先日から、独自のルート地図を作るなどで Google Map をいろいろといじっていて分かったのだが、スマホアプリの山旅ロガーなどで記録したKMLファイルがなくてもルートを表現した旅行地図を作成をできることが分かった。
当サイトのブログ Studio YAMAKO の執筆者は旅行した記録をこまめにアップロードされている。この旅行地図を、今までは Google Maps API という Javascript を使ったユティリティで作成して、Studio YAMAKO に、収載してもらっていた。。
今回、郡上八幡や高山をバスツアーした記録を4回に分けてブログにアップロードされている。これを参照して旅行ルート地図を作成したので、手順を記録として残して置きたいと思う。
Google Map でルートつき旅行地図を作成する方法
- Google Map を起動する。
- 画面左上の検索窓左にあるメニューアイコンをクリックすると表示される「マイプレイス」をクリックすると表示される画面で、さらに「マイマップ」をクリックすると枠の下の方に地図を作成という青い文字が現れる。
- 地図を作成をクリックすると「無題の地図」と表示されたポップアップが表示される。
- ここで、ツールアイコン群から、ルート追加ボタンをクリックし、左ボックスの下に表示される交通手段が車になっていることを確認して、その下の枠に出発点から順次、マーカーを立てたい場所を入力する。すると、下のスクリーンショットのように、ルートが自動的にルートが表示される。
- 地点を入力し終えると、下のようにルートが描画される。地点名は、例えば平湯温泉と入力すると何地点か候補を表示してくれるので、適切と思われる名前を選択すればよい。
朝食後、ホテルのバスで、北八ヶ岳ロープウェイの乗り場まで送ってもらって、100人のりというロープウェイで標高2237mという山頂駅まで上った。乗っているのは、7分ほどである。上は思っていたほど寒くはなく、30分ほどで散策できる坪庭を散策した。坪庭というのは八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地で、溶岩の隙間にハイマツが生育し、ところどころに高山植物が咲いている。
途中で少し霧がかかったりして景観が隠れることがあったりしたが、天候はおおむね良好で高山の散策をたのしんだ。
頂上付近のベンチが置いてある庭で、老人がなかなか上手なハーモニカを吹いていた。横に座る老妻と思える女性が、ハーモニカに合わせて「ふるさと」などの唱歌を歌っている。ここまで、ハーモニカを吹きに来たのだろうか。最後に吹いていた「アメージング・グレース」を聞きながら、この老夫婦の生活を思いやった。
帰途の列車は、往きの順路を引き返すのだが、特急「しなの」が多治見駅で停車したまま動かなくなった。しばらくしてのアナウンスによれば、名古屋駅近くで信号機の故障があったとのことだ。約1時間ほどして、修復したとのことで動き出した。新幹線との乗り換えは、名古屋駅の窓口で振替指定をしてくれるという。予定より1時間20分ほど後の「のぞみ」で無事大阪に着いた。
北八ヶ岳ロープウェイ・坪庭自然園散策
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ 山麓駅 標高1,771mである。山頂駅から八ヶ岳をトレッキングするのか山ガールたちが準備をしていた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 69.0mm 絞り優先 1/60s f9.0 ISO125 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ ロープウエィから -1 山麓駅の向こうに八ヶ岳の眺望が見えるはずなのだが。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 72.0mm 絞り優先 1/100s f8.0 ISO100 露出補正 +1.0 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ ロープウエィから -2 中央アルプス方面の眺望。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 66.0mm 絞り優先 1/125s f8.0 ISO100 露出補正 +1.0 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ ロープウエィから -3 下りのロープウェイとすれ違う。下は冬場はスキー場のようだ。歩行の登山路も見える。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 61.0mm 絞り優先 1/180s f8.0 ISO160 露出補正 +1.0 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ 山頂駅付近 標高は2200m以上だ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 41.0mm 絞り優先 1/100s f8.0 ISO100 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ 坪庭散策路入り口 木道などで整備されている。多少の上り下りはあるが、普通の靴で散策ができる。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 40.0mm 絞り優先 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ 坪庭の多くはハイマツで覆われている。 覆われたハイマツの間に、高山植物の花がさいている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 24.0mm 絞り優先 1/60s f8.0 ISO160 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ シラビソ?の林 散策路の近くにはシラビソ?の林がある。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 24.0mm 絞り優先 1/60s f8.0 ISO100 露出補正 +1.0 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ シラビソ?の林 2 シラビソの寿命は短く、100年ほどで集団枯死することもあるという。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 24.0mm 絞り優先 1/60s f8.0 ISO100 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ 頂上駅ちかくのシラビソ?の林 立ち枯れしている樹々が多く見られる。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 63.0mm 絞り優先 1/80s f9.0 ISO200 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ ヤマハハコ 散策路脇に生えている。ボタニックガーデンには「山地から亜高山の日当たりがよくて、やや乾燥気味の礫地に生える」とある。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 63.0mm 絞り優先 1/80s f9.0 ISO200 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ オトギリソウ 散策路脇に生えていた。ピンぼけですが。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 63.0mm 絞り優先 1/80s f9.0 ISO200 露出補正 +0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ ハクサンフウロ この花には、小さな虫が吸蜜にきていた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 240.0mmクロップ 絞り優先 1/250s f7.1 ISO320 露出補正 -0.3 |
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2016/9/4 北八ヶ岳ロープウェイ アキアカネ 頂上駅付近でたくさん飛んでいた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 240.0mmクロップ 絞り優先 1/250s f8.0 ISO800 露出補正 +0.3 |
毎年、9月最初の土・日には、ロテ研(露天風呂研究会)という少々ふざけた名前の集まりで、温泉地を訪れる企画がある。昨年は、能登の和倉温泉を訪ねたが、今年は長野の蓼科温泉である。
この集まりは、某情報サービス会社の全国ユーザー会役員のOBと現役がメンバーで、東京・名古屋・大阪と居住地は分かれている。私は数の少ない大阪組の一員である。
今回は大阪組の他のメンバーが、他の用事との関連もあって、東京からの参加となり、私一人大阪から現地に向かうことになった。集合場所の茅野駅までは、新大阪→名古屋(新幹線)、名古屋→塩尻(特急しなの)、塩尻→茅野(特急あずさ)の列車旅である。久々の一人旅にくつろいだが、名古屋駅での乗り換え時間があまりない。駅で駅弁と買おうと思っていたが、ホームの売店でサンドイッチと缶ビールを求めて、中央本線特急しなのに飛び乗った。
スマホのアプリ Altimeter で確認すると、記録はしていないので不確かだが、名古屋駅の海抜10mくらいから、中津川、木曽福島、塩尻と進むに連れて、標高は 1000m を超えてどんどん高くなる。この急こう配を「しなの」は右左に揺れながらモーター音を高めて進んでいく。特急「しなの」は、Wikipedia によると<制御付き自然振り子方式の383系>という形式らしい。
もう50数年も前に「ちくま」という大阪駅発の夜行列車で、信州までスキーに出かけたことを懐かしく思い出していた。夜9時ごろ出発して、現地に着いたら朝だったような記憶がある。ずいぶん時間が短縮されたものだ。 新大阪11:03 発「のぞみ」に乗ると、2時過ぎには茅野駅についているのだ。
特急「しなの」は、8分遅れで塩尻についた。たまたま居合わせたツアーコンダクターさんが言うには、この列車よく遅れるらしい。塩尻駅では、特急「あずさ」が待ってくれていた。1番ホームから4番ホームへ、高架通路を上り下って、飛び乗った。後期高齢者には辛い作業だ。
茅野駅で集合して、ホテルの送迎バスで八ヶ岳を遠望しながら蓼科高原にある「滝の湯」に向かう。
渓流沿いにあるというホテルの露天風呂は、残念ながら改修中ということで入れなかったが、大浴場で、久しぶりに手足を伸ばした。
宴会・二次会での二日酔いだったが、翌早朝ホテル近くを散策してみた。20分ほど歩いたところに大滝があるというので、行ってみたが、落差のあまりない幅15mほどの滝は少々期待はずれであった。
帰途は、プール平という別荘地やテニスコートあたりに寄り道して歩いてみた。このあたりの別荘は、東京あたりからの車の便もいいのか、日曜日の朝ということもあって、来訪されているようだった。
蓼科温泉滝の湯
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2016/9/3 蓼科滝の湯 蓼科グランドホテル 渓流沿いにあるホテルが宿泊場所。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 31.0mm 絞り優先 1/60s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 蓼科グランドホテル横の渓流 大浴場への廊下横に流れる渓流。
SONY SO-04H 4.2mm プログラムオート 1/32s f2.0 ISO100 露出補正 0 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 蓼科グランドホテル ホテル近くの中州から。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 38.0mm 絞り優先 1/200s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 マツムラソウ? 葉が違うように思われるが。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 38.0mm 絞り優先 1/200s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 サワアザミにオオスカシバ オオスカシバは蛾の一種である。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 223.0mm 絞り優先 1/250s f5.6 ISO2500 露出補正 -0.7 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 クジャクソウ? ちょっと花の数が貧弱なのだが。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 62.0mm 絞り優先 1/90s f5.6 ISO200 露出補正 -0.7 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 メタカラコウ? オタカラコウとよく似ているのだが。。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 85.0mm 絞り優先 1/90s f5.6 ISO180 露出補正 -0.7 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 ハクサンボウフウ 根はクマの大好物だそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 139.0mm 絞り優先 1/200s f5.6 ISO1000 露出補正 -0.7 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 ミドリヒョウモン♂ このボロボロの蝶の同定はむつかしく、YAMAKOさんにお願いしたらミドリヒョウモン♂だと教えてくれた。。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 175.0mmクロップ 絞り優先 1/200s f5.6 ISO1000 露出補正 0 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 ジャノメチョウ よく見ると同じ葉の上に、糸トンボが留まっている。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 240.0mmクロップ 絞り優先 1/250s f6.3 ISO800 露出補正 0 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 キツリフネソウ 大滝への小道に咲いていた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 113.0mm 絞り優先 1/125s f6.3 ISO1600 露出補正 -0.3 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 ツルフジバカマ 大滝への小道に咲いていた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 72.0mm 絞り優先 1/80s f5.6 ISO1250 露出補正 -0.3 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 キオン 大滝への小道に咲いていた。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 134.0mm 絞り優先 1/160s f6.3 ISO2500 露出補正 -0.3 |
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2016/9/3 蓼科滝の湯 大滝 紅葉の時期はきれいだろう。
SONY α7Ⅱ+FE24-240mm zoom 69.0mm 絞り優先 1/160s f5.0 ISO6400 露出補正 +1.0 |