児たちが保母さんたちに連れられてきていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.白梅とピンクの梅と深紅の梅
梅の名前が良くわからない。昨年は札が掛かっていたと思うのだが。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.白梅
まだ咲き始めで、咲いている花もみずみずしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ピンクの梅とメジロ
七分咲きというところだろうか。今日の暖かさで咲き始めた花もあるだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/450秒 103mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.深紅の花
ひときわ色の濃い深紅の花が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/340秒 46mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.園児たち
これからみんなの写真を撮るらしい。組ごとなのだろうか帽子の色が違う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/340秒 46mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタテハ飛ぶ
今日は暖かい日となった。思った通りだが、今年初めて蝶が飛ぶのを見た。越冬したキタテハの秋型だ。昨年は2月17日にここでテングチョウを見ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/600秒 66mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.寒椿?
ツバキと寒椿の違いを知らなかった。寒椿はサザンカなのだ。しかし、ツバキとサザンカの違いを見分けるのは難しいらしい。花の咲く季節もほぼ同じとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/210秒 44mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2014年11月 4日

Celebrity MILLENNIUM を見に行く(2) 北朝鮮工作船、山下公園 10月25日


 大桟橋でセレブリティー・ミレニアムの船首まで行き、着岸を見届けて、船尾のほうへ戻った。今度は左舷の写真を撮ろうと赤レンガ倉庫のほうへ行く。
  赤レンガ倉庫の先に北朝鮮工作船の展示館がある。クイーン・エリザベスを見に来たときは月曜日で休館日だったため、見ることができなかった。館内に入る。全長30m弱の工作船は思ったより大きい。平成13年(2001年)12月22日、九州南西海域において、北朝鮮の工作船が、海上保安庁の停船命令に従わずに逃走し、捕捉のために接近した巡視船に対し自動小銃等による攻撃を行い、「あまみ」の海上保安官3名が負傷した。これに対し、巡視船が正当防衛射撃を行い、工作船は自爆とみられる爆発により沈没した。そして平成14年(2002年)10月に陸揚げされたその工作船が、ここに展示されている。

この日はかみさんも元町に出てきていて、新装された県民ホール6階のレストランで合流し、昼飯を食うことにしていた。北朝鮮工作船を見た後、山下公園に戻り、山下公園の花壇に舞う蝶を撮って、時間調整し、約束した12時半に県民ホールに着いた。

24.セレブリティー・ミレニアムの乗客
上海、台湾から神戸、横浜と14泊15日のアジア・クルーズを楽しんだ乗客達がバルコニーから大桟橋のほうを見ている。いわゆるヨーロッパ人が多い。写真を撮られる側になってみたい。しかし、クルーズ中はいろいろと楽しみがあるのだろうが、私は2週間も同じところで過ごすことができるかなと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
セレブリティー・ミレニアムの乗客;クリックすると大きな写真になります。
25.クィーン
船尾側へ来た。反対側を眺めると、山下公園と赤レンガ倉庫の間にある、クィーンという愛称の横浜税関の塔と建物が見えた。横浜三塔の一つだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 29mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
クィーン;クリックすると大きな写真になります。
26.船尾
船尾にはValletta という文字が見える。マルタ共和国の首都だ。みなとみらい、赤レンガ倉庫と記念撮影。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
船尾;クリックすると大きな写真になります。
27.大桟橋のセレブリティー・ミレニアム
大桟橋から山下公園通りのほうへ戻って、再び遊歩道に上がる途中で、大桟橋に停泊するセレブリティ・ミレニアムを撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
大桟橋のセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
28.ハクセキレイ
水際にハクセキレイがいた。くちばしに黄色味が残る。調べてみると、まだ1年目の冬を迎える幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 133mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります。
29.海龍
遊覧船の乗り場(ピア象の鼻乗船所)近くに、こんな船が停泊していた。京浜フェリー・ボート(株)の遊覧船で、ディナー・クルーズでは本格的な中華料理が味わえるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
海龍;クリックすると大きな写真になります。
30.象の鼻
再び遊歩道へ上がり、セレブリティー・ミレニアムを眺める。右手から突き出ている石堤は、1867年(慶応3年) に横浜港の東波止場が弓なりに湾曲した形に築造され、その形状から象の鼻と呼ばれるようになったところだ。象の鼻防波堤の石積みはその当時のものが残っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
象の鼻;クリックすると大きな写真になります。
31.赤レンガ倉庫とセレブリティー・ミレニアム
橋を渡って、赤レンガ倉庫に向かう。赤レンガ倉庫1号館の脇から、セレブリティー・ミレニアムが見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 37mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
赤レンガ倉庫とセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
32.ベイ・ブリッジとセレブリティー・ミレニアム
赤レンガ倉庫の広場の先に出ると、目の前に大桟橋に接岸しているセレブリティー・ミレニアムの全容が眺められる。クィーン・エリザベスが来た時は、夕方を待って、ここから船に火がともるころに撮った。ここからは、ベイ・ブリッジも見られる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/950秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ベイ・ブリッジとセレブリティー・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
33.北朝鮮工作船展示館
赤レンガ倉庫2号館の海側広場の傍らにある、工作船展示館(海上保安資料館横浜館)は、日本周辺海域の現状と海上警備の重要性などの理解、啓蒙を目的として、平成16年12月10日に開館した。ここに、平成13年12月22日に発生した、九州南西海域不審船事案に関わる工作船及び回収物などが展示されているというので、前から一度、見学したいと思っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 14mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
北朝鮮工作船展示館;クリックすると大きな写真になります。
34.北朝鮮工作船
受付で写真撮影の許可を得て、館内に入る。平成14年(2002年)10月に陸揚げされた、赤錆びた工作船があった。船名は長漁3705という。全長29.68m、幅4.66m、総トン数44トンの鉄の船は意外と大きく見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/56秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
北朝鮮工作船;クリックすると大きな写真になります。
35.子舟を格納する船尾
船尾の外板は中央で2分割され、観音開きに閉開するようになっている。浸水を防ぐためのパッキングが施されている。ここに小舟を収納していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/15秒 4.4mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3
子舟を格納する船尾;クリックすると大きな写真になります。
36.スクリュー
工作船は漁船のような形をしているが、4基のエンジンを持っていて、約33ノット(約60km/h)程度のスピードを出せたと推測されているそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 4.4mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3
スクリュー;クリックすると大きな写真になります。
37.弾痕
巡視船「あまみ」は、荒天下でも狙った目標に正確な射撃が可能な、RFS20mm機関砲を使用して、通常人のいない船首または船尾に向けて威嚇射撃を行った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/17秒 8mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
弾痕;クリックすると大きな写真になります。
38.船首部分
展示場に設けられている展示用の台の上に上がると、船の上部が見られる。これは船尾から船首部分をみたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/15秒 9mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
船首部分;クリックすると大きな写真になります。
39.セレブリティ・ミレニアムと象の鼻
北朝鮮工作船展示館を退出し、再び同じ道を山下公園へ戻る。赤レンガ倉庫前の広場越しに、セレブリティ・ミレニアムの左舷が広がる。右下に見えるのは象の鼻の石積み。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
セレブリティ・ミレニアムと象の鼻;クリックすると大きな写真になります。
40.山下公園の花壇
山下公園の海に面したプロムナードの内側には、きれいに整備された花壇がある。よほど良く整備されているのだろうか、どの花も見事に咲いていた。いつも花を咲かせておくのは大変なことと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
山下公園の花壇;クリックすると大きな写真になります。
41.花とセレブィティ・ミレニアム
山下公園に咲く花の上にセレブリィティ・ミレニアムが浮かんで見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
花とセレブィティ・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
42.「赤い靴はいてた女の子の像」とセレブリィティ・ミレニアム
「赤い靴はいてた女の子の像」は1979年に作られた。これは純粋に雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会(後に赤い靴記念文化事業団と改称)から寄贈されているとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 5mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
「赤い靴はいてた女の子の像」とセレブリィティ・ミレニアム;クリックすると大きな写真になります。
43.アオスジアゲハ -1
シュウメイギクだろうか花壇の白い花にアオスジアゲハが飛んできた。口吻を伸ばして吸蜜するが、すぐ飛び立って次の花に移る。ピント合わせをする間がなく、撮るのが難しい。しかし、HS50は合焦が早く、なんとかシャッターが切れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/900秒 148mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。
44.スズメ
花壇には、まだ、スズメが集まってきていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/350秒 89mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
スズメ;クリックすると大きな写真になります。
45.アオスジアゲハ -2
また、アオスジアゲハが飛んできた。いろいろな花があるのに何故か白い花にやってくる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。
46.バラ園
氷川丸の近くに沈床花園というところがあり、バラ園になっている。この時期、花はあまり多くはなかったが、レッド・クィーンという深紅のバラが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
バラ園;クリックすると大きな写真になります。
47.銀杏並木
山下公園通りの銀杏並木が少し黄色くなり始めている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/750秒 25mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
銀杏並木;クリックすると大きな写真になります。
48.キタテハ -1
キタテハの秋型はなかなかきれいだ。アオスジアゲハと違い、落ち着いて吸蜜する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/340秒 111mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。
49.キタテハ -2
今度は白い花で吸蜜を始めた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/350秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。
50.ツマグロヒョウモン♂
ツマグロヒョウモンも落ち着きがない。花が沢山あるので、目移りがするのだろうか。動き回るので1カットしか撮れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/350秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
ツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。
51.県民ホール6階のレストランから
県民ホール6階のレストランはしばらく改装中で営業していなかった。元町へ行っていたかみさんと、12時半に落ち合って、久しぶりに、そこで昼食にすることにした。レストランは、以前とほとんど変わっていない。実はエレベーターの改修工事が主だったようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/600秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
県民ホール6階のレストランから;クリックすると大きな写真になります。
52.山下公園通り
山下公園通りの歩道には、横浜にちなんだタイルが埋められている。これは横浜三塔のタイルだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
山下公園通り;クリックすると大きな写真になります。
53.アオスジアゲハ -3
白い花にしか来ないのかと思っていたら、紅い花にもやってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 96mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
アオスジアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。
54.スズメ -2
スズメの顔を改めて正面から見ると、頬の黒く丸い模様が印象的だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 130mm ISO125) 露出補正 -0.3
スズメ -2;クリックすると大きな写真になります。
55.スズメ -3
でも、なんだか、いじわるそうな顔をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 138mm ISO100) 露出補正 -0.3
スズメ -3;クリックすると大きな写真になります。
56.ルリタテハ
最後にルリタテハが現れた。いつもなら、アカタテハやヒメアカタテハにも会えたのだろうが、この日はいなかった。この日は、セレブリティ・ミレニアムを見て、北朝鮮工作船を見学し、蝶の写真も撮った。好天にも恵まれ、楽しい一日だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 138mm ISO100) 露出補正 -0.3
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。


2014年5月10日

多摩川河川敷を歩く 4月26日


 東京都と神奈川県を分けて流れる多摩川は、永年、神奈川県に住みついている私にとっては、通勤や何かの用事で都心に出るのに、東海道線、横須賀線、東横線などで、ほとんど毎日のように渡っていく川だった。
  ゴールデン・ウィークの初日、快晴で気温も上がりそうだ。電車に乗って多摩川の上流へ行ってみようと思う。目的は2種のセセリチョウ科の蝶。ともに今まで撮ったことがない。
  JR南武線で分倍河原へでて、京王線に乗り換えた。目的の2種のセセリチョウがいそうなところは、ネット上でいろいろと検索して調べておいた。それほど特定的な場所ではなく、条件さえ整えば、広範囲に生息しているようだ。取りあえず、乗り換えた京王線が多摩川に架かる鉄橋を渡ったので、その次の駅で降りてみることにする。多摩川が流れる方向に見当を付けて歩き始めた。500mほど歩くと大きな橋が見えてきた。河川敷を歩くには対岸の方がよさそうなので、その大きな橋を渡り、橋のたもとで河川敷に下りた。
 下流の方へ歩いていく。さっそく、目的のセセリチョウのひとつが飛び出した。個体数も多い。しかし、なかなか止まってくれない。ほとんどが私の膝から下の位置を飛び回る。止まってくれても、良い写真を撮るのが難しい。
 さらに下流に進む。目的としたもう一方のセセリチョウも現れた。2種のセセリチョウを交互に撮りながら、河川敷を歩く。キタテハ、キタキチョウ、モンキチョウ、ツマキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、そして羽化したてのとてもきれいなツマグロヒョウモンにもであった。途中、ノビルを採っている方に出会った。ノビルは焼いて味噌を付けて食べると酒の肴に美味いとのこと。籠の中はいっぱいになっていた。
 河原でバーベキューなどをして楽しむ家族連れの脇を通って、4~5kmほど歩いたであろうか。この日は、同好の方に会うこともなかった。蝶も少なくなってきたので、そこから一番近い南武線の駅を目指す。少し疲れたけれど、目的を果たすことが出来、満足して帰路に着いた。

府中四谷橋;クリックすると大きな写真になります。 1.府中四谷橋
京王線を聖蹟桜ヶ丘で降り、地図で見当を付けて、府中四谷橋に出る。歩いていると汗ばむようになってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
府中四谷橋から多摩川下流を望む;クリックすると大きな写真になります。 2.府中四谷橋から多摩川下流を望む
大きな川は眺めていると気持ちがいい。福岡に勤務していた頃、時々訪れた久留米の近くを流れる筑後川を懐かしく思い出す。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 7.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
河川敷のススキ;クリックすると大きな写真になります。 3.河川敷のススキ
河川敷にはススキの群落がある。ススキは今日の狙いであるギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリの食草である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/950秒 16.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.ギンイチモンジセセリ♀ -1
多摩川にかかる府中四谷橋を対岸(左岸)に渡って、上流に向かって歩く。下りやすいところから河川敷に下りた。さっそく初めて見るギンイチモンジセセリが飛ぶ。これはお腹が太く、♀のようだ。飛翔中に見る翅表はコーヒーを煮詰めたような黒だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.ギンイチモンジセセリ♀ -2
写真4.と同じ個体。落ち着いて止まっていてくれたのでHS50に持ち替えてバリアングルで撮った。こんな環境に生息する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 6.ギンイチモンジセセリ♀ -3
羽化したばかりのようなきれいな♀だった。蝶の中ではちょっと変わった格好をしている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♀ -4;クリックすると大きな写真になります。 7.ギンイチモンジセセリ♀ -4
写真6.と同じ個体。HS50でローアングルで撮った。ススキの原で、私の膝より下を飛ぶ。撮影はし難い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 5.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
樹液に来たキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 8.樹液に来たキタテハ
ひらひらと赤褐色の蝶が飛んできた。いつものように直線的に敏捷に飛ぶ姿と違うので、ちょっと戸惑った。細い木だけど樹液が出ていて、その匂い?に寄ってきたのだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメオドリコソウで吸蜜するモンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメオドリコソウで吸蜜するモンキチョウ♀
ストローをヒメオドリコソウの小さな花に伸ばして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマチャバネセセリ -1
今日のもう一つのターゲットであるミヤマチャバネセセリは、最初にギンイチモンジセセリを撮ったところでも見つけていたが、そこでは撮りそこなった。今度は、逃げられないように、まず、慎重にHS50でやや遠目から撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 106.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -2 開翅;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマチャバネセセリ -2 開翅
飛翔は敏捷だが、ギンイチモンジセセリに比べると、あまり長く飛ばないで止まってくれるの、撮りやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。 12.ミヤマチャバネセセリ -3
後翅裏面中央にある明瞭な白斑が、イチモンジセセリなど他の類似のセセリチョウとこの種を見分けやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。 13.ミヤマチャバネセセリ -3
ミヤマチャバネセセリはギンイチモンジセセリとともに、このような河川敷の原にいる。しかし、こういう場所も開発され、だんだん少なくなってきているようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 6.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -4;クリックすると大きな写真になります。 14.ミヤマチャバネセセリ -4
カラスエンドウの小さな花で吸蜜するミヤマチャバネセセリ。小さな蝶なので、大きく写すには、アゲハを撮るときなどに比べ、うんと近寄らなくてはならない。ファインダーを覗いて撮るのは、顔を近づけなくてはならないので、モニターを見て撮るより苦労する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマチャバネセセリ -5;クリックすると大きな写真になります。 15.ミヤマチャバネセセリ -5
正午少し前になった。蝶たちも吸蜜することが多くなったようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ♀ 今年初めて撮るツバメシジミだったが、♀もだいぶ擦れている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 17.ギンイチモンジセセリ♂ -1
今日は最初に撮ったあと、ギンイチモンジセセリは飛び回るばかりで、なかなか撮らせてもらっていなかった。やっとハルジオンの花で吸蜜する個体を撮ることが出来た。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.ギンイチモンジセセリ♂ -2
小さな白い花で吸蜜するギンイチモンジセセリ♂の顔。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
ギンイチモンジセセリ♂ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.ギンイチモンジセセリ♂ -3 ツメクサの花で吸蜜する♂。もう、午後1時に近いが、午前中はなかなか止まってくれなかったギンイチモンジセセリが、花で吸蜜することが多くなった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
緑豊かな多摩川の河川敷;クリックすると大きな写真になります。 20.緑豊かな多摩川の河川敷
ほぼ目的を達成したので、そろそろ引き上げようと、堤をのんびりと歩く。都会の川だが、このあたりの河川敷は緑が豊かだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/600秒 19.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
家族連れの憩い;クリックすると大きな写真になります。 21.家族連れの憩い
今日は連休の初日となる土曜日。この近くは公園になっていて駐車場もある。家族連れでバーベキューなどを楽しめる絶好の場所だ。蝶の撮影は終了である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 9.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
是政橋;クリックすると大きな写真になります。 22.是政橋
南武線の鉄橋の下を通って、是政橋に出た。4~5kmは歩いたであろうか。喉も乾いて、腹も減ってきた。長い是政橋を対岸に渡って、南武線の南多摩駅に出る。南多摩駅は新しい高架駅になっていた。駅前はまだ開発は進んでなく、冷たいビールも飲みたかったが、適当な飲食店もない。仕方なく、近くにあったコンビニで、牛乳とカレーパンを買って、駅ののホームのベンチで食べた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし


2014年4月18日

目黒のツマキチョウ 4月8日 


 週末、また寒い日があったが、この日は良い天気で、気温も上がりそうだ。昨秋、新横浜にカバマダラを撮りに行った時にお目にかかった方から、白金の自然教育園のことを聞いていた。ブログを拝見すると、ツマキチョウが飛んでいるようだ。自然教育園の前の目黒通りはしばしば通るが、今まで入園したことはない。
 受付で入園料を払おうとしたところ、65歳以上は無料とのこと。都民ではなく、横浜市民なのに申し訳ない。
  中に入って、驚いた。まさに、ここが山手線の内側とは思えないほどの自然があった。面積は約6万坪あるそうだ。パンフレットによると、ここ自然教育園の生い立ちは、今から4?500年前の中世の豪族の館からはじまっている。その後、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷となり、明治時代には陸、海軍の火薬庫、大正時代には白金御料地としての歴史を重ねてきたという。昭和24年に(1949年)に全域が天然記念物および史跡に指定されると同時に一般に公開されるようになった。
  もちろん園内は採集禁止である。
 園内を進んでいくと、やがてツマキチョウが飛び始めた。白い蝶は全てツマキチョウで、モンシロチョウはいない。ただツマキチョウはほとんど止まってくれない。しばらくして、昨秋、新横浜でお目にかかった方と、そのお連れの方に出会った。二人でツマキチョウの飛翔写真を撮られている。飛んでいるツマキチョウを30cm?50cmのところで捉えて連写する。撮れた画像をモニターで見せていただいたが、素晴らしい写真が撮れていた。テクニシャンである。

1.鮮やかな黄色 ヤマブキ
園内に入ると、まずヤマブキの花の黄色が鮮やかに輝く。一週間前とは、全く違う春を感じる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
鮮やかな黄色 ヤマブキ;クリックすると大きな写真になります。
2.ツマキチョウ♂
まず最初に撮った1枚。やっと地面近くに咲くクサイチゴの花に止まってくれた。この日は、D5000+TAMRON 90mm macro とHS50を持って行った。まだ発生初期のようで飛んでいるツマキチョウは全て♂である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
プログラムオートで撮影  ( F9.0 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。
3.ラショウモンカズラ
遊歩道の脇には小さな草花が多く咲いていて、名前を記した札が差されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ラショウモンカズラ;クリックすると大きな写真になります。
4.緑のモミジ
モミジの枝から元気な若葉が生まれていた。紅葉はもちろん見事だが、この時期の青葉の輝きも捨てたものではない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 119.3mm ISO200 ) 露出補正 なし
緑のモミジ;クリックすると大きな写真になります。
5.ノウルシ
水生植物園というところにくると、一面黄色いノウルシの花が咲いていた。ウルシという名前の由来は、、茎葉に傷をつけるとウルシ(漆)に似た白乳液が出ることからきているそうだ。また、比較的まれな植物であり、絶滅が心配される植物のひとつであるとも言われる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ノウルシ;クリックすると大きな写真になります。
6.キタテハ
キタテハもクサイチゴの花に来る。日が当たって赤褐色がきれいだ。ローアングルで、カメラを手前の草に中に潜り込ませて撮る。D5000では無理だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 59.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。
7.湿地
自然教育園の一番奥へと「森の小道」を歩く。右手に湿地が広がり紫色の花が咲いていた。花の名前はわからない。ここにはツマキチョウがいっぱい舞っていた。紫色の花に止まってくれたら望遠にして撮ってみたいと思ったが、止まらない。♀を探して飛び回っているのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/320秒 39.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
湿地;クリックすると大きな写真になります。
8.アゲハ
今年初めてのアゲハを見た。今日、羽化したのだろうか。飛んで来て、木の枝の新緑の葉に翅を休める。少々距離はあるが、HS50なら撮れる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 102.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
アゲハ;クリックすると大きな写真になります。
9.アゲハ 開翅
しばらくじっとしていたが、翅を開いてくれた。右に回り込む。春のアゲハは小さくて、ギフチョウにも劣らない美しさだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 148.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
アゲハ 開翅;クリックすると大きな写真になります。
10.クサイチゴで吸蜜するツマキチョウ
昼過ぎになって、今まで飛び回ってばかりいたツマキチョウが、クサイチゴに止まって吸蜜することが多くなった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 16.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
クサイチゴで吸蜜するツマキチョウ;クリックすると大きな写真になります。
11.枝垂れ桜
午後1時を過ぎた。腹も減ってきたのでそろそろ引き上げることにする。♀が発生するころにもう一度来てもいいなと思う。自然教育園の門を出て、目黒通りを左へ50mほど行くと公園がある。枝垂れ桜が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/850秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 +1.0段
枝垂れ桜;クリックすると大きな写真になります。


2014年4月10日

春近し 舞岡公園 3月24日


 この日は気温が上がりそうで、蝶の出現が期待できた。少し遅めの11時半ごろ、公園に着く。
  約2時間ほど、いつものコースを歩いてみたが、蝶の姿は少ない。この日は、キタテハ、キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウを見たのみで、期待していたベニシジミや、ツバメシジミを見ることが出来なかった。ちょっと心配なのは、このところ公園内の整備が非常に良くなされていて、下草がきれいに刈られていることだ。
 しかし、歩く先には春の花が溢れていた。木に咲く花では、サンシュユの黄色い花や、ウグイスカグラのピンクの花、また、足元にはオオイヌノフグリやタチスボスミレ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなどが咲いている。
 この日、初めて野鳥らしい野鳥を撮ることが出来た。コゲラだ。さくらなみ池にはカイツブリもいた。
この日は、D5000にTAMRON 90mmを付けて首に下げ、FINEPIX HS50EXRは右手に持って歩いたが、結局D5000を使うチャンスはなかった。

1.キブシの花
春先、葉が出てくる前に、長さが7cm~8cmほどの穂状花序が下がって、淡黄色の花を多数付ける。雄花と雌花があるというが良く区別できない。漢字で木五倍子と書き、雌株は花が咲いた後に実が成り、その実から黒い染色が採れ、 この染料はフシ(五倍子)の代用として使われ、昔の既婚女性の御歯黒に使われたそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
キブシの花;クリックすると大きな写真になります。
2.キタテハ
谷戸へ下りていくと、日溜りからキタテハが飛び立った。飛び立っても、また、同じところに戻ってきて翅を開く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。
3.サンシュユ
漢字で山茱萸と書くそうだ。元々は薬用植物 として江戸時代の中期に朝鮮から果実が持ち込まれたそうだが、現在では春を告げる花木 のひとつとして切り花や庭木、公園樹として親しまれている。谷戸では、この時期、この一本の木に黄色い花が咲く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 24.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
サンシュユ;クリックすると大きな写真になります。
4.ネコヤナギ
穂のような形で咲く花のことを花穂というそうだが、ネコヤナギは銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、その和名はこれをネコの尾に見立てたことによる。雌雄異株でこれは雄花のようだ。春、最も早く開花するヤナギのひとつとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/220秒 61.3mm ISO200 ) 露出補正 なし
ネコヤナギ;クリックすると大きな写真になります。
5.タチツボスミレ
立坪菫とかく。名まえの「坪」とは道端や庭の意味で、そういう身近な所で見られることからツボスミレで、「立」は、花の盛りを過ぎると茎がしだいに立ち上がってくるところからだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
タチツボスミレ;クリックすると大きな写真になります。
6.ウグイスカズラ
樹の高さは3~4mほどである。小さな可愛い花だ。鶯神楽と書く。ウグイスカグラの語源は鶯が繁みの陰で岩戸神楽を舞うところかららしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 85.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウグイスカズラ;クリックすると大きな写真になります。
7.ヒメオドリコソウ
もちろん漢字では姫踊子草と書く。ヨーロッパ原産の越年草とのこと。日本原産のオドリコソウという花がある。それは笠をかぶった踊り子が裾をあでやかに翻しながら輪になって踊っているように見えるところから命名されているという。ヒメオドリコソウの方は、明治時代にヨーロッパから入ってきて、花の形がオドリコソウに似ていて、小さいので、ヒメオドリコソウと呼ばれているそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/500秒 8.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヒメオドリコソウ;クリックすると大きな写真になります。
8.ホトケノザ
春の七草の一つにホトケノザというのがあるが、これは本種のことではなくキク科の草だ。こちらはオドリコソウの仲間。仏の座と書くが、茎を取り囲んで付く葉の様子を仏像の台座に見立てた和名だそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/600秒 8.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
ホトケノザ;クリックすると大きな写真になります。"
9.ハナニラ
花韮。葉にはニラやネギのような匂いがあり、このことからハナニラの名があるという。野菜のニラとは同じ科の植物であるが、属が違うのであまり近縁とは言えないそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/950秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ハナニラ;クリックすると大きな写真になります。
10.キズイセン
黄水仙。かっぱ池の近く、少し離れたところに、黄水仙がまとまって咲いていた。強い香りがするというが、ここからでは伝わってこない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm ISO160 ) 露出補正 なし
キズイセン;クリックすると大きな写真になります。
11.キタテハの日向ぼっこ
この時期のキタテハ、日溜りの土の上などの止まって日向ぼっこをしている。こちらが気が付かないで踏み込むと、飛び立って、周囲を一回りしてくるが、また、同じようなところに止まる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/950秒 9.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハの日向ぼっこ;クリックすると大きな写真になります。
12.池端の柳
宮田池の端に立ち並ぶ柳の木の芽が吹いた。春だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 20.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
池端の柳;クリックすると大きな写真になります。
13.カイツブリ
さくらなみ池に見たことのない鳥がいた。帰宅して調べてみるとカイツブリだった。それほど珍しい鳥では無いようだが見るのは初めてである。眼の下からくちばしにかけての白い模様がカッコいい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/210秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
カイツブリ;クリックすると大きな写真になります。
14.コサギ
頭の後ろに冠毛がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 68.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
コサギ;クリックすると大きな写真になります。
15.キジバト
別名ヤマバトというそうだ。Wikipedia によると、別名のとおり、かつては山岳地帯に生息し、めったに人前に姿を現さなかったが、1960年代に都市部での銃猟が制限されるようになってからあまり人間を恐れなくなって、1970年代には街路樹や建造物でも営巣するようになり、都市部への進出を果たしたという。保土ヶ谷公園でも撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 119.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
キジバト;クリックすると大きな写真になります。
16.コゲラ
やっと野鳥らしい野鳥を撮れた。もちろん、その時は名前はわからなかったが、帰宅して調べてみてコゲラだと思った。n-shuheiさんにも確認していただいたところ、コゲラで間違っていなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 160.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
コゲラ;クリックすると大きな写真になります。
17.ツグミ
今年の2月17日に、3日前に降った雪が残る保土ヶ谷公園でこの鳥を見て以来、舞岡公園でも、ほとんど毎回見られるようになった。今日は暖かい日だった。春の花が一斉に咲いていた。しかし、蝶はまだまだ少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
ツグミ;クリックすると大きな写真になります。


2014年3月 3日

今年初めての舞岡公園 2月28日


 2月最後の日、この日はとても暖かな日になりそうだった。そろそろ蝶も飛び出すのではないかと期待して、今年初めての舞岡公園へ行く。
  まだ、緑はほとんどなく、公園の整備がなされていて下草がきれいに刈られていた。手入れをされている方たちには申し訳ないが、蝶たちは大丈夫かとちょっと心配になる。
  見かけた蝶は、越冬後のキタテハと生まれたばかりの1頭のモンシロチョウの♂だった。
  一方、舞岡公園には70種に及ぶ鳥たちがいるといわれる。蝶は60種弱だから鳥の方が多い。鳥も少しずつ撮っていこうと思うが、今日のところは、自宅の近くでも見るムクドリ、ヒヨドリ、ツグミといったところだけだった。鳥は手持ちで望遠端の185mmで撮るとやはり手振れを起こしやすい。ファインダーの中でターゲットが揺れる。何かにもたれかかって体を固定すると揺れが少ないのだが、いつもはそんな状況にない。

1.ムクドリ
集団で冬の田圃で餌を探していた。あまり評判の良い鳥ではないが、なかなか良い姿をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ムクドリ;クリックすると大きな写真になります。
2.ツグミの後ろ姿
ムクドリたちが集まっていたところで、少し離れて餌をあさっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/240秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ツグミの後ろ姿;クリックすると大きな写真になります。
3.フクジュソウ
この花は早春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから翌年の春まで地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 7.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
フクジュソウ;クリックすると大きな写真になります。
4.オレンジ色のマンサク
保土ヶ谷公園のマンサクは黄色だったが、ここのはオレンジ色だ。早春に咲くことから。「まず咲く」「まんずさく」が東北地方でなまったものとの説がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/420秒 12.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オレンジ色のマンサク;クリックすると大きな写真になります。
5.ヒヨドリ
30m位先の葉の落ちた木の枝に止まった。ターゲットをAF枠に入れてシャッターを切ったが、眼が悪いので何という鳥かわからない。モニターで拡大してみてヒヨドリと分かった。少しトリミングしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります。
6.桃色の梅の花
紅梅には、とても紅色の濃い花もあるが、この紅梅は、薄いピンクで、いわば桃色だった。品種の名前はわからない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/680秒 68.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
桃色の梅の花;クリックすると大きな写真になります。
7.緑色の梅
花びらは白だが、萼(がく)は緑色だし、蕾も緑色だ。蕾の多いこの時期に見ると緑色の梅だ。この梅も品種の名はわからない。「緑萼梅」とでもいうのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/600秒 82.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
緑色の梅;クリックすると大きな写真になります。
8.ロウバイ
かっぱ池の傍にロウバイがあったのを思い出した。行ってみたが、すでに花はほとんど咲き終わっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/600秒 82.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ロウバイ;クリックすると大きな写真になります。
9.紅梅と白梅
かっぱ池の奥、瓜久保に紅梅と白梅の木が並んで立っている。両者を重ねて撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/680秒 92.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
紅梅と白梅;クリックすると大きな写真になります。
10.キタテハ -1
やっと蝶が飛ぶ姿を見た。時間は12時20分過ぎ。何ショットかシャッターを切った後、近寄ってバリアングル・モニターを使って、ローアングルで撮ろうと思ったが逃げられてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 173.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。
11.キタテハ -2
キタテハは次々と現れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 119.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。
12.キタテハ -3
このキタテハはシャープに撮ることが出来た。翅をいっぱいに開いて日光浴をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/420秒 66.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ -3;クリックすると大きな写真になります。
13.キタテハ -4
前の写真とは違う個体である。でも、落ちている同じ葉っぱに止まった。この個体は、冬を越したのに、少し色は褪せているが、ほとんど傷んでいない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ -4;クリックすると大きな写真になります。
14.モンシロチョウ
これは今年生まれた♂だ。少し露出を抑えればよかった。晴れた日に白い蝶を撮るときはマイナス補正が必須だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 185.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。
15.ヒヨドリ
このヒヨドリも、カメラを向けているときは名前が分からなかった。露出補正しないで撮ってしまったので、Nikon Capture NX2 でレベル補正した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります。
16.カルガモと亀
いつもは多くの三脚が並ぶ宮田池だが、この日はなかった。宮田池の反対側にあるさくらなみ池のほとりに、2羽のカルガモと亀たちが日光浴をしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 124.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
カルガモと亀;クリックすると大きな写真になります。
17.ツグミ -2
田圃でツグミが餌を漁っていた。ムクドリと異なり、単独行動している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm ISO160 ) 露出補正 なし
ツグミ -2;クリックすると大きな写真になります。
18.ツグミ -3
田圃の向こう側の少々遠いところで、田の番号を示す木札に止まった。望遠端で狙ったが、なんとか止めることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ツグミ -3;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月21日

山下公園 11月16日


  この日は秋晴れの暖かい日だった。横浜に用事があったのと、来月10日に予定している小学校のクラス会で食事をするところの試食を兼ねて、山下公園まで行ってみることにした。
 土曜日なので家族連れなど人出が多い。山下公園通りの銀杏が黄色くなっていた。今年は色づくのが少し早いのかもしれない。明日は、この山下公園をスタート、ゴールとする横浜国際女子マラソンが行われるようだ。
  とても暖かい日だったので、山下公園の花壇に咲く花には、蝶たちが来ていた。スナップ用のコンデジしか持って行っていなかったが、しばらくの間、蝶撮りを楽しんだ。

1.山下公園通りの銀杏
大桟橋の入り口でバスを降りて歩く。山下公園通りはその名の通り山下公園に沿っている。左手に山下公園と海を見て、元町方面へ向かう。南側にはマリンタワー、ホテル・ニュー・グランドなどもある。この山下公園通り沿いに植えられた銀杏は見事だ。逆光となる日光を浴びて輝いていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
山下公園通りの銀杏;クリックすると大きな写真になります。
2.第5回横浜国際女子マラソン前日
明日は第5回横浜国際女子マラソン大会が行われるようだ。ここ山下公園がそのスタート地点とゴール地点になるらしい。すでのその準備がされている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
第5回横浜国際女子マラソン前日;クリックすると大きな写真になります。
3.横浜港
山下公園から横浜港を眺める。とても気持ちが良い。ROYAL WINGという船が大桟橋を離れ、ベイ・ブリッジへ向かって進む。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜港;クリックすると大きな写真になります。
4.花壇
山下公園の芝生の花壇には、きれいな花が咲いていた。海沿いのプロムナードと芝生の間は、あすの横浜国際女子マラソンのためか、白いフェンスが置かれている。フェンス越しには氷川丸が見え、左手奥にはベイ・ブリッジが見える。アカタテハが吸蜜に来ていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
花壇;クリックすると大きな写真になります。
5.「赤い靴をはいてた女の子の像」
「赤い靴」は1922年(大正11年)、野口雨情作詞・本居長世作曲で発表された童謡である。1979年、ここ山下公園に「赤い靴はいてた女の子の像』」が作られた。これは純粋に雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会(のち赤い靴記念文化事業団と改称)から寄贈されたそうだ。また同会は、この像のミニチュア版を1982年に横浜駅に寄贈、当初は同駅南口に設置されていたが、2010年12月に同駅自由通路に移設され、人々の待ち合わせ場所に利用されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
「赤い靴をはいてた女の子の像」;クリックすると大きな写真になります。
6.ガス灯
そろそろ食事にしようと山下公園中央口の、信号のある横断歩道を、反対側へ渡る。信号待ちの間に光を浴びて輝く銀杏とガス灯を撮った。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/30秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 +1.0段
ガス灯;クリックすると大きな写真になります。
7.銀杏並木
通りを渡った反対側から見た銀杏並木は、午後の日をいっぱいに浴びて輝く。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/100秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
銀杏並木;クリックすると大きな写真になります。
8.戸田平和記念館とホテル・ニュー・グランド
「幸せな一皿 洋食のtake」という店で食事をした。来月10日に私が幹事で小学校のクラス会を行うが、そこで昼食を予定している。ちょっと試食をしておこうと寄ったが、店の感じも良く、ランチメニューもなかなか良い味だった。お店の人たちも感じが良い。食事を終え、再び山下公園に戻る。右側に見えるレンガ造りの建物は創価学会の戸田平和記念館、その奥にホテル・ニュー・グランドが見える。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
戸田平和記念館とホテル・ニュー・グランド;クリックすると大きな写真になります。
9.「水の守護神」
山下公園中央口からまっすぐ山下公園に入ってくると噴水がある。その噴水の中央に横浜市と姉妹都市を結んでいるアメリカ・サンディエゴ市から贈られたという「水の守護神」の像が立っている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/320秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
「水の守護神」;クリックすると大きな写真になります。
10.氷川丸とカモメ
相変わらずの写真で恐縮である。氷川丸のとも綱にカモメが止まっている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/250秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
氷川丸とカモメ;クリックすると大きな写真になります。
11.銀杏の樹
山下公園中央口あたりの銀杏の樹は特に立派だ。まだ、少し青味が残っている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
銀杏の樹;クリックすると大きな写真になります。
12.横浜国際女子マラソン中継クルー
明日の第5回横浜国際女子マラソンのため、山下公園内の各所に大きなTV用カメラが設置され、リハーサルが行われていた。ここはゴール地点のカメラのようだ。なお、次の日、優勝したのはロンドン五輪9位の マヨロワ(ロシア)で、タイムは 2時間25分55秒だった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜国際女子マラソン中継クルー;クリックすると大きな写真になります。
13.キタテハ
さっきはこの花壇でアカタテハが吸蜜していた。少し撮ってみようと、花壇の蝶の影を探す。まず、キタテハがいた。この個体は、夏型と秋型の中間のような装いだ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。
14.キタテハと山下公園
これは秋型らしいキタテハ。キタテハをAF枠の中央に置いてシャッター・ボタンを半押し、そのままカメラを上に向けて、氷川丸やベイ・ブリッジを入れようと試みた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
キタテハと山下公園;クリックすると大きな写真になります。
15.アカタテハ
この花壇では、キタテハ、ヒメアカタテハ、アカタテハがいた。ヤマトシジミもいる。アカタテハが花壇に踏み込まないで撮れるところで吸蜜を始めた。せっかく、きれいな個体だったのにマクロにしないで撮り、ピントが甘くなってしまって、このアカタテハにすまなかった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月10日

小机城跡から新横浜公園へ 10月31日


  昨日の日曜日に続き、今日も良い天気だ。蝶が見られるのもそろそろ終わりになる。この日は舞岡公園へ出かけようと思っていた。しかし、ある方の蝶のブログを拝見すると、昨日撮られたカバマダラの写真が載っていた。すっかり諦めていたが、予定を変更し、初めて訪れる小机城址へ行って、そのあと新横浜公園へ周ってみることにする。
 いつもはマイカーで行くが、この日はバスを利用した。横浜駅西口から市営バスに乗り、小机辻というところで下車し、小机城跡に向けて歩いた。新横浜公園は小机城跡の向こう側になるので、小高い山になっている城跡を反対側に抜けられることを期待したが駄目で、再び上がってきた城跡の入口まで戻って、改めて右側に日産スタヂアムを見ながら歩くことになる。
  新横浜公園に着き、土手の道をフジバカマの咲くところへ向かう。フジバカマの花をじっと見ている方がいる。この方は同好の方ではなかったが、その視線の先を見ると、ツマグロヒョウモンの♀が・・・いや、カバマダラが吸蜜していた。やっと会うことが出来た。その方に挨拶をして、撮り始めた。1頭しかいないので、その同じ個体を1時間以上撮った。
  今日は、カバマダラに会えるとは思っていなかったし、HS50EXRの習熟のために、それしか携えていなかった。確かに画質はイマイチだが、期待以上に撮れたと思う。

やっと会えたカバマダラ;クリックすると大きな写真になります。 1.やっと会えたカバマダラ
まず最初に、3回目でやっと会えたカバマダラの写真を見ていただきたい。カバマダラは南方系の蝶で、日本では南西諸島に生息するが、近年、分布が北へ拡がり、九州南部の宮崎県などでは定着しつつあるといわれる。私は、2005年に石垣島でみた。また、この春、バリ島へ旅行した時にスミニャックで撮影している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 88.7mm〈Equiv.135?480mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
小仏城跡へ;クリックすると大きな写真になります。 2.小机城跡へ
さて、横浜駅西口から乗った横浜市営バスを小机辻で降り、北へ向かう。JR横浜線の踏切を渡ってしばらく進むと、 小机市民の森への案内標識があった。左に見える小高い山が小机城跡だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/879秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ♀
小机城跡への上り口まで来ると、ウラギンシジミがちらちらと飛んでいた。背後には竹林が迫っている。今日は暖かい日だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/576秒 7.5mm〈Equiv.135?41mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か
しばらくすると、このウラギンシジミは葉の裏側に逆さまになって止まった。寒くなってくると、このような姿で動かなくなって、人目に触れず越冬する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/320秒 11.5mm〈Equiv.135?62mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
小机城本丸跡;クリックすると大きな写真になります。
5.小机城本丸跡
登っていくと、本丸広場というところに出た。その入口に冠木門という門があった。この写真は本丸広場に入って冠水門を振り返ったところ。小机城は、永享の乱(1438年 - 39年)の頃に上杉氏によって築城されたとされるが、正確な築城年代は分かっていないそうだ。小机城跡の調査はまだ十分になされておらず、ここが本丸跡とは断定できないとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/74秒 30.3mm〈Equiv.135?165mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
二の丸広場;クリックすると大きな写真になります。 6.二の丸広場
本丸広場の東側に二の丸広場があった。小机市民の森に入ってから、まだ、人に会っていない。座られたことがないようなベンチに落ち葉が落ちていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/500秒 7.3mm〈Equiv.135?40mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
城跡の遺構と竹林;クリックすると大きな写真になります。 7.城跡の遺構と竹林
土塁や空堀といった遺構が見られるが、何よりもこの城跡を覆う竹林は見事である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/45秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
1カバマダラがフジバカマに;クリックすると大きな写真になります。 8.カバマダラがフジバカマに
一旦、朝に入った小机市民の森の入口まで戻って、日産スタヂアムを右手に見ながら、新横浜公園の土手に上がった。10月18日、28日にヒメアカタテハやキタテハなどを撮ったフジバカマが咲くところへ行く。時刻は11時半だった。一人の方がじっと奥の方に咲くフジバカマの房を見ている。わたくしが挨拶をすると「あそこにいますよ」と教えてくれた。一瞬、ツマグロヒョウモンの♀かと思ったが、カバマダラだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/584秒 110.8mm〈Equiv.135?600mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラの蛹;クリックすると大きな写真になります。 9.カバマダラの蛹
新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだ。新横浜町内会の美化環境部では、新横浜公園内にバタフライ・ガーデンと称して蝶や生き物が賑わうビオトープを整備しているが、この日、たまたまその方々が来て何やら整備をされていた。軽トラの荷台には、カバマダラの食草であるガガイモが植えられた植木鉢が置かれていて、緑色のきれいな蛹が付いていた。どこかで見つけられた蛹を持ち去られてしまわないように緊急避難させているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.カバマダラ -1
私に「ここにいますよ」と教えてくださった人は、同好のかたではなかったので、このカバマダラは私の専属モデルとなった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 99.2mm〈Equiv.135?538mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラとヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.カバマダラとヒメアカタテハ
蝶たちはみな太陽を背に受けて花に止まり吸蜜しているように思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/370秒 71.0mm〈Equiv.135?385mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります。 12.カバマダラ♂ 裏面
翅を閉じて止まってくれた。裏面後翅に4つの紋があり、一番下の紋が♂の性標である。♀には3っの黒い紋しかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 55.0mm〈Equiv.135?298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 13.キタテハ -1
カバマダラはフジバカマでの吸蜜に夢中で、いなくなりそうにない。花の陰になりカバマダラが撮れないときは他の蝶にカメラを向ける。キタテハもなかなかきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/553秒 49.1mm〈Equiv.135?267mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 14.キタテハ -2
望遠端近くで撮ったが、シャープに撮ることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 166.6mm〈Equiv.135?905mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 15.2頭のキタテハ
  キタテハは多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 59.0mm〈Equiv.135?320mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♀;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ ♀
ヒメアカタテハも多かった。ほとんどの個体は傷がなくきれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/217秒 110.8mm〈Equiv.135?602mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♂;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ ♂
ヒメアカタテハの雌雄の区別は難しいが、このヒメアカタテハは、前の写真のヒメアカタテハより、赤みが強く、前翅の形がシャープに見えるので、多分♂だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 82.4mm〈Equiv.135?447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 18.2頭のヒメアカタテハ
ピントがはずれているが上にいるのが♂で、下にいるのが♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/298秒 50.9mm〈Equiv.135?276mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 19.モンシロチョウ
新横浜町内会のボランティアみなさんが、丹精込めて作られているバタフライ・ガーデンには、きれいな花が咲いている。その花々にモンシロチョウや、イチモンジセセリが集う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 26.0mm〈Equiv.135?141mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年11月 7日

再び新横浜公園へ 10月28日


 関東接近が予想された台風27号は、コースが南側にそれ、関東地方を離れて26日(土曜日)には通り抜けた。そして日曜日は良い天気となった。
  インターネットで新横浜公園/カバマダラを検索してみると、27日には、数こそ多くないが、撮影された方がいたようだ。
  そこで28日(月)、私としては二度目の新横浜公園へ出かけた。昼ごろになると気温はぐっと上がって、期待が膨らむ。しかし、例のフジバカマにはヒメアカタテハ、キタテハそしてツマグロヒョウモンしかいない。それでもモデルになってくれるそれらの蝶たちとともに楽しいひと時を過ごした。少し範囲を広げて歩いてみたが、カバマダラに出会うことはできなかった。お二人の女性の同好の方がいらっしゃったが、お二人とも、この日はカバマダラと会えていないとのこと。残念。1時半には駐車場の車に戻った。

土手の草刈り;クリックすると大きな写真になります。 1.土手の草刈り
10日前に来た時は、この土手も雑草が茂り、セイタカアワダチソウがたくさん咲いていた。しかし、公園の土手の草はすっかり刈り取られて、きれいになっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ ♀ -1
歩く途中でキラキラと銀色に光るウラギンシジミがいた。しばらく見ていると葉の上に止まる。そろそろ越冬の準備に入るのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ ♀ -2
前の写真と同じ個体。HS50EXRで撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ -1
フジバカマのところへ来た。まだまだ、きれいに咲いていた。しかし、カバマダラの姿はない。お二人の女性愛好家もおられたが、二人とも、この日はカバマダラに会っていないという。キタテハの秋型が色を濃くし、きれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/568秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ -2
HS50EXRもシャープに撮れる。EDFファインダーを覗いて撮っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメアカタテハ -1
フジバカマにはヒメアカタテハも多い。そのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハの雌雄同定は私には難しいがこれは♀のように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハとヒメアカタテ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハとヒメアカタテハ
この日のフジバカマは、キタテハとヒメアカタテハが多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 33.9mm〈Equiv.135?184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.キタテハ
この時季、キタテハの色はとても渋い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 10.アカタテハ
この日もアカタテハがいた。フジバカマで吸蜜している蝶は、キタテハが最も多く、次にヒメアカタテハで、アカタテハは比較的少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメアカタテハ
HS50EXRの広角側で、背景に公園の土手を入れて撮った。ヒメアカタテハはレンズの先10cm位のところにいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/855秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります。 12.モンシロチョウの交尾
フジバカマが咲くところを離れて、もしかしてカバマダラに会えるかもしれないとの淡い期待を抱いて、鶴見川の方へ歩いてみた。そこへ白い蝶がひらひらと降りてきて下草に止まった。交尾中のモンシロチョウだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/530秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオサギ
鶴見川の対岸にアオサギがいた。じっと川を睨んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/541秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
オオバン;クリックすると大きな写真になります。 14.オオバン
見たことのない水鳥が川面に浮かんでいた。n_shuheiさんに教えを乞うたところ、さっそくオオバンとの回答をいただいた。白いくちばしとつながるように、仮面のような白い紋が額?にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/576秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
柿;クリックすると大きな写真になります。 15.柿
鶴見川沿いの農家の果樹園では、柿が色づいていた。葉はすっかり落ちてしまっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 160.5mm〈Equiv.135?870mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カリン;クリックすると大きな写真になります。 16.カリン
リンゴかなと思ったが、よく見るとカリンのようだ。カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い。渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工されるそうだ。加熱すると渋みは消えるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 17.コサギ
比較的小さな白いサギがいた。ちょっと調べてみると、白いサギには、コサギ、ダイサギ、ヘラサギなどがいるが、コサギの特徴は指先が黄色いとのこと。飛びあがったところを見ると黄色い足先が見えるのでコサギだと思う。ピントが外れてしまったが、ご容赦。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 55.0mm〈Equiv.135?298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 18.ダイサギ?
コサギより大きく、くちばしが長い。水の中にじっと立って魚を待つ。という特徴からダイサギだと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/458秒 172.8mm〈Equiv.135?938mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハの顔;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒメアカタテハの顔
90mmマクロでヒメアカタテハに近づいて撮った。下の写真はその同じショットをトリミングしたもの。さすがAPSサイズのデジイチで撮ると、TAMRON90mmの解像力とで、シャープに撮れている。細かな毛の一本一本まで解るし、眼にも毛があるのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジセセリ
イチモンジセセリは擦れた個体も多くなってきている。これはきれいな個体だった。HS50EXRでのフォーカシングもだいぶ慣れてきた。AF枠の中央にしっかり蝶の眼を捉えること。そして、手振れしないように。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/545秒 133.4mm〈Equiv.135?723mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
3頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 21.3頭のキタテハ
フジバカマにはキタテハが多く集まっていた。異なる花房に止まる3頭を同時に撮ることも出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 95.6mm〈Equiv.135?518mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.アカタテハ
望遠ズームのおかげでディスタンスがとれ、この程度のアップで撮ることは難しくない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/452秒 143.6mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 23.ツマグロヒョウモン -1
きれいなツマグロヒョウモン♂がフジバカマに来た。今年は舞岡公園では、ツマグロヒョウモンをほとんど撮っていない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 148.0mm〈Equiv.135?778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン -2
きれいな個体だったのでもう1枚。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 123.8mm〈Equiv.135?670mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
秋空とツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.秋空とツマグロヒョウモン
フジバカマの高いところにある花に止まり、翅を閉じて吸蜜している。これがカバマダラだったら良いのにと思う。HS50EXRは、それまで中望遠で撮っていても、こんなチャンスではズーム操作で、広角で撮れるのが便利だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.8mm〈Equiv.135?26mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
日産スタヂアム;クリックすると大きな写真になります。 26.日産スタヂアム
駐車場へ向かって歩く。この日は何も行われていないのか駐車場もがら空きだった。雲一つない秋の青空だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/942秒 7.0mm〈Equiv.135?38mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ 幼鳥 -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ハクセキレイ 幼鳥 -1
駐車場にセキレイがいた。顔が黄色いのでキセキレイかと思ったが、どうやらハクセキレイの幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
131107_028.jpg 28.ハクセキレイ 幼鳥 -2
ここでも土手の雑草が刈り取られているが、そこで餌を探しているのだろうか、ほかにも数羽見ることが出来た。撮り終わってマイカーに乗り込む。今日はカバマダラにこそ会えなかったが、HS50EXRで蝶のほかいろいろな被写体も撮ることが出来、楽しかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135?1000mm〉 ISO160 )露出補正 -0.3段


2013年10月16日

都心の蝶 小石川植物園 10月3日 その2


 前半は植物園の南側を歩いたので、戻り道は北側の高台の方へ上がった。大正12年9月1日の関東大震災で焼け出された東京市民3万人以上が一時的にこの植物園に避難したというが、その関東大震災記念碑のあるところを進むと、ユリノキ、スズカケノキ、ボダイジュ並木など、何本もの大きな樹木が立つところに出る。ハンカチの木も見てきた。
  旧養生所(徳川幕府が設けた貧困者のための施療所)井戸の先に、分類標本園というのがあり、何種類もの草木が植えられ、ここでもツマグロヒョウモンや、アゲハが舞っていた。   この時期はあまり花が咲いていない。5月か6月にもう一度訪れてみたいと思う。
時間は12時を少し回ったところ。小石川植物園の受付の方に道を聞いて、小石川後楽園へ行ってみることにした。

ヤマトシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 17.ヤマトシジミ♀
ヤマトシジミは多く飛んでいる。この個体は前翅表の青が比較的鮮やかだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 73.7mm〈Equiv.135?400mm〉 ISO160 ) 露出補正 -0.3段
モミジバスズカケノキの葉;クリックすると大きな写真になります。 18.モミジバスズカケノキの葉
この植物園には、明治9年に導入された日本で最も古いスズカケノキがある。街路樹として現在広く使われているモミジバスズカケノキは、スズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種であることが知られていると書かれていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 11.5mm〈Equiv.135?63mm〉 ISO250 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモンの求愛;クリックすると大きな写真になります。 19.ツマグロヒョウモンの求愛 -1
地面に止まっている♀に♂が盛んに求愛している。手前が♀で、♂は♀の向こう側に寄り添っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/422秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモンの求愛 -2;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマグロヒョウモンの求愛 -2
♂は♀の翅の上に上がって、促しているのだが♀はなかなか受け入れようとしない。とうとうこのカップルは結ばれることなく、♂は諦めて離れて行った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 56.9mm〈Equiv.135?310mm〉 ISO160 ) 露出補正 +0.3段
旧養生所の井戸;クリックすると大きな写真になります。 21.旧養生所の井戸
小石川植物園のほぼ中央に位置する旧養生所の井戸に出た。この小石川養生所は幕府が設けた貧困者のための施療所で、享保7年にこの場所に開設され、明治維新で廃止されるまで続いたそうだ。この井戸は水質も良く、水量も豊富で、関東大震災のときは避難者の飲料水として、大いに役立ったとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/588秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
ツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 22.ツマグロヒョウモン♂
旧養生所井戸の向こうに、分類標本園というところがあり、いろいろな草花が植えられている。そこに咲く花に、蝶が舞っている。フサフジウツギの花には多くのツマグロヒョウモンが来ていた。 

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 38.1mm〈Equiv.135?207mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
ミドリヒョウモン♂ 23.ミドリヒョウモン♂
沢山飛んでいる鮮やかなツマグロヒョウモンの中に混じって、ちょっと色あせたのがいた。よく見るとミドリヒョウモンだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 68.5mm〈Equiv.135?372mm〉 ISO200 ) 露出補正 +0.3段
ハンカチの木;クリックすると大きな写真になります。 24.ハンカチの木
小石川植物園にあるハンカチの木をぜひ見たいと思っていた。旧養生所井戸の近くにあった。5月頃に咲く花は白く色づいた苞と呼ばれる大きな葉っぱが2枚と、花の本体からなり、花びらはないという。この時期はただの木でしかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/107秒 17.3mm〈Equiv.135?90mm〉 ISO400 ) 露出補正 +0.3段
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります。 25.キタテハ秋型
再び分類標本園に戻る。新鮮なキタテハ秋型がいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/218秒 63.6mm〈Equiv.135?345mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
ツマグロヒョウモン 秋の青空を背景に;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン 秋の青空を背景に
高い位置に咲いているフサフジウツギの花に、ツマグロヒョウモンが止まる。青空が背景になった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/867秒 5.0mm〈Equiv.135?27mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
アゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 27.アゲハ♂
飛んでいるアゲハは、どれも新鮮なきれいな個体だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 138.4mm〈Equiv.135?753mm〉 ISO640 ) 露出補正 +0.3段
キバナコスモスとツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 28.キバナコスモスとツマグロヒョウモン
薬園保存園の隣に売店があった。そこに植えられているキバナコスモスにもツマグロヒョウモンが来ている。ここは東京大学付属小石川植物園というが、その元は東京大学が開設した施設ではなく、江戸幕府によって開園された小石川御薬園(こいしかわおやくえん)であった。幕府は、人口が増加しつつあった江戸で暮らす人々の薬になる植物を育てる目的で、1638年(寛永15年)に麻布と大塚に南北の薬園を設置したが、やがて大塚の薬園は廃止され、1684年(貞享元年)、麻布の薬園を5代将軍徳川綱吉の小石川にあった別邸に移設したものがこの御薬園であるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.3段
小石川植物園 本館;クリックすると大きな写真になります。 29.小石川植物園 本館
明治10年に東京大学が設立されると、小石川御薬園はただちに付属植物園となった。この 小石川植物園本館は昭和14年に完成し、時計塔が有名である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/910秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 +0.7段
アゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 30.アゲハ♀
本館から出口へ向かう。もう一度タムラソウが咲いていたところへ行ってみたくなった。黒いアゲハに会いたかったが、飛んでいるのは、やはりアゲハとツマグロヒョウモンだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 110.8mm〈Equiv.135?600mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 31.アオスジアゲハ
そこへ、アオスジアゲハ飛んできた。しばしの間、タムラソウの花で吸蜜する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 71.0mm〈Equiv.135?385mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 32.イチモンジセセリ
秋の定番、イチモンジセセリも元気に花から花へ飛び回る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 130.0mm〈Equiv.135?706mm〉 ISO320 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♂ 出口に向かって;クリックすると大きな写真になります。 33.ツマグロヒョウモン♂ 出口に向かって
時間は12時を回った。そろそろ切り上げようと思う。10時に入園して2時間、十分楽しませていただいた。都心にこれほどの蝶がいるとは驚きだった。次回は季節を変えて、5月頃に来てみたい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/596秒 4.4mm〈Equiv.135?24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年7月29日

箱根仙石原湿原の蝶たち -2 (ミヤマカラスシジミほか) 7月18日


 今回は、箱根では珍しいとされるミヤマカラスシジミを比較的多く見ることができた。すでに擦れた個体も多い。そのほかでは、ここでは初めて見るアサマイチモンジや、アカタテハ、ヒメアカタテハ、キタテハなどのお馴染みの蝶が元気だった。
 湿性花園を三周り位しただろうか、そろそろ引き上げようと思ったのは12時半ごろだった。喫茶室で入場者50円引きのソフトクリームを食べていると、テラスに植えられているブッドリアの花にツマグロヒョウモンやぼろぼろのカラスアゲハがやってきた。
 1時少し前に湿性花園を後にして、来た道を辿った。途中足柄S.A.で一休みし、自宅に戻ったのは3時だった。東名を使うと箱根は近い。

アサマイチモンジ;クリックすると大きな写真になります。 32.アサマイチモンジ
池の傍の葉の上に止まった。イチモンジチョウかと思ったが、アサマイチモンジだ。ちょっと離れていたのでP90で撮ったが、開翅場面はピントを外してしまった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO333 ) 露出補正 なし
草原に舞うアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 33.草原に舞うアカタテハ
湿原植生復元区を、オオウラギンスジヒョウモンに混じってアカタテハが飛び、オカトラノオで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO94 ) 露出補正 なし
オカトラノオで吸蜜するアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 34.オカトラノオで吸蜜するアカタテハ
背景を映しこみたいと思うが、離れているので近寄って広角で撮ることができない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO86 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハはカセンソウで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO107 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 36.キタテハ
キタテハの夏型はまだ擦れていなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 37.喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン
ブッドレアの花に今年はまだ見ることが少ないツマグロヒョウモン♀が吸蜜に来ていた。花の名はフサフジウツギだそうだが、属名の(Buddleja)から、ブッドレアと呼ばれることが多いそうだ。それにしてもウツギ(空木)と名の付く花が多いのに驚く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO271 ) 露出補正 -0.3段
ヒツジグサ;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒツジグサ
箱根湿性花園のほぼ中央にある池ではヒツジグサの白い小さな花が咲いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
エンビセンノウ;クリックすると大きな写真になります。 39.エンビセンノウ
散策路の脇に見たこともない花が咲いていた。案内板にはエンビセンノウと記されていて、箱根には無いと説明されていた。絶滅危惧lB類(EN)だそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマカラスシジミ
白土信子さんが書かれた「蝶とあるく箱根」には、ミヤマカラスシジミは神奈川県では、丹沢と箱根の山地にだけ見られる貴重な蝶であると記されている。しかし、ここ湿性花園ではこの時期、しばしば見ることができる。ミドリシジミに交じってノリウツギの花で吸蜜する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 41.チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ
散策路の脇に咲くチダケサシの花でも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 42.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1
この日は、比較的多くのミヤマカラスシジミを観察することができた。環境が保護されているのだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 43.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2
そろそろ切り上げようと思い、最後にもう一度ノリウツギの咲くところへ行ってみると、また、ミヤマカラスシジミがいた。葉の陰にいたので思い切ってプラス補正をして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 59.9mm ISO302 ) 露出補正 +1.0段


2013年4月16日

舞岡公園 4月13日


 今日は天気が良い。10時半ごろに家を出て、舞岡公園へ向かった。土曜日なので駐車場は混んでるかと思ったが、花見も終わり、平日とあまり変わりはなかった。公園を歩き始めると、やや風があり、気温もそれほど上がってこない。蝶もあまり多くを見かけない。 この日はD300 とともに、Canon PowerShot G12 を携行し背景を映しこんだ写真を撮ってみたいと思った。
蝶の春の妖精の一種であるであるツマキチョウが狙いだったが、なかなか思うように撮らせてくれなかった。

鯉のぼり;クリックすると大きな写真になります 1.鯉のぼり
「小谷戸の里」には、今年も元気な鯉が泳ぎ始めた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ♂
ツマキチョウは♂がほとんどだが、個体数は比較的多く、この日も10頭近くは目撃した。しかし、翅を小刻みに羽ばたかせながら俊敏に飛び、なかなか止まってくれない。遠くに止まったのを撮る。(トリミング)

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 3.ツマキチョウ♀
♂より♀の発生は遅れるが、すでに♀も発生していた。メスの方がオスに比べ飛び方もゆっくりで花に止まる。(トリミング)

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 4.モンシロチョウ
飛んでいると一瞬ツマキチョウかと思うが、飛び方が違うので、区別できる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
カラタチの花;クリックすると大きな写真になります 5.カラタチの花
この時期、カラタチは新芽を出し、このような花が咲く。この時期しか見ることができない。G12の広角側で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
カラタチの花 100mmマクロ;クリックすると大きな写真になります 6.カラタチの花 100mmマクロ
100mmマクロレンズで撮るとこのように写る。肉眼では気が付かない細かなところが写し取れる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 7.ベニシジミ -1
この日、一番多く飛んでいたのは相変わらずベニシジミだった。G12でローアングルで撮る。翅が透きとおって美しい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 8.ベニシジミ -2
ベニシジミは地面に近い小さな花に止まることが多い。上から撮ると地面ばかりになってしまう。慎重に近寄ってバリアングル・モニターでローアングルで撮ると背景も撮れる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ -3 9.ベニシジミ -3
レンズは蝶の目と鼻の先にある。正面から撮ると陽の光に翅の絨毛が光って見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります 10.キタテハ -1
越冬後の秋型のキタテハだ。G12で撮ると春が写し取れた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります 11.キタテハ -2
100mmマクロで寄って撮ると、被写界深度が浅くなるので目にきちっとピントを合わせておかないと締まらない写真になってしまう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2012年10月17日

舞岡公園はやっと秋 10月5日 2/2


 谷戸の傍に咲いてたコセンダングサでヒメアカタテハとウラナミシジミを撮った後、いつものように瓜久保の方へ歩き始めた。途中、農家の畑があるが、その傍に熟した柿の実が落ちていて、その果汁を吸いにアカボシゴマダラが来ていた。その脇の道を入って狐久保まで行く。先は広場になっていて2匹のきつねの石造が迎えてくれる。瓜にけものへんがつくと狐になるが、この両者の地名には何かいわれがあるのだろうか。
  狐久保まで行って、元の道へ戻ってくる。瓜久保への道の右側は農家だが、植えられた花に黒いアゲハが舞っているのが見えた。

アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 12.アカボシゴマダラ
このアカボシゴマダラは、はじめは少し離れた地面に降りて翅を開いていたが、匂いに誘われて熟して落ちた柿の実にたどり着いた。熱心に吸汁を始め、狐久保まで行って戻ってきた時もまだ、ここにいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤブガラシにはアオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.ヤブガラシにはアオスジアゲハ
そろそろ花も終わりが近づいたヤブガラシにはアオスジアゲハが来ていた。ヤブガラシは蝶が好きな花で、クロアゲハなども吸蜜にくる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO450 ) 露出補正 -0.3段
ナガサキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 14.ナガサキアゲハ♂
瓜久保への入り口に近い農家の土地に植えられた紫色の花にナガサキアゲハが舞っていた。だいぶ擦れた個体だが前後翅の付け根の赤い紋がきれいだ。♀にはなかなか会うことができない。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
河童池の秋;クリックすると大きな写真になります 15.河童池の秋
夏の間干上がっていた河童池もここのところの雨で元に戻った。池の周りの柵では色濃くなったアカトンボが秋を告げる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ -1;クリックすると大きな写真になります 16.ウラギンシジミ -1
秋の暖かい日にはウラギンシジミの姿を多く見るが、この日も銀色の翅をちらちらさせながら活発に飛んでいた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ -2;クリックすると大きな写真になります 17.ウラギンシジミ -2
時々地面に降りてはストローを伸ばしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 18.モンシロチョウの交尾
しばらく葉の上でじっとしていたが、そのうちに交尾をしたまま飛んで行った。ハネムーン飛行なのだろう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 19.ツマグロヒョウモン♀
多くの蝶は雌雄で翅の模様が異なる。たとえば、春に羽化するツマキチョウは♂は前翅の先端がオレンジ色で、♀は白い。また、ナガサキアゲハは♀の後翅に白い大きな紋が表れる。一方、アオスジアゲハやキタテハの雌雄の模様はほとんど同じで翅を見ただけでは区別がつかない。このツマグロヒョウモンの♀は♂の模様と大きく異なり、前翅に黒い紋が表れる。これは鳥に捕食されないように毒を持つカバマダラやスジグロカバマダラに擬態しているといわれる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ裏面;クリックすると大きな写真になります 20.キタテハ裏面
一方、夏型と秋型で紋や色が異なる蝶もいる。シータテハやサカハチチョウなどがその例だ。このキタテハも秋型は夏型に比べて、翅の色は赤茶色になり、翅のくびれも深くなる。これはその裏面。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
柿の葉に止まるキタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 21.柿の葉に止まるキタテハ秋型
キタテハが柿の葉に止まって翅を開いた。秋を感じさせる絵だ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
芙蓉;クリックすると大きな写真になります 22.芙蓉
帰り道で彼岸花にアゲハが来ていないかと古民家に寄った。芙蓉が見事に咲いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし

2012年10月13日

舞岡公園はやっと秋 10月5日 1/2


 台風も通り過ぎて、秋らしい青空が広がった。この日は気温も上がりそうなので、舞岡公園へ出かけた。歩くと汗ばむが、木陰に入ると風が涼しい。蝶の数は決して多くはないが、キタテハの秋型も飛び、秋の蝶相になっている。蝶もさることながら公園の木々には、赤や黄色の実がなり、そのことのほうが秋を感じさせる。

ムラサキシジミ;クリックすると大きな写真になります 1.ムラサキシジミ
今日の狙いとして、ムラサキシジミとムラサキツバメ、できれば翅を広げたところを撮りたいなと思っていた。ムラサキシジミは早々に現れた。しかし、よいところにはとまってくれず、開翅した姿を見せてはくれなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
舞岡公園東門;クリックすると大きな写真になります
2.舞岡公園東門
いつもは南門から公園内に入るが、この日は東門から入り、そこから谷戸のほうへ下りる道を辿ってみた。特に収穫はなし。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 3.キタテハ秋型
今年になって初めてキタテハの秋型を見た。夏型に比べて、赤みを帯びた褐色になり、くびれも鋭くなった翅が魅力的だ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
彼岸花;クリックすると大きな写真になります 4.彼岸花
余談になるが今年は巾着田の彼岸花を見に行きたいと思っていたが叶わなかった。これは古民家の傍で毎年咲く彼岸花だ。時々アゲハが吸蜜をしているが、この日はいなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クサギの実;クリックすると大きな写真になります 5.クサギの実
8月30日に訪れたときは、クサギの花の周りをに多くのモンキアゲハが舞っていた。それから一月ちょっと経ち、クサギは実をつけていた。熟すまでやさしく実をすっぽりと包んで守っていた赤い萼片(がくへん)が開いている。実は熟すると瑠璃色になり、「クサギ染め」に用いられる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO800 ) 露出補正 -0.3段
金木犀;クリックすると大きな写真になります 6.金木犀
古民家の脇に植えられた金木犀が花の香を放っている。この匂いは秋を感じさせる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
カラスウリ;クリックすると大きな写真になります 7.カラスウリ
カラスウリもなっていた。カラスウリの未熟な実は緑色でスイカのように縦にすじ模様がある。花は夜に咲く。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 8.ヒメアカタテハ
秋になると多く見るようになるヒメアカタテハだが、今年は見る機会が少ない。谷戸を横切る道に咲く小さな黄色いコセンダングサの花で夢中に吸蜜していた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウラナミシジミ 翅表を見せる;クリックすると大きな写真になります 9.ウラナミシジミ 翅表を見せる
ヒメアカタテハが来ていたコセンダングサの花に数頭のウラナミシジミがいた。数が多くなっている。翅は閉じてとまることが多く、なかなか表側を見せてくれないが、このウラナミシジミは吸蜜しながら半開翅してくれた。しかし、この位置でオートフォーカスで目にピントを合わせるのは難しい。マニュアルにして撮った。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
ウラナミシジミ 向きを変えて;クリックすると大きな写真になります 10.ウラナミシジミ 向きを変えて
今度はこちらを向いて翅の表側を見せてくれる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ 広角で撮る;クリックすると大きな写真になります 11.ヒメアカタテハ 広角で撮る
  8.と同じ個体である。ウラナミシジミを撮っている間、まだ近くにいた。G12の広角側で撮る。うしろは刈り入れが済んだ麦畑。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段

2012年6月29日

舞岡公園 6月4日 トップシーズン始まる


 舞岡公園が輝くシーズンが始まった。春先は少ないと思っていた蝶も、個体数こそ多くはないが、多くの種が発生している。とくに平地産ゼフィルスのシーズンで、その写真を撮りに来られる方も多い。すっかり、平地産ゼフィルスが見られる公園として、有名になったようだ。6月4日、この日、私はゼフィルスには会えなかったが、コムラサキを見ることができた。舞岡公園にいるとは聞いていたが、私にとっては、舞岡公園で初めて見るコムラサキだった。

テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 1.テングチョウ
路上で吸水をしているテングチョウがいた。なかなか落ち着かず、タッチ・アノド・ゴーを繰り返す。お陰で翅表が見えるようにカメラに収まってくれた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 2.コミスジ
コミスジも多く飛んでいる。コミスジはだいぶ擦れてきている個体が多い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.ダイミョウセセリ
新鮮なダイミョウセセリは少なくなった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ春型 -1;クリックすると大きな写真になります 4.アカボシゴマダラ春型 -1
♀だと思う。春型はアカボシゴマダラという名の所以である後翅の赤いドットが現れない個体が多いが、この個体では薄らではあるが、はっきりと赤いドットが現れている。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA640 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ春型 -2;クリックすると大きな写真になります 5.アカボシゴマダラ春型 -2
4.と同じ個体。春型のアカボシゴマダラは白いが、その'白さ'の程度は幅がある。この個体はちょうど中間ぐらいの'白さ'で翅表の黒い筋が濃い。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA640 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.キタテハ
今年、成虫になったキタテハ夏型である。初々しい。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
キタキチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.キタキチョウ
キタキチョウの個体数は多い。反面、今年は、モンキチョウが少ないように思う。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります 8.コムラサキ
はじめ、道端の木に纏いつくにように飛んでいたので、サトキマダラヒカゲかと思った。しかし、飛びかたが少し違う。そのうち、谷戸に向かって伸びている枝に止まった。コムラサキの♂だった。良い位置に止まってくれているのだが、少々距離がある。私にとって舞岡公園初のコムラサキだ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA640 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン飛翔;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン飛翔
蕾が下を向くハルジオンの花に、タッチ・アンド・ゴーするツマグロヒョウモンの♂。連写で撮った中の1枚だが、もう少し、ピントが合えばよかった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA640 ) 露出補正 なし
アカツメクサに来たツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 10.アカツメクサに来たツマグロヒョウモン
羽化したばかりのピカピカの♂だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA640 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 11.モンシロチョウ
普段あまりカメラを向けることが無いモンシロチョウだが、とても初々しかった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ASA640 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン開翅 12.ツマグロヒョウモン開翅
きれいな♂だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA640 ) 露出補正 なし
コムラサキ;クリックすると大きな写真になります 13.コムラサキ
谷戸のあぜ道を歩いていると、再びコムラサキに出会った。鳥の排泄物を吸っているようだ、先ほどの♂と同じ個体かどうかわからない。良い写真ではないが、撮れたのはこの日の収穫だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ASA640 ) 露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 14.サトキマダラヒカゲ
この蝶も普段あまりカメラを向けることが少ないが、この個体は擦れのないきれいな個体だった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA640 ) 露出補正 なし


2012年5月16日

舞岡公園と舞岡ふるさとの森 4月24日


 ツマキチョウの写真が撮りたいと思い再び 舞岡公園へ出掛けた。ツマキチョウは飛んでいるのは見かけるが、なかなか、撮らせてくれない。この日は少し足を延ばして、舞岡公園の北側に広がる舞岡ふるさと村を歩いてみた。それにしても蝶は少ない。

古民家の鯉のぼり;クリックすると大きな写真になります 1.古民家の鯉のぼり
良い天気だった。舞岡公園の古民家の庭には鯉のぼりが泳ぐ。この古民家は旧金子家住宅の母屋だったそうだ。明治後期の建物で、平成6年(1994年)に復元されている。

上:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
下:Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/5000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.ベニシジミ
春の定番、ベニシジミの数も例年より少ない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメオドリコソウに止まるベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 3.ヒメオドリコソウに止まるベニシジミ
普通種ゆえ、「何だベニシジミか」となってしまうが、春型はなかなか美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
G12で撮ったベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.G12で撮ったベニシジミ
Canon G12 の広角端macroで撮った。シジミチョウのような小型の蝶では、被写体に10cm以内に近づいて撮る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハ
上下とも同じ個体である。上はG12で背景を生かして撮った。桜の花びらがひとつ木の柵の杭に乗っている。

上:Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
下:Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 6.コチャバネセセリ
コチャバネセセリが元気に飛び始めた。遅かった春もキャッチ・アップされていく。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.モンシロチョウ
西洋タンポポで吸蜜するモンシロチョウ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
小川アメニティ散策路;クリックすると大きな写真になります 8.小川アメニティ散策路
いつもはここから引き返す、舞岡公園の車両進入禁止の門がある瓜久保の家の先へ歩いてみる。小川沿いに散策路が続く。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 10.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
舞岡八幡宮;クリックすると大きな写真になります 9.舞岡八幡宮
小川アメニティ散策路は舞岡駅へ続くが、その途中の左側に舞岡八幡宮の社があった。階段は50段ほどある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
舞岡八幡宮 拝殿;クリックすると大きな写真になります 10.舞岡八幡宮 拝殿
約50段あった階段を登りきると、舞岡八幡宮の拝殿があった。境内は狭く、質素な佇まいだ。狛犬のディテールが出るようにプラス補正した。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 11.ツマキチョウ♀
舞岡公園でもツマキチョウは見かけたが、なかなか撮影出来ないでいた。舞岡八幡宮の境内でちらちら飛んでいる蝶がいた。小さな草にタッチ・アンド・ゴーを繰り返す。良く見るとツマキチョウの♀だった。産卵しようとしているのか、なかなか落ち着いてくれない。空中戦になった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
舞岡ふるさとの森;クリックすると大きな写真になります 12.舞岡ふるさとの森
舞岡八幡宮から下りて、再び小川アメニティ散策路を進み、横浜市営地下鉄の舞岡駅へ出た。横浜市戸塚区の区政推進課のホーム・ページからダウンロードしたふるさと舞岡ぶらりマップを見ながら、左に迂回するように舞岡ふるさとの森の散策路を行く。途中、開けたところがあり、比較的きれいな越冬キタテハがいた。草の間に片手で持ったG12を突っ込んで撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
高台からの眺め;クリックすると大きな写真になります 13.高台からの眺め
舞岡ふるさとの森の尾根道を歩いてきて、左に下りると舞岡公園の瓜久保の家の方へ戻る。今日はツマキチョウの写真を撮りたかったが、♀はかろうじて撮ったものの、オレンジ・トップの♂は空振りに終わってしまった。それにしても、蝶が少ない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし

2012年4月 9日

舞岡公園 春の蝶は? 3月27日


 今年の春は遅いとはいうものの、そろそろ、舞岡公園に春の蝶が飛び始めるのではないか。この日、100mmマクロを付けたD300と、サブにP90を持って、舞岡公園へ出掛けた。
 天気は申し分ない。今年はあちこちで梅を見るが、舞岡公園の梅もやっと、満開のようである。梅や桜はどのように撮ればよいのか、試行錯誤している。花びらがはっきりと撮れて、木の拡がりが解かり、背景が整えば良いのだろうか。最初の3枚の写真はそんなことを思いながら撮った。
 蝶は越冬後のキタテハが飛んでいた。モンシロチョウも出始めている。春はそこまで来ていると感じる。

1.白梅
舞岡公園の梅はほぼ満開だった。今日は快晴で、青い空に梅の花が映える。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/405秒 16.9mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
白梅;クリックすると大きな写真になります
2.瓜久保休み処に咲く梅
今度は少し離れて撮ってみた。この程度であれば、梅の花ということがわかる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/263秒 7.3mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
瓜久保休み処に咲く梅;クリックすると大きな写真になります
3.100mmマクロレンズで
D300に付けたTokinaの100mmマクロレンズで撮った。さすがにバックはきれいにボケる。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ASA400 ) 露出補正 なし
100mmマクロレンズで;クリックすると大きな写真になります
4.瓜久保カッパ池の紅梅、白梅
池の周りには何本かの梅の木がある。池を挟んで撮った。こうなると花びらが確認できない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/180秒 15.1mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
瓜久保カッパ池の紅梅、白梅;クリックすると大きな写真になります
5.越冬キタテハ P90
正午ごろ、気温も上がり、やっと越冬したキタテハの秋型が飛び始める。この時期、キタテハは地面に降りて日光浴をしていることが多い。D300のファインダーを覗いて撮ると、上から押さえつけたようにしか撮れないが、バリアングルのあるデジカメでローアングルで撮ると、広がりのある写真がとれる。背景が良いといいのだが。今年になって蝶の写真は2月にグアムで撮ったが、国内ではこのキタテハが最初の蝶だ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/354秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
越冬キタテハ P90;クリックすると大きな写真になります
6.越冬キタテハ D300
ファインダーをのぞいて撮るとこのようにしか撮れない。前の写真のように背景を入れようとすると、寝そべらなくてはならないが、蝶は確実に飛びたって、ファインダーから消えてしまう。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 ASA400 ) 露出補正 なし
越冬キタテハ D300;クリックすると大きな写真になります
7.ミツマタの花
100mmマクロで初々しいミツマタの花をアップで撮った。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 ASA400 ) 露出補正 なし
ミツマタの花;クリックすると大きな写真になります
8.マンサク
なぜ、マンサクという名が付けられたか? Wikipediaには、早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれていると記されていた。P90でも望遠端(35mm版624mm相当)でとると、背景がボケる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/256秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
マンサク;クリックすると大きな写真になります
9.ネコヤナギ
出来たてのほやほやといった新鮮なネコヤナギ。山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの1種である。銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによるという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/374秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
ネコヤナギ;クリックすると大きな写真になります
10.春
手前が「さくらなみ池」、向こう側が「宮田池」で、その間に数本の大きな柳の木がある。その柳の木が芽吹いてきて、春を実感させる。池の間には今日も鳥撮りのカメラマンが三脚を並べている。この日は、私もカワセミを見た。P90の望遠端で狙ってみたが、ピントを合わせることができなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/170秒 11.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
春;クリックすると大きな写真になります


2011年3月31日

今年初めての舞岡公園 3月30日


 この日は朝から良く晴れ、気温も上がりそうだった。今日は蝶も飛ぶだろうと舞岡公園へ行ってみることにした。例年はその年初めて舞岡公園に来るのは4月10日前後である。
園内の木々は芽をふいて、コブシの花も見事に咲いている。まだ下草が茂っていない早春の公園の風景は、いつもと違っていた。
  昼近くなるにつれ、気温は上がり汗ばむほどになった。この日見かけた蝶は、越冬蝶ではキタテハ、ウラギンシジミ、テングチョウ、今年羽化した蝶では、キタキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミだったが、キタテハとベニシジミしか撮れなかった。

キタテハとタンポポ;クリックすると大きな写真になります 1.キタテハとタンポポ
この日は、最近購入した TAMRON 60mm Macro で初めて蝶の写真を撮る。Nikon D5000 でのライブビュー撮影でオートフォーカスが作動するので、それも試してみたかった。まずは越冬したキタテハの秋型がチャンスをくれた。下草に止まる蝶は、どうにも撮り難い。ベタッとした絵になってしまい背景は汚いボケになる。これももう少しローアングルになった方が良かった。オートフォーカスは遅いが、なんとか目にピントが来ている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 2.宮田池
公園内の宮田池の畔では野鳥を撮る人が三脚を立てて、撮影チャンスを待っている。この池にはカワセミが来る。みなさん凄いカメラと望遠レンズの重装備だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
宮田池;クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミのランデブー
足元をセセリ蝶のように敏速で飛ぶ2匹のベニシジミがいた。飛んでいるときは黒っぽく見える。♀が下草に止まると、♂がその後ろに止まる。二匹がほとんど同時に飛びあがっては、また同じように止まる。♂が腹端を曲げているのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ベニシジミのランデブー;クリックすると大きな写真になります 4.梅
今年は寒かったのか、瓜久保の家の前では今、梅が見事に咲いていた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
ユキヤナギ;クリックすると大きな写真になります 5.ユキヤナギ
ユキヤナギの白い小さな花は可憐である。しかし、写真に撮ると白い花がいわゆる白飛びしてしまうことが多い。-1.0段の露出補正をかけて白飛びしないように撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
石畳のキタテハ;クリックすると大きな写真になります 6.石畳のキタテハ
このように地面に止まる蝶は、撮り難い。そこでライブビュー撮影で数カットシャッターを切る。すべてがピントの合ったカットにはならないが、「数打ゃ当たる」。デジタルだとコストを気にしないでシャッターが切れるのでありがたい。奥行きが感じられるきれいなボケが得られた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
プログラムオートで撮影 LV ( F9 1/1250秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
キタテハと菜の花;クリックすると大きな写真になります 7.キタテハと菜の花
菜の花にキタテハが来て吸蜜を始めた。バックをきれいにぼかそうと思い、絞り優先でF4.0にして撮った。単焦点マクロレンズらしい描写になった。設定しているISO400では露出がオーバーになり、250になった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/4000秒 60mm ISO250) 露出補正 なし
小谷戸の里の古民家とコブシ;クリックすると大きな写真になります 8.小谷戸の里の古民家とコブシ
いつも立ち寄る小谷戸の里だが、コブシの花がこんなにきれいに咲く時期には来たことがない。バックになる古民家が暗いので、そのまま撮るとコブシの白が飛んでしまう。古民家がボケないように絞り優先のF22にして撮ってみた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/200秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハとミツマタの花;クリックすると大きな写真になります 9.キタテハとミツマタの花
前のコブシの写真を撮った時の露出補正設定を戻さないで撮ってしまった。この程度の写りなら問題ない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO280) 露出補正 -1.0段
緋色のミツマタ;クリックすると大きな写真になります 10.緋色のミツマタ
ミツマタの花というのは黄色いものだと思っていたが、こんな緋色の花もあった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 60mm ISO400) 露出補正 -1.0段
キタテハをF22で撮る;クリックすると大きな写真になります 11.キタテハをF22で撮る
F22にして撮ると背景がどれほどシャープになるかを試してみた。結果はこのレンズのF22では背景をシャープに撮れない。これ以上絞るとシャッタースピードがより遅くなり、手ぶれも心配になる。背景をシャープに撮るにはコンパクトデジカメの広角側で撮る方が良いようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影 ( F22 1/125秒 60mm ISO450) 露出補正 -1.0段

2010年10月23日

今年最後? 舞岡公園


 10月16日 天気予報によると朝は曇っているが午前中には晴れ、気温も22?23度を超えるという。この日は何も予定がなかったので、今年最後になるなと思いつつ、舞岡公園へ向かった。前回は9月7日に来ているが、公園の様子も変わり、秋の深まりを実感した。
かかしのコンクール;クリックすると大きな写真になります 1.かかしのコンクール
ここの田んぼの刈り入れは終わっていた。かかしは先月からあったが、数も増えていた。この「たこの占師 パウル」というのはなかなか凝った作品で、出来栄えも素晴らしいと思う。ほかにも力作が多かった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
柿の葉の紅葉;クリックすると大きな写真になります 2.柿の葉の紅葉
柿の葉は色づいて落葉が始っている。柿の葉にはバクテリアの繁殖を抑えバクテリアの発生による悪臭を抑える作用があり、柿の葉寿司はその作用を生かしたものという。もちろん柿の葉ずしに使われる葉は緑色の葉である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 3.セイタカアワダチソウにヒメアカタテハ
11時半を過ぎると陽が射し気温も上がってきた。谷戸沿いの道はセイタカアワダチソウの黄色がきれいだ。今年は見ることの少なかったヒメアカタテハも来ていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型;クリックすると大きな写真になります 4.キタテハ秋型
セイタカアワダチソウにはキタテハの秋型が集まっている。夏型に比べ翅の色は赤茶色になり、精悍に見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型裏面;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハ秋型裏面
夏型に比べ秋型は裏もぐっとしまりが出て見栄えがする。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
秋景色;クリックすると大きな写真になります 6.秋景色
セイタカアワダチソウの後ろはまだ刈入れが終わっていない谷戸の稲が拡がる。秋らしさを感じる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 75mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります 7.ウラギンシジミ♂
この日出会ったウラギンシジミは♂が多かった。11月に近づくと♀が目立つようになる。成虫で越冬して、来年の春、産卵をして世代をつなぐ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
IXY30Sで撮ったウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.IXY30Sで撮ったウラギンシジミ
地面に降りて吸水する個体が多い。こうなると写真は撮り難くなる。上から撮ると背景は地面になってしまう。ポケットに入れていたIXY30Sの広角側マクロで撮った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン♀
羽化まもないツマグロヒョウモン♀がいた。最近、伊藤嘉昭という方が書かれた「ツマグロヒョウモンの北進と擬態の謎にせまる」というサブタイトルの付いた「琉球の蝶」という本をアマゾンで見つけ購入した。ツマグロヒョウモンは♂と♀で翅の模様が違う。♀はカバマダラやスジグロカマダラに擬態しているといわれる。カバマダラやスジグロカマダラは捕食者である鳥たちにとって味が悪いようで、食べない。それに擬態することで鳥に食べられるのを逃れるのか。しかし、今やツマグロヒョウモンはカバマダラやスジグロカマダラが棲めない北へ進出している。もともと琉球列島、九州、および四国の南部にのみ生息していたツマグロヒョウモンは、戦後間もなく中国地方、近畿南部、三重に定着した。私が中学生ころ(1955年ころ)高尾山の尾根道でこの蝶を見たときは大珍蝶であった。名古屋では1995年ころから急に数が増え始め、一般的な蝶になった。さらに2000年を過ぎたころだったか出張先の長野県の松本市でも見かけた。今や関東では全くの普通種である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ウラナミシジミ
吸蜜中のウラナミシジミが開翅してくれた。控え目なブルーが陽を浴びて輝く。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
101022_011.jpg 11.雀の鈴なり
まだ刈り取りが済んでいない田んぼが広がる木立が騒がしいのでふと見ると、雀がいっぱい集まっていた。彼らにとっても豊穣の秋なのだろう。人が傍を通ると一斉に飛び立つ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし


2010年10月 4日

秋色の仙石原


 少し秋らしくなってきた9月19日、休日1,000円の東名高速を使って、箱根仙石原にある箱根湿性花園へ行ってきた。朝7時に自宅を出て、開園時間の9時直前に湿生花園の駐車場に入った。すでに数名の人が開園を待っていた。
 園に入ってまず、適当なベンチをさがし、花を眺めながら途中の足柄サービスエリアで仕入れたサンドウィッチを食べた。1時間半ほど撮影したが、登りの車が混まないうちにと、昼前には湿生花園を離れ、御殿場から東名に上がり、自宅に戻ったのは午後2時前だった。

箱根町立箱根湿生花園;クリックすると大きな写真になります 1.箱根町立箱根湿生花園
ここはチケット売り場。入園料は大人700円で65歳以上は割引があって600円に。この日は清々しい天気だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 2.シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀?1
入口を入ってすぐのベンチに腰をかけ、朝食のサンドウィッチを頬張っていると近くのシオンの花にヒョウモンチョウが来ていた。なんだろうと思って近づいてみるとミドリヒョウモンの♀だった。擦れてはいるが、破損はほとんどない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 3.シオンの花で吸蜜するミドリヒョウモン♀?2
前の写真と同じ個体である。広角側で撮ったが、18mmにすると蝶が小さくなってしまうので、少し戻して撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタキチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります 4.キタキチョウの交尾
交尾中のキチョウに、他の♂がちょっかいを出している。キチョウは翅を開いては止まらない。翅表を撮るには飛翔しかないが、うまく撮れた。
さて、知らなかったが、2005年に日本のキチョウはキタキチョウとキチョウの2種に分割されたとのこと。本州などに生息している馴染みの深いキチョウはキチョウではなくキタキチョウになった。
形態的には前翅表の縁毛が黄色いなど細かいところでは違いがあるようだが、一見しただけでは良く分からないという。幸いなことにトカラ列島の渡瀬線以北にはキチョウ(E.hecabe)は生息していないので、本土で見るキチョウは全てキタキチョウである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
サワキキョウとウラナミシジミ;クリックすると大きな写真になります 5.サワキキョウとウラナミシジミ
ウラナミシジミが見られるようになると秋である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キアゲハ;クリックすると大きな写真になります 6.キアゲハ
アザミの花で吸蜜しているキアゲハ。周囲にはススキの穂が見え、秋の気配が感じられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ススキとオミナエシ;クリックすると大きな写真になります 7.ススキとオミナエシ
湿生花園の奥は、仙石原湿原植生復元区となっている。昭和45年頃ススキ草原の野焼きがされなくなってから、ヨシが丈高く茂り、樹木も増えて日向を好む多くの湿原植物がその姿を消してしまったそうだ。昭和60年に箱根湿生花園の水田跡地に湿生植物の復元実験区が設けられた。昔の湿原に復元するには野焼きが効果的で、初夏の草刈りは回復を早めるという結果を得て、6月に草刈り、冬期に火入れが毎年行われているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります 8.オオウラギンスジヒョウモン♀
以前にミドリシジミの季節にここへ来た時はオレンジ色の♂が活発に飛びまわっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
サクラタデの花で吸蜜するモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 9.サクラタデの花で吸蜜するモンシロチョウ
サクラタデの花はとても可憐である。普段は見向きもしないモンシロチョウもサクラタデの花のお陰か清楚で美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ちょっと違和感のあるツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 10.ちょっと違和感のあるツマグロヒョウモン♂
新鮮なツマグロヒョウモンが飛んできたので撮った。しかし、前翅翅表の先端の普通は2つに分かれている黒斑がつながってひとつの大きな黒斑になっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ秋型 11.キタテハ秋型
新鮮なキタテハの秋型だ。都会では秋型は12月の初めまで成虫で活動し、暖かい日には1月や2月でも飛んでいる。成虫で越冬し、春に次世代(夏型)につないでいく。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります 12.ヒメアカタテハ 今年は舞岡公園でほとんどヒメアカタテハを見ることがなかったが、ここで会えた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ;クリックすると大きな写真になります 13.アゲハチョウ
箱根湿生花園は花が多いので吸蜜に来る蝶たちを撮るチャンスに恵まれる。今日はもともと半日行の予定だったので、このアゲハチョウを撮ったあと、帰路に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2010年6月11日

アカボシゴマダラ春型


 6月1日 晴天で気温も上がりそうなので、アカボシゴマダラの白い春型の少しはましな写真が撮りたいと思い、再び舞岡公園へ出かけた。
 今日は火曜日だが駐車場に車が多い。子どもたちがいっぱいだ。ウツギの白い花がいっぱい咲いている。
 D5000のレンズキットに付いていたVR18-55mmのレンズを試してみようとも思っていた。比較的被写体に近づける。
ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 1.ツマグロヒョウモン
早速、ウツギの花に来ていたツマグロヒョウモンの♂が迎えてくれた。今年はツマグロヒョウモンの数がとても少ないように感じる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカシジミ;クリックすると大きな写真になります 2.アカシジミ
今年もアカシジミが平地産ゼフィルスのトップを切って発生していた。ウツギの花に何かいないかと目を凝らしていて見つけた。レンズはやはり55mmではちょっと苦しかったので、携帯していたVR18-200mmに付け替えた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.カラスアゲハ
ミズイロオナガシジミでもいないかと林の中に踏み入ったら、カラスアゲハの♂が目の前の花に飛来し吸蜜を始めた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 4.アカボシゴマダラ
いた!アカボシゴマダラがゆっくり飛んでいる。見守ること数分、葉上に止まった。しかし、このアカボシゴマダラは、白くない。夏型のように見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ 裏面;クリックすると大きな写真になります 5.アカボシゴマダラ 裏面
前の写真と同じ個体である。裏面は夏型より白っぽい。しかし、この蝶のトレードマークである赤いドットがはっきりと表れている。止まっている木は葉を見ると食樹のエノキのようでもあり、産卵姿勢をとるようにも見えたが定かでない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハ夏型;クリックすると大きな写真になります 6.キタテハ夏型
やっとキタテハの夏型が発生していた。この蝶もウツギの花が好きなようだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になります 7.アオスジアゲハ
アオスジアゲハも多く飛んでいる。VR18-200mmの望遠端で撮っているが、この写真はバックがきれいにボケてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジチョウ;クリックすると大きな写真になります 8.イチモンジチョウ
イチモンジチョウは沢山発生していて、ウツギの花によく来ている。翅表より複雑な裏面の模様のほうが面白い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
白いアカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります 9.白いアカボシゴマダラ
サトキマダラヒカゲが飛んでいるので、1枚とっておこうと目を凝らし追っていると、払われた枝の古い切り口から樹液が出ているのだろうか、そこに止まろうとしている。そして、ふと見ると思いもかけずそこに白いアカボシゴマダラがいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
白いアカボシゴマダラ 開翅;クリックすると大きな写真になります 10.白いアカボシゴマダラ 開翅
樹液の出るところは限られているようだ。サトキマダラヒカゲが吸わせて欲しいと寄っていくと、アカボシゴマダラが翅を打ち振って阻止している。その瞬間をねらってシャッターを切った。このアカボシゴマダラは白い。4.の写真と見比べていただきたい。赤いドットもない。今日の目的は一応達成された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし

2010年4月27日

今年初めての舞岡公園


 今日は暖かい日になるというので、ツマキチョウの写真を撮りたいと思い、舞岡公園へ出かけた。
 気温はまあまあで、陽は差してきているが風が強い。それと、なぜか蝶の数が少ないように思う。
 公園内の手入れが行き届きすぎているのであろうか。単に、今年の天候不順のためなのか。
 ツマキチョウも何頭か見かけることができたが、数は少ないように思えた。しかし、谷戸はすっかり春らしくなり、緑が美しい。
瓜久保+クリックすると大きな写真になります 1.瓜久保
公園内の瓜久保と呼ばれているところ。下草は緑になり、木々は新しい息吹に溢れている。

Nikon COOLPIX S10 F3.5 6.3-63mm 6 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/297秒 6.3mm ISO50 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♂;クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ ♂ ?1
セイヨウタンポポで吸蜜するツマキチョウの♂。前翅先端のオレンジ色がはっきり見えなかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♂;クリックすると大きな写真になります 3.ツマキチョウ ♂ ?2
前の写真とは違う個体であるが、驚くほど小さな個体だった。やはり天候不順が原因なのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ ♀;クリックすると大きな写真になります 4.ツマキチョウ ♀
♂の発生に比べて、♀の発生時期は少し遅れるが、このメスは羽化したてで、純白の翅をしたきれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
キタテハの求愛;クリックすると大きな写真になります 5.キタテハの求愛
越冬したキタテハ秋型である。葉上に止まった♀に♂が熱心に求愛を始めた。しかし、結ばれず、♂は飛び去ってしまった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒  ISO400 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります 6.アオサギ
瓜久保にかっぱ池という、夏には蓮の花が咲く小さな池がある。そこに大柄なアオサギがいた。餌を取っている。じっと狙いを定め、チャンスと見るやくちばしを水に突っ込み捕食していた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ツバメシジミ
この時期はいつも多くみられるツバメシジミだが、この日は少なかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒  ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
タチスボスミレに来たベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.タチスボスミレに来たベニシジミ
ベニシジミの春型はオレンジ色の部分が鮮やかで、黒化してしまう夏型より、美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒  ISO400 ) 露出補正 なし
ハルジオンに来たベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.ハルジオンに来たベニシジミ
この蝶は下草や、タチスボスミレのような地面の小さな花に止まることが多いので、写真を撮るときに背景の処理に困る。ハルジオンに来てくれると、バックをぼかすことができる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒  ISO400 ) 露出補正 なし

2009年10月 3日

9月の蝶

 9月10日に舞岡公園へ行ってみたが、端境期で、飛んでいる蝶は夏に飛び回って翅を傷めたアゲハたちが多いし、キタテハはまだ夏型である。9月中ごろを過ぎると少しずつ涼しくなってきて、蝶の数も多くなってきた。散歩や外出の道々で撮った秋の蝶たちである。まだまだ、これから11月の初めまで秋の蝶を楽しめる。
アゲハの産卵:クリックすると大きな写真になります 1.アゲハの産卵 舞岡公園
アゲハがカラタチに産卵していた。アゲハは柑橘類に産卵するがこのカラタチもミカン科である。産卵している周りにアブラムシがいっぱいいるのが気になるが。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
キタテハ♀:クリックすると大きな写真になります 2.キタテハ♀ 舞岡公園
これは夏型の♀だ。今は秋型との端境期である。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
イチモンジセセリ:クリックすると大きな写真になります 3.イチモンジセセリ 舞岡公園
都会のどこにでもいる秋の蝶の代表種である。コスモスの花などによく来ている。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ヒメジャノメ:クリックすると大きな写真になります 4.ヒメジャノメ 舞岡公園
これもどこにでもいる普通種だが、最近は見ることが少なくなったような気がする。翅表は一面灰褐色で地味であるが、裏はよく見るとなかなか繊細な模様だ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro F2.8
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ツマグロヒョウモン♂:クリックすると大きな写真になります 5.ツマグロヒョウモン♂ 葉山国際カンツリー倶楽部
ゴルフをするときもいつもコンデジを携帯する。前の組が詰まっているティーグランドで、こんな写真を撮る。もっとゴルフに集中しなくてはいけないと反省するのだが。

Nikon D300 Tokina 100mm
Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F7.3 7.3mm 1/125秒 ISOオート )
ウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンシジミ 三ツ沢公園
9月16日 自宅から徒歩で行ける三ツ沢公園へ行った。陸上グランドの周囲の道にウラギンシジミが出てきていた。バリアングルモニターでカメラを地面すれすれにして撮った。

Nikon COOLPIX S10 
プログラムオートで撮影 ( F4 6.3mm 1/148秒 ISOオート )
ナガサキアゲハ♂:クリックすると大きな写真になります 7.ナガサキアゲハ♂ 三ツ沢公園
道端の花でナガサキアゲハが吸蜜に余念がなかった。翅表は緑色の金属光沢が渋い。残念ながら後翅が傷んでいる。鳥にやられたのであろう。

Nikon COOLPIX S10 
プログラムオートで撮影 ( F4 6.3mm 1/250秒 ISOオート )
ヒメウラナミシジミ:クリックすると大きな写真になります 8.ヒメウラナミシジミ 駒場東大構内
これも都会の秋の代表的な蝶である。駒場東大で現役学生の卓球の試合があり、応援に行った。その試合と試合のインターバルに構内で撮った。

Nikon COOLPIX P90
  絞り優先オートで撮影 ( F3.5 4.6mm 1/460秒 ISOオート ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン♀:クリックすると大きな写真になります 9.ツマグロヒョウモン♀ 峰岡公園
自宅から近い小さな公園であるが、花壇に植えられたキバナコスモスが秋の蝶を集める。

Canon IXY900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 4.6mm 1/1000秒 ISOオート )

2007年11月 9日

寸又峡

11月5日 某旅行社が催す「大井川アプト式鉄道と紅葉の寸又峡・夢の吊り橋」と題する日帰りバスツアーに参加した。寸又峡への山道が狭いとのことでマイクロバスになり、しかもフルシートで往復8時間以上の乗車は少々疲れた。紅葉は10日ほど早いとのこと。

クリックすると大きな写真になります1.これは寸又峡の「夢の吊り橋」。渡ってみたが一度に橋に入れるのは10人という制限がある。結構ゆれる。湖水は含まれる微粒子のため、青く見えるのが美しい。この青く見えるのをちんだる現象と言うらしい。
これはコンデジで撮ったが、コンデジはどうも風景写真がパリッと撮れない。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4.1 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります2.上の写真をレベル補正でレタッチしてみた。メリハリがつき結構見られるようになった。

Phtoshop Elements 2.0 で補正
クリックすると大きな写真になります3.10日ほど早いという紅葉はイマイチだった。PLフィルター(偏光フィルター)を付けて撮ると青空がクリアになり、コントラストも高くなる。

Nikon D100 Nikkor 28mm-105mm  PLフィルター使用
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/180秒 )
クリックすると大きな写真になります4.大井川鉄道南アルプスアプトラインの列車。機関車は小さい。運転手が窮屈そうに見える。大井川鉄道はJR東海道線の金谷から千頭までSLが走ることで有名であるが、千頭から大井川上流の井川ダムがある井川まではこのディーゼル機関車が小さな客車を牽く南アルプスアプトラインになる。途中、アプト式区間があり、そこは電機が付いて牽くが信越線碓氷峠がなくなったあと日本唯一のアプト式を売りにしている。
NikonD100 NIKKOR 28mm-105mm 
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 )
クリックすると大きな写真になります5.プログラムオートで撮った上の写真は機関車のヘッドライトのため露出がアンダーになった。曇りなので色の鮮やかさも無い。私はレタッチはまったくの初心者だが、レベル補正し、彩度を高めてみた。

Photoshop Elements 2.0 で補正
クリックすると大きな写真になります6.キタテハ秋型、秋の蝶の代表である。夏型に比べて赤みを帯びた褐色が美しく、翅のくびれも大きくなる。子供の頃は家の近くでよく見かけたが、このごろはちょっと郊外へ出ないと見ることが出来ない。このレンズはおまけのマクロが付いていて、結構近くへ寄れる。

NikonD100 NIKKOR28mm-105mm
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/200秒 )


2007年10月27日

秋冷の候

10月24日 急に一段と涼しくなった。しかし、今日は晴天で、気温も20度くらいまで上がるということなので、運動がてら写真を撮りに行くことにした。横浜市には多くの緑地公園があるが、今日ははじめて港南区にある久良岐公園へ行ってみた。池があってリールを使わなければ釣りをしても良いらしい。ちょっとした山道もあり、歩き回ると汗をかく。残念ながらここではあまり蝶が現れず、昼頃に切り上げていつもの舞岡公園へ移動した。公園のはしごをしたがあまり成果は得られなかった。

クリックすると大きな写真になります1.久良岐公園の山道を登った先に雑木林の広場があった。モンキアゲハなども飛んでいる。秋型のキタテハが日光浴をしていたのでコンデジで撮った。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります2.雑木林から降りてきたところにちらちらと翔ぶ蝶がいたので、じっとチャンスを待った。ムラサキツバメだった。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります3.舞岡公園へ移動した。セイタカアワダチソウ、ススキ、背景は刈り取りの終わった田んぼと秋一色である。

Canon PowerShoto A620
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 )
クリックすると大きな写真になります4.蝶の数は少ない。ススキの穂を背景に秋型のキタテハを撮った.。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/320秒 )