2008年10月アーカイブ: Studio YAMAKO

2008年10月25日

奥日光紅葉狩り

 天気予報も今週はこの日までは良い天気であるということだったので、細々した用事も一段落した10月22日、マイカーで奥日光へ行ってきた。朝6時に横浜の自宅を出発し、中禅寺湖畔に着いたのが午前9時だった。最後に行こうと思っていた半月山展望台を、雲行きが怪しくなったのであきらめため、結果的に約4時間奥日光に滞在し、午後1時には帰路に着いた。
1.中禅寺湖畔自然研究路
途中、明智平の駐車場がいっぱいになっていたので、竜頭の瀧の駐車場も満車かなと危惧していたところ、通りかかりに中禅寺湖畔の金谷ホテル前の駐車場に空きを見かけたので、ここで車を止め、竜頭の瀧まで歩くことにした。お陰で湖畔の紅葉の美しい道を約30分楽しむことが出来た。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 )
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2.中宮祠~菖蒲ヶ浜線歩道
人もあまり通らず、土の道は落ち葉で覆われ、すぐ上の車道の喧騒とは別世界であった。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm 
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
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3.菖蒲ヶ浜
男体山をバックに湖畔の紅葉が美しい。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm 
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
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4.湖畔の紅葉
見えている紅葉は「さかなと森の観察園」の敷地の中。この「さかなと森の観察園」は先を急いだので入らなかったが、紅葉も美しく、穴場のようだ。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm 
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
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5.竜頭の瀧への道路
時刻は9時40分。駐車場へ入る車が多いのか竜頭の瀧方面へ向かう道路は渋滞している。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm 
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 ASA400 )
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6.
竜頭の瀧の紅葉は見ごろが過ぎて、落葉が始まっている。日光ではここが一番早く紅葉するという。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 )
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7.竜頭の瀧の上
瀧の脇には遊歩道があり、全長200m以上ある大きな瀧を眺めながら、瀧の上に出ることが出来る。岩盤上を滑るように蛇行して流れ落ちる水は、まさに身をくねらす竜のように見える。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm 
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
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8.日光金谷ホテル 竜頭の瀧を見物したあと、再び車を置いてある金谷ホテルまで戻った。金谷ホテルの敷地へ登っていくと、紅葉が陽を受けて美しかった。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
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9.湯瀧
再び車を走らせ、湯瀧を見に行った。ここはまだ紅葉が美しい。湯ノ湖から流れ出て、高さ60mの岸壁を一気に流れ落ちる。この先は湯川となって戦場ヶ原、中禅寺湖へと下っていく。このあと、湯ノ湖湖畔まで行って、引き返す。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm
  プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
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10.帰路、戦場ヶ原を撮っていこうと思い、三本松の駐車場に車を入れた。唐松の林が黄色くなって美しい。男体山もほぼ全体の姿を見ることが出来た。しかし、このあと、やや渋滞している中禅寺湖畔を走っていると、急に雲が出てきて、男体山も見えなくなった。これでは最後に予定していた半月山展望台へ上がっても何も見えないと思い、左折して帰路に着いた。

Nikon D300  NIKKOR 28-105mm 
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
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2008年10月15日

ツマグロヒョウモン6態

 このブログは「蝶の写真を中心に・・・」とうたったものの、ここのところ蝶の写真がない。理由はいい写真が撮れていないからである。6月以降、いろいろと忙しくて、北海道とか信州へ出かけられなかった。スロベニア、クロアチアで少しはチャンスがあるかと思ったがチャンスがありそうなところへ訪れたときは天候が悪かった。9月のはじめにタテハでも撮りたいと思い、高ボッチ高原へ日帰りででも出かけようと思ったが、これも天候が定まらないままチャンスを逸してしまった。横浜市内の舞岡公園へも出かけたが、今年は蝶が少ない。しかし、ツマグロヒョウモンだけは元気だった。
クリックすると大きな写真になります 1.春に生まれたツマグロヒョウモン
この写真は5月1日に、横浜市は相鉄線二俣川駅から15分くらいのところにある大池こども自然公園で撮った。昭和51年発刊の「原色日本蝶類図鑑」(川副昭人・若林守男 共著)には、この蝶の土着の北限は本州南西部であるとされていた。しかし、最近は関東地方でもその年に生まれた(成虫になった)この蝶を春から見ることが出来る。

Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4  1/300秒 )
081015_002.jpg 2.草原で日向ぼっこ
前の写真と同じ個体。この季節のツマグロヒョウモンは良くこういった草原に止まって日向ぼっこをしている。近づくと飛び立つが、また草の上に止まる。このブログのタイトルバックも春のツマグロヒョウモン♂だ。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 3.秋のツマグロヒョウモン♀
この蝶は春に第一化が発生した後、年に何回くらい世代を繰り返すのだろうか?地域や季節の気温によっても違うのだろうが、この写真を撮った横浜市舞岡公園では、一年中見ることが出来るので年3~4回は世代交代をしていると思う。10月2日に出会ったこの雌は今年最後の成虫だ。そして産卵し、その卵が幼虫か蛹まで育って年を越すのであろう。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ASA400 )
081015_004.jpg 4.羽化不全
羽化するときに翅が旨く伸び切らなかった個体。左前翅が縮れている。右前翅もおかしい。それでもこの雌も世代を引き継ぐ。10月2日 舞岡公園にて。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 5.吸蜜中の♂
久しぶりの秋晴れの日、元気いっぱいの雄である。私は雄の翅の表側が好きだ。春に生まれる蝶と秋に生まれる蝶で翅の模様や色が異なる種類も多いが、この蝶は変わりがない。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 6.もう1枚
前の写真と同じ個体である。裏面も紅色がとてもきれいだった。10月2日 横浜市戸塚区舞岡公園にて。

Nikon D300  Tokina 100mm 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 )

2008年10月 4日

夏の広島

 8月の7日から10日まで、広島で全日本大学対抗卓球選手権(インカレ)が開催された。母校卓球部の応援のため、7日の飛行機で広島へ向かった。宿泊先である広島サンルートホテルに着いたのは夕方5時ごろ。この日は母校の試合がないため学生(選手)たちもホテルにいるだろうと思ったら、翌日の対戦相手の試合を会場で観戦中らしい。マネージャーの携帯に電話したら、7時半ごろにホテルに戻り、それから夕食だと言う。折角だから彼らと夕食をともにしたいと思いその場所を探しがてら、夕方の広島平和記念公園のあたりを歩いてみた。
クリックすると大きな写真になります 1.平和記念公園
昨日8月6日に平和記念式典がここで行われた。アーチの向こうに原爆ドームを見るお定まりの構図であるが、人が少なかったので撮ってみた。夕方であり、コントラストがイマイチないがレタッチしないでおいた。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/100秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.元安川
昔は太田川といわれた本川から分岐した元安川。1945年8月6日には、多くの市民が被災し火傷に耐えかねてこの川にも飛び込んだと聞く。平和な日本に生まれ、育った若人が原爆ドームを望む川岸でギターを楽しむ。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/100秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.原爆ドーム
かっては産業奨励館という。1945年8月6日午前8時過ぎ、米軍のB29 エノラ・ゲイから原子爆弾が投下された。全滅した広島の中心地にあり、広島の平和記念碑として世界遺産に登録されている。私が住む横浜も米軍の原爆投下目標地にされていたときがあると聞く。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/125秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.路面電車
翌朝、ホテルを早めに出て、東区牛田の試合会場へ向かう前に、広島城でも見ようと思い、昨日と同じ元安川沿いに歩いていった。原爆ドームを越えると広い道に出るが、朝の通勤時間帯で路面電車が数珠繋ぎに運行されている。どの車両もそこそこ乗客がいる。新型車もあるが、多くは各都市で廃止された路面電車を引き取って使っているので、いろいろな車両があって楽しい。

Canon IXY900IS  プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/160秒 )
クリックすると大きな写真になります 5.広島市民球場
路面電車の走る通りを右手に進んでいくと広島市民球場の正面にでた。昭和32年にオープンしたが、今シーズン限りでなくなるとのこと。新広島市民球場は南区東駅町の元国鉄の貨物ヤード跡に建設中で、来シーズンから広島東洋カープのホームグランドとして使用される。

Canon IXY900IS  プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/800秒 )
クリックすると大きな写真になります 6.広島城
市民球場の先を左に進み、広島城を目指した。広島城は鯉城と呼ばれる。昭和33年に天守閣は改修されてる。右手に見えるのは平成6年に開業した広島で一番高い建物であるリーガロイヤルホテル。高さは150mという。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/200秒 )