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2007年8月 6日

▽ <夏の山小屋修繕>

 パートナーが休みは時間がとれるようになったので、山小屋の手入れに7月20・21日、8月3・4日 2回続けて出かけた。石油風呂釜を囲っている小屋のトタンが40年も経つと古くなって裾の部分がぼろぼろになったきた。枯れ葉が舞い込むし、雪が積もれば小屋の内部に進入しそうである。バーナーは何年か前に新しいものに変えて、浴室内からスイッチのオンオフができるようになっていたが、囲っている小屋は雨風をしのぐ程度しか修復していない。前から時間ができれば、大がかりに修復したいと相談してきた。
クリックすると大きな写真になります 7月20・21日、まだ梅雨が明けきっていないので山は降ったり止んだりの鬱陶しい天気だ。9号線沿いにあるホームセンターで、コンクリートブロックやセメント・砂・バラスを買い求めた。今回は、荷物の重量が大きくなるので、それぞれの車で出かけ2台に分散した。なにしろ40年前くらいに叩き大工が作った代物なので、前部分のブロック積みがきちんとできていない。土を掘り下げ、底にバラスを敷いてセメントを流して基礎を作り、その上にブロックを3段積むことにした。相変わらず雨は降ったり止んだりで、足下はぬかるみ汗と雨でぐっしょりになりながら作業を続けた。なんとかブロックを3段積んで、その上に覆いの小屋をつけることにした。次回行くまでに、覆いの小屋を用意しておくのは、毎日が日曜の私の役目である。時間が少し余ったので、持って行って野ざらしにしていた我が家で使っていた古い納屋を組み立てた。置いてある間に、部材が歪んだりしていて結構手間取ったが、なんとか組み上げた。シャベルとか砂・セメント袋などを収納しておくには役に立ちそうだ。
070803_3.jpg 8月3・4日、台風接近のニュースを聞きながら、我が家でプレハブをしていた覆いの小屋を取り付けに出かけた。島根沖から東に進んだ台風5号で3日は雨風が強く、屋内でできる作業をすることにした。流しの水道蛇口が低く洗い物がしにくかったので、10cmほど高くした。また、流しの前の窓に、買ってあったDIYの網戸を組み立てることにした。窓を開けて涼しい風を感じながら食器荒いなどができるようになったので快適である。とにかく虫が多いので、網戸は必須である。クーラーはいらないが。
 翌日台風一過、夏らしい太陽が戻ってきた。2X4を枠に、コンパネの内側に耐火用にケイカルを取り付けた側板とポリの波板とケイカルで作った屋根部分をボルト・ナットで組み立てた。ブロック部分には、ボルトをアンカーしていたので現物合わせでドリルで穴を開け、乗せて締め付けるだけである。屋根部分もほぼ上手く収まった。ただ、前のドアはバランス丁番でつけるようにしていたが、経験が少なくずいぶん手間取ってしまった。煙突は側面をジグソウでくりぬき横に出すようにした。修繕前は外部に付けていたタイマーを、パートナーが床下に潜り込むなどして洗面所の柱に取り付けてくれた。これで、風呂を沸かすのはずいぶん楽になった。テストで沸かした風呂で汗を流し、満足感を覚えながら帰途についた。パートナーの家族とその友達が次週使う予定である。間に合って良かった。
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▽ <嵐山大覚寺>

 祇園祭に宵山の日(7月16日)早朝から出かけたが、鉾や山の提灯に火が入るまでには時間があったので、四条大宮から京福線嵐山電車に乗って嵐山方面に出かけることにした。嵐山駅の大覚寺の蓮の花のポスターにつられて大覚寺まで散策してみることにした。嵐山駅から歩いて20分ほどかかるが、この日梅雨の晴れ間で快晴となり大汗をかいた。お寺には、大きな駐車場があるので車でくるべきだったかなと後悔したりした。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  駅から大覚寺へは天竜寺の垣根の横を通る。この青木(?)の垣根にカタツムリが這っているのを家内が見つけた。そう言えば、近年カタツムリを見ることはなかった。トロッコ列車の踏切を越えて少し上っていくと清涼寺というお寺に出会う。暑かったので名前に惹かれて境内へ入ってみた。広大なお寺である。この寺の側道を行くと行列ができている豆腐屋(嵯峨豆腐森嘉)があった。きっと美味しいに違いない。
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  真言宗大覚寺は、醍醐寺三宝院と違ってほとんどは撮影OKである。狩野山楽や渡辺始興などが描いたされる襖絵がなかなか面白い。中でも渡辺始興が描いたとされる小動物はなかなか可愛い。
 嵐山駅のポスターにある蓮の花は大沢池に咲いているが、期待ほどではなかった。蓮の蕾にシオカラトンボがとまっていた。
 帰りは、大覚寺から出ている四条河原町行きの市バスに乗った。祇園祭での交通規制のせいか四条通でノロノロ運転となった。京都は、バスと自転車が多い町という印象である。
京都・奈良私的観光地図に掲載