2014年8月アーカイブ: Studio YAMAKO

2014年8月30日

夕暮れの都立大学界隈 8月26日


  西本梨江さんという女性ピアニストがいる。桐朋学園大学ピアノ科を卒業し、同大学研究科を修了された。89年には全日本学生音楽コンクール全国大会第1位に輝く。98年よりコンサート活動を始め、「絵本コンサート」の企画を立ち上げ、朗読と映像と音楽で平和へのメッセージを伝えるコンサートを開催されている。 日比谷に、友人がメンバーになっているシーボニアメンズクラブというところがあるが、そこの専属ピアニストでもある。シーボニアメンズクラブで時々お目にかかるのが縁で、コンサートのご案内などをいただくようになった。

 この日は、都立大学の<めぐろパーシモンホール 小ホールで、その西本梨江さんの~Passion~と題されたピアノコンサートがあり、聴きに行った。
 コンサートが始まる1時間半以上前に東横線の都立大学駅に着き、夕暮れの町をぶらぶらと歩いたあと、軽く食事をして、会場に着いた。
  コンサートは共演の秋田孝訓さんのいろいろな打楽器を使ったパーカッションも素晴らしく、西本梨江さん編曲の「耳に残るは君の歌声」=真珠とりより / ビゼー や、 「烈」=NHKドラマ「蔵」より / 深草アキ などに感動した。

1.常園寺
横浜から東横線特急に乗り、自由が丘で各駅停車に乗り換えて都立大学で降りたのは夕方の5時を少し回ったところだった。1991年4月に東京都立大学が八王子市に移転した後は、大学のない大学駅となっている。めぐろパーシモンホールは、その大学の跡地に建てられている。目黒通りを渡って、柿の木坂に向かって歩くと5分ほどのところに常園寺があった。山門は閉められていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/30秒 4.9mm ISO640 ) 露出補正 なし
常園寺;クリックすると大きな写真になります。
2.常園寺の境内
山門からは入れなかったが、少し先の通用門から境内に入ることができた。境内には幹回り4m、高さ25mの目黒区保存樹第一号の大イチョウの木があった。写真中央に見えるが本堂だ。。寺宝として大きな「釈迦如来涅槃之図(大涅槃図)」を所蔵し、毎年2月15日の釈迦涅槃会に開帳されるとのこと。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/30秒 4.9mm ISO250 ) 露出補正 なし
常園寺の境内;クリックすると大きな写真になります。
3.妙見堂
常園寺境内の奥に妙見堂があった。北極星を神格化し、国土を守り、災いを除き、幸いをもたらす開運の菩薩と言われる妙見菩薩が祀られている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/30秒 4.9mm ISO500 ) 露出補正 なし
妙見堂;クリックすると大きな写真になります。
4.北野神社
常園寺を出て、さらに天神坂という緩やかな坂道を進むと、右手に北野神社というのがあった。各地にある北野神社と同じように菅原道真公が祀られている。もともと「農耕の神」で、田んぼの脇にあったが、昭和初期の耕地整理により田圃の脇から移されたとの碑があった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 5.9mm ISO800 ) 露出補正 なし
北野神社;クリックすると大きな写真になります。
5.めぐろパーシモンホール
やがて、目黒キャンパス広場・公園の向こうにめぐろパーシモンホールの建物が見えた。東京都立大学は、1991年にここから八王子市に移転し、今は首都大学東京になっている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 5.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
めぐろパーシモンホール;クリックすると大きな写真になります。
6.物産展?
外から見える目黒パーシモンホール・大ホールのロビーと思われるところで何やら物産展のような催しが見えた。時間があったので寄ってみたかったが、入り方がわからなかった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 5.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
物産展?;クリックすると大きな写真になります。
7.SERAPIS Ⅱ
コンサート会場の開場まで、まだ、小一時間ある。天神坂を都立大学駅のほうに少し戻って、「SERAPIS Ⅱ」というCafeに入った。パスタが美味しかった。 「SERAPIS Ⅱ」というのはなんのことだろうか?店内の壁には Shippinng building through the century と書かれた船の絵が並べて張られていた。船の名前のようにも思えるが・・・。ご主人に、「SERAPIS Ⅱ」を店の名前とされたいわれを聞いておけばよかった。ご主人曰く、都立大学が移転して20年以上になるが、町が様変わりしたという。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/40秒 8.5mm ISO500 ) 露出補正 なし
SERAPIS Ⅱ;クリックすると大きな写真になります。


2014年8月25日

素人がレタッチに挑戦


 デジタル写真のプロの方や、ハイ・アマチュアの方たちは、RAWで撮影して、現像され、必要なレタッチを施される。
  私の撮影はJPEG一本やりである。レタッチはするとしてもレベル補正で明るさとコントラストを調整する程度である。まれに彩度を上げてみることがあるが、無理をすると色のバランスを壊してしまう。素人にとって、画像ソフトで一番使いたい機能は、シャープネスである。しかし、ピントがきちっと合っている時にこそシャープネス調整がより効果的になるが、もともとピントが外れていたり、手振れしている写真はいくらシャープネスを効かせようとしてもうまくいかない。これを画像ソフトに期待するのは無理だ。

  先日、AMAZONから宣伝メールで「写真の学校 デジタル写真の色を極める!桐生彩希 著」というのが配信されてきた。興味を持ち、さっそく購入した。 実はまだ半分しか読み進んでいない。しかし、16.のレベル補正を極める、17.のトーンカーブを極める、を読んで、良し!やってみようという気になった。

写真 001);クリックすると大きな写真になります。 写真 1. レタッチ前
8月15日に舞岡公園で、Nikon D5300 +NIKKOR 18-140 で撮った写真である。絞り優先オートで撮影 で f6.3 1/320秒 140mm ISO200 露出補正はしていない。マルチパターン測光で撮っているが、主題であるハチスの花が暗い。ハチスの花をもっと明るく、はっきりさせたい。

「写真の学校 デジタル写真の色を極める!」では、画像ソフトはAdobe Photoshop シリーズを使用して説明されているが、Nikon Capture NX2でレタッチを試みる。レベル補正で右端の△を左にスライドをすることで明るくはなった。色はこのままでよいと思う。しかし、ハイライト部分が白トビしてしまった。トーンカーブで試行錯誤を繰り返したが、ハチスの花の明るさを維持して白トビをなくすことはできなかった。
そこで、NX2のカラーコントロールポイントという機能を使って、画像の中で白とびをしている部分に範囲を限定し、明るさを落としてみた。全体のバランスを壊すことなく、白トビを抑えることができた。次にクロアゲハの翅のディテールが出るように、同様にその範囲を設定して明るくしてみた。このカラーコントロールポイントを使えば、全体のバランスを崩さず、明るさのみならず、色調も調整することができる。
写真 002);クリックすると大きな写真になります。 写真 2. レタッチ後
素人が施したレタッチの結果、このようになった。クロアゲハの翅のほころびも目立たなくしてみた。画像サイズ 2416万画素 (6,000 X 4000ピクセル) で10.4MBだったのが、レタッチ後は20.3MBになっていた。画像は劣化しているのだろうが、見た目はほとんどわからない。もちろんオリジナル・データ・ファイルは保存している。

「写真の学校 デジタル写真の色を極める!」で、レベル補正、トーンカーブは、Adobe Photoshop シリーズを使用した説明がされているが、NX2でもレベル補正、トーンカーブの機能は同じように使用できる。この機能で、明るさ、コントラストそして階調を整えることができる。 しかし、少し挑戦してみて、簡単ではないことが良くわかった。どうやればどうなる、つまり、グラフのどこを持ち上げれば画像がどう変わる、といったことは試行錯誤で習得しなくてならない。 レベル補正、トーンカーブ、それにカラーコントロールポイントは、単に明るさの調整だけではなく、RGBつまり、赤、緑、青、それぞれ別々に調整することができる。「写真の学校 デジタル写真の色を極める!桐生彩希 著」を読んで少し理解できた。試しに行ったこのレタッチでいじってはみたものの、色のバランスを保つのは難しかった。素人は敢えてすべきではないと思った。 最近のデジカメの画像処理は優秀で、JPEGで、オート・ホワイトバランスで撮って、ほとんど満足な色が得られる。私は夕焼けなどを撮る場合を除いてはほとんどオートで撮る。 レタッチを前提とするなら、レタッチで画像を劣化させないためにRAWで撮影するとされているし、そうすべきなのだと思う。


book

2014年8月19日

酷暑の舞岡公園 8月15日


 2、3日ぐずついた天気だったが、この日は朝から晴れていた。風が少し強いが、暑さを覚悟の上で、しばらく行っていなかった舞岡公園へ行ってみることにする。
  さすがに暑くて公園を歩く人は少ない。蝶の数も少ないような気がする。特に目的もなかったが、クサギの花が咲き始めていると思うので、それに集まる黒いアゲハを撮ろうと思ったのと、あわよくば、クロコノマチョウの夏型にでも出会えればと思って行った。

  瓜久保のかっぱ池の近くで、きれいなゴマダラチョウを見かけた。最近はアカボシゴマダラに押されてか見る機会がとても少ない。何とか撮ろうと機会をうかがったが、残念ながら飛んで行ってしまった。
  瓜久保も他に何も現れず、古民家のほうへ戻ることにし、歩いていると交尾中のウラギンシジミがいた。古民家の裏手に咲くクサギのところまで戻って、黒いアゲハを待つ。しばらくしてカラスアゲハがやってきた。しばらく粘って、撮った。
 駐車場の手前で、何か黒い蝶が飛んでいた。なんだろうと思って近づくと、ルリタテハだった。閉じていた翅も開いてくれ、何か得したような気分になった。

140819_001.jpg 1.アゲハチョウ
長久保池の先に炭焼き小屋に入る道があり、そこにカラタチが植えられている。そのカラタチにアゲハチョウの♀が産卵に来ていた。上手く翅を開いたところを撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ 産卵姿勢;クリックすると大きな写真になります。 2.アゲハチョウ 産卵姿勢
腹端を曲げて産卵の姿勢をとる。しかし、産卵しているかどうかは確認できなかった。周りには蜘蛛が糸を張っている。それをかわすように新芽に近づく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/280秒 89mm ISO100 ) 露出補正 なし
ナンバンキセル;クリックすると大きな写真になります。 3.ナンバンキセル
古民家の裏手に「ナンバンキセルが咲いています」という立札があった。しかし、どこに咲いているのかわからない。庭の手入れをされている方がいらっしゃたので、「どこで咲いているのですか」と尋ねてみると、群生するミョウガの葉をかきわけて、その下で隠れるように咲いている紫色の独特な形をした花を見せてくださった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/75秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
ムクゲに来たクロアゲハ;クリックすると大きな写真になります。 4.ムクゲに来たクロアゲハ
古民家の庭に咲いているムクゲ(ハチス)の花にクロアゲハが吸蜜に来た。この花で蝶を見るのは初めてだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 5.モンキアゲハ♂
舞岡公園には何本かクサギの木があり、花を咲かせ始めている。小谷戸の里にあるクサギの花にはモンキアゲハがやってきていた。新鮮な個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
モンキアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 6.モンキアゲハ♀
1頭が来ると、なぜか集まってくるようだ。こちらのモンキアゲハは大型の♀のようだ。だいぶ傷んでいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります。 7.コミスジ
きれいな個体だった。なかなか敏感で近づこうとすると飛び立ってしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100 ) 露出補正 なし
シオカラトンボ;クリックすると大きな写真になります。 8.シオカラトンボ
水田にはシオカラトンボがたくさん飛んでいた。複眼が青みがかってきれいだ。♀のムギワラトンボは少なかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 9.モンシロチョウ
この白い花はヒヨドリバナの仲間だろうか。モンシロチョウが吸蜜に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミの交尾 -1;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンシジミの交尾 -1
ヒヨドリバナにいたモンシロチョウを撮って、しばらく行くと、道端の茂みに銀色が、しかもふたつ見えた。交尾中のウラギンシジミだった。上が♂のようである。♀のほうに focus する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミの交尾 -2;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンシジミの交尾 -2
連写したシャッター音に驚いたのか少し飛び上がって、再びすぐ下の草に、つかまる様に止まった。今度はオスに focus して撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミの交尾 -3;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンシジミの交尾 -3
今度はHS50で撮る。雌雄両方にピントを合わせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ひまわり;クリックすると大きな写真になります。 13.ひまわり
夏らしい光景だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.0 1/850秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタキチョウ HS50 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 14.キタキチョウ HS50 で撮る
再び小谷戸の里に戻ってきた。歩いて汗をかいた。今日は風がある。古民家の裏庭に面した縁に座っていると、目の前に植えられているミソハギの花にキタキチョウが止まった。黄色は飛んでしまうことがあるので、露出補正をする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
キタキチョウ D5300+NIKKOR 18-140 で撮る;クリックすると大きな写真になります。 15.キタキチョウ D5300+NIKKOR 18-140 で撮る
オリジナルのファイルを拡大してみると、目の下から首の部分まで、とてもシャープに撮れている。ボケもまあまあきれいだし、使いやすい優れた汎用ズーム・レンズだと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クサギの花を飛び回るカラスアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 16.クサギの花を飛び回るカラスアゲハ♂
先に撮ったモンキアゲハがいたクサギの花に、今度は2頭のカラスアゲハが来ていた。こちらの個体のほうがきれいなようなので、辛抱強くチャンスを狙う。花から花を落ち着きなく飛び回るので、捉えにくい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスアゲハの輝き;クリックすると大きな写真になります。 17.カラスアゲハの輝き
連写で撮ったが、旨いタイミングで収まった。飛び上がって翅を開いたところに陽の光が当たり、美しく輝く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR阿
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ裏面;クリックすると大きな写真になります。 18.カラスアゲハ裏面
先日上高地で撮ったミヤマカラスアゲハと比べると、後翅裏面外縁の赤い紋はより明瞭だ。夏型はミヤマカラスアゲハとの区別が難しいことがある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クヌギの若い実;クリックすると大きな写真になります。 19.クヌギの若い実 暑い日が続くが、秋は近づいてきている。クヌギが若い実を付けていた。この中に、ミズナラやコナラと比べると、より丸く、ずんぐりとしたどんぐりがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/250秒 74mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ルリタテハ 裏;クリックすると大きな写真になります。 20.ルリタテハ 裏
駐車場のほうへ歩いていくと、黒っぽい中型の蝶が独特のはばたきで飛んでいた。すぐにルリタテハだなと分かった。ちょっと近づけないところに止まってしまった。飛び道具(HS50の望遠端)で撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
ルリタテハ 表;クリックすると大きな写真になります。 21.ルリタテハ 表
「開いてくれ」と呟いたら、スーと翅を開いてくれた。HS50の望遠端で撮ったが、思ったよりシャープに撮れている。良い写真ではないが、最後に開翅したルリタテハを撮れたのはラッキーだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段


2014年8月15日

上高地 日帰り 穂高橋から河童橋、小梨平へ 8月1日


 途中で足を止めて写真を撮っていると、ひっきりなしに人が通る。路上に止まるシータテハ夏型を撮り逃がしたが、文句は言えない。
  バスの出発が朝早かったということで、車内でおにぎりが3個配られ、暑い緑茶のサービスもあり、これがとても旨かった。梅干し、鮭、塩昆布とも食べてしまった。さらに、おにぎりが出るとは思わなかったので、朝飯用にと思い、持ってきていたカレーパン(2個)も大正池で下車するまでに食べてしまった。午後1時を回り、昼飯の時間になったが、結局、昼飯は食べないで、午後2時ごろに、五千尺ホテルのカフェで、これもツアーについていた券を利用して、ケーキとコーヒーで済ませた。ビールを一杯飲みたかったのだが、カフェにビールはなかった。

 河童橋の周りは人がいっぱいだった。簡単に、しかも日帰りでも上高地を訪れることができるのだから、当たり前だ。だから自分も来られる。
 河童橋を渡って、左岸に出て、ビジター・センターのある小梨平で30分ほど撮影した後、午後3時半が集合予定であるバス・センターへ向かった。

 オオイチモンジは望むべくもなかったが、この日の収穫は、ミヤマカラスアゲハが撮れたこと。それに、ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリを、吊り尾根を背景に撮れたのもうれしかった。
  思いもかけず好天にも恵まれた。しかし、バスが上高地を出発するころは、まだ晴れてはいたものの、雲行きが怪しくなってきていた。

  諏訪SAで休憩した後、車内は眠る人も多く静かだったが、笹子トンネルを過ぎるころから、雷が鳴り、続いて強い雨が降ってきた。大月のあたりでは豪雨になった。この雨の影響だろうが、西丹沢のキャンプ場で、テントを張っていた4WD車専用のキャンプ地がある中州から、危険と思い、川を渡って川岸へ戻ろうとした自家用車が鉄砲水に流されて、3人の人が亡くなられたという事故があったことをニュースで知った。

ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.ウラギンヒョウモン
穂高橋から梓川右岸の小道を河童橋に向け歩きはじめる。そこへ、ウラギンヒョウモンが飛来して、下草に止まった。なにか弱々しく葉の裏側に身をひそめようとする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/350秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
梓川とコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 26.梓川とコチャバネセセリ
ヨツバヒヨドリの花には、いろいろな蝶が吸蜜に来る。右のほうに田代橋が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ミヤマカラスアゲハ -1
ウェストン・レリーフの少し手前に建つホテルの敷地に何やら黒いアゲハが飛んでいた。緑色の金属光沢が美しい、ミヤマカラスアゲハの♂だ。どこかに止まってくれないかとじっと待っていると、そこに咲いていたシナノナデシコに近づき、吸蜜を始めた。連写で数ショットを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 28.ミヤマカラスアゲハ -2
以下、ミヤマカラスアゲハは、すべて同じ個体の写真である。これは夏型で、春型に比べて大きく、後翅裏面の白帯は目立たない。シナノナデシコは高さが30cm位しかない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
29.ミヤマカラスアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。 29.ミヤマカラスアゲハ -3
ほとんど傷のないきれいな個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -4;クリックすると大きな写真になります。 30.ミヤマカラスアゲハ -4
少し位置を変えてくれた。表翅を全開して見せてくれた。今日の成果の一つである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウェストン・レリーフ;クリックすると大きな写真になります。 31.ウェストン・レリーフ
三度にわたり、日本に長期滞在をしたイギリス人宣教師のウォルター・ウェストンは、日本アルプスなどの山および当時の日本の風習を世界中に紹介した登山家である。このレリーフは1937年(昭和12年)8月に設置された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/85秒 8mm ISO400 ) 露出補正 なし
梓川右岸の林道;クリックすると大きな写真になります。 32.梓川右岸の林道
六百山(2,470m)を眺めながら歩く林道は木漏れ日がそそぎ、すがすがしい。穂高の名声に隠れがちであるが、この梓川左岸の六百山、その右側に続く八衛門沢、霞沢岳は、捨てがたい魅力があるという。霞沢岳には徳本峠から尾根を上る登山道が通じている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメキマダラヒカゲ
これもきれいな個体だった。昨年8月28日に来たときは、数は多かったが、擦れた個体がほとんどだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
34.アカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 34.アカタテハ -1
ヨツバヒヨドリの咲くところには必ず何かがいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
35.アカタテハ -2 開翅;クリックすると大きな写真になります。 35.アカタテハ -2 開翅
都会でも良く見る蝶である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
36.アカタテハ -3;クリックすると大きな写真になります。 36.アカタテハ -3
HS50の広角側で背景を入れて撮った。露出補正なしでとると、ヨツバヒヨドリなど白い花は飛んでしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ 37.ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ
ミドリヒョウモンンもほとんどがきれいな個体である。D5300+NIKKOR18-140mm のマルチパターン測光で撮ると少しアンダー気味に撮れる傾向を感じていたが、ヨツバヒヨドリの花も白トビしていない。適正露出と思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
清水川;クリックすると大きな写真になります。 38.清水川
河童橋を左岸へ渡って、ビジター・センターがある。小梨平に入るところに清水橋があり、湧き水が渦を作る清水川という清流が流れている。陽の光に水草の緑が映えて美しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/120秒 7mm ISO400 ) 露出補正 なし
39.コヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 39.コヒョウモン
小梨平のビジタ-・センターの裏にクガイソウ、ヨツバヒヨドリが咲いていた。今日はコヒョウモンの写真を撮りたいと思ってきているが、見かけはするものの、よい写真が撮れなかった。ここにはコヒョウモンが他のヒョウモンチョウに混じって多く飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
トリカブト;クリックすると大きな写真になります。 40.トリカブト
これはヤチトリカブト(谷地鳥兜)というらしい。ご存じのとおり、全草に猛毒を含む。主な毒成分はジテルペン系アルカロイドのアコニチンだそうだ。きれいな花だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 41.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1
コヒョウモンは、赤城山にいたヒョウモンチョウと良く似ている。前翅表の内縁後角側の2つの黒い紋が、コヒョウモンではつながるので区別できる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 42.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2
後翅裏面外縁の薄紫色の帯の形状でもヒョウモンチョウと区別ができる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 43.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3
気に入った写真が撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンモンガ;クリックすると大きな写真になります。 44.キンモンガ
蝶に見紛うようなきれいな蛾でキンモンガという。昼行性だが薄暗い林などでヒラヒラ飛び、花の蜜を吸うことが多いようだが、ここは陽光降りそそぐところでヨツバヒヨドリで吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 45.ウラギンヒョウモン
上高地では今の時期、ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンが圧倒的に多く、ウラギンヒョウモンは少なかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 46.ミドリヒョウモン ♀ -1
今日見てきたミドリヒョウモンはすべて♂だったが、ここで♀に出会った。バランスの良い構図で撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 47.ミドリヒョウモン ♀ -2
おそらく今日、羽化してきた個体だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 57mm ISO200 ) 露出補正 なし
オウラギンスジヒョウモン ♀;クリックすると大きな写真になります。 48.オオウラギンスジヒョウモン ♀
はじめ、ミドリヒョウモンの♀かと思っていたが、後で調べてみると、前翅表側の内縁後角の黒い紋の位置から、オオウラギンスジヒョウモンと判別できた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 103mm ISO1250 ) 露出補正 なし
コヒョウモン 斑紋異常?;クリックすると大きな写真になります。 49.コヒョウモン 斑紋異常?
前翅表の斑紋に何か違和感があった。そのわけは黒い紋が大きく、特に内縁の内側の二つの黒い紋が繋がってしまっている。しかし、この程度はそう珍しくはないようで、結論は斑紋異常ではない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
河童橋;クリックすると大きな写真になります。 50.河童橋
はとバスのサービスでいただいたチケットで、コーヒー・ケーキ・セットを五千尺ホテルのCafeで楽しんで、そろそろ、バス・センターに戻ることにする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
雲行き怪しく;クリックすると大きな写真になります。 51.雲行き怪しく
午後3時、吊り尾根を振り返ると、雲がかかってきていた。午後、遅くには雨が降るという天気予報は当たっているようだ。しかし、今日はラッキーだった。半分あきらめていたのに、写真を撮っている間はづっと晴れていたのだから。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/900秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年8月11日

上高地 日帰り 大正池から田代橋へ 8月1日


  8月1日、はとバスの「ゆったり上高地」という日帰りバスツアーを予約していた。4、5日前から長野県松本あたりの天気予報を気にしていたが、前後の日は晴れマークがついているものの、8月1日は、曇りのち雨という予報だった。しかし、予報は前日になって、午前中に晴れ間が出ると変わった。午後3時くらいまでは雨も降らないようだ。
さて、当日になって、横浜は快晴。バスは朝7時に浜松町を出発した。南アルプスに雲はかかっていたもの、進むにつれてその雲も晴れてきた。

  途中、20分停車の休憩を2回とって、上高地に着いたのは正午少し前だった。5時間弱かかったが、上信越道を松本で降りてから、1時間半近くかかる。
 昨年と同じように大正池で降りて、田代池→梓川右岸→河童橋→小梨平へと歩く。天気も良いので、大正池で降りず、そのまま、バスターミナルまで乗って、岳沢の途中まで登ってみたい気もあったが、午後3時にはバスターミナルへ戻らねばならず、体力と時間から無理はしなかった。

1.入笠山 バスの車窓から
バスは中央道を快適に走る。南アルプスの山の上の方はちょっと雲に隠れていたが、南アルプスの山並みの北側のはずれにある入笠山まで来ると、すっかり雲が無くなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/210秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
入笠山 バスの車窓から;クリックすると大きな写真になります。
2.車山 バスの車窓から
左側の車窓に見えていた入笠山を過ぎて、今度は右側の車窓に蓼科の車山が見えてきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 71mm ISO100 ) 露出補正 なし
車山 バスの車窓から;クリックすると大きな写真になります。
3.氷穴の里
上信越道を松本で降りて、上高地への道(158号線)を進むと、途中、稲核というところの近くに道の駅で氷穴の里というドライブインがあった。ここで2回目の休憩となったが、売店では氷水に冷やした西瓜や桃が良く売れていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/950秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
氷穴の里;クリックすると大きな写真になります。
4.はとバスの新車
私たちが乗ってきたこの黄色いバスは、はとバスの新車で「レガート」と呼ばれている。ボディに虹を思わせるラインが入っているが、そのラインの数は8本で、タイヤの上からテイルにかけては10本あるのだそうだ。8と10でハトになっていますとバスガイドが話してくれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/800秒 30mm ISO400 ) 露出補正 なし
はとバスの新車;クリックすると大きな写真になります。
5.梓湖
奈川渡ダムで堰き止められた梓湖。ここで乗鞍へ行く道と分かれる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/900秒 6mm ISO200 ) 露出補正 なし
梓湖;クリックすると大きな写真になります。
6.大正池と吊り尾根
バスが釜トンネルを抜けてしばらく行くと左手車窓に大正池と穂高連峰の吊り尾根が見えてきた。出かけるときは、今日は山は見えないだろうと諦めていたが、奥穂高岳のあたりに少し雲がかかるが、吊り尾根はほとんど見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
大正池と吊り尾根;クリックすると大きな写真になります。
7.大正池のほとり
ほとんどの乗客が大正池ホテル前で降りて、自然研究路を歩く。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
大正池のほとり;クリックすると大きな写真になります。
8.マガモの幼鳥
大正池には数匹のマガモが観光客のいる池のふちに寄ってきていた。幼鳥である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 95mm ISO640 ) 露出補正 なし
マガモの幼鳥;クリックすると大きな写真になります。
9.焼岳
焼岳は遮るものなく、くっきりと見ることができた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 95mm ISO640 ) 露出補正 なし
焼岳;クリックすると大きな写真になります。
10.ミドリヒョウモン
大正池から田代池に向けて、自然研究路を歩いていると、オレンジ色が鮮やかなヒョウモンチョウたちが飛び始めた。ミドリヒョウモンが葉上に止まる。傷みのないきれいな♂だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 144mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
11.ミドリヒョウモン 表
ヨツバヒヨドリが咲いているところがあった。何種類かのヒョモウンチョウの仲間が吸蜜に来ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/110秒 185mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン 表;クリックすると大きな写真になります。
12.ヨツバヒヨドリとミドリヒョウモン♂
花もチョウもとても新鮮だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヨツバヒヨドリとミドリヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。
13.コチャバネセセリ
舞岡公園などで見慣れているコチャバネセセリより、ずいぶんと黒っぽい。裏面の暗黄褐色の鱗粉がとれてしまっているようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。
14.カラスシジミ
ヨツバヒヨドリにはカラスシジミも来ていた。ヨツバヒヨドリの花にはいろいろな蝶が集まる。後ろではミドリヒョウモンが吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
カラスシジミ;
15.コキマダラセセリ
コキマダラセセリもヨツバヒヨドリにいた。右はミドリヒョウモンだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
16.きれいなオオウラギンスジヒョウモン
きれいな個体だった。もしかしてウラギンスジヒョウモンかなと思い、帰宅してから、保育社の「原色日本蝶類図鑑」と見比べながら考察したが、やはりオオウラギンスジヒョウモンのようである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
きれいなオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
17.コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に HS50
ヨツバヒヨドリでいろいろな蝶の撮影を楽しんだ後、田代池に出た。正面には穂高連峰の吊り尾根が見える。ふと見るとそこに咲いていたノアザミの花で、コキマダラセセリが吸蜜していた。吊り尾根を背景に蝶の写真を撮れるチャンスだ。まず、HS50の広角側で、パンフォーカスになるように撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に HS50;クリックすると大きな写真になります。
18.コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に D5300 NIKKOR 18-140
このレンズの広角端で撮ろうと思うと、被写体に45cmまでしか近づくことができないので、肝心のコキマダラセセリが小さくしか撮れない。仕方なく、少し離れて、蝶の大きさを確保して撮ると、背景はボケてしまう。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ 田代池で吊り尾根を背景に D5300 NIKKOR 18-140;クリックすると大きな写真になります。
19.穂高連峰 奥穂高岳から前穂高岳
この日はいろいろなポイントで穂高連峰を眺めたが、ここ田代池で見た時が一番きれいだった。左の奥穂高岳から右の前穂高岳への尾根がきれいに眺められた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
穂高連峰 奥穂高岳から前穂高岳;クリックすると大きな写真になります。
20.穂高連峰 西穂高岳から明神だ岳
もう少し広げて撮る。大勢の観光客が写真を撮っていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
穂高連峰 西穂高岳から明神だ岳;クリックすると大きな写真になります。
21.梓川
大正池に流れ込む梓川の流れはきれいで水量も豊富だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
梓川;クリックすると大きな写真になります。
22.オオウラギンスジヒョウモン
ヨツバヒヨドリの花が咲いていると、そこにはオオウラギンスジヒョウモンか、ミドリヒョウモンがやってくる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/240秒 76mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。
23.オオウラギンスジヒョウモン 表
吸蜜を止めると近くの梢の葉で翅を休める。こういう時は開翅することが多いようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 167mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン 表;クリックすると大きな写真になります。
24.穂高橋から梓川上流を眺める
やがて、田代橋までやってきた。中州がある梓川に田代橋と穂高橋が架かる。穂高橋を渡って梓川右岸に出て、河童橋まで歩く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 6mm ISO400 ) 露出補正 なし
穂高橋から梓川上流を眺める;クリックすると大きな写真になります。


2014年8月 8日

初めての赤城山 7月24日


 前々から一度行ってみたいと思っていた赤城山だったが、なぜかその機会がなかった。圏央道も開通し、海老名から関越道の鶴ヶ島まで行けるようになったので、チャレンジを試みる。先日、山梨へ行ったときは、海老名から八王子JCTまで、30分ほどで抜けられ「これは速い」と実感した。しかし、八王子JCTから鶴ヶ島JCTまでは、それより少し時間がかかった。練馬~鶴ヶ島よりやや距離がある感じだ。自宅から横浜新道、環八で関越道の練馬インターから入るのと、この日のように東名、圏央道を走って、鶴ヶ島へ抜けるとのどちらが早いか?距離的には横浜新道、環八周りのほうが短いように感じる。環八を抜けるのにかかる時間次第のようだ。
(参考:圏央道 海老名-鶴ヶ島 距離 69km、 所要時間 1時間20分 / 関越道 練馬-鶴ヶ島 30km、所要時間 40分)

 朝6時半に自宅を出発、途中、上里SAで朝食にし、前橋ICで関越を降り、しばらく市内を走って、県道4号線をまっすぐ登って、赤城山ビジターセンターがある、覚満淵の駐車場に車を止めたのは、ちょうど10時だった。3時間半を要した。

  覚満淵は規模はあまり大きくはないが、きれいなところだった。人は少ない。蝶は多くはなかったが、木道の傍に咲くノハラアザミにウラギンヒョウモンやセセリチョウが来ていた。
 小一時間、覚満淵を一周したあと、大沼湖畔にある赤城神社へ移動した。観光シーズンに入っているのにここも人が少ない。 赤城神社でお参りをし、再び、車で大沼を一周した。赤城はゼフィルスが有名だが、ポイントが分からない。
  覚満淵へ上ってくる途中に、ここは蝶がいそうだなというところがあった。赤城山総合観光案内所がある新坂平というところだ。ここの大きな駐車場にポツンと車を停めて、そのあたりで写真を撮ったが、ヒョウモンチョウがいたくらいで収穫はなかった
  天気予報が当たり、雲が広がってきた。車の中で、持参したおにぎりを食べて、帰路に着いたのはごご1時半、途中、富士見温泉で立ち寄り湯にも入り、前橋IC~関越に乗り圏央道を走って、往きと同じ道をたどった。圏央道に新しくできた厚木PAで一休みしたが、相模川を眺めながら食べた「さがみ食堂」というところの「なんつッ亭濃厚とんこつラーメン(780円(税込)」がとても美味しかった。濃厚とんこつラーメンというが、味はしつこくなく上品だった。

1.覚満淵
赤城ビジターセンターの駐車場に車を停め、覚満淵の入り口への散策路に入る。標高1,360m、周囲500mの沼のまわりは湿地帯となっていて、沼と湿地帯とを覚満淵と呼ばれている。比叡山の高僧である覚満法師がここで七日七夜にわたり大法会を行ったことから覚満淵と呼ばれるようになったとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 12.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
覚満淵;クリックすると大きな写真になります。
2.カルガモ
覚満淵に今は水鳥が少ないが、カルガモがグループになって浮かんでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/280秒 14.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。
3.ウラギンヒョウモン -1
覚満淵の周囲に設けられた木道を歩いていると、ノハラアザミが咲いていて、オレンジが複数、吸蜜に来ていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。
4.ウラギンヒョウモン -2
ノハラアザミはこんな感じのところに咲いていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 32mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。
5.覚満淵とウラギンヒョウモン
背景に沼と湿原が拡がる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし
140808_005.jpg
6.ウラギンヒョウモン -3
背景は駒ヶ岳だと思う。赤城山という山はなく、中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲む山々の総称である。主峰は大沼の北東にある黒檜山(1,828m)。この駒ヶ岳は1,685mだ。覚満淵が1,360mだから、高い山とは感じない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。
7.ヒメキマダラセセリ -1
ノハラアザミはまだ咲き始めたばかりのようだ。セセリチョウもやってくる。ストローを持ち上げてまっすぐ花に差し入れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。
8.コキマダラセセリ
ヒメキマダラセセリと少し感じが違うのがいた。オレンジ色がより鮮やかで、前翅の前縁が翅頂に向けてそり上がっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
9.ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリ
ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリが、ひとつの花に集まってくる。この花からは美味しい蜜が出ているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 148.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
10.ノハナショウブとコキマダラセセリ
覚満淵に咲くノハナショウブにコキマダラセセリが訪れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 166.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
ノハナショウブとコキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
11.女性ハイカー
写真を撮っていたら、若い3人のお嬢さんが追いついてきた。ウラギンヒョウモンとノハラアザミの背景にさせていただく。「どちらからですか?」と尋ねたら「前橋からです」との返事。覚満淵には良く来ているらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
女性ハイカー;クリックすると大きな写真になります。
12.地蔵岳
覚満淵入り口から歩き始めて約30分、湿原の反対側あたりに来た。地蔵岳(1,674 m) の 山頂には各電波通信の赤城中継局が置かれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 10.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
地蔵岳;クリックすると大きな写真になります。
13.湿原に咲くノハナショウブ
あざかな紫の花だった。今が盛りのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 7.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
湿原に咲くノハナショウブ;クリックすると大きな写真になります。
14.外国人女性ハイカー
どこから来られたのだろうか? さっそうと歩いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 59.0mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
外国人女性ハイカー;クリックすると大きな写真になります。
15.ヒメキマダラセセリ -2
覚満淵一周路の3分の2くらいまで来た。このあたりはちょっと沼から離れたところを歩く。ヒメキマダラセセリが飛ぶ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります。
16.ヒメキマダラセセリ -3
ヒメキマダラセセリの裏面は、個体によって微妙な差がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。
17.スジグロシロチョウ
日陰になるところをゆっくりと飛び、花を訪れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。
18.クロヒカゲ
ヒカゲチョウかと思ったが、クロヒカゲの♀のようだ。樹液を吸いに来ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 92.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クロヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。
19.サトキマダラヒカゲ
樹液の匂いがするのだろうか、17.のクロヒカゲがいたところの周りを飛び回り、止まる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185.0mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。
20.ウラギンヒョウモン -4
ビジターセンターの駐車場まで戻ってきた。その傍に小さな赤い花が咲いていて、ここにもウラギンヒョウモンがいた。エルタテハも見かけたが、よい写真は撮れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 138.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。
21.ヒメウラナミジャノメ
20.と同じところで撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 92.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります。
22.赤城神社
車で5分ほど走ると大沼湖畔に出る。大洞というあたりが旅館や飲食店のあるにぎやかなところで、さらに進むと赤城神社の入り口がある。 赤城神社は大沼の小鳥ケ島という小さな半島にある。駐車場の車を置いて、その半島のい先端にかけられた赤い橋を渡る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤城神社;クリックすると大きな写真になります。
23.赤城神社 鳥居
赤い橋を渡ると鳥居があり、鳥居をくぐって右手に行くと社殿がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
赤城神社 鳥居;クリックすると大きな写真になります。
24.赤城神社 社殿
もとは大洞にあった。1601年(慶長2年)、厩橋(前橋)城主として入封した酒井重忠が鬼門に当たる大洞赤城神社を篤く信仰し、歴代藩主もこれに倣ったと伝えられる。1970年(昭和45年)、現在の小鳥ヶ島(厳島神社跡地)に大洞から遷座し、社殿が現存するものへ再建された。この際に小鳥ヶ島の環境を破壊するとして反対運動が起こっているそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤城神社 社殿;クリックすると大きな写真になります。
25.境内のテングチョウ
この写真の左手に手水舎がある。そこにテングチョウが吸水に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
境内のテングチョウ;クリックすると大きな写真になります。
26.クジャクチョウ
赤城神社を離れ、朝、上ってくる途中に蝶のいそうなところがあったので、そこに寄ってみることにした。そこは赤城山総合観光案内所のあるところから、新坂平というところで、大きな駐車場もあった。しかしその広い駐車場にはほかに1台しか停められていない。駐車場に沿って歩いてみると、クジャクチョウが飛び出した。後翅を鳥についばまれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 133.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。
27.ヒカゲチョウと紛らわしいクロヒカゲ♀
これもヒカゲチョウと紛らわしいが、クロヒカゲ♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/160秒 76.5mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
ヒカゲチョウと紛らわしいクロヒカゲ♀;クリックすると大きな写真になります。
28.クロヒカゲ♂
♀に比べ、♂のほうはクロヒカゲというのを明確に判断できる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 133.4mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
クロヒカゲ♂;クリックすると大きな写真になります。
29.ウラギンヒョウモン -5
日は陰ってきていたが、新坂平の駐車場の脇の草原を何頭ものオレンジが飛び回っていた。このウラギンヒョウモンは羽化したてのようでとてもきれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 115.0mm ISO160 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -5;クリックすると大きな写真になります。
30.ヒョウモンチョウ
新坂平の駐車場の草むらを飛び回るオレンジの中で、ウラギンヒョウモンとちょっと異なるのがいた。花には止まらない。裏面で確認しようと思うが、裏も見せてくれない。撮影した画像をモニターでみると、どうやらヒョウモンチョウのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 160.5mm ISO160 ) 露出補正 なし
ヒョウモンチョウ;クリックすると大きな写真になります。
31.圏央道 厚木パーキング・エリア
帰路、富士見温泉で立ち寄り湯をしたあと、前橋で関越道に上がったが、途中どこかで一休みしようと思いながら、圏央道に入ってしまった。混んでいるかもしれないが、新しくできた厚木PAに寄った。幸い、パーキングも余裕があり、フード・コートで食べた「なんつッ亭濃厚とんこつラーメン」もとても旨かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/600秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
.圏央道 厚木パーキング・エリア;クリックすると大きな写真になります。
32.厚木PAから眺める相模川
ラーメンをすすりながら、相模川の流れを眺めた。相模川は山中湖を水源として、相模湖、津久井湖を経由して、相模平野を形成し、平塚市・茅ヶ崎市の境付近で相模湾に注いでいる。大きな川は眺めていると気分が落ち着く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/400秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
厚木PAから眺める相模川;クリックすると大きな写真になります。


2014年8月 4日

箱根湿生花園 梅雨空の花を訪れる蝶 7月18日


 休憩所から園内を眺めていると、傘をさしていた人たちが、すぼめて歩くようになったのが見える。10時半を少し回ったところだ。昼ごろまで、もう一回りして来ようと、立ち上がった。
  まず、ノリウツギの咲いているポイントへ直行した。同じような状況だった。ミドリシジミは吸蜜しているが、狙っている開翅はしてくれない。しばらく開翅を待って、ねばっていたがあきらめて、湿原植生復元区へ向かった。

  少し、空が明るくなって気温も上がってきたようだ。ここにはオカトラノオとカセンソウがいっぱい咲いている。オオウラギンスジヒョウモンが飛び始めた。だんだん飛んでいる数が増えてくる。オカトラノオが好きなようだ。カセンソウも訪れる。
  しばらくの間、湿生植生復元区でオオウラギンスジヒョウモンを追った。 オオウラギンスジヒョウモン以外には、ヒメキマダラセセリ、チャバネセセリ、キタキチョウくらいしかいない。

  再び、ノリウツギのポイントへ戻る。ふと見ると、ミドリシジミが開翅を始めた。何とか寄れるので、D5300+NIKKOR 18-140mmで撮る。ノリウツギの白い花に影響されるのか、露出はアンダー気味に撮れる。
 アサマイチモンジ、ミヤマカラスシジミもノリウツギの花を訪れた。
 最後にもう一度、ミドリシジミの開翅を見ることができ、12時少し過ぎに切り上げることにした。

ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 17.ミドリシジミ
雨宿りと休憩をした後、再びノリウツギのポポイントへ戻った。ノリウツギの花は、最盛期だった。日が差せば吸蜜に来るミドリシジミでいっぱいになるだろうと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 123.8mm ISO160 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 18.オオウラギンスジヒョウモン -1
ノリウツギのポイントへはまた後でもどってくることにして、湿生植生復元区へ移動した。オレンジが飛び始めている。ここにいるオレンジはオオウラギンスジヒョウモンだ。しかし、離れたところに咲くオカトラノオで吸蜜している。また、飛び道具を使わざるを得ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 155.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン -2
D5300で撮る。140mmで、これが目いっぱいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン -3
カセンソウでも吸蜜する。裏面を撮りたかった。これでオオウラギンスジヒョウモンだということがわかる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 21.ヒメキマダラセセリ
開翅したヒメキマダラセセリの裏面をとる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 133.4mm ISO160 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン -4
飛び道具HS50の望遠端(35mm版換算1000mm)で撮る。まあまあの描写だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
チャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 23.チャバネセセリ -1
イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -5;クリックすると大きな写真になります。 24.オオウラギンスジヒョウモン -5
だんだん数が多くなってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 119.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -6;クリックすると大きな写真になります。 25.オオウラギンスジヒョウモン -6
同じ場面をD5300で撮った。HS50に比べると、ややアンダーな露出になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -6;クリックすると大きな写真になります。 26.オオウラギンスジヒョウモン -6
一画面に4頭のオオウラギンスジヒョウモンが入った。不思議と集まってくる。すべて♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -7;クリックすると大きな写真になります。 27.オオウラギンスジヒョウモン -7
やっと近くに来てくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -8;クリックすると大きな写真になります。 28.オオウラギンスジヒョウモン -8
湿原植生復元区のカセンソウの花園は彼らにとっては天国のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/220秒 35.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -9;クリックすると大きな写真になります。 29.オオウラギンスジヒョウモン -9
やっと気に入った写真が撮れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 71.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -10;クリックすると大きな写真になります。 30.オオウラギンスジヒョウモン -10
湿原の広さが感じ取れる。箱根湿生花園の周囲に広がる湿原は面積8haで、比較的低い山地に残る数少ない湿原として、昭和9年に、一部が国の天然記念物に指定されている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チャバネセセリとオカトラノオ;クリックすると大きな写真になります。 31.チャバネセセリとオカトラノオ
チャバネセセリは、舞岡公園などでもいるが、見る機会が少ない。地味な蝶だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 148.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
32.エゾミソハギ;クリックすると大きな写真になります。 32.エゾミソハギ
湿生花園には、ミソハギとエゾミソハギは生えている。自分の撮ってきた写真を見ても、色も花の形も同じようで、両者の区別がつかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -11;クリックすると大きな写真になります。 33.オオウラギンスジヒョウモン -11
再びノリウツギのポイントに戻ってきた。少し離れたノリウツギの花にオオウラギンスジヒョウモンが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 172.8mm ISO320 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ半開翅;クリックすると大きな写真になります。 34.ミドリシジミ半開翅
ふと近くのノリウツギの花を見ると、ミドリシジミが開翅を始めていた。もっと、完全に開いてくれるものと期待していたが、アブが邪魔をして、翅を閉じてしまった。しかし、きれいな緑の輝きを見た。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミとハナアブ;クリックすると大きな写真になります。 35.ミドリシジミとハナアブ
ノリウツギの花には、いろいろな昆虫が吸蜜に来る。ハンミョウの仲間や、ハナムグリの仲間、そしてハナアブの仲間が集まっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/600秒 32.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
アサマイチモンジ 表;クリックすると大きな写真になります。 36.アサマイチモンジ 表
アサマイチモンジも来た。少し擦れてしまっている。2頭いた。これは♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アサマイチモンジ 裏;クリックすると大きな写真になります。 37.アサマイチモンジ 裏
少し高いところに止まった。飛び道具に持ち変える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 38.ミドリシジミ
ミドリシジミの数も多くなってきた。ほとんどが新鮮な個体が多い。まだ、発生初期なのかもしれない。D5300で撮っておく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ開翅;クリックすると大きな写真になります。 39.ミドリシジミ開翅
さっき半開翅を撮ったのとほとんど同じ位置に止まっていたミドリシジミが開翅してくれた。同じ個体かどうかはわからない。ただ蝶の向きが悪い。後ろからだと緑色の輝きがでない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマカラスシジミ
ミヤマカラスシジミはいないのかと、探してみる。奥の方の花で吸蜜しているのを見つけた。少し距離があるのでHS50で狙うが、ピントが合わせにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 88.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ 緑色の輝き;クリックすると大きな写真になります。 41.ミドリシジミ 緑色の輝き
失敗をしてしまった。40.のミヤマカラスシジミを撮るのに、蝶が暗くなっってしまうと思い、+1.0段の露出補正をした。しかし、その途端にミヤマカラスシジミは花の影に隠れてしまって撮れなかった。その時、39.で撮ったミドリシジミが向きを変えて開翅してくれて、輝く緑色が見えた。あわてて腕を上げてカメラを構え、バリアングルモニターで撮ったが、露出補正を戻すのを忘れてしまった。ノリウツギの白が完全に飛んでしまっている。レタッチをしてみるが救うことはできない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/480秒 38.1mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段