2013年7月アーカイブ: Studio YAMAKO

2013年7月29日

箱根仙石原湿原の蝶たち -2 (ミヤマカラスシジミほか) 7月18日


 今回は、箱根では珍しいとされるミヤマカラスシジミを比較的多く見ることができた。すでに擦れた個体も多い。そのほかでは、ここでは初めて見るアサマイチモンジや、アカタテハ、ヒメアカタテハ、キタテハなどのお馴染みの蝶が元気だった。
 湿性花園を三周り位しただろうか、そろそろ引き上げようと思ったのは12時半ごろだった。喫茶室で入場者50円引きのソフトクリームを食べていると、テラスに植えられているブッドリアの花にツマグロヒョウモンやぼろぼろのカラスアゲハがやってきた。
 1時少し前に湿性花園を後にして、来た道を辿った。途中足柄S.A.で一休みし、自宅に戻ったのは3時だった。東名を使うと箱根は近い。

アサマイチモンジ;クリックすると大きな写真になります。 32.アサマイチモンジ
池の傍の葉の上に止まった。イチモンジチョウかと思ったが、アサマイチモンジだ。ちょっと離れていたのでP90で撮ったが、開翅場面はピントを外してしまった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO333 ) 露出補正 なし
草原に舞うアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 33.草原に舞うアカタテハ
湿原植生復元区を、オオウラギンスジヒョウモンに混じってアカタテハが飛び、オカトラノオで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO94 ) 露出補正 なし
オカトラノオで吸蜜するアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 34.オカトラノオで吸蜜するアカタテハ
背景を映しこみたいと思うが、離れているので近寄って広角で撮ることができない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO86 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 35.ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハはカセンソウで吸蜜する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO107 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 36.キタテハ
キタテハの夏型はまだ擦れていなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 37.喫茶室のテラスに来たツマグロヒョウモン
ブッドレアの花に今年はまだ見ることが少ないツマグロヒョウモン♀が吸蜜に来ていた。花の名はフサフジウツギだそうだが、属名の(Buddleja)から、ブッドレアと呼ばれることが多いそうだ。それにしてもウツギ(空木)と名の付く花が多いのに驚く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO271 ) 露出補正 -0.3段
ヒツジグサ;クリックすると大きな写真になります。 38.ヒツジグサ
箱根湿性花園のほぼ中央にある池ではヒツジグサの白い小さな花が咲いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
エンビセンノウ;クリックすると大きな写真になります。 39.エンビセンノウ
散策路の脇に見たこともない花が咲いていた。案内板にはエンビセンノウと記されていて、箱根には無いと説明されていた。絶滅危惧lB類(EN)だそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマカラスシジミ
白土信子さんが書かれた「蝶とあるく箱根」には、ミヤマカラスシジミは神奈川県では、丹沢と箱根の山地にだけ見られる貴重な蝶であると記されている。しかし、ここ湿性花園ではこの時期、しばしば見ることができる。ミドリシジミに交じってノリウツギの花で吸蜜する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 41.チダケサシで吸蜜するミヤマカラスシジミ
散策路の脇に咲くチダケサシの花でも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 42.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -1
この日は、比較的多くのミヤマカラスシジミを観察することができた。環境が保護されているのだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 43.ノリウツギで吸蜜するミヤマカラスシジミ -2
そろそろ切り上げようと思い、最後にもう一度ノリウツギの咲くところへ行ってみると、また、ミヤマカラスシジミがいた。葉の陰にいたので思い切ってプラス補正をして撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 59.9mm ISO302 ) 露出補正 +1.0段


2013年7月24日

箱根仙石原湿原の蝶たち -1 (オオウラギンスジヒョウモンほか) 7月18日


 箱根仙石原湿原では、日が射すようになって蝶たちが活発に飛ぶようになった。入口を入って右側にある喫茶室の奥にに咲いていたブッドレアの花にはクロアゲハが吸蜜に来ていた。湿原植生復元区では、オオウラギンスジヒョウモンが飛び回っている。

クロアゲハの雌雄;クリックすると大きな写真になります。 17.クロアゲハの雌雄
ひと房のブッドレアの花に2頭のクロアゲハがいた。左側が♂で右側が♀のようだ。♀の後翅裏面の赤い紋がきれいだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO187 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 18.クロアゲハ♀
17.の写真と同じ個体である。比較的傷が少ない個体だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO246 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 19.クロアゲハ♂ -1
こちらは17.と同じ♂の個体。右後翅前縁に白い性班が見える。トリミングした。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/320秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 20.クロアゲハ♂ -2
これも同じ個体。広げた翅の色が微妙な黒だ。トリミングした。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります。 21.クロアゲハ♀
比較的破損が少ない個体だったが、左側の尾状突起などはちぎれそうになっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 22.キマダラセセリ
湿原植生復元区に咲くオカトラノオにキマダラセセリがいた。しかし、今年はその数が少ないように思う。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO390 ) 露出補正 なし
オオチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 23.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリかと思ったが、オオチャバネセセリのようだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO107 ) 露出補正 なし
チャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 24.チャバネセセリ
チャバネセセリもいた。セセリチョウ科の蝶はみな同じように見え、ともすれば、見過ごしてしまう。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 25.オオウラギンスジヒョウモン -1
カセンソウの花が咲く湿原植生復元区には、オオウラギンスジヒョウモンが颯爽と飛ぶ。写真でのウラギンスジヒョウモンとの判別は難しいが、どうやらここにいるのはオオウラギンスジヒョウモンのようである。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F8.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
オカトラノオで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 26.オカトラノオで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン
湿原植生復元区は柵で保護されていて、蝶が柵の傍の花まで来てくれればよいが、さもないと遠くから撮らなくてはならない。P90が活躍する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
カセンソウの群落とオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 27.カセンソウの群落とオオウラギンスジヒョウモン
この黄色い花はオグルマかと思っていたが、実はカセンソウという花だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
カセンソウとオカトラノオとオオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 28.カセンソウとオカトラノオとオオウラギンスジヒョウモン
オオウラギンスジヒョウモンは花から花へと幸せそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 29.オオウラギンスジヒョウモン -2
少し近くの花に止まってくれた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
130724_030.jpg 30.オオウラギンスジヒョウモン -3
奥行きを表現したいと思い、縦位置でP90を構えたが、手振れしてしまっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
湿原植生復元区;クリックすると大きな写真になります。 31.湿原植生復元区
広々とした湿原植生復元区には、最盛期を迎えた黄色いカセンソウと、オカトラノオの花がいっぱいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F6.3 1/250秒 7.3mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段


2013年7月21日

箱根仙石原湿原でミドリシジミざんまい 7月18日


 朝のうちは曇っていた。箱根、御殿場の天気予報を見ると、9時ごろから晴れるとなっている。予定通り、箱根仙石原へ出かけることにする。東名高速を走って御殿場ICで降り、乙女峠を越えて仙石原へ向かった。1時間45分で目的地に到着。駐車場に車を停めた時は、曇っていた。
 駐車場の傍にハンノキが生えているところがある。もしやと思い、探してみるとミドリシジミらしき蝶が下草から飛び出した。葉の上に止まって開翅してくれる。残念ながら暗くて輝きが出ない。1カット撮っただけで飛び立ってしまった。ここではただ一度のチャンスだった。
 9時に湿原の中に入る。晴れてきた。
 ここ箱根仙石原のミドリシジミは、舞岡公園などに比べると1か月は発生が遅れる。今が適期だった。ノリウツギの花には、無数のミドリシジミが吸蜜に訪れている。ほとんどが♂のようである。まずは、今日の目的であるミドリシジミの写真から。

ハンノキの林;クリックすると大きな写真になります。 1.ハンノキの林
箱根湿生花園の駐車場には8時40分ごろに着いてしまった。開園は9時だ。駐車場の脇にハンノキらしき林がある。歩いているとミドリシジミが下草から飛び出して、近くの葉の上に止まり、開翅した。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.0 1/250秒 16.9mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ開翅;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ開翅
この日は幸先よく、最初に♂の開翅シーンを撮ることができた。しかし、暗くてその緑色は輝きがなく、後翅はだいぶ擦れていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ♂ 破損;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ♂ 破損
園内には何本かのノリウツギの木があって、花は満開を迎えていた。そのノリウツギの花にミドリシジミが吸蜜に来る。まず、右側の翅が破れていて、翅を閉じているが、左側の内側の翅の緑色が見える個体が目についた。♂の最盛期はすでに済んだのかと思ったが・・・

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノリウツギの花で吸蜜するミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 4.ノリウツギの花で吸蜜するミドリシジミ
しかし、飛び交うミドリシジミを見ているとそのほとんどが♂だ。まさしく♂の適期のようである。この日は、首からD5000をぶら下げ、右手にハンドストラップのP90を持ち、ベストのポケットにG12を入れていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
2頭のミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 5.2頭のミドリシジミ
ノリウツギは、一つの枝の先に白色の小さな両性花が円錐状に多数つき、その中に花弁4枚の装飾花が混ざる。その一つの枝先に咲く花で複数のミドリシジミが吸蜜する。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
開翅;クリックすると大きな写真になります。 6.開翅
1頭がやや高い枝先で開翅した。美しい表翅は半分しか見えない。P90のチルトモニターで上から撮ることを試みたがピントを合わせることができなかった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノリウツギの花とミドリシジミ P90で;クリックすると大きな写真になります。 7.ノリウツギの花とミドリシジミ P90で
ノリウツギの花に来ているミドリシジミには事欠かない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO66 ) 露出補正 -0.7段
90mmマクロで;クリックすると大きな写真になります。 8.90mmマクロで
今度は少し寄ってD5000+TAMRON90mm マクロで撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
右を向いたところを;クリックすると大きな写真になります。 9.右を向いたところを
今度は右向きに止まって吸蜜を始めた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミと;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマカラスシジミと
右上にいるのは、ミヤマカラスシジミだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
鈴なりのミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.鈴なりのミドリシジミ
一つの枝先に咲くノリウツギの花で4頭ものミドリシジミが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO91 ) 露出補正 -0.7段
下草に止まる;クリックすると大きな写真になります。 12.下草に止まる
吸蜜に飽きたのか、フッと花から離れて下草に止まる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO110 ) 露出補正 -0.7段
開翅;クリックすると大きな写真になります。 13.開翅
下草の止まった♂が開翅を始めた。陽の光に輝いて金属光沢のある緑色が美しい。しばらく待っていたがこれ以上開かぬまま、飛び去って行った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
チダケサシで吸蜜;クリックすると大きな写真になります。 14.チダケサシで吸蜜
チダケサシの花で吸蜜する個体も少なくなかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
チダケサシで吸蜜 90mmマクロで;クリックすると大きな写真になります。 15.チダケサシで吸蜜 90mmマクロで
遊歩道のすぐわきに咲いている小さなチダケサシの花だが、落ち着いて吸蜜を続けていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
開翅を待つが、残念!;クリックすると大きな写真になります。 16.開翅を待つが、残念!
最後に、葉の上に止まり翅を開いてくれそうな個体がいたので、しばらくじっと待つが、ダメだった。残念。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年7月16日

北杜市オオムラサキセンターから、観音平、富士見高原へ 7月8日


 オオムラサキセンターのビバリウムから出るとき、先ほどお目に掛かった職員の方が、「ここの自然公園の中のクヌギの木に、オオムラサキが来ていると思いますよ」と言って、その場所を教えてくださった。行ってみたところ、確かに樹液の出てている木があって、スズメバチやカナブンと一緒にオオムラサキ数頭とルリタテハが吸汁していた。公園内とはいえ、自然環境でのオオムラサキを観察でき、写真に撮ることができた。
 今日の昼飯は、先日、TVの旅番組で紹介された甲斐小泉にある「豪蕎麦」にしようと決めていた。一般道を30~40分ほど走り、12時少し前にその「豪蕎麦」に着き、1台分だけ空いていた駐車スペースに車を停めた。評判の店で、お客さんが多い。午前中は私が最後の客で、次に来たグループは断られていた。しばらく待って、食べたせいろ蕎麦は、評判通り、美味しかった。
 さて、せいろ蕎麦を堪能した後、八ヶ岳高原ラインに出て観音平への道を上がった。観音平に着くと、その砂利が魅かれた駐車場広場から、沢山のテングチョウが飛び立つ。なかに、ひときわ大きく美しいヒオドシチョウも飛んでいた。ところが、車から降りて写真を撮ろうと歩き始めると、アブの大群に襲われてしまった。一匹が腕に止まるとあっという間に10匹くらいが寄ってくる。カメラを構えて静止すると、遠慮なく刺してくる。チクンと痛さを感じて振り払うが、刺されたところから血が出ている。汗に集まってくるのだろうか。これでは落ち着いて写真も撮れない。早々に切り上げて、長野県に入ったところにある富士見高原へ行ってみる。ここには、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、ウラギンヒョウモンやクジャクチョウがいた。山梨県はこの日、39.1℃の猛暑(甲州市勝沼)。3時少し前に離脱した。

ビバリウム外観;クリックすると大きな写真になります 20.ビバリウム外観
ビバリウムを出て、公園を歩く。外からビバリウム見る。この囲いの中に100頭以上のオオムラサキが飛んでいる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F3.2 1/250秒 7.3mm ISO71 ) 露出補正 なし
公園内のクヌギの樹液に集まるオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります

21.公園内のクヌギの樹液に集まるオオムラサキ
職員の方に教えていただいた樹液の出ているクヌギのところへ行ってみる。柵で囲われた大きなクヌギの木には複数のオオムラサキとカブトムシ、カナブン、スズメバチなどが集まっていた。ここは、オオムラサキ専用食堂ではない。暗い。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/200秒 ISO3200 ) 露出補正 なし
2頭のルリタテハも;クリックすると大きな写真になります 22.2頭のルリタテハも
樹液は2~3か所から出ているが、そこで2頭のルリタテハが吸汁していた。保護色になってわかりにくいが、カナブンの上に翅を閉じたルリタテハが見える。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO3200 ) 露出補正 なし
オオムラサキ開翅;クリックすると大きな写真になります 23.オオムラサキ開翅
1頭のオオムラサキの♂が樹液の匂いを感じたのか、飛来してきてクヌギの木の柵に止まった。少し擦れているが破損の少ない♂だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
オオムラサキ♀ -1;クリックすると大きな写真になります 24.オオムラサキ♀ -1
きれいな♀がスズメバチと並んで吸汁している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO2000 ) 露出補正 なし
130715_025.jpg 25.オオムラサキ♀ -2
外界のオオムラサキもいまは♀の発生期のようだ。食堂の主になっている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO2200 ) 露出補正 なし
ルリタテハ開翅;クリックすると大きな写真になります 26.ルリタテハ開翅
この樹液にいた蝶はオオムラサキとルリタテハだけだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO3200 ) 露出補正 なし
観音平駐車場 テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 27.観音平駐車場 テングチョウ
観音平の駐車場に車を乗り入れるとたくさんのテングチョウが飛び立った。アブが多いのには閉口する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 4.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
ヒオドシチョウ;クリックすると大きな写真になります 28.ヒオドシチョウ
きれいなヒオドシチョウが飛んでいた。この蝶は見栄えがする。もっと、良いシーンを撮りたかったが、何せ、アブが寄ってきて落ち着いて撮っていられない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
展望台から南アルプスを望む;クリックすると大きな写真になります 29.展望台から南アルプスを望む
この時期はなかなかくっきりとは見えない。正面右が甲斐駒ケ岳、左端に尖っているのが北岳だ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F8.0 1/250秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
ギンボシヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 30.ギンボシヒョウモン
網笠岳の方へ少し歩いてみる。開けた草原のアザミの花にギンボシヒョウモンが来ていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります 31.テングチョウ
もう少し撮っていたいところだが、アブが多くて落ち着かない。切り上げて富士見高原へ回ってみることにする。観音平から下り始めた途中の富士見平で車を停めて周囲を歩いてみる。梢にテングチョウが止まっていた。また、アブが寄ってきた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/320秒 ISO400 ) 露出補正 なし
富士見高原「ゆりの里」;クリックすると大きな写真になります 32.富士見高原「ゆりの里」
八ヶ岳高原ラインを大平で右折して、鉢巻道路に入り、富士見高原へ行く。「富士見高原スキー場」のゲレンデに 2004年7月に「ゆりの里」が開園している。静岡県の「可睡ゆり園」が提携し、30種類以上500万本のユリが植えられ夏には花が咲き乱れるというが、このときはまだ蕾だった。7月13日開園ということで人影がない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 32.7mm ISO209 ) 露出補正 なし
呉越同舟 -1;クリックすると大きな写真になります 33.呉越同舟 -1
富士見高原「ゆりの里」の東屋のあたりで、オレンジ色の蝶が飛び交っている。何頭かは地面にストローを伸ばしている。左からメスグロヒョウモン♂2頭、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモンだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 37.7mm ISO613 ) 露出補正 なし
呉越同舟 -2;クリックすると大きな写真になります 34.呉越同舟 -2
左から、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン♂、ウラギンヒョウモン、メスグロヒョウモン♂

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1000 ) 露出補正 なし
2頭のメスグロヒョウモン♂とミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります 35.2頭のメスグロヒョウモン♂とミドリヒョウモン
「ゆりの里」の花畑を背景に、P90で撮ろうとするが、意外と敏感に飛び立ってしまう。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1600 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 36.クジャクチョウ -1
そろそろ引き上げようと車を停めたところまで戻る途中、クジャクチョウに出会った。第1化は6月の中旬から発生している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 37.クジャクチョウ -2
今度は柱の上に止まった。「開け護摩」と唱えたが、開いてくれない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO800 ) 露出補正 なし
クジャクチョウ -3;クリックすると大きな写真になります 38.クジャクチョウ -3
同じ個体だが、地面に止まってやっと開翅してくれた。さて、時刻はまだ、2時45分だが、暑いのと、アブの(気分的)後遺症で、帰路につくことにした。暑さのためか、バッテリーがちょっと弱っているようでエンジン始動音が頼りない。そういえば3年半も交換していない。幸いエンジンは一発でかかった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし


2013年7月12日

北杜市オオムラサキセンター 7月8日


 前の週から天気予報を鑑みながら、7月8日に山梨県北杜市(日野春)のオオムラサキセンター、および八ヶ岳南麓の観音平へ行こうと計画していた。
 予報通り、当日は前日に続き、好天となった。朝、6時に自宅をマイカーで出発、中央高速の笹子トンネルを通るのは昨年暮れに起きた天井版落下事故以来初めてであるが、その天井板は取り払われていて、ドーム型になった天井は高く感じ、圧迫感がなくなっていた。9時ごろオオムラサキセンターに到着した。一番乗りだ。
 ここオオムラサキセンターには、人工的ではあるけれど オオムラサキが本来生活している環境を再現し、飼育されているビバリウムがある。職員の方に伺ってみると、ビバリウムの中にあるクヌギの木から樹液が出ていて10数頭が集まっているとのこと。今年は発生が幾分早く、すでに♀の羽化が多いらしい。確かにビバリウムでは♂はすでに擦れたり、破損している個体が多い。一方、羽化まもないと思われる新鮮な♀が多い。沢山のオオムラサキが飛び交っていた。
 1時間半ほど、ビバリウムの中で撮影し、外に出た。先ほどの職員の方が屋外、つまり自然環境でも、樹液の出ている木があり、そこにはオオムラサキが来ていると、その場所を教えてくださった。

樹液に集まるオオムラサキ;クリックすると大きな写真になります 1.樹液に集まるオオムラサキ
ビバリウムに入る。まず、職員の方に教えていただいたクヌギの木を探した。あった。オオムラサキ数頭が来ていた。新鮮な♀も吸汁している

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO800 ) 露出補正 なし
きれいな♀;クリックすると大きな写真になります 2.きれいな♀
♀は♂に比べて大きく立派だ。この♀は羽化したばかりのきれいな個体だった。樹液の出ている木の近くで、吸汁の順番を待っているのだろうか?

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO271 ) 露出補正 なし
たくましい♀;クリックすると大きな写真になります 3.たくましい♀
オオムラサキの場合も♂の発生が先行して、その後、♀の発生が始まるが、すでに♀が多く見られた。大きくて、凛として美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
オオムラサキ♂;クリックすると大きな写真になります 4.オオムラサキ♂
オスもメスもクヌギの木の樹液に集まっている。翅を広げているのは♂だ。しかし、さすがに紫色は美しいが、すでに破損して擦れてしまっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO334 ) 露出補正 なし
♀開翅 -1;クリックすると大きな写真になります 5.♀開翅 -1
きれいな♀が葉先に止まってポーズをとってくれた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
♀開翅 -2;クリックすると大きな写真になります 6.♀開翅 -2
この個体もきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
♀開翅 -3;クリックすると大きな写真になります 7.♀開翅 -3
樹液で翅を広げている。自分のポジションを作ろうとしているのだろうか。樹液には通常、カナブンやカブトムシ、また、スズメバチも集まってくるが、さすがここはビバリウムの中、オオムラサキ専用食堂になっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1376 ) 露出補正 なし
破損した♂;クリックすると大きな写真になります 8.破損した♂
♀の写真ばかりだったが、もちろん♂も飛んでいる。多くの♂たちはすでに破損している個体が多かったが、さすが紫色は美しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO305 ) 露出補正 なし
顔;クリックすると大きな写真になります 9.顔
カメラを近づけたら、ちょっと睨まれてしまった。実はこの♂も後翅が破損している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
130711_010.jpg 10.きれいな♂
やっと羽化して間もない♂に出会えた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1000 ) 露出補正 なし
.羽化まもない♂の開翅;クリックすると大きな写真になります 11.羽化まもない♂の開翅
この日見たもっともきれいな♂の開翅だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISo800 ) 露出補正 なし
羽化まもない♀;クリックすると大きな写真になります 12.羽化まもない♀
これは、きれいな♀だった。♂より一回り大きい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 なし
羽化まもない♂;クリックすると大きな写真になります 13.羽化まもない♂
ここにも羽化まもない♂がいた。よく見ると、その下に抜け出した蛹の殻がある。触角がたくましい。陽のあたっている部分に引っ張られて露出がアンダーになってしまったのでレベル補正した。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
クヌギの食堂 -1;クリックすると大きな写真になります 14.クヌギの食堂 -1
クヌギの樹液には10数頭が集まってきている。このときは比較的破損がない個体が多かった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
クヌギの食堂 -2;クリックすると大きな写真になります 15.クヌギの食堂 -2
どうも♀の方が勢力があるように見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO800 ) 露出補正 なし
クヌギの食堂 -3 16.クヌギの食堂 -3
オオムラサキ専用食堂では、席が空くのを待っている客がいる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/250秒 ISO1000 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります 17.メスグロヒョウモン♂
ビバリウムの中でオレンジ色の蝶が飛んだ。葉の裏に隠れるように止まる。どうやらメスグロヒョウモンの♂のようだ。どうして、ビバリウムの中にいるのだろうか?ここで羽化したのだろうか、それともどこからか飛来して、たまたま出入り口の閉会の際にでも入り込んだのだろうか?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♀ -1;クリックすると大きな写真になります 18.メスグロヒョウモン♀ -1
♂だけかと思ったら♀もいた。ブッドレアの花で吸蜜している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
メスグロヒョウモン♀ -2;クリックすると大きな写真になります 19.メスグロヒョウモン♀ -2
1頭だけかと思ったらもう1頭いた。これは18.とは別の個体である。さて、時刻は10時半になった。オオムラサキ羽化の瞬間は撮ることはできなかったが、ほぼ目的を達したので、この辺でビバリウムから出ることにする。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし

2013年7月 7日

ゼフィルスのシーズン終わる 舞岡公園 6月29日


 5月の下旬から始まる平地産ゼフィルスの季節も終わった。シーズン中は、ポイント、ポイントに何人もの愛好者がカメラを構えるが、この日は土曜日というのに誰一人いない。もしかしたら撮りそこなったウラゴマダラシジミや、あわよくばオオミドリシジミの♀にでも会えないかと、出かけてみたのだが、やはり姿はなかった。
 駐車場から、公園へ向かう途中にある合歓の木の花にクロアゲハが来ていた。残念ながら撮り逃す。
この日は、テングチョウやジャノメチョウに会えたが、蝶の数は少ない。リョウブの花にトラフシジミが来ていたが、撮りそこなってしまった。

テングチョウ訪花;クリックすると大きな写真になります 1.テングチョウ訪花
今日はいつもと違う道から公園に入った。東門から谷戸へ下る道だ。途中に咲くリョウブの花に2匹のテングチョウがいた。90mmマクロでは寄れないので、P90で撮る。ピントが合う歩留まりもだいぶ良くなってきた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO93 ) 露出補正 なし
樹液 ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 2.樹液 ヒカゲチョウ
かって、よくアカボシゴマダラなどが集まっていた枝を落としたところから樹液の出る木に、ヒカゲチョウが来て、顔を突っ込んでいた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 3.ハルジオンにいたサトキマダラヒカゲ
あまりにも破損しているので、はじめはサトキマダラヒカゲとはわからなかった。この蝶が花を訪れるのはほとんど見ることがない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO123 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ;クリックすると大きな写真になります 4.ウラギンシジミ
狐久保の入り口にウラギンシジミがいた。羽化したての夏型の♂で、とてもきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
羽化したてのテングチョウ;クリックすると大きな写真になります 5.羽化したてのテングチョウ
かっぱ池の入り口に、羽化したばかりと思われるきれいなテングチョウがいた。右手前にモンシロチョウがいたが、悪いけど無視した。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
テングチョウ P90で;クリックすると大きな写真になります 6.テングチョウ P90で
前の写真と同じ個体だが、90mmマクロでは、それ以上寄れないので、P90の望遠端で撮る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO273 ) 露出補正 なし
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります 7.ヒメジャノメ
暗いところにヒメジャノメが止まっていた。P90でピントが合うかどうか、確信はなかったが、意外とシャープに撮れていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO1442 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 8.谷戸のベニシジミ
谷戸の道端に咲くハルジオンにベニシジミが多くいる。P90の広角端で、背景を映し込んで撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります 9.カラスアゲハ♀
黒いアゲハが飛んできて、梢の葉に止まって開翅した。第二化だろうかとてもきれいな♀だった。10カットほどシャッターを切って、ピントが合ったのは2カットだけだった。カメラを固定するのが難しく、AF枠に上手く被写体をとらえられない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO638 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります 10.ルリシジミ
90mmマクロで近寄って撮った。眼が悪くなってしまったので、マクロでもAFを使用しているが、AF枠を左上に移動させて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 11.キマダラセセリ -1
古谷戸の里のリョウブの花には、何頭かのキマダラせせりが吸蜜に来ていた。ここにはトラフシジミやミドリシジミも来る。トラフシジミの姿を見たが撮りそこなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 12.キマダラセセリ -2
近くの花に来たのを90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -1;クリックすると大きな写真になります 13.ベニシジミ 撮り比べ -1
まずP90の望遠端(35mm版換算画角は624mm)で撮る。ピントも旨く合った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO147 ) 露出補正 なし
ベニシジミ 撮り比べ -2;クリックすると大きな写真になります 14.ベニシジミ 撮り比べ -2
次に同じ位置から90mmマクロで撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ;クリックすると大きな写真になります 15.ジャノメチョウ
自動車が走る道路を超える橋を渡って駐車場に戻るが、その橋の近くの斜面にジャノメチョウが飛んでいた。舞岡公園でジャノメチョウに会うのは 2007年7月以来、二度目である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/250秒 110.4mm ISO583 ) 露出補正 なし
ジャノメチョウ 開翅;クリックすると大きな写真になります 16.ジャノメチョウ 開翅
1頭だけかと思ったら、他にもいた。これは♀のようだ。発生初期でいずれもきれいな個体だった。15.の写真と比べてみると、ホワイトバランスは両者ともオートにしているが、ともにNikonのP90とD5000で色調が異なる。5.と6.を比較してみても、P90の方がイエローが強い。光に違いがあったのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし

2013年7月 3日

台場と日本科学未来館 6月24日


  6月24日、小学校のクラスメートであった友人から、台場にある日本科学未来館に招待された。仲間4人で押しかける。その友人は同館に奉職し、退職後もボランティアとして、来場者のガイドをしている。
 午後1時にモノレール線ゆりかもめの「テレコムセンター前」で待ち合わせた。わたくしは1時間ほど前にりんかい線で「東京テレポート」に着いた。横浜から湘南新宿ラインで大崎で乗り換えればよいので楽だ。
 台場のウェストプロムナードに上がり、南の方にまっすぐ行くと、モノレールのテレコムセンター前に行く。反対側を眺めると、プロムナードの向こうに、レインボーブリッジが見えたのでまず、そちらに向かって歩く。
 午後1時に今日、案内をしてくれる友人をはじめ4人と合流し、日本科学未来館を3時間近く見学した。そのあと、5人で新橋駅近くのJRガード下にある焼きとん屋で乾いた喉を潤した。宇宙とガード下では落差が大きいが、それはそれでなかなか良い店だった。招待してくれ、案内してくれ、そしてガード下で楽しい時間を設けてくれた友人に感謝する。

1.東京テレポート駅
りんかい線はJRかと思っていたが、大崎から新木場まで、東京臨海高速鉄道だった。大崎からJR埼京線と直通運行している。大崎からすぐに地下に入り、東京テレポート駅も地下3階という深いところにあった。地上に上がってくると、そこは台場で、パレットタウンの大観覧車やフジテレビのビルが見える。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/350秒 10.3mm ISO64 ) 露出補正 なし
東京テレポート駅;クリックすると大きな写真になります
2.フジテレビ本社ビル
首都高速の湾岸線に沿って、球体が有名なフジテレビの本社ビルを右手に見て歩く。この写真ではよく写し取れていないが、その球体の部分は展望台になっていて、周辺のお台場の景色を一望できるそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1149秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
フジテレビ本社ビル;クリックすると大きな写真になります
3.ウェストプロムナード
青海、有明、台場の各地区を結んで、臨海副都心内の様々な施設をつないでいるシンボルプロムナード公園があるが、そのシンボルプロムナードにはウェストプロムナード、センタープロムナード、イーストプロムナードがある。右手のフジテレビビルの端あたりで、首都高速湾岸線を跨ぐウェストプロムナードに上がった。レインボーブリッジが見える。待ち合わせ場所のゆりかもめの「テレコムセンター前」とは反対方向だが、時間にゆとりがあるので、まずレインボーブリッジが見える方向に歩き始めた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/689秒 28.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
ウェストプロムナード;クリックすると大きな写真になります
4.美神の門
首都高速湾岸線を越えて、フジテレビのビルの前まで来ると、杉山惣二作のブロンズ像である「美神の門」という彫刻があった。1996 年の作品だそうだ。向こう側にフジテレビビルの幅12m、長さ100mの大階段が見える。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/750秒 8.2mm ISO64 ) 露出補正 なし
美神の門;クリックすると大きな写真になります
5.自由の女神
レインボーブリッジを眺められる海辺に出ると、自由の女神像がある。ニューヨークにある自由の女神像は、アメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスより贈呈され、1886年に完成した。そして、パリにもある自由の女神像は、フランスがアメリカに自由の女神像を送ったことの返礼として、パリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものである。そのフランスにある自由の女神像は、日本におけるフランス年事業の一環として1998年4月29日から1999年5月9日まで、この台場に設置されていたが、フランス政府からレプリカの制作が認められフランスのクーベルタン鋳造所にて複製されたブロンズ製のレプリカが2000年に設置されたのだそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1366秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
自由の女神;クリックすると大きな写真になります
6.お台場海浜公園
海辺に出てみる。お台場海浜公園で釣りをしている人がいる。向こう側に見えるのは第六台場、その向こうにレインボーブリッジが架かる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/575秒 11.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
お台場海浜公園;クリックすると大きな写真になります
7.ウエストプロムナードをテレコムセンターへ -1
レインボーブリッジを背に、テレコムセンター方面に向かう。左へ行くとセンタープロムナードとなる広場を過ぎると、緑が多くなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/860秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
ウエストプロムナードをテレコムセンターへ -1;クリックすると大きな写真になります
8.ウエストプロムナードをテレコムセンターへ -2
芝生は良く手入れされ、きれいな花が咲いていた。やがて何年かして、この東京臨海副都心・台場が世界遺産に登録される時が来るのではないかと思ったりした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/926秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
ウエストプロムナードをテレコムセンターへ -2;クリックすると大きな写真になります
9.重力の無い杜
後で行く日本科学未来館が右手にあり、左側には、モニュメントがあった。このモニュメントは「重力の無い杜」と言って、1954年東京生まれの斎藤史門さんの作品である。「東京都の文化政策」というHPには、「大木の木立の中に入り込んだような錯覚をします。まるでそこは鎮守の森に迷い込んだ神聖な空気が流れています。そこには鉄のもっている重量感は失われ無重力の世界が存在します。この異空間の世界に入り込むと、そこは何もかも吸い込んでしまいそうなエネルギーを感じます。まるでブラックホールの入口のよう・・・」という記述があった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/250秒 15.1mm ISO64 ) 露出補正 なし
重力の無い杜;クリックすると大きな写真になります
10.日本科学未来館
ゆりかもめの「テレコムセンター前」駅で、午後1時に4人と合流した。さっそく、今日案内をしていただく日本科学未来館に向かう。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/250秒 15.1mm ISO64 ) 露出補正 なし
日本科学未来館;クリックすると大きな写真になります
11.大型地球ディスプレイ
入口を入ると1階から5階まで吹き抜けになっていて、未来館のシンボル展示である有機ELパネルをつかった世界初といわれる大型地球ディスプレイに目を奪われる。ここ日本科学未来館は2001年の7月9日に開館されたが、日本人初の科学者宇宙飛行士として知られる毛利さんは,2000年に2度目の宇宙飛行を終えた後,当時建設途中だった未来館の館長に就任された。そしてこのジオコスモスという大型地球ディスプレイは毛利衛館長の思いから生まれた。2011年度の創立10周年を期に、リニューアルされ、およそ1万枚の有機ELパネルを使った1000万画素の「宇宙から見た今の地球」は、2011年6月に公開された。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISO79 ) 露出補正 なし
大型地球ディスプレイ;クリックすると大きな写真になります
12.大型地球ディスプレイ=ジオコスモス
大型地球ディスプレイジオコスモスは直径約6mあり、地球の約200万分の1とのこと。近くにおられたボランティアの方が、「人工衛星はあの地球の大きさからすると20cm位上を飛んでいるのですよ。」と教えてくださった。このディスプレイの周りを5階まで上がっていける。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/350秒 4.6mm ISO660 ) 露出補正 なし
大型地球ディスプレイ=ジオコスモス;クリックすると大きな写真になります
13.世界の平均寿命
ディスプレイには、地球に関するいろいろな情報が投影されるが、世界各地域の平均寿命も表示されていた。日本は83歳になっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 15.1mm ISO1499 ) 露出補正 なし
世界の平均寿命;クリックすると大きな写真になります
14.ASIMOのデモンストレーション
ASIMOのデモンストレーションは人気があった。小学生も多かったが、ベルギー、オーストラリアなど外国人の見学者も多かった。このあと、5階のVRシアターで3D映像「4D2U ~spacewalk~」を見て、今日の見学会を終えた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/69秒 6.6mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ASIMOのデモンストレーション;クリックすると大きな写真になります