昼食後、もっともイスタンブールらしいグランドバザールを見物すれば、今回のツアーも帰るのみとなる。イスタンブールはもっとゆっくり歩きたかった。地下宮殿も見たかったし、夜の街も歩いてみたかった。
また、今回新市街へは行かなかったが、ガラタ橋やガラタ塔、そしてタクシム広場にも行ってみたかった。クラッシックなトラムにも乗ってみたかった。
とは言うものの、今回のツアーも十分楽しむことができた。添乗さんは入社2年目の溌剌としたお嬢さんだったし、最初から最後まで同行してくれた現地ガイドのおばさまも良かった。バスそしてドライバーも文句の付けようがなかった。同行したツアーのみなさまも良い方ばかりだった。
持ち歩いたカメラは、昨年の海外旅行はD300だったが今回はD5000、軽くて扱いが楽だった。
今回のトルコ旅行の記述にあたっては、Wikipedia等のほか、
JTBパブリッシング発行 ワールドガイド イスタンブール・トルコ
日経BP企画発行 旅名人ブックス55 イスタンブール・西北トルコ
を参考にさせていただいた。
146.ヴァレンス水道橋
金角湾沿いの船着き場から、バスに乗って、ケネディー通りにあるレストランに向かう途中、水道橋を通るという。この水道橋と直角に交わる、片側三車線の大きな通り(アタチュルク通り)を車がひっきりなしに通る。我々のバスもこの道を通る。あっという間に通り過ぎてしまうのでバスの中から撮るのは難しい。前から撮ったショットは失敗だったが、やっとくぐり抜けた後に振り返って撮ったのがこの写真。ローマ時代の水道橋で378年のヴァレンス皇帝の時代に完成したいう。車窓から。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
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147.トラムの乗客
バスは時折、トラムと並行して走る。失礼してバスの中から1枚、乗客を撮らせていただいた。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
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148.グランドバザール ヌルオスマニエ門
昼食後は、再びバスに乗り、グランドバザールのヌルオスマニエ門にほど近いところで降りた。私たちには1時間の自由時間が与えられた。しかし、迷子になるといけないので、このヌルオスマニエ門からまっすぐの道を、突き当たりの門まで行って、戻ってきてくださいと指示された。グランドバザールは巨大な屋根のある市場で、迷路のように入り組む市場には5000もの店がひしめくといい、商品がうずたかく天井近くまで積まれている。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
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149.グランドバザール カルバクチュラル通り
グランドバザールのもっとも南側に位置するこの通りは、メインストリートなのだろう、宝石店など立派な構えの店が連なる。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/50秒 17.1mm ISOオート )
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150.グランドバザール クユムジュラル通り
メインストリートの右側(北側)には、何本もの路地があり、入って来いと誘惑する。禁を破りちょっとだけ横丁に入ってみた。雑貨を売る店が多いが、専門性もあるようだ。100mも進んで、また、元のメインストリートに戻る。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
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151.グランドバザール ラクダの骨の細工
私にとって、あまり興味のあるものはなかったが、メインストリートに写真のような店を見つけた。店のおじさんは商売気が無いようで居眠りをしていた。売っている小箱やペーパーナイフがなんでできているのか興味が湧いた。帰りに、このおじさんが起きていたので、「何か」と聞いたらラクダの骨だそうだ。「高いのか」かと聞いたら「高い」と答える。小さな箱がひとつ4,000円だという。買うのはやめた。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
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152.オールドバザール
この通りの突き当たりの門までは20分ほどで歩いてしまった。戻ることにする。かみさんは横道にそれて、トルコ風の陶器を買った。言い値は1個1000円という陶器を、会話を楽しみながら値切りにかかる。店のトルコ人はみんな日本語を巧みに操る。結局、2個1000円でお買い上げ。また、元のメインストリートに戻り、ヌルオスマニエ門に向けて歩いて行くと、左手にオールドバザールと書かれた路地があった。この奥にグランドバザール内で最も古くからある所があるそうで、行ってみたかったが、時間がないのと、迷子になってはいけないとの呪縛に従わざるを得なかった。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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153.サンダル・ベデステニ
さらにヌルオスマニエ門寄りに、左に入る小さな路地があり、のぞくと「サンダル・ベデステニ」と書かれた表示があった。店のお兄さんが「入って来いと」と手を挙げている。オールドバザールは「イチ・ベデステン」と言われるが、その「イチ・ベデステン」は最初に出来た市場で、その「イチ・ベデステン」が手狭になってメフメット2世が最初に増築したのが、「サンダルベデステニ」という。 グランドバザールは「イチ・ベデステン」と「サンダル・ベデステニ」という2つの小さなバザールが中心になって発展していったとされる。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
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154.公衆有料トイレ
最後に見ていただく写真が公衆有料トイレになってしまった。グランドバザールの自由時間も終り、これからアタチュルク空港にバスで向かう。その前にトイレに行っておけということで、ヌルオスマニエ門の反対側の古いモスクの前にトイレがあると案内された。料金は1トルコリラ(約60円)だった。中はなかなか清潔だった。そして、すべてのトルコ観光を終えた。我々が搭乗した成田直行便のトルコ航空 TK0050 は予定通り17:50にアタチュルク国際空港を出発し、帰国の途に着いた。
Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
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(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。