2011年2月アーカイブ: Studio YAMAKO

2011年2月26日

2011 Guamの蝶

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 今年もGuamへ行くにあたって、どのカメラを携えて行こうか迷った。D5000を持って行くのはちょっと抵抗があったのでP90にしたが、やはり蝶の写真は撮り難い。オート・フォーカスは迷うし、マニュアルは使いにくい。次回はD5000にするか、あるいはSONYのα55あたりを買い込んでいるかも知れない。
 今回は、マルバネルリマダラの開翅を撮りたかった。また、昨年見ることが出来なかったクロマダラソテツシジミのいい写真が撮りたかったが、今年も見ることはなかった。

シロオビアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 1.シロオビアゲハ♀
1月24日、ここはタロフォフォゴルフ場で、前の組がセカンドショットを打つまでの間に撮った。この花はなんという花かわからないが、5~6mの高さの美しいピンクの花にシロオビアゲハが来ていた。顔が見えないのは残念だが、背景が空なので、オート・フォーカスは迷わずピントが合い易い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/602秒 85.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
センダングサに来たシロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 2.センダングサに来たシロオビアゲハ -1
タロフォフォのラウンドを終え、昼食をして、帰りのバスを待つまでの間、クラブハウスの裏手へ行ってみた。センダングサが生えているところがあり、シロオビアゲハが集まっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
センダングサに来たシロオビアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.センダングサに来たシロオビアゲハ -2
前の写真と同じところで撮った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/159秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
マルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 4.マルバネルリマダラ
少し、場所を変えたところ、マルバネルリマダラがフワフワと飛んでいる。センダングサに吸密に来て、翅を閉じたり開いたりしている。開いたタイミングでシャッターを切る。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/189秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
マルバネルリマダラ裏面;クリックすると大きな写真になります 5.マルバネルリマダラ裏面
夢中で蜜を吸っていると、10cmくらいまで近づいて撮ることができる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (F4 1/251秒 18.8mm ISO100) 露出補正 -0.3段
テイキンザクラ(堤琴桜)とマルバネルリマダラ;クリックすると大きな写真になります 6.テイキンザクラ(堤琴桜)とマルバネルリマダラ
25日、マンギラオ・ゴルフ・クラブのラウンドを終え、クラブハウスへ戻る路でカートを停め、パートナーに少し待っていてもらって撮った。毎年、この花にマルバネルリマダラとヤエヤマムラサキがいる。今日はこの少し前、15番ホールから17番ホールまで、強烈なスコールに見舞われた。薄手のズボンはぐしょぐしょになる。残念ながら、ピントが少し甘く、翅表の輝く瑠璃色が撮れなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5 1/60.1秒 25.7mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
ホリイコシジミ;クリックすると大きな写真になります 7.ホリイコシジミ
ほんとに小さな蝶で、翅を開いても1.5cmくらいしかない。26日、ハガニャの方へ歩いていた時、路の脇の草むらでちらちら飛んでいた。なかなか止まってくれない。止まっても地面近くに止まるので写真は極めて撮り難い。オート・フォーカスは迷うし、結局、こんな証拠写真程度にしか撮ることができなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (2.8 1/1437秒 4.6mm ISO64) 露出補正 -0.3段

2011年2月24日

2011 7th Guam Silver Tour 2/2 1月26日


 1月26日、あっという間の3泊4日は、もう帰る日になってしまった。飛行機は3時過ぎなので、午前中は自由な時間がある。13名のメンバーはそれぞれ、ショッピングモールへ行ったり、泳いだりして楽しむことになる。
 私は、単独行動をして、写真を撮りに海沿いにハガニャ(Hagatna)の方へ歩くことにする。結果からいうと少々計画性に欠けていた。往きも帰りも汗をかくのを覚悟の上、ひたすら歩いたが、時間が足りなかった。それと見るべきものがどこにあるのか分らず、通りに面したところしか見られなかった。
 タクシーでハガニャかその先の太平洋戦争国立歴史公園まで行って、スペイン橋、聖母マリア大聖堂、ラッテ・ストーン公園、チャモロビレッジなどを見て、時間があれば、歩いてホテルへ戻るか、アガニャ・ショッピングセンターからタクシーに乗ればよかったと思う。

10.アガニャ(Agana)湾から外洋を望む
まずはホテルのプールサイドから海岸に出て、海辺をハガニャの方へ向かって歩く。ハガニャの方へカメラを向けるといくつもの岬が外洋へ突き出ている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(F5.6 1/328秒 110.4mm ISO100 )露出補正 -0.3段
アガニャ(Agana)湾から外洋を望む;クリックすると大きな写真になります
11.投網漁
もちろん地元の人であろうが、じっと海を見つめて投網を投げるタイミングをはかっている。しかし、投げた瞬間を撮ろうとしばらく待っていたが、投網は投げられずじまいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/422秒 32.7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
投網漁;クリックすると大きな写真になります
12.海辺のカモメ
カモメというのは、常に数羽で行動するものと思っていたが、このカモメは全くの独りだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/306秒 59.9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
海辺のカモメ;クリックすると大きな写真になります
13.親子
何という鳥なのか解らないが、左側が親鳥で右側が子。もう一匹いて計3匹で砂浜を歩いていた。親鳥の足が黄色い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/400秒 75.7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
親子;クリックすると大きな写真になります
14.Hotel Onward Beach Resort
振り返って、私たちが止まったホテルを眺めた。左側の建物がタワーで右側の建物がウイングと呼ばれている。私たちはウイングの方に泊まった。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 14.7mm ISOオート )
Hotel Onward Beach Resort;クリックすると大きな写真になります
15.St.Maria Arena Chapel
海辺を歩いていると、教会の裏手へ出た。その先に左へ小道があり、通りへ出る。その通りに面してこの教会がある。静まり返っていた。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/200秒 6.1mm ISOオート )
St.Maria Arena Chapel;クリックすると大きな写真になります
16.島三代の女性像
Guam島のルート1、マリン・ドライブと呼ばれている片側3車線の道路をハガニャに向かって歩く。暑い。しばらくいくと、"The Women of The Isrand"と書かれた像があった。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 9.1mm ISOオート )
島三代の女性像;クリックすると大きな写真になります
17.タムニンを振り返る
随分歩いた。蝶はほとんど見られないが、道路わきの草むらに小さなホリイコシジミが飛び交う。ここまで来ると我々の泊まっているホテルがあるタムニン地区の全容が望める。左の方にあるのがシェラトン・ホテルである。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/624秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
タムニンを振り返る;クリックすると大きな写真になります
18.大酋長キプハの像
歩き始めて、1時間半、ようやくハガニャ地区に着いた。思ったより時間がかかっている。キプハ酋長は、17世紀のハガニアの酋長で、チャモロ人として初めてカトリック教会の建立を許可した酋長であるとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/375秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
大酋長キプハの像;クリックすると大きな写真になります
19.Padre Palomo Park
ここはPadre Palomo Memorial Park(パロモ神父記念公園)というところ。あとで分かったことだが、いわゆるハガニャの歴史地区は道路の反対側(南側)にあたり、そこにスペイン広場や、ラッテ・ストーン公園、聖母マリア大聖堂があった。その時は道路を反対側に渡ろうかと思ったが、時計を見て、戻りの時間を考えると余裕もなく、渡らずに引き返してしまった。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISOオート )
Padre Palomo Park;クリックすると大きな写真になります
20.アガニャ川
大酋長キプハの像とパロモ神父記念公園の間の海に、Agana川が流れ込んでいた。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 10.8mm ISOオート )
アガニャ川;クリックすると大きな写真になります
21.パラセイリング
後で見たパンフレットによると、2人乗り座席シート付きパラセイリングらしい。ボートで引っ張って大空へ舞い上がる。上空30~50メートルへ上がり、グアムのシティービューや紺碧の海を眺める空の旅をお楽しみくださいとうのが売りのようだ。海を眺めながら来た道を戻ってホテルに着いたのは、11時半だった。8時半くらいから歩き始めているので、3時間歩いたことになる。蝶の写真の収穫はこれといってなかった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/354秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
パラセイリング;クリックすると大きな写真になります


2011年2月20日

2011 7th Guam Silver Tour 1/2 1月23日~25日


 1月23日~26日、学生時代の卓球部の仲間13名でグァム島へゴルフ旅行をした。今年で7年連続になる。
 グアムへは日本航空が1日2便飛ばしていたが、1便に減便され、機材もB747からB767になっていた。幸いマイレージが残っていたので利用しようとしたが昨年8月の段階で手配したにもかかわらず、その時にはキャンセル待ちであった。
 しかし、11月に入って確保できたとの連絡があり、ほっとした。成田空港へは朝7時半ごろに着かねばならないが、友人の車で私の自宅まで来てもらいピックアップしてもらったので楽だった。
 それでも寒いので、セーターを着て、ジャケットを着たが、機内でセーターを脱ぎ、グァムの空港に着いた時は汗ぐっしょりだった。

1.ホテル近くのスーパー
毎回宿泊はタムニンにあるオンワード・ビーチ・リゾートというホテル。今回は、諸般の事情があり、ツインにエクストラ・ベッドを入れた部屋に男3人が泊まることになった。でも、部屋も広く、学生時代に同じ釜の飯を食った仲間であり問題はない。問題があるとすれば、私の鼾くらいである。翌日の朝、ゴルフへは早朝に出かけるので、朝飯のためにパンやジュース、バナナをホテルから5分くらいのところにあるスーパーへ買いに行った。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
ホテル近くのスーパー;クリックすると大きな写真になります
2.タロフォフォ
1月24日朝、7時20分に4台のタクシーに分乗し、タロフォフォ・ゴルフ・クラブへ向かった。スタート時間は8時28分であったが、ホテルからゴルフ場まで40分くらいかかった。タロフォフォというのは島の南側に位置し、あの横井庄一さんが28年間潜んでいた近くである。この写真はインの10番へ向かうところ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/158秒 28.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
タロフォフォ;クリックすると大きな写真になります
3.ホテルの部屋からアガニャ湾を望む
ゴルフ場へは、そのままプレイ出来るようないでたちで、ゴルフシューズも履いて出かける。18ホールをスルーで回って、食堂で昼飯を食べ、バスでホテルまで送られる。シャワーを浴びるのはホテルへ戻ってからになる。ホテルに着いたのは午後4時前。目の前の海はギラギラと輝いていた。ジェット・スキーがシュプールを描く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2000秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 -1.7段
ホテルの部屋からアガニャ湾を望む;クリックすると大きな写真になります
4.落陽
午後6時のアガニャ湾の太陽。6時20分頃には陽が沈む。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 14.7mm ISOオート )
落陽;クリックすると大きな写真になります
5.夕食は中華
24日の夕食は、中華にしようということになり、ホテルで適当なレストランを聞いて行ったのが、賑やかなタモンの少し先にある「上海人家」。車でホテルまで迎えに来てくれた。お酒を入れて1人50ドル弱だったようだが、味は良かった。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )
夕食は中華;クリックすると大きな写真になります
6.ゴルフ第2戦はマンギラオ・ゴルフ・クラブ
翌25日は、朝8時にホテルにバスが迎えに来て、島の北の方にあるマンギラオ・ゴルフ・クラブへ向かった。スタートは8時45分。このコースはグァムで一番人気のあるコースで、グリーン・フィも高い。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 10.8mm ISOオート )
マンギラオ・ゴルフ・クラブ;クリックすると大きな写真になります
7.12番ショート・ホール
有名な海越えの160ヤードのショート・ホール。キャリーで150ヤード打たないと海に落ちる。残念ながら今回もボールは海に呑み込まれてしまった。2008年にワン・オンに成功したのみである。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート )
12番ショート・ホール;クリックすると大きな写真になります
8.ブーゲンビリア
ブーゲンビリア (Bougainvilleae) は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。和名はイカダカズラである。いろいろな色があるが、色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である。オレンジ色のは既に勢いがなくなっていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
左上:プログラムオートで撮影(F2.8 1/72秒 4.6mm ISO64) 露出補正 -0.3段
右上:プログラムオートで撮影(F2.8 1/487秒 4.6mm ISO64) 露出補正 -0.3段
左下:プログラムオートで撮影(F2.8 1/56秒 4.6mm ISO67) 露出補正 -0.3段
右下:プログラムオートで撮影(F2.8 1/1282秒 4.6mm ISO64) 露出補正 -0.3段
ブーゲンビリア;クリックすると大きな写真になります
9.夕闇のプールと浜辺
今宵の夕食はホテル内の「CARAVEL」というイタリアン・レストランだった。ホテルの3階にあるラウンジで、夕食前のフリーのビールなどを飲んで、海辺と同じレベルにあるレストランへ向かう途中、夕闇にホテルのプールがブルーに光っていた。

Canon IXY 900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/8秒 4.6mm ISOオート )
夕闇のプールと浜辺;クリックすると大きな写真になります


2011年2月17日

2011 CP+ 於:パシフィコ横浜 2月10日


 昨年は3月11日から14日まで開かれたCP+(Camera & Photo Imaging Show)が、今年は2月9日~12日に、昨年と同じパシフィコ横浜で開催された。
 パソコンで事前入場登録をして、2月10日に出かけた。会場に入った印象は、昨年とほとんど変わりはなく、むしろ少し控え目かなという感じがした。大きなブースを構えるのは、Nikon、Canon、Olympus、Sony、Fujifilm、Panasonic、Pentax、Ricoh、Casio といったところと Sigma、Tamron、Tokina(Kenko) のレンズメーカーであった。
 その中で少々目立ったのは、SonyとFujifilmで、Sonyは昨年後半に発売されたα55の実機を10台ほど並べて手に取らせ、トランスルーセントミラー・テクノロジーなるファインダーを覗かせ、連写機能を訴えるデモをしていたのと、FujifilmのレンジファインダータイプのX100というクラシカルなデザインの高級コンデジの実機に触るために列が出来ていたことだった。X100は実物に触るまで50分待ちとのことで、並んだ人にはパンフレットを手渡してくれる。並ばないとパンフレットはくれない。
 その他、各メーカーのブースではプロカメラマンによるトークがあった。また、日本カメラ博物館による「電子カメラ 誕生30周年展」という展示があったが、これもよい企画だと思った。
 午前中で見学を終え、みなとみらいから赤レンガ倉庫方面へ歩き、日本大通りからみなとみらい線に乗って横浜に戻った。

1.会場のパシフィコ横浜
今年もここが会場になった。ただ、去年は3月開催だったのが、今年は2月開催である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1250秒 7.2mm ISOオート )
会場のパシフィコ横浜;クリックすると大きな写真になります
2.パシフィコ横浜展示場
今日は午後から天気が崩れるという。みなとみらいには10時少し過ぎたころに着いたが、会場に入るまでに、外の写真を撮っておこうと展示場の周りを歩いてみた。建物の幾何学的な窓に周囲のビル群が写りこんでいた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート )
パシフィコ横浜展示場;クリックすると大きな写真になります
3.Sonyブース
会場の入り口を入ってすぐ右手にSonyのブースがあった。特設舞台でマウンテンバイクに乗るモデルが行き来し、それを並べられたα55の実機を手に取らせ、一眼レフでありながら、トランスルーセントミラーの採用で、画像がファインダーから消えることなく、かつ、ピントを合わせ続けることによって得られる10コマ/秒の高速連写撮影を体験させようとしている。α55はこのほかに、フルハイビジョン動画、3D撮影、GPS機能を備えており、エントリークラスのデジイチであるものの、バリアングルモニターと0.34倍まで寄れる18-55mmレンズのマクロと共に、いま私がいちばん興味のあるカメラである。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 4.9mm ISOオート )
Sonyブース;クリックすると大きな写真になります
4.日本カメラ博物館による「電子カメラ 誕生30周年展」
展示されていたこのカメラは1981年、今から30年前のソニーによる最初のデジカメ試作機である。画素数は28万画素、記録媒体はフロッピーディスクだった。デジカメが一般化されたのは、1995年に発売されたカシオVQ-10による。25万画素で価格は6万5千円だった。「撮ったあとですぐ楽しむ」というコンセプトのもと、ファインダー兼用の液晶モニターが付いた。ここから、デジカメはどんどん進化して行ったのは言うまでもない。今や1,000万画素を超えるコンパクトデジカメが1万円台で買える。私が初めてでデジカメを買ったのは、2002年の1月で、Olympus E-10だった。定価は198,000円であったが、これを価格ドットコムで112,000円で購入した。当時としては400万画素の高級機だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート )
電子カメラ 誕生30周年展;クリックすると大きな写真になります
5.「ゆる鉄」
11時からNikonブースで、プロカメラマンでTVにも登場する中井精也さんのスライド・プレゼンテーションがあった。「ゆる鉄」という新しい鉄道写真のジャンルを生み出し人気がある。さすがに、50席ほどの椅子はすでに占拠されており、約1時間、立って聞くことになった。IXY30Sの感度をオートからISO800に変えた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.9mm ISO 800 )
「ゆる鉄」;クリックすると大きな写真になります
6.Canonブース
Canonは Eos Kiss 5 と Eos Kiss 50 の発売を発表した。Eos Kiss 50 はKissシリーズのさらなるエントリーモデルとのこと。手をあげたらモデルさんが目線をくれた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 10.1mm ISO 800 )
Canonブース;クリックすると大きな写真になります
7.Fujifilmブース
APS-CサイズのCMOS撮像素子を持つクラッシクなフォルムのX100は凄い人気で、実機を触るのに50分待ちという。ちょっと興味はあったが、50分も待ちたくなかった。このモデルさんはレンズが2つある3Dデジタルカメラのデモだ。この領域ではFujifilmが最初に商品化している。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 11.4mm ISO 800 )
Fujifilmブース;クリックすると大きな写真になります
8.Pentaxブース
ネイチュア撮影のプレゼンが行われていた。パンフレットを配っていたチャーミングなお嬢さんがいたので、1枚撮らせていただいた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 4.9mm ISO 800 )
Pentaxブース;クリックすると大きな写真になります
9.観覧車とランドマークタワー
12時半ごろ会場を後にした。まだ晴れ間が出ていたので、赤レンガ倉庫の方へぶらぶら歩いてみた。平日の昼で人影は少ない。観覧車越しにランドマークタワーが見えた。残念なのは時計の電光掲示板で、文字が読めない。もっとシャッタースピードを工夫しないと正しく見える写真にならない。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/2000秒 8mm ISOオート )
観覧車とランドマークタワー;クリックすると大きな写真になります
10.巡視船「しきしま」
赤レンガ倉庫の傍の埠頭に、海上保安庁の巡視船「しきしま」(PLH31)が停泊していた。1992年に就役し、全長150m、総トン数は7,175t の世界最大の巡視船だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1600秒 14mm ISOオート )
巡視船「しきしま」;クリックすると大きな写真になります
11.横浜のキング・クイーン・ジャック
塔のある3つの建物で、キング・クイーン・ジャックとして親しまれている。1番上の写真がクイーンで横浜税関の建物。中がキングで神奈川県庁、下がジャックで横浜市開港記念会館である。

上:Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/1250秒 4.9mm ISOオート )
中:プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート )
下:プログラムオートで撮影 ( F5 1/150秒 14.4mm ISOオート )
横浜のキング・クイーン・ジャック;クリックすると大きな写真になります
12.C.J.CAFE
大桟橋の方へ左に曲がる手前に、英語しか書いていない看板の店がった。みなとみらい線の日本大通り駅から徒歩1分のところ。帰宅してホームページを見てみると、「昔ながらの横浜を残すビンテージな海岸通りの建物、戦後の横浜を感じる店内で良い音楽とお食事やドリンクをお楽しみ下さい。70年代の音楽が響き渡り、アメリカの田舎にあるカフェにトリップしたような気分を味わっていただけます」というコピーがあった。ちょっとそそのかされる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/640秒 6.6mm ISOオート )
C.J.CAFE;クリックすると大きな写真になります

2011年2月13日

英連邦戦死者墓地 1月8日


 昨年、何かの会の折、保土ヶ谷に住む大学時代の友人から、近くに英連邦戦死者墓地といういいところがあるから行ってみたらと教えていただいた。近くに横浜市児童遊園地とこども植物園がある。
 1月8日、オフシーズンであるが、事前調査と思い車で出かけた。自宅からだと国道1号線の向こう側にあたる。車で20分ほどで、児童遊園地の駐車場に着いた。土曜日だったが、正月休みの後のためか、ひっそりとしていた。
 児童遊園地を歩いた後、駐車場に置いた車をそのままにして、英連邦戦死者墓地とこども植物園へ行った。英連邦戦死者墓地は手入れが行き届いていて、素晴らしいところだった。芝生が緑になるころ、また訪れたい。

1.横浜市児童遊園地 薄氷の池
この日の朝は寒かった。児童遊園地の駐車場から下へ降りて行くと、谷戸のようになっていて池があった。池には薄氷が張っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1000秒 7.8mm ISOオート )
横浜市児童遊園地;クリックすると大きな写真になります
2.児童遊園地の梅林
児童遊園地の中に梅林があった。ほんの少しだけ咲いていた。2月ごろは奇麗だろうなと思う。梅の木々には、それぞれの名前が付けられていた。、約50種150本の梅の花が咲くという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/125秒 13.1mm ISOオート )
児童遊園地の梅林;クリックすると大きな写真になります
3.英連邦戦死者墓地入口
横浜には3つの外国人墓地がある。ひとつはあの有名な山手の外国人墓地である。2つ目は華僑の墓地、そして3つ目がこの保土ヶ谷区の英連邦墓地である。
 広さ13ヘクタール、世界143カ国に2500箇所ある英連邦墓地の中で3番目の面積があるという。ここはサンフランシスコ平和条約に関連して締結された「日本国における英連邦戦死者墓地に関する協定」によって設けられ、英連邦戦死者墓地委員会によって維持管理されている墓地で、以前は中に入ることが出来なかったとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1250秒 7mm ISOオート )
英連邦戦死者墓地入口;クリックすると大きな写真になります
4.飛びだしたムラサキシジミ
この日は決して暖かくはなかったが、越冬中のムラサキシジミの♂が陽のあたる植え込みの上で日向ぼっこをしていた。だいぶ傷んでいるが、しばらくして元気に飛び去った。-1段、露出補正した。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -1.0段
.飛びだしたムラサキシジミ;クリックすると大きな写真になります
5.墓標とバラの花
当時の英連邦諸国であったイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インド、パキスタンなどの他、アメリカ合衆国とオランダの各国戦没者が葬られているという。なお、太平洋戦争での戦没者ばかりでなく、朝鮮戦争やベトナム戦争での戦没者も葬られているようである。エリザベス女王夫妻、ダイアナ妃、サッチャー首相も来日時に訪れた。いくつかの墓標の脇で深紅のバラの花が咲いていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1250秒 7.4mm ISOオート )
墓標とバラの花;クリックすると大きな写真になります
6.大きな木
英連邦軍では戦死者はその亡くなった土地に葬ることになっているとのこと。すべての墓標が同じ大きさ、同じ形で、きちんと並んでいる。右側に見える大きな木は、白い色をした幹が特徴的だった。ユーカリの木だろうか。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1250秒 7.4mm ISOオート )
大きな木;クリックすると大きな写真になります
7.英連邦戦死者墓地の梅の木
植栽は見事に手入れが行き届いている。日当たりのよいところでは梅が咲き始めていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート )
英連邦戦死者墓地の梅の木;クリックすると大きな写真になります
8.広大な英連邦戦死者墓地
連合国の捕虜については、「太平洋戦争中捕獲された連合国軍捕虜は約35万名で、このうち約3万3千名は、病死或は船舶輸送途中遭難によつて爆死又は海没し、約18万名は原住民捕虜であつた。その後逐次解放して昭和20年8月(終戦時)の捕虜総人員は約12万8463名」と記録されているが、その国別の総数及び帰還者数と死亡者数の内訳については記録されていないという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/800秒 14mm ISOオート )
広大な英連邦戦死者墓地;クリックすると大きな写真になります
9.横浜市こども植物園
英連邦戦死者墓地から児童遊園地の間に、横浜市こども植物園がある。中に入ると野草園、薬草園、バラ園、果物園などがあった。名残のもみじに陽が当たってきれいだった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1600秒 4.9mm ISOオート )
横浜市こども植物園;クリックすると大きな写真になります


2011年2月 8日

湯島天神からニコライ堂へ 1月6日


 現役時代、同じ業界の研究会で一緒で、いまでもそのOB会があり、時々ゴルフもご一緒する友人から、湯島天神の下で珈琲店を出しているので、是非一度来て欲しいと言われていた。
 昨年の10月25日に乗った「あの歌この歌東京ドライブコース」という「はとバス」のコースで湯島聖堂やニコライ堂がここにあるのかと知って、一度来て見たかったので、まだ2011年松の内の1月6日、友人の珈琲店を訪ね、その足で湯島天神→神田明神→湯島聖堂→ニコライ堂のコースを歩いてみようと思い立った。古い東京の町はまだまだ知らないところが多い。

1.湯島天神女坂
地下鉄千代田線の湯島駅でおり、3番出口を上がる。左へ曲がっていくと女坂の階段に出る。女坂は湯島天神の境内東側を北から南へ向かって上る階段。男坂に上部で出会う形になっている 。 男坂とほぼ同じ高さを、5ヶ所の踊り場を経て、倍の長さで徐々に上っていく。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/122秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
湯島天神女坂;クリックすると大きな写真になります
2.湯島天神本殿
女坂から上がって右側に立派な本殿があった。今日も天気が良い。午前の陽が射し込む社の中では神職の方が忙しそうだ。学業成就・合格祈願の祈祷の準備がされているのだろう。湯島天神は458年勅命により創建されたと伝えられ、1355年には、郷民が菅公の御偉徳を慕い、文道の大祖と崇め本社に勧請しあわせて奉祀したとのこと。1478年に太田道灌が再建したと言われる。1703年の火災で全焼したので、宝永元年(1704年)将軍綱吉公は金五百両を寄進している。明治18年に改築された社殿も老朽化が進み、平成7年12月、後世に残る総檜造りで造営されたのがこの本殿。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/82秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
湯島天神本殿;クリックすると大きな写真になります
3.絵馬
湯島天神は学問の神様。この時期、受験を前にした若い人のお参りが多く、志望校合格祈願などの願い事を書いた絵馬が、所狭しと架けられている。身内に受験生がいるわけではないが、母校卓球部に有力な新人が入ってくれるようにとお参りしたあと、鳥居をくぐり、お茶の水の聖橋方面への道を湯島中坂上まで行った。友人の珈琲店「ZEHN」を探さなくてはならない。湯島天神の下と聞いていたので、ここを左に曲がって湯島中坂下の交差点まで来たら、すぐ分かった。おいしいコナコーヒーで一服する。思った通り友人は不在だったが、奥様とお話しすることができた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/123秒 6.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
絵馬;クリックすると大きな写真になります
4.神田明神 神殿
「ZEHN」で一休みした後、再び湯島中坂上まで戻って、そこを左に曲がり、次の目的である神田明神へ向かった。ふと時計を見ると12時に近い。朝早かったので腹も減って来た。と、右側に「天庄」という天ぷらやがある。老舗のようだ。ランチタイム価格になっていた天丼を食べた。そして、再びお茶の水方面へ進み、清水坂下の交差点の先、左側に神田明神は在った。神殿にはお参りする人が並ぶ。私たちも後ろにつく。今日は仕事始めなのだろうか、スーツ姿のサラリーマンが多い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/492秒 6.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
神田明神 神殿;クリックすると大きな写真になります
5.神田明神 鳳凰殿
神田明神は江戸東京に鎮座して1300年近くの歴史をもつ。730年に創建され、江戸幕府が開かれると、幕府の尊崇する神社となり、元和2年(1616年)に江戸城の表鬼門守護の場所にあたる現在の地に遷座し、幕府により社殿が造営された。江戸時代には、「江戸総鎮守」として将軍から江戸庶民にいたるまで江戸のすべてを守護した。そして今もなお、東京―神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内など108の町々の総氏神として、江戸の素晴らしき伝統文化を保ちつつ、発展と創造を繰り返す東京都心を守っている。この写真の建物は神殿に向かって左側にあり、赤い袴の巫女さんがお札、お守を販売している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/257秒 5.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
神田明神 鳳凰殿;クリックすると大きな写真になります
6.恵比寿尊像
鳳凰殿の手前左側に、恵比寿様の像があった。正式の名前は少彦名命(すくなひこなのみこと)と言い、木の実を船にして海の彼方からやってきたという神話に基づいて作られているという。平成17年に造られたらしいが、少々違和感を覚えた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/153秒 16.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
恵比寿尊像;クリックすると大きな写真になります
7.湯島聖堂 入徳門
本郷通りを神田明神からさらに聖橋に向かって進む。聖橋の手前左側に湯島聖堂があった。本郷通りの西門から入らず、聖橋門を外堀通りの方から入った。大正11年(1922年)に湯島聖堂は国の史跡に指定されたが、翌12年(1923年)の関東大震災でわずかにこの入徳門と入徳門から大成殿を見て右側にある水屋を残し、すべてを焼失したとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/150秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
湯島聖堂 入徳門;クリックすると大きな写真になります
8.湯島聖堂 大成殿(孔子廟)
徳川五代将軍綱吉は儒学の振興を図るため、元禄3年(1690年)湯島の地に聖堂を創建して上野忍岡の林家私邸にあった孔子廟(先聖殿)と家塾をここに移したとされる。これが現在の湯島聖堂の始まりで、その後、およそ100年を経た寛政9年(1797年)幕府直轄学校として、世に名高い「昌平坂学問所(通称『昌平校』)」が開設された。明治維新を迎えると聖堂・学問所は新政府の所管するところとなり、当初、学問所は大学校・大学と改称されながら存在したが、明治4年(1871年)これを廃して文部省が置かれることとなった。湯島聖堂は維新の一大変革に当たっても学問所としての伝統を受け継ぎ、近代教育発祥の地としての栄誉を担った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/144秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
湯島聖堂 大成殿(孔子廟);クリックすると大きな写真になります
9.湯島聖堂 大成殿屋根
昭和10年(1935年)工学博士東京帝国大学伊東忠太教授の設計と㈱大林組の施工により、寛政時代の旧制を模し、鉄筋コンクリート造りで再建された。そして、昭和61年度(1986年)から文化庁による保存修理工事が、再び(株)大林組の施工で行われ、平成5年(1993年)3月に竣工している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/356秒 13.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
湯島聖堂 大成殿屋根;クリックすると大きな写真になります
10.孔子銅像
入徳門から昌平坂の仰高門の方へ進み、行動の左側にある。古いものではなく、昭和50年(1975年)中華民国台北市 ライオンズ・クラブからの寄贈された。高さ4.75m、重さ約1.5トンで孔子の銅像としては世界最大とのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/148秒 44mm ISO100 ) 露出補正 なし
孔子銅像;クリックすると大きな写真になります
11.ニコライ堂 東側(本郷通り)から
湯島聖堂から、JR御茶ノ水駅の近く、神田川にかかる聖橋を渡り、南に向かって少し歩くと、駿河台の丘の上に建つニコライ堂がある。このニコライ堂は、正式名称を日本ハリストス正教会東京復活大聖堂といい、東方正教会とも呼ばれるキリスト教の教会。高さ35メートルの玉葱型ドームがそびえ立つその特徴的な姿が、まるでここが日本ではないような異国情緒を醸し出す。昨年3月に函館を訪れた際、函館のハリストス正教会へ行った。そこでハリストス正教会の日本での本部がここニコライ堂であると聞いた。( 札幌から函館へ 3/4

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/210秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
ニコライ堂;クリックすると大きな写真になります
12.生神女庇護
生神女とは、一般に言われる聖母マリヤの事であるが、「神を生みし女」を意味する漢語的表現で、日本正教会 の用いる訳語である。日本正教会では聖母 という表現は用いられないようだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/78秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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13.ニコライ堂 正門から
通称ニコライ堂と呼ばれるのは、ニコライ神父(俗名:イオアン・デミトリヴィチ・カサートキン Ioan Dimitrovich Kasatkin 1836-1912)の名に由来するとのこと。この聖堂が初めてこの地に立てられたのは、明治24年(1891年)。ロシア正教を布教しようと江戸時代末期に日本にやってきた大司教カサーツキン・ニコライが、7年の歳月と24万円という費用をかけて建設したという。同じ頃に建てられた鹿鳴館の総工費が18万円だったということを考えると、かなりの巨費といえるらしい。日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築だそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/308秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2011年2月 5日

羽田国際線開業 12月29日


 昨年(2010年)は、年賀状も25日には投函し、家の掃除も早く済ませられたので、余裕が出来た。そこで思い立って、暮れも押しつまった12月29日、10月21日にオープンになった羽田空港の新国際線旅客ターミナルへ行ってみることにした。かみさんはショップとレストランが目的で、私の目的は展望台から飛行機の写真を撮ることだった。

1.新国際線旅客ターミナル
横浜から京浜急行に乗り、蒲田で乗り換え、終点の国内線ターミナルの一つ手前の駅である国際線ターミナル駅で降りた。出発ロビーはエスカレータに乗ればすぐだった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/80秒 7.6mm ISOオート )露出補正 なし
新国際線旅客ターミナル;クリックすると大きな写真になります
2.江戸小路
午前10時過ぎ、3Fの国際線チェックインカウンターはどこもまだすいていた。正面のエスカレータに乗り、4Fのショップとレストランのフロアへ向かった。羽田空港新国際線旅客ターミナルの中でも、テレビや雑誌で 紹介され話題になっているのが、"江戸"をイメージし、江戸の町並みを再現 した"江戸小路"と、飲み屋街をイメージした"江戸前横丁" である。文房具の伊東屋や金子メガネ店など"江戸"のイメージとはどうかなと思うショップも、店構えや看板に工夫がされている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISOオート )露出補正 なし
江戸小路;クリックすると大きな写真になります
3.京都の風呂敷専門店
歌舞伎の中村勘三郎さんのまねきが飾られていた。最初は芝居小屋かと思ったが、芝居小屋風の店舗で、勘三郎さんの監修による演出だそうだ。中の店舗は京都の永楽屋のブランドで、伊兵衛ENVERAAKという店だった。京都の創業400年の木綿織商の老舗が展開した、風呂敷や手ぬぐいなどの、木綿の手触りにこだわりを持つ綿織物の和風雑貨店だそうだ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISOオート )露出補正 なし
京都の風呂敷専門店;クリックすると大きな写真になります
4.荒磯(ありそ)
表参道南青山にある日本料理ありそ亭が、回転寿司「ありそ鮨し」を出店した。4階商業ゾーンに江戸小路内にある「ありそ鮨し」 は12月24日、 みのもんたの朝ズバッ!で紹介された。まだ、10時少しすぎたばかりだったので、笹巻き「ありそ鮨し」は、まだ届いていなかった。予約をして、後で取りに来ることにした。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート )露出補正 なし
荒磯(ありそ);クリックすると大きな写真になります
5.第一ターミナルと新国際線ターミナルの間にある3,000mのA滑走路
5階の展望デッキに出た。空がひろがり開放感がある。この日は北風の時の運用で、A滑走路は着陸に使われ、写真のボーイング 747-400の大韓航空機は南南東から降下してきた。第1ターミナルおよび第2ターミナルの向こうに、A滑走路と平行してあるC滑走路が離陸用に、また、南西から北東へ向けての新しくできた2500mのD滑走路が離陸用に運用されていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/4000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
3,000mのA滑走路;クリックすると大きな写真になります
6.A滑走路と旧管制塔
次々と着陸機が降りてくるA滑走路の向こうに、空港ビルと一体となっている旧管制塔(中央)がある。そして、新管制塔はこの右側にある。旧管制塔(77.6メートル)では、空港島沖合の海上に建設されるD滑走路全体を目視できないという物理的な問題があった。そのため、新しいD滑走路寄りに造られた新管制塔は、高さが115.7mで、空港管制塔としては、タイ・バンコク・スワンナブーム空港(132.2m)、マレーシア・クアラルンプール空港(118.5m)に次ぐ世界で3番目の高さとのこと。
 2010年10月のD滑走路供用開始とともに、年間発着回数が現在の29.6万回から40.7万回に引き上げられることとなり、1日あたりでは810回から1,115回の増加となり、さらなる混雑空港となることが予想されている。
 そのため安全面から管制のより精密化・効率化が必要となり、新管制塔では機器の形状や配置を工夫することによりヒューマンエラーの抑止を図るとともに管制業務を効率化できると国土交通省のコメントにある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
A滑走路と旧管制塔;クリックすると大きな写真になります
7.ANAの2代目塗装 B767-300(JA602A)
A滑走路の北北西側を見ると、最近見慣れぬ塗装の機が降りてきている。1969年の737-200を導入した時に登場、白地に窓のラインはスカイブルー、垂直尾翼もスカイブルーに塗られた。また、垂直尾翼から機首に向かって屋根の部分にスカイブルーのラインが延びており、これが髪型のモヒカン刈りを思わせることから、通称「モヒカン塗装」と呼ばれた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
ANAの2代目塗装;クリックすると大きな写真になります
8.C滑走路を北北西に上がる離陸機 スカイマーク SKY ボーイング737-800
離陸する機は、国際線の展望デッキからは良く見えない。そこで国内線の第一ターミナルへ移動することにした。無料の連絡バスに乗る。第一ターミナルの展望台も見晴らしが良い。しかし、C滑走路はさらに第二ターミナルビルの向こうにあり、C滑走路からの離陸機の離陸の瞬間は見られなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
スカイマーク SKY ボーイング737-800;クリックすると大きな写真になります
9.500mを越えたスカイツリーとボーイング777-300
  スカイツリーが見えていた。なんとかこのスカイツリーと離陸する飛行機をからませて撮りたいと思ったが、手前で右旋回してしまう離陸機が多く、うまく撮れない。やっとやや大型のトリプルセブンがスカイツリーの上に見える位置に上がった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/4000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
スカイツリーとボーイング777-300;クリックすると大きな写真になります

2011年2月 2日

初冬の鎌倉 2/2


 建長寺に来るのは久しぶりだ。境内に足を踏み入れるのは50年くらい前のことではなかっただろうか。建長寺は北鎌倉と、鎌倉の間にあり、円覚寺や鶴岡八幡宮に来た時にちょっとついでにと寄り難い。境内に入って改めて寺の大きさに感心した。
 建長寺の次は鶴岡八幡宮へ、大風で倒れた大銀杏はその後どうなっているのかを見に行った。丸山稲荷の方から本宮の脇に入ることができ、建長寺からは意外と近かった。

  15.建長寺 総門
建長寺は臨済宗建長寺派の大本山であり、鎌倉五山の第一位に位する。建長5年(1253年)、後深草天皇の勅を奉じ、北条時頼(鎌倉幕府五代執権)が国の興隆と北条家の菩提の為に、中国より名僧、蘭渓道隆(大覚禅師)を招き建立したという。ここは総門で、創建年次未詳だが建治元年(1275年)頃とみられる。現在のものは昭和15年、京都般舟三昧院より移築された表門であるとのこと。午前10時半、修学旅行生が境内に溢れていた。三門が見える。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/175秒 8.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
建長寺 総門;クリックすると大きな写真になります
16.建長寺 三門
総門を入って両側に梅の木が並ぶ石畳の向こうに大きな三門がある。三門は空・無相・無作の三解脱門の略称で、一般には山門と書くそうだ。創建されたのは建長5年以降まもなくと思われるが未詳。現在のものは「狸和尚」の伝承を生んだ万拙碩誼和尚の努力により安永4年(1775年)に落成した。室町期の禅宗様を踏襲した重層門は威風堂々たる「本山の顔」と言われている。 その後、昭和29年大修理とともに茅葺を銅葺にして、平成8年220年振りに大修復を行い建立当初の雄姿が蘇った。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/362秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
建長寺 三門;クリックすると大きな写真になります
17.建長寺 仏殿
開創の際、最初につくられた。当初の仏殿は左右に土地堂・祖師堂をしたがえ、殿内には開基時頼の梁碑銘がかかげられていた。現在のものは正保4年(1647年)、芝増上寺の霊屋を譲り受けたものであるという。本尊地蔵菩薩安置する他、かつて土地堂にまつられていたであろう伽藍神・祖師像それに千体地蔵・伝心平地蔵などを安置されているとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/140秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
建長寺 仏殿;クリックすると大きな写真になります
18.建長寺 法堂の「雲龍図」
法堂は仏殿の後ろにあり、大法を説く堂で古代寺院では講堂に当たる。現在は千手観音像が安置されている。当初の法堂は建治元年(1275年)の創建であるが、現存の法堂は文化11年(1814年)の上棟である。平成14年に創建750年記念事業の一環として解体修理が完成した。天井には、創建750年を記念する法堂の改築に際し、日本画家、小泉淳作画伯の筆によりこの「雲龍図」が制作されることになった。「雲龍図」は平成12年に完成し、一旦、方丈(龍王殿)へ納められた。縦約10m、横約12mに及ぶ巨大な画である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/4.3秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
建長寺 法堂の「雲龍図」;クリックすると大きな写真になります
19.建長寺 半僧坊へ
方丈(龍王殿)の脇を通って、境内奥の参道を進むと、勝上嶽といわれる山に出る。ハイキングコースの入口になっている。少し紅葉には遅かったかもしれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/164秒 16.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
建長寺 半僧坊へ;クリックすると大きな写真になります
20.建長寺 半僧坊
勝上嶽の中腹に祀られるのが、明治23年(1890年)静岡の方広寺から勧請したという半僧坊大権現。 3代前の住持膏貫道(おおぞらかんどう)か霊夢を見たことに由来し、建長寺の守護神としたとのこと。 途中の石段には鉄製の天狗像が立ち並び、尾根づたいにハイキングコースか続く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/21秒 5.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
建長寺 半僧坊;クリックすると大きな写真になります
21.富士見台
半僧坊から、少し上がったところに富士見台という展望台が設けられていた。富士山はかすんでいて、はっきりは見えなかった。この先は天園ハイキングコースになる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/234秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
富士見台;クリックすると大きな写真になります
22.竹林
同じ道を下ってくると、正統院のあたりだったろうか、美しい竹林があった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/130秒 4.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
竹林;クリックすると大きな写真になります
23.もみじ
青空をバックにもみじがきれいだったが、やはり、時期的に少し遅かったようだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/299秒 59.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
もみじ;クリックすると大きな写真になります
24.龍峰院
降りてきた半僧坊を背にして右側の、建長寺山内の端に位置するところに龍峰院があった。ここは鎌倉観音巡り、29番寺だそうで、「不許拝観」という札がかかっていて、中に入ることは出来なかった。中を覗いてみるともみじがきれいだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/110秒 15.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
龍峰院;クリックすると大きな写真になります」
25.建長寺 大庫裏のもみじ
大庫裏の屋根を背景にして、陽の光を浴びたもみじが鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/194秒 13.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
建長寺 大庫裏のもみじ;クリックすると大きな写真になります
26.鶴岡八幡宮 倒れた大銀杏 -1
久しぶりの建長寺をゆっくりと巡ったあと、再び、総門を出て、バス通り(鎌倉街道)を若宮大路の方へ向かう。ほどなく八幡宮裏の信号の辺りから左に入り、本宮の脇に出ることができた。いつもは若宮大路の方から入るが、今日は舞殿から本殿に上がる階段の上に出てしまった。さて、階段の上から階段わきの右側に見えるのが倒れた大銀杏であるが、折れたところから沢山生えた枝が伸び、黄色くもなっている。元気だ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/211秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
鶴岡八幡宮 倒れた大銀杏;クリックすると大きな写真になります
27.鶴岡八幡宮 移植されたおお銀杏の幹
一方、倒れた幹部分を「残せる限り、元の大きさで再生させたい」と、高さ約4メートルで切って移植した幹が、この写真の右側に見える。日当たりのよい方からこちらもぐんぐんと枝が生えている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/170秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
鶴岡八幡宮 移植されたおお銀杏の幹;クリックすると大きな写真になります
28.鶴岡八幡宮 倒れた大銀杏 -2
階段の下から見ると、2010年3月に折れたところから新しく生えた枝は2mにも達している。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/366秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
鶴岡八幡宮 倒れた大銀杏;クリックすると大きな写真になります
29.婚礼
さて、源氏池、平家池の方まで参道を歩いてくる途中、結婚式を挙げたカップルを追い越した。しばらく行ってから振り返り、1枚撮らせていただいた。とてもきれいなお嫁さんだった。でも、ぼかしを入れさせていただいている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/495秒 20.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
婚礼;クリックすると大きな写真になります