大雄山最乗寺
東京で監査役をしていたとき協会部会で知り合ったゴルフ仲間のコンペが、神奈川県の松田町であった。ゴルフ当日は生憎の雨のためハーフで中止せざるを得なかったが、その分、歳をとってから知り合った愉快な仲間と飲む時間が増えた。関西からのただ一人参加の私を歓迎してくれて、つい度を過ごした。
翌朝、小田原のビジネス・ホテルの部屋から外を見ると雨も上がったようだ。横浜在住のYAMAKOさん(私のサイトに、蝶の写真を中心としたプロ級の写真を Studio YAMAKO として開いている)にメールで教えてもらっていた
というお薦めに従って、昨夜のアルコール抜きに森林浴をすることにした。
単線の大雄山線は、通学の高校生らで結構混んでいた。終点の大雄山駅改札を出たところ、”クマにまたがる足柄山の金時さん”の銅像近くに、観光案内看板がある。これによると、最乗寺までは 4km ほどで森林浴ができそうな歩道も用意されているようなので歩いて行ってみることにした。
歩き出して気づいたことであるが、ずっときつい上り坂である。メタボになっている二日酔いの体にはこたえる。それに道幅も狭くて歩道はついていないので危険である。帰る時に気がついたが、大雄山駅から導了尊行きのバスに乗り、仁王門というところで下りれば、そこが”てんぐのこみち”という散策道の登り口となっていたのだ。
その登り口に着くころには、ジャケットの下の長袖ポロシャツは汗でぐしょぐしょになった。一応、小さなショルダーバッグに足もとは少しぐらい歩けるウォーキング・シューズだったが、このような散策には服装が向いていない。
最乗寺本殿まで続く”てんぐのこみち”は、杉の木立の中に作られた散策道である。午前も早いせいもあって私一人貸し切りである。ウグイスやシジュウカラなどさえずりが絶え間なく続いて爽快である。この散策道のために植栽したのか、ところどころにシャクナゲの紅い花、シャガの白い花やヤマブキの黄色い花などが咲いている。
多分天気が回復しないだろうとカメラはコンデジしか用意していなかった。このような場合は少々重くても、MP3レコーダーと一眼レフを持ってくるべきである。
ずっと続く参道を登ると最乗寺入り口「三門」の茶店は、18丁茶屋となっていたから、おそらく仁王門から三門までは、約 2km (1丁:60間=109.09m X 18=1978.2m)あるようだ。
ちょうどこの曹洞宗最乗寺を開山した了庵慧明の600回大遠忌のあとらしく幟などの片付けが始まっているようだった。
本堂脇に植わった2本の枝垂れ桜が満開であった。
さすがに疲れて、駅までの下りは1時間に1~2本あるバスに乗った。大雄山の駅まで、260円、これも貸し切りだった。
翌朝、小田原のビジネス・ホテルの部屋から外を見ると雨も上がったようだ。横浜在住のYAMAKOさん(私のサイトに、蝶の写真を中心としたプロ級の写真を Studio YAMAKO として開いている)にメールで教えてもらっていた
天気がよければ、私も行った事がないのですが、小田原から伊豆箱根鉄道大雄山線で21分、大雄山駅で降りて、散策されるのもよいかもしれません。最乗寺や足柄森林公園丸太の森などがあります。
というお薦めに従って、昨夜のアルコール抜きに森林浴をすることにした。
単線の大雄山線は、通学の高校生らで結構混んでいた。終点の大雄山駅改札を出たところ、”クマにまたがる足柄山の金時さん”の銅像近くに、観光案内看板がある。これによると、最乗寺までは 4km ほどで森林浴ができそうな歩道も用意されているようなので歩いて行ってみることにした。
歩き出して気づいたことであるが、ずっときつい上り坂である。メタボになっている二日酔いの体にはこたえる。それに道幅も狭くて歩道はついていないので危険である。帰る時に気がついたが、大雄山駅から導了尊行きのバスに乗り、仁王門というところで下りれば、そこが”てんぐのこみち”という散策道の登り口となっていたのだ。
その登り口に着くころには、ジャケットの下の長袖ポロシャツは汗でぐしょぐしょになった。一応、小さなショルダーバッグに足もとは少しぐらい歩けるウォーキング・シューズだったが、このような散策には服装が向いていない。
最乗寺本殿まで続く”てんぐのこみち”は、杉の木立の中に作られた散策道である。午前も早いせいもあって私一人貸し切りである。ウグイスやシジュウカラなどさえずりが絶え間なく続いて爽快である。この散策道のために植栽したのか、ところどころにシャクナゲの紅い花、シャガの白い花やヤマブキの黄色い花などが咲いている。
多分天気が回復しないだろうとカメラはコンデジしか用意していなかった。このような場合は少々重くても、MP3レコーダーと一眼レフを持ってくるべきである。
ずっと続く参道を登ると最乗寺入り口「三門」の茶店は、18丁茶屋となっていたから、おそらく仁王門から三門までは、約 2km (1丁:60間=109.09m X 18=1978.2m)あるようだ。
ちょうどこの曹洞宗最乗寺を開山した了庵慧明の600回大遠忌のあとらしく幟などの片付けが始まっているようだった。
本堂脇に植わった2本の枝垂れ桜が満開であった。
さすがに疲れて、駅までの下りは1時間に1~2本あるバスに乗った。大雄山の駅まで、260円、これも貸し切りだった。
コメント
隠居生活は活動範囲も広く、満喫されているようですね。
なんとも羨ましいです。
YAMAKOさんお薦めの散策コースは何かの機会に、
いや何かの機会を作って小田原に行ってみたいです。
Posted by NW at 2008年4月15日 21:04
>NWさん
コメントありがとうございます。
人と出会わない散策は、翌日の京都平安神宮に比べれば隠居らしくて良かったと思っています。
ただ、関東の森林は経済性を求めたためか、杉の植林が多いですね。関西のように広葉樹があまり残っていません。関西の里山はどこでも紅葉や新緑が楽しめますが、関東ではそうでもないようです。
コンデジの写真をこのように掲載してみますと捨てたものでもなさそうです。コンデジを見直しています。
Posted by n_shuhei at 2008年4月16日 06:11
shuheiさん、書き込みが遅くなりすみません。大雄山へ行かれたのですね。4kmといえば約1時間、だいぶ汗をかかせ、疲れさせてしまったようですみませんでした。私は、連休明けにでも行ってみようかと思っています。南足柄市観光案内図を参考にさせていただきます。仁王門というあたりに、駐車場があればありがたいのですが。
灯篭を左に配した最乗寺本堂の枝垂れ桜の写真が見事です。
Posted by yamako at 2008年4月29日 08:40
>yamakoさん
コメントありがとうございました。
大雄山駅から 4km は余り間違っていないようなのですが、車もギアを落として走っているようなずっとかなり急な坂道です。健脚な人は別として、1時間では少し無理と思います。
最乗寺までは、駐車場は無かったように思います。途中の茶店にはありましたが、茶店のお客さん用でしょうから。最乗寺の駐車場はバスの終点より奥に、右に上がる道があるようです。
また、行っていないので分かりませんが、近くの「丸太の森」には、駐車場はありそうです。
枝垂れ桜の写真は、NikonCoolpix880 で撮ったのですが、コンデジでも結構撮れるものだと思っています。
Posted by n_shuhei at 2008年4月29日 09:46
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