2009年4月アーカイブ: Studio YAMAKO

2009年4月26日

再び舞岡公園へ

 4月16日にはいろいろな蝶に会えたので、気を良くして、4月22日に再び舞岡公園に出かけてみた。この日は NIKKOR 18-200mm に Kenko の CLOSE-UPレンズ No.1 を付けた D300 持って出た。これは旅行でレンズ1本(18-200mm)で済まし、蝶が現れたときに、 CLOSE-UPレンズをアタッチして撮ることのテストをして見たかったからである。結果は蝶に、より近くまで寄ることが出来、ボケもきれいだった。ただし、CLOSE-UPレンズを付けたままでは遠くにピントを合わすことが出来ないので、やはりマクロレンズのほうが使いやすい。
ヒメウラナミジャノメ:クリックすると大きな写真になります 1.ヒメウラナミジャノメ
地味な蝶である。日本全国どこにでもいるし、春から秋まで、年3~4回世代を繰り返し、いつでも見られる。しかし、翅を開いたときの蛇の目模様は可愛らしい。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
コチャバネセセリ::クリックすると大きな写真になります 2.コチャバネセセリ
この蝶も春4月に第1化が発生する。熱心にハルジオンで吸密する。

Nikon D300   NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
コチャバネセセリ翅表:クリックすると大きな写真になります 3.コチャバネセセリ翅表
翅を開いたところを見ると、広げられた後翅が主翼で、立った前翅が尾翼のジェット機のような姿である。実際、飛翔スピードは、弾丸のように速い。18-200mmの80mmくらいのところで撮っているが、多少トリミングしているものの CLOSE-UPレンズ装着により大きく写る。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
コジャノメ:クリックすると大きな写真になります 4.コジャノメ
木々の茂ったところに多く、あまり人前に姿を現さない。バックライトが当たりきれいだった。良く似た蝶にヒメジャノメがいるが、ヒメジャノメより見る機会は少ない。D-ライティングが効果的で翅の模様が見える。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準
春の定番 ベニヒカゲ:クリックすると大きな写真になります 5.春の定番 ベニヒカゲ
この蝶も年5~6回発生を繰り返す。夏に発生するものは橙色の部分が黒ずむ。この春型のほうが美しい。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
ツバメシジミ:クリックすると大きな写真になります 6.ツバメシジミ
雄の翅表がブルーに輝くシジミチョウのなかで、都会でも見られるのは、ルリシジミ、ヤマトシジミとこのツバメシジミであるが、前2種に比べ個体数は少ない。終齢幼虫で冬を越し、4月に第1化が発生する。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
コミスジ:クリックすると大きな写真になります 7.コミスジ
駐車場へ戻る途中の道端に新鮮なコミスジが現れた。D300のライブビュー撮影は、モニターが動かず使いづらい上、まだ練習不足であり、急ぐときは間に合わない。従って、地面に止まられると上から撮るしか仕方なく、こんな愛想のない写真になってしまう。

Nikon D300  NIKKOR 18-200mm + Kenko CLOSE-UP No.1
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
  アクティブD-ライティング標準
コンデジで撮ったコミスジ:クリックすると大きな写真になります 8.コンデジで撮ったコミスジ
同じ個体を、ポケットに入れておいた可動式モニター付きのコンデジでローアングルで撮った。もっと左側によって、道の奥行きを出せると良かったが、7.の写真よりは良さそうだ。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 )

2009年4月24日

舞岡公園

 2009年4月16日 新規購入した Nikon P90 だけをぶら下げて舞岡公園へ行ってみた。良い天気で、気温も上がり、蝶の数も増えている。この日は舞岡公園の今まで歩いていた範囲を少し広げて、市営地下鉄の舞岡駅方面につながる「舞岡ふるさとの道」を歩いてみたら、思わぬ収穫があった。
古民家の鯉のぼり:クリックすると大きな写真になります 1.古民家の鯉のぼり
舞岡公園の中ほどに谷戸が広がり、田んぼがあって、これからしばらくすると田植え教室が始まり、泥まみれになった子供たちと母親が元気にはしゃぐ姿を見るようになる。谷戸の脇には古民家があって、ここでは、シルバー世代がスケッチを楽しんでいる。古民家の庭には鯉のぼりが立てられていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/310秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♂:クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ♂
先日、都立小山田緑地へ行ったときに撮れなかったツマキチョウを撮るのが、この日の目的だった。モンシロチョウに混じって飛んでいるが、チラチラした飛び方なので区別できる。しかしなかなか止まってくれない。やっと1枚撮れたのがこの写真

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ:クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
春の蝶の定番であるが、夏のベニシジミに比べオレンジ色の部分が広く鮮やかで美しい。P90の広角側4.6mmのマクロで撮ったが、草原の広がりが表現できた。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/180秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
クロコノマチョウ:クリックすると大きな写真になります 4.クロコノマチョウ
これが本日の思わぬ収穫。舞岡公園にいるとは聞いていたが、見るのも撮るのもはじめてであった。今まで舞岡公園に来ても歩いていなかった「舞岡ふるさとのみち」を歩いていたら、バサッという音がして、黒いものが飛び、近くの葉上に止まった。クロコノマチョウ秋型の越冬蝶である。蝶までの距離は2mほどある。P90の望遠側を活用した。ただ、ちょっと暗いので、ピントが合いにくく苦労した。少し手ぶれしている。ASAは自動的にASA400に上がっていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/70秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トラフシジミ春型:クリックすると大きな写真になります 5.トラフシジミ春型
羽化したばかりの美しいトラフシジミがラッキーにも目の前に止まってくれた。この蝶も個体数が少なくめったに会えない。止まってもすぐ活発に飛び立ってしまい、じっくりとることは出来なかった。夏型に比べ、トラフ=虎斑の由縁である白い帯が鮮やかである。このときばかりはマクロレンズをつけたD300を持ってきていれば良かったと思った。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/110秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段

2009年4月21日

都立小山田緑地

 以前からどんなところだろうかと気になっていた小山田緑地に行ってみた。ここは東京都の町田市と多摩市に接する都立の広大な緑地公園である。本園と梅木窪分園、大久保分園、山中分園があり、ゴルフ場(東京国際ゴルフ倶楽部)を取り囲んでいる。自宅から国道16号線を行き、JR横浜線の古淵の辺りから右に入って行ったが、1時間で迷いながらも本園の駐車場に着いた。
小山田緑地案内板:クリックすると大きな写真になります 1.小山田緑地案内板
私はどこかに出かけたとき、記録のために案内板があれば、写真に撮っておくことにしている。これは着いた駐車場がある本園北口にあった案内板で、ここから歩き始めた。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/215秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
みはらし広場:クリックすると大きな写真になります 2.みはらし広場
本園北口からなだらかな坂を進んで行くと見晴らしのよい広場に出た。桜はもう遅いが、小山田団地方面の眺めが良い。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/350秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
オオムラサキ自生地:クリックすると大きな写真になります 3.オオムラサキ自生地
こんな看板が立っていた。都内ではほとんど見ることが出来ないオオムラサキを保護してくださることは、ありがたいことである。6月~7月、成虫が飛ぶのを見てみたい。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
散策路:クリックすると大きな写真になります 4.散策路
散策路は林の中を通ったり、運動公園の脇を抜けたり、このような畑の脇を通ったりして変化がある。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
竹林:クリックすると大きな写真になります 5.竹林
調整池の方へ降りていくと、美しい竹林があった。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/60秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ミヤマセセリ:クリックすると大きな写真になります 6.ミヤマセセリ
ようやくミヤマセセリの写真が撮れた。美しい♀である。ただ、このカメラはマクロでピントを合わせるのが難しい。何枚か撮影したが、ピントが奥に外れることが多かった。ただし、広角側で撮ると被写界深度は深いので、あまり細かく眼にピントを合わせようとせず、翅全体にフォーカスエリアを当てると良いようだ。

Nikon COOLPIX P90
絞り優先オートで撮影 ( F5 1/110秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
梅木窪分園 つり橋:クリックすると大きな写真になります 7.梅木窪分園 つり橋
一旦、北口の駐車場まで戻り、梅木窪分園の方へ行ってみた。つり橋があり、渡り切ると高台の展望所があって、谷戸越しにゴルフ場が見える。きょうは、狙っていたツマキチョウは1頭も見ることが出来なかった。6月の平地産ゼフィルスのシーズンにまた訪れてみたい。

Nikon COOLPIX P90
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/80秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段


2009年4月15日

箱根・伊豆 桜めぐり(2)

 3日目も好天に恵まれた。西伊豆松崎の桜が見ごろというので、戸田から松崎へ下る。松崎の桜を堪能した後、再び戸田へ戻り、戸田に来るといつも寄る「丸吉食堂」で駿河湾で取れた新鮮な魚貝を賞味した。ドライバーは一杯飲めないのが残念。カサゴのお造りと、アイナメの煮つけが旨かった。腹ごしらえも出来、富士山が見える海岸沿いを大瀬岬から沼津へ出て、東名高速を順調に走り帰ってきた。
1.戸田 宝泉寺のしだれ桜
昨夜のナイトツアーで、ここ宝泉寺のしだれ桜のライトアップを見た。なかなか立派な桜なので、昼間に見てみたようということになり、立ち寄った。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/290秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
戸田 宝泉寺のしだれ桜:クリックすると大きな写真になります
2.戸田港から見る富士山
今朝はこの3日間の中で、一番富士山がきれいに見えた。松崎へ向かう前に戸田港から見える富士山を撮った。今回は桜の旅なので桜も入れて。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F8 1/330秒 ASA64 ) 露出補正 -1.0段
Capture NX で部分的にコントラストと彩度を補正
戸田港から見る富士山:クリックすると大きな写真になります
3.松崎の桜(1)
確かに松崎の桜は見事だった。堂ヶ島の方から国道136号線を松崎の町に入ってくると、なまこ壁を模した宮の前橋がある。そこを左に曲がると下田への近道である松崎街道で道路に沿って那賀川の桜並木がある。桜並木は那賀川の両側に延々と続く。菜の花もきれいだ。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
松崎の桜(1):クリックすると大きな写真になります
4.松崎の桜(2)
まだまだ若い木も多いが、立派な枝振りの桜もある。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
松崎の桜(2):クリックすると大きな写真になります
5.花畑
松崎街道を下田に向かって左側、松崎町那賀地区中耕地、要するに広い田んぼに6種類のワイルドフラワーの種が蒔かれていて、この時期いっせいに開花する。6種類の花というのは・アフリカキンセンカ・るりからくさ(ネモフィラメンジェンシー) ・姫金魚草 ・つましろひなぎく(ツマシロヒナギク) ・矢車草 ・ひなげし(ポピー)。その広大さに驚いた。ゴールデン・ウィークに花摘みがされ、再び田んぼに戻り、耕作される。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1,000秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
花畑:クリックすると大きな写真になります
6.煌きの丘からの富士山
戸田から大瀬岬へ向かう途中、昨夜のナイトツアーで夜景を見に来た「出逢い岬」という展望台がある。そこからも富士山がきれいだった。さらに大瀬崎の方へ進んだ「煌きの丘」という展望台から眺めた富士がこの写真である。時間は午後3時半。駿河湾に浮かぶように見える富士山は美しかった。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/350秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
Capture NX で部分的にコントラストと彩度を強調
煌きの丘からの富士山:クリックすると大きな写真になります


2009年4月14日

箱根・伊豆 桜めぐり(1)

 4月6日~8日、高齢者4人で桜と富士山を愛でるのを目的に、箱根・伊豆へドライブに出かけた。
コースは、第1日が東名高速→小田原厚木道路→箱根湯元→箱根恩賜公園→伊豆スカイライン→伊東(泊)、
第2日が→城ヶ崎→大室山→一碧湖→修善寺→西伊豆スカイライン→土肥→戸田(泊)、
そして3日目は→松崎→戸田→沼津→東名高速とたどったが、3日間とも好天に恵まれ、暖かく、春を満喫できた。

1.箱根湯本 湯本橋
10時に同行者を田町でピックアップして、首都高速から東名へ。途中、海老名サービスエリアで休憩して、厚木から小田原、箱根湯本に向かった。湯本に着いたのは12時前、箱根湯本の駅から国道1号を箱根方面へ少し行って、左に曲がり温泉場の入り口である湯本橋を渡る。橋を渡った左側の「はつ花」という蕎麦屋で昼にした。「はつ花」の窓から眺める桜も満開だった。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
箱根湯本 湯本橋:クリックすると大きな写真になります
2.箱根湯本の桜
箱根湯本の桜は満開だった。桜もいろいろと種類があるようだが、良くわからない。陽光を浴びて輝く花びらが美しい。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/340秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
箱根湯本の桜:クリックすると大きな写真になります
3.伊豆高原桜並木
箱根湯本のあと、箱根恩賜公園へ行った。芦ノ湖と富士山が一望できるロケーションだが、残念ながら春霞のためか、富士山がはっきり見えなかった。桜の木は少ないが、馬酔木(アセビ)が多く、可憐な花をつけていた。第1日目は、行く道々桜を見ながらドライブをし、伊東に泊まった。この写真は2日目に行った伊豆高原の桜並木。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/220秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
伊豆高原桜並木:クリックすると大きな写真になります
4.大室山
伊豆高原に大室山と言うお椀を伏せたような、海抜580mのなだらかな山があり、リフトで頂上まで登れる。その西側の麓に「桜の里」という各種の桜が植えられた公園がある。この写真の背景が大室山。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/320秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
大室山:クリックすると大きな写真になります
5.大室山の子供たち
中近東のご家族が来ていて、「桜の里」で子供たちの写真を撮っていた。とても可愛らしく、実はもう一人末っ子に女の子がいて、6人兄弟がとても幸せそうで、観光客が微笑みながら見守っていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/230秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
大室山の子供たち:クリックすると大きな写真になります
6.一碧湖
伊豆の瞳といわれる周囲4km、火口湖の一碧湖はとても静かだった。中学生だったか、もう高校生になっていたか忘れてしまったが、小学校のクラス会でここを訪れ、ボートを漕いだことを思い出す。当時はもっとにぎやかだったように思う。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/340秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
一碧湖:クリックすると大きな写真になります
7.一碧湖の台湾リス
リスが桜の木にいた。リスは珍しいと思ったが、これは台湾リスだそうで、一休みした店の奥さんは、増えすぎて困っていると言う。桜の花を食べている。P90の最望遠側(35mm版換算 620mm)で撮った。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/180秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
一碧湖の台湾リス:クリックすると大きな写真になります
8.戸田 大川端の夜桜
2日目の夜は西伊豆の戸田に泊まった。観光協会のサービスで各旅館からマイクロバスが出て、夜桜見物や海岸で海ほたるの見物をさせてくれる。ここは戸田港へ流れる大川端の桜をライトアップして、"名所"に仕立ててある。ちょっと寂しい夜桜だった。月がきれいだった。ASAはオートで480になっていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 ASA480 ) 内蔵フラッシュ使用
露出補正 -0.3段
戸田 大川端の夜桜:クリックすると大きな写真になります

2009年4月 5日

ギフチョウ

 3月20日ごろ、一旦気温が上がり、ギフチョウが飛び出したとのニュースも届いたのだが、その後はまた、寒い日が続いていた。天気予報で4月3日は快晴で、気温も17℃くらいまで上がるというので、期待していたところ、当日、その通りになり、D300 と新しく買い求めた COOLPIX P90 を携えて、神奈川県は相模湖の少し先のギフチョウ保護地域へ行った。
津久井湖の桜と菜の花:クリックすると大きな写真になります 1.津久井湖の桜と菜の花
途中、津久井湖畔の公園に寄った。ここで新しく購入した COOLPIX P90 で桜と菜の花を撮ってみた。この P90 というデジカメは新しい機能がいっぱいで、ついつい誘惑に負けて買ってしまった。試しにチルト式の液晶モニターを使ってローアングルで、広角側(4.6mm、35mm版換算26mm)にし、手前に菜の花、バックに桜を撮ってみた。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/400秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
桜にギフチョウ:クリックすると大きな写真になります 2.桜にギフチョウ
ギフチョウ棲息地についてしばらくすると気温も上がってきて、ちらほらとギフチョウが飛び出した。そのうち1頭が低木の桜に吸蜜にきた。5、6人は居られたであろうか同好のカメラマンがその桜の周囲を取り囲んで撮影する。たまたまスタンバイしていた P90 で撮った。28.8mm(35mm版換算で160mmほど)の距離だった。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/230秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ギフチョウの裏面:クリックすると大きな写真になります 3.ギフチョウの裏面
あまり撮ったことのないギフチョウの翅の裏側をとることが出来た。2.の写真と同じ個体である。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
パスト(past)連写 4.パスト(past)連写
P90 を買った一つの理由にパスト連写機能がある。もともと12Mある画像サイズは3Mになるが、1秒間に10駒以上撮影が出来る。パスト連写というのは、シャッターボタンを半押しにすると記録を始め、シャッター全押しにする前の最大10駒まで記録できる機能である。もちろんシャッター全押した後は毎秒10駒以上で連写を続ける。このシーンは全部で38駒撮れていた。この機能で蝶が飛んでいる瞬間を撮りやすくなった。その中から3枚を抜き出したのがこれ。ASAは自動的に640以上になるので画質はイマイチか。旨く撮れるように練習したい。

COOLPIX 90
スポーツ連写で撮影 ( F8 1/730秒 ASA640 ) トリミング 
コツバメ:クリックすると大きな写真になります 5.コツバメ
春一番、ギフチョウと同じ頃に飛び出すコツバメ。いつもは地面に止まっているところしか撮らせてくれないが、菜の花に止まってくれた。マクロレンズでの蝶の写真は通常、絞り優先F5.6で撮るが、この日はプログラムオートに設定したままで撮影を続けてしまった。反省。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
プログラムオートで撮影  ( F14 1/800秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
  アクティブD-ライティング標準
スミレとギフチョウ:クリックすると大きな写真になります 6.スミレとギフチョウ
午前11時半、小さなスミレの花を訪れたギフチョウを撮ることが出来た。花での滞在時間はとても短く、どう撮るかなど考えていられない。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
  アクティブD-ライティング標準
桜とギフチョウ:クリックすると大きな写真になります 7.桜とギフチョウ
正午近くになると気温も上がり、ギフチョウは活発に飛び、花を訪れる。小さな桜の木の下に体を入れ、仰角でギフチョウを捉えることが出来た。

Nikon D300  Tokina 100mm macro
  プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 
アクティブD-ライティング標準
民家庭先のギフチョウ:クリックすると大きな写真になります 8.民家庭先のギフチョウ
相変わらず、カメラを持ったギフチョウ愛好家の数は多い。そろそろ潮時かなと思い、ここへ来たときは車を置かせていただくお宅の庭先に戻ってくると、ここでもギフチョウが花を訪ねている。後翅が美しい。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
  アクティブD-ライティング標準
越冬明けのルリタテハ:クリックすると大きな写真になります 9.越冬明けのルリタテハ
ギフチョウ棲息地を後にし、相模湖から国道20号線に出て大垂水峠を越え、高尾山の反対側の木下沢に行った。木下沢林道をしばらく歩いてみるが、越冬後のテングチョウがいるくらいだった。テリトリーを張るルリタテハが、道端の石で日光浴をしていた。

Nikon D300  Tokina 100mm macro 
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
   アクティブD-ライティング標準