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2024年1月28日

保土ヶ谷公園のカワセミと、横浜ビジネスパークのプラタナスの紅葉 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区

イチョウ坂の黄葉と、辻広場のカエデの紅葉は見応えがあった。そして上池へ歩いていく途中、河津桜の枝にポツンと小さなサクランボが付いていたのに驚いた。
 上池でカワセミでもいないかと目を凝らすと期待に応えてくれた。どこからか飛んできたカワセミが池の向こう側に茂る枯れた水草の枝にとまったのだ。いったん飛び立ったが、また近くでとまった。エサを探しているようだったが、池にダイブすることはなかった。
 上池からテニスコートの脇に上がり、梅林の方へ歩く。そこからは上池から下池への遊歩道が見下ろせるが、そこで絵を描いている人もいた。もう一度、辻広場へ下りてカエデの紅葉を撮って、バス通りの下を潜る地下道を通って駐車場へ戻った。昼の時間になったので、横浜ビジネスパークへまわり、昼食にした。ここで見たプラタナスの紅葉は真っ赤に染まり、例年になくきれいだった。この日は充実した散策となった。

000_231213147 X700 ◎保土ヶ谷公園 上池 ガマ・ミズクサ RX10M4.jpg
池の周囲に生えるガマにとまったカワセミ 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区

001_231213101 X900 保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 1.上池に来たカワセミ♀ -1
下池から河津桜の傍を歩いて、上池へと歩いていたら、後ろからカワセミが弾丸のように飛んできて、池の周りに自生するガマ(蒲、香蒲)にとまった。急ぎ足で近づき、まず飛び立たないうちに撮った。背中がメタリックブルーに輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 94mm ISO200 )
002_231213102tm X900 〇保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 2.上池に来たカワセミ♀ -2
ズームレンズを伸ばして、さらに近づく。じっとして池の水面を見ている。エサを探しているのだ。旨くすると池の飛び込むところが撮れるかもしれない。画像はトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
003_231213109 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 3.上池に来たカワセミ♀ -3
ガマの茎にしっかりとまっている。池や沼、川の岸辺などの浅い水辺に自生するガマの花期は夏の6 - 8月であるが、wikipediaによれば、花が終わると、雄花は散って軸だけが穂の上に立ち、雌花穂は茶褐色になって太さも1.5 - 2cmと太くなり、ソーセージに形が似たいわゆる「ガマの穂」になる。雌花は結実後は、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。この果実は、長い果柄の基部に穂綿となる白い毛がつき、先端の花柱が色づくと記されている。ガマは水生植物のうち、水底に根を張り、茎の下部は水中にあるが、茎か葉の少なくとも一部が水上に突き出ているガマ科ガマ属の多年草の抽水植物である。別名、ミズクサともいい、古くはカマとも呼ばれていたそうだ。円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。花粉は蒲黄(ほおう)とよばれ、薬用にされる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
004_231213120 X900 △保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 4.上池に来たカワセミ♀ -4
脚の位置を変えて腹側のオレンジ色を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
005_231213125 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 5.上池に来たカワセミ♀ -5
脚の位置を変えた後、すぐ飛び立ったが、また戻ってきて近くのガマにとまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 178mm ISO125 )
006_231213131m X900 〇保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 6.上池に来たカワセミ♀ -6
この個体は嘴の下がオレンジ色の♀である。♂は嘴の下側が黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
007_231213138 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 7.上池に来たカワセミ♀ -7
保土ヶ谷公園の上池でカワセミに遭遇するのは2度目である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
008_DSC09479 X900.jpg 8.上池から下池を眺める
手前の上池からせせらぎが下池へと流れる。上池にはカルガモが住み着いていたが、この日は見られなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
009_DSC09491 X900.jpg 9.イロハモミジ
上池の先を右へ上がってテニスコートのわきの道を、上池を見下ろしながら梅林の方へと歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO250)
010_X900 DSC09494 X900.jpg 10.暖かい日差しを浴びて -1
梅林の先を下池へと下りる。時刻は11時半を過ぎていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100)
011_DSC09498 X900.jpg 11.暖かい日差しを浴びて -2
あまり鮮やかではないが、紅葉した木々を眺めながら木製の階段を下る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO250)
012_DSC09501 X900.jpg 12.暖かい日差しを浴びて -3
南側の丘の上には横浜市立桜ケ丘高校がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 9mm ISO100)
013_DSC09507 ミズキ X900.jpg 13.ミズキ(水木)の黄葉
PictureThisで検索してみると、これは落葉広葉樹のミズキだった。5月~6月には白い花を咲かせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO125)
014_DSC09511サクア X900.jpg 14.桜の黄葉
この秋の桜の葉はきれいに黄葉している。PictureThisでは桜の品種までは同定できない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO125)
015_DSC09526 X900.jpg 15.辻広場の紅葉 -1
辻広場からバス通りの下を潜って噴水広場に抜けるトンネルがある。その前に紅葉をもう一度眺めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 42mm ISO320)
016_DSC09529 X900.jpg 16.辻広場の紅葉 -2
既に落葉も多くなり、地面を覆っている。そろそろ紅葉の季節も終わる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO250)
017_DSC09539 X900.jpg 17.ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星躑躅)
和名の漢字は難しいが、「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたものだ。満天星の表記は本種の中国語名の表記をそのまま引用し和名のドウダンツツジの読みを充てたものだそうだ。低木の落葉広葉樹で、大きくても3mほどというが、この2本のドウダンツツジは、よく道路わきなどで見かけるそれより大きかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 46mm ISO250)
018_DSC09543 ナンテン X900.jpg 18.ナンテン(南天)も真っ赤に紅葉
南天は常緑広葉樹の低木であるが、園芸種では形や色に変化があり、冬にはこのように葉が赤くなる品種がある。駐車場の入り口に植えられていたナンテンは高さは50cm~60cmであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 174mm ISO200)
019_DSC09546 X900.jpg 19.横浜ビジネスパーク(YBP)
昼どきになったので、車で天王町の横浜ビジネスパークへ行って、昼食にした。ここのプラタナスの紅葉がどうなっているかも見たかったのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 27mm ISO100)
020_DSC09551 X900.jpg 20.プラタナスの紅葉 -1
6~7本のプラタナスが植えられている。その中で2本ほどがまだ、真っ赤になった葉を付けていた。プラタナスはスズカケノキ科の落葉高木で街路樹・庭園樹として広く用いられている。wikipediaによれば、プラタナスは外来種であり、和名はスズカケノキ。スズカケとは篠懸、もしくは鈴懸とも書き、山伏の装束のことであるとのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 35mm ISO100)
021_DSC09558 X900.jpg 21.プラタナスの紅葉 -2
葉の紅葉も変化がある。下から見上げるようにして撮った。こんな見事なプラタナスの紅葉を見るのは初めてである。毎年ツマキチョウを撮りに行く小石川植物園に背の高いプラタナスの木があるが、そこではどのようになっているのか見てみたかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 24mm ISO125)
022_DSC09577 X900.jpg 22.プラタナスの紅葉 -3
クロスフィルターを付けて撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 31mm ISO100)
023_DSC09585 X900.jpg 23.キッチンカー
プラタナス並木の前にキッチンカーが止まっていて、お客さんも来ている。11時半から午後2時まで出店しているようで、日を変えて何店かがエントリーしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 39mm ISO125)

2023年2月27日

日比谷公園と旧法務省赤レンガ① 2023年2月13日 日比谷公園と桜田門

学生時代の先輩・後輩・同期の20名ほどの川柳の会に3年位前から入れていただいている。わたくしは川柳など詠めるセンスは、全くないと思っているのだが、学生時代同じ釜の飯を食った仲間と楽しく過ごせる時間が持てるのがうれしい。座長さんは昨年90歳を迎えられた大先輩でいくつかの俳句の会で活躍されていて、指導してくださる。川柳の会といっても、五七五なら何でもよいという緩い会なのがよい。毎月各人が6句発句し、座長に提出する。何より楽しみなのが集まったその月の句を選句する句会である。食事をし、お酒が入って口が滑らかになったところで、各人思ったことを言っていく。最近はレベルが上がってきて、句を解釈していく過程がとても勉強になる。そのほかにわたくしが毎月1葉の写真を提供し、その写真をもとに五七五を作る「フォト575」というコーナーもある。「フォト575」にも毎月30句近く集まるが、写真がどう詠まれるか、私にはとても興味がある。
 前置きが長くなったが、毎月の句会が行われる場所が、日比谷公園のすぐ近くにある。先日、前夜の気温が氷点下だった日に、日比谷公園の鶴の噴水につららができたと報じられた。翌日に予定されていた句会の日に、いつもより1時間半ほど早く家を出て行ってみたが、その日は朝から暖かく晴れていて気温が上がりダメだった。
 もう一つ写真を撮りたいところがあった。それは旧法務省のレンガ造りの建物である。ただ、午前中は光が逆になり、難しかった。句会は11時半から2時半くらいまで行われる。終わったあと、光の具合はどうかと再挑戦してみた。日が落ちるのは早く太陽が傾くのも早い。
 日比谷公園と法務省の赤レンガの建物に分けて載せる。

000_230217010 X700 日比谷公園 Z50 18-140.jpg
鶴の噴水 2023年2月17日 東京都千代田区 日比谷公園

001_230217001 X900 市政会館 Z50 18-140.jpg 1.市政会館
都営三田線の内幸町駅で下車し日比谷通りと国会通りの交差点に上がる。国会通りを官庁街の方へ歩く。右手に見えるのが市政会館だ。市政会館は後藤・安田記念東京都市研究所が本拠としており、かつて同盟通信社や、その後身の時事通信社が本社を置いたことで知られる。1920年12月に東京市長に就任した後藤新平は、地方自治についての調査・研究を行う独立公正の機関の新設を構想した。建築家8人による指名設計競技の結果、佐藤功一の案が採用され、これをもとに清水組(現・清水建設)が施工し、1929年10月19日に落成した。東京都選定歴史的建造物、千代田区景観まちづくり条例に基づき「景観まちづくり重要物件」に指定されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
002_230217006 X900 日比谷公園 Z50 18-140.jpg 2.鷗 かもめ
まっすぐ祝田通りとの交差点まで行き、国会通りを右へ渡って西幸門から日比谷公園に入る。そこに噴水があり、噴水の中央に彫刻があった。「鷗 かもめ 1986年 作者 淀井敏夫」と書かれたプレートがあった。日比谷公園は、1901年(明治34年)、辰野金吾により本多静六が推挙され、石黒忠悳、福羽逸人、小沢圭次郎等とともに日比谷公園造園委員会が設置され、1902年(明治35年)4月に着工。翌年6月1日に仮開園を迎えたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_230217014 X900 〇日比谷公園 Z50 18-140.jpg 3.雲形池と鶴の噴水
これが鶴の噴水だ。wikipediaによれば、公園のほぼ全域、および公園以東、有楽町駅周辺にかけての一帯は、安土桃山時代以前には日比谷入江と呼ばれる海域だった場所であり、徳川幕府による江戸の都市開発にあたり、神田山の開削で得られた土砂などを使って埋め立てられたものである。現在でも日比谷公園の標高は銀座や霞ヶ関より1mほど低い。鶴の噴水は津田信夫と岡崎雪聲の共作により、開園間もない1905年に完成している。午前中の光は穏やかだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/500秒 63mm ISO560 ) 露出補正 なし
004_230217017m X900 〇日比谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 4.ハクセキレイ
雲形池の周囲には野鳥が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_230217022m X900 〇日比谷公園 シジュウカラ Z50 18-140.jpg 5.シジュウカラ
数羽のシジュウカラもいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_230217026 X900 日比谷公園 ヒヨドリ Z50 18-140.jpg 6.ヒヨドリ
ヒヨドリは都会でよく見る個体数の多い野鳥だ。全長は約27.5 cm。飛ぶ姿は大きく見える。wikipediaによれば、日本では周年見られるが、春および秋には渡りが各地で確認される。秋には国内暖地へ移動する個体も多く、10-11月には渡りが日本各地で観察され、房総半島南端、伊良湖岬のほか、関門海峡では1,000羽を越えて渡る群れも観察されるという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/650秒 82mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230217103m X900 〇スズメ 日比谷公園 Z50 18-140.jpg 7.スズメ
スズメは群れになっているところを見る機会が多いが、この個体はそうではなかった。最近スズメの数が減ってきているように思うが。wikipediaに、「鳥類の行動や生態を研究している三上修らの推定によると、2007年のスズメの個体数は1990年ごろに比べて少なくとも半減、減少率を高く見積もると5分の1になったと考えられている。50年前の10分の1とも推定されている。しかし減少原因についてはよくわかっていないが、気密性の高い住宅の普及によって営巣場所が減少したこと、農村部でコンバインの普及によって落ち籾(もみ)が減少しそれによる冬季の餌が不足したことなどが可能性として挙げられている。また農村部と比べて都市部において巣立っているヒナの数が少ない傾向が見られており、都市化に伴う餌不足も、減少原因の候補として挙げられている。このように減少はしているが絶対的な個体数はまだ多く、現在の減少スピードであれば数十年後に絶滅してしまうことはないと言われている。」という記述があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 130mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_230217111 X900 日比谷公園 松本楼 Z50 18-140.jpg 8.松本楼
日比谷公園を霞門からいったん出て、旧法務省の赤レンガの建物を見に行ってきた。資料展示室も大雑把に見学し、そろそろ句会の時間になるので再び公園に戻ってきた。一、二度利用したことがある松本楼があった。松本楼は1903年に東京市が現在の日比谷公園を開園するにあたり、銀座で食堂を経営していた小坂梅吉が落札し、日比谷松本楼として6月1日にオープンしたそうだ。終戦後、1951年11月にようやく接収が解かれ、松本楼は再スタートを切る。1971年11月19日、沖縄返還協定反対デモが日比谷公園内で激化し(日比谷暴動事件)、その中で中核派の投げた火炎瓶の直撃を受け、2代目建物も焼失の憂き目にあう。3代目松本楼のオープンは1973年9月26日と再建に約2年を要した。これを機に10円カレーが始まったとされる。わたくしも食べたことのある松本楼のカレーライスは後々まで有名になった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
009_230217112 X900 日比谷公園 松本楼 Z50 18-140.jpg 9.京橋の欄干柱
松本楼から、西幸門へ戻る途中に京橋の欄干があった。説明板には、「この石柱は、明治8年(1875年)築造された京橋の欄干柱(らんかんばしら)で、大正11年(1922年)架け替えの際にここに移されたものです。当時は、橋名を刻んだ親柱もありましたが、昭和9年(1934年)京橋の橋台地が整備されたときそちらへ移されました。」と説明されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230217114 X900 〇国会通り 西幸門前 Z50 18-140.jpg 10.西幸門交差点から国会議事堂を見る
11時15分、国会通りの西幸門交差点に戻ってきた。句会の場所はこのすぐそばの建物にある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230217140 X900 〇桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 11.桜田門
句会が終わり、午前中は逆光だった旧法務省の赤レンガの建物をもう一度撮りたいと思い、日比谷公園の霞門を抜けて桜田通りに出て、桜田門へ向け速足で歩いて行った。日が傾くのが早く、旧法務省の建物は思ったような写真は撮れなかった。桜田門の交差点から、濠を渡ったところに桜田門の高麗門が見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f9 1/500秒 30mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_230217141 X900 桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 12.桜田門 高麗門
wikipediaによれば、桜田門は、江戸城の内堀に造られた門の一つで桜田堀と凱旋堀の間にある。昭和36年(1961年)に「旧江戸城外桜田門」として国の重要文化財(建造物)に指定された。特別史跡「江戸城跡」の一画を占める。なお江戸城には内桜田門と外桜田門の2つが存在するが、前者は桔梗門とも呼ばれ、単に「桜田門」という場合には後者を指すことが多い。この門は1663年(寛文3年)頃建築 (寛政重修諸家譜による)、高麗門で、桜田門は本瓦葺髙麗門と櫓門からなる桝形を形づくっている。中に入る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4,5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_230217142 X900 桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 13.桜田門 櫓門 -1
高麗門をくぐると右手に櫓門が見えた。櫓門は1663年(寛文3年)頃建築、脇戸付櫓門(寛政重修諸家譜による)、入母屋造、本瓦葺である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 31mm ISO140 ) 露出補正 なし
014_230217149 X900 桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 14.桜田門 櫓門の門扉
現在の扉の釣金具には「寛文3年(1663年)」の銘が入っている。歴史を感じる重厚な門扉である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 36mm ISO5000 ) 露出補正 なし
015_230217150 X900 〇桜田門 午後 Z50 18-140.jpg 15.桜田門 櫓門 -2
櫓門の枡形の内側(西側)から撮った。装って写真を撮っている女性がいた。門の向こう側は祝田橋の方向だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 28mm ISO180 ) 露出補正 なし
016_230217159m2 X900 〇日比谷公園 Z50 18-140.jpg 16.アークライト灯の名残り
そろそろ帰ることにしよう。やはり、通いなれた内幸町から都営地下鉄三田線ー浅草線ー京浜急行で横浜に出ることを選択する。祝田門から再び日比谷公園に入る。そこにアークライト灯の跡があった。説明版には「この元アークライト灯は、開園当時の公園灯で園内には10基設置され、1200カンテラの明るさがあったといわれます。これ以外はガス灯70基が設置されていました。三笠山の裾にある水飲みと同じ鋳鉄製で統一されたデザインとなっており、両方とも明治の記念物として1基づつ園内に残っています。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/500秒 26mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230217163 X900 日比谷公園 午後 Z50 18-140.jpg 17.自由の鐘
この鐘は終戦直後、連合国軍総司令官だったマッカーサーの提案を受けた米国の市民有志が自由の恩恵を受ける社団法人日本新聞協会に寄付。協会は日比谷公園内に塔を造り、鐘とともに東京都に寄付して、1952年10月24日に安井誠一郎(当時)都知事により除幕式が行われたという経緯がある。しかし、中心部の振り子が失われたこともあり、鐘の音色を響かせることが久しく絶え、青銅製で高さ約1m、直径約1.2m、重さ約1トンある鐘を吊るす高さ約7.6mの塔全体も老朽化で傷んでいたが2011年10月1日に「自由の鐘修復募金委員会」により自由の鐘が60年ぶりに日比谷公園に復活した。英語で記された銘板があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO1250 ) 露出補正 なし
018_230217164 X900 〇日比谷公園 午後 Z50 18-140.jpg 18.午後の鶴の噴水
午後3時半を回っていた。雲形池の鶴の噴水に戻ってきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 65mm ISO180 ) 露出補正 なし
019_230217171 X900 ◎日比谷公園 ヒヨドリ 午後 Z50 18-140.jpg 19.鶴の噴水とヒヨドリ -1
高い木の梢に止まっているムクドリが噴水に舞い降りてくる。勢いよく水を吹く鶴の像の右足元(写真では左側)に羽を広げたムクドリが見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1100 ) 露出補正 なし
020_230217194 X900 ◎日比谷公園 ヒヨドリ 午後 Z50 18-140.jpg 20.鶴の噴水とヒヨドリ -2
また、一羽、今度は左足先に来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
021_230217202 X900 市政会館 午後 Z50 18-140.jpg 21.市政会館 入り口
日比谷公園の中を通って市政会館まで戻ってきた。ここは国会通り側の入り口である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 35mm ISO4000 ) 露出補正 なし
022_230217203 X900 市政会館 午後 Z50 18-140.jpg 22.市政会館 日比谷公園側から
1923年の関東大震災後の2029年に竣工したこの建物は、1961年6月から1965年8月に近代化に向け主要附帯設備増・改築工事が実施された。こちらの門は閉ざされている。市政会館の建物は日比谷公会堂(写真の右側部分)が併設され、「市政会館」「日比谷公会堂」は両者が一体となっている珍しい建築物である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし

2023年2月22日

1999年8月22日~30日 カナダ旅行 2 of 2

8月25日、アサバスカ氷河、ボウ・レイクを観光した後、1時間ほど走って、バンフに入った。バンフの宿泊は町なかではなく、少し離れた郊外のホテルだった。ホテルの名前を思い出せずネットで検索もしたがヒットしなかった。良いホテルだった。バンフもカナダのアルバータ州に属している町である。バンフ国立公園内に在り、カナディアン・ロッキー観光の中心地である。夏季の登山、冬季のスキーなどで賑わうリゾート地で、温泉保養地としても人気が高い。1972年の冬季オリンピックの開催地として立候補したが、開催の決まった札幌の32票に敗れ、16票で次点であった。
 その翌日はバンフからバンクーバーへ移動した。バンフからバンクーバーへは まずカルガリー空港へ行き、そこから飛行機で1時間半ほどでバンクーバーに着いてしまう。午後にバンクーバーに到着し、クイーン・エリザベス・パークなどへ行った記憶がある。そして、次の日はバンクーバーを観光し、27日はフェリーに乗ってビクトリアへ渡った。28日はバンクーバーで自由時間を過ごし、夕食は確か「千代田」というすし屋で、良いネタの寿司を食べたのを覚えている。だが、その「千代田」は閉店してしまったそうだ。
 バンクバーから成田へ戻ってきたのは8月30日の昼頃だったと思うが定かではない。

000_990826235S X700 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg
バンフ大通りからカスケード山を望む 1999年8月26日 
カナダのアルバータ州カナディアン・ロッキー山脈自然公園

022_990825231S X900 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg 22.バンフの街
バンフのメインストリートである。正面に見えるのはバンフの象徴であるカスケードマウンテン(2998m)だ。カスケードとは複数連なった滝を意味するとのことで、トップの写真ではより鮮明に、山頂の左側から山麓へまっすぐに糸のようにつながった滝が見える。今では 亡くなられてしまった大橋巨泉氏の店として有名だった「オーケーギフトショップ」はこの通りの左側にあった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
023_990826233S X900 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg 23.ボウ川に架かる橋
バンフの街の南側を流れるボウ川を渡る橋の上からも、カスケード山が見える。この写真はカスケード山に向かって右側を撮っている。ボウ川はカルガリーのほうへ流れる。連なって見える山はランドル山の山並みだ。wikipediaによると、ボウ川は、カナダのアルバータ州を流れる全長623kmの川である。名前は、川のそばに生える木を先住民が弓にして使っていたことに由来する。ボウ川の源流はカナディアンロッキーに存在するボウ氷河である。ボウ氷河の末端部で融解してボウ川となって流れ出した水は、付近に存在するボウ湖に一旦流れ込み、再びボウ川としてバンフ国立公園内を流れてゆく。なお、ボウ川の本流に存在する滝であるボウ滝も同公園内に存在する。その後カルガリーを経由し、グラッシーレイクの町の近くでオールドマン川と合流しサウスサスカチュワン川となる。この川は、飲料水や灌漑および水力発電用の水の重要な水源となっている。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
024_990826240S X900 カナディアンロッキー バンフ F90 アルバム用.jpg 24.バンフ・スプリングス・ホテル
バンフのメインストリートがボウ川を渡るところ(写真23.)から南東へ1kmほど行ったところ、ボウ川が滝となって落ちる場所を見下ろす山腹の森に壮観な外容を聳え立たせている。前にも述べた「Fairmont Chateau Lake Louise」と同じフェアモント・ホテルズ系列のホテルだ。ホテルからは峡谷を隔ててランドル山(2948m)の雄大な眺望を見ることができる。世界有数のリゾート・ホテルの1つとされ、併設されるゴルフ・コース(27ホール)も川に沿った自然の地形を利用しており評価が高い。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
025_990826386S X900 バンフ Olympusμ アルバム用.jpg 25.バンフで泊まったホテル
前書きにも書いたが、バンフで宿泊したホテルはとても良いホテルだったが、名前を思い出せなかった。ネットで検索を試みたが、全く同じと思われるホテルの画像は見つけられない。しかし、その玄関の構えなどは、バンフの中でも四つ星の高級ホテルといわれる「リムロック・リゾート・ホテル」に似ている。「リムロック・リゾート・ホテル」は、8階建ての立派なホテルだが、1993年に開業し、2008年に改築されているという。位置的にも、1883年に鉄道会社によって発見されたというなかなか歴史情緒あふれる「バンフアッパーホットスプリングス」という温泉の近くにあるというのは、わたくしたちが1999年に泊まった3階建てのホテルに似ている。ひょっとして、わたくしたちは改築前の「リムロック・リゾート・ホテル」に泊まったのかもしれない。

Orympus μ 35mm f3.5
026_990826257S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 26.バンクーバー到着
カルガリーからバンクーバーまでは飛行時間1時間30分で到着した。時差が1時間ある。到着後はバンクーバーの市内観光だった。空港から、バスの車窓に見えるのは、山を背にしたバンクーバーの大都会だった。空港のあるシー島からエリザベス女王公園へ行く。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
027_990826243 X900 バンクーバー クィーンエリザベスパーク.jpg 27.エリザベス女王公園
バンクーバーの市街地で最も高い地点にあるそうだ。52haの緑地は、カナダ植物園とバンクーバー最大の都市公園である。常緑の緑と花の海が人気で、北にはイングリッシュベイと雪をかぶった山々が見える。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
028_990826261S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 28.スタンレー・パーク
スタンレー・パークはブリティッシュコロンビア州、バンクーバー市の都市公園である。スタンレー・パーク内にトーテムポールが設置されている。wikipediaによれば、この土地は北米西海岸先住民族であるバラード族(Burrard)モスキアム族( Musqueam )そしてスクワミッシュ族( Squamish)が治めていた。公園の周りを囲むように通っている8.8kmの長さのシーウォールという遊歩道で、1918年から建設が始まり1971年に完成した。現在は公園外のカナダプレースやイングリッシュベイ方面にまで延長されており、他の公園とも繋がっているという。シーウォールの入り口から2.5kmほどのところのブロクトンポイント(Brockton Point)には、カナダ先住民によって造られたトーテムポールが9本が立ち並んでいた。有名な観光スポットとなっている。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
029_990826265S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 29.バンクーバーのビル群
スタンレーパークから眺めるバンクーバーの街は美しかった。写真のバンクーバー港の一番左側に見える三角屋根の連なりはカナダプレースの建物でコンベンション・センターなどがある。1986年に開催されたバンクーバー国際交通博覧会の時にカナダのパビリオンとして建てられた。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
030_990826270S X900 バンクーバー F90 アルバム用.jpg 30.ライオンズ・ゲート・ブリッジ
スタンレーパークから南へ、クイーン・エリザベス・パークへ向かう途中、写真のつり橋を渡った。wikipediaによると、このつり橋は、「バラード入り江のファーストナローズ(First Narrows)を跨いで、バンクーバーとノースショア(ウェストバンクーバー(地区)、ノースバンクーバー(市)、ノースバンクーバー(地区))を結んでいる。 橋長は、ブリティッシュコロンビア州道99号線と1A号線の高架部分を含めると約1,823mであり、つり橋のみでは約1,517.3mである。」

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
031_990827285S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 31.ビクトリアへ
翌日はフェリーに乗ってビクトリアを観光した。バンクーバー島の最南端にあるビクトリアは、距離的にはバンクーバーとアメリカのシアトルとの中間にあるが、陸路はない。いま、調べてみるとバスでフェリーの乗り換えなしで4時間30分ほどかかるとあるが、そんなにかかったという記憶はない。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
032_990827317S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 32.ブッチャート・ガーデン -1
まずは、ビクトリアの観光地では恐らくもっとも有名なブッチャート・ガーデンへ行った。ビクトリアはどこにでも花々の咲く美しい町であり、公園も多いが、このブッチャートガーデンはその中でも最大級、そして最上級の美しさを誇る。面積にして22万㎡、東京ドーム5個分にも相当する広大な園内は、サンケンガーデン・ローズガーデン・日本庭園・イタリアンガーデン・地中海庭園と5つのエリアにわかれており、それぞれに違った様相を楽しむことができる。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
033_990827290S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 33.ブッチャート・ガーデン -2
wikipediaによれば、「オンタリオのオーウェンサウンドに住んでいた、セメント製造業者のロバート・ブッチャート(Robert Pim Butchart)は石灰石の採石場を求めてカナダ西海岸に移り、1904年に採石場近くに邸宅を建てた。妻のジェニー・ブッチャートの発案で、横浜出身でビクトリア市で人気になっていた日本人造園家、岸田伊三郎(当時65歳)によって1908年頃、邸宅に作られた日本庭園は人気を集めた 。1909年から採掘の終わった採石場跡を庭園として整備して Sunken Gardenとして、1921年に完成した。屋敷を"Benvenuto" (イタリア語で歓迎の意)と名づけ、庭園に客を迎えた。1926年にテニスコートをイタリア式庭園に変え、1929年に家庭菜園をバラ園に変えた。1939年に21歳になった孫のイアン・ロスに庭園は贈られ、ロスは没するまでこの庭園の運営や宣伝に従事した。」夏の間しか営業していないカフェテリア方式のブルーポピーレストランで食事をした。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
034_990827300S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 34.ブッチャート・ガーデン 噴水
この噴水は60周年(1964年)のお祝いとして作られたそうだ。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
035_990827319S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 35.インナー・ハーバー -1
午後はビクトリアのダウンタウンのインナーハーバーへ連れて行ってくれた。まずはフェアモント・エンプレスホテルの威容に魅了される。ここもフェアモント・ホテルズ系のホテルで1908年の開業である。ホテルの前側は海だ。片道約30分でバンクーバーを行き来する水上飛行機が発着するところも見られるという。二階建てのバスはロンドン譲りであろう。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
036_990827322S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 36.インナー・ハーバー -2
この広場は観光客を魅了する様々なものがある。立派なホテル、二階建てのバス、そして白い馬車、街燈には花が咲きおとぎの国のようだった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
037_990827327S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 37.インナー・ハーバー -3
大道芸人の姿もあった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
038_990827341S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 38.インナー・ハーバー -4
街の紹介にはブリティッシュコロンビア州内の中で一番南に位置しており、気候は温暖。春から夏にかけて色鮮やかな花々に囲まれた英国風な街並みからは、本土とは違った風情を堪能することができるとあった。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
039_990827338S X900 ビクトリア F90 アルバム用.jpg 39.ビクトリアのダウンタウン
ダウン・タウン・ストリートも散策した。「KABUKI KABS」?とか書かれ、歌舞伎の絵が描かれたワッフル屋さんのリヤカーが止まっていた。

Nikon F90XS AF NIKKOR 24mm~120mm f3.5-5.6D
プログラムオートで撮影
040_990828403S X900 バンクーバー Olympusμ アルバム用.jpg 40.ガスタウン
ビクトリアは日帰りし、翌日はバンクーバーで自由時間となった。どこへ行こうかと思ったが、バンクーバー発祥の地と言われるガスタウンへ行ってみることにした。ホテルから緩やかな坂になっているダウンタウンをまっすぐ上っていったように記憶している。朝早かったので、日差しがとてもさわやかな散策だった。ウィンドウ・ショッピングも楽しい。写真に見える像は、1867年に初めてこの地域に酒場を開いたイギリス人の蒸気船船長"ギャシー"・ジャック・デイトン (John Deighton)で、この地名は彼に由来するそうだ。

Orympus μ 35mm f3.5
041_990828415S X900 バンクーバー Olympusμ アルバム用.jpg 41.蒸気時計
ガスタウンのシンボルは、キャンビー通りとウォーター通りの角に位置する蒸気時計である。写真ではその文字盤の部分が隠れてしまった。通常は15分毎に笛が鳴るが、毎時0分の笛は長い。北海道小樽市メルヘン交差点には同じ作者が制作した蒸気時計が1994年に設置されたと聞くが、そうするとこのガスタウンの蒸気時計は何時作られたのだろうかと疑問を持った。答えは1977年、レイモンド・サンダース氏によって製作されたとのことだった。現在のガスタウンは 1970年代後半以降、市の観光局によって再開発されたそうだ。

Orympus μ 35mm f3.5

2023年2月10日

保土ヶ谷公園 梅が咲き始めた 2023年2月6日

暖かい日になりそうだ。保土ヶ谷公園へでも行ってみようと思うが、この日は日曜日。脚の具合が完全ではない家内を乗せるので車で行くが、早く行かないと駐車場が混みそうだ。
 9時半に公園の駐車場に着いた。幸いまだ多くのスペースが空いていた。
 噴水広場のわきからトンネルでバス通りをくぐって、向こう側(南)へ下りた。辻広場をまっすぐ行くと梅園だが、左へ下り、まず、下池から上池へと歩き、上池を右(北)へ上がって、テニスコートのわきを通って梅園に行くことにする。

000_230205078 X700 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg
咲き始めた八重野梅 2023年2月6日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_230205003 X900 保土谷公園 カワヅザクラ Z50 18-140.jpg 1.一輪開花していたカワヅザクラ
上池から下池へ流れるせせらぎの左側に、何年か前に数本のカワヅザクラが植えられた。カワヅザクラは、日本固有種のオオシマザクラ とカンヒザクラ の自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラといわれるが、カワヅザクラは本来は本州に自生しないカンヒザクラが交雑することによって花期が早まったと考えられているという。成長も早いように思う。立派な桜の木に育ってきた。すでに蕾をいっぱい付けていて、その一輪が咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_230205011 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 2.コサギ -1
上池にやや小さい白いサギがいた。コサギだ。池の北側から撮ったので逆光になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO560 ) 露出補正 なし
003_230205012 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 3.白梅
上池から、テニスコートの方を見ると1本の白梅がきれいに咲いていた。すでに八分咲きくらいに見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_230205016 X900 〇保土谷公園 Z50 18-140.jpg 4.コサギ -2
池の反対側へ行く。コサギは真っ白で、全長は60cmくらいだろうか。池の底がぬかるんでいるようで、汚れてはっきり分からないが、足の指が黄色いことと、白い冠羽が見えることでコサギとわかる。夏羽では頭に2本の冠羽はさらに長くなる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_230205025 X900 〇保土谷公園 コサギ Z50 18-140.jpg 5.コサギ -3
餌を探しているようだ。この上池はカルガモの池なのだが、この日はカルガモの姿は見られなかった。カワセミでも現れないかと期待したが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_230205029 X900 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 6.ロウバイ(蝋梅) -1
この日の目的の一つはロウバイの花を見ることだった。上池の傍に1本のロウバイの木がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230205031 X900 保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 7.ロウバイ -2
wikipediaによれば、和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蠟梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO140 ) 露出補正 なし
008_230205039 X800 〇保土谷公園 蝋梅 Z50 18-140.jpg 8.ロウバイ -3
同じくwikipediaでは、ロウバイの早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて、半透明で鈍いツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く。花色は外側が淡黄色で内側が暗紫色をしている。晩生種でも2月にかけて咲くというが、まだ蕾がたくさんある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
009_230205043 X900 保土谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 9.ハクセキレイ
おなじみのハクセキレイが歩き回っていた。敏感でなかなか近寄れない。かわいい野鳥と思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230205046 X900 保土谷公園 アセビ Z50 18-140.jpg 10.アセビ(馬酔木)
まだ蕾だったが、春には房のように黄色い花を咲かせる。wikipediaによれば、和名「アセビ」は漢字で「馬酔木」と書き、葉にアセボトキシンなどの有毒成分が含まれることから、「ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木」というところからついた名とされれている。ギフチョウなどのチョウもこのアセビの花に吸蜜に来る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230205048 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 11.テニスコートの傍に咲く白梅
テニスコートに沿う梅園への小道を歩くと右下に、3.で見た白梅が咲いていた。今年は咲くのが早いように思える。もうほとんど満開だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 65mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230205053 X900 保土谷公園 Z50 18-140.jpg 12.テニスを楽しむ人たち
保土ヶ谷公園には、2つのエリアに合計9面の砂入人工芝コートがあり、硬式軟式とも利用でききる。ここはA~Eの5面あるのコートである。、F~Iの4面はバス通りの向こう側の少年野球場側(横浜新道側)にある。利用するには、利用希望日の前月1日から10日の間に、e-kanagawa施設予約システムへ抽選申込をする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_230205056 X900 保土谷公園 別角晩水 Z50 18-140.jpg 13.別角晩水
梅園に入った。まだちらほらというところだが白い梅、赤い梅が咲き始めていた。これは別角晩水という早咲きの品種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
014_230205063 X900 〇保土谷公園 白牡丹 Z50 18-140.jpg 14.白牡丹
牡丹のように八重の花弁が重なる白梅「白牡丹」。八重というより牡丹咲きと呼んだほうがよいような豪奢な咲きっぷりだ。白梅といっても最初は桃色であり、咲いてからも淡いピンクが残る。説明に明治時代の銘花三牡丹の一つであると書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230205066 X900 〇保土谷公園 桜鏡 Z50 18-140.jpg 15.桜鏡
桜のような大輪の梅で品種名は桜鏡 という。やわらかいピンクの花びらにわずかな濃淡があり、八重の花びらの重なりが濃いピンクの陰影を作っている。木に付けられた説明には日本の梅で最大の花を咲かせる一種といわれるとあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
016_230205068 X900 〇保土谷公園 三吉野 Z50 18-140.jpg 16.三吉野
ピンクの丸っこい一重の梅。花弁は丸みを帯び全体がふっくらしている。木に付けられた説明プレートには「梅の野梅系園芸品種でご良く薄い紅色の一重咲きです。結実します。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_230205072 X900 保土谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 17.紅梅
紅梅というのは紅い梅の品種の総称かと思っていたが、説明プレートには、「梅の園芸品種で花は紅~赤で一重や多重があります。枝の芯まで紅色に染まります。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_230205061 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 18.八重野梅(やえやばい) -1
和名は八重咲種の野梅から付けられている。花は白色で大輪の八重咲で、蕾は薄いピンク色をしていた。管理をされている職員の方が来られたので「みんな思ったより早く咲きだしているのですね」と訊ねたところ、ここ数日でほぼ平年並みなったそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_230205080 X900 〇保土谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 19.八重野梅 -2
ウメは花梅と実梅に分けられ、花梅には、野梅系(野梅から変化した原種に近い梅)、緋梅系(野梅系から変化したもの。 枝や幹の内部が紅い。 花は紅色、緋色のものがほとんど)、豊後系(梅と杏子の雑種)に分けられる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.0 1/640秒 120mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_230205082a X900 〇保土谷公園 八重寒梅 Z50 18-140.jpg 20.八重寒梅
小さな八重咲きの濃い紅色の花が特徴である。花びらは波立って、極早咲きの品種のようだ。毎年この梅園に来るが、東側の奥の方にあるこの八重寒梅と八重野梅が一番初めに咲き始める。どこにピントを合わせればよいのかわからない写真になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 123mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_230205086 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 21.鹿児島紅(かごしまこう) -1
深紅の花で紅梅の代表格である。 花は濃い紅色の中輪花で八重咲きだ。 細い枝の髄や葉柄も濃紅色となり艶やかな品種という。緋梅系のやや遅咲きというが、ここでは早くから花をつけ始める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 88mm ISO125 ) 露出補正 なし
022_230205087 X900 〇保土谷公園 鹿児島紅 Z50 18-140.jpg 22.鹿児島紅 -2
品種説明プレートには「緋梅系の園芸品種。花は濃紅色で駐輪の八重咲である。」と説明されていた。わたくしはこの梅の花が好きだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO200 ) 露出補正 なし

2022年12月29日

金沢紀行 11月20日~22日 その9 (最終)金沢駅と金沢港 11月22日

昨日(10月21日)は素晴らしく良い天気に恵まれ、兼六園、金沢城公園、近江町市場、そして、にし茶屋街と忍者寺を見て歩いた。それは、とてもとても1日で見て回れる範囲ではなく、大雑把に上っ面を見て歩いたに過ぎない。行ってみれば次回来るときの下見をしたようなものだ。
 この日は、またどんよりとした空に戻ってしまった。大きな荷物はホテルから宅配便で送ってしまったので、新幹線に乗るまで身軽に歩ける。
 あと、新しくなった金沢駅を少し見たかったので、まず、金沢駅へ行こうとホテルでタクシーを呼んでもらったが、朝のラッシュの時間帯で、手配できない。仕方なく、なれない路線バスを利用する。ホテル最寄りのバス停もわからなかったので、道を歩く地元の方に尋ねたところ、親切に教えて下さった。  旅行社で手配してもらった帰りの新幹線は金沢発15時56分と少々遅い。予定したところは見て回ったので、午後1時発くらいの列車にしようとみどりの窓口で変更を試みるが、旅行社からツアーとして手配した座席指定は変更できないとのこと。東京行きの「かがやき」は全車指定席で自由席はない。仕方なく、そのまま15時56分のかがやき510号で帰ることにする。
   さて、それまでどうしようかと、駅の観光案内所へ行き、午後3時ごろまで約6時間の時間のつぶし方を相談した。いろいろ案を出してくれたが、路線バスで30分ほどで行ける金沢港の金沢クルーズターミナル、「金沢港いきいき魚市」へ行くことにした。金沢駅の鼓門がある東口(兼六園口)を見て、金沢港へ行くバスが出る西口(金沢港口)へ行った。10時45分発のバスに乗った。
 午後3時少し前に再び路線バスで金沢駅に戻り、15時56分のかがやき510号に乗って帰路についた。
 今回、初めて金沢の街を、大雑把ではあったが見て回った。金沢は戦災がなかったことで、当時の歴史的建造物や街並みとともに、伝統工芸、伝統芸術、食文化も受け継がれてきている。加賀藩前田家が残した貴重な歴史的文化遺産の街だった。次回来る機会があればゆっくりと金沢の良さを享受したいと思う。

000_221122334 X700 金沢 金沢駅 G7X.jpg
鼓門 と もてなしドーム 2022年11月22日 金沢駅兼六園口

190_221122265 X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 190.噴水時計
金沢駅を背に兼六園口(東口)へ出るもてなしドームの下を進み鼓門を抜けて、その先へ進むと小さな噴水を並べたウェルカムボードが設置されていた。このボードは噴水時計という。コンピュータ制御によって噴き出す水で時刻が表示される。時刻表示の合間に、順に「いいね金沢」「ようこそ金沢へ」「WELCOME」「KANAZAWA」のメッセージが表示される。噴き出している水で文字が歪んで見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO200 ) 露出補正 なし
191_221122268 X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 191.鼓門、もてなしドーム、駅入り口
駅前通りのバスターミナルのある噴水時計のところから、鼓門、もてなしドーム、駅入り口を振り返る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
192_221122270 X800 〇金沢 金沢駅 G7X.jpg 192.鼓門の柱
金沢駅東口広場は白江 龍三氏の設計である。wikipediaによれば「元々はガラスや金属を用いて設計を進めていたが、基本設計がほぼ終了した時期の報告会で「木造や瓦屋根などの直接的に歴史性を感じさせるものが欲しい」という強い要望が出され木造の門を作ることになった。東広場は江戸時代に城下町として形成された旧市街地と、明治以後に形成された新しい市街地との境界に位置し、新しい金沢と古い金沢の結界の意味が込められている。また、少しずつ方向を変えて並ぶ斜めの柱は全体として全ての方向の地震力に合理的に抵抗できる形状で、背後にあるもてなしドームのアルミ合金やガラスとの素材感の対比もデザインの重要な要素となっている。石川県の伝統芸能「加賀宝生」の鼓がモチーフとなっている。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
193_221122271 X800 〇金沢 金沢駅 G7X.jpg 193.鼓門
金沢を訪れた多くの観光客がまずここで記念写真を撮影していくという、フォトスポットとして人気なのが荘厳な印象の鼓門だ。金沢が紹介される映像、画像では必ずと言ってよいほど登場する。言うまでもなく、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージしている。高さが13.7mあり2本の太い柱に支えられた門構えは圧巻である。金沢駅は世界で最も美しい駅14駅の1つに選出されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1000秒 13mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
194_221122278 X800 〇金沢 金沢駅 G7X.jpg 194.もてなしドーム -1
2005年3月には駅の東口に もてなしドーム と 鼓門 が完成した。もてなしドームは巨大なガラス張りのドームで、雨の多い金沢を訪れる観光客に傘を差しだすイメージで建設された。石川県は年間降雨日数が全国で最も多い県で、地元では "弁当忘れても傘忘れるな" という言い伝えがあるという。たまたま、これを書いている12/23朝のテレビ中継で大雪警報が出された金沢駅の雪景色が放映されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
195_221122292 〇金沢 金沢駅 G7X.jpg 195.やかんのオブジェ -1
金沢は現代アートで人気の金沢21世紀美術館の街でもある。このことを象徴するように駅前広場にはやかんが転がっているオブジェがあると聞いていたので、観光案内所でその場所を聞いて行ってみた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO160 ) 露出補正 なし
196_221122284 X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 196.やかんのオブジェ -2
駅の東口(兼六園口)を出て左側にあったこの個性的な作品は、金沢が実施した美術作品のコンクール「国際コンペチション2006」の最優秀賞に選ばれた作品だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし
197_221122291 X800 〇金沢 金沢駅 G7X.jpg 197.「やかん体、転倒する。」
やかんのオブジェの作品名は「やかん体、転倒する。」(三枝一将氏作)という。ちゃんと蓋まであった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO1000 ) 露出補正 なし
198_221122295 X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 198.お世話になった金沢駅観光案内所
立派な観光案内所があった。新幹線の時間まで、どこか行ってみるところはないかと相談したところ、いくつかのアイデアを出してくれ、とても親切に応対していただいた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
199_221122296 X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 199.西口(金沢港口)駅前バスターミナル
観光相談所で推奨していただいた金沢港クルーズターミナルへ行くバスに乗るため、西口のバスターミナルへ行った。10時45分発の路線バスに乗る。駅西新都心に面した西口(金沢港口)はスッキリと都会的な印象だ。西口広場の再整備により平成23年(2011年)11月27日に完成している。そびえ立つモニュメントは金沢市出身の金属造形作家だった故・蓮田修吾郎氏の作品で、金沢の「カ」と「ナ」を組み合せたデザインだそうだ。高さ19.89m、横40mのスチール製。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
200_221122299 X800 金沢 金沢港クルーズタームナル G7X.jpg 200.金沢港クルーズターミナル
30分ほどバスに揺られ、金沢港クルーズターミナルについた。忽然と現れた立派な建物だった。金沢港は、石川県金沢市の大野川の河口に位置し、日本海に面する港湾である。2020年6月1日にこの金沢港クルーズターミナルが開館し供用を開始した。展望台、レストラン、セミナールームなどがあり、写真の操船シュミレーターもあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
201_221122303 X800 金沢 金沢港クルーズタームナル G7X.jpg 201.御供田埠頭
展望台に出て、右手(東側)を見ると2基のガントリークレーンがある御供田埠頭が見えた。ここから県内で製造されるショベルカーやブルトーザなどの建設機械がRORO船を利用して世界に輸出されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
202_221122305 X800 金沢 金沢港クルーズタームナル G7X.jpg 202.埠頭から見た金沢港クルーズターミナルの建物
クルーズターミナルの建物の外に出て、埠頭の広い桟橋に出てみた。ここは戸水埠頭という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
203_221122306 X800 金沢 金沢港クルーズタームナル G7X.jpg 203.戸水埠頭の広い桟橋
金沢港に集まるのは貨物だけでなく、戸水埠頭や、西隣の無量寺埠頭には、クイーンエリザベスⅡ号や、飛鳥Ⅱなど、毎年多くのクルーズ船が寄港するという。大型客船が停泊すると、ここに観光バスなどが待機していて、乗船客は金沢観光に出かけるのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
204_221122307 X800 金沢 金沢港クルーズタームナル G7X.jpg 204.岸壁
岸壁には、大型船用には直径10cm以上のものもあるというロープ(ホーサー)の先端の輪を掛けるビット(係留柱)が並んでいる。クイーンエリザベスⅡの全長はほぼ300mある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
205_221122314 X800 金沢 金沢港いきいき魚市 G7X.jpg 205.金沢港いきいき魚市
埠頭のひろい桟橋を西へ歩いて、金沢港いきいき魚市へ行った。ここは思ったより観光客が来ていた。金沢港に漁船が帰港するのは、夜の8時~9時という。すぐに市場でセリ落とされる魚はまだ生きているものもあり、新鮮そのものだそうだ。また、朝のセリでは、県内各地から早朝に水揚げされたばかりの魚がずらりと並び、次々とセリ落とされ、いきいき魚市で販売されるとのこと。この時期は11月6日に解禁された可能ガニ、香箱ガニが並ぶ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
206_221122313 X800 金沢 金沢港いきいき魚市 G7X.jpg 206.可能ガニ
新鮮なカニは脚を上にして並べられることが多い。近江町市場では甲羅を上にしてトロ箱に入れられたものもあったが、多くはやはり脚を上にして並べられていた。しかし、美味しいカニを見分けるのは、加能ガニは甲羅が見える表側を上にして、甲羅に色艶があり、光沢があるもの、甲羅に黒いつぶつぶが沢山あるものが良いといわれる。解凍したり、茹でたりする際は、カニを仰向けにしておくとカニ味噌が流れ出るのを防いでくれるという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
207_221122312 X800 金沢 金沢港いきいき魚市 G7X.jpg 207.香箱ガニ
香箱ガニはおなかが見える側を上にして見るという。おなかがピンク色のもの、また、外子が黒っぽいもの、ふっくらしたピンク色のおしりのものが良いとされるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
208_221122315 X800 金沢 金沢港いきいき魚市 G7X.jpg 208.立派な可能ガニ
まだ水槽の中にいた大きな可能ガニ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO1250 ) 露出補正 なし
209_221122311 X800 金沢 金沢港いきいき魚市 G7X.jpg 209.バイ貝(梅貝)
一昨日の夜、すし屋でバイ貝の煮つけを酒の肴に食べた。とても美味かった。石川県はバイ貝の出荷量が多いのだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
210_221122318 X800 金沢 金沢港いきいき魚市 G7X.jpg 210.立ち食い寿司
いきいき魚市の中にちょっと洒落た立ち食い寿司屋があった。金沢の東山にある「鮨やしち」などを手掛ける株式会社八七産業が、2022年5月3日、ここ、いきいき魚市内に開いた「立ち喰い鮨 優勝」という店だ。立て看板には、メニューはお任せコースのみで、9巻+卵・味噌汁で4kとあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
211_221122321 X800 金沢 金沢港クルーズターミナル G7X.jpg 211.クルーズターミナルのレストラン
いきいき魚市からクルーズターミナルへ戻ってきた。午後1時になっていた。2階にあるレストランでパスタの昼食をとった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
212_221122330 X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 212.金沢駅へ戻る
帰路も路線バスに乗って金沢駅へ戻ってきた。東口側から鼓門を通して西口側を見る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 +0.7段
213_221122331 X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 213.もてなしドーム -2
鼓門の前から、もてなしドームを撮る。確かに美しい駅である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO180 ) 露出補正 +0.7段
214_221122334b X800 金沢 金沢駅 G7X.jpg 214.加賀八幡起き上がり
金沢伝統工芸の一つで七転び八起きの縁起物として親しまれてきた玩具があるが、「あと326日」と電光表示された「加賀八幡起き上がり」が駅前広場にあった。326日後に何があるのか知らないまま写真を撮ってきたが、調べてみると「いしかわ百万石文化祭2023」(第38回国民文化祭と第23回全国障害者芸術・文化祭の統一名称)のことだろうと分かった。令和5年10月14日から令和5年11月26日までの44日間開催される。時間が来た。ホームに上がり、15時56分のかがやき510号に乗って帰路についた。良い旅だったと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし

2022年11月19日

文化の日 保土ヶ谷公園へ 11月3日

秋晴れの良い天気だった。記録によれば最高気温は24.7度まで上がったという。歩くと汗ばむ陽気であった。
 10月は寒い日もあり、寒暖の差があったので、紅葉も早いかもしれないと思い、保土ヶ谷公園のイチョウやカエデを見に行ってみた。バス通りのイチョウはまだ緑の葉が多かったが、日当たりの良いところでは黄色くなっている。イロハモミジはまだまだだったが、ミミジバフウ、ユリノキ、カツラの葉が紅葉していた。
 チョウの姿は少なくなった。ウラナミシジミとウラギンシジミくらいである。先日、キバナコスモスの咲く明神台公園でアゲハやヒメアカタテハを撮ったが、そのキバナコスモスはきれいに駆られてしまっていた。ヤマハギの花も終わり、チョウの姿は見られなかった。チョウのシーズンもそろそろ終わりである。

000_221103055 X700 〇バス通りのイチョウ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg
保土ヶ谷公園のイチョウ 2022年11月3日 横浜市保土ヶ谷区 保土ヶ谷公園

001_221103008 X800 〇モミジバフウ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 1.モミジバフウ(紅葉葉楓)
バス通りの南側の辻広場は紅葉する気が何本かあるが、これはモミジバフウという。葉は互生して形はカエデに似ており、掌状の葉の長さは12~18cmで5~7裂で光沢があり、美しく紅葉する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 42mm ISO 1100 ) 露出補正 +0.3段
002_221103007 X800 〇モミジバフウ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 2.モミジバフウの黄葉
イロハモミジより大きなレモンイエローの葉が陽に当たって美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 94mm ISO 160 ) 露出補正 +0.3段
003_221103012 X800 ユリノキ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 3.ユリノキ(百合の木、百合木)
大きな木が紅葉し始めていた。ユリノキはモクレン科ユリノキ属に属する落葉高木の1種である。高さ45mに達することもある大きな木であり、特徴的な形の葉をもつ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 37mm ISO 250 ) 露出補正 +0.3段
004_221103013 X800 〇ユリノキ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 4.ユリノキの葉
ここで、この木の葉が黄色くなったのは今まで今まで見たことがなかった。花期は5-6月、枝先に直径 5-6 cm の碗状の花が上向きに咲き、この花がチューリップやユリに例えられる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 60mm ISO 140 ) 露出補正 +0.3段
005_221103019 X800 〇セイヨウマユミ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 5.セイヨウマユミ(西洋真弓、西洋檀、檀弓)
セイヨウマユミは、ヨーロッパの多くに自生するニシキギ科の顕花植物の一種であり、森林の端、生け垣、なだらかな斜面に生息し、栄養豊富な植物で繁殖する傾向があるという。私にはマユミとセイヨウマユミの違いが判らない。マユミという和名の由来は、昔この木から弓が作られたことに因む。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 26mm ISO 3200 ) 露出補正 +0.3段
006_221103020 X800 〇セイヨウマユミ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 6.セイヨウマユミの実
wikipediaによればマユミの果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった4裂の姿。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れると説明されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 3600 ) 露出補正 +0.3段
007_221103029 X800 〇オシロイバナ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 7.開花したオシロイバナ(白粉花、白粧花)
南アメリカ原産で江戸時代始めごろに渡来。花が美しいため観賞用に栽培されるが、広く野生化もしている。花は夕方開き、芳香がある。オシロイバナが咲くのは夕方から次の日の午前中にかけてだという。 夕方の4時ごろに開花することから、英語で「four‐o'clock flower」と呼ばれることもある(この写真午前10時半ごろ撮った。昨日開花した花だろう)。花は一日花で、一度咲いたら次の日には萎んでしまう。このため和名としてはユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれるが、この名はアカバナ科のものにも使われているので注意を要する。花が咲き終わった後、がくは基部を残して脱落し果実(種子を1つ含む)ががくの基部に包まれたまま熟して全体が黒い種子のようになる。種子には粉状の胚乳があり、これからオシロイバナの名がついた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 110 ) 露出補正 +0.3段
008_221103031 X800 〇ウラナミシジミ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 8.コセンダングサ(小栴檀草)にきたウラナミシジミ
道端や空き地などに生える雑草であるコセンダングサもチョウが好きな花である。痩果は細長く7-15 mm、先端に棘があり衣服などに付きやすく、ひっつき虫と呼ばれる一種である。くっつくと払っても取れず、一つ一つ撮らないといけないので厄介だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 220 ) 露出補正 +0.3段
009_221103039 X800 〇ウラギンシジミ 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 9.ウラギンシジミ♀
この時期に見る本種はほとんどが♀である。秋型の特徴である前翅の先端が夏型に比べて尖っている。このまま成虫で越冬して、翌年次世代につなぐ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 160 ) 露出補正 +0.3段
010_221103052 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 10.保土ヶ谷公園 噴水広場から「神奈川アートホール」を見る
噴水広場の手前から真正面を撮った。噴水も出ていないし、水もない。噴水は円形の池の向こう側から吹き上げる。それにしても、雲一つない文化の日だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 18mm ISO 100 ) 露出補正 +0.3段
011_221103043 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 11.アートホール
噴水の左側からアートホールへ向かって歩く。左手の木々が紅葉し始めていた。アートホールの前では何かイベントが行われていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 32mm ISO 140 ) 露出補正 +0.3段
012_221103044 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 12.アートホール野外コンサート
12:00開演の「かなっくジャズオーケストラ」による野外コンサートが行われる。今はリハーサル中である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1250秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 +0.3段
013_221103062 X800 〇カツラ 明神台 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 13.カツラ(桂)の紅葉
キバナコスモスが植えられたところで、ツマグロヒョウモンなどを撮ろうと思って明神台公園へやってきた。入り口のところに紅葉した大きな木があった。葉っぱを「Picture This」で検索するとカツラの木だった。近年この時期にはよくここへ来るが、今までは気が付かなかった。今秋はきれいに紅葉している。和名カツラは葉の香りに由来し、落葉した葉は甘い香りを発することから、香りが出ることを意味する「香出(かづ)る」が名前の由来といわれている。wikipediaによると、材は香りがよく、広葉樹の中では材質は腐りにくくて耐久性があり、軽くて柔らかく加工しやすい上、狂いがない特性を持っている。建築、家具、鉛筆、碁盤、将棋盤など様々な用途の生活用品に使われる。ただし、近年は市場への供給が減っており、貴重な木材となりつつある。ヒノキの生えない東北地方では、木彫りの用材にもなった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 48mm ISO 400 ) 露出補正 +0.3段
014_221103067 X800 〇明神台 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 14.カツラ
ほかにも桂の木があった。整った樹形からシンボルツリーとして広場やビルの中庭にも植えられるとのこと。余談であるが、60年~70年前、卓球のラケットは今のような合板ではなく、ヒノキの1枚板が使われていた。カツラも使われたが、ヒノキに比べやや重く、反発力も期待ほどではなかったようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 34mm ISO 800 ) 露出補正 +0.3段
015_221103068 X800 明神台 保土ヶ谷公園 Z50 Z18-140.jpg 15.柿の実
目的だったキバナコスモスはきれいに刈られてしまっていた。来秋も花を咲かせてくれることを期待する。保土ヶ谷公園には、往きはバスの乗ってくる。帰りは下りであり、法性寺にお参りし、境内を通らせていただいて星川駅へ降りる。途中の民家に大きな柿の木があり、柿の実がなっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 110mm ISO 220 ) 露出補正 +0.3段

2022年11月 1日

保土ヶ谷公園とキバナコスモスの明神台 10月3日

外付けの2TBのHDDを使っているが、そのディスクの保存データ読み出しの具合いが悪くなった。ファイルを開くのに時間がかかりすぎる。バックアップを試みるが、データ移行に時間がかかり、途中で応答なしになる。時間がかかっても何とか読みだしてバックアップを取ろうと購入してあった3TBのHDDに移行を行うが、どうにもこうにも時間がかかりすぎる。
 仕方なく、メーカーのデータ復旧サービスセンタに現物を持ち込み、対応を依頼した。診断の結果、物理的な障害があり、私の想定以上の費用が見積もられた。どうしようかと思ったが、自分で選んだチョウの写真の5,000ファイルほどは、別のHDDに取り出してあるので、故障したHDDのデータ移行はあきらめることにした。メーカーのデータ復旧サービスセンタから返送されたそのHDDから、これは残しておきたいと思うフォルダーおよびファイルを時間をかけて大分取り出すことができたが、限界である。やがてそのHDDにアクセスできなくなった。
 やはりこまめにバックアップを取っておかねばいけないと痛感した。
 そんなことをしていたので、Studio YAMAKO のアップが遅れてしまった。
 さて、秋晴れの温かい一日、毎年この時期に出かける近所の保土ヶ谷公園と、明神台公園へZ50に105mmマクロを付けて出かけた。保土ヶ谷公園には新しい植栽がなされていた。明神台児童公園のキバナコスモスは、株が少し減っていたが今年も咲いていた。チョウも個体数は例年より少ないと感じた。

000_221003046 X700 〇保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg
保土ヶ谷公園の植栽に咲く花に来たクロアゲハ 2022年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 保土ヶ谷公園

001_221003009 X800 〇保土ヶ谷公園 コセンダングサ Z50 105MC.jpg 1.キタキチョウ
秋のキタキチョウは裏面の黒点がより明瞭に現れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
002_221003016 X800 保土ヶ谷公園 タイワンシュウメイギク Z50 105MC.jpg 2.タイワンシュウメイギク(台湾秋明菊)
保土ヶ谷公園には新しく植栽が整備され、新しい花が咲いていた。Picture This で検索するとタイワンシュウメイギクと出てきた。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間だそうだ。中国、台湾原産の帰化植物。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 400 ) 露出補正 なし
003_221003018 X800 保土ヶ谷公園 アネモネ シルベストリア Z50 105MC.jpg 3.アネモネ シルベストリア
タイワンシュウメイギクの隣で咲いていた。これもアネモネの仲間だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
004_221003023 X800 セイヨウマユミ 保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg 4.セイヨウマユミ(西洋檀)
セイヨウマユミの鮮やかなピンク色の果物は食べてみたいなと思わせる。しかし、それらは危険な強心配糖体、アルカロイド、カルデノリドを含んでいて、摂取すると、肝臓や腎臓を損傷し、死に至ることもあるという。マユミも秋になると、茶色がかったオレンジ色に紅葉する、とても美しい落葉低木だが、それにもまして美しいのが、朱色がかった赤色の四角い果実で、熟すと中から、紅オレンジ色の仮種皮(かしゅひ)に覆われたタネが現れ、落葉後も残る。マユミとセイヨウマユミの区別がつかない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 900 ) 露出補正 なし
005_221003041 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg 5.クロアゲハ♂ -1
噴水広場には花壇があって園芸品種の花が咲いている。ここでクロアゲハ、モンキアゲハなどを見たことはなかったが、この日、ケロアゲハが花壇を訪れ、花から花へ移動し吸蜜していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 280 ) 露出補正 なし
006_221003053 X800 〇保土ヶ谷公園 Z50 105MC.jpg 6.クロアゲハ♂ -2
羽化したばかりのようなきれいな個体だった。花壇に植えられたペンタスという花を翔び回りながら吸蜜していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 450 ) 露出補正 なし
007_221003057 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 7.ウラナミシジミ
保土ヶ谷公園から、明神台公園へ移動した。広場の向こうにキバナコスモスが咲いているのが見えた。キバナコスモスの近くで咲くヤマハギには複数のウラナミシジミが翔び回っていた。同種はマメ科のハギも食草にしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
008_221003061 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 8.アゲハ♂ -1
この日キバナコスモスには複数の、しかも新鮮なアゲハが訪れていた。しばし夢中でカメラを向けた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 160 ) 露出補正 なし
009_221003068 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 9.アゲハ♂ -2
まだ蕾の多いキバナコスモスに口吻を伸ばす。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
010_221003079 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 10.アゲハ♂ -3
キズ一つないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
011_221003084 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 11.アゲハ♂ -4
一頭が離れると、また次の個体が飛来する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 160 ) 露出補正 なし
012_221003093 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 12.アゲハ♂ -5
近寄っても逃げようとしないで撮らせてくれる。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 140 ) 露出補正 なし
013_221003101x X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 13.アゲハ♂ -6
緑の中にキバナコスモスの橙色が鮮やかである。昔の湘南電車を思い起こす。こんなにアゲハを夢中で撮ったのは初めてだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
014_221003103 X800 明神台公園 Z50 105MC.jpg 14.ツマグロヒョウモン♂
  ツマグロヒョウモンはいつもより少ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f7.1 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
015_221003110 X800 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 15.ヒメアカタテハ -1
アカタテハと同様に斑紋の違いがないので雌雄の同定がむつかしい。♀は♂に比べ前翅の幅が若干広く、丸みを帯びている。しかし、この個体の雌雄の区別は出来なかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 125 ) 露出補正 なし
016_221003117 X800 明神台公園 Z50 105MC.jpg 16.ヒメアカタテハ -2
気が付かなかったが、この個体は右後翅に鳥に食いちぎられた傷があった。11時40分になった。そろそろ帰路につく。往きはバスの乗ってくるが、帰りは法性寺にお参りをして歩いて下る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし


2022年3月30日

もう一度保土ヶ谷公園へ 3月12日

前日も保土ヶ谷公園へ行ったのだが、今日はさらに暖かい日になった。昨日、3月11日の最高気温は18.2℃だったが、この日はさらに気温が上がるという。
 昨日は、イマイチ蝶が飛ばなかったので、また、カメラを持って出かけたくなった。舞岡公園は工事中でどうなっているかわからない。結果、また、保土ヶ谷公園へ行く。
 昨日に比べて多数のキタテハが飛び、キタキチョウも姿を見せた。

000_220312078tm X700 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg
満開の「思いのまま」にきたメジロ 2022年3月12日 横浜市 県立保土ヶ谷公園

001_220312003 X800 〇保土ヶ谷公園 トサミズキ Z50 18-140.jpg 1.トサミズキ
昨日もここに咲くトサミズキを撮ったが、トサミズキの花は下向きに咲くので、花の中心部が暗くなって良く見えない。今日はフラッシュを使って撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
002_220312006 X800 〇保土ヶ谷公園 キタテハ Z50 18-140.jpg 2.キタテハ -1
今日は昨日より気温が上がっている。さっそくキタテハが飛び出す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_220312008t X800 △保土ヶ谷公園 キタキチョウ Z50 18-140.jpg 3.キタキチョウ
越冬したキタキチョウも飛び出した。小さい個体だった。ピントは少々外れているが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 130mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220312013 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 4.カワヅザクラ -1
この日は土曜日だった。公園にも家族連れで来ている人もいる。手前のカワヅザクラの花にピントを合わせたが暗くなってしまうので、フラッシュを使った。不自然になってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/200秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
005_220312015 X800 〇保土ヶ谷公園 河津桜 Z50 18-140.jpg 5.カワヅザクラ -2
カルガモがいる上池から明神台方面を眺める。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
006_220312016tm X800 〇保土ヶ谷公園 キタテハ Z50 18-140.jpg 6.キタテハ -2
なかなか良いところに止まってくれない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
007_220312019 X800 保土ヶ谷公園 アセビ Z50 18-140.jpg 7.アセビ(馬酔木)
馬酔木の花も咲き出した。一斉に春が来た。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.3 1/800秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
008_220312023 X800 〇保土ヶ谷公園 錦性黒雲 Z50 18-140.jpg 8.錦性黒雲(ニシキショウクロクモ) -1
梅園に来た。今まで気が付かなかった品種が咲いていた。この梅には「錦性黒雲」という札が欠けられていた。札には、「ウメの緋梅性園芸品種。葉には黄色い班が入ります。花は濃紅色の八重咲です。結実します。」とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/200秒 92mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
009_220312025 X800 〇保土ヶ谷公園 錦性黒雲 Z50 18-140.jpg 9.錦性黒雲 -2
ネットで「錦性黒雲」を検索してみたが、ヒットしなかった。若い枝に、雲状の斑点が錦状に入るもののことを「錦性」と言うのだそうだ。「黒雲」は八重咲きの中輪で、花茎は20mmから25mmというが、八重には見えなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220312028 X800 〇保土ヶ谷公園 長谷川絞り Z50 18-140.jpg 10.長谷川絞り(ハセガワシボリ)
この品種も初めて気が付いた。幹に掛けられた札には「野梅系園芸品種。花は咲き始めは淡紅色、咲き進むにつれ白色となる八重咲で紅色の絞りが入ります。」と書かれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/200秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220312030 X800 保土ヶ谷公園 酈懸 Z50 18-140.jpg 11.酈懸(テッケン) -1
古い株の株に思えた。札には「野梅系園芸品種。花は花弁が退化して茶筅のようなのような雄蕊が目立ちます。白色の花弁が出ることもあります。」と記されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220312032 X800 保土ヶ谷公園 酈懸 Z50 18-140.jpg 12.酈懸 -2
和名をチャセンバイ(茶筅梅)というが、これは花弁が退化して蕊が茶筅を思わせることからだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220312041 X800 保土ヶ谷公園 紅鶯宿 Z50 18-140.jpg 13.紅鶯宿(ベニオウシュク)
新しい札には「野梅系園芸品種。葉に黄緑色の斑が入ります。花はごく淡い紅色に紅色の絞りが入る八重咲です」と書かれていた。鶯宿梅という言葉をよく聞くので検索してみたところ、鶯の宿る梅の意で、紀内侍(きのないし)の家にあった梅の名だそうだ。故事に村上天皇の時、清涼殿の前の梅が枯れたので、京のある家からもってきて移し植えたが、その枝に「勅なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」という歌が結びつけてあった。天皇はその家の主が紀貫之の娘の紀内侍であったことを知り、深く感じてその木を返したという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
014_220312045 X800 保土ヶ谷公園 緑咢春日野 Z50 18-140.jpg 14.緑咢春日野(リョクガクカスガノ)
2月28日に来たときはほとんど咲いていなかったが、良く咲いている。緑の萼は、僭性遺伝(劣性遺伝)するのですが、緑萼春日野は、春日野の枝変わりだそうだ。枝が全部緑になるのは僅かという。花には紅が入らない。


Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 71mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220312048 X800 保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 15.思いのまま -1
その名の通り、紅い花と白い花を咲き分けて見事に咲いていた。2月28日に来たときはまだ、咲き始めで白い花しか咲いておらず、これは思いのほかと思っていたが、この日は、紅い花もいっぱい咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 57mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_220312052 X800 ◎保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 16.思いのまま -
2白い花を押し分けるように紅い花が咲く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/200秒 82mm ISO100 ) 露出補正 なし フラッシュ使用
017_220312053 X800 〇保土ヶ谷公園 思いのまま Z50 18-140.jpg 17.思いのまま -3
白い花に赤い花弁が混じる輪もある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220312068tm X800 ◎保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 18.「思いのまま」にメジロ -1
「思いのまま」を眺めていたら、そこへメジロがやってきた。どの花の蜜を吸おうかと狙いを定めているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220312078tm 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 19.「思いのまま」にメジロ -2
目移りをしているようで、枝から枝へ移動する。翔ぶのではなく跳ぶように動く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220312084tm X800 〇保土ヶ谷公園 メジロ 思いのまま Z50 18-140.jpg 20.「思いのまま」にメジロ -3
このメジロは、5分くらい「おもいのまま」のあちらこちらの花を飛び回って去って行った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_220312085 X800 保土ヶ谷公園 ラッパズイセン Z50 18-140.jpg 21.ラッパスイセン
お昼になった。バス通りの下を抜ける地下道を通って、噴水広場へ出た。正面に「かながわアートホール」という、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公開リハーサルや主催イベントなど にも使用される、芸術、音楽活動の練習、発表の場としてホールやスタジオがある。その建物の中にレストランがある。公園を歩いてきて、ビールを一杯飲みたくなると同時に、何か食べたくなったので中へ入った。ランチを終えて外に出たら、鮮やかな黄色のラッパスイセンの花が目に入った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
022_220312099tm X800 〇峰岡公園 Z50 18-140.jpg 22.キタテハ -3
家の近くまで帰ってきた。昨秋、クロマダラソテツシジミが楽しませてくれた、小さな公園にもキタテハが飛んでいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし


2022年2月 9日

保土ヶ谷公園 梅園のようす 2022年2月3日

2日前に舞岡公園へ行って、ウメの花が咲き始めているのを知った。ここのところ、オミクロン株の感染拡大で運動不足でもあるので、保土ヶ谷公園の梅園にでも行って見ようと、新しく手に入れたZ50を持って散歩に出かけた。
 梅園のウメは、特に「八重寒紅」と「八重野梅」という品種がそこそこ咲いていた。例年2月10日ごろに行くことが多いが、その頃には「道知辺」、「大湊」、「白加賀」、「幾夜の寝覚め」、「無類絞り」、などが咲いているが、この日は、まだ少し早かったようだ。その代わり、今まで咲いているのを見たことがなかった「養老」、「佐橋紅」、「白牡丹」がチラホラではあるが咲き始めていた。保土ケ谷公園は約40品種、約120本のウメがある、県内有数の梅の名所として知られているが、同じタイミングで40品種すべての花は見られない。

000_220203061 X700 保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg
写真 ウメ開花 品種名 「八重野梅(ヤエヤバイ)」 2022年2月3日 横浜市 保土ヶ谷公園梅園

001_220203001 X800 保土ヶ谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 1.ハクセキレイ
保土ヶ谷公園の辻広場から下池、上池を歩いて、賑わい広場までいく。そこから右へ上がり、テニスコート脇の道へ出るたが、その手前に、上池への水を注ぐところがある。そこにハクセキレイがいた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
002_220203009 X800 保土ヶ谷公園 テニスコート脇 Z50 18-140.jpg 2.白い梅の花がチラホラと -1
テニスコートの脇を、ボールを打つ音とプレイヤーの嬌声を聞きながら、梅園へと歩く。右側に、上池から下池へのせせらぎ沿いの遊歩道が見える。ウメの木が数本あり、白い花を咲かせ始めていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
003_220203010 X800 保土ヶ谷公園 テニスコート脇 Z50 18-140.jpg 3.白い梅の花がチラホラと -2
咲いている花はまだほんの僅かであり、固い蕾が沢山ついていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_220203016 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 養老 Z50 18-140.jpg 4.「養老」
梅園に入った。まだまだ咲いている花は少ないが、花を咲かせている木もある。これは「養老」という品種だ。「養老」は野梅(ヤバイと読む)系で、園芸品種だが、良い実の成る実梅だそうだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_220203019 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 佐橋紅 Z50 18-140.jpg 5.「佐橋紅」 -1
ここで初めて「佐橋紅」の花を見た。「佐橋紅」は緋梅系の園芸品種。木に吊るされた札には、花は濃紅色一重で結実すると書かれていたが、八重のように見える。次回に訪れたときに咲いていたら確認してみる。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 110mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_220203021 X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 Z50 佐橋紅 Z50 18-140.jpg 6.「佐橋紅」 -2
日当たりの良い、この枝だけが開花していた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220203029 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 桜鏡 Z50 18-140.jpg 7.「桜鏡」
豊後系の園芸品種で花は淡紅色の八重咲。日本のウメで最大の花を咲かせる品種のひとつだそうだ。wikipediaによれば、ウメは、野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系に大きく3系統に分類できるそうだ。また、ウメには500種以上の品種があるといわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できるという。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
008_220203034 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 白牡丹 Z50 18-140.jpg 8.「白牡丹」
「白牡丹」は豊後系の園芸品種だそうだ。アンズとの関わりが深い品種群。花は大ぶりで、淡紅色が多い。成長が良い。遅咲きが多い。八重咲で 明治時代の名花のひとつだそうだ。遅咲きのようである。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220203042 X800 保土ヶ谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 9.「紅梅」 -1
この花が咲く幹には「紅梅」の札が掛けられていて、「ウメの園芸品種。花は紅~赤一色で一重や八重がある。枝の芯まで紅色に染まる。」と書かれていたが、「紅梅」というのは紅~赤の花が咲くウメの総称なのだろうか?

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 105mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_220203045 X800 〇保土ヶ谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 10.「紅梅」 -2
NIKKOR 18-140mm は「なかなかいいな」と気に入っている。ボケも良い。開放で撮ることが多いが、周辺光量不足もほとんど感じさせない。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220203049 X800 〇保土ヶ谷公園 緑顎春日野 Z50 18-140.jpg 11.「緑顎春日野」
蕾が緑色である。まだ、一輪も咲いていなかったが、花は白色の中輪である。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/500秒 45mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220203051 X800 〇保土ヶ谷公園 八重寒紅 Z50 18-140.jpg 12.「八重寒紅」
「八重寒紅」は野梅系園芸品種である。花は紅色の八重咲で花弁が波打つ。正月用切り花にされるそうだ。いま、「八重野梅」とともに満開の一歩手前まで来ていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220203057 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 13.「八重野梅」 -1
「野梅」はヤバイと読む。野生に近く、比較的早咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系・野梅性の白い八重咲きの大輪(花径30mmから40mm)である。八分咲きというところだった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/1600秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_220203058 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 14.「八重野梅」 -2
このレンズは望遠端の140mmで40cm迄寄れる。梅の花の大きさはシジミチョウくらいの大きさかと思うが、マクロ的にも使えそうだ。ボケもきれいだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/1250秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220203066 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 15.「八重寒紅」と「八重野梅」 -1
梅園の東側には「八重寒紅」と「八重野梅」の木が数本づつあり、この時点では共に一番進んでいた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8  1/200秒 69mm ISO110 ) 露出補正 なし
016_220203069 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 16.「八重寒紅」と「八重野梅」 -2
白を背景に紅色の花が際立つ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8  1/200秒 63mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_220203068 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 17.「八重寒紅」と「八重野梅」 -3
梅園の東側から北側を見る。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/200秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
018_220203073 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 18.「八重寒紅」と「八重野梅」 -4
梅園の南側から東側を見る。良く咲いているので、メジロでも来ないかと待ってみたが、チャンスは来なかった。来週にでももう一度来てみよう。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6  1/500秒 43mm ISO110 ) 露出補正 なし
019_220203077 X800 保土ヶ谷公園 ナンテン Z50 18-140.jpg 19.ナンテンの葉
噴水広場から駐車場へ入る道の両脇に、高さ1m弱の植木があり、赤い葉が見えた。ドウダンツツジかと思い近くへ行って見たが、違う。最近スマホに、植物の写真を撮ると、スマホが検索してくれて、その名称を教えてくれるというアプリケーション・ソフトをインストールした。そこで、この赤い葉を撮って検索すると「ナンテン」と結果が出てきた。その場でわかるので便利である。デジカメで撮った写真をパソコンのモニターに表示し、それをスマホのカメラで検索することもできるので、自宅に戻ってからでも出来る。ウメも品種が分かるかと試してみたが、「ウメ」としか結果は出なかった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6  1/500秒 125mm ISO110 ) 露出補正 なし


2021年12月10日

港の見える丘公園から山下公園へ 11月3日

期待したクロマダラソテツシジミは現れなかったが、素晴らしい秋晴れのもと、港の見える丘公園を歩いて爽快な気分になった。11時30分、フランス山を下って山下公園へ行こうと歩き始める。
 フランス山は港の見える丘公園の北側に位置する。幕末の横浜開港直後、生麦事件をはじめとする外国人殺傷事件を背景に、自国民保護のためにフランス軍が駐留、フランス山と呼ばれるようになったそうだ。明治29年にはフランス領事館が置かれ、現在フランス領事館跡にはその遺構が残されていた。
 途中、写真を撮りながら、木陰の道を下っていくが、これも心地よい。フランス山を下りきると、元町商店街の入り口に出た。運河(中村川)にかかる橋を渡って、山下公園へ行く前に、さっき見たガンダムが気になって、山下ふ頭へ行って見た。ここで、2020年12月19日から2022年3月31日までの期間限定で「ガンダムファクトリーヨコハマ(GUNDAM FACTORY YOKOHAMA)」が開催されている。
 バンダイナムコグループによるものだが、人気作品"機動戦士ガンダム"の40周年を記念して、山下ふ頭に "動く18mの実物大ガンダム" を展示することを、2014年から計画が進められてきたプロジェクトだそうだ。もちろん有料だが、動くガンダムを格納し、メンテナンスワークを行うデッキ「GUNDAM-DOCK」に入ることもできる。ガンダムという海外からも高い注目を集めるコンテンツと日本のものづくり、優れた技術力の融合をライブで体感できる施設とされている。
 子供連れの皆さんで賑わっていた。私は入り口で眺めただけで、山下公園へ向かった。

000_211103205 X700 山下ふ頭 RX10M4.jpg
山下ふ頭から見る氷川丸右舷と白灯台 2021年11月3日 横浜港

018_211103178 X800 フランス山 RX10M4.jpg 18.撮影会 フランス山
港の見える丘公園の北側から、木漏れ日の差す坂を下りていく。左手の陽だまりに座る女性に向け多くのカメラが向けられていた。写真教室の撮影会のように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_211103180m X800 フランス山 RX10M4.jpg 19.フランス山の風車
説明板を見ると、1896年(明治29年)、フランス山にフランス領事館とその官邸が建設された時、井戸水を汲み上げるために風車が設置された。フランスに残されている資料から1909年(明治42年)頃までは存在していたいう。現在、フランス領事館遺構の横に設置されているこの風車は、フランス山の公園整備に際し、かつてのフランス山を偲ぶモニュメントとして設置された。風車の形は、同時代に使われていた「フェリス女学院の赤い風車」や「ヴィラ・サクソニア(ドイツ人の別荘または大邸宅)の風車」の写真から、多翼型の風車が再現されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 19mm ISO100 ) 露出補正 撮影後補正
020_211103191 X800 フランス山 フランス領事館跡 RX10M4.jpg 20.フランス領事館遺構 -1
フランス山は、幕末から明治初期にかけてフランス軍が駐屯したところ。フランス領事館遺構は、1023年(大正12年)9月1日の関東大震災で倒壊したため、1930年(昭和5年)、スイス人建築家マックス・ヒンデルの設計で新しい領事官邸が建てられたそうだ。1階はコンクリート造り、2.3階は木造の3階建ての建物だったようだが、一部に4階建てに相当する塔屋があり、屋根裏部屋があったように推測されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 915mm ISO125 ) 露出補正 なし
021_211103186 X800 フランス山 RX10M4.jpg 21.フランス領事館遺構 -2
1859年(安政6年)6月2日に開港し、新たな時代を歩み始めた横浜だったが、1862年(文久2年)のイギリス人殺傷事件(生麦事件)に象徴されるように、攘夷派の浪人などによる外国人殺傷事件が少なくなかった。そのため、イギリスとフランスは、横浜居留地へ自国軍を駐屯させることを幕府に認めさせた。フランス軍は、1863年(文久3年)からフランス山に駐屯を開始、イギリス軍は1864年(文久4年)から山手に駐屯を開始した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
022_211103194 X800 山下ふ頭へ RX10M4.jpg 22.運河(中村川
フランス山を下りて来ると元町通りの入り口に出てくる。山下公園の方へ渡る橋の上から運河を眺める。上を首都高速神奈川3号狩場が走る。橋を下りて右へ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
023_211103198 X800 山下ふ頭へ RX10M4.jpg 23.山下公園通りのイチョウ並木
左へ行くと山下公園、右へ行くと山下ふ頭の角に出る。左側に見える山下公園通りのイチョウ並木は色づき始めている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
024_211103199 X800 山下ふ頭から RX10M4.jpg 24.山下ふ頭から見た氷川丸
山下ふ頭には2018年に行われた 「RALLY YOKOHAMA 2018」のスタートを見に来たことがある。その時は、手前の岸壁に貨物船が停泊していて、このように氷川丸を見ることは出来なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
025_211103206 X800 山下ふ頭 RX10M4.jpg 25.白灯台
氷川丸を係留すされている特設桟橋先端に白い灯台が見えた。横浜が貿易港として発展するために築かれた航路を進む船へ、港の入り口を示す防波堤灯台として横浜港北水堤の先端に建つ赤灯台とともに建設された白灯台で、横浜港内防波堤突端に建っていた紅白灯台の1基だったものだ。ところが、昭和33年4月14日、横浜港をホノルル港に向け強風の中、出港したキュナード・ライン社(Cunard Line=イギリスの海運会社)の客船「カロリナ号」(当時「春季世界一周クルーズ」が有名だったそうだ)が、米軍艦とのニアミスを避けるため旋回したことで、東水堤に激突、この横浜東水堤灯台(白灯台)をなぎ倒すという事故がおきた。その後、白灯台は引き上げられ、昭和38年10月、山下ふ頭の建設で氷川丸横に移設、さらに平成22年に復原修理されて、ここで往時の姿を蘇らせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
026_211103201 X800 山下ふ頭 RX10M4.jpg 26.GUNDAM FACTORY YOKOHAMA -1
氷川丸と白灯台を左に見て、山下ふ頭を進むと、前述したGUNDAM FACTORY YOKOHAM の会場が見えた。wikipediaによれば、ガンダムシリーズの第1作である日本サンライズ制作の日本のロボットアニメ「機動戦士ガンダム」は、テレビシリーズアニメとして1979年から名古屋テレビほかで放映された。 戦争を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「モビルスーツ」(MS)と呼ばれる兵器の一種として扱う設定を導入したことで、1980年代初頭から半ばにかけての、後に「リアルロボットもの」と称されることになる一連のロボットアニメ変革の先駆けとなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5 1/1000秒 50mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
027_211103202 X800 山下ふ頭 RX10M4.jpg 27.GUNDAM FACTORY YOKOHAMA -2
登場する主役のロボットであるガンダムを「モビルスーツ」と呼んで、現実の兵器に近い描写を行ったのも本作の重要な試みの一つであったという。軍事勢力の一つ「地球連邦軍」が開発した兵器であるガンダムの仕様は、頭頂高18.0m、本体重量43.4t、60mmバルカン砲×2、ビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、ビーム・サーベル / ビーム・ジャベリン×2、シールド、スーパー・ナパーム、ガンダム・ハンマー、ハイパー・ハンマー が装備され全備重量60.0t とされている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5 1/1000秒 181mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
028_211103218 X800 ◎山下公園 RX10M4.jpg 28.キタテハ 山下公園 -1
山下公園の氷川丸が係留されている辺りには、花壇がある。この花は、ここひと月ほど自宅近くの公園の花壇で、毎日のように見てきたセンニチコウだ。キタテハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
029_211103258m X800 ◎山下公園 RX10M4.jpg 29.噴水と水の守護神の像
横浜市とサンディエゴ市は昭和32年10月29日に姉妹都市として提携した。昭和35年4月に横浜からサンディエゴへ茶室を寄贈。そのお返しとして昭和35年7月にこの「水の守護神」がサンディエゴ市から贈られ、山下公園に設置されたとのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
030_211103228m X800 ◎山下公園 RX10M4.jpg 30.水の守護神と氷川丸
水の守護神像を囲むように花壇が設けられ、サンディエゴとの姉妹都市提携の25周年記念で寄贈された4基の「ミッションベル」、さらに「美しきサンディエゴ」の歌碑が立ち、一帯は、「サンディエゴ友好の泉」と名付けられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
031_211103246 X800 山下公園 RX10M4.jpg 31.横浜サンディエゴ姉妹都市提携25周年記念碑
左側には、「美しきサンディエゴ」歌碑がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/140秒 23mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
032_211103269 X800 ◎山下公園 RX10M4.jpg 32.キタテハ 山下公園 -2
水の守護神が立つ噴水の周りの花壇では、ツマグロヒョウモンやキタテハの秋型が元気に飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
033_211103272 X800 ◎山下公園 RX10M4.jpg 33.山下公園中央口
山下公園通りのイチョウ並木はなかなか立派だ。山下ふ頭方面を眺める。この大通りを左(写真では手前)へ「産業貿易センター」の方へ歩き、コンサートを聴きに行ったときなど、何回か利用したことのある「神奈川県民ホール」の「英一番館」というレストランに入り、港を眺めながらの昼食をとった。暖かい秋の日差しを浴びて歩いてきたので、冷たいビールが喉にしみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段