行程2日目の朝は雪が降っていた。夜から降ったらしく宿泊した旅館の前の路はすっかり雪で覆われていた。この日は、北湯沢温泉から、昭和新山、洞爺湖へでて、内浦湾沿いに大沼へ行く。大沼から函館へ行き、この日は湯の川温泉に泊まった。夕食後、楽しみにしていた函館山の夜景を見に出かけた。
12.北湯沢温泉
昨夜は、札幌から中山峠を越えた大滝というところにある北湯沢温泉に泊まった。北海道ではいくつかの観光施設を経営する野口観光グループの「湯元 名水亭」という総客室数217室の大きな旅館だった。食事はバイキングであったが、出されているものはおいしく、毛ガニを満足いくまで食べた。客室も和室付きのベッドルームで快適だったし、なんといっても大きな風呂は素晴らしかった。朝起きたら、ご覧のとおりの雪である。
Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
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13.雪の有珠山
洞爺湖の南に位置する標高737mの活火山で、最近の噴火は2000年(平成12年)とのこと。3月31日午後1時7分、西山山麓からマグマ水蒸気爆発。噴煙は火口上3500mに達し、周辺に噴石放出、北東側に降灰したという。左側の箱のように見えるのがロープウェイの山頂駅である。希望者はロープウェイで上がり、有珠山から昭和新山の眺めを楽しんだようだが、私は行かなかった。少し晴れ間が出てきたのでよく見えたに違いない。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 75mm ISO400 ) 露出補正 なし
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14.昭和新山
昭和18年12月28日の強い地震をきっかけにして、新山の生成活動は昭和20年まで続いた。火口も全くなかった平坦な麦畑が突然火山として成長したのだ。標高は407mに達した。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
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15.洞爺湖 サミット開催ホテル
昭和新山から洞爺湖畔まではすぐ近くだった。火山活動によってできたカルデラ湖である。湖畔はとても寒かったが湖に氷は張っていない。不凍湖だそうだ。バスガイドさんが最大水深180mあり、その分水量が多いので、全体の水温が下がって凍る前に春が来るとの説明をしてくれた。対岸の山の上に2008年に洞爺湖サミット会議が行われた「ザ ウィンザーホテル 洞爺」が見える。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 75mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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16.洞爺湖中島
この像は、「湖渡る風」と題された坂坦道という人の1992年作であり、作品ではこの女性像の右側に鹿の像がある。洞爺湖の真ん中には、中島という島がある。噴火した洞爺火山の中心部が陥没し、そこに水が溜まってカルデラ湖ができ、再び中央から溶岩塔が突き出てできたという。
Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
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17.噴火湾と駒ケ岳
洞爺湖を出発して、いか飯で有名な森の手前で昼食になったが、そこから内浦湾(噴火湾)越しに駒ケ岳が眺められた。大沼から眺めるのとまた形が違って見える。標高は1133mとそれほど高い山ではないが姿が美しい。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 75mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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18.大沼公園
大沼に着いた。早速湖畔に出て、駒ケ岳を見る。大沼は結氷している。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 75mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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19.スノーモービルコース
結氷した大沼が氷上スノーモービル場になっていた。赤いとんがり帽子でコースが示され、向こうに見える森の手前で戻ってくる。一人乗りで10分、1,000円だそうだ。楽しそうだが、景観としては、赤いとんがり帽子は邪魔である。天候の割には駒ケ岳がよく見え、ラッキーだった。
Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F14 1/140秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
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20.千の風になって
「千の風になって 名曲誕生の地」という銘板があった。そこだけきれいに雪が取り除かれている。割合と奥までピントが合ってくれた。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
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21.活裂焼烏賊
バスガイドさんが、旨い旨いと勧める活裂焼烏賊(かつさきやきいか)やさんをのぞいてみた。函館近海でとれた新鮮ないかを使い、そうじから調味まで、一つ一つの工程を丁寧に行ってつくり上げ、いかの水分を多く残し、やわらかくてモチモチとした食感を実現したという。実演販売で試食したが、確かにおいしかった。今日明日中に食べるのがベストで、お土産用は賞味期限3週間のは真空パックだ。110g入り、1,000円お買い上げ。
Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
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22.函館山夜景 -1
夕方5時前にこの日の宿である函館は湯の川温泉「湯元 啄木亭」に着いた。ここも野口観光グループの経営である。風呂に入るのは後にして、食事を済ませた後、函館山の夜景を見に行く。湯の川からも函館山がきれいに見えたので、きっと函館山からも夜景がきれいだろうと期待した通り、素晴らしい夜景を満喫した。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 +0.3段
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23.函館山夜景 -2
縦位置でもう一枚。D-ライティング処理したが、ISO3200では画像が粗れている。やはり日没から20分から30分くらいの間が、夜景がいちばんきれいに撮れるようだ。
Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/25秒 28mm ISO3200 ) 露出補正 +0.3段
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