2018年8月アーカイブ: Studio YAMAKO

2018年8月29日

湯の丸高原 7月20日ー21日

初日、池の平から地蔵峠に戻ったのはまだ12時過ぎだった。今宵1泊する群馬県側の嬬恋鹿沢休暇村へ入る前に、地蔵峠の広大な駐車場に車を停めて、湯の丸キャンプ場へ行ってみた。キャンプ場への道は昨年来た時に比べるとずいぶんきれいに整備されていた。キャンプ場までは車も入れる。白窪湿原まで行ったが、特に成果はなかった。
  翌21日、野草園、「たまだれの滝」で撮った後、地蔵峠へきた。この日は、湯の丸スキー場のリフトに沿って、つつじ平へ登ってみることにする。ゲレンデには花もあり、高原のチョウが舞っていた。しかし、その登りはなかなかきつい。汗びっしょりになりながら、20mくらい登っては一息入れる。
 40~50分でつつじ平の入口に着いた。入口から柵の中に入り、湯の丸レンゲツツジ群落と呼ばれるところを歩く。6月下旬から7月上旬にはレンゲツツジが山全体を染め上げるという。一度その季節にも訪れてみたい。ミヤマシロチョウに会うことを期待していたが、遠くをそれらしきチョウが飛んでいくのを2回ほど目撃しただけだった。
 つつじ平で収穫が得られず、また、登りと同じルートを下り始める。途中、下のほうからミヤマシロチョウが飛んできた。いったん、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まろうとしたが、止まらずに行ってしまう。ところがしばらく飛んで、上に見える今下りてきたところに咲くノアザミの花に止まった。我を忘れ、そこへ駆け上がっていった。なんとか、カメラに収める。さらに近づこうとしたが、ノアザミの花から去っていってしまった。
 帰路も高速道路は順調に走れ、夕刻には自宅に着いていた。

;クリックすると大きな写真になります。 46.エルタテハ -1 
地蔵峠から湯の丸キャンプ場への道、またまた路上に止まる何時もの写真になってしまった。こういう場合は、モニターを使ってローアングルで撮りたいのだが、首にかけたネックストラップが邪魔になってこれ以上カメラを下げられない。ハンドストラップを検討してみる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.コヒョウモン
白窪湿原で。ヒョウモンチョウと裏面で判別するのは難しいが、前翅外縁の形からコヒョウモンだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 48.ギンボシヒョウモン -1
信州の高原のチョウの代表だ。ノアザミで夢中で吸蜜しているところを近寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。180828_049.jpg 49.フタスジチョウ
あまり個体数の多いチョウではない。今回はこの時にしか会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 50.ギンボシヒョウモン -2
ゲレンデを息を切らしながら、つつじ平へと登る。トンボはノアザミに止まるのは休むためだけだ。ギンボシヒョウモンは熱心に吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 51.ヒメキマダラヒカゲ
なかなか翅を開いて見せてくれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 52.ミドリヒョウモン
ゲレンデの真ん中に咲くノアザミの花に、きれいなミドリヒョウモンの♂が訪れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 53.マルバダケブキとギンボシヒョウモン
マルバダケブキもヒョウモンチョウの仲間が好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 54.アカタテハ -1
ここは標高2,000m近いがアカタテハもいた。アカタテハは都会の花壇から、高原まで幅広く垂直分布する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 55.アカタテハ -2
緑が背景になってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 56.エルタテハ -2
もっとローアングルで撮れるようにしたいのだが。エルタテハは多く見る機会があったが、シータテハには会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 57.クロヒカゲ
ハナチダケサシだろうか、白い花にクロヒカゲが止まっていたので良く目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 58.つつじ平は牧場
リフトの終点からさらに進むとつつじ平の入り口があった。入口から柵の中に入る。つつじ平は湯の丸牧場だった。牛たちが放牧されている。さすがにレンゲツツジの花はもうない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 59.オオチャバネセセリ -1
オオチャバネセセリは平地にも産するというが、横浜市の舞岡公園などでは見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 60.群馬県における高山蝶保護について
つつじ平の一方の入り口に上のような英語版の立札が立っていた。外国人による被害があるのだろうか。この立札の裏側を見ると下の写真のように日本語で書かれていた。ただ、3種の高山蝶の写真がそれぞれ異なっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 61.オオチャバネセセリ -2
きれいな個体だった。これは♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 62.コヒョウモン
これはヒョウモンチョウかもしれない。難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 63.ウラギンヒョウモンとオオチャバネセセリ
つつじ平はほぼ平坦な草原だ。ウラギンヒョウモンやギンボシヒョウモン、そしてオオチャバネセセリがそこに咲くノアザミの花で多く吸蜜する。ミヤマシロチョウが現れないかと期待するのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 64.クロヒカゲ♀
前翅の白い帯が明瞭なので♀とわかる。クロヒカゲのほうが、舞岡公園などで普通にみられるヒカゲチョウより、分布が広く、ほぼ日本全土に及ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 65.ミヤマシロチョウ -1
登ってきたゲレンデと同じコースを地蔵峠へ向けて下りていくと、途中でミヤマシロチョウが風に乗るように飛んできて、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まった。「それっ」とばかり近寄ろうとすると、飛び立ってしまった。そしてゲレンデの上のほうに飛んでいき、30m~40mくらい上に咲くこのノアザミの花に止まって吸蜜を始めた。もう一度「それっ」とそこへ駆け上がる。足場が悪くこれ以上近づけないところで、ズームをいっぱいに伸ばして何度かシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 66.ミヤマシロチョウ -2
何とかもう少し近づこうとルートを見つけようとするが、ミヤマシロチョウは吸蜜していたノアザミから離れて行ってしまった。まあ、唯一の撮影チャンスを何とかものにできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 67.花に来たエルタテハ
珍しくエルタテハがシモツケソウにきていた。あまり花で吸蜜するエルタテハを見たことがなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 68.イブキジャコウソウとコヒョウモン
イブキジャコウソウにもヒョウモンチョウの仲間が多く集まる。このコヒョウモンは♀のようだ。ゲレンデの麓に着いた。もう目の前が駐車場だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2018年8月25日

休暇村嬬恋鹿沢野草園と「たまだれの滝」 7月20日ー21日

休暇村嬬恋鹿沢の駐車場の前に、村上山(1,746m)を背にした傾斜地に野草園がある。散策路があり、いろいろな花も咲いている。高原のチョウも多い。
 初日に野草園の前に車を停めたのは午後3時前だった。チェックインする前に野草園で撮影をする。昨年は、近年少なくなってしまったコヒョウモンモドキがいたがよい写真が撮れなかったので、今回は是非と期待していたのだが、現れてくれなかった。しかし、思いもかけず、中学生のころ以来見ていなかったキバネセセリに会うことができた。
  翌21日もチェックアウト後、小一時間ほど野草園でチョウを追ったが、期待する成果はなかった。
 野草園から地蔵峠へ行く途中に「たまだれの滝」というところがある。昨年はここでメスアカミドリシジミの乱舞が見られた。行ってみると昨年より数は少ないが、今年もいてくれた。しばらく、メスアカミドリの撮影を楽しんで、地蔵峠へ向かった。

クリックすると大きくなります。 25.ヒョウモンチョウ
昨年、ここで見たのもヒョウモンチョウだったように記憶している。前翅の外縁がコヒョウモンに比べ直線的である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 26.クジャクチョウ
ここ数年数が減っていたクジャクチョウだが、少しずつ回復しているという。この個体は今年の第1化と思うが、少し擦れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 27.コキマダラセセリ
裏面はヒメキマダラセセリとよく似ているが、後翅の斑紋、前縁が少し反りかえっているところから、コキマダラセセリの♀と同定した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 28.アサギマダラ
高いところを飛んできたアサギマダラがスーと下りてきて、ヒヨドリソウの花に止まった。ちょっと離れていたが、220mm(600㎜相当)で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 29.キバネセセリ
やや大型のセセリチョウだった。もう何年も見ていなかったが、キバネセセリとすぐに分かった。前翅の斑紋がはっきりしているのでこの個体は♀だ。このチョウも少なくなっているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO800 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 30.ヒメキマダラセセリ
小さなヒメキマダラセセリだった。大分擦れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO250 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 31.コオニユリとウラギンヒョウモン -1
野草園に咲くコオニユリは良く目立つ。ウラギンヒョウモンが止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 32.コオニユリとウラギンヒョウモン -2
コオニユリはそれほど沢山は咲いていない。すぐ下は休暇村嬬恋鹿沢の駐車場だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 33.ミドリヒョウモン -1
リョウブだろうか、林縁に咲く白い花には2~3頭のミドリヒョウモンが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO250 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 34.ミドリヒョウモン -2
この時期のミドリヒョウモンはほとんどが破損のない、擦れていないきれいな個体だ。♀はほとんど見られない。♀は秋にが近くなると多く見られるようになるが、破損した個体が多くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO640 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 35.ヒメキマダラヒカゲ
林縁にはヒメキマダラヒカゲもいた。意外に敏捷に飛ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO2000 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 36.メスアカミドリシジミ -1
メスアカか、アイノか? 私には♂の同定が難しい。昨年偶然に見つけたポイントに今年もいてくれた。裏側にもう1頭いる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -2.0段
クリックすると大きくなります。 37.メスアカミドリシジミ -2
昨年よりは個体数が少なかったが、それでも5~6頭がいた。時期的に少し遅いのかもしれない。何かに刺激を受けて1頭が飛び立つと、数頭が飛び立ち、しばらく舞って、元いた葉の上に戻って止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -2.0段
クリックすると大きくなります。 38.メスアカミドリシジミ -3
裏面を確認したかったが、ほとんどが止まると開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -2.0段
クリックすると大きくなります。 39.メスアカミドリシジミ -4
アンダーに露出補正をして撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -2.0段
クリックすると大きくなります。 40.メスアカミドリシジミ -5
開翅してくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -1.0段
クリックすると大きくなります。 41.メスアカミドリシジミ -6
翅表の金属光沢が金緑色に撮れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
クリックすると大きくなります。 42.メスアカミドリシジミ -7
午前10時過ぎ、これが最後に残っていた個体だった。しばらくして飛び立ち高い梢に消えていった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -2.0段
クリックすると大きくなります。 43.東屋のエルタテハ
散策路に古びた東屋があって、その中にエルタテハがいた。誰も座ったことがないようなベンチの支柱に止まる。高感度のおかげで何とか手振れを抑えて、こんな暗いところでも撮れるようになった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 175mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 44.メスグロヒョウモンとミドリヒョウモン
ノリウツギの花で吸蜜をしていたメスグロヒョウモンの♀に、♂がアプローチしている。当然メスグロヒョウモンの♂だろうと思っていたが、後で確認するとミドリヒョウモンの♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 175mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
180824_045.jpg 45.メスグロヒョウモン♀
きれいな個体だった。ヒョウモンと言えば、翅の色は、ミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンの♀が黒ずむことはあっても、まずオレンジ色である。このメスグロヒョウモンの♂は、他のヒョウモンと同じようにオレンジ色なのだが、♀はなぜかこの色(青紫)である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 175mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2018年8月22日

池の平 7月20日

昨年に続き、今年も7月20日ー21日に池の平、湯の丸高原へ行ってきた。さいわい好天に恵まれ、多くの高原のチョウに会うことができた。
 早朝5時半にマイカーで自宅を出発した。途中2回ほど小休止をして、9時前に湯の丸高原の地蔵峠に着く。この日はまず、池の平に行くことにした。湯の丸高峰林道を20分ほど走って、池の平の駐車場に着いた。混雑を心配したがそれほどではなかった。ここは標高2,000mある。
 昨年はKさんのご主人と、雲上の丘広場から、三方ヶ峰を歩いて湿原に下りたが、今回は湿原の真ん中を歩く。コヒョウモンやギンボシヒョウモンを撮りながら、ミヤマモンキチョウの生息地に向かうと、先客が2人ほどおられた。挨拶をする。ひとりの方は昨日も来られていて、昨日はこの近くでノアザミの花にきていたミヤマシロチョウを撮ったと、Nikon一眼のモニターを見せてくれた。
 ミヤマモンキチョウは数は多いと思ったが、♂はすでに擦れた個体が多い。森林管理員の方と出会ったので話をしたら、今年は花も何もかも早く、マツムシソウも咲いている。ミヤマモンキチョウもその発生が10日近く早いのではないかとのことだった。
 池の平での撮影を終了して、湯の丸高原へ戻った。池の平でのミヤマシロチョウは無理だったが、途中のスキー場ゲレンデで、車を停めて撮っていたところ、遠くをミヤマシロチョウらしき飛び方のチョウを目撃した。
 この日は群馬県側の休暇村嬬恋鹿沢に泊まる。チェックインする前に、ホテル前の野草園を歩いた。コヒョウモンモドキはいないかと思って探したが、いなかった。
  夕食前に露天風呂に浸かったら、さっき野草園で母親らしき人とネットを持って歩いていた男の子に会った。「何を採っているの」と聞いたところ、「いろいろです」との返事だった。高校生かと思ったら大学生で、一緒に採集に歩く友人がいないのだと言っていた。今は昆虫採集も人気がないのだろう。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ハクサンフウロとコヒョウモン -1
この時期、池の平には新鮮なコヒョウモンが飛ぶ。いろいろな花で吸蜜するがハクサンフウロは好きなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.マルバダケブキとコヒョウモン -1
マルバダケブキにも頭を突っ込んで吸蜜する。花の咲くタイミングとチョウの生まれるタイミングが合致している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.マルバダケブキに群れるコヒョウモン
一つの花に集まらなくとも他に沢山マルバダケブキは咲いているのにと、いつも思うのだが。コヒョウモンによく似たヒョウモンチョウとの区別は難しい場合がある。上高地に生息するコヒョウモンは、前翅内縁の外側の黒斑が明らかに融合しているので解りやすいが、池の平のコヒョウモンは、それほど顕著ではない。しかし、前翅外縁が丸みを帯びていること、後翅裏面外縁部の内側が赤みが強いことなどから、見た感じでコヒョウモンと判断する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.マルバダケブキとコヒョウモン -2
マルバダケブキは丁度私の目の高さに花が咲く。青空をバックに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クガイソウとコヒョウモン
何層かになって広がる輪状の葉の上に紫色の花穂を付けるクガイソウもチョウの好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ハクサンフウロとコヒョウモン -2
コヒョウモンは今が最盛期できれいな個体が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ミヤマモンキチョウ♂ -1
ミヤマモンキチョウがいるところに来た。活発に飛び回るのでなかなか撮りにくい。ハクサンフウロで吸蜜するが、これも低い位置なので、苦しい姿勢で撮ることになる。大分擦れていて、翅も破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマモンキチョウ♂ -2
前の写真と同じ個体。こちら側の前翅が切れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマモンキチョウ♀ -1
イブキジャコウソウで吸蜜するミヤマモンキチョウの♀。♂に比べて傷のない個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマモンキチョウ♂ -3
前翅が少し切れているが比較的きれいな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミヤマモンキチョウ♀ -2
♀はきれいな個体が多い。やはり発生が遅れる分、傷ついていないのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 12.ミヤマモンキチョウ♀ -3
比較的近くで咲くハクサンフウロで吸蜜を始めた。実はこのカメラ、これくらいの距離でピントを合わせるのが難しい。被写体との距離を測りながらフォーカスする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 13.♀にアプローチするミヤマモンキチョウ♂
この♂は翅の淵のピンクの縁毛がきれいな個体だった。しかも、開翅してくれている。♀のほうにピントを合わせに行っていたので、どちらつかずになってしまい、少しピンボケなのが残念だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO160 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 14.ミヤマモンキチョウ♀ -4
残った♀は、尾端を上げて交尾拒否の意思表示。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO160 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 15.ミヤマモンキチョウ♀ -5
時刻は11時。♀が花を訪れることが多くなった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 16.ノアザミで吸蜜するミヤマモンキチョウ♂
10時ごろから11時過ぎまで1時間ちょっとミヤマモンキチョウの撮影に没頭した。いまいち、良い写真が撮れなかったのが残念だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 17.スジボソヤマキチョウ -1
そろそろ駐車場へ戻ろうとしていた途中で、スジボソヤマキチョウが飛んでいた。ノアザミの花に来るのを待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 18.スジボソヤマキチョウ -2
夢中で吸蜜するスジボソヤマキチョウに近づいて背景を入れて撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 19.スジボソヤマキチョウ -3
今度は反対側に回り込んで撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 20.イブキジャコウソウとコヒョウモン
イブキジャコウソウは低い位置で咲く。モニターを立ててローアングルで撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 21.マルバダケブキとコヒョウモン
まさに高原のチョウという感じだ。Canon PowerShot G7の広角端で撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 22.ギンボシヒョウモン
ギンボシヒョウモンは標高1,000m~2,000mのところに多く生息するので、信州まで来ないとなかなか見ることができない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 23.ウラギンヒョウモン
池の平の駐車場を出て、地蔵峠へ戻る途中のスキー場のゲレンデで撮った。向こうに見えるのは湯の丸山だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きくなります。 24.オオチャバネセセリ
生まれたばかりのような、きれいなオオチャバネセセリがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし


2018年8月18日

オオウラギンスジヒョウモン と ウラギンスジヒョウモン 箱根湿性花園 7月14日

7月9日に箱根湿性花園に電話してみた。「ミドリシジミは出ているでしょうか?」と尋ねたところ「今年はまだ見ていません」とのこと。「ノリウツギは咲いてますか?」と尋ねたら「咲いてます」という返事をいただいた。
 昨年は、都合がつかなくて行くことができなかったが、一昨年7月19日にミドリシジミを撮ろうと箱根湿性花園へ行ったところ、その姿を全く見ることができなかった。今年は桜の開花から始まって、何もかもが10日ほど早い。例年7月20日をメドに行くと必ずミドリシジミに会えたが、今年はどうなのだろうか。
 駄目でも仕方ないと思い、7月14日に出かけた。午前中から気温が高かった。 御殿場から仙石に向かうと、カーナビで「この先事故で通行止めです」とアナウンスされた。かといって状況もわからないし、片側一車線の山道を引き返すのをためらっていると、御殿場から右側車線をサイレンを鳴らして、救急車が2台上がって行った。15分くらいして、その救急車が戻ってきた。負傷者は収容されたらしい。しばらくして、止まっていた車が動き出した。事故現場は、そこからそれほど先ではなく、長尾トンネルの手前だった。下ってくる乗用車と登っていく乗用車がぶつかっていた。
 そんなことがあって、到着が1時間ほど遅くなってしまい、湿性花園に着いたのは9時半だった。入園してさっそく、ノリウツギの咲いていくところに行ってみた。ノリウツギの花は適期を過ぎていたが、ミドリシジミは元気だった。一つの花の房に4頭もいたことがあった。ただ時間も遅くなり、気温が高く、開翅はしてくれなかった。♀も多いように見える。
  花に来るオオウラギンスジヒョウモンを撮ろうと、カセンソウやヌマトラノオが咲く湿原復元区へ行ってみた。活発に飛び回るオオウラギンスジヒョウモン♂を追っていたが、1頭、何か違う感じのがいた。前翅の先端に♀の特徴である白い△の紋があるが、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗色である。また、前翅外縁のくびれがオオウラギンスジヒョウモンより明らかに少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と同定した。ウラギンスジヒョウモンは少なくなっていると言われ、私にとって貴重な写真となった
。  元気なミドリシジミを確認できたし、思ってもみなかったウラギンスジヒョウモンにも会えた。暑くなってきたので12時に撮影を切り上げ、湿性花園の前の蕎麦屋さんに入って「とろろ蕎麦」を食べて、帰路に着いた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ミドリシジミ -1
ノリウツギが見えるところに近づくと、その花に飛んできたミドリシジミが見えた。先客がいる。2頭にピントが合うようにカメラの位置を移動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ -2
同じ2頭をプラス補正で撮った。裏面から♂♀を見分けるのは、私には難しいが、お腹が太いので♀かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ -3
この日は日差しが強く、暑かった。ミドリシジミも日陰で翅を休める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ -4
前の写真と同じ個体。左後翅広角に小さな破損がある。発生後期になっているのではないかと思った。今年はやはりいつもの年より発生時期が早いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ -5
裏面の白条の位置、太さ、曲がり方などには個体により、微妙な差がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ミドリシジミ -6
この画の中に4頭のミドリシジミがいる。ノリウツギの花はほかにもあるのに、なぜかここに集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ -1
キタテハの夏型のきれいな個体だった。花はオカトラノオだと思っていたが、どうやらヌマトラノオのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモン♂ -1
湿原復元区に咲くカセンソウには、今年もオオウラギンスジヒョウモンが舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン♂ -2
オオウラギンスジヒョウモンはヌマトラノオでも吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンスジヒョウモン♀ -1
ヌマトラノオに来ていたこの個体を見て、最初はオオウラギンスジヒョウモン以外思いつかなかったが、よく見ると何か違う。前翅の翅頂部に小さな白い紋があり、♀のようだと思った。しかし、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗い色である。それにこの個体は、オオウラギンスジヒョウモンに比べ、前翅外縁のくびれが少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と思う。ウラギンスジヒョウモンは、1992年に信州の高ボッチで見て以来、お目にかかっていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンスジヒョウモン♀ -2 裏面
同じ個体。裏面後翅の銀紋もオオウラギンスジヒョウモンとは微妙に異なる。後翅亜外縁部も赤みを帯び、ウラギンスジヒョウモン♀の特徴がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンスジヒョウモン♀ -3
しばらくの間、ヌマトラノオの花から花へ移って、吸蜜してくれていたので、撮影にも余裕があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
開翅もしてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
比較的近くにあるヌマトラノオの花にきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラギンスジヒョウモン♀ -5
ほんとにきれいな個体だった。満足。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.キアゲハ
湿原復元区に咲くチダケサシにキアゲハが絡んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 62mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.アカタテハ
例年、湿原復元区に来ると必ずと言ってよいほどアカタテハが飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キタテハ -2
キタテハは年3回ほど発生する。これは多分第2化と思う。形がずんぐりした印象なので、♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キタテハ -3
このキタテハは湿原復元区のヌマトラノオの花からしばらく離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン♂ -3
ウラギンスジヒョウモンと見比べていただくと、前翅の翅頂部(先端部分)が外側に膨らんでいるのと、翅の幅がやや細長いのがわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオウラギンスジヒョウモン♂ -4
裏面はウラギンスジヒョウモンに比べてやや暗い感じで、銀色の帯も少し形が違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン♂ -5
20.21.と同じ個体。例年はオオウラギンスジヒョウモンはもっと個体数が多いが、今年は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミドリシジミ -7
最後にもう一度ミドリシジミを見に行った。今回は開翅シーンが撮れなかったが、ここは9時開園なので、それより前に入ることができない。次回は何とか開翅するミドリシジミの♂を撮るチャンスに恵まれたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段


2018年8月13日

2泊3日 青森県の旅(5) 田んぼアート 八甲田山 三沢 7月7日

とうとう最後まで雨模様だった。この日は、八甲田山でロープウェイに乗るか、あるいは、十和田湖、奥入瀬を歩こうかと予定していたが、この雨では何も見えないだろう。
 帰りは三沢空港から19:00発のJAL0158便に乗るので、八甲田、酸ヶ湯か、あるいは十和田湖、奥入瀬を回るしかない。相談の結果、八甲田へ行って八甲田ホテルで一休みして、三沢で寿司屋でも探して、ゆっくりしようということになった。
 Kさんのご主人から、弘前から黒石に行く途中に田舎館(いなかだて)というところがあり、そこの「田んぼアート」を見ようと提案があった。田んぼに「紫稲」「黄稲」「つるがロマン」等数種類の苗を使って毎年様々な図柄が描かれている。それを高いところから見るのだ。7月中旬から8月中旬が見ごろという。これがなかなか良かった。
 雨の中を走って、八甲田ホテルへ登る。八甲田ホテルには宗像志功の作品が多く飾られていた。レンストラン「MeDeau」で珈琲を飲み、窓の外の緑に降りかかる雨を眺める。そこでまた、相談。まだ、午後1時だ。まっすぐ三沢へ行くには早すぎる。そこで、三沢の近くにある小牧温泉の旧渋沢栄一邸を廻ってみることにする。実は、そこは星野リゾート「青森屋」の公園(小牧温泉渋沢公園)になっていた。
 古牧温泉は実業家で第一国立銀行を設立した 渋沢栄一 の秘書だった杉本行雄という人が、三沢の地に温泉を掘り当てて昭和48年に開いた古牧温泉を観光資源に開発を続け、80年代には東京ドーム約17個分の広大な敷地と第1~第4グランドホテルの大きな観光ホテルを有する青森県一の温泉リゾート観光地として栄えた。 古牧温泉は、温泉リゾートの一典型として評価され、旅行新聞社の「行ってみたい観光地」10年連続1位に輝くなど、古牧グループの経営戦略は時流に乗った。しかし、経営拡大路線に転じて、バブル期の奥入瀬渓流温泉のホテル建設によって負債を抱え、経営努力にもかかわらず、2004年11月経営破綻し、ゴールドマン・サックス主導で経営再建が行われることになった。星野リゾートは2005年ゴールドマン・サックスと提携し、アセットマネジメント会社を折半出資の合弁で設立して旅館再生事業に着手する。経営破綻から5年、破綻時には単月の収支で赤字が出ていたところを、改革の成果により現在では年間数億円の営業黒字が出るまでにめざましい回復を見せているという。「第一グランドホテル」は閉鎖され、「旧渋沢邸」は公開にいたっていない。
 乗ってきた車を三沢空港のトヨタレンタカー営業所に返し、空港からタクシーで「宝寿司」へいく。ここもKさんの奥様が探してくれた。焼きつぶ貝が旨かったのを思い出す。
  こうして、恒例のKさんご夫妻との2泊3日の旅行は無事終わった。関東甲信越は6月中に梅雨は開けたというのに、青森では3日間とも太陽は顔を出してくれなかったが、どうしようもないどしゃ降りではなかったのが、救いだった。

90.朝6時 天候は?
ホテルで迎えた朝は、やはり曇り空だった。今日も期待できない。このホテルの背後には青森ロイヤルゴルフクラブというゴルフ場が併設されているが、朝食のビュッフェには、泊りがけのゴルファーの姿が見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
91.弘前ねぷた
ホテルのレンストランの前に飾られていた2011年弘前ねぷた祭り出展作品である。この作品は独眼竜伊達政宗を描くことにより、2011年3月11日に発生した東日本大地震による被害から復興を祈り、被災された方々に、勇気と笑顔、そして多くの犠牲になられた方々の鎮魂に繋がればとの思いから制作されたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/800秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
92.田舎館村 第一田んぼアート」会場
10時少し前に田んぼアートの会場に着いた。平面で見ていると何が描かれているか全く想像もつかない。(黄)とか(紫)とか札が立っているが、これは、稲の色である。田んぼアートで使われている稲の種類は、食用米では、津軽ロマン(緑)、あさゆき(緑)、古代米が紫大黒(紫)、黄大黒(黄)、緑大黒(濃緑)、鑑賞用としてゆきあそび(白)、べにあそび(赤)、あかねあそび(橙)、紫穂波(紫)赤穂波(赤)青系赤174号(白)がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
93.第26回 田んぼアート
第一田んぼアート会場には鑑賞のため、田舎館村展望台が設けられていた。エレベータで4階に上がると展望デッキがある。そこからの眺めがこれだ。グレゴリー・ペックとオードリー・ヘップバーンがイタリア製のスクーター「ベスパ」に乗って、ローマ市内を巡るシーン。左は古代ローマ遺跡コロッセオ、右はサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁にある真実の口。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
94.オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペック -1
遠近法により、この4階の田舎館村展望台から眺めるのがベストの位置に描かれているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。180812_094.jpg
95.オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペック -2
それにしてもよく似ている。稲の色分けで描かれているとは思えない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
180812_095.jpg
96.真実の口 -1
手前に「考えよう相手の気持ち」とある。これも遠近法でごく自然で、読みやすい文字列になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
97.真実の口 -2
少し斜めになるので、水田の水面が邪魔をするが、もう少し日にちが立つと、ベストな眺めになると思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
98.田んぼアート 第二会場
すぐそばにある第二会場は「道の駅いなかだて」にある。JRAのウインズ津軽競馬場に迷い込みそうになったが、道の駅の駐車場に車を停め、隣接する弥生の里展望所に向かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
99.手塚治虫キャラクター
第二会場のテーマは、今年で生誕90年を迎える漫画家手塚治虫氏の作品より、「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「ブラック・ジャック」「リボンの騎士」の4作品のキャラクターと手塚治虫氏本人のキャラクターが描かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
100.惜しまれる人 石アート
展望所を左に回ると「ダイアナ妃」を描いた石アートが見えた。白、黒、グレーなどの小石を敷き詰めて個人の肖像が描かれている。よく似ている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
101.川柳最優秀賞
白い石で川柳最優秀賞の「古代米 風と一緒に 歌ってる」書かれていた。その向こうに鉄道の駅が見えた。弘南鉄道の田んぼアート駅だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
102.惜しまれる人 美空ひばり
さらに展望所の廻廊を左に回ると、「美空ひばり」を描いた石アートがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
103.弘南鉄道 弘南線 -1
弘南鉄道弘南線の田んぼアート駅に黒石方面行の電車が入ってきた。どこかで見たような車両で東急電鉄の7000系のようだが、少し違う。ネットで調べてみたら、東急7000系の中間車両に運転台を付けた改造車だそうだ。駅のホームには人が大勢いるように見えたが、これは描かれたものが張り付けてあるのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
104.弘南鉄道 弘南線 -2
惜しまれる人「ダイアナ妃」の向こうを電車が走る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
105.弘南鉄道 弘南線 -3
駅のホームはなんだか賑やかそうに見えるが、実際には乗降客は誰もいなかった。 弘南鉄道 は1926年(大正15年)に設立され、翌年、弘前 - 津軽尾上間を開業した。そして、1950年(昭和25年)津軽尾上 - 黒石間が開業し全通した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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106.八甲田ホテル玄関
田んぼアート第二会場で車を停めた「道の駅いなかだて」で少々買い食いをして、八甲田ホテルへと向かった。レンタカーのナビ通り、国道102号線と394号線を走って小一時間で到着した。雨足が強くなっていた。もう20年近く前になるが、八甲田ホテルには一度泊まったことがある。国内最大級の洋風ログ木造建築のリゾートホテルだ。年配の案内係の方に、コーヒーを飲みたいのですがと、尋ねたところ、快くレストランへ案内してくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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107.宗像志功の版画
ロビーに入ると、青森県が地元の 棟方志功 の版画が印象的だった。大字で昭和廿玖年(昭和29年)八月十八日 於 八甲田山頂き 神舞閣 と書かれているから、そのころの作品なのだろうと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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108.レストラン「Me Deau」入口
ここにも宗像志功の版画があった。説明書きをちゃんと読んでくればよかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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109.八甲田ホテル レストラン
木の柱、梁、壁に暖かい色の照明が、マッチしている。天井が高くてとてもさわやかな空間だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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110.窓のそと
レストランの窓から眺めると、その景色の緑は雨で現れている。ガラス窓にシャンデリアの灯りが写る。落ち着ける珈琲タイムを楽しんだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 31mm ISO640 ) 露出補正 なし
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111.ロマネ・コンティ
棚を見ると、ロマネ・コンティや、シャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴーといったワインの瓶が並んでいた。空き瓶だったけど。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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112.星野リゾート「青森屋」
午後1時、まっすぐ三沢へ行くには早すぎる。どこか見るべきところはないかと、探していると三沢にある旧渋沢栄一邸というのがあった。小牧温泉というところにある。スマホで検索していくうちに、星野リゾート「青森屋」の中にあるということが分かった。少々道に迷ったが、午後3時過ぎに小牧温泉 元湯というところに到着し、そこで聞いて、「青森屋」のフロントへ行って、旧渋沢栄一邸が青森屋の22万坪あるという公園の中にあることが分かった。八甲田から古牧温泉へ向かう途中、ブナ林の林間道路が素晴らしかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
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113.西大門
古牧温泉渋沢公園は 青森屋公園 となっているが、行き方をフロントで聞いて、その入り口にあたる西大門から入る。案内係の女性がとても愛想良く教えてくれた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO800 ) 露出補正 なし
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114.八幡馬ラウンジ
西大門を公園内に入ってすぐのところに八幡馬ラウンジがあった。八幡馬とは、良馬の産地として知られていた青森県南部地方の伝統工芸品で、華やかな柄が描かれた馬の形をしているそうだ。 その工芸品を設えに取り入れ、赤と黒で一対になる本来の八幡馬だけではなく、八幡馬をモチーフにした障子や掛け軸、照明などに彩られるラウンジだそうだ。中には入れなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO400 ) 露出補正 なし
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115.渋沢大門
しばらく行くと左手に渋沢大門という大きな門があった。この中が、旧渋沢栄一邸のある所になる。旧渋沢邸の建っている庭園( 祭魚洞庭園というらしい)の入口にあるのがこの壮大な渋沢大門であり、15,000坪の広い敷地には渋沢邸を含めて5棟の建物が建っている。しかし、青森屋では、旧渋沢栄一邸はまだ公開していないので、青森屋の公園案内図には載っていない。だが、その近くまで行って、外から眺めることはできた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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116.澁沢神社
旧渋沢栄一邸の前までくる。旧渋沢栄一邸と向かい合って、渋沢栄一と澁沢栄一の孫である 渋沢敬三 の秘書・執事を長期にわたって務めた杉本行雄氏(当時:十和田観光開発社長) が 栄一、敬三を祀った「澁沢神社」があった。向かって左が渋沢栄一像、右側が渋沢敬三像だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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117.旧渋沢栄一邸
旧渋沢邸は、1877年に東京・深川に建てられた渋沢栄一邸で、1909年に東京・三田綱町に移転し、戦後、政府に物納され、大臣官邸、共用会議所として使われたのち、当地に移築されたものだそうだ。渋沢栄一の孫の敬三が昭和4年、西側部分を一部解体して英国王朝風の洋館を増築し、33室、総面積328坪の現在の建物になっているとのこと。洋風の増築部分は応接室、書斎、小書斎、食堂、玄関など大小7室88坪だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO640 ) 露出補正 なし
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118. 旧渋沢栄一邸の和館部分と庭
明治10年、37歳の渋沢栄一が深川福住町に自宅として最初に建てた建物が右側の和館部分であり、左側が渋沢敬三が増築した洋館部分だ。平成3年10月15日、敬三の命日に古牧温泉の地への移築が完了したという。和館・洋館328坪の建物が屋根瓦と畳以外はすべて忠実に復元されたといわれているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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119.かっぱ沼
かっぱ沼というのだろうか、公園の中心には大きな池がある。池の周囲は散策路になっていて、八幡馬ラウンジ、南部曲輪、楓林橋、浮見堂、津軽金山焼廻廊、鐘撞堂などの建物が点在する。池の周囲は散策路になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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120.散策路
散策路は「こもれび小道」と名付けられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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121.三沢の寿司屋
星野リゾート「青森屋」から三沢空港まではすぐだった。レンタカーを返却し空港からタクシーに乗って「宝寿司」行った。ここもKさんの奥様が探してくれた。水槽ではフグや鯛が泳いでいる。寿司はネタが大きく新鮮だった。焼いたつぶ貝が旨かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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122.羽田へ
三沢空港19:00発のJAL0158便は、到着の機が遅れたため、15分ほど遅れての出発となった。残照の中、雲の上を飛んで無事、羽田に到着した。今回も、コースの選定やら、列車、航空機のチケットの予約、宿の予約などすっかりKさんにお世話になってしまった。天候こそすぐれなかったが、それはそれで、あまり行くことないところへも行けたし、とても楽しい旅行だった。感謝。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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2018年8月 7日

2泊3日 青森県の旅(4) 立佞武多 鶴の舞橋 弘前昇天教会 7月6日

五所川原でレンタカーを借りて、鶴の舞橋へ行く前に 「立佞武多の館」 へ行く。見る前はそれほど期待していたわけではなかったが、ここに展示されている五所川原立佞武多は感動を与えてくれた。立佞武多(たちねぷた)の館はJR五所川原駅をまっすぐ進んだところにある。徒歩5分の距離だ。五所川原の町は高い建物がないが、この「立佞武多の館」は高さ38m、地上6階の偉容である。
 五所川原のねぷたは明治時代にその高さの隆盛を極めていたが、電線の普及とともに、背の低いねぷたとならざるを得なかった。 戦後に起きた2度の大火で街が全焼したことにより、設計図や写真が消失し、巨大ねぷたは姿を消した。しかし、1993年、市内のある家庭で先祖の遺品の整理をしていたところ、明治・大正期の立佞武多の設計図の一部が発見されたのをきっかけに、1996年市民有志が高さ22mの巨大なねぷたを復元したそうだ。そして「立佞武多」と命名し1998年より、8月4日から8日に開催される祭りの名を「五所川原立佞武多」として80年ぶりに復活させた。高さ約23m、重さ約19トンの巨大な山車3台が「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声のもと、総勢50名以上の曳き手で五所川原市街地を練り歩き、その圧倒的迫力で沿道の観客を魅了し短い夏の五所川原を盛り上げてるのだ。
 この祭のために運行経路上の配線は地下に埋めてある。そうでなければできない祭だろう。立佞武多製作には4人ほどがかかわっており、毎年1台ずつ製作している。費用は1200万円くらいかかるようだ。昔の資料が少なく、写真などを頼りに、製作しているらしい。祭りでは、巨大な山車3台と町内・学校・愛好会などでつくられる中型、小型のねぷたと合わせ、15台前後が出陣するそうだ。
 この「立佞武多」の館には、年に一つ制作されるねぷたが3年分3体保管されている。それは見事に管理されていて、質の高い、見事な照明で展示されているねぷたに感動した。
 「立佞武多の館」に入り、エレベーターで4階に上がった。そして、スロープを1階まで下りながら、見学していく。展示室は、何せ高さ23mに及ぶ立佞武多を展示する高さが必要である。そしてスロープの壁側には、立佞武多の資料が展示されていたが、それも優れた展示になっていた。最後に、昨年、平成29年作のねぷた「纏」の前で4人で写真を撮って退出した。
 「立佞武多の館」を堪能したあと、タクシーで今日、明日と借りるレンタカーの営業所までいく。そのタクシーの運転手さんが、五所川原佞武多祭りの巡行コースなどを説明してくれた。立佞武多が通る道は確かに電線がない。
  トヨタレンタカーでVitsのハイブリット車を借り、鶴の舞橋へ向かう。鶴の舞橋は北津軽郡鶴田町の津軽富士見湖にある。30分少々で到着した。
 そして今宵の宿の「青森ワイナリーホテル」へ行く途中、Kさんが運転する車で、ちょっと寄り道をしてもらって、大正9年に建てられた弘前の 弘前昇天教会 に寄った。午後4時を過ぎていて、残念ながら中に入ることはかなわなかった。
 そして、大鰐温泉の南に位置する あじゃら山(阿闍羅山 709m)の山頂に建つ青森ワイナリーホテルへ向かう頃、大鰐温泉からの山道は霧が出てきていた。

59.「忠孝太鼓」
「立佞武多の館」に中に入った。右手に天井まで吹き抜けになっているスペースがあり、大きな山車が展示されている。はじめはこれが立佞武多だと思っていた。ところが違っていた。 調べてみると、これは8月4日から8日に開催される夏まつり「五所川原立佞武多」の先陣を飾る、「忠孝太鼓」という。 高さは大型立佞武多よりも少し小さめの17メートル、重さは18トン、太鼓の直径は2.4mある。2010年に五所川原市民の三上忠孝氏の寄付により誕生したという。テーマは三日月祈願 山中鹿之助で、戦国時代から安土桃山時代にかけての山陰地方の武将だそうだが、「忠孝太鼓」との関連はわからない。「忠孝太鼓」の台座部分は、これから見ていく大型立佞武多とほぼ同じしくみでできている。太鼓の部分は非常に珍しい縦に2台乗っている形である。 台車には照明用の発電機が積まれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
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60.立佞武多「纏」 -1
入館料@570円を支払い、「立佞武多の館」展示場に入る。エレベーターで4階に上がる。 「立佞武多の館」は2004年に竣工され、高さ38m、地上6階あり、五所川原では大きなビルで、大型立佞武多が3台格納できるスペースがある。 「立佞武多の館」はその中央が吹き抜けの大型の立佞武多の展示場になっていて、4階からスロープを下りながら鑑賞していく。上の階から順に佞武多の写真を見ていただくのが良いのだが、自分でもどれがどの佞武多だったか判らなくなってしまったので、あとで整理して、3っある大型佞武多別に並べた。これは昨年、平成29年に制作された「纏」である。今年、平成30年の立佞武多のテーマは「稽古照今・神武天皇、金の鵄を得る」だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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61.立佞武多「纏」-2
これが「纏」のほぼ正面である。昭和19年と21年に五所川原は2度の大火に見舞われた。その2度の大火から復興していく五所川原の不撓不屈の精神を火事場で「纏」を振る火消しの勇壮な姿で再現したと説明されていた。台座には照明用、運行用の発電機が搭載されている。ねぷた祭りは七夕の日の「眠り流し(灯篭流し)」が起源という説があり、台座に書かれている「雲漢」とは天の川という言う意味だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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62. 立佞武多「纏」 見送り絵
見送り絵とは立佞武多の後ろ側の絵のことで、美人画や水墨画が描かれる。見送り絵の両側にそれぞれ袖絵がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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63.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 -1
平成28年製作で、「纏」と同じく高さ23m、重さ約19トンある。「出雲阿国」は安土桃山時代の女性芸能者である。はじめは諸国の寺社境内で勧進のための踊りを奉納していたが、自分の踊りを喜んでくれる里や町の人々の為に踊ることの大切さを悟っていく。それが様々な変遷を経て、現在の世界無形文化遺産歌舞伎が出来上がったという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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64.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 -2
アップで撮った。アップで撮っても、その佞武多は全くほころびのない、質の高い仕事だと感心する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
65.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 -3
スロープを下のほうに下りてきて、出雲阿国を見上げる。手前にある「纏」と重なってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO2000 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
66.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 番傘
これは、スロープの一番上から撮った写真だ。最初に、その大きさと美しさ、照明の見事なことに魅せられてしまった。この背中側の番傘は、見送りに表現する歌舞伎大人気演目の「助六」がさしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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67.立佞武多「歌舞伎創生 出雲阿国」 見送り絵
「歌舞伎創生 出雲阿国」の見送り絵の袖絵は、連獅子の振り乱した髪(毛振り)が、「絵」から飛び出ていて、3Dのような立体感がある。立佞武多の新たな試みのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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68.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 -1
「立佞武多の館」には大型立佞武多が3台格納できるスペースをがある。祭り当年とその前年2年分の大型立佞武多が常設格納展示されている。そしてこの佞武多は平成27年製作、つまり、前々年に制作された。3台ともそれぞれ作者は違う。そして、この「津軽十三浦伝説 白髭水(しらひげみず)と夫婦梵鐘(めおとぼんしょう)」は役目を終え、私たちが訪れた11日後の7月17日にここで解体された。「立佞武多の館」で翌18日から、平成30年新作の「稽古(けいこ)照今(しょうこん) 神武天皇、金の鵄(とび)を得る」の組み立てが始まったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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69.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 -2
この佞武多も前2作と大きさは同じく、高さ約23m、重さ約13トンである。五所川原にある十三湖がかって十三浦と呼ばれていた頃、たびたび襲われる洪水、津波を白髪水と呼んでいたそうだ。白髪の老人がその波に乗ってやってくるからだという。この十三浦にまつわるはかない恋伝説がある。五所川原市の長円寺で梵鐘を造ることになり、兄寺である津軽の長勝寺との一対の梵鐘を京都に依頼した。京都で誕生したこの梵鐘が海路日本海を経て、十三浦に入ったときに大荒れの時化に襲われ、夫婦梵鐘は海底深く沈んでしまったという。長円寺の梵鐘は引き上げられたが長勝寺の梵鐘は見つからなかった。後に長円寺に納められた鐘を衝くと「十三恋しや ゴーン」と悲しみにあふれた音がするという。佞武多は夫婦梵鐘が白髪水により引き裂かれた場面を表現したものだそうだ。長くなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 12mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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70.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 見送り絵 -1
見送り絵は三味線を持った美人画である。「恋の津軽十三湖」を歌った長山洋子さんをイメージしたのだという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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71.立佞武多「津軽十三浦伝説 白髪水と夫婦梵鐘」 見送り絵 -2
さらにその上に観音様の像があった。観音様の左右の紋章は長円寺、長勝寺の紋章だろうか?調べたけれどわからなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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72.平成16年以降の立佞武多の姿と解説
一つ一つ詳しくみては来れなかったが、スロープの壁側には、立佞武多に関する興味ある展示がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/100秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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73.平成25年以降の立佞武多の姿と解説
私たちが訪れた時、「立佞武多の館」には平成27年以降の立佞武多3体が保管、展示されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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74.平成28年、29年の立佞武多の姿と解説
この2体は今年から来年にかけて「立佞武多の館」で実物を見ることができる。この解説は貴重だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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75.昭和25年~30年ころの見送り絵
これは戦時中、中断していた祭りが戦後まもなく復活したころの貴重なねぶた画だそうだ。立佞武多が復活したのは、前に記したように、平成8年(1996年)だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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76.立佞武多の制作過程
スロープには、立佞武多の制作過程が説明されていた。下絵→骨組み→紙貼り→書き割り→蝋入れ→色付け、そして組み立てとなる。人形部分は15から18個のパーツに分かれていて、木、針金、糸、和紙など一般的なねぷたと同様の材料からなっている。ただし分量はやはり桁違いで、表面に張られている和紙は畳おおよそ600畳分、針金700キログラム、骨組みに使う材木は、2トン、内部の仕込まれる照明は電球600~800個、蛍光灯40~60本、および点灯には一般家庭の約10軒分の電力を要するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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77.「掌」たなごころ
「掌」 では、「すべてをつかみ取るような巨大な手、その手に夏の風を、祭りの熱気をまとわりつかせながら、立佞武多は夜気を掻く。」とあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/160秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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78.鶴の舞橋 -1
「凄いな」という思いで「立佞武多の館」を退出した。タクシーで少し離れたところにあるトヨタレンタカーの営業所へ行き、Vitsのハイブリット車を借りる。Kさんに運転をお願いして、県道154号を走り、 40分足らずで 津軽富士見湖 に着いた。鶴の舞橋を眺めながら駐車場に入る。津軽富士見湖は廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)とも呼ばれる。古記によると、このため池は 岩木山を水源とする白狐沢からの自然流水による貯水池であったものを万治3年(1660年)に四代藩主津軽信正が樋口権右衛門を廻堰大堤奉行に命じ、柏村地方の用水補給のための堤防を築き用水池にしたものと記録されているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
79.鶴の舞橋 -2
鶴の舞橋は平成6年7月8日、日本一長い三連太鼓橋として津軽富士見湖に架けられた。全長300メートルもの三連太鼓橋は優しいアーチ型をしている。前の写真とほぼ同じ所から、その三連アーチを眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
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80.鶴の舞橋 渡り口
橋は青森県産の桧葉(ヒバ)一等材で造られている。小雨降る中、ここから対岸へ300mの橋を渡る。一昨年あたりから、JR東日本「大人の休日倶楽部」のCMで女優の吉永小百合さんが「鶴の舞橋」に登場するコマーシャルが放送されているが、撮影場所は岩木山の雄大な山影を津軽富士見湖の湖面に美しく映す橋の向こう側からのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
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81.横から見た鶴の舞橋
橋は最も高いところで湖面より8mある。こちら側から100mのところに中間休憩所として小ステージがあり、さらに100mのところに大ステージがある。総工費は2億6千万円。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 28mm ISO160 ) 露出補正 なし
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82.鶴の舞橋 対岸から
晴れていればこのあたりから橋の上に岩木山が眺められるのだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 24mm ISO160 ) 露出補正 なし
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83.丹頂鶴自然公園
対岸を少し歩くと丹頂鶴の自然公園でタンチョウが飼育されていた。釧路市丹頂鶴自然公園のほうが有名だが、ここ鶴田町には江戸時代の頃数多くの鶴が飛来したという。平成4年に「生きた丹頂鶴誘致」の声が高まり、平成5年に中国黒龍江省より2羽を譲り受け、平成9年にはロシア連邦アムール州よりつがいを譲り受け飼育、現在では当町で出生したものや多摩動物公園から借受している丹頂鶴が飼育されているそうだ。タンチョウはいくつかのケージに何頭か飼育されている。近くの人だろうか、ケージの傍にきて「鶴太郎」と声をかけた。するとその中の1頭のタンチョウが傍に寄ってきて長い首をたたむように曲げる。「鶴太郎」は固有名詞なのだ。慣れているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO400 ) 露出補正 なし
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84.富士見湖パーク
再び鶴の舞橋を渡って戻ってくる。花が植えられていたので行ってみる。赤いベコニアが後ろの緑に映えてきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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85.鶴の舞橋 全景
帰路、再度鶴の舞橋の全景を眺める。その後、堤体や取水施設等の整備がなされた現在のため池は、貯水量1,100万トンをかかえ、満水面積281ヘクタールと県内で最も大きな人造湖であり、当地域の重要な農業用施設となっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
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86.弘前昇天教会
今回の旅行の前に、ネットで知った弘前昇天教会の建物を見たいと思い、大鰐温泉の近くにある今宵の宿、青森ワイナリーホテルへ行く途中で、寄り道をしてもらった。wikipediaによれば、1920年(大正9年)に建設された当教会堂は、イングランド地方で発達した堅牢な積み方であるイギリス積みの赤レンガが特徴的な建物で、正面右寄りには鐘塔が配置され、外壁に控え壁を設けたゴシック建築である。帰ってきた後で、Kさんからこの教会の設計者は、2011年11月に、Kさんご夫妻と那須、日光を旅行した際、日光の町でみた日光真光教会の設計者であるジェームズ・ガーディナー であると教えていただいた。ジェームズ・ガーディナー は立教大学の校長を務めたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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87.弘前昇天教会 の門
正しくは日本聖公会弘前昇天教会教会堂というこの建物は、1920年(大正9年)に日本聖公会弘前昇天教会の教会堂として建設され、1993年(平成5年)県重宝に指定されている。教会の中には牧師がおられる礼拝や祈祷会の時のみ入れるそうだが、その中はチューダーアーチを描く梁とトラスの意匠や、白壁と柱・垂木・トラス・方杖の濃茶との色彩のコントラストが印象的だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
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88.弘前昇天教会の鐘
歴史の重さと清涼な音色を響かせる正面右寄り上部の三葉飾りアーチの鐘塔にある鐘は、平日6:30と17:30、日曜日は9:30と10:30に司祭と信徒が鳴らしているという。これは礼拝が始まる合図で、夏と冬では響き方が違うとか。弘前市の地域情報を発信するコミュニティFM放送であるFMアップルウェーブの時報としても使われているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO200 ) 露出補正 なし
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89.青森ワイナリーホテル
到着した今宵の宿である青森ワイナリーホテルは、大鰐温泉の南に位置する あじゃら山(阿闍羅山 709m)の山頂に建つ。宿に着いて、部屋の窓から五所川原方面を眺める。午後6時45分、霧が出ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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2018年8月 1日

2泊3日 青森県の旅(3) 不老ふ死温泉から五所川原へ 7月6日

昨晩は残念ながら、雨模様で波も高く、楽しみにしていた海に突き出た露天風呂から日本海に沈む夕日を眺めることはできなかった。しかし、黄金の湯と言われる温泉に浸かり、ゆっくりすることができた。
 朝は早く目が覚める。朝食を済ませ、Kさんのご主人と散歩をする。何処へ行くあてもなかったが、宿で付近の「お散歩マップ」をもらって、歩いて15分くらいのところにある舮作(へなし)漁港へ行ってみた。
 ウェスパ椿山駅10:38 発の「リゾートしらかみ1号(ブナ)」で、五能線を五所川原まで乗る。宿からの少し早めの送迎バスに乗り、ウェスパ椿山駅へ行った。
 Kさんのご主人が予約してくれていた 「リゾートしらかみ1号(ブナ)」 は、4人がゆったりと座れるボックス席で、ヨーロッパの列車のコンパートメント席のようだった。隣のボックスでは酒宴が始まっている。
 深浦駅ー広戸駅間や千畳敷付近の美しい海岸線を走り、12:09に五所川原に到着した。途中、鰺ヶ沢からは津軽三味線を弾く2人が乗車し、先頭車両で生演奏をしてくれた。後ろの車両から多くの乗客が先頭の1号車に移動する。
 五所川原ではラーメンを食べた。これが旨かった。大げさに言えば、ここ数年で食べたラーメンのうち一番うまいと思った。Kさんの奥様が、探してくださった店だったが、大当たりである。
 ラーメンを食べた後は、歩いて2~3分のところにある「立佞武多の館」へ行く。

33.不老ふ死温泉の朝
朝は5時半には目が覚める。空は雲ってはいるが、明るさもあり、今日は少しはましな天気になりそうな期待を抱かせる。部屋の窓からは海が見え、ウミネコが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO800 ) 露出補正 なし
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34.朝の海岸
朝食後、出発まで少々時間があるので、付近を散歩した。宿は高台にあり、そこから舮作(へなし)漁港のほうへ下って行った。尖った岩があり、先のほうに突起があった。この岩に特に名前はついていないようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO250 ) 露出補正 なし
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35.海を行く漁船
日本海は鉛色の海だった。漁船が行く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
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36.舮作漁港
10分ほど歩くと舳先漁港に着いた。小さな漁港だ。私は釣りのことは全く無知だが、漁港周辺はクロダイの有力ポイントになっており、防波堤の先端付近やテトラ帯はクロダイのウキフカセ釣り、ダンゴ釣りが楽しめるそうだ。テトラ帯ではアイナメ、ソイの根魚も狙え、防波堤先端付近は時季によりイナダが回遊、冬はホッケ釣りで賑わうという。港内はアジやサヨリ、メバル、ウミタナゴなど小物が楽しめる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO160 ) 露出補正 なし
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37.舮作漁港 漁船 -1
船小屋があり、漁船が何艘か引き上げれていた。wikipediaによれば、漁港には特定第3種(最重要)から、第3種(全国)、第2種(広域)第1種(地元)、第4種(離島)があり、この舮作漁港は全国で2,134、青森県に59ある第1種漁港の一つである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
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38.舮作漁港 漁船 -2
防波堤で囲まれた漁港の海は静かだった。タラの刺網漁船などが停泊していた。歩いて下りてきた道が見える。防波堤に「命に着せる救命胴衣」と黄色い大きな文字で書かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
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39.艫作灯台
「へなし」は地図や観光案内所などでも字は舮作となっているが、舮は艫の略字だ。灯台とJRの駅は「艫作」になっている。奈良時代初期に現在の満州地方にあった渤海国の使節が潮に流されこの地に漂着したで、ここで壊れた船の艫を修理して無事平城京に入京できたと言うことから艫作という地名がついたとされているという。舮作崎はちょうど龍飛崎と入道崎の中間部分に当たり、沖合いを航行する船にとっては重要な目印となる地点だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
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40.黄金崎不老ふ死温泉 露天風呂
これが入りそこなった露天風呂だ。混浴と女湯に分かれている。夜間照明はないので日の出から日没までの利用だそうだ。今朝は利用できたのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO125 ) 露出補正 なし
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41.宿の送迎バス
9時20分ごろ、宿の送迎バスでウェスパ椿山駅へ向かう。「ウェスパ椿山」とはどういうことだろうと気になった。ウェスパはWeSpaだそうで、椿山は日本海側のヤブ椿の北限と言われるこの近くの地名である。「ウェスパ椿山」は「株式会社ふかうら開発」が管理運営するリゾート施設のことで、平成7年4月滞在型温泉リゾート施設『ウェスパ椿山』の受託運営を開始している。つまり、深浦町が第三セクターの「株式会社ふかうら開発」に運営を委託しているのだ。 五能線のウェスパ椿山駅は、 2001年(平成13年)12月1日 に東日本旅客鉄道の駅として開業し、当初は快速「リゾートしらかみ」のみ停車したが、翌2002年(平成14年)12月1日 から 普通列車も停車するようになったそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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42.WeSpa椿山昆虫館
ウェスパ椿山駅の周辺は、リゾート施設に含まれ、物産館「コロボックス」、白神ガラス工房「HOO」、蒸気機関車「ハチロク」があり、海側には宿泊施設であるコテージ・ゲストハウスがある。その先に角が出た建物があったので行ってみると「昆虫館」だった。中に入ってみると、「世界の大型カミキリムシ」、「世界のタマムシ」、「世界のハナムグリ」の標本が展示されていた。チョウの標本に至っては、「日本のトンボ・セミ・チョウ」と雑であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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43.東能代行快速列車
9時35分の上り列車がウェスパ椿山駅のホームに入ってきた。快速列車だが、「リゾートしらかみ」ではないので、キハ40形の車両だった。この写真は発車して駅から離れていくところ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO500 ) 露出補正 なし
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44.「リゾートしらかみ1号」到着
私たちが乗車する10:38発の弘前行き「リゾートしらかみ1号」が入ってきた。「リゾートしらかみ」には、くまげら、青池、 橅(ブナ)の3編成があり、 この橅編成が最も新しく2016.7.16に運転開始されたハイブリット車両である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO800 ) 露出補正 なし
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45.「リゾートしらかみ1号」橅
白神山地のブナ原生林の木立をイメージした装いになっている。私たちが乗るのは4両編成の前から2両目の2号車だ。この写真を撮り終わったあと、前方へ走って乗り込む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO640 ) 露出補正 なし
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46.深浦駅
10:58に深浦駅に到着。単線運転なので、ここで上りの「リゾートしらかみ2号」と行き違うため少々停車した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
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47.「リゾートしらかみ2号」くまげら
2~3分して、くまげら編成の「リゾートしらかみ2号」が深浦駅に到着した。くまげら編成は2006年3月に運行開始された最初の「リゾートしらかみ」車両だ。白神山地に生息するクマゲラと五能線沿線の夕日がイメージされている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO320 ) 露出補正 なし
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48.深浦駅・広戸駅間の海岸 -1
「リゾートしらかみ1号」が深浦駅を出ると、海側の景色が開け、列車は徐行してくれた。水平線の空がやや明るく期待を持たせてくれるのだが・・・

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO160 ) 露出補正 なし
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49.深浦駅・広戸駅間の海岸 -2
美しい海岸線が続く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO320 ) 露出補正 なし
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50.深浦駅・広戸駅間の海岸 -3
さすが五能線屈指の絶景ポイント、深浦エリアだ。深浦は「夕陽の町」とも呼ばれ、夕刻なら運が良ければ海に沈む美しい夕陽を車窓から眺められるという。それにしても、それとはほど遠い曇り空が恨めしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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51.千畳敷海岸
深浦から20分ほど走ると千畳敷海岸が見えてくる。「リゾートしらかみ1号」は千畳敷駅は通過する。車窓には津軽の殿様が千枚の畳を敷いて大宴会を開いたとの伝説が残る千畳敷海岸が広がるが、タイミングが悪く良い写真が撮れなかった。リゾートしらかみ2・3・4・5号は千畳敷駅に停車し、乗客はその停車時間15分ほどの間に岩畳を歩いて海辺の散歩が楽しめるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO250 ) 露出補正 な
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52.津軽三味線演奏
鰺ヶ沢から津軽三味線の生演奏を聴かせてくれる2人の方が乗ってこられた。1号車の運転席を背に、2人の生演奏が始まった。後ろの車両の乗客が1号車に集まってくる。津軽三味線の音色は力強い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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53.「橅」編成のカウンター
「橅」編成の3号車の前半分は 、「ORAHO」と名付けられたカウンターがあった。地酒や、白神山地の自然水で淹れたコーヒー、スイーツなど沿線の特産品が販売されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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54.五所川原駅
五所川原駅に到着した。下車する。失礼ながら、滅多に来ることないところだと思う。五所川原市の総人口は52,830人で人口密度は131人/㎢だそうだ。太宰治ゆかりの地もである。また、ねぶた祭りは青森、弘前が有名だが、五所川原には立佞武多(タチネプタ)がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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55.津軽鉄道
津軽鉄道 の看板があった。津軽鉄道線は津軽五所川原駅 と津軽中里駅の 20.7kmを結ぶ私鉄である。「心に響く風景との出会い」というコピーがあったが、乗ってみたい気がした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO100 ) 露出補正 なし
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56.津軽鉄道の駅
跨線橋を渡っていったところに津軽鉄道の駅が見える。駅舎はJRとは別に津軽鉄道線のホームの向こう側にあるようだ。津軽鉄道は津軽半島の中央部を南北に縦貫している。1日の平均所客数は300人強という。冬季には客車内の暖房に石炭焚きのダルマストーブを用いる「ストーブ列車」が運行される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
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57.五所川原駅前のラーメン屋さん
時刻は午後1時近い。ここで昼食になる予定だったが、Kさんの奥様がスマホで此処のラーメンが美味しそうだと探してくれていた。店の名前は「麵屋 遊仁(あそびと)」とあった。五所川原駅前の太宰治「思い出」の蔵」トカトントン スクエア の中にある。無断で店の写真を撮ってしまったことをお許しいただきたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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58.醤油はまぐりラーメン
メニューに醤油はまぐりラーメンというのがあったので、 私は 迷わずそれを注文した。出されたラーメンは、ベースは煮干し出汁だろうか、あっさりしたスープでほんのりとはまぐりの香りがした。麺はやや細麺で腰がある。はまぐりは5~6個入っていて、添えられたチャーシューも旨かった。ここ数年で食べたラーメンで一番旨かったと思う。私たちが食べ終わって外に出ると、待っている人たちの列ができていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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