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2024年9月27日

北仲ノット と 新しい横浜市役所 ② 台湾ウィーク in 横浜 2024 2024年9月18日 横浜市中区 横浜市役所

一旦、みなとみらい線馬車道駅へ下りて駅構内を桜木町方面にまわりこみ、2aという市役所へ直結の出口を上がった。1階に出るとその右側は市役所のアトリウムになっていた。台湾ウィークの幟が見える。 ここに来るまでは台湾ウィークの内容を知らなかったが、中に入って見ると、特産品の紹介・販売をする出店が並んでおり、その中を歩く。
 台湾と言えば、蝶のメッカである。2011年に行ったときは台北からタクシーで大屯山という、多くの蝶を産するところへ行った。始めて見る蝶も多いが、日本の南西諸島にいる蝶もいた。この時は少し季節的に早かったようで蝶の数は多くなかった。また、2019年に行ったときは、台湾MRTに乗って台北市動物園へ行き、その敷地内にある「虫虫探索谷」を歩いた。
 台湾の観光地の情報を得たかったが、隅の方に貼ってあった有名観光地の写真と地図を見るのにとどまった。実は台湾には世界遺産は一つもないという。「臺灣全エリアガイドマップ」というのをいただいてきた。
 一通り見て回り、レストランのある2階へ上がって見る。アトリウムは3階の吹き抜けになっていて、2階からも、3階からもアトリウムの台湾ウィークの会場を眺められた。少し時間は早かったが2階の「海風季」というところで食事をした。
 2階からはJR桜木町駅に行ける歩行者専用道が設けられていた。

000_240918104 X700 横浜市役所 2階から 台湾ウィーク G7X.jpg
「台湾ウィークin 横浜 2024」のアトラクション 三太子 2024年9月18日 横浜市役所アトリウム

023_240918073 X900 横浜市役所 1階アトリウム G7X.jpg 23.横浜市役所 1階 アトリウム -1
みなとみらい線馬車道駅の1a出口の階段を上がると、市役所のアトリウムの前だった。台湾ウィークの幟が誘う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 9mm ISO250 )
024_240918075 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 24.横浜市役所 1階 アトリウム -2
11時。台湾ウィークは10:00 会場だが、すでに大勢の入場者が見える。8代目の横浜市役所は、高さ155m、地上32階で2020年5月に竣工したそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.0 1/1250秒 9mm ISO200 )
025_240918076 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 25.「台湾ウィークin 横浜 2024」の賑わい
入口を入った。ChatGPTにその出展点数を訊ねてみたところ、このイベントでは、約15店舗が台湾の名産品やグルメを提供し、多くの人々が台湾の文化や食を楽しむ場となったと教えてくれた。店舗数はもう少し多かったように見えたが。最初のお店は台湾銘茶・茶器の店だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
026_240918077 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 26.台湾の世界遺産?
こんなポスターがあった。「台湾には世界遺産が一つもありません」と書かれている。意外に思ったが台湾には世界遺産がないそうだ。「台湾には日本統治時代に八田紘一義氏が建造した烏山頭ダムや、雄大な太魯閣渓谷などユネスコの世界遺産に登録されるべき、文化遺産、自然遺産が数多くあります。しかしながら、台湾は国連に加盟していないため、申請すら行えずこれらは現在も世界遺産として一箇所も登録されていません。」と続けられていた。台湾の文化部文化資産局では、2002年に調査を開始し、世界遺産の候補地として選定された18ヵ所が紹介されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 )
027_240918078 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 27.台湾ウィークのステージ
会場にはステージが設けられていた。何かアトラクションがあるのかもしれない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
028_240918080 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 28.台湾のゆるキャラ?
そのステージの向こう側に3体のキャラクターが並んでいた。いわゆる ゆるキャラ とはちょっと違う。何だろうと思いながら写真を撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 )
029_240918082 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 29.台湾ビール
喉が渇いた。台湾ビールを並べた店があった。「冷えていますか」と聞いたところ、ビールは冷えていないという。冷やすのが間に合わないらしい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 19mm ISO800 )
030_240918081 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 30.Guava & Rose Apple Beer
「これなら冷えてます」と差し出された缶にはGuava & Rose Apple Beer と書かれていた。何でもいいやと思い、買って飲んだ。それはフルーティーなチュウハイ風だった。意外と美味しかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 19mm ISO640 )
031_240918087 X900 横浜市役所 1階アトリウム 台湾ウィーク G7X.jpg 31.台灣啤酒
一番右側に並べられている「台灣啤酒」は台湾で最もポピュラーなビールのようだ。台湾へ行ったときにはよく飲んだ。「台灣啤酒」の前身は、1920年 に、 日本の台湾統治下において高砂麦酒が台北州にビール工場を設立し、醸造を始め、「高砂麦酒」(高砂ビール)を販売開始したことに始まるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 23mm ISO500 )
032_240918090 X900 横浜市役所 2階から 台湾ウィーク G7X.jpg 32.2階から眺めた台湾ウィーク
一通り見て回ったが、特に買うものはなかった。2階には食堂もあるというので、少々早いが昼飯にしようと思い、アトリウムのわきについていた階段を上がる。階段を上がったところからアトリウムを見下ろせた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
033_240918095 X900 横浜市役所 2階フロア 台湾ウィーク G7X.jpg 33.2階のレストラン
アトリウムから階段を上がって、台湾ウィークのフロアを見ながら左へ進んでいくと、9/14~10/14にズーラシア動物園に隣接した里山ガーデンで開催されている「里山ガーデンフェスティバル」の看板があり、その先にイタリアン、中華、和食など4~5軒のレストランが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 15mm ISO3200 )
034a_240918097 X900 横浜市役所 2階「海風季」 台湾ウィーク G7X.jpg 34. 寿司と山形蕎麦の店「海風季」-1
前の写真で一番先にあった「海風季」に入った。寿司と山形蕎麦の店のようだ。まだ席は空いていた。板さんのいるカウンター席の上を見ると、炙りしめ鯖、馬刺し、サザエ、アワビ、あさりバター、牛タン、鮮魚のなめろう、など酒好きにはたまらない札がかかっている。きっと、市役所の職員さん達が、夜に仲間とノミニケーションをしに来るのだと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 15mm ISO3200 )
035_240918099 X900 横浜市役所 2階「海風季」 台湾ウィーク G7X.jpg 35.寿司と山形蕎麦の店「海風季」-2
「海風季」の店先。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
036_240918101 X900 横浜市役所 3階から桜木町へ 台湾ウィーク G7X.jpg 36.市役所2階からJR桜木町駅へ
3階にも上がって見た。3階の窓からはJR桜木町駅方面への歩行者専用道が眺められた。2020年6月に、新庁舎の2階から大岡川を越えてJR桜木町駅の新南口を結ぶ、歩行者専用の「さくらみらい橋」が開通している。市庁舎を利用する人や職員さんは、雨の日も傘を差さずに来られる。正午になった。上の階から大勢の職員の人たちが切れ目なく下りてきた。昼休みで食事に行くのなのだろう。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/1250秒 9mm ISO160 )
037_240918106 X900 横浜市役所 2階から 台湾ウィーク G7X.jpg 37.ステージのアトラクション 三太子
JR桜木町へは行かないで、みなとみらい線馬車道駅から電車に乗ろうと思い、アトリウムへ下りようと上がってきた階段のある所へ戻った、そこからアトリウムを見下ろすと、来た時にステージの奥で台湾のゆるキャラかなと思って見ていたキャラクター3体がステージで踊っている。帰宅してからネットでいろいろ検索をしていると、ステージのアトラクションの予定表を見つけた。それには3月18日正午からは「三太子」とあった。これだと合点がいった。三太子とは台湾の神様で、これは近年の流行で、テクノ調の音楽で踊る「電音三太子」だという。伝統と現代が意外なところで融合しているのだ。三太子は台湾全土でみられるが、高雄には哪吒三太子〈なたさんたいし〉を主神として祀る、台湾最大の三太子廟「三鳳宮」があるそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1250秒 9mm ISO200 )
038_240918114 X900 みなとみらい線関内駅 G7X.jpg 38.みなとみらい線馬車道駅
帰路につく。みなとみらい線馬車道駅に下り、改札口に向かう西側コンコースに、長さ45mにもなる大きなレリーフ壁画「横浜開港史」があった。この壁画は横浜銀行旧本店の1階営業室正面に設置されていたレリーフの壁画で、旧横浜高等工業学校(横浜国立大学)の教授、中村順平氏に制作を依頼した作品とのこと。当時の建築家が手掛けた至玉の一作は取り壊されることなく、歴史を伝える遺構として展示されている。今まで、みなとみらい駅や日本大通り駅はしばしば乗り降りするが、馬車道を利用することはなかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/250秒 14mm ISO3200 )

2024年9月10日

久しぶりの渋谷 2024年9月6日 渋谷駅からマークシティーへ

9月4日、10年以上前からの、お知り合い女性ピアニストの西本梨江さんから、渋谷で「若い巨匠シリーズ」と銘打った小さなコンサートに出演するというご案内をいただいていた。コロナ禍の為、ここ数年、コンサートも聴きに行く機会がなかったので「行きます」との返事をしていた。
 横浜から渋谷へ行く。東横線の渋谷駅は、昔は高架だったが、今は地下鉄の副都心線に乗り入れ、地下にもぐってしまった。コンサートの会場は渋谷マークシティーを道玄坂の方へ上がっていったところにある「ノナカ・アンアホール」というところだった。
 コンサートは午後2時開演だった。何か食べていくつもりで少し早めに渋谷に着いた。もう何年も前になるが、時々食事をしに行った「渋谷東急プラザ」」を目指した。しかし、その建物はすっかり変わっていた。1965年に建てられた「渋谷東急ビル」は、1969年に「渋谷東急プラザ」と名前が変わったが、2015年に 渋谷駅周辺の再開発に伴う建て替えのため閉館、2019年12月に新しいビルが竣工し、「東急プラザ渋谷」はその2-8階、17・18階にキーテナントとして入居し営業再開されている。その6階にあった「築地玉壽司」に入った。この店は横浜駅のルミネにもある。
 渋谷はまだまだ再開発の最中である。「東急プラザ渋谷」からもその状況を見ることが出来た。  マークシティに入り、井の頭線の横を通って道玄坂方面に上がり、突き当りの扉を出て左へ行ったところに「ノナカ・アンアホール」があった。この日の「若き巨匠」は西本梨江さんで、バンドネオンの鈴木宗朗さんが共演だった。どれも素晴らしい演奏だったが、特にガルデル作曲のポル・ウナ・カベサ(曲名は競馬用語の「首(ひとつ)の差で」を意味する。カルロス・ガルデルが1935年の映画「タンゴ・バー」 (Tango bar) の挿入歌として作曲したもの)が良かった。

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2023年10月から大規模改修中の岡本太郎画伯「明日の神話」 2024年9月4日 渋谷マークシティ内

001_240904011_2 X900 渋谷界隈 東急プラザ G7X.jpg 1.「東急プラザ渋谷」入口
前身である「渋谷東急ビル」は1965年に「東急プラザ」に名前が変わったが、そのころ、住んでいたところから学校への通い路であった渋谷には立ち寄ることが多かった。「渋谷東急ビル」にも良く行ったが、そこは、すっかり様変わりして真新しい「渋谷フクラス」というビルになり、その中にキーテナントとして「東急プラザ渋谷」が入っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
002_240904007_3 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内 G7X.jpg 2.「東急プラザ渋谷」館内 -1
かっての「東急プラザ渋谷」を懐かしく思いながら、新しい「東急プラザ渋谷」のエスカレーターに乗り、レストランが入っている6階に上がった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )
003_240904001_1 X900 渋谷界隈 東急プラザ G7X.jpg 3.「東急プラザ渋谷」館内 -2
エスカレーターがある吹き抜けの周りには、いろいろな食事処があった。ラーメン屋さんや鰻屋さんなどもある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 )
004_240904008_2 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内 G7X.jpg 4.「築地玉寿司」
何を食べようかと、私たちは6階フロアを一回りしたが、寿司を食べようということになった。この店は、横浜駅の「ルミネ」にも出ている。立派な板前さんが前で握ってくれるのだが、食べ放題というメニューがあった。隣の席の若い女性2人組はどうやらそれを召し上がっているようだ。何を、いくら食べてもいいのかと思ったが、聞いてみる勇気はなかった。結局10貫ほどのセットメニューを注文した。値段はまあまあリーズナブルだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 )
005_240904002_1 X900 渋谷界隈 東急プラザから G7X.jpg 5.「東急プラザ渋谷」 6階からの眺め -1
渋谷駅周辺はまだまだ再開発工事が進められている。JR 山手線の駅の方向を眺めているが、いくつものクレーンが立ち上がっていて、これからどう変わっていくのかよくわからない。この真下にはバスターミナルがある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO160 )
006_240904003_1 X900 渋谷界隈 東急プラザから G7X.jpg 6.「東急プラザ渋谷」 6階からの眺め -2
これはスクランブル交差点の方向、原宿方面を見ている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 25mm ISO250 )
007_240904009_3 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内から G7X.jpg 7.渋谷マークシティに向かう
食事をした後、渋谷マークシティ、井の頭線のりばの方へ向かった。左側に見える陸橋が渋谷を東から西へ渡る通路だ。向こう側がJRの渋谷駅になるが、地下の通路は複雑で慣れないと何処へ出るのか分からない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
008_240904010_1 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内から G7X.jpg 8.東側バスターミナル
渋谷を東から西へ渡る陸橋の下はバスターミナルになっている。この先が井の頭線の乗り場への入り口で、通りの右側がハチ公広場だ。スクランブル交差点がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO160 )
009_240904012_2 X900 渋谷界隈 マークシティへ G7X.jpg 9.スクランブル交差点 -1
スクランブル交差点が見えてきた。Chat GPTに尋ねたところ、渋谷のスクランブル交差点における信号の切り替わりの間隔は、交通や人出の状況に応じて異なることがあるが、一般的には信号は約90秒から120秒の周期で変わりのだそうだ。通常、車両用の信号が青になる時間は60〜90秒程度続き、その後、歩行者専用の青信号が約30〜60秒間点灯する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
010_240904013_3 X900 渋谷界隈 マークシティ G7X.jpg 10.渋谷マークシティ -1
一旦、地上へ下りて、井の頭線の乗り場の導入路のエスカレーターを上がり、マークシティに入った。マークシテイは地下鉄銀座線渋谷駅構内の引き込み線(渋谷車庫)、京王電鉄渋谷駅に跨って建てられている。wikipediaによれば、「東西を貫く遊歩道を設置し、鉄道の相互アクセスの改善と道玄坂を含めた街の回遊性を高め、副都心である渋谷の活性化に資するとの方針に基づき建設された。」と記されていた。その通路の両側には飲食店やショップが並んでいたが、この店は「春水堂」といって、台湾の有名なタピオカの店だ。5年前に台湾旅行をした折、南京でこの「春水堂」で喉を癒した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
011_240904014_1 X900 渋谷界隈 マークシティ G7X.jpg 11.渋谷マークシティー -2
平日の午後1時。結構人通りがあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
012_240904016_2 X900 渋谷界隈 ノナカ・アンナホール G7X.jpg 12.「ノナカ・アンアホール」入口
「渋谷マークシティ」を通り抜けて、すぐ左側に「ノナカ・アンアホール」があった。開場は1時15分だったが、外で待っている人たちがいた。ここは、半世紀以上にわたって、名器として高く評価されている楽器を世界中から厳選し、また最高の状態で、日本の音楽愛好家に紹介しているという野中貿易株式会社のホールだ。コンサートホールは6階にある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
013_240904019_1 X900 渋谷界隈 ノナカ・アンナホール G7X.jpg 13.「ノナカ・アンアホール」
コンクリートの打ちっぱなしの、それほど大きくないホールだが、舞台にはマホガニーの深く綺麗な色合いと美しい木目が魅力のSTEINWAY & SONSのピアノ(O-180)が置かれていた。定員70名ほどのホールはピアノのコンサートには程よい大きさである。この日は「若き巨匠」は西本梨江さんと、バンドネオンの鈴木宗朗さんの演奏を聴きに来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 )
014_240904022_1 X900 渋谷界隈 スクランブル交差点 G7X.jpg 14.スクランブル交差点 -2
東から西へ渡る陸橋に入る所でスクランブル交差点を眺めた。時刻は午後3時40分。ハロウィンの時はこんなものではないだろうが、さっきより人出が多くなったようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO320 0 )
015_240904023_1 X900 渋谷界隈 スクランブル交差点 G7X.jpg 15.岡本太郎画伯の巨大壁画「明日の神話」
渋谷マークシティの連絡通路に下りてきて、ここを通るたびに目にしていた岡本太郎画伯の巨大壁画をみた。修復中なのだそうだ。wikipediaをはじめ、インターネットで得られた情報をもとに整理してみた。 大阪万博のシンボルタワー「太陽の塔」と対をなす岡本太郎画伯の代表作で、1968年から翌年にかけて同時制作され、岡本太郎のパブリックアートの代表ともなったと言われる。「明日の神話」は、長さ30m、高さ5.5mの巨大壁画で、1968年から1969年に制作された。元々は、メキシコシティに建築中のホテルのロビーに飾るために依頼された作品だったが、依頼者の経営状況が悪化し、ホテルは未完成のまま人手に渡っていたそうだ。壁画はその後、屋根のある資材置き場を転々としたとされているが、2003年9月にメキシコの資材置き場で発見され、太郎のアトリエ兼自宅を岡本太郎記念館として改装を行い館長となった岡本敏子さんが、壁画に再会したときには絵の具もほぼそのまま残っていた。 「明日の神話」発見から半年後に、岡本敏子さんが再びメキシコを訪れると、壁画は屋根のない場所に保管され、ひびが入り欠損があり劣化も進んでいたそうだ。敏子さんは「明日の神話」の再生を「最後の仕事」として奮い立ったという。そして、岡本敏子さんが亡くなられた後、2008年に岡本太郎記念館館長の平野暁臣氏は渋谷マークシティを視察し、パブリックアートとして鑑賞目的以外の人がたまたま作品に出会うのに適した場所であるという感想を持ち、2008年10月からここ渋谷マークシティ内の京王井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路に恒久設置された。 そして、設置から15年が経過したため、亀裂や変色が進み、作品を次世代に残すための抜本的なメンテナンスが必要と判断され、2023年10月10日から大規模な改修が始まったのだ。改修は複数年にわたる予定だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO1600 )

2024年9月 4日

日比谷公園のリュウゼツラン その後 2024年8月30日 東京都千代田区日比谷公園

8月30日、今日は内幸町で会があった。のろのろと進む台風10号はまだ、四国にあるが、関東地方にも雨を降らせている。午前10時に家を出たが、横浜駅でバスを降りて地下道へ入るまでの間に強烈な雨に叩かれ、びしょ濡れになった。
 今年は各地で数十年に1回咲くというリュウゼツランの花が話題となっていた。日比谷公園でも咲いたというニュースがあり、見たくなって、先月同じ会のあった7月19日に日比谷公園に寄って見た。(日比谷公園のリュウゼツラン開花 7月19日 https://n-shuhei.net/studio_yamako/2024/07/27_1012.php)
 それから、40日ほど経った。その後どうなっているかが見たくて、8月の会の時に寄ってみようと思っていた。
 午前中は雨が強く降っていたが、会が終わった午後3時には止んでいた。この日はコンデジしか携帯していなかったが、行って見た。あいにくの天候で発色が思わしくないが、アオノリュウゼツランのマスト(花茎)は、添え木こそされていたが、まだしっかり立っていた。花はほとんど枯れ落ちていたが、上の方で咲いていた茶色くなった花が付いた花序にその名残が残っていた。

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日比谷公園ペリカン噴水のアオノリュウゼツランのその後 2024年8月30日 東京都千代田区日比谷公園

001_240830034 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 1.第一花壇の手前から見たリュウゼツラン
午後3時、会が終わって外に出ると雨が止んでいた。都営地下鉄の内幸町へ歩く途中で、同じ方向へ帰る友人と別れて、日比谷公園のアオノリュウゼツランのその後を見届けようと、日比谷公園に入る。工事中の第二花壇のわきを抜けて、第一花壇の手前から添え木はされているが、しっかりと立っているアオノリュウゼツランを確認できた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
002_240830002 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 2.ペリカン噴水とリュウゼツラン -1
ペリカン噴水の近くへ行く。リュウゼツランには三方から支えるように添え木がされているが、立派に立っている。花茎はまだ緑色で、7月19日に見たときのような鮮やかな黄色の花序はないが、7~8mの一番高いところに、黄褐色になった花が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2500 )
003_240830004 X900 日比谷公園 G7X.jpg 3.ペリカン噴水とリュウゼツラン -2
外国人の観光客以外に公園内を歩く人はほとんどいない。このペリカン噴水は、20世紀初頭に作られた歴史あるもので、ペリカンの彫像が中央に設置されていることからその名がつけられた。噴水自体は、1903年(明治36年)に日比谷公園が開園した際に設置されたもので、公園の設計者である本多静六博士によってデザインされたそうだ。ペリカンの彫像は、当時の日本において西洋文化が浸透しつつあったことを象徴するものであり、ヨーロッパの影響を受けたデザインが取り入れられているという。また、このペリカン噴水は、単なる装飾的な役割だけでなく、公園の風景の一部として多くの人々に愛され、長い間公園を訪れる人々の憩いの場として親しまれていると説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO1200 )
004_240830009 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 4.アオノリュウゼツラン -1
反対側に回って見た。リュウゼツランは添え木で支えられているが、花茎はまだ青々としている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2500 )
005_240830012 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 5.アオノリュウゼツラン -2
花茎の上のほうには、まだ10個ほどの花序に黄褐色になった花序が見られる。7月19日に来た時は、下まで花序がたくさんあって、一番下の花序だけが黄褐色になってきていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )
006_240830016 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 6.アオノリュウゼツラン -3
小雨の降る午後3時。曇りう空を背景に撮るのは難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
007_240830020 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 7.支柱に支えられたリュウゼツラン
上永谷に住む友人から、上永谷に咲いていたリュウゼツランは、花茎が切られてしまったという情報をもらった。支柱で支えられていたが、咲いていた場所が横浜の環状2号道路の横断歩道のすぐわきであり、、台風10号の来襲に備えて事故がないように切られたようだ。完全に枯れてしまったわけではない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 )
008_240830023 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 8.アオノリュウゼツラン -3
+1段露出を補正して撮ったが、これはまあまあきれいに撮れた方だと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 )
009_240830006 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 9.東京ミッドタウン日比谷を背景に -1
日比谷通りの向こう側に立つ東京ミッドタウン日比谷のビルを背景にして撮った。不思議とアオノリュウゼツランの背が高く見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO400 )
010_240830011 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 10.東京ミッドタウン日比谷を背景に -2
東京ミッドタウン日比谷は2018年3月に竣工した地上35階建てのビル。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1600 )
011_240830027 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 11.第一花壇より -1
そろそろ退出しようと思い、第一花壇まで戻る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 34mm ISO1250 )
012_240830034 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 12.第一花壇より -2
日比谷通りのビル街、日比谷公園内のフェリーチェガーデン日比谷、そしてその前のペリカン噴水とアオノリュウゼツランを振り返る

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
013_240830037 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 13.第一花壇より -3
日比谷通りの地下鉄折口に出ようと移動する。また、小雨が降ってきた。このアオノリュウゼツランは何時頃朽ちて見られなくなるのだろうか。9月20日にまた、内幸町まで来るので、どうなっているか見てみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 )
014_240830044 X900 ミッドタウン日比谷 G7X.jpg 14.地下鉄乗り場へ -1 東京ミッドタウン日比谷
日比谷門から公園を退出し、地下鉄のA14出入り口から、地下へ下りる。すると東京ミッドタウン日比谷の入り口があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 15mm ISO2000 )
015_240830043 X900 ミッドタウン日比谷 G7X.jpg 15.地下鉄乗り場へ -2 東京ミッドタウン日比谷
地下を日比谷通りの向こう側へ行くのだろう。地下通路を覗いてみた。いつもは都営三田線の内幸町から乗り降りするが、この日は日比谷線で中目黒経由で横浜に出た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/800秒 16mm ISO3200 )

2024年6月29日

柴又・スカイツリー・豊洲「千客万来」 2024年5月7日 日帰りバスツアー

連休明けの5月7日に某旅行社の日帰りバスツアーを予約していて、このブログに掲載予定で原稿を用意しておいた。ところが相前後して、アオバセセリ、ウスバシロチョウ、クモガタヒョウモンのトップシーズンに入り、5月4日、5月8日と2回八王子市郊外へ出かけた。それなりの成果があり、旬を外すまいとその記事を先にアップしていた。その時に高速道路から眼下に見えた子安の船溜まりが気に入ってしまい、その写真を撮りに子安漁港を6月7日に散策をした。  ところが、その子安漁港散策の原稿をまとめようとしたところ、この「柴又・スカイツリー・豊洲「千客万来」 2024年5月7日 日帰りバスツアー」の記事をアップしていなかったことに気が付いた。大した内容ではないが、改めてアップすることにした。

 さて、ツアーのタイトルは 『柴又の老舗でうな重の昼食 & 新名所豊洲「千客万来」 東京スカイツリー(R)展望デッキ(350m)入場』 という。
 朝9時に横浜駅東口、「Kアリーナ」を真向かいに見るみなとみらい大橋でバスに乗車した。早くから申し込んでいたためか、バスの席は最前列の左側だった。ゴルフに行くときなどよく利用する高速道路羽横線に東神奈川インターから上がるが、自分が運転しているときは見ることのできない眺めが広がる。
 東神奈川から少し走ると、子安のあたりで左下に水路(運河)があり、多くの船が係留されていた。この辺りは、浜通り、子安浜というというところで、昔ながらの漁港が、ひっそりと現役で残っている。係留されているは、屋形船、釣り船があり、船の整備工場らしきところも見えた。
 渋滞は全くなかったのだが、渋滞を予想してのことだったようで、バスは平和島パーキングエリアでトイレ休憩をとった。このパーキングエリアに入ったことは今まで一度もないし、あることも知らなかった。
 そんな初体験をしながら、「柴又の老舗でうな重の昼食」の会場に着いたのは10時半ごろだったと思う。昼食時間まで帝釈天に参拝し、柴又の門前町を散策する。言わずと知れた「寅さん」のエリアである。
 次は、東京スカイツリーへ、今日はあいにく小雨も降る天気だったが、350mの展望台からはなんとか下界を見ることが出来た。外国からの観光客の皆さんが多い。下りてきて、「ソラマチ」を見て歩く。買わなくても良いものを買ってしまいそうである。
 最後は、2024年(令和6年)2月1日に開業した豊洲「千客万来」へ行った。 広い観光バスの駐車場が設けられているが、この日は連休明けであり、停められているバスは多くなかった。豊洲市場に併設されている商業施設で、飲食・物販・温泉施設で構成されている。18,000円のチラシ寿司の店は、時間も中途半端な時間であったため、外国人のお客さんの姿は無かった。
 16時30分に豊洲「千客万来」を出発し、帰りは首都高の湾岸線を走って横浜駅東口に帰着した。奥さんがスカイツリーに上がったことがなかったので、このツアーに参加したが、あいにくの天候になってしまったのは残念だった。バスの会社は「横バス」といい、横浜のバス会社がと思ったら、横須賀のバス会社だった。バスのドライバーはベテランでブレーキの踏み方などとても上手かった。旅行社(クラブツーリズム)の添乗さんも良く、楽しく1日を過ごすことが出来た。

000_240507149 X700 東京スカイツリー  G7X.jpg
東京スカイツリーの展望台(350m)から、錦糸町方面を見下ろす 2024年5月7日 東京都 墨田区・江東区

ほぼ中央に高架になったJR錦糸町駅があり、その手前左側の緑地は「錦糸公園」、錦糸町駅の先、左側のやや大きな緑地は「猿江恩賜公園」

001_240507001 X900 首都高速翅横線 G7X.jpg 1.首都高 東神奈川インター
横浜から国道1号線を東神奈川まで走り、首都高速に上がる。席は左側の一番前。素晴らしい視界である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 )
002_240507003 X900 首都高より 子安付近 G7X.jpg 2.子安水路(運河) -1
しばらく走ると、左下に水路が見え、釣り船のような船が停泊しているのが見えた。こんなところにこんな風景があるとは思わなかった。建物は水路に面していて、その向こう側が浜通りと呼ばれる道路が通っている。始めて見る処なので、場所が良くわからない。帰宅してから撮ってきた写真とGoogleMapとを見比べてみると解ってきた。この写真のあたりが、子安漁港になる。古くから漁業が行われ、江戸時代には幕府に海産物を献上する御菜八ヶ浦(御菜八ヶ浦とは、芝金杉浦、本芝浦、品川浦、大井御林浦、羽田浦、生麦浦、新宿浦、神奈川浦を指した)の一つとして栄えた「子安浜」。明治期に入っても名産品の"子安浜のシャコ"をはじめ江戸前魚介類の供給地として知られたが、急速に近代化してゆく横浜港の埋立などにより漁場が失われ漁業は徐々に衰退。昭和40年代には漁業権を放棄するに至った。現在は自由漁業が行われアナゴなどが水揚げされている。右側に見える橋は常盤橋だ。ここをまっすぐ北へ行って第一京浜国道を渡ると京浜急行の子安駅がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 11mm ISO200 ) 
003_240507005 X900 首都高より 子安付近 G7X.jpg 3.子安水路(運河) -2
バスは鶴見の方へと走る。ここは福本稲荷神社のある富士見橋を過ぎたところだ。この先150mくらいのところで留められている船が見えなくなった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 11mm ISO150 ) 
004_240507014 X900 首都高 モノレール G7X.jpg 4.東京モノレール
平和島のパーキングエリアでトイレ休憩をして、バスは大井へ向かう。東京モノレールと並走するところがあった。東京モノレールは1964年(昭和39年)10月10日の東京オリンピック開会式前の9月17日に開業した。今年60周年を迎えている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )
005_240507018 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 5.柴又帝釈天題経寺
山門は二天門という。wikipediaによれば、柴又帝釈天または、帝釈天 題経寺は、日蓮宗の寺院である。正式には経栄山題経寺と号する。旧本山は大本山中山法華経寺。親師法縁。 「帝釈天」とは本来の意味では仏教の守護神である天部の一つを指すが、地元では、題経寺の略称として用られることも多い と解説されている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 ) 
006_240507031 X900 〇柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 6.柴又帝釈天題経寺 彫刻
二天門の正面にある帝釈堂の内外には、数多くの木彫がほどこされているが、特に帝釈堂内陣の外側にある、 十枚の胴羽目彫刻は仏教経典の中でも最も有名な「法華経」の説話を選び出して彫刻したものである。庭園・彫刻ギャラリー共通の拝観料(400円)をお支払いして入った。この法華経説話彫刻は、当山第十六世観明院日済上人の発願になるもので、篤信者鈴木源次朗氏の丹精協力を得て、 大正末期より昭和9年に至る十数年の歳月を費して完成したものだそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
007_240507048 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 7.庭園 邃渓園(すいけいえん)
大客殿の廊下を歩いて、邃渓園を見て歩いた。参観している人はごく少なかった。小雨模様の天気であり、しっとりと落ち着きを感じた。江戸時代最後の名庭と言われている。ホームページによれば、邃渓園の名は庭園の滝の風情が幽邃でもの静かであることによる。昭和40年より関東の高名な造園師、永井楽山翁によって改修、昭和47年完成された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 27mm ISO320 )
008_240507059 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 8.境内から二天門と帝釈天参道
帝釈天参道は葛飾区の中では最も古いと言われる柴又帝釈天門前参道商店街である。参拝客や観光客向けのお土産店が並ぶ商店街として栄えてきた。第二次世界大戦の戦火を逃れたことで、古い景観が残っているのも特徴だそうだ。 "店を継ぐのが当たり前"という5代目、6代目の店主が多く、お団子屋・煎餅屋・川魚料理屋など、お店のラインナップは大きく変わっていないとのこと。言わずと知れた松竹映画「男はつらいよ」シリーズのロケ地としても有名である。寅さんや山田洋次監督、出演者、スタッフとの深い縁を大切にしてきた商店街であるという。(商店街HPを参照)

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 28mm ISO250 )
009_240507063 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 9.老舗のうなぎ屋さん
この日の昼食は二天門からほど近いこのうなぎ屋さんである。だが、バスが10時半に着いたものの 食事は11時半からである。その1時間のうち今30分ほど帝釈天題経寺で過ごした。あと、30分ある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
010_240507067 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 10.とらや 「男はつらいよ」第4作まで寅さんの実家の舞台
明治20年「柴又屋」として創業。当時から、参拝者のお食事処、草だんごのお土産として、今も商いを続けている。昭和44年、第1作目の「男はつらいよ」の映画に使用され、第4作目まで「寅さん」の実家として撮影が行われた。その後、寅さんの実家は高木屋老舗に変わったが、理由は公表されていない。しかし、このとらや(柴又屋)が商売を地道に続けているというのが良い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 
011_240507069 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 11.高木屋老舗
映画「男はつらいよ」の撮影の度に、休憩や衣装替えに部屋を提供したのがきっかけで「寅さん」とのお付き合いが始まったという。髙木屋老舗が著名になったのは国民的映画シリーズ「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎の実家「とらや」(のちに「くるまや」)のモデルになったことである。建物も明治・大正期に建てられたものをそのまま使用しており、「男はつらいよ」の雰囲気に触れることができる柴又を代表する名店である。高木屋老舗は道を挟んで両側にあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
012_240507091 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 12.高木屋老舗 寅次郎の予約席
店の外観が映画でもしばしば登場するほか、髙木屋の店内には主人公・車寅次郎を演じた渥美清や監督の山田洋次さんから贈られたお土産や記念写真が飾られている。また店内の一角には車寅次郎が座る事を想定した「予約席」がある。お店の方と話をすると、この席は山田洋次監督や、渥美清さんが座って打ち合わせなどをした席で、お客さんには着席をご遠慮願っているとのことだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/400秒 17mm ISO3200 )
013_240507081 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 13.柴又駅
映画にもしばしば出てくる京成電鉄の柴又駅。この駅は1912年11月3日に開業している。京成高砂駅と京成金町駅間を走る京成金町線は、その間に柴又駅しかない。京成高砂から1kim、京成金町まで1.5kmの全線2.5kmである。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO250 )
014_240507084 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 14.寅さんを見送るさくらの像
1999年、柴又の駅前に振り返る寅さんの姿を彫った「フーテンの寅」像が設置された。それから、たびたび振り返る寅さんの視線の先に見送るさくらさんがいてほしいという声が多くの人から寄せられていたそうだ。そして、寅さんが柴又駅前に立って18年目となる2017年3月25日にそのファンたちの願いが実現したという。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
015_240507094 X900 柴又帝釈天 題経寺 G7X.jpg 15.帝釈天参道
柴又駅まで行って、そろそろ昼食の老舗のうなぎ屋さんへ戻る。前に来たときはこの参道の商店街はもっと距離があると思っていたが、それほどでもない。雨が降りそうな天気のためか、歩く人は少ない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 29mm ISO250 )
016_240507135 X900 柴又 石照山眞勝寺 G7X.jpg 16.石照山真勝院
食事を終え、出発は12時半と告げられた。少し時間があったのでもう一度、帝釈天にお参りし、バスの駐車していたところに戻ってきた。その駐車場の道を挟んで反対側にあったのがこのお寺で石照山真勝院という。真言宗豊山派の真勝院は、石照山真光寺と号し、大同元年(806)の創建と伝えられ、江戸時代までは柴又八幡神社の別当寺であったという立派なお寺だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO400 )
017_240507156 X900 〇東京スカイツリー  G7X.jpg 17.東京スカイツリー展望デッキからの眺め
東京スカイツリーには30分ほどで到着した。エレベーターも空いていてそれほど待つことなく乗り込み、350mの展望デッキに着いた。晴れていなかったのは残念だったが、それでも少し明るくなって、下界を眺められた。これは、浅草雷門方面の眺めで、直下に隅田川が流れ、本所吾妻橋や有名なアサヒビールの金色のモニュメントが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 24mm ISO125 )
018_240507168 X900 〇東京スカイツリー  G7X.jpg 18.外国からの観光客が眺める鯉のぼり
展望デッキの眺めを楽しんだ後4階まで下りて来た。ソラマチへ行く途中、外を眺めると、小さな川に鯉のぼりが幾筋も渡されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 )
019_240507175 X900 〇東京スカイツリー 東京ソラマチ G7X.jpg 19.見上げる東京スカイツリー
地下駐車場へ戻る途中、ちょっと外に出て、スカイツリーを見上げて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1000秒 9mm ISO125 )
020_240507186 X900 豊洲 千脚万来 G7X.jpg 20.豊洲 「千客万来」 目利き横丁 -1
いよいよ最後の訪問先になった豊洲「千客万来」には15時少し過ぎに到着した。今年2月に開業した「千客万来」は豊洲市場の北西区画である6街区(水産仲卸売場棟・加工パッケージ棟・通勤駐車場棟)の北東部分に、都道環状2号通りに面している。駐車場は1階にあり、私たちは2階の「目利き横丁」をぶらぶらと歩く。ここは屋内なので雨の心配はない。なお、この豊洲市場には「千客万来」以外にも飲食店エリアが形成されている。それらの飲食店は市場関係者の利用も想定しているので、6時〜14時(朝・昼)中心の営業になっていて、日曜・水曜休業だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 26mm ISO3200 )
021_240507190 X900 豊洲 千脚万来 G7X.jpg 21.豊洲 「千客万来」 目利き横丁 -2
目利き横丁には、魚市場内だけのことはあり、水産物関連の店が多い。写真の店は炉端焼きを食べさせる。豊洲 「千客万来」は、小田原に本社がある万葉倶楽部の経営で、小田原に「ミナカ小田原」という商業施設も運営している。そこへは一昨年に行ったことがあるが、「千客万来」はその「ミナカ小田原」のイメージとよく似ている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 )
022_240507194 X900 豊洲 千脚万来 G7X.jpg 22.豊洲 「千客万来」 豊洲目抜き大通り
2階の屋外にある 豊洲目抜き大通り は「ミナカ小田原」に本当によく似ている。写真の手前左に卵焼きの店があったので、焼き立ての卵焼きを買い食いした。この目抜き大通りの中央に時の広場があり、川越市の「時の鐘」を模した「時の鐘」がある。この写真の一番奥に万葉倶楽部の建物がありエレベーターで8階に上がると千客万来足湯庭園(無料展望足湯施設)がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO2000 )
023_240507209 X900 豊洲 千脚万来 G7X.jpg 23.豊洲千客万来東門
この前の通りが都道環状2号線である。16時30分我々の乗ったバスは駐車場から、この環状2号線に出て左へ。築地大橋で隅田川を渡る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 )
024_240507214 X900 豊洲 千脚万来 G7X.jpg 24.左にレインボーブリッジを眺めながら
環状2号線の築地大橋を渡ると左手にレインボーブリッジが眺められた。そして首都高速湾岸線に上がった。渋滞はなく順調に走り、横浜港に架かるベイブリッジを渡って、みなとみらいで高速を下りた。天候こそ小雨混じりであったが、傘をさすこともなく、楽しい1日を過ごすことが出来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 28mm ISO200 )

2024年6月21日

クモガタヒョウモンに再チャレンジ ④ 2024年5月10日 八王子市郊外

さて、何とかクモガタヒョウモンを撮りたいと思い、駐車場の近くに戻ってきた。2時間近く前に思いがけず、クモガタヒョウモンが現れたノアザミが咲くところに行って見た。ノアザミには相変わらず黒いアゲハが吸蜜に来ている。半径50m~60mの範囲を歩き回って、その出現を待つ。
 ノアザミを見ていると背後にオレンジ色を感じた。土手に咲いているハルジオンに2頭飛来していた。吸蜜を始める。あまり、良い背景ではないが、何とか良い写真にしようとシャッターを切った。
 また、ウスバシロチョウの良い写真がなかったので、最後に少し粘ってみたが、芳しくなかった。
 午後2時になった。なんとか、今回の目的も達したので、そろそろ引き上げることにする。目標のクモガタヒョウモンも撮れたし、オナガアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハと言った黒いアゲハたちも撮れた。ミツバウツギの花が終わってしまっていて、諦めていたアオバセセリも現れてくれた。それぞれ個体数も少なくなく、撮影を楽しむことが出来た。

000_240510251 X700 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg
2頭並んでハルジオンで吸蜜するクモガタヒョウモン 2024年5月10日 東京都 八王子市郊外

053_240510241 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 53.ノアザミに口吻を伸ばすカラスアゲハ♂
カメラは駐車場の車の反射光に露出を合せようとして、アンダーになってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
054_240510254t X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 54.クモガタヒョウモン2頭 -1
駐車場の方を向いてノアザミで吸蜜するカラスアゲハを撮っていると、背後にオレンジ色を感じた。振り返って見るとクモガタヒョウモンがどこからともなく飛んできて、ハルジオンに止まっている。しかも2頭。ノアザミから離れて、クモガタヒョウモンに集中する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 203mm ISO1000 )
055_240510257 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 55.クモガタヒョウモン2頭 -2
今度は手前の個体にピントを合わせる。2頭とも♂のようだ。♀は遅れて発生してくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO640 )
056_240510261 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 56.クモガタヒョウモン2頭 -3
傷一つないきれいな個体である。ヒョウモンチョウの仲間は夏に向かい、まもなく姿を消す。気温が上がってくると、涼しい山地に避暑にいく習性があるからだ。また幼虫は、スミレ(タチスボスミレなどスミレ科の植物)の葉を食べて育つ。だから♀は林の中を飛び回ってスミレの生えているところを探す。目的のスミレを見つけても、その葉に卵を産みつけることは決してしない。というのも、スミレの葉が間もなく枯れてしまうことを知っているからだ。だから♀は、スミレがある近くの木の幹や石に卵を産む。春になると、卵からかえった幼虫は、スミレの新芽まで歩いて行って、その葉を食べて育つ。と「森と水の郷 あきた」http://www.forest-akita.jp/data/konchu/16-hyomon/hyomon.html というサイトに記されていた。秋になると再び姿を見るようになる。秋の舞岡公園でミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンが見られるのも、この習性ゆえである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO1000 )
057_240510264st X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 57.クモガタヒョウモン2頭 -4
両方の個体にピントを合わせようと位置を変えてみたが、そのポジションを得るのは無理だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 205mm ISO800 )
058_240510282m X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 58.クモガタヒョウモン♂ -1
ハルジオンの花は虫たちが好きな花なのだ。カメムシも来ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 203mm ISO1000 )
059_240510288t X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 59.クモガタヒョウモン -2
これは別の個体である。一瞬近くのハルジオンの花に来た。裏面から撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO3200 )
060_240510295 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 60.クモガタヒョウモン♂ -3
この時3頭のクモガタヒョウモンがここにいた。アオスジアゲハの姿も左下に見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO250 )
061_240510396 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 61.クモガタヒョウモン♂ -4
カメラを105mmマクロレンズを付けたNikon Z50 に持ち替えて撮る。良い位置で吸蜜を始めてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO500 )
062_240510401 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 62.クモガタヒョウモン♂ -5
一旦クモガタヒョウモンは姿を消してしまったが、再び5分ほどして、今度は撮影しやすいハルジオンに止まってくれた。チャンスと思い、マクロレンズで撮っていく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO200 )
063_240510406 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 63.クモガタヒョウモン♂ -6
裏面後翅の灰色を帯びた黄緑色の雲のようにぼやけた模様が和名「雲形」の由縁である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO220 )
064_240510416 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 64.クモガタヒョウモン♂ -7
背景もきれいにぼけてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO250 )
065_240510418 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 65.クモガタヒョウモン♂ -8
ハルジオン(春紫菀)の花が輝く。ちょっと露出を引っ張られてしまった。wikiprdiaによれば、ハルジオンは、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草の1種で、北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。ヒメジョオンと共に、道端や空地でよく見かける雑草である。標準和名はハルジオンであるが、植物学者の牧野富太郎が、同類のヒメジョオンとの類似からハルジョオンの名が普及している、としているとしているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
066_240510422tm X900 ▲八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 66.クモガタヒョウモン♂ -9
一旦離れて、また違うハルジオンの花に止まる。そして、また、飛び立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO100 )
067_240510425t X900 〇八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 67.クモガタヒョウモン♂ -10
今回は最後になって、目的であったクモガタヒョウモンを十分撮ることが出来た。午後2時近くになっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
068_240510433 X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 68.ウスバシロチョウ -1
最後にウスバシロチョウをもう少し撮っておきたいと思って探すが、ほとんど飛んでいない。発生初期には午前中は♂が♀を求めて飛びまわり、なかなか止まらない。昼過ぎになると、ハルジオンなどの花に止まって吸蜜する時間帯になる。ところがこの時期になると、♀ばかりと言ってよいほど♀が多くなり、午後になると、下草に止まるようになる。見つけにくい。産卵行動は草の茂みに潜り込むように這い回り、枝や枯葉に産み付けるそうだ。気に入らないと少し翔んで、また草の下に潜り込むという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
069_240510436s X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 69.ウスバシロチョウ -2
この個体は比較的きれいな♀だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
070_240510443ts X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 70.ウスバシロチョウ -3
前の写真と同じ個体である。さらに近づいて撮った。これから産卵行動が始まるのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
071_240510439 X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 71.ウスバシロチョウ -4
産卵行動は確認出来ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
072_240510444t X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 72.ウスバシロチョウ -5
横に回って見ても産卵行動は確認できなかったが、何時も見るのと違うウスバシロチョウの姿を見ることが出来た。これで、この日の撮影を終え、駐車場に止めている車に戻る。満足すべき1日だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )

2024年6月 8日

アオバセセリを撮りに ③ 2024年5月4日 八王子市郊外 八王子城跡

八王子城跡の駐車場まで戻ってきた。ウスバシロチョウが飛んでいるが数は少ない。昨年来た時は、そこはハルジオンが多く咲いていて、ウスバシロチョウが多く飛んでいたのだが、今年は草が刈られ、ハルジオンも大部分がなくなっていた。ウスバシロは発生時期が段々早くなってきているような気がする。この日見た個体はほとんどが♀で交尾嚢を付けていた。
 30分ほど、ガイダンス施設で休憩をして、アオバセセリを撮るまたとないチャンスに恵まれたので、もう一度、ミツバウツギの花の咲くところへ行くことにした。期待に違わずアオバセセリ、そしてオナガアゲハ、さらにカラスアゲハがミツバウツギの花で待っていてくれた。
 しばらくして、2人連れの同好者が来られ、私がカメラを向けているのを見て、「アオバセセリはいますか」と尋ねられた。「いますよ」とミツバウツギの葉先に止まった1頭を指で指し示してあげた。余裕である。
 私は十分撮影を楽しんだので11時半ごろ、その場を離れた。
 再び、駐車場へ戻る途中で、オナガアゲハのランデブーに遭遇し、翅を開いた♀を撮ることが出来た。

000_240504439 X700 ◎八王子城跡 足利氏照墓 ウスバ RX10M4.jpg
ハルジオンで吸蜜するウスバシロチョウ♀ 2024年5月4日 東京都八王子郊外

044_240504271 X900 ◎八王子城跡 ウスバ RX10M4.jpg 44.ウスバシロチョウ -1
八王子城跡の駐車場周辺に咲くハルジオンの花にちょっと黒ずんだウスバシロチョウが止まっていた。開翅したところを撮りたかったが、開くことはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO320 )
045_240504278 X900 ◎八王子城跡 ウスバ RX10M4.jpg 45.ウスバシロチョウ -2
前の写真と比べると、この個体は白い。だがこれも♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO320 )
046_240504059 X900 〇八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 46.ウスバシロチョウ -3
また別の個体と思い撮ってみたら、最初の写真と同じ個体だった。白い鱗粉が落ちたように黒ずんで見える。左側の後翅に欠損がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
047_240504282m X900 〇八王子城跡 クロジャノメ RX10M4.jpg 47.クロヒカゲ -2
アオバセセリのポイントへ戻る途中、先ほどと同じところにクロヒカゲがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
048_240504292tm X900 〇八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 48.カラスアゲハ♂ -1
ミツバウツギの花が咲くところに戻ってきた。一瞬ミヤマカラスアゲハかと期待したが、カラスアゲハの♂だった。きれいな個体である。トリミングした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO3200 )
049_240504293m X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 49.カラスアゲハ♂ -2
前の写真とほとんど同じ場面である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO3200 )
050_240504305 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 50.アオバセセリとミツバウツギ -24
アオバセセリが現れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 210mm ISO2500 )
051_240504310 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 51.アオバセセリとミツバウツギ -25
フラットな光線のところに来てくれたので、翅脈が綺麗に見えた。傷のない個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 210mm ISO3200 )
052_240504317 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 52.カラスアゲハ♂ -3
陰に入り、ミツバウツギの花で吸蜜すると、まっ黒になってしまう。効果が出せないかもしれないが、フラッシュを点けてみることを考えるべきだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO640 )
053_240504321 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 53.カラスアゲハ♂ -4
青燐色の美しい翅表が見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO500 )
054_240504329 X900 ▲〇八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 54.アオバセセリとミツバウツギ -26
連写で撮っていると、次の花へ移動する時、翅を開いたところが撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 90mm ISO3200 )
055_240504331 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 55.アオバセセリトミツバウツギ -27
手振れが嫌なので1/2000秒で撮っているが、ターゲットが陰になると露出がアンダーになり勝ち。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 )
056_240504342m X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 56.カラスアゲハ♂ -5
これも同じような写真になってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO800 )
057_240504352m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 57.アオバセセリとミツバウツギ -28
この位置であると、肛角部葉状片の赤橙色の紋が目立って見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
058_240504364 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 58.カラスアゲハ♂ -6
早い時間帯には飛んでいなかったカラスアゲハが多くなった。どの個体も傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 84mm ISO1600 )
059_240504371 X900 ▲◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 59.カラスアゲハとオナガアゲハ
吸蜜中のカラスアゲハにオナガアゲハがアプローチする。彼らの視力は弱い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 187mm ISO1600 )
060_240504375 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 60.カラスアゲハ♂ -7
カラスアゲハは知らん顔で吸蜜を続ける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 187mm ISO1250 )
061_240504390t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂♀ RX10M4.jpg 61.オナガアゲハの♂と♀ -1
被写体には恵まれたものの、後で撮った画像を見ると、光線にうまく対応することが出来ず、良い写真はほとんどなかったのだが、この日のターゲットであったアオバセセリをたくさん撮影でき、満足だった。また、駐車場の方へ戻る。その途中、オナガアゲハの♀を♂が追尾して飛んでいるのを見つけた。翅を開いて緩やかに翔ぶ♀を撮ることが出来た。後翅の外縁部から尾状突起にかけての赤い紋が期待通り鮮やかであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 147mm ISO400 )
062_240504391t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂♀ RX10M4.jpg 62.オナガアゲハの♂と♀ -2
地面近くを飛ぶので、ピントは合せ易かったが、背景が地面になってしまったのがイマイチだった。しかし、なかなか見られない光景なのでラッキーだったと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 147mm ISO400 )

2024年6月 5日

アオバセセリを撮りに ② 2024年5月4日 八王子市郊外 八王子城跡

時刻は午前9時、もうしばらく、一人で独占できているあいだに、このミツバウツギの花の下で撮影を続ける。
 ミツバウツギの葉と花の陰になって、肝心のアオバセセリが日陰に入ってしまう。日の当たる所に止まってくれているときはチャンスと思い連写を試みる。
 オナガアゲハはほとんどすべての個体が♂で、羽化したばかりのような傷のない個体だった。

000_240504231 X700 ◎八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg
五月晴れの下ミツバウツギに来たオナガアゲハ 2024年5月4日 東京都八王子市郊外

023_240504008 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 23.アオバセセリとミツバウツギ -13
日の当たる所に止まって吸蜜を始めた。アオバセセリの緑色は、緑青色というのだろうか、深みのある緑で、とても渋い。日陰で見るときは萌黄色に近いと思う。他のチョウには見られない色だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO250 )
024_240504050 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 24.アオバセセリとミツバウツギ -14
前の写真と同じ個体だが、光線が良かったので数ショット撮影した。それでもコントラストは強い。この個体は ♂のようだ。後脚脛節に長毛束が見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO220 )
025_240504188 X900 〇八王子城跡 ダイミョウ RX10M4.jpg 25.ダイミョウセセリ -2
青空を背景に新緑と、ミツバウツギの花に止まるダイミョウセセリは鮮明である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
026_240504191m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 26.アオバセセリとミツバウツギ -15
上から撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
027_240504197 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 27.アオバセセリとミツバウツギ -16
アオバセセリと、その止まっているミツバウツギの花はともに日陰だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
028_240504202m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 28.アオバセセリとミツバウツギ -17
前の写真と同じ情況でとった。この個体も♂で後脚脛部に長毛束がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
029_240504209 X900 ▲八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 29.アオバセセリとミツバウツギ -18
花から離脱した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1200 )
030_240504211 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 30.アオバセセリとミツバウツギ -19
これも日が当たらないところで吸蜜していた。1/2000で撮るとISOは3200になる。傷のないきれいな個体だったが、少し画像が甘くなるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
031_240504215m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 31.アオバセセリとミツバウツギ -20
飛び立とうとして翅を開いたタイミングで撮れた。アオバセセリは止まるときは翅を閉じている。もっとも本種は裏面の方が味がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
032_240504217 X900 ▲◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 32.ミツバウツギにオナガアゲハ -8
アオバセセリの姿がちょっと見えなくなった。ならばとオナガアゲハを狙う。花から花へと忙しく飛びまわる。これも♂である。オナガアゲハの♀は、後翅の肛角部から外縁にかけての赤い紋が発達してとても綺麗なのでぜひ会いたいのだが、まだ見ていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO500 )
033_240504218t X900 八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 33.ミツバウツギにオナガアゲハ -9
雌雄の判別は、クロアゲハと同じように♂は♀に比べると黒はより濃くなり、後翅の前縁部に白い紋があるのでわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO500 )
034_240504221t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 34.ミツバウツギにオナガアゲハ -10
オナガアゲハの主な食草はコクサギ(小臭木)であり、渓流沿いに多く生えている。本種の発生に適した環境になっている。コクサギもミカン科の植物であるが、シソ科の低木であるクサギのようなに匂いがあるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 183mm ISO640 )
035_240504229m X900 ▲〇八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 35.アオバセセリとミツバウツギ -21
また、アオバセセリが現れた。この季節はアオバセセリを狙う愛好者が多いと思うが、まだ、私だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
036_240504232 X900 ◎八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg 36.ミツバウツギにオナガアゲハ -11
下に向けて咲いている花にぶら下がるようにして吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
037_240504235 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 37.アオバセセリとミツバウツギ -22
これは良いところに止まって吸蜜を始めてくれた。きれいな個体だった。これは♀かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2500 )
038_240504243 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 38.ミツバウツギにオナガアゲハ -12
オナガアゲハも高いところに咲く花に止まって吸蜜する。首が痛くなってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO640 )
039_240504246t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 39.ミツバウツギにオナガアゲハ -13
このチョウの脚は長いということが改めてわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 193mm ISO640 )
040_240504252 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 40.ミツバウツギにオナガアゲハ -14
オナガアゲハは♂の発生最盛期のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 195mm ISO1600 )
041_240504055m X900 八王子城跡 ミツバウツギ Z50 Z105mc.jpg 41.アオバセセリとミツバウツギ -23
ここに陣取ってから50分ほど経った。幸い絶好の撮影ポイントをひとり占めしてしまった。逆光も甚だしい写真だが、一旦、八王子城跡のガイダンス施設の方へ行って一休みしようと思って撮ったショットだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
042_240504263 X900 八王子城跡 探鳥族 RX10M4.jpg 42.愛鳥家の皆さん
八王子城跡はサンコウチョウ、ヒヨドリ、キビタキ、シジュウカラ、オオルリなど55種類の野鳥の観察実績がある野鳥スポットと言われている。朝早くから車で来られている方の殆どが野鳥の撮影を目的に来られているようだ。シャッタースピード優先でチョウを撮るのと同じ設定のままで撮ってしまっている。反省。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 76mm ISO3200 )
043_240504264 X900 八王子城跡 クロヒカゲ RX10M4.jpg 43.クロヒカゲ -1
行く道にクロヒカゲが現れた。珍しいチョウではないが、どちらかというと山地に多いようだ。夏に信州への池之平などへ行くと群れている。舞岡公園では見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 217mm ISO640 )

2024年6月 2日

アオバセセリを撮りに ① 2024年5月4日 八王子市郊外 八王子城跡

今年もアオバセセリを撮りたいと思い、ゴールデンウィーク前の平日に八王子城跡へ行こうと計画していたが、どうも天気がパッとしない。どうしようと思っているうちにGWに入ってしまった。天気予報と、車の渋滞を考えると5月4日がねらい目と思い決行した。
 朝6時半に自宅を出発、渋滞しそうな東名高速と圏央道を敬遠し、国道16号線、町田街道の下道を走ることにした。正解だった。道路はトラックが少なく、難なく走ることが出来、1時間20分で目的の八王子城跡に8時前に到着した。このシーズンは野鳥の写真を撮りに来る愛鳥家の方が多い。駐車場は9時に開門だが、臨時駐車場が設けられていて、そこに車を入れることが出来た。
 臨時駐車場から八王子城跡まで歩く間に、アゲハやウスバシロチョウを撮りながら、まず、アオバセセリのポイントへ急ぐと、さっそくアオバセセリを見つけることが出来き、撮影を楽しむことが出来た。オナガアゲハも多く翔んでいる。ただ、ミツバウツギの花は下を向いて咲くので、そこに来るチョウは陰にいることが多く、コントラストが強くなり、撮影は難しかった。

000_240504144 X700 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg
最初に現れたアオバセセリ 2024年5月4日 東京都八王子市郊外

001_240504103m X900 ◎北条氏照墓 民家 RX10M4.jpg 1.アゲハチョウ
臨時駐車場から八王子城跡へと歩いていく途中にアゲハが翔んでいた。まだ、8時前である。日差しとともに気温が上がってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1000 )
002_240504114 X900 八王子城跡 御主殿の滝 RX10M4.jpg 2.八王子城跡 御主殿の滝
林道を歩くと左側の城山川に「御主殿の滝」が見えてきた。いつも水量が少なく、滝らしく見えないが、前日の雨で水の流れが多かった。八王子城が落城した時に、この滝の上流で、北条方の武将や婦女子が自刃して次々に身を投じ、その血で城山川の水は三日三晩血で赤く染まったと伝えられているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/100秒 46mm ISO3200 )
003_240504122 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 3.ミツバウツギ(三葉空木)にオナガアゲハ -1
ミツバウツギが咲いていた。新緑と白い花が良い。黒いアゲハが数頭周囲を飛びまわり、ミツバウツギの花にアプローチしていた。これはオナガアゲハの♂だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 130mm ISO1000 )
004_240504125 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 4.ミツバウツギにオナガアゲハ -2
この個体は、♂の性標である後翅前縁の白い紋が、やや細長い前翅が被さり見えなくなっていて、一面黒く見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO1000 )
005_240504127 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 5.ミツバウツギにオナガアゲハ -3
後翅の外縁と肛角部に赤い紋が見える。前翅は日の光に透けて翅脈が見える。(翅脈とは、昆虫の翅にみられる脈。一般に血管状に分岐し、厚いキチン膜からなるので翅の補強に役立つ。翅脈の分布形式である翅脈相は昆虫の種類によって異なり、分類学・系統学上の標徴として重要視される。)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO1000 )
006_240504137 X900 ▲八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 6.ミツバウツギにオナガアゲハ -4
1/2000秒で連写すると、こんな写真も撮れることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO800 )
007_240504141 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 7.アオバセセリとミツバウツギ -1
時刻は9時少し前だ。私の動体視力は悪くなっているが、何とかアオバセセリの速い動きを目で追いかけ、花に来たところを撮る。ミツバウツギの花は下向きに咲くので、こういう姿勢になる。咲いている花の陰になることが多い。残念ながら、左前翅の先端部が少し欠けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 198mm ISO2000 )
008_240504148 X900 ▲◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 8.アオバセセリとミツバウツギ -2
ミツバウツギの花にアプローチしている。動きは敏捷である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 37mm ISO1000 )
009_240504149 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 9.アオバセセリとミツバウツギ -3
アオバセセリはミツバウツギの花の周りを複数飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm ISO1000 )
010_240504152t X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 10.アオバセセリとミツバウツギ -4
やっと日の当たる所に止まって吸蜜を始めた。それでも白い花は白飛びしてしまう。右下にもう一頭いて、その肛角部のオレンジ色が写っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm ISO600 )
011_240504003 X900 ▲八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 11.アオバセセリとミツバウツギ -5
カメラを、マクロレンズを付けたNikon Z50 に持ち替えた。アオバセセリは花の下からアプローチしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
012_240504154t X900 ◎ 八王子城跡 RX10M4.jpg 12.ダイミョウセセリ -1
小さな黒いセセリチョウが飛んできた。ダイミョウセセリだ。このチョウも見ることが少なくなったと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm ISO600 )
013_240504008 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc (2).jpg 13.アオバセセリとミツバウツギ -5
日の当たる所で吸蜜を始めた。このショットは露出もうまくいったようだ。新緑の向こうに見える青空も良い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO1000 )
014_240504012 X900 ▲八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 14.アオバセセリとミツバウツギ -6
ちょっとピントが甘くなってしまった。動体ブレもしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
015_240504015 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 15.アオバセセリとミツバウツギ -7
5月の青空の下、新緑のミツバウツギの花にアオバセセリ・・・春である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
016_240504159 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 16.ミツバウツギにオナガアゲハ -5
いっとき、アオバセセリの姿が見えなくなった。また、オナガアゲハを撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 )
017_240504164 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 17.ミツバウツギにオナガアゲハ -6
飛んでいるのはすべて♂のようだ。なかなか、日の当たる白い花が白飛びしてしまうのを抑えられない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2500 )
018_240504169 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 18.アオバセセリとミツバウツギ -8
後ろ向きだが、肛角部のオレンジ色が鮮やかで、アオバセセリらしい姿である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
019_240504020 X900 〇八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 19.ミツバウツギにオナガアゲハ -7
青空に、白い花、黒いチョウ。ミツバウツギの白い花の白さも抑えられている。カメラの露出コントロールが良く機能しているようだ

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
020_240504182 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 20.アオバセセリとミツバウツギ -10
良い光線の具合だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2500 )
021_240504184 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 21.アオバセセリとミツバウツギ -11
♂は後脚脛節に長毛束があるというが、この個体はそれがはっきりせず、胴が太く見えるので、♀かと思うが同定は難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 )
022_240504033 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 22.アオバセセリとミツバウツギ -12
日陰になったところで吸蜜している。まだ、午前9時である。このミツバウツギで20分間撮影を楽しんだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO800 )

2024年5月18日

陽春の小石川植物園 ① 2024年4月11日 東京都文京区小石川

今年の春は3月の前半は気温の低い日が続き、そのためか靖国神社のソメイヨシノ標本木もなかなか開花せず、気をもませた。ギフチョウをはじめツマキチョウやミヤマセセリ、コツバメなど年1回、春だけにしか出て来ない春の妖精たちは、何時頃飛び出すのだろうかと気をもませた。4月に入っても天候は好ましくなく、雨や曇りの日が多かった。
 小石川植物園には、ほぼ毎年のようにツマキチョウを撮りに出かけている。昨年は4月4日に行ったが、ツマキチョウは♀ばかりで、♂は姿を見せなかった。♂が先に生まれてきて♀はそのあとの羽化してくるのだが、♂の撮影のタイミングを逸してしまっていた。
 しかし、今年は発生が遅れるであろうと思い、天候も回復した4月11日に現地へ行った。タイミングとしては♂の発生初期と思われ、♀の姿は1頭も見なかったのだ。やはり、昨年に比べ10日くらいは発生が遅れてしまっていた。
 11時少し前に入園した。いつものように、すぐ左に折れて、南側の道を日本庭園の方へと歩く。だが、チョウの姿は少なく、例年ならアゲハなどが飛んでいるが、モンシロチョウしかいない。そのモンシロチョウが小さくて、ツマキチョウかと思わせるが、午前中はほとんどすべて、モンシロチョウだった。

000_240411056 X700 〇小石川植物園 旧東京医学校本館 RX10M4.jpg
日本庭園と旧東京医学校本館 2024年4月11日 文京区 小石川植物園

001_240411008 X900 〇小石川植物園 ショカツサイ RX10M4.jpg 1.ショカツサイ(諸葛菜
オオアラセイトウ、ハナダイコンなどという名でも呼ばれる。実はこのアブラナ科の植物はツマキチョウの食草でもあるのだ。ここを歩くといつもショカツサイの紫色の花に出迎えられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixelsbr シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO320 )
002_240411009 X900 小石川植物園 太郎稲荷 RX10M4.jpg 2.太郎稲荷
池があって、その向こう側に鳥居が見えた。太郎稲荷という。鳥居は後から建て直されたものだろうが、吉宗のころの地図に、稲荷と書いてあるポイントがあったそうで、300年くらい前からあったという話もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO1250 )
003_240411019 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ♀
モンシロチョウがアブラナの花に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 208mm ISO250 )
004_240411023 X900 小石川植物園 RX10M4.jpg 4.サクラ
池の向こうに桜の木があり、見事に咲いている。桜には少し遅いと思っていたが、今が見ごろなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO200 )
005_240411028 X900 〇小石川植物園 モンシロ RX10M4.jpg 5.モンシロチョウ♂
春型のモンシロチョウは小型である。そして前翅の中ほどにある黒斑が、この個体のようにほとんど現れていないものもいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
006_240411047 X900 小石川植物園 ハナズオウとオオリキュウバイ  RX10M4.jpg シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 ) 6.ハナズオウ(花蘇芳)とオオリキュバイ(大利休梅) -1
日本庭園に入る手前に少し広くなったところがある。そこにはハナズオウが紅い花をいっぱい付けていた。その向こう側にはオオリキュウバイの白い花が重なる。多くの人が足を止めて見ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f16.0 1/1250秒 23mm ISO3200 )
007_240411035 X900 〇小石川植物園 ハナズオウ RX10M4.jpg 7.ハナズオウとオオリキュバイ -2
ハナズオウは中国原産のマメ科の植物で、奥のオオリキュウバイも同じく中国原産のバラ科の植物だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO125 )
008_240411053 X900 小石川植物園 サトザクラ 晩都 日本庭園 RX10M4.jpg 8.サトザクラ(里桜)
日本庭園には桜が咲いており、サトザクラという札が掛けられていた。wikipediaによれば、サトザクラは、広義ではバラ科サクラ属のサクラの栽培品種の総称で、狭義では11種ある日本のサクラの原種の一つであるオオシマザクラを基に誕生した栽培品種の品種群(Cerasus Sato-zakura Group)のことだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 29mm ISO320 )
009_240411064 X900 小石川植物園 ヒラドツツジ RX10M4.jpg 9.ヒラドツツジ(平戸躑躅)
ひときわ色鮮やかなツツジの花が咲いていた。ヒラドツツジという。写真は真っ赤な大輪の花であるが、ヒラドツツジの花は、どれも大輪で、花の色は、赤、ピンク、白、紫、赤紫などで、濃い色から淡い色まで様々な色合いが魅力と言われている。古くから平戸で栽培されてきたことが名前の由来とされ、wikipediaでは、1712年に出た『和漢三才図会』にはすでに「ヒラドツツジ」の名で紹介されていたと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
010_240411066 X900 小石川植物園 コブシモドキ RX10M4.jpg 10.コブシモドキ(辛夷擬)
Wikipediaの「絶滅した植物一覧」によれば、コブシモドキは17世紀以降に野生では絶滅したと記されていた。だが、小石川植物園で、コブシモドキと品種名が記された札が掛けられた花が咲いていた。また、wikipediaには、コブシの近縁種としてコブシモドキは、葉がコブシより若干大きめで長さ20 cm、幅8-10 cm以上、開花期が4月中旬とコブシよりやや遅く花が大きい(直径12-15 cm)。また三倍体(基本数の三倍の染色体数をもつ生物体。二倍体と同質の四倍体との交雑によって生ずるもので、ふつう次の世代の植物として発達しうる種子を生じない不稔性を示す。自然界でもみられるが、種なしスイカやバナナなどがあり、種子を作らない。コブシは四国には分布していないが、この個体は1948年に阿部近一と赤澤時之によって徳島県相生町で発見され、この1個体のみが知られていたが、現在ではこの個体は存在せず、徳島県の相生森林美術館をはじめとした数箇所で当時の株から挿し木でクローン栽培したものが現地外保存されている。と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.8 1/2000秒 42mm ISO500 )
011_240411071 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 11.ハナミズキ 総苞片 -1
ハナミズキ(花水木)では、小さな花が多数密集し、4枚の大きな(花びらのように見える)総苞片で囲まれている。総苞片とは、花序(花の集まり)を保護する苞葉のことである。開花時期を迎えるとこの総苞片が開き美しい花びら状に変身する。その総苞片の先端には閉じ合わさってきた痕跡が残っている。中心部に小さな筒状をした両性花が頭状に集まる。写真の状態ではまだ総苞片で囲まれている、

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 216mm ISO400 )
012_240411072 X900 〇小石川植物園 ハナミズキ RX10M4.jpg 12.ハナミズキ 蕾から開花へ -2
4枚の白い総苞片が開き始めている。中心にある赤茶色の部分が蕾と思う。これが開くと黄色い小さな花が現れる。ハナミズキの花びらと思っていたのは総苞片だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
013_240411079 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 13.カリン(花梨・花櫚・榠樝)
日本庭園からツツジの咲く坂を上ってきた。可憐なピンクの花を咲かせている木があった。カリンだ。Wikipediaによれば、カリンは、中国から日本へ渡来した薬用にもされる果樹で、果実は同科のマルメロとよく似る。その果実は石細胞が多く含まれるため硬く生食はできないが、カリン酒や砂糖漬け、のど飴などの原料に使われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 32mm ISO500 )
014_240411073 X900 〇小石川植物園 カリン RX10M4.jpg 14.カリンの花
花期は3 - 5月頃で、新葉とともに5枚の花弁からなる白や淡紅色の花を枝先に咲かせる。。果実はナシの実のようであり、晩秋に黄色に熟して良い香りがするそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
015_240411088 X900 小石川植物園 サネブトナツメ RX10M4.jpg 15.サネブトナツメ(実太棗)の樹
日本薬学会のホームページを見ると、サネブトナツメの果実はナツメ(Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder)と比較し、小さくてやや球状となり、秋に赤褐色に熟す。種子は果実の大きさの割に大きく、扁平で楕円状を呈している。薬用には種子を用いる。生薬名をサンソウニン(酸棗仁)といい、虚弱体質の改善を目的とした酸棗仁湯や温胆湯、帰脾湯などの漢方処方に配剤されている。と記されていた。立てられていた説明板には、明治10年発行の「小石川植物園草本目録」に享保12年(1727年)に中国から輸入されたものと記されている。大正6年(1917年)の暴風雨で倒れ、現在の樹形になった」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO200 )
016_240411097 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 16.トキワマンサク(常磐万作)-1
トキワマンサクは舞岡公園でも見られるが、そのほとんどが黄色い花である。こんなに大きなトキワマンサクの樹を見るのは小石川植物園へ来たときだけである。奈良へ行ったときにベニバナトキワマンサク(変種)が桜と競うように咲いていたのを思い出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO400 )
017_240411093 X900 〇小石川植物園 トキワマンサク RX10M4.jpg 17.トキワマンサク -2
ここのトキワマンサクの樹は大きく、白い花が密に咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO200 )

2024年5月15日

桜さがし その後 ③ 2024年4月7日 横浜市保土ヶ谷区

この日は日曜日だった。朝のうちの小雨模様の天気も、昼前には青空が出るようになった。午後1時半ごろ、青空が広がるのを見計らって、また、自宅近くの桜の名所?を一回りしてきた。気温も21度と爽やかな昼下がりである。前日(4月6日)と同じような写真になってしまったが、太陽が顔を出してくれて、より、帷子川に架かる鯉のぼりも色鮮やかだ。帷子川公園には花見の人たちが歩いていた。10日近く遅れた今年のサクラの開花もようやく満開となったようだ。鯉のぼりが青空の下で泳ぎ、花まつりと端午の節句がひとつになった。

000_240407061 X700 ◎帷子川公園 RX1横浜市保土ヶ谷区
0M4.jpg
帷子川の桜と鯉のぼり 2024年4月7日 横浜市保土ヶ谷区 

001_240407039 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 1.帷子川公園の桜並木 -1
写真右側に横浜のランドマークタワーが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO200 )
002_240407002 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 2.帷子川公園の桜並木 -2
時刻は1時半。桜は八分咲き。のんびりした日曜日の昼下がりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 17mm ISO400 )
003_240407003 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 3.帷子川公園の桜並木 -3
左側から枝を張り出すヤマザクラは満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 16mm ISO100 )
004_240407006 X900 〇帷子川公園 RX10M4.jpg 4.帷子川公園の桜並木 -4
帷子川左岸、川沿いのソメイヨシノもいっぱい花を咲かせている。絶好のお花見日和と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 19mm ISO160 )
005_240407009 X900 〇帷子川公園 RX10M4.jpg 5.帷子川公園の桜並木 -5
日当たりの良いところは満開だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 70mm ISO200 )
006_240407018 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 6.帷子川公園の桜並木 -6
若い人たちが満開の桜の下で楽しそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 120mm ISO500 )
007_240407034 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 7.帷子川公園の桜並木 -7
インドの御夫婦だろうか? ラジカセを持って来られていて、女性が桜の木の下でお国の音楽に合わせ踊っていた。その姿を男性がスマホで写真を撮っていた。振り返ってみると、踊り終わり、2人で自撮りをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 117mm ISO500 )
008_240407052 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 8.桜と鯉のぼり -1
帷子川右岸の高層住宅の上から、ロープに架けられた鯉のぼりが、海からの風に気持よさそうにそよいでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 20mm ISO200 )
009_240407057 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 9.桜と鯉のぼり -2
少し移動して撮影。絞り優先でf16まで絞り込んで撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/1250秒 21mm ISO3200 )
010_240407086 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 10.桜と鯉のぼり -3
常盤橋を渡って、帷子川右岸に移動し、帷子川公園の桜並木を撮った。。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.2 1/20000秒 18mm ISO1600 )
011_240407089 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 11.帷子川公園の桜並木 -8
着物を着た娘さんと母親らしいかたもおられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 106mm ISO320 )
012_240407091 X900 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 12.桜と鯉のぼり -4
鯉のぼりは上下、棲み分けて泳いでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
013_240407098 X900 三井パークシティ横浜前 水道道路RX10M4 - コピー.jpg 13.水道道の桜
桜の花を下から見上げる。満開まであと少しだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO200 )
014_240407104 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 14.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -1
40分ほどで一回りし、自宅近くの小さな公園の樹齢60年というソメイヨシノの古木を見てきた。昨日は曇り空だったが、今日は晴れているので、より美しく見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO200 )
015_240407105 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 15.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -2
来年も元気に咲いて欲しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 13mm ISO160 )
016_240407107 X900 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 16.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -3
公園の大きなケヤキの新緑を背景にして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/2000秒 87mm ISO400 )
017_240407116 X900 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 17.自宅近くの小さな公園のソメイヨシノ -4
公園のソメイヨシノの古木は広場で遊ぶ子らを見下ろすように咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 42mm ISO320 )