2011年12月アーカイブ: Studio YAMAKO

2011年12月30日

表参道イルミネーション 12月13日


 今年も12月13日に現役時代に同じ仕事をした方々との忘年会があった。毎年、15名くらいが集まる。会場は昨年と同じで、西新橋の「喜久鮨」だ。昨年は少し早目に家を出て、六本木のイルミネーションを見たが、今年も始まりが6時半からということなので、原宿表参道のイルミネーションを見に行った。
 今年の表参道イルミネーションは、「原宿 表参道から日本各地へ感動と元気と笑顔を発信」をテーマに、12月2日~1月3日までの33日間、開催されている。JR原宿駅から表参道を見て歩き、東京メトロの表参道から地下鉄に乗って虎ノ門へ行った。

1.JR原宿駅前の歩道橋
原宿に着いたのは夕方5時15分前だった。すでに暗くなってきている。JR原宿駅の表参道口を出て、右へ行くと、表参道を渡る歩道橋がある。さっそく歩道橋に上がった。しかし、JR原宿駅前から、明治通りと交わる交差点まではケヤキの木にイルミネーションがない。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 55mm ISO1800 ) 露出補正 なし
JR原宿駅前の歩道橋;クリックすると大きな写真になります
2.代々木公園
歩道橋の上で後ろを振り向くと代々木公園の空は茜色だった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 34mm ISO800 ) 露出補正 -1.3段
代々木公園;クリックすると大きな写真になります
3.宵の明星?
歩道橋を左側に降りて、青山通りに向かって歩き始めた。まだ少し明るさが残っている空に明るい星が輝く。宵の明星、明けの明星というのは金星であるが、宵の明星は西の空に見えるという。というと、この星は東よりの空に見えているので、宵の明星とは違うのだろう。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 -1.3段
宵の明星?;クリックすると大きな写真になります
4.神宮前交差点
ここはJR原宿駅から表参道を下がってきた明治通りとの交差点。この写真で、右側方面が渋谷である。ここから先、青山通りに向かってケヤキのイルミネーションが始まる。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 17mm ISO2000 ) 露出補正 なし
神宮前交差点;クリックすると大きな写真になります
5.「ラフォーレ原宿」
神宮前交差点の角に若い女性のファッションの店がたくさん入っている「ラフォーレ原宿」がある。入口に大きなクリスマスツリーがあった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.3 1/125秒 26mm ISO900 ) 露出補正 なし
「ラフォーレ原宿」;クリックすると大きな写真になります
6.ケヤキ並木 -1
反対側の舗道を眺める。ケヤキの木のイルミネーションの向こうにブランドショップが並ぶ。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 45mm ISO1600 ) 露出補正 なし
ケヤキ並木 -1;クリックすると大きな写真になります
7.ケヤキ並木 -2
時間は5時15分、青山通りから明治通りに向かって車の量が多い。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 70mm ISO2000 ) 露出補正 +0.7段
ケヤキ並木 -2;クリックすると大きな写真になります
8.「表参道ヒルズ」
左へ入ると私が6年間学んだ神宮前小学校がある。この先は「表参道ヒルズ」だ。「表参道ヒルズ」の入口にはイルミネーションで飾られた馬車が置いてあって、入れ替わり立ち替わり、その馬車で記念写真を撮ってもらっている女性が絶えない。フォトスポットという札が立てられていた。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 17mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
「表参道ヒルズ」;クリックすると大きな写真になります
9.「表参道ヒルズ」前の人通り
「表参道ヒルズ」に面した舗道も人通りが絶えない。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 40mm ISO2000 ) 露出補正 +0.7段
「表参道ヒルズ」前の人通り;クリックすると大きな写真になります
10.表参道を反対側に渡る
「表参道ヒルズ」の建物が切れる辺りで道路を反対側に渡った。歩道橋に上がって、上からイルミネーションを撮りたいが、イルミネーション点灯時は歩道橋は通行止めになっている。紅葉したケヤキの葉が灯りに照らされていた。ケヤキの葉はどんな色に紅葉するのか知らなかった。調べてみると、ケヤキの紅葉には赤やオレンジ、黄色とバリエーションがあり、赤くなるか黄色くなるかは木によって遺伝的に決まっているのだそうだ。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 32mm ISO2800 ) 露出補正 +0.7段
表参道を反対側に渡る;クリックすると大きな写真になります
11.道路の反対側から見た表参道ヒルズ
通りの向かい側から見る「表参道ヒルズ」の建物はひときわ明るい。神宮前小学校の辺りまで下りてきたが、そろそろ忘年会の会場へ向かわなくてはいけない時間になった。再び引き返して表参道駅から地下鉄に乗った。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/100秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 +0.7段
道路の反対側から見た表参道ヒルズ;クリックすると大きな写真になります
12.新橋SL広場
西新橋の「喜久鮨」での忘年会もお開きになり、お互い「良いお年を」と挨拶を交わし、帰宅の途に着いた。JRで横浜に戻ろうと新橋駅まで来たら、SL C11がイルミネーションで飾られていた。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
オートで撮影 ( F3 1/60秒 19mm ISO800 ) 露出補正 なし 内蔵フラッシュ使用
新橋SL広場;クリックすると大きな写真になります


2011年12月26日

鎌倉散策 その2 12月12日 鶴岡八幡宮


 2010年3月10日に倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏が1年9か月たった今、どうなっているかを見てみたかった。妙法寺を最後に鎌倉駅に向けて引き返したが、途中には、かみさんが好きな「スワニー」というキルティングの生地を扱う店や、昔ながらの食料品市場もあり、寄り道しながらになった。昼飯は「なかむら庵」で蕎麦にした。昼食を終え、「段葛」を通って鶴岡八幡宮へ。

16.一の鳥居と左の獅子
段葛の道が始まる所に御影石で造られた大鳥居がある。この鳥居が鶴岡八幡宮の一の鳥居。現在の鳥居は、1668年(寛文8年)、江戸幕府四代将軍徳川家綱によって寄進された石造明神鳥居で、高さは約8.5メートル。二の鳥居と三の鳥居も家綱の寄進によって建て替えられたが、大正12年の関東大震災によって三つとも倒壊した。昭和12年、一の鳥居のみが元のとおりに再建されている。その一の鳥居の手前左右に獅子がいる。これは八幡宮に向かって左の獅子。口を閉じている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
一の鳥居と左の獅子;クリックすると大きな写真になります
17.一の鳥居と右の獅子
同じく右側の獅子。口を開いている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
一の鳥居と右の獅子;クリックすると大きな写真になります
18.雪の下カトリック教会
段葛の道を進んでいくと右側に教会が現れた。ファサードの絵がきれいだ。調べてみると、ここは鎌倉雪の下カトリック教会と言い、終戦後、国内には期待に応える充分な数の聖職者がいなかったため海外から多くの修道会が布教のために来日したが、その状況の中、横浜教区司教の招きに応じ、1948年5月に、レデンプトール会のレベック、ドモンティニ、カンパニアの3神父が来日し、この教会が始まったと伝えられる。そして、1958年にこの新聖堂が完成している。紛らわしいが、鎌倉警察署の隣に鎌倉雪の下教会があり、こちらはプロテスタントの教会だそうだ。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
雪の下カトリック教会;クリックすると大きな写真になります
19.「絶えざる御助けの聖母」のモザイク
この「絶えざる御助けの聖母」の原画は非常に古く、長い間クレタ島で崇敬を受けていたのが、15世紀にローマの聖マタイ聖堂に移された。聖マタイ聖堂はフランス革命の際に破壊されたが、19世紀になって、聖画は摂理的(宗教的)な出来事によって発見され、レデンプトール会の創立者の聖アルフォンソに捧げられた聖堂に戻り、多くの人に崇敬を受けるようになったという。「絶えざる御助けの聖母」は、レデンプトール会とは深い縁によって結ばれていたことにより、この雪ノ下カトリック教会に掲げられることになった。この「絶えざる御助けの聖母」のモザイク画は、信徒ばかりではなく、一般市民や観光客に親しまれている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
「絶えざる御助けの聖母」のモザイク;クリックすると大きな写真になります
20.鶴岡八幡宮 三の鳥居
鶴岡八幡宮の参道「段葛」を抜けて、鶴岡八幡宮の入口に建てられているのが三の鳥居である。徳川四代将軍家綱によって石造の鳥居が建てられていたが、関東大震災で倒壊し、現在はコンクリート造となっている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
鶴岡八幡宮 三の鳥居;クリックすると大きな写真になります
21.移植された大銀杏の幹
2010年(昨年)の3月10日未明、強風で倒れた樹齢千年の大銀杏は、高さ4mの幹が7m離れた場所に移植された。その1カ月半後の4月23日に行った時は、すでにその幹から沢山の「ひこばえ」が生えてきていて、驚いたものだった。そして、昨年12月に行った時には、その「ひこばえ」たちは高さ2mほどになっていた。そして、さらに1年たった今日、「ひこばえ」だった新芽は、ご覧の通り、たくましく、太くなっていた。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
移植された大銀杏の幹;クリックすると大きな写真になります
22.残った根から
一方、大石段の本殿に向かって左側の元の大銀杏の根からも脇芽が出ていたが、その脇芽もぐんぐんと伸びている。生命力の強さを感じる。これから、移植した幹からの延びた木と、元の根から伸びた木はどのように大きくなっていくのだろうか? 千年後には2本の大銀杏になるのだろうか。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
残った根から;クリックすると大きな写真になります
23.移植された幹と元の根
この写真右側が移植された幹で、左手前が元の幹の折れた根元である。とても大切に管理されているようだ。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
移植された幹と元の根;クリックすると大きな写真になります
24.若宮のモミジ
八幡宮の本殿にお参りし、若宮の方へ降りてくると、まだ、モミジがきれいだった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
若宮のモミジ;クリックすると大きな写真になります
25.直会殿脇のモミジ
ここは、直会殿(諸行事や直会を行う施設)の辺りだろうか。陽の当たるモミジが輝いている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
直会殿脇のモミジ;クリックすると大きな写真になります
26.斎館前のモミジ
斎館(献幣使を迎えたり、国の内外からの賓客を持て成するところ)の中庭には入れなかったが、玄関前にモミジが残っていた。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
斎館前のモミジ;クリックすると大きな写真になります
27.ハトに餌をやるひと
源平池のまえで、ハトに餌をやっている人がいた。ハトも慣れたもので「手乗り」状態である。いつも、こうされているのだと思えた。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ハトに餌をやるひと;クリックすると大きな写真になります
28.白いハト
源平池の旗上弁財天社の木に白いハトが集まっていた。きれいな真っ白なハトたちだ。一族なのだろうか。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
白いハト;クリックすると大きな写真になります
29.源平池端 桜の葉
最後に残った桜の葉が、頑張ってしがみ付いていた。このあと、鶴岡八幡宮を後にして、小町通りを通って、途中からJR横須賀線の踏切を渡って、鎌倉駅の西口にでた。今日は大分歩いたので、脚が少々疲れた。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
源平池端 桜の葉;クリックすると大きな写真になります


2011年12月23日

鎌倉散策 その1 12月12日 妙本寺から安国論寺へ


 紅葉の鎌倉へも出かけようと思っていたが、いろいろとすることがあり、紅葉のピークには少し遅くなってしまった。横浜に住むようになってから、何度か鎌倉に出かけているが、すでに海蔵寺のある鎌倉駅の北西側、瑞泉寺、報告寺など東側、そして北鎌倉で下車して、円覚寺、東慶寺、建長寺を見て歩いた。また、紫陽花の季節には江ノ電沿線の長谷寺や極楽寺へも行った。そこで今回は南東側の妙本寺、安国論寺を巡ってみようと計画した。

1.朝9時半の鎌倉駅
三日続きの快晴である。横浜から横須賀線で鎌倉に着いたのが9時半だった。鎌倉駅を背に真っすぐ進むと材木座海岸から鶴岡八幡宮へ向かっている大通りへ出る。私が北鎌倉に住んでいた頃(昭和43年から7年間)には、駅のロータリーに面して左側に西武百貨店があったが、今はない。振り返って駅舎を撮る。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝9時半の鎌倉駅;クリックすると大きな写真になります
2.ぼたもち寺
地図を見ながらまず、今日の目的の一つである妙本寺へ向かう。見当をつけて細い道に入ったら、解からなくなった。庭の落ち葉を掃除されていた年配の男性に「おはようございます。妙本寺はどちらでしょうか?」と尋ねたところ、親切に「ここをまっすぐ行くと、ぼたもち寺へ出ますから、そこを左へ行くと妙本寺です」と教えてくださった。そのぼたもち寺であるが、正しくは常栄寺といい、慶長11年(1606年)に創建された日蓮宗の寺院。文永8年(1271年)に、日蓮上人が瀧の口法難にあって刑場に引かれていく時、ここに住んでいた桟敷尼が「ぼた餅」を捧げたので、その様に呼ばれるようになったそうだ。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ぼたもち寺;クリックすると大きな写真になります
3.妙本寺総門
妙本寺も、日蓮宗の寺院であり、日蓮宗妙本寺派の本山。山号は長興山という。本尊は三宝(さんぼう)祖師。開山は日朗(にちろう)。文応元年(1260)に創建された。この総門をくぐり、妙本寺の境内に入る。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
妙本寺総門;クリックすると大きな写真になります
4.妙本寺本堂を仰ぐ
総門をくぐった先の左手に方丈門というのがあり、石段で上がるようになっている。石段の途中に「妙本寺」の石標があり、最後の石段を上がると寺務所、書院がある。その先にこの写真で見える本堂がある。薄暗い感じが出てほしいと-0.7段の露出補正をした。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
妙本寺本堂を仰ぐ;クリックすると大きな写真になります
5.二天門の先から祖師堂を見る
総門から方丈門を通らず、まっすぐ二天門、祖師堂に向かう道がある。二天門は朱塗りの美しい門だが、人が多かったので、ここは後で撮ることにして、先に進んだ。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
二天門の先から祖師堂を見る;クリックすると大きな写真になります
6.日蓮聖人銅像
日蓮(1222年~1282年)は、鎌倉幕府中期の僧で、日蓮宗を開いた。日蓮は承久4年(1222年)の春、安房国小湊(現在の千葉県鴨川市天津小湊)に生まれた。比叡山、高野山などで、修業を積んだ後、法華経にこそ仏教の神髄があるという信念を持ち、建長5年(1253年)、政治不安や天災に苦しむ社会を救おうと、鎌倉にやって来たそうだ。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
日蓮聖人銅像;クリックすると大きな写真になります
7.祖師堂脇の紅葉
ここは撮影ポイントのようだが、残念ながら紅葉は終わりに近かった。時間はまだ午前10時前。快晴だが陽の光は祖師堂で遮られて、薄暗い。祖師堂の建立はその棟札から天保9年(1838)と推定されている。内部の厨子に祀られている日蓮聖人像は、池上本門寺・身延久遠寺と一本の木で彫られた「一木三体のお像」と言われ、日法上人の作だそうだが、そのなかでも妙本寺の像は日蓮聖人存命時の製作で一番古いとされ、鎌倉市の重要文化財に指定されている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 60mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
祖師堂脇の紅葉;クリックすると大きな写真になります
8.比企一族の墓
現在妙本寺のある谷戸は、鎌倉時代には比企能員(よしかず)一族の屋敷があったところだそうだ。比企能員は源頼朝の乳母、比企尼の養子であり、1180年(治承4年)以後は頼朝の信任を得て、御家人となった。頼朝の死後も将軍頼家の外戚として権勢を持ったが、北条時政の謀略により、比企一族が、北条氏を中心とする大軍に攻められ、一族もろとも建仁3年(1203年)に滅ぼされた地である。その比企一族の墓がここ妙本寺の境内の奥まったところにあった。この写真はその一部である。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 29mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
比企一族の墓;クリックすると大きな写真になります
9.二天門
本堂と祖師堂にお参りをしたあと、二天門へ戻ってきた。これは祖師堂へ向かっての写真。門の左側のモミジが最後の頑張りを見せてくれている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 70mm ISO1400 ) 露出補正 -0.3段
二天門;クリックすると大きな写真になります
10.二天門と祖師堂
この美しい二天門は1840年(天保11年)の創建とのこと。 昨年5月より修理が施されていたがこの9月に完成したそうだ。修理できたてだった。奥に見えるのが祖師堂。右手に比企一族の墓が見える。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F3.3 1/125秒 26mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
二天門と祖師堂;クリックすると大きな写真になります
11.夷堂橋(えびすどう橋)
妙本寺のお参りを終え、もうひとつの目的である安論国寺へ行く通りへ出ると、本覚寺があった。境内は工事中だった。その手前に流れる小さな川にこの夷堂橋がかかっていた。橋を渡って、本覚寺山門の手前に昭和7年に建てられた石碑があり、「この橋は鎌倉十橋のひとつである。ここには昔、夷堂があったと言われる。この川は現在は滑(なめり)流というが、昔は場所によって多くの呼び名があった。上流では胡桃(くるみ)川といい、浄明寺門前では滑川といい、文覚 (もんがく)屋敷跡の辺りでは坐禅川といい、この辺りでは夷堂川と呼び、延命寺の辺りはスミウリ川といい、閻魔(えんま)堂跡の辺は閻魔堂川といった。」 というようなことが記されている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 40mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
夷堂橋(えびすどう橋;クリックすると大きな写真になります
12.上行寺薬師堂
夷堂橋から八雲神社に寄ってお参りして、大町四つ角を左に曲がった。安論国寺を目指して歩くと、右側に上行寺というのがあった。上行寺は、桜田門外の変において、大老井伊直弼を襲撃した水戸浪士広木松之助が切腹した寺だという。境内に松之助の墓があるそうだ。その手前にある薬師堂には、北条政子が源頼朝の「おでき」を治すため参拝したという瘡守稲荷が祀られていた。何とも賑やかである。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
上行寺薬師堂;クリックすると大きな写真になります
13.安養寺 樹齢700年の槙
今度は左手に安養院があった。安養院は日蓮宗ではなく浄土宗の寺。この寺は、嘉禄元年(1225年)、北条政子が夫・源頼朝の冥福を祈って建てた笹目の長楽寺が前身といわれる。境内には天然記念物に指定された槙の巨木(樹齢700年)があり古刹の雰囲気が漂う。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 19mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
安養寺 樹齢700年の槙;クリックすると大きな写真になります
14.安論国寺は工事中
ようやく今日の目的の安論国寺に着いたが、残念ながら工事中で、境内に入ることができなかった。安国論寺は、日蓮宗の寺院である。創建は建長5年(1253年)とのこと。ガイドブックにこのモミジが良いとあったので期待してきたのだが、残念だった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 45mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
安論国寺は工事中;クリックすると大きな写真になります
15.妙法寺 惣門
さて、11時になった。そろそろ、鎌倉駅へ戻り、早めの昼飯にしようと思う。安論国寺のすぐ傍に妙法寺があったので、寄ってみた。妙法寺のある松葉ヶ谷は、日蓮上人が鎌倉に入って草庵を結んだ地であり、「松葉ヶ谷法難」の舞台となった。残念ながらこの惣門は閉じられていて、その先の仁王門や苔の石段を見ることができなかった。左側から本堂に行き、お参りをした。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
妙法寺 惣門;クリックすると大きな写真になります

2011年12月20日

本牧市民公園から横浜市電保存館へ 12月4日


 12月4日 三渓園の散策を終え、車を停めた本牧市民公園の駐車場へ戻ってきた。本牧市民公園の片隅におかれている蒸気機関車を見た後、JR根岸駅に近い磯子区滝頭にある横浜市電保存館に寄ってみた。ここも18台ある駐車場は満杯で、臨時駐車場の方へまわされた。さすがに今日は日曜日、子供連れの来場者が多かった。ここには昭和47年3月31日で廃止された横浜市電の当時の車両や、鉄道模型のあるパノラマ、そして横浜市電の歴史を語るパネルなどが展示されている。

1.D51516
本牧市民公園の片隅にはデゴイチの愛称のある蒸気機関車D51が据えられていて、子供たちが機関室へ立ち入ることができるようになっている。D51は主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車一形式の両数では最大を記録したそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
D51516;クリックすると大きな写真になります
2.機関士の気分
遊びに来ていた子どもたちは次々に機関室へ上がり、なにかのレバーを握っては機関士になった気分になっていた。機関室の様子や、想像するその操縦の技術はIT時代の今とは隔世の感がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 22mm ISO1000 ) 露出補正 なし
機関士の気分;クリックすると大きな写真になります
3.同い年のD51
このD51516は、昭和16年に大宮工場で製造された。私と同い年である。国有鉄道の大宮工場で同年2両製造された内の1台だ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
同い年のD51;クリックすると大きな写真になります
4.横浜市電保存館入口
1904年(明治37年)7月15日 横浜電気鉄道により、神奈川 - 大江橋間が開業したが、1921年(大正10年)4月1日 横浜市がその横浜電気鉄道を買収して横浜市電となった。ここ横浜市電保存館は所和47年に横浜市電が全面廃止された翌年の1973年(昭和48年)8月25日に、滝頭車両工場跡に開館し、まず市電の車両7両と部品、備品を保存展示された。その後、滝頭車両工場跡地に建てられた市営住宅の建設のため一時閉館されたが、1983年(昭和58年)8月13日に、その市営住宅の1階に再開館された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
横浜市電保存館入口;クリックすると大きな写真になります
5.横浜市電のパノラマ模型
21世紀の横浜を背景に地下鉄、私鉄、JRのOゲージとHOゲージの車両が縦横に走っているほか、昭和30年代の横浜を背景に市電の模型車両も走っている。なかなか見ごたえのある模型だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/60秒 90mm ISO3200 ) 露出補正 なし
横浜市電のパノラマ模型;クリックすると大きな写真になります
6.Oゲージ鉄道模型
亡くなられた吉村栄という方が、およそ40年をかけて製作、収集された鉄道模型(Oゲージ)のコレクションが展示されている。蒸気機関車43両をはじめとする各種車両は、全国でも例を見ない規模のものだそうで、「子供たちに夢を」という故人の遺志により、横浜市に寄贈されたものとのこと。ここに展示してあるコレクションはその一部だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 32mm ISO900 ) 露出補正 なし
Oゲージ鉄道模型;クリックすると大きな写真になります
7.世界の路面電車の展示パネル
私の好きな外国の路面電車の展示パネルもあった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 24mm ISO500 ) 露出補正 なし
世界の路面電車の展示パネル;クリックすると大きな写真になります
8.実車展示 1600型
奥行きの長い展示場には7両の実車が展示されていた。路線番号の⑦は、八幡橋から桜木町駅前、横浜駅前を通って中央市場までの路線だったようだ。この車両は1600型で800型代替として昭和32年、当局工場で製作した最後の新車とのこと。後部乗降口を中央よりに移したバス型配置で、出入口を大きくとり、4枚折戸が採用されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
実車展示 1600型;クリックすると大きな写真になります
9.実車展示 1100型
この車両は1100型。昭和11年に新式中型ボギー車として5両購入された。バンパー面から流線型となっている車両は当局唯一のもの。当初はロマンスシートとロングシートを設け、鋼製振止式のつり皮を採用するなどモダンな車両であったようだ。昭和42年ワンマン車に改造され市電全廃まで活躍した。⑥は磯子区の葦名橋から桜木町駅方面を走っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 32mm ISO500 ) 露出補正 なし
実車展示 1100型;クリックすると大きな写真になります
10.実車展示 1000型車内
これは⑩の路線番号板が掛けられた1007号車の車内である。⑩は桜木町と弘明寺間の路線だった。この1000型は昭和3年に震災復興事業により20両購入された。 昭和44年全廃されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
111220_010.jpg


2011年12月16日

紅葉の三渓園 12月4日


 三渓園へは今年の6月に行っている。その時に紅葉のころはきれいだろうなと思ったので、再び12月4日に出かけた。9時開園である。9時15分ごろ、付近に到着したが、三渓園の駐車場から車の列ができている。係りの方が来て、すでに満車であるので、三渓園の反対側の入口、すなわち南門の近くに本牧市民公園の大きな駐車場があるので、そこに停めて、南門から入園してほしいと説明があった。私たちの前に並んでいた車は次々とそちらへ向かう。私たちも従った。本牧市民公園の駐車場は大きな駐車場だった。公園内にある「上海横浜友好園」を眺めながら、南門から三渓園に入った。横浜市民で65歳以上は入園無料だった。
  横浜の生糸商で茶人でもある原富太郎氏がつくった三渓園は、明治39年に開園し、周辺一帯は閑静な住宅地としても開けていった。名称の三渓園は原の号である三渓に由来する。三渓園に隣接して、本牧市民公園も整備され、一帯は市民の文化レクリエーションの地として親しまれている。

1.上海横浜友好園
本牧市民公園は昭和43年に終了した本牧埠頭関連造成用地の海面埋立てにより、それまで海であったところに、庭球場、運動広場、池などの施設を整備し、昭和44年に公開されました。 「上海横浜友好園」は平成元年に横浜市と上海市の友好都市締結15周年を記念してつくられたとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
上海横浜友好園;クリックすると大きな写真になります
2.上海横浜友好園 湖心亭
「上海横浜友好園」は横浜市が上海市に寄贈した「横浜上海友好園」のお返しとして上海市から提案、整備されたもので、中国江南様式による庭園だそうだ。 上海市の木、花のハクモクレンに因んで命名された玉蘭庁を中心に、庭院、曲橋で結ばれ、六角形の二重屋根が特徴的な湖心亭からもう一つの出入口の竹門などが池の中に巧みに配置され、背景となっている三溪園の緑と崖が独特の雰囲気を醸し出している。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 42mm ISO400 ) 露出補正 なし
上海横浜友好園 湖心亭;クリックすると大きな写真になります
3.海岸門
三渓園の南門から入って左に中国梅林を見ながら進むと左手に海岸門がある。海岸門から先は内苑になる。原三渓家族が住んでいた内苑は非公開であったが、昭和33年に公開された。海岸門の手前のモミジが色鮮やかで、カメラを持った多くの人たちが撮っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/420秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
海岸門;クリックすると大きな写真になります
4.旧天瑞寺寿塔覆堂の銀杏
海岸門をくぐって少し進むと右手に旧天瑞寺寿塔覆堂が見える。この堂は、豊臣秀吉が母のために建てた寿塔を覆うための建物で、現在、秀吉が建てたものと確認できる数少ないものだそうだ。 その屋根に傍に立つイチョウの黄色い葉が落ちていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧天瑞寺寿塔覆堂の銀杏;クリックすると大きな写真になります
5.旧天瑞寺寿塔覆堂 裏側
ここは旧天瑞寺寿塔覆堂の裏側。先ほどのイチョウの落ち葉が地面を覆っている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧天瑞寺寿塔覆堂 裏側;クリックすると大きな写真になります
6.旧天瑞寺寿塔覆堂 表側
旧天瑞寺寿塔覆堂の表側に回る。天正16年(1588)、豊臣秀吉は母・大政所の病気平癒を祈って京都の大徳寺山内に塔頭・天瑞寺を創建した。そして母のさらなる長寿を祈願して、同寺内に寿塔(生前に建てる墓塔)を建て、これを覆堂内に納めたという。天瑞寺は明治7年に廃寺となり、この覆堂は大徳寺内の瑞光寺、黄梅院を経て、明治35年に三渓園に移築されたとのこと。墓塔は総高9.65尺の石造宝塔で、現在も竜翔寺(旧天瑞寺)の境内に残されているとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧天瑞寺寿塔覆堂 表側;クリックすると大きな写真になります
7.旧天瑞寺寿塔覆堂の手水鉢
旧天瑞寺寿塔覆堂の前にあった手水鉢にモミジが写り込んで鮮やかな色になっていた。内苑には、これとは別に有名な「瓢箪文手水鉢」という周囲に瓢箪の文様がある、豊臣秀吉が愛用したという手水鉢がある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧天瑞寺寿塔覆堂の手水鉢;クリックすると大きな写真になります
8.茶会 月華殿
この日は、内苑のいくつかの建物で横濱茶道連盟による茶会が行われていた。ここ月華殿は初代徳川家康により、京都伏見城内に建てられたものといわれており、 1918年(大正7年)に春草廬と共にこの地に移築されたとのこと。原三溪が建てた金毛窟とつながっている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 40mm ISO400 ) 露出補正 なし
茶会 月華殿;クリックすると大きな写真になります
9.旧燈明寺三重塔
池の周りを巡ってみたが、紅葉はほとんど見るべきところがなく、それではと、正門から池越しに見える旧燈明寺三重塔へ上ってみた。残念ながらここの紅葉も大したことはなかった。旧燈明寺三重塔は1457年(康正3年)建築された重要文化財で、園内のほぼ全域から、その姿を見ることができる。 三溪園には、1914年(大正3年)に移築されたと書かれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧燈明寺三重塔;クリックすると大きな写真になります
10.初音茶屋
三重塔から降りてきて、角を曲がると真っ赤に染まったモミジが見えてきた。ここは「初音茶屋」という。茶屋の真ん中には囲炉裏が有る。案内板には、かって三渓園を訪れたインドのノーベル賞文学者「タゴール」や「芥川龍之介」によって書きしるされた茶屋とされている。芥川は、大正4年(1915)の初秋、ここでの印象を「ひとはかり うく香煎や 白湯の秋」と俳句に残している。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
初音茶屋;クリックすると大きな写真になります
11.内苑側から見た海岸門
期待した紅葉は旧天瑞寺寿塔覆堂、初音茶屋、そしてここ海岸門といくつかのところに限られた。内苑側から、海岸門をくぐって、右へ曲がり、南門から再び本牧市民公園の駐車場へと戻った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
内苑側から見た海岸門;クリックすると大きな写真になります


2011年12月12日

横浜関内界隈散策 11月26日

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 久しぶりに横浜を歩いてみたくなった。快晴とは行かないが、天気は良い。しかしながら、さすがに寒くなってきた。自宅の最寄り駅は相鉄線の星川である。この付近は朝のラッシュ時には、踏切がなかなか開かず、車が渋滞するが、それを解消するための立体交差化が進められ、駅も階上に上がる。
 横浜駅までは乗ってしまえば5分で着く。この日は横浜からJRの京浜東北線に乗って関内で下りた。南口を出て、伊勢佐木町方面へ向かうと、「横浜大通り公園ふれあいバザール」という、いわばフリーマーケットがあり、衣類が多いが、なかには「肥後守」やソムリエナイフなどを1,000円~3,000円の手ごろな値段で売る店もあった。
 そのあと伊勢佐木町を少しだけ歩き、今度はJRの高架線の反対側へ行き、銀座に本店がある「磯むら」という串揚げ屋さんで昼食にした。横浜公園から日本大通りを山下公園まで歩き、色づいた銀杏を眺めた。

1.相鉄線星川駅
相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業は、星川駅と天王町駅を含めた約1,800mを高架化し、交通の円滑化による都市機能の充実を主な目的とする横浜市の都市計画事業であり、相模鉄道がその工事を実施している。保土ケ谷区の中心部である「星川・天王町駅周辺地区」は、保土ケ谷区総合庁舎や横浜ビジネスパークをはじめ多様な業務施設が集積している。平成14年9月の事業認可(都市計画)取得後、来年度(平成24年度)の完成を目標に進めていたが、このたび、踏切や駅の安全対策、工事中の環境対策等の追加工事が必要になったこと、さらに、用地取得の遅れを理由に、完成目標を平成30年度(6年間の延長)に変更することになったという。駅の工事もだいぶ進んできたように思うのだが、まだ時間がかかりそうだ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 10.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
相鉄線星川駅;クリックすると大きな写真になります
2.伊勢佐木町通り
しばらく伊勢佐木町には来ていなかった。かっては横浜きっての商業地域だったが、今や、元町や「みなとみらい」地区に圧倒されている。伊勢佐木町の老舗である有隣堂書店は健在だが、その前にあった松屋は閉じてしまっていた。まだ、昼前の時間であり、人通りはそれほど多くはない。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/500秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
伊勢佐木町通り;クリックすると大きな写真になります
3.横浜公園
中学生のころ、公園内にあった「フライヤージム」と呼ばれた体育館で卓球の試合をしたのを思い出す。いや、試合をしたのではなく、見に行っただけだったかもしれない。忘れてしまった。横浜公園の敷地内に横浜ベイスターズが本拠地としている横浜スタジアムがある。面積は約63,800m²。 横浜公園誕生のきっかけは、1866年(慶応2年)に横浜を襲った大火と言われる。大火で全焼した旧太田屋新田の港崎(みよざき)遊郭の跡地に外国人と日本人の双方が利用できる公園として設置された。公園は外国人居留地と日本人市街地を隔てる防火道路(日本大通り)と一体的に計画された。この写真で噴水の向こうに見えるのが日本大通りである。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/500秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜公園;クリックすると大きな写真になります
4.神奈川県庁
横浜公園から山下公園に向かって日本大通りを歩く。日本大通りに面して左側に神奈川県庁の建物がある。関東大震災で焼失した旧県庁舎は、1928年(昭和3年)に再建された。その塔屋は横浜三塔の「キングの塔」として親しまれ、歴史的建造物として、1996年に登録有形文化財(建造物)に登録されたとのこと。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
神奈川県庁;クリックすると大きな写真になります
5.結婚
日本大通りをはさんで県庁の筋向いにある教会、あるいはホテルの式場で結婚式をあげたのだろうか、いや、これから式場へ向かうのだろうか、新しいカップルが真っ白なロールスロイスに乗り、パレードを始めようとしていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/125秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
結婚;クリックすると大きな写真になります
6.クイーン
県庁の建物の脇から、横浜税関の建物のドームがが見えた。横浜税関は1934年(昭和9年)に竣工した緑青色のドームがシンボルで、「クイーンの塔」として親しまれている。神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜開港記念会館(ジャックの塔)とともに「横浜三塔」のひとつに数えられ、横浜市認定歴史的建造物として2001年度に認定されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
クイーン;クリックすると大きな写真になります
7.旧英国総領事館
この建物は昭和6年(1931年)に英国総領事館として建てられ、昭和56年(1981年)から横浜開港記念館として使用されている。英国工務局による設計でイギリスの18世紀ジョージアン・スタイルの都市邸宅を思わせるデザインであるという。県庁の反対側の日本大通り沿いにあるが、今まで気がつかなかった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 7.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
旧英国総領事館;クリックすると大きな写真になります
8.開港広場
旧英国領事館=横浜開港記念館の中を通り抜けると、開港広場がある。開港広場では多くの方々が、色づいた銀杏と建物をスケッチをされていた。ここからは赤レンガ倉庫や大桟橋も近い。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
開港広場;クリックすると大きな写真になります
9.山下公園通りの銀杏
山下公園通りは開港広場から中村川にかかる山下橋までの銀杏並木の道で、「日本の道100選」に選ばれている。山下公園と平行に走るこの道に植わる銀杏は、ちょうど今が見ごろのようだった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/60秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
山下公園通りの銀杏;クリックすると大きな写真になります
10.アイスクリーム売り
山下公園通りをホテル・ニュー・グランドまで歩いてきた。ちょっと振り返ると、リヤカーを押してアイスクリームを売るおばさんが、信号を渡ろうとしていた。時間も午後3時を過ぎていて、今日はちょっと肌寒い。商売になるのか心配だ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/400秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
アイスクリーム売り;クリックすると大きな写真になります
11.おなじみ氷川丸
マリンタワーの少し手前から、山下公園通り、山下公園越しに氷川丸を眺めた。毎度おなじみの氷川丸だが、この位置から見ると、いつも少し違って見える。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/160秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
おなじみ氷川丸;クリックすると大きな写真になります


2011年12月 8日

日光・那須を走る その3 旧青木家那須別邸・平成の森 11月8日


 11月7日の夜は那須湯本温泉にある「山樹庵」というところに泊った。オーベルジュ的なところで、ご夫婦で経営され、平日は1日限定2組しか泊めない。この施設はある会社の保養所だったとのことで、東京でサラリーマンをされていた御主人が、脱サラをして、ここを手に入れられたとのこと。
 夕食のフランス料理はおいしく、ワインもいろいろと用意されていた。コースの肉料理は黒毛和牛のステーキだったが、昼にもミニッツとはいえ、ステーキを食べていたので、ちょっとヘビーになった。温泉は少しぬるめであったが、のんびりと入浴することができ、リラックスできた。
  翌8日は、旧青木邸別邸、那須ガーデンアウトレット、平成の森、アルパカ牧場などを巡って、横浜まで帰ってきた。友人御夫妻には行き先をいろいろと考えていただき、宿泊の予約、車の運転、送り迎えなど全てにお世話になってしまい、感謝に堪えない。

32.旧青木家那須別邸
宿泊した「山樹庵」の御主人の推薦で、まず、旧青木家那須別邸へ行くことにした。ここは、明治時代にドイツ公使や外務大臣、駐米全権大使などを歴任した子爵青木周蔵の別荘として明治21年(1988)に建築された。その後増築を重ね、駐米大使を退いた翌年の明治22年(1909)に大規模な増築工事が行われ、本邸の機能を備えるようになったとのこと。平成11年に国の重要文化財に指定されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸;クリックすると大きな写真になります
33.青木周蔵の使用した馬車
青木周蔵は別荘へ来るときに黒磯駅まで汽車で来て、そこから馬車を使ったという。その頃の馬車はヨーロッパで製造され高価なものだったらしい。馬車は1人乗りで、座席の下が荷物入れになっていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
青木周蔵の使用した馬車;クリックすると大きな写真になります
34.旧青木家那須別邸 主人室
明治20年に着工され、翌年に完成した旧青木家那須別邸ではもっとも古い部分だそうだ。天井はドイツの住宅のようであり、化粧梁の間に板を張り、壁も板張りで、後にクロスが張られたが天井も板張りでペンキが塗られていたという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO3200 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 主人室;クリックすると大きな写真になります
35.旧青木家那須別邸 敷地内の広場
  旧青木邸は敷地面積7.5ヘクタールもある道の駅「明治の森・黒磯」の一角にある。そこには大きな広場があり、コスモスが咲いていた。室内でISO3200で撮っていたが、戻すのを忘れてそのまま撮ってしまった。失態。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2000秒 30.5mm ISO3200 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 敷地内の広場;クリックすると大きな写真になります
36.旧青木家那須別邸 正面
県道369号線(板室街道)から、青木家那須別邸の正面入口へまっすぐな道が造られていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 正面;クリックすると大きな写真になります
37.旧青木家那須別邸 カエデの紅葉
これはカエデの一種だろうか?モミジよりだいぶ葉が大きい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
旧青木家那須別邸 カエデの紅葉;クリックすると大きな写真になります
38.那須ガーデンアウトレット
旧青木家那須別邸の近くで、黒磯・板室ICにほど近いところに那須ガーデンアウトレットがあり、ロコマーケットという食品館が併設されていた。「山樹庵」で野菜が新鮮と薦められて、寄ってみた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
那須ガーデンアウトレット;クリックすると大きな写真になります
39.那須高原大橋からの眺め
県道30号線を再び那須湯本の方へ戻る途中に、那須塩原市と那須町を結ぶ那須高原大橋があった。開通したのは1994年だそうだ。ここからの那須連山の眺めは素晴らしかった。一番右側に見える山が茶臼岳(1916m)だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 18.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
那須高原大橋からの眺め;クリックすると大きな写真になります
40.藪そば「一休」
昼時になった。高久というところを通るが、この辺は蕎麦が有名らしい。途中、藪そば「一休」という店があったので、誘われるように入った。那須高原で採れる蕎麦粉が使われるのかと思っていたが、北海道産の蕎麦粉が使われているそうだ。もちろん十割そばを食べたが、しゃきっとして旨かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 なし
藪そば「一休」;クリックすると大きな写真になります
41.茶臼岳
藪そば「一休」で昼食にした後、再び山の方に向かい、「平成の森」を目指した。「八幡のつつじ」として有名な八幡を過ぎたあたりで、茶臼岳を見あげた。「平成の森」はもうすぐだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
茶臼岳;クリックすると大きな写真になります
42.「平成の森」
平成20年まで那須御用邸用地として管理されていた約560ヘクタールの豊かな森が、自然とふれあうための場所として開放されることになり、それが那須「平成の森」となった。平成の森フィールドセンターによって見学した。しかし、外は寒く、紅葉はすでに落ちてしまっている。ここへは、初夏のころにもう一度訪れたいと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
「平成の森」;クリックすると大きな写真になります
43.アルパカ牧場から 合成写真
最後にアルパカ牧場を訪ねた。友人ご夫妻が、牧場の中に入って、可愛いアルパカの赤ちゃんを見ている間、私は外で写真を撮っていた。アルパカ牧場の駐車場の先から、那須連山が眺められた。30.5mm(35mm版換算で140mm)で6ショット撮り、それを Photoshop Elements でつなぎ合わせた。オリジナル画像の1ショットの大きさは、縦2736ピクセルX横3648ピクセルであるが、縦2600ピクセルX横15,034に合成された。つないだ時に6ショット全ての露出を揃えるため、あらかじめプログラムオートで示された値をマニュアルにして設定し、F4.5 1/1250秒 +0.7段補正 で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
マニュアルで撮影 ( F4.5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
アルパカ牧場から 合成写真;クリックすると大きな写真になります
44.アルパカ
牧場内へ入る入場料をケチって、道路沿いの柵の外からアルパカを眺めていた。中にに入られた友人ご夫妻は、子供のアルパカがとても可愛いかったと喜んでおられた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
マニュアルで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
アルパカ;クリックすると大きな写真になります
45.可愛いアルパカの子供
友人の御主人が撮られたアルパカの子供の写真を1枚お借りして載せさせていただいた。

FinePix A900
プログラムオートで撮影 ( F8 1/220秒 11.2mm ISOオート )
可愛いアルパカの子供;クリックすると大きな写真になります
46.桜の紅葉
陽が傾きかけた青空をバックに、赤く染まった桜の葉がきれいであった。帰路、東北自動車道を佐野で下りて、市内で佐野ラーメンの美味しいところ「万里」を案内していただいた。太めの手打ちラーメンで、美味しかったのと同時に、ボリューム満点で、腹いっぱいになって、横浜への帰路に就いた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
マニュアルで撮影 ( F5 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
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2011年12月 5日

日光・那須を走る その2 日光田母沢御用邸 11月7日


 霧降の滝展望台から駐車場に戻り、日光市内にある田母沢御用邸記念公園へ行った。この辺りも何回か来ているが、こんなところがあるのは知らなかった。建物の中は沼津の御用邸ととても似ている感じがする。
  日光田母沢御用邸は、日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に、当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現在の三階建て部分)を移築し、その他の建物は新築される形で、明治32年(1899)に大正天皇(当時 皇太子)のご静養地として造営された。その後、小規模な増改築を経て、大正天皇のご即位後、大正7年(1918)から大規模な増改築が行われ、大正10年(1921)に現在の姿となっている。
  そしてその見事な庭も見て歩いた後、神橋を右手に見て、今夜の宿がある那須湯本温泉に向け、日光の町を後にしたのは午後3時半を回っていた。

15.田母沢御用邸記念公園
昔、私が中学生のころ、初めて日光に来た時、馬返というところまで路面電車に乗った記憶がある。その路面電車は東武鉄道運営の日光軌道線と言い、日光駅前から馬返までを結んでいた。愛称は「日光電車」。1968年に廃止されている。その路面電車が走っていた道路を、右手の東照宮への入口を見ながら進み、しばらく行って左に入ったところに田母沢御用邸記念公園の駐車場がった。門を入って、御用邸の建物の中へ入る手前に見事に色づいたモミジがあった。落ち葉が砂利の敷き詰められた道を紅く染めている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸記念公園;クリックすると大きな写真になります
16.田母沢御用邸 内部
日光田母沢御用邸は、天皇・皇后が使われた南側の奥向きと、天皇・皇后の生活を補佐する臣下向きに区別されており、当時の皇室の生活様式をうかがい知ることができるという。合計106の部屋があり、奥向きは23室、臣下向きが83室だそうだ。ここは、定かではないが、ここは紀州徳川家の江戸中屋敷の移築部分だと思う。紀州徳川家の江戸中屋敷は1872年(明治5年)に皇室に献上され、赤坂離宮となった。その後1898年(明治31年)に解体され、日光田母沢御用邸では、大正天皇の御座所、御学問所、御寝室などに使われたとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/200秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 内部;クリックすると大きな写真になります
17.田母沢御用邸 襖絵
田母沢御用邸には紀州徳川家の江戸中屋敷から移された襖絵や杉戸絵が多くある。これらの障壁画は紀州藩お抱えの絵師ばかりでなく、狩野家や住吉家などの幕府御用絵師など多くの絵師が参画して描かれた。画題も松竹梅などを扱った吉祥図や物語絵、四季の花鳥図などが描かれている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 襖絵;クリックすると大きな写真になります
18.田母沢御用邸 御玉突所
明治時代の初期から、皇室では諸外国の賓客との交流のためにビリヤードが嗜まれていたという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/25秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 御玉突所;クリックすると大きな写真になります
19.田母沢御用邸 ガラスに映る紅葉
明治維新以降の西洋化の中にあって、和風建築の伝統を生かしながら西洋文化との融合を図った明治以降の新築増築部分は近代和風建築につながる貴重な資料を提供している。波打つガラスは明治時代に造られたという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 ガラスに映る紅葉;クリックすると大きな写真になります
20.田母沢御用邸 謁見所
ここは天皇が公式の来客と面会した謁見所。大正時代の大規模増築部分にある。玉座があるが、陛下はお立ちになって引見されたという。左の卓子は御帽子を置かれた台だそうだ。床の間と天井は真の書院造りでありながら、畳敷きの上に英国製の絨毯を敷き、和洋折衷様式となっていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/30秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 謁見所;クリックすると大きな写真になります
21.田母沢御用邸 庭園
これは建物の中の廊下から眺めた庭園である。すこし、落ち始めたが紅葉がきれいだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 25mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 庭園;クリックすると大きな写真になります
22.田母沢御用邸 御学問所の円窓
田母沢御用邸の最大の見どころともいわれる円窓は、御学問所にある。灯籠と春には樹齢400年の枝垂れ桜が見える構図は、考え尽くされた構図だ。御学問所は紀州徳川家江戸中屋敷の移築部分で、天保11年の創建時は9帖で格挟間形の付書院と違い棚を備えた、現在よりも華やかな部屋だったようだ。日光の田母沢に移築する前に増改築されて、現在の21.5帖の広さになったという。旧紀州徳川家江戸中屋敷当時の姿を伝えるこの部分は、書院様式に数寄屋風の意匠を取り入れることで、当主の好みを感じさせる私的な空間を作り出している。天皇陛下の書斎として使用された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 9.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 御学問所の円窓;クリックすると大きな写真になります
23.田母沢御用邸 2階から眺めた庭園
2階に上がってみた。2階からは庭園が見渡せる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 8.1mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
田母沢御用邸 2階から眺めた庭園;クリックすると大きな写真になります
24.田母沢御用邸入口 御車寄
ここが建物の中への入口になっている。花御殿(東宮御所)の玄関として、明治22年に増築されものがここへ移築された。日光の田母沢に移築後も屋根は柿葺だったが、昭和初期に銅版に葺き替えられた。御用邸の公式玄関として使用された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸入口 御車寄;クリックすると大きな写真になります
25.田母沢御用邸入口脇のモミジ
建物内の見学を終え、車寄から一旦、外に出た。車寄の脇を通って、庭園の方へ行くことができる。その途中もモミジがきれいだった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/80秒 7.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸入口脇のモミジ;クリックすると大きな写真になります
26.田母沢御用邸 庭園から
御用邸に3階建ての建物の南側に回ると、庭園に出た。御用邸に3階部分は御展望室で、普段は入れないが、冬季限定特別公開というのがあるらしい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 18.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
田母沢御用邸 庭園から;クリックすると大きな写真になります
27.田母沢御用邸 庭園の撮影ポイント
建物の側から見て、左側に石燈籠のある池があり、その奥に、ここから庭園と御用邸建物を撮るのがお薦めとの立て札が立てられていたので、従った。もう少し、高い位置から撮って、建物の3階部分が入る様な構図が良かったかなと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
田母沢御用邸 庭園の撮影ポイント;クリックすると大きな写真になります
28.ワン・ポイント・カラー
Canon PowerShot G12 にワン・ポイント・カラーという機能があるので試してみた。残す色を指定し、他を白黒にして撮る。この写真の場合、紅葉の赤を残す色に指定して撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
ワン・ポイント・カラー;クリックすると大きな写真になります
29.輝く紅葉
車寄近くの一本の紅葉に、傾き始めた陽の光がさし、きらきらと輝いていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
輝く紅葉;クリックすると大きな写真になります
30.日光田母沢御用邸記念公園 門
ほんとは最初にこの位置から撮った写真を見ていただく方が案内としては良かったと思う。これは退出した時に撮ったが、モミジと外国人女性の金髪が陽にあたって、印象的だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
日光田母沢御用邸記念公園 門;クリックすると大きな写真になります
31.日光真光教会
さて、那須湯本温泉にある今宵の宿へ向かうため、日光宇都宮道路に上がるべく、日光駅の方に進むと、左側にあるこの日光真光教会が目に付いた。車を停めていただき、ちょっと覗いてみる。明治・大正期において米国人建築設計家、宣教師、および教育者として、日本に大きな足跡を残したJ・M・ガーディナーの晩年の秀作で、大正3年に建築された礼拝堂であると説明されていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
日光真光教会;クリックすると大きな写真になります

2011年12月 2日

日光・那須を走る その1 六方沢と霧降の滝 11月7日


 11月7日、8日とかみさんの友人ご夫妻からお誘いを受け、日光・那須へ紅葉を見に行った。日光・那須はほとんど見たところばかりだろうと思っていたが、友人のご主人が栃木県にとても詳しく、今まで行ったことがないところへ連れて行っていただいた。友人ご夫妻には、私たちの自宅に迎えに来ていただき、運転もほとんど、御主人にしていただいた。3回に分けて、記す。
 今回は、首都高湾岸線から東北自動車道を行き、日光宇都宮道路に入って、途中で(多分、大沢だったと思う)降り、隠れ日光杉並木を見せていただいた。そして、今市から、六方沢、霧降の滝を巡った。

1.首都高から見る東京スカイツリー
首都高の湾岸線を葛西インターからC2線に入り、四ッ木、小菅、千住新橋と通って行くと、左手に荒川が見える。そして、その向こうに東京スカイツリーが一段と高く見えてくる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/1250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
首都高から見る東京スカイツリー;クリックすると大きな写真になります
2.オープン間近のスカイツリー
634mのスカイツリーは来年5月22日にグランドオープンされるとのこと。ほぼ完成された姿を見るのは初めてである。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
オープン間近のスカイツリー;クリックすると大きな写真になります
3.例幣使街道杉並木
日光宇都宮道路を下りて、鬱蒼とした杉並木の続く例幣使街道を案内していただいた。例幣使街道は京の朝廷の使いが、日光東照宮に毎年御幣を捧げるために通った道だそうだ。東照宮の例祭に合わせ、4月1日に京を発ち、4月10日に上州に入り、翌日にこの道を通り、15日に日光に到着したとされている。地元では現在もこの区間(国道293号~国道121号)を「例幣使街道」と呼んでいる。例幣使街道は往路に用いられ、復路は日光街道を利用した。
   例幣使とは、元来、伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)に、朝廷より幣帛(へいはく)を奉納するために使わされた勅使のことをいう。毎年恒例の派遣なので例幣使と云われた。 高内寿夫さんという方のホームページを参考にさせていただくと、例幣使の格式は高く、一行が通ると、大きな大名行列でも通行を遠慮しなければならず、また沿道の住民は土下座して一行を見送ったといわれている。ただし、一行50人のほとんどが魚屋、八百屋など公家に出入りしていた商人だったようである。一行の随員の中には、その権威を悪用する不心得者が少なからずいて、彼らは駕籠の中から、担いでいる人足に、「相談せんか、相談せんか。」と声をかけたという。金をよこせという意味だ。この時、人足が金を出さないと、激しく駕籠をゆすって催促し、わざと転がり落ちて、「無礼者、このままではすまさぬぞ。」と脅したと言われている。こうした場合、村役人が詫びて金を渡してその場をおさめることになるが、これが「ゆする」の語源となったといわれているとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/200秒 15.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
例幣使街道杉並木;クリックすると大きな写真になります
4.六方沢の谷
あとで寄ることになっている「山のレストラン」、霧降の滝遊歩道入口を通り越して、さらに上ると六方沢にかかる長さ320メートルの逆ローゼ型アーチ橋にでた。標高は1434メートル、谷底からは134メートルの高さにあるという。橋の両端には駐車場が設けられている。先の方の駐車場に車を停め、歩いて橋の中ほどまで戻ってみた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
六方沢の谷;クリックすると大きな写真になります
5.陽が当たると紅葉が輝く
慶応4年戊辰の年(1868年)の春、日光山に立てこもった旧幕府軍大島圭介ら2,000名は、官軍板垣退助の率いる土佐藩隊の攻撃を受けて4月29日夕刻日光を撤退し、ここ六方沢の谷底に仮泊、良く閏年4月1日会津に向かったと伝えられる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
陽が当たると紅葉が輝く;クリックすると大きな写真になります
6.大笹牧場方面を望む
今回は寄らなかったが、六方沢橋をさらに日光と反対の方に進むと大笹牧場がある。大笹牧場は昭和32年、栃木県酪農業協同組合の預託育成牛夏期放牧場として、112ヘクタールの民有地を買い受け開設された。当時は道とゆう道もなく、草地造成等に必要な機材や肥料は、すべて組合員の人力によって運ばれ、開墾されたという。その後、国有地の払い下げ及び民有地の買収などによって放牧地の規模を拡大し、現在では362ヘクタール(東京ドーム77倍だそうだ)の草地に、毎年約300頭の乳用育成牛を放牧する牧場になったとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
大笹牧場方面を望む;クリックすると大きな写真になります
7.「山のレストラン」
今回、誘っていただいた友人夫妻の奥様のこのドライブの目的のひとつであったのが、「山のホテル」での昼食だった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 12.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
「山のレストラン」;クリックすると大きな写真になります
8.「山のレストラン」テラスから
前の写真で見える玄関上のテラスから、入口の方を見ると道に落ちた落ち葉がきれいだった。昼時は込み合うが、予約を入れておいて下さったためか、窓の外に紅葉が見える良い席に案内された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
「山のレストラン」テラスから;クリックすると大きな写真になります
9.窓からは美しい紅葉
周囲は、陽が当たって輝く紅葉に溢れていた。今が一番良いタイミングだったのかもしれない。窓の外の紅葉に露出が合うように撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 -1.0段
窓からは美しい紅葉;クリックすると大きな写真になります
10.「山のレストラン」から眺める霧降の滝
ミニッツステーキのランチを食べたが、とても旨かった。デザートを楽しんだ後、屋上のテラスに上がってみた。そこからは彩られた山の木々の中に、霧降の滝を見ることができた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 12.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
「山のレストラン」から眺める霧降の滝;クリックすると大きな写真になります
11.霧降の滝展望台から
「山のレストラン」に向かって右手に霧降の滝展望台への遊歩道の入口がある。そこから7~8分だったろうか、展望台に着いた。滝のすぐ傍へ行けるわけではないが、少し離れて観る方が美しい。華厳滝、裏見滝とならんで日光三名瀑に数えられる霧降滝は、落差75m。途中、岩に当たって霧のような飛沫になることから、霧降滝と呼ばれているという。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
霧降の滝展望台から;クリックすると大きな写真になります
12.霧降の滝 上段
霧降川にかかる滝は上下2段になっていて、上段が25m、下段が26mとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/250秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
霧降の滝 上段;クリックすると大きな写真になります
13.霧降の滝 下段
下段の滝は、まるで霧を降らせるかのように水が岩に当たり、飛び散って流れ落ちる。その様子から、この名がついたといわれる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/200秒 25mm ISO400 ) 露出補正 なし
霧降の滝 下段;クリックすると大きな写真になります
14.霧降の滝 遊歩道
石垣に苔がついた遊歩道を「山のレストラン」の駐車場へ戻る。次の目的地は日光市内にある田母沢御用邸だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
霧降の滝 遊歩道;クリックすると大きな写真になります