2021年9月アーカイブ: Studio YAMAKO

2021年9月30日

クロマダラソテツシジミ その6 & キアゲハ、ヤマトシジミ 9月16日・18日

16日はセンニチコウの咲く花壇にはクロマダラソテツシジミはいなかった。1日あけて18日には破損した雄が1頭だけいた。一方、ここ数日撮らせていただいている公園近くのお宅のソテツの鉢植えの周りには、この両日、同じ個体と思われる雄が見られた。だが、まだ雌を見ていない。
 このところ気温が低い日が続いている。16日は28℃くらいでやや蒸し暑く、18日は26℃ほどで肌寒かった。

000_210916065 X700 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg
キバナコスモスに飛来したキアゲハ雄 2021年9月16日 横浜市 

000_210918028 X700 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg
頑張っているクロマダラソテツシジミ雄 2021年9月18日 横浜市 

001_210916002m X800 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ 雌 -1
まず、9月16日。ヤマトシジミは雄はきれいな個体が多いが、雌は擦れている個体が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
002_210916007 X800 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ 雄 -2
この日(9月16日)はセンニチコウの咲く花壇では、クロマダラソテツシジミの姿は見られず、ヤマトシジミとイチモンジセセリばかりだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO150 ) 露出補正 なし
003_210916009 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 3.ツマグロヒョウモン 雌 -1
ケイトウ (鶏頭)にツマグロヒョウモン雌が止まって口吻を伸ばしている。ケイトウの花で吸蜜するチョウをあまり見たことがない。ニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれる。ケイトウにもいくつかの種があるようだが、これはトサカケイトウだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210916017x X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.ツマグロヒョウモン 雌 -2
ケイトウに来ていたツマグロヒョウモンがコスモスの花に移ってきた。きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210916037 X800 ◎峰岡公園 ツバメ RX10M4.jpg 5.ツバメシジミ 雄
ヤマトシジミにしてはブルーが鮮やかだなと思って見るとツバメシジミだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210916044 X800 〇峰岡公園 RX10M4.jpg 6.ブチヒゲカメムシ 成虫
2日前にセンニチコウの花でアオクサカメムシの幼虫を見て、自然の造形に驚いたが、この日はキバナコスモスでまた、カメムシを見つけた。これはブチヒゲカメムシの成虫のようだ。wikipediaによれば、ブチヒゲカメムシではダイズ、イネ、ゴマ、トマト、ニンジン、ネギ、ゴボウの被害が知られているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210916055 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 7.キアゲハ 雄
この近くでキアゲハを見るのは初めてだった。羽化したばかりのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 151mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210916086 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
近くの住宅のソテツの鉢植えには、この日もクロマダラソテツシジミ雄がいた。これはここで今まで見た個体とは違って破損の少ないきれいな個体だった。尾状突起も付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_210916096 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。開翅してくれた。左側の尾状突起はとれているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_210918003 X800 〇峰岡公園付近民家 RX10M4.jpg 10.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
1日あいた9月18日。センニチコウの花壇へ行く前に、ソテツの鉢植えのあるお宅の前へ行って見た。この日もソテツの葉にクロマダラソテツシジミが止まっていた。一昨日見たのと同じ個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210918009 X800 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ 雄 -3
センニチコウの花壇へ行った。ここ数日、ヤマトシジミの数が増えてきた。いまは雄が発生しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
012_210918015 X800 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 12.ヤマトシジミ 雄 -4 開翅
珍しく開翅してくれた。きれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_210918017 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
センニチコウの花壇にいたクロマダラソテツシジミは破損した個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
014_210918033 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_210918040 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 15.ヤマトシジミ 雄 -5 開翅
気温が低いためか翅を開いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_210918047 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
これも同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_210918053 X800 ◎峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 17.ヤマトシジミ 雄 -6 開翅
この日はヤマトシジミの雄が魅力的だった。15.は広角端側で撮ったが、これは望遠端で撮っている。望遠端は35mm版換算で600mm相当だが、72cm迄寄れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_210918063 X800 峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
センニチコウの花壇でこの日見られたクロマダラソテツシジミはこの1頭のみだった。そろそろ新鮮な個体を見たいのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし


2021年9月28日

クロマダラソテツシジミ その5 9月14日

9月14日は気温が25℃ほどしかなく、肌寒く感じる日だった。少し気温が上がってからと思い、11時半ごろいつもの公園へ行って見た。センニチコウの咲く花壇を舐めるようにして見て行ったがクロマダラソテツシジミの姿はない。
 センニチコウにはヤマトシジミの雄のきれいな個体が多かった。前翅の黒い縁取りは広く高温期型である。
 この日は早々に切り上げた。ソテツの鉢植えがあるお宅では、比較的きれいなクロマダラソテツシジミ1頭が開翅していた。

000_210914048 X700 〇峰岡公園 住宅玄関ソテツ鉢植え RX10M4.jpg
ソテツの葉に止まるクロマダラソテツシジミ雄 2021年9月14日 横浜市

001_210914003x X800 ◎峰岡公園 ヤマトとアオクサカメムシの幼虫 RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ雄とアオクサカメムシの幼虫
ヤマトシジミの雄にフォーカスしていたら、その下に何やらきれいな虫がいる。私は甲虫は全く無知だが、テントウムシの仲間かなと思っていた。家に戻ってネットで検索したがテントウムシでの仲間ではなさそうだ。それじゃカメムシかと思って調べていくとアオクサカメムシの幼虫にたどり着いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_210914010 X800 ◎峰岡公園 ヤマト2頭 RX10M4.jpg 2.ヤマトシジミ雄2頭 -1
今日はクロマダラソテツシジミはヤマトシジミにセンニチコウをあけわたしている。高温期型の2頭の雄を1カットに収めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_210914018t X800 〇峰岡公園 ヤマト2頭 RX10M4.jpg 3.ヤマトシジミ雄2頭 -2
前の写真と同じシーンである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_210914022 X800 ◎峰岡公園 ヤマト2頭 RX10M4.jpg 4.交尾中のヤマトシジミに邪魔が! -1
ヤマトシジミのペ交尾中のアがいた。右側の小さいほうが雌である。そこへもう1頭雄が現れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_210914035x X800 ◎ 峰岡公園 ヤマト2頭 RX10M4.jpg 5.交尾中のヤマトシジミに邪魔が! -2
邪魔者はしばらくしつこく絡んでいたが、カップルはたまらず飛び立って近くの梢に移動した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO500 ) 露出補正 なし
006_210914047m X800 ◎峰岡公園 住宅玄関ソテツ鉢植え RX10M4.jpg 6.クロマダラソテツシジミ雄 -1
鉢植えのソテツの葉にクロマダラソテツシジミがいた。片方の尾状突起はちぎれてしまっているようだが、比較的損傷がない。開翅を続ける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_210914051 X800 ◎峰岡公園 住宅玄関ソテツ鉢植え ヤマト RX10M4.jpg 7.ヤマトイシジミ雄
民家の玄関先にもヤマトシジミ雄がいた。気温が低いためか翅を開いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_210914060x X800 ◎峰岡公園 住宅玄関ソテツ鉢植え クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ雄 -2
6.の写真と同じ個体。この日、クロマダラソテツシジミはこの1頭しか見なかった。これで5日間連続でクロマダラソテツシジミを観察できた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし


2021年9月26日

クロマダラソテツシジミ  その4 & ツマグロヒョウモン雌  9月13日

舞岡公園から帰ってきて車をガレージに入れ、その足でクロマダラソテツシジミを見に近くの公園へ行った。
 ところがこの日はセンニチコウの咲く花壇にはクロマダラソテツシジミは見られなかった。その代わり、ツマグロヒョウモンのきれいな雌が姿を見せた。TAMRON 90mm macro で撮る。
 ソテツの鉢植えが玄関先におかれている公園近くのお宅を見ると、クロマダラソテツシジミらしきチョウがソテツの鉢植えの周りを飛び、その鉢植えのソテツの根元に潜り込んでいった。雌だと思う。

000_210913246x X700 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg
羽化後早々のツマグロヒョウモン雌 2021年8月13日 横浜市

019_210913199 X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 19.ツマグロヒョウモン雌 -1
クロマダラソテツシジミがいないかとセンニチコウの花壇を目を凝らしてみていたら、ツマグロヒョウモンの雌が飛来して、傍に植えられて咲いていたダリアの花にとまり、吸蜜を始めた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_210913202 X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 20.ツマグロヒョウモン雌 -2
前翅裏面の 薄紅色とでもいうのだろうか、前翅の淡いピンクが好きだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_210913217m X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 21.ツマグロヒョウモン雌 -3
何処から見ても傷ひとつない完全な姿である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
022_210913224 X800 ◎峰岡公園 ヤマト D5300 TAMRON 90.jpg 22.ヤマトシジミ雌
白いセンニチコウの花にはヤマトシジミのが来ていた。高温期型である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO140 ) 露出補正 なし
023_210913228x X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 23.ツマグロヒョウモン雌 -4
先ほどまでダリアの花で吸蜜していたが、白いセンニチコウへ移ってきた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO140 ) 露出補正 なし
024_210913241 X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 24.ツマグロヒョウモン雌 -5
ツマグロヒョウモンはもともと南方系のチョウである。wikipediaによれば、「本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになった。2002年には関東地方北部でも目撃報告がある。2006年現在、関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつある。」とある。だが、私が小学生の頃、小仏峠から高尾山への尾瀬道で、前方から飛んでくる本種をネット一閃、捕った思い出がある。1950年代のことだ。また、標高の高いところでは、近年、長野県の池の平湿原(標高2,000m)で撮ったこともある。もはや、自宅付近でも普通種である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO140 ) 露出補正 なし
025_210913263x X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 25.ツマグロヒョウモン雌 -6
また、名古屋大学の伊藤嘉明先生の「琉球の蝶 ツマグロヒョウモンの北進と擬態の謎にせまる」という著書では、ツマグロヒョウモンの分布北上は、温暖化だけでなく、食草となるパンジーが高密度に存在することが重要であったと記されていた。パンジーの鉢の縁を、黒に赤銅色のストライプが入った幼虫をしばしば見かける。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
026_210913270 X800 ◎峰岡公園 ヤマト D5300 TAMRON 90.jpg 26.ヤマトシジミ雄
開翅はしてくれなかったがブルーに黒い縁がある雄だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO140 ) 露出補正 なし
027_210913280m X800 〇峰岡公園 民家 クマソ D5300 TAMRON 90.jpg 27.クロマダラソテツシジミ雌?
公園の近くのあるお宅の玄関先に置かれた鉢植えのソテツでは、その根元に潜り込んでいくクロマダラソテツシジミがいた。産卵しようとしているのだろうか?破損のないきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし


2021年9月24日

舞岡公園 アカボシゴマダラ最盛期 9月13日

2015年の9月12日に舞岡公園へ行ったとき、水車小屋の近くの熟した柿の実にコムラサキが吸蜜に来ていたことがあった。コムラサキだけではなく、ゴマダラチョウや、アカボシゴマダラもいた。
 9月13日にその様子を見に舞岡公園へ行ってみた。柿の実は成る年と成らない年があるようだが、残念ながら柿の実は成っていなかった。柳の下にいつも泥鰌はいない。家の近所の柿の木を見てもまだ実は小さく青かった。
 舞岡公園はアカボシゴマダラ第3化発生の最盛期になってきたようだ。多くの個体が見られたし、ほとんどが傷ひとつないきれいな個体だった。

000_210913171 X700 ◎舞岡公園 完品 雄 RX10M4.jpg
アカボシゴマダラ秋型発生最盛期 2021年9月13日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_210913001 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.コミスジ -1
いつものように南門から園内に入る。コミスジは年3回ほど発生する。第3化のきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_210913015 X800 〇舞岡公園 アゲハ カラタチ RX10M4.jpg 2.アゲハ雌とカラタチ -1
長久保の炭焼き小屋へ入る道にカラタチが植えられていて、しばしばアゲハが産卵に来る。大分破損している雌だが、新芽を探して産卵を試みる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO640 ) 露出補正 なし
003_210913025x X800 ◎舞岡公園 アゲハ カラタチ RX10M4.jpg 3.アゲハ雌とカラタチ -2
腹端を曲げ枝先にある新芽に産卵を試みる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_210913027x X800 ◎舞岡公園 アゲハ カラタチ RX10M4.jpg 4.アゲハ雌とカラタチ -3
産卵を試みては、離れてまた新芽にタッチする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_210913035 X800 舞岡公園 アゲハ カラタチ RX10M4.jpg 5.案山子まつり
毎年、稲穂が実る秋には案山まつりが行われ、田んぼの畔に着飾った案山子たちがあらわれる。9/18-10/11のあいだ、案山子たちの人気投票が行われる。今年は良い作品が多いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210913055 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.アカボシゴマダラ -1
古民家の裏庭を見ながら縁側に腰を掛けて、汗をぬぐっていると、アカボシゴマダラが現れた。羽化したばかりのようなきれいな個体だったが左後翅が少しちぎれていた。雌雄の判別が難しいが、ゆっくりと飛び、エノキの葉に絡んでいるところを見ると雌なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_210913066t X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 7.アカボシゴマダラ -2
前の写真と同じ個体。ゆっくり撮らせてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_210913079t X800 ◎舞岡公園 オミナエシ RX10M4.jpg 8.イチモンジセセリとオミナエシ
古民家の庭にオミナエシ(女郎花)の花が咲いている。黄色い花と白い花が枝分かれして咲いているよに見えたが、よく見ると違うようだ。白い花の方はオトコエシ(男郎花)だ。イチモンジセセリが吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210913084 X800 ◎舞岡公園 カラスアゲハ RX10M4.jpg 9.カラスアゲハ雌 -1
ほとんどのクサギの花は終わってしまっていたが、まだ花が残っている株があった。カラスアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO1000 ) 露出補正 なし
010_210913086 X800 ◎舞岡公園 カラスアゲハ RX10M4.jpg 10.カラスアゲハ雌 -2
雄かと思ったが前翅に性標がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO1000 ) 露出補正 なし
011_210913090 X800 △舞岡公園 カラスアゲハ RX10M4.jpg 11.カラスアゲハ雌 -3
前翅表面に白い帯模様が広がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO1000 ) 露出補正 なし
012_210913097 X800 △舞岡公園 RX10M4.jpg 12.アカボシゴマダラ -3
この日は多くのアカボシゴマダラを見かけた。どの個体も新鮮であった。秋型発生の最盛期に入っているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO1000 ) 露出補正 なし
013_210913103 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 13.アカボシゴマダラ -4
前の写真と同じ個体。エノキの葉に産卵をしようとしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO1600 ) 露出補正 なし
014_210913113 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 14.アカボシゴマダラ -5
これも同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_210913127 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 15.アカボシゴマダラ -6
狐久保の広場の傍らに水飲み場があるが、そこでアカボシゴマダラがしばらく翅を休めていた。この辺はアカボシをよく見かけるところである。ゴマダラチョウには滅多に会えなくなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO400 ) 露出補正 なし
016_210913141t X800 ◎舞岡公園 コミスジ RX10M4.jpg 16.コミスジ -2
この日はコミスジも多く見かけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
017_210913156 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.ヒメウラナミジャノメ雌 -1
前翅の蛇の目の紋の周囲に白い環が見える。雌は前翅のジャノメの周りの色が薄くなるのだが、これほどはっきりしたのはあまり見ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO51000 ) 露出補正 なし
018_210913192 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 18.ヒメウラナミジャノメ雌 -2
前翅外縁の縁取りがはっきりしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO800 ) 露出補正 なし


2021年9月23日

クロマダラソテツシジミ その3 9月12日

今日もまた鬱陶しい日である。気温も25度そこそこだ。クロマダラソテツシジミを発見して3日目、今日は出てこないかなと思いつつ、公園の花壇へ行って見た。
 1頭だけ、センニチコウの花で吸蜜していた。昨日までの個体とは違うようだ。尾状突起もあり、きれいだった。
 近くの民家の鉢植えのソテツにも1頭いた。これも破損が少ない。

000_210912072t X700 峰岡公園 RX10M4.jpg
白いセンニチコウの花に止まるクロマダラソテツシジミ
2021年9月12日 横浜市

001_210912005 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ -1
これまでこの花壇にいた個体とは異なるようだ。擦れてはいるが、尾状突起が付いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_210912009 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ -2
右側の尾状突起はちぎれているようだが、翅の破損は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO320 ) 露出補正 なし
003_210912021 X800 ◎峰岡舞岡公園 RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ -3
花壇にはほかにも花があるのだが、専らセンニチコウを好む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210912043 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ -4
右側はその長い尾状突起は付いていて、擦れも目立たず、きれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 250mm ISO500 ) 露出補正 なし
005_210912046 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 5.クロマダラソテツシジミ -5
いま、この花壇にいるのはこの個体のみだ。被写体に近づいて広角で撮ったが落ち着いて止まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
006_210912058 X800 ◎峰岡X10M4.jpg 6.クロマダラソテツシジミ -6 待ってみたが、この個体以外クロマダラソテツシジミは来なかった。また、後日フォローしてみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_2109120785 X800 ◎峰岡公園 付近の民家 RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ -7
近くのお宅のソテツの鉢植えには、この日も1頭、比較的きれいな個体がいた。昨日見た個体と同じかもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixelsプログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし


2021年9月21日

クロマダラソテツシジミ その2 9月11日

昨日、今年も再会できたクロマダラソテツシジミをフォローしてみようと思い、この日も同じところへ観察に出かけた。昨日は晴れて、気温の高い日だったが、この日は曇りで、気温は28℃ほどだったろうか。
 クロマダラソテツシジミは出てきてくれるかなと思いつつ、まずセンニチコウが咲く花壇へ行って見たが姿はない。しかし、すぐ近くの茂みで見つけることが出来た。飛び方でヤマトシジミと区別できる。この花は何の花かわからないが、いろいろな花で吸蜜するようだ。
 公園で見た本種は1頭のみだった。20分ほどで切り上げたが、自宅へ戻る途中、個人のお宅の玄関にあった鉢植えのソテツを見て、もしかしたらと思い注視すると、その葉にクロマダラソテツシジミが1頭止まっていた。比較的きれいな個体だった。
 この日は曇りで、鮮やかな写真は撮れなかった。また、明日も見に来てみよう。

000_210911059 X700 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg
センニチコウが咲く花壇 2021年9月11日 横浜市

001_210911004 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg   1.クロマダラソテツシジミ -1
まずセンニチコウが咲く花壇を見に行ったが、ヤマトシジミだけだった。少し離れたところにブッシュに元気に飛ぶブルーが見えた。クロマダラソテツシジミだ。どうやら昨日​見た​個体と違うようだ。本種はいろいろな花に止まり、吸蜜をする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_210911015 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ -2
また少し飛んで違う花に止まった。ストローは伸ばしていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210911024 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ -3 センニチコウが咲く花壇に戻ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_210911027 X800 〇峰岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 4.ヤマトシジミ雄 高温期型 -1
きれいなヤマトシジミの雄がいた。高温期型だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_210911041 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 5.クロマダラソテツシジミ -4
同じ個体である。昨日今日と雄しか見ていない。いずれも破損していて鱗粉も擦れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_210911049 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 6.クロマダラソテツシジミ -5
満腹なのだろうか、じっと止まっているだけで吸蜜はしていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO500 ) 露出補正 なし
007_210911077 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ -6
今度は白いセンニチコウに​移った​。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_210911083 X800 〇峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ -7
翅を開くことも多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_210911087 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ -8
センニチコウの花の頂点の辺りに止まっていることが多い。いったん落ち着くとしばらく動かないでいる。ヤマトシジミが飛来すると、追い払うように飛びたつ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_210911113 X800 峰岡公園 ヤマト捕食 RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ雄 高温期型 -2
ヤマトシジミもセンニチコウで吸蜜をする。だがこの個体の前翅と後翅が交差してしまっていて、何か変だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210911115t X800 〇峰岡公園 ヤマト捕食 RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ雄 高温期型 -3
長いあいだ動かないでいるので、よく見るとハナカマキリに捕食されていた。ヘッドロックされている。ハナカミキリはラン科植物の花に擬態する事で有名で、その花の姿に体を似せている事で、花に集まる昆虫類を捕食して暮らしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO350 ) 露出補正 なし
012_210911123t X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ -9
花に止まって静止していることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO320 ) 露出補正 なし
013_210911132 X800 ◎峰岡公園 付近の民家 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ -10
新しい個体も出てこないので、公園のセンニチコウを後にする。​帰り​道​、​個人のお宅の玄関先のソテツの鉢植えを見ると、ソテツの葉の上にクロマダラソテツシジミの姿があった。ソテツのそばを離れないでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
014_210911139 X800 ◎峰岡公園 付近の民家 クマソ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ -11
センニチコウの花壇で見た個体より、破損が少なく、長く細い尾状​突起​もしっかり付いた比較的きれいな個体だった。よそのお宅の玄関に無断で踏み込むわけにもいかないので、被写体との距離があり、画像が甘い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし


2021年9月20日

クロマダラソテツシジミ 9月10日

昨年、近所で思いもかけずクロマダラソテツシジミを観察したのは9月30日だった。その後、どこで発生していたのかわからないまま、最後に撮影したのは12月1日で、新鮮な個体も見ることが出来た。
 雌が産卵したとしても、まずここ横浜では年を越して世代を繋ぐことは出来ないだろうと思っていた。
 ここ何日間か秋雨前線が停滞し、日照がなく、気温も20℃そこそこの日が続いていて、やっと晴れたのが9月10日だった。郵便局へ行く用事があったので、コンデジをポケットに入れて、帰りは寄り道をして、帷子川河畔のヤマトシジミの発生状況を見にいったが、その帰路、昨秋にクロマダラソテツシジミを見た小さな公園へ寄ってみた。猫の額ほどの小さな花壇に植えられたセンニチコウ(千日紅)の花が咲き始めていた。ヤマトシジミが飛び、センニチコウの花に止まって吸蜜していた。
 その中で、やや飛び方が活発な個体が、すっと白いセンニチコウの花に止まり、吸蜜を始めたが、それがなんと、クロマダラソテツシジミとの再会だった。翅に破損があり、擦れている。どこから飛んできたのだろうか?近くで発生したのだろうか?
 少なくとも2頭いた。少し近所を歩いてみたところ、個人住宅の玄関に鉢植えにされたソテツがあり、そこに1頭いた。いったん自宅に戻り、D750を持って再び公園へ行った。
 今年の秋も楽しませてくれそうである。

210910047 X700 峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg
千日紅で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 2021年9月10日 横浜市

追記:後でネットで検索してみると、今年2021年も8月ごろから関東各地で観察されているようである。神奈川県では葉山で100頭に上る本種が見られたという情報もあった。また、関東では越冬しているのではないかとの記述も見られた。

001_210910009 X800 〇帷子川公園 SX620.jpg 1.ヤマトシジミ 帷子川
郵便局の帰りに帷子川沿いの道へヤマトシジミを見に行った。高温期型の雄が多かった。

Canon PowerShot SX620HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
002_210910016 X800 峰岡公園 クマソ SX620.jpg 2.クロマダラソテツシジミ -1
昨秋、小さな花壇に咲く花でクロマダラソテツシジミが楽しませてくれた公園がある。ヤマトシジミを撮ろうと思って帰り道に寄ってみた。昨秋のクロマダラソテツシジミは、ここでは越冬できるはずもないと思っていた。とは云いつつも、その公園の小さな花壇に昨秋も咲いていたセンニチコウの花を、もしかしたらと思いながら観察したところ、数頭のヤマトシジミに混じって、より活発に飛んで、すっと花に止まったシジミチョウを見ると、クロマダラソテツシジミだった。

Canon PowerShot SX620HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
003_210910021 X800 峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.イチモンジセセリ
一旦家に戻り、D750 に TAMRON 35-150 を付けて、そこへ取って返した。まだ、さっきのクロマダラソテツシジミは吸蜜している。イチモンジセセリでウォーミング・アップ。いつものように、最低シャッタースピードを1/500に設定して、プログラムオートで撮影。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし  
004_210910030 X800 〇峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 4.クロマダラソテツシジミ -2
この日は数日間続いた肌寒い雨が降る日々から一転して晴れた夏の日に戻った。開翅してくれたが、擦れて破損している雄だった。尾状突起はなくなっている。さっき撮った個体とは違う個体だった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210910042 X800 〇峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 5.クロマダラソテツシジミ -3
これだけ損傷があるのは、いつごろ羽化した個体なのだろうか?ここで発生したのか、どこからか飛来したのだろうか?

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210910057 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 6.クロマダラソテツシジミ -4
花で落ち着くとじっと留まって吸蜜を続ける。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210910088 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 7.クロマダラソテツシジミ -5
翅の左サイドは破損がやや少ないが尾状突起はない。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210910111 X800 ◎峰岡公園  D750 TAMRON 35-150.jpg 8.ヒメアカタテハ
高齢者がグランドゴルフで楽しむ広場の反対側にキバナコスモスが咲いている。今日はチョウも活発に飛ぶだろうと思い行って見ると、大分破損した個体だったがヒメアカタテハが来ていた。。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210910125 X800 ◎峰岡公園  D750 TAMRON 35-150.jpg 9.ツマグロヒョウモン雄
ツマグロヒョウモンもいた。比較的きれいな個体だった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO560 ) 露出補正 なし
010_210910132 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -6
この個体は、先に見た2頭に比べ破損の箇所が異なるようだ。全部で3頭いたのか。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO360 ) 露出補正 なし
011_210910138 X800 峰岡公園 付近の民家 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 11.クロマダラソテツシジミ -7 この公園から100mも離れていないところにある個人のお宅の玄関に鉢植えのソテツが置かれていた。もしかしてと思って目を凝らすと、ソテツの葉先に止まる1頭を見つけた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO560 ) 露出補正 なし


2021年9月17日

旅の思い出 海外編 4

6)1994年8月ー9月 憧れのイタリア旅行(2)
サンジミニャーノ、シエナ、アッシジ、ローマ

8月27日から8月30日までミラノからヴェネチア、パドヴァ、ラヴェンナ、フィレンツェ、を観光して、後半は8月30日から9月2日まで、サンジミニャーノ、シエナ、アッシジ、そしてローマを周る、なか7日間の観光ツアーだった。
 ローマでちょっとにわか雨に振られただけで、毎日、ほとんど快晴に恵まれた。

041 940831177S X700 ○サンジミアーノ EOS650.jpg
サンジミニャーノ トスカーナの丘

フィレンツェから南西57km、標高334mの丘の上の街サンジミニャーノ。城壁の中に形成されるこの町は高い塔が連立することで有名だが、これらの塔はかつて富や権力の象徴であり、最も多いときで70を越える塔が林立していたようだ。 いまでも14の塔が残っており、中世の面影を今に伝えている。 サンジミニァーノの塔の上からは、トスカーナのぶどうとオリーブ畑が見渡せた。なだらかな丘が幾重にも遠くまで続く。

042_940831173S X700 サンジミアーノ EOS650.jpg
サンジミニャーノ ドゥオモ(参事会教会大聖堂)広場 

サンジミニャーノにもドゥオモがあった。周囲を七つの塔に囲まれたドゥオモ広場に面するこの大聖堂の元の教会は12世紀にローマ教皇エウゲニウス3世により建造された。高さ54メートルの鐘塔をもつ。モデナの司教で397年にこの地で死亡した聖ジミニャーノを祀り、ここから町の名前になっている。ファサードは東向きで、18段の広い階段の上に建つ13世紀のロマネスク様式である。

043_940831183S X700 シエナ EOS650.jpg
シエナ カンポ広場

シエナはフィレンツェから南へ約50kmのところにある。中世には金融業で栄えた有力都市国家であり、13世紀から14世紀にかけて最盛期を迎えた。フィレンツェとトスカーナ地方の覇権を競い、またその経済力を背景として、ルネサンス期には芸術の中心地のひとつであったそうだ。

044_940901205S X700 ○アッシジ EOS650.jpg
アッシジ サンフランチェスコ聖堂

シエナからボローニアへ移動し、そこで1泊した。翌日、アッシジへ向かった。アッシジは首都ローマから北へ約131kmのところにある。フランシスコ会の創設者である聖フランチェスコの出身地として知られており、キリスト教の巡礼地としての性格を持つ都市でもある。最大の見所はサン・フランチェスコ聖堂である。聖堂は町の北西の斜面の上に建ち、斜面を有効に利用するため建物は上下二段に分かれている。上堂部分はゴシック様式、下堂の部分はロマネスク様式になっている。聖堂にはチマブーエ、ジョット、マルティーニなどの画家の手になるフレスコ画が多数描かれ、上堂内部はルネサンス初期の画家ジョットによる28の場面を描いた聖人フランチェスコの生涯のフレスコ画が、また下堂には「玉座の聖母と4人の天使と聖フランチェスコ」がそれぞれ一番の見所である。私たちが訪れた1994年から3年後1997年に大地震で大打撃を受けた。ボランティアによる修復工事などにより、2000年にはほぼ元の形にもどった。

045_940901202S X700 アッシジ EOS650.jpg
アッシジ サンタ・キァーラ修道院

サンフランチェスコ聖堂の関連施設群であるサンタ・キァーラ修道院は、聖フランチェスコの精神に従った女性キァーラ(クララ)のグループが建てた女子修道院で、1257年に完成した。ファサードはサンフランチェスコ聖堂と似ているが、アッシジの町にも多く使われている白とばら色の大理石を縞模様に積み重ね、中央にバラ窓と入口がひとつずつあるだけでシンプルです。

046_940901207 X700 アッシジ EOS650.jpg
アッシジ 城塞

アッシジは城壁の街と言われる。市街地は丘陵に沿って東西に長く形成されており、これに伴って城壁も東西に長く築かれた。城壁は市街地西端のサン・フランチェスコ聖堂から山上まで伸び、その山上にはロッカ・マジョーレ「大きな城砦」がそびえる。

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ローマ トレヴィの泉 -1

アッシジを巡ったあと、その足でローマに入った。いよいよ最後の訪問地である。ローマにはたくさん見るべきところがあり、翌日と2日間での観光となった。トレヴィの泉は1762年に完成している。後ろのポーリ宮殿と一体になったバロック・ロココ様式の豪華な造りが魅力の、ローマで最も大きく、 夢のある美しい噴水という。

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ローマ トレヴィの泉 -2

「後ろ向きの肩越しにコインを1枚投げ入れたなら、またいつの日か必ずローマに戻ることができる」と言い伝えられ、いつもたくさんの観光客であふれかえるローマの超人気スポットである。

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ローマ ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂 

ローマ旧市街のほぼ中心にあるヴェネツィア広場をバスで通った。写真の建物はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂という。1885年、イタリア統一運動時に核となり、統一後はイタリア王国の王家となったサヴォイア家 のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世を王国の国父と見なし、その偉業を讃えるべくその息子であるウンベルト1世の治世に建設が開始された。建設開始から16年後の1911年に落成式が行われ、1925年に完成した。目立って聳え立つ新古典主義の建築物は、古代ローマや中世時代の建物が入り乱れる同地において浮いた存在であり、しばしば景観についての議論の対象となったそうだ。特に地元の人間からは景観を乱す存在として、独特の柱や階段の位置から「ウェンディングケーキ」「タイプライター」「入れ歯」といった蔑称で呼ばれていた。そのためかガイドさんからはほとんど説明がなかったと記憶している。

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ローマ コロッセオ

ローマ帝政期の西暦80年に、ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場。建造後1900年以上経ってもコロッセオは今もって古代ローマの象徴でありつづけている。各種イベントに使用されることも多く、2016年5月には日本とイタリアの国交樹立150年を記念してライトアップが行われた。観光地としての評価も高く、2015年にロンリープラネット社が発表した「世界の究極の観光地ベスト500」では、コロッセオは欧州最高の7位にランクインした。(wikipediaから引用)

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ローマ ティトゥスの凱旋門 

ガイドさんの説明でコロッセオを見学したあと自由散策となった。フォロ・ロマーノの入り口になるのかどうか、「聖なる道」を歩く。行く手に見える門はティトゥスの凱旋門だ。wikipediaによれば、ティトゥスの凱旋門は82年、ローマ帝国第11代皇帝ドミティアヌスにより、先代皇帝でドミティアヌスの兄でもあるティトゥスのエルサレム攻囲戦等での戦功を称えるため建てられたそうだ。この凱旋門は、16世紀以降に建てられることとなる凱旋門のスタイルの手本とされ、その中には有名なパリのエトワール凱旋門などがある。フォロ・ロマーノを見て歩くには事前勉強不足であった。

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ローマ バチカン宮殿

バチカン宮殿  は、バチカン市国内のサン・ピエトロ大聖堂に隣接するローマ教皇の住居である。

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ローマ バチカン宮殿の衛兵

バチカン市国で見かけるローマ教皇を警護するスイス衛兵隊は、カラフルな衣装を纏ったバチカンの花形的存在として目立つ。しかし、バチカン市国なのにスイス傭兵なのだ。 現在のスイスは、傭兵を禁止しているそうだが、儀礼的要素が強いことなどから例外として維持されているという。現存する国軍では創設時期が最古の軍である。

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ローマ 法王の執務室

ローマ法王は教皇とも呼ばれる。毎週日曜にサンピエトロ広場で行っている「正午の祈り」では、教皇が広場に面した宮殿の執務室の窓を開けて姿を見せ、信者に向けて説教したり、メッセージを伝えたりする。ガイドさんから「どの窓」かを説明されたが忘れてしまった。

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ローマ バチカン美術館 地図のギャラリー

ローマの2日目はバチカン美術館見学から始まった。wikipediaによれば、16世紀末に教皇ユリウス2世により創設されたバチカン美術館は、ベルヴェデーレの中庭の大部分を占めており、世界で最も大きな美術品コレクションの一つであり、歴代の教皇が蒐集した美術品の膨大なコレクションを展示している。ミケランジェロをはじめとする画家たちにより装飾されたシスティーナ礼拝堂と、ラファエロを中心とする画家たちにより装飾された教皇の居室は、見学コースに含まれている。地図のギャラリーは教皇宮殿内にある。幅6m、長さ120mの大ギャラリーの壁面にイタリアや教皇領の地図がフレスコ画で描かれる。1580年-1583年に描かれたものである。

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ローマ バチカン美術館 無原罪のマリアの間の天井

「無原罪の御宿り」という教義は聖母マリアが、神の恵みの特別なはからいによって、原罪の汚れと穢れを存在のはじめから一切受けていなかったとする、カトリック教会における教義である。中央の祭壇にマリア像がある。

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ローマ バチカン美術館 ラオコーン像

ラオコーン像 は、バチカン美術館のピオ・クレメンティーノ美術館に所蔵されている古代ギリシアの大理石製の彫像。ギリシア神話のトロイアの神官ラオコーンとその2人の息子が海蛇に巻き付かれている情景を彫刻にした作品である。古代ローマの博物家プリニウスによると、この彫像の作者はロドス島出身のアゲサンドロス、アテノドロス、ポリュドロスの三人の彫刻家であるとしている。(wikipediaによる)

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ローマ パンテオン神殿 内部

パンテオン神殿のファサードはギリシャ神殿のようだった。最初のパンテオンは紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造された。現在、ローマで見ることが出来るのは118年から128年に掛けて、ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されたこのパンテオンである。画家ラファエロの墓もここにある。毎年8月6日と9日には、ここで、原爆忌 Mai più Hiroshima(Never more Hiroshima) が行われている。

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ローマ パンテオン神殿 天井

建物は、深さ4.5mのローマン・コンクリート基礎の上部に直径43.2m の円堂と半球形のドームが載った構造で、壁面の厚さは6mに達するが、高さによって材質を使い分けており、ドーム上部は凝灰岩と軽石を素材として用い、その厚さは1.5mに減じる。床からドーム頂部までの高さは直径と同じ43.2mで、天井にはオクルス(ラテン語で「目」の意)と呼ばれる採光のための直径9メートルの開口部があり、当時は日時計の役割もあったようだ。雨が降ると雨水が落ちてくるらしく、床には水はけの溝があるという。

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ローマ スペイン広場

スペイン広場は近くにあるスペイン大使館にちなんで命名されたそうだ。広場の中央には、「バルカッチャの噴水(舟の噴水)」がある。東側にトリニタ・デイ・モンティ教会へと続く「スペイン階段(トリニタ・デイ・モンティ階段)」があった。映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーン扮する王女がジェラートを食べたシーンでもおなじみの場所である。 今は保全のため、広場での飲食や階段での座り込みが法令で禁止されたそうだ。

2021年9月13日

旅の思い出 海外編 3

5)1994年8月ー9月 憧れのイタリア旅行(1)
ミラノ、ヴェネチア、パドヴァ、ラヴェンナ、フィレンツェ

1981年の初めての海外渡航は、イタリアのフィレンツェで行われたある学会への出張だった。その時、その美しい街を見て、この次は観光旅行でイタリアに来たいと思ったものだった。
 それから13年後の夏休みに、家族でイタリア観光旅行を実現することが出来た。
 某旅行社のパックツアーだったが、ミラノから→ヴェネチア→パドヴァ→ラヴェンナ→フィレンツェ、そして、→サンジミニャーノ→シエナ→アッシジ→ローマ とイタリアの北側半分を巡った。この時のことはStudio YAMAKOで回顧版として2009nenn10月に 1994年イタリア 初めての海外ツアー として掲載しているので、今回は一部を除いてその写真と被らないような写真を中心に見ていただきたいと思う。フィルムカメラの EOS 650とOlympus μ で撮った写真をデジタル化している。

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ミラノ サンタ・マリア・デッラ・グラツィエ修道院

前日に空路でミラノに到着し、朝早くホテルを出発、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見に行った。1296年、大聖堂を取り壊して着工し、その後の変遷を経て、建築家ソラーリによって長い年月をかけ1469年に完成した。教会は第二次世界大戦中に連合軍の空襲を受け、大きな被害を受けたが、『最後の晩餐』の前には土嚢が積み上げてあったため、かろうじて被害を免れたという。

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ミラノ サンタ・マリア・デッラ・グラツィエ修道院 「最後の晩餐」

レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「最後の晩餐」は、ミラノ サンタ・マリア・デッラ・グラツィエ修道院の食堂に描かれたもので、420 x 910 cm の巨大なもの。レオナルドは1495年から制作に取りかかり、1498年に完成している。フレスコ技法ではなく、乾いた漆喰にテンペラで描かれたことや所在する環境から最も損傷が激しい絵画としても知られ、この時も修復中だった。

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ミラノ ドゥオモ

世界最大級のゴシック建築であり、全長158m、幅92m、高さ108mの威容を誇る。5世紀もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成されたという。ドゥオモの前には広いドゥオモ広場がある。

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ミラノ ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

ドゥオーモ広場の北にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアというアーケードがある。イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に因んで名づけられたという。最初に1861年にデザインされ、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設された。

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ミラノ ドゥオモ の屋上から

エレベータでドゥオモの屋根の上に登ることができた。ドゥオモには135本の尖塔があり尖塔の天辺にはひとつひとつに聖人が立っている。左下にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの屋根が見える。

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ミラノ スカラ座

現在の建物は2代目のもので1778年に完成した。初代の歴史的建築物のテアトロ・ドゥカーレは1776年2月25日、謝肉祭のガラ・コンサート後に焼失した。新劇場は以前サンタ・マリア・アラ・スカラ教会のあった場所に建設され、ここから劇場名がとられた。

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ヴェネチア イタリア国鉄 サンタ・ルチーア駅

ツアー一行はバスでヴェネチアへ着いた。イタリア国鉄の駅前広場を通って、運河を航行するヴァポレットという水上バスの停留所へ向かう。

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ヴェネチア サン・ジョルジョ・マッジョーレ島

この写真はサン・マルコ広場に建つサン・マルコ寺院の中から撮ったと記憶する。「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」は土地のほとんどが教会という。美しい鐘楼はサンマルコ広場からも見えた。

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ヴェネチア サン・マルコ広場

サン・マルコ寺院の前には大きな広場があり、カフェのテラス席もあって生演奏を聴きながら、最高の時間を過ごせる。私たちは映画「旅情」で有名な老舗のカフェ・フローリアンに入ってみた。

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ヴェネチア リアルト橋

カナル・グランデ(大運河)にかかるリアルト橋。1591年に水面からの高さ7.5mのそりの大きい、石造りの太鼓橋が完成した。橋の上にはアーケードが作られ、商店が並んでいる。

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パドヴァ サンタントーニオ聖堂

ベネチアから西へそれほど遠くないところにバドヴァ サンタントーニオ聖堂があった。1195年ポルトガル、リスボンで生まれ、1231年パドヴァ郊外で没した聖アントニオが奉られている。このサンタントーニオ聖堂はロマネスクのファサード、ゴシックのアーチ、ビザンティン様式のクーポラ、イスラム美術を取り入れた鐘楼など異なる様式の完璧な調和という特徴をもち世界でもめずらしい巨大建築物となっている。聖堂の建設は聖アントニオの死んだ翌年の1232年には始まっていたと考えられており、完成は1310年にまで長引いた。 1394年の火事とそれによる鐘楼の崩壊により聖堂の整理のための改築は15世紀まで続いたそうだ。

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ラヴェンナ ガッラ・プラキディア廟堂

つぎに訪れたのはベネチアから南へ100kmほどのところにあるラヴェンナだ。ガッラ・プラキディア廟堂が印象に残っている。外観は古く、小さくて地味な建物だが、その内部が素晴らしい。ローマ皇帝テオドシウス1世の皇女であるガッラ・プラキディアの霊廟とされる。5世紀半ばの建立。円天井は深い青色が特徴のモザイクに覆われ、奥行きのある構図になっている。

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フィレンツェ ミケランジェロ広場から

1981年、初めての海外旅行で サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母 マリア)大聖堂 を眺めたミケランジェロ広場から、13年後に再び来ることが出来た。世界遺産フィレンツェ歴史地区の 一部として指定されている ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成される。1296年から140年以上をかけて建設されたそうだ。前回は曇り空だったが、この日は晴れてくっきりとフィレンツェの街並みを眺めることが出来た。

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フィレンツェ ベッキオ橋

ポンテ ベッキオはアルノ川に架かる橋で、イタリア語で「古い橋」を意味するフィレンツェ最古の橋である。先の大戦を生き延びたフィレンツェ唯一の橋だそうだ。河川の氾濫などで何度か建て直されており、現在の橋は1345年に再建されたものという。橋の上には宝飾店が並び人通りが絶えない。

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フィレンツェ シニョーリア広場

フィレンツェの政治の中心だ。ヴェッキオ宮殿は、共和国時代に政庁が置かれた建物で、今でも建物の半分は市役所として使用されている。イタリアが統一された約150年前、一時フィレンツェが首都だったことがあるが、その時はここが政府だったということだ。ここに立つミケランジェロ作のダビデ像は100年ほど前にアカデミア美術館に移されて、これはレプリカとのこと。1984年の国際化学療法学会の折、会社の医師のお供でこのベッキオ宮殿の古いひんやりとした大広間で行われたレセプションに出席したことを思い出す。

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フィレンツェ ウフィツイ美術館

右手前の建物がルネサンス絵画で有名なウフィツイ美術館である。近代式の美術館としてヨーロッパ最古のもののひとつである。メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館であり、イタリア・ルネサンス絵画の宝庫である。展示物は2,500点にのぼりという。塔が見える建物はベッキオ宮殿である。

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フィレンツェ Hotel BAGLIONI

13年前に泊ったホテル バリオーニだ。なつかしい。少なくとも外観はちっとも変っていない。いま旅行案内を見ると、「中央駅前にひときわ目立つたたずまいのエレガントな4ツ星ホテル。観光名所は徒歩圏内。18世紀の宮殿を利用した館内はクラシックな雰囲気。最上階にあるレストランの窓からは、ドゥオモやジョットの鐘楼など素晴らしい景観が楽しめる。」とあった。

2021年9月 9日

みなとみらいのロープウェイ 8月26日

今年の3月24日、横浜みなとみらいを散歩した時に、桜木町の駅前から汽車道と並行するように、運河パークの「World Porters」のところまで、架線が張られたロープウェイの鉄柱が並んでいるのを見てきた。この時はまだ運行開始前でキャビンの姿はなかった。
 4月22日に開業が予定されているということだったので、その頃にまた見に来ようと思っていたが、この日、午前中、パシフィコ横浜で開催されている「日本国際切手展2021」を見て、その足で運河パークまで歩いてきた。「日本国際切手展2021」の会場は涼しかったが、外に出ると猛烈に暑い。
 運河パークの「World Porters」側から、汽車道を汗びっしょりになりながら、桜木町駅まで写真を撮り歩いた。キャビンは「世界最新式の都市型循環式ロープウェイ」と謳われ、定員8名計36基のゴンドラが行ったり来たりしていた。

1.国際橋から乙女橋、湾内観光船ターミナル方面を眺める
パシフィコ横浜を出て、国際大通りを左(海側)に歩く。お日様が容赦なく照り付ける。運河にかかる国際橋へ出た。左側がグランド インター コンチネンタル ホテルで西側には臨港パークがある。右側(東側)は新港埠頭客船ターミナルで、その先は赤レンガ倉庫だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.よこはまコスモワールド
国際橋を渡ると右手に観覧車、ジェットコースター、ダイビングコースター、などのアトラクションが見える。高さ112.5m、480人乗りの世界最大級の観覧車「コスモクロック21」がシンボルの 「 よこはまコスモワールドという」都市型遊園地だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 25mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.横浜ワールドポーターズ
冷房の効いた横浜ワールドポーターズの建物の中に入り、運河パークへ出る。その右側がロープウェイの駅だ。そこから桜木町駅前広場までロープウェイが結ばれている。写真は桜木町方面を見たところ。等間隔にキャビンが次々に並んで動いていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.ランドマークタワーと汽車道
「World Porters」から桜木町駅に行くために片道1,000円で、わざわざ「YOKOHAMA AIR CABIN 」というこのロープウェイに乗ることはないと思う。 観光用、あるいはアトラクションであり、言ってみれば観覧車のようなものかもしれない。右側の汽車道を歩いても、桜木町駅まで10分~15分くらいのところだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 11mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.「YOKOHAMA AIR CABIN」のゴンドラ
定員8名、36基のゴンドラが行き来している。キャビンに最新式のバッテリーを備えることで冷房システムや各種安全監視システム、LED照明など最先端の機能が実現したいう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 33mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.運河パーク駅
運河パークの出発口である。循環式で桜木町駅から来たゴンドラが左側に到着し、乗客が乗り降りして右側から出発していく。ゴンドラとゴンドラの間隔が同じになるようにコントロールされている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.「YOKOHAMA AIR CABIN 」
右手に「よこはまコスモワールド」の大きな観覧車が見えるが、「YOKOHAMA AIR CABIN 」は「そのよこはまコスモワールド」を運営する泉陽興業によってつくられた。wikipediaによれば、2018年5月に桜木町駅周辺から新港地区まで汽車道沿い約600メートルに日本初の都市型ロープウェイ(索道)を整備する空中交通構想が浮上。さらに2019年2月にはロープウェイ計画の詳細が公表され、それによると桜木町駅前から横浜ワールドポーターズ前(運河パーク)まで汽車道沿い(南側の北仲通地区寄り)にロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)」を当初2020年夏に開催する予定であった東京オリンピック開幕前の開業を目指し整備するとしていた[が、その後の資材調達や工期の遅れなどから半年以上ずれ込み、2021年4月22日に開業を迎えた。泉陽興業が計画に係る費用を全額負担するため公費負担はなかったそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
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8.汽車道から運河パークを見る
桜木町駅に向かって汽車道を歩き始める。運河パークを振り返ると、汽車道の突き当りに「ナビオス横浜」という穴をあけたような建物がある。「ナビオス横浜」は横浜国際船員センターで、日本船員厚生協会が運営する施設である。宿泊設備や、レストランなどがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.汽車道から見上げるロープウェイ
汽車道沿いに植えられたサルスベリの花が咲いていた。このロープウェイは乗ってみるときっと眺めが良いのだと思う。写真の右側にふ頭のクレーンが見えるが、カジノ予定地だった山下ふ頭の方向だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.第二橋梁付近から
運河パークから桜木町へ向かう汽車道の丁度中ほどに第二橋梁がある。

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プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.第一橋梁
もう一つ桜木町寄りの第一橋梁。1907年(明治40年)に、港二号橋梁とともにアメリカン・ブリッジで製作されたトラス橋で、1909年(明治42年)に鉄道院により架設されたそうだ。「AMERICAN BRIDGE COMPANY. OF NEW YORK, U.S.A. 1907」 の銘板がつけられていた。ロープウェイは桜木町に向かって左側の運河の上を行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.第二橋梁付近から
ロープウェイに乗って横浜港の方を眺めると、きっと大さん橋やベイブリッジも眺められ、晴れた日は気持ちが良いだろうと思う。営業時間は10時~22時の12時間。夜も良いに違いない。一度カメラを携えて乗ってみよう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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13.ゴンドラが行く
桜木町駅広場に近づいてきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.桜木町駅 乗り場
「YOKOHAMA AIR CABIN 」の桜木町駅は、桜木町駅前バスターミナルの近くにある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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15.ランドマークタワーとロープウェイ乗り場
左方向に歩いてJR桜木町駅で京浜東北線に乗った。汗びっしょりだ。食べ物屋さんに入っても緊急事態宣言下でビールも飲めない。帰宅してシャワーを浴びて冷たいビールで一杯やろうと、横浜駅の地下で、焼き鳥と寿司を買って帰宅することにした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2021年9月 5日

日本国際切手展 PHILANIPPON 2021 見学 8月26日

私が会員になっている JPS昆虫切手研究会 の7月会報で、「日本国際切手展2021」がパシフィコ横浜で8月25日~8月30日に開催されることを知った。国際切手展は、世界一流の切手コレクションが一堂に会する貴重な機会で、郵趣の発展向上を図り、毎年、世界各国で開催されているが日本では、1971年から10年おきに開催され、今回6回目を迎えるとのことだ。

チョウ好きの私は、中学生の頃、兄がヨーロッパへ出張した時の土産に買ってきてくれたチェコのチョウ切手(原画シュヴァビンスキー)に魅了され、チョウを題材にした切手を集め始めた。 2010年の1月にこのブログに「キアゲハの切手」をアップした。集めた切手を眺めていて各国からキアゲハがデザインされた切手が多く発行されているのに興味を持ったからだ。発行した国の地域別とか発行年次別とか整理すればよかったのだが、集めて並べるのが精いっぱいである。その当時(2010年)で64種のキアゲハの切手が私のストックブックにあった。なぜ、こんなにキアゲハの切手が多いのだろうかと考えてみたが、まず、キアゲハは旧北区を中心にユーラシア大陸と北米大陸に広く分布すること、大型で鮮やかな色彩で見栄えが良いことなどではなかろうか。

  わき道にそれてしまったが、パシフィコ横浜は自宅から40分ほどで行ける。「日本国際切手展2021」には8月26日に行くことに決め、インターネットで事前登録を済ませた。 昨年と今年は中止になってしまったが、毎回2月に出かけている「CP+(カメラと写真映像のワールドプレミアショー)」のときは人で溢れている駅からパシフィコ横浜の展示ホールへのアプローチは、今回の「日本国際切手展2021」では全く密になっていない。10時開場の5分ほど前に着いたこともあるが、この暑さとコロナの感染者数が増えているので見に来る人も少ないのだろうと思う。
 B・Cホールを使用した広い会場も空いていた。まず「企画展示」のコーナーへ行った。展示作品の写真撮影は残念ながら禁止されていた。JPS昆虫切手研究会のメンバーからの展示を見る。
 出展されていた作品は、
・「水辺の昆虫」 柴田 茂 氏
・「ヤママユガ」 澤口 尚子 氏
・「クジャクチョウのマキシムカード」 正野 俊夫 氏
・「クジャクチョウ」 西田 豊穂 氏
・「ルーマニアの郵便封皮」 加藤 利之 氏
・「ニュージーランドの蝶蛾切手」 加藤 利之 氏
・「昆虫切手を用いた宇宙とロケット関連郵便物」 白野 孝雄 氏
・「俳句に詠まれた虫たち」 池内 昇 氏
・「Proofs」 森 晋一郎 氏
だった。それぞれテーマを持たれて深く掘り下げて研究された力作だった。森氏の作品の解説には英文が添えられていた。せっかく会場が空いていたのだから、もっと時間をかけて鑑賞してくるべきだったと思い返す。
 また、JPS植物切手研究会のメンバーでもある 澤口 尚子 氏 からは「バタフライ・ガーデンへようこそ」という作品が出展されていた。小型印とカードに描かれた絵が素晴らしい。

  1897年4月20日に郵便事業が創業されて今年は150年になるという。今回のメインテーマともいえる「郵便創業150年特別展示」は広いスペースが設けられていた。床に展開された コドモ絵本正月フロク の「郵便飛行雙六」など興味あるものもあった。もう一つ「皇室展示」というコーナーがあり、明治天皇銀婚式記念、発行されなかった東宮御婚儀記念の切手シート、昭和大礼記念絵葉書など、私が生まれる前の珍しい品々を見ることが出来た。他にも、各国から発行された東京オリンピック2020関連の切手も展示され、ギリシャ、スイス、エストニア、ベルギー、キプロスなどの優れたデザインの切手があった。
 会場には2時間余り滞在したが、帰りがけに出店していた切手商の椅子に久しぶりに座り、何点かのチョウ切手を買ってしまった。

なお、ブログの記述には、「日本国際切手展 PHILANIPPON 2021​」の Bulletin および ​​日本国際切手展2021​ ​のホームページを参照させていただいた。

1.みなとみらい駅からパシフィコ横浜展示ホールへのアプローチ
催し物があるときはいつも人で溢れている駅から会場への連絡通路も人はほとんどいない。通路には「日本国際切手展2021」の小旗が並べて掛けられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.パシフィコ横浜展示ホール
「日本国際切手展2021」の会場はホールB,C であったが、7月17日~9月12日までAホールで「恐竜科学博」が開催されている。開場は9時からだが、本来なら、子供連れの入場者が多いはずなのに姿はない。やはり、緊急事態宣言と暑さからなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.「日本国際切手展2021」受付に列
エスカレータで一つ下りたところのホールCが「日本国際切手展2021」の受付になっていた。開場5分前だったが、40m~50mほどの列が出来ていた。係の人が前の人との間隔を1~2m開けて並ばせている。10時になると列は動き出し、事前登録のためか滞りなく入場できた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/800秒 15mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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4.「日本国際切手展2021」入場口
ここから会場内に入るが、手首で体温を測り、テープを巻かれて、手指の消毒をする。「郵政創業150年 すべてのお客様のために ー郵政百五十年の歩みー 日本郵政グループ」という288ページのA5サイズの冊子と、小さなポケットタイプの「日本国際切手展2021」の公式ガイドブックと手提げ用の紙袋をいただく。ただ、公式ガイドブックなるものはちょっとお粗末だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
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5.展示会場
入り口を入ると左側に国内切手商ブースがあり、すぐそばにインフォメーションがあった。写真撮影の可否を尋ねたところ、出展作品は撮影禁止になっていた。まっすぐ進むと広々とした展示会場があった。ここは競争出品の伝統郵趣、郵便史などの展示コーナーである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 31mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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6.企画展示コーナー
まず、JPS昆虫切手研究会の展示コーナーへ行く。植物切手研究会や音楽切手研究会などの作品も展示されている。パネルの文字が小さくわかり難かった。何とか探し出してJPS昆虫切手研究会の皆様の出展作品を見ていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 ) 露出補正 なし
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7.ポストカー 「& Post(アンド・ポスト)」
ホットドッグか何か食べ物の移動販売車のような車が置かれていた。反対側へ回ってみると「ポストカー」と書かれたパネルがあった。よく理解できないのでネットで調べてみると、「日本郵便では、手紙交流の価値を見直し、新たな可能性を探る"プロジェクト& Post(アンド・ポスト)"を展開しており、ポストカー運行もその一環。ポストカーは、心に残る風景に出会った瞬間に、絵はがきを書く・差し出すための環境を提供することをコンセプトに実施する」と説明されているが、それでも良く分からない。例えば、日本三大花火大会の1つである「長岡花火大会」、日本一美しい盆踊りとされる「おわら風の盆」といったところへ移動郵便局としてこの車を配備して、各地の郵便局員が絵はがきコンシェルジュとなり、撮影した写真をその場で絵はがきにするサービスをはじめ、オリジナルデザイン絵はがきの配布と文房具の貸し出し、地域の特色ある絵はがきや切手の販売などを行う。そこに来た人が絵葉書を書いてポストカーのポストに投函するということらしい。 車両は郵便収集車として使われていた6代目「ハイラックス」をベースにカスタマイズされている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/800秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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8.郵便局臨時出張所
郵便操業150年とポイモンを扱った横浜中央郵便局の日替わり小型記念日付印が数種類用意されていて、その押印カウンターが並んでいた。まだ時間が早いこともあり、押印している来場者は少ない。外国からの来場者も意識しているのだろうが、外国人の姿は見られない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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9.皇室展示/コートオブオナー 展示室
お恥ずかしいが、直訳で名誉裁判所という Court of Honour の意味がよく分からなかった.。著名な蒐集家による出展作品のことなのだろうか。皇室展示としては、明治、大正、昭和の皇室に関わる切手や絵葉書が展示されていた。私の記憶にある皇室関連切手は昭和27年発行の上皇(平成天皇)の立太子礼記念切手だ。美智子妃と並ばれた上皇の昭和34年発行皇太子御成婚記念切手(30円)の試刷版が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/800秒 13mm ISO3200 )
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10.郵政創業150年特別展示
企画展示のコーナーを見たあと、今回の「日本国際切手展2021」のメインテーマである「郵政創業150年特別展示」を見学した。流石に「郵便現業絵巻」「郵便のルーツ」などの興味ある"宝物"が展示されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
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11.「郵便のルーツ」ポストの変遷
ポストは郵便のシンボルだと思う。1回にたくさんの書状を集めて運べば、効率が良い。明治時代からある円柱型の赤いポストも、ひなびた温泉町へ行くと今でも見かけることがある。数年前だが、旅行先の銀山温泉や法師温泉で見かけた。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 )
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12.昭和39年のお年玉郵便切手
お年玉付き郵便はがきの末等景品としてのお年玉郵便切手の始まりは、昭和25年からだったというが、景品が目的だったので発行は2月1日で、年賀には使えなかったという。写真の昭和39年用年賀切手は、私が社会人となった年のもので思い出多い。切手図案の右は鳥取県の岩井挽物人形「辰」、左は山梨県の甲斐の「龍神招福」だった。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO800 )
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13.「郵便飛行雙六」(部分)
郵政創業150年特別展示会場の床に、大きな コドモ絵本正月フロク の「郵便飛行雙六」の絵が敷かれていた。郵便飛行機が突風に遭い、そこで一または二が出ると墜落修理へ、四または六は出発に戻る。三を出すと四の突風へ、五は無事突破して富士山へ・・・といったようなストーリーが展開されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
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14.昭和の切手デザイン室
絵具と絵筆があり、机の上の並べられた本には「原色日本鳥類図鑑」や「昆虫の図鑑」などが並んでいる。この隣には現代の切手デザイン室があり、そのデスクの上はパソコンが主役だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
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15.海外郵政ブース
カナダ郵政、チェコ郵政など7か国の郵政機関と国連郵政機関のブースがあった。切手や郵趣品の販売が行われていた。ここは比較的人気があり、人が集まってきていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )
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