中国四川省の蝶 3) 四姑娘山-1
中断していた2006年7月の中国四川省の蝶を再開。パンダ研究所のある臥龍で一泊して、翌日四姑娘山の麓の町、日隆へ向かう。途中、標高4,000mの峠を越えるが、このあたりは高山植物が花盛りで、ブルーポピーも見ることができた。蝶もまあまあ飛んでいた。日隆では3泊し、そこをベースにして四姑娘山山麓のトレッキングをした。好天に恵まれ、すばらしい景色を満喫することができた。
1.これはどうやらゼフィルスの一種らしい。日本にいるムモンアカシジミの裏面に似ているが色はウラキンシジミの金色に近い。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/320秒 ) トリミング | |
2.モンキチョウの仲間 参考書で調べてみるとフィールドベニモンキチョウと呼ばれている。確かに飛んでいるときの翅表は黄色ではなく、オレンジ色である。この草原のあちこちで飛んでいる。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1500秒 ) トリミング | |
3.これもフィールドベニモンキチョウ Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 ) トリミング | |
4.シルビアシジミかゴマシジミの仲間のように見える。裏面が見えないとよくわからない。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/500秒 ) | |
5.これが四姑娘山の雄姿である。日隆で最初の朝を迎えた日、雲ひとつない快晴、見られるときに見ておこうと、昨日通ってきた猫鼻梁まで戻り、四姑娘山をしっかりと目に焼き付けた。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/3200秒 ) | |
6.猫鼻梁で四姑娘山を見た後、四姑娘山山麓のひとつの谷である双橋溝へ行った。溝は谷を意味する。入り口からバスに乗り、まず、人参果坪へ。坪は平らになっているところを意味するようだ。すばらしいところだった。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 ) | |
7.さらに奥へ進んで盆景灘へ。ここで見たこともない蝶に出会った。日本には似たようなのがいない。帰国してインターネットで識者に尋ねてみると、これはシジミタテハ科の蝶で、学名を Polycaena princeps というらしい。日本名をつけるとすれば、プリンセプシジミタテハか。個体数は多く、敏捷に飛び回っていた。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F8 1/500秒 ) | |
8.川のほとりでチベット族の若い夫婦と子供が憩う。別世界のようなのどかな感じ。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F8 1/750秒 ) | |
9.ブルーがきれいなシジミチョウだった。カバイロシジミのようだ。 Nikon D100 NIKKOR VR 18mm-200mm プログラムオートで撮影 ( F8 1/320秒 ) トリミング |