娘たち夫婦が夏休みにヨーロッパ旅行に誘ってくれた。今回はスペインのバスク地方で美味しいものを食べるのが主な目的という。しばらく海外旅行もしていなかったのでうれしく、もちろん accept だ。日程は7月30日に成田を出発し、8月9日に羽田に帰ってくる11日間とやや長い。
娘の主人が飛行機の予約からホテルの予約をすべて行ってくれ、次のような日程を立ててくれた。感謝!
- 7月30日 成田発 ANA NH231便でベルギーはブリュッセルへ ブリュッセル泊
- 7月31日 ブルージュ(ベルギー)観光 ブリュッセルへ戻り、空路バルセロナ(スペイン)へ バルセロナ泊
- 8月01日 サグラダ・ファミリアなどバルセロナ観光 バルセロナ泊
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8月02日 バルセロナから空路スペインバスク地方のビルバオへ ビルバオからバスでサンセバスティアンへ サンセバスティアン(スペイン)泊
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8月03日 サンセバスティアン滞在 同泊
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8月04日 サンセバスティアンからタクシーで30分ほどのオンダビリアへ移動 着後オンダビリア観光 オンダビリア泊
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8月05日 オンダビリアからタクシーでサンセバスティアンへ、そこからバスでビルバオへ グッゲンハイム美術館見学 ビルバオ泊
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8月06日 午後ビルバオから空路パリへ パリ泊
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8月07日 パリ滞在 私の希望でパリ自然史博物館見学 パリ泊
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8月08日 セーヌ川ランチクルーズ ANA NH216便で帰路に着く 機中泊
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8月09日 午後、羽田着
11日間の旅行を終え、6枚のSDカードに撮ってきた写真、約2400カットをパソコンに取り込んだ。これからブログを綴りながら、行った先々で、見たこと、あったこと、思ったこと、感じたことを思い出していきたい。
こちらに戻ってきて、8月17日に起こったバルセロナ ランブラス通りのテロ事件には驚いた。2週間前にはすぐ近くにいたのだ。
さて、出発日は娘夫婦と成田空港の第1ターミナルで朝8時50分に合流した。私たちはYCATまでタクシーで行こうと思い、前々日にいつものタクシー会社へ予約の電話を入れたところ、当日は横浜市長選挙があり、その関係者による早朝予約でいっぱいとのことだった。仕方なく相鉄線で星川から横浜へ出た。
娘の主人は仕事で最近頻繁にバンコクへ行くことがあり、ANAを利用しているので、ANAのラウンジが使える。白ワインなどもあり、搭乗前の朝食を楽しむことができ、今回の旅行のリーダーの株はまた上がる。
日本とベルギーでは7時間の時差があるが、現地時間で午後3時50分にブリュッセル空港に到着した。
私はベルギーは初めてだった。ベネルックス3国のひとつであること、国王がいること、首都はブリュッセルであること、そのブリュッセルにはEUの主要機関がありEUの首都と言われていることくらいしか知らない。
ブリュッセルの街を歩いてみても言葉が判らない。ベルギーでは北半分を占めるオランダ語圏のフランデレン地域とフランス語を話す国土の南半分のワロン地区があり、そこでは一部でドイツ語も話される。そして、首都ブリュッセル地域はフランス語、オランダ語両言語を併用するという。
2017年のベルギーの人口は11,443,830人、これに比べ東京都の人口が 13,729,858人である。首都ブリュッセルの人口は173,540人で、北海道の釧路市や神奈川県の鎌倉市と同じくらいだ。2013年のベルギーのGDPは約5065億ドルであり、日本の九州とほぼ同等の経済規模であるそうだ。しかし、同年の一人当たりのGDPは45,383ドルであり世界的に上位に位置するという。産業においては世界シェア1%を超える石油化学、非鉄金属、自動車、繊維、食品といった様々な分野の製品があり、バランスの取れた発展がみられ、製薬会社のヤンセン ファーマなども有名である。
日本の皇室とベルギー王室は友好関係にあり、1999年12月にブリュッセルで行われたフィリップ現国王の成婚式には、日本から皇太子徳仁親王と同雅子妃が参列している。また、日本とベルギーの外交樹立150年を迎え、2016年10月11日から14日まで、フィリップ国王は国賓としてマチルド王妃とともに初来日された。日本国皇室とベルギー王室関係は極めて親密であるという。
空港からタクシーで今宵宿泊するホテルへ向かう。ホテルは、ブリュッセルの中心地である大きな広場 グラン・プラスのすぐそばだった。
一休みして、街を見て歩き、食事をする。市庁舎前のグラン・プラスは圧巻だった。ブリュッセルは、チョコレートとビールとワッフルの街だと感じた。店に並ぶ商品は豊かさを感じさせる。食事はムール貝を食べるならここと言われる「LEON」にした。日本人は夕飯の時間は6時だが、6時過ぎに入った「LEON」は有名店なのにまだ空いていた。こちらは日が暮れるのが遅い。何時までも明るいのだ。
食事をしたあと、また、しばしグラン・プラス周辺を散策し、8時前に一旦ホテルへ戻る。だが、グラン・プラスのライトアップの写真を撮りたくて、夜9時過ぎに再びホテルを出た。夜9時20分、まだ空は明るいし、ライトアップもされていない。やっと、夕やみが訪れたのは10時少し前だった。グラン・プラスはまだまだにぎやかだ。いやいや、ますます人出が多くなるようだ。
1.成田空港 ANAラウンジ
午前10時50分発のブリュッセル行きNH231便に搭乗するまでの時間、ANAのラウンジに入る。サンドウィッチ、やきそばなどの軽食があり、ビールやワインも置かれている。ゆったりした時間を過ごすことが出来た。ラウンジの入り口に、ANAがスターウォーズとコラボした「ANA STAR WARS PROJECT」のB787-9 R2-D2 ANA JET の模型が展示されていた。模型のエンジン部分にはハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーのサインがあった。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )露出補正 なし
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2.NH231便の機内モニター
前の席の背もたれに設けられた機内モニターではいろいろなプログラムが楽しめるが、私はしばらく飛行MAPを見ていた。離陸して1時間20分くらいだろうか、物騒なミサイルが飛んできそうなところを飛行している。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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3.連邦議会議事堂
ベルギーのブリュッセル空港には現地時間で午後3時50分に到着した。日本との時差は7時間だ。空港から今晩泊まるホテルがあるグラン・プラスまでタクシーに乗る。途中、ブリュッセル公園の近くを通ったが、公園の北側にこのベルギー連邦議会議事堂、南側には王宮がある。ベルギーの連邦議会は元老院と常議員で構成される。タクシーの車内から撮った。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.ロコフォルテ ホテルアミーゴ
ホテルはブリュッセルの中心地グラン・プラスのすぐ近くだった。ホテルに着き、部屋に案内されて、窓の外を眺める。サンミッシェル大聖堂が見えた。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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5.グラン・プラス
さっそくグラン・プラスへ行ってみる。ホテルから100mほど歩くと市庁舎の脇から広場へ出られた。グラン・プラス(フランス語:Grand-Place、オランダ語:Grote Markt)は縦110m、横68mの大広場だ。この写真は広場に出て、右側を見たところでギルドハウスのひとつ「ブラバント公の家」。大広場は市庁舎、王の家(市立博物館)、各ギルドハウスに囲まれている。繁栄を支えていたのが「ギルド」と呼ばれる同業人組合だった。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 10mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.市庁舎
市庁舎は1402年から1455年の間に建造された。歴史的経緯から、この建物は中世におけるグラン・プラスの建築様式を伝える唯一の証人となっているという。この写真では切れてしまっているが、ゴシック様式の96メートルの塔がある。あとからの写真で確認いただきたい。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 )露出補正 なし
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7.ビールグラス
ベルギーのビールは有名だ。wikipediaによれば、ベルギー国内に125の醸造所があり、銘柄数は、OEMや輸出用銘柄等のレーベル・ビールを含めて1053種類、そのうちオリジナル・ビールは780種類におよぶ。スタイル別にみた場合はオリジナル・ビールが1159種類でレーベル・ビールが388種類の合計1547種類である。ベルギーの人口を鑑みた場合、この数は多いと言わざるを得ない。街にはたくさんの銘柄のビールを売る店が多く、ビールのみならず、それぞれの銘柄でグラスも販売されている。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )露出補正 なし
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8.ギャルリー・サンテュベール
グラン・プラスから北東方向に歩いてすぐのところに、大きなアーケードがある。1847年に完成したヨーロッパ最古のパッサージュのひとつでギャルリー・サンテュベールという。1877年に建てられたミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアに比べると小さいが、レース、革製品、宝石といったベルギーの名産品を販売する立派なブティックが並び、クラシカルな高級感が溢れる。また、チョコレートの名店「ゴディバ」や「ノイハウス」の店もあった。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.「GODIVA」
日本でも有名な「ゴディバ」のチョコレート。バレンタイン・デーには大活躍する。1926年、ジョセフ・ドラップスが「ショコラトリー・ドラップス」をブリュッセルにて設立した。1956年、社名を「ゴディバ」に変更し、販売店をグランプラス広場に開業、1958年にはパリのサントノーレ通りに販売店を開いて国外進出を果たしたという。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
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10.「chez LEON 1893」
ギャルリー・サンテュベールを抜けると賑やかなレストラン街に出た。時刻は夕方の6時半、まだまだ明るく昼のようだ。私たちは、機内食以降何も食べていないので少々空腹だった。ここでは少し時間的に早いようだが、この店に入る。"ムール貝を食べるならここ"とガイドブックなどで紹介されている店だ。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO120 ) 露出補正 なし
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11.LEONビール
喉が渇いたのでまずビール。LEONという銘柄の自家製ビールが、LEONのラベルの付いたブラスに注がれて出てきた。ぐっと、一息に飲み干す。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )露出補正 なし
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12.バケツに入ったムール貝
もちろんムール貝をオーダーする。バケツにいっぱいのムール貝が運ばれてきた。これで1人前である。日本で食べるムール貝よりやや小粒だ。塩味だけだがとても旨かった。次にムール貝のバター焼きのようなものを頼んだが、やはり最初に食べたバケツ入りムール貝のほうが旨かった。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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13.ワッフル
街を歩いていると至る所にワッフルの店があり、ワッフルを焼く甘い香りが漂ってくる。ベルギーでワッフルは中世の昔から家庭でも作られていたそうで、1556年に描かれたピーテル・アールツェンの絵には、世界最古のベルギーワッフルが見られるそうだ。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
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14.王の家(市立博物館の塔)
食事をしたあと、再びグラン・プラスへ戻ってきた。ここを中心に動くと分かりやすい。時刻は午後7時20分、まだ明るい。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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15.横たわる男性像
グラン・プラスからホテルへ。市庁舎の角を入ったところに、こんなブロンズ像があった。当然女性の像かと思ったらさにあらず、この像は男性で、15世紀に貴族と戦い命を落とした同業組合側の英雄、エヴラード・セルクラースの像だった。彼の腕に触ると幸運がやってくるという言い伝えがあり、その腕は多くの人たちに触られて輝いている。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2 1/1000秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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16.小便小僧
ホテルの前を通り越して、小便小僧の像を見に行く。全長30cmと小さい。小僧と言われながら、間もなく400歳という最年長のブリュッセル市民。しかし1619年にフラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワ(Jérôme Duquesnoy)により製作されたオリジナルは盗難に遭って、現在のものは1960年代につくられたレプリカだそうだ。シンガポールのマーライオン、 コペンハーゲンの人魚姫の像と並んで、観光客をがっかりさせる観光名所に数えられるという。近くにかがんで放尿する小便少女(Jeanneke Pis)の像もあった。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 16mm ISO400 )露出補正 なし
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17.小便小僧は人気者
それでも小便小僧は人気者である。多くの観光客が集まる。私もその一人。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2 1/1000秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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18.ストリート・ミュージシャン
カフェの前でサクッスを奏でるストリート・ミュージシャンがいた。カフェに座って聞いている人たちや、向こうから来る車など、風情を感じる。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1250 )露出補正 なし
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19.グラン・プラスの夕暮れ
一旦ホテルに戻って、シャワーを浴びる。しかし・グラン・プラスの夕暮れ、ライトアップの写真を撮りたくなって、再び出かける。時刻はもう9時半近いのにまだ明るい。ギルドハウスの建物の1階のレストランや商店の照明は明るく感じるが、ライトアップはされていない。
Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/80秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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20.王の家
14.の写真にもあるが、市庁舎の対面にあるこの建物は、王の家と呼ばれる。wikipediaによれば、王の家 (la Maison du Roi) は、12世紀以降パン市場として親しまれた木造建築物で、それゆえオランダ語では「パンの家」(broodhuis) と呼ばれる。15世紀になると石造にかわり、ブラバント公の行政庁が置かれた。のちにカール5世は自分の塔をゴシック様式で建てさせた。現在もその姿を見ることが出来ているように思えるが、実際には当時の塔も回廊も存在しない。1695年の砲撃などで損害を蒙ったためであり、現在のものは1875年にネオゴシック様式で再建されたものである。建物は1985年に改築され、市立博物館になっている。
Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/60秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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21.夕やみ迫る街
もう少し暗くなるまで待ってみようと思い、それまでの時間そぞろ歩きをする。この時間になると大分涼しくなった。観光客の姿は絶えない。
Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/60秒 45mm ISO3200 )露出補正 なし
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22.ギャルリー・サンテュベール 午後9時40分
暮れてきて、天井の色が青みを帯びて見える。商店のショー・ウィンドウには灯りが入る。
Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/40秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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23.グラン・プラス ライトアップ 午後9時45分
ようやく夕やみが迫り、グラン・プラスの建物がライトアップされ始めた。テラスで食事を楽しむ人々が増える。
Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/40秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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24.市庁舎の塔
これが市庁舎の塔だ。ゴシック様式の96メートルの塔はヤン・ファン・ルイスブロエク (Jan van Ruysbroek) が手がけたものであり、頂上には竜を打ち倒す天使ミシェル像が飾られている。ミシェルはブリュッセルの守護天使である。
Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/40秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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25.ライトアップされた市庁舎
午後10時を回った。ようやく大広場も暗くなった。市庁舎のてっぺんに天使ミシェル像が見える。
Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/15秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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26.朝の市庁舎の塔
翌7月31日はブリュッセルから鉄道に乗って、水の都ブルージュへ行く。ホテルを出て、グラン・パレスを通って、ブリュッセル中央駅へ歩く。朝8時、グラン・プラスの手前にあるエヴラード・セルクラースの像のところで、若い女性の2人連れにあった。「どこから来られましたか」と尋ねたところ、横浜からという返事。「横浜は何処ですか」と聞いたら同じ保土ヶ谷区の西谷からとのことだった。お互いにそれぞれのグループの写真を撮りあった。写真は市庁舎の塔。朝の光は良い。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 9mm ISO125 )露出補正 なし
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27.行先表示板
ブリュッセルは北半分ではオランダ語を、南半分ではフランス語と一部でドイツ語が話される。そして、首都ブリュッセル地域はフランス語、オランダ語両言語を併用するという。この表示板も上にフランス語、下にオランダ語が併記されている。右がグランド・プラス、左がブリュッセル中央駅。ここらのカフェでパンとコーヒーで朝食にする。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/1250秒 14mm ISO125 )露出補正 なし
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28.午後4時のグラン・プラス
午後4時近く、再び列車でブルージュ観光からブリュッセルに戻った。ホテルに荷物を取りに行く。グラン・プラスの真ん中で仰向けに寝て日光浴?している女性もいた。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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29.ワッフルの名店「ダンドワ」
ホテルの前にワッフルが有名な「ダンドワ」があった。1888年創業のビスケット屋「ダンドワ」だそうだ。昨夜も食べたいと思ったが、すでに閉店時間を過ぎていた。店には列ができている。時間がないので写真だけ撮っておこう。これでブリュッセルともお別れ、ホテルからタクシーに乗って空港へと向かった。
Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 17mm ISO640 )露出補正 なし
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