2012年11月アーカイブ: Studio YAMAKO

2012年11月29日

四万温泉一泊ドライブ旅行 11月8日~9日 4/5 四万温泉


 四万温泉「やまぐち館」の夜は、食事どころの個室で四万川の流れを見ながら、懐石料理の夕食をゆっくり楽しむことができた。料理を運んでくれる女性が、8時過ぎより、ここのおかみが演じる紙芝居があるという。TVにも時々登場される有名なおかみさんだ。この日は佐渡から来られた団体さんなどがおられ、にぎやかだった。紙芝居は15分くらいだったろうか、従業員さんたちによる余興も披露されて、楽しい時間を過ごせた。
 翌朝はいつもの通り自然と早く目が覚め、露天風呂にゆったりと浸かったのは言うまでもない。源泉は熱く、無色透明の湯で、硫黄の匂いもほとんどしない。良い湯だった。チェックアウトして、温泉街の駐車場に車を移し、小一時間の散策を楽しんだ。そして四万温泉に別れを告げ、四万川の上流にある四万ダムと奥四万湖を巡り、榛名湖へ向かった。

38.「やまぐち館」 おかみの紙芝居
紙芝居の会場となっているところへ行くと、おかみが演じる紙芝居の絵が周りに展示されていた。40人~50人ほど座れるように椅子が用意されている「俵町広場」と名付けられた会場はしばらくすると満席となった。立って見ている人もいる。今日の演目は「やまんばのにしき」。紙芝居を演じるおかみの姿も撮らせていただいたが、有名な方なのでアップするのを差し控える。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/8秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
「やまぐち館」 おかみの紙芝居;クリックすると大きな写真になります
39.「やまぐち館」 から眺める四万川の清流
四万温泉にはいくつかの地区があるが温泉口の近くの山口地区にある「やまぐち館」は四万温泉発祥の地ともいわれる。この四万温泉きっての老舗旅館である「やまぐち館」は江戸時代の延宝年間(西暦1673-1681年頃)に四万川沿いに創業し、330年以上の時を刻んできた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 12.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「やまぐち館」 から眺める四万川の清流;クリックすると大きな写真になります
40.「やまぐち館」前のバス停
「やまぐち館」の玄関の前にバス停があった。電話ボックス、郵便ポスト、並べられたベンチと灰皿・・・レトロを感じた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 25mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「やまぐち館」前のバス停;クリックすると大きな写真になります
41.「やまぐち館」 サロン
「俵町サロン」と名付けられている。自由にご利用できる、おしゃべりサロンだそうだ。煙草も吸えるスペースになっているらしい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「やまぐち館」 サロン;クリックすると大きな写真になります
42.「やまぐち館」 玄関
玄関やフロントは4階になっている。玄関の反対側に四万川が流れ、最上階は8階になる。朝食をゆっくりとって、9時半過ぎにチェックアウトした。少し上がった四万川沿いにある温泉街の駐車場に車を置き、温泉街を散策することにした。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「やまぐち館」 玄関;クリックすると大きな写真になります
43.「河原の湯」
駐車場から「四万グランドホテル」を見ながら歩いて行くと、その手前の四万川の河原に「河原の湯」というところがあった。石造りの外観で、共同浴場だそうだ。河原に入浴できるところが設けられているわけではない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/3200秒 12.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「河原の湯」;クリックすると大きな写真になります
44.「積善館」 -1
元禄時代(1691年)、江戸時代の典型的な湯治宿として旅籠を開業し、300年以上が経つ。元禄4年に建てられた本館玄関部分は県重要文化財になっている。昭和5年に大正ロマネスクを用いた大浴場「元禄の湯」が建築された。手前の赤い橋が慶雲橋でこの橋の右側に見えるモルタル塗りの建物が「元禄の湯」だ。慶雲橋を通る道は四万温泉の旧街道とのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
「積善館」 -1;クリックすると大きな写真になります
45.「積善館」 -2
44.の写真と前後するが、これは慶雲橋を渡って、振り返って撮った写真である。川に架けられた渡り廊下や、いまは使われているかどうかわからない古い建物が時代を感じさせる。昨夜から「やまぐち館」の室内で撮っていたのでISOを1600に設定していて、戻すのを忘れてしまい、ここまでそのままになっていた。反省。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.8mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「積善館」 -2;クリックすると大きな写真になります
46.「積善館」玄関
「積善館」は四万温泉の新湯地区にある。「河原の湯」を右手に見てまっすぐ進んだ左手に赤い慶雲橋があり、橋を渡ると正面がこの本館の玄関になる。日本最古の湯宿建築にして重要文化財指定の老舗宿で、映画「千と千尋の神隠し」のモデル宿としても有名だが、その佇まいはひっそりとしていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
「積善館」玄関;クリックすると大きな写真になります
47.ワンポイントカラー
G12の機能でワンポイントカラーというのがある。残す色を決めて他の色を白黒にするという機能だ。紅葉だけを残して積善館の古い建物を撮ってみた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/320秒 12.1mm ISO80 ) 露出補正 なし ワンポイントカラー
ワンポイントカラー;クリックすると大きな写真になります
48.「四万たむら」
「積善館」慶雲橋を左手に見て、まっすぐ進んだところに、老舗旅館である「四万たむら」があった。「四万たむら」の歴史は「積善館」より古い。創業は、遡ること500年ほど前、田村旅館の祖、田村甚五郎清政は、室町時代永禄6年(1563年)、 岩櫃(いわびつ)城が真田勢に攻められ落城後、主君斉藤基国のしんがりとして、四万の山中で追っ手を防いで戦った。その甚五郎がそのまま留まって温泉を発見し、湯宿を開業したと伝えられる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
「四万たむら」;クリックすると大きな写真になります
49.四万温泉街 落合通り
「河原の湯」から来て、正面が「四万たむら」、左手が「積善館」の慶雲橋であるが、その右側、つまり慶雲橋を背にして進む落合通りという細い道がある。昔ながらの温泉街だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
四万温泉街 落合通り;クリックすると大きな写真になります
50.川魚料理 「けれない」の鰻
「やまぐち館」にも泊られていた亡くなられた児玉清さんが御用達だった湯蒸しうなぎで有名な川魚料理「くれない」は、落合通りが四万川に架かる落合橋の手前にある。時間が早いのでまだ開いていなかったが、渓流を眺めながらの食事は趣がありそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
川魚料理 「けれない」の鰻;クリックすると大きな写真になります
51.モミジ
四万川沿いのモミジが枝を張り出し、陽の光を受けて輝いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 15.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
モミジ;クリックすると大きな写真になります
52.四万川ダム
温泉街の駐車場に戻り、車に乗り、細い落合通りを抜けて、落合橋を左折して、四万川ダムの下にある日向見公園の駐車場に車を入れた。ここからは四万川ダムを見上げる。 四万川ダムは洪水調節、利水、上水道、発電を目的に1999年に竣工している。堤の高さは89.5mある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
四万川ダム;クリックすると大きな写真になります
53.四万川ダムの堤の上から
再び車に乗り、左手から四万温泉のバイパスともいえる新しい道(353号線)に上がり、奥四万トンネルを抜けて四万川ダムの堤の横に出る。堤の上の道は一方通行になっていて、我々がいる側から、入ることができない。堤の手前の駐車場を通りこしてしまったので少しの時間路駐をして、堤の上の道を歩く。ダム堤の上から日向見公園を見下ろす。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 9.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
四万川ダムの堤の上から;クリックすると大きな写真になります
54.奥四万湖
四万川ダムで堰き止められた奥四万湖を眺める。湖水は透き通ったコバルトブルーで、山の緑と湖の青のコントラストは、人造湖でありながら天然湖のような様相を見せるという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 8.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
奥四万湖;クリックすると大きな写真になります

2012年11月23日

四万温泉一泊ドライブ旅行 11月8日~9日 3/5 八ッ場ダム


 午後2時半、2009年の政権交代で民主党政権となって「コンクリートから人へ」と建設中止が取りざたされた八ッ場ダムにより、水没する村落の上に掛る不動大橋に着く。この橋は建設中止がいわれたころ、よくT字型の建設途中の橋脚がTVで写しだされていたところだ。橋を渡ったところに駐車場があり、そこに車を停めて徒歩で橋の上を歩いた。この橋の上で写真を撮ったあと、再び下へ降りて、吾妻渓谷に向かった。吾妻渓谷でこの日の周遊コースを終了し、今宵の宿である四万温泉「やまぐち館」に到着したのは4時過ぎだった。食事前にまず、宿の下を流れる四万川の紅葉を眺めながら温泉に浸ったのは言うまでもない。

24.建設中の湖面1号橋
2011年4月25日に開通式が行われた不動大橋(湖面2号橋)の上から、建設中の湖面1号橋を見る。政権交代で建設中止が取りざたされたころ、今私たちがいる不動大橋がこの写真で見る建設中の湖面1号橋のようにT字型の姿がTVで報道されていた。この建設中の湖面1号橋の向こう(下流側)に八ッ場ダムが建設され、この不動大橋の下は水没する。
八ッ場ダム についてはwikipediaをご覧いただきたい。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
建設中の湖面1号橋;クリックすると大きな写真になります
25.ダム湖に水没する集落
不動大橋の上から、八ッ場ダムが完成すると水没する集落を眺める。吾妻川が流れ、その左側に国道145号線が通っている。さらにその上にはJR吾妻線が走り、山の中腹を走るのが八ッ場バイパスだ。JR吾妻線まで水没する。 JR吾妻線 は岩島駅-川原湯温泉駅-長野原草津口駅間が、八ッ場ダムの建設により水没するため、線路の付け替え工事が進行中であるという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ダム湖に水没する集落;クリックすると大きな写真になります
26.不動大橋から
前の写真からカメラを少し左上に向けて撮った。中央下に見える青い建物が、 八ッ場ダム広報センター「やんば館」だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
不動大橋から;クリックすると大きな写真になります
27.特急「草津」 -1
不動大橋の上で三脚を立てて線路に向けてかカメラを構える「撮り鉄」さんがいた。「後何分くらいで列車が通るのですか?」と尋ねたところ「もうすぐ特急がきます」と教えてくださった。ならばと、私も列車が来るのを待った。川原湯温泉駅を14時27分に出た特急「草津」がトンネルを抜けて長野原草津口駅へ向かう。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
特急「草津」 -1<;クリックすると大きな写真になります
28.特急「草津」 -2
紅葉のなかを特急「草津」が走る。ここもダム湖に沈むのだ。 八ッ場バイパス は高いところを通っている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 35mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
特急「草津」 -2;クリックすると大きな写真になります
29.特急「草津」 -3
列車は近づいてきて、長野原草津口方向へ去って行った。「草津」のヘッドマークも見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
特急「草津」 -3;クリックすると大きな写真になります
30.湖面1号橋
建設中の湖面1号橋をあらためて眺める。高さ73.5m、橋の長さ494mの湖面1号橋は2014年3月完成見込みとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
湖面1号橋;クリックすると大きな写真になります
31.不動大橋から川原湯温泉街を望む
工事中の湖面1号橋の右側に目を向けると川原湯温泉街と思われる街並みが見えた。温泉街の有る場所は八ッ場ダムで完成する湖によって沈む場所に存在し、貴重な自然湧出の源泉もダム湖に沈む予定である。対策として温泉街最上部の予定湖面より高い地点にボーリング調査によって新源泉が掘り当てられ、そこに新温泉街を造成中であると。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
不動大橋から川原湯温泉街を望む;クリックすると大きな写真になります
32.不動大橋
東日本大震災直後の2011年4月に完成した全長590mの不動大橋の上を歩く。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
不動大橋;クリックすると大きな写真になります
33.不動大橋を仰ぎ見る
下の道へ下り、「やんば館」から不動大橋を見上げる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
不動大橋を仰ぎ見る;クリックすると大きな写真になります
34.吾妻渓谷遊歩道入り口
「やんば館」から中之条へ向けて車を走らせると吾妻渓谷へ下りる道があり、駐車場も設けられていた。車を停めて橋まで下りて行こうと思ったら、傍を走るJR吾妻線に列車が来るという。同行のKさんが時間を調べてくださっていたのだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
吾妻渓谷遊歩道入り口;クリックすると大きな写真になります
35.川原湯温泉駅近く
国道を川原湯温泉駅のほうへ歩く。川原湯温泉の大きな看板が立っていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 135mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
川原湯温泉駅近く;クリックすると大きな写真になります
36.普通列車が鉄橋を渡る
撮影ポイントを探す。電車の音が聞こえてきた。川原湯温泉駅15時10分発の普通列車だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 52mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
普通列車が鉄橋を渡る;クリックすると大きな写真になります
37.吾妻渓谷に掛る橋から
駐車場の戻ってきて、渓谷に掛る橋まで下って、橋の上からふと上を眺めると今撮ってきた鉄橋が見える。それならここで撮ったほうが良かったのだが、あとの祭りである。さて、これから、中之条へ出て、国道353号線を北上し四万温泉へ向かう。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3
吾妻渓谷に掛る橋から;クリックすると大きな写真になります

2012年11月19日

四万温泉一泊ドライブ旅行 11月8日~9日 2/5 軽井沢・浅間山


 国道18号線(中山道)の旧道にある熊の平駐車場に女性二人を残し、男性二人はその旧道を「めがね橋」へと歩いて戻った。車はほとんど通らず、道路沿いの廃線鉄道設備や、紅葉を眺めながら、それでも二人を待たせているので早足で歩く。「めがね橋」で車に乗り、熊の平駐車場で二人をピックアップし、軽井沢へ向かった。峠を登り切り、軽井沢駅の脇を通って、中軽井沢で右に曲がった。
  卓球部に籍を置いた学生時代、その先にあった千ヶ滝の西武スケートセンターに先輩が支配人として赴任されていて、その先輩のお世話になり、毎年夏に合宿を行った。懐かしい道だ。
 千ヶ滝の手前の右側に、星野温泉があったが、そのあたりがいまハルニレテラスとなっている。そこで昼食だ。「川上庵」というところで蕎麦を食べ、「丸山珈琲」でなにやら難しい産地の名前がついたコーヒーを薦められるがままに飲んで、1時間ほど過ごした。そこからは途中、浅間山を眺めながら建設中の八ッ場ダムがある吾妻渓谷へ向う。

16.中軽井沢から眺める浅間山
中山道を進み、軽井沢を過ぎて中軽井沢に近づくと浅間山が正面に見えた。空気も澄んでいて、山肌がはっきりと見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 50mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
中軽井沢から眺める浅間山;クリックすると大きな写真になります
17.ハルニレテラス
今はしなの鉄道の中軽井沢駅を左手に見て、右折して国道146号線に入る。しばらく行くと右側に ハルニレテラスの案内が出てきた。ハルニレテラスには「軽井沢の日常」をコンセプトにした、14の個性的なショップ、レストランがある。駐車場に車を入れる。星野温泉は1914年に旅館が開業した。そして、1951年に株式会社星野温泉が設立され法人化されている。このハルニレテラスは、社名変更した株式会社星野リゾートが経営している。学生時代に千ヶ滝の軽井沢スケートセンターで合宿をしたのは、昭和37~39年(1962年~64年)ごろのことだった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 31mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハルニレテラス;クリックすると大きな写真になります
18.ハルニレテラスのそば処「川上庵」
ハルニレテラスのなかに「川上庵」というそば処があったので入る。美味しいそばだった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハルニレテラスのそば処「川上庵」;クリックすると大きな写真になります
19.ハルニレの木
星野エリアの入り口にあたるハルニレテラスには、湯川の清流に寄り添うように100本を超えるハルニレ(春楡)が自生している。ハルニレは樹高35mに達するという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/3200秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハルニレの木;クリックすると大きな写真になります
20.ハルニレテラスから浅間山を望む
ハルニレテラスの前を通る国道146号線に出てみると、浅間山が見えた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 56mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
ハルニレテラスから浅間山を望む;クリックすると大きな写真になります
21.湯川のせせらぎ
湯川に沿ってウッドデッキが設けられているが、傍らのモミジが彩りを添えている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
湯川のせせらぎ;クリックすると大きな写真になります
22.万山望から見る浅間山 -1
ハルニレテラスを出て、次の目的地である吾妻渓谷・八ッ場ダムを目指す。千ヶ滝を通り越し、峰の茶屋へ抜けるところに、万山望という浅間山のビューポイントとして有名なところがあった。標高1285m、急な九十九折りの登坂を登ってくると、浅間山が正面に現れる。駐車場があって、そこから展望台へ歩いて登ることができるが、やめておいた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 82mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
万山望から見る浅間山 -1;クリックすると大きな写真になります
23.万山望から見る浅間山 -2
峰の茶屋というところを左へ行くと鬼押し出しへ行くが、そちらには行かず右へ。日本ロマンティック街道と名が付けられている国道146号線を北軽井沢へ向かう。このあと国道146号線は、JR吾妻線の羽尾根駅にぶつかり、そこを右に行くと長野原から八ッ場ダム・川原湯温泉・吾妻渓谷に至る。通る車の合間を見て道路の真ん中へ出て撮った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
万山望から見る浅間山 -2;クリックすると大きな写真になります


2012年11月15日

四万温泉一泊ドライブ旅行 11月8日~9日 1/5 旧信越本線碓氷峠アプトの道「めがね橋」


 まだ9月だったろうか、今年の7月、安曇野へ一緒にドライブ旅行をした友人夫婦から、四万温泉に泊ろうとお誘いをいただいた。もちろん紅葉の季節に合わせたいのだが、今年の気候でその時期がどうなるのか分からない。例年の上信越の紅葉のピークは10月中旬から11月初旬である。ところが今年は少し遅れているとの情報もあり、11月8日~9日に決め、8日は四万温泉「やまぐち館」を予約していただいた。
 朝6時に迎えに来ていただき、第三京浜→環八→関越 を走って8時15分、高坂SAで朝食にした。30分ほど休んで、関越→上信越道を行き、松井田妙義ICで降り、旧国道18号を紅葉を眺めながら、旧信越本線のアプト式線路区間があった廃線沿いに「めがね橋」へ向かった。

1.「めがね橋」
今はバイパスができているので通行量は極めて少ない旧国道18号線を碓氷峠へと登っていくと右側に「めがね橋」が現れた。「めがね橋」というのは旧信越本線のアプト式線路の碓氷第三橋梁である。信越本線は近世の中山道・善光寺街道・北陸道に沿って高崎駅から長野駅・直江津駅を経て新潟駅に至る路線であったが、1997年10月1日の長野新幹線(北陸新幹線)開業に伴い、長野新幹線の並行在来線区間のうち、横川駅-軽井沢駅間が廃止された。この第三橋梁「めがね橋」は明治25年に竣工している。設計者はイギリス人のパゥネル技師と日本人の古川晴一技師。長さは87.7mだそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「めがね橋」;クリックすると大きな写真になります
2.「めがね橋」に上る
橋から400m離れた先に駐車場があり、そこから「めがね橋」まで戻ってくる。橋の上に上がることができる少々急な道があった。その途中で橋脚を眺める。「めがね橋」は200万個のレンガが積まれたという大きな構造物で国指定の重要文化財に指定されているそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/320秒 20mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「めがね橋」に上る;クリックすると大きな写真になります
3.「めがね橋」の脇から
旧国道18号線から「めがね橋」の上への道は少々急で息切れがした。橋の上は廃線跡になっている。その脇から橋脚と下を走る旧国道18号線を眺める。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「めがね橋」の脇から;クリックすると大きな写真になります
4.旧信越本線の新線
旧信越本線はその後、碓氷峠を最大66.7‰ の急勾配はそのままにしてアプト式を廃止し、一般的な車輪による粘着運転で登坂することになり、1961年に着工し、1963年7月15日に旧線のやや北側をほぼ並行するルートで新線が単線で開通した。同年9月30日にアプト式は廃止され、さらに1966年7月2日には、旧アプト式線の一部を改修工事する形でもう1線が開通し複線となった。紅葉の向こう側に見えるのがその新線である。今は列車は走らない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
旧信越本線の新線;クリックすると大きな写真になります
5.横川側のトンネル
「めがね橋」は熊の平と横川の間にあるが、あとで熊の平へ歩くとして、まず、横川側のトンネル「第5号トンネル」を通って見ることにした。横川のほうから廃線跡をハイキングをされる方々が大勢歩いてこられる。歩く人が途絶えたところで撮った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/30秒 42mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
横川側のトンネル;クリックすると大きな写真になります
6.紅葉、青空、月
再び「めがね橋」へ戻ってきて、ふと空を見ると月が見えた。もう少し露出をアンダーにしたショットも撮っておけばよかったかなと後悔したが後の祭りだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 95mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
紅葉、青空、月;クリックすると大きな写真になります
7.「めがね橋」の賑わい
横川側のトンネルの入り口まで戻り、「めがね橋」の橋の上の賑わいを撮った。向こうに見えるのは熊の平側の「第6号トンネル」だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「めがね橋」の賑わい;クリックすると大きな写真になります
8.「めがね橋」から沢を眺める
「めがね橋」は沢の上にかかっている。橋の上からその沢(北側)を眺めると、橋の影ができていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「めがね橋」から沢を眺める;クリックすると大きな写真になります
9.トンネルの明かりとり
「めがね橋」から先の「第6号トンネル」は長い(243m)。トンネルの中にはこのような窓があった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 18mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
トンネルの明かりとり;クリックすると大きな写真になります
10.熊の平 駅
当初、碓氷峠アプトの道は、横川~めがね橋の間であった。いま、私たちが歩いてきた「第6号トンネル」から先が碓氷峠アプトの道として一般開放されたのは最近で2012年4月とのこと。熊の平駅跡に着いて、横川側のトンネルを見る。左側が新線のトンネルで右側がアプト式線路のトンネルだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
熊の平 駅;クリックすると大きな写真になります
11.熊の平駅跡と熊の平変電所
1893年(明治26年)4月1日に横川駅 - 軽井沢駅間が延伸開業し碓氷峠のアプト式区間が全通した。当時は、蒸気機関車が牽引したため熊ノ平には給水給炭所が開設されていた。1906年に駅に昇格し、1912年(明治45年)には日本初の幹線電化区間となり、1937年にはこの変電所が設備された。1966年(昭和41年)には新線開通とともに信号所に降格された。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
熊の平駅跡と熊の平変電所;クリックすると大きな写真になります
12.軽井沢方面
廃線の線路は軽井沢方面へと続いている。ここから軽井沢まで5.1kmだった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 82mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
軽井沢方面;クリックすると大きな写真になります
13.旧国道18号線
碓氷峠アプトの道は熊の平で終わる。旧駅の先から左に行き、国道に下りる。18号線は今はバイパスができていて、廃線の傍を通るこの道は旧道となって通行量は少ない。女性二人には熊の平駐車場で待っていていただくことにして、男性二人は国道を歩いて「めがね橋」へ戻る。途中、紅葉がきれいだった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 80mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
旧国道18号線;クリックすると大きな写真になります
14.碓井第六橋梁
アーチ径間11.0m、高さ17.4m、頂部長さ51.9mで長さやレンガの使用量では第三橋梁「めがね橋」に次ぐ規模のものであると傍に設けられていた説明板に書かれていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 80mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
碓井第六橋梁;クリックすると大きな写真になります
15.「めがね橋」見納め
「めがね橋」の駐車場へ戻ってきた。「めがね橋」を見納めようと駐車場の先まで行って撮った。車に乗って熊の平駐車場へ戻り、ご婦人二人をピックアップして、軽井沢へ向かう。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 38mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
「めがね橋」見納め;クリックすると大きな写真になります

2012年11月11日

都会のアカタテハ 10月26日


 10月25日~28日、全日本学生卓球選手権個人戦が関内の横浜文化体育館で行われ、10月26日には後輩が出場するので応援に出かけた。朝日大学の選手との1回戦は 3対0 で快勝した。
 この日は暖かくてよい天気だった。応援・観戦を終えて、体育館の外へ出てくると、体育館の入り口付近に植えられた黄色い花にアカタテハが来ていた。羽化したてなのだろうか、素晴らしくきれいな個体だった。アカタテハはこの時期、また、越冬後の春先の暖かい日に街なかでよく見かけることがある。

アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -1;クリックすると大きな写真になります 1.アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -1
横浜文化体育館の入り口付近に黄色い花が植えられていた。アカタテハが花から花へと飛んでいる。前に見えるのは体育館の駐車場への道で、その向こうの賑やかな通りを右へ行くとJR関内駅南口だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -2;クリックすると大きな写真になります 2.アカタテハ 横浜関内「横浜文化体育館」 -2
翅表がよく見えるようにと上から押さえつけるように撮った。アカタテハは成虫で越冬するが、この個体はこの時期に羽化したのだろうか。全く擦れがなく美しい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし

2012年11月 7日

三井アウトレットパーク木更津と海ほたる 10月17日


 娘夫婦が、今年の4月13日にオープンした木更津のアウトレットへ行って見ないかと誘ってくれた。夫婦ともども水曜日がオフになることがあるらしい。
 アクアラインの通行料金が安くなるので、ETC付きの私の車で行きたいという。運転手も引き受ける。自宅から横浜西口で首都高に乗って、羽田方面に進むと途中で大師という分岐があるが、そこを行くと新しい首都高が浮島に通じている。浮島からはすぐアクアラインだ。自宅から40分くらいで木更津金田I.C.に着いた。
 11時30分 駐車場は空いていた。さっそくウエストゲートから三井アウトレットパークに入る。人は少ない。ここは羽田空港から近いので、中国からの観光客にも期待が大きいようだが、あまり来られていないようだ。やはり中国からの観光客そのものが少ないのだろう。
 しかし、午後になるとお客さんも増えてきた。私たち4人はフードコートで昼食にして、午後2時半ごろ、アウトレットパークを後にする。帰路、アクアラインのパーキングエリア「海ほたる」に寄って疲れることもなく帰宅した。

1.三井アウトレットパーク木更津 ウエストゲート
駐車場は広い。案内通りに進んで一番奥のP4というエリアに停めた。さっそく、ウエストゲートからアウトレットパークの中へ入る。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
三井アウトレットパーク木更津 ウエストゲート;クリックすると大きな写真になります
2.コーストプラザ
ウエストゲートを入って左から右回りにに進む。左右に有名なブランドショップが立ち並んでいる。婦人物ばかりと思っていたがそうでもない。「いいな」と思う男物のウェアがショーウインドウに飾られていて、立ち止まって見てしまう。でも、着るには勇気が入りそうだ。この場所はコーストプラザと名称がつけられている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
コーストプラザ;クリックすると大きな写真になります
3.ほぼ中央
コーストプラザを右に曲がって、アウトレットパークのほぼ中央に出る。この先の左手がフードコートだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ほぼ中央;クリックすると大きな写真になります
4.フードコート
先日、横浜中華街で入った「梅蘭」がここにもあり、行列ができていた。私たち4人はそれぞれ好きなものを食べたが、麺が好きな私は「福龍(フーロン)」という店の担々麺にした。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
フードコート;クリックすると大きな写真になります
5.セール
アウトレットとは1980年代にアメリカで誕生した小売業の形態で、主にいわゆるメーカー品、高級ブランド品を低価格で販売する店が集まるが、私にはどの程度安いのかよくわからない。この店もセール中なのか、さらに 40% off、50% off の札が並ぶ。こういう札をみると「安い」と感じてしまう。アウトレットは、もともとは在庫整理品を安く販売するところだったようだが、今ではアウトレット向けの商品も作られているようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
セール;クリックすると大きな写真になります
6.海ほたる
木更津からアクアラインに入り、しばらく東京湾に架けられた橋の上を走ると 「海ほたる」というパーキングエリアがある。このパーキングエリアから先、浮島までが海底トンネルだ。これは実際に東京湾の海底トンネルを掘り進んだシールドマシンのカッターフェイスだそうだ。マシンの直径は14.1mあり、世界最大規模とのこと。1994年8月から1996年8月までの24ヶ月間で掘進を無事完了している。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 7.4mm ISOオート ) 露出補正 なし
海ほたる;クリックすると大きな写真になります
7.東京湾
木更津のほうに向かって右側の海を見る。東京湾の出口の方向である横須賀から浦賀水道方面が見えるのだが、曇っていて視界が悪い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
東京湾;クリックすると大きな写真になります
8.木更津への道 -1
延長15kmのアクアラインは、海底トンネルの部分が長く、海上部分は全体の3分の1程度だと思う。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
木更津への道 -1;クリックすると大きな写真になります
9.木更津への道 -2
東京湾アクアラインの通行料金は、平日、土日祝日を問わず、ETC車に限り、普通車800円、大型車1,320円に引き下げた社会実験が継続されている。平成21年8月に開始し、平成25年度までの予定だそうだ。それまでは普通車の通行料が3,000円だったのが、ETCなら800円である。横浜から千葉県のゴルフ場へ行くときなどもとても便利だ。往復6,000円となると、考えてしまうが、1,600円なら費用対効果は十分だ。交通量は5割以上増加しているという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
木更津への道 -2;クリックすると大きな写真になります


2012年11月 3日

東京駅 丸の内駅舎復原 10月12日


 10月12日 大学の時のクラス会が浅草であった。金曜日だったが、ほとんどの人がすでに第一線を退いていて、昼間の開催である。毎回幹事をしてくださる方がいて、その方のおかげで昔の仲間と会うことができる。感謝に堪えない。この日は浅草ですき焼きを食べた。
  クラス会は2時半に終わった。お開きになった後、わたくしは早々に失礼して新装なった東京駅丸の内駅舎の写真を撮りに行った。実は初めからそうしようと思っていたのだ。
  地下鉄で神田へ出て、神田からJRに一駅乗った。東京駅では丸の内中央口から出る。まず、南口へ。そして右回りに歩き、行幸通りで撮った後、新丸ビルの7階テラスへ。高いところから丸の内駅舎のほぼ全体を眺めることができた。下りてきて、北口ドーム、中央口、東京ステーションホテルなどを撮り、南口の改札口を入った。最近TVで紹介されたりして東京駅の 「エキナカ」 が人気がある。
  東京駅丸の内駅舎は日没から夜9時までライトアップされるという。次回は是非ライトアップされた東京駅丸の内駅舎の写真を撮りに行きたい。

1.南口ドーム天井
東京駅丸の内駅舎には南と北にドームがある。東京駅丸の内駅舎を1914(大正3)年の開業時の姿に戻す 復原工事 が完了し、10月1日、 営業が始まった。 丸の内南口と北口のドームでは、約2.4mメートルの鷲や干支の 彫刻で飾られた天井が初めて一般に公開された。ここは南口のドーム。天井には鳩を避けるためか金網が張られている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO2500 ) 露出補正 -0.3段
南口ドーム天井;クリックすると大きな写真になります
2.南口から中央口・北口ドームを眺める
第二次大戦後に完全な形での再建を断念、2階建てとして昭和22年に修復された。私たちが見てきた東京駅はこの東京駅である。そして、今回、平成19年にJR東日本は保存・復元工事を開始、その駅舎は2階建てから3階建てに復原され立派になった。南口、北口のドームは三角の屋根だったが丸いドーム型の屋根になっている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
南口から中央口・北口ドームを眺める;クリックすると大きな写真になります
3.南口ドーム外観
東京中央郵便局から都バスの停留所の前を通って、行幸通りに行く途中から南口ドームの外観を撮った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
南口ドーム外観;クリックすると大きな写真になります
4.南口全景と都バス停留所
堂々とした南口ドームの全景を見る。背景の八重洲口側に聳える新しい高層ビル群とも違和感はない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
南口全景と都バス停留所;クリックすると大きな写真になります
5.中央口と北口方面
旧丸ビルの前あたりから、中央口とそれに連なる北口を撮る。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 36mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
中央口と北口方面;クリックすると大きな写真になります
6.中央口
中央口のやや右側に東京駅の石碑があり、その石碑を囲むように正面玄関に続いている「御車(みくるま)寄せ」は、天皇、皇后両陛下や国賓、公賓、皇族などが東京駅をご利用になる際に乗用車をつけるところだ。駅長室も赤煉瓦駅舎のほぼ中央にある。JRの東京駅の駅長さんはJR東日本と、JR 東海の2人の駅長さんがおられ、おふたりはそれぞれの取締役と執行役員とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
中央口;クリックすると大きな写真になります
7.中央口の屋根
旧丸ビルと新丸ビルの間に東京駅の中央口にまっすぐ向かう行幸通りがある。そこからほぼ正面に見える中央口の屋根の部分を撮った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 75mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
中央口の屋根;クリックすると大きな写真になります
8.行幸通りから
天皇が行幸するために利用する道路として、行幸通りと呼ばれている。2010年4月12日には皇居前の和田倉門交差点から東京駅前の東京駅中央口交差点までを一直線に続く行幸通りが再整備された上で開通した。東京駅丸の内赤煉瓦駅舎の中央と向かい合う。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/200秒 12.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
行幸通りから;クリックすると大きな写真になります
9.北口ドーム 新丸ビル7Fテラスから
行幸通りを渡ると左手に新丸ビルがある。東京駅の全景を撮るなら、新丸ビル7階のテラスが良い聞いていたので、エスカレータで7階に上がった。テラスにはカメラを持った方が大勢おられた。東京駅をバックにして記念写真を撮られているグループもある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 9.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
北口ドーム 新丸ビル7Fテラスから;クリックすると大きな写真になります
10.東京駅丸の内駅舎全景 新丸ビル7Fテラスから
完全に全景を写し込むことはできなかったが、南口ドームから北口ドームまで何とか入った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
東京駅丸の内駅舎全景;クリックすると大きな写真になります
11.南口ドームを俯瞰 新丸ビル7Fテラスから
左側に東京ステーションホテルの入り口が見える。そして南口のドームがあり、そこから伸びた赤煉瓦の翼の向こうに「はとバス」のステーションが見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G 絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/640秒 34mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
南口ドームを俯瞰;クリックすると大きな写真になります
12.東京駅中央口 新丸ビル7Fテラスから
中央の日の丸が掲げられたところが東京駅の石碑のあるところ。左側は丸の内中央口の改札への通路、右側が東京ステーションホテルの入り口だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
東京駅中央口;クリックすると大きな写真になります
13.北口ドームへ
新丸ビルから出て、北口へ向かって歩く。当分の間は、いや、これからは、東京駅丸の内赤煉瓦駅舎は観光名所になること必至だ。右側に見える白い建物が取り壊す、取り壊さないで物議となった東京中央郵便局の今までの局舎だ。今までの局舎は歴史的価値が高く、保存を求める声が強いこと、また東京駅などの景観との調和を図るため、外壁を可能な限り保存・活用し、その後ろに接する 形で地下4階・地上38階建て、高さ約200mの超高層ビル「JPタワー」を建設する計画となったそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 20mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
北口ドームへ;クリックすると大きな写真になります
14.北口ドーム
最初に南口のドームを見てきたが、北口ドームも南口ドームと変わらない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
北口ドーム;クリックすると大きな写真になります
15.北口ドーム天井の鷲
天井は中央に機関車の動輪を配し、八方に鷲の像が配されている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 130mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
北口ドーム天井の鷲;クリックすると大きな写真になります
16.北口ドーム
ドームの3階部分には干支や兜をモチーフにしたレリーフが配されている。気がつかなかったが南口ドーム3階の装飾の一部には保存されていた被災部品が用いられているとのこと。2階部分には回廊があり、北口ドームはステーションギャラリーから、南口ドームはステーションホテルから歩入ることができるそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
北口ドーム;クリックすると大きな写真になります
17.東京ステーションホテル入り口
中央口からやや南口のほうに東京ステーションホテルの入り口があり、入ると突き当たったところにフロントがある。予約は非常に好調と報じられている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
東京ステーションホテル入り口;クリックすると大きな写真になります
18.新丸ビル
先ほど7階のテラスから写真を撮った新丸ビルを振り返る。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 26mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
新丸ビル;クリックすると大きな写真になります
19.東京駅の石碑と皇室玄関
東京駅丸の内駅舎の中央は皇室玄関となっている。この左側に我々が利用する中央口改札への通路がある。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 18mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
東京駅の石碑と皇室玄関;クリックすると大きな写真になります
20.東京駅「エキナカ」
最近TVのワイドショーで東京駅のフードコーナーがしばしば紹介された。京葉ストリート、サウスコート、ノースコートなどを見て回った。この写真は8月9日にオープンした通常でも150種の駅弁をそろえるという「駅弁屋 祭」だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/40秒 8.0mm ISOオート ) 露出補正 なし
東京駅「エキナカ」;クリックすると大きな写真になります