2009年2月アーカイブ: Studio YAMAKO

2009年2月27日

上海旅行 (6) 朝の外灘とリニアモーターカー

 いよいよ最後の日となった。昼前には空港に向かわなければならないが、朝食前に朝の外灘へ行ってみることにした。朝の外灘は気持ちが良かった。日本人観光客、散歩するジモティー、太極拳をする人など、みんなさわやかな朝陽をあびている。9時半にホテルに戻り、遅い朝食をとった。空港までリニアモーターカーに乗るのが楽しみだ。
クリックすると大きな写真になります 1.朝の街
ホテルを出て、外灘へ向かう道々に、屋台の朝めし屋が出ていた。朝7時40分、これから働きに行く人たちが腹ごしらえをしている。白衣を着た夫婦らしき二人の屋台が繁盛していた。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F4 1/125秒 ASA900 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 2.朝陽を浴びる上海税関ビル
最初の日の夜のライトアップされたビルも良かったが、これもなかなかと思う。7時45分、まだ活動を始める前のビジネス街である。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 3.工事中の外灘
一方、反対方向を見ると、2010年の上海万博を控え、地下道の建設が急ピッチで行われていた。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm
  プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 4.朝の光
中山東一路を渡ってみると、黄浦江沿いは朝陽を浴びた川面と遊歩道が輝いていた。それは不思議な光だった。晴れているのだが、朝靄か、スモッグか、あるいは埃か、空気中の細かな粒子が太陽の光に反射している。でも、美しい情景である。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F16 1/1000秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 5.外灘遊歩道
太陽を背にする。黄浦江河岸の遊歩道が美しく続く。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 6.黄浦公園
北へ向かって遊歩道を歩いていくと、黄浦公園というところで出た。朝8時25分、浦東の東方明珠、上海ヒルズを背景に太極拳を演ずるグループがあった。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 7.通勤ラッシュ
そろそろホテルへ帰ろうと中山東一路を反対側にわたって、外灘の内側の路地へ入っていくと、おびただしい数のバイク、自転車が押し寄せてきた。朝8時50分、勤め先へ急ぐ人たちが信号にお構いなく邁進する。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 8.リニアモーターカー
中国語で「磁浮」という。英語表示は「Maglev」でリニアモーターカーとは言わない。遅めの朝食をとった後、ホテルに我々をピックアップしに来てくれた車に乗り、地下鉄2号線の龍陽路駅まで行った。リニアモーターカーはここから空港までの距離にして約30kmを7~8分で結ぶ。この日の乗客は少なかった。この写真は龍陽路駅のホームへ入ってくるところ。見た目はモノレールと変わらない。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります 9.時速300km
リニアモーターカーはすでに430kmの営業運転をしているが、この日は301kmが最高速度だった。乗り心地はきわめて良く、振動はほとんどない。そして、無事上海国際空港に着き、残った元でビールと水餃子を食べて時間をつぶし、14:00発のJALで帰国した。マイカーを成田に預けておいたので、運転して帰宅したが、日本の道路の舗装技術は良いなあと改めて感心した。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )

2009年2月25日

上海旅行 (5) 蘇州 山塘街と虎丘

 昼食の後、ガイドのお嬢さんはこれから虎丘に行って上海に帰るというので、運河を見たいと注文をつけたところ、山塘街というところに寄ってくれることになった。虎丘から、蘭莉園刺繍研究所に寄った後、高速道路を走り、夕方のラッシュを迎えた上海に戻って、この日の夕食は上海蟹を食べることにした。
クリックすると大きな写真になります 1.拙政園のキタテハ
前回、拙政園のところで今回の旅行で唯一の蝶の写真を載せ忘れてしまった。この蝶は越冬後のキタテハ秋型で、日本にいるキタテハとまったく同じである。背景を入れたいため、コンパクトデジカメをローアングルに構え、モニターを見ないで狙いをつけ、シャッターを切った。あまりよい写真は撮れなかった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 ) マクロ
クリックすると大きな写真になります 2.山塘街
山塘街から虎丘まで約4km続く蘇州らしい運河であるが、観光地化されている。虎丘まで遊覧船が通っている。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 3.虎丘
越王との戦いに敗れた呉王闔閭が葬られた小高い丘。奥に見える丘の上に建つ雲厳寺塔は961年創建の蘇州最古の塔で地盤沈下により3.5度傾いていて、東洋の斜塔と言われる。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 4.虎丘 傾く雲厳寺塔
この位置から見ると傾いているのがよくわかる。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 5.蘭莉園刺繍研究所
虎丘を巡ったあと、ガイドさんに蘭莉園刺繍研究所というところに連れて行かれた。見せてくれた刺繍はなかなか見事なものであった。大きなものは何百万円もする。お土産品は3,000円くらいからあるが仕事が雑である。係りの人が日本語で説明をしてくれたが、押し売りはなかった。蝶の刺繍があったので写真を撮らせてもらった。上の写真が全体像で、下はその部分である。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm
  プログラムオートで撮影
  ( 上の写真 F4.2 1/80秒 ASA1600 下の写真 F4.2 1/125秒 ASA1600 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 6.上海蟹
一旦上海のホテルに戻り、夕食は近くの成隆行蟹王府というところで上海蟹を食べた。ガイドブックにも載っているところなので日本人客も多い。味は淡白であったが、蟹味噌は旨かった。価格もまあまあ。これは茹でる前に見せてくれた蟹である。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/6秒 )
クリックすると大きな写真になります 7.茹でられた上海蟹
25分ほどして、茹で上げられた蟹が届けられた。見せてくれたあと、胸肉と味噌、そして脚とにきれいにさばいて食べやすいようにしてくれた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/10秒 )

2009年2月23日

上海旅行(4) 蘇州 拙政園と寒山寺

 1日は蘇州へ行こうと計画していた。行きの飛行機の中でキャビンアテンダントさんから、上海から鉄道に乗っていっても40分くらいだが、蘇州の駅に着くと白タクの客引きがうるさいし、名所から名所が離れていて、なれないと苦労しますよとの忠告を受けた。そこで、昨夜の食事のときに旅行社の人に頼み、マイクロバスでの1日ツアーで行くことにした。食事つきで一人750元、1万円ちょっとである。今日はD300をぶら下げていく。蘇州の街までは高速道路が完備していた。
クリックすると大きな写真になります 1.拙政園
蘇州観光はやはり庭園と運河沿いの散策である。まず、世界遺産である拙政園へ案内してくれた。中国随一といわれる江南の名園と言われ、蘇州四大名園の中でも最大の庭園である。16世紀初頭に造られた。一説には賄賂で造られたとのうわさもあって、皮肉を込めて、拙き者が政治を行うという意から拙政園と呼ばれるようになったという。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm
  プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準  
クリックすると大きな写真になります 2.拙政園 十八曼陀羅花館
庭園の中にはいくつもの美しい建物があるが、この十八曼陀羅花館は、青いガラスが使われていて、そのガラスを透した陽の光が床を美しく染めていた。D300は、こういう難しい光でも見られる写真にしてくれる。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/125秒 ASA560 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 3.拙政園付近の運河
拙政園のわきの東北街に沿った名もない運河と思う。洗濯物が干してあって、生活の匂いが漂う。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 4.寒山寺の鐘楼
寒山寺は中心部から車で20分ほど離れたところにある禅寺。500年初頭の創建で当初は妙利普妙塔院といわれたが、600年代に寒山と拾得という2人の僧が住職となったのを境に寒山寺と改名された。1860年に再建され現在の形になった。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 5.寒山寺 境内
境内のあちらこちらに結ばれている紅いリボンは、おみくじのようなものである。旧正月(春節)を祝う提灯の飾りが彩を添える。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 ) 
アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 6.寒山寺 寒山拾得
どちらが寒山で、どちらが拾得かは、説明を聞いたが忘れてしまった。寒山は文殊菩薩、拾得は普賢菩薩の再来と呼ばれることがあり 彼らの生き方に憧れる禅僧や文人によって格好の画題とされてきた。寒山、拾得ともに有髪の人物として描かれている。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F4.2 1/60秒 ASA1600 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 7.寒山寺鐘楼から
寒山寺の鐘楼は昇れるようになっている。急な階段をこわごわ上ってみると、周囲の景色が眺められた。古い町並みの向こうに新興住宅や建設中のマンション群が見える。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
  アクティブD-ライティング標準
クリックすると大きな写真になります 8.日本領事館旧址
寒山寺を巡った後、昼食になり、旅行社の人が蘇州料理のレストランに案内してくれたが、そのすぐそばに、旧日本領事館のレンガ造りの建物があった。いつ頃建てられたものかはわからないが、昭和10年代であろうか。
Nikon D300  NIKKOR 18-200mm 
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 ) 
アクティブD-ライティング標準

2009年2月20日

上海旅行(3) 浦東夜景

 市内歩きにやや疲れた2日目の夜は、旅行社の案内で、少し西に離れたところにある四川料理店へ行った。四川料理といえば辛い火鍋と麻婆豆腐。辛い。日本で食べるそれよりはるかに辛い。食後は、旅行社の車で外灘の外灘観光隧道の入り口まで送ってもらった。
クリックすると大きな写真になります 1.外灘観光隧道
外灘から黄浦江の下をくぐって、対岸の浦東への観光トンネルである。ロープウェイのような籠に載る。空いていたので一番前に陣取って写真を撮った。おおよそ650mの間、数パターンのイルミネーションがトンネル内に点灯する。がたがた揺れる籠の中で1秒の露光。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.東方明珠塔
浦東側へ渡ると近未来的な建物がそびえる。その中で最も高いのがこの東方明珠塔で高さ468mのテレビ塔である。263mのところに展望台があるが、ここはパスして、金茂大厦88層観光庁の高さ340m、88階建てのビルへ行ってみることにする。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/4秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.金茂大厦ビルと上海ヒルズ(森ビル)
時間は夜の8時10分過ぎ。左側が金茂大厦ビルで右側が2008年8月末にオープンした森ビル、通称上海ヒルズで正式な名前を上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center)という。金茂大厦ビルに入り、87階のホテル グランド ハイアットのバーに入った。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/5秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.吹き抜け
87階へ上がる途中、85階でエレベーターを乗り換えた。ここまで客室がある。その吹き抜けから下を見下ろしたのがこの写真。下に57階?にあるロビーが見える。高所恐怖症の人はすくんでしまう。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/4秒 )
090220_005.jpg 5.浦東から外灘の夜景
ホテル グランド ハイアット 87階のバーからは対岸の外灘が一望できた。今日は春節の最後の日で、下のほうで花火も上がっている。大気汚染なのか、靄なのか、かすんで見える。マンハッタンを1杯呑んで、上海ヒルズにも寄ってみた。帰りはタクシーでトンネルを通ってホテルまで戻ったが、料金は外灘観光隧道よりはるかに安い。そういえば、この日北京郊外で、春節の花火が原因でオリエンタルホテルの火災があった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1.7秒 )


2009年2月19日

上海旅行(2) 上海市内を歩く

 2月9日、この日はガイドブックを頼りに上海市内を歩いてみることにする。移動は徒歩と地下鉄とタクシー。上海のタクシーはとても安い。初乗り3kmまでが11元(おおよそ160円)、その後1Kmごとに2元加算になっている。
クリックすると大きな写真になります 1.南京東路
地下鉄の駅で南京東路から人民広場の間、およそ5.5kmが歩行者天国の南京歩行街になっている。外灘のホテルを出て、徒歩で昨夜地下鉄に乗った南京東路まで行く。そこから歩行者天国が始まるが、月曜日の午前中なので、人も少なく快適であった。途中、広場になっているところでは丑年春節の飾り付けがされ、太極拳を楽しむ人たちがいた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/50秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.南京東路の遊覧車(電気自動車)
歩行者天国の両側には、上海料理からファーストフード店まで、そして、百貨店、食品専門店、漢方薬専門店が軒を連ねている。車を気にせず歩いて楽しめた。夜はネオンきらめく歩行者天国になる。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.路地
歩行者天国の路地には、古い路面電車を据え置いたクラシックな感じのレストランもあった。メニューも英語で書かれていて、なにか中国ではないような気がする。

Canon IXY 900IS プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/10秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.新天地
人民広場から黄陂南路まで、地下鉄1号線に一駅乗り、新天地へ行った。ここは観光客向けに新に開発された場所で、ショップやしゃれたレストランひしめいている。旅行者には接しやすいエリアだ。堯陽茶館というところでお茶を飲んだ。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/20秒 )
クリックすると大きな写真になります 5.中国共産党の建物
淮海中路にある滄浪亭という蘇州麺の店で昼食にしようと、重慶南路を歩いていると立派な中国共産党の建物があった。正面から写真を撮りたかったが、門には衛兵のような制服を着た守衛が立っていて、咎められそうなので断念。重慶南路を渡る歩道橋から撮ったのがこの写真。

Canon IXY 900IS プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/125秒 )
クリックすると大きな写真になります 6.淮海中路
デパートやファッションの店がならぶショッピングエリアである。昨年、銀座出店で話題となった H&M の店もあった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 )
クリックすると大きな写真になります 7.田子坊
淮海中路の滄浪亭で昼食をとった後、淮海中路を歩き、クラシックなホテルを見てみようと、歴史的建造物になっているホテルオークラの花園飯店(ガーデンホテル上海)へ行ってみた。なかなか重厚なロビーで落ち着きがある。トイレを拝借して、そこから、タクシーに乗り、少し南に位置する田子坊というところへ行った。ここは画廊や写真家の店が多く、芸術の街というところか。軒先に下着が干してある。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 )

2009年2月17日

上海旅行(1) 豫園・夜の外灘・老年爵士楽団

 2009年2月8日から11日まで3泊4日の上海旅行を楽しんだ。上海は戸籍人口1400万人弱だが、実際には1800万人の人々が居住している経済規模では中国第一の都市である。来年には万博を控え、上海国際空港からホテルのある外灘(バンド)界隈までいたるところ道路工事が行われていた。新しいビルが立ち並び発展を続ける一方で昔の風情を残す街である。 なお、記述では地球の歩き方「上海 杭州・蘇州」を参考にさせていただいた。
クリックすると大きな写真になります 1.出発
2月8日 9時45分発のJL791便上海行はとても空いていた。これで大丈夫かと日本航空に同情した。お陰でキャビンアテンダントからいろいろと上海の話を聞くことが出来た。富士山がきれいに見え、席を動いて撮ることが出来た。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4.1 1/1000秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.豫園商城 中心広場
時差が1時間あり、時計の針を1時間戻した12時半ごろ上海浦東国際空港に到着し、車で中心地である外灘へ向かった。ホテルにチェックインしたのが午後2時少し前だった。4日間しかないので有効に時間を使おうと、さっそく徒歩圏内にある豫園へ向かった。街は道路工事中で埃っぽい。日曜日なので人が多く歩きにくい。ここは豫園商城中心広場へ向かうところ。南翔饅頭店で小籠包も食べてみたかったが、人が多くて断念。それに臭豆腐の匂いに辟易した。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/200秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.豫園商城 湖心亭
伝統的な江南様式の楼閣で中は伝統茶館になっている。大変な人出である。 この後、入園料30元/人を払って豫園のなかに入った。伝統的中国式庭園である豫園は1559年に着工されている。そこはぐんと人が少なくなり、ゆっくりと見ることが出来た。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.上海老街
豫園商城の南側を東西に走る方浜中路をいう。小さな小物屋などが並び、タイムスリップしたかのような町並みだった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/50秒 )
クリックすると大きな写真になります 5.外難から浦東エリアを望む
豫園から一旦ホテルに戻り小休止した後、夕食のため外灘へ出た。食事を終えた後、外灘の黄浦江(川)沿いの遊歩道に行った。黄浦江対岸の浦東エリアは上海の中でも新しく開発されたところで、高層ビルが林立する。一番左の高い塔は東方明珠塔という。遊歩道の手すりにカメラを固定して撮った。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/3.3秒 )
クリックすると大きな写真になります 6.外灘の欧風建築物
外灘の中山東一路沿いに立ち並ぶ20世紀初頭前後に建造された欧風建築物は、夜7時ごろになるとライトアップされる。時計塔のあるビルは1857年に江海関として竣工され、現在は上海税関(海関)として使用されている。その手前の大きなビルは旧香港上海銀行で、現在は上海浦東発展銀行。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/8秒 )
クリックすると大きな写真になります 7.地下鉄 南京東路駅
外灘で夜景を撮ったあと、今回の旅行で楽しみの一つにしていた「老年爵士楽団」(Old Jazz Band)の演奏を聞こうということになった。従来、外灘の傍の和平飯店で演奏していたが、その和平飯店が工事中のため、華亭賓館というホテルで演奏しているという。外灘からその和平飯店の前を通って、地下鉄の南京東路駅にたどり着き、そこから、華亭賓館がある上海体育館前に地下鉄で向かった。写真の右端に写っている若い男性が日本語で話しかけてきた。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/15秒 )
クリックすると大きな写真になります 8.老年爵士楽団
夜9時を少し回って華亭賓館にたどり着いた。小一時間、私はマンハッタンを片手に古い、懐かしい曲の演奏を聴いた。場所が変わったためか客は少ない。それほど広くないホールに私たちともう1組の二人連れしか居なかった。流石に演奏中の写真は撮りづらく、こんな写真でお茶を濁してしまった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 )

2009年2月 6日

南の島 Guam (2)

 第3日は2回目のゴルフをマンギラオ ゴルフ クラブ で楽しんだ。美しいコースだが、この日は風が強い。アウトはまあまあ頑張ったが、スルーでまわるインは疲れてしまった。この日が最後の夜となるが、同行した先輩2人が「横綱」という店ですき焼きをご馳走してくれた。とても旨かった。
6.海沿いに広がるコース
ここはキャディーマスター室の辺り。眼下にこれからまわるMangilao Golf Clubの美しいコースが広がる。ブーゲンビリアも美しい。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F7.1  1/200秒 )
クリックすると大きな写真になります
7.アウトの1番
昨日は雲があって時折シャワーもあったが、今日はご覧の通りの晴天である。暑い。日焼け止めを塗りたくった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります
8.クロマダラソテツシジミ
ここはクラブハウス前の車寄せの花壇。昨年もこの場所でこの蝶を撮った。この蝶はもともと日本にはいないが、最近は大阪城のソテツの樹で発生していると聞く。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 焦点距離 7.3mm )
クリックすると大きな写真になります
9.クロマダラソテツシジミ開翅
だいぶ傷んだ個体だが翅を開いてくれた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 焦点距離 7.3mm )
クリックすると大きな写真になります
10.「横綱」
はじめに記したように太っ腹の先輩2人にすき焼きを振舞っていただいた「横綱」。経営者は日本人のようだが働いている人たちはフィリピンの人が多い。陽気で楽しい。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8  1/10秒 )
クリックすると大きな写真になります
11.虹
Guamではほとんど毎朝のように虹が出る。最終日の朝もきれいな虹が出た。午前中はDFS免税店に行ったりして時間をつぶし、午後2時に空港に向かった。JALは満席だった。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F4  1/320秒 )
クリックすると大きな写真になります

2009年2月 4日

南の島 Guam (1)

 ここ数年、学生時代の友人が勤務する企業の関連施設に安く泊まれることから、毎年この時期に、同期および前後の先輩後輩と10名ほどでGuam島にゴルフに出かけている。平均年齢が67~68才であるがゆえ、Silver Tourと名づけられている。今回は1/28-31の3泊4日であった。
1.Onward Talofofo Golf Club
1月28日午前10時に成田を出発して、Guamには3時間半のフライト、時差が1時間あり、現地時間の午後2時半にGuam Intarnational Airportに到着した。暑い。この日は、さっそくホテルのレストランで第1回目の宴会が始まる。ゴルフは翌日から2日間行うが、第1日目はTalofofo Golf Clubでプレーした。私は100を切るのがやっとだったが、中には80そこそこで上がってきた仲間もいた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 )
クリックすると大きな写真になります
2.シロオビアゲハとハイビスカス
コースにはハイビスカスが多く咲いている。どこででもと言うわけではないが、そのハイビスカスにシロオビアゲハが吸蜜にきている。この写真はデジタル一眼の100mm macroで撮り、バックにボケがあったらいいなと思うが、残念ながらコンデジしか携帯していない。蝶の写真はすべて広角側、最短焦点距離(7.3mm)近くで撮った。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 焦点距離 7.3mm )
クリックすると大きな写真になります
3.ウラナミシジミ
このチョウは日本で秋になると多く見られるのと同じウラナミシジミである。Canon PowerShot A640 はバリアングル モニター(可動モニター)が付いているので、ローアングルから撮りやすい。空が入ると広がりが出る。プレイを終え、ゴルフ場前で帰りのバスを待つ間に撮った。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 焦点距離 7.3mm )
クリックすると大きな写真になります
4.マルバネルリマダラ
この蝶はこれまでもGuamに来るたびに撮っていたが、開翅してくれることがなかった。今回やっと美しい紫色の翅を開き見せてくれた。しかし、その美しい紫色がいまひとつ出ない。フラッシュを使えば良いのだろうが、蝶との距離は15cm程度であり、ディフューザーが必要である。ティッシュペーパーをディフューザー代わりに使うということは知識としてはあるが、ここではティッシュペーパーもなかった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 焦点距離 8.4mm )
クリックすると大きな写真になります
5.タモン湾の月と星
夕食はホテル日航グァムまで出かけ、中華料理を食べた。現地時間の午後7時ちょっと前、空にまだ少し明るさが残るころ、タモン湾に月と星がきれいだった。ほぼ1秒という遅いシャッタースピードとなったのでちょっと手ぶれしている。ご容赦。

Canon IXY 900IS
プログラムオートで撮影 ( F2.8  1/1.3秒 )
クリックすると大きな写真になります