Nikon COOLPIX P90アーカイブ: Studio YAMAKO

2021年2月16日

舞岡公園の蝶 55種 (16) ジャノメチョウ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ

私がネットを振ってチョウを追っていた頃は、ジャノメチョウ亜科は独立した科として扱われていた。昭和51年に初版が発行された「原色日本蝶類図鑑」(保育社 川副 昭人・若林 守男 著 白水 隆 監修)では、ジャノメチョウ科とされている。また今は、タテハチョウ科の中に含まれるマダラチョウ亜科、テングチョウ亜科も独立した科になっていた。タテハチョウ科の特徴は、一番前にある一対の脚が退化して、4本脚で止まっているが、ジャノメチョウ亜科のチョウもその特徴を有している。アサギマダラやテングチョウもそうだ。
 ジャノメチョウは舞岡公園では少ない。発生しない年もあるようだ。また、ヒカゲチョウによく似たクロヒカゲは舞岡公園で見たことがない。クロコノマチョウは生息しているが見る機会は少ないと言える。

4.タテハチョウ科 ⑥   ジャノメチョウ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ

15)ジャノメチョウ

41501 2007年7月25日撮影
私は舞岡公園で本種を2度しか撮っていない。これが最初に舞岡公園でジャノメチョウを見たときの写真だ。大きなヤマユリの花びらの1枚に静止ていた。水滴を吸っているようだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_070725008 X800 D100 Tokina100.jpg
41502 2013年6月29日撮影
以前は独立してジャノメチョウ科が置かれていたが、2012年に発行された 「フィールドガイド 日本のチョウ」 では、タテハチョウ科に含まれている。これは2回目の目撃時でこの時以降、舞岡公園では本種を見ていない。この時は数頭いたようだ。♂のようだ。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 110mm ISO283 )  露出補正 なし
002_130629042S X800 ◎舞岡公園 P90.jpg
41503 2013年6月29日撮影
♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_130629047S X800 ◎舞岡公園 D5000 TAMRON 90.jpg


16) ヒカゲチョウ
 
41601 2005年9月29日撮影
新鮮な美しい個体だった。♀と思う。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
01_050929050 X800 D100 Tokina100.jpg
41602 2005年9月28日撮影
第2化の♂と思う。なかなか開翅したところを見られない。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
02_050929121 X800 D100 Tokina100.jpg
41603 2009年9月10日撮影
♂。初々しい個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/125秒 100mm ISO800 ) 露出補正 なし
03_090910042 X800 D300 Tokina100.jpg
41604 2010年6月24日撮影
6月には第1化が発生する。♂の綺麗な個体だった。  

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 200mm ISO200 ) 露出補正 なし
04_100624220 X800 D5000 VR18-200 SL.jpg
41605 2010年6月24日撮影
樹液に6頭が群がる。この樹は舞岡公園で貴重だったが、最近は樹液が枯れてしまった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 200mm ISO500 ) 露出補正 なし
05_100624240 X800 舞岡公園 D5000 VR18-200 SL.jpg
41606 2011年6月20日撮影
♀。♂に比べて、前翅外縁が丸い。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/200秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_110620036 X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41607 2011年10月6日撮影
♂。半開翅。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_111006008 X800 D300 Tokina100.jpg
41608 2014年6月10日撮影
♂のようだ。高倍率のコンデジで便利使いしようと思って購入したカメラで撮った。35㎜版で1000mmに相当する。  

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 185mm ISO320  ) 露出補正 なし
08_140610017 X800 HS50.jpg
41609 2014年6月16日撮影
舞岡公園の南門を入って、小谷戸の里への道を歩いていると、しばしばヒカゲチョウが飛び出す。道路に止まっていることも多い。 

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/70秒 4mm ISO400  ) 露出補正 なし
09_140616008PL X800 HS50.jpg
41610 2014年9月29日撮影
秋にも南門から小谷戸の里への道で多く見られる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/900秒 4mm ISO400  ) 露出補正 なし 
10_140929011 X800 HS50.jpg
41611 2017年6月19日撮影
これは次に購入したNiokonのコンデジCOOLPIXで撮った。望遠端は35mm版換算で1440mmだ。ピントを合わせるにはある程度距離が必要である。 

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 185mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
11_170619034 X800 P610.jpg


17) サトキマダラヒカゲ

41701 2003年6月7日撮影
だいぶ古い写真である。撮影場所も思い出せない。OLYMPUS CAMEDIA E-10 というカメラは、当時のデジカメとしては高級機で、レンズが明るい。しかし、続けて2、3回シャッターを切ると、書き込むのを待たないと、次のシャッターが切れなかった。画素数も今と比べると比べ物にならない。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
データ不詳
01_030607032 X800 E10.jpg
41702 2003年6月7日撮影
樹液に6~7頭が群がっていた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels<
データ不詳
02_030607031 X800 E10.jpg
41703 2009年5月19日撮影
本種が花に来るのをあまり見たことがない。5月の舞岡公園はウツギの花をはじめ灌木に白い花が多く咲いている。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/3200秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
03_090519064TFPL X800 D300 Tokina100.jpg
41704 2009年5月19日撮影 前の写真と同じ個体。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段  
04_090519068TFPL X800 D300 Tokina100.jpg
41705 2009年8月14日撮影
8月に第2化が発生する。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/125秒 175mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段  
05_090814005 X800 SIIGMA 70-300.jpg
41706 2011年6月15日撮影
切株で口吻を伸ばす。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/60秒 7mm ISOオート )
06_110615006 X800 A640.jpg
41707 2013年9月10日撮影
高いところから飛んできて、このようなところに止まることがよくある。 

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/250秒 8mm ISO400  ) 露出補正 なし
07_130910076 X800 HS50EXR.jpg
41708 2020年6月10日撮影
最近舞岡公園でサトキマダラヒカゲの個体数は減っているように感じる。   

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
08_200610037 X800 RX10M4.jpg
41709 2020年6月10日撮影
残念ながら本種の開翅シーンは撮れていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
09_200610109 X800 RX10M4.jpg


 

2020年8月10日

舞岡公園の蝶 55種 (13) コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

コミスジは陽光を浴びて、スイスイと飛び、梢の葉の上で翅を休める。キタテハの秋型は赤褐色に引き締まったタテハチョウらしいチョウだ。ルリタテハの瑠璃色の襷がけの帯はとてもユニークである。いずれもこの辺りでは普通種だ。
 今年の梅雨はとても長く、大雨も降らせている。特に九州の熊本や大分では、70人におよぶ人々がお亡くなりになり、2,000人を超えるかたがたが避難所で生活されている。お気の毒に思う。長野県では松本から上高地に抜ける道で土砂崩れのため、約1週間通行止めになった。
 そんな時に蝶の写真を撮りに出かけるどころではない。7月16日~18日は、湯の丸高原へ出かけようと宿の予約もしてあったが、天候が悪いのと、新型コロナウィルス感染症の感染者がまた増え始めているのでキャンセルしてしまった。
 7月18日、東京都の新たな感染者は、これまでで最も多い290人が確認された。7月22日から、Go to キャンペーンが始まるが、東京都はその対象から除外された。神奈川県も過去最多の1日当たりの感染者が出て、「神奈川警戒アラート」が発出されてしまった。(7月19日記)

4.タテハチョウ科 ③  コミスジ、キタテハ、ルリタテハ

  07) コミスジ

40701 2005年6月8日 撮影
第1化は5月に発生する。梢の葉上に止まることが多い。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
01_050608025 X800 D100.jpg
40702 2006年5月31日 撮影
コミスジの♂♀の同定は難しい。♀の方が翅形に丸みがあるという。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_060531037 X800 D100 18-200VR.jpg
40703 2007年5月29日 撮影
しばしば路上に静止することがある。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10.8mm ISOオート )  
03_070529018 X800 A640.jpg
40704 2009年5月19日 撮影
これは♂のようだ。コミスジは、自分の縄張りをもっていて、時々パトロールして他のチョウを追い払う。

Nikon D5300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
04_090519034 X800 D300 Tokina100.jpg
40705 2011年7月18日 撮影
♂のようだ。コミスジは年3~4回発生する。これは第2化と思う。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_110718064 X800 D300 SIGMA 105macro.jpg
40706 2013年9月17日 撮影
きれいな個体だった。これは第3化と思う。

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 41mm ISO320  ) 露出補正 -1.0段
06_130917467 X800 HS50EXR.jpg
40707 2015年8月14日 撮影
コミスジは東部から胴の背ににかけて緑色の毛で覆われていて、これが金属光沢(タマムシ色)に見える。  

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 148mm ISO100  ) 露出補正 なし
07_140815029 X800 HS50.jpg
40708 2017年5月19日 撮影
テリトリーを張る♂

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/250秒 40mm ISO320 ) 露出補正 なし
08_170519071 X800 D5300 SIGMA18-300.jpg
40709 2018年5月29日 撮影
♂ 開翅

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
09_180529035 X800 RX10M4.jpg
40710 2018年9月17日 撮影
第3化 私の好みでは、コミスジは裏面の方が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
10_180917079 X800 RX10M4.jpg
40711 2019年6月13日 撮影
大柄な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段 08) キタテハ
11_190613028 X800 RX10M4.jpg


08) キタテハ

40801 2005年6月8日 撮影
ウツギの花が咲く頃第1化夏型が羽化してくる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
01_050608011 X800 D100.jpg
40802 2005年10月2日 撮影
秋型は赤褐色になり、精悍なタテハチョウの装いになる。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
02_051021057 X800 D100 Tokina100.jpg
40803 2006年5月31日 撮影
ウツギの花を訪れる。これは♀のようだ。

Nikon D100 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
  データ不詳
03_060531041 X800 D100 18-200VR.jpg
40804 2006年5月31日 撮影
谷戸に咲くウツギの花に良く来る。焦点距離の短いコンデジを利用して環境を写し込んで撮る。 

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
データ不詳
04_060531093 X800 A620.jpg
40805 2007年10月24日 撮影
秋も深まった頃、コセンダングサの花で吸蜜する。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_071024025 X800  D100 Tokina100.jpg
40806 2010年4月13日 撮影
4月の暖かい日、越冬した秋型が元気に飛び回る。求愛

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_100413038 X800 D300 Tokina100.jpg
40807 2010年10月16日 撮影
セイタカアワダチソウの濃い黄色に秋型の赤褐色は良く似合う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_101016055 X800 D5000 VR18-200.jpg
40808 2010年10月16日 撮影
♂ コセンダングサはチョウたちの好きな花だ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_101016068 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
40809 2010年10月16日 撮影
静止して開翅 日光浴か

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
09_101016125 X800 D5000 VR18-200.jpg
40810 2010年11月3日 撮影
11月になると擦れた個体が多くなる。ニコンの一眼レフで、初めてライブ・ビューで撮れるようになったのがD5000だった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
10_110330069 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg   
40811 2011年3月30日 撮影
越冬明けの秋型がミツマタの花で吸蜜

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f9 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
11_110330104 X800 D5000 TAMRON 60 Macro.jpg
40812 2012年3月27日 撮影
春先は枯葉の上に止まることが多い。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/5秒 110mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
12_120327044TS X800 P90.jpg
40813 2013年4月13日 撮影
春の陽を浴びて

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
13_130413039 X800 G12.jpg


09) ルリタテハ
  
40901 2011年4月26日 撮影
越冬明けの個体 擦れてはいるが破損はほとんどない。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
01_110426061 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
40902 2014年8月15日 撮影
ルリタテハは年3回発生するようだ。春に越冬明けの個体を見ることが多く、8月に生まれてくる夏型を見る機会は少ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
02_140815071 X800 HS50.jpg
40903 2014年8月15日 撮影
春はアセビなどの花に来て吸蜜するが、この時期はクヌギやコナラの樹液に集まることが多い。開翅して特徴ある美しい姿を見せる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO250  ) 露出補正 -0.3段
03_140815072 X800 HS50.jpg


舞岡公園,コミスジ,キタテハ,ルリタテハ,ウツギ,セイタカアワダチソウ,コセンダングサ,ミツマタ,カメラ,ライブ・ビュー

2020年7月 6日

舞岡公園の蝶 55種 (11) テングチョウ、アサギマダラ、ミドリヒョウモン

新型コロナウィルス禍に関しては、6月19日にほぼ全面的に自粛が解除され、今後は「新しい日常」として「三密」を避け、マスク着用、手洗いを励行して、人に感染させることなく、自衛する"とき"に入った。しかし、東京都内では、6月24日から1週間ほど1日の新たな感染者が50人を超えるような日が続いている。急激に感染者数が増加することがないことを祈るばかりだ。
 さて、「舞岡公園の蝶」は前回までで、アゲハチョウ科8種、シロチョウ科5種、シジミチョウ科15種、計28種を載せた。次はタテハチョウ科であるが、私が昆虫少年だったころ、タテハチョウ科のテングチョウ亜科、マダラチョウ亜科、ジャノメチョウ亜科のチョウは、タテハチョウ科に含まれず、それぞれ独立した科として分類されていた。タテハチョウ科  のチョウには脚が4本しかない。正確には、6本の脚があるが、前脚は退化して、細く短くなって小さく折りたたまれているので、4本にしか見えないのだ。かって、テングチョウ科、マダラチョウ科、ジャノメチョウ科と分けられていたチョウたちも、この特徴は当てはまる。この退化した前脚は、歩くためには役に立たなくなっているが、味を感じたりする感覚器官として機能しているという。(7月2日記)

4.タテハチョウ科 ①   テングチョウ、アサギマダラ、ミドリヒョウモン

01) テングチョウ

40101 2011年6月5日 撮影
テングチョウは成虫で越冬するが、その越冬したチョウと入れ替わるように、5月の終わりごろから、新生テングチョウが発生する。そのころ、路上に止まり、吸水、吸汁するテングチョウが見られる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 7mm ISOオート )
40101_110606009T X800  A640.jpg
400102 2017年6月6日 撮影
♂ 敏捷に飛びまわっては、このようなところにも止まる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
40102_170605110 X800 D5000 TAMRON 90.jpg
400103 2018年5月25日 撮影
この時期のテングチョウはとてもきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
40103_180525008 X800 RX10M4.jpg
40104 2018年5月25日 撮影
♀ この年はテングチョウが多かったように思う。裏高尾へ行った時もキャンプ場で多くの個体を見かけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
40104_180525065 X800 RX10M4.jpg
40105 2018年5月29日 撮影
縄張り争いをするように葉上に静止

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
40105_04180529023 X800 RX10M4.jpg
40106 2019年5月26日 撮影
テングチョウの食草はエノキなどのニレ科植物だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
40106_190526114 X800 RX10M4 DSC07565a.jpg
40107 2019年5月30日 撮影
♂ 吸水しているチョウのほとんどが♂である。しかもその多くが羽化したばかりだ。吸水行動によってアンモニアを窒素源として摂取し筋肉や精子の生産に役立てていると考えられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
40107_190530003 X800 RX10M4 DSC07622.jpg


02) アサギマダラ

40201 2006年5月31日 撮影
♂ この辺りではアサギマダラは幼虫で越冬し、春に蛹となって、5月に第一化が発生する。これは舞岡公園で初めて見た個体だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
データ不詳
40201_060531025 X800 D100 18-200VR.jpg
40202 2009年5月26日 撮影
舞岡公園でアサギマダラに会える機会はそう多くはない。この個体は水車小屋近くのウツギの花を訪れていた。しばらくの間、滞在し、モデルになってくれた。以下の写真は、すべてこの時撮影したものである。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/337秒 19mm ISO640 )  露出補正 なし
40202_090526018-06C X800 P90.jpg
40203 2009年5月26日 撮影
♀ ♂は裏面肛角部に黒斑が現れるが、この個体にはない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
40203_090526019 X800 D300 Tokina100.jpg
40204 2009年5月26日 撮影
水車小屋

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/62秒 5mm ISO135 )  露出補正 -0.3段
40204_090526023TFPL X800 ◎舞岡公園 P90.jpg
40205 2009年5月26日 撮影
水車小屋付近

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/62秒 5mm ISO135 )  露出補正 -0.3
040205_090526025 X800 P90.jpg
40206 2009年5月26日 撮影
開翅

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
040206_090526041PLF X800 D300 Tokina100.jpg
40207 2009年5月26日 撮影
おおよそ15分間のあいだ撮影を楽しむことが出来た。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
040207_090526051PLF X800 D300 Tokina100.jpg


03) ミドリヒョウモン

40301 2005年9月29日 撮影
秋も深まってきた日、夏眠から覚めて活動を始めたミドリヒョウモン♂がヒヨドリソウに飛来した。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
40301_050929103 X800 D100 Tokina100.jpg
40302 2014年9月29日 撮影
求愛中。久しぶりに舞岡公園でミドリヒョウモンを見た。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/250秒 112mm ISO360 ) 露出補正 なし
40302_140929077T X800 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
40303 2014年9月29日 撮影
破損が著しいが、その状態から見て、前の写真と同じ個体だろう。     

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
40303_140929081 X800 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
40304 2015年6月5日 撮影
ゼフィルス狙いで歩いていると、田んぼに新鮮な♂が降りていた。口吻は見えないが吸水しているものと思われる。舞岡公園で羽化直後のミドリヒョウモンに会うのはこの時が初めてだった。この前年、ここで、秋に雌雄のミドリヒョウモンを見ており、その次世代かも知れないと思いつつ撮影した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 )  露出補正 -0.3段
40304_150605054  X800 P610.jpg


 

2020年6月21日

舞岡公園の蝶 55種 (9) トラフシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ

6月11日、関東甲信地方が梅雨入りし、数日間、雨が降る日が続いた。平年より3日遅いという。そして、東京では5月25日に緊急事態宣言が解かれて以降、新型コロナウィルスの新規感染者が再び増加 し、6月2日にアラートが発動されていた。しかし、6月12日の午前0時より、解除され、赤くライトアップされてたレインボーブリッジは、虹色に戻った。同時に第3ステップへ移行、飲食店午前0時まで営業可となり、19日には休業要請はさらに緩和され、事実上全面解除となるようだ。
 ところが、6月11日には、東京都の1日当たりの新たな感染者は 22人に増え、6月14日には47人となった。新宿の接待を伴う飲食店従業員の20代~30代の人の感染者が多く、集団PCR検査を行った結果、多くの陽性者が出たという。
 一方、中国北京では食品市場で集団感染者が出たというニュースが伝えられている。
  ヨーロッパではやや落ち着いたものの、アメリカ、ブラジル、ロシア、インドではまだまだ感染者が増えている。
 そんな中、真夏日となった6月10日にも舞岡公園へ出かけてみたが、平地産ゼフィルス愛好家の数は少なく、公園を歩く人も少ない。熱中症も心配だ。(6月16日記)

3.シジミチョウ科 ④   トラフシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ

10) トラフシジミ

31001 2005年4月28日 撮影
リョウブの新芽に産卵を試みる春型の♀ 春型は夏型に比べ裏面の灰白色の帯が鮮やかである。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
31001)050428040 X800 D100 Tokina100.jpg
31002 2019年6月6日 撮影
羽化したての夏型♂

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31002)190606034 X800 RX10M4 .jpg
31003 2019年6月6日 撮影
路上では踏まれてしまうとの思いから、近くの葉に移した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31003)190606063 X800RX10M4 .jpg
31004 2019年6月6日 撮影
陽を浴びて裏面が映える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31004)190606075 X800 RX10M4.jpg
310605 2019年6月18日 撮影
咲き始めたリョウブの花を訪れ、半開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31005)190613074 X800 RX10M4.jpg
31006 2019年6月18日 撮影
リョウブの花で吸蜜する。この年、トラフシジミの夏型の個体を例年より多く見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31006)190618060m X800 RX10M4.jpg


11) ベニシジミ

31101 2008年7月5日 撮影
舞岡公園では3月の終わりから10月末まで成虫の姿を見る。年4~6回の発生

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( f13 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31101)080705049 X800 D300 Σ17-70.jpg
31102 2009年4月16日 撮影
ベニシジミが翔ぶ草原

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/184秒 5mm ISO64 )  露出補正 -0.3段
31102)090416027 X800 P90.jpg
31103 2009年6月13日 撮影
第二化 ハルジオンで吸蜜する姿を良く見る。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31103)090613021 X800 D300 Tokina100.jpg
31104 2010年4月13日 撮影
春先に出現する第一化は前翅のオレンジ色の範囲が広く美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31104)100413063 X800 D300 Tokina100.jpg
31105 2011年4月26日 撮影
普通種なので珍重こそされないが、素晴らしく美しいチョウだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
31105)110426049 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
31106 2011年8月7日 撮影
夏型(高温期型)は前翅の表が黒ずむ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO400 ) 露出補正 なし
31106)110807022 X800 G12.jpg
31107 2016日6月17日 撮影
マクロレンズで近寄って撮影するとバックがきれいにボケた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし  
31107)160617037 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31108 2019年6月18日 撮影
このころに発生するベニシジミは表の前翅の黒斑が滲むように発達している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
31108)190618063 X800 D5300 TAMRON90.jpg


12) ウラナミシジミ

31201 2010年10月16日 撮影
このチョウは秋も深まった頃に多く見られるようになる。発生を繰り返しながら分布を北に拡げていく。前翅の暗色部が広く♀のようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段  
31201)101016123 X800 D5000 VR18-200.jpg
31202 2016年9月28日 撮影
ハギの花とウラナミシジミ

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
31202)160928051 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31203 2016年10月20日 撮影
コセンダングサで吸蜜する♂

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31203)161020056 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31204 2016年10月20日 撮影
コセンダングサは秋に咲く地味な花だが、ウラナミシジミは好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31204)161020071 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31205 2016年10月20日 撮影
コセンダングサは谷戸の畔に咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
31205)161020029 X800 コセンダングサ P610.jpg
31206 2019年10月23日 撮影
♀のようだ。結局、舞岡公園では、このチョウは秋にしか見られないのか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
31206)191023051 X800 RX10M4.jpg


2020年4月21日

舞岡公園の蝶 55種 (3) キアゲハ、アオスジアゲハ

舞岡公園で過去に私が撮影したアゲハチョウ科のチョウは全8種である。今回のキアゲハとアオスジアゲハですべてだ。「暖蝶寒鳥」というブログで写真が掲載されていたオナガアゲハ、ミヤマカラスアゲハは、私はまだ出会ったことがないが、そのチャンスを待ちたい。

1.アゲハチョウ科 ③  キアゲハ、アオスジアゲハ

07) キアゲハ

10701 2005年4月28日 撮影
春に咲く小さな花、ホトケグサで吸蜜する。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
10701)050428022X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
10702  2005年4月28日 撮影
前の個体と同じ 寄って撮った。♀のようだ。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
10702)050428024X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
10703 2007年10月5日 撮影
秋の日にヒガンバナを訪れたキアゲハ♂

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10703)071005017 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10704   2007年10月5日 撮影
前の個体と違う個体だ。♀のようだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10704)071005021 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10705 2007年10月5日 撮影
赤いヒガンバナにキアゲハという画が美しい。この個体は夢中で吸蜜をしていて、マクロで撮ることが出来た。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10705)071005022 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10706 2009年6月13日 撮影
ノアザミで吸蜜する。キアゲハは暖かいところでは年3~4回発生する。これはとてもきれいな個体だが、第二化だろうか。  

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10706)090613072TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg  
10707 2011年6月20日 撮影
ニンジンに産卵 

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10707)100620026TF X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
10708 2012年5月8日 撮影
春型♂ アカツメクサの花で吸蜜

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10708)120508034 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg  
10709 2012年5月8日 撮影
前の写真と同じ個体 見事な姿だ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10709)120508042 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10710 2017年6月15日 撮影
田んぼに置かれた焼却材(消し炭)で吸水する♂ 田んぼの水に初夏の空と雲が映る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.7段
10710)170615031 X800 〇舞岡公園 P610.jpg  
10711 2017年6月23日 撮影
キキョウの花に顔を埋める。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 300mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
10711)170623165 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10712 2017年6月23日 撮影
前翅の付け根の部分が黒いので♀と思う。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 300mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
10712)170623173 X800 ◎舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10713 2018年5月29日
ニンジン畑で産卵

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
10713)180529013 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg


08) アオスジアゲハ

10801 2007年5月29日 撮影
ウツギの花に飛来 写真でアオスジアゲハの♂♀同定は極めて難しい。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f5 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10801)070529009○ 舞岡公園 D100 Tokina100.JPG
10802 2009年5月19日 撮影
この季節にはウツギ、エゴノキ、イボタといったよく似た白い花が咲く。これはイボタの花と思う。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10802)090519078TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10803 2009年5月19日 撮影
イボタに飛来

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10803)090519082TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg    
10804 2009年5月19日 撮影
アカツメクサで吸蜜

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10804)090519098 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10805 2010年6月1日 撮影
イボタの花を好む

Nikon D5000 NIKKON 18-200mm
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
10805)100601077 X800 ◎舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg 
10806 20011年5月31日 撮影
ウツギに飛来

Nikon D300 SIGMA 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
10806)110531023 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
10807 2012年5月8日 撮影
ハルジオンにも良く来る。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10807)120508053 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10808 2012年5月8日 撮影
アオスジアゲハは白い花が好きだ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10808)120508066 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10809 2012年5月8日 撮影
ハルジオンを訪花

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10809)120508072 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10810 2013年5月31日 撮影
♂♀の同定は難しい。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 110mm ISO64 )  露出補正 なし
10810)130531047 X800 ○舞岡公園 P90.jpg