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2024年6月25日

アカシジミ発生 2024年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園

そろそろ舞岡公園の平地産フィルスの発生が始まるころである。アカシジミが出始めたという情報を得て、出かけてみようと思うのだが、どうも天気がはっきりしない。5月24日、気温は上がるという予報なので、行くことにした。
 9時少し前に現地着。いつものコースを歩くがチョウは全く現れない。マルバウツギやイボタノキなど灌木に咲く白い花が最盛期である。この日の狙いはアカシジミとウラゴマダラシジミ。ほとんどのクリの木に花はまだ咲いていない。例年、アカシジミやウラナミアカシジミがいる一本のクリの古木の垂れ下がった枝に花が咲いていた。最初のアカシジミは10時10分過ぎ頃発見した。2頭目撃した。ウラゴマダラシジミらしきものが飛ぶのを2回ほど見かけたが、撮影できず。後はイチモンジチョウくらいしか撮影できなかった。なぜか今年は例年になく目につくチョウの数が少ない。

000_240524154ms X700 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg
咲き始めたクリの花に来たアカシジミ 2024年5月24日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_240524045 X900 舞岡公園 ハコネウツギ Z50 Z105mc.jpg 1.ハコネウツギ(箱根空木)
けやき広場の入り口にハコネウツギの花が咲いていた。「箱根」と名につくが、神奈川県の箱根には自生しないという。枝先と葉腋に花を1-3個ほど咲かせ、白い花が次第に赤へと変化する。チョウが吸蜜するところは見たことがない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO160 )
002_240524051 X900 舞岡公園 イボタノキ Z50 Z105mc.jpg 2.イボタノキ(水蝋の木)
イボタノキの花が咲き始めていた。枝の先に長さ2-4 cmの総状花序を出し、ギンモクセイに似た芳香ある白い小さな花を密集して咲かせ、花序先端が垂れる。その匂いが虫を呼ぶのだろうか、チョウの好きな花の一つである。ウラゴマダラシジミの食樹でもある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO360 )
003_240524053 X900 舞岡公園 マルバウツギ Z50 Z105mc.jpg 3.マルバウツギ(丸葉空木)
舞岡公園にはマルバウツギが多く生えている。5月から6月の初めにかけて白い花が多く咲く。イチモンジチョウなどが訪花する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO110 )
004_240524054 X900 舞岡公園 マルバウツギ Z50 Z105mc.jpg 4.マルバウツギの花
アジサイ科ウツギ属の植物だ。ウツギの仲間では唯一紅葉するというが、秋にそれと気が付いたことがなかった。マルバウツギとウツギはともに、新エングラー体系によりユキノシタ科ウツギ属とされているが、クロンキストの分類体系や新しい APG分類体系では、両者ともアジサイ科に分類されているという。ややこしい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
005_240524057 X900 〇舞岡公園 コマツヨイグサ Z50 Z105mc.jpg 5.コマツヨイグサ(小待宵草)
Wikipediaによれば、北アメリカ原産。アジアやアフリカに帰化植物として移入分布する。日本では1910年代に初めて確認されたそうだ。鳥取砂丘を緑化し、また在来種と競合し、在来種の数を大きく減らし、生態系を崩すことから外来生物法により要注意外来生物に指定され、現在各地で駆除が実施されていて、効率的な駆除方法が検討されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO125 )
006_240524059 X900 〇舞岡公園 ベニバナユウゲショウ Z50 Z105mc.jpg 6.ベニバナユウゲショウ
PictureThisで検索したところ、「遅い時間に開花し、艶っぽい花色の花を咲かせるためベニバナユウゲショウと呼ばれています。明治時代に観賞用として渡来したものが野生化し、道端や公園、空き地などで多く見られます。」と解説があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO110 )
007_240524065 X900 ◎舞岡公園 ノイバラ Z50 Z105mc.jpg 7.ノイバラ(野茨)
ノイバラは、バラ科の落葉性のつる性低木。ノバラ(野薔薇)ともいうそうだ。クマバチが飛んできた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO200 )
008_240524075 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 8.アカシジミ -1
毎年、アカシジミの写真を撮るポイントへ着いた。まだ10時になっていない。先客が一人おられた。「いかがですか」と尋ねてみると「いません」との答え。最初?の1頭をクリの花に見つけたのは私だった。「いましたよ」と教えて差し上げる。時間は10時20分過ぎ頃だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO220 )
009_240524087 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 9.アカシジミ -2
同じところから、数ショット撮影して、先客に場所を譲った。私はRX10M4に持ち替えて、離れた位置から撮ろうとしたところ、望遠端220mmで70~80cmくらいまでは寄れるはずだが、2m離れても合掌しない。135mmくらいまでしか合掌しないのだ。実は、合掌範囲のダイアル設定が、動いてしまっていて、∞~3m(この範囲しか合焦しない)のところになっていたのだ、目が悪くなっているので細かな字が読めないこともあり、気が付いたのは家に帰ってからだった。初歩的なミスだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
010_240524028m X900 ◎ 舞岡公園 アカシジミ クリノキ RX10M4.jpg 10.アカシジミ -3
アカシジミがよいところに出てきてくれた。RX10で撮ろうとするが、上記の理由で、ピントが合わない。3m近くまで離れて何とか合焦させた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 )
011_240524104 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 11.アカシジミ -4
また、マクロレンズを付けたZ50に持ち替えて撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO140 )
012_240524122 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 12.アカシジミ -5
これは新に現れた別の個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO280 )
013_240524141 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 13.アカシジミ -6
このころには同好の方が5人に増えていた。あまり近くへは寄れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO200 )
014_240524147 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 14.アカシジミ -7
向きを変えた。きれいな個体だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO180 )
015_240524159m2 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 15.アカシジミ -8
良いところに来てくれた。クリの花も瑞々しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO140 )
016_240524163 X900 ◎舞岡公園 アカシジミ 前田の丘 Z50 Z105mc.jpg 16.アカシジミ -9
向きを変えて止まる。そろそろウラナミアカシジミが現れないかと期待したが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO200 )
017_240524167 X900 ◎舞岡公園 イチモンジ Z50 Z105mc.jpg 17.イチモンジチョウ
小一時間、クリの木の下で粘ったが、アカシジミ2頭しか来てくれなかった。帰り道、イチモンジチョウがマルバウツギの花に来ていた。羽化したばかりのような新鮮な個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
018_240524174 X900 〇舞岡公園 クスダマツメクサ Z50 Z105mc.jpg 18.クスダマツメクサ(薬玉詰草)
南の丘の原っぱに直径1cmに満たないような黄色い小さな花が咲いていた。和名は、花序が薬玉のように見えることからという。ヨーロッパ原産で、日本では1940年代に確認された西アジア〜北アフリカにかけての原産の帰化植物だそうで1943年に横浜市で見いだされたという。しかし、今年の舞岡公園はチョウの姿が少ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )

2024年6月21日

クモガタヒョウモンに再チャレンジ ④ 2024年5月10日 八王子市郊外

さて、何とかクモガタヒョウモンを撮りたいと思い、駐車場の近くに戻ってきた。2時間近く前に思いがけず、クモガタヒョウモンが現れたノアザミが咲くところに行って見た。ノアザミには相変わらず黒いアゲハが吸蜜に来ている。半径50m~60mの範囲を歩き回って、その出現を待つ。
 ノアザミを見ていると背後にオレンジ色を感じた。土手に咲いているハルジオンに2頭飛来していた。吸蜜を始める。あまり、良い背景ではないが、何とか良い写真にしようとシャッターを切った。
 また、ウスバシロチョウの良い写真がなかったので、最後に少し粘ってみたが、芳しくなかった。
 午後2時になった。なんとか、今回の目的も達したので、そろそろ引き上げることにする。目標のクモガタヒョウモンも撮れたし、オナガアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハと言った黒いアゲハたちも撮れた。ミツバウツギの花が終わってしまっていて、諦めていたアオバセセリも現れてくれた。それぞれ個体数も少なくなく、撮影を楽しむことが出来た。

000_240510251 X700 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg
2頭並んでハルジオンで吸蜜するクモガタヒョウモン 2024年5月10日 東京都 八王子市郊外

053_240510241 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 53.ノアザミに口吻を伸ばすカラスアゲハ♂
カメラは駐車場の車の反射光に露出を合せようとして、アンダーになってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
054_240510254t X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 54.クモガタヒョウモン2頭 -1
駐車場の方を向いてノアザミで吸蜜するカラスアゲハを撮っていると、背後にオレンジ色を感じた。振り返って見るとクモガタヒョウモンがどこからともなく飛んできて、ハルジオンに止まっている。しかも2頭。ノアザミから離れて、クモガタヒョウモンに集中する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 203mm ISO1000 )
055_240510257 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 55.クモガタヒョウモン2頭 -2
今度は手前の個体にピントを合わせる。2頭とも♂のようだ。♀は遅れて発生してくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO640 )
056_240510261 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 56.クモガタヒョウモン2頭 -3
傷一つないきれいな個体である。ヒョウモンチョウの仲間は夏に向かい、まもなく姿を消す。気温が上がってくると、涼しい山地に避暑にいく習性があるからだ。また幼虫は、スミレ(タチスボスミレなどスミレ科の植物)の葉を食べて育つ。だから♀は林の中を飛び回ってスミレの生えているところを探す。目的のスミレを見つけても、その葉に卵を産みつけることは決してしない。というのも、スミレの葉が間もなく枯れてしまうことを知っているからだ。だから♀は、スミレがある近くの木の幹や石に卵を産む。春になると、卵からかえった幼虫は、スミレの新芽まで歩いて行って、その葉を食べて育つ。と「森と水の郷 あきた」http://www.forest-akita.jp/data/konchu/16-hyomon/hyomon.html というサイトに記されていた。秋になると再び姿を見るようになる。秋の舞岡公園でミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンが見られるのも、この習性ゆえである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO1000 )
057_240510264st X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 57.クモガタヒョウモン2頭 -4
両方の個体にピントを合わせようと位置を変えてみたが、そのポジションを得るのは無理だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 205mm ISO800 )
058_240510282m X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 58.クモガタヒョウモン♂ -1
ハルジオンの花は虫たちが好きな花なのだ。カメムシも来ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 203mm ISO1000 )
059_240510288t X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 59.クモガタヒョウモン -2
これは別の個体である。一瞬近くのハルジオンの花に来た。裏面から撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO3200 )
060_240510295 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 60.クモガタヒョウモン♂ -3
この時3頭のクモガタヒョウモンがここにいた。アオスジアゲハの姿も左下に見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 206mm ISO250 )
061_240510396 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 61.クモガタヒョウモン♂ -4
カメラを105mmマクロレンズを付けたNikon Z50 に持ち替えて撮る。良い位置で吸蜜を始めてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO500 )
062_240510401 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 62.クモガタヒョウモン♂ -5
一旦クモガタヒョウモンは姿を消してしまったが、再び5分ほどして、今度は撮影しやすいハルジオンに止まってくれた。チャンスと思い、マクロレンズで撮っていく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO200 )
063_240510406 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 63.クモガタヒョウモン♂ -6
裏面後翅の灰色を帯びた黄緑色の雲のようにぼやけた模様が和名「雲形」の由縁である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO220 )
064_240510416 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 64.クモガタヒョウモン♂ -7
背景もきれいにぼけてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO250 )
065_240510418 X900 ◎八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 65.クモガタヒョウモン♂ -8
ハルジオン(春紫菀)の花が輝く。ちょっと露出を引っ張られてしまった。wikiprdiaによれば、ハルジオンは、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草の1種で、北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。ヒメジョオンと共に、道端や空地でよく見かける雑草である。標準和名はハルジオンであるが、植物学者の牧野富太郎が、同類のヒメジョオンとの類似からハルジョオンの名が普及している、としているとしているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO180 )
066_240510422tm X900 ▲八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 66.クモガタヒョウモン♂ -9
一旦離れて、また違うハルジオンの花に止まる。そして、また、飛び立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.2 1/1000秒 105mm ISO100 )
067_240510425t X900 〇八王子城 クモガタ Z50 Z105mc.jpg 67.クモガタヒョウモン♂ -10
今回は最後になって、目的であったクモガタヒョウモンを十分撮ることが出来た。午後2時近くになっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
068_240510433 X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 68.ウスバシロチョウ -1
最後にウスバシロチョウをもう少し撮っておきたいと思って探すが、ほとんど飛んでいない。発生初期には午前中は♂が♀を求めて飛びまわり、なかなか止まらない。昼過ぎになると、ハルジオンなどの花に止まって吸蜜する時間帯になる。ところがこの時期になると、♀ばかりと言ってよいほど♀が多くなり、午後になると、下草に止まるようになる。見つけにくい。産卵行動は草の茂みに潜り込むように這い回り、枝や枯葉に産み付けるそうだ。気に入らないと少し翔んで、また草の下に潜り込むという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
069_240510436s X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 69.ウスバシロチョウ -2
この個体は比較的きれいな♀だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
070_240510443ts X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 70.ウスバシロチョウ -3
前の写真と同じ個体である。さらに近づいて撮った。これから産卵行動が始まるのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
071_240510439 X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 71.ウスバシロチョウ -4
産卵行動は確認出来ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
072_240510444t X900 ◎八王子城 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 72.ウスバシロチョウ -5
横に回って見ても産卵行動は確認できなかったが、何時も見るのと違うウスバシロチョウの姿を見ることが出来た。これで、この日の撮影を終え、駐車場に止めている車に戻る。満足すべき1日だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )

2024年6月18日

クモガタヒョウモンに再チャレンジ ③ 2024年5月10日 八王子市郊外

ハルジオンが咲く原っぱでもう30分ほど粘ってみた。
 クモガタヒョウモンの登場を期待したが、それは叶えられなかった。しかし、アオバセセリはまた現れてくれ、満足のいく結果であった。
 午後1時、再び、八王子城跡へと戻る。途中、2頭のアオスジアゲハが絡みながら、青空に上がっていくシーンが撮れた。駐車場の近くへ行くとカラスアゲハがノアザミに来ていたが、少し擦れてしまっていた。

000_240510143 X700 ◎北条氏照墓 クロ RX10M4.jpg
クロアゲハ♂ ハルジオンが咲く原っぱで 2024年5月10日 八王子市郊外

038_240510348 X900 ◎北条氏照墓 クロ Z50 Z105mc.jpg 38.クロアゲハ♂ -6
ここでは今まで舞岡公園などで撮ってきたクロアゲハとは違う写真が撮れた。ハルジオンの群落が最盛期であり、それは今までにない魅力を感じる。そして、吸蜜に来たクロアゲハも発生初期の美しい個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
039_240510357 X900 ◎北条氏照墓 クロ Z50 Z105mc.jpg 39.クロアゲハ♂ -7
開翅しても、鱗粉は全く落ちてなく、傷一つない完全な姿だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
040_240510199 X900 ◎北条氏照墓 クロ RX10M4.jpg 40.クロアゲハ♂ -8
後翅の形や尾状突起の姿がオナガアゲハかと思わせるが、これもクロアゲハだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 78mm ISO250 )
041_240510202 X900 ◎北条氏照墓 クロ RX10M4.jpg 41.赤い斑紋が発達したクロアゲハ
後翅裏面の外縁に沿った赤い斑紋が発達している。♀かもしれないがこの写真では断定できなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO320 )
042_240510370 X900 ◎北条氏照墓 アオバ Z50 Z105mc.jpg 42.アオバセセリ -9
また、アオバセセリが飛んできた。前のと同じ個体かどうかはわからない。マクロレンズで撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
043_240510209 X900 ◎北条氏照墓 クロ RX10M4.jpg 43.下草に埋もれるウスバシロチョウ
これも♀だが、じっと下草に止まっている。赤く見えるのはヤマヘビイチゴ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 217mm ISO400 )
044_240510373 X900 ◎北条氏照墓 アオバ Z50 Z105mc.jpg 44.アオバセセリ -10
ミツバウツギの花にぶら下がって吸蜜するのと同じように、ハルジオンの花にぶら下がっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
045_240510377 X900 ◎北条氏照墓 アオバ Z50 Z105mc.jpg 45.アオバセセリ -11
アオバセセリの活き活きとした姿が撮れた。これはお気に入りのショットである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
046_240510378 X900 ◎北条氏照墓 アオバ Z50 Z105mc.jpg 46.アオバセセリ -12
前の写真と同じシーンをもう1枚。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
047_240510380 X900 ◎北条氏照墓 アオバ Z50 Z105mc.jpg 47.アオバセセリ -13
これも同じシーンだが、少し開いた表側が見えたのが良い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
048_240510214 X900 ▲八王子城跡 アオスジ飛翔 RX10M4.jpg 48.2頭のアオスジアゲハ
最後にアオバセセリの写真を撮って、この場を去ることにした。十分エンジョイした。駐車場へ戻る途中、アオスジアゲハが2頭絡んで飛んでいた。近くにいるときはピントが合せ難い。画面の左上に見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 23mm ISO320 )
049_240510215 X900 ▲◎八王子城跡 アオスジ飛翔 RX10M4.jpg 49.青空に舞う2頭のアオスジアゲハ
上手くピントを合わせることが出来た。しばらくの間、このような絡みが続いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 23mm ISO125 )
050_240510223 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 50.ノアザミに来たカラスアゲハ♂ -1
ノアザミは黒いアゲハたちの好きな花だ。しばしば、オナガアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハが訪れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1000 )
051_240510228 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 51. ノアザミに来たカラスアゲハ♂ -2
ホバリングしながら吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1000 )
052_240510231 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 52.ノアザミに来たカラスアゲハ♂ -3
鱗粉は少し擦れてきているし、右前翅の翅頂部に欠損がある。日影沢にはミヤマカラスアゲハもいるが、ここではカラスアゲハしかいないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1000 )

2024年6月15日

クモガタヒョウモンに再チャレンジ ② 2024年5月10日 八王子市郊外

八王子城跡からそう遠くないハルジオンの咲く草原では、オナガアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、ウスバシロチョウが飛び交い、そして期待していなかったアオバセセリも現れた。
 次から次に現れるこれらのチョウたちの撮影を楽しんだ。クモガタヒョウモンが現れないかと、彼らの写真を撮りながら、ときどき周囲に目をやっていたが、残念ながらここには現れてくれなかった。
 クモガタヒョウモンは、以前に日影沢から小仏城山へ向かう途中で、多く見ることがあった。小仏城山の山頂付近にも多かったと記憶している。
 もう少し、ここで粘ってみることにする。

000_240510186ts X700 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg
ハルジオンの草原を飛びまわるアオバセセリ 2024年5月10日 東京都 八王子市郊外

021_240510129 X900 ▲◎北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 21.2頭のオナガアゲハ -1
ハルジオンで吸蜜するオナガアゲハを、オナガアゲハの♂が追ってきた。吸蜜しているのは♀なのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO800 )
022_240510131 X900 ▲◎北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 22.2頭のオナガアゲハ -2
前の写真の続き。吸蜜していたほうの雌雄は確認できなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO800 )
023_240510137 X900 ◎北条氏照墓 クロ RX10M4.jpg 23.クロアゲハ♂ -4
これはクロアゲハだった。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 175mm ISO200 )
024_240510151 X900 ◎北条氏照墓 クロ RX10M4.jpg 24.クロアゲハ♂ -5
尾の長さ以外は、オナガアゲハとほとんど変わらない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 175mm ISO320 )
025_240510324 X900 ◎北条氏照墓 オナガ Z50 Z105mc.jpg 25.オナガアゲハ♂ -1
この個体は鱗粉もほとんど落ちて鳴く、傷のないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
026_240510328 X900 ◎北条氏照墓 オナガ Z50 Z105mc.jpg 26.オナガアゲハ♂ -2
沢山飛んでいてくれるので、きれいな個体を選んで撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
027_240510338 X900 ◎北条氏照墓 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 27.ハルジオンの花に埋もれるウスバシロチョウ -1
ウスバシロチョウはじっとハルジオンの花に止まっているとわかり難い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO100 )
028_240510339 X900 ▲北条氏照墓 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 28.ハルジオンの花に埋もれるウスバシロチョウ -2
こうなると尚わかり難い。飛んでいてくれるとすぐわかるのだが、この時間、じっと吸蜜している個体が多い。踏み込むと飛び立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO100 )
029_240510342 X900 ◎北条氏照墓 ウスバシロ Z50 Z105mc.jpg 29.ハルジオンの花に埋もれるウスバシロチョウ -3
やっと顔を出してくれた。交尾嚢は見えないが、♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO100 )
030_240510163 X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 30.アオバセセリ -1
突然、弾丸のように飛来したアオバセセリが近くのハルジオンの花に止まった。アオバセセリを撮るのはもっぱらミツバウツギの花だったので、ハルジオンに来たのを見るのは初めてだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 172mm ISO1000 )
031_240510162 X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 31.アオバセセリ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 172mm ISO1000 )
032_240510172 X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 32.アオバセセリ -3
5分ほど経過してまた現れた。どうやら1頭だけではないらしい。ハルジオンはチョウの好きな花だ。ここまで密に、きれいに咲いていると写真になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 10mm ISO125 )
033_240510178 X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 33.アオバセセリ -4
ミツバウツギの花に止まっているときに比べると、撮影しやすい位置で撮れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 10mm ISO125 )
034_240510180t X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 34.アオバセセリ -5
近寄って撮ることもできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 10mm ISO125 )
035_240510182 X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 35.アオバセセリ -6
このチャンスを逃すわけにはいかない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 10mm ISO100 )
036_240510184s X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 36.アオバセセリ -7
殆ど同じ姿勢で1分以上吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 10mm ISO125 )
037_240510190t X900 ◎北条氏照墓 アオバ RX10M4.jpg 37.アオバセセリ -8
「この広い野原いっぱい咲く花を」という歌の歌詞を思い起こした。アオバセセリにとっても天国のような環境に違いない。私にとっても至福の時間だ。邪魔しないでおこう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 10mm ISO100 )

2024年6月12日

アオバセセリを撮りに ④ 2024年5月4日 八王子市郊外 八王子城跡

アップする順番を間違えてしまった。「アオバセセリを撮りに ④」をここで挿入する。 八王子城跡の駐車場まで戻ってきた。この日は本来の駐車場ではなくて、5分ほど歩いたところにある臨時駐車場に車を置いてある。
 臨時駐車場に戻る前に、この大きな駐車場の上にあるウスバシロチョウが飛ぶところで撮影を試みる。だが、ウスバシロチョウは最盛期を過ぎており、また、ハルジオンが刈られてしまっているので、数が少ない。また、交尾嚢を付けた♀がほとんどだった。
 ガイダンス施設の向こう側に、土曜日と日曜、祝日に1時間に1本運航されている西東京バスの高尾駅北口行バスの転回場所とバス停がある。そのバス停へ行く裏道にハルジオンが咲いているところがあり、そこにもウスバシロチョウが飛んでいた。
 車に戻り、持参のサンドウィッチと牛乳を飲み、午後1時半ごろに臨時駐車場を出発した。帰りも町田街道と国道16号を利用して3時過ぎには自宅に着くことが出来た。
 この日は、第一の目的だったアオバセセリを撮ることが出来、満足だった。クモガタヒョウモンは1頭目撃したのみだったが、まだ、ほとんど発生していないのだろう。ここは、来易いところなので、改めて来ることにしよう。

000_240504372 X700 ▲八王子城跡 カラス RX10M4.jpg
吸蜜するカラスアゲハにオナガアゲハがアプローチ 2024年5月4日 東京都 八王子郊外

063_240504402 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 63.ウスバシロチョウ -5
昼頃になるとウスバシロチョウの動きが活発になってきた。ハルジオンの花にきたこの♀は、黒っぽい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO200 )
064_240504406 X900 ◎八王子城跡 ツマキ RX10M4.jpg 64.ツマキチョウ♀ -1
地面すれすれを飛ぶ白いチョウは、スジグロシロチョウかと見ていると、ツマキチョウの♀だった。小さなオオイヌノフグリの花で吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 198mm ISO250 )
065_240504414 X900 ◎八王子城跡 ツマキ RX10M4.jpg 65.ツマキチョウ♀ -2
前の写真と同じ個体である。今度はカタバミの花で吸蜜を始めた。一か所に長居はしない。♂とは飛び方が違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
066_240504421 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 66.ウスバシロチョウ -6
日の当たる葉の上に止まり小休止している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 167mm ISO1250 )
067_240504064 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 67.ウスバシロチョウ -7
前の写真と同じ個体。日本チョウ類保全協会編の「日本のチョウ」によれば、ウスバシロチョウの食草はムラサキケマンとかエゾエンゴサクのようなケマンソウ科の植物とある。ツマキチョウが吸蜜するムラサキケマンの花は見たことがあるが、地表近くに生える背の低い植物と思う。Nikon Z50では、アクティブDライティング(SONYではDレンジオプティマイザー)をオートに設定しているが、良く機能していて、ウスバシロが止まっている葉の明るさが抑えられている。SONYのRX10M4での使い方は少し難しい。勉強!勉強!

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO180 )
068_240504425t X900 〇八王子城跡 足利氏照墓 RX10M4.jpg 68.ウスバシロチョウ -8
臨時駐車場へ戻る道々で、ハルジオンが咲いているところがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 97mm ISO250 )
069_240504430 X900 ▲◎八王子城跡 足利氏照墓 RX10M4.jpg 69.アオスジアゲハ翔ぶ -1
アオスジアゲハも飛びまわっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 90mm ISO200 )
070_240504070 X900 ▲◎北条氏照墓 Z50 Z105mc.jpg 70.アオスジアゲハ翔ぶ -2
ハルジオンの花はより取り見取りというところだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
071_240504075 X900 ◎北条氏照墓 Z50 Z105mc.jpg 71.アオスジアゲハ翔ぶ -3
やっと、止まって吸蜜を始めた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
072_240504436 X900 ◎八王子城跡 足利氏照墓 ウスバ RX10M4.jpg 72.ウスバシロチョウ -9
この個体は交尾嚢がみえない。もしかしたら♂かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 200mm ISO250 )
073_240504442 X900 ◎八王子城跡 足利氏照墓 ウスバ RX10M4.jpg 73.ウスバシロチョウ -10
開翅した写真は撮れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4「 1/2000秒 9mm ISO400 )
074_240504080 ◎北条氏照墓 Z50 Z105mc.jpg 74.ウスバシロチョウ -11
この個体は交尾嚢がはっきりしない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
075_240504087 X900 ◎北条氏照墓 Z50 Z105mc.jpg 75.ウスバシロチョウ -12
交尾嚢はないようだが、かといって♂であるとは限らない。日本チョウ類保全協会編の「日本のチョウ」によれば、♀は♂に比べて表の白色があまり発達せず、黒っぽくなる傾向があり、腹部に毛が少ないと説明されているが、識別は難しい。そろそろ切り上げて車に戻ることにする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.51000秒 105mm ISO100 )

2024年6月11日

クモガタヒョウモンに再チャレンジ ① 2024年5月10日 八王子市郊外

5月4日にアオバセセリを撮りに八王子へ行ったが、アオバセセリは、ミツバウツギの花とともに適期であり、目的を達することが出来た。しかし、あわよくばと思っていたクモガタヒョウモンは、やはり時期尚早で1頭目撃することはできたものの、撮ることはできなかった。
 クモガタヒョウモンが撮りたかった。この日は5月4日に行ったときより、遅くに自宅を出発し10時少し過ぎに現地に到着、今回は八王子城跡の駐車場に車を止める。
 クモガタヒョウモンが活動するのは、昼頃からである。それまではと、5月4日にアオバセセリを撮影したポイントへ行って見る。しかし「柳の下にドジョウはいない」。ミツバウツギの花は終わり、アオバセセリの姿は無かった。
 だが、チョウは確実に増えてきていた。アオバセセリを諦めて、駐車場まで戻ってくると着いた時にも飛んでいた黒いアゲハたちが多くなっていた。モンキアゲハもわずかに咲くアザミの花に来ている。
 そのアゲハたちをカメラで追っていると、突然クモガタヒョウモンが飛来して、幸運にもすぐ近くに咲くハルジオンに止まって吸蜜を始めた。また来てくれるかと、しばらくの間クロアゲハやオナガアヘハを撮っていたが、クモガタヒョウモンはその後現れてくれない。
 少し歩いて前回来た時に多くのハルジオンが咲いていたところへ行って見る。そこでも期待以上の収穫があった。アオバセセリがいて、ハルジオンの花から花へと飛びまわっていたのだ。1週間前に来た時はミツバウツギで吸蜜するアオバセセリを下から見上げるようにして撮っていたので、光の具合も悪かったが、そこではハルジオンに止まるアオバセセリを良い位置で撮ることが出来た。そこにはクモガタヒョウモンは来なかったが、オナガアゲハ、クロアゲハ、ウスバシロチョウもいて、時間が経つのを忘れた。
 再び、八王子城跡の駐車場へ戻ると、次々にクモガタヒョウモンも現れ始めた。

000_240510087t X700 ◎八王子城跡 モンキ RX10M4.jpg
ノアザミを訪れるモンキアゲハ 2024年5月10日 八王子城跡

001_240510005 X900 ◎八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg 1.ノアザミにアプローチするオナガアゲハ♂ -1
 駐車場のすぐ上に数本のノアザミの花が咲いていた。そのノアザミには次々と黒いアゲハが近づいてくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 203mm ISO400 )
002_240510301 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 2.ニホンカワトンボ
5月4日に来た時にミツバウツギが咲いていたところ向かう途中、木漏れ日が差し込む林道にニホンカワトンボがいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO200 )
003_240510024 X900 ▲八王子城跡 RX10M4.jpg 3.ニホンカワトンボ飛ぶ
広角で撮ろうと思いカメラを持ち替えて、トンボに寄ったところへ、速足で歩いてきた人がいた。そのニホンカワトンボは飛び立った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO800 )
004_240510027 X900 ◎八王子城跡 ヤマト交尾 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミの♂と♀ -1
葉陰に交尾中のヤマトシジミが止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO250 )
005_240510304 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 5.ヤマトシジミの♂と♀ -2
左側が♂。左手でまえに被さる小枝を動かして撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先で撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
006_240510039 X900 ◎八王子城跡 カラス  RX10M4.jpg 6.カラスアゲハ♂の吸水 -1
広島大学の高瀬浩行さん/本田計一先生の研究グループは、シロオビアゲハにおいて、吸水行動によってアンモニアを窒素源として摂取し筋肉や精子の生産に役立てていることを証明した。(https://home.hiroshima-u.ac.jp/~homura/LCE/index.html)羽化したばかりのある種のチョウの雄が吸水行動をする姿は良く目撃する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 101mm ISO640 )
007_240510043 X900〇八王子城跡 カラス  RX10M4.jpg 7.カラスアゲハ♂の吸水 -2
しばらく吸水して、移動してまた吸水を繰り返していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 101mm ISO800 )
008_240510045 X900 ◎八王子城跡 テング  RX10M4.jpg 8.テングチョウ
何処からか敏捷に赤いチョウがハルジオンの花に翔んできた。ぼろぼろである。昨年生まれた個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO500 )
009_240510062 X900 ◎八王子城跡 クロ♂ RX10M4.jpg 9.クロアゲハ♂ -1
アオバセセリを探しにミツバウツギのところへ行って見たが、花はすっかり終わっていた。アオバセセリの姿も、オナガアゲハの姿もない。また、駐車場に戻ってくるとノアザミの花にクロアゲハが来ていた。羽化したのようなきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 172mm ISO250 )
010_240510065 X900◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 10.クモガタヒョウモン♂ -1
そこへ突然クモガタヒョウモンが飛来し、幸運にも私が立つすぐそばのハルジオンの花に止まった。思いがけずこの日のターゲットの最初の1枚が撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO320 )
011_240510070 X900 ◎八王子城跡 クモガタ RX10M4.jpg 11.クモガタヒョウモン♂ -2
前の写真と同じ個体。しかしあまり長くはいてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO250 )
012_240510074 X900 ◎八王子城跡 クロ RX10M4.jpg 12.クロアゲハ♂ -2
5月4日に来た時にはオナガアゲハばかりでクロアゲハはいなかったが、1週間後のこの日はクロアゲハが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 178mm ISO250 )
013_240510082t X900 ◎八王子城跡 モンキ RX10M4.jpg 13.モンキアゲハ♂ -1
今年始めて見るモンキアゲハである。この日、同じノアザミの花にきた3種目の黒いアゲハである。きれいな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 183mm ISO250 )
014_240510086t X900 ◎八王子城跡 モンキ RX10M4.jpg 14.モンキアゲハ♂ -2
前の写真とともに、トップの写真の次のシーンである。ノアザミに止まって吸蜜を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 183mm ISO250 )
015_240510094 X900 ▲八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg 15.ノアザミにアプローチするオナガアゲハ♂ -2
数本のノアザミの花が咲いている。そこへ黒いアゲハが次々とやって来る。これはオナガアゲハだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 58mm ISO320 )
016_240510100 X900 ◎八王子城跡 クロ RX10M4.jpg 16.クロアゲハ♂ -3
これはクロアゲハ。クロアゲハが多くなっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
017_240510111 X900 〇北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 17.ハルジオンにオナガアゲハ -1
昨年は駐車場の上の草地にもハルジオンが多く咲き、ウスバシロチョウが飛んでいた。今年はきれいに刈り取られてしまっていた。少し歩いて、ハルジオンの多く咲くところへ移動する。オナガアゲハが飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO400 )
018_240510114 X900 ◎北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 18.ハルジオンにオナガアゲハ -2
ここはオナガアゲハが多く翔んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO400 )
019_240510116 X900 ◎北条氏照墓 オナガ RX10M4.jpg 19.ハルジオンにオナガアゲハ -3
前翅の様子からこの個体は♀のようにも見えるのだが、この写真では雌雄の同定は出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 160mm ISO500 )
020_240510120 X900 ◎北条氏照墓 オナガ♀ RX10M4.jpg 20.ハルジオンにオナガアゲハ -4
これは♂だ。少し鱗粉が落ちてはいるようだが、まだきれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )

2024年6月 8日

アオバセセリを撮りに ③ 2024年5月4日 八王子市郊外 八王子城跡

八王子城跡の駐車場まで戻ってきた。ウスバシロチョウが飛んでいるが数は少ない。昨年来た時は、そこはハルジオンが多く咲いていて、ウスバシロチョウが多く飛んでいたのだが、今年は草が刈られ、ハルジオンも大部分がなくなっていた。ウスバシロは発生時期が段々早くなってきているような気がする。この日見た個体はほとんどが♀で交尾嚢を付けていた。
 30分ほど、ガイダンス施設で休憩をして、アオバセセリを撮るまたとないチャンスに恵まれたので、もう一度、ミツバウツギの花の咲くところへ行くことにした。期待に違わずアオバセセリ、そしてオナガアゲハ、さらにカラスアゲハがミツバウツギの花で待っていてくれた。
 しばらくして、2人連れの同好者が来られ、私がカメラを向けているのを見て、「アオバセセリはいますか」と尋ねられた。「いますよ」とミツバウツギの葉先に止まった1頭を指で指し示してあげた。余裕である。
 私は十分撮影を楽しんだので11時半ごろ、その場を離れた。
 再び、駐車場へ戻る途中で、オナガアゲハのランデブーに遭遇し、翅を開いた♀を撮ることが出来た。

000_240504439 X700 ◎八王子城跡 足利氏照墓 ウスバ RX10M4.jpg
ハルジオンで吸蜜するウスバシロチョウ♀ 2024年5月4日 東京都八王子郊外

044_240504271 X900 ◎八王子城跡 ウスバ RX10M4.jpg 44.ウスバシロチョウ -1
八王子城跡の駐車場周辺に咲くハルジオンの花にちょっと黒ずんだウスバシロチョウが止まっていた。開翅したところを撮りたかったが、開くことはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO320 )
045_240504278 X900 ◎八王子城跡 ウスバ RX10M4.jpg 45.ウスバシロチョウ -2
前の写真と比べると、この個体は白い。だがこれも♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO320 )
046_240504059 X900 〇八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 46.ウスバシロチョウ -3
また別の個体と思い撮ってみたら、最初の写真と同じ個体だった。白い鱗粉が落ちたように黒ずんで見える。左側の後翅に欠損がある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
047_240504282m X900 〇八王子城跡 クロジャノメ RX10M4.jpg 47.クロヒカゲ -2
アオバセセリのポイントへ戻る途中、先ほどと同じところにクロヒカゲがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
048_240504292tm X900 〇八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 48.カラスアゲハ♂ -1
ミツバウツギの花が咲くところに戻ってきた。一瞬ミヤマカラスアゲハかと期待したが、カラスアゲハの♂だった。きれいな個体である。トリミングした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO3200 )
049_240504293m X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 49.カラスアゲハ♂ -2
前の写真とほとんど同じ場面である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO3200 )
050_240504305 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 50.アオバセセリとミツバウツギ -24
アオバセセリが現れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 210mm ISO2500 )
051_240504310 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 51.アオバセセリとミツバウツギ -25
フラットな光線のところに来てくれたので、翅脈が綺麗に見えた。傷のない個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 210mm ISO3200 )
052_240504317 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 52.カラスアゲハ♂ -3
陰に入り、ミツバウツギの花で吸蜜すると、まっ黒になってしまう。効果が出せないかもしれないが、フラッシュを点けてみることを考えるべきだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO640 )
053_240504321 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 53.カラスアゲハ♂ -4
青燐色の美しい翅表が見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO500 )
054_240504329 X900 ▲〇八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 54.アオバセセリとミツバウツギ -26
連写で撮っていると、次の花へ移動する時、翅を開いたところが撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 90mm ISO3200 )
055_240504331 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 55.アオバセセリトミツバウツギ -27
手振れが嫌なので1/2000秒で撮っているが、ターゲットが陰になると露出がアンダーになり勝ち。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 )
056_240504342m X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 56.カラスアゲハ♂ -5
これも同じような写真になってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 140mm ISO800 )
057_240504352m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 57.アオバセセリとミツバウツギ -28
この位置であると、肛角部葉状片の赤橙色の紋が目立って見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
058_240504364 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 58.カラスアゲハ♂ -6
早い時間帯には飛んでいなかったカラスアゲハが多くなった。どの個体も傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 84mm ISO1600 )
059_240504371 X900 ▲◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 59.カラスアゲハとオナガアゲハ
吸蜜中のカラスアゲハにオナガアゲハがアプローチする。彼らの視力は弱い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 187mm ISO1600 )
060_240504375 X900 ◎八王子城跡 カラス RX10M4.jpg 60.カラスアゲハ♂ -7
カラスアゲハは知らん顔で吸蜜を続ける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 187mm ISO1250 )
061_240504390t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂♀ RX10M4.jpg 61.オナガアゲハの♂と♀ -1
被写体には恵まれたものの、後で撮った画像を見ると、光線にうまく対応することが出来ず、良い写真はほとんどなかったのだが、この日のターゲットであったアオバセセリをたくさん撮影でき、満足だった。また、駐車場の方へ戻る。その途中、オナガアゲハの♀を♂が追尾して飛んでいるのを見つけた。翅を開いて緩やかに翔ぶ♀を撮ることが出来た。後翅の外縁部から尾状突起にかけての赤い紋が期待通り鮮やかであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 147mm ISO400 )
062_240504391t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂♀ RX10M4.jpg 62.オナガアゲハの♂と♀ -2
地面近くを飛ぶので、ピントは合せ易かったが、背景が地面になってしまったのがイマイチだった。しかし、なかなか見られない光景なのでラッキーだったと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 147mm ISO400 )

2024年6月 5日

アオバセセリを撮りに ② 2024年5月4日 八王子市郊外 八王子城跡

時刻は午前9時、もうしばらく、一人で独占できているあいだに、このミツバウツギの花の下で撮影を続ける。
 ミツバウツギの葉と花の陰になって、肝心のアオバセセリが日陰に入ってしまう。日の当たる所に止まってくれているときはチャンスと思い連写を試みる。
 オナガアゲハはほとんどすべての個体が♂で、羽化したばかりのような傷のない個体だった。

000_240504231 X700 ◎八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg
五月晴れの下ミツバウツギに来たオナガアゲハ 2024年5月4日 東京都八王子市郊外

023_240504008 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 23.アオバセセリとミツバウツギ -13
日の当たる所に止まって吸蜜を始めた。アオバセセリの緑色は、緑青色というのだろうか、深みのある緑で、とても渋い。日陰で見るときは萌黄色に近いと思う。他のチョウには見られない色だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO250 )
024_240504050 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 24.アオバセセリとミツバウツギ -14
前の写真と同じ個体だが、光線が良かったので数ショット撮影した。それでもコントラストは強い。この個体は ♂のようだ。後脚脛節に長毛束が見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO220 )
025_240504188 X900 〇八王子城跡 ダイミョウ RX10M4.jpg 25.ダイミョウセセリ -2
青空を背景に新緑と、ミツバウツギの花に止まるダイミョウセセリは鮮明である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
026_240504191m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 26.アオバセセリとミツバウツギ -15
上から撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
027_240504197 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 27.アオバセセリとミツバウツギ -16
アオバセセリと、その止まっているミツバウツギの花はともに日陰だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
028_240504202m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 28.アオバセセリとミツバウツギ -17
前の写真と同じ情況でとった。この個体も♂で後脚脛部に長毛束がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
029_240504209 X900 ▲八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 29.アオバセセリとミツバウツギ -18
花から離脱した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1200 )
030_240504211 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 30.アオバセセリとミツバウツギ -19
これも日が当たらないところで吸蜜していた。1/2000で撮るとISOは3200になる。傷のないきれいな個体だったが、少し画像が甘くなるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
031_240504215m X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 31.アオバセセリとミツバウツギ -20
飛び立とうとして翅を開いたタイミングで撮れた。アオバセセリは止まるときは翅を閉じている。もっとも本種は裏面の方が味がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
032_240504217 X900 ▲◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 32.ミツバウツギにオナガアゲハ -8
アオバセセリの姿がちょっと見えなくなった。ならばとオナガアゲハを狙う。花から花へと忙しく飛びまわる。これも♂である。オナガアゲハの♀は、後翅の肛角部から外縁にかけての赤い紋が発達してとても綺麗なのでぜひ会いたいのだが、まだ見ていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO500 )
033_240504218t X900 八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 33.ミツバウツギにオナガアゲハ -9
雌雄の判別は、クロアゲハと同じように♂は♀に比べると黒はより濃くなり、後翅の前縁部に白い紋があるのでわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO500 )
034_240504221t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 34.ミツバウツギにオナガアゲハ -10
オナガアゲハの主な食草はコクサギ(小臭木)であり、渓流沿いに多く生えている。本種の発生に適した環境になっている。コクサギもミカン科の植物であるが、シソ科の低木であるクサギのようなに匂いがあるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 183mm ISO640 )
035_240504229m X900 ▲〇八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 35.アオバセセリとミツバウツギ -21
また、アオバセセリが現れた。この季節はアオバセセリを狙う愛好者が多いと思うが、まだ、私だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO250 )
036_240504232 X900 ◎八王子城跡 オナガ RX10M4.jpg 36.ミツバウツギにオナガアゲハ -11
下に向けて咲いている花にぶら下がるようにして吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
037_240504235 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 37.アオバセセリとミツバウツギ -22
これは良いところに止まって吸蜜を始めてくれた。きれいな個体だった。これは♀かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2500 )
038_240504243 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 38.ミツバウツギにオナガアゲハ -12
オナガアゲハも高いところに咲く花に止まって吸蜜する。首が痛くなってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 192mm ISO640 )
039_240504246t X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 39.ミツバウツギにオナガアゲハ -13
このチョウの脚は長いということが改めてわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 193mm ISO640 )
040_240504252 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 40.ミツバウツギにオナガアゲハ -14
オナガアゲハは♂の発生最盛期のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 195mm ISO1600 )
041_240504055m X900 八王子城跡 ミツバウツギ Z50 Z105mc.jpg 41.アオバセセリとミツバウツギ -23
ここに陣取ってから50分ほど経った。幸い絶好の撮影ポイントをひとり占めしてしまった。逆光も甚だしい写真だが、一旦、八王子城跡のガイダンス施設の方へ行って一休みしようと思って撮ったショットだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
042_240504263 X900 八王子城跡 探鳥族 RX10M4.jpg 42.愛鳥家の皆さん
八王子城跡はサンコウチョウ、ヒヨドリ、キビタキ、シジュウカラ、オオルリなど55種類の野鳥の観察実績がある野鳥スポットと言われている。朝早くから車で来られている方の殆どが野鳥の撮影を目的に来られているようだ。シャッタースピード優先でチョウを撮るのと同じ設定のままで撮ってしまっている。反省。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 76mm ISO3200 )
043_240504264 X900 八王子城跡 クロヒカゲ RX10M4.jpg 43.クロヒカゲ -1
行く道にクロヒカゲが現れた。珍しいチョウではないが、どちらかというと山地に多いようだ。夏に信州への池之平などへ行くと群れている。舞岡公園では見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 217mm ISO640 )

2024年6月 2日

アオバセセリを撮りに ① 2024年5月4日 八王子市郊外 八王子城跡

今年もアオバセセリを撮りたいと思い、ゴールデンウィーク前の平日に八王子城跡へ行こうと計画していたが、どうも天気がパッとしない。どうしようと思っているうちにGWに入ってしまった。天気予報と、車の渋滞を考えると5月4日がねらい目と思い決行した。
 朝6時半に自宅を出発、渋滞しそうな東名高速と圏央道を敬遠し、国道16号線、町田街道の下道を走ることにした。正解だった。道路はトラックが少なく、難なく走ることが出来、1時間20分で目的の八王子城跡に8時前に到着した。このシーズンは野鳥の写真を撮りに来る愛鳥家の方が多い。駐車場は9時に開門だが、臨時駐車場が設けられていて、そこに車を入れることが出来た。
 臨時駐車場から八王子城跡まで歩く間に、アゲハやウスバシロチョウを撮りながら、まず、アオバセセリのポイントへ急ぐと、さっそくアオバセセリを見つけることが出来き、撮影を楽しむことが出来た。オナガアゲハも多く翔んでいる。ただ、ミツバウツギの花は下を向いて咲くので、そこに来るチョウは陰にいることが多く、コントラストが強くなり、撮影は難しかった。

000_240504144 X700 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg
最初に現れたアオバセセリ 2024年5月4日 東京都八王子市郊外

001_240504103m X900 ◎北条氏照墓 民家 RX10M4.jpg 1.アゲハチョウ
臨時駐車場から八王子城跡へと歩いていく途中にアゲハが翔んでいた。まだ、8時前である。日差しとともに気温が上がってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1000 )
002_240504114 X900 八王子城跡 御主殿の滝 RX10M4.jpg 2.八王子城跡 御主殿の滝
林道を歩くと左側の城山川に「御主殿の滝」が見えてきた。いつも水量が少なく、滝らしく見えないが、前日の雨で水の流れが多かった。八王子城が落城した時に、この滝の上流で、北条方の武将や婦女子が自刃して次々に身を投じ、その血で城山川の水は三日三晩血で赤く染まったと伝えられているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/100秒 46mm ISO3200 )
003_240504122 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 3.ミツバウツギ(三葉空木)にオナガアゲハ -1
ミツバウツギが咲いていた。新緑と白い花が良い。黒いアゲハが数頭周囲を飛びまわり、ミツバウツギの花にアプローチしていた。これはオナガアゲハの♂だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 130mm ISO1000 )
004_240504125 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 4.ミツバウツギにオナガアゲハ -2
この個体は、♂の性標である後翅前縁の白い紋が、やや細長い前翅が被さり見えなくなっていて、一面黒く見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO1000 )
005_240504127 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 5.ミツバウツギにオナガアゲハ -3
後翅の外縁と肛角部に赤い紋が見える。前翅は日の光に透けて翅脈が見える。(翅脈とは、昆虫の翅にみられる脈。一般に血管状に分岐し、厚いキチン膜からなるので翅の補強に役立つ。翅脈の分布形式である翅脈相は昆虫の種類によって異なり、分類学・系統学上の標徴として重要視される。)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 136mm ISO1000 )
006_240504137 X900 ▲八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 6.ミツバウツギにオナガアゲハ -4
1/2000秒で連写すると、こんな写真も撮れることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 143mm ISO800 )
007_240504141 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 7.アオバセセリとミツバウツギ -1
時刻は9時少し前だ。私の動体視力は悪くなっているが、何とかアオバセセリの速い動きを目で追いかけ、花に来たところを撮る。ミツバウツギの花は下向きに咲くので、こういう姿勢になる。咲いている花の陰になることが多い。残念ながら、左前翅の先端部が少し欠けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 198mm ISO2000 )
008_240504148 X900 ▲◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 8.アオバセセリとミツバウツギ -2
ミツバウツギの花にアプローチしている。動きは敏捷である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 37mm ISO1000 )
009_240504149 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 9.アオバセセリとミツバウツギ -3
アオバセセリはミツバウツギの花の周りを複数飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm ISO1000 )
010_240504152t X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 10.アオバセセリとミツバウツギ -4
やっと日の当たる所に止まって吸蜜を始めた。それでも白い花は白飛びしてしまう。右下にもう一頭いて、その肛角部のオレンジ色が写っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm ISO600 )
011_240504003 X900 ▲八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 11.アオバセセリとミツバウツギ -5
カメラを、マクロレンズを付けたNikon Z50 に持ち替えた。アオバセセリは花の下からアプローチしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 )
012_240504154t X900 ◎ 八王子城跡 RX10M4.jpg 12.ダイミョウセセリ -1
小さな黒いセセリチョウが飛んできた。ダイミョウセセリだ。このチョウも見ることが少なくなったと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 35mm ISO600 )
013_240504008 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc (2).jpg 13.アオバセセリとミツバウツギ -5
日の当たる所で吸蜜を始めた。このショットは露出もうまくいったようだ。新緑の向こうに見える青空も良い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO1000 )
014_240504012 X900 ▲八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 14.アオバセセリとミツバウツギ -6
ちょっとピントが甘くなってしまった。動体ブレもしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
015_240504015 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 15.アオバセセリとミツバウツギ -7
5月の青空の下、新緑のミツバウツギの花にアオバセセリ・・・春である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
016_240504159 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 16.ミツバウツギにオナガアゲハ -5
いっとき、アオバセセリの姿が見えなくなった。また、オナガアゲハを撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 )
017_240504164 X900 ◎八王子城跡 オナガ♂ RX10M4.jpg 17.ミツバウツギにオナガアゲハ -6
飛んでいるのはすべて♂のようだ。なかなか、日の当たる白い花が白飛びしてしまうのを抑えられない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2500 )
018_240504169 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 18.アオバセセリとミツバウツギ -8
後ろ向きだが、肛角部のオレンジ色が鮮やかで、アオバセセリらしい姿である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
019_240504020 X900 〇八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 19.ミツバウツギにオナガアゲハ -7
青空に、白い花、黒いチョウ。ミツバウツギの白い花の白さも抑えられている。カメラの露出コントロールが良く機能しているようだ

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
020_240504182 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 20.アオバセセリとミツバウツギ -10
良い光線の具合だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2500 )
021_240504184 X900 ◎八王子城跡 アオバ RX10M4.jpg 21.アオバセセリとミツバウツギ -11
♂は後脚脛節に長毛束があるというが、この個体はそれがはっきりせず、胴が太く見えるので、♀かと思うが同定は難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO2000 )
022_240504033 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 22.アオバセセリとミツバウツギ -12
日陰になったところで吸蜜している。まだ、午前9時である。このミツバウツギで20分間撮影を楽しんだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO800 )

2024年5月30日

新緑の舞岡公園 2024年4月25日 横浜市戸塚区舞岡公園

目的は、今春のチョウの発生状況、タニウツギなどの開花状況を知りたかった。
 天気は良く、日中の気温は25℃近くになった。しかし、午前中は飛んでいるチョウをほとんど見かけない。昼過ぎになって、やっとベニシジミを観察できた。その撮影中にアオスジアゲハが飛んできて、ハルジオンで吸蜜を始めた。型が小さい。5月連休にはタニウツギが咲き、黒いアゲハも出始めると思う。

000_240425143 X700 ▲アオスジ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg
ハルジオンの群落を飛び回るアオスジアゲハ 2024年4月25日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_240425003 X900 ヤマツツジ RX10M4.jpg 1.ヤマツツジ(山躑躅)
駐車場からこぶし広場に沿って歩き、南門へと向かう。市道「上永谷23号線」(道路)の上に架かる橋の付近に2mくらいの高さのヤマツツジの木がある。一昨年の同じころ、咲いていたこのヤマツツジの花に、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハが次々にやってきて、黒いアゲハたちのカフェテラスのようだった。だが、今年は花は咲いていたものの、往きも帰りも黒いアゲハには会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1800 )
002_240425122m X900 〇ドウダンツツジ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 2.ドウダンツツジの花
今年の3月14日に舞岡公園に来た時に、もみじ休憩所の道のわきに1mくらいの高さの木から、ツクシのようにまっすぐ芽が伸びていた。PictureThisで検索すると、ドウダンツツジと同定されたが疑問が残った。この日、行って見るとこんなにかわいい白い花が咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 18mm ISO100 )
003_240425130 X900 〇新緑のイロハモミジ もみじ休憩所 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 3.もみじ休憩所 新緑のイロハモミジ
久しぶりの青空を背景に、透き通るような新緑のイロハモミジの葉が美しかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f18 1/500秒 105mm ISO1000 )
004_240425135 X900 〇タニウツギ 大原谷戸池 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 4.タニウツギはまだ蕾
南門の手前に1本の小さなタニウツギの木がある。かっては、その花にモンキアゲハやナガサキアゲハが飛来していたが、木の勢いがなくなってしまったのか、しばらくは花を咲かせなかった。ここ2~3年は花が咲くようになっていた。GWのころには咲くだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.5 1/1000秒 105mm ISO100 )
005_240425023 X900 〇古民家 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.古民家の鯉のぼり
もうすぐ端午の節句、子供の日だ。古谷戸の里の事務所前の広場には鯉のぼりが上げられていたが、風がなく、鯉は泳げないでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO800 )
006_240425028 X900 〇きざはし池 舞岡公園 RX10M4.jpg 6.きざはしの池
つい先月までは、湿地になっていて、野鳥が下りていた「きざはしの池」もすっかり葦が生え緑色になっていた。これでは、ヤマシギなどの野鳥の撮影もできない。シーズン中は多くの愛鳥カメラマンガ来られていたが、今は静かだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO800 )
007_240425091 X900 ◎ベニシジミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 7.ベニシジミ -1
やっとチョウの姿を見つけた。午後1時に近い。汗ばむような気温になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
008_240425035m X900 ◎ベニシジミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ベニシジミ -2
春に出てくるベニヒカゲの前翅のオレンジ色はとてもよい。日本に産するチョウで一番きれいな色のひとつだと思う。上に咲くハルジオン(春紫菀)の花にハナムグリがいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
009_240425148s X900 ◎アオスジ 舞岡公園 Z50 Z105mc.jpg 9.アオスジアゲハ -1
ベニシジミが吸蜜していたハルジオンの咲くところにアオスジアゲハが飛来した。型が小さいように思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f2.8 1/1000秒 105mm ISO160 )
010_240425059 X900 ◎アオスジ 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.アオスジアゲハ -2
羽化したての個体のようで、傷一つない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO1250 )
011_240425114m2 X900 〇ツグミ けやき広場 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.ツグミ
けやき広場へ戻ってきた。ムクドリかと思ってファインダーを覗くとツグミだった。ツグミは2月に保土ヶ谷公園の梅園で見かけている。wikipediaによると、ツグミは、「日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説がある。」と記されている。そろそろ口をつぐむ季節になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1600 )