2016年12月アーカイブ: Studio YAMAKO

2016年12月31日

新年のご挨拶

みなさま 明けましておめでとうございます

昨年も Studio YAMAKO をお訪ねくださりありがとうございます。n-shuhei さんのお力添えをいただき、昨年も更新を続けることができました。写真はただ撮ればよいというものでないのは百も承知なのですが、撮ると記録としても載せておきたくなり、点数が増えて参りました。我慢して閲覧いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

 昨年は私にとってもいくつか出来事があり、夏に予定していた南イタリアへの旅行も断念せねばなりませんでした。
 チョウはといえば、昨年ほどチョウの少ない年を経験したのは初めてでした。私がフィールドにしている横浜市の舞岡公園も昨年はチョウが少ない一年でした。5~6月に大勢の愛好家が楽しみにしているミドリシジミも今年は数が少なかったように思います。箱根湿生花園でも、発生時期を合わせて行ったにもかかわらず、1頭のミドリシジミも見ることができませんでした。こんなことは初めてです。裏高尾のアオバセセリにも会えませんでした。ミツバウツギの開花のタイミングも早かったようです。そんななかで初めて訪れた八王子市郊外某所でオオミドリシジミの乱舞を見られたのは幸いでした。夏には3回ほど信州にも出かけましたが、チョウの数は少なく、地元の愛好家も不思議がっておられました。とくにクジャクチョウやキベリタテハといった信州を代表するタテハチョウの仲間に出会うことがありませんでした。わずかにミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲを撮ったのが救いです。今年、この状況が回復してくれるのを祈るばかりです。

Haapy New Year 2017.jpg
  横浜市舞岡公園で撮ったチョウたち

​ 左上から右へ順次

  • スジグロシロチョウ 交尾拒否 2012年6月14日
  • ジャノメチョウ 2007年7月25日
  • アカシジミ 2009年5月19日
  • アサギマダラ 2009年5月26日
  • ムラサキシジミ 2009年6月13日
  • クロコノマチョウ 2009年8月14日
  • ナガサキアゲハ 2010年5月15日
  • ツマキチョウ 2011年4月26日
  • ミズイロオナガシジミ 2011年6月6日
  • キタキチョウ 2011年7月18日
  • コムラサキ 2012年6月4日
  • オオウラギンスジヒョウモン 2014年9月29日
  • オオミドリシジミ 2016年6月8日
  • アカボシゴマダラ 2016年8月3日
  • ツマグロヒョウモン 2016年10月20日
  • ヒメアカタテハ 2016年10月20日

​さて、みなさまにとって昨年はどのような年だったでしょうか?​​​​​​​​​
​​​​​​​​​ありえないだろうと​​​​​​​​​思っていたこと​​​​​​が二つも起こりました。​​​一つは6月24日に行われた英国のEU離脱の国民投票です。もう一つは11月8日のアメリカ​​​​​​大統領選挙でした。どうせ結果はEU残留であり、ヒラリーの勝利に決まっていると思っていました。ところが、​​​​​​それぞれの​​​国民はEU離脱、そして次期大統領にトランプを選びました。どうしてそうなってしまったのだろうか?後から考えても仕方がないのですが、イギリスではこれ以上難民、移民を受け入れられないと思っている人たち、アメリカでは特に白人の人たちで​​​​​​、強いアメリカは何処へ行ったのか​、​アメリカがアメリカではなくなっているのではないか​​​と感じている人たちが、率直な自分の気持ちで投票したのだろうという識者の見方があります。資本主義が成熟し、その優勝劣敗の仕組みがもたらす貧富の差が大きくなりすぎ、80%と言われる弱者を生み出していると言われます。民主主義は多数決が原則であるが故、無知な人たちの多数票がそうさせたという民主主義の弊害?​​​​をいう人もいますが、逆に民主主義の結果が出たのだという話も聞きました。​​​​​​日本の株式市場も大きく反応し、選挙の結果が出た時は株価が大きく下がりました。しかし、すぐに元に戻り、逆に株価は上がっています。結果は受け入れられていきます。
  私はこの手の話は苦手なのですが、暮れの12月27日、安倍晋三首相は、1月20日に8年間の任期を終えるオバマ大統領とともに真珠湾を訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊したその時に安倍首相が述べたスピーチにはとても感動しました。私は1941年生まれ、終戦直後に幼少期を過ごし、ララ物資や小学校給食の脱脂粉乳を知る世代なのです。

リオ五輪はTVで見ている限り、とても素晴らしかったと思います。事前に言われていた資金不足や準備の遅れを全く感じることなく、開会式も、閉会式も、また、競技の進行も見事に成し遂げて、多くの感動を与えてくれました。2020年の東京五輪もそうあって欲しいと思います。卓球チームが男女とも頑張ってくれました。特に水谷選手はすごく鍛錬され、強くなっていました。女子はオリンピック後の試合などで、若手が世界を舞台に大活躍し、再び中国に勝てる時が来るのではないかと期待が持てます。私の母校卓球部の後輩に1965年の女子世界チャンピオンがいます。

今年も大きな災害が日本を襲いました。
  4月14日21時26分、また、4月16日未明にも最大深度6強の地震が発生、そして、それ以降も熊本県と大分県で相次いで余震が発生しました。家屋の倒壊は悲惨です。私が現役時代に親しくしていた友人の奥様の実家が熊本の震源に近いところにあります。14日はブロック塀が倒れて、屋根瓦が落ちただけで、水道、ガス、電気ともに大丈夫だったそうですが、余震が多いので全員車のなかで寝たそうです。ところが16日未明の地震では屋根瓦はほとんど落ちて、壁にも亀裂が入り、このまま大きな余震が続くと家は倒壊するかもしれないという状態だったそうです。被害に遭われた多くの方々に心からお見舞いを申し上げたい気持ちでした。阿蘇大橋や、熊本城石垣、屋根の崩落はこの大地震を象徴しています。
 台風による被害も甚大でした。8月17日から23日にかけて台風7号、9号、11号が相次いで北海道に上陸して雨による被害をもたらしています。そしてライオンロックと命名された台風10号は、熱帯低気圧としてウェーク島北西海上で発生し、8月20日ごろ台風となりました。21日にゆっくりと南下し始めたこの台風は、8月26日には北上をしはじめ、30日に関東地方に接近し、岩手県大船渡市に上陸しました。30日夜半から31日にかけ、北海道の空知川が決壊し、清水町、南富良野町に大きな被害を与えました。岩手県今泉町の高齢者グループホームで9人が亡くなりました。そのほかにも北海道で2名、岩手県で11名が亡くなられて、行方不明の方も5名います。
 そして、暮れの12月22日に発生した新潟県西部は糸魚川の市街地火災も悲惨でした。火元はラーメン屋さんで鍋の空焚きが出火の原因とみられているそうですが、住宅など156棟、約4万平方メートルが焼け、周辺の363世帯744人に避難勧告が出されるという大火になったのは、乾燥した空気、フェーン現象による山風、狭い道路、密集した木造家屋などいろいろなことが重なりあった結果と思います。被災された方は本当にお気の毒に存じます。その焼け野原の中に無傷で残った1軒の2階建て住宅が奇跡の木造住宅と話題になっています。2008年に持ち主の方が丈夫な家をと地元の建築家に依頼して建てた家だそうですが、外壁は煉瓦とステンレス、屋根には洋瓦とステンレスを使い、窓にはワイヤが入った二重ガラスが用いられたということでした。
​ 昨年も数え上げればきりがない大小の災害がありました。今年はこういったことの少ない年になることを祈るばかりです。

チョウの写真を撮るのが趣味の私にとって、気候の状況は関心のあるところですが、今年は穏やかな、そして、その季節になると、いつものチョウが生まれてくる普通の気候の年になってほしいと願っています。

  みなさまにとりまして本年が良い年になりますことをお祈りいたします。​

2016年12月29日

秋燃ゆる遠州三山紅葉めぐり(3) 可睡斎 11月29日

2時半に油山寺を出発し、可睡斎へ向かった。10分もかからぬうちにバスは可睡斎に着いた。もう日が傾きお始めている。
 可睡斎は曹洞宗の寺である。法多山尊永寺は厄除観音、油山寺は目の霊山であったが、可睡斎は火防総本殿で火伏にご利益があるという。1873年(明治6年)、秋葉山(静岡県浜松市)の神仏分離に伴い三尺坊大権現が遷座し、火防災除の寺となった。東京電気街の秋葉原の語源も、この「秋葉」だそうだ。遠州から秋葉三尺坊大権現を勧請し、鎮火神社を祀ったことが今の秋葉原という地名の起こりだそうだ。
 40分ほど、可睡斎の境内を見て回った。総門、山門から参道を進むと本堂(開山堂)がある。そこを左に曲がって右側に秋葉総本殿三尺坊御真殿があった。
  もう一つ、境内には東司という建物の別棟に大東司という昭和12年に完成したとても清潔で綺麗な水洗トイレがあったが見落としてしまった。トイレのど真ん中に、この世の一切の汚れを焼き尽くし、浄化の力を持ち、健康を守る「烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)」という仏像が祀られているそうだ。
 15時20分、可睡斎を後にして、帰路につく。法多山、油山寺、そして可睡斎ももっともっと時間をかけてみるべきところがたくさんあったように思う。袋井ICから東名に入り、来た時と同じように足柄で休憩した。厚木の手前から横浜町田ICまで若干渋滞があったものの7時前には横浜駅西口に帰り着いた。明日はゴルフだ。

161228_060.jpg
総門のところに掲げられていた境内案内図

41.可睡斎総門
バスの駐車場から門前を100mとほど歩くと可睡斎の総門に着いた。ツアコンさんの旗の後をぞろぞろと境内に入っていく。可睡斎は曹洞宗の寺で応永8年(1401年)創建で、開山は如仲天誾禅師(じょちゅうてんぎんぜんじ)とのこと。大本山永平寺(福井)・大本山總持寺(横浜)を両大本山とし、總持寺の直末寺院である。wikipediaによれば、1873年(明治6年)、秋葉山(あきはさん、静岡県浜松市)の神仏分離に伴い三尺坊大権現(さんしゃくぼうだいごんげん)が遷座され火防災除の寺となった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4​​​ 1/​250​秒 28mm ISO280​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.山門の金剛力士像 開口(阿形像)
ネットで検索してみると、山門は禅宗寺院の正式な入口で、古くは寺の南と東西に面して3つ、あるいは参道に沿って3つ設けられたことからも三門または、山門と書かれた。また一つの門でも、空(くう)、無相(むそう)、無作(むさ)の三解脱門(さんげだつもん)の意味で三門(山門)とされたという。また可睡斎の山門は、昭和10年(1935年)に当時、建築界の重鎮、特に寺社建築の泰斗であった伊東忠太博士に設計依頼していたが、完成にまで至らず、このたび776年の歳月を経て、伊東忠太博士の設計図を基に平成22年(2010年)に落慶したそうだ。金剛力士は、仏教の護法善神(守護神)である天部の一つ。開口の阿形像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像の二体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。一般には、仁王(本来は二王と書く)の名で親しまれている。彫刻師は岐阜県美濃の大橋祐瑞師。日本では寺院の入口の門の左右に仁王像が立っているのをしばしば見かける。像容は上半身裸形で、筋骨隆々とし、こうした造形は、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神としての性格を表しているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9​​​ 1/​320​秒 32mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.山門の金剛力士像 閉口(吽形像)​​
こちらは口を結んだ口を結んだ吽形(うんぎょう)像。阿形像は怒りの表情を顕にし、吽形像は怒りを内に秘めた表情にするものが多い。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f7.1 1/​250​秒 31mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.座禅堂​​​​
山門を抜けて開山堂(本堂)への参道を進むと左手にこの座禅堂がある。ここで座禅体験ができるそうだ。正面左に慈母観音、右が五重塔。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​250​秒 32mm ISO250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.開山堂(本堂) -1
ここは徳川家御霊屋である。徳川家康をはじめとする歴代将軍と先祖代々の位牌が祀られている。創建は1394~1428年頃と伝えられている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5​​​ 1/​250​秒 66mm ISO1600​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.開山堂(本堂) -2
wikipediaによれば可睡斎の由緒は、徳川家康が幼い頃、武田信玄の軍から逃れ父と共に匿われた礼に訪れた際、席上で居眠りをする仙麟等膳和尚(第11代)を見た家康は「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚 、眠るべし」と言い、以来和尚が「可睡和尚」と呼ばれたことから、いつしか本来東陽軒であった寺の名も可睡斎となったとある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​250​秒 18mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.開山堂(本堂) -2
左手前に法堂と書かれた説明板が見えるが、それには禅門法堂とは説法道場をさし、一般的には本堂と呼ばれると書かれていた。正面奥に正観世音菩薩が祀られている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​250​秒 18mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.大黒殿​​
可睡斎のホームページを見ると、大黒尊天は、インドのマハーカラ(摩訶迦羅)神だそうだ。バラモン教の自在天という神の化身で、戦いの神、富貴の神、食物台所の神といわれ、食堂にまつられていたという。可睡斎では、沢山の大黒様が祀られている。ここは本堂横にある大黒殿で昔から祀られている開運大黒尊天である。大黒天の左に白ウサギが見える。なにか黒いひげがある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250​秒 28mm ISO200​ ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.秋葉総本殿三尺坊御真殿 -1
可睡斎のホームページによれば、可睡齋の秋葉総本殿は、明治6年に秋葉三尺坊大権現の真躰が秋葉山より当可睡齋に遷座したことからおこったものだそうだ。江戸時代には「秋葉信仰」が盛んで秋葉参りには大勢の信者が集まり、当時、秋葉山の山頂にあった秋葉寺の賑わいは、お伊勢参りをしのぐほどあったといわれている。その秋葉山から真躰が遷座された可睡斎は、明治時代以降、日本唯一の「火防パワースポット」、日本唯一の真躰をお祀する火防霊場だそうだ。可睡斎は、有栖川宮幟仁親王により「秋葉総本殿」の扁額があり、秋葉三尺坊大権現鎮座火防霊場として、全国津々浦々に名声が響き渡り、多くの信者の尊崇を受け今日に至っているとある。東京・秋葉原の語源も、この「秋葉」。遠州から秋葉三尺坊大権現を勧請(かんじょう)し、今の秋葉原に鎮火神社を祀ったことからとされている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10 1/​400​秒 31mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.秋葉総本殿三尺坊御真殿 2​​
可睡斎は神社なのかお寺なのか?曹洞宗のお寺なのだが、1868年(明治元年)に明治政府によって神仏分離令が、1872年(明治5年)には修験宗廃止令が強行され、秋葉山も神仏分離を行うこととなった。明治5年に教部省は秋葉権現を三尺坊とは異なる鎮守と判断し、明治5年秋葉山を神道の秋葉大権現と仏教の秋葉寺に分離し、更に秋葉大権現を秋葉神社と改称した。​要するに秋葉権現は神社であり、三尺坊は寺ということのようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​250​秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。161228_050.jpg
51.可睡斎位牌堂
ここは本殿から降りてきて右側にある位牌堂である。位牌堂だけに位牌がいっぱい安置されていた。位牌堂の入り口の両側には茶色と青色の象が置かれていた。なぜか調べてみたが判らなかった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO1000​ ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.位牌堂の屋根とカエデ
可睡斎では紅葉はほとんど見られなかった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 48mm ISO220 ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.座禅堂の裏側
座禅堂の裏側をちょっと覗いてみた。イチョウの葉が落ちていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.池と魚籃観音
座禅殿の後ろには池があった。方丈庭園というらしい。池を渡る橋のところに魚籃観音がある。魚籃観音は魚類供養を願って、五十三世夬人が昭和60年4月建立した。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​250​秒 50mm ISO400 ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.おさすり大黒
境内本堂前に、福徳さずかるおさすり大黒尊天があった。一さすりで福を招き、二さすりで徳を授かり、三さすりで満足を戴くと記されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250​秒 26mm ISO250 ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.輪蔵​​
経蔵とも呼ばれ、この輪蔵を一回廻すとお釈迦様一代の説法すなわち一切経をよんだのと同じご利益いただけるという。学業成就のご利益があるそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO1400 ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.可睡斎法堂(本堂)​​​​
山門を出る前に振り返って法堂を撮る。可睡51世高階瓏仙禅師50回忌と書かれたパネルがあった。51世高階瓏仙禅師は昭和の初年に福岡より入山した。コトバンクによると高階瓏仙は曹洞宗十八代管長。永平寺七十一世貫首。福岡県生。号は玉堂。出家して高階黙仙の門に入る。曹洞宗大学教授。福岡県安国寺・静岡県可睡斎の住職となり、のち総持寺、永平寺に移り住む。全日本仏教会会長。昭和43年(1968)寂、90才。とあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10 1/​400​秒 18mm ISO200 ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.可睡斎 東洋軒
総門を出て、門前をバスの駐車場へ歩く途中、右側に東洋軒というお堂があった。お堂の前に建てられた案内札には「当山五世対大路一遵和尚(1398年~1518年)は如仲天誾禅師について出家したことから禅師が一時寓止したと言われる久野場外の松樹下の大通庵を探り当て座禅をしていた。座禅中、毘沙門天の奇瑞を感得し、お告げ通り近くに一つのお堂を建て、東洋軒と名付けた。その東洋軒が可睡斎の始まりである。現在の建物は昭和60年に観音堂を移築したものである。」と記されていた。文言は難しい。むかし、職場のあった三越前に時々ランチをしに行った東洋軒というレストランがあったのを思い出した。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250秒 18mm ISO200 ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.東洋軒とカエデ
東洋軒の前にカエデがあった。まだ少し紅葉には早いようだ。このあとバスに戻って帰路についた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/​250秒 22mm ISO200 ) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
​​
​​

2016年12月25日

秋燃ゆる遠州三山紅葉めぐり(2) 油山寺 11月29日

法多山尊永寺を出発したバスは、県道R403を静岡スタジアム エコパを見ながら愛野駅方面に走り東海道線、新幹線の跨線橋を渡り、413号線から県道R61 に入ってすぐのところにある袋井観光センターに入った。なんだか土産物屋さんという構えで、ほかにも観光バスが止まり、団体客が入っている。そこで「ふぐ鍋・ふぐ刺身・ふぐから揚げと松茸ご飯の昼食」を食べた。ふぐ、松茸に違いはないのだろうが、期待していなかった通りだった。でも、味は良かったと思う。
  袋井観光センターを午後1時半に出発し、東名高速道路の向こう側(北側)に出て、左に入り、真言宗の古刹である油山寺にはすぐについた。
  油山寺は目の霊山と言われ、眼病にご利益があるという。Kさんの奥様のためにもお参りしておこう。

161224_042.jpg
袋井市観光協会パンフレット「遠州三山 自分巡礼の旅 ご利益マップ」より

161224_041.jpg
薬師本堂参道に掲げられていた案内図

21.ふぐ鍋・ふぐ刺身・ふぐから揚げと松茸ご飯
このツアーのサブ・タイトルになっていた「ふぐ鍋・ふぐ刺身・ふぐから揚げと松茸ご飯」の昼食だ。ご覧の通りだが味は良かった。左にあるのが松茸ご飯だが、ちゃんと松茸が入っていたので、蓋を外して写真を撮ればよかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/50秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.油山寺山門から境内へ
国指定重要文化財の山門から境内に入った。この山門は元掛川城の大手門で万治2年(1659年)井伊直好が建立したと伝えられる。歴代の掛川城主の信仰は厚く、明治6年維新の際、城主太田備中守が眼病全快のお礼として油山寺に寄進、移築されたものと袋井市観光協会パンフレットに書かれている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5​​​ 1/​250​秒 44mm ISO500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.油山寺山門
少し待って人が少なくなるのを待って門の全景を撮った。城の大手門だった山門は、寺の山門とは趣を異にしていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​250​秒 18mm ISO560​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.金龍弁財天​​
山門を入って左側に赤い橋があり、小さな赤い社があった。金龍弁財天という。この弁天様は江戸時代の元文年間に日本三大弁天の一つである芸州厳島から迎え、昔から学術、財宝、長寿、また美容の神様として深く信仰されているとのこと。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5​​​ 1/​250​秒 18mm ISO2800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.竹林
この先、道は二手に分かれていた。まっすぐ進むと礼拝門から祈祷所である宝正殿に向かう。左手の山道を行くと「るりの滝」から三重塔、薬師本堂へ向かう。本尊である薬師如来(薬師瑠璃光如来)は薬師本堂に祀られている。ここは迷わず左へ進む。右手に小川が流れ、うっそうとした孟宗竹の竹林があった。D5000では手振れが嫌なので、シャッター・スピードは1/250秒を下限にした設定にしている。したがってこのような暗いところでは、もちろんレンズは開放になって、ISOは上限に設定した3200まであがり、それでも光量が足りないと、シャッター・スピードが遅くなる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5​​​ 1/​125​秒 40mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.るりの滝
むかし孝謙天皇(750年ごろ)が眼病の折、油山寺の薬師如来に祈願して、この滝の水を加持祈祷し、その霊水にて洗顔したところ眼病が全快したという。落差4mの小さな滝だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2​​​ 1/​25​秒 38mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.瀧堂(瑠璃堂)
るりの滝のとなりにこの瀧堂があった。滝行をするための堂かなと想像する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO320) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.瀧堂天井の「白龍の画」
これはそう古いものではなく、昭和48年山主本(油山寺の住職のことか?)が四国八十八ヶ所霊場托鉢修行の折、第21番札所太龍寺山中にて雷鳴とどろく嵐に遭い、渓谷より渦を巻き上昇する白雲を正に天に昇る白龍の如く体感され天井の画としたと記されている。白龍が左につかむ(マニ宝珠)は幸運の珠であり、中の梵字 (ア字)は万物の根源をあらわす。右三本の爪は、人間の持つ三毒(貪・瞋・痴、むさぼり・怒り・おろかさ)を取り除くことを示すという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/20秒 9mm ISO800) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.油山寺三重塔 -1
傍に立てられていた説明書きによれば、長命寺(滋賀県)、宝積寺(京都府)とともに、桃山時代の三名塔のひとつに数えられていて、屋根の反りやその下の組物が美しく全体のバランスも良く整っている。天正2年(1574年)着工、慶長16年(1611年完成)。最近では昭和42年から解体工事が行われたと記されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.油山寺三重塔 -1​​
三重塔の傍のカエデの木はまだ紅葉に少し早いようだった。この三重塔は国指定の重要文化財である。パンフレットには、建久元年(1190年)源頼朝公が眼病全快のお礼に建立、その後、遠江国守護職工藤祐経が薬師堂とともに普請奉行をした由緒深い塔と説明されていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 18mm ISO250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.油山寺本堂 -1
三重塔からさらに階段を上ると薬師本堂があった。本堂の中の撮影は控えたが、本堂内正面の金色に輝く宮殿厨子は今川義元が寄進した室町時代の名作という。厨子のなかには本尊である薬師如来が安置されている。国指定重要文化財である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.油山寺本堂 -2
お参りをするために本堂の階段を上がる。「目の霊山」である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/30秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.油山寺本堂 -3
階段の脇から斜めに本堂正面を撮る。賽銭箱の向こうに薬師如来が安置されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4 1/​250​秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.油山寺本堂 -5
順序が逆になってしまったが、これが石段の下から撮った薬師本堂の全景だ。ここまで登ってくるのに緩やかではあるが坂道と石段が続く。足に自信のない参詣者は、25.で記した宝生殿からお参りすることになる。午後2時を回ったところだが、陽が傾くのが早い。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​250​秒 31mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.瀧堂への下り
再び瀧堂へ。石段を下りる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5 1/​125秒 66mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.礼拝門から本坊を見る
先ほどは薬師本堂のある左へ進んだところをまっすぐ宝生殿へ向かう。手前にこの礼拝門がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250秒 18mm ISO640 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.宝生殿
本坊正面の仏殿を宝生院という。本尊は智証大師作と伝えられる不動明王であり、その東西に高祖弘法大師(空海)をはじめ、山内に安置する諸天善神の本地を祀り、十方信徒の祈祷・大護摩供秘法修法の道場、法話、座禅等の宗教儀式に用いられる。外陣(社寺の内陣の外側で、人々が拝礼する所)の格天井には、日本画の中村華厓作「四季花鳥図」がおさめられているというが見損なってしまった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​250秒 35mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.宝生殿の中​​
「南無薬師瑠璃如来 山頂の薬師本堂にお参りに行かれない方はこの場から遥拝してください」というようなことが書かれた札があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​125秒 35mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.カエデの紅葉​​​​
油山寺の紅葉もまだ少し早かったと思うが、駐車所へ戻る途中、こんなところもあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/​125秒 50mm ISO3200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.十月桜
ツアコンさんが言っていたが、駐車場の前に小さな桜の花が咲き残っていた。この桜はジュウガツザクラのようだ。ジュウガツザクラは保土ヶ谷の法性寺にも咲くが、10月頃から咲き始め、翌春にも咲いて、年2回花を咲かせるという。春に咲いたジュウガツザクラは見たことがないままでいる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.6 1/​320秒 120mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年12月23日

秋燃ゆる遠州三山紅葉めぐり(1) 法多山尊永寺 11月29日

日帰りバスツアーも度重ねていると段々行くところがなくなってくる。9月の初め、送られてきた某旅行社のブックレットを見ると「ふぐ鍋・ふぐ刺身・ふぐから揚げと松茸ご飯の昼食 秋燃ゆる遠州三山紅葉めぐり 可睡斎・油山寺・法多山尊永寺」と題するコースがあった。この「遠州三山紅葉めぐり」に誘引され、申し込んだ。いつもご一緒するKさんご夫妻にもお声がけしたが、奥様は白内障の手術予定があるとのことでご主人だけお付き合いくださることになった。
  11月29日、横浜駅西口を7時50分に出発したバスは、まず法多山尊永寺へと向かう。国道16号のバイパスを走って東名高速の横浜松田インターを入る。約1時間走って足柄で休憩、10時30分ごろ掛川インターで東名高速を降りた。道中は雲が垂れ込めていて、足柄でも由比でも富士山は見られなかった。一般道の県道R403を法多山へ向かう。この頃になって空は晴れてきた。県道R251を600mほど入って堀田山尊永寺の駐車場に到着した。法多山尊永寺は厄除観音としてお参りする人が多いという。駐車場から約15分ほど歩き、259段あるという階段を上った先に本堂があった。紅葉はまだ少し早かったようだ。
12時15分にバスは次の目的地である昼食会場へ向かった。さてどんなところか?

161129013a X800 法多山尊永寺 参道 G7X (1).jpg
仁王門に掲げられていた境内案内図

1.足柄サービス・エリア
9時10分ごろバスは東名高速の足柄SAに到着した。20分の休憩がとられる。SAの後ろ側に廻ってみると箱根の山々が眺められたが、曇っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.法多山尊永寺 門前
11時に法多山尊永寺の駐車場に到着した。本堂まで15分ほど歩くようだ。仁王門までの門前には土産物屋や食事処が軒を連ねる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.仁王門
ツアコンさんの旗の後についてしばらく進むと大きな門が見えてきた。仁王門という。法多山尊永寺のホームページによれば、「仁王門は寛永17年(1640年)建立。国指定重要文化財。江戸時代初期の建立でありながら桃山時代の遺風もよく残しており、播州二見(兵庫県)より移築されたとの伝もある。 垂木も太く、肘木や斗拱も大きくおおらかで、法多山の総門に相応しい雄大かつ豪壮な三間一戸の楼門である。」と記されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 32mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.門前から仁王門までの参道
仁王門を背にして、門前の通りを振り返る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.黒門
本堂に向かって参道を進むと左手にこの門があった。同じく法多山のホームページによれば、この門は黒門といい、宝永8年(1711年)に建立された。市指定文化財である。旧塔頭寺院正法院の山門で、全体が黒塗りであることから黒門と呼ばれるそうだ。 江戸時代中期の建築様式を伝える桧皮葺の四脚門であり、柱の建ちも高く屋根勾配も強いため、簡素でありながら趣きあふれる優美な姿の門であると言われる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/125秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.本堂への参道
黒門から先も長い参道が続く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 20mm ISO160 ) 露出補正 なし
161222_006.jpg
7.不動明王
しばらく行くと左手に上がる道があった。一意一願不動明王の赤い旗が並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.不動明王像
一意一願不動明王の像がった。心に願うただ一つの願い事を成就すると言われる。毎年4月28日に行われる「一意一願不動明王大祭」には参拝者が家内安全や無病息災を願い、火渡りに臨む。大谷住職と山伏姿の僧侶たちが護摩法要を行い、参拝者はそれぞれ「家内安全」などと書いた護摩木を火の中に投げ入れる。その後素足になり、僧侶に続いて平らにされた炭の上を歩くという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/125秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.紅葉
ここは、不動明王像の上にある氷室神社のあたりだと思う。この辺りの紅葉は美しかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/125秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.法多山本堂
数えはしなかったが、259段あるという長い石段を、途中休みながら登り、法多山の本堂に着いた。朝の曇り空は何処へやら、大きな澄み切った青空が広がっている。法多山尊永寺は高野山真言宗の別格本山だそうだ。身近に感じる。寺伝によれば、神亀2年(725年) 聖武天皇の命により「大悲観音応臨の聖地」を捜し求めた行基によって建立されたという。本尊の正観世音菩薩は厄除開運のご利益に霊験あらたかであるとされ、古来より厄除観音と呼ばれているそうだ。江戸時代後期の火災で伽藍を焼失し、この本堂は昭和58年(1983年)に再建されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.本堂内部
「厄除」と記された額が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.灯篭
これは本堂に向かって左側の灯籠である。法多山のHPを見ると、この灯篭は天保11年(西暦1840年)の江戸時代後期、大塩平八郎の乱が起こったころの時代のものだそうだ。 幸い、戦時中の金属回収による引き渡しからも免れ、今も本堂の前で静かに存在感を放つ。この歴史ある灯籠は、約170年も前の信仰深い人たちがお金を出し合って奉納したもの。 今でも行われている奉納形式がその当時から既に始まっていたことを知る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.諸尊堂
このお堂は本堂右手にあった。「遠江三十三観音五番札所 北谷寺」の札が掛けられている。旧本堂であった堂で本尊に北谷観音を祀るほか、十二支守本尊、四国三十三観音、出世大黒天、賓頭盧尊者などの諸尊が祀られているとのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.諸尊堂内部
右に見えるのが、賓頭盧尊者だ。賓頭盧尊者にはいろいろなところでお目にかかる。鎌倉建長寺の三門にもおられる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.諸尊堂天井
ネットで天井画について検索を試みたが、なかなか思うようにヒットしなかった。中心にある12角型の台?には明治36年6月吉日の文字や、三つ葉葵の紋が見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.落ち葉
本堂から階段を下りて再び一意一願不動明王の赤い旗が立ち並ぶところに戻ってきた。落ち葉が散っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.紫雲堂のあたり
法多山本坊客殿である紫雲閣は戦後間もない昭和20年代に建てられたようだ。詳しいことは調べられなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 25mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.本坊と家康手植えの松
本坊は法多山一山の本坊として、持仏堂、紫雲閣、一乗庵などの諸堂を備え、法話などの宗教行事の会場として、また各祭礼の接待場所として参詣者に利用されている。本坊の前にある枝張りの良い松は徳川家康手植えの松と伝えられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.仁王門を出る
法多山出発の予定時間である12時15分が近づいてきた。そろそろ駐車場の戻らなくてはならない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.門前の遊戯屋
今時、このようなパチンコまがいのゲームをする人がいるのだろうか? オール5と書かれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 21mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年12月18日

保土ヶ谷公園の紅葉 11月23日

だいぶ時間が経ってしまった11月23日のことである。近くに用事があって出かけたが、その足で、紅葉はどうなったのかと保土ヶ谷公園へ行ってみることことにした。 最近は保土ヶ谷公園へ行くときはバスで明神台まで行くことが多かったが、この日は、桜丘高校に近い公園の下側、つまり下池の方から入った。ここから公園を出たことはあったがが入ったことはない。
 「わんぱく広場」というところから「下池」の方へ続く散策路は思いのほか良い雰囲気だった。紅葉のポイントは少ないながら、高台になっている「ふれあい広場」や、私が見たいと思っていた「辻広場」のカエデも鮮やかに色づいていた。
  11月5日に「辻広場」に来たときは、カエデの葉はまだ緑色だったが、見事に紅葉していて、むしろ少し遅いくらいだった。11月5日に唯一紅葉していたトサミズキはすっかり葉を落としてしまっていた。
 帰りは明神台からバスに乗ったが、バス通りのイチョウは今年も見事で、散策路には黄色い絨毯が敷き詰められていた。

1.「わんぱく広場」から下池へ
授業を終えた桜丘高校の生徒たちとすれ違いながら、公園入り口の「わんぱく広場」から入る。気持ちの良い道だ。この日は思い付きで保土ヶ谷公園に来たので、小さなカメラしか持っていない。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 9mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.黄葉
この季節にここへ来たことがなかった。右の上は「梅園」でさらにその上はバス通りだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/60秒 15mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.「下池」
秋にはキタテハやツマグロヒョウモンが飛ぶところだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.紅葉と黄葉
「下池」のあたりは紅葉スポット。といってもこの2本の木だけだが。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 9mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.「ふれあいの森」
「下池」から「上池」へと歩く。「上池」のカルガモたちはじっとして動かない。さらにまっすぐ南西方向へ歩くと親子連れが遊ぶ「にぎわい広場」があって、左の階段の上を見ると紅葉している木があった。階段を上がったところが「ふれあい広場」だ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/100秒 13mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.「ふれあいの森」の紅葉
緑濃い木と紅葉した木が交互に並ぶ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 6mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.「梅園」への木造の階段
「下池」へ戻ってきた。左に見える階段を上がると「梅園」に出る。2月には賑わう。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 15mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.「辻広場」の紅葉
「梅園」へ上がる階段を通り過ぎて、その先を「辻広場」に上がる。カエデが紅葉していた。少し遅いくらいだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 15mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.「辻広場」落ち葉
ウチワカエデやハナノキ(と思う)の落ち葉が木下を覆っていた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.紅葉の下の親子連 「辻広場」
この日は祝日だったが人は少なかった。横浜新道の星川入り口から明神台へ上がってくる登り路には立派な銀杏並木があり、いま、見ごろである。保土ヶ谷公園に紅葉を見に来る人たちはそこが目当てである。「辻広場」まで来る人は少ない。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/160秒 17mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「辻広場」のイチョウとカエデ -1
陽が当たるともっと輝くのだろうが・・・。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.8 1/200秒 17mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「辻広場」のイチョウとカエデ -2
撮る対象は限られているので、アングルを変えて撮る。この日はいつもと違う保土ヶ谷公園を見た。来シーズンはもう少し早い時期に来てみよう。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/200秒 11mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年12月14日

三渓園 紅葉の季節 (2) 11月22日

11時45分、内苑のきれいな紅葉を鑑賞して、三渓園の南端の高台にある展望台へ来た。首都高速湾岸線の向こうに新日本石油の精油所が眺められた。ここから戻って、三渓園を紹介する写真ではいつも背景として山の上に見える旧燈明寺の三重塔へ行く。ここは紅葉はいまいちだった。
  歩き回ったので小腹がすいてきた。そしてビールで喉を潤したい。待春軒という茶屋があった。席も空いているようだ。ざる蕎麦を食べたいと思ったのだが、10月以降は蕎麦は温かいものだけにしたという。私の汗ばんでいる体はそれを拒否した。もう少しお預けだ。

27.展望台
展望台は「松風閣」という明治20年ごろに建てられたレンガ造りの建物の跡にあった。「松風閣」は重要な客をもてなすゲストハウスとして使われたという。当時は東京湾の絶景が眺められたのであろう。今は根岸の石油コンビナートが眺められる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f10​​​ 1/​400​秒 48mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.「旧燈明寺三重塔」​​
展望台へ登った後、また戻って、出世観音の脇を通って「旧燈明寺三重塔」へ来た。室町時代の康正3年(1457年)に京都・木津川市の燈明寺(今は廃寺)に建てられ、大正3年(1914年)に移築された。燈明寺は江戸時代に宗派が変わった際に東明寺から燈明寺に改名されたそうだ。 瓦に東明寺と刻印されているのは、そのためだという。 園内のほぼ全域から、その姿を見ることができる三重塔は三溪園を象徴する建物になっている。現在、関東地方にある木造の塔では最も古い。重要文化財に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f7.1 1/​250​秒 22mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.「旧燈明寺本堂」の屋根​​
「旧燈明寺三重塔」からこれから向かう「旧燈明寺本堂」の屋根が見えた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f7.1 1/​250​秒 22mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.石橋​​​​
明治39年(1906年)の開園当初から、いつでも麦茶や香煎(麦こがし)を入れた白湯を飲む事ができたという「初音茶屋」とうところに下りてきた。そこから大池の南端にかかるこの石橋を渡る。待春軒という食事処があった。朝が早かったので小腹が減った。この日は温かく、また、歩いて来て汗ばんでいたので、冷たい蕎麦を食べようとこの待春軒に入ろうとしたが、10月以降は温かい蕎麦だけにしているという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250​秒 78mm ISO400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.紅葉​​​​
​​ 真っ赤に紅葉したモミジもあれば、まだ緑の葉をつけている木もある。日の当たる真っ赤に染まった葉を裏から見ると透過して鮮やかな色だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​320​秒 185mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.「旧燈明寺本堂」​​​​​​
「旧燈明寺三重塔」と同じく、康正3年(1457年)に京都・木津川市の燈明寺(今は廃寺)に建てられた。ただ、三溪園には、1988年(昭和62年)に5年がかりで移築・保存作業が行われ、 中世密教寺院の姿がよみがえったという。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/​250​秒 18mm ISO400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.「旧燈明寺本堂」の仏像
本堂の中には​​仏像が安置されてい​た​​​​​​​​​。この仏像は何だろうとネットで探ってみたら、AzTakさんという方のブログに​​​「​​燈明寺の旧仏は本物は京都府木津川市兎並(うなみ)(旧相楽郡加茂町)の御霊神社に保管されているそうだが、この堂内にあるのは御霊神社に保管されている十一面観音のレプリカのようだ。」​という記述があった。​​​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​50​秒 130mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.残った柿
「旧燈明寺本堂」の脇に、鳥にも啄まれずに、まだ実が残っている小さな柿の木があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/2​50​秒 50mm ISO400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.三渓園天満宮​​
大池の東側を正門の方へ進むと右手に三渓園天満宮があった。三渓園のホームぺージによれば、三溪園天満宮は、江戸時代に京都北野天満宮から勧請した間門天神がその前身だそうだ。昭和51年1月25日に三溪園に遷座し、以後三溪園天満宮として来園者に親しまれている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/2​50​秒 44mm ISO1250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.キンクロハジロ♂​​​​
いったん正門まで戻る。まだ時間も早い。もう一度内苑のモミジを撮りたいと大池に沿って歩く。池には水鳥が浮かんでいる。これはキンクロハジロだ。大きさ(全長)は40cm~47cm。これくらいの大きさの鳥だと300mmで十分とらえられる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/500秒 300mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.マガモ♂
​​ 首周りの白い帯から上の頭の色はミドリシジミを思わせる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/250秒 300mm ISO220 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.マガモ♀
​​ ♂と全く羽色が異なる。ただし♂のエクリプスと言われる生殖羽は♀によく似た地味な色をしているが、嘴の色で♂のエクリプスと♀とは区別できるようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/500秒 300mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.「月影の茶屋」
​​ 「三渓記念館」の裏手に原三渓翁の碑があり、その前に食事処が並んでいた。そのうちの一軒、「月影の茶屋」を覗いてみると、冷たい蕎麦があるようだ。ざる蕎麦を注文し、もちろんビールも頼んだ。残念ながらビールはあまり冷えていなかった。それでも、しばらく座っていると汗も引き、落ち着いてきた。さて、これからもう一度内苑にい行ってみようと腰を上げる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/250秒 44mm ISO1000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.菊花展
​​ 三渓園では11月に菊花展が行われる。今年は10月26日~明日11月23日まで行われているようだ。菊花約500点が展示され、大菊や懸崖・小菊盆栽などレパートリー豊かな菊花の世界が楽しめるという。特に江戸時代から各地で改良、伝えられてきた古典菊は、珍しく必見とあるが、残念ながら私は菊のことに知識がない。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/250秒 32mm ISO2000 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.「三渓記念館」裏手の紅葉
​​​​ 「月影の茶屋」でビールを飲んでいるときに、このきれいな紅葉を眺めていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/250秒 56mm ISO360 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.モミジの紅葉グラデェーション
​​​​ モミジの種類もいろいろあるが、これは葉の形からしてイロハモミジと思う。木の高いところにある枝の葉は紅葉していて、下の方の葉はまだ緑が残っている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/250秒 92mm ISO320 ​) 露出補正​ ​なし
161213_042.jpg
43.「海岸門」​​
さっきは内苑側から「海岸門」をくぐって外苑側に出たが、今度は外苑から内苑に入った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/250秒 18mm ISO2500 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.「旧天瑞寺寿塔覆堂」のイチョウ​​​​
再び「旧天瑞寺寿塔覆堂」のところへやってきた。イチョウの古木の葉が鮮やかな黄色に輝く。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.8 1/250秒 24mm ISO1100 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.「亭榭」と「臨春閣」
「旧天瑞寺寿塔覆堂」の前から「亭榭」と「臨春閣」を眺める。モミジを配して撮る。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/250秒 18mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.「旧天瑞寺寿塔覆堂」の屋根と紅葉​​
迦陵頻迦(かりょうびんが)や蓮の花などの彫りの深い装飾、そりあがった「旧天瑞寺寿塔覆堂」の屋根は、重厚である。葉が深紅に染まっているモミジと橙色のモミジがある。後者はオオモミジだろうか?

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/250秒 18mm ISO400 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.美しき「聴秋閣」​​​​
三渓園のホームページには「各部の意匠は独創性・変化に富みますが、書院造としての格や茶亭としての機能に応じて緻密に構成されています。L字型の一段下がった杢板敷きの入口は舟で漕ぎ着ける場を想像させ、当初は水辺に面して建てられたのかもしれません。江戸時代はじめの上流武士階級の風流な文化が伝わります。」と説明されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f3.5 1/250秒 18mm ISO1600 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.三渓園正門
午後1時過ぎ、入園口である正門へ戻ってきた。2時間半ほど三渓園に滞在したことになる。紅葉はまだ少し早かったようだが、さわやかな秋空にめぐまれ楽しい散策だった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.8 1/250秒 52mm ISO720 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
​​
​​

2016年12月 9日

三渓園 紅葉の季節 (1) 11月22日

早朝、小雨の降る中、自宅から車で10分ほどのところにあるゴルフ練習場に出かけた。朝7時過ぎから打ち始めたが、そろそろ上がろうと思ったころ、日が差し始めた。この日の天気予報は晴れマークなどなかったのだが、自宅に着くころには、青空が広がり暖かくなってきた。そして朝9時過ぎには晴れ間が広がった。
 ほかに予定もないので、久しぶりに三渓園へ行ってみることにした。横浜から市営バスに乗り40分弱で三渓園入り口に着く。65歳以上の横浜市民は無料とのことで、入園口を通していただいた。
 三渓園には、5年前、新緑の2011年6月同じく12月はじめの2回訪れている。

161209_027.jpg

​  これは、園内にあった案内図を写真に撮ったものだ。この日は①の「正門」から入園し、池の縁を歩いてまず②の「鶴翔閣」を見に行ったがこの日は貸切になっていて、中に入ることができなかった。次に③の所を右に折れて、内苑の方に向かう。「御門」を抜けて「白雲邸」を右に見て進むと開けたところに出た。そこから、内苑の「臨春閣」を右手に見てさらに進み④の「旧天瑞寺寿塔覆堂」へ行くと、モミジ、イチョウが鮮やかに色づいていた。ひとしきりここで写真を撮り、「聴秋閣」を見て、⑤の「月華殿」へ登った。後戻りして⑥「海岸門」から内苑を出て外苑に入る 。「三渓記念館」の裏手まで戻って、今度は⑦の「展望台」まで登る。そこから戻って⑧「旧燈明寺三重塔」を見た。「初音茶屋」というところまできて、「待春軒」という食事処があったので蕎麦でも食べようと覗いてみたが、10月からは温かい蕎麦しかやっていないという。歩いてきて汗をかくほど暑かったのでやめにした。後で気が付いたのだが、「待春軒」の奥にあった「旧東慶寺仏殿」と「旧矢篦原(やのはら)家住宅」を見ずじまいだった。⑨の「旧燈明寺本堂」を見て、大池の東側(この案内図では下側)歩き、いったん①「正門」まで戻った。もう一度内苑へ行こうと思い、最初に歩いた大池の西側を歩いて、⑩のところへ来た。前に「月影の茶屋」という茶屋があったので、今度こそ何か食べようと席に着く。幸い冷たい蕎麦があったのでざるとビールを注文した。一休みしたあと、内苑の④のところにもう一度行った。そして午後1時過ぎに三渓園を後にした。

1.三渓園正門付近からの眺め
正門を入って道筋に導かれるままに進むと左手に大池が広がる。そして池の向こうの小高い山には三重塔が見える。三渓園を紹介するのによく使われるアングルだ。池には水鳥が浮かんでいた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250​秒 56mm ISO250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.蓮池
右側には小さな池があって、枯れてしまったハスが密集していた。草高約1mの枯れた果托は傘のようだ。ハスは7月~8月に花が咲く。花の時期はさぞ見事だろうと思う。​

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​1000​秒 28mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.「鶴翔閣」
この日は何の集まりがあるのか貸切になっていて、建物に近づけなかった。この建物は明治35年(1902年)に建築された原富太郎(原三渓)が住まいとして建てた。延べ床面積は950㎡あるという。平成12年(2000年)に修復され現在は様々な利用に対応可能な貸し出し施設として活用されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 31mm ISO320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.睡蓮池
蓮池の向こうには睡蓮池があった。鶴翔閣は蓮池と睡蓮池の間を右に入る。恥ずかしながらハスとスイレンとは同じものかと思っていた。ハスは水面より上で花をつけるのに対し、スイレンは根茎から直接伸びる花柄の先端に水面で直径5-10cmほどの花をつける。また、スイレンはスイレン目スイレン科で、ハスはヤマモガシ目ハス科と知った。ただロータスというのはスイレンとハスの総称だそうだ。 スイレンは種類により開花期は異なるが、早いものでは4月末から咲き始め、5月中旬頃からまとまった開花が見られ、10月末まで見ることができるとのこと。ここ三渓園の睡蓮池では5月~8月が見ごろのようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​320秒 35mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.「御門」​​
蓮池の先を右に曲がって内苑に入る。内苑は原家が私庭として使用していたエリア。この御門は京都東山の西方寺にあった薬医門で、江戸時代の宝永5年(1708年)ごろ建てられた。大正時代にここに移築されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.内苑の建物
「御門」を抜けて「白雲閣」の脇を通り、「三渓記念館」には寄らずに先に進む。すると芝生の庭が広がり、内苑の建物群が眺められた。右手に見えるのが「臨春閣」だ。「臨春閣」は総面積が​158​​​​坪あり​3​棟の建物からなり、数奇屋風書院の建物である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​320秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.「臨春閣」浪華の間
​​ 「臨春閣」は公開されていた。「臨春閣」は江戸時代の慶安2年に(1649年)に建てられ、大正6年(1917年)にここに移築された。入園時に手渡されたパンフレットによると、紀州徳川家初代藩主の頼宣が和歌山紀ノ川沿いに建てた数寄屋造り風書院造の別荘建築という。重要文化財に指定されている。この浪華の間の欄間は浪華十詠和歌色紙(なにわじゅうえいわかしきし)といい、大阪難波から見える景色を公家12人が詠んだものを10枚ずつ表裏にして計20枚の色紙がはめ込まれているそうだ。村野藤吾の松寿荘で写しが行われている。三間4枚引違の幅広な紙張障子のデザインは単調すぎもせず、やりすぎもせず、とてもバランスがとれていると評される。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​800秒 44mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.「臨春閣」襖絵
​​ 「臨春閣」の各部屋にはいたるところに狩野派の襖絵がある。襖絵等はレプリカで本物は三渓記念館で保管、展示しているとのことだった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 98mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.「臨春閣」のひろがり
​​ 「臨春閣」には、写真には写っていないが右手前から第一屋、写真で右側に見えているのが第二屋、そして、一番左奥が第三屋と3っの棟がある。浪華の間があったのは第二屋だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​400秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.「臨春閣」の池
​​ 「臨春閣」前に小さな池がある。その池に沿って内苑の奥に向かう。「臨春閣」の第二屋が小さな池に映り、小さなナナカマドの緋色が彩を添える。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​500秒 60mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.「旧天瑞寺寿塔覆堂」のモミジ
​​ 「旧天瑞寺寿塔覆堂」の傍に来た。この辺りはモミジが紅葉して美しいが、これからもっと紅くなると思う。背後の大きな銀杏の木の黄色も鮮やかだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​500秒 60mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.「旧天瑞寺寿塔覆堂」の後ろ側
​​ 「旧天瑞寺寿塔覆堂」を左へ回り込むと銀杏の落ち葉が地面を覆っていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO1250​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.「旧天瑞寺寿塔覆堂」 まだ緑濃いモミジ -1​​
​​ そこにあったモミジの葉はまだ緑色だった。これから紅くなるのだろう。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
161209_013.jpg
14.「旧天瑞寺寿塔覆堂」 まだ緑濃いモミジ -2​​​​
​​ 少し位置を変えてもう1枚撮った。この「旧天瑞寺寿塔覆堂」は桃山時代の天正19年(1591年)に建てられ、明治38年(1905年)に移築された。豊臣秀吉が京都・大徳寺に母の長寿祈願のために建てさせた寿塔(生前墓)を納めるための建築だそうだ。重要文化財である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 44mm ISO360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.「聴秋閣」のモミジ -1
​​ 「聴秋閣」の近くに来た。多くはないが真っ赤に染まったモミジがあった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO2500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.「聴秋閣」と特別公開
​​ 「聴秋閣」は上の間、次の間、そして2畳の2階の間がある。この日は特別公開されていて、上の間からなかを見ることができた。茶人として高名な佐久間将監の作と伝えられているが、千利休の後をついで茶の湯を発展させた小堀遠州の作という説もあるという。優美で繊細である。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​60秒 26m ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.「聴秋閣」 書院
​​​​ 書院となっているところの障子が開かれ、後ろの緑が眺められた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​25秒 26mm ISO3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.「聴秋閣」​​
​​​​ 「聴秋閣」は江戸時代の元和9年(1623年)に建てられ、ここには大正11年(1922年)に移築された。京都の二条城内にあったと言われる徳川家光、春日局ゆかりの楼閣建築だそうだ。重要文化財に指定されている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f4​​​ 1/​250秒 31mm ISO1400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.「天授院」​​​​
​​​​ 「聴秋閣」の脇の薄暗い小さな渓谷沿いの道を上がって「天授院」に出た。モミジを撮りたかったので屋根しか映ってないが「天授院」も重要文化財で、江戸時代の慶安4年(1651年)に建てられ、大正5年(1916年)に移築されている。鎌倉・建長寺近くの心平寺跡にあった禅宗様の地蔵堂に建物だ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​​​ プログラムオートで撮影  (​ ​f6​.3​​​ 1/​250秒 78mm ISO640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.「月華殿」
「天授院」のとなりに「月華殿」がある。これも重要文化財で、江戸時代の慶長8年(1603年)に京都伏見場内に建てられたものと言われている。ここへは大正7年(1918年)に移築された。障壁画は、桃山時代の画家 海北友松によるものと伝えられます。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4​​​ 1/​250秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.「月華殿」の屋根​​
「月華殿」の裏手を廻った。前夜は雨が降っていたが、今日は予想外の晴天で、暖かい陽の光が当たる屋根から湯気が上がっている。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4​​​.5 1/​250秒 32mm ISO720​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.「臨春閣」​​​​
再び「臨春閣」の池のところに戻ってきた。先ほど見た第二屋の池の隅のナナカマドがひときわ緋色に輝く。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/​640秒 92mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.「亭榭」​​​​​​
「臨春閣」から「聴秋閣」へは池に流れ込む小さな川に架かる橋を渡るが、その橋を「亭榭」という.「亭榭」とはあずまやのことだ。三渓自身の設計で作らせたものだそうで、修学院離宮の千歳橋に類似した橋亭だそうだ。立派な造りのあずまやである。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.5 1/​250秒 18mm ISO800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.「旧天瑞寺寿塔覆堂」 -2​​​​​​​​
「旧天瑞寺寿塔覆堂」の「亭榭」側からは、陽の光を透過するモミジが眺められた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f8 1/​250秒 18mm ISO200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.「蓮華院」と竹林​​​​​​​​​​
「蓮華院」は三渓の構想により大正6年(1917年)に建てられた6畳と2畳中板のある茶室という。蓮華院という名は、三溪が茶会を催した際に広間の琵琶床に、奈良東大寺三月堂の不空羂索観音が手に持っていた蓮華を飾ったことに由来していると言われる。 当初、「聴秋閣」の近くに建てられたが、 第二次世界大戦後に竹林にある茶室という構想のもとに現在の位置へ再築されたそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.5 1/​250秒 18mm ISO2000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.「海岸門」​​​​​​​​​​​​
ざっとであったが内苑を見て歩き、今度は三重塔の方へ行ってみることにした。「海岸門」から内苑を出る。京都・西方寺にあったという「海岸門」は江戸時代に建てられ、ここには大正時代に移築されてきたのだそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/​250秒 38mm ISO220​​​​ ​) 露出補正​ なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年12月 6日

帷子川沿いに紅葉を探しに 11月20日

この日は日曜日。朝からまあまあ、お日様が顔を出す天気だった。天気予報によるとこれからしばらく晴れマークの付く日がない。3時に散髪の予約を入れていたが、それまで1時間ほど帷子川沿いの紅葉を撮ろうとカメラを持って家を出た。
帷子川河畔、毎年正月にお参りに行く神明社、橘樹神社、そして野村不動産の横浜ビジネスパークを歩いたが、普段とは違う趣があった。

1.桜の紅葉
帷子川の常盤橋のあたり、ここには桜の木が何本かあり、春にはいっぱい花をつけて川にかかる。その桜の葉が赤く紅葉していた。秋にも楽しませてくれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/150秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.横浜ビジネスパークの脇の黄葉
常盤橋を渡って、相鉄線の踏切を超えて野村不動産の横浜ビジネスパークの脇に出る。ここもよく散歩に来るところだ。横浜ビジネスパークにはイタリアン、うどん・蕎麦などの食堂もあるので昼飯にしばしば利用する。これは欅の木だろうか、陽の光を受けてきれいだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.神明社
そのまままっすぐ進み、バス通り(大門通り)を渡って、毎年初詣でお参りする神明社の駐車場側から境内に入った。人形流しのところにミミジが1本植えられていて深紅に紅葉していた。人形は「ひとがた」と読み、人形流しは知らず知らずのうちに犯した罪や、積もり積もった心身のけがれを取り除くための儀式とのこと。人形の形をした紙で身体の悪いところを撫で、息を吹きかけ、人の罪、汚れを付着させた人形を清流に流す。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.七五三
11月15日は七五三 だ。お嬢ちゃんに着物を着せたご夫婦が二組、拝殿の前で写真を撮っていた。この日は11月20日の日曜日、多分15日には仕事や学校で来られなかったので、この日に来られたのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/​20​0秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
​5.神明社参道のモミジ
社殿を背に振り返ると参道がまっすぐに伸びる。左側に社務所があり、そこにあるに1本のモミジが見ごろになっていた。初詣の時は鳥居から入って参道を社殿に進むが、こんなところにモミジがあるとは気が付かなかった。​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.5​​​​​​​​​​​​ 1/​160秒 13mm I​SO200​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.7段​​​
;クリックすると大きな写真になります。
6.モミジと銀杏
参道の方から見た社務所のモミジとお社の奥にあるイチョウの黄色が鮮やか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​250秒 21mm I​SO200​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
7.水神社のモミジと社殿
先に見てきた境内に15ある末社の一つである人形流しの水神社のモミジと社殿。​​​

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​60秒 1​4​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.横浜ビジネスパーク イーストタワー
参道を歩いて神明社の鳥居からバス通りへ出た。バス通りの向こう側に横浜ビジネスパークのイーストタワーが聳える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​250秒 2​4​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​1.0段
;クリックすると大きな写真になります。
9.横浜ビジネスパーク側から
前の写真で見た紅葉した木を、バス通りを渡ってビジネスパーク側から撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​60秒 2​2​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.ドウダンツツジ
ドウダンツツジ(灯台躑躅)も赤く染まっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​50秒 29​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 +​0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.サイ
横浜ビジネスパークには横浜ガレリアと称するここで働く人々はもちろん訪れる人々すべてにゆとりや潤いを与える本格的アートギャラリーがある。この作品は安藤泉 作「犀2」。鍛造といって、金属板をたたいて面や線をつくりだした作品。サイボーグやロボットのような質感がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​100秒 23​​​mm I​SO125​​​​​​​​ ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ビルと黄葉と彫刻
左下に配した彫刻は1990年ユルゲン ゲーツのテレパーティーという作品。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​250秒 23​​​mm I​SO160​​ ) 露出補正 +1.0段
;クリックすると大きな写真になります。
13.テレパーティー
こんな上下をカットした撮り方をしてしまうと作者に叱られてしまうだろう。横浜ビジネスパークのHPでは「聖母を思わせる表情の女性と、世俗的表情の男性。 彼らをつないでいるのは、一本の電話だけです。向い合ってもいない、隣り合ってもいない。 バラバラの存在であるにもかかわらず、ひとつにとけあっているように見えてきます。 その姿は、現代を生きる私たちの人と人との関係なのかもしれません。」と解説されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​100秒 21​​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.フリーマーケット -1
相鉄線の天王町駅を通り抜けて帷子橋を渡り、国道16号の方に歩く。天王町フリーマーケットと橘樹神社アンティークバザールが開催されていた。いつもは車も通る道だがこの日は止められていて、橋の上にも店が出ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​160秒 9​​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.フリーマーケット -2
帷子橋を渡り切ったところから、国道16号線にかけてが賑やかなフリーマーケットだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​400秒 21​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.橘樹神社
橘樹神社の前に出た。国道16号へのフリマ会場の道と交差している水道みちから撮った。電線が邪魔になる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​320秒 23​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.橘樹神社社殿と絵馬祈願
絵馬には願い事が書かれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​60秒 12​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
18.アンティークバザール
フリーマーケットと併せて開催されているアンティークバザールは橘樹神社の境内が会場である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​30秒 9​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.奉納こども歌舞伎
この日、橘樹神社では保土ヶ谷奉納こども歌舞伎が行われていた。まもなく第2回目の開演である。こども歌舞伎とは、次世代を担う子どもたちに日本の伝統芸能である歌舞伎を体験してもらい、日本文化のすばらしさを伝えることを目的としているそうだ。平成28年度文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした地域活性化事業)の対象になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​​​​​​​​​​​​ 1/​160秒 9​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.奉納こども歌舞伎 神楽殿で開演を待つ人たち
橘樹神社の神楽殿へ戻った。第2回目の開演は午後3時ということだったが、少し遅れるとのアナウンスがあった。客席では「おひねり」が売られていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​​​​​​​​​​​​3.5 1/​100秒 37​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
21.奉納こども歌舞伎 口上
3時半に床屋の予約があったのでこども歌舞伎は見ずにそろそろ引き上げようと思っていた。そのとき、幕の前にかわいい袴姿のお嬢さんが出てきて、演目の説明が始まった。小中学生7人で二人袴が演じられるようだが、残念ながら私の持ち時間が無くなった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2​​​​​ 1/​100秒 37​​mm I​SO125​​ ) 露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2016年12月 3日

宮ケ瀬ダムから道志みちを山中湖へ (2) 山中湖 11月7日

国道413号線は現在、神奈川県相模原(国道16号線橋本)から山梨県富士吉田に至る一般国道だ。津久井湖の西側の青山交差点で、厚木方面から来る国道412号線と合流するが、ここから西へ山中湖方面は道志みちと呼ばれる。
  宮ケ瀬ダムを出発し、県道64号を北へ進み、牧馬で413号線に入った。ここから道志川沿いに走る。進むにつれ紅葉が見られるようになる。初めて通る道で、事前学習もなく、ビュー・ポイントがどこなのか、どこに車を止めたら良いのかわからず走り続ける。
 宮ケ瀬ダムを出発して1時間ほど乗っただろうか、「道志みち二里塚」という駐車スペースのあるところで車を止めた。のぞき込むと眼下に道志川の流れが見える。さらに進むと「道志水源の森 そば処 名水九割そば」というところがあった。どうしようかと考えているうちに通過してしまった。「道志の湯」というところもあった。次回は寄ってみたいなと思う。さらに進んで「道の駅どうし」で一息入れる。
 そこから15分くらいで山伏峠のバス停があった。ここが「道志みち」の七里塚で終点だ。山伏峠のトンネルを抜けるとすぐ平野交差点があった。左・山中湖、右・富士吉田の表示板があったがここは迷わず右へ行く。まもなく、山中湖畔に出ると雲一つない富士山が迎えてくれた。学生時代から山中湖へは時々遊びに来ていたので、若干の土地勘はある。
  山中湖を左回りに一周して、途中でそばを食べた後、湖畔で紅葉を撮ったりしながら、旭日丘を右に曲がって御殿場に行き、東名で帰ってきた。自宅に戻ったのは4時半ごろ、割りとお手軽に楽しむことができた。

23.道志みち 二里塚
紅葉が始まっている道志みちを走る。山中湖方面に向かって進行方向左側に狭いがパーキング・エリアがあった。車を止める。道志七里の二里塚と刻まれた置石があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​320​秒 26mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.道志川​​
渓谷となっている道志川を見下ろす。大分下の方だ。道志川は、山梨県南都留郡道志村から神奈川県相模原市緑区までを流れる相模川水系の一級河川である。山梨県南都留郡道志村長又の山伏峠(山中湖村との境)付近に端を発し、道志山塊・丹沢北西部の山地に広がる森林が貯えた水を集めて道志村を横断し、神奈川県に入ると右岸が相模原市緑区津久井地区、左岸が同藤野・相模湖両地区の境を概ね東方向へ流れ、相模原市緑区三ケ木の津久井湖最上流部で相模川に合流する。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250​秒 195mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.道志山塊​​​​
二里塚から右手の方、山梨県側(上野原市、都留市)の山並みの木々は、そろそろ紅葉が見ごろになりそうだ。この山並みの向こうにリニアモーターカー実験線がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​320​秒 38mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.道の駅どうし
四里塚を過ぎたあたりに「道の駅どうし」があった。広い駐車スペースが設けられている。お客さんも多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.山梨のワイン
山梨はブドウの山地でワインの生産も盛んになっている。ぶどうが山梨に根付いて800年にも及ぶという。ぶどう作りに適した盆地気候はワインつくりにも適した土地柄だそうで原種といわれる「甲州種」ぶどうから「甲州ワイン」がつくられた。かつて葡萄酒と呼ばれていた山梨ワインは、時とたゆまぬ努力により日本を代表するワインになっている。国産ワインコンクールで次々と受賞し、その実力はめざましいものがある。そんなワインが棚に並べられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.道志川の流れ
「道の駅どうし」の裏側には道志川が流れている。このあたり、川幅が少し広くなっているようだ。川向うには「道志横丁」という食堂もある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.山中湖畔
「道の駅どうし」を出発して、15分ほど走ると山伏峠のトンネルがあった。そこを抜けると山中湖村平野だ。平野の交差点は左へ行くと、山中湖の南側を走り、湖畔を一周できる。右折すると湖の北側を走り、富士吉田へ行くにはこちらのほうが早い。学生時代から何回も山中湖へは来たので、山中湖からの富士山の眺めは決して賑やかではないこの北側湖畔道路を走る方が良いことを知っていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 44mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.山中湖と釣り人とコブハクチョウ​​
船着き場で釣りをする人がいた。ブラックバスらしい。近年定住したというコブハクチョウは2013年1月に来た時にもいた。今年の5月には3羽のひなが誕生したと報じられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.富士山の雄姿 -1
これは「みさきキャンプ場」のあたりから眺めた富士山の雄姿。電線が気になる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.富士山の雄姿 -2
マリモ通りと呼ばれている湖畔北側の道をさらに西へ進む。左側にサイクリング・ロードが並走する。手前に遮るものがない富士山の全景が見られるところに駐車場があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11 1/​500​秒 44mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.富士山の雄姿 -3
同じところからカメラを換えてもう1枚。左からスワンの形をした遊覧船がきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.ヒドリガモ
山中湖の西の端をぐるっと回って南側へ来た。湖畔の駐車場に車を止める。駐車場のそばでは水鳥の餌を売っている。その近くの水辺には多くの鳥たちが集まっていた。これは、ヒドリガモのようだ。(後日 n-shuhei さんからエクリプスではなかろうかとのご指摘をいただきました。)

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
161201_034.jpg
35.ヒドリガモの雌雄
ヒドリガモはユーラシア大陸の北部の寒帯地域やアイスランドで繁殖し、冬季はヨーロッパ、アフリカ北部、インド北部、中国南部、朝鮮半島、日本などに渡り越冬する。山中湖には何時頃やってきたのだろうか。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.マガモ♂
マガモも北方で繁殖するものが代表的であり、冬季は南方への渡りをおこない越冬する。北海道と本州中部の山地では少数が繁殖するという。越冬中の10月末-12月につがいを形成し、春には雄雌が連れ立って繁殖地へ渡るそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.ヒドリガモたちと緋鯉​​
誰かが餌を買い与えたのだろう、ヒドリガモたちのところに大きな緋鯉がやってきていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 120mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.コブハクチョウ​​​​
wikipedeaによれば、コブハクチョウは本来日本には分布していない外来種だそうだ。本来、ヨーロッパ、中央アジアを中心に生息し、繁殖のため渡りをする。日本では1952年に飼い鳥として、ヨーロッパから移入したものが公園や動物園などで飼育された。しかし、飼育個体の一部が野生化し、各地に定着しているという。ここ山中湖では約20羽が周年生息しているとされる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.マガモが鯉に囲まれる
まるでマガモが鯉に囲まれて襲われているかのようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250秒 86mm ISO560 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.マガモ♀?
ヒドリガモの♀かと思ったが、くちばしは上が黒く、下側は黄色なので、マガモの♀だろうか?

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 210mm ISO220 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.湖畔の紅葉 -1
さて、そろそろ御殿場経由で帰路につこうと思い、旭日丘に向けて走ると、湖畔にきれいに紅葉しているカエデの木があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250秒 31mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.湖畔の紅葉 -2
車を止めて数カット撮った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.湖畔の紅葉 -3
時刻は午後2時少し前、この季節になると太陽が傾き始めるのが早い。そんな陽の光を受けて、鮮やかに紅葉が輝く。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 86mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
​​
​​