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2023年8月23日

富山から室堂へ ③ 2023年8月8日-10日 立山黒部アルペンルートとトロッコ電車・上高地3日間

2日目の8月9日、いよいよ、富山県側から長野県側に抜ける黒部立山アルペンルートである。
富山駅前のホテルを8:30に出発。車窓を眺めながら立山ケーブルカーの立山駅まで1時間20分ほどバスに乗った。富山駅からここまでは富山地方鉄道立山線の特急に乗っても1時間ほどで来ることができる。
 立山駅(標高475m)10:20発のケーブルカーに乗り、美女平(977m)へ向かう。急勾配のケーブルカーは所要約7分で美女平についた。
 ここから、立山黒部貫光が運営する路線バス、立山高原バスで1時間弱、標高2,450mの室堂へ上がる。車窓の眺めは左側の席が良いというが、皆さんよくご存じで左側の席に殺到する。私たち夫婦は右側に座ることになった。落差が350mある日本一の称名瀧は左側にあり、見ることはできたが、バスは写真撮影のため停車してくれたものの良い写真は撮れなかった。
 室堂に着く。ホテル立山と繋がっている室堂バスターミナルの階段を上がって展望台へ上がる。そとは雨が降っていた。山の天気である。晴れてくるのを期待していったん、室堂バスターミナルビルの2階へ戻り、無料休憩室で、予約してバスに積み込まれていた弁当を食べる。これも味は良かった。

000_230809404 X700 室堂平 RX10M4.jpg
室堂から立山三山北側の別山2792峰方面を望む 2023年8月9日 富山県 中部山岳国立公園

034_230809119 X800 〇富山市電 G7X.jpg 34.超低床車のTLR0600形(ポートラム)
出発前に、昨晩「写楽」からの帰りに路面電車を降りた停留場まで、路面電車を見に行ってきた。この車両は0600型(ポートラム)という。2020年富山地方鉄道に吸収合併された富山ライトレールの車両であった。富山ライトレールが富山港線向けに導入した路面電車車両で2007年鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 26mm ISO160 ) 露出補正 なし
035_230809125 X800 〇富山市電 G7X.jpg 35.富山地方鉄道7000形電車
東京都電8000形をモデルとしており、日本車輌製造で1957年から1965年にかけて22両、車両番号デ7000形7001 ~7023(7004は欠番)が製造された。この車両は7021番である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_230809138 X800 〇富山→立山駅 G7X.jpg 36.富山から立山へ
バスはホテルを8時半に出発した。私たち夫婦に与えられた席は、今日は一番前だった。車窓からの写真は撮りやすい。日本海にそそぐ常願寺川を渡る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 29mm ISO160 ) 露出補正 なし
037_230809140 X800 〇富山→立山駅 G7X.jpg 37.常願寺川
バスは富山地方鉄道立山線に沿って走っているようだ。富山県中新川郡立山町 および富山市を流れ富山湾に注ぐ一級河川である常願寺川は、富山県の七大河川の一つである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 29mm ISO250 ) 露出補正 なし
038_230809144 X800 〇富山→立山駅 立山山麓スキー場 G7X.jpg 38.立山山麓スキー場
立山駅に近いところにある、極楽坂と、らいちょうバレーの2つのエリアで構成される立山山麓スキー場が見えてきた。wikipediaによると、11本のコースがあり、最大傾斜32度、高低差は708mあり、広さは140ha、最長滑走距離3,000m、リフトは全部で7本あるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
039_230809145 X800 〇富山→立山駅 地鉄立山線 G7X.jpg 39.富山地方鉄道立山線
立山駅を発車した宇奈月行の電車が走ってきた。モハ10043形と10044形の2両編成だ。この車両はかつて京阪電気鉄道が保有していた5代目の特急形車両である。1971年(昭和46年)から1973年(昭和48年)にかけて製造された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 ) 露出補正 なし京阪電鉄の
040_230809369 X800 立山駅 ナナカマドRx10M4.jpg 40.ナナカマドの実
立山ケーブルカーの立山駅に着いた。駅舎の傍にナナカマドが実を付けていた。ナナカマドは5月に白い花が咲き、7月には緑の実、8月には黄色の実を付けているのが見られる。そして秋に実は赤く成り、葉は真っ赤に紅葉する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
041_230809374 X800 立山駅 RX10M4.jpg 41.黒部立山アルペンルート立山駅
公共交通機関で来ると、宇奈月から立山駅に着き、ここで立山ケーブルカーに乗り換え、美女平へと進む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO320 ) 露出補正 なし
042_230809377 X800 立山駅 RX10M4.jpg 42.立山ケーブルカーのりば
駅舎の中に入る。構内にはショップがある。改札は団体と個人客に分かれていた。個人客の方が優先されるようである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO320 ) 露出補正 なし
043_230809379 X800 立山駅 RX10M4.jpg 43.立山ケーブルカーのホーム
立山ケーブルカーは、富山地方鉄道立山線との連絡駅である立山駅から、室堂への連絡バスの発着する美女平駅までを結ぶ立山黒部貫光のケーブルカー路線である。運行開始は昭和29年(1954年)という歴史あるケーブルカーだそうだ。wikiprdiaによれば、美女平までの距離は1.3kmあり、最大勾配は560 ‰(29 度14分)、高低差487mだそうだ。所要7分で結んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
044_230809381 X800 立山駅 RX10M4.jpg 44.柱状節理
車窓からは柱状節理の岩肌を見ることができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 33mm ISO1250 ) 露出補正 なし
045_230809383m X800 美女平駅 RX10M4.jpg 45.立山ケーブルカー 美女平駅
家内は杖を使っているので、このような階段は少々苦手である。アルペンルートの乗り物の乗り降りは少々気の毒だった。ごめんなさい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 なし
046_230809389 X800 〇美女平駅 RX10M4.jpg 46.モンキチョウ -1 美女平
美女平で高原バスの発車まで少し時間があった。外へ出てみる。ヒメジョオンの花にモンキチョウが来ていた。今回のツアーで始めて見る蝶だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
047_230809390 X800 〇美女平駅 RX10M4.jpg 47.モンキチョウ -2 美女平
モンキチョウは数頭いた。他に何かいないかと目を凝らしたが、いなかった。美女平の標高は1,000m弱だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
048_230809396 X800 美女平駅 RX10M4.jpg 48.立山高原バスの改札
高原バスは路線バスなので、自由席である。景色を見るには左側が良いのだが、無理をせずに右側の席に座った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO2500 ) 露出補正 なし
049_230809398 X800 美女平→室堂 高原バス 称名瀧 RX10M4.jpg 49.称名瀧
バスは富山県屈指の秘境スポットという「称名滝」が見えるポイントに差し掛かる。バスは徐行し、いったん止まったりもしてくれたが、右側の席からではよい写真は撮れなかった。「称名滝」は立山連峰を源流とする滝。その落差は350mで、日本一を誇る。弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込む。国指定の名勝および天然記念物、日本の滝百選、日本の音風景100選にも選ばれているそうだ。名称は、法然上人が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」という称名念仏の声と聞いたことに由来すると伝えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
050_230809155 X800 〇立山→美女平 G7X.jpg 50.高原へ
バスは40分近く走ってきた。車窓の景色が変わってきている。確かではないが、森林限界に達し、天狗平というあたりまで来たのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
051_230809156 X800 〇立山→美女平 G7X.jpg 51.残雪 は「雪の大谷」の名残りか?
あと少しで室堂に着くところで右側に雪が残っているところがあった。4月から5月には有名な「雪の大谷」として大勢の観光客が押し寄せるそうだが、この辺りなのだろうか? 春が来て、除雪の際にできる「雪の壁」でできた約500mの区間を「雪の大谷」と呼び、吹きだまりのため特に積雪が多く、その高さは20mを超えることもあると。室堂平では6mほどの積雪だが、「雪の大谷」はその南側にある国見岳(2,621m)からのびる稜線の風下にあたり、吹きだまりとなってこのような積雪になるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
052_230809405 X800 室堂平 RX10M4.jpg 52.室堂から眺める立山連峰
ホテル立山に直結する室堂バスターミナルに着いた。1階にあるコーヒーショップや蕎麦コーナー、立山山頂簡易郵便局を横目で見て。ツアコンさんの跡について、階段を上がり、展望台に出てみた。展望台から室堂の遊歩道に行けるのだが、残念ながら少々冷たい風が吹き雨が降っている。少し様子を見ようと、下(2階)にある広い休憩所で、弁当を食べることにした。奥のほうに空いている席を見つけた。私は写真が撮りたいので、かみさんは残して、再び展望台へ上がってみる。山の天気は変わりやすい。晴れ間が出てきていた。東側の方を見ると頂上付近に雲がかかった立山連峰を眺めたときは、大正池から穂高連峰を見たときのように感動を覚えた。右(南側)のほうが主峰の雄山(3,003m)、大汝山(3,015m)、富士ノ折立(2,999m)からなる立山本峰である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年7月16日

ビバリウムの外で ② 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

11時になった。引き続きビバリウムの中でオオムラサキを撮る。
 しばらく撮ったあと少し休憩して、センターの敷地内を歩いてみようと思いビバリウムの外に出る。
 ビバリウムを出てすぐのところに、ヒメジョオンが咲いていた。何気なく見ていると、ミドリシジミでもない、一見、ミヤマカラスシジミでもなさそうな、これは何だろうと思う可憐な蝶が吸蜜していた。まず、飛ばれないようにRX10M4で離れたところからシャッターを切る。次に105mmマクロを付けたZ50で50cmくらいまで近寄って撮った。ファインダーを覗きながら、「もしかしてウラキンシジミでは」と思った。そうだとすると、これは生まれて初めてなのだが・・・。
 駐車場からビバリウムへ歩く道を少し奥に入ったところに、樹液の出ているクヌギの木がある。朝、着いたときにオオムラサキは来ているか確かめてみたが、その時にはいなかった。もう一度見てみようと、駐車場の方へ戻って、行ってみると3頭のオオムラサキが吸汁していた。ビバリウムの中のオオムラサキは、係の方々が1年をかけて卵から育て上げた、いわば養殖のオオムラサキであるが、これは天然オオムラサキである。

000_230706292 X700 ◎北杜市オオムラサキセンタ ウラキン Z50 Z105mc.jpg
ミヤマカラスシジミ♀ 2023年7月6日 山梨県北杜市日野春 北杜市オオムラサキセンター

021_230706090m X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 21.羽化したオオムラサキ♀ -1
エノキの葉の陰に、大きなオオムラサキがぶら下がるように止まっていた。よく見ると、すぐ上に抜け出したばかりの白い蛹の殻が見えた。翅はしっかり伸びているので、羽化してから少し時間が経っているものと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 51mm ISO2000 ) 露出補正 なし
022_230706083m X900 オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 22.羽化したオオムラサキ♀ -2
殻を抱え込むようにぶら下がっている、その羽化したての成虫はきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
023_230706107 X900 ◎オオムラサキセンタ ビバリウム 羽化 +1.0 RX10M4.jpg 23.羽化したオオムラサキ♀ -3
羽化して蛹につかまるオオムラサキは、時々翅を広げる。まだ、胴が太い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.8 1/1250秒 11mm ISO2500 ) 露出補正 なし
024_230706110 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム 蛹 +1.0 RX10M4.jpg 24.生態観察 教室
オムラサキセンターの職員のかたが、生態観察中の小学生に、エノキに付いた淡い緑色をした蛹を示し、完全変態の解説をされていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 34mm ISO1250 ) 露出補正 なし
025_230706282 X900 北杜市オオムラサキセンタ 蛹 Z50 Z105mc.jpg 25.蛹
これは職員のかたが生態観察学習の児童に説明をしていた蛹である。この蛹は羽化するまでまだ1~2週間かかると思う。

kon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO450 ) 露出補正 なし
026_230706118 X900 〇オオムラサキセンタ ビバリウム 発光 RX10M4.jpg 26.2頭のオオムラサキ♂
2頭の♂が翅を開いて葉の上に止まっていた。上のほうは、少し傷んでいるが下に止まっているほうは、ほとんど傷のないきれいな個体だった。できるだけ自然光で撮るべきだと思うが、フラッシュを強制発光させて撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f8 1/1250秒 102mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_230706122 X900 ◎オオムラサキセンタ ウラキンシジミ RX10M4.jpg 27.ミヤマカラスシジミ♀  -1
ビバリウムの外に出た。前書きにも記したが、ハルジオンの花で、ミドリシジミのような蝶が吸蜜していた。ミヤマカラスシジミかと思ったが、裏面の地色が鮮やかで、赤い小さな斑点も鮮やかである。もしかして、ウラキンシジミかと思ったが帰宅後確認したところ、この個体には外縁とほぼ並行して、細い白線があり、ミヤマカラスシジミと同定した。腹が太いので♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_230706289 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ ウラキン Z50 Z105mc.jpg 28.ミヤマカラスシジミ♀ -2
105mmマクロを付けたZ50で撮った。きれいな個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO450 ) 露出補正 なし
029_230706296x X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ ウラキン Z50 Z105mc.jpg 29.ミヤマカラスシジミ♀ -3
そういえば、もう何年も前のことだが、ビバリウムの中でミヤマカラスシジミを撮ったことを思い出した。今日のミヤマカラスシジミはあまりにも鮮やかで、きれいな個体だったので、惑わされてしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f11 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
030_230706124 X900 オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 30.外から見たビバリウム -1
外から眺めるビバリウムは大きかった。その中を1,000頭近いオオムラサキが飛びまわっていて壮観である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
031_230706125 X900 オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 31.外から見たビバリウム -2
天井も十分に高い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
032_230706127 X900 オオムラサキセンタ ビバリウム RX10M4.jpg 32.外から見たビバリウム -3
外から網に止まったオオムラサキを見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 183mm ISO250 ) 露出補正 なし
033_230706304 X900 ◎北杜市オオムラサキセンタ 屋外樹液 Z50 Z105mc.jpg 33.樹液に集まるオオムラサキ -1
駐車場からビバリウムへ行く道の途中を少し左に入ったところに、樹液の出ているクヌギの木があった。10時ごろに見たときにはオオムラサキの姿はなかったが、昼過ぎに来てみるとカナブンと一緒に3頭のオオムラサキが吸汁していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO2800 ) 露出補正 なし
034_230706133m2 X900 〇オオムラサキセンタ RX10M4.jpg 34.樹液に集まるオオムラサキ -2
翅を開いてくれないかと待っていると、残っていた1頭がやっと、完全ではないが開いてくれた。青紫色がきらりと光る。ビバリウムのものを養殖オオムラサキというなら、これは天然のオオムラサキである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO2800 ) 露出補正 なし
035_230706139 X900 オオムラサキセンタ RX10M4.jpg 35.オオムラサキセンター本館前 -1
再びオオムラサキセンター本館の方へ戻る。本館の入り口の手前にチョウを形どった花壇があった。ここにはチョウの姿はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_230706140 X900 オオムラサキセンタ RX10M4.jpg 36.オオムラサキセンター本館入口 -2
ここを入ると受付があり、朝に観覧料大人@420円をお支払いした。7月、8月は8時30分開館である。年末年始と、毎週月曜日などの定期的な休館日以外は冬季を含めて開かれている。夏季は無休である。冬は生態観察施設(ビバリウム)内のオオムラサキ越冬幼虫調査が行わる。オオムラサキセンターのブログを見ると、昨年12月に決められた5本のエノキの根元から、越冬幼虫を探してカウントしたところ、前年よりも多い約2000頭の幼虫を確認することができたと記されていた。外来者がそれを観察できるかどうかはわからないが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO640 ) 露出補正 なし
037_230706145 X900 オオムラサキセンタ RX10M4.jpg 37.展示室
展示室にはオオムラサキはもちろんのこと、世界のチョウのほか、珍しい昆虫の標本約1万点が展示されている。世界のカブトムシ、クワガタムシの飼育展示も行われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし

2022年9月25日

NIKKOR Z MC105mm 試し撮り 舞岡公園 8月23日

APSーC 機 であるが、小型軽量であり、ホールディングの良い Z50 を今年の1月に購入した。同時に手に入れた NIKKOR Z DX 18-140mm とともに使い易さが気に入っている。NIKKOR Z DX 18-140mm は最短撮影距離は 140mm で 40cm まで寄れる。最大撮影倍率 0.33 はチョウの撮影にもマクロレンズ的に使用することが出来、重宝している。しかし、如何せん開放f値が、f3.5~6.3 と暗い。撮るうちに、NIKKOR Z MC105mm が欲しいという気持ちが募り、購入してしまった。
 富士山五合目紀行とアップするのが前後してしまったが、8月23日に試し撮りがしたくなり、舞岡公園へ出かけた。以下、素人の感想である。
 ピントがあった時は素晴らしい描写である。しかし外してしまうことも多かった。f4.5で絞り優先で撮影してみたが被写界深度は浅い。f6.3くらいを基本にして撮るのが良さそうだ。レンズはやや大きいが、レンズ・フードを外すとそれほどでもない。重さはあまり意識しないで済む 。RX10M4 と二丁持ちで行けそうである。

000_22082311 X700 ▲舞岡公園 D50 MC105.jpg
  ヤマハギの周りを翔ぶキタキチョウ 8月23日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220823001 X800 舞岡公園 D50 MC105.jpg 1.イチモンジセセリ -1
比較的うまくピントを合わせることが出来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
002_220823002 X800 舞岡公園 ヤマノイモ D50 MC105.jpg 2.ヤマノイモ(山の芋)
こんな小さな花が咲いていた。さっそく、スマホを取り出し、Pictur This で調べるとヤマノイモと教えてくれた。ヤマノイモとはwikipediaによれば、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。または、この植物の芋として発達した担根体のことをいう。ジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)、ヤマイモ(山芋)ともよばれ、とろろは粘性が非常に高い。とろろは、すりおろしてから白醤油や出汁などを加えてのばしとろろにするのが代表的な調理法である。ナガイモのとろろと比較すると遥かに粘り気が強い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S 絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
003_220823003 X800 舞岡公園 キンミズヒキ D50 MC105.jpg 3.キンミズヒキ(菌水引)
小さくて黄色い花が総状に集まって咲く。果実にはとげがあって、動物などにくっついて散布される。秋に野原や草地などを歩くと、衣服にパラシュート形の果実がつくのでよく知られた多年草である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
004_220823005 X800 舞岡公園 D50 MC105.jpg 4.ウラギンシジミ
だいぶ翅が擦れてしまった夏型の個体である。ウラギンシジミは花には来ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
005_220823007 X800 舞岡公園 タルクトリム・プベスケンス D50 MC105.jpg 5.カラマツソウ(唐松草)
先週(8月16日)、ここ舞岡公園へ来た時もカラマツソウの写真を撮った。f4.5で撮ったが、被写界深度は浅い。葉は二回三出複葉と呼ばれる特徴のある形をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
006_220823014 X800 舞岡公園 タカトウダイ D50 MC105.jpg 6.タカトウダイ(高燈台) -1
トウダイグサは上に伸びた草の先に椀状の葉があり、その中に黄色い花が咲く様が、油火を灯した燈台に似ていることからこの名が付いた。このタカトウダイは、wikipediaによると、草丈は70センチメートルほどとなり、背の高いトウダイグサの意で形態はよく似ている。葉は、茎の中程はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。花期は6月-8月。苞葉の中に黄色い花を複数つける。秋になると紅葉する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
007_220823009 X800 舞岡公園 タカトウダイ D50 MC105.jpg 7.タカトウダイ(高燈台) -2
トウダイグサは、黄色い花が咲く様が、油火を灯した燈台に似ていることからこの名が付いたというが、タカトウダイは、さらに油火を灯した燈台に似ているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 320 ) 露出補正 なし
008_220823015 X800 舞岡公園 オミナエシ D50 MC105.jpg 8.オミナエシ(女郎花) -1
和名の由来は、同属で姿がよく似ている白花のオトコエシ(男郎花)に対する「女郎花」で、全体にやさしい感じがするところから名付けられたとされる。別名は、敗醤(はいしょう)ともいうが、この花を室内に挿しておくと、やがて醤油の腐敗したような匂いになっていくことに由来する。オミナエシは絶滅危惧種のウスイロヒョウモンモドキの食草である。鹿の食害にあったその産地では、オミナエシの保護、植栽が行われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし
009_220823021 X800 舞岡公園 オミナエシ D50 MC105.jpg 9.オミナエシ -2
あまり良い写真ではないが、茎の上部で分枝して、花茎の先端に黄色い小花を平らな散房状に多数咲かせる。花期は夏の終わりから秋にかけてで、秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
010_220823034 X800 舞岡公園 オトコエシ D50 MC105.jpg 10.オトコエシ(男郎花) -1
花期は8-10月。花序は集散花序で、多数の花を含む。そのような花序を散房状に付ける。オトコエシという和名はオミナエシに対立させる形で、より強豪であることを男性にたとえたものである。オミナエシは、姿がよく似ている白花のオトコエシ(男郎花)に対するオミナエシ(女郎花)だと説明されているが、どっちが先なのか?

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし
011_220823046 X800 舞岡公園 オトコエシ D50 MC105.jpg 11.オトコエシ -2
花は白色で、散房状に多数つく。花の形はオミナエシと同じようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
012_220823023 X800 舞岡公園 アレチヌスビトハギ D50 MC105.jpg 12.アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
Picture This で検索すると、アレチヌスビトハギと出たが、ヌスビトハギと区別がつかない。北アメリカ原産の比較的近年入ってきた帰化植物で長さ7〜8mmとヌスビトハギよりやや大きいそうだ。ヌスビトハギはマメ科ヌスビトハギ属の多年草で、ひっつき虫のひとつである。近似種が多い。f4.5ではピントが合う範囲が狭い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 400 ) 露出補正 なし
013_220823091 X800 舞岡公園 クサギ D50 MC105.jpg 13.クサギ(臭木) -1
日当たりの良いところでは、クサギの花が満開になっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
014_220823026 X800 舞岡公園 クサギ D50 MC105.jpg 14.クサギ(臭木) -2
クサギの傍によると独特の匂いがあるが、これは花が匂うのではなく、葉が匂うのだそうだ。また、wikipediaによると、「クサギの花では明確な雄性先熟が見られる。野外観察によると、クサギの花の開花は午前中から午後の初めまでが多く、開花すると花冠は2日から3日にわたり開きっぱなしとなる。開花初日から雄蕊も雌蘂も花冠より長く抜き出して展開しているのであるが、開花初日では雄蘂は完全に展開するのに対し、雌蘂の展開は不完全であった。2日目になると雄蕊はしおれ、雌蘂では柱頭が2つに裂開して受粉可能な状態になった。...」と記載されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
015_220823066 X800 舞岡公園 クサギ D50 MC105.jpg 15.クサギ(臭木) -3
さらに寄ってみた。この日(8月23日)はクサギの花に来る黒いアゲハたちを見ることはなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
016_220823027 X800 舞岡公園 D50 MC105.jpg 16.案山子
稲も黄色くなってきて、案山子が設けられていた。これは「ピカチュウ」(ポケットモンスターシリーズに登場する916種のポケモンのうちの一種)だ。よくできている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 110 ) 露出補正 なし
017_220823024 X800 舞岡公園 星野富弘 D50 MC105.jpg 17.星野富弘さんの詩碑
南門から古民家へ向かう散策路に星野富弘さんの詩「まむし草の実」を刻んだ詩碑がある。詩画作家 星野富弘さんが2019年10月24日に舞岡公園に来園されたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
018_220823036 X800 舞岡公園 ツルボ D50 MC105.jpg 18.ツルボ(蔓穂) -1 チダケサシのような花だったが、Picture This でツルボとでた。地下に球根があり、秋の初めにピンク色の花が密生した細長い穂を出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
019_220823062 X800 舞岡公園 ツルボ D50 MC105.jpg 19.ツルボ(蔓穂) -2
出来るだけ花の全体にピントが来るようにカメラの位置を変える。チョウの撮影よりは自由度は高い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
020_220823038 X800 舞岡公園 エゾミソハギ D50 MC105.jpg 20.ミソハギ(禊萩)
ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。千屈菜(みそはぎ)は秋の季語である wikipedia。箱根湿性花園では群落が見られるが、咲いている時期が違う。箱根湿性花園に咲くのは近縁種のエゾミソハギだと思う。地域にもよるようだが、エゾミソハギが7月中旬に咲き、遅れてミソハギが咲きはじめるようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 320 ) 露出補正 なし
021_220823049tm X800 舞岡公園 ナンバンキセル D50 MC105.jpg 21.ナンバンキセル(南蛮煙管)
先週来た時にも咲いていたが、この日にはまた新しい花が咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 2200 ) 露出補正 なし
022_220823051 X800 △舞岡公園 コミスジ D50 MC105.jpg 22.コミスジ飛翔
この日もチョウはとても少ない。コミスジが飛んでいた。コミスジのピントは外れてしまっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
023_220823058 X800 舞岡公園 オオチャ D50 MC105.jpg 23.イチモンジセセリ -2
ピントが合うと解像度は高い。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし
024_220823059 X800 舞岡公園 オクラ f4.5 D50 MC105.jpg 24.オクラ -1(秋葵)
撮ってきた写真を整理していたが、フヨウとばかり思いこんでいたものの。どうも葉っぱが違う。オクラだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
025_220823061 X800 舞岡公園 オクラ f16 D50 MC105.jpg 25.オクラ -2(秋葵)
オクラの開花は夜から早朝にかけてで、昼には萎んでしまう。開花後、上方に向かって莢(さや)る。が出てくる。緑色もしくは赤い果皮で長さ5 - 30 cmの先の尖った形の五稜の果実をつける。私たちが食べている、粘りけのある実である。絞り優先に設定している絞り値をf16にして撮ってみた。前の写真とボケ具合が違う。花全体がシャープになった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f16 1/500秒 105mm ISO 720 ) 露出補正 なし
026_220823064 X800 舞岡公園 ヘラバヒメジョオン(ムカシヨモギ) D50 MC105.jpg 26.ムカシヨモギ(昔蓬)
キク科ムカシヨモギ属の一種である。似たような花が沢山ある。ハルジオンも同じ仲間だ。Picture This 検索したらヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑)と出た。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし
027_220823073 X800 〇舞岡公園 キツネノマゴ D50 MC105.jpg 27.キツネノマゴ(狐の孫)
見逃してしまいそうな小さな花だ。よく見るととても可憐である。枝先に円錐形または短い円筒形の穂状花序をつくり、密に花をつける。花冠は淡色で下唇内面は淡紅紫色、長さ7mm、筒部は長さ4mm、上唇は三角状で先は2裂し、長さ2mm、下唇は広楕円形で先は2裂し、長さ4mm。さく果は長さ4.5〜7mm、幅1.5mm。 種子は卵円形で4個、長さ1.2mm。花期は8〜10月である。(平凡社刊「日本の野生植物」孫引き参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
028_220823075 X800 舞岡公園 ハチス D50 MC105.jpg 28.ハチス(波知須)
ふと、目を上げるとハチスの花がひとつ咲いていた。ハチスはアオイ科フヨウ属ムクゲ(槿)の別名である。古い時代のムクゲの呼び名「木波知須(キハチス)」が略されて、 「ハチス」と呼ばれるようになったようである。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
029_220823093 X800 舞岡公園 ツリガネニンジン D50 MC105.jpg 29.ツリガネニンジン(釣鐘人参)
和名ツリガネニンジンの由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名があるという。ソバナ (岨菜)の近縁種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
030_220823088 X800 〇舞岡公園 コバギボウシ D50 MC105.jpg 30.コバギボウシ(小葉擬宝珠)
花期は7-9月で、漏斗型の濃い紫色から淡紫色の花をやや下向きにつけ、筒部に透明な線が入る。花軸につく蕾が下部から上部へと開花していく。オオバギボウシに比べると全体に小さい。(wikipedia) この種の花は、蕊にしっかりピントを合わせなくてはならない。絞り込んだ方が良さそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 220 ) 露出補正 なし
031_220823102 X800 〇舞岡公園 ヤマハギ D50 MC105.jpg 31.ヤマハギ(山萩) -1
秋の七草のハギは本種を指す。花期は6~9月で花序は、葉のつけ根から長い柄を出して、エンドウのような総状花序となり、長さ12~15mmの蝶形の紅紫色の花を10個ほどつける。これまで、この総状花序全体を見てしまって、ひとつひとつの花を見ていなかった。f11で撮ってみた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f11 1/500秒 105mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
032_220823103 X800 〇舞岡公園 ヤマハギ D50 MC105.jpg 32.ヤマハギ(山萩) -1
新調したレンズでは、難なく近接撮影が出来る。今まで見えなかったものが見えてくる。この日はチョウが少なかったので、路傍に咲く小さな野草の花を撮り歩いた。マクロレンズを付けたファインダーで見る小さな花は、なかなか新鮮な画であった。風が吹くと、ファインダーから消え、ピントが外れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし


2022年6月10日

いま一度 裏高尾と八王子城跡へ 5月11日 後編(八王子城跡)

八王子城跡のハルジオンが咲く原っぱには、ウスバシロチョウとクモガタヒョウモンが混在していた。それ以外では、コチャバネセセリ、ダイミョウセセリ、コジャノメ、アオスジアゲハくらいだった。
 この日はハルジオンを訪花するウスバシロチョウとクモガタヒョウモンのいろいろな姿を撮影することが出来た。
ここからの帰路はいつも町田街道、16号経由を走る。多少時間はかかるが、下の道を走るのも良いものだ。出発前にトイレへ行っておこうと管理棟へ。その往復の途中で何かシャッターチャンスがあると悔やむので、カメラも携える。案の定、新鮮なアオスジアゲハが現れてくれた。

000_220511301 X700 ◎八王子城跡 アオスジ RX10M4.jpg
アオスジアゲハ ハルジオンの花から花へ 2022年5月11日 東京都 八王子城跡

021_220511054 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 21.ウスバシロチョウ -6
ウスバシロチョウとクモガタヒョウモンを撮り続ける。翔んでいるほとんどのウスバシロチョウは、破損のないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
022_220511061 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 22.ウスバシロチョウ -7
雑草のハルジオンの花は今が盛りと咲いている。 花の時期は4-6月頃というハルジオン(春紫菀)は  wikipediaによると、キク科ムカシヨモギ属に分類され、多年草の1種。北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。ヒメジョオンと共に、道端や空地でよく見かける雑草である。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言い伝えている。とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_220511218 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 23.クモガタヒョウモン雄 -5
クモガタヒョウモンもきれいな個体ばかりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_220511223 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 24.クモガタヒョウモン雄 -6
背景がきれいにボケた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_220511224 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 25.クモガタヒョウモン雄 -7
標本のような写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_220511232 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 26.クモガタヒョウモン雄 -8
個体数の多さと云い、その鮮度と云い、これほどまでクモガタヒョウモンの写真を撮れるチャンスは二度とないのではないかと思った。すべての条件が揃ったのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_220511245 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 27.クモガタヒョウモン雄 -9
右下にハルジオンで吸蜜している姿がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_220511248 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 28.クモガタヒョウモン雄 -10
前の写真と同じ個体。もっと近寄って広角で撮ってみたかったが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 114mm ISO100 ) 露出補正 なし
029_220511080 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 29.クモガタヒョウモン雄 -11
雌を撮りたかったが、見つけられなかった。食草はタチツボスミレ・オオタチツボスミレなどの野生スミレ科植物である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
030_220511085 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 30.クモガタヒョウモン雄 -12 後翅裏面は他のヒョウモン類には見られない一様なオリーブ色をしている。捉えどころのない雲形模様である。夏に休眠に入り、秋になるとふたたび活動をはじめる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
031_220511266 X800 ◎八王子城跡 コジャノメ RX10M4.jpg 31.コジャノメ -1
原っぱに残されていた切株にコジャノメが止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
032_220511274 X800◎八王子城跡 コジャノメ RX10M4.jpg 32.コジャノメ -2
一旦飛び立って草の上に止まる。地味な蝶だが、個体数の多いチョウではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
033_220511289 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 33,クモガタヒョウモン雄 -13
再びクモガタヒョウモンを追う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
034_220511295 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 34.クモガタヒョウモン雄 -14
どの個体も破損がなく美しい。この経験したことのない、このチャンスに出来るだけ、良い写真を撮っておきたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
035_220511309 X800 ◎八王子城跡 つぶらな瞳 RX10M4.jpg 35.クモガタヒョウモン雄 -15
つぶらな瞳と見つめ合った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_220511097 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 36.クモガタヒョウモン雄 -16
クモガタヒョウモンの撮影に十分満足した。できれば雌を撮りたいと探してみたが見つけられなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
037_220511305 X800 ◎八王子城跡 アオスジ RX10M4.jpg 37.アオスジアゲハ -1
途中でアオスジアゲハを1頭撮って、一旦、駐車場に停めた車に戻った。これから1時間半ほど運転をしていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
038_220511107 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 38.アオスジアゲハ -2
冒頭にも書いたが、帰路につく前にトイレに行ったが、その往復でシャッターチャンスがあると悔やむと思い、Z50を首に掛けて行った。アオスジアゲハが現れた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
039_220511112 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 39.アオスジアゲハ -3
きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
040_220511115 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 40.アオスジアゲハ -4
子供の頃、ご近所の家に大きなクスノキが生えていた。その周りを颯爽と翔ぶこのチョウに見とれていたのを記憶している。南方系のチョウで、本州中部以北ではそれほど多くなく、東北地方南部あたりが北限とされており、北海道にはいない。翅が細長く標本をつくるのに形を作り難くかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
041_220511119 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 41.アオスジアゲハ -5
花から花へとホバリングをするように翔び、落ち着いて吸蜜することは少ないよう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし


2021年7月 6日

初めて行った「追分市民の森」 6月30日

最近、横浜市の小学校で40年近く先生をされていた 上村文次 というかたの「よこはまの蝶」いう本を知り、早速購入した。横浜市の各地の公園で観察された蝶の記録が写真と文で綴られている。2009年から2018年の10年間に迷蝶3種を含め、75種の観察記録である。
 横浜市には、私が2003年に初めて訪れ、昨年までに55種の蝶を観察した舞岡公園をはじめとして、40か所に及ぶ「市民の森」がある。私もこの5月に米寿を迎えて、沖縄とか、北海道といった遠方への撮影旅行も厳しくなるので、これからは上村文次さんの「よこはまの蝶」で紹介された自然公園を巡りたいと思っている。
 相鉄線で17~18分ほどのところに三ツ境という駅があるが、そこから歩いて行けるところの「追分市民の森」というところが紹介されていた。聖マリアンナ大学の横浜西武病院の近くだ。この日は梅雨の真っただ中で雨こそ降っていなかったがどんよりとした空模様だった。午後から少し明るくなったので、行って見ることにした。「よこはまの蝶」では、ここで私が舞岡公園で見ていないクロヒカゲが記録されていた。

000_210630083 X1200 追分市民の森 RX10M4.jpg
追分市民の森 案内板(横浜市北部公園緑地事務所) クリックすると大きくなります

1.北側入り口から
三ツ境の駅からバスに乗り、西武病院前で下車した。バス通り(野境道路)を進むと右側に聖マリアンナ医科大学付属横浜西武病院があった。さらにバス通りを進むと矢指町というバス停があり、その手前の道を右へ入る。しばらく行くと、追分市民の森という矢印があったので、そこを右へ入る。まっすぐ歩いて行くと谷戸が広がっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO640 ) 露出補正 なし
001_210630002 X800 矢指町小川アメニティ 追分市民の森 RX10M4.jpg
2.マリーゴールド
「追分みち」を南に向かって歩く。左側は谷戸になっていて、谷戸の向こう側は「矢指町小川アメニティ」となっている。アメニティとは何かとwikipediaで調べてみた。広義の一つには、「心地よさ、快適さ、快適性、楽に暮らすために必要なものが整い、整備されていること」、「生活を便利で、楽しくするもの」、「恩恵・特典を追加しうるもの」であり、そうした設備、快適もしくは適度なその環境(自然環境・社会環境)を意味すると記されていた。「矢指町小川アメニティ」の場合、快適もしくは適度なその環境(自然環境・社会環境)を指すのであろう。その谷戸のこちら側にはマリーゴールドを栽培する畑があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210630004 X800 矢指町小川アメニティ 追分市民の森 RX10M4.jpg
3.モンシロチョウ -1
どんよりとした曇り空の下、マリーゴールドの畑をモンシロチョウが舞う。マリーゴールドの花はチョウが好む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
003_210630007 X800 矢指町小川アメニティ 追分市民の森 RX10M4.jpg
4.ヒメウラナミジャノメ -1
「追分みち」を右に入ってみる。外来植物や、ヨシやササの生育を抑え、畦の湿性野草や、土手の草原性野草を維持しすることを目的に管理されている「トンボ池」という地域があった。その周りを歩いてみる。ヒメウラナミジャノメが飛び出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_210630009 X800 トンボ池 追分市民の森 RX10M4.jpg
5.チダケサシ (乳蕈刺)
箱根湿性花園や舞岡公園でも見られるチダケサシが咲いていた。チダケサシはやや栄養分の多い湿原、林縁、湿った草原などに生育する多年草である。人が茎葉の少ない長い花茎に乳茸と呼ばれるキノコを刺して持ち帰ったので、チダケサシの名が付いたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210630012 X800 チダケサシ 追分市民の森 RX10M4.jpg
6.ヒメウラナミジャノメ -2
フレッシュな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_210630013 X800 追分市民の森 RX10M4.jpg
7.ベニシジミ -1
トンボ池の地域ではベニシジミも多く飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210630015 X800 〇追分市民の森 RX10M4.jpg
8.モンシロチョウ -2
モンシロチョウもヒメジョオンに来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210630020 X800 △追分市民の森 RX10M4.jpg
9.モンシロチョウ -3
曇り空だが、気温は適度に高いのだろう。チョウは吸蜜など活動をする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210630022m X800 〇追分市民の森 RX10M4.jpg
10.ベニシジミ -2
開翅してヒメジョオンで吸蜜する。春型に比べ前翅がすっかり黒ずんだ夏型の♂である。後翅の青い斑点も鮮やかに感じた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
010_210630032 X800 ◎追分市民の森 RX10M4.jpg
11.ベニシジミ -3
前の写真と同じ個体。少し引いて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO250 ) 露出補正 なし
011_210630037 X800 ◎追分市民の森 RX10M4.jpg
12.ベニシジミ -4
もう1枚、裏面を。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO320 ) 露出補正 なし
012_210630051t X800 ◎追分市民の森 RX10M4.jpg
13.ソバ畑
再び「追分みち」へ戻る。広いそばの畑が広がっていた。天気が良ければチョウも舞うと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_210630053 X800 〇追分市民の森 RX10M4.jpg
14.ムラサキツユクサ (紫露草)
梅雨の季節に咲く花だ。花は朝に開いて夕方には閉じてしまうという。「ひとときの幸せ」という花言葉は、1日で枯れてしまう様子に由来してつけられたという。濃厚な紫色の花は印象的である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
014_210630057t X800 追分市民の森 ムラサキツユクサ RX10M4.jpg
15.旭区グリーンロード「追分・矢指市民の森ルート」 案内板
「追分みち」を南へ下りて来ると、谷戸を渡る中原街道の陸橋(旭大橋)が見えてくる。今いる「追分みち」の東側、谷戸の向こう側が「矢指市民の森」だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO320 ) 露出補正 なし
015_210630063 X800 追分市民の森 RX10M4.jpg
16.ベニシジミ -5
ここから中原街道の旭大橋の下を歩いて、旧中原街道へ出る。「矢指みち」から「追分みち」しか歩いていない。次回は「八ツ塚みち」「なかみち」も歩いてみよう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_210630071tm X800 〇追分市民の森 RX10M4.jpg
17.ヤマトシジミ
旭大橋の手前でヤマトシジミの♂が飛んでいた。旭大橋の下を通り抜けて、旧中原街道に出る。そこを右に行くと現在の中原街道と野境道路(バス通り)の交差点に出た。帰りはバスには乗らず、野境道路を左へ三ツ境駅まで歩いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210630077 X800 ◎追分市民の森 RX10M4.jpg


2021年6月24日

舞岡公園 平地産ゼフィルスを探しに ① 6月9日

舞岡の平地産ゼフィルスがどうも気になる。朝の早い時間に行って見ようと思い8時前に家を出た。この日は晴れて気温も上がりそうだ。
 5月31日に行った時よりチョウの活動は活発なようだ。アカメガシワの花は咲き、クリの花はそろそろ終わりそうだが、リョウブの白い花はまだ蕾である。10日前にくらべて、数が多くなったルリシジミは擦れてきている。モンキチョウの♀が活発に飛ぶ。
 ミドリシジミのポイントをいくつか回ってみたが姿を見ることが出来ない。かってオオミドリ、ミズイロオナガ、ウラナミアカなどが見られた ねむの木休憩所 の裏側にも上がってみたが、駄目だった。ここも少し様子が変わっているような気がする。
 瓜久保の家からかっぱ池の方に歩いて行くと、「いま、ここにミドリシジミがいたのですが」という同好のかたがおられた。しばらく目を凝らしてみるが現れなかった。だが、ふと、振り返ったところにアカシジミがいた。やっと今季2種目のゼフィルスである。

001_210609006 X800 ◎舞岡公園 産卵 RX10M4.jpg 1.ルリシジミ 産卵
ハギの新芽の先にルリシジミが産卵していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
002_210609009 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ルリシジミ♀
ルリシジミの♀は形こそ小さいが、視力の劣化した私などが見るとウラゴマダラシジミのように見える。今シーズンはまだウラゴマダラシジミを撮っていない。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_210609015 X800 〇舞岡公園 産卵 RX10M4.jpg 3.モンキチョウ 産卵
スダジイがある南の丘のくさ原ではモンキチョウがアカツメクサに産卵していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210609018 X800 △舞岡公園 産卵 RX10M4.jpg 4.モンキチョウ♀ 飛翔
モンキチョウは産卵の際も、吸蜜の時も、止まるときは常に翅を閉じているので、翅表を撮るには飛んでいるときしかチャンスはない。  ピントも甘く、被写体ブレもしていて良い写真ではないが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210609023 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 5.ベニシジミ
谷戸に咲くヒメジョオンでは、ベニシジミ♂が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210609047 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.アカシジミ -1
今季初めてのアカシジミを見つけた。発生が遅いのかと思っていたが、この個体は既に擦れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
007_210609056 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 7. アカシジミ -2
同じ個体。位置を変えて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO1250 ) 露出補正 なし
008_210609066 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ガクアジサアイ(額紫陽)
瓜久保の家の傍で咲くガクアジサイがきれいだった。 ガクアジサイの花言葉は「謙虚」だそうだ。 ガクアジサイは一般的なアジサイの原種であり、小さな粒々のような花が真ん中に集まって、その周りを大きながく片が額縁のように囲んでいるアジサイである。ご存知の通り、実は、周りの大きい花に見える部分は花ではなくガクで、真ん中の粒々のところが花である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
009_210609069 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 9.ウラナミアカシジミ -1
さっき言葉を交わしたかたが、手招きしてくれている。行って見るとウラナミアカシジミだった。これでやっと今季3種目のゼフィルスである。長い尾状突起は残っているが、この個体も少し擦れているようだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO800 ) 露出補正 なし
010_210609076 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 10.ウラナミアカシジミ -2
ちょっと飛び立っては、また、近くの同じようなところに止まる。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
011_210609085 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 11.ウラナミアカシジミ -3
先に見つけた人がおられ、その個体を何人かで撮っているときは、いわばその被写体は共有財産である。飛ばしてしまってはいけないので慎重に近づいて撮る。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
012_210609092 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 12.ウラナミアカシジミ -4
向きを変えたのでもう1枚。少し擦れてはいるが、破損はない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
013_210609100 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 13.アカシジミ -3
さっき撮ったアカシジミがまだ同じところにいた。直射日光の当たらないところに止まっている。長い望遠レンズを付けたカメラを持った「鳥」のかたも撮っておられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO1600 ) 露出補正 なし


2021年6月20日

再び八王子城跡へ 6月7日

まだ、午後1時少し前である。かわり映えはしないが、八王子城跡へ行くことにした。八王子城跡の駐車場で、持参した昼食をとり、滞在は小1時間と決めて歩き始めた。
 5月26日に来た時と比べると確実に季節が進んでいる。駐車場から上がったところの草地には、モンキチョウが活発に飛び、ツバメシジミが地表近くの草に絡むように飛んでいた。
 この日も野鳥愛好家の人たちが多い。  前回来た時も、最後にスイカズラにやってきたモンキアゲハを撮って帰ったが、今回も駐車場へ引き上げる途中で、まだ咲いていたツツジの花にモンキアゲハが吸蜜に来ていた。しかも、傷のないとてもきれいな個体だった。久しぶりにモンキアゲハの気に入った写真が撮れたのは嬉しい。その前に舞岡公園へ行ったときも帰り際に駐車場のツツジにモンキチョウが来ていたこともあり、どうやらこのチョウが花に来るのは午後にのようだ。

18.モンキチョウ♂ -1
駐車場から一段高いところにある草地の広場には、モンキチョウが活発に飛んではヒメジョオンの花に止まって吸蜜をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_210607141 X800 〇八王子城跡 RX10M4.jpg
19.モンキチョウ♂ -2
2週間ほど前に来たときはモンキチョウの姿はなかったのに。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし
019_210607147 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg
20.スジグロシロチョウ
既に夏型が発生しているようだ。初々しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_210607152 X800 ◎八王子城跡 ヒメジョオン RX10M4.jpg
21.モンキチョウ♂ -3
飛んでいるのはほとんどが♂である。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_210607166 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg
22.愛鳥家
八王子城跡は野鳥を撮るカメラマンが大勢来ている。舞岡公園はこの時期になると、愛鳥家カメラマンは少なくなるが、ここはそうではない。八王子城跡は サンコウチョウ、キビタキ、オオルリなどが観察できる野鳥スポットとして人気があり、とくにサンコウチョウは今がトップシーズンのようで、私は見たことはないが、尾羽がとても長く、青いアイリングが鮮やかな♂が皆さんの狙いのようだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/320秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_210607179 X800 八王子城跡 RX10M4.jpg
23.ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミ夏型が発生していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_210607184 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg
24. 冠木門
wikipediaによると、八王子城 は1587年(天正15年)に築城され、1590年(天正18年)に廃城になっている。八王子城は北条氏の本城である小田原城の支城であり、北条氏康の三男・氏照が1571年(元亀2年)頃より築城し、1587年(天正15年)頃に本拠とした。八王子城は天下統一を進める豊臣秀吉の小田原征伐の一環として1590年7月24日(天正18年6月23日)、秀吉の軍勢に加わった上杉景勝、前田利家、真田昌幸らの部隊1万5千人に攻められた。八王子城攻防戦を含む小田原征伐において北条氏は敗北し、城主の北条氏照は兄、氏政とともに切腹した。のちに新領主となった徳川家康によって八王子城は廃城となった。城主北条氏照の居館があった御主殿門の復元工事は2012年(平成24年)度に完了した。この冠木門は八王子城御主殿への門だった。冠木門から八王子城の御主殿跡を眺める。この日は人が少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし  
024_210607191 X800 八王子城跡 RX10M4.jpg
25.曳橋
帰りに曳橋を渡り振り返って撮る。向こうに見えるのが 虎口 であり、その石段を上がって左に曲がると冠木門がある。左の高台になっているところが御主殿跡だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
025_210607193 X800 八王子城跡 RX10M4.jpg
26.モンキアゲハ♂ -1
管理事務所のところまで戻ってくると、まだ咲いていたツツジの花にモンキアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 175mm ISO1250 ) 露出補正 なし
026_210607198 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg
27.モンキアゲハ♂ -2
全く傷のない美しい個体だ。いったん花から飛び立つが、また次の花へと移動する。「頼む、もう少し撮らせてくれ!」

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし  
027_210607205 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg
28.モンキアゲハ♂ -3
連写で撮っていたが、花から飛び立った瞬間を捉えていた。ピントもしっかりしている。モデルも良い。今まで撮ってきたモンキアゲハの写真のなかで最も気に入った写真になった。午後2時、満足して帰路についた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_210607207 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg


 

2021年6月12日

舞岡公園 やっとミドリシジミ♀1頭 5月31日

今週後半は天気が悪くなるという予報だ。平地産ゼフィルスに会いたいのでいつ行こうかと思っていたが、今日行くことにした。どうも今年は発生が遅れているようだ。例年なら一番早く出てくるはずのアカシジミすらまだ見ていない。ブログ「舞岡公園の自然2」を拝見しても、ここ数日でウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ、ウラナミアカシジミは発生しているようだが、その個体数は少ないようだ。
 午前9時に舞岡公園に着き、いつものコースを歩き始める。シジュウカラの5~6羽の群れがいた。リョウブの花はまだ蕾のようだ。この日はサトキマダラヒカゲが多かった。
 ゼフィルスのいそうなところを目を皿のようにして歩くが、見当たらない。例年はアカシジミやウラナミアカシジミが見られるところで、同好のかたが「開いてますよ」と教えてくださった。すでに撮影されたようで「どうぞ」と指さされた方向を見ると、ミドリシジミの♀が開翅していた。今年初めてのゼフィルスだった。
 さらにクリの花の咲くところへも行って見たが、アカシジミの姿はなかった。
 小谷戸池の傍のウマノスズクサが生えているところにジャコウアゲハが産卵に来た。後翅が大きく破損している♀だったが、産卵する場面を観察できた。3cmくらいになった幼虫が1頭付いていた。

001_210531001 X800 シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.シジュウカラ
歩いて行くと梢から数羽の鳥が飛び出した。すぐ近くの枝に止まってくれたので見るとシジュウカラだった。まだ幼鳥かも知れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
002_210531007 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 2.サトキマダラヒカゲ -1
写真では診難いが大きな木の根元に樹液でも出ているところがあるのだろうか、サトキマダラヒカゲが吸汁していた。全く保護色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210531008 X800 ヒメジョオン 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.ヒメジョオン(姫女苑)
  一昨日は裏高尾でハルジオン(春紫苑)を観察した。舞岡公園に生えているのはヒメジョオンだ。葉の幅は細く茎の上の方はすっきりしている。蕾は上向きについていて、舌状花の輪郭はくっきりしている。この両者には同じようなチョウが吸蜜に来る。彼らは両者を区別しているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210531013 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 4. サトキマダラヒカゲ -2
散策路にヒメキマダラヒカゲが飛び出してきて、地面に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210531021 X800 〇ウツギ 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.ウツギの花に来たモンシロチョウ
これも保護色になっている。モンシロチョウがじっとしていると見つけられない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210531029 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.サトキマダラヒカゲ -2
長久保の炭焼き小屋の方へ入って見ると、ここでもサトキマダラヒカゲが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210531031 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 7.ウラギンシジミ♂ -1
古民家の裏庭でその縁側に腰を掛けて一休みしていると、小型のチョウが 庭の植え込みに敏捷に飛び込んできた。ウラゴマダラシジミかと期待したが、近くの梢の止まったのはウラギンシジミだった。高いところに止まったので、全体が見えないが、緋色が鮮やかな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_210531038 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ウラギンシジミ♂ -2
回り込んでチョウの顔が見えるように撮ったが、翅を閉じられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210531044ts X800 〇カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 9.カワセミ登場 -1
谷戸の畦道を歩いていると宮田池の方からカワセミが飛んできて、田んぼの向こう側の田の番号標識に止まった。 15m~20mくらいは離れているだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_210531060tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.カワセミ登場 -2
すぐに飛び立ち、隣の田んぼに建てられた杭に止まった。何だか怖い顔をしている。嘴の下側が赤いので♀だ。♂は黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
011_210531063tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.カワセミ登場 -3
後ろからカラスが飛んできた。杭から飛び立つ。もう少し露出をアンダーにすればよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
012_210531075 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 12.テングチョウ
今年もテングチョウの発生が活発のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 13.ゴマダラチョウ春型♂
瓜久保の家の前に田んぼがあるが、その向こう側で梢に止まったチョウがいた。距離があって、肉眼でも、ファインダーでも同定できない。手持ち撮影の限界と思いながら連写する。後でモニターで確認すると、舞岡公園では、アカボシゴマダラに侵入されて、姿を見るのが珍しくなったゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 14.ゴマダラチョウ春型♂ トリミング
トリミングして拡大する。少し傷があるが、立派なゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
015_210531095 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 15.ミドリシジミ♀ O型 -1
先に見つけられた方がいた。もう撮影されていたらしく「どうぞ」と言って場所を指してくださり、場所を譲ってくださった。今年初めてのゼフィルスは ミドリシジミ♀ のO型だった。飛ばれるとチャンスを逃すので、まずシャッターを切る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO500 ) 露出補正 なし  
016_210531103 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 16.ミドリシジミ♀ O型 -2
レンズを伸ばして撮った。少し擦れたところはあるが、羽化して間もないように思えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210531115 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.ミドリシジミ♀ O型 -3
一旦飛び立ったが、すぐ近くの葉に止まってくれた。この位置の方が尾状突起も伸び、左前翅にあった擦り傷もめだたなくてきれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_210531128 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 18.ヒメジャノメ
ゼフィルスを探して歩いていると、茂みの中からヒメジャノメが飛び出した。この種は舞岡公園にはあまり多くはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
019_210531130t X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 19.クリの花とテングチョウ
アカシジミが吸蜜していないかとクリの花を探索した。アカシジミはいなかった。今年は発生が遅いのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
020_210531132 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 20.イチモンジチョウ
この季節はイチモンジチョウが多い。都会ではあまり見ることが出来ないチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
021_210531136 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 21.ジャコウアゲハ 産卵シーン -1
小谷戸池の傍にほんの僅かであるがジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサが生えているところがある。そこへジャコウアゲハの♀がやってきた。長いあいだジャコウアゲハという和名の由来は♀の翅の色に由来すると思っていた。実は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来するのだそうだ。(成分はフェニルアセトアルデヒド)。この♀は後翅の半分近くがちぎれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
022_210531141t X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 22.ジャコウアゲハ 産卵シーン -2
ウマノスズクサの葉にアプローチしている。破損した後翅をカットしてやった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
023_210531149 X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 23.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
産卵しようとする尾端がこちら側を向いている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 なし
024_210531151ts X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 24.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
尾端を曲げて産卵している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO800 ) 露出補正 なし
025_210531168 X800 〇幼虫 舞岡公園 RX10M4.jpg 25.ジャコウアゲハ幼虫
幼虫は手では触れたくないような姿をしている。黒褐色~黒色で、白色の帯がある。全身に太い突起があり、突起の先端は赤い。毒草であるウマノスズクサを食べて育つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2021年6月 2日

初夏の日影沢 5月26日

ここ数年、成果を得らないでいる小仏日影沢へ行って見ようと思い立った。例年と比べると時期的には10日ほど遅い。また、日影沢林道の環境も変わってしまっていて、沢沿いに白い花を咲かせていたミツバウツギは、林道の護岸工事のためか、無くなってしまっている。ミツバウツギの花には、アオバセセリや、ミヤマカラスアゲハ、オナガアゲハが良く吸蜜に来ていたのだが。
 この日は、久しぶりにサカハチチョウを撮りたかった。また、スミナガシやクモガタヒョウモン、ミスジチョウに会いたいと思っていた。だが撮影できたのは、ミスジチョウだけで、サカハチチョウ、スミナガシやクモガタヒョウモンには遭遇しなかった。
 7時半にマイカーで自宅を出て、8時半過ぎに日影沢林道に着いた。小仏峠へ向かう旧甲州街道の浅川国際マス釣り場の先を左に入ると日影沢林道への入り口だ。入り口から日影沢キャンプ場までの間の林道わきのスペースに車を止めようとするが、すでに車がいっぱい入っている。結局、日影沢キャンプ場のすぐ手前に停めることになった。日影沢キャンプ場はコロナ対策で臨時休業になっていた。
 気温が上がる10時少し前まで、キャンプ場に待機し、現れるチョウを撮っていた。
 今年生まれのきれいなテングチョウが飛び始める。アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ジャコウアゲハが飛んでいる。10時近くなるとミスジチョウが現れた。
 サカハチチョウを撮ろうと林道を進むが現れてくれない。やはり時期的に少し遅いのであろう。2kmほど林道を入ったが、成果はなかった。再び、キャンプ場へ戻る途中、アサギマダラが現れたくらいだった。
 11時半過ぎ、木下沢林道へ行って見ようと車で移動する。

1.ハルジオン(春紫苑)
ここのところ、ハルジオンとヒメジョオンとの違いが今一つ理解できず、勉強してみた。先ず、いい加減だったのは、正しくはヒメジョオン(姫女苑)というのをヒメシオンと思い込んでしまっていた。キャンプ場に咲くこの花を見て、葉の茎への付き方、舌状花が糸のように細いことなどから、ハルジオンと同定した。ここに咲くのはすべてハルジオンのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO500 ) 露出補正 なし
001_210526003 X800 ハルジオン 日影沢 RX10M4.jpg
2.ミニチュア・ピンシャーと飼い主さん
キャンプ場にご夫人が愛犬を散歩に連れてこられた。私を見たその愛犬がリードを引っ張って突進するように走り寄り、足に飛びついてきた。見たことのない犬種だったので、その名を聞いてみたが、帰宅した時にはすっかり忘れてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_210526010 X800 リクト君 日影沢 RX10M4.jpg
3.ミニチュア・ピンシャー リクト君(オス)
帰宅して、愛犬家のKさんに写真を送って犬種名を尋ねてみた。さすが、ミニチュア・ピンシャーという名が示された。ミニチュア・ピンシャーでネット検索をしてみたところ、大きさ、毛色、耳の形が一致し、また、小型犬だけどパワフル、といった記述もあり、飼い主さんを引っ張り、私に向かって突進してきた姿から見て、確信した。洋服を着せているので特徴的な胸の毛色が見えないが、想像はつく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210526008 X800 リクト君 日影沢 RX10M4.jpg
4.テングチョウ♂
気温が上がってくると、まず、テングチョウが目についた。今年生まれの初々しい♂だ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_210526017 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
5.ヒメキマダラセセリ
飛来したセセリチョウがやや離れたところの葉の上に止まった。私は視力が弱くなっているので、同定できない。撮った画像を見て、ヒメキマダラセセリと想定する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210526018 X800 日影沢 RX10M4.jpg
6.アカボシゴマダラ 春型
キャンプ場の広場にアカボシゴマダラ♂が飛来した。地面に止まり、口吻を伸ばし水分補給、ミネラル補給か? 昨日は雨が降って、朝の地面は湿っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210526027 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
7.ジャコウアゲハ♂
黒いアゲハはモンキアゲハ、オナガアゲハ、ジャコウアゲハが飛び回る。ジャコウアゲハ♂が葉の上に止まった。後翅が破損している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_210526031 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
8.ハルジオンに来たテングチョウ
茎に巻きつくような葉、下向きの蕾、細い舌状花などハルジオンの特徴があるその花にテングチョウ♂がきた。越冬した個体に比べると、オレンジ色が鮮やかだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210526038 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
9.コミスジ
比較的大きな個体だったのでミスジチョウかと思ったが、コミスジだった。 コミスジの方が時期的に早く発生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210526043 X800 コミスジ 日影沢 RX10M4.jpg
10.ミスジチョウ -1
今度はミスジチョウだった。コミスジより大型である。発生初期のようで新鮮な個体である。地面に止まり、口吻を伸ばして吸水する。撮り難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210526045 X800 ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
11.ミスジチョウ -2
広角側でローアングルで撮ろうとするが、なかなか敏感で、近づくとサッと飛び立ってしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_210526050 X800 〇ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
12.ミスジチョウ -3
追いかけまわしたためか、少し離れた葉の上に逃れて行った。葉と葉の間からフォーカスする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_210526052 X800 〇ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
13.イトトンボの仲間 -1
沢筋にはイトトンボの仲間が多い。検索してみたが同定は難しい。トンボ目のイトトンボ亜科には、イトトンボ科、カワトンボ科など7つの科がある。イトトンボと言った場合、イトトンボ科だけではなくカワトンボ科など、イトトンボ亜科の種を指すようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_210526055 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
14.イトトンボの仲間 ー2
翅の先端に2点の小さな紅色の紋がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO2000 ) 露出補正 なし
014_210526064 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
15.イトトンボの仲間 ー3
翅が褐色である。これはニホンカワトンボの♂か?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_210526105 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
16.イチモンジチョウ
サカハチチョウかと思ったが、イチモンジチョウだった。そう思ってしまうほど小さな個体だった。羽化したてのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO160 ) 露出補正 なし
016_210526062 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
17.アサギマダラ♀ -1
山側の茂みからアサギマダラがスーッと飛来して近く草の葉に止まった。水分を補給しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO500 ) 露出補正 なし
017_210526075 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
18.アサギマダラ♀ -2 開翅
開翅したところを見ると、♂にある後翅の肛角部の黒い性標がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_210526077 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
19.アサギマダラ♀ -3
少し近寄って望遠側で撮った。背景がボケている。アサギマダラのような大型のチョウは扱いやすい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO640 ) 露出補正 なし
019_210526089 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
20.アサギマダラ♀ -4
さらに近づいて、今度は広角側で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
020_210526091 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
21.クロヒカゲ♀
崩れた、近づけない荒地に止まっていた。クロヒカゲは良く似たヒカゲチョウより、時期的に早く発生する。すでに破損している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO250 ) 露出補正 なし
021_210526110 X800 ◎クロヒカゲ 日影沢 RX10M4.jpg
22.ミスジチョウ -4
キャンプ場へ戻ってきた。キャンプ場の炊事場の傍でミスジチョウが地面に下りて吸水している。ローアングルで狙ったが背景が良くない。ミスジチョウは発生最盛期を迎えているようで、個体数も多いようだ。羽化直後は吸水行動を盛んに行う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO320 ) 露出補正 なし
022_210526119 X800 ◎ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
23.アサギマダラ -5
キャンプ場の広場にもアサギマダラが舞い降りてきた。アサギマダラまで地面に止まる。この個体も羽化直後なのだろうか吸水している。先ほどの個体とは前翅の斑紋が少し違っているので、別の個体と推察される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_210526127 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg


2021年5月28日

舞岡公園 5月24日

5月16日に近畿、東海は梅雨入りした。関東地方はまだその発表はないものの、しばらくはっきりしない天気が続いていたが、この日は久しぶりに晴れるという天気予報だった。例年ならそろそろアカシジミが飛び出すころだが、今年のチョウたちの発生時期の予測は今一つ難しい。
 舞岡公園のツツジはいつ咲くのかと思っていたが、ようやく咲き進んできた。だが、ツツジに来る黒いアゲハの姿はない。
 相変わらず蝶の影は少ないが、11時ごろになって気温も上がり、蝶の飛ぶ姿が見られるようになった。春型の白いアカボシゴマダラも飛んでいるが、撮影チャンスはない。
 例年、アカシジミが良く見られるクリの花が咲くところへ行って見たが、まだ、その姿を見ることが出来なかった。代わりにルリシジミがクリの花で吸蜜していた。今年生まれの初々しいテングチョウが姿をみせる。春型のアカボシゴマダラを3回ほど見たが、撮影チャンスがなかった。また、平地産ゼフィルスのウラゴマダラシジミらしき飛翔を見たが、確認はできなかった。
 午後1時を過ぎそろそろ引き上げようと駐車場へ戻ると、そこに咲いているツツジの花にモンキアゲハの姿が見えた。

1.ヒイラギナンテン(柊南天)
秋には多彩な紅葉を見せてくれるヒイラギナンテンに青紫色の実がなっていた。緑色から段々この色になり、秋には熟すそうだ。四季折々楽しませてくれる。この実は食べられないことはないが、苦くて酸っぱく、まずいとのことだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO2000 ) 露出補正 なし
001_210524003 X800 ヒイラギナンテン 舞岡公園 RX10M4.jpg
2.田植え体験教室
この時季は谷戸の田んぼで、子供たちの田植え体験教室が行われている。毎年見る風景である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_210524013 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
3.モンシロチョウ
時刻は10時50分、やっと気温が上がってきて、モンシロチョウが飛ぶようになってきた。初夏に似たような白い花が木に咲く。ウツギ、ヒメウツギ、エゴノキなどがあるが、なかなか覚えきれない。この白い花はウツギのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220m ISO125 ) 露出補正 なし
003_210524016 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.田んぼのモンシロチョウ
田んぼの中にあった枯れた草の茎?のようなものにモンシロチョウが飛来して止まった。そこへ別のモンシロチョウが飛来してその隣の枯れた茎に止まった。求愛行動なのか、単に群れようとしているのか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220m ISO100) 露出補正 なし
004_210524025 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
5.ベニシジミ
休耕田に咲いているヒメジョオン(姫女苑)でベニシジミが吸蜜していた。ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオンは良く似ているが、やっと区別がつくようになった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190m ISO100) 露出補正 なし
005_210524042 X800 姫女苑 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.休耕地のベニシジミ
ズームをワイド端にして、ローアングルで休耕地を背景に入れて撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9m ISO100) 露出補正 なし  
006_210524045 X800 〇ヒメジョオン 舞岡公園 RX10M4.jpg
7.ダイミョウセセリ 裏側
ダイミョウセセリが多く見られるようにな季節になった。休耕田に咲くユウゲショウ(夕化粧)の花で吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 128m ISO100) 露出補正 なし
007_210524052 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
8.ダイミョウセセリ 表側
前の写真と同じ個体だが、少し回り込んで表側から撮った。地味なダイミョウセセリにユウゲショウの花が彩りを添える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220m ISO400) 露出補正 なし
008_210524054 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
9.テングチョウ -1
今年生まれの初々しいテングチョウが飛んできた。これから約1年成虫の長い一生がはじまる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147m ISO800) 露出補正 なし
009_210524063 X800 ♂ 舞岡公園 RX10M4.jpg
10.テングチョウ -2
エノキの周囲を旋回して、その新芽に止まった。♂か♀かわかり難いが、後翅裏面から♀のように見える。エノキはテングチョウの食草のひとつだが、この個体が♀だとして、産卵時期は来春であろう。生まれ故郷が懐かしいのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147m ISO2500) 露出補正 なし
010_210524067 X800 〇エノキ 舞岡公園 RX10M4.jpg
11.ルリシジミ♀ -1
ルリシジミは暖かいところでは、年に4~6回発生するようだが、これは第2化だろうか。羽化間もないと思われるきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220m ISO500) 露出補正 なし
011_210524079 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
12.ルリシジミ♀ -2
広角で撮った。思ったより敏感でなかなか近づくことが出きない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9m ISO100) 露出補正 なし
012_210524081 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
13.ルリシジミ♀ -3
これも同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220m ISO1600) 露出補正 なし
013_210524088 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
14.ルリシジミ -4
例年なら今頃はアカシジミが発生し始めるころである。クリの花が咲くところへ行って見た。クリの花は咲いていたがアカシジミは見つからなかった。代わりにルリシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94m ISO250) 露出補正 なし
014_210524097 X800 〇前田の丘 栗の花 舞岡公園 RX10M4.jpg
15.ルリシジミ -5
ゼフィルスのいそうなところを歩いていると、ルリシジミがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9m ISO320) 露出補正 なし
015_210524115 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
16.テングチョウ -3
また、新生テングチョウがいた。今年もテングチョウが多く発生するのだろうか。間もなくすると茂みの中などに入り込んで夏眠をし、さらに冬眠をして来春に活動する。仮眠から覚めて、秋に一度活動をするようだが、秋にテングチョウを見た記憶がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220m ISO200) 露出補正 なし
016_210524122 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
17.モンキアゲハ -1
駐車場に戻ってきたら、ツツジの植え込みにモンキアゲハが来ていた。今年はツツジが咲くのが遅かったようだし、モンキアゲハ♂もまだ破損が少なくきれいである。口吻を伸ばし、花に止まろうとしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106m ISO800) 露出補正 なし
017_210524125t X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
18.モンキアゲハ -2
左側の尾状突起の先端が少しちぎれているが、おおむねきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106m ISO800) 露出補正 なし
018_210524136t X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg