Atelierで“ノアザミ”タグの付いているブログ記事

2016年6月18日

隠居の散策:兵庫北部のドライブ(2) 鉢伏高原あたり (付:氷ノ山ぶんまわしコース踏破記)

史跡の生野銀山を見学した後は、途中でBBQの買い物をしながら、山小屋H?tte Hachiに到着。しばらく休憩した後、羽渕精肉店で求めた但馬牛で、BBQ。生野銀山で仕入れた熟成酒はワインみたいな口当たりで、緑の風に吹かれながらの早めの夕食はごきげんだった。
 翌朝、氷ノ山ぶんまわしコースを踏破するという健脚組2人(その一人が、氷ノ山「ぶん廻しコース」 登山記録を写真とともに書いてくれた。) を、早朝に東尾根登山口へ送った後、ゆっくりと小屋の片付けをして、ハチ高原→別宮の棚田→木の殿堂あたり→但馬高原植物園(食事)とまわり、ハチ北スキー場でぶんまわしコースを歩いてきた健脚組2人をピックアップする計画で車を走らせた。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市福定
エゴノキの花
H?tte Hachiの裏の林道に、3本のエゴノキがあり、満開である。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
65.0mm 絞り優先AE 1/80 f5.0 ISO125 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市福定
エゴノキ
このような木が3本ある。果皮にはサボニンが含まれ、石けんの代わりにもなる。名前は、果皮にえぐみがあることから。別名で「ちしゃのき」とも呼ばれる。とボタニックガーデンにはある。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
65.0mm 絞り優先AE 1/80 f5.0 ISO125 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市福定
ノアザミ
この辺りは、鹿の害がひどいが、このノアザミは食さないようだ。。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
65.0mm 絞り優先AE 1/80 f5.0 ISO125 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市福定
焼き肉
3人くらいのバーベキューは七輪でする。
SONY SO-04E
4.1mm プログラムオート 1/40s f2.4 ISO64 露出補正0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市別宮
棚田
別宮のおおかずらがあるところに小さな公園がある。その前に、棚田が広がり、その向こうに氷ノ山が眺望できる。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
54.0mm 絞り優先AE 1/125s f11.0 ISO100 露出補正 -1.0
160531_001.jpg 2016/5/30 養父市別宮
ヤマトシリアゲ?ヨツメトビケラ
昆虫質問箱に投稿し、名前を質問中。土星人という方から教えていただいた。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
54.0mm 絞り優先AE 1/125s f11.0 ISO100 露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市別宮
ヒメジョオン
紫の蕾が付いていた。花弁の白い部分がやや紫がかる個体が見られることもあるが、これは清浄な空気の中で育った時にできるものである。とWikipedia にはある。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
90.0mm 絞り優先AE 1/400s f11.0 ISO100 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市別宮
ウツギ
別名は「卯の花」である。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
67.0mm 絞り優先AE 1/80s f8.0 ISO100 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 養父市別宮
ウスバシロチョウ
交尾をしているのだろうか。小さなオオカヅラ公園に5?6頭がヒラヒラと飛んでいた。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
172.0mm 絞り優先AE 1/200s f8.0 ISO125 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 香美町・瀞川平
アサマイチモンジ
左前翅の先端部分が欠損している。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
138.0mm 絞り優先AE 1/320s f8.0 ISO100 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 香美町・瀞川平
ヤマボウシの花
街路樹的にヤマボウシがたくさん植えられている。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
138.0mm 絞り優先AE 1/320s f8.0 ISO100 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 香美町・瀞川平
ガクウツギ
アジサイ科アジサイ属である。別名で、「こんてりぎ(紺照り木)」とも呼ばれる。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
138.0mm 絞り優先AE 1/320s f8.0 ISO100 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 香美町・瀞川平
楓の新緑
緑が綺麗だったが、あまりうまく撮れていない。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
63.0mm 絞り優先AE 1/320s f6.3 ISO100 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 香美町・瀞川平
コジャノメ
期待した蝶の姿は少なかった。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
187.0mm 絞り優先AE 1/200s f6.3 ISO320 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 但馬高原植物園
ヤマツツジ
山野にもっとも普通に見られる種だそうだ。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
89.0mm 絞り優先AE 1/100s f6.3 ISO320 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 但馬高原植物園
カワトンボ♀
翅は無色透明、橙色、茶色、乳白色など様々あるようだ。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
240.0mmクロップ 絞り優先AE 1/500s f6.3 ISO100 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 但馬高原植物園
ヤマアカガエル
ネットで調べた。脚の縞模様から推定した。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
132.0mm 絞り優先AE 1/160s f6.3 ISO400 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 但馬高原植物園
半夏生
我が家の庭にももらったものが、今年は繁殖している。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
82.0mm 絞り優先AE 1/1250s f6.3 ISO100 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 但馬高原植物園
シャガ
漢字では射干と書く。中国名は「こちょうか(胡蝶花)」とも呼ばれる。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
82.0mm 絞り優先AE 1/1250s f6.3 ISO100 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 但馬高原植物園
キショウブ
西アジアからヨーロッパが原産。一日花である。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
82.0mm 絞り優先AE 1/1250s f6.3 ISO100 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 但馬高原植物園
クリンソウ
名前は、五重塔の九輪(宝輪)にみたてたもの。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
82.0mm 絞り優先AE 1/1250s f6.3 ISO100 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 ハチ北スキー場
ペンタス
多くの園芸品種が作出され、花色には紅色やピンク色、藤色、白色などがある。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
94.0mm 絞り優先AE 1/640s f6.3 ISO100 露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 ハチ北スキー場
キセキレイ♀
雄はのどが黒くなるらしい。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
240mmデジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/1000s f6.3 ISO100 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/30 ハチ北スキー場
キセキレイ♀
2羽いた。このように電線によく留まることがある。
SONY α7?+FE24-240mm zoom
240mmデジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/500s f6.3 ISO100 露出補正 +0.3


2016年5月28日

隠居の散策:泉北ニュータウン栂地区 5月のいきもの(1)

2016年5月、天候と時間が許せばカメラを持って近所を散策した。散策するたびに、新しい発見がある。撮った写真や録音を記録として残しておきたいと思う。その中の幾つかの写真は、堺いきもの情報館いきもの発見報告に投稿した。
 この5月はいつもの年より暑い日が多いようだ。いきものの様相は、例年とそれほど変わることはないが、時期が早まっている感がある。

泉北ニュータウン栂地区 5月のいきもの

;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
イヌコモチナデシコ
堺いきもの発見報告済。ヨーロッパが原産の越年草。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO250 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
カナメモチの花蕾
この木は散策路のあちらこちらに植わってる。街路樹としても使われている。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO125 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
ノイバラ
散策路のあちこちで咲いている。日本中何処にでもあるようだ。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
カワウ
年中、この川和田川に姿を見せる。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO200 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
カルガモ
和田川では、冬にはコガモが観察できるが、今のシーズンはカルガモだけである。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO160 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
みかんの花
小さな畑にミカンの木が数本植えられている。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f13.0 ISO250 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
花菖蒲?
道に面した個人の畑に咲いていた。アヤメ科の園芸品種は数多くあるようだ。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/250 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
アメリカフウロ
北アメリカが原産。京都深草で初めて見つけられたという。堺いきもの発見報告済。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/500 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ノアザミの蕾
北アメリカが原産。京都深草で初めて見つけられたという。堺いきもの発見報告済。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ニワゼキショウ
花の色は白と紫が中心である。名前は、庭に生え、葉が「せきしょう(石菖)」に似ていることに因むと「ボタニックガーデン」にはある。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市和田川

和田川にはいろいろところで鯉が泳いでいる。ここでは、金色の鯉も泳いでいた。誰かが放したものだろうか。堺いきもの発見報告済。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO125 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市和田川
ミシシッピアカミミガメ
日向ぼっこ。近くに鯉も泳いでいる。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/200 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市和田川
シュロガヤツリ
ボタニックガーデン」には、マダガスカル原産で、根には植物プランクトンの増殖を抑える物質が含まれているため、池や沼の浄化にも利用されてるとある。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/200 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ニガナ
ボタニックガーデン」には、中国では赤ん坊が生まれたとき、授乳の前に「五味(酸・苦・甘・辛・鹹)」をまず教えるそうで、そのときの「苦味」に使われるのが、「にがな」のジュースだとある。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO320 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
サトキマダラヒカゲ
この時期アチラコチラで飛んでいる。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO160 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ヒメコギクにアオスジアゲハ
この花の別名は、原産地:オーストラリアのブラキカムというらしい。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/200 f8.0 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ハクチョウゲ
自生は沖縄だけだが、生け垣や庭木に使われている。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/350 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
トベラ
果実は10月ごろ黄色く熟し、3つに裂けて赤い種子が露出すると「ボタニックガーデン」にある。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/350 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ひなげし
別名は虞美人草である。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ゼニアオイ
西南アジアから南ヨ?ロッパが原産で、わが国へは江戸時代に観賞用として渡来したと「ボタニックガーデン」にある。
SONY α7?+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO500 露出補正 +0.7


2015年6月27日

隠居の散策:夏至の 泉州 松尾寺地区


毎日、スッキリしない日が続くが天気予報の晴れ間を見て、久しく訪ねていなかった松尾寺近辺を歩いてみることにした。朝は少々車は多いが、泉北ニュータウンの自宅からは、20分ちょっとでお寺の駐車場に車を駐めることができる。

野鳥は、さえずりは聞こえるものの姿が見えたのは、スズメと高い木の梢に留まるアオサギくらいだった。ただ、蝶はあちこちで散見された。特に、松尾寺地区の農耕放棄地にはびこっているエノキグサ?には、ツマグロヒョウモンが20頭くらい飛び回っていた。

農道を歩いていると、今までに見たことのない中型の白い蝶がヒラヒラと飛んで 道端の背の高いササの葉に留まったが、全身は見えない。かろうじて一部が写っている蝶の写真を当サイトの YAMAKO さんにみてもらうとイシガケチョウということであった。もともと南の方の蝶だが、近年北方に分布を拡大しているらしい。大阪は北の限界のようである。こんど出逢えば、しっかりと撮りたいものだ。

夏至の頃の松尾寺地区点描

;クリックすると大きな写真になります。 ウチワヤンマ:梨本池
2015/6/25
腹端下部のうちわ状の広がりが特徴らしい。

NIKON COOLPIX P610
179.2mm (35mm換算:1000mm)
プログラムオート 1/160s f5.6 ISO720
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ハラビロトンボ:梨本池
2015/6/25
雌雄で色が異なるようだが、これは♀と思われる。

NIKON COOLPIX P610
197.1mm (35mm換算:1100mm)
プログラムオート 1/400s f5.6 ISO720
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 立ち葵:松尾寺公園
2015/6/25
公園展望台付近には、色々の花が植栽されている。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
80.0mm (35mm換算:120mm)
プログラムオート 1/250s f9.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ノウゼンカズラ:松尾寺公園
2015/6/25
漢字では、凌霄花と書く。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/250s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ヤマトシジミ:松尾寺公園
2015/6/25
留まっているのは、ウマノアシガタと思われる。

NIKON COOLPIX P610
125.4mm (35mm換算:700mm)
プログラムオート 1/400s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 キマダラセセリ:松尾寺公園
2015/6/25
もう萩の花が咲いていた。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
200.0mm (35mm換算:300mm)
プログラムオート 1/320s f6.3 ISO640
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 イシガケチョウ:松尾寺
2015/6/25
ささの葉の上に留まっているのが一部見える。

NIKON COOLPIX P610
143.3mm (35mm換算:800mm)
プログラムオート 1/125s f5.6 ISO280
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ホシミスジ:松尾寺公園
2015/6/25
後翅の裏に多数の斑点がある。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
200.0mm (35mm換算:300mm)
プログラムオート 1/320s f6.3 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 ツマグロヒョウモン♂:松尾寺
2015/6/25
留まっているのはエノキグサ?。

NIKON COOLPIX P610
125.4mm (35mm換算:700mm)
プログラムオート 1/320s f5.6 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。" ツマグロヒョウモン♀:松尾寺
2015/6/25
ノアザミによく留まる。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
122.0mm (35mm換算:183mm)
プログラムオート 1/200s f6.3 ISO125
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ツマグロヒョウモン♀:松尾寺
2015/6/25
エノキグサによく留まる。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
122.0mm (35mm換算:183mm)
プログラムオート 1/200s f6.3 ISO125
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ツマグロヒョウモンのペア:松尾寺
2015/6/25
♀が♂に求愛?

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200 OSS
124.0mm (35mm換算:186mm)
プログラムオート 1/320s f8.0 ISO100
露出補正 -0.3


2014年5月 9日

隠居の自然散策:松尾寺地区の晩春、キジの姿をキャッチ


 松尾寺地区を散策のホームグランドとしている和泉市に住む友人から、キジを見かけたというメールが入った。4月中旬に行った時にも、キジの啼き声は聞いたが姿は見かけなかった。
 その時は、蝶はルリタテハを一頭見かけたぐらいだったが、5月にもなって気温も上がったので、もう少しいろいろと飛んでいるのではないかとも期待した。

 松尾寺の駐車場に車を駐めて、本堂の裏から小さな池の方に下って行くとキジの啼き声が聞こえる。農耕放棄地になっていると思われる草原に目を凝らしてみるとゆっくりと動く動物がいる。キジのようだ。その場所に近づくために、農道の脇道を下って行くと、今度は木の間からはっきりと雄のキジが確認できた。?50-500mmを望遠端いっぱいに伸ばして、枝の隙間からなんとか姿をキャッチすることができた。畑のあぜ道を伝って、更に近づいてみたが、人の姿と気づくと草むらに隠れてしまうのか、姿は確認できなかった。

キジをキャッチ
キジ♂:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 キジ♂:松尾寺(和泉)
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO1400
RAW画像PhotoShop現像
キジ♂:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 キジ♂:松尾寺(和泉)
残念ながら羽を広げてくれなかった。
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO1400
RAW画像PhotoShop現像


 前回来た時よりも、咲いている花が増えているようだ。ブタナやオニタビラコの黄色い花が群落を作って満開である。
 ノアザミやカタバミの花もたくさん咲いているので、アゲハチョウやヤマトシジミなどの蝶も飛び出している。

花と蝶:松尾寺地区
オニタビラコ:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 オニタビラコ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
Sony NEX-7+E 18-200mm/F3.5-6.3
151mm(35mm換算226mm)
絞り優先オート 1/80 F18.0 ISO1600
RAW画像PhotoShop現像
ブタナ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ブタナ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
Sony NEX-7+E 18-200mm/F3.5-6.3
142mm(35mm換算213mm)
絞り優先オート 1/250 F7.1 ISO100
RAW画像PhotoShop現像
マツバウンラン:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 マツバウンラン:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
116mm(35mm換算174mm)
シャッター優先オート 1/640 F5.3 ISO250
RAW画像PhotoShop現像
カタバミ:松尾寺谷戸 カタバミ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
Sony NEX-7+>E 18-200mm/F3.5-6.3
151mm(35mm換算226mm)
絞り優先オート 1/400 F6.3 ISO100
RAW画像PhotoShop現像
ノゲシにモンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。 ノゲシにモンキチョウ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
Sony NEX-7+E 18-200mm/F3.5-6.3
143mm(35mm換算214mm)
絞り優先オート 1/400 F6.3 ISO100
RAW画像PhotoShop現像
サトキマダラヒカゲ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 サトキマダラヒカゲ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
210mm(35mm換算315mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.0 ISO280
RAW画像PhotoShop現像
ヤマトシジミ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ヤマトシジミ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO200
RAW画像PhotoShop現像
140502_019.jpg ウマノアシガタにヒメウラナミジャノメ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
Sony NEX-7+E 18-200mm/F3.5-6.3
181mm(35mm換算271mm)
絞り優先オート 1/320 F7.1 ISO160
RAW画像PhotoShop現像
ウマノアシガタにベニシジミ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ウマノアシガタにベニシジミ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
Sony NEX-7+E 18-200mm/F3.5-6.3
148mm(35mm換算222mm)
絞り優先オート 1/250 F18.0 ISO500
RAW画像PhotoShop現像
シオカラトンボ♀:松尾寺;クリックすると大きな写真になります。 シオカラトンボ♀:松尾寺(和泉)
トンボも飛び始めた
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
460mm(35mm換算690mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO800
RAW画像PhotoShop現像
アオスジアゲハ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 アオスジアゲハ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F7.1 ISO200
RAW画像PhotoShop現像
ツマグロヒョウモン♂:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ツマグロヒョウモン♂:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO250
RAW画像PhotoShop現像
ノアザミにアゲハチョウ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ノアザミにアゲハチョウ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
460mm(35mm換算690mm)
シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO320
RAW画像PhotoShop現像
ノアザミにアゲハチョウ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ノアザミにアゲハチョウ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/5/2
Sony NEX-7+E 18-200mm/F3.5-6.3
127mm(35mm換算190mm)
絞り優先オート 1/200 F18.0 ISO500
RAW画像PhotoShop現像


 ノアザミにきたアゲハチョウは、吸蜜するのに一生懸命でしばらくとどまっていたので、NEX-7 で動画撮影してみた。
 動画は、MovieMaker で編集し、You Tube にアップした。You Tube にアップすると、Google Chrome でも閲覧できるようになる。 

ノアザミで吸蜜するアゲハチョウ
ageha


2013年11月 7日

隠居の花散歩:秋の浜寺ばら庭園


 11月3日、自らあまり言い出すことのない家内が、午前中は雨が降らないらしいから、浜寺公園のバラを見に行こうかと言い出した。カーナビが指定するまま走ってみると、細い狭苦しい道を案内する。浜寺公園の駐車場は、旧の国道26号線沿い浜側(西側)にあるが、その駐車場に入りやすいように、誘導しているらしく思われた。
 雨が少しぱらついたりしたせいか、連休というのに駐車場はガラガラだった。春と違って秋の薔薇は人気がもう一つなのだろう。それでも、南海電鉄の浜寺公園駅からバラ園までの広い真っ直ぐな石畳の道路中央の花壇には、ピンク・黄色・赤のバラが、少々しおれてきているが、咲いていた。
 ここのばら庭園は、大阪府が運営しているが、入場は無料である。入り口すぐの「まちの景」と名付けられたフラットな広場に植栽されているバラは、春に比べれば誠に寂しい。

秋咲きのバラ:浜寺ばら庭園
ブラッシング・ノックアウト:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 アバウトフェイス:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 セント・パトリック:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 サラバンド?:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。
ブラッシング・ノックアウト:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
アバウトフェイス:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
125mm(35mm換算187mm)
プログラムオート 1/250s F6.3 ISO100
露出補正 -0.7
セント・パトリック:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
35mm(35mm換算52mm)
プログラムオート 1/250s F6.3 ISO100
露出補正 -0.7
サラバンド?:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
80mm(35mm換算120mm)
プログラムオート 1/125s F6.3 ISO400
露出補正 0


 この「まちの景」からつるバラのアーチをくぐると日本的な庭園が整備されている。こちらには、バラ以外にもいろいろな植物が植わっている。

秋の花:浜寺ばら庭園
メキシカンセージ;クリックすると大きな写真になります。 ツワブキ:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 ノアザミ:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 ハギ:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。
メキシカンセージ:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
ツワブキ:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
ノアザミ:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
ハギ:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成


 秋には、木の実が観察できる。ノイバラの類には、赤い実をつけるものが多いらしい。

ノイバラの実など:浜寺ばら庭園
ノイバラの実:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 サンショウイバラ?の実:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 ツクシイバラの実:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 トベラの実:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。
ノイバラの実:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
122mm(35mm換算183mm)
プログラムオート 1/200s F6.3 ISO320
露出補正 -0.7
サンショウイバラ?の実:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
ツクシイバラの実:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
トベラの実:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成


 浜寺公園には、その他にいろいろな針葉樹が植わっている。公園の管理棟の横には、金木犀・銀木犀が心地よい芳香を放っていたりする。

ノイバラの実など:浜寺ばら庭園
ヒマラヤスギの実:浜寺公園;クリックすると大きな写真になります。 クロマツの実:浜寺ばら庭園;クリックすると大きな写真になります。 金木犀:浜寺公園;クリックすると大きな写真になります。 銀木犀:浜寺公園;クリックすると大きな写真になります。
ヒマラヤスギの実:浜寺公園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
クロマツの実:浜寺ばら庭園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
金木犀:浜寺公園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成
銀木犀:浜寺公園(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
プログラムオート 合成


 浜寺公園には、いつも車でくるので電車の駅には立ち寄ったことがない。浜寺は、天王寺から堺市の中心部を通っている路上電車の終点でもあるし、普通電車しか停まらないが、南海本線の駅もある。この駅は、明治40年に現在の駅舎が建てられ、国の登録文化財になっている。

浜寺公園駅
浜寺公園駅:南海電鉄本線;クリックすると大きな写真になります。 浜寺公園駅:南海電鉄本線;クリックすると大きな写真になります。 阪堺電車浜寺公園駅 阪堺電車浜寺公園駅
浜寺公園駅:南海電鉄本線(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
プログラムオート 1/125s F5.6 ISO100
露出補正 0
浜寺公園駅:南海電鉄本線(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
プログラムオート 1/100s F5.0 ISO100
露出補正 0
浜寺公園駅:阪堺電車(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
プログラムオート 1/100s F5.0 ISO100
露出補正 0
浜寺公園駅:阪堺電車(堺)
2013/11/3
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
18mm(35mm換算27mm)
プログラムオート 1/100s F5.0 ISO100
露出補正 0


2007年6月25日

梅雨の山小屋

 共同で管理しているパートナーに時間ができたので、雨が予想されたが出かけることにした。目的は屋内の補修作業である。この頃は、地方にもホームセンターやスーパーなどが集結した大きなショッピングセンターができたので、ほとんど手ぶらで出かけられる。昨秋、思い切って瓦棒の屋根を葺き替えたので強い雨が降っても雨漏りの心配はなくなった。簡易水道も順調だ。パートナーもDIYが好きなので、二人で行くといろいろと修繕ができる。修繕だけで新しい試みはなかなかできないが。ちょっと贅沢に9号線関宮に古くから有名な肉屋(羽淵精肉店)で焼き肉用牛ロースと手羽先を求め、メタボも忘れ腹一杯食した。 
クリックすると大きな写真になります 翌早朝、快晴である。夏至ともなるとこの谷間でも日の出が早い。カメラをぶら下げて小屋周辺を散策した。ウグイスの鳴き声に混ざって、モズと思われる鳥のさえずりが聞こえる。(録音に失敗したので、このさえずりはことりのさえずりという素晴らしいサイトからもっとも似ていると思われるさえずりを拝借させてもらいました。)  スキーリフト用のワイアにとまっていた鳥はモズだと思うのですが。


クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります クリックすると大きな写真になります

 小屋の周りは、薄い青色をしたハルジオンが繁茂している。農道の脇には、ウツギやトリアシショウマの白い花が昨日の雨に打たれて垂れ下がっている。雪があるときにはゲレンデとなる日当たりの良い坂地にアカツメクサやノアザミが紫の花をつけている。
 どのような経緯でこのような田舎に生えているのか、アスファルト舗装した道路の側には、オオキンケイギクと思われる黄色い花やシレネ・ディオイカと例によって K's Bokkshelf の「この花の名前は?」掲示板で教えてもらった青い花が咲いていた。小屋近くでは、ドクダミがかたまって咲いていたり、スイカズラの白い花が密やかに咲いている。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります"

クリックすると大きな写真になります 小屋のすぐ側の農道で、モンシロチョウかスジグロシロチョウか、翅を開いて朝日を浴びていました。昨日の雨で羽が濡れたのでしょうか?





Studio YAMAKOで“ノアザミ”タグの付いているブログ記事

2018年8月29日

湯の丸高原 7月20日ー21日

初日、池の平から地蔵峠に戻ったのはまだ12時過ぎだった。今宵1泊する群馬県側の嬬恋鹿沢休暇村へ入る前に、地蔵峠の広大な駐車場に車を停めて、湯の丸キャンプ場へ行ってみた。キャンプ場への道は昨年来た時に比べるとずいぶんきれいに整備されていた。キャンプ場までは車も入れる。白窪湿原まで行ったが、特に成果はなかった。
  翌21日、野草園、「たまだれの滝」で撮った後、地蔵峠へきた。この日は、湯の丸スキー場のリフトに沿って、つつじ平へ登ってみることにする。ゲレンデには花もあり、高原のチョウが舞っていた。しかし、その登りはなかなかきつい。汗びっしょりになりながら、20mくらい登っては一息入れる。
 40?50分でつつじ平の入口に着いた。入口から柵の中に入り、湯の丸レンゲツツジ群落と呼ばれるところを歩く。6月下旬から7月上旬にはレンゲツツジが山全体を染め上げるという。一度その季節にも訪れてみたい。ミヤマシロチョウに会うことを期待していたが、遠くをそれらしきチョウが飛んでいくのを2回ほど目撃しただけだった。
 つつじ平で収穫が得られず、また、登りと同じルートを下り始める。途中、下のほうからミヤマシロチョウが飛んできた。いったん、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まろうとしたが、止まらずに行ってしまう。ところがしばらく飛んで、上に見える今下りてきたところに咲くノアザミの花に止まった。我を忘れ、そこへ駆け上がっていった。なんとか、カメラに納める。さらに近づこうとしたが、ノアザミの花から去っていったしまった。
 帰路も高速道路は順調に走れ、夕刻には自宅に着いていた。

;クリックすると大きな写真になります。 46.エルタテハ -1 
地蔵峠から湯の丸キャンプ場への道、またまた路上に止まる何時もの写真になってしまった。こういう場合は、モニターを使ってローアングルで撮りたいのだが、首にかけたネックストラップが邪魔になってこれ以上カメラを下げられない。ハンドストラップを検討してみる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.コヒョウモン
白窪湿原で。ヒョウモンチョウと裏面で判別するのは難しいが、前翅外縁の形からコヒョウモンだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 48.ギンボシヒョウモン -1
信州の高原のチョウの代表だ。ノアザミで夢中で吸蜜しているところを近寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。180828_049.jpg 49.フタスジチョウ
あまり個体数の多いチョウではない。今回はこの時にしか会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 50.ギンボシヒョウモン -2
ゲレンデを息を切らしながら、つつじ平へと登る。トンボはノアザミに止まるのは休むためだけだ。ギンボシヒョウモンは熱心に吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 51.ヒメキマダラヒカゲ
なかなか翅を開いて見せてくれない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 52.ミドリヒョウモン
ゲレンデの真ん中に咲くノアザミに花に、きれいなミドリヒョウモンの♂が訪れた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 53.マルバダケブキとギンボシヒョウモン
マルバダケブキもヒョウモンチョウの仲間が好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 54.アカタテハ -1
ここは標高2,000m近いがアカタテハもいた。アカタテハは都会の花壇から、高原まで幅広く垂直分布する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 55.アカタテハ -2
緑が背景になってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 56.エルタテハ -2
もっとローアングルで撮れるようにしたいのだが。エルタテハは多く見ることがあったが、シータテハには会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 57.クロヒカゲ
ハナチダケサシだろうか、白い花にクロヒカゲが止まっていたので良く目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 58.つつじ平は牧場
リフトの終点からさらに進むとつつじ平の入り口があった。入口から柵の中に入る。つつじ平は湯の丸牧場だった。牛たちが放牧されている。さすがにレンゲツツジの花はもうない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 59.オオチャバネセセリ -1
オオチャバネセセリは平地にも産するというが、横浜市の舞岡公園などでは見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 60.群馬県における高山蝶保護について
つつじ平の一方の入り口に上のような英語版の立札が立っていた。外国人による被害があるのだろうか。この立札の裏側を見ると下の写真のように日本語で書かれていた。ただ、3種の高山蝶の写真がそれぞれ異なっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 61.オオチャバネセセリ -2
きれいな個体だった。これは♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 62.コヒョウモン
これはヒョウモンチョウかもしれない。難しい。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 63.ウラギンヒョウモンとオオチャバネセセリ
つつじ平はほぼ平坦な草原だ。ウラギンヒョウモンやギンボシヒョウモン、そしてオオチャバネセセリがそこに咲くノアザミの花で多く吸蜜する。ミヤマシロチョウが現れないかと期待するのだが。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 64.クロヒカゲ♀
前翅の白い帯が明瞭なので♀とわかる。クロヒカゲのほうが、舞岡公園などで普通にみられるヒカゲチョウより、分布が広く、ほぼ日本全土に及ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 65.ミヤマシロチョウ -1
登ってきたゲレンデと同じコースを地蔵峠へ向けて下りていくと、途中でミヤマシロチョウが風に乗るように飛んできて、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まった。「それっ」とばかり近寄ろうとすると、飛び立ってしまった。そしてゲレンデの上のほうに飛んでいき、30m?40mくらい上に咲くこのノアザミの花に止まって吸蜜を始めた。もう一度「それっ」とそこへ駆け上がる。足場が悪くこれ以上近づけないところで、ズームをいっぱいに伸ばして何度かシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 66.ミヤマシロチョウ -2
何とかもう少し近づこうとルートを見つけようとするが、ミヤマシロチョウは吸蜜していたノアザミから離れて行ってしまった。まあ、唯一の撮影チャンスを何とかものにできた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 67.花に来たエルタテハ
珍しくエルタテハがシモツケソウにきていた。あまり花で吸蜜するエルタテハを見たことがなかった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 68.イブキジャコウソウとコヒョウモン
イブキジャコウソウにもヒョウモンチョウの仲間が多く集まる。このコヒョウモンは♀のようだ。ゲレンデの麓に着いた。もう目の前が駐車場だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2018年8月22日

池の平 7月20日

昨年に続き、今年も7月20日ー21日に池の平、湯の丸高原へ行ってきた。さいわい好天に恵まれ、多くの高原のチョウに会うことができた。
 早朝5時半にマイカーで自宅を出発した。途中2回ほど小休止をして、9時前に湯の丸高原の地蔵峠に着く。この日はまず、池の平に行くことにした。湯の丸高峰林道を20分ほど走って、池の平の駐車場に着いた。混雑を心配したがそれほどではなかった。ここは標高2,000mある。
 昨年はKさんのご主人と、雲上の丘広場から、三方ヶ峰を歩いて湿原に下りたが、今回は湿原の真ん中を歩く。コヒョウモンやギンボシヒョウモンを撮りながら、ミヤマモンキチョウの生息地に向かうと、先客が2人ほどおられた。挨拶をする。ひとりの方は昨日も来られていて、昨日はこの近くでノアザミの花にきていたミヤマシロチョウを撮ったと、Nikon一眼のモニターを見せてくれた。
 ミヤマモンキチョウは数は多いと思ったが、♂はすでに擦れた個体が多い。森林管理員の方と出会ったので話をしたら、今年は花も何もかも早く、マツムシソウも咲いている。ミヤマモンキチョウもその発生が10日近く早いのではないかとのことだった。
 池の平での撮影を終了して、湯の丸高原へ戻った。池の平でのミヤマシロチョウは無理だったが、途中のスキー場ゲレンデで、車を停めて撮っていたところ、遠くをミヤマシロチョウらしき飛び方のチョウを目撃した。
 この日は群馬県側の休暇村嬬恋鹿沢に泊まる。チェックインする前に、ホテル前の野草園を歩いた。コヒョウモンモドキはいないかと思って探したが、いなかった。
  夕食前に露天風呂に浸かったら、さっき野草園で母親らしき人とネットを持って歩いていた男の子に会った。「何を採っているの」と聞いたところ、「いろいろです」との返事だった。高校生かと思ったら大学生で、一緒に採集に歩く友人がいないのだと言っていた。今は昆虫採集も人気がないのだろう。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ハクサンフウロとコヒョウモン -1
この時期、池の平には新鮮なコヒョウモンが飛ぶ。いろいろな花で吸蜜するがハクサンフウロは好きなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.マルバダケブキとコヒョウモン -1
マルバダケブキにも頭を突っ込んで吸蜜する。花の咲くタイミングとチョウの生まれるタイミングが合致している。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.マルバダケブキに群れるコヒョウモン
一つの花に集まらなくとも他に沢山マルバダケブキは咲いているのにと、いつも思うのだが。コヒョウモンによく似たヒョウモンチョウとの区別は難しい場合がある。上高地に生息するコヒョウモンは、前翅内縁の外側の黒斑が明らかに融合しているので解りやすいが、池の平のコヒョウモンは、それほど顕著ではない。しかし、前翅外縁が丸みを帯びていこと、後翅裏面外縁部の内側が赤みが強いことなどから、見た感じでコヒョウモンと判断する。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.マルバダケブキとコヒョウモン -2
マルバダケブキは丁度私の目の高さに花が咲く。青空をバックに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クガイソウとコヒョウモン
何層かになって広がる輪状の葉の上に紫色の花穂を付けるクガイソウもチョウの好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ハクサンフウロとコヒョウモン -2
コヒョウモンは今が最盛期できれいな個体が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ミヤマモンキチョウ♂ -1
ミヤマモンキチョウがいるところに来た。活発に飛び回るのでなかなか撮りにくい。ハクサンフウロで吸蜜するが、これも低い位置なので、苦しい姿勢で撮ることになる。大分擦れていて、翅も破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマモンキチョウ♂ -2
前の写真と同じ個体。こちら側の前翅が切れていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマモンキチョウ♀ -1
イブキジャコウソウで吸蜜するミヤマモンキチョウの♀。♂に比べて傷のない個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマモンキチョウ♂ -3
前翅が少し切れているが比較的きれいな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマモンキチョウ♀ -2
♀はきれいな個体が多い。やはり発生が遅れる分、傷ついていないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 12.ミヤマモンキチョウ♀ -3
比較的近くで咲くハクサンフウロで吸蜜を始めた。実はこのカメラ、これくらいの距離でピントを合わせるのが難しい。被写体との距離を測りながらフォーカスする。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 13.♀にアプローチするミヤマモンキチョウ♂
この♂は翅の淵のピンクの縁毛がきれいな個体だった。しかも、開翅してくれている。♀のほうにピントを合わせに行っていたので、どちらつかずになってしまい、少しピンボケなのが残念だ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO160 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 14.ミヤマモンキチョウ♀ -4
残った♀は、尾端を上げて交尾拒否の意思表示。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO160 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 15.ミヤマモンキチョウ♀ -5
時刻は11時。♀が花を訪れることが多くなった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 16.ノアザミで吸蜜するミヤマモンキチョウ♂
10時ごろから11時過ぎまで1時間ちょっとミヤマモンキチョウの撮影に没頭した。いまいち、良い写真が撮れなかったのが残念だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 17.スジボソヤマキチョウ -1
そろそろ駐車場へ戻ろうとしていた途中で、スジボソヤマキチョウが飛んでいた。ノアザミの花に来るのを待つ。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 18.スジボソヤマキチョウ -2
夢中で吸蜜するスジボソヤマキチョウに近づいて背景を入れて撮る。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 19.スジボソヤマキチョウ -3
今度は反対側に回り込んで撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 20.イブキジャコウソウとコヒョウモン
イブキジャコウソウは低い位置で咲く。モニターを立ててローアングルで撮った。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 21.マルバダケブキとコヒョウモン
まさに高原のチョウという感じだ。Canon PowerShot G7の広角端で撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 22.ギンボシヒョウモン
ギンボシヒョウモンは標高1,000m?2,000mのところに多く生息するので、信州まで来ないとなかなか見ることができない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 23.ウラギンヒョウモン
池の平の駐車場を出て、地蔵峠へ戻る途中のスキー場のゲレンデで撮った。向こうに見えるのは湯の丸山だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きくなります。 24.オオチャバネセセリ
生まれたばかりのような、きれいなオオチャバネセセリがいた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし


2017年8月16日

嬬恋鹿沢 2泊3日のドライブ旅行(7/19-21) (3)池の平湿原

2日目、午前9時に宿を出発し、県道94号線を地蔵峠へ向けて登っていく。地蔵峠で群馬県嬬恋村から、長野県東御市へ入る。地蔵峠には湯の丸スキー場の広い駐車場があり、その先を左に入ると高峰高原(車坂峠)に通じる湯の丸高峰林道だ。ゆっくりと車を進める。昨年夏に来た時にベニヒカゲなどを撮影したスキーゲレンデは柵が施されていて入れなかった。
 9時半には池の平駐車場に着いた。まだ、駐車できるか心配していたが、十分空いていた。
 ここで一行4人は、女性2人と男性2人に分かれて散策することになる。私と友人のご主人とは見晴らしの良い湿原の外側の道を行く。雷の丘 2.108m から雲の上の広場 2,110m へ登る。さらに進むと、眼下に佐久平、小諸方面が眺められる。湿原に沿うように北西へ進み、コマクサの群生を見て、忠治の隠岩広場へ下りた。
  一方ご婦人たちは、湿原の中央を通る池の平三方歩道(木道)を歩き、忠治の隠岩広場へ出て、放開口からコケモモラインを歩いて、出発点へ戻った。雲の上の広場から、湿原越しに忠治の隠岩広場から放開口へと歩くご婦人たちの姿が確認できた。
  私は途中でチョウの写真を撮りながら、合流点へ戻るまで2時間少々かかってしまい、だいぶ待たせてしまった。
 池の平駐車場へ戻り、湯の丸高峰林道を高峰高原へ向け進む。久しぶりにこの林道を通る。舗装されているかと思っていたが、未舗装のがたがた道のままだ。ただ、要所要所で道幅が広げられていたように思う。
  高峰温泉を通り、車坂峠の高峰高原ホテルの駐車場に車を入れた。このホテルのレストランで昼食だ。

クリックすると大きくなります。 38.アヤメに止まるコチャバネセセリ
舞岡公園にもいるコチャバネセセリがアヤメ(菖蒲)の花びらに止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?640秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 39.幹が倒れて・・・??
見晴歩道を雷の丘へと登っていく途中に、倒れた幹が根を張って頑張り、その倒れた幹から、数本の枝が幹に育っていた。子供の幹はまっすぐ上へと伸びている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 40.ウスユキソウ 薄雪草
ウスユキソウが咲いていた。ウスユキソウの高山型であるミネウスユキソウかもしれない。ヨーロッパアルプスに咲くエーデルワイスは、和名をセイヨウウスユキソウといい日本には自生していない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 41.ヒメキマダラヒカゲ
生まれたばかりのきれいな個体だった。発生初期のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250秒 300mm ISO??450???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 42.池の平湿原俯瞰??
雲の上の広場から池の平湿原を見下ろす。雲の上広場は標高2110mある。鏡池、忠治の隠岩が見える。このあと見えている道へと降りていく。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.5 1/320秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;
43.湯の丸山と烏帽子岳??
一昨年7月にミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウを撮りに登った烏帽子岳と湯の丸山を望む。手前が湯の丸山(2101m)、奥の尖った山頂が烏帽子岳(2066m)だ。今いる雲の上広場の方が高い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f4.5 1/1000秒 14mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 44.グンナイフウロ 郡内風露??
和名の「郡内」とは山梨県の郡内地方の三ッ峠で発見されたため。「風露」は茎にある羽毛のような刺に付いた露が風に揺らぐ様を表したという、風流な意味があるそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?1000秒 56mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 45.ギンボシヒョウモン
まさに高原のチョウである。よく似ているウラギンヒョウモンは低い標高のところに多いが、このギンボシヒョウモンは標高1000m以上の山地に生息する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 46.コヒョウモン??
嬬恋鹿沢休暇村で見てきたのはヒョウモンチョウだったが、これはコヒョウモンだ。翅表の前翅内縁に並ぶ黒い斑紋にその特徴がみられる。真ん中の黒斑は中央に寄り、外側の2っの黒斑はつながっている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 47.ノアザミで吸蜜するギンボシヒョウモン -1
高原らしい背景で撮りたかった。チョウに陽が当たっていればよかったのだが。フラッシュを使っても良かったが、後の祭り。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 48.ノアザミで吸蜜するギンボシヒョウモン -2
こんなきれいなギンボシヒョウモンを見るのは久しぶりだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 49.コマクサ 駒草??
見晴歩道は左、三方ヶ峰、右、地蔵峠への三方見晴歩道へ出る。三方ヶ峯の裾を降りて、忠治の隠岩へと向かうが、三方見晴歩道を左へ行ったところにコマクサが咲いていた。wikipediaによると、コマクサは美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれていて、和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来するとあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/640秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 50.ミヤマモンキチョウ♂ -1??
この日の本命、ミヤマモンキチョウが飛び始めた。個体数は比較的多い。ネバリノギラン(粘芒蘭)で吸蜜する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 51.コヒョウモン裏面
飛んできたコヒョウモンがアヤメの花に止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?800秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 52.ミヤマモンキチョウ♂ -2
?? ミヤマモンキチョウはネバリノギランの花が好きなようだ。ハクサンフウロも咲いているが、ここではネバリノギランで吸蜜することが多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 53.ミヤマモンキチョウ♂ -3
?? ♂は擦れている個体が多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 54.ミヤマモンキチョウ♂ -4
?? 前の写真と同じ個体。ミヤマモンキチョウはモンキチョウと同じように吸蜜するときは翅を閉じる。なかなか開翅シーンは撮影できない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 55.ミヤマモンキチョウ♀??
?? 飛び立つときにタイミングよくシャッターが切れた。♀はまだ、新鮮な個体が多いようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 56.産卵するミヤマモンキチョウ♀????
?? 食草のクロマメノキが多く生えていて、♀が産卵するシーンが観察できた。写真の左上のクロマメノキの葉の上に産み付けられた1卵が見られる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?800秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 57.ミヤマモンキチョウ
?? なんとか良い写真を撮りたいと、チャンスを待っていたが、だいぶ時間もたってしまった。そろそろ、3人の同好者と合流しなくてはならない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?800秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 58.手乗りのヤマキマダラヒカゲ??
?? 汗を吸いに来るのだろうか、クロヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲ、そしてこのヤマキマダラヒカゲがハイカーにまとわりつく。そして、止まってはストローを伸ばして汗を吸っている。吸われるとチクッと痛みを感じる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
?? プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし

??
??

2017年8月12日

嬬恋鹿沢 2泊3日のドライブ旅行(7/19-21) (2)鹿沢園地 7月19日-21日

第1日目は、これから2泊する休暇村の宿へ午後3時ごろ着いた。もちろん、夕食前にひと風呂浴びたいが、まだ、陽が高い。
 宿の近くに小さなスキーのゲレンデのような草原がある。少し、歩いてみようと思う。草原にはいろいろな花が咲いている。アヤメ、オカトラノオ、コオニユリ、カラマツソウ、オオバギボウシ、ウツボグサ、チダケサシ・・・など、今が一番花が多い季節なのだろう。
 チョウも飛んでいる。多いのはヒョウモンチョウ、ヒメキマダラセセリなどだ。残念ながらクジャクチョウなどのタテハは姿がない。でも、小一時間、撮影を楽しんだ。
  翌日は池の平湿原に出かけたが、ここからなら車で1時間もかからない。朝は9時出発にした。朝食後、出発までのあいだ、再びこの草原を歩いた。ヒョウモンチョウだと思って、カメラを構え、ファインダー越しに見ると、どうも様子が違う。裏面を覗き込むとコヒョウモドキだった。残念ながら、その時はP610しか持っていなかった。しかも、最初の数ショットはピントを外してしまった。
  最終日の朝も、この草叢を歩く。道はあるのだが、朝露がズボンを濡らす。昨日、良い写真が撮れなかったコヒョウモンモドキを探した。それらしき姿は見かけたが、シャッター・チャンスはなかった。

クリックすると大きくなります。 19.ヒメキマダラセセリ
午後3時を過ぎていた。友人のご主人とスキーのゲレンデのように斜面になっている草地を登っていく。遊歩道が付けられていて、草地の植物は保護されている。ノアザミでヒメキマダラセセリが吸蜜していた。♀だろうと思う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?400???? ?) 露出補正? ?なし
170810_020.jpg 20.仲良しのヒメキマダラセセリ -1
上にいるのが♀と思う。下にいる♂が近寄っていく。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?400???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 21.仲良しのヒメキマダラセセリ -2
2匹が並んで止まっている。何かささやき合っているようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 22.ヒョウモンチョウ??
小型のヒョウモンチョウが多く飛んでいる。ヨツバヒヨドリの花に止まった。ヒョウモンチョウとコヒョウモンはよく似ているが、ここにいるのはヒョウモンチョウのようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?640?秒 300mm ISO?200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 23.ヒョウモンチョウ♀ -1????
♀は♂に比べ少し黒ずんでいる。これは♀のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 24.ヒョウモンチョウ♀ -2??????
前写真と同じ個体だ。P610で撮った。SIGMA 18-300の望遠端より、P610の方が引き寄せられる。焦点距離は、前の写真のSIGMAは300mmで35mm版で約450mm相当、P610は215mmで35mm版では1200mm相当になる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??????
プログラムオートで撮影(? ?f6 1/125秒 215mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 25、ミドリヒョウモン
チョウはヒヨドリバナが好きだ。チャツボミゴケ公園でもヨツバヒヨドリにアサギマダラが群がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/250秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 26.コオニユリ (小鬼百合)
オレンジ色の花が緑の草原に目立つ。コオニユリとクルマユリはよく似ているが、コオニユリの方が花が先に咲くようだ。クルマユリの雄蕊はオレンジ色だが、コオニユリの雄蕊は茶色に近いので、両者を区別できる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f?6????????.3??? 1/?500?秒 200mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 27.コチャバネセセリとウツボグサ (靫草)??
コチャバネセリは擦れている個体が多かったが、これはいくらかましだった。足元に咲くウツボグサで吸蜜をする。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 260mm ISO?400???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 28.コヒョウモンモドキ 裏面
次の日の朝、朝食後から出発までの小一時間、前日に歩いた草原に行った。朝8時を少し過ぎたころだったが、小さなヒョウモンチョウが飛んできて葉の陰に止まった。ヒョウモンチョウと少し飛び方が違ったので、良く見る。しゃがみこんで裏面を確認するとコヒョウモンモドキだった。この時はP610しか持っていない。少し、ピントを外してしまった。もう少し離れるか、もう少し焦点距離を短くしないと合焦しない距離だったのだ。コヒョウモンモドキには最近は滅多に会えない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5 1/125秒 21mm ISO250? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 29.コヒョウモンモドキ
飛び立って少し移動し、また静止した。だが、葉の陰になってうまく位置が取れない。体を伸ばして狙うがこれが精いっぱいだった。コヒョウモンモドキは絶滅危惧?類である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/125秒 235mm ISO180? ) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.カラマツソウ (落葉松草、唐松草)
長い茎の先に、白く細い糸状の小花をつけるカラマツソウが草原の草花たちから抜け出している。こういう花は何処にピントを合わせてよいのか・・・。広角でパンフォーカスで撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 31.ホシミスジ
3日目の朝、何とかコヒョウモンモドキの良い写真が撮れないかと、また、出発までの小一時間、草原を歩く。ヒョウモンチョウとは微妙に飛び方が違う小さなヒョウモンチョウを見かけるが、撮影に至らなかった。これは、朝いちばんに撮ったホシミスジ。生まれたばかりのきれいな個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?220???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 32.ノアザミにぶら下がるヒメキマダラセセリ??
ヒメキマダラセセリは擦れて鱗粉が落ちた個体が多くなっていた。ノアザミで吸蜜するヒョウモンチョウやセセリは高原の夏の風景である。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?720???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 33.ヒョウモンチョウ♂????
ヒョウモンチョウは数多く飛んでいる。だが、このヒョウモンチョウも準絶滅危惧種だそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.ヒョウモンチョウ♂とキリンソウ (麒麟草)
ヒョウモンチョウはきれいな個体だけを選んで撮影する。wikipediaによれば、キリンソウの和名は「傷薬の草」を意味し、これが転訛して「キリンソウ」となったとする説や、中国の古書に登場する伝説上の動物麒麟に由来するという説もある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?250???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメキマダラセセリ♂??
前翅の濃い黒褐色の縁どりが太いので一瞬♀かと思ったが♂だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?220???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.ヒョウモンチョウ♂ 開翅
きれいな♂だった。ヒョウモンチョウとコヒョウモンはよく似ているが、この場所にいるのはヒョウモンチョウばかりで、コヒョウモンはいなかった。前翅内縁に並ぶ黒斑の位置で両者の区別ができる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6????????.3??? 1/?250?秒 300mm ISO?250???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.クガイソウ(九蓋草、九階草)に来たイチモンジセセリ??
高原で見るイチモンジセセリは何か気品がある。美しい個体だった。残念ながらコヒョウモンモドキには会えぬまま、3人が待つ宿のロビーへ向かった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6????????.3??? 1/?320?秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
??
??

2017年6月11日

チョウが少ない舞岡公園  5月19日

この日は暑くなりそうだった。そろそろアカシジミも発生しているかもしれないと思い、舞岡公園に出かけた。ところがアカシジミは愚か、チョウが少なかった。春型の白いアカボシゴマダラを見かけたが撮影には至らなかった。
 チョウが現れないので、花の写真を撮りながら、公園を歩いた。この時期は、低い木にも、高い木にも白い花が咲いている。もう少しすると、イチモンジチョウやキタテハの夏型などが白い花に来るのだが、今はその姿はない。

1.ハコネウツギ 箱根空木
白い花と赤い花をつけている。白い花が次第に赤に変化していく。箱根の名前がついているが、箱根に自生しているいるのは少ないそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f?5.6??? 1/?400秒 98mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
2.トベラ 扉??
集散花序を出し、直径2cmほどの、花びらが反り返っているような白い花を多数つける。その中のひとつが黄色味を帯びていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f?6??? 1/?250秒 145mm ISO??450???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
3.ユスラウメ? 梅桃、山桜桃梅
ネットでいろいろ調べてみたが、よく判らなかった。ユスラウメの花によく似ているが、ユスラウメの花期は3月?4月と記されている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f?6??? 1/?250秒 165mm ISO??500???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
4.カエデの花
竹トンボのような形をした紅い花が咲いていた。カエデもいろいろ種類があるが、特定できない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f?6.3??? 1/?250秒 230mm ISO?400???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
5.タニウツギ  谷空木
?? 紅色の花がたくさんついていた。良く目立つ。この花にはチョウも良く来るようだが、この日はジャコウアゲハの♂が、花の周りを旋回していた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f?5.6??? 1/?640秒 40mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
6.アカツメクサ 赤詰草 
ムラサキツメクサともいう。また、赤クローバーとも呼ばれる。和名のツメクサの由来は、江戸時代に、オランダからガラス器を船で日本に運ぶときに、割れないように緩衝材としてガラス器の間につめた「詰め草」から来ているそうだ。シロツメクサとの一番大きな違いは、シロツメクサが花のかたまりの下に長い柄があるのに対し、アカツメクサは花のかたまりのすぐ下に葉がある。P610で谷戸の環境を入れて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
7.ハクサンボク 白山木
白い塊の花のように見えるが、近づいてみると可愛らしい5弁花の集まりだ。山口県および九州、伊豆、小笠原を原産とする常緑低木だが、石川県の白山が原産地と誤認されてハクサンボクと命名されたという。チョウが来ているのは見たことがない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?400秒 105mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
8.ニワゼキショウ 庭石菖
「菖」の字が示すようにアヤメ科の仲間だという。花の形はともかく、葉の形がアヤメに似る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f?6.3 1/?320秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
9.エゴノキ -1??
私はエゴノキとウツギの区別がつかなかった。花の形が良く似ている。しかし、花の付き方が違う。エゴノキは花柄が長く、花がこぼれるように咲く。一方、ウツギの花の花柄は短く、枝に付くように咲く。やっと、区別できるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/200秒 98mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
10.エゴノキ -2
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来するというが、漢字でどう書くのだろうか?花は下を向いて咲くので、下からあおるようにして撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.8 1/1600秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
11.ナガミヒナゲシ 長実雛芥子、長実雛罌粟
帰化植物だそうだ。輸入穀物などに紛れて渡来したと推測され、1961年に東京都世田谷区で初めて確認されたという。以後、群馬県、福岡県などにも分布が広がり、2007年には青森県、沖縄県を除く日本全国で繁殖が確認されている。旺盛な繁殖力と、他の植物の成長を阻害することで在来種を駆逐、生態系を壊している危険外来種とされる。写真で花の周囲に見えるのは花が散った後の果実(ケシ坊主)であり、この中に種子(ケシ粒)が入っている。ひとつのケシ坊主から1000?2000の種子(ケシ粒)をばら撒いてしまうために爆発的な繁殖力を示す場合があり、周囲の他の草花を駆逐してしまう可能性がある。駆除するのなら、花の咲く前に行うべきであるとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
12.キツネアザミ 狐薊 -1
休耕地に群落ができていた。アザミのようだが実はアザミではない。 和名は、花がアザミに似ているが、アザミではない ことから付けられた。古代に農耕と共に日本にも渡来した史前帰化植物であると 考えられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.5 1/250秒 48mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
13.キツネアザミ 狐薊 -2
薄紫のアザミの花を小さくしたような花をつけている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6 1/?1000秒 82mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
14.キツネアザミ 狐薊 -3??
アザミに似ていることは似ているが、アザミとは違うと分かる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6.3 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
15.ヘビイチゴ 蛇苺
Wikipediaによると、黄色い花が咲いたあとに花床が膨らんで光沢のない薄紅色の花床となる。果実の表面には多数の痩果が付き、赤色で球形、イチゴに多少似たものがなる。毒は含まれないので食用可能だが、あまり味が無いため食用(特に生食)には好まれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
16.セイヨウサンザシ? 西洋山査子、西洋山?子
ネットで調べてみたが、同定は難しい。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6.3 1/?320秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
17.オオムギ 大麦??
谷戸の麦畑でオオムギが黄金色に穂を付け始めていた。オオムギの収穫時期は5月末からだという。オオムギはイネ科の植物で、実のなる穂の形によって二条種と六条種とがあるそうだ。二条種と六条種では穂についている実の列数が異なり、穂を上から見ると二条オオムギは2列に、六条オオムギは6列についている。どうやら写真の大麦は6条種のように見えるが・・・。二条オオムギは主にビール生産用に栽培され、ヨーロッパで栽培されるオオムギの多くは二条種である。これは、二条種は種子の一粒一粒が大きく、しかも大きさがよく揃っているので、醸造の管理がしやすいからだそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?6 1/1000秒 175mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
18.ノアザミ 野薊????
アザミにはいろいろな種類があるが、ほとんどのアザミが夏から秋にかけて咲くのに対し、ノアザミは5月から咲くのでわかりやすい。夏のアザミには多くのチョウが吸蜜に来るが、ノアザミにはチョウがあまり来ないように思う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6 1/250秒 78mm ISO?280???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
19.シラン 紫蘭
古民家の裏庭で咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/320秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
20.シャクヤク 芍薬 
古民家の庭に咲いていた。シャクヤクは中国原産で、花は牡丹とそっくりという。牡丹は樹木で、芍薬は草に分けられる。牡丹が咲き終わるのを待つようにして咲くという。花の名の由来は、姿がしなやかで優しい様を意味する綽約(しゃくやく)に由来するそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/800秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
21.ジャコウアゲハ♂
この日、舞岡公園ではチョウはほとんど飛んでいなかった。端境期なのだろうか?これはジャコウアゲハの♂。今年はジャコウアゲハを良く見る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6.3 1/500秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
22.ダイミョウセセリ
?? ここでもダイミョウセセリが発生していた。ダイミョウセセリは関東型と関西型があり、関ヶ原が個体差の分点とされ、近畿地方以西のものは後翅に白斑がある。ダイミョウセセリの白い紋が大名の着る裃(かみしも)の紋のように見えるところから、この名がつけられたと言われている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影(? ?f?6.3 1/640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
23.モンシロチョウ
?? モンシロチョウがアカツメクサで吸蜜していた。前翅外縁の淡黄色が初々しく見えた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影 (? ?f?6.3 1/800秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。
??
????
??

2016年8月24日

蝶が少なかった八島が原湿原(2 終) 8月4日

鎌が池の先の蝶々深山へのトレッキングコースの分岐路まで行き、引き返すことにした。そこへエルタテハが飛んできて、道に止まって吸水を始める。相変わらず元気なのはヒョウモンチョウだ。ヒメシジミの♀や絶滅危惧?類のアカセセリを撮りながら、湿原の入り口まで戻る。何時もアザミの花にいっぱい来ているギンボシヒョウモンやウラギンヒョウモンが少ない。スジボソヤマキチョウも飛ぶのを見たが撮れなかった。
  12時前に八島が原湿原を切り上げ、美ヶ原へ向かった。おおよそ30分くらいビーナスラインをドライブして、山本小屋の駐車場に入る。美ヶ原も蝶が少ない。
 美ヶ原を、美しの塔を見て、塩くれ場まで行ったら、雲行きが怪しくなってきたので、引き返すことにした。ここでも収穫はなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 18.エルタテハ -1
エルタテハが飛んできて路上に止まり吸水を始めた。遠くから数ショット撮る。次にP610で背景を入れて撮ったが、なかなかよい位置に来てくれない。 ?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4.5 1/320秒 15mm ISO100) 露出補正-0.3段???? ??
;クリックすると大きな写真になります。 19.エルタテハ -2
前の写真と同じ個体。上から押さえつけるような写真になってしまうが、開翅してくれているうちにとD5300でも撮った。???

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?320?秒 3????00???mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.アカセセリ -1
アカセセリ♂がハクサンフウロで吸蜜していた。??

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1000秒 3????00???mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.アカセセリ -2??
開翅してくれたので同定しやすい写真が撮れた。前翅の黒褐色の部分の幅が広く、コキマダラセセリと区別できる。??

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1000秒 2?80???mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ -1??
このヒョウモンチョウは♀のようだ。気が付くと望遠端の300mmを多用していた。楽なのだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ -2
?? これは♂だ。ヒョウモンチョウは今が盛りなのだろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ヒメシジミ♀
???? ヒメシジミの♀の裏面は♂の裏面と比べると地色は褐色となり、黒い斑紋の周りが白く縁どりされる。 ??

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ヒメシジミ♂
???? ハクサンフウロでヒメシジミが吸蜜していたが撮りにくい位置だ。前にある草の葉が邪魔になる。そのあいたところを抜いてフォーカスする。 ??

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.湿原に咲くシシウドとヤナギラン??
???? 八島が原湿原を代表する光景だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
???? プログラムオートで撮影 (? ?f3.8 1/1600秒 4???mm ISO100? ) ? 露出補正? -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.コキマダラセセリ -1
???? 湿原から駐車場へ行く手前にコキマダラセセリがいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?????? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1250秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.コキマダラセセリ♀ 
?????? この辺りはいつもギンボシヒョウモンやウラギンヒョウモンが一つのノアザミの花を奪い合うように飛び交っているところだが、今回はそういう光景が見られない。代ってコキマダラセセリがノアザミの花を訪れていた。

??Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
???????? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.美ヶ原のギンボシヒョウモン -1
???????? 八島が原湿原を切り上げた時間が早かったので、美ヶ原へ寄ってみることにした。山本小屋の駐車場に車を置いて歩き始める。ノアザミの花にやってきたギンボシヒョウモンをやっと見ることができた。??

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???????? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?400秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.美ヶ原のギンボシヒョウモン -2
???????? ギンボシヒョウモンは数こそ少ないが元気に飛び回っていた。?

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???????? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 31.ハクサンフウロで吸蜜するジャノメチョウ
???????? 八島が原湿原でもジャノメチョウは多かったが、ここでも数が多い。というよりほかに蝶が飛んでいない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???????? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.美しの塔と王ケ頭??
???????? 雲行きが少し怪しくなってきた。塩くれ場までは10分ほどだ。塩くれ場の近くには何かいるのではないかと期待して行ってみる。??

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
???????? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1000秒 92mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.放牧されている牛たち????
???????? 広々として牛たちも気持ちがよいことだろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?????????? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6???????.3??? 1/?1000秒 200mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.王ケ頭を望む????
?????????? 遊歩道には柵が設けられ、観光客は放牧地の中に入ることはできない。牛は悠々と歩いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels????
?????????? プログラムオートで撮影 (? ?f5.2 1/320???秒 30???mm ISO100? ) ? 露出補正? -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.いよいよ雲行きが怪しくなる????
?????????? 王ケ頭の向こう、松本の方から雲が急に湧き上がってきた。ここは標高2000m、山の天候の変化は怖い。塩くれ場まで来たが、なにか蝶がいるのではないかという期待は裏切られ、早足で駐車場へ戻ることにした。幸い降られなかったが、帰路の中央高速では激しい夕立に見舞われた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels????
?????????? プログラムオートで撮影 (? ?f5.6???? 1/5?0???0???秒 8?1??????mm ISO100? ) ? 露出補正? -0.3段
????
??????????????
??????????

2016年8月21日

蝶が少なかった八島が原湿原(1) 8月4日

先月(7月25日)、湯の丸高原へ行ってきたが、天候もいまいちで、蝶も少なく消化不良だった。もう一度どこかへ行きたいと思っていたが、なかなか天候が定まらない。
 8月4日、この日は不安定ながら晴れそうだ。いつも行くところだが、八島が原湿原へ高原の蝶を撮りに行こうと決めた。早朝、自宅を出発し、圏央道、中央高速経由で八島が原湿原の駐車場に着いたのは9時だった。駐車場はすでに混んできている。夏は9時前に来ないと満車になることがあるという。
 カメラはこの日も SIGMA 18-300 を付けたD5300を首からかけ、右手にP610をハンド・ストラップで持つ。駐車場からいま登ってきたビーナスラインを小さなトンネルでくぐって、湿原に入った。短パン、スニカー姿で歩いている家族連れが多い。
 しかし、いつもの年と違い、ここでも蝶の数が少ない。ノアザミ、ノハラアザミは咲いているが、そこに集まるギンボシヒョウモン、ウラギンヒョウモンがなかなか見られない。ヒョウモンチョウだけが元気に飛んでいた。クジャクチョウも撮りたかったが姿を現さなかった。途中で出会った湿原の管理者の方の話でも今年は蝶が少ないという。
昨年7月27日に来たときは、湿原を一周したが、今回は鬼ヶ泉水、鎌ヶ池方面へ歩き途中で引き返した。

;クリックすると大きな写真になります。 1.エルタテハ -1
湿原の入り口近くで、いきなりエルタテハが飛んできて岩の上に止まった。ゆっくり近づいて撮るがさらに近づこうとしたところで逃げられてしまった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒョウモンチョウ -1
昨年もそうだったが、ここ八島が原湿原にいるのはコヒョウモンではなくヒョウモンチョウだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 135mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒョウモンチョウ -2
ヒョウモンチョウはヒヨドリバナの花によく集まる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 135mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コオニユリに止まろうとするキアゲハ??
ちょっと離れたところだったのでこれが精いっぱいだった。300mm開放でも何とか解像してくれる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.湿原のヒョウモンチョウ
背景を写し込んだ写真が撮りたかった。もう少し蝶が近くにいてくれないと広がりが出ない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/640秒 14mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -1
ジャノメチョウ自体は普通種だが、マツムシソウとの取り合わせで値打ちが上がる。木道以外歩けないのであまり近くに寄ることができない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.2 1/800秒 11mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -2
前の写真と同じ個体。カメラを換えて撮る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 230mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 .マルバダケブキにウラギンヒョウモン
木道から離れたところで咲くマルバダケブキにウラギンヒョウモンが来た。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメシジミ♂
ヒメシジミが数頭飛んでいるところがあった。動き回っていてなかなか落ち着いてくれない。だいぶ擦れている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメシジミ♂ 開翅
前の写真と同じ個体。開翅して見せてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1250秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.新鮮なヒメシジミ♂??
ちょっと離れたところだったけれど、きれいなヒメシジミが止まって翅を開いてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.木道に止まったコキマダラセセリ????
眼にも止まらぬ速さで飛んできたセセリが木道の目の前に止まった。コキマダラセセリ♀のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1600秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンヒョウモン
やっとノアザミにウラギンヒョウモンが止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/640秒 260mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ
ヒョウモンチョウは元気だ。飛び回ってはヒヨドリバナに止まってストローを伸ばす。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/320秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.八島が原湿原
鎌ヶ池の近くまで来た。蝶々深山、車山方面を望む。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 32mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ノハラアザミにウラギンヒョウモン
ノハラアザミは秋の花といわれるが、もう咲き始めている。ノアザミに比べて棘が多い。破損のないウラギンヒョウモンがそのノハラアザミに飛来して吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 250mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ハバヤマボクチ 葉場山火口
?? これは見たことがない。ハバヤマボクチという。花が咲くのは秋というから、これは蕾なのだろう。ネットで調べてみると花は紫色でちょっとアザミの花に似ている。花の大きさはアザミより少し大きいようだった。調べてみると、葉場山というのは草刈り場の山あるいは丘を意味している。ボクチはホクチの訛りであり、ホクチは漢字で火口と書く。火は火打ち石などで発火した火を受けて種火をつくることに由来し、口は種火そのもの。つまり、ハバヤマボクチとは草刈り場のようなところに生え、葉の裏に白い綿毛が密生していてこの綿毛に火打ち石などで火を飛ばして種火にすることに由来するらしい。

  Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? ??絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/400秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし

??
??

2016年8月11日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(3 終) 7月24日

晴れそうもないのでそろそろ引き上げようと思い、池の平湿原の駐車場の方へ向かう。帰りも歩いてマイカーを置いてある地蔵峠の駐車場まで湯の丸高峰林道を歩くのだ。地蔵峠は海抜1732mだから緩やかな下り坂なので楽である。
 少し晴れ間が出て、明るくなった。コヒョウモンに混じってモンキチョウが飛び出す。離れたところで♂♀が絡んでいたので、望遠端で撮ってみた。ファインダーを覗いたときはわからなかったが、後でモニターを見るとミヤマモンキチョウのようだ。別の♀が近くまで飛んできて、ハクサンフウロに止まり、吸蜜をしている。まぎれもなくミヤマモンキチョウだった。ここへはベニヒカゲのころ、すなわち8月の後半に来ることが多かったので、これまで一度しかミヤマモンキチョウに会ったことはない。ラッキーだった。
 帰路も花の写真を撮りながら地蔵峠へと歩く。午前中にベニヒカゲがいたゲレンデにも寄ってみたが、ベニヒカゲはいなかった。
 地蔵峠の駐車場に戻ったのは2時半を少し回っていた。一休みして朝に登ってきた県道94号線を下る。帰りは小諸インターから上信越道に上がった。途中一度SAで休憩し、順調に走り無事帰宅したが、往復で7時間半のドライブは少々疲れた。

62.ミヤマモンキチョウ♂
離れたところでモンキチョウらしき♂と♀が絡んでいるのが見えた。もしかしたらミヤマモンキチョウかと思って連写した。モニターで拡大してみるとミヤマモンキチョウだった。近づけないのでこれが精いっぱいの写真である。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?640秒 300mm ISO200? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.ハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウ♀??
霧が移動して明るくなると、数頭のミヤマモンキチョウが飛んでいるのが見える。1頭の♀がハクサンフウロの止まり、吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
64.近くに来てくれたミヤマモンキチョウ♀
今度はまた別の♀が木道の近くのハクサンフウロに来てくれた。木道しか歩けないので、向こうから来てくれるのを待つしかないのだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.クロマメノキとミヤマモンキチョウの卵??
ミヤマモンキチョウの食樹であるクロマメノキに卵が2っ産みつけられていた。リュックの中に入れて持ち歩いていたTAMRON 90mmを付けたD5000で撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro??
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2?5???0秒 90mm ISO5?60??? ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.ウスユキソウで吸蜜するコヒョウモン
木道から少し離れたところで咲いているウスユキソウにコヒョウモンが来ていた。ウスユキソウとコヒョウモンの取り合わせは初めて見る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?320秒 300mm ISO200? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.コヒョウモン
コヒョウモンがあちこちで飛ぶようになり、いろいろな花に立ち寄っては吸蜜するようになった。すこし、明るくなったようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO280? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.キンバイソウ? 金梅草
見るからに高山植物らしき、小さな花が岩に絡んで咲いていた。キンバイソウだろうか。小さな花をマクロで撮っておけば良かったと後悔。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?320秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
69.コシジバイケイソウ -1 越路梅?草??
木道の傍らに見たことのない花が咲いていた。「この花の名は?」という掲示板に投稿して、教えていただいたところ、コシジバイケイソウという花だそうだ。コシジは北陸の越路を意味するそうで、 コバイケイソウとバイケイソウの中間種という。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?500秒 35mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
70.コシジバイケイソウ -2
後で花の名を調べようと思って、花を大きく撮っておいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?640秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
71.ツリガネニンジン 釣鐘人参
風が吹くと揺れてオート・フォーカスは外れてしまう。鈴の音が聞こえてきそうな可憐な花だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?320秒 155mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
72.クロヒカゲ開翅
相変わらず飛んでいるのはクロヒカゲが多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
73.ヤナギラン 柳蘭
高さ0.5-1.5 mのほとんど枝分れせずまっすぐ上に伸びるこの花は良く目立つ。しかし、この花に蝶が来ているのを見たことがない。 

  Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO280 ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。
74.ミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲ -1
池の平の駐車場を出て、湯の丸高峰林道を湯の丸へと戻り始める。D5300をリュックに収め、90mmマクロを付けたD5000を首からかける。マルバダケブキの花にミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2?5???0秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
75.ミドリヒョウモンとヒメキマダラヒカゲ -2
2頭は夢中で吸蜜していて、花から離れそうにない。近づいて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2?5???0秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
76.ヒメキマダラヒカゲ
ミドリヒョウモンは飛んで行った。残ったヒメキマダラヒカゲはどうやら♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
77.ヤマオダマキ -1  苧環
今まで見てきたオダマキと少し違う。花は黄色だが萼片が紫色だ。しかし、花弁や萼片の色には変異があるという。オオヤマオダマキかと思ったが、オオヤマオダマキは北日本に分布し、また、花の先端の角のような距という部分がより内側に巻き込まれているというのでオオヤマオダマキではないと思う。 

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/40???0秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
78.ヤマオダマキ -2 苧環
この黄色い萼片のヤマオダマキの方が咲いている数は多かった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
160811_078.jpg
79.ナナカマド 七竃
もう紅葉し始めている木があった。ナナカマドだろうと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
80.ハナチダケサシ 花乳茸刺 
よく似ている花が多くみられる。ネットで調べてみると、このハナチダケサシは、基本種のトリアシショウマや変種のアカショウマに似ているが、花序が密で先があまり垂れず、花弁が長く雄しべの倍以上ある。トリアシヨウマなどは林縁に生えていることが多いが、ハナチダケサシは日当たりのよい草地でも目にすることが多い・・・と記されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
81.ノアザミにモンキチョウ
アザミの花は時がたつと傷んでしまうことが多いが、咲き始めたばかりできれいだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
82.アカショウマとヒメキマダラヒカゲ
アカショウマと思われる白い花にヒメキマダラヒカゲが来ていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
83.交通事故に遭ったクロヒカゲ
車にひかれてしまったクロヒカゲの死骸に別のクロヒカゲが寄り添っている。どうやら吸汁しているようだ。道路の水たまりなどに、捕えたカラスアゲハの死骸を翅を開いて置いておくと、他のカラスアゲハが集まってくるという習性があり、ほかの種でも同じようなことが見られる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO480 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
84.ゲレンデに咲くヤナギラン
湯の丸スキー場のゲレンデは夏の間花畑になる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
85.サカハチチョウ夏型
黒地に白い逆さ八文字が鮮やかなサカハチチョウの夏型が飛んできて、少し離れた地面に止まった。1回シャッターを押すのが精いっぱいで、どこかに飛んで行ってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
86.ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ -1
ヒメキマダラセセリかコキマダラセセリか迷ったが、前翅前縁の前頂にかけての形からコキマダラセセリと同定した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
87.ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体。この写真方が前翅前縁の反り上がりが判りやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
88.ゴイシシジミ -1
昨年来た時には地蔵峠の駐車場から、少し湯の丸キャンプ場の方に入ったところにゴイシシジミがいた。そこでゴイシシジミの写真を撮って帰ろうと思っていたが、その前に、ここ湯の丸高峰林道で見つけることができた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
89.ゴイシシジミ -2
これは別の個体。チラチラと数頭が飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
90.エルタテハ
日が出てきたと思ったら、エルタテハが飛んできて路上に止まった。忍び足で近寄ったが、1回シャッターを切ったところで逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
91.スジグロシロチョウ
ウツギの花だろうか白い花にスジグロシロチョウが止まって、じっとして吸蜜している。ふと見つけたが、はじめは気が付かなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年8月 4日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(1) 7月24日

ここ何年もの間、人出の多い土曜、日曜は信州などへの日帰りドライブは避けていた。7月の末には高原の蝶を撮りにどこかへ行きたい。だが、天気予報によれば、7月23日、24日の土曜日、日曜日が晴れ間が出る以外、しばらくは晴れそうな日はない。意を決して24日に湯の丸高原へ出かけることにした。
  早朝5時15分に自宅を出発し、東名高速、圏央道、関越、上信越道を走り、東部湯の丸ICで下り、県道94号線を30分ほど登って、8時半に地蔵峠駐車場に着いた。
  昨年は地蔵峠から烏帽子岳に登り、ミヤマシロチョウやミヤマモンキチョウを撮影することができた。今回はきつい山登りは避けて、地蔵峠から林道を池の平湿原まで歩いて往復するというコースを選択した。
 300mmのレンズが欲しくなり、安直なSIGMA18-300を注文していたが、前日に届いたので、これをD5300に付けた。価格に相応して300mmの開放はf6.3と暗い。どれくらい解像してくれるか。この日は、そのD5300をいつものように首に掛け、P610を右手に持ち、90mmマクロを付けたD5000を雨具や着替えなどと一緒に小さなリュックに入れて歩くことにしていた。
  しかし、あってはならないミスをしていた。地蔵峠の駐車場にある大きな案内図を撮っておこうとP610のシャッターボタンを押したところ、バッテリーを入れ忘れていることに気が付いた。予備のバッテリーがベストのポケットの入っているので、安心して挿入しようとしたが、なんとP610の予備バッテリーとして用意していたのはG7Xのバッテリーだった。これでこの日はP610は使用できない。
  湯の丸自然学習センターに立ち寄って、湯の丸高峰林道を池の平湿原へ向け歩き始めた。見た蝶と花を時系列に写真を載せていく。花の咲いている場所が判るような記述や写真は、それをヒントにその場所が特定され、盗掘されるので控えるべきであるとの指摘を目にする。そのことはわきまえなくてはいけないが、歩いた地域を述べないと自然観察紀行にならないだろう。もちろん、保護されていない地域での絶滅危惧種といった希少な蝶や、植物に限っては撮影場所を安易に開示にすることを避けなければいけない。

1.地蔵峠
上信越自動車道を東部湯の丸ICでおりて県道94号線を地蔵峠へ上がってくるとここに出る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?400?秒 185mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.地蔵峠駐車場
ここは湯の丸スキー場の大きな駐車場があるので、駐車しておくことに問題はない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?1000?秒 18mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.湯の丸スキー場
新しいレンズのSIGMA 18-300mmを付けたD300を首に掛け、TAMRON90mmを付けたD5000を小さなリュックに入れて、湯の丸高峰林道を池の平湿原へ向け歩き始めた。本来ならP610をいつものように右手に持つのだが、上述したようにP610は役に立たないので車に置いてきた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?1000?秒 24mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.ヒメキマダラヒカゲ
時間は9時。ヒメキマダラヒカゲとクロヒカゲが活発に飛び出す。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250秒 120mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.シモツケ 下野
?? シモツケが咲いていた。しっとりとして美しい。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250秒 120mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ノアザミ 野薊
?? アザミもいろいろあって同定するのが難しい。タムロソウなどというのもある。これはノアザミだろう。もう少し時間がたって、日が差して来ればヒョウモンチョウやクジャクチョウが飛来しそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250秒 82mm ISO800? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ヤマオダマキ 山苧環
?? ヤマオダマキが咲き始めていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?320秒 195mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.クロヒカゲ??
?? クロヒカゲの飛翔もなかなか速い。昨年、烏帽子岳に登った時もまず、飛び出したのは、クロヒカゲとヒメキマダラヒカゲだった。これは♂のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 280mm ISO250 ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.マタタビの葉 木天蓼
???? ハンゲショウかと思ったが、マタタビのようだ。この葉は、芽だしの頃は緑であり、その後に白い斑紋ができ、やがて再び緑色になるという。不思議だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?250秒 165mm ISO640 ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.これから咲くヒヨドリバナ 鵯花
???? ヒヨドリバナは蝶が好きな花だ。開花するとヒョウモンたちや、アサギマダラ、ヒメアカタテハなどがやってくる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?640秒 70mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ハナチダケサシ? 花乳茸刺
???? 似たような白い花をつける花序を持つ花が何種か咲いていた。素人のわたくしには同定が難しいがこれはハナチダケサシのようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?800秒 70mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.咲き始めのシモツケ 下野
咲き始めの頃が可憐である。望遠端の300mm f6.3開放でもなかなかシャープだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.カラマツソウ? 落葉松草、唐松草??
ネットでいろいろ調べてみると葉の形が少し違うようだが、カラマツソウのように思える。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?800秒 70mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.シャジクソウ 車軸草??
?? 蝶がなかなか現れないので花の写真が多くなってしまう。この花は箱根湿生花園でも見たシャジクソウだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?250秒 175mm ISO280? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.ヤマホタルブクロ 山蛍袋
?? 舞岡公園にも咲いていたホタルブクロかと思ったが、萼片の形からヤマホタルブクロだと思う。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?250秒 175mm ISO800? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.アカショウマ? 赤升麻
???? 似たような白い花が多く咲いている。これはアカショウマだろう。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?250秒 175mm ISO800? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.ヤマブキショウマ? 山吹升麻
???? アカショウマに似ているが、花の色が淡黄色だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250秒 102mm ISO250? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.マルバダケブキ 丸葉岳蕗
???? 高原ではお馴染みの大きな黄色い花だ。この花にもヒョウモンチョウなどが集まる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250秒 120mm ISO640? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.クガイソウ 九蓋草??
???? 茎に輪生する葉が層になってつくので、九蓋草、九階草の名があるという。この花も蝶が好きな花だ。まだ気温が低いのか蝶の姿はない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
???? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250秒 44mm ISO720? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.開きかけのニッコウキスゲ 日光笠萓
???? 花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと呼ばれだし、全国に広まった名前だが、正しくはゼンテイカ(禅庭花)というとのこと。。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?????? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?500秒 210mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.夏のスキー場
?????? 林道の途中から湯の丸スキー場のゲレンデが広がる。正面が湯の丸山でその左側の尖った山が昨年登った烏帽子岳だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?????? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?1250秒 31mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.コキマダラセセリ
?????? 草原になっている夏のゲレンデでは、薄日が差すと蝶が飛び出す。目につくのはモンキチョウで、残念ながらミヤマモンキチョウではない。コキマダラセセリが飛んできて目の前の草に止まった。300mmでマクロを試した。距離は十分とれるので楽だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
???????? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?500秒 300mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.ヒョウモンチョウ -1
???????? コヒョウモンかと思ったが前翅外縁が直線的なのでヒョウモンチョウだと思う。でも、とても小さい個体だった。ハクサンフウロで吸蜜する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???????? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?640秒 250mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.ヒョウモンチョウ -2??
日が差し始めるとあちらこちらでヒョウモンチョウが飛び出す。夏のゲレンデにはハクサンフウロが多く咲いていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.ハクサンフウロ 白山風露????
ゲレンデの草原にはハクサンフウロがたくさん咲いていた。ハクサンフウロを手前に置いて遠景に湯の丸山が写る構図をトライしたが無理だった。P610が健在だったら撮れたかもしれない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?500秒 300mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.ベニヒカゲ -1??????
草原を歩いているとふいに黒い蝶が飛び立って、葉の上にとまった。ベニヒカゲだ。まだベニヒカゲは時期的に無理だろうと思っていたので、ラッキーだ。よくぞ早く生まれてきてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.ベニヒカゲ -2????????
同じ個体。今度は近づいて撮らせてくれた。後翅まで伸びたオレンジ色の帯が鮮やかだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?320秒 300mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.ベニヒカゲ -3
?? 一度飛び立つが、また近くの葉に止まる。きれいな♂だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?500秒 270mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.モンキチョウ
モンキチョウの雌雄が寄り添うように翅を休めていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?800秒 220mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.ヒョウモンチョウ -3
ハクサンフウロの花で吸蜜するヒョウモンチョウ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?640秒 200mm ISO200? ?) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
??
??

2015年12月21日

蝶 自選年間ベスト10 (?8) 2010年

愛用している Nikon D300 ?に不満はないのだが、?2010年5月に Nikon D5000 を手に入れた。理由は二つある。一つは D300 は少し重たい。もう一つは D5000 はフリー・アングルのモニターでライブ・ビュー撮影が可能になった。ただし、古いタイプのAF NIKKOR レンズおよびその互換レンズはAFが機能しない。D300 に付けていたmacroレンズの Tokina100mm やSIGMA105mm はマニュアル・フォーカスでしか使えない。そこで、D5000 を使うときは、しばらくは2007年6月に購入した NIKKOR VR 18-200mm を使用していた。
 この年は、6回目のグァム島へのゴルフ・ツアーでヤエヤマムラサキなどを撮った。10月末から11月初めのトルコ旅行では、ヨーロッパアカタテハなどを遺跡で撮ったのだが良い写真は撮れなかった。

;クリックすると大きな写真になります。 ?1.ギフチョウとマメザクラ 2010年4月6日 神奈川県相模原市
ほぼ毎年のように訪れている藤野町で撮った。毎年、ギフチョウが発生する時期はほとんど変わらないが、その時に咲いている花は年によって異なる。この年はマメザクラが咲いていて、そのマメザクラにギフチョウが訪れた。この写真は平成23年の年賀はがきの写真に使った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F9 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.春のベニシジミ 2010年4月13日 横浜市舞岡公園 
舞岡公園の春は一斉にやってくる。ハルジオンが咲き、ヒメオドリコソウが咲く。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?2000?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.黄色に黒 ジャコウアゲハ♂ 2010年5月8日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
  南足柄は毎年、ウスバシロチョウと黒いアゲハたちの春型を撮りに行くところ。ナノハナ畑にジャコウアゲハの♂が休んでいた。

?Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
   絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?800?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキアゲハ♂ 2010年5月15日? ?横浜市舞岡公園 
タニウツギのピンクの花が咲いていた。昼過ぎ、モンキアゲハやナガサキアゲハが吸蜜にくる。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
絞り優先オートで撮影 ( F?5.6? 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?5.ミドリシジミ開翅 2010年6月11日 横浜市舞岡公園 ?
?なかなか翅を開いてくれないミドリシジミの♂だが、美しい金属光沢を披露してくれた。

?Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?00?0秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 ?6.?キタキチョウ 2010年7月31日 横浜市舞岡公園
夏の舞岡公園は蝶が少なくなる。キタキチョウは元気に飛んでいるがなかなか良い写真が撮れない。可憐さが表現できれば良いのだが。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1400秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウラギンヒョウモン 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の終わりに信州へ高原の蝶を撮りに行った。湿原の広がりを撮るには、蝶に少なくとも10cmくらいに近づいて広角レンズで撮らなくてはならないが、コンパクトデジカメのマクロで撮ると被写界深度が深く、背景も表現できる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?5?00秒 ?7?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?8.サカハチチョウ夏型 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
サカハチチョウは春型の方が撮る機会が多いが、夏型の装いの方が好きだ。イタドリの花に来ていた。?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?1600?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 9.クジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
  湿原の草地に咲くノアザミの花に鮮やかなクジャクチョウが止まっている。何とか背後に広がる湿原を映しこみたかったが、如何せん蝶までの距離が離れていた。しかし、これはこれで良い写真になったと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
  絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし?
;クリックすると大きな写真になります。 10.ジャノメチョウ 2010年8月21日 長野県美ヶ原山麓三城
  ルドベキアという花でジャノメチョウが吸蜜していた。ジャノメチョウは関東周辺のゴルフ場などで、ゴルフを楽しんでいる折にもしばしば見かけるほど珍しくもない蝶だが、なかなかきれいに撮れない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
  絞り優先オートで撮影  ( F?5.6? 1/?640?秒 100mm ISO400 ) 露出補正 ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ヤエヤマムラサキ 2010年1月29日 グァム島マンギラオ・ゴルフ・クラブ
  マンギラオ・ゴルフ・クラブでアウトコースのプレーを終え、スルーで、海沿いのコースが広がるインコースへ向かう。途中、赤い花をつけた樹があり、そこに黒い蝶たちが集まっていた。前の組と少し詰まっていたので、同伴者に頼んで少しのあいだ写真を撮らせてもらった。花はテイキンザクラといい、マルバネルリマダラも好きな花だ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/?640秒 ?7?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.高原のクジャクチョウ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原
夏の青空のもと、広々とした八島が原湿原を背景にクジャクチョウを狙っていた。もう少し翅表が見えるような位置にいてくれたらなお良かったのだ。こういう写真は被写界深度の深い広角レンズで蝶に寄って撮るのだが、レンズの焦点距離が短いコンパクト・デジカメのワイド端のマクロは、腕を伸ばしてモニターで撮影できることもあって、画質こそ期待できないが、その代わりをしてくれる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/?125秒 ?10?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?補3.ミヤマシジミ 2010年8月21日 長野県八島が原湿原?
?ヒメシジミと良く似ているがこれはミヤマシジミのようだ。後翅の黒班がつながっている。 ?

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.?ウラナミシジミ 2010年10月16日 横浜市舞岡公園 
?セイタカアワダチソウなど秋の花が咲く舞岡公園で、コセンダングサの花で吸蜜していたウラナミシジミが翅を開いてくれた。背景のボケもきれいでファンタジックな写真になった。?

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1?640?秒 200mm ISO400 ) 露出補正 ?なし


?

2015年9月29日

高尾山から城山、日影沢 初秋の蝶を探す 9月15日

ケーブルカーで高尾山へ上がった。高尾山にはブナ林がありシーズンにはフジミドリシジミが観察できるという。どの辺だろうかと思いつつ、さる園の方へ歩いていくが良くわからない。小学生の頃、このあたりでギフチョウを見たのを思い出す。小さなアゲハだと思ってネットを振ったところ、うまくかわされてしまったが、良く見るとそれはアゲハではなくギフチョウだった。ギフチョウとわかると緊張してしまってネットが思うように振れなかったのを思い出す。

薬王院に参拝し、写真を撮り、高尾山山頂へ上がる。ここまで蝶の姿は全く見なかった。今日の狙いは高尾山に多産するというアサギマダラだ。頂上からどこへ向かうか思案の結果、もみじ台、一丁平から城山に行くことにした。

もみじ台を過ぎたあたりでテングチョウや擦れたミドリヒョウモンが飛んでいる。少ないながらサカハチチョウもいた。一丁平から城山へ歩きはじめると、やっとアサギマダラがノアザミで吸蜜していた。この時期としては傷のないクモガタヒョウモンも現れる。

城山で一休みしたあと、日影沢を降りる。春にはアサギマダラも飛んでいたが姿がない。ヒヨドリバナのような蝶が好む花も少ない。夏型のサカハチチョウなどを撮りながら、キャンプ場まで下りてしまった。日影沢は春の方が蝶は豊かだ。
 この日はマイカーを高尾山口の氷川神社の駐車場に置いてきているので、日陰沢からのバス通りを歩かなければならなかったが、この道はイチモンジセセリ以外何もいなかった。高尾山の歩きを少し甘く見ていたが足のつま先が傷む。

;クリックすると大きな写真になります。 25.テングチョウ
もみじ台のあたりでは木枠で保護された階段状の道にテングチョウが飛んでいた。翅を閉じて止まるとどこにいるのかわからない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 26.サカハチチョウ夏型 -1
似たような花が沢山あるのでよくわからないが、カントウヨメナだろうかキク科の白い花で夏型のサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/1250秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.サカハチチョウ夏型 -2
開翅を待ったが開いてくれなかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ミドリヒョウモン♂
夏眠から覚めたミドリヒョウモンが飛んでいた。大分擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/320秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 29.アサギマダラ -1
ようやくノアザミの花で吸蜜するアサギマダラに会えた。擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.アサギマダラ -2
前の写真と同じ個体。今度はP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 31.スジグロシロチョウ♀
これはきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 32.チャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったらチャバネセセリだった。これも擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメキマダラセセリ -1
ハギの花ではヒメキマダラセセリが吸蜜していた。構図は良いと思うのだが、モデルがいまいち。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
;クリックすると大きな写真になります。 34.ヒメキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体をP610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5,3 1/125秒 36mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメキマダラセセリ -3
キマダラセセリかなと思ったがヒメキマダラセセリのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR 
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.クモガタヒョウモン♂ -1
擦れてはいるが比較的きれいなクモガタヒョウモンだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.3 1/250秒 ?95mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.クモガタヒョウモン♂ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えたクモガタヒョウモンの傍らを登山客が登っていく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/400秒 ?42mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.イチモンジセセリ
  城山から日影沢を下る。少し裏面の斑紋に違和感があるが、イチモンジセセリのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
   絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/400秒 ?42mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 39.サカハチチョウ夏型 開翅
ここ日影沢にくると春にはサカハチチョウ春型が飛んでいるが、同じあたりに翅表の黒い夏型のサカハチチョウがいた。夏型の方が好きだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.サカハチチョウ夏型
  ローアングルでP610の広角端で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
41.ダイミョウセセリ
  ダイミョウセセリは暖かいところでは年3回発生する。これはとてもきれいな個体だったので恐らく第3化と思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR 
  絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.吸水するテングチョウ
  日影沢キャンプ場が近くなってきた。春にもこのあたりにはテングチョウが多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 43.コミスジ
  日影沢ではコミスジもおなじみの蝶だ。ここでローアングルで撮ろうと思って低く構えようとしたところ足を滑らせてバランスを崩し転んでしまった。転んだ姿勢のままでシャッターを押す。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 108mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 44.イチモンジセセリ
  日陰のバス停からバス通りを歩く。民家の庭に咲く花にイチモンジセセリが多い。花弁の先に蕾が付いているような写りになった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
   絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 45.バラの花とイチモンジセセリ
   おおよそバラの花に蝶が来るのを見たことがない。初めて見る光景だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
    絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1600秒 ?70mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 46.キク科の花にイチモンジセセリ
一つの株に咲く花にイチモンジセセリが数頭集まっている。このあとイチモンジセセリ以外蝶は姿を現さず、黙々と駐車場まで歩く。これといった成果がない秋の高尾山だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  絞り優先オートで撮影  ( f5 1/1000秒 ?100mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年8月11日

信州高層湿原 八島湿原を歩く 7月27日

八島湿原には過去に5回、蝶の写真を撮りに来ているが、湿原を一周することはなかった。
  ここはそれほど珍しい蝶がいるわけではないが、今回も高原の蝶を撮るのが目的だった。しかし、今年は蝶の発生がどのようになっているか少々わかりづらい。先週行った湯の丸では、いつもの年より蝶が少ないという。今回は、ここだけに腰を据えて、湿原を一周してみようと思う。

結果、あまり多くの成果はなかったが、過去にここを訪れた時には会うことができなかったコヒョウモンモドキとアカセセリに会えたのが収穫だった。
 今回もD5300にNIKKOR 18-140mmmを付け、さらに蝶に近寄って撮れるようにclose-up1をアタッチした。また、いつものようにCOOLPIX P610 をリストストラップで右手に持つ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンヒョウモン
快晴で気温も高い。高原の代表的な蝶であるウラギンヒョウモンが元気よく飛び回り、ノアザミの花に止まる。ここには蝶たちの好きな花が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1800秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリヒョウモン♂とノリウツギ
ノリウツギも蝶たちの好きな花だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?45.5 1/?320秒 ?59mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリヒョウモン♀ 黒化型
ちょっとピントを外してしまった。ノリウツギで吸蜜する美しい♀だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 
;クリックすると大きな写真になります。 4.コヒョウモンモドキ
離れたところに咲くノリウツギの花に小さなヒョウモンチョウがいる。眼が悪いので肉眼では同定できない。モニターで拡大してみてコヒョウモンモドキと確認できた。P610で望遠('35mm版換算で1200m相当)にして撮ったが、何とかぶれないで撮れている。このカメラの手振れ補正効果は素晴らしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/400秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.コヒョウモンモドキ開翅
前の写真と同じ個体である。先週、湯の丸で会えたコヒョウモンモドキは上手く撮ることができなかったが、ここで再会できたのはラッキーだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/320秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.コヒョウモン
朝のうちは下草の上を飛んでいたコヒョウモンが、花を訪れる時間帯になったようで、ヨツバヒヨドリで複数が吸蜜している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/320秒 236mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウラジャノメ
2012年の7月13日に来たときは、ウラジャノメが大発生していたが、この日は数頭を見ただけだった。しかも擦れている個体が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/160秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンヒョウモンとミドリヒョウモン
ノアザミには、この2種のほかギンボシヒョウモンも訪れる。また、コキマダラセセリなどもノアザミが好きだ。色鮮やかに咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 161mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.マルバダケブキとコヒョウモン
マルバダケブキにもいろいろな蝶が吸蜜にくる。湯の丸ではミヤマシロチョウが来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.コヒョウモンの好きなヨツバヒヨドリ
五分咲きのヨツバヒヨドリ。コヒョウモンのご馳走だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.御射山を背景にコヒョウモンを撮る
自分で気に入った写真の1枚だ。コヒョウモンはトレッキングコースの脇に咲いていたヨツバヒヨドリに夢中だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ギンボシヒョウモン
高原のヒョウモンチョウの代表であるギンボシヒョウモンがノアザミで吸蜜していた。ギンボシヒョウモンは山地性のヒョウモンだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コウリンカに来たコヒョウモン
珍しくコヒョウモンがコウリンカの花に飛来した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.アカセセリ
コチャバネセセリかと思ったが、良く見ると後翅裏面が違う。初めて会ったアカセセリだった。残念ながら少し擦れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.コキマダラセセリ
これはコキマダラセセリだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 59mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.コヒョウモンたちのパーティー会場
ヨツバヒヨドリの花に集うコヒョウモンたち。とても楽しそうに見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/250秒 108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.コヒョウモン
道沿いのヨツバヒヨドリには、コヒョウモンが飛び交い、吸蜜している。湿原を背景にして撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 8mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.マルバダケブキに集まる蝶 アカセセリも!
マルバダケブキの花それぞれに蝶が来ていた。中央にアカセセリ、左右はコヒョウモンだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ノアザミの花とウラギンヒョウモン
ウラギンヒョウモンもノアザミの花が好きだ。ギンボシヒョウモンとは裏面後翅の模様で区別できる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.イブキトラノオにもコヒョウモン
ヒョウモンチョウは生息地が少なくなっているそうだが、ここでの個体数は多かった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.コキマダラセセリ
♀だろうと思う。きれいな個体だった。ヒメキマダラセセリととてもよく似ている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 6mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ギンボシヒョウモン開翅
開いた翅からはウラギンヒョウモンとの区別がつきにくいが、♂では、ウラギンヒョウモンは前翅にある3本の性標がギンボシヒョウモンより太くはっきりしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.コキマダラセセリ♂ ノアザミの花に夢中
翅を開いて吸蜜しているところを上から撮ることができた。小さくて素早く飛ぶので見逃しがちだが、なかなか趣がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.精悍なギンボシヒョウモン
生まれたばかりであろうと思われるギンボシヒョウモンの♂がノアザミの花に君臨していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.オオウラギンスジヒョウモン
駐車場へ戻る途中の斜面に咲くヨツバヒヨドリに花で、オオウラギンスジヒョウモンの♀が、陽の光をいっぱいに浴びて、吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 ?140mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年8月 2日

八島ヶ原湿原一周・高原の花(1) 7月27日

7月30日?31日、一泊のバス旅行で黒部・立山へ行く予定だったが、なぜか申し込んでいたツアーが催行されなくなった。というわけで今年の夏は、アクセントが無くなってしまった。それでは、日帰りで信州へ出かけようと、先週の湯の丸高原に続き、今週は、もう何回も行っているところだが、霧ヶ峰の八島ヶ原湿原へ行くことにした。

自宅を朝5時半に出発し、八島湿原の駐車場に着いたのは9時10分ごろだった。まだ、駐車場は十分に停めるスペースがあった。夏休み期間中は駐車場が満杯になってしまうことがあると聞く。一応、急な雨に備えてビニールのレインコート、着替えと麦茶を2本リュックに入れて持ち歩くことにする。カメラの準備をして、歩き始めようとすると駐車場の整理をされている方から「熱中症対策は大丈夫ですか」と声を掛けられた。「大丈夫です」と答えて、ヴィーナスラインをくぐるトンネルを抜けて、八島湿原の入り口広場に向かった。

ここにはもう4?5回は来ている。しかし、美ヶ原へ行く途中に寄ったり、三城牧場から松本へ抜ける途中に寄ったりで、ここだけを目的に来たことはない。1時間半くらいで湿原を一周できるそうだが、まだ、一回りしたことはなく、左回りで途中まで行って引き返してきていた。一度だけ右回りに少し進んだことがあるが、この時も後の時間が迫っていて、途中で引き返し、駐車場に戻ってきていた。そこで、この日は右回りに一周することにした。

蝶はあまり収穫はなかったが、先日、湯の丸高原で撮りそこなったコヒョウモンモドキと、初めて見るアカセセリを撮ることができたのはうれしい。

蝶の写真は後にして、まず、雄大でさわやかな景色と、高原の花を載せる。COOLPIX P610 にはGPSで位置情報を記録する機能がついていて、ファイルごとにどこで撮った写真かを記録することができる。
P610でGPS位置情報を記録するように設定しておくと、撮影した画像のファイルをパソコンに取り込めば、Nikonの無償ソフトである ViewNX 2 で地図情報に撮影位置が表示させることができる。

?

この日は、先に述べたように八島湿原を右回りに一周することにした。

八島ビジターセンター あざみ館 のホームページにアップされている八島ヶ原湿原(八島湿原)のイラストマップを転載させていただいた。

IllustMap.JPG

?
1.八島湿原駐車場到着
9時10分ごろ、美ヶ原へ向かうヴィーナスラインの手前にある八島ヶ原湿原の大きな駐車場に入った。まだ、余裕を持って停められたが、すぐ満杯になるらしい。カメラを準備し、雨具や水を入れた小さなリュックサックを背負って出発した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.ノアザミ(1)
駐車場からはヴィーナスラインの下をくぐるトンネルを抜けて八島湿原の展望が開ける広場へと向かう。そこまでの道にも花が沢山咲いている。ノアザミが色鮮やかだった。漢字では「野薊」と書く。アザミ(薊)の由来は「花に魅かれて触ると葉のトゲに刺される」ということで、つまり「あざむく」が変化してアザミとなったとのことらしい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.シシウド(2) -1
シシウドが咲いている。湿原ではひときわ大きいので目を引く。漢字では「猪独活」と書く。これから盛夏に向けて咲いていく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
150801_003.jpg
4.コウリンカ(3)
ここは湿原の傍だが、コウリンカは明るい乾いた草原に生える多年草だそうだ。「紅輪花」と書く。これから花が咲いていく今が一番きれいな時季のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.コオニユリ(4)
先週登った烏帽子岳では、コオニユリでミヤマシロチョウが吸蜜していた。箱根の湿生花園ではコオニユリ「小鬼百合」にキアゲハがぶら下がって吸蜜するのが見られる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.エゾカワラナデシコ(5)
?ナデシコの類もいろいろな種がある。エゾカワラナデシコは「蝦夷河原撫子?」と書く。本州中部以北に分布する種のようだ。?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ヨツバヒヨドリ(6)
このヨツバヒヨドリや同じヒヨドリバナの仲間のフジバカマは蝶が好む花である。アサギマダラやヒョウモンチョウの類が多くが集まるキク科の多年草である。「四葉鵯」と書く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/640秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.八島湿原入口
まっすぐ歩けば5分と掛からないほどだが、花の写真を撮りながら20分ほどかかって、八島湿原の入り口に着いた。ここから湿原を一周する遊歩道がつけられているが、右回りと左回りがある。いずれも平坦な道で、ゆっくり歩いても1時間半で一周できるようだ。霧ヶ峰湿原植物群落として昭和35年に天然記念物に指定されている。湿原の標高は1,630mで、約12,000年の年月を経て現在の姿になったそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/800秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.八島湿原 花ごよみ
八島湿原の入り口にはこのような看板があった。今の季節に見られる花として57種の花の写真と名前が掲示されていた。今日はどれほどの花に気が付いて、見ることができるだろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 8mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.林間学校
小学校の林間学校のグループが来ていた。このグループは右回りのコースを行くのだろうか、それとも左回りだろうか?引率の先生のお話が終わって、湿原の方へ下って行った。私が行こうと思っているのと反対の左回りに行くようだ。それにしても快晴である。暑いのは我慢することにして出発しよう。私には時間がたっぷりある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/1250秒 7mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.コウゾリナ(7)
キク科の越年草だそうだ。このタンポポの花に似たコウゾリナの和名の由来は何だろうと思って調べてみると、漢字で「顔剃菜」と書き、固い毛を剃刀に見立てたものであるようだ。和名の由来やその漢字については、「季節の花 300」というサイトなどを参考にさせていただいている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.霧ヶ峰を望む
手前の池は八島ヶ池。湿原の向こうには霧ヶ峰の山並みが拡がる。まだ時間は早いが、バスツアーで来た人たちなど、歩く人も多い。特に年配のご夫婦が多いが道も平坦なので、好天のもと、花を愛でながら歩くには最適である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.八島湿原全容
右の方が霧ヶ峰の車山(1,925m)の方向。正面(東側には)蓼科山(2,530m)が頭を見せる。左手が八島ヶ池。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ノリウツギ(8)
この花もチョウが好きだ。箱根湿生花園に咲くノリウツギには、ミドリシジミ、ミヤマカラスシジミ、オオウラギンスジヒョウモン、アサマイチモンジなどが吸蜜にくる。ここ八島湿原には蝶の好きな花がいっぱい咲いている。ミドリヒョウモンが舞っていた。漢字では「糊空木」と書くが、樹皮の内皮をはいで水につけて粘液を出させて、それを和紙を漉くときの糊として使ったことからこの和名があるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.イブキトラノオ(9) -1
イブキトラノオは、滋賀県と岐阜県の県境の伊吹山に多く生え、虎のしっぽのような花穂からこの名前になったという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.御射山へ
入口の広場から南東にある御射山に向かって歩いている。手前にノリウツギの白い花が咲いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.オミナエシ(10)
秋の七草のひとつ、オミナエシが咲いていた。オミナエシの「おみな」は「女」の意、「えし」は古語の「へし(圧)」で美女を圧倒する美しさから名づけられたそうで、漢字で「女郎花」と書くようになったのは平安時代のなかば頃からだそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.カワラマツバ(11)
地味な花だ。和名は河原に生え、葉が松葉のようであることからカワラマツバというらしい。漢字では「河原松葉」と書く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 75mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.ゼブラ山
中央に見えるのは、霧ヶ峰の山並みの西の端、ゼブラ山(1,776m)だ。こことの標高差は140mほどしかない。ゼブラ山の東側に山彦谷北の耳、山彦谷南の耳が連なる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/1000秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.蓼科山遠望
山彦谷南の耳とそ右(東)側手前に見える蝶々深山(1,836m)の間に、蓼科山が遠望できた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/1000秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.左奥に蓼科山、右に車山
この写真の右端が車山で山頂の気象レーダーが見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.シュロソウ(12)
シュロソウ「棕櫚草」とは、シュロの幹の周りに付く毛のような皮に似たものが、葉の根本の葉柄(さや状に葉を包んでいた柄)が腐りシュロに似た毛になることから名付けられたという。ユリ科だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/200秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.イタチササゲ(13)
7月11日に観音平でこの花を見たときは、クララかなと思っていた。しかし、ここで見たこの花にはイタチササゲという札が立ててあった。イタチササゲ「鼬大角豆」という和名は,花色がイタチの毛色に似ていることに由来しているそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.フタバハギ(14)
マメ科の花でナンテンハギとかタニワタシともいうらしい。「二葉萩」

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.ツリガネニンジン(15)
ツリガネニンジンは、花の形が釣鐘形で、白く太い根が人参(高麗人参)の形に似ていることから「釣鐘人参」と名付けられている。。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.ハクサンフウロ(16)
ハクサンフウロ「白山風露」は、先週、烏帽子岳でもたくさん見てきた。ミヤマモンキチョウも吸蜜していた。この花が発見された石川県の白山にちなんだ名命だそうだ。フウロというのは、風が冷たく露が降りているところに咲くからだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/640秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.キンバイソウ(17) -1
まだ開ききっていない黄色いきれいな花があった。花がウメのように咲き、黄色であることから「金梅草」と名付けられている。実はこの写真の状態で見たときは、開くとどのような花なのかわからなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1000秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.キンバイソウ -2
しばらく先に進むと開いた花が咲いていて、そこにキンバイソウという札が立てられていた。先月、舞岡公園で見たキンシバイとは花も名前も似ている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 66mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.ホソバノキリンソウ(18)
「細葉の麒麟草」と書く。別名ミヤマキリンソウともいう。和名はキリンソウより葉が細長いことに由来する。ホソバノキリンソウは神奈川県と三重県で絶滅し、岡山県で絶滅危惧I類に指定されている種だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/500秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.湿原と鷲ヶ峰
写真を撮りながら40分?50分ほど歩いた。強清水や車山肩、沢渡方面への分岐になる御射山に向かっている。振り返ると、駐車場から近くに見えた鷲ヶ峰(1,798m)が湿原の左手に見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.ヨツバヒヨドリとミドリヒョウモン
湿原とは反対側になる進行方向右手の斜面にはヨツバヒヨドリが咲き、ミドリヒョウモンが舞っていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.シシウドの咲く道
正面に車山を見て進む。両側にはシシウドが多く咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/400秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.シシウド -2
湿原でのシシウドはひときわ背が高い。今が一番きれいな時季なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.4 1/400秒 6mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.イブキトラノオ -2
トラノオと名の付く花の種類もいろいろあるようだが、このイブキトラノオは舞岡公園などでも咲いているオカトラノオと比べると、花穂がまっすぐに伸びる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.ノハナショウブ(19)
ノハナショウブは湿原あるいは湿性の草原に生育する多年草。ハナショウブの原種であり、和名「野花菖蒲」の意味はいうまでもなく野に咲く花菖蒲である。時刻は10時半になった。この後は、次回のアップにしたい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年5月 3日

Petite Fleur et Petite Papillon 舞岡公園 4月23日


 急に暖かくなった。久しぶりに舞岡公園へ行ってみた。
  この日はベニシジミ春型やツバメシジミのきれいな個体を90mmマクロで撮ろうと思って出かけたのだが、残念ながらタイミングが合わなかったようだ。ベニシジミはすでに破損した個体が多い。ツバメシジミはその姿さえ見ない。舞岡公園の蝶は少なくなっていると思わざるをえない。それでも、この日は珍しくクロコノマチョウが飛んでいるのを見かけた。すぐ追いかけたが、見えなくなってしまった。黒くて大きな蝶がわさわさと飛ぶ感じで、ちらっと前翅先端のオレンジ色が見えた。このほか、ツマキチョウ、キアゲハ、アゲハ、モンキチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ルリシジミ、ベニシジミ、コチャバネセセリを目撃したが、数は少ない。

 一方、谷戸を歩くと小さな草花が咲いている。蝶が少ないので、これらの小さな花を見て歩く。先月末に来たときに咲いていたキフジ、コブシ、サンシュユ、ミツマタ、ボケ、マンサクなどと入れ替わり、季節はどんどん進んでいる。この分だとウツギやタニウツギが咲きだすのも早いかも知れない。

 必ずしも小さな草ばかりに咲く花ではないが、この時季の花を撮ってきた。私は植物の名前をあまり知らないので、名前を調べるのに苦労した。それらの花を並べてみる。?撮影のデータは省略するが、D5300+TAMRON 90mm と FUJIFILM FINEPIX HS50で撮った。どちらで撮ったかは写真を見ればお分かりになると思う。

150503-2_001.jpg このタニウツギの木は何年か前に剪定され、2?3年花を付けなかったが、昨年ごろから再び花を付けるようになった。ゴールデンウィークの頃にはモンキアゲハやナガサキアゲハが来ていたが今年はどうだろうか。谷戸にタンポポが咲いていた。まだ開き切らない花もあり、良く見るとセイヨウタンポポと少し違うようだ。
150503-2_002.jpg
これはセイヨウタンポポだろう。小さなバッタ?体長3mmほどだ。ハハコグサ(母子草)は春の七草の一つだ。
150503-2_003.jpg
カラタチはアゲハの幼虫が食べる。良くアゲハの♀が産卵にきている。90mm macro 寄って撮ると被写界深度が浅いのでピントを合わせるところが難しい。シャガ(著莪、射干)はアヤメ科の花だ。
150503-2_004.jpg
ハルジオンの花には良く虫が来る。蝶も石垣島のセンダングサのようにハルジオンの花が好きだ。ヒメジオンという良く似た花があるが、蕾が下に垂れ下がっているので、これはハルジオンの方だと思う。
150503-2_005.jpg
古民家の裏庭にはヤマブキが咲いていた。黄色いヤマブキと白いヤマブキがある。ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)は形が鷺に似ているところからその名がある。
150503-2_11.jpg
アザミにもいろいろと種類が多い。春に咲くアザミ(薊)はほとんどノアザミという。ヒメオドリコソウは密集して生えていて、どれが花なのだろうかと思う。先端の葉の脇に、小さな唇形をした淡い紅紫色の花をたくさんつける。ダイコンの花は畑に咲いていた。モンシロチョウが飛び回っていた。
150503-2_006.jpg
アケビ(木通)がこんな花を咲かせるとは知らなかった。成長して果実となり、10cm前後まで成長し、9 - 10月に熟して淡紫色に色づく。ムラサキケマン(紫華鬘)にはツマキチョウも訪れる。
150503-2_007.jpg
まん中のホタルカズラ(蛍蔓)名前を調べるのに時間がかかった。?和名の由来は緑の中に鮮やかな瑠璃色の花が咲く様子をホタルに例えたことからという。ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)も同定するのに時間がかかった。同じキンポウゲ科の花にキツネノボタンというのがあるが、こちらは全体に毛が生えているのでケキツネノボタンというそうだ。
150503-2_008.jpg
左、こんな小さなかわいい花をなぜオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)などという名がついたのだろうか。形が似ているというのだが。カラスノエンドウ(烏野豌豆)はこの時季に良く見る。ミツバツチグリ(三葉土栗)も同定するのが難しかった。花と葉をしっかり撮っていかないと判別できない。
150503-2_009.jpg
トウダイグサとはどういう字を書くのかと思ったら燈台草だった。この草の姿を昔の灯明台にたとえたのだという。茎の先に5枚の葉が輪生し、花が杯状の総苞に包まれて茎先についている。しっかり見ないと花と葉の見分けが付きにくい。タツナミソウ(立浪草)はいい写真が撮れなかった。
150503-2_010.jpg
クローバの花はシロツメクサだ。このアカツメクサ(赤詰草)は同じシャジクソウ属だが、赤クローバーとも呼ばれるそうだ。モクレン(木蓮)は小さな花ではないが、古谷戸の里に咲くモクレンの背景にこいのぼりを入れた。3月末に来たときには黄色い濃厚な花を咲かせていたヒイラギナンテンは薄緑色の実を付けていた。これからブルーベリーのような色に熟していく。


  さて、この日のターゲットであったベニシジミはというと、先に記したようにすでに時期が遅かった。いつもの年だとまだ新鮮な春型がハルジオンをはじめ、オオイヌノフグリやタンポポで吸蜜する姿を見るのだが、この日はその個体数も少なく、破損した個体が多かった。ツバメシジミは全く見なかった。

150503_001.jpg 1.ベニシジミ -1
この日ベニシジミの写真を撮ったのは、体験畑から狐久保への道の右側のハルジオンの咲くところだけだった。この個体も擦れている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ベニシジミ -2
ベニシジミは活発に飛ぶ私の動体視力では捕捉できない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ -3
これは比較的きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ベニシジミ -4
右後翅の外縁に少し切れたところがあるが、まあまあきれいな個体だ。ハルジオンが元気なので救われる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ベニシジミ -5
このように破損した個体が多かった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ベニシジミ -6
出来るだけ傷んでいない個体を撮っているのだが。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタキチョウ♀
♂に比べてやや大型で黄色が薄い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 119mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.モンキチョウ♀
数は多くないが谷戸ではモンキチョウが元気に飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.コチャバネセセリ -1
コチャバネセセリの発生は始まったばかりのようだ。きれいな個体が多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/800秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.コチャバネセセリ -2
コチャバネセセリもハルジオンで吸蜜する。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.コチャバネセセリ -3
どのコチャバネセセリもハルジオンの周りの舌状花と中心部の黄色い管状花との境目に口吻を伸ばしている。管状花は外側から中心部の方に開花が進む。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コチャバネセセリ -4
この個体は翅の形に丸みがあって、お腹が太い。♀だろうと思う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2014年10月 5日

奥日光の蝶 9月12日


  9月11日?12日、足利から奥日光へドライブ旅行をした。11日はあいにくの雨、その雨の中、足利学校や鑁阿寺を見て歩き、渡良瀬渓谷沿いに日光へ出て、その日は日光湯元温泉に泊まった。2日目の9月12日は快晴となった。朝から、蝶たちが飛び出している。撮影ポイントは、湯元温泉、千手ケ浜、小田代ヶ原、赤沼だったが、多いのはミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンで楽しみは少なく、しかも擦れている個体が多い。湯元温泉でクジャクチョウ、小田代ヶ原でキベリタテハに会えたのが救いである。

クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.クジャクチョウ
朝、車で出発しようとトランクに荷物を載せていると、駐車場の脇にあるアザミの花に複数の蝶が舞うのが見えた。さっそく近づいてみると、まず、クジャクチョウを見つけた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリヒョウモン♀
♂の鮮やかなオレンジ色に比べ、♀は暗緑色に見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンヒョウモン♀
立派なウラギンヒョウモンがいた。小学生の時、林間学校で日光湯元に来て、その時に採ったウラギンヒョウモンの♀をオオウラギンヒョウモンとして、当時会員になっていた少年昆虫同好会に報告したところ、日光にはオオウラギンヒョウモンの記録はないと言われた。もう一度確認したところ、後翅縁のv字模様がなく、ウラギンヒョウモンの♀でしたと訂正したことを思い出した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀ 4.ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀
下にいるウラギンヒョウモンは♂だろうか、♀だろうか? 翅の色から見ると♂のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ
ノアザミの花で3種の蝶が吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンヒョウモン♀
ウラギンヒョウモンの♀は、まだ擦れていない、きれいな個体が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 7.イチモンジセセリ
湯元温泉の駐車場のノアザミで、もう少し撮っていたかったが、出発となった。中禅寺湖近くの赤沼車庫で、低公害バスの時間を待つ間、その周囲に咲く、ノアザミに来ていたイチモンジセセリを撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンヒョウモン♀
きれいな個体だった。♂のようにも見えるが、♂にある前翅の性標が見られない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 9.千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀
赤沼から低公害バスで千手ケ浜に着いた。バス停から中禅寺湖畔まで、10分ほどだ。千手ケ浜はミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしかいなかった。このあたりにはシロヨメナが群落となって咲いていて、その白い花にも蝶たちはやってくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 10.ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン
ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンが、ノアザミに、次から次と訪れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 130mm ISO200 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.ルリシジミ
なにか違う種かと思って近づくが、ルリシジミだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 12.シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂
ミドリヒョウモン♂は、擦れている個体がほとんどだった。この個体はきれいなほうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 13.アカタテハ
千手ケ浜から千手ケ浜のバス停に戻ってきた。バスが来るまでの時間、蝶を撮る。シロヨメナの花にアカタテハがやってきた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノアザミとミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 14.ノアザミとミドリヒョウモン
ノアザミとしたが、アザミにもいろいろな種類がある。ニッコウアザミというのもあり、ノアザミと良く似ている。このミドリヒョウモン♂は破損していない比較的きれいな個体だ。というより、きれいな個体を選んで撮るほど数が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン裏面;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン裏面
ミドリヒョウモン独特の裏面後翅を撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 16.ミドリヒョウモン♂ -1
この個体も比較的きれいだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
破損したミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 17.破損したミドリヒョウモン
左側の翅がボロボロになったミドリヒョウモン♂。それでもがんばって、ノアザミで吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.ミドリヒョウモン♂ -2
とにかくミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしか撮る蝶がいないのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
キベリタテハ 小田代ヶ原;クリックすると大きな写真になります。 19.キベリタテハ 小田代ヶ原
千手ケ浜からハイブリッドバスに乗って、小田代ヶ原で下りた。シカ除けの回転扉から小田代ヶ原周回路の中に入る。しかし、周回路は途中で工事中の区間があり、そこまで行って引き返すことになる。木道の一部補修が行われているところで、先に歩いていた友人のご主人が、敷いてあるベニア板のところにキベリタテハが止まっていルのを知らせてくれた。慎重に近づいて撮るが、背景がどうにもならない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
梢に止まるキベリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 20.梢に止まるキベリタテハ 人が通ると飛び立って、周囲を旋回し、近くの梢の葉に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
キベリタテハ開翅;クリックすると大きな写真になります。 21.キベリタテハ開翅
しばらく待っていると、また、前のところに戻ってきて口吻を伸ばしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリタテハ
小田代ヶ原バス停にルリタテハがいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
梢に止まるルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 23.梢に止まるルリタテハ
ローアングルで撮ろうと近づくと、飛び立ってしまい、キベリタテハと同じように近くの木に避難する。湯元、千手ケ浜、小田代ヶ原で蝶の写真を撮ったが、クジャクチョウ、キベリタテハ以外は、いつも撮っている蝶ばかりだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし


2014年8月11日

上高地 日帰り 大正池から田代橋へ 8月1日


  8月1日、はとバスの「ゆったり上高地」という日帰りバスツアーを予約していた。4、5日前から長野県松本あたりの天気予報を気にしていたが、前後の日は晴れマークがついているものの、8月1日は、曇りのち雨という予報だった。しかし、予報は前日になって、午前中に晴れ間が出ると変わった。午後3時くらいまでは雨も降らないようだ。
さて、当日になって、横浜は快晴。バスは朝7時に浜松町を出発した。南アルプスに雲はかかっていたもの、進むにつれてその雲も晴れてきた。

  途中、20分停車の休憩を2回とって、上高地に着いたのは正午少し前だった。5時間弱かかったが、上信越道を松本で降りてから、1時間半近くかかる。
 昨年と同じように大正池で降りて、田代池→梓川右岸→河童橋→小梨平へと歩く。天気も良いので、大正池で降りず、そのまま、バスターミナルまで乗って、岳沢の途中まで登ってみたい気もあったが、午後3時にはバスターミナルへ戻らねばならず、体力と時間から無理はしなかった。

1.入笠山 バスの車窓から
バスは中央道を快適に走る。南アルプスの山の上の方はちょっと雲に隠れていたが、南アルプスの山並みの北側のはずれにある入笠山まで来ると、すっかり雲が無くなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/210秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
入笠山 バスの車窓から;クリックすると大きな写真になります。
2.車山 バスの車窓から
左側の車窓に見えていた入笠山を過ぎて、今度は右側の車窓に蓼科の車山が見えてきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 71mm ISO100 ) 露出補正 なし
車山 バスの車窓から;クリックすると大きな写真になります。
3.氷穴の里
上信越道を松本で降りて、上高地への道(158号線)を進むと、途中、稲核というところの近くに道の駅で氷穴の里というドライブインがあった。ここで2回目の休憩となったが、売店では氷水に冷やした西瓜や桃が良く売れていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/950秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
氷穴の里;クリックすると大きな写真になります。
4.はとバスの新車
私たちが乗ってきたこの黄色いバスは、はとバスの新車で「レガート」と呼ばれている。ボディに虹を思わせるラインが入っているが、そのラインの数は8本で、タイヤの上からテイルにかけては10本あるのだそうだ。8と10でハトになっていますとバスガイドが話してくれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 30mm ISO400 ) 露出補正 なし
はとバスの新車;クリックすると大きな写真になります。
5.梓湖
奈川渡ダムで堰き止められた梓湖。ここで乗鞍へ行く道と分かれる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/900秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
梓湖;クリックすると大きな写真になります。
6.大正池と吊り尾根
バスが釜トンネルを抜けてしばらく行くと左手車窓に大正池と穂高連峰の吊り尾根が見えてきた。出かけるときは、今日は山は見えないだろうと諦めていたが、奥穂高岳のあたりに少し雲がかかるが、吊り尾根はほとんど見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
大正池と吊り尾根;クリックすると大きな写真になります。
7.大正池のほとり
ほとんどの乗客が大正池ホテル前で降りて、自然研究路を歩く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
大正池のほとり;クリックすると大きな写真になります。
8.マガモの幼鳥
大正池には数匹のマガモが観光客のいる池のふちに寄ってきていた。幼鳥である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 95mm ISO640 ) 露出補正 なし
マガモの幼鳥;クリックすると大きな写真になります。
9.焼岳
焼岳は遮るものなく、くっきりと見ることができた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 95mm ISO640 ) 露出補正 なし
焼岳;クリックすると大きな写真になります。
10.ミドリヒョウモン
大正池から田代池に向けて、自然研究路を歩いていると、オレンジ色が鮮やかなヒョウモンチョウたちが飛び始めた。ミドリヒョウモンが葉上に止まる。傷みのないきれいな♂だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 144mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
11.ミドリヒョウモン 表
ヨツバヒヨドリが咲いているところがあった。何種類かのヒョモウンチョウの仲間が吸蜜に来ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/110秒 185mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン 表;クリックすると大きな写真になります。
12.ヨツバヒヨドリとミドリヒョウモン♂
花もチョウもとても新鮮だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヨツバヒヨドリとミドリヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。
13.コチャバネセセリ
舞岡公園などで見慣れているコチャバネセセリより、ずいぶんと黒っぽい。裏面の暗黄褐色の鱗粉がとれてしまっているようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。
14.カラスシジミ
ヨツバヒヨドリにはカラスシジミも来ていた。ヨツバヒヨドリの花にはいろいろな蝶が集まる。後ろではミドリヒョウモンが吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスシジミ;
15.コキマダラセセリ
コキマダラセセリもヨツバヒヨドリにいた。右はミドリヒョウモンだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
16.きれいなオオウラギンスジヒョウモン
きれいな個体だった。もしかしてウラギンスジヒョウモンかなと思い、帰宅してから、保育社の「原色日本蝶類図鑑」と見比べながら考察したが、やはりオオウラギンスジヒョウモンのようである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
きれいなオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
17.コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に HS50
ヨツバヒヨドリでいろいろな蝶の撮影を楽しんだ後、田代池に出た。正面には穂高連峰の吊り尾根が見える。ふと見るとそこに咲いていたノアザミの花で、コキマダラセセリが吸蜜していた。吊り尾根を背景に蝶の写真を撮れるチャンスだ。まず、HS50の広角側で、パンフォーカスになるように撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に HS50;クリックすると大きな写真になります。
18.コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に D5300 NIKKOR 18-140
このレンズの広角端で撮ろうと思うと、被写体に45cmまでしか近づくことができないので、肝心のコキマダラセセリが小さくしか撮れない。仕方なく、少し離れて、蝶の大きさを確保して撮ると、背景はボケてしまう。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に D5300 NIKKOR 18-140;クリックすると大きな写真になります。
19.穂高連峰 奥穂高岳から前穂高岳
この日はいろいろなポイントで穂高連峰を眺めたが、ここ田代池で見た時が一番きれいだった。左の奥穂高岳から右の前穂高岳への尾根がきれいに眺められた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
穂高連峰 奥穂高岳から前穂高岳;クリックすると大きな写真になります。
20.穂高連峰 西穂高岳から明神だ岳
もう少し広げて撮る。大勢の観光客が写真を撮っていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
穂高連峰 西穂高岳から明神だ岳;クリックすると大きな写真になります。
21.梓川
大正池に流れ込む梓川の流れはきれいで水量も豊富だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
梓川;クリックすると大きな写真になります。
22.オオウラギンスジヒョウモン
ヨツバヒヨドリの花が咲いていると、そこにはオオウラギンスジヒョウモンか、ミドリヒョウモンがやってくる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/240秒 76mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
23.オオウラギンスジヒョウモン 表
吸蜜を止めると近くの梢の葉で翅を休める。こういう時は開翅することが多いようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 167mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン 表;クリックすると大きな写真になります。
24.穂高橋から梓川上流を眺める
やがて、田代橋までやってきた。中州がある梓川に田代橋と穂高橋が架かる。穂高橋を渡って梓川右岸に出て、河童橋まで歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 6mm ISO400 ) 露出補正 なし
穂高橋から梓川上流を眺める;クリックすると大きな写真になります。


2011年8月21日

標高2,000mの美ヶ原 8月10日


 昆虫少年だった中学生のころ、一人で新宿から夜汽車に乗って、松本へ行き、そこから早朝のバスを美ヶ原の麓の石切場まで乗って、その石切場の桜清水小屋という山小屋で2泊泊めていただき、三城牧場から広小場、王ヶ鼻へ上ったことを思い出す。
 そのころから美ヶ原は蝶のメッカだった。オオイチモンジもいたし、ミヤマシロチョウもいた。三城ではクジャクチョウが、咲いている花をまっ黒にするほど群がっていたし、キべりタテハも沢山飛んでいた。
 当時はバスが三城まで行っていたと思う。いまはマイカーで標高2,000mの美ヶ原牧場まで上がることができる。この日は八島ヶ原湿原から30分くらいヴィーナスラインを登ったであろうか、12時半ごろに山本小屋の駐車場に入った。車の中で、持参したおにぎり、ゆで卵、グレープフルーツを食べて、美ヶ原の散策を始めた。王ヶ鼻まで歩きたいところだが、この日は塩くれ場までと決めた。午後2時半には帰路についたが、談合坂SAの先で八王子付近まで渋滞が続き、家に帰りついたのは夜8時になってしまった。

ノアザミで吸蜜するオオチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 19.ノアザミで吸蜜するオオチャバネセセリ
山本小屋ふる里館の駐車場から歩き始めると、そのあたりはアザミが良く咲いていた。アザミに見える花は実はノアザミ、ノハラアザミ、タムラソウの3種類がある。八島ヶ原湿原では、この3種類が咲いていたが、ここはノアザミが多く、ノハラアザミも混じる。これはノアザミで、花にはオオチャバネセリが多くみられた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオチャバネセセリ翅表;クリックすると大きな写真になります 20.オオチャバネセセリ翅表
ほかにも空いている花があるのに、なぜ一つの花に3頭が集まるのだろうか。ピントを合わせた1頭が飛び上がった瞬間にシャッターが切れ、標本以外ではあまり見ることができない翅表が見られた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
美ヶ原高原ホテル山本小屋;クリックすると大きな写真になります 21.美ヶ原高原ホテル山本小屋
山本小屋ふる里館から10分ほど歩いたところに、美ヶ原高原ホテルがあった。美ヶ原高原は山本俊一という人により、高くて広くて美しいという3つの条件を兼ね備えた上に、3.000m級の山並みを48座数えられる、日本一の地理的環境に恵まれた美ケ原高原を、一人でも多くの人に見せたいと、開発された。以来80年、苦難の道を乗り越えて一日も山小屋を閉じることなく登山者を迎え、多くのファンの支援を得て、当初年間100人足らずであった登山者が、今や年間200万人のひとがお訪れる大衆的観光地となったという。
息子さんの山本峻秀さんは昭和20年10月、復員後、父、俊一氏の後を継いで美ケ原高原の開発と、父、俊一氏が1930年(昭和5年)に建てた山本小屋の経営にあたる。37年10月、この美ケ原高原ホテルが建設された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
美ヶ原牧場;クリックすると大きな写真になります 22.美ヶ原牧場
標高2,000mの台地に牧場が広がる。この台地は100万年前の火山の噴出によってできたという。遊歩道の両側が牧場になっている。美ヶ原が本格的な牧場として利用が始まったのは、1909年(明治42年)だそうだ。この牛、どこが眼なのかわからない。後ろは蓼科の方角だと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノアザミとウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 23.ノアザミとウラギンヒョウモン
ノアザミはすっと伸びた茎に一つの花を付ける。ウラギンヒョウモン、ギンボシヒョウモンが大好きな花である。後ろは美ヶ原高原ホテル山本小屋。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
美しの塔と王が頭;クリックすると大きな写真になります 24.美しの塔と王が頭
左側手前に見えるのが美しの塔で、1954年(昭和29年)に霧鐘塔(霧で視界が悪い時に登山者のために鳴らす鐘の塔)として建てられたという。現在の塔は1984年(昭和59年)に再建されたもので、高原のシンボルとなっている。遠くに見えるのが、王が頭の電波塔群である。長野県の放送局(NHK、SBC、NBS、TSB、abn、FM長野)の送信所のほか、NTT、国土交通省、長野県防災行政無線、などの中継所、中部電力のマイクロ波反射板などが建てられており、放送・通信の要衝となっているとなっているそうだ。電波塔群の左側には王が頭ホテルが建ち、美ヶ原山頂すなわち王が頭(2,034m)はその向こう側になる。(Wikipedia参照

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1250秒 25mm ISO400 ) 露出補正 なし
フタスジチョウ;クリックすると大きな写真になります 25.フタスジチョウ
昭和45年ごろ、牧区が整備されるまで、この地籍の平らな石の上で牛馬に塩を与えていたということに由来する塩くれ場のあたりで、コミスジのように飛んできたフタスジチョウがハクサンフウロの止まり、吸蜜を始めた。フタスジチョウを写真に撮るのは初めてだが、残念ながらだいぶ擦れていた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/2500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 26.ウラギンヒョウモン
傷のない美しいウラギンヒョウモンがノアザミで吸蜜する。バックがきれいにボケた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F4 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります 27.クジャクチョウ
塩くれ場に小屋があるが、その近くにクジャクチョウがいた。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
キベリタテハ;クリックすると大きな写真になります 28.キベリタテハ
クジャクチョウがいたところに今度はキベリタテハがやってきた。開くとビロードのような栗色に金色の縁取りがされた美しい翅が見られるのだが、一瞬ちらっと開くものの、すぐ閉じてしまう。何枚か開いたタイミングで撮っては見たが、ピントが甘くなってしまった。翅の裏はご覧のように武骨で、口髭を生やした親父のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
馬;クリックすると大きな写真になります 29.馬
広い牧場を3頭の馬が早駆けをしていた。もうちょっと良いタイミングで撮れたら良かったと残念に思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
キアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 30.キアゲハ♀
キアゲハは高原に多い。大きくて黄色く、颯爽と飛ぶので見栄えがする。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
ギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 31.ギンボシヒョウモン
午後2時、そろそろ切り上げようと駐車場のほうへもどってきた。ノアザミが咲き、たくさんのウラギンヒョウモン、ギンボシヒョウモンが吸蜜している。これはギンボシヒョウモンで、左上に散策路と美ヶ原高原ホテルが見える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
きれいなギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 32.きれいなギンボシヒョウモン
最後にやっと傷のない美しいギンボシヒョウモンが撮れた。ウラギンヒョウモンやギンボシヒョウモンばかり撮っていても仕方ないのだが、個体によって違いもあるし、撮り方を楽しむこともできる。次に来る時は、松本から武石峰を廻って、美ヶ原の反対側(西側)の入口である美ヶ原自然保護センターに車を置き、2034mの王が頭、2008mの王が鼻へ行ってみようと思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし