11月2日は、標高804m、アルプスにも近いドイツバイエルン地方のフュッセンに泊まった。翌3日、朝7時半ホテルを出発し、牧草地の中に建つヴィース教会に8時少し前に着いた。外観はシンプルだが、中はなかなか豪華である。ここの見学を終えたあと、ノイシュバンシュタイン城の麓の村であるホーエンシュバンガウへ向かった。
ホーエンシュバンガウは周辺に緑の牧草地が広がり、背後にはアルプス前衛の山々が迫る、白鳥のいる湖や森に恵まれた小さな村で、ノイシュバンシュタイン城とホーエンシュバンガウ城という2つの城への出発地である。私たちのツアーは、ホーエンシュバンガウ城はこの村から眺めるだけだった。
1.ヴィース教会
ご覧のとおり、外観はとてもシンプルで美しい。年間100万人が訪れる世界遺産である。周囲には牧草地が広がる。教会が朝8時に開くのを待って、中に入った。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 35mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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2.ヴィース教会の内部
教会の中に入ると、とても豪華であった。これは主祭壇にある「鞭打たれるキリストの像」である。この「鞭打たれるキリストの像」は1730年に作られ、その悲惨な姿のため、修道院の屋根裏に放置されていたという。それを哀れに思った農夫がが譲り受け、熱心に祈りをささげたところ、1738年6月14日、奇跡が起きキリスト像が涙を流したという。その話が伝わり巡礼者が来るようになり、ヴィース教会が建てられた。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/30秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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3.ホーエンシュバンガウの村
午前9時前にノイシュバンシュタイン城とホーエンシュバンガウ城という2つの城のある村に着いた。ツアコンさんは、ノイシュバンシュタイン城の入場手続きをしに行った。この写真は、村から見上げたホーエンシュバンガウ城。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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4.麓から見たノイシュバンシュタイン城
ホーエンシュバンガウの村から裏側のノイシュバンシュタイン城が眺められる。入口は反対側だ。紅葉が美しい。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 130mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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5.マリエン橋
ホーエンシュバンガウの村でノイシュバンシュタイン城入場の手続きをしていたツアコンが戻り、ミニバスに乗って、ノイシュバンシュタイン城のビューポイントであるマリエン橋へ向かった。この写真は後で城に着いてから振り返って撮った。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 22mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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6.マリエン橋から眺めたノイシュバンシュタイン城
有名な城である。ディズニーがシンデレラ城のモデルにしたと言われている。1869年、バイエルン国王ルートヴィヒ2世の命により着工された。1886年、謎に満ちた王の死により工事は中止され、未完になっているという。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 35mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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7.ノイシュバンシュタイン城から見下ろすホーエンシュバンガウ城
背後に湖とアルプス前衛の山を控えたホーエンシュバンガウ城の眺めは、紅葉に囲まれて美しかった。この城は12世紀に建てられ、その後数100年間は見捨てられたようになっていたのを、1829年ルートヴィヒ2世の父であるマクシミリアン2世が散策中にこの城を見つけ、美しく再建したという。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 65mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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8.ノイシュバンシュタイン城入口
城の中に入る入場券を買う時に、入城する時間が決められている。私たちのグループは10時35分に入る。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 0段
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9.ノイシュバンシュタイン城の窓から
城の内部を撮影することはご法度になっているが、開いている窓から外を撮るのはOKとのことだった。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 22mm ISO400 ) 露出補正 0段
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10.美しい黄葉
城の見学を終えて、麓の村までのんびりと下り坂を降りていく。黄葉が素晴らしい。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 38mm ISO400 ) 露出補正 0段
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11.麓まで降りてくると、上からも見ていたアルプ湖という湖のふちに出た。アルプス前衛の山はすでに雪化粧をしている。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 70mm ISO400 ) 露出補正 0段
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12.ホーエンシュバンガウ城
12時50分。麓の村に戻り着くころ、こちらへ来てはじめて青空が広がった。ホーエンシュバンガウ城が映える。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 32mm ISO400 ) 露出補正 0段
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13.レーゲンスブルクへ
昼食を終え、バスに乗り込み、世界遺産の町、レーゲンスブルクへ向かった。240km、3時間半の行程である。高速道路に陽が差し、黄葉が美しい。バスの後部座席から、ズームを200mmにして、少し色がついてるフロントウィンドウ越しに撮った。
Nikon D300 NIKKOR VR18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 0段
トリミング
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