2024年9月アーカイブ: Studio YAMAKO

2024年9月15日

暑さ猛烈! 舞岡公園 2024年9月6日 横浜市戸塚区

8月23日にも舞岡公園へ行った記事を「残暑厳しき舞岡公園」として記したが、この日もむしろそれ以上に暑い日だった。
 午前10時、既に強い日差しが降り注ぎ、飛んでいるチョウは少ない。舞岡探鳥団のメンバーのかたとお会いし、挨拶を交わす。南門のクスノキの傍の下草にアオスジアゲハの幼虫がいたのを教えていただいた。
 この日も蝶は少なかったが、唯一、アカボシゴマダラが多く見られた。エノキの若木の日陰になる所に潜り込んでいる。産卵は確認できなかった。
 クサギの花は勢いがない。花には来なかったが、その周りをモンキアゲハ飛んでいて、近くの小枝の葉に止まった。それほど傷んではいないが鱗粉はだいぶ擦れていた。
 ウマノスズクサの傍に、ジャコウアゲハの幼虫と蛹がいたが、成虫は見かけなかった。
 そのほかは見かけたのは、アゲハ、キタテハ、ヒメウラナミジャノメくらいだった。

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唯一多くの個体を見たアカボシゴマダラ 2024年9月6日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240906020 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 1.アゲハ♀
産卵場所を探しているのだろうか。ゆっくりと旋回していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 78mm ISO1600 )
002_240906029t X900 〇舞岡公園 アオスジ幼虫 RX10M4.jpg 2.アオスジアゲハ幼虫
舞岡探鳥団の写真展などでお見掛けした方々がおられ、一人のかたが手を上げてくれた。傍へ行って見ると「これ何でしょう」と聞かれた。私はアゲハの幼虫かなと思ったが少し違う。そこにいた方が「アオスジアゲハの幼虫でしょう」と言われた。傍に食樹であるクスノキがある。まもなく蛹となって、蛹で冬を越す。アオスジアゲハの幼虫を始めて見た。大日本図書のサイトには「4回の脱皮を終えた5齢幼虫は、5日ほどで4cmを超える大きさにまで育ちます。その後、蛹になる場所を決めて糸かけをします。葉のうら側で蛹になることが多く、糸かけをしてから2日目に脱皮して蛹になります。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 78mm ISO100 )
003_240906008 X900 ▲舞岡公園 ジャコウアゲハ蛹 WG7.jpg 3.ジャコウアゲハの蛹
ウマノスズクサが生えている所へ行って見た。8月23日に来た時と同じところに蛹が2つ付いていた。それから2週間たっている。8月23日に見た蛹は無事羽化したのだろうか。

RICOH WG-7 5-25mm f/3.5-f5.5 約20 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/60秒 8mm ISO500 )
004_240906010 X900 ◎舞岡公園 ジャコウアゲ幼虫 WG7.jpg 4.ジャコウアゲハ幼虫
大きな幼虫もいた。

RICOH WG-7 5-25mm f/3.5-f5.5 約20 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/60秒 8mm ISO250 )
005_240906034t X900 ◎舞岡公園 モンキ RX10M4.jpg 5.モンキアゲハ♂
クサギの周りを何回か旋回して、近くの小枝の葉に止まった。形は小さい。幼虫時代の食糧事情が悪かったのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/320秒 220mm ISO1600 )
006_240906041t X900 ◎舞岡公園 ヒメウラナミジャノメ RX10M4.jpg 6.ヒメウラナミジャノメ
しばらく見かけることのなかったヒメウラナミジャノメがいた。この種も年3回発生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
007_240906049m X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 7.アカボシゴマダラ -1
この日に見かけたアカボシゴマダラは多かったが、そのほとんどがエノキの幼木に絡むようにして飛んでいた。♀が産卵場所を探しているのだろう。後翅外縁の赤い紋が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 117mm ISO1600 )
008_240906067t X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 8.アカボシゴマダラ -2
後翅外縁が破けていたのでトリミングしてやった。同じ仲間 hestina に同じエノキを食樹とするゴマダラチョウがいるが、舞岡公園でほとんど見られなくなってしまった。ここにいるアカボシゴマダラは中国原産の外来種であるのはご承知の通り。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO1600 )
009_240906071 X900 〇舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 9.アカボシゴマダラ -3
この個体は大きかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 143mm ISO1600 )
010_240906090 X900 〇▲舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 10.アカボシゴマダラ -4
エノキのある所で絡らようにゆっくりと翔ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 121mm ISO1600 )
011_240906097 X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 11.アカボシゴマダラ -5
産卵しているように見える。今日はこのようなシーンばかりを見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 129mm ISO1600 )
012_240906119tm X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 12.アカボシゴマダラ -6
この個体は赤い星が極めて鮮やかだった。後翅が少し破れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
013_240906168 X900 〇舞岡公園 カラタチ RX10M4.jpg 13.カラタチの実が色づく
瓜久保の家の入り口で白い花を咲かせていたカラタチの実が黄色く色づいていた。カラタチの実は生では食べられないが、果実酒の材料として利用されるそうだ。また、カラタチの実を砂糖やはちみつでジャムにすることもできるという。カラタチの果実は枳実(きじつ)と呼ばれ、健胃作用などがあるとされている。また、成熟直前の果実を輪切りにしたものを枳殻(きこく)、未熟果を乾燥したものを枸橘(くきつ)と呼び、薬用として利用されるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO160 )
014_240906170 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 14.瓜久保の田んぼ
古代米などが実る瓜久保の田んぼには、今年も案山子が作られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO500 )
015_240906017 X900 〇舞岡公園 フヨウ WG7.jpg 15.フヨウ(芙蓉)
フヨウ、ムクゲ(木槿)、オクラ(秋葵)は同じアオイ科で、同じような形の大きな花を咲かせる。ハイビスカスも同じ科だ。ハス(蓮)はハス科である。

RICOH WG-7 5-25mm f/3.5-f5.5 約20 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/125秒 5mm ISO125 )
016_240906171 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 16.コスモス(秋桜)
狐久保へ入る道の手前には、コスモスやヒマワリが植えられている。ところが今年は、ヒマワリも僅かしか咲いていなかったし、コスモスも茎ばかりが伸びて花の数は少なく、元気がない。暑さの為だろう。Chat GPTに尋ねてみたところ、コスモスは比較的涼しい気候を好む花で、通常は秋の涼しい時期に見ごろを迎える。しかし、暑さが長引くと、成長や開花にストレスがかかり、花が少なかったり元気がなかったりすることがあるとのこと。これから秋が深まっていくと元気を取り戻すのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO320 )
017_240906172 X900 舞岡公園 ハス RX10M4.jpg 17.ハスの蕾
古民家と古谷戸池の間で、ハスの蕾が大きくなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 51mm ISO500 )
018_240906175 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 18.キタテハ夏型♂ -1
羽化したてのようなきれいなキタテハが現れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
019_240906176 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 19.キタテハ夏型♂ -2
裏面も夏型の特徴そのもである。私は普通種であるこのキタテハの赤銅色の秋型が好きだ。AIに尋ねてみると、「暑さが続くと、食草や花も乾燥してしまい、チョウが食べる蜜や幼虫が育つ植物が減少することが、チョウの数に影響を与えている可能性もあります。さらに、チョウの幼虫が成長するためには適度な温度と湿度が必要です。高温が続くと幼虫が育ちにくくなり、成虫のチョウの数が減少する原因になることもあります。」という回答があった。11月にかけて、私の好きな赤銅色の精悍な秋型が昨秋同様に多く見られるかどうか気がかりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 )
020_240906177 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 20.谷戸の案山子
谷戸の田んぼに新しい案山子が立った。ミツバチをテーマにしたなかなか良く作られた案山子だと思う。今年も案山子祭りが行われるが、今週の土曜日9月8日までに作成して、9月14 日(土)~10 月 13 日(日)に人気投票が行われる。今年は暑さのため案山子の作成作業が滞っているのではなかろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 13mm ISO250 )

2024年9月10日

久しぶりの渋谷 2024年9月6日 渋谷駅からマークシティーへ

9月4日、10年以上前からの、お知り合い女性ピアニストの西本梨江さんから、渋谷で「若い巨匠シリーズ」と銘打った小さなコンサートに出演するというご案内をいただいていた。コロナ禍の為、ここ数年、コンサートも聴きに行く機会がなかったので「行きます」との返事をしていた。
 横浜から渋谷へ行く。東横線の渋谷駅は、昔は高架だったが、今は地下鉄の副都心線に乗り入れ、地下にもぐってしまった。コンサートの会場は渋谷マークシティーを道玄坂の方へ上がっていったところにある「ノナカ・アンアホール」というところだった。
 コンサートは午後2時開演だった。何か食べていくつもりで少し早めに渋谷に着いた。もう何年も前になるが、時々食事をしに行った「渋谷東急プラザ」」を目指した。しかし、その建物はすっかり変わっていた。1965年に建てられた「渋谷東急ビル」は、1969年に「渋谷東急プラザ」と名前が変わったが、2015年に 渋谷駅周辺の再開発に伴う建て替えのため閉館、2019年12月に新しいビルが竣工し、「東急プラザ渋谷」はその2-8階、17・18階にキーテナントとして入居し営業再開されている。その6階にあった「築地玉壽司」に入った。この店は横浜駅のルミネにもある。
 渋谷はまだまだ再開発の最中である。「東急プラザ渋谷」からもその状況を見ることが出来た。  マークシティに入り、井の頭線の横を通って道玄坂方面に上がり、突き当りの扉を出て左へ行ったところに「ノナカ・アンアホール」があった。この日の「若き巨匠」は西本梨江さんで、バンドネオンの鈴木宗朗さんが共演だった。どれも素晴らしい演奏だったが、特にガルデル作曲のポル・ウナ・カベサ(曲名は競馬用語の「首(ひとつ)の差で」を意味する。カルロス・ガルデルが1935年の映画「タンゴ・バー」 (Tango bar) の挿入歌として作曲したもの)が良かった。

000_240904021_1 X700 渋谷界隈 マークシティー G7X.jpg
2023年10月から大規模改修中の岡本太郎画伯「明日の神話」 2024年9月4日 渋谷マークシティ内

001_240904011_2 X900 渋谷界隈 東急プラザ G7X.jpg 1.「東急プラザ渋谷」入口
前身である「渋谷東急ビル」は1965年に「東急プラザ」に名前が変わったが、そのころ、住んでいたところから学校への通い路であった渋谷には立ち寄ることが多かった。「渋谷東急ビル」にも良く行ったが、そこは、すっかり様変わりして真新しい「渋谷フクラス」というビルになり、その中にキーテナントとして「東急プラザ渋谷」が入っていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
002_240904007_3 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内 G7X.jpg 2.「東急プラザ渋谷」館内 -1
かっての「東急プラザ渋谷」を懐かしく思いながら、新しい「東急プラザ渋谷」のエスカレーターに乗り、レストランが入っている6階に上がった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )
003_240904001_1 X900 渋谷界隈 東急プラザ G7X.jpg 3.「東急プラザ渋谷」館内 -2
エスカレーターがある吹き抜けの周りには、いろいろな食事処があった。ラーメン屋さんや鰻屋さんなどもある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 )
004_240904008_2 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内 G7X.jpg 4.「築地玉寿司」
何を食べようかと、私たちは6階フロアを一回りしたが、寿司を食べようということになった。この店は、横浜駅の「ルミネ」にも出ている。立派な板前さんが前で握ってくれるのだが、食べ放題というメニューがあった。隣の席の若い女性2人組はどうやらそれを召し上がっているようだ。何を、いくら食べてもいいのかと思ったが、聞いてみる勇気はなかった。結局10貫ほどのセットメニューを注文した。値段はまあまあリーズナブルだった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2500 )
005_240904002_1 X900 渋谷界隈 東急プラザから G7X.jpg 5.「東急プラザ渋谷」 6階からの眺め -1
渋谷駅周辺はまだまだ再開発工事が進められている。JR 山手線の駅の方向を眺めているが、いくつものクレーンが立ち上がっていて、これからどう変わっていくのかよくわからない。この真下にはバスターミナルがある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO160 )
006_240904003_1 X900 渋谷界隈 東急プラザから G7X.jpg 6.「東急プラザ渋谷」 6階からの眺め -2
これはスクランブル交差点の方向、原宿方面を見ている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 25mm ISO250 )
007_240904009_3 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内から G7X.jpg 7.渋谷マークシティに向かう
食事をした後、渋谷マークシティ、井の頭線のりばの方へ向かった。左側に見える陸橋が渋谷を東から西へ渡る通路だ。向こう側がJRの渋谷駅になるが、地下の通路は複雑で慣れないと何処へ出るのか分からない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
008_240904010_1 X900 渋谷界隈 東急プラザ館内から G7X.jpg 8.東側バスターミナル
渋谷を東から西へ渡る陸橋の下はバスターミナルになっている。この先が井の頭線の乗り場への入り口で、通りの右側がハチ公広場だ。スクランブル交差点がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 21mm ISO160 )
009_240904012_2 X900 渋谷界隈 マークシティへ G7X.jpg 9.スクランブル交差点 -1
スクランブル交差点が見えてきた。Chat GPTに尋ねたところ、渋谷のスクランブル交差点における信号の切り替わりの間隔は、交通や人出の状況に応じて異なることがあるが、一般的には信号は約90秒から120秒の周期で変わりのだそうだ。通常、車両用の信号が青になる時間は60〜90秒程度続き、その後、歩行者専用の青信号が約30〜60秒間点灯する。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
010_240904013_3 X900 渋谷界隈 マークシティ G7X.jpg 10.渋谷マークシティ -1
一旦、地上へ下りて、井の頭線の乗り場の導入路のエスカレーターを上がり、マークシティに入った。マークシテイは地下鉄銀座線渋谷駅構内の引き込み線(渋谷車庫)、京王電鉄渋谷駅に跨って建てられている。wikipediaによれば、「東西を貫く遊歩道を設置し、鉄道の相互アクセスの改善と道玄坂を含めた街の回遊性を高め、副都心である渋谷の活性化に資するとの方針に基づき建設された。」と記されていた。その通路の両側には飲食店やショップが並んでいたが、この店は「春水堂」といって、台湾の有名なタピオカの店だ。5年前に台湾旅行をした折、南京でこの「春水堂」で喉を癒した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO2000 )
011_240904014_1 X900 渋谷界隈 マークシティ G7X.jpg 11.渋谷マークシティー -2
平日の午後1時。結構人通りがあった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
012_240904016_2 X900 渋谷界隈 ノナカ・アンナホール G7X.jpg 12.「ノナカ・アンアホール」入口
「渋谷マークシティ」を通り抜けて、すぐ左側に「ノナカ・アンアホール」があった。開場は1時15分だったが、外で待っている人たちがいた。ここは、半世紀以上にわたって、名器として高く評価されている楽器を世界中から厳選し、また最高の状態で、日本の音楽愛好家に紹介しているという野中貿易株式会社のホールだ。コンサートホールは6階にある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 )
013_240904019_1 X900 渋谷界隈 ノナカ・アンナホール G7X.jpg 13.「ノナカ・アンアホール」
コンクリートの打ちっぱなしの、それほど大きくないホールだが、舞台にはマホガニーの深く綺麗な色合いと美しい木目が魅力のSTEINWAY & SONSのピアノ(O-180)が置かれていた。定員70名ほどのホールはピアノのコンサートには程よい大きさである。この日は「若き巨匠」は西本梨江さんと、バンドネオンの鈴木宗朗さんの演奏を聴きに来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 )
014_240904022_1 X900 渋谷界隈 スクランブル交差点 G7X.jpg 14.スクランブル交差点 -2
東から西へ渡る陸橋に入る所でスクランブル交差点を眺めた。時刻は午後3時40分。ハロウィンの時はこんなものではないだろうが、さっきより人出が多くなったようだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO320 0 )
015_240904023_1 X900 渋谷界隈 スクランブル交差点 G7X.jpg 15.岡本太郎画伯の巨大壁画「明日の神話」
渋谷マークシティの連絡通路に下りてきて、ここを通るたびに目にしていた岡本太郎画伯の巨大壁画をみた。修復中なのだそうだ。wikipediaをはじめ、インターネットで得られた情報をもとに整理してみた。 大阪万博のシンボルタワー「太陽の塔」と対をなす岡本太郎画伯の代表作で、1968年から翌年にかけて同時制作され、岡本太郎のパブリックアートの代表ともなったと言われる。「明日の神話」は、長さ30m、高さ5.5mの巨大壁画で、1968年から1969年に制作された。元々は、メキシコシティに建築中のホテルのロビーに飾るために依頼された作品だったが、依頼者の経営状況が悪化し、ホテルは未完成のまま人手に渡っていたそうだ。壁画はその後、屋根のある資材置き場を転々としたとされているが、2003年9月にメキシコの資材置き場で発見され、太郎のアトリエ兼自宅を岡本太郎記念館として改装を行い館長となった岡本敏子さんが、壁画に再会したときには絵の具もほぼそのまま残っていた。 「明日の神話」発見から半年後に、岡本敏子さんが再びメキシコを訪れると、壁画は屋根のない場所に保管され、ひびが入り欠損があり劣化も進んでいたそうだ。敏子さんは「明日の神話」の再生を「最後の仕事」として奮い立ったという。そして、岡本敏子さんが亡くなられた後、2008年に岡本太郎記念館館長の平野暁臣氏は渋谷マークシティを視察し、パブリックアートとして鑑賞目的以外の人がたまたま作品に出会うのに適した場所であるという感想を持ち、2008年10月からここ渋谷マークシティ内の京王井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路に恒久設置された。 そして、設置から15年が経過したため、亀裂や変色が進み、作品を次世代に残すための抜本的なメンテナンスが必要と判断され、2023年10月10日から大規模な改修が始まったのだ。改修は複数年にわたる予定だそうだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO1600 )

2024年9月 4日

日比谷公園のリュウゼツラン その後 2024年8月30日 東京都千代田区日比谷公園

8月30日、今日は内幸町で会があった。のろのろと進む台風10号はまだ、四国にあるが、関東地方にも雨を降らせている。午前10時に家を出たが、横浜駅でバスを降りて地下道へ入るまでの間に強烈な雨に叩かれ、びしょ濡れになった。
 今年は各地で数十年に1回咲くというリュウゼツランの花が話題となっていた。日比谷公園でも咲いたというニュースがあり、見たくなって、先月同じ会のあった7月19日に日比谷公園に寄って見た。(日比谷公園のリュウゼツラン開花 7月19日 https://n-shuhei.net/studio_yamako/2024/07/27_1012.php)
 それから、40日ほど経った。その後どうなっているかが見たくて、8月の会の時に寄ってみようと思っていた。
 午前中は雨が強く降っていたが、会が終わった午後3時には止んでいた。この日はコンデジしか携帯していなかったが、行って見た。あいにくの天候で発色が思わしくないが、アオノリュウゼツランのマスト(花茎)は、添え木こそされていたが、まだしっかり立っていた。花はほとんど枯れ落ちていたが、上の方で咲いていた茶色くなった花が付いた花序にその名残が残っていた。

000_240830026m X700 〇日比谷公園 G7X.jpg
日比谷公園ペリカン噴水のアオノリュウゼツランのその後 2024年8月30日 東京都千代田区日比谷公園

001_240830034 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 1.第一花壇の手前から見たリュウゼツラン
午後3時、会が終わって外に出ると雨が止んでいた。都営地下鉄の内幸町へ歩く途中で、同じ方向へ帰る友人と別れて、日比谷公園のアオノリュウゼツランのその後を見届けようと、日比谷公園に入る。工事中の第二花壇のわきを抜けて、第一花壇の手前から添え木はされているが、しっかりと立っているアオノリュウゼツランを確認できた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
002_240830002 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 2.ペリカン噴水とリュウゼツラン -1
ペリカン噴水の近くへ行く。リュウゼツランには三方から支えるように添え木がされているが、立派に立っている。花茎はまだ緑色で、7月19日に見たときのような鮮やかな黄色の花序はないが、7~8mの一番高いところに、黄褐色になった花が見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2500 )
003_240830004 X900 日比谷公園 G7X.jpg 3.ペリカン噴水とリュウゼツラン -2
外国人の観光客以外に公園内を歩く人はほとんどいない。このペリカン噴水は、20世紀初頭に作られた歴史あるもので、ペリカンの彫像が中央に設置されていることからその名がつけられた。噴水自体は、1903年(明治36年)に日比谷公園が開園した際に設置されたもので、公園の設計者である本多静六博士によってデザインされたそうだ。ペリカンの彫像は、当時の日本において西洋文化が浸透しつつあったことを象徴するものであり、ヨーロッパの影響を受けたデザインが取り入れられているという。また、このペリカン噴水は、単なる装飾的な役割だけでなく、公園の風景の一部として多くの人々に愛され、長い間公園を訪れる人々の憩いの場として親しまれていると説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO1200 )
004_240830009 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 4.アオノリュウゼツラン -1
反対側に回って見た。リュウゼツランは添え木で支えられているが、花茎はまだ青々としている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2500 )
005_240830012 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 5.アオノリュウゼツラン -2
花茎の上のほうには、まだ10個ほどの花序に黄褐色になった花序が見られる。7月19日に来た時は、下まで花序がたくさんあって、一番下の花序だけが黄褐色になってきていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )
006_240830016 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 6.アオノリュウゼツラン -3
小雨の降る午後3時。曇りう空を背景に撮るのは難しい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
007_240830020 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 7.支柱に支えられたリュウゼツラン
上永谷に住む友人から、上永谷に咲いていたリュウゼツランは、花茎が切られてしまったという情報をもらった。支柱で支えられていたが、咲いていた場所が横浜の環状2号道路の横断歩道のすぐわきであり、、台風10号の来襲に備えて事故がないように切られたようだ。完全に枯れてしまったわけではない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 )
008_240830023 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 8.アオノリュウゼツラン -3
+1段露出を補正して撮ったが、これはまあまあきれいに撮れた方だと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 )
009_240830006 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 9.東京ミッドタウン日比谷を背景に -1
日比谷通りの向こう側に立つ東京ミッドタウン日比谷のビルを背景にして撮った。不思議とアオノリュウゼツランの背が高く見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO400 )
010_240830011 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 10.東京ミッドタウン日比谷を背景に -2
東京ミッドタウン日比谷は2018年3月に竣工した地上35階建てのビル。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1600 )
011_240830027 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 11.第一花壇より -1
そろそろ退出しようと思い、第一花壇まで戻る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 34mm ISO1250 )
012_240830034 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 12.第一花壇より -2
日比谷通りのビル街、日比谷公園内のフェリーチェガーデン日比谷、そしてその前のペリカン噴水とアオノリュウゼツランを振り返る

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO640 )
013_240830037 X900 〇日比谷公園 G7X.jpg 13.第一花壇より -3
日比谷通りの地下鉄折口に出ようと移動する。また、小雨が降ってきた。このアオノリュウゼツランは何時頃朽ちて見られなくなるのだろうか。9月20日にまた、内幸町まで来るので、どうなっているか見てみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 )
014_240830044 X900 ミッドタウン日比谷 G7X.jpg 14.地下鉄乗り場へ -1 東京ミッドタウン日比谷
日比谷門から公園を退出し、地下鉄のA14出入り口から、地下へ下りる。すると東京ミッドタウン日比谷の入り口があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 15mm ISO2000 )
015_240830043 X900 ミッドタウン日比谷 G7X.jpg 15.地下鉄乗り場へ -2 東京ミッドタウン日比谷
地下を日比谷通りの向こう側へ行くのだろう。地下通路を覗いてみた。いつもは都営三田線の内幸町から乗り降りするが、この日は日比谷線で中目黒経由で横浜に出た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/800秒 16mm ISO3200 )

2024年9月 3日

残暑厳しき舞岡公園 2024年8月23日 横浜市戸塚区舞岡公園

お盆が過ぎたころの舞岡公園は、クサギの花が咲き、その匂いに黒いアゲハたちが集まって来る季節である。しかし、今年の以上に暑い気候のためか、舞岡公園のチョウたちの様子は例年とは違う。5月から6月にかけて、平地産ゼフィルスをはじめ、最もチョウが多くなる季節もチョウの個体数は異常に少なかった。
 7月から続く猛暑はお盆を過ぎてもなお続いている。そんな中だが、台風10号接近の予報もあり、ダメでもともとと思って、8月23日に舞岡公園へ出かけた。狙いはクサギの花に来る黒いアゲハたちだ。
 9時に駐車場に到着。「ばらのまる橋」を渡ったところで幸先よく、モンキアゲハの♂に遭遇した。だが、悠々と飛び去られてしまった。次に古谷戸の里のクサギの咲くところへ行った。クサギは咲いていたが、例年より花が小さいように感じる。クサギ独特の強い匂いも少ない。カラスアゲハの、これもきれいな♂が1頭現れたが、クサギの周りを旋回するも、吸蜜せずに飛び去ってしまった。瓜久保の家の近くではクロアゲハに出会った。大げさだが黒いアゲハたちは生きていたのでほっとした。黒いアゲハたちは午前中は♀を求めて飛びまわり、あまり花に来て吸蜜することは少ないとは思う。だが、午後の時間まで待つのは雷雨の恐れもあるし、やめてしまった。
 駐車場へ戻る道でモンキチョウの黄色い♀に♂が絡んでいくのを見た。♀は尻尾を上げて拒否。この日はアカボシゴマダラは飛んでいるのを数回見かけたが、最後の最後に駐車場のわきに現れた1頭が植え込みに止まって撮らせてくれた。成果という成果は無いに等しかった。

000_240823088 X700 舞岡公園 RX10M4.jpg
谷戸の田んぼに秋を告げる案山子 2024年8月23日 横浜市舞岡公園

001_240823003 X900 ◎舞岡公園 ヤマト RX10M4.jpg 1.ヤマトシジミ♂ 
ヤマハギの花が咲く道には、小さなヤマトシジミの♂が吸蜜していた。ヤマハギの花は元気がなく、キタキチョウもいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm IS0800 )
002_240823013 X900 ツユクサ 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ツユクサ(露草) -1
畑の隅や、道端で見かけることの多い雑草であるが、鮮やかな青色の花が可憐である。朝に咲き昼には萎むという。雄しべは6本あり、上側の3本、下側中央の1本、下側左右の2本で形態が異なる。特徴的な花の形から、ホタルグサ(蛍草)やボウシバナ(帽子花)、花の鮮やかな青色からアオバナ(青花)の別名がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 146mm IS0800 )
003_240823014 X900 舞岡公園 ツユクサ RX10M4.jpg 3.ツユクサ -2
このツユクサの花は前の写真のものより白っぽい。紫色の花弁を持つウスイロツユクサなどの変種・品種が知られるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 27mm IS0640 )
004_240823019 X900 舞岡公園 クサギ RX10M4.jpg 4.クサギの花
古谷戸の里のクサギの花が咲くところに行って見た。クサギの花は咲いてはいたが勢いがない。花は小さく、独特の強い香りも弱い。黒いアゲハが来るかとしばらく待っていると、青い鱗粉を輝かせてカラスアゲハの♂が現れた。しかし2~3回、木の周りを旋回した後、去ってしまった。まだ吸蜜タイムではないのか、それともクサギの花に魅力がないのか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250 35mm IS01600 )
005_240823021 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.古民家の軒先
古谷戸の里にある旧金子家の母屋の縁側には、トウモロコシが干されていら。はや、秋の気配を感じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250 14mm IS0800 )
006_240823023 X900 舞岡公園 キツネノマゴ RX10M4.jpg 6.キツネノマゴ(狐の孫)
4~5mmくらいの小さな可愛い花が咲いていた。wikipediaによれば、キツネノマゴは、「茎の先端から穂状花序を出す。花序には花が密につき、それぞれの花は基部に苞があるので、外見ではその苞が並んだ棒状の姿に見える。萼は深く5裂。花はいわゆる唇花型で、上唇は小さく三角形で、先端は2裂、下唇は丸く広がって反り、先端は3裂、全体は白だが、下唇が広く赤紫なので、赤紫の花との印象が強い。」また、「名前の由来はよく分かっていない。花序が花の咲いたあとに伸びるのがキツネの尾のようだとか、花の形がキツネの顔を思わせるからなどの説も見かけるが、根拠に乏しいと記されていた。複雑な形をした花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm IS0200 )
007_240823026tm X900 舞岡公園 コバギボウシ RX10M4.jpg 7.コバギボウシ(小葉擬宝珠)
古民家の裏庭に咲いていた。リュウゼツラン亜科ギボウシ属だそうだ。この夏客稿を浴びたリュウゼツランの仲間である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm IS0500 )
008_240823035 X900 ◎舞岡公園 ミソハギ属 RX10M4.jpg 8.ミソハギ(禊萩)にコキマダラセセリ -1
箱根湿生花園にも多く咲いている。wikipediaによれば、ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。祭事などに用いられるため、その関係の呼び名が豊富で、他にも「盆花」「精霊花」「霊屋草」などとも呼ばれる。チョウが訪れる花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm IS0250 )
009_240823033 X900 〇舞岡公園 ミソハギ属 RX10M4.jpg 9.ミソハギ(禊萩)にコキマダラセセリ -2
カメラを引いて望遠端で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm IS01600 )
010_240823051 X900 ◎舞岡公園 アレチヌスビトハギ RX10M4.jpg 10.ヌスビトハギ(盗人萩)
PictureThisで検索したところヌスビトハギと同定された。マメ科ヌスビトハギ属の多年草で、ひっつき虫のひとつだそうだ。茎の先端の方から数個の細長い総状花序をつける。下方のものでは、それらの基部には茎につくよりやや小さい葉がつく。花序にはまばらに花がつく。花は小さくて3~4mm、ピンク色に色づく。和名は、果実が泥棒の足跡に似ると言うことだそうだ。古来の泥棒は足音を立てないように、足裏の外側だけを地面に着けて歩いたとのことで、その時の足跡に似ている由と。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm IS0500 )
011_240823048 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 11.ホオズキ(鬼灯、鬼燈、酸漿)
古民家の裏庭へ通じる道にホオズキがあった。和名の漢字を見てなるほどと思う。ナス科ホオズキ族だそうだ。wikipediaによれば、「一般的に栽培されているホオズキには毒性があり、食用にしてはならない。特に妊娠中の女性が摂取すると子宮収縮作用で流産を誘発するおそれがある。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm IS0500 )
012_240823054 X900 〇舞岡公園 ナンバンキセル RX10M4.jpg 12.ナンバンギセル(南蛮煙管)
古民家の裏庭の入り口の低いところに咲いている。このころにこの場所に来ると、例年ナンバンキセルを見ていくが、花期は7-8月で、少し遅かったためか、一つしか咲いていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm IS01000 )
013_240823078 X900 ◎舞岡公園 ジャコウ 幼虫 RX10M4.jpg 13.ジャコウアゲハ幼虫
ウマノスズクサが生えているところで、一人のかたが写真を撮っておられた。「ジャコウですか」と声をかけると、幼虫2匹と蛹二つの居場所を教えてくださった。これは大きな幼虫である。おそらく終齢であろう。第3化であろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/2000 21mm IS0500 )
014_240823069 X900 〇舞岡公園 ジャコウ サナギ RX10M4.jpg 14.ジャコウアゲハ蛹
ウマノスズクサではなく、違う葉で蛹化したようだ。この蛹は小さかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm IS01600 )
015_240823080 X900 ◎舞岡公園 古谷戸のサルスベリ RX10M4.jpg 15.小谷戸の里
古谷戸の里の門を入ったところから撮った。サルスベリの花が重そうに垂れて下がっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250 10mm IS0100 )
016_240823085 X900 ◎舞岡公園 オクラ RX10M4.jpg 16.オクラ(秋葵) -1
ヒマワリは咲き終わっていた。コスモスは数輪咲いているが元気がなくチョウも現れない。畑にはオクラが植えられて、花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250 81mm IS0160 )
017_240823084 X900 ◎舞岡公園 オクラ RX10M4.jpg 17.オクラ -2
あのネバネバした実を付けるオクラの花である。wikipediaによれば、アオイ科トロロアオイ属だそうだ。「日本語名オクラは、英語名 "okra" (オクラ)からの借用語(外来語)で、その語源はアフリカのガーナで話されるトウィ語の "nkrama" に由来する。日本に渡来したのは幕末ごろで、一般に広く栽培されるようになったのは、昭和30年代になってからである。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250 206mm IS0320 )
018_240823095 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 18.田んぼの案山子
谷戸の水田では稲が実ってきている。今年も恒例の案山子祭りが行われる。7 月 20 日(土)~9 月 8 日(日)に申し込み、8 月 3 日(土)~9 月 8 日(日) 各日 9 時~17 時の間に製作する。そして、谷戸の田んぼに出来上がった案山子を9 月 14 日(土)~10 月 13 日(日)に人気投票が行われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250 9mm IS0100 )
019_240823101 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 19.モンキチョウの求愛 -1
駐車場に戻ろうと田んぼの畦道を歩いていると、アカツメクサに止まって吸蜜していたモンキチョウに、もう1頭のモンキチョウが近寄ってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 172mm IS0200 )
020_240823102 X900 ◎舞岡公園 モンキ♂♀ RX10M4.jpg 20.モンキチョウの求愛 -2
モンキチョウの♀は普通は白い装いである。だが、先にアカツメクサに止まっていた黄色いモンキチョウは♀だったようだ。黄色い♀もいるのだ。♀は強引にアプローチしてきた♂の求愛を尾端を上げて拒否し、求愛は実らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 160mm IS0200 )
021_240823110 X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 21.アカボシゴマダラ -1
この日はアカボシゴマダラが飛んでいるところを何回か見ていたが、撮影のチャンスはなかった。駐車場へ戻る途中、けやき広場を回らずに、自販機で冷たい飲み物を買おうと駐車場のゲートのわきへ下りて行ったところ、偶然にもアカボシゴマダラが舞っていて、目の前の植え込みの葉に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm IS01250 )
022_240823117 X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 22.アカボシゴマダラ -2 創のないきれいな、大きな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250 220mm IS0640 )
023_240823121 X900 ◎舞岡公園 アカボシ RX10M4.jpg 23.アカボシゴマダラ -3
しばらくの間、落ち着いて翅を休めていた。近づいて広角側で撮る。最後の最後でチョウを撮影したというところだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/1250 9mm IS0320 )