友人から両国の江戸東京博物館で9月5日まで開催されている「大昆虫博」の招待券が送られてきた。9月1日、暑いのでマイカーで出かけた。
「大昆虫博」は6月22日から開催されていて、あと数日で終りになる。子どもたちが夏休みの期間は混雑したに違いない。なかなか立派な展示であった。受付のお嬢さんに、展示物の写真をとっていいかどうか尋ねたところ、一部撮影禁止と表示してあるところを除きノーフラッシュであれば撮影可ということだった。D5000のISO3200が頑張ってくれた。
1時間半ほどかけて「大昆虫博」を見学したあと、車をここの駐車場に置いたまま、横網公園と旧安田庭園を見てきた。9月1日は関東大震災記念日である。横網公園の東京都慰霊堂では関東大震災遭難者慰霊大法要が行われていたので、お参りしてきた。その人出のためか江戸東京博物館から横網公園に至る清澄通りの舗道には、お祭りの時のような屋台が並んでいた。
さらに国技館へ行き、相撲博物館を見学した。ところがここで眼鏡を落としてしまった。帰宅してから気がついたのでどこで落としたか解らなかったが、状況からして相撲博物館だろうと思い、事務室に電話をしてみた。眼鏡の特徴をいうと在るのこと。そして、親切に宅急便で送って下さるという。感謝するとともに、とてもうれしかった。
1.江戸東京博物館の雄姿
立派な建物である。1993年3月に開館し、東京都歴史文化財団が管理運営する。地上7階、地下1階でこの写真の右側にある階段を上がった平らなところは3階になる。 5階と6階が吹き抜けの構造になっており、常設展示になっている。 大昆虫博は1階で行われていた。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2.大昆虫博入口
駐車場から歩いて、外付けのエスカレーターを上がらずに建物の中に入ると、チケット売り場があり、その先にこの入口がある。立派な展示場での開催である。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 24mm ISO2200 ) 露出補正 なし
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3.世界の珍虫奇虫
正面に岐阜の名和昆虫研究所付属名和昆虫博物館から出展されている世界の珍虫奇虫と題した標本があった。蝶、蛾、甲虫などが収められている。蝶は上段に主としてアマゾン流域に棲むモルフォ、下段に主としてインドネシアに棲むトリバネアゲハが見事にレイアウトされていた。子どもの姿はなく、大人が真剣に見入っていた。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2200 ) 露出補正 なし
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4.トリバネアゲハ
3.の標本を切り出してみた。中央に収められているメガネトリバネアゲハのオスは、これらの標本のように金橙赤=アカメガネトリバネアゲハ、金緑色=メガネトリバネアゲハ、真珠光沢を帯びた青色=オビトリバネアゲハの3系統に大別される。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
トリミング
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5.あい方は?
こんなクイズが出されていた。左側にあるのは4種の♂であり、その雌はそれぞれ右側のどれかという問題である。1-3(アナクシビアモルフォ?)、2-4(コウトウキシタアゲハ)、3-1(ビクトリアトリバネアゲハ)、4-2(アカエリトリバネアゲハ)となる。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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6.モルフォチョウ属
南アメリカを代表する極めて美しいチョウの一群で、その空色の輝きは自然界の驚異といわれている。アマゾン川流域からコロンビア、ペルー、ボリビアに多くの種が集中して生息する。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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7.飛ぶ宝石たち 美を競う虫
パネルは名和昆虫博物館から出展されている「原色に彩られた中南米の蝶たち」の説明。南米のアマゾン川流域には世界の蝶の約半分の種である1万種が棲息しているといわれている。標本は下にあって写真では見えない。左側の標本のほうは、アキリデスの仲間で、インドから東南アジア、オーストラリアにかけて棲息する黒字に青や緑の金属色に輝く鱗粉を持つアゲハチョウの仲間である。大人の入場者が熱心にメモをとる姿があった。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.象虫
小檜山賢二氏はゾウムシのマイクロプレゼンスの写真集の出版で第41回講談社出版文化賞を受賞されたが、何点かの写真の展示とともに、「小檜山賢二の驚異の3D映像コーナー」というのが設けられていて、3D画像のビデオが上映されていた。写真に撮るとこんな絵になるが、メガネをかけてみると足が飛び出してくる。小檜山氏のほかにも、奥本大三郎、養老孟司、池田清彦の各氏の興味ある展示があって、興味深く時間が経つのを忘れてしまった。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 55mm ISO2200 ) 露出補正 なし
トリミング
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