1.コゲラ
朝9時に地蔵堂の前の駐車場に車を停めた。広い駐車場には1台しか止まっていない。まだ、気温が低くチョウも飛んでいない。車の中から周囲を見回していると、すぐ近くの木の枝にヤマガラらしき鳥が来た。カメラを取り出して、窓を開けフォーカスしようとしたが、飛び去ってしまった。ふと目を前方にやると20mくらい先の木に野鳥が来た。車を降りて近づくとコゲラだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
|
|
2.モンシロチョウ♀
夕日の滝への道を歩き始める。道は遊歩道でもあり、住んでいる方々の生活の道でもある。まずモンシロチョウが飛び出した。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
3.ウスバシロチョウ -1
さっそくウスバシロチョウが姿を見せ、セイヨウカラシナで吸蜜を始めた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
4.ウスバシロチョウ -2
前の写真と同じ個体だ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
|
|
5.夕日の滝 見守り地蔵
何回もここへは来ているが、このお地蔵様を注意して見たことはなかった。「お賽銭はご遠慮ください」という札が張られていた。ごみの不法投棄をお地蔵さまの力で減らしてもらおうと、環境美化に取り組む住民グループ「環境美化金太郎会」が不法投棄されやすそうな場所に設置しているようだ。地蔵はスギ廃材などを利用し制作されていて、捨てる人の良心に訴えようと2008年11月から夕日の滝や広域農道などに設置されてきたそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
|
|
6.夕日の滝 説明板
wikipediaによれば、夕日の滝は酒匂川の支流内川の上流で矢倉沢にある。落差23m、幅5mで、標高約500mの地点にあり、周囲はスギ、ケヤキ、ナラなどの林に囲まれている。金太郎が産湯をつかった滝とも伝えられている。滝は、箱根古期外輪山の堅い火山岩と、泥岩と礫岩から成る軟らかい地層が接する断層にあり、内川からの流水により軟らかい地層はしだいに削られたことによりできたと考えられる。名前は、夕日に映える美しさから名づけられたと言われており、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われるが、勇ましく水煙をあげ、男性的なところから「雄飛の滝」と呼ばれていたという説もあるそうだ。また、滝行が行われている滝として有名で、毎年初夏には夏の訪れを告げる滝開きも開催される。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.7段
|
|
7.ミソサザエ -1
初めて見る鳥だった。全身こげ茶色で尾羽に細かい模様があった。日本では全国に分布していて、山地の渓流沿いの藪や岩のある林などに生息しているのだという。まさにその通りの場所だ。露出補正を戻さずに撮ってしまった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 -0.7段
|
|
8.夕日の滝 滝つぼ
前の日に雨が降ったので、水量は多かった。スロー・シャッターに設定して撮った。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
9.夕日の滝 滝口
毎年1月半ばに、夕日が沈む処がここなのか。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1250 ) 露出補正 なし
|
|
10.渓流
滝の下流は渓流になっている。矢倉沢を流れ、酒匂川にそそぐ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
|
|
11.ウスバシロチョウ -3
夕日の滝から先は、箱根の金時山(1,213m)への登山道が続いている。私はここでUターンし、再び来た道を駐車場へと戻る。往路は飛んではいたものの撮影できなかったが、途中にウスバシロチョウのポイントがある。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
|
|
12.ウスバシロチョウ -4
ハルジオンの花で吸蜜する。この花はウスバシロチョウの好きな花だ。ウスバシロチョウも首の周りが黄色くて、ハルジオンの花の色どりに似ている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
13.ウスバシロチョウ -5
開翅したところを撮影。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
14.ウスバシロチョウ -6
首に掛けていた D5300 に持ち換えて撮る。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
|
|
15.ウスバシロチョウ -7
セイヨウカラシナで吸蜜。ウスバシロチョウが赤い花に来るのは見たことがない。
Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
16.ウスバシロチョウ -8
大きな葉の上に静止。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
17.ウスバシロチョウ -9
この個体はしばらくの間、セイヨウカラシナで吸蜜していた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
|
|
18.クロアゲハ♂ -1
田んぼの向こうの畔に咲くツツジの花にクロアゲハがきた。ちょっと距離がある。トリミングしている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
|
|
19.カラスアゲハ♂ -1
民家の入り口に咲くツツジにカラスアゲハが飛来した。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
20.カラスアゲハ♂ -2
高いところに咲くツツジで吸蜜するので、翅表のカラスの濡れ羽色が見えない。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 +1.0段
|
|
21.カラスアゲハ♂ -3
ツツジに顔を埋めて吸蜜する。やっと眼が見えた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 +1.0
|
|
22.金太郎の生家跡
約千年ほど前に、都から足柄峠を越えて地蔵堂に来た金持ちの旅人が、この地を気に入って移り住んだ。その金持ちは名を足柄兵太夫と言った。兵太夫には八重桐という娘がいて酒田氏に嫁いだが、酒田一族で争いがありそこから逃れるために地蔵堂の実家に戻ってきた。身ごもっていた八重桐は地蔵堂の屋敷で無事に男の子を出産、ここに金太郎が誕生したと伝えられる。昔話の主人公として知られている足柄山の金太郎だが、実は歴史上実在した人物であると言われている。ここで写真に見えるツツジにチョウが来ないかとねばっていたところ、地元の方が来られ「興味があるのですか」と声を掛けられた。昨年(令和元年)10月12日から13日にかけての台風19号では この一帯も土砂崩れがあり、民家にも被害が出たとのこと。ここは標高450mくらいあるそうだ。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
23.クロアゲハ♂ -2
道端に咲くツツジにクロアゲハが来ていた。今まで会ったカラスアゲハ、クロアゲハは♂が多く、みんな擦れていない個体だ。まだ発生初期なのだろう。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO320 ) 露出補正 なし
|
|
24.クロアゲハ♂ -3
良い位置から撮れたと思う。初々しいクロアゲハfだった。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO500 ) 露出補正 なし
|
|
25.地蔵堂
通称地蔵堂と言われているのは、正しくは、曹洞宗足柄山誓光寺という。さきほど、金太郎の生家跡で話をしたかたから、同寺の木造地蔵菩薩立像と地蔵堂内厨子が今年の11月21日(土)、22日(日)に檀家(15軒)の人たちにより御開帳されると聞いた。一般公開されるのは約150年ぶりだから是非見に来てくださいと言われた。 開帳される本尊の「木造地蔵菩薩立像」は、高さが約160cmで南北朝時代末から室町時代初期の作と推察されている。地蔵菩薩が納められている「地蔵堂内厨子」は室町時代末期の作で、三間四方の入母屋造りの屋根に軸部を禅宗様、軒を和様とした折衷様式だそうだ。ともに県指定の重要文化財に指定されている。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO400 ) 露出補正 なし
|
|
26.地蔵堂の石仏
地蔵堂と言われる曹洞宗足柄山誓光寺の境内は、猫の額ほどだが、石仏が並んでいた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
|
|
27.地蔵堂の扁額
地蔵堂には「足柄地蔵尊」と書かれた扁額がかけられていた。
SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO1250 ) 露出補正 なし
|
|