しばらく舞岡公園へ行ってなかった。秋のチョウはどんな状況だろうかと思い、出かけてみることにする。 もう一つ、ひょってしてクロマダラソテツシジミに会えるかもしれないという期待もあった。 少し気温が上がってからと思い、11時ごろに現地に到着して歩き始めたが、チョウの姿はほとんどない。日当たりの良い、スダジイが立つ南の丘に行って見ると、ツマグロヒョウモンが1頭飛んでいた。草はらには、ヤマトシジミ、ツバメシジミが飛んでいたが、落ち着いてくれず、撮影できない。 公園は草刈りが行われて、チョウたちが好きなコセンダングサの数も減ったように思うし、アカボシゴマダラ、アカタテハ、ヒメアカタテハ、アゲハ、キアゲハ、そして黒いアゲハたちの姿は見られなかった。 残されたコセンダングサの花にはウラナミシジミが吸蜜委に来ていたが、擦れている個体が多かった。 セイタカアワダチソウはまだ蕾だった。しかし、今まであまり見ることが出来なかったヒガンバナがあちこちで咲いている。特に瓜久保のカッパ池の手前の草地に多く見られた。来年が楽しみである。また、まだ、蕾であったが、古民家の裏庭のフジバカマの数も増えたように思う。アサギマダラが来るかもしれない。 新調したTAMRON 35-150mm f2.8-4 を試してみたかった。macro使用にはなっておらず、最短撮影距離は全域45cmで、撮影倍率は 1/4 である。チョウの写真を撮れないことはないが、150mmで45cmまで寄って撮れればまあまあというところだった。解像は良いと思う。
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1.ツマグロヒョウモン♂
「南の丘」で新調のTAMRON 35-150で最初に撮ったチョウ。150㎜で寄ろうとしたが、この程度が限度のようだ。しかし、なかなかクリアに撮れている。カメラはずしりと重い。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO140 ) 露出補正 なし
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2.キタキチョウ♂
ヤマハギの花にキタキチョウが止まった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO200 ) 露出補正 なし
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3.モンシロチョウ♂
マルチパターン測光で撮影しているが、露出補正なしで見事モンシロチョウが適正露出になっている。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO200 ) 露出補正 なし
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4.モンシロチョウ♀
コセンダングサはまだ蕾が多かった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO160 ) 露出補正 なし
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5.キタキチョウ秋型♂
裏面の小さな黒点がはっきりした典型的な秋型だ。きれいな個体だった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし
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6.ウラナミシジミ -1
だいぶ擦れている。♂のようだ。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO280 ) 露出補正 なし
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7.コスモスの花
「狸久保」へ入るところの休耕田にコスモスが植えられている。ここは夏には大輪のヒマワリが咲く。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 75mm ISO360 ) 露出補正 なし
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8.スジグロシロチョウ♀
このレンズは撮影倍率は1/4である。チョウが逃げなければもう少し寄って大きく撮れる。マクロ撮影ではTAMRON 90mm の方がディスタンスが撮れるように思う。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO200 ) 露出補正 なし
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9.ツマグロヒョウモン♀
きれいな個体だった。もっと寄ろうと思ってカメラ近づけていったら、草むらの中に潜ってしまった。なぜ、飛び立たなかったのだろうか?
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO140 ) 露出補正 なし
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10.イチモンジセセリ
ノハラアザミにイチモンジセセリが来ていた。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO1800 ) 露出補正 なし
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11.ヒガンバナ
たまたま、その季節にあまり訪れていないからかもしれないが、舞岡公園であまりヒガンバナを見る機会はない。この日は多く見かけた。これは「瓜久保」の「カッパ池」の手前の草地だが、始めて見る光景だ。ヒガンバナは種子で増えることはなく、球根の分球で増えるそうだが、人の手を介さないで自然に増えることが出来るのだろうか。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 102mm ISO560 ) 露出補正 なし
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12.キタテハ
離れていてもミニターで拡大して見ると解像は良い。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし
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13.ウラナミシジミ -2
コセンダングサが咲くところへ戻ってきた。この個体も擦れている。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO180 ) 露出補正 なし
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14.ウラナミシジミ -3
ウラナミシジミの個体数は多かった。この個体は比較的きれいだった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 150mm ISO125 ) 露出補正 なし
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15.黒米
田んぼの一条に黒米 が植えられていた。黒米は古代米と言われ、美味しいらしい。楊貴妃も愛したと言われ、栄養もあり、美肌に役立つ効能があるというが。通販での価格は1㎏で1,200円円ほどだ。新潟産コシヒカリは5kgで2,500円ほどなので、結構な値段だと思う。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
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16.ウラナミシジミ -4
開翅これは♀のようだ。きれいな個体だった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
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17.ウラナミシジミ -5
開翅小さなシジミチョウも寄れればこの程度に撮れる。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
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18.案山子コンクール
舞岡公園では今年も案山子コンクールが行われている。人気投票が募られていた。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
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19.ルリタテハ -1
南門を出て、「おおなばの丘」の下から自動車が通る道に掛けられた橋を渡るのだが、そこできれいなルリタテハが翅を開いていた。カメラを近づけていくと、逃げられてしまった。しかし、後を追ってみると、日当たりの良い柵に止まった。きれいな個体である。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO140 ) 露出補正 なし
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20.ルリタテハ -2
駐車場へ戻る道を歩いていると、またルリタテハが現れた。今度のはボロボロになった個体だった。
Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO280 ) 露出補正 なし
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