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2023年3月 3日

日比谷公園と旧法務省赤レンガ② 2023年2月13日 旧法務省赤レンガ

法務省の赤レンガは以前にも通りがかりに眺めたことがあり、一度ゆっくり見てみようと思っていた。東京にある赤レンガの美しい建物を調べてみると、その法務省旧本館とともに、東京駅丸の内駅舎、三菱一号館美術館、立教大学 本館・礼拝堂ほか、東京藝術大学赤レンガ1・2号館、東京国立近代美術館工芸館、旧三河島汚水処分場喞筒場施設、旧醸造試験所第一工場、北区立中央図書館、ガスミュージアムなどが挙げられていた。勿論、三田山上の慶應義塾図書館もある。
 まだ見たことのないところもあるが、その中で法務省旧本館は、東京駅の丸の内駅舎とともに、東京の中心地にあってその姿が美しい。2012年に「保存・復原工事」を完了した東京駅丸の内駅舎はその後何度も見る機会があったが法務省旧本館は通りがかりに眺める程度だった。
 そこで、月1回の句会の機会に行ってみようと思ったのだ。館内に入って法務史料展示室も見学してきた。
 同じような写真ばかりだが、ぐるっと回ってきたので見ていただきたい。

000_230217116 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg
桜田通り霞が関方面から見た法務省旧本館正面
 2023年2月17日 東京都千代田区霞が関

023_230217030 X900 法務省 Z50 18-140.jpg 23.法務省旧本館 南側から
メトロの霞ヶ関駅を背に桜田通りを歩いていくと裁判所の大きな建物の向こうに赤レンガの建物が見えてきた。手前は南側に面しており、日が当たっている。右隣の新しい大きな建物が法務省本省が入っている1990年に竣工した地上21階・地下4階の合同庁舎6号館のA棟だ。所在地は赤レンガの旧本館とともに千代田区霞が関1-1-1である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 28mm ISO160 ) 露出補正 なし
024_230217031 X900 法務省 Z50 18-140.jpg 24.桜田通りから見た正面(入口)右側部分
桜田通りから見ると法務省旧本館の赤レンガは大きく3っの部分からなっている。写真はその右側(南側)の部分である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.3 1/500秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
025_230217032 X900 法務省 Z50 18-140.jpg 25.桜田通りから見た入り口と中央部分
左の円柱のような塔が2つあるところが入口である。日の丸の旗の後ろ、入口から正面の5っのアーチがある一段高い部分が、ファサードだ。かつての司法大臣の執務室が法務史料展示室及びギャラリーとして、一般に無料公開されている。入口の職員の方に法務資料展示室の見学を申し出たところ、首にかける入館証を渡され、正面の建物中央にある見学者所受付に案内され、手荷物検査を受けた。そして、階段を上がって旧本館建物3階の一番左側(北側)にある資料室入口に案内された。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_230217036 X900 法務省 Z50 18-140.jpg 26.旧本館中央部分
桜田通り側の正面は西側に向いているので日陰になっている。写真を撮っていいところは決められていて、建物の写真は撮っても良いが、撮る場所は決められていた。この写真は門の中に入って撮っているが、正面から右側からは撮影不可になっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_230217039 900 法務省 Z50 18-140.jpg 27.桜田通り
門の中から赤レンガの旧本館を背に桜田通り側(西側)を撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 25mm ISO110 ) 露出補正 なし
028_230217046m X900 〇法務省3F Z50 18-140.jpg 28.復原室(司法の近代化)
職員の方のあとについて3階まで上がり、法務資料展示室に入った。女性の係員の方がいらしたので、写真撮影について聞いてみると資料に近づいて接写することは不可だが、ノーフラッシュで全体を風景のように撮るぶんにはOKとのことだった。ここでは「法典編さんとお雇い外国人」という展示があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO450 ) 露出補正 なし
029_230217049 X900 法務省3F Z50 18-140.jpg 29.特別展示室
次の特別展示室には、明治23年(1890年)から昭和22年(1947年)まで使用されていた法服が展示されていた。写真は弁護士の法服である。法服が黒なのはこれ以上何にも染まらないという「公平の象徴」、胸元にある植物のツタの刺繍は「知識の象徴」を表している。刺繍が紫色は裁判官、赤色が検察官、白色が弁護士である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO2500 ) 露出補正 なし
030_230217057 X900 〇法務省3F Z50 18-140.jpg 30.メッセージギャラリー -1
この部屋では「司法の近代化」「建築の近代化」に焦点を当てた「明治150年」特集展示(赤レンガ棟の建築資料の展示、我が国の司法制度の基盤形成に大きく貢献した先人の紹介、明治期に編纂された法典等貴重な署の展示)があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO1000 ) 露出補正 なし
031_230217063 X900 法務省3F Z50 18-140.jpg 31.メッセージギャラリー -2
ここは「世界の国民の司法参加」と題した展示がされていた。民意を裁判に取り入れようと考えたのが、後に「平民宰相」と呼ばれる原敬だった。司法当局の強硬な反対もあったが、原が1918年に首相となると、流れは変わり、陪審法案が作成され、原の暗殺後の1923年、ついに成立したという。ちなみに日本で最初に陪審制度を提言したのは福沢諭吉で、「西洋事情」書いている。また、福沢は1877年の西南戦争では、西郷隆盛ら薩摩軍を陪審裁判で審理するよう主張したという。裁判に国民が参加することは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアその他多数の国々で広く行われていると示されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO1400 ) 露出補正 なし
032_230217064 X900 務省3F Z50 18-140.jpg 32.裁判員制度の広域キャラクター
検察庁や裁判員制度というとどうしても堅いというイメージが強く、国民にとって近寄りがたい雰囲気がある。そこで,一人でも多くの人に検察庁や裁判員制度に関心を持ってもらい、説明会に参加して欲しいという検察庁職員の思いから考え出されたのが検察広報キャラクター達で、全国の高・地検において自然発生的に次々に誕生した。これは福岡高等検察庁の裁判員制度と書かれたハッピを着た「サイバンインコ」。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO900 ) 露出補正 なし
033_230217065 X900 法務省 Z50 18-140.jpg 33.法務省旧本館ファサード
10時45分、ほんのわずかな時間だったが、資料室を見学して赤レンガ旧本館の外に出た。句会の会場に行く。法務省旧本館の正面からの写真を撮ることができなかった。建物は大きくて全体を撮るには収まりきらない。あとで気が付いたのだが、全体を撮るには桜田通りを渡って道路の反対側から撮る以外になかった。桜田通りは交通量も多く考えつかなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
034_230217067 X900 〇法務省 Z50 18-140.jpg 34.桜田通りを桜田門へ
門を退出し、法務省旧本館に沿って桜田通りを内堀通りの方へ歩く。写真は法務省旧本館の内堀通り寄りの赤レンガだ。法務省旧本館は近代国家体制整備の一環により、司法庁舎として、米沢藩上杉家上屋敷跡地に明治28年に竣工した。ドイツ人建築家によるドイツネオバロック式で、中央部分の5連アーチのあるファサードが特徴だそうだ。ドイツ風の歴史的建造物である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
035_230217071 X900 法務省 Z50 18-140.jpg 35.門
退出した門を振り返る。法務総合研究所、法務図書館、公安審査委員会の看板がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
036_230217073m X900 務省 Z50 18-140.jpg 36.法務省旧本館の南側
門のわきから中央ファサードと南側の棟を見る。その向こうは裁判所の建物だ。法務省旧本館は、昭和20年3月に戦災のため、レンガ壁を残して、屋根や床などが焼失したため、昭和23年から2年あまりで復旧工事を行い、屋根などの形状や材質が一部変更されて、法務省本館として使用されていた。平成3年に復原改修工事が始められ、平成6年に明治時代の創建当時の姿に復原されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f10 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
037_230217080 X900 〇法務省 Z50 18-140.jpg 37.法務省旧本館 法曹会館側
  この3階部分に法務資料展示室とメッセージギャラリーがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 37mm ISO110 ) 露出補正 なし
038_230217081m X900 〇法務省 Z50 18-140.jpg 38.法務省旧本館 法曹会館側の側面 -1
正面からは裏側になる。午前中の光を浴びて建物は映える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし
039_230217085 X900 法務省 Z50 18-140.jpg 39.法務省旧本館 法曹会館側の側面 -2
旧本館に沿って内堀通りを進む。内堀通りを日比谷公園の祝田門から公園の中に入って、松本楼、京橋の欄干柱を見ながら西幸門を出て、句会の会場に向かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 96mm ISO100 ) 露出補正 なし
040_230217119 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 40.午後の法務省旧本館
3時少し前に川柳の句会が終わった。午前中は光が当たらなかったので午後の赤レンガを見たいと思い、再挑戦することにした。午前中と同じルートを歩いていく。お日さまはもう傾きかけていた。囲いがあるのでカメラを頭の上に掲げて撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
041_230217121 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 41.午後の日を受けるファサード -1
午前中とは違った印象があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
042_230217125t X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 42.午後の日を受けるファサード -2
門の前を通り過ぎてお濠の方へ寄ったところから撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
043_230217127 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 43.午後の日を受けるファサード -3
資料室でいただいたガイドブックには、「明治政府は諸外国との条約改正に先立ち、近代国家としての体制を整えるため、明治19年(1886年)に西洋式の見地奥による官庁集中計画に着手しました。日本が欧米諸国と肩を並べられる内容と法制度を持った国であることを示すために、建築物ほど視覚的にアピールするものはないと考えたのでした。そして、その計画案策定のために、ドイツの高名な建築家で、共同の建築事務所を開いていたエンデとベックマンを招聘しました。」と説明されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 なし
044_230217130 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 44.午後の日を受けるファサード -4
北側へ回ってみると、西日を浴びた正面全体を映しこむことができた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 38mm ISO110 ) 露出補正 なし
045_230217134 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 45.法務省旧本館 北面
内堀通りを右へ、日比谷公園の方へ曲がる。この先右側に法曹会館がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 27mm ISO110 ) 露出補正 なし
046_230217135 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 46.桜田通りから -1
振り返ると桜田門が見えたので、ちょっと寄ってみることにした。交差点をお堀の方へ渡る。そこから見た赤レンガだ。どう撮れるかわからないが、桜田通りを警視庁の方に戻って、法務省旧本館を正面から撮ってみるべきだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
047_230217136 X900 〇法務省午後 Z50 18-140.jpg 47.桜田通りから -2
赤レンガの北側を撮った。ここの3階に法務史料展示室があった。このあと、桜田門を見て、戻って再び日比谷公園に入り、内幸町から都営三田線に乗った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 76mm ISO160 ) 露出補正 なし

2023年1月25日

にっぽん丸 出港 横浜 大さん橋 2022年12月15日

昨年の12月15日、突然に娘夫婦から電話がかかってきて、横浜の大さん橋で「にっぽん丸」という船の出港を見に行って、中華街ででも食事をしないかと電話がかかってきた。老夫婦に大した用事があるわけではなく、二つ返事で現地で待ち合わせしようと承諾した。
 にっぽん丸は16時50分に出港するというので、少し早めに桜木町駅からタクシーに乗って、大さん橋に向かった。すぐに娘たちと合流することができた。
 にっぽん丸は大さん橋の海に向かって右側の係船岸に停泊していた。クィーンエリザベスⅡが 70,327総トン、飛鳥Ⅱが 50,444トンであるのに比べ、現在3代目であるにっぽん丸は 22,472トンとやや小さな客船である。しかし、全長は166.65mもある立派な船だ。
 2代目にっぽん丸に代わる客船として、3代目のにっぽん丸は、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造され、同年9月27日に竣工している。2020年2月〜4月に第2回大改装が行われた。商船三井が所有し、商船三井船舶が運航している。
 16時50分出港と聞いていたが少し遅れ、にっぽん丸が大さん橋を離岸し始めたのは午後5時だった。  向きをベイブリッジの方に向けてゆっくり進んでいくにっぽん丸を見送って、大さん橋を後にし、中華街へ向かった。

000_221215083 X700 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg
「モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅」出港するにっぽん丸
 2022年12月15日 横浜港大さん橋

001_221215002 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 1.にっぽん丸 船尾
大さん橋のウッド・デッキに上がると、海に向かって右側ににっぽん丸が停泊していた。船尾から見ていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_221215008 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 2.にっぽん丸 赤い煙突
赤い煙突が象徴的だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_221215018 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 3.にっぽん丸 左舷
にっぽん丸は最近の客船としてはそれほど大型ではないが、全長167mある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_221215022 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 4.水陸両用バスとベイブリッジ
大さん橋の左の方から水陸両用バスが海の上を進んできた。水陸両用車は、水上、陸上共に走行が可能な自動車である。渡河・上陸作戦に使われる軍用車両のほか、民生用でも観光や趣味に利用されるが、2016年からは、日の丸自動車興業株式会社が横浜港で 水上を走るバス=スカイダック を展開している。 「スカイダック横浜 みなとハイカラコース」と称し、日本丸(帆船の日本丸)メモリアルパーク発で、所要時間は約 50 ~ 60分。料金は大人で3,500円だそうだ。。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_221215024 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 5.にっぽん丸 全景
船首から船尾まで映しこんでみた。左手に氷川丸と新しくなったマリンタワーが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_221215032 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 6.上層階の船室
にっぽん丸の客室には、スィートルーム、デラックスルーム、スタンダードルームがあり、デッキのある上層階の客室はスィートルーム、デラックスルームで、当然料金も高い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_221215033 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 7.ステートルーム
1階はスタンダード・ステートになっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_221215036 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 8.モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅〜
同じ桟橋のにっぽん丸の後ろ側に停泊していたロイヤル・ウイング という、大さん橋を拠点として営業しているエンターテイメント・レストラン船に、ピントを合わせて撮った写真だったが、48日間の3年ぶりの外国をめぐるクルーズであるにっぽん丸を見送る人たちの振るモーリシャスの国旗を見て、そちらのことが気になった。モーリシャスの国旗は、1968年の独立時に採用された横4色旗。フランス語でLes Quatre Bandes、「四本の線」という別称もあるそうだ。赤は自由と独立の為の戦い、青はインド洋、黄は独立による新たな光、緑はモーリシャスの一年を通した農業の色を表すという。wikipediaによると、1638年にオランダがインド航路の補給地として植民を開始した。しかし植民地経営は上手くゆかず、1710年にオランダはモーリシャスから完全に撤退した。オランダがモーリシャスから撤退すると、近隣のレユニオン島を植民地化していたフランスがさっそく再植民を計画し、1715年にモーリシャスを占領して、フランス島と名付けた。しかし、1810年にイギリスに占領され、1814年には正式にイギリス領となり、島名は旧名のモーリシャスに戻された。だが、イギリスはモーリシャスの統治体制に手をつけず、本国からの移住も行われなかったので、島の支配階級であったフランス人大農園主はそのまま島に残り、言語的にも英語よりフランス語が主に話される状況は続いたという。1968年に英連邦王国として独立を達成したモーリシャス共和国の首都は、ポートルイスと定められている。また、インド洋のマスカレン諸島に位置する共和国ながら、アフリカの国家の1つに数えられている。民族構成は多様だが、19世紀にサトウキビ農園の労働力として移入されたインド系住民が過半数を占める。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_221215047 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 9.出向のドラ
午後4時半になった。間もなく出港である。船員さんがドラを鳴らしてデッキを歩く。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし
010_221215058 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 10.「ゆたかクル蔵さん」
後で調べて分かったことだが、このキャラクターは1984年創業の日本で最初のクルーズ専門旅行会社「ゆたか倶楽部」の公式キャラクター「ゆたかクル蔵さん」という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_221215064 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 11.出港セレモニー ブラスバンド -1
設けられたステージで、4時35分ごろからブラスバンドの演奏が始まった。「聖者の行進」はなかなか良い演奏だったと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_221215065 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 12.乗船客の皆さん -1
いよいよ出港の時間が近くなってきた。予定では、1月31日に横浜に帰ってくるが、クリスマス・イブにシンガポールに入港する。モルディブの首都マーレを大晦日に出港し、モーリシャスのポートルイスに1月5日に入港する。洋上で元旦を迎えるわけだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_221215071 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 13.出港セレモニー ブラスバンド -2
16時42分、ブラスバンドの演奏はまだ続いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO2500 ) 露出補正 なし
015_221215083 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 14.乗船客の皆さん -2
大勢の乗船客がデッキへ出てきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_221215094 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 15.船首とベイブリッジ
16時50分になった。大分暗くなってくる。後で調べたところ、横浜の12月15日の日没時間は16時30分だった。写真を撮るには一番良い時間である。船首に張られた万国旗とベイブリッジを入れて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_221215095 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 16.舫い綱(もやいづな)
暗くなってきた。中ほどに留められている舫い綱(船を繋ぎ止めている綱)のポラード(係船柱)の傍に係員が立った。いよいよ出港である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_221215099 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 17.乗船タラップ
乗船タラップが外される。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_221215102 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 18.船首のもやい綱
船首のもやい綱は舳綱(へづな)という。その舳綱が解かれようとしている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
019_221215106 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 19.出港
長い汽笛が3回鳴らされた。いよいよ出港だ。舳綱が解かれた。時刻は17時だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/30秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_221215111 X900 〇日本丸出航 ロイヤルウィング 大桟橋 G7X.jpg 20.先に行くロイヤル・ウイング
にっぽん丸の出航が少し遅れたのは、ディナー・クルーズのロイヤル・ウィング号が先に出港したからかもしれない。ロイヤル・ウィングの旧船名は「くれない丸」で、元は関西汽船の阪神・別府航路を代表するクルーズ客船であった。2,876 トンで、全長は86.70 mある。1960年2月27日に竣工し、関西汽船で1960年3月6日に就航している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/125秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_221215126 X900 〇日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 21.離岸 -1
17時10分、にっぽん丸は大さん橋を離岸した。シャッター・スピードも手持ちでは厳しくなってくる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_221215131 X900 〇日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 22.離岸 -2
すっかり暗くなってしまった。にっぽん丸は大さん橋を離れていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/20秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_221215133 X900 日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 23.離岸 -3 面舵(おもかじ)
赤い煙突を照らす明かりと船内に点る明かりが幻想的だ。にっぽん丸はゆっくりと船首を右に、ベイブリッジに向けて進む。航海の無事を祈る。Bon Voyage!

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_221215138 X900 〇みなとみらい 大桟橋より G7X.jpg 24.みなとみらい
にっぽん丸を見送った後、大さん橋のにっぽん丸が停泊してしていた桟橋と反対側のデッキに出てみた。対岸には赤レンガ倉庫が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_221215150 X900 〇横浜中華街 G7X.jpg 25.中華街
娘たちと4人で中華街へ。中華街もコロナで苦しかったようだが、人出も大分回復しているように見える。急に出かけることになったが、楽しい時間を過ごすことができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし

2023年1月21日

北の丸公園 紅葉 ② 2022年12月2日

北の丸公園を一回りしたように思っていたが、実は西側の池の周りを周っただけで出発点に戻ってきた。どうしようかと考えたが、九段下に出て地下鉄に乗ろうと思い、案内板を見て歩き出した。 北の丸公園の真ん中を通る、やや広い道に出る。正面に科学技術館を見て、右手に北桔門があるところを左へ、日本武道館、田安門の方へ向った。
 左(西側)に千鳥ヶ淵、右(東側)に牛が淵の濠の間の堤を渡ると靖国通りだ。高燈篭(常燈明台)や品川弥二郎、大山巌の像を見て、靖国通りの向こう側の木立の上に大きな鳥居と日の丸の旗がみえた。
 まだ行ってみたいところもあったが、今日はこの辺にしておこうと、帰路につく。靖国通りを東に下っていき、東京メトロの九段下駅に下りた。

000_221202346 X700 〇北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg
田安門 2022年12月2日 北の丸公園

063_221202293 X900 〇北の丸公園 北桔橋方面 Z50 Z18-140.jpg 63.北桔門方面
正面に科学技術庁が見えるところを右に出ると北桔橋門(きたはねばしもん)になる。北桔橋門は、東の 平川濠と西の乾濠を分ける土橋になっているところで、江戸城天守台北側と北の丸方面をつなぐ城門である。昨年(2022年)の春に皇居東御苑へ来た折に、御苑の側から北桔橋門を見た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 46mm ISO125 ) 露出補正 なし
064_221202305 X900 〇北の丸公園 フヨウ Z50 Z18-140.jpg 64.フヨウ(芙蓉)の紅葉
フヨウの葉が半分黄色く紅葉している。フヨウは7-10月初めにかけてピンクや白で直径10-15cm程度の花をつける。写真に見えるのは果実だ。花のあとから球形の果実が実り、熟すと五裂する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 67mm ISO220 ) 露出補正 なし
065_221202308 X900 〇北の丸公園 コブシ Z50 Z18-140.jpg 65.コブシ(辛夷)の冬芽
コブシは早春に、葉が展開する前に、他の木々に先駆けて白い大きな花をつける。冬を越すために毛に覆われた冬芽を付け、成長をとめて休眠し、春になるとその冬芽を割ってつぼみが出てくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
066_221202314 X900 北の丸公園 コブシ Z50 Z18-140.jpg 66.コブシの木
コブシはモクレン科モクレン属に属する落葉高木の1種で紅葉する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
067_221202318 X900 〇北の丸公園 ボケ Z50 Z18-140.jpg 67.ボケ(木瓜) -1
駐車場のある北の丸休憩所の近くへ来た。ボケの花が咲いている。もう少し経てば、自宅近くの保土谷公園で真っ赤なボケの花が見られると思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 75mm ISO250 ) 露出補正 なし
068_221202319 X900 〇北の丸公園 ボケ Z50 Z18-140.jpg 68.ボケ(木瓜) -2
このボケは白い花と、白とピンクの絞りの花をつけている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
069_221202325 X900 北の丸公園 ベルベットセージ Z50 Z18-140.jpg 69.アメジストセージ
天然石のアメジスト(紫水晶)に花色が似ていることからその名が付いたそうだ。また、メキシコから中米原産のシソ科の植物で、メキシカンブッシュセージとも呼ばれる。もこもこした質感の花に見える紫色の部分は「ガク」である。花は「ガク」から飛び出すように咲き、この写真だと白い部分が花である。初めて見る花だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
070_221202330 X900 北の丸公園 日本武道館 Z50 Z18-140.jpg 70.日本武道館
日本武道館が近くなってきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
071_221202334 X900 北の丸公園 田安門 ツバキ Z50 Z18-140.jpg 71.ツバキ
日本武道館の傍に白にピンクの絞りが入ったツバキの花が咲いていた。白い椿の品種も多いようだが、品種名まではわからない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
072_221202337 X900 北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg 72.田安門 櫓門
田安門に出た。wkipediaによれば、北に面する高麗門と西側に直角に位置する櫓門からなる桝形門である。1961年(昭和36年)に「旧江戸城田安門」として国の重要文化財(建造物)に指定されている。立派な門だ。田安門は、創建年代は明らかではないが、高麗門の扉の吊り金具に残された刻銘から、1636年(寛永13年)に建てられたものと考えられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
073_221202340 X900 北の丸公園 田安門 弥生慰霊堂 Z50 Z18-140.jpg 73.弥生慰霊堂 参道入り口 -1
弥生慰霊堂は、かつては弥生神社・弥生廟と言った警視庁及び東京消防庁の殉職者を祀る慰霊施設である。wikipediaによれば、神社建築に近いもので、社殿は拝殿と本殿からなり、本殿は神明造の屋根であるが千木・堅魚木がない。現在でも鞭懸(神明造の破風にある8本の棒)が残っている。拝殿は吹き抜けで土間となっている。参道入口には狛犬のようなものがあり、また本殿正面の脇には燈籠があるなど、全体的に神社だった頃の面影を漂わせている。境内には「御野立所記念碑」がある。写真は参道にある階段左側の狛犬の「うん」。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 28mm ISO220 ) 露出補正 なし
074_221202342 X900 〇北の丸公園 田安門 弥生慰霊堂 Z50 Z18-140.jpg 74.弥生慰霊堂 参道入り口 -2
1881年(明治14年)ごろから、警察・消防殉職者のための警視庁招魂社創建の議が唱えられ、1885年(明治18年)10月7日に「弥生神社」が創建されたそうだ。こちらは「あ」の狛犬。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
075_221202349 X900 北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg 75.田安門 高麗門
田安門の高麗門を出て靖国通り側に出る。北の丸公園の入り口である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 24mm ISO110 ) 露出補正 なし
076_221202351 X900 北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg 76.高燈篭(常燈明台)
1871年(明治4年)に靖国神社の灯籠として奉納されたもので、高台に設けられていたため東京湾の漁船の目印になったといわれる。建設当時の東京の人たちにとって、新しく出来た天皇の政府の力を見せつける、新江戸タワーだった。はじめは九段坂をのぼった右側にあったが、道路改修にあたり現在地に移したそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f8 1/500秒 41mm ISO110 ) 露出補正 なし
077_221202355 X900 〇北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg 77.九段坂公園
田安門を出て、濠を渡ると靖国通りになるが、その手前が九段坂公園になっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 61mm ISO400 ) 露出補正 なし
078_221202361 X900 北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg 78.九段坂公園 品川弥二郎像
品川弥二郎は、天保14年(1843年) 長州の足軽の家に生まれ、身分は低かったが、吉田松陰の松下村塾に入門して尊皇攘夷運動に参加することにより、幕末・維新の外交に重要な役割を演じる人物となった。文久時代には高杉晋作の英国公使館焼き討ちにも参加しているが、藩代表となった高杉が外国艦隊と和睦したことを知って憤り、高杉と敵対したこともある。明治後は子爵・内務大臣まで務めた。この像は明治40年(1907年)に設置された。高村光雲が監督し、本山白雲が原型を作成し、平塚駒次郎が鋳造した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 29mm ISO110 ) 露出補正 なし
079_221202363 X900 北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg 79.九段坂公園 大山巌像 -1
大正8年(1919年)11月3日の建設。原型作者は北の丸公園の北白川宮能久親王騎馬銅像を制作した新海竹太郎。建設委員長に陸軍大将井口省吾、ほか現役、予備役将校、実業家、地方有志だそうだ。工費は9万5373円81銭。この像は昭和23年(1948年)にGHQ一に時撤去され東京都美術館に預けられたのち、昭和44年(1969年)に現在地へ移されたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
080_221202364 X900 北の丸公園 田安門 Z50 Z18-140.jpg 80.九段坂公園 大山巌像 -2
大山巌は天保13年(1842年)の生まれで薩摩藩出身。元帥陸軍大将日露戦争では陸軍司令官、初代の陸軍大臣となった。その後参謀総長、内務大臣を勤め元老となっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 67mm ISO200 ) 露出補正 なし
081_221202366 X900 北の丸公園 田安門 柿 Z50 Z18-140.jpg 81.九段坂公園 柿の実 -1
柿の実がなっていた。とてもうまそうな柿に思えるが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
082_221202369 X900 〇北の丸公園 田安門 柿 Z50 Z18-140.jpg 82.九段坂公園 柿の実 -2
田安門の櫓を背景に柿の実も季節を告げる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6 1/500秒 105mm ISO220 ) 露出補正 なし
083_221202056 X900 〇靖国神社 G7x.jpg 83.靖国神社の大鳥居
靖国通りの向こう側に、木立の中の靖国神社大鳥居と、たなびく日の丸の旗が見えた。この靖国神社第一鳥居は、大正10年に日本一の大鳥居として誕生し、「空をつくよな大鳥居」と親しまれた。昭和18年、老朽化のために取り去られていたが、戦友・崇敬者により昭和49年再建された。最新技術の耐候性鋼で作られ、柱の高さは25m、直径2.5m、上の横木である笠木(かさぎ)は長さ34m、直径2.7m、重さは100トンという、日本最高、最大級の大鳥居という。九段坂公園を後に靖国通りを下り、東京メトロの九段下駅に出た。半蔵門線で渋谷へ、渋谷から東横線で横浜へ戻ってきた。横浜高島屋の8階に上がり、遅めの昼食にした。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 22mm ISO125 ) 露出補正 なし

2020年8月 6日

梅雨明けやらぬ 箱根湿性花園(3・終) 7月22日

もう、ひと周りしてこようと、再び仙石原湿性植生復元区に向かって歩く。だいぶ散策する人が多くなってきた。
 また、キアゲハがコオニユリの花に飛来している。どのキアゲハも傷のない美しい個体だ。観察路を歩く人たちにも、翔を開いてスマホで撮らせている。
 仙石原湿性植生復元区では、午前中はヌマトラノオの白い花で吸蜜するチョウが多かったが、午後1時を過ぎて、黄色いカセンソウに来るチョウが多くなった。園内を歩くグループは、暑いのにみなさんマスクをしていらっしゃる。私はマスクも汗びっしょりになってしまい、外したいが、我慢して付けていた。
 午後1時半に、箱根湿性花園を退出し、前回来た時と同じく、駐車場の前で40年以上にわたり営業しているという「湿性茶屋」という蕎麦屋に寄り、とろろそばで昼食にした。
 帰り道は渋滞もなく、自宅まで1時間ちょっとで帰り着くことが出来た。天候を気にしながらの決行だったが、目的としたチョウは一応撮影ができ、ラッキーな1日だったと思う。

42_200722273 X800 RX10M4.jpg 42.キアゲハとコオニユリ -4
チョウも花も新鮮で生き生きしている。このキアゲハは♀のようだ。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
43_200722279 X800 RX10M4.jpg 43.キアゲハとコオニユリ -5
前の写真と同じ個体。見栄えがする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
44_200722288t X800 RX10M4.jpg 44.キアゲハとコオニユリ -6
少し引いて、湿原とその向こうを散策する人を写し込んだ。紫色のコバギボウシが咲き始めている。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
45_200722293 X800 RX10M4.jpg 45.キアゲハとコオニユリ -7
開翅するのをを待っていたら、その間に写し込みたかった人たちは通り過ぎてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
46_200722303 X800 RX10M4.jpg 46.キアゲハとコオニユリ -8
裏面も良い。キアゲハは世界中に広く分布し、ヨーロッパでは大型のチョウが少ないので人気があるそうだ。 チョウをテーマにした郵便切手にも多く描かれている。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 36mm ISO100 ) 露出補正 なし
47_200722315 X800 RX10M4.jpg 47.ミヤマカラスシジミ -3
撮った時はミヤマカラスシジミに間違いないと思っていたが、後でモニターで見ると、裏面の外縁の内側にある、細く破線状につながった白い紋が、この個体では全く見られない。擦れているのだが、ここまで剥げ落ちるのだろうか? 「梅雨明けやらぬ 箱根湿性花園(1)」の写真7.8.を参照。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO400 ) 露出補正 なし
48_200722320 X800 RX10M4.jpg 48.ミヤマカラスシジミ -4
前の 47.と同じ個体。左側裏面にも破線状につながった白い紋はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO320 ) 露出補正 なし
49_200722324 X800 RX10M4.jpg 49.コキマダラセセリ♀ -3
ヒメキマダラセセリとよく似るが、分布域はコキマダラセセリの方が狭い。草地の管理放棄などによる環境の悪化が生息地を限定させているというが、ここは環境が良いのだろう。この個体も♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO320 ) 露出補正 なし
50_200722333 X800 RX10M4.jpg 50.キアゲハとコオニユリ -9
また、キアゲハが登場した。散策路のすぐそばに咲くコオニユリに来たので、観光客のかたがたがスマホで撮影しようとされていた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
51_200722346t X800 RX10M4.jpg 51.キアゲハとコオニユリ -10
ひょっとしたら前に撮った個体かもしれない。いつもは翅の傷を見て確認することがあるが、この日、現れたキアゲハはすべてきれいな個体だった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
52_200722348 X800 RX10M4.jpg 52.カセンソウに来たモンキチョウ -1
活発に飛び回ってはカセンソウの花に止まって吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 132mm ISO100 ) 露出補正 なし
53_200722356 X800 RX10M4.jpg 53.オオウラギンスジヒョウモン♂ -12
オオウラギンスジヒョウモンの写真をしっかり撮っておこうと思い、チャンスを待った。少し鱗粉が落ちているがまずまずの個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 114mm ISO100 ) 露出補正 なし
54_200722361 X800  RX10M4.jpg 54.カセンソウに来たモンキチョウ -2
日の丸構図ながら、良い写真が撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 170mm ISO100 ) 露出補正 なし
55_200722368 X800 RX10M4.jpg 55.オオウラギンスジヒョウモンと花を観察する人たち -1
手前にカセンソウに止まっているオオウラギンスジヒョウモンがいる。園内を歩く人たちは、皆さん、しっかりマスクをされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
56_200722369 X800 RX10M4.jpg 56.オオウラギンスジヒョウモン♂ 2頭
例年のことだが、ここはオオウラギンスジヒョウモンの個体数は多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
57_200722376t X800 RX10M4.jpg 57.オオウラギンスジヒョウモンの広い世界 -1
カセンソウが咲き乱れる仙石原湿性植生復元区を自由に飛び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
58_200722384t X800 RX10M4.jpg 58.オオウラギンスジヒョウモンの広い世界 -2
ここは海抜650m。台ヶ岳(1,045m)、箱根最高峰の神山(1,438m ここからは見えない)方面の山々も雲がとれ、青空が見える。右側(南西方向)が芦ノ湖だ。この原っぱにいったいどれくらいの数のオオウラギンスジヒョウモンがいるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
59_200722393tm X800 RX10M4.jpg 59.オオウラギンスジヒョウモンと花を観察する人たち -2
午後1時過ぎ、観光客の姿も多くなった。ピントは手前のオオウラギンスジヒョウモンに合っている。気に入ったショットになった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
60_200722407 X800 RX10M4.jpg 60.オオウラギンヒョウモン♀ -4
♂に比べて、♀は新鮮な個体が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
61_200722413 X800 RX10M4.jpg 61.オオウラギンヒョウモン♀ -5
前の写真と同じ個体。左側の翅も、擦れも傷もなくきれいな個体だった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
62_200722421 X800 RX10M4.jpg 62.キキョウ 桔梗
園内には桔梗が咲き始めていた。wikipediaによれば、秋の花のイメージが強いが、実際の開花時期は六月中旬の梅雨頃から始まり、夏を通じて初秋の九月頃までである。つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて星型の花を咲かせる。雌雄同花だが雄性先熟  であり、まず雄しべが成熟して花粉が出て(雄花期)、その後に雌しべが開き柱頭が受粉可能になるのだという。舞岡公園では桔梗にもキアゲハが飛来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO500 ) 露出補正 なし


2018年4月22日

2泊3日で山陰山陽を周遊(4) 出雲大社 3月30日

2日目、足立美術館の次は出雲大社だ。国道9号線、山陰道を走って、出雲大社までは1時間ちょっとかかった。出雲大社が近くなると、青空にはためく大きな日の丸の旗が見えてきた。バスは一の鳥居をくぐって、神門通りを少し走り、二の鳥居の前から左に入って、駐車場に入った。駐車場の場所は、もう参道も終わるところで、すぐ境内になる。駐車場の前にある土産物屋さんの女性が出雲大社の神楽殿、拝殿、御本殿などを案内してくれた。
​   バスガイドさんの説明によれば、伊勢神宮は誕生の入り口であり、出雲大社は黄泉の国の入り口だそうだ。出雲大社は「いずもおおやしろ」といわれる。
 出雲大社は大国主大神​が祀られている。国宝である現在の御本殿は1744年に造営され、これまで3度の遷宮が行われてきたが、平成20年から60年ぶりとなる「平成の大遷宮」が行われてい​る​。遷宮とは、御神体や御神座を本来あったところから移し、社殿を修造し、再び御神体にお還りいただくこと​だそうだが、その意味には諸説あり、木造建築の建物を維持していくため​、​社殿の建築など様々な技術を継承していくため​、また、​神社は清浄であることが必要で、そのために遷宮を行う(神の力がリフレッシュされる)​などと言われているそうだ。
​ ​ ​ 平成20年4月に、御祭神である大国主大神が御本殿から御仮殿​となる拝殿​に御遷座される「仮殿遷座祭」が執り行われた。そして翌21年から、御本殿のみならず摂社・末社も、修造工事が進められてき​ている​。平成25年5月10日には、大国主大神が修造の終わった御本殿にお還りになる「本殿遷座祭」が執り行われ​たという。そして、平成28年3月には境内境外の全ての社殿の修造遷宮が完了、第2期事業として​平成28年​4月以降は重要文化財の会所の修造をはじめ、出雲大社と密接な関係を持つ国造家鎮守社8社他の修造や文化財等を展示するための宝物殿の改修等が行われ​ている​。
​  出雲大社では、松の参道も歩いてみたかったし、門前町であるお宮通りや神門通りも歩きたかった。竹内まりやの実家という「竹野屋旅館」も見たかったが、そんな余裕はなかった。

57.​​​​​​旧JR大社駅 車窓から
大社線 廃止に伴い1990年4月1日に廃止となった​旧JR大社駅の前を通った​。 ​この旧大社駅は​ 2004年(平成16年)重要文化財に指定され​、​2009年(平成21年)2月6日 - 近代化産業遺産に認定され​ている​。 バスはさらに神門通りを走り、右手に 一畑電車出雲大社前駅が見えてきた。​

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.日の丸の旗
バスの中からも見えていた日の丸の旗は神楽殿の前に立てられていた。 旗の大きさは縦9m×横13.6m(畳75畳分)掲揚塔の高さは47mだそうだ。青空にはためく日の丸は子供のころに見た切手を思い出す。それは、1951年(昭和26)9月のサンフランシスコ平和条約調印の8円の記念切手だった。1951年のサンフランシスコでの平和条約で日本は自他共に独立国として再出発したのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 62mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.神楽殿
駐車場から境内のほうへ進むと、良く映像で見る大注連縄がある神楽殿があった。さすがに大きい注連縄だ。建物は昭和56年に造られた。祭典、祈願、結婚式が行われる。大広間は270畳もあるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.自衛消防団車
可愛らしい軽自動車の消防車があった。これは出雲大社の自衛消防団のものらしい。 出雲大社は昭和53年5月に拝殿や八足門など8棟を全半焼する火災が起きた。この火災を機に、出雲大社は自衛消防隊を整備したという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.松の参道
四の鳥居の前に来る。右に松の参道、左に拝殿がある。一の鳥居のある神門通りから始まり、二の鳥居のある勢溜から参道が始まる。そして、三の鳥居から、ここ四の鳥居まで松の参道が続く。松の参道は三つに分かれていて、写真に見える松の内側は神様の通る道であり、柵が置かれ通れないようになっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
62.四の鳥居
四の鳥居は銅鳥居と呼ばれる。出雲大社には材質の異なる四つの鳥居がある。一の鳥居は石(コンクリート)、二の鳥居が木、三の鳥居が鉄、そしてこの四の鳥居が銅だ。四の鳥居をくぐると、左手に拝殿、奥に八足門、その向こうにご本殿がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
63.拝殿
先に記したように、平成20年から60年ぶりとなる「平成の大遷宮」が行われてい​る​。 そのため、平成20年4月に、祭神である大国主大神が御本殿から御仮殿​となるこの拝殿​に遷座された。そして、 平成25年5月10日には、大国主大神が修造の終わり、拝殿から御本殿にお還りになる「本殿遷座祭」が執り行われ​たという。拝殿はその間、仮の御本殿だった。この拝殿は、昭和34年に総ヒノキ造りで再建されたものだそうだ。前の62.の写真のように銅鳥居の下の中央に立つと拝殿は左にずれている。これは御本殿の屋根を拝することができるよう配慮されているのだという。注連縄は神楽殿のほうが立派なようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
64.八足門と御本殿の屋根
拝殿の奥に八足門がある。八足門は、 推定1667年に創建され、2004年7月6日に重要文化財として登録されている。 八足門は拝殿の奥に位置し、八足門の内側が出雲大社の御本殿である。すなわち御祭神である「大国主大神」がご鎮座されている。通常は八足門の奥には入ることはできまない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.回廊
八足門の回廊は、その正面の西側と東側にある。これは東側の回廊だ。 一般的に回廊とは、神社などで中庭を囲むように巡らされた屋根付きの廊下だが、八足門の回廊は、その正面の西・東側のみにある。つまり、西側回廊と東側廻廊の奥には廻廊の代わりに木製の瑞垣という垣根が張り巡らされ、この瑞垣が八足門の内側にある御本殿をはじめとした社殿群を取り囲んでいるという。 回廊は1667年寛文年間に造営されており、現在観ることのできる姿は1744年の延享年間に執り行われた御本殿の造営時に解体移築したものであると考えられているそうだ。回廊も重要文化財である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.八足門
八足門の造りとして、屋根は二重繁垂木で組まれており、組手は一手先の出組、その上に支輪が見える。門の鴨居部分の上部には、左甚五郎作の瑞獣(「瑞獣」とは、吉兆として現れる霊妙な獣をいう)と流水紋などの美しい彫刻を見ることができる。八足門の内側は一切、撮影が禁止になっていて、看守さんが立っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.仮拝殿
ご本殿修造期間中に 拝殿が 御仮殿となっていた間、 拝殿の西側に新規にこの仮の拝殿を作って対応していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.巨大な柱の跡 八足門の前
これは平成12年から13年の間に行われた出雲大社境内遺跡の発掘調査で、杉の大木3本を1組で括りつけた巨大な1本の柱が発見されたが、すなわちこの柱が過去において、この八足門前の床の下に埋まっていたと言うことを示しているものなのだそうだ。 この巨大な柱の発見によって「48メートルの巨大神殿は実在した」と言う、確証に行き着くことになったという。 出雲大社の宮司家には、古い時代から伝わる「金輪御造営差図(かなわのごぞうえいさしず)」という、平面設計図があるそうだ。 そしてその絵図面では、3本の巨大な柱を金輪で束ねて、それを「直径3メートルの巨大な1本の柱」として、その柱の上に「大社造り」で「神殿」を造る設計になっているのだそうだ。この巨大な柱の直径は、約3mにもなり、この八足門前だけではなく、合計で3ヵ所も境内で発見されている。(出雲大社・御朱印というサイトを参照した)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
69.御本殿と屋根
御本殿は大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式である。現在の御本殿は高さ24mで延享元年(1744年)に3年半の歳月をかけて完成した。68.で記したように古くは倍の48mの御本殿が建っていたという。大社造りである出雲大社御本殿の屋根は切妻屋根で、上から下へ優美な曲線を描いているのが特徴であり、これは中国大陸文化の影響で、後世に変化したものだそうだ。屋根は茅葺きで、雪が積もるのを避けるために傾斜はかなり急につくられているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
70.カワラヒワ
境内に見たことのない野鳥が飛んできた。帰ってきてから調べてみると、カワラヒワのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f4 1/500秒 203mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
71.神楽殿の額
神楽殿に大きな額が掛かっていた。右から神光満殿(しんこうまんでん)と読み、神の光で満ち足りていることという意味だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影( f2.8 1/500秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
72. 神楽殿のステンドグラス
また、神社建築には珍しく神楽殿の正面破風の装飾にステンドグラスが使われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/250秒 81mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
73.千家国造館
そろそろバスに戻る時間がくるので、駐車場のほうへ歩いていく。途中に千家国造館があった。 天穂日命 以来代々出雲大社に奉仕される出雲國造がお住まいになるのが國造館である。同館のなかの書院は明治45年に大正天皇が出雲大社御参拝の折り、行幸を仰いだ部屋で、その後も各宮殿下がしばしば来られたという。また國造館を語るうえで忘れてはならないのが斎火殿 (新しく火鑽・ひきりできった神聖な清い火の御火所 )という。ところで 出雲大社の権宮司・千家国麿氏と結婚された高円宮典子様とは別居状態と伝えられるが・・・

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
74.桜と日章旗
出雲大社の桜も数は少なかったが、満開だった。澄み切った青空と大きな日の丸と桜の花は最高の取り合わせであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/1000秒 56mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年3月13日

河口湖へ1泊2日のドライブ旅行(1) 富士山本宮浅間大社、白糸の滝 3月3日

いつもご一緒する友人夫妻から、河口湖の「富士ビューホテル」がとれたのでドライブしようとお誘いをいただいた。春には、いま少し間があるが、天気が良ければ雪をかぶった富士山がきれいである。幸い、前日降った雨も上がり、良い天気となった。前の日は忍野八海あたりで雪が降ったとの知らせもあったが、この様子なら道路は問題ない。
 河口湖までなら距離的にもそれほど遠くなく、朝7時半にわたくしたちの家に来ていただくことになった。新東名を新富士宮で下りて、富士山の西側を走る。富士山本宮浅間大社、白糸の滝、田貫湖、朝霧高原、本栖湖展望台、青木ヶ原樹海の中を走って、西湖から河口湖に入った。保土ヶ谷から180kmほどである。ところが、自宅を出発して横浜新道に入るまでが渋滞となってしまった。横浜横須賀道路に入る車がつながっていて、私たちは保土ヶ谷バイパスを八王子方面に行くのだが、その渋滞を抜けるので30分近くかかってしまった。
 「富士ビューホテル」は3万坪の庭園があり、正面(南側)に富士山を仰ぎ、背には河口湖が広がる。ゴルフのショートコースもある。夕食はフランス料理が予約されていたが、さすが箱根の富士屋ホテルのチェーンホテルだけあり、美味しかった。すっきりした甲州の白ワインが良くマッチした。
  翌日のコース取りは特に決められていなかった。河口湖の近くにある「与 勇輝 館」を見て、御室浅間神社に寄り、もうひとつ富士山北口本宮浅間神社を参拝した。昼食は「ほうとう」を食べた。
 さて、そこからどうやって帰ろうか迷ったが、新しくなった小田原城を見て、西湘バイパスで帰ろうということになった。小田原城の見学を終わって、夕食をどうするかということになったが、一転、二転して、新横浜の近くに新しくできた、今話題の「スシロー」へ行ってみようということになった。途中、少々渋滞もあり、夕方5時半に着いた。広い駐車場に空きはあったが、店内に入るとなんと2時間待ちとのこと。あきらめざるを得ず、保土ヶ谷の自宅まで戻っていただくことになり、途中のコンビニで調達して、サンドウィチ・パーティーとなった。
 2日間の走行距離は342kmだった。

1.富士山本宮浅間大社
10時40分に富士宮の富士山本宮浅間大社に着いた。参拝者は多くなく、すがすがしくお参りができた。浅間大社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地として知られる。境内は広大で、本宮社地で約17,000㎡になるほか、富士山の8合目以上の約385万㎡も社地として所有しているという(wikipedia)。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f10​​​ 1/​320​秒 32mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.楼門​​
これは楼門である。楼門の前にあるのは鉾立石といい、明治以前の春秋の大祭では、神霊を宿した鉾が本宮と山宮の間を往復したが、その神幸の途中の休息時に神鉾を安置した石と説明されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11​​​ 1/​500​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.本殿​​​​
浅間造り(二重楼閣造り)と称し、国の重要文化財である。本殿は慶長9年(1604年)に徳川家康の造営によるものである。宝永地震(宝永4年(1707年))や安政東海地震(嘉永7年11月4日(1854年))などで崩壊した建物もあり、現在は本殿・拝殿・楼門が現存している。(wikipedia)

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.河津桜とヒヨドリ
本殿の右手に桜が咲いていた。河津桜と思う。その花にヒヨドリが来ていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.祈祷殿
本殿の左手にある祈祷殿へ、巫女さんの導きで祈祷を願う人たちが入っていく。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 40mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.第二大鳥居
参拝を終えて駐車場に戻った。そこからはこの大きな第二大鳥居と富士山本宮浅間大社と書かれた石柱と日の丸があり、白い雲と一緒になってわかりにくいが、写真のほぼ中央に白い雪に輝く富士山の頂が見えた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11​​​ 1/​500​秒 31mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.お宮横丁​​
第二大鳥居の前の道路を渡ったところにお宮横丁と称する「富士宮やきそば」の店が7~8軒軒を連ねた横丁があった。「富士宮やきそば」は通称「う宮(うまゃー)」というらしい。富士宮やきそば学会とうたわれている。まちおこし団体だそうだ。4人でそれぞれ違う店からやきそばを買い求め、お宮横丁の中に設けられたテーブルで、それぞれの味を分け合って食べた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 40mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.音止の滝
11時を過ぎた。次は白糸の滝だ。カーナビに白糸の滝と入力し検索するとなんと17か所も出てきてしまい、そこから富士の白糸の滝を選ぶのが煩わしい。そこで白糸の先のすぐそばにある音止の滝を入力した。白糸の滝の土産物屋の駐車場に車を停めて滝の方へ歩いていくと、水が落ちる音が聞こえる。それがこの音止の滝だった。白糸の滝と大地を隔てた東側に位置する。落差約25mを流れ落ちる芝川の本流であり轟音を轟かせていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 48mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.白糸の滝へ下りる
土産物屋が並ぶ道を、白糸の滝を眺めながら降りていく。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250​秒 38mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.白糸の滝 -1
白糸の滝から流れれ落ちた川を渡る「滝見橋」という橋が架かっている。この橋は、橋長39メートル、幅員2.5メートルで、東日本大震災後の3月15日に起こった富士宮での震度6の大きな地震をきっかけに具体的に計画され、風致景観の向上と適切な維持管理などを目的に架け替えられ、2013年12月21日に利用が開始された。その新しい橋の上から撮った。白糸の滝は高さ20m、長さ約150mにわたり馬蹄形に広がる崖面の各所から湧き出した水が、数多くの白い糸を垂らしたように流れ落ちている。全国的にも珍しい湧水から成る滝であり、見事な景観を持つことから、昭和11年(1936年)に国の名勝および天然記念物に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 78mm ISO450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.白糸の滝 -2
白糸の滝は幾筋もの細い滝が幅広く流れ落ちているが、これは一番左に見える最も太く水が落ちるところである。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 46mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.白糸の滝 -3​​
一番左に見える上流につながっている川から流れる滝と、崖面(溶岩断層)からの湧水による無数の滝が並んでいる。水量は毎秒1.5トン。幅約150m、高さ20メートルの崖から絹糸を垂らしたように流れる様子からこの名があるのは言うまでもない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO220​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年1月19日

蝶 自選年間ベスト10 (​10) 2012年

冬は撮れたてのチョウの写真が無く淋しいので、過去に撮った写真の中から、自選した写真を取り出してみている。昨年2月11日に「蝶 自選年間ベスト10 (​9) 2011年」をアップしたがその後滞っていた。
  2012年も相変わらず、1月にグァム島へ行き、4月は神奈川県でギフチョウを求め、5月には南足柄と裏高尾、6月には舞岡公園で平地産のゼフィルスを撮り、前半を過ごした。夏は信州だが、安曇野の烏川渓谷緑地でコムラサキの良い写真が撮れたこと、旧国鉄篠ノ井線の廃線敷でミヤマカラスシジミが撮れたことくらいだろうか?まずは平年並みの1年だった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.オーキッドツリーの花に遊ぶシロオビアゲハ 2012年2月6日 グァム島
この年のグァム島ゴルフツァーは第8回目となった。仲間で10回まではやろうと言っている。前の年と同じところに咲くオーキッドツリーの花にこの年もシロオビアゲハが来ていた。次から次へと花を移り飛び、まるで遊んでいるようだった。オーキッドツリーの花は見上げる高さに咲く。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アセビとギフチョウ 2012年4月9日 神奈川県相模原市
ここではギフチョウは、その時に咲いている花で吸蜜をするが、この年はアセビの花が咲いていた。そのアセビの花に来たモデルに何人ものカメラマンがレンズを向けた。幸い私は良いポジションにいたので、しゃがみ込んでややローアングルで数ショット撮った。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.林道のサカハチチョウ 2012年5月14日 東京都下裏高尾
林道を進んでいくと、開けたところに出た。サカハチチョウがその林道に浸みだした水を吸っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミツバウツギの花とアオバセセリ 2012年5月14日 東京都八王子市
この年は裏高尾ではアオバセセリが撮れなかった。ごご3時、高尾駅の近くまで移動して、やっと撮れた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.白いアカボシゴマダラ 2012年6月4日 横浜市舞岡公園
春型のアカボシゴマダラは白い。初めて見たときは何が飛んでいるのだろうかと思った。この個体は♀だろうと思うが、後翅にうっすらと赤い斑紋が出ていて、なかなかの別嬪さんだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメシジミ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
見事な日の丸構図になってしまったが、反面、アカツメクサとのバランスも良く気に入った1枚である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.テリトリーを守るコムラサキ 2012年7月14日 長野県安曇野 烏川渓谷緑地
渓谷沿いの梢にコムラサキの♂が止まって、睨みをきかせていた。他の♂に侵入させないように我がテリトリーを守っているのだろう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマカラスシジミ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
廃線となった篠ノ井線の線路を撤去した砂利が敷かれた跡を歩いた。両側に咲くいろいろな野の花に蝶が来ている。ミヤマカラスシジミは箱根の湿生花園にもいるが、ここで見た同種は新鮮な個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ルリタテハ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷
今まで撮ってきたルリタテハの写真は越冬した個体のものが多かった。ここで見たルリタテハは、とてもきれいな瑠璃色の帯をしていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.翅を開いて休むクジャクチョウ 2012年7月14日 長野県 旧国鉄篠ノ井線廃線敷 廃線跡の砂利の上は暖かくて、気持ちが良いのだろう。クジャクチョウが翅を開いてくれた。なるべくローアングルにして、上から押さえつける摂り方にならないように配慮した。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.翅が透けるウスバシロチョウ 2012年6月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
ハルジオンの花で吸蜜するウスバシロチョウ。翅が透けてそのハルジオンの花が透けて見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミドリシジミAB型 2012年6月18日 横浜市舞岡公園
舞岡公園のミドリシジミのメスはAB型が比較的多いように思う。羽化したてなのだろうか、とても美しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ウラジャノメ 2012年7月13日 長野県八島が原湿原
地味な蝶だが私は好きだ。金色に縁どられた黒い紋が粋だと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補4.飛び立つモンキアゲハ 2012年8月30日 横浜市舞岡公園
8月はクサギの花が咲き、その花の匂いに誘われて黒いアゲハたちがやってくる。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro F4.5-5.6 
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 300mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段 
;クリックすると大きな写真になります。 補5.ベニヒカゲ 2012年9月3日 長野県池の平湿原
キオンの花でベニヒカゲが吸蜜していた。発生時期的には少し遅く、きれいな個体は♀が多くなっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F9 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補6.キタテハ 2012年10月5日 横浜市舞岡公園
柿の葉に止まる秋型のキタテハ

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 補7.ゴイシシジミ 2012年9月3日 長野県地蔵峠
私が昆虫少年の頃は、ゴイシシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、都内でもいくらでも見ることができたという記憶がある。しかし、最近はまったく見る機会がない。舞岡公園にもいると言われるが、10年以上通っているがまだあったことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段


2016年5月19日

ゴールデン・ウィークの横浜(1) 日本丸の総帆展帆 4月29日

桜木町で日本丸の姿を見るたびに一度帆を張った姿を見てみたいと思っていた。インターネットで調べてみると、4月の29日に総帆展帆が行われることを知った。幸い天候もまあまあなので出かけることにする。総帆展帆(そうはんてんぱん)は午前10時半から帆を張る作業が開始され、11時30分にすべての帆が掲げられる予定。そのあと、満船飾(まんせんしょく)といって国際信号旗を船首から各マストの頂を通して、船尾までつづるように飾る。
 10時20分ごろ日本丸が係留されている 横浜船渠第一号船渠に着いた。
 日本丸の帆は全部で29枚あるそうだ。自動で帆をひろげたり、たたんだりするのではなく、すべて手作業でひろげられる。この作業は訓練を終えて登録されているボランティアの人たちによって行われる。ボランティアは20歳以上40歳未満の健康な方で、全ての訓練に参加可能な方とされていて、男女は問われていない。約2,000人あまりの人が登録されているが、総帆を展帆するためにその中から毎回100人ほどのボランティアの人たちがに参加するそうだ。
 日本丸がすべての帆をひろげる総帆展帆は、その美しい姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれ、4月~11月の間に約12回程度実施されている。
 やがて甲板から号令をかける声が聞こえ、準備体操が始まった。この日は少し強い風が吹いていたが、10時半ちょうどに、3本のマストに白い作業衣を来た人たちが登って行く。一番高いマストは海面から46mあるという。そして、ちょうど1時間で、29枚すべての帆がはためいた。
  横浜みなと博物館・日本丸メモリアルパークのホームページ「帆船日本丸」を参照させていただき、自分で撮った写真を見ながら記述した。

1.第一号ドッグの日本丸
10時20分ごろ日本丸が留められている、ランドマーク・タワーの下にある第一号ドッグについた。まだ、帆は束ねられたままだ。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10.1 1/250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.準備体操
甲板から号令が聞こえてきた。これから作業をする人たちが準備体操を始めたのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 80mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.みなとみらい大観覧車
みなとみらいの大観覧車の時計は10:28 になった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.総帆展帆作業開始
10時半になった。最初の人がマストに登って行く。日本丸は4本マストのバークという船種だそうだ。船首側からフォア、メイン、ミズンと横帆が張られる3本のマストがあり、最後尾のマストはジガーマストという。写真のマストは4本あるマストの船首側から一番前のマストでフォアマストいう。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.次々にマストに登る
そのあとに続いて、多くの作業員の人たちがマストに上がって行く。女性もいるようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ゲルンボード
マストの中央に円盤のようなところが見えるが、これをゲルンボードという。海面から29mあるそうだ。この上に3枚の横帆がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/400秒 48mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.フォアロイヤルスル
いちばん髙いところをロイヤルバックステイといい、そこに張られる帆をロイヤルスルという。一番前のマストのロイヤルスル、即ちフォアロイヤルスルに2人の作業員が取り掛かった。スルとはセイルのことでそれが訛ってスルと呼ばれるそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.フォアアッパーゲルンスル
フォアマストの上から2番目の帆はフォアアッパーゲルンスルと呼ばれる。ロイヤルスルより大きな帆で、6人の人が取り掛かっている。ここで行われている作業は、帆桁に渡り、帆を縛ってあったロープを解く。上から2番目のアッパーゲルンスルと3番目のロワーゲルンスルの縛りの両方を解いていくようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/1000秒 100mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.帆を縛ってあったロープを解く
最後尾のジガーマストを除く3本のマストにはそれぞれ、上からロイヤルスル、アッパーゲルンスル、ロワーゲルンスル、アッパートップスル、ロワートップスル、フォースルの6枚の横帆がある。アッパーゲルンスルとロワーゲルンスル、および、アッパートップスルとロワートップスルは同時に作業が行われている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 34mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.帆を縛ってあったロープを解く作業はそろそろ完了
10時40分過ぎ、そろそろ各帆のロープを解く作業が終わる。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10.5 1/250秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.作業員がマストから降りた
マストの上で作業をしていたボランティア作業員の皆さんが甲板に下り、マストに人がいなくなった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 32mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.縦帆が張られる
一番前に3枚ある三角の縦帆(ステイスル)の最初の1枚が開かれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/400秒 52mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.最初に開いた横帆はロワートップスル
まず、下から2枚目の大きな横帆が開いた。これは甲板上でロープを引いて開いていくようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 32mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ロワートップスルから順次上の帆が開いていく
各マストの下から2番目の横帆が開くと、次にその上のアッパートップスルが開かれていく。甲板からは綱引きのようにロープを引く掛け声が聞こえてくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.アッパートップスル開く
フォアマスト、メインマスト、ミズンマストそれぞれのマストのロワートップスルとアッパートップスルが開いた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/640秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ゲルンスルが開く
次はゲルンスルだ。まず、ロワーゲルンスルが開かれ、次にアッパーゲルンスルが開かれていく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 24mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.帆を開くのはロープを引いて
甲板では号令をかけながらロープを引いいく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.残るは一番下のフォースル
さわやかな初夏の空に日本丸の白い帆がはためく。一番上のロイヤルスルも張られた。「まさしく太平洋の白鳥」だ。これから最後に一番下のフォースルを張る。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.8 1/400秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.ランドマーク・タワー
ドックの傍に寄って、下からランドマーク・タワーとの2ショットを試みた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.フォースル
最後に残ったフォアマストのフォースルの右側が何かに引っ掛かってしまったらしく、うまく開かない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 30mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.舳
舳のフライングジブ、アウタージブ、インナージブという3枚の縦帆(ジブ)それぞれに1人ずつ、3人の人が上がった。女性もいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 66mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.総帆展帆完了
引っ掛かっていたフォアマストのフォースルをその先に鉤の付いた棒で解き、ようやく開いた。これで総帆展帆完了である。11時20分を少し過ぎたところで予定通りだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 56mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.満船飾
国際信号旗を船首から各マストの頂を通して、船尾までつづるように飾る満船飾(まんせんしょく)の作業が始まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 62mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.国際信号旗はマストへ
国際信号旗は舳からフォアマストのてっぺんに架けられた。マストの一番高いところは海面から46mある。そこに日の丸が上がった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/640秒 30mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.ランドマーク・タワーと日本丸
ランドマーク・タワー背景に満船飾が施された日本丸はきれいだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.船尾
最後に船尾側に回ってみた。張られた帆を裏から見る。一番船尾側のマストはジガーマストで縦帆が張られている。国際信号旗は船尾まで飾られた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.展帆ボランティアの皆さん
作業を終えた展帆ボランティアの皆さんが日本丸から下船してくる。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.日本丸の日の丸
青空のもと、ロイヤルスルの上に日の丸がはためく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/1250秒 116mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.総帆展帆、満船飾の日本丸全景
少し高いところに上がって総帆展帆、満船飾の日本丸をカメラに収めた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 27mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.満足!
11時50分、一号ドックを後にした。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.4 1/400秒 5mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.汽車道から
このあと、公開されている神奈川県庁を見学しようと赤レンガ倉庫の方に歩いて行った。途中汽車道からもう一度、総帆展帆、満船飾の日本丸を見ることが出来た。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.8 1/320秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年2月28日

JPタワーの屋上庭園からの眺め 2月22日


 2月22日土曜日、この日は卒業を控え、就職先も決まった母校卓球部の4年生を、今度はOB会に迎える歓迎会があった。会場は東京駅の八重洲口にある「福龍」という中華料理店で、午後1時からだった。
  東京駅丸の内南口にあるJPタワー(KITTE)には、昨年11月28日にも行っているが、その時は屋上庭園があることに気が付かなった。JPタワーの屋上庭園(6F)から、東京駅の列車の発着が眺められるということを知り、行ってみることにした。

1.東京駅南口ドーム
さっそく、エスカレータで6階へ上がった。この階はレストラン・フロアになっていて、屋上庭園への出口がある。天気が良くて気持ちが良い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/873秒 8.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
東京駅南口ドーム;クリックすると大きな写真になります。
2.丸の内口ロータリー
屋上庭園からは、左手の丸ビル、新丸ビル、北口ドームから南口に連なる駅舎を眺め、屋上庭園を右手奥に進むと、列車の発着する駅を見下ろすことが出来る。丸の内側の駅前ロータリは、まだ工事中のところもあるが、整備が進んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/898秒 7.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
丸の内口ロータリー;クリックすると大きな写真になります。
3.長野新幹線
長野新幹線のホームが見える。長野新幹線は1997年に営業開始された。2015年春には、北陸新幹線として、長野・金沢間が開業する。20番線ホームのこの車両はE2系で、北陸新幹線開業時にはE7系電車が導入される。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 68.5mm ISO250 ) 露出補正 なし
長野新幹線;クリックすると大きな写真になります。
4.東海道新幹線
東京駅のホームの番号は順番に並んでいない。丸の内側の一番手前から、1・2番線が中央本線、3~6番線が山手・京浜東北線、7~10番線が東海道本線、そして、20~23番線の東北・山形・秋田・上越・長野新幹線のホームを挟んで、その向こうの八重洲口寄りに14~19番線の東海道新幹線のホームがある。11番線から13番線がない。11番線~13番線は、22・23番線あたりにあったそうだが、東北・上越新幹線ホーム拡張時に、番号を振り返ることが出来ず、欠番となったようだ。写真の手前が14番線に停車中の700系電車で、その向こうに見えるのが2013年2月に営業運転を開始した N700系だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 71.0mm ISO250 ) 露出補正 なし
東海道新幹線;クリックすると大きな写真になります。
5.はとバス営業所
南口ドームをさらに有楽町方面のガード下へ行ったところに、 はとバスの東京駅南口営業所がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/929秒 23.3mm ISO400 ) 露出補正 なし
はとバス営業所;クリックすると大きな写真になります。
6.KITTE
屋上庭園に30分くらいいただろうか。階下に下りてきた。前回来た時はここには大きなクリスマス・ツリーがあったが、今は広い空間になっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/145秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
KITTE;クリックすると大きな写真になります。
7.三菱一号館 美術館
昨年12月に、丸の内の夜景を撮りに来た時は、暗くてよく撮れなかった三菱一号館を改めて撮っておこう思った。赤レンガ造り建物の内側は、庭園になっていた。これはイギリス人 ヘンリー・ムーア の作品で「腰かける女」(1957年)。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/400秒 8.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
三菱一号館 美術館;クリックすると大きな写真になります。
8.三菱一号館 美術館 入口
馬場先通りのお堀側から見た三菱一号館 美術館の入口付近。パンフレットによると、三菱一号館は120年ほど前の明治27年(1894年)に英国人建築家 ジョサイア・コンドルによって設計され、丸の内で最初のオフィスビルとして建てられたレンガ造りの建物を、可能な限り忠実に復元し、2010年4月より美術館として開館したと記されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 7.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
三菱一号館 美術館 入口;クリックすると大きな写真になります。
9.三菱一号館 歴史資料館
三菱一号館には丸の内の街の歴史や三菱一号館を紹介する歴史資料室が併設されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/16秒 7.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
三菱一号館 歴史資料館;クリックすると大きな写真になります。
10.行幸通りから東京駅丸の内駅舎を眺める
幸い今日は行幸通りに人が少なかった。お堀の方へ下がって、丸の内駅舎の南口ドームから北口ドームの拡がりををカメラに納めた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1000秒 4.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
行幸通りから東京駅丸の内駅舎を眺める;クリックすると大きな写真になります。
11.北口ドーム前から南口方面を眺める
この位置から撮ると東京駅丸の内駅舎の大きさを感じる。日の丸が鮮やかだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 16.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
北口ドーム前から南口方面を眺める;クリックすると大きな写真になります。
12.東京駅八重洲口
丸の内北口側から地下の自由通路を通って、今日の会場がある八重洲口に出た。日本橋に勤めていた頃は、八重洲口は良く利用したが、しばらく来る機会がなかった。まだ、工事中ではあるが、ずいぶんと新しくなっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/924秒 7.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
東京駅八重洲口;クリックすると大きな写真になります。


2013年12月 8日

東京いろいろ -1 11月28日


 ある集まりがあって、数人で東京駅丸の内南口前の商業施設「KITTE」で昼食をすることになった。少し早めに集まって、新しくなった東京駅丸の内駅舎を、中から、外から眺めたあと、和田倉門跡あたりをウロウロした。
  そのあと、東京中央郵便局で記念切手など、郵趣商品を物色したあと、予約した時間になったので「KITTE」5階のレストランへ行く。旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生した部分と新築部分からなるJPタワーの、地下1階から地上6階までの7つのフロアが「KITTE」のフロアである。

1.東京駅丸の内南口通路
丸の内南口のドームの下で待ち合わせたが、少し時間があったので、改札口手前の右側にある通路に展示されている、東京駅丸の内駅舎復元工事の写真などを見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/60秒 8.1mm ISO400 )
東京駅丸の内南口通路;クリックすると大きな写真になります。
2.丸の内中央口
南口側から中央口を眺める。この日は日の丸が掲揚されていた。東京駅丸の内駅舎復元については、昨年10月に、また、東京駅丸の内駅舎ライトアップは同じく12月に写真を撮りに行き、ブログに載せている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/360秒 11.1mm ISO200 )
丸の内中央口;クリックすると大きな写真になります。
3.丸の内JPタワー
旧東京中央郵便局舎が一部保存された丸の内JPタワーが竣工したのは昨年の5月31日だ。写真の手前の時計のある白いところが、旧東京中央郵便局の保存・再生部分で、この地下1階~6階部分が商業施設「KITTE」になっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 12.4mm ISO100 )
丸の内JPタワー;クリックすると大きな写真になります。
4.北口側からの眺め
新丸ビルの前あたりから、丸の内駅舎を眺める。さらに新丸ビルの7階テラスへ上がって、東京駅丸の内駅舎を上から眺めようと上がろうとするが、エレベーター前にショップやレストランは11時からとなっていて、上がることが出来ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/1000秒 7.9mm ISO200 )
北口側からの眺め;クリックすると大きな写真になります。
5.丸の内から和田倉門へ 日本工業倶楽部
丸の内には歴史を感じさせる建物があるが、これは日本工業倶楽部の建物。正面屋上には小倉右一郎作の2つの人像が置かれ、戦前の日本経済の中心であった石炭(ハンマーをもった男性)と紡績(糸巻きを持つ女性)を表現しているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/160秒 5.2mm ISO100 )
丸の内から和田倉門へ 日本工業倶楽部;クリックすると大きな写真になります。
6.和田倉門あと
和田倉門交差点で日比谷通りを渡り、堀にかかる橋から日比谷通りを眺める。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 9.4mm ISO125 )
和田倉門あと;クリックすると大きな写真になります。
7.和田倉噴水公園
和田倉門を入り、石垣の脇を右手に進むと、和田倉噴水公園があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 4.6mm ISO200
和田倉噴水公園;クリックすると大きな写真になります。
8.和田倉噴水公園から富士見櫓を望む
吉田茂書という皇太子殿下御成婚記念の石碑があり、そこから、内堀通り、桔梗濠(堀)越しに富士見櫓が見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 29.2mm ISO400
和田倉噴水公園から富士見櫓を望む;クリックすると大きな写真になります。
9.丸の内のビジネス街
日比谷通りに並んで建つビル群

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/750秒 6.0mm ISO200
丸の内のビジネス街;クリックすると大きな写真になります。
10.石垣と桜の紅葉
今年は桜の葉の紅葉がいつもの年よりきれいに思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/115秒 21.6mm ISO400
石垣と桜の紅葉;クリックすると大きな写真になります。
11.東京銀行協会ビル
再び東京駅へ戻る。日比谷通りとの角に、1993年に竣工したという、ちょっと異様な感じのする東京銀行協会のビルがある。赤レンガ建築の東京銀行集会所(大正5年築)のファサードを保存し、それを前面に配して、20階建て高さ82mに高層化された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 8.5mm ISO160
東京銀行協会ビル;クリックすると大きな写真になります。
12.「KITTE」入口
新丸ビルへ戻って、その7階のテラスへエレベータで上がってみたが、この日は強風のため、外へ出るドアは閉ざされていた。残念。まだ、食事の予約時間まで少々間があるが、「KITTE」に入る。入口を入って、丸の内南口を振り返る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm ISO400
「KITTE」入口;クリックすると大きな写真になります。
13.「KITTE」のなか
「KITTE」の中に入ると右手に東京中央郵便局があり、その先に三角形の吹き抜け空間が広がった。地下1階から6階までの商業施設である。私たちが行くレストランは5階にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 4.4mm ISO400
「KITTE」のなか;クリックすると大きな写真になります。
14.旧東京中央郵便局局長室
「KITTE」4階フロアの東京駅丸の内駅舎に面したところに、旧東京中央郵便局の局長室があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 7.9mm ISO400
旧東京中央郵便局局長室;クリックすると大きな写真になります。