札幌から函館へ 3/4 - Studio YAMAKO

2010年3月29日

札幌から函館へ 3/4


 3月15日、2泊3日の旅行の最終日である。帰りは函館から飛行機に乗るがフライトの時間が遅いので、今日も一日函館観光ができる。まず、函館の歴史的建造物が多くある元町を歩いた。八幡坂から函館湾の眺めも良かった。旧北海道庁函館支庁にあった古いカメラのコレクションにも驚いた。
24.湯の川温泉「湯元 啄木亭」
ここもなかなか立派な旅館だった。日本庭園に雪が積もって美しい。大風呂は11階にあったが、「湯元 名水亭」の大風呂には一歩譲る。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
湯の川温泉「湯元 啄木亭」:クリックすると大きな写真になります
25.ハリストス正教会
朝は10時出発だったのでゆっくりできた。この日は函館の観光である。まず、バスは函館山ロープウェイの駐車場に停まり、元町へ行く。ハリストスとはキリストの意。全世界に2億人を越える信徒がいる約2千年前に創立された東方キリスト教会に属するという。1861年に函館のロシア領事館に到着したニコライ修道神父により、伝道された。ハリストス正教会の日本の本部は千代田区駿河台にあるニコライ堂である。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハリストス正教会:クリックすると大きな写真になります
26.ハリストス正教会 正面
1907年に函館市内の火事によって聖堂は全焼の憂き目を見るが、1916年に再建され、1988年に大がかりな修復工事がなされ、現在に至る。現在の聖堂は、建築様式はビザンティン建築・ロシア建築の影響を受けているという。なかなか良いカメラポジションが探せなかった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
ハリストス正教会 正面:クリックすると大きな写真になります
27.カトリック元町教会
カトリックは聖母マリアを信奉する。カトリック元町教会は、江戸時代末期にフランス人の宣教師が建てた仮聖堂がはじまりで、 1876年(明治9年)に創建された。その後、火事によって焼失し、 1910年(明治43年)にレンガ造りの建物として再建されたが、再び火事で焼失してしっまたという。現在の建物は、1924年(大正13年)に、焼け残ったレンガ造りの外壁を使用して再建されたものとのこと。写真では切れてしまったが六角形のとがった塔の上に風見鶏のあるゴシック様式の建物だった。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 28mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
カトリック元町教会:クリックすると大きな写真になります
28.八幡坂
元町の北島三郎の母校といわれる函館西高等学校の前から海に向かって降りていく道が八幡坂である。TVドラマやコマーシャルでよく使われる。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 70mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
八幡坂:クリックすると大きな写真になります
29.旧函館区公会堂
北海道特有の木造2階建ての擬洋風建築、アメリカのコロニアル風洋館、明治期の洋風建築と言われている歴史的建造物。昭和49年(1974年)に国の重要文化財に指定されたとのこと。昭和55年(1980年)から解体修理復元が行われ、昭和57年(1982年)当初の姿に戻ったという。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
旧函館区公会堂:クリックすると大きな写真になります
30.旧北海道庁函館支庁
元町の通りから少し下がったところに立っていた。この建物は明治42年(1909年)に建てられ、公園造成と合わせて昭和57年(1982年)に修復整備されたとのこと。現在は、1階を元町観光案内所として利用し、2階は「写真歴史館」として"北海道写真発祥の地函館"の歴史を伝える貴重な写真機器や資料を展示されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
旧北海道庁函館支庁:クリックすると大きな写真になります
31.旧北海道庁函館支庁 写真機器の展示
全くの予備知識なしで、いきあたりばったり、建物の中に入ってみたが、そこに展示されていた歴史的な写真機材には驚かされた。戦後のカメラが2つの部屋にびっしり展示されている。数からいえば、先日行ったCP+の「昭和30年代 日本のカメラ」よりはるかに充実していた。二眼レフもこれだけではない。

Nikon D300 TAMRON 28-75mm F2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 35mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
.旧北海道庁函館支庁 写真機器の展示;クリックすると大きな写真になります


コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)