2011年1月アーカイブ: Studio YAMAKO

2011年1月30日

初冬の鎌倉 1/2


 昨年も12月の初旬に鎌倉へ紅葉を見に行った。12月に入ったというのにとても暖かな日だった。
実は、この年(2010年)の3月に倒れてしまった鶴岡八幡宮の大銀杏がその後、どうなっているか見てみたいと思っていた。
 この日は北鎌倉で横須賀線を降りて、東慶寺、浄智寺、建長寺にお参りして、鎌倉まで歩くことにした。それほど人は多くなかった。

1.円覚寺総門
北鎌倉駅を左側出口に降りて、すぐ左に円覚寺がある。総門に上がる階段の両側の紅葉はいつもながらきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/41秒 51.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
円覚寺総門;クリックすると大きな写真になります
2.横須賀線踏切
この日は円覚寺の中には入らず、線路を渡って池に架けられた橋を通ってバス通り(鎌倉街道)にでた。円覚寺の方を振り返るとちょうど鎌倉方面からの電車が通った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/100秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
横須賀線踏切;クリックすると大きな写真になります
3.北鎌倉東慶寺
バス通りを鎌倉方向に進むと、北鎌倉駅から徒歩4分のところに、右側に東慶寺へ上がるところがある。山門を入ると右側で拝観料を払う。千両がとてもきれいだった。この松ヶ岡東慶寺は1285年、北条時宗夫人覚山志道尼によって開創された。駆け込めば離縁できる女人救済の尼寺として600年近くその寺法が引き継がれてきていたが、明治に入り近代の訪れとともに、寺法に終りを告げ、臨済宗円覚寺派の禅寺となった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/89秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
北鎌倉東慶寺;クリックすると大きな写真になります
4.東慶寺 赤く染まる葉
なんという植物なのか良くわからない。その赤く染まった葉が印象に残った。右側の塀の中は東慶寺の本堂である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/103秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 赤く染まる葉;クリックすると大きな写真になります
5.東慶寺 黄色く色づく葉
本堂への門の手前にあった木の葉が黄色く色づき、これも美しい。曇り空の光がやさしい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/145秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 黄色く色づく葉;クリックすると大きな写真になります
6.東慶寺 本堂
本堂へは、山門から墓苑へ向かう路の右側にある門をくぐる。本尊の釈迦如来坐像を祀る本堂「泰平殿」は佐藤禅忠師が紺紙金泥で観音を揮毫して、 昭和10年(1935年)に建立したもの。美しい宝形造の屋根を誇る本堂の庭には、 春になるとしだれ桜が花をつける。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/115秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 本堂;クリックすると大きな写真になります
7.東慶寺 もみじ
本堂の庭から塀にかかるもみじを眺める。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/97秒 6.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 もみじ;クリックすると大きな写真になります
8.東慶寺 銀杏の落ち葉
ここは、釈宗演老師に見いだされ、厳しい修行を積み、奥義を究めようとした植村宗光和尚の墓所だろうか。定かではない。大きな銀杏の木があり、その落ち葉が美しい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/78秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 銀杏の落ち葉;クリックすると大きな写真になります
9.東慶寺 もみじと銀杏
説明の必要はない鮮やかさであった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/140秒 75.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
東慶寺 もみじと銀杏;クリックすると大きな写真になります
10.浄智寺 鐘楼門
東慶寺を出て、再びバス通りに戻り、明月川という小さな川のの右側に浄智寺はあった。階段を上がり、 「寶所在近」の額がある総門から入る。浄智寺は鎌倉五山の四位に列せられる寺。弘安4年(1281年)、執権北条時頼の三男宗政の菩提を弔い、 宗政とその子師時を開基として宗政の妻が建立したとされる。 現在の建物は関東大震災後に再建されたとのこと。正式には金宝山(きんぽうざん)浄智荘厳(しょうごん)禅寺という。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/57秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 鐘楼門;クリックすると大きな写真になります
11.浄智寺 布袋尊
裏庭のトンネルを抜けたところに洞窟があり、弥勒菩薩の化身といわれる布袋尊が祀られている。鎌倉七福神巡りのひとつになっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/76秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺  布袋尊;クリックすると大きな写真になります
12.浄智寺 もみじ
裏の方はとてもひなびたところだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/145秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 もみじ;クリックすると大きな写真になります
13.浄智寺 タチヒガン
神奈川の名木100選であり、鎌倉市天然記念物に指定されている2本のタチヒガンがあった。4月上旬には薄紅色の美しい花を付けるという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/110秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
浄智寺 タチヒガン;クリックすると大きな写真になります
14.風呂桶屋さん
浄智寺の参拝を終え、再びバス通りに戻り、次は建長寺へと向かう。右手に写真のような木の風呂桶、手桶の店があった。創業文政元年の看板が架かっている。文政元年は1818年だ。この辺りでは、まだまだ需要があるのであろう。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/162秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
風呂桶屋さん;クリックすると大きな写真になります

2011年1月28日

三浦半島 2/2


 泊まりは三浦海岸の「まほろば」というところだった。リーズナブルなコストの割には、食事も良く、部屋も十分広かった。2日目の朝は9時ごろ出発し、まず、城ケ島へ向かった。

12.房総半島から昇る朝日
この写真は6時45分ごろに撮った。朝日は東京湾の対岸、房総半島から上がる。この日はあいにく雲があって、日の出を見ることは出来なかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/290秒 15.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
房総半島から昇る朝日;クリックすると大きな写真になります
13.城ケ島公園
城ケ島大橋を渡り、城ケ島公園の駐車場に車を停めて、安房崎灯台の方へ歩いて行くと、展望台があり海が見下ろせた。この辺りの海ではアワビやサザエが獲れるという。海の中を覗く漁師の小舟が点在する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/269秒 16.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
城ケ島公園;クリックすると大きな写真になります
14.太公望
磯の上では、太公望たちが竿を投げる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/145秒 67.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
太公望;クリックすると大きな写真になります
15.貝を獲る漁師
小舟をもっとも望遠側の110.4mm(35mm判換算 624mm)で引き寄せて撮った。海の底を覗いている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/184秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
貝を獲る漁師;クリックすると大きな写真になります
16.暖をとる猫
この公園には野良猫が多い。公園を管理する方に聞いてみたところ、飼っていた人が捨てに来たのが始まりで、その後、増えてきているらしい。陽が当たらないと寒いのだろうか、走って来て、停めたばかりの車のボンネットに上がって暖まっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/589秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
暖をとる猫;クリックすると大きな写真になります
17.ウインドサーフィン
城ケ島公園から再び城ケ島大橋を渡って、三崎港にある株式会社三浦海業公社が運営する、三崎港産直センター「うらり」に行った。三崎港で水揚げされたマグロをはじめ、新鮮な魚介類や三浦の季節の野菜が販売されている。本マグロやメバチマグロの冷凍品が所狭しと並べられている。何を買ったらよいのか迷うが、店の人が親切に説明してくれる。1時間近くいただろうか、迷いながらも少々買い込んだ。さて、そこから、TVなどでも紹介され朝獲れの地の魚が旨いという、津久井浜の海岸沿いにある回転ずし「魚敬」で昼食となった。海ではウインドサーファーが風を受けていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/563秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウインドサーフィン;クリックすると大きな写真になります
18.三浦野菜
回転ずし「魚敬」を出て、荒磯海岸に向けて車を走らせると、両側に畑が広がる。この辺りで獲れる野菜は三浦野菜として有名だ。その獲れたての野菜を売る店があったので、立ち寄って、お買い上げ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/268秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
三浦野菜;クリックすると大きな写真になります
19.荒崎海岸 -1
荒崎海岸は三浦半島の西側相模湾に面するところにある。荒崎と言う通り、ごつごつとした黒い岩(磯)が連なっている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/317秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
荒磯海岸;クリックすると大きな写真になります
20.荒崎海岸 -2
ここでも太公望が釣りを楽しんでいる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/241秒 67.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
荒磯海岸;クリックすると大きな写真になります
21.荒崎海岸 -3
4.6mmの広角側で撮ると、まるで地球が丸いように撮れる。午後1時過ぎ、荒崎海岸を最後に、葉山を経由して横浜に帰って来た。午後3時には、友人のご主人が運転する車で自宅へ送り届けていただいた。充実した1泊2日であった。お誘いいただいた友人ご夫妻に感謝。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/398秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
荒磯海岸;クリックすると大きな写真になります

2011年1月25日

ご迷惑をおかけしました。


 昨日(1月24日)から今日にかけて、当方のサイトへアクセスができなくなっていました。ご訪問いただいた方に、ご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。

 原因は、当方のドメイン名( n-shuhei.net ) の有効期限が切れたのをうっかりして見落としておりました。ただちに、更新手続きをとり、ただいま復活しました。申し訳ございませんでした。


2011年1月22日

三浦半島 1/2


 友人夫妻の誘いがあって、昨年の11月26日、27日の両日、一泊で三浦半島を巡った。三浦半島と言うと横浜から近いので一度は行ったところが多いのだが、いつも日帰りであり、一泊するのは初めてである。
 1日目は横須賀美術館と「坂の上の雲」に登場する記念艦三笠を見た。二日目は、城ケ島から三浦港の魚市場に寄ったあと、回転寿司で昼食にし、そのあと、三浦野菜を買って、荒崎に行った。程よいドライブであった。

1.横須賀美術館
横浜横須賀道路の馬堀海岸ICを出て、観音崎方向へ右折し、約3kmのところにある立派な美術館である。美術館の前は芝生になっていて道路の向こうは海(浦賀水道)である。横須賀市立で平成18年7月に竣工している。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
横須賀美術館;クリックすると大きな写真になります
2.浦賀水道 -1
浦賀水道は東京都市圏の海の玄関口である東京湾と外洋を結ぶ、海上交通の要衝である。いろいろな船が往く。見ているだけで楽しい。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )露出補正 なし
浦賀水道;クリックすると大きな写真になります
3.浦賀水道 -2
前の写真をトリミングし、少しレタッチして遊んだ。手前にヨット、その左に小さな漁船。向こう側に大きな客船がいて、なんとその左を浮上した潜水艦が水しぶきをあげて進む。この潜水艦はあっという間に客船の前に出た。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )露出補正 なし
トリミング Capture NX2 でレタッチ
浦賀水道;クリックすると大きな写真になります
4.谷内六郎館
横須賀美術館には、戦後社会の夢と現実をほのぼのと表現し、週刊新潮の表紙の絵で有名な谷内六郎さんの作品を展示する谷内六郎館もある。その谷内六郎館を出たところに、一本の木があり、その影が壁に映っていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/500秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
谷内六郎館;クリックすると大きな写真になります
5.イタリアン レストラン
館内には海が眺められる見晴らしの良い、ACQUAMARE(アクアマーレ)というイタリアンレストランがあった。風を感じることができる。味も良く、このレストランが目的で来ている人も多そうだ。平日の昼であったが満席だった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
イタリアン レストラン;クリックすると大きな写真になります
6.記念艦「三笠」 -1 東郷平八郎 像
京浜急行の横須賀中央駅から徒歩15分ほどの海に記念艦「三笠」がある。その先は米軍基地だ。その入口の三笠公園に東郷平八郎連合艦隊司令長官の像とともに、昭和43年に建立された「皇国興廃在此一戦」の碑があった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 14.7mm ISOオート )露出補正 なし
東郷平八郎 像;クリックすると大きな写真になります
7.記念艦「三笠」 -2 副砲と補助砲
「三笠」は明治35年に英国のビッカース造船所で竣工した。明治36年には連合艦隊の旗艦となり、同38年には、「坂の上の雲」でも語られる、連合艦隊がロシアのバルチック艦隊を撃破した日本海海戦に臨んでいる。そして、大正15年には記念艦となり、昭和36年に復元されている。副砲、補助砲が並ぶ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 9.1mm ISOオート )露出補正 なし
副砲と補助砲;クリックすると大きな写真になります
8.記念艦「三笠」 -3 船首側より艦橋を見る

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」;クリックすると大きな写真になります
9.記念艦「三笠」 -4 艦橋
海図室と操舵室の上方が最上艦橋であり、日本海海戦時に東郷元帥が戦闘を指揮した場所として有名です。 加藤参謀長、伊地知艦長、秋山参謀等もこの場にあり、有名な東城証太郎の「艦橋の図」はこの時の様子を描いたもので、東郷元帥以下4名の立っていた位置を示す足跡が示されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 -4 艦橋;クリックすると大きな写真になります
10.記念艦「三笠」 -5 食器棚
ここは艦尾に近い方だったと思う。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/15秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 食器棚;クリックすると大きな写真になります
11.記念艦「三笠」 -6 艦尾
堂々たる姿である。出来るだけ余計なものが写りこまないように、右往左往して撮影位置をさがした。ちょっとずれるとマンションなどが画に入ってしまう。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
記念艦「三笠」 艦尾;クリックすると大きな写真になります

2011年1月18日

益子・那須・日光東照宮 3/3 日光東照宮


 2010年11月16日 11時半ごろ、日光宇都宮道路の終点、清滝出口を出て、少し、日光市内へ戻ると日光山内の駐車場の表示がでていた。車を誘導している男性がいて、停める場所を指示しているが、どうやら、そこは近くの食堂の駐車場だったらしい。駐車料金500円だったか1000円だったか忘れてしまったが、それを受け取ると、その金額が書いてある割引券をくれ、その食堂で食事をしたら、この分割り引きますという。妙に納得してしまった。

15.輪王寺本坊
そこに車を停めて歩き始めた。大きな参道の向こうに東照宮の大鳥居が見える。右手は輪王寺だ。輪王寺の三仏堂は大きな覆いがかけられ、改装中であった。その左側に誰も訪れる人がいない輪王寺本坊があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/100秒 15.1mm ISOオート )
輪王寺本坊;クリックすると大きな写真になります
16.色鮮やかなもみじ
鳥居の手前の左側に、深紅に染まったもみじがった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 4.9mm ISOオート )
色鮮やかなもみじ;クリックすると大きな写真になります
17.輪王寺大護摩堂
東照宮の境内に入る手前の右側、輪王寺三仏堂の裏手に日光山随一の祈願所とされる護法天堂があった。朱に塗られた建物と黄葉が美しかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 4.9mm ISOオート )
輪王寺大護摩堂;クリックすると大きな写真になります
18.東照宮
ここからが東照宮になる。鳥居をくぐると広くなっていて、左側に五重塔が建っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/80秒 7.6mm ISOオート )
東照宮;クリックすると大きな写真になります
19.三猿(上)と眠り猫(下)
五重塔を左に見て表門を入ると左側に神厩舎がある。その軒下に彫刻があり、その彫刻は左から右へ8ページの絵本「三猿の物語」になって、猿の一生を描きながら人の生き方を伝えている。その中のひとつが有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」で、叡智の3つの秘密を示しているとされる。一方、名匠、左甚五郎の作と伝えられる国宝の「眠り猫」は、陽明門を上がって、坂下門へと続く回廊の長押の牡丹の花の下で眠って居る猫の小さな彫り物だ。奥社を護る「眠り猫」は、前足をしっかりと踏ん張っている事から、実は徳川家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして(裏で雀が舞っていても)「猫も寝るほどの平和」を表しているという。

上:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート )
下:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/60秒 18.6mm ISOオート )
三猿(上)と眠り猫(下);クリックすると大きな写真になります
20.鼓楼と鐘楼
陽明門を背にして右側に鼓楼、左側に鐘楼がある。鐘楼と鼓楼は国指定重要文化財に指定されている。高さはともに12.6m。建物の規模や構造は基本的に同じだが、細部の飾りつけに違いがある。この写真は輪蔵(左)から鼓楼を眺めたところ。輪蔵の石燈籠の苔がきれいだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート )
.鼓楼と鐘楼;クリックすると大きな写真になります
21.唐楓(トウカエデ)
陽明門に連なる回路の下のトウカエデが見事に紅葉していた。もっと赤く紅葉する葉もあるようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート )
唐楓(トウカエデ);クリックすると大きな写真になります
22.陽明門の張
国宝に指定されている陽明門には、当時の技術の最高峰がつぎ込まれ彫刻の数は508体にのぼり、軒下には金と極彩色に彩られた麒麟、その下には白色の竜、さらに下が子供達の透かし彫りが施されている。1層目には獅子や子供達が彫り込まれ、1日中見てても飽きない事から"日暮門"の別称がある。柱は全部で12本あり胡粉が塗られ、グリ紋と称する渦巻状の地紋と鳥獣、草花が彫られている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/80秒 7.4mm ISOオート )
陽明門の張;クリックすると大きな写真になります
23.陽明門と神輿舎
陽明門の階段を上がったところの左側にある神輿舎は寛永12年(1635年)に建てられ、桁行3間、梁間3間、入母屋、銅瓦葺き正面には軒唐破風が設えられる建物で反対側にある神楽殿と対になっている。黒と金を基調とし高欄は朱色、組物、彫刻、欄間は極彩色で彩られ、内部には千人行列で渡御する家康(中央)、秀吉(左)、頼朝(右)を祭った神輿が安置されている。天井には狩野派が描いた天人舞楽が描かれていて神輿が無い時真下で手を叩くと鳴き竜現象が起こるそうだ。この神輿舎も国指定重要文化財に指定されているとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 6.1mm ISOオート )
陽明門と神輿舎;クリックすると大きな写真になります
24.参道のもみじ
参拝を終えて、駐車場に戻ろうと、再び参道を歩く。ここにも、深紅に染まったもみじがあった。さて、車を停めた駐車場の近くにあるその食堂に、さっきもらった割引券を持って入った。世界遺産日光としてはお粗末なレストランに思えた。中国からの団体ツアー客も入っているし、欧米人の個人観光客も入っている。トイレも清潔感はない。ちょっと、心配になった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/40秒 7.2mm ISOオート )
参道のもみじ;クリックすると大きな写真になります

2011年1月15日

益子・那須・日光東照宮 2/3 那須高原の紅葉


 11月15日は昨年の5月にも泊まったことがあるゲストハウス「もみの木」に泊まった。翌16日の朝は、起きると明るい日が差していた。朝食前に外を歩いてみた。紅葉には少し遅かったようだが、まだ見ることが出来る。
 この日は日光へ廻って帰ろうということになったが、中禅寺湖まで上がるより、紅葉が残っているのではないかという期待と、また、あまり遅くならずに帰りたいという時間的に考えても、東照宮周辺が良いだろうということになった。

9.那須連山を望む
朝、ゲストハウス「もみの木」の裏庭を歩いた。そこから眺めた那須連山は黒い雲に覆われているが、畑の向こうの紅葉した木々は朝日をいっぱいに浴びて輝いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/242秒 16.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
那須連山を望む;クリックすると大きな写真になります
10.紅葉 -1
朝食は8時からである。それまで、付近を歩いて紅葉の写真を撮りたいと思った。密ではないが、いろいろな木々がそれぞれの色に紅葉している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/212秒 25.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
11.紅葉 -2
植物の知識がないので、なんという木かわからないが、この紅葉も渋い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/75秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
12.紅葉 -3
やはりモミジは色鮮やかである。時期的には少し遅い。同じモミジの木の葉であっても、赤く染まる葉と黄色く染まる葉がある。なぜだろうか。黄色く染まっている葉もやがて赤くなるのだろうか。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/198秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
紅葉;クリックすると大きな写真になります
13.ザクロ
新鮮な野菜とフルーツがいっぱいの朝食を終え、9時半前に「もみの木」を出発した。まず、街道沿いに野菜センターへ行って、同行のご婦人がたは高原野菜を買う。そこにザクロがあった。トルコで見たザクロより肌がきれいである。農作物まで日本製品のエレガンシーさは際立っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/500秒 7.8mm ISOオート )
ザクロ;クリックすると大きな写真になります
14.日光宇都宮道路
那須から東北自動車道を行き、宇都宮から日光へ向かった。車の数は少ない。道路の両側には時々、綺麗な紅葉が広がる。もうすぐ清滝の終点である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 13.1mm ISOオート )
日光宇都宮道路;クリックすると大きな写真になります

2011年1月12日

益子・那須・日光東照宮 1/3 益子から那須へ


 昨年11月、12月は、トルコ旅行記を綴っていたので、他の出来事がアップできなかった。そこで、記憶が薄れぬ前にその間のことを少し振り返っておきたい。
  2010年11月15日~16日、友人グループ6人で栃木県は陶器の益子、温泉の那須、紅葉の日光東照宮へドライブした。車は友人のミニバンの新車で、京王線西永福駅前で待ち合わせた。15日は昨年5月にも行った那須高原の「もみの木」というところに泊まる。出発前に相談し、陶器の益子に寄って行こうということになった。

1.益子の窯元「つかもと」 十月桜
益子と言っても特に知っているところがあるわけではない。看板を見ながら「つかもと」を目指した。「つかもと」には、本社、工場、美術記念館などがあり、広い敷地の中には池もあった。その池の端に桜が数輪咲いていた。十月桜と言うらしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.9mm ISOオート )
益子の窯元「つかもと」 十月桜;クリックすると大きな写真になります
2.益子の窯元「つかもと」 釜工場の壁
かっての信越線の横川駅で「峠の釜めし」として知られる釜めしの釜を製造する釜工場があり、その壁の蔦が奇麗に紅葉していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート )
益子の窯元「つかもと」 釜工場の壁;クリックすると大きな写真になります
3.登り窯
ウィキペディアを参考にさせていただくと、登り窯は陶磁器等を大量に焼成するために、炉内を各間に仕切り、斜面等地形を利用し重力による燃焼ガスの対流を利用して、炉内の各製品を焼成時に一定に高温に保てるよう工夫された窯の形態のことをいう。ここの登り窯は、今は使われていないようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート )
登り窯;クリックすると大きな写真になります
4.民家のもみじ
「つかもと」に関わる方のお宅だろうか、広場のむこうに1件の民家があり、そこに植えられたもみじが見事の紅葉していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 16.9mm ISOオート )
民家のもみじ;クリックすると大きな写真になります
5.マガモ
十月桜が咲いていた池にマガモがいた。どちらも雄のようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート )
マガモ;クリックすると大きな写真になります
6.つかもと作家館
池の向こう側に食堂があった。鍋焼きうどんが意外においしかった。この食堂の奥に作家館があり、ギャラリーになっている。室町勝廣さんの作品が展示されていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/40秒 8.6mm ISOオート )
つかもと作家館;クリックすると大きな写真になります
7.蔵と欅の木
迎賓館と釜工場への入り口に蔵があって、そこに大きな欅の木が紅葉していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート )
蔵と欅の木;クリックすると大きな写真になります
8.那須大丸温泉
さて、益子で楽しんだ後、今夜泊まる「もみのき」に入る前に、那須の温泉に入っていこうということになり、那須大丸温泉へ向かった。行き当たりばったりだったが、大丸温泉の少し手前にある「休暇村 那須」に寄った。広々としてとても気持ちの良い風呂だった。雪が降ってきた。外に出るとうっすらと積もっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISOオート )
那須大丸温泉;クリックすると大きな写真になります


2011年1月 7日

初詣「瀬谷八福神めぐり」


 2011年 今年の正月は良い天気が続く。元旦は例年通り、近所の橘樹神社と神明社へ初詣に出かけた。時間が早かったためか昨年より、お参りの人が少なかったように思う。
 そして、1月4日は、暮れに相鉄線の中吊りで見かけた「瀬谷八福神めぐり」初詣に出かけてみた。相鉄線各駅からイベント切符が発行され、往復運賃は2割引きになる。通常、往復440円の星川-瀬谷間が360円だった。
 駅に、地図と八福神それぞれのスタンプが押せるパンフレットが置いてあったので、それを頼りに歩き始める。次への移動に30分以上歩くところはバスの案内もあるので、遠慮せずにバスを利用した。

1.絵馬型往復割引乗車券とスタンプ帳
これは、すべてお参りを終えて、スタンプが揃ったスタンプ帳である。瀬谷駅を9時半ごろスタートし、左上から順番に右下へ巡って、再び瀬谷駅に戻って来たのは午後1時半を少し回ったころだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/46秒 15.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
絵馬型往復割引乗車券とスタンプ帳;クリックすると大きな写真になります
2.長天寺 ダルマ大師
最初の臨済宗長天寺までは、瀬谷駅北口から約7分。七福神とは良く聞くが、八福神と言うのは耳慣れない。七福神に何が増えているのだろうかと思ったら、ここ、長大寺のダルマ大師だった。長天寺は室町時代の1394年に開創されたという。本堂の手前右側にお堂があり、ダルマ大師が安置されている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/83秒 11.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
長天寺 ダルマ大師;クリックすると大きな写真になります
3.長天寺本堂
本堂の右側にはダルマ大師の石像が置かれている。古いものではなさそうだ。この長天寺は明治22年に、瀬谷村、二つ橋村、宮沢村が合併して瀬谷村となった時に、その瀬谷村の村役場が置かれたところとのこと。大正5年まで村役場として使われたという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/220秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
長天寺本堂;クリックすると大きな写真になります
4.妙光寺 大黒尊天
八福神の2番目は、長天寺から徒歩50分のところにある日蓮宗の蓮昌山妙光寺だった。ちょっと体力温存とばかりに、一旦、瀬谷駅のバスターミナルまで戻り、竹村町というところまでバスに乗った。PASUMOが利用できるので楽だ。妙光寺は竹村町バス停より徒歩1分のところにある。この寺は652年に開基されている。1282年に日蓮大聖人が一泊し、その後、日蓮宗に改宗したという。何でも望み通り打ち出せる打ち出の小槌を持った大黒様だ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/141秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
妙光寺 大黒尊天;クリックすると大きな写真になります
5.善昌寺 恵比寿神
次の善昌寺までは徒歩5分と近い。室町時代の1533年に開山。鎌倉の光明寺より雨乞本尊が下賜されたとのこと。恵比寿神は家内安全、仕事順調を守護するという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/49秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
善昌寺 恵比寿神;クリックすると大きな写真になります
6.瀬谷銀行跡
さて、4番目の徳善寺までは徒歩で30分かかる。バスの便はない。かまくら古道と名付けられた道を歩く。しばらく行くと左側に瀬谷銀行跡という案内板があり、写真のような門があった。門の中を覗いてみたが、特にそれらしきものはなかった。明治40年頃は養蚕業による経済好況期であったが、瀬谷銀行が設立されたのはその頃の1907年だった。頭取の小島家は代々政五郎を名乗り、昭和の初期まで村の行政に功績を残したという。1935年(昭和10年)鎌倉銀行と合併した。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/55秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
瀬谷銀行跡;クリックすると大きな写真になります
7.日枝社
さらに、15分ほど歩くと右手に横浜市指定天然記念物の大きな欅(ケヤキ)の木がある日枝社(神社)があった。そのケヤキは本殿の右側にあり、樹齢300年、樹高35mもある。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/103秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
日枝社;クリックすると大きな写真になります
8.徳善寺 毘沙門天
ようやく第4番目の曹洞宗徳善寺に着いた。弘治元年(1555年)に創建、開山は玄室泰存禅師。本尊は釈迦牟尼仏。 毘沙門天は財徳、福徳、消災の守護という。 境内のタラヨウ、カヤは横浜市指定の名木になっている。本堂の扉と、前に置かれている鉢には、二つの紋章がある。右は曹洞宗大本山の永平寺、左は鶴見の総持寺の紋だと、お参りをしていた地元のおばさんが教えて下さった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/137秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺 毘沙門天;クリックすると大きな写真になります
9.徳善寺の石像
境内にこんな可愛らしい石像があった。背景は入口である仁王門(平成門)。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/148秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺の石像;クリックすると大きな写真になります
10.徳善寺の仁王様
平成門と言う額がかかった仁王門の左右には仁王様の木像がある。新しいもののようだ。オートフォーカスは何回も金網を捉えるが、なんとかそのあいまを抜けて、仁王様の眼に合焦させた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/137秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺の仁王様;クリックすると大きな写真になります
11.寶蔵寺 弁財天
徳善寺で瀬谷駅北側の四福神のお参りを終えた。11時半だが瀬谷駅まで戻り昼食にすることにした。「八福神めぐり」のパンフレットに出ていた駅前の「いしうす」という店に入った。パンフレットを見せると「八福神めぐり」の特別メニュー(天ぷらそば)があり、おにぎりが2個フリーで付く。店主曰く、昨日は「八福神めぐり」パンフレットを持った人が50人来たと喜んでいた。この日もすでに先客ひと組あり。
 さて、食後は瀬谷駅の南口に回り、まずは5番目の寶蔵寺へ向かった。同好の方々が何組かいらっしゃる。約10分で到着した。ここは高野山真言宗寶蔵寺という。1066年の開基で本尊は不動明王。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/242秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
寶蔵寺 弁財天;クリックすると大きな写真になります
12.寶蔵寺の弁財天像
本尊の手前左側にお堂があり、その中に弁財天の石像が祀られていた。弁財天は真言密教の曼陀羅に安んじられており、八福神唯一の女神で知恵財福のご利益があり、芸道技術の神としても崇拝されている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/54秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
寶蔵寺の弁財天像;クリックすると大きな写真になります
13.西福寺 布袋尊
6番目は真言宗西福寺である。約5分で着いた。1534年の創立と推定されている。境内には「千年シイ」と呼ばれる大霊木がある。布袋尊のモデルは中国の禅僧で、開運と安産の聖者であり、あせらず、おおらかに生きよと説くとされる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/9秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
西福寺 布袋尊;クリックすると大きな写真になります
14.布袋尊の石像
境内には知恵袋を持った布袋尊の石像があった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/164秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
布袋尊の石像;クリックすると大きな写真になります
15.宗川寺 福禄寿
7番目の宗川寺へは、西福寺から約20分かかった。宗川寺は日蓮宗の第12世日賢上人が1625年に石川家の鬼門除け「題目堂」として建立し、開祖となったとのこと。日賢上人石川宗川の信心に感銘し、寺の名に宗川の名を取り、宗川寺と名付けた。福禄寿は短身、長頭、多髪で常に鶴を伴い、人望福徳を授けるという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/298秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
宗川寺 福禄寿;クリックすると大きな写真になります
16.徳善寺別院 全通院勢至堂 寿老人
宗川寺からさらに20分、最後の徳善寺別院 全通院勢至堂は環状4号線を歩道橋で渡って、石段を上がったところにあった。参拝客の数は増えてきている。開創は寛永年間(1624年~1643年)とのこと。本堂は1798年の建立で200年間、風雪に耐えてきた。私たちの前に10代とも思われる若いお嬢さんが1人でお参りしていた。何をお願いしているのだろうか。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.9 1/153秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
徳善寺別院 全通院勢至堂 寿老人;クリックすると大きな写真になります
17.寿老人
本堂の右側にあるガラス窓越しに寿老人像が祀られていた。寿老人は中国の神で南極老人ともいわれ、寿命を司る明髯明神ともいう。知恵と長寿を約束してくれる神として尊ばれている。境内にフジの名木がある。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/6秒 20.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
寿老人;クリックすると大きな写真になります
18.アオサギ
八福神すべてのお参りを終え、帰路についた。瀬谷駅南口までは歩くと40分かかるという。環状4号線を走るバスに乗ることを選択した。下瀬谷橋というバス停でバスを待つ間、そばを流れる相沢川で餌をさがしているアオサギを撮った。川の水はきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/96秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります

2011年1月 1日

みなさま、明けましておめでとうございます。


みなさま、明けましておめでとうございます。

 旧年中は、ひとりよがりの内容であるにもかかわらず、私のブログを度々お訪ね下さいましてありがとうございました。
今年もブログのオーナーであるn-shuheiさんのお力を借りて、週に一度程度の更新を心がけてまいります。ときどきお訪ねいただけたら嬉しいです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年撮った、すでにブログでご覧いただいた蝶たちです。

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