2007年8月アーカイブ: Studio YAMAKO

2007年8月30日

箱根仙石原のミドリシジミ

7月27日 少し時期的に遅いかと思いつつ箱根仙石原へミドリシジミの写真を撮りに行った。自宅から2時間弱で現地に到着できる。

クリックすると大きな写真になります1.箱根仙石原にはミドリシジミの食草であるハンノキが自生しているところがあり、ここでミドリシジミが発生している。しかも一般的なミドリシジミの発生時期より約一月遅い。でも、今回は少し遅いかと思いつつ出かけたがそんなことはなかった。チダケサシで吸密する新鮮な♂が多かった。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 (F7.1 1/800)
クリックすると大きな写真になります2.コンパクトデジカメで撮るとこのように写る。背景を取り入れて蝶の生活環境を写しこむのには都合が良い。絞り優先でもっと絞れれば背景はさらにシャープになるだろう。

Canon PowerShot A620
プログラムオートで撮影 (F4 1/1250秒)
クリックすると大きな写真になります3.今日は到着した時間が少し遅く、気温が高くなっていたため翅を開いてくれなかった。この写真は一昨年同じ場所で撮った写真で、翅を開くと金属光沢を放つ緑色が美しい。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 


2007年8月24日

2007夏:横浜市舞岡公園の蝶

7月25日 また横浜市戸塚区の舞岡公園へD100+Tokina 100mmを携えて出かけてみた。暑い。蝶は少ない。

クリックすると大きな写真になります1.路の脇に大きなゆりの花が咲いていた。ふと見るとジャノメチョウが止まっている。花の色とコントラストが美しかった。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 (F6.3 1/640)
クリックすると大きな写真になります2.ダイミョウセセリ。ダイミョウセセリは関東型と関西型とがあって、関西型は後翅まで白い帯模様がある。黒い蝶は露出を少しマイナス補正した方がいい場合があるが、この場合はプログラムオートでよかった。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 (F4.5 1/320)
クリックすると大きな写真になります3.カラタチの葉に止まるウラギンシジミの♀。♂は翅の表の銀色のところが緋色で美しい。この蝶は秋になると多くなる。

Nikon D100 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 (F6.3 1/640)


2007年8月 9日

墺・伊 旅行 第17回(最終回)

ファロリア山に上がり、コルティナ・ダンペッツォに別れを告げた後、一路ベニスに向かった。昼過ぎにベニスに到着。快晴。そして街は観光客で溢れていた。

クリックすると大きな写真になります1.ベニスに入るリベルタ橋の手前で関門があった。ベニスに入るための入場料がバス1台につきいくらといって徴収される。街を海から守るための維持費に充てられるとのこと。

Canon PowerShot A640
クリックすると大きな写真になります2.リベルタ橋を渡り終わる頃、左手にイタリア国鉄のサンタ・ルチア駅が見えてきた。

Canon PowerShot A640
クリックすると大きな写真になります3.バスはローマ広場に入る。ここから先の交通機関は運河を利用したヴァポレット(乗り合いボート)や水上タクシーとなる。私達は水上タクシーを利用して、今夜泊まるホテルのそばまで行った。午後1時半、ホテルに荷物を置いて、コンデジを携え、ベニスの街を歩いてみた。この街はゴンドラが似合う。

Canon IXY 900IS
クリックすると大きな写真になります4.運河のほぼ中央にリアルト橋という有名な橋があり、サンマルコ広場とともにベニスの中心となっている。橋の上もその両側に店があり、いろいろな国から集まった観光客で溢れていた。

Canon IXY 900IS
クリックすると大きな写真になります5.サンマルコ広場の夕暮れ。夕暮れと言ってももう21時を過ぎている。さすがに人も少なくなり、昼間の喧騒はない。いい雰囲気である。今夜はベニスに泊まり、明日は帰国の途に着く。

Canon IXY 900IS
クリックすると大きな写真になります6.今日は7月12日、日本へ帰る日となってしまった。水上タクシーでベニスの運河に別れを告げ、ローマ広場からバスでベニス(マルコポーロ)空港へ。そこから再びボンバルディアのプロペラ機に乗り、ウィーンへ飛んだ。

Canon IXY 900IS
クリックすると大きな写真になります7.マルコポーロ空港を飛び立った飛行機はしばらくアドリア海上空を飛ぶ。海岸線が美しい。ウィーンのシュベヒャート国際空港からオーストリア航空のOS-51便に乗り継ぎ成田へと向かった。翌朝8時すぎに無事到着。

Canon IXY 900IS


長い間、旨くもない写真にお付き合いいただきありがとうございました。今回の旅行では3台のデジカメで2,000カット近く撮影しました。晴れた日と曇った日では、特に風景写真では色の鮮やかさが違うこと、逆に花の写真は陽ががんがん当たっているより曇っているほうがしっとりと撮れるものだと改めて感じた次第です。

 拡大写真の左右上の、<<Back または >>Nextのボタンをクリックしていくとシリーズの写真70ショットを連続して見ることができます。

2007年8月 8日

墺・伊 旅行 第16回

第8日目 今朝は良く晴れている。今日はベニスへの移動だが、コルティナ・ダンペッツォを離れる前にバスターミナルの近からロープウェイに乗ってファロリア山(2123m)に上がった。上は展望が開け、コルティナの町の俯瞰や、昨日行ったトリチーメを眺めることが出来た。

クリックすると大きな写真になります1.ファロリア山頂からコルティナ・ダンペッツォの町を見下ろす。90mmで撮影。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります2.同じく、200mmで撮るとこんな感じになった。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります3.昨日行ったトリチーメのチーマオベストとチーマグランデが眺められた。200mmで撮影。素晴らしい眺めに「ずーっとここに居たい」。ベニスへの移動を控え、わずか20分の滞在時間だった。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります4.バスターミナルへ降りてきた。コルティナ・ダンペッツォは鉄道がないのでバスが移動手段の中心になる。一昨日越えてきたファルツァレーゴ行きのバスに客が乗り込んでいた。我々はベニスへ向け出発。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります5.ファロリア山からの眺めた3枚の写真をPhotoshop Elementsを使ってつなぎ合わせてみた。ズームは36mmになっていた。3枚併せて13~14mm程度の画角になっているのだろうか。
元画像3枚とも Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm F14 1/800秒



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2007年8月 7日

墺・伊 旅行 第15回

ミズリーナ湖畔のレストランで昼食をした後、晴れてきているので午前中上る予定だったトレチーメへ行くため、バスに乗った。標高2320mのアウロンツォ小屋のすぐ下でバスを降り、ここからハイキングはスタートする。

クリックすると大きな写真になります1.ミズリーナ湖をトレチーナへ向け出発。バス後部の窓からの景色が美しい。シャッタースピード500分の1で切れたのでぶれはなかった。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります2.約40分ほど歩くと、チーマオヴェスト、チーマグランデ(2999m)、チーマピッコロからなるトレチーメの全容を見ることが出来た。18mmで撮影したのがこの写真。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります3.ほぼ同じところから同行の人が持っていた NIKKOR 10.5mm を拝借して付け替え、撮らせていただいた。拡がりはほぼ180度。

Nikon D100 NIKKOR 10.5mm
クリックすると大きな写真になります4.昨年行った、中国四川省の四姑娘山で見ることが出来なかった黄色いケシを見ることが出来た。足場が悪く正面に回りこむことが出来なくて残念。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります5.戻り道、出発点のアウロンツォ小屋の近くまで来ると、花に止まって動けなくなっているシジミチョウの一種を見つけた。気温が低く、触っても飛び立てない。凍えている。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります6.バスに揺られての町へ降りてきた。時間は夕方の6時少し前、夕食前に少し散策してみた。インスブルックのような街を想像していたが、避暑地の町だった。

Canon IXY 900IS



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2007年8月 6日

墺・伊 旅行 第14回

7月10日 今日はドロミテのトレッキングの予定。しかし、昨夜、山には雪が降ったらしい。バスで上がれるかどうか定かでないとのこと。ともかく出発することになった。

クリックすると大きな写真になります1.バスでミズリーナ湖の先、有料登山道路のゲートで通行止めになっていた。除雪作業をしているという。バスの中で待っていても仕方がないので、徒歩で少し上にある農場へ歩いてみることになった。花も雪の帽子をかぶっている。

Canon PowerShot A640
クリックすると大きな写真になります2.道路除雪の見通しが立たないため、先にミズリーナ湖まで戻り、散策し、昼食をとることになった。徐々に天候は快復してきた。これはアルペンローゼ。花の写真はこれくらいの光が良いようだ。200mm側で撮って背景をぼかした。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります3.ミズリーナ湖(標高1756m)へ着く頃、晴れ間が出てきた。でも、気温は低い。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります4.湖の反対側に回ると、午前中行くはずだったトレチーメ山が見えた。この分なら午後に行けそうである。山の写真は空の部分を少なくすると高く見える。

Canon IXY 900IS


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2007年8月 5日

墺・伊 旅行 第13回

ボルツァーノからドロミテ街道をコルティナ・ダンペッツォへ向かう。バスは峠を3っ超えて行く。相変わらず天気は変わりやすい。

クリックすると大きな写真になります1.エメラルド色に輝くカレッツァ(標高1519m)。雨が降っていたが時折陽も射しこむ。水滴を付けたホタルブクロが綺麗だった。

Canon PowerShot A640
クリックすると大きな写真になります2.ポルドイ峠(標高2239m)。寒い。我々以外人影もない。ホテルには日の丸が掲げられていた。そして玄関前にはプリウスがとめられている。

Canon PowerShot A640
クリックすると大きな写真になります3.ポルドイ峠を出発するとかすかに虹がでた。これからもうひとつファルツァレーゴ峠を越えてコルティナ・ダンペッツォ(標高1224m)へ下っていく。車窓から撮影。

Canon PowerShot A640
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墺・伊 旅行 第12回

7月9日 今日はこちらに来て6日目になる。午前中は2時間ほどインスブルックの街の観光をした。これでオーストリアともお別れし、ブレンナー峠を越えイタリアに入った。EU内の一部の国で結ぶシュンゲン協定により、国境でも何のチェックもない。

クリックすると大きな写真になります1.インスブルック旧市街。ここは2657枚の金箔が貼られた銅版で葺かれた「黄金の小屋根」。チロル領主となったマクシミリアン1世の専用桟敷席として1500年に造られたと言う。

Canon PowerShot A640
クリックすると大きな写真になります2.インスブルックの路面電車。そう新しくはないがスマートな連接車である。窓の部分までイラストがなされている。1.2.とも1000万画素のコンデジで撮影。

Canon PowerShot A640
クリックすると大きな写真になります3.国境を越え北イタリアのボルツァーノとう街に入る。昼食後、徒歩で市内見物をした。ドゥオモの前では女性モデルとマセラッティと、KONICA MINOLTAのロゴの入ったオートバイの撮影が行われていた。

Canon IXY 900IS
クリックすると大きな写真になります4.ボルツァーノのドメニカ修道院のフレスコ画。ノーフラッシュで6分の1秒のシャッタースピードだったが、Canon IXY 900ISのIS(Image Stabilizer=手振れ防止機能)は効果がある。

Canon IXY 900IS
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2007年8月 1日

墺・伊 旅行 第11回

ジャム作りをしたレストランで昼食をしていると雨が降り出した。さっきまであんなに晴れていたのにほんとに変わりやすい天気である。ゼーフェルドのケーブルカーの乗り場まで約1時間のハイキングというので蝶の写真も撮れると楽しみにしていたが、バスを呼んでバスでケーブルカー乗り場まで行ってみることになった。

クリックすると大きな写真になります1.ケーブルカーの乗り場まで行く間に晴れてきた。ケーブルカーからロープウェイに乗り換える頃はごらんのような晴天である。標高2074mのゼーフェルダーヨッホに向かう。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります2.ゼーフェルダーヨッホから尾根道をゼーフェルダーシュピッツェへ歩く。両側に素晴らしいパノラマが広がる。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります3.ヒメシジミのようなブルーがいた。翅の表がブルーのシジミチョウは種類が多く、翅の裏側を見せてくれないとよくわからない。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
クリックすると大きな写真になります4.ゼーフェルダーヨッホへ戻る途中で撮った小型のヒョウモンチョウ。これも北海道に棲むカラフトヒョウモンに似ている。オレンジ色が鮮やかで美しい。

Nikon D100 NIKKOR VR18mm-200mm
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