2007年6月アーカイブ: Studio YAMAKO

2007年6月28日

中国と日本のヒメアカタテハ




クリックすると大きな写真になります少し前の話で恐縮であるが、昨年の夏、中国は四川省の四姑娘山(標高6,250m)の周辺をトレッキングした。蝶も数多く見ることが出来た。この蝶はヒメアカタテハといって日本でも多く見られる。海を渡ることもあるといわれ、世界中に広く分布する。
Canon PowerShoto A620 にはバリアングルファインダーが付いていて、ローアングルでは上から液晶画面を見て撮影することが出来る。こんなときデジ一では地面の上に止まる翅を閉じた蝶しかとれないが、このコンデジでは少し趣が異なる写真を撮ることができる。

Canon PowerShoto A620
プログラムオートで撮影 (F4 1/1250秒)
クリックすると大きな写真になります日本では秋になるとヒメアカタテハが多く見られるようになる。中国四川省のヒメアカタテハと比較できるよう翅の裏側を撮った写真を見ていただきたい。後翅の眼状紋の現れ方が少し違うようだ。
2005年9月29日 舞岡公園で

Nikon D100 Tokina 100mm macro
F5.6 絞り優先で撮影
クリックすると大きな写真になりますヒメアカタテハの翅の表側はこんな模様になっている。コスモスとの対比が美しい。
同じく2005年9月29日 舞岡公園にて

Nikon D100 Tokina 100mm macro
F5.6 絞り優先で撮影

2007年6月13日

アカボシゴマダラの春型と夏型




クリックすると大きな写真になります6月12日、横浜市の舞岡公園で撮った証拠写真としてしか意味のない不出来な写真だが、この蝶はアカボシゴマダラの春型。この蝶の春型は、飛んでいるときは「白い大型の蝶」という印象で、はじめて見たときは驚ろかされた。いままで見たことのない蝶であった。名前の由来である赤い模様も春型ではほとんど顕れていない。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 (F4.5 1/320秒)
クリックすると大きな写真になります一方、こちらは同じく舞岡公園で昨年撮影したアカボシゴマダラの夏型。黒もしまり、見事な赤い模様がとても綺麗である。この蝶は日本では奄美大島にしか棲息しないはずなのだが、人為的に中国大陸から持ち込まれ、神奈川県の一部にすっかり住み着いてしまった。秋には熟れた柿の果汁を吸う本種を見ることも出来る。

Canon PowerShoto A620
プログラムオートで撮影  (焦点距離 7.3mm F4 1/320秒)

2007年6月 4日

クロヒカゲ:中央大学多摩キャンパスにて




クリックすると大きな写真になります6月3日 母校の卓球の試合があり、応援に行った。体育館の中でノーフラッシュでプレーの写真を撮ろうとコンパクトデジカメのASA を1600にセットした。休憩時間に体育館の外を歩いたら暗いところにクロヒカゲいたのでデジカメで撮ったがASAのセットがそのままだったのでザラついた写真になってしまった。デジカメでは高感度での撮影は限界がある。