2020年11月アーカイブ: Studio YAMAKO

2020年11月29日

クロマダラソテツシジミ 11月16日、17日、19日

11月14日以降、11月にしては珍しく暖かな日が続き、気温は20度をを超えている。
 11月14日に自宅の近くでクロマダラソテツシジミに出会い、翌15日にもその姿を見ることが出来た。15日に見たのは♂の擦れた個体だったので、そろそろ終わるのかなと思ったが、その後も観察を続ける。
 結果、16日、17日とクロマダラソテツシジミを確認出来た。16日には羽化したてのような♀が、17日には、それとは違う♀と出会えた。18日には他に行くところがあり、確認していないが、最後に19日に行った時には姿を見ることが出来なかった。

私がクロマダラソテツシジミに最初に会ったのはGuam島だった。2005年~2014年まで、安く泊まれるリゾートホテルがあったので、毎年1月か2月に、学生時代の仲間10人ほどでGuamへゴルフをしに行っていた。その時に初めてクロマダラソテツシジミを見ている。日本チョウ類保全協会編「日本のチョウ」には、クロマダラソテツシジミは、かっては日本に生息せず、1992年に沖縄島で初記録とある。私が所持している「原色日本蝶類図鑑」(川副昭人・若林守男 共著 白水隆 監修 保育社 1976年初版)にはこのチョウの名はない。  また、wikipediaなどで調べてみると、高温期型(後翅裏面の黒点が発達)と低温期型(後翅裏面の亜外縁の白斑が発達し,黒点は灰色)があるようだ。さらに,発生が連続する秋期では,高温期型と低温期型の中間の斑紋を持つ個体(中間型)も出現するという。
 本種の季節型は,キタテハの夏型,秋型のように,明確に違いが線引きできる季節型があるわけではない。生育状況の温度変化によって個体変異はあるが、徐々に斑紋は変化していく。南アジアから東南アジアに分布し、日本では、1992年に沖縄本島で発見されて以降、分布を広げていて、関東でも見られるようになっている。Guamのものと、今秋、関東で見たものとはあまりはっきり区別できないが、Guamで撮った写真を見ると、裏面の黒点が黒い。

ABCD.jpg

上段:Guam島 Mangilao Golf Club  左)2009年1月30日 右)2012年2月7日
下段:横浜市保土ヶ谷区  左)2020年11月17日 右)2020年11月16日 

今年の秋は、思いもかけずクロマダラソテツシジミに遭遇し、楽しむことが出来た。

001_201116001 X800 〇峰岡公園 SX620.jpg 1.クロマダラソテツシジミ♀ -1
11月16日、この日はクリニック受診日で10時半に予約をしていた。診察を受ける前に自宅近くの小さな公園へ行って見たが、クロマダラソテツシジミの姿はなかった。診察を終えて11時20分に再びその公園に戻ってきたところセンニチコウの赤い花で1頭の新鮮なクロマダラソテツシジミが吸蜜していた。その時はコンデジしか所持していなかった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/640秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
002_201116005 X800 〇峰岡公園 SX620.jpg 2.クロマダラソテツシジミ♀ -2
センニチコウの花から離れて近くの葉の上に止まった。慎重に近づいて至近距離で撮影する。 

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/400秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
003_201116023 X800 〇峰岡公園 D5300 TAMRON90.jpg 3.ツマグロヒョウモン♀
一旦家に戻り、D5300 に TAMRON 90 macro を付けて公園にとって返した。さっきの個体が今度は白いセンニチコウの花で吸蜜している。そこへ羽化したばかりのようなツマグロヒョウモン♀が飛来した。落ち着いて吸蜜しているクロマダラソテツシジミを横目で見ながら、まず、ツマグロヒョウモンを撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし 
004_201116029 X800 〇峰岡公園 クマソ♀ D5300 TAMRON90.jpg 4.クロマダラソテツシジミ♀ -3
白いセンイチコウで吸蜜するクロマダラソテツシジミは、今まで見てきた個体と斑紋が異なる。明らかに低温期型の特徴が表れていた。長い尾状突起が健在である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_201116044 X800 〇峰岡公園 クマソ♀ D5300 TAMRON90.jpg 5. クロマダラソテツシジミ♀ -4
半分開翅をしてくれた。はじめてみるその美しさに感動した。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_201116050 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ D5300 TAMRON90.jpg 6. クロマダラソテツシジミ♀ -5
こちらに向いて開翅して見せてくれた。全くきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし 
007_201116054 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ D5300 TAMRON90.jpg 7.クロマダラソテツシジミ♀ -6
近寄って撮る。少し濃いめのブルーが輝く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_201116073 X800 〇峰岡公園 クマソ D5300 TAMRON90.jpg 8.クロマダラソテツシジミ♂ -1
花壇の向こう側に咲く黄色い花にシジミが止まった。ヤマトシジミかなと思ってよく見るとクロマダラソテツシジミ♂だった。やや擦れた個体で尾状突起もとれてしまっている。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし  
009_201116017 X800 〇峰岡公園 SX620.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -2
近づけないので、コンデジ(SX620)で引き寄せて撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/640秒 112mm ISO80 ) 露出補正 -1.0段
010_201117012 X800 〇峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♀ -7
次の日、またその公園へ行って見ると、赤紫色のセンニチコウの花にクロマダラソテツシジミがいた。それは前日に撮った個体ではなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_201117017 X800 〇峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 11.クロマダラソテツシジミ♀ -8
右を向いたところを見ると、こちら側の尾状突起も健在である。ここで初めて見る個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_201117021 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ♀ -9
この個体は高温期型と低温期型の中間のように思える。開翅してくれるのを待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_201117036 X800 〇峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ♀ -10
開翅。翅表のブルーは前日の個体より淡い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_201117038 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ♀ -11
何処にも傷が見られないほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_201117046 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ♀ -12
再び開翅してくれた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_201117056 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ♀ -13
ファインダーで見惚れるような美しさだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_201117069 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 17.クロマダラソテツシジミ♀ -14
開翅してしばらく吸蜜を続けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_201117091m X800 峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ♀ -15
こんな狭いところに、ここ数日、おそらく4頭ほどの個体が入れ替わり、姿を見せてくれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_201117103 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 19.クロマダラソテツシジミ♀ -16
右側の翅表も見せてくれた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし クロマダラソテツシジミ♀ -17
020_201117107 X800 〇峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ♀ -17
周辺を歩いてみたが、ソテツらしい木はなかった。これらのクロマダラソテツシジミは何処から飛来しているのだろうか? しかも1頭だけでなはない。♀達は次世代の卵を産むことが出来たのだろうか。そして、この付近で冬を越すことは出来るのだろうか。いずれにしても来年の秋が楽しみである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_201117115 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ♀ -18
今年の秋は最後の最後までクロマダラソテツシジミに楽しませてもらった。来年秋に再会できることを期待する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 187mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_201119001 X800 峰岡公園 RX10M4.jpg 22.サクラの紅葉
19日にも行って見たが、クロマダラソテツシジミの姿はなかった。この小さな公園にも、春には桜が咲き目を楽しませてくれる。今秋のサクラの紅葉はきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 106mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_201119005 X800 峰岡公園 RX10M4.jpg 23.イロハモミジの紅葉
数は少ないがモミジもある。鮮やかに紅葉し、陽を受けて輝いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
024_201119010 X800 峰岡公園 カシワバアジサイ RX10M4.jpg 24.カシワバアジサイの紅葉
5月〜7月に真っ白い花を付けるカシワバアジサイの葉が紅葉していた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO250 ) 露出補正 なし


2020年11月24日

ご近所公園カメラ散歩(2) 保土ヶ谷公園 11月15日

11月15日、この日も暖かく、秋晴れの好天が続いていた。クロマダラソテツシジミの消息が気になっていたのと、保土ヶ谷公園のイチョウとカエデの紅葉がどこまで進んだか見に行ってきた。
 まず、峰岡公園にクロマダラソテツシジミの様子を見に行ったが、姿を見ることは出来なかった。
 星川駅前まで歩いて、明神台迄バスに乗る。「敬老特別乗車証」がありがたい。
 保土ヶ谷公園を分けるようにして通るバス通りのイチョウはそろそろ黄色くなってきていた。保土ヶ谷公園のなかはというと、カエデは数本の木が赤くなってきていて、とくに辻広場の背の高いモミジバフウの紅葉が見頃だった。

11.保土ヶ谷公園のイチョウ
まだ緑色が残る葉もあるが、きれいに色づいてきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 180mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_201115031 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
12.バス通りのイチョウ -1
保土ヶ谷球場の照明塔が見える。イチョウが黄色くなるにはもう少し時間がかかりそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 70mm ISO250 ) 露出補正 なし
012_201115034 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
13.辻広場のモミジバフウ -1
下池へ下りる手前の辻広場は紅葉の綺麗なところだ。この時はモミジバフウが見頃だった。実はこれがモミジバフウとは知らなかった。11月18日に千葉県大栄のゴルフ場でゴルフを楽しんだ。その時に同じと思われる紅葉した木を見かけ、そこにモミジバフウという名前の札があった。あとで検索してみたところ間違いなさそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_201115042 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
14.辻広場のモミジバフウ -2
20mはあろうかと思われる高い大きな木は樹上まで紅葉している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_201115049 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
15.辻広場のモミジバフウ -3
青空を突くように伸びた木のてっぺんまで紅葉している。秋に何回かここにきているが、この木がこんなに見事に紅葉したのを始めて見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_201115053 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
16.辻広場のモミジバフウ -4
一葉、一葉にグラデーションが見られる。ウチワカエデなどもあるのだが、くすんだ色の紅葉はあるものの、きれいではなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_201115059 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
17.下池
下池へ下りる。水面に紅葉したカエデが映っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO320 ) 露出補正 なし
017_201115071 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
18.イロハモミジ
下池のほとりに1本紅葉したイロハモミジがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_201115073 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
19.カルガモ
上池にはいつものように数羽の常駐するカルガモがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
019_201115083 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
20.ふれあい広場から
上池の上のふれあい広場から東側の明神台方面を望む。この日は日曜日で、青空が広がり暖かい。家族連れが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_201115087 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
21.ウラナミシジミ♀
さらに花見台の方へ行って見る。路傍に咲くコセンダングサにウラナミシジミが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_201115102 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
22.キタテハ♀
前翅の幅が広いので♀と思う。暖かいので越冬を控えたキタテハが元気に飛び回っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_201115113 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
23.キタテハ♂ -1
キタテハもコセンダングサの黄色い小さな花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_201115123 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
24.キタテハ♂ -2
キタテハの好む環境である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_201115134 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
25.キタテハ♂ -3
黒褐色の裏面は一流である。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 なし
025_201115150 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
26.バス通りのイチョウ -2
そのままバス通りに上がって、明神台方面へ戻る。イチョウもまもなく見ごろだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_201115157 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
27.バス通りのイチョウ -3
保土ヶ谷駅西口からの循環バスが通る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
027_201115161 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
28.明神台公園 キタテハ -1
明神台公園へも回ってみた。ツマグロヒョウモンを追ったキバナコスモスがわずかに残る。杉山神社に咲くキクのような黄色い花にキタテハが来ていた。この黄色い花は何かと検索してみたが、ユリオプスデイジーに良く似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 110mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_201115178 X800 〇杉山神社 RX10M4.jpg
29.明神台公園 キタテハ -2
綺麗な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
029_201115172 X800 〇杉山神社 RX10M4.jpg
30.七五三
健やかな成長をお祝いする日本の伝統的な行事である七五三は、女の子は3歳と7歳、男の子は5歳を迎えた年に神社にお参りするのが一般的だ。この日は日曜日で、杉山神社には七五三でお参りする家族が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 53mm ISO2000 ) 露出補正 なし
030_201115181 X800 杉山神社 RX10M4.jpg


2020年11月20日

ご近所公園カメラ散歩(1) 峰岡公園 11月15日

11月13日以降、暖かい日が続く。
 11月1日に近所の峰岡公園で、クロマダラソテツシジミを発見し、翌日には、前日のと同じ個体のようだったが比較的きれいな♂1頭の、多くのシーンを撮影し、これで最後だろうと思っていた。
 それから10日以上たった11月14日に、買い物に出かけようして家を出た。私が住む集合住宅の玄関を出ると、管理人さんと会った。挨拶をかわしていたところへ、どこからか敏捷な小さなシジミチョウが飛んできて、玄関先の花壇に咲くローズマリーに止まった。ヤマトシジミかなと思って覗き込むと、なんとクロマダラソテツシジミだ。今年の秋は、9月30日に、保土ヶ谷公園付近で"ばったり"出会ったのを皮切りに、今回のこの自宅から徒歩圏内で会ったのが3か所目である。今回は自宅まで訪ねてきてくれた。
 翌日は、保土ヶ谷公園にイチョウとカエデの紅葉がどこまで進んだか見に行こうと思っていたので、前回9月末に、初めてクロマダラソテツシジミに出会った場所に行ってみたが、残念ながらその姿を見ることは出来なかった。
 ところがその行き帰りに立ち寄った峰岡公園では、行きはヤマトシジミとウラナミシジミしかいなかったものの、帰りには大分擦れてきてはいるが、元気にセンニチコウで吸蜜している♂1頭を見つけた。

001_201114004 X800 〇ソフィア横浜玄関 ローズマリー 705KC.jpg 1.玄関先に飛来したクロマダラソテツシジミ
11月14日、私が住む集合住宅の玄関先には小さな花壇がある。そこで管理人さんと話をしていたら、ローズマリーの花に小さなチョウが飛来した。ヤマトシジミかと覗き込むとなんと、クロマダラソテツシジミだった。この時、カメラを持っていなかったのでスマホで撮った。

KYOCERA かんたんスマホ 705KC 約1300万画素
オートで撮影 ( f2.2 1/621秒 3mm ISO38 ) 
002_201115007 X800 峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ
11月15日、保土ヶ谷公園への行きがけに寄った峰岡公園は、面積 3,896㎡という小さな公園である。その小さな花壇で、クロマダラソテツシジミがいるかと探した。センニチコウの白い花に来ているのはヤマトシジミだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_201115019 X800 〇峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 3.ウラナミシジミ
同じく峰岡公園の花壇のセンニチコウにボロボロに破損したウラナミシジミがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_201115026 X800 〇峰岡公園 ウラナミ RX10M4.jpg 4.新鮮なウラナミシジミ
峰岡公園の反対側の花壇に咲く花では傷のない、とてもきれいなウラナミシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_201115191 X800  〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 5.クロマダラソテツシジミ♂ -1
愛好家の間ではクロマダラソテツシジミという名前が長いので「クマソ」と省略されることが多い。折角意味を持たせた和名を「クマソ」にしてしまうのも可愛そうなので、クロマダラソテツシジミでいく。保土ヶ谷公園でイチョウやカエデの紅葉の様子を見た帰路、再び峰岡公園に寄った。白いセンイチコウの花でクロマダラソテツシジミの♂が待っていてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_201115203t X800 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 6.クロマダラソテツシジミ♂ -2
白いセンニチコウの花から離れ、花壇を仕切るロープに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_201115213 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ♂ -3
左後翅の破損位置から、今月2日に撮影した♂と同じ個体のようだ。2週間がたち、右の尾状突起はとれてなくなり、翅表のブルーも褪せてきているが、まだ元気にしていた。今朝、家の前でスマホで撮った個体とは異なる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_201115230 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ♂ -4
こんな環境にいるこのクロマダラソテツシジミは、いったいどこから飛んできて、2週間も住み着いていたのだろうか? 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_201115238 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ♂ -5
白いセンニチコウの花で落ち着いて吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_201115239 X800 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ♂ -6
翅を開いたり、閉じたりして吸蜜を続けていた。ここにいたのはこの個体だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年11月15日

千日紅で吸蜜するクロマダラソテツシジミ TAMRON 90 macro 11月2日

きのう(11月1日)、Canon PowerShot SX620HXというコンデジで小さなシジミチョウを撮ってみようと横浜市の自宅近くの小さな公園へ出かけてみたところ、先日別のところで偶然に見たクロマダラソテツシジミにまた出会った。
 きょうも好天だった。10時半にクリニックの受診予約があったが、D5300をカメラバッグに入れて、30分ほど早めに家を出て、その公園へ行って見たところ、クロマダラソテツシジミがセンニチコウの花で吸蜜して待ってくれていた。
 クリニックへ行かねばならない時間が来たのでいったんその場を去ったが、クリニックで診察券を出すと、私の治療に使う液体窒素が届いていないので午後に改めて来て欲しいと詫びながら言われた。これ幸いと思い公園へ戻ったのは言うまでもない。クロマダラシジミはその1頭のみだったが、まだ、センニチコウで待っていてくれた。
 TAMRON 90mm を使うときはf5.6の絞り優先オートで撮るが、被写界深度が浅いので目にピントを合わせると翅がボケる。
 明神台公園といい、此処といい、家から徒歩圏内でのクロマダラソテツシジミとの出会いは、今年の秋を楽しませてくれた。

001_201102002 X800 峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 1.クロマダラソテツシジミ -1
とても小さな個体だった。じっとして、おとなしくセンニチコウで吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし 
002_201102009 X800 峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 2.クロマダラソテツシジミ -2
向きを変えてくれた。尾状突起はか細くちぎれそうに見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
003_201102021 X800 峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 3.クロマダラソテツシジミ -3
開翅してくれた。♂のようだ。 日本チョウ類保全協会編の「日本のチョウ」には、クロマダラソテツシジミは「かっては国内に生息せず、1992年に沖縄島で初記録。一時は途絶えたが、近年は南西諸島や九州南部で定着。強い分散力と植栽による移動で、関東まで発生することもあり、各地でソテツの食害が問題となっている。」と記されている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO360 ) 露出補正 なし
004_201102026 X800 峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 4.クロマダラソテツシジミ -4
同じく生活環境は「農地、公園、人家といった平地の蘇鉄(ソテツ)が植えられていた明るい泥腋や公園、神社の境内、学校の校庭など。」とあるが、今秋、本種に出会った3か所はすべて「公園」だった。分散力が強く、飛び火的に各地で発生を繰り返すそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
005_201102045 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 5.クロマダラソテツシジミ -5
2007年から10年間、毎年1月にグアム島へゴルフに行っていたが、その際にマダラソテツシジミを見ている。初めて撮影したのは2008年1月21日マンギラオG.C.だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
006_201102059 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 6.クロマダラソテツシジミ -6
左後翅外縁にちょっと傷がある。尾状突起は両方とも健在なのか微妙である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_201102067 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 7.クロマダラソテツシジミ -7
センニチコウの花には白の他に、写真の赤紫色や、キバナセンニチコウには深紅の花もある。赤紫の花に移って吸蜜を続ける。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
008_201102075 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -8
口吻は伸ばしていない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
009_201102087 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -9
開翅して表を見せてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
010_201102095 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -10
また白いセンニチコウに移った。このレンズは被写界深度が浅いのでチョウの全般にピントを合わせるのが難しいが、この画は目から尾状突起までがほぼ平行になって、ピントが合っている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_201102100 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 11.クロマダラソテツシジミ -11
上から撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_201102103 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 12.クロマダラソテツシジミ -12
正面から撮った。ブルーが輝いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_201102116 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 13.クロマダラソテツシジミ -13
どうやら左側の尾状突起は欠落しているようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
014_201102132 X800 〇峰岡公園 TAMRON D5300.jpg 14.クロマダラソテツシジミ -14
1頭だけのクロマダラソテツシジミだったが、いろいろな角度からの撮影を楽しませてくれた。今年、我が家の近所で見たクロマダラソテツシジミが世代を繋いでいくのは難しいことと思うが、願わくば来年も現れて欲しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年11月11日

近所を歩く 帷子川から峰岡公園へ Canon PowerShot SX620HX 11月1日

3日ほど前に、何気なしにCanon PowerShot SX620HXというコンデジをポケットに入れて昼食がてら散歩に出かけた。帰り道に災害の時の避難場所にもなっている、近所の峰岡公園へ寄ってみた。猫の額ほどの花壇があり、ウラナミシジミが吸蜜していた。 持っていたCanon PowerShot SX620HXで撮影を試みた。被写体に近づければ撮れるが、35㎜版の625mm相当までズーム出来る望遠側でどんな写真が撮れるのか試してみたかった。
 1.5mほど離れて、モニターで見ると合焦している。しかし、モニターの中でウラナミシジミはガタガタとぶれている。シャッターを押した。完全ではないが、手振れ防止機能の効果だろうが何とか止まっていた。

201029008 X800 〇峰岡公園 SX620.jpg

Canon PowerShot SX620HXで撮ったウラナミシジミ 10月29日
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO100 ) 露出補正 なし

撮像素子が1/2.3型のこのカメラは仕様では焦点距離4.5mm~112.5mmで、35mm版では25mm~625mmに相当する。レンズはf3.2~f6.6だ。最短撮影距離は広角端が1cm、望遠端が1mとなっている。ISO感度は3200まで。
 というわけで、11月1日に、Canon PowerShot SX620HX だけを持って帷子川へヤマトシジミを撮りに行った。この日は気温も上がって、何種か撮影できた。ウバメガシでウラギンシジミの♂を見かけたが撮れなかった。
 帰りに峰岡公園を周ってみる。なんと、またまたクロマダラソテツシジミに会うことが出来た。

001_201101002 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 1.ヤマトシジミ♂ -1
最初の1枚は近接撮影になった。焦点距離12mmは35㎜版の約67㎜に相当する。1/500秒でシャッターが落ち、手振れもなくきれいに撮れた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 12mm ISO80 ) 露出補正 なし 
002_201101007 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -2
これは望遠端112mm(35㎜版625mm相当)で撮った。フォーカスフレームは中央にしか設定できない。何とか見られる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_201101010 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 3.キタテハ秋型 -1
葉の上でキタテハが翅を休めていた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_201101012 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 4.キタテハ秋型 -2
しばらく飛び立たないでじっとしていてくれる。近づくことも許してくれた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
005_201101017 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 5.キタテハ秋型 -3
また離れて、1.5mくらいの距離から撮る。シャッターボタン半押しでフォーカスロックして撮る。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_201101018 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 6.ヤマトシジミ♀ -1
1.5mくらい離れて望遠端で撮る。ターゲットを捉えるのに少々戸惑う。当たり前のことだが、背景のボケは112mmのボケにしかならない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/320秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_201101026 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 7.ヤマトシジミ♂ -3
いくつか咲いていた直径5cmくらいのピンクの花にヤマトシジミの♂が止まって開翅した。この花の葉を見るとヤマトシジミの食草のカタバミの葉によく似ている。5弁の花の形も似ているが、直径1cmに満たない黄色いカタバミの花に比べいかにも大きい。帰宅してネットで調べてみたところ、ハナカタバミとわかった。ノートリミングで、望遠端でこの大きさに撮れた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_201101032 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 8.ヤマトシジミ♀ -2
地面に生えるカタバミの葉に止まる♀を上から10cmくらいに近寄って撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 7mm ISO80 ) 露出補正 なし
009_201101037 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 9.キタテハ秋型 -4
さっきのキタテハはカントウヨメナの花に移動し吸蜜をしている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_201101040 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -4
鮮やかなブルーが煌めく。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 8mm ISO80 ) 露出補正 なし
011_201101042 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -5 開翅
開翅して鮮やかなブルーを見せてくれた。625mm相当で撮っているが、まあまあ見られると思う。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
012_201101047 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 12.ヤマトシジミ♀ -3
♀の裏面は♂に比べ灰色が濃い。広角端で5cmくらいまで寄って撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
013_201101048 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 13.ヤマトシジミ♂ -6
この時期のヤマトシジミの♀では翅表にブルーが出るが、そのブルーの出方に変化があって楽しませてくれる。また、この時期の♂も鮮やかなブルーで美しい。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_201101054 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 14.キタキチョウ
きれいな個体だった。忙しく飛び回るが、カントウヨメナで吸蜜を始めた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 104mm ISO200 ) 露出補正 なし
015_201101060 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 15.キンクロハジロ
早くも渡り鳥がやってきた。キンクロハジロは帷子川の常連だ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 107mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_201101068 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 16.オナガガモ
少し上流に行くと、まだ2羽だけだったがオナガガモの姿も見えた。毎年同じようなところに陣取る。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_201101079 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 17.チャバネセセリ
ランタナの花でチャバネセセリが吸蜜していた。後翅の白斑がイチモンジセセリに比べ、不明瞭である。個体数はチャバネセセリの方が少ない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
018_201101087 X800 〇峰岡公園 クマソ センニチコウ SX620.jpg 18.クロマダラソテツシジミ -1
我が家の近くの峰岡公園まで戻ってきた。ウラナミシジミがいないかと思い、小さな花壇で咲いていた白い花を覗くと、なんとクロマダラソテツシジミが吸蜜していた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_201101090 X800 〇峰岡公園 クマソ SX620.jpg 19.クロマダラソテツシジミ -2
近くのセンニチコウの花に移動してくれた。近寄って16mm(35㎜版約90mm相当)で撮った。羽化したばかりのようにきれいな個体だった。繊細で長い尾状突起も付いている。いったいどこから飛んできているのだろうか?どこかにソテツがあるのかと、道々見て歩いたところ、民家の玄関先で植木鉢に小さなソテツが植えられていた。しかし、そこで発生している気配はなかった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 16mm ISO80 ) 露出補正 なし


 

2020年11月 7日

深まる秋 帷子川公園のヤマトシジミ 続き TAMRON 90mm macro 10月25日

天気も良かったので二人で近くの天王町にある「横浜ビジネスパーク」のレストランに昼飯を食べに出かけた。帰りは別行動にして、かみさんは旧東海道と、国道16号の北側の道沿いに接する松原商店街へ、私はまたこの日も、帷子川公園のヤマトシジミを見に行った。
 秋も進み、桜の葉は色づき、「横浜ビジネスパーク」のケヤキやプラタナスも色づいていた。
 この日は、TAMRONの90㎜マクロを付けたNikon D5300を持って行った。先日のSONYのRX10M4と撮り比べをする。このレンズは解像力と発色の美しさは素晴らしいと思う。手振れ防止機能の付いた新しいタイプの TAMRON 90mm macro も出ているが、手振れには、1/500秒と連写で対応する。

001_201025007 X800 帷子川 YBP D5300 TAMRON 90.jpg   1.ケヤキ
「横浜ビジネスパーク」にいち早く紅葉している木があった。ナナカマドかなと思ったが葉の付き方を見るとケヤキのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_201025013 X800 帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 2.サクラの葉
帷子川河畔に植えられた桜の葉も紅葉し始めた。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
003-201025014 帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 3.プラタナス
プラタナスの大きな葉は木々によって、また枝によって、紅葉のしかたが違う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_201025024 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 4.ヤマトシジミ♂
TAMRON 90mm macro は、APS-Cサイズのカメラに付けると135mm相当となり、思ったよりディスタンスがとれる。チョウの後ろ側からその眼にピントを合わせるのは難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_201025031 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 5.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -1
夏の♀の翅表は全体に黒っぽいが、低温期型は紫青色の部分が出てくる。この個体はそれが顕著である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_201025038 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 6.ヤマトシジミ♂ 低温期型
雌とは逆に夏の♂の翅表は外縁部の黒い縁がやや太くなる。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
007_201025041 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 7.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -2
ヤマトシジミは都会でもごく普通種だが、なかなか魅力的なチョウだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_201025046 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 8.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -3
高温期型の♀はほとんど残っていなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし  
009_201025051 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 9.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -4
チョウの季節型は、幼虫時代の気温・気象が影響しているとの説があり、同じ雌でも個体差が現れる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_201025053 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 10.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -5
この個体は後翅の紫青色が輝き、美しさが目立った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし 
011_201025060 X800 帷子川 タチバナモドキ D5300 TAMRON 90.jpg 11.タチバナモドキ?の実
この季節には赤や黄色の小さな実をつける木々がある。普段はあまり注意していないので名前がわからないが、ネットで検索して多分タチバナモドキではないかというところにたどり着いた。カキの実のミニチュアのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_201025061 X800 帷子川 クロガネモチ D5300 TAMRON 90.jpg 12.クロガネモチ?の実
これもネットで調べてみた。葉をきちっと撮っておくと後で同定するときに役に立つ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし


2020年11月 3日

帷子川公園のヤマトシジミ Sony Syberーshot RX10M4 10月18日

帷子川河畔の散策路の一角に食草であるカタバミが群生し、カントウヨメナなどの花が咲き、ヤマトシジミが多く見られる一角がある。
 この日は愛用のSony Syberーshot RX10M4で小さなシジミチョウを撮る練習だ。Sony Syberーshot RX10M4はその望遠端である220mm(35mm判 600mm相当)でレンズ先端から約72cmまで被写体に寄れる、その際の 最大撮影倍率は0.49倍、つまり実物の半分の大きさの画像をテレマクロ撮影で楽しめる。ところが実際はこの被写体まで約72㎝のディスタンスにあわせるのはそう簡単ではない。もちろん広角端8.8mmではレンズフードが被写体に当たるほどの3.3mmまで寄って撮れるのだが、これでは被写体を画面に大きく入れることは難しいし、ましてやそこまでチョウに近寄ることも難しい。
 例えば1mくらい離れたところに止まっているチョウを狙うとする。50mmくらいの適当な焦点距離でチョウの位置を確認し、いったんピントを合わせ、ズーミングしていく。はじめから220mmで対象を捉えようとすると位置が定まらない。すると150mmあたりでピントが合わなくなる。ところがさらにレンズを伸ばして望遠端にすると、再びピントが合うのだ。このカメラを使い始めたころは、150mmくらいで、ピントが合わなくなったときは、再び広角側に戻して、ピントを合わせていた。
 今日は望遠端220㎜でヤマトシジミを出来るだけ画面に大きく映し込む練習をしてみた。
 問題は手振れである。チョウの写真は相手が生きているので、三脚を立てて撮るという余裕はない。私は手持ちで撮るが、不安定な姿勢で撮ることも多く、手振れは防げない。もちろん、膝をついて撮ったり、何か寄りかかるものがあればそれで体を支えたりして撮るが、それでも手ぶれしてしまう。私はシャッタースピードを1/500秒より速くなるように設定して、絞り優先オート、あるいはプログラムオートで撮ることにしている。つまり露出調整はISO感度で行うのだ。但し上限はISO3200にして、それより光量が少ない時はシャッタースピードが1/500秒より遅くなるのはやむを得ない。そして、連写で撮って、その中からぶれの少ないショットを選ぶことにしている。

001_201018002 X800 〇帷子川 カントウヨメナ RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ♂ 開翅 -1
望遠端で撮った。トリミングはしていない。これで被写体から1mくらいの距離だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_201018008 X800 〇帷子川 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ♂ 開翅 -2
同じ個体。背景のボケ具合もよい。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
003_201018013 X800 〇帷子川 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ♂とカタバミ -1
食草であるカタバミの葉に♂が止まっていた。カタバミは春から秋にかけ黄色の花を咲かせるがこの時には花がなかった。カタバミ(片喰)は家紋に多い。殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられたそうだ。十大家紋の一つに数えられる。我が家の家紋も剣片喰である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_201018033 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ♂とカタバミ -2
前の写真と同じ個体。外縁の黒帯がやや広いタイプだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_201018020 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 5.キバナコスモスに来たヤマトシジミ♂
まだまだきれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_201018047 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 6.ヤマトシジミ♀ 高温期型 -1
カントウヨメナで吸蜜する♀。まだ高温期型の♀で、翅表は真っ黒だ。これは広角端で撮っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
007_201018059 X800 ◎帷子川 カントウヨメナ RX10M4.jpg 7.ヤマトシジミ♀ 高温期型 -2
広角で近くに寄って撮った。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_201018053 X800 ◎帷子川 カントウヨメナ RX10M4.jpg 8.ヤマトシジミ♀高温期型 -3
これも同じ個体。少し離れて望遠端220m (35㎜版で600㎜相当)で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
009_201018062 X800 帷子川 RX10M4.jpg 9.ヤマトシジミ♂ 開翅 -3
葉っぱの上で休む♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
010_201018076 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ♀ -1
この♀はわずかに紫青色が現れている。ヤマトシジミは関東では年5-6回、春(4月上旬ごろ)から秋(11月下旬ごろ)まで発生する。越冬態は幼虫(3齢または4齢)。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_201018068 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ♀ -2
広角端で撮ると周囲の環境も映し込むことが出来る。散策路にそった集合住宅の植え込みの狭い場所に10頭以上のヤマトシジミが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_201018087 X800 ◎帷子川 カントウヨメナ RX10M4.jpg 12.ヤマトシジミ♂とカントウヨメナ
広角端で被写体から20cmくらいには寄って撮っているが、チョウの大きさはこの程度にしか撮れない。大型のモンキアゲハの成虫は前翅長60 - 75mm、開張110 - 140mmほど、また、ナミアゲハの成虫の前翅長は40 - 60mmであるのに比べ、ヤマトシジミの前翅長は9-16mmほどで1/5ほどの大きさだ。(前翅長とは、前翅の付け根から翅頂=前翅の先端までの長さをいう) 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
013_201018083 X800 〇帷子川 カントウヨメナ RX10M4.jpg 13.ヤマトシジミ♀ 低温期型
青紫色が出ている低温期型の♀。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
014_201018099 X800 帷子川 RX10M4.jpg 14.ヤマトシジミ♀ -3
青鱗色の部分が広いが、低温期型の♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
015_201018123 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 15.ヤマトシジミ♀ -4
カントウヨメナの花びらがちぎれている。虫に食べられたのだろうか?、あるいは虫を食べようとした鳥に食いちぎられたのだろうか? 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 100mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_201018126 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 16.キバナコスモスに来たヤマトシジミ♀
翅を倒して、日光浴をしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_201018143 X800 ◎帷子川 カントウヨメナ RX10M4.jpg 17.ヤマトシジミ♂ 半開翅
きれいな♂だった。♂の翅表は青色から青白色で、前翅では翅外縁部に黒色の帯を有し、後翅では翅外縁部および前部に黒色の帯を有す。翅裏は灰白で黒い斑点の列が並んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO160 ) 露出補正 なし
018_201018147 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 18.ヤマトシジミ♀ -5
葉っぱの上で翅を閉じて休む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
019_201018150 X800 ◎帷子川 カントウヨメナ RX10M4.jpg 19.ヤマトシジミ♀ -6
交尾拒否の姿勢をとっているように見える。ほぼ真上から撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
020_201018162 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 20.おまけ -1 ウラギンシジミ♀
ヤマトシジミの撮影を切り上げての帰路、ウバメガシの生垣で2~3頭のウラギンシジミ♀が飛び交っていた。どうやら冬眠するところを探しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixelsプ
ログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO160 ) 露出補正 なし
021_201018174 X800 ◎帷子川 RX10M4.jpg 21.おまけ -2 ウラギンシジミ♀
ウラギンシジミの越冬は♀しか見た記憶がないが、♂も越冬するようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし