2008年8月アーカイブ: Studio YAMAKO

2008年8月23日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(10) コトル

 7月21日、ツアー6日目になる。この日は、朝、ドブロヴニクを出発して、さらに南下し、国境を越え、モンテネグロのコトル、ブドヴァを観光し、再びドブロヴニクの同じホテルに戻ってくる。旅も折り返しである。コトルの自然と文化・歴史地域は1979年と比較的早く世界文化遺産に登録されている。ただし、モンテネグロがセルビアとの連邦を解消し、独立したのは2006年とついこの間のことである。

1.写真①
コトル(Kotor)は深い入り江の奥に位置する港町である。ドブロヴニクのほうから南下して来て、この入江の一番狭くなったところでフェリーで対岸に渡った。まっすぐ行く道もあるのだが、道路が狭く、混むので、このフェリーを利用する。対岸に渡ってからは海沿いに行くのではなく、反対側に走り、空港の脇を通って、裏からコトルの町にアプローチする。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/400秒 )
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2.写真②
3艘位のフェリーがひっきりなしにこの間をいったり来たりしている。乗っている時間は10分位だったと思う。大きな観光バスが、2台、3台とフェリーで運ばれている。

Canon IXY900IS  プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/250秒 )
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3.写真③
フェリーを降りて小1時間ほどバスに揺られ、コトルの城壁のあるところに着いた。バスを降り、あとは歩く。コトルの町の背後には険しい岩山がそびえ、その上に城壁が築かれている。その城壁が左上のほうに見える。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 32mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 ) 
080823_003.jpg
4.写真④
ここはまだ、城壁の外側。いろいろな店が出ているが、果物は彩りも鮮やかである。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 32mm ) プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 ASA400 )
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5.写真⑤
この門が旧市街への入り口になる。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 19mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
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6.写真⑥
聖トリフォン大聖堂。1166年建造であるが、1979年の地震で損傷があり、外部はかっての姿のままと言うが、内部は改装されている。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
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7.写真⑦
聖トリフォン大聖堂の内部。明るいように見えるのだが、暗い。ASA1600でレンズ開放の2.8で1/60秒のシャッターとなった。ノイズは少ない。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/60秒 ASA400 )
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8.写真⑧
ここコトルの旧市街にも細い路地があって、風情がある。しかし、なんといっても背後の険しい山に続く城壁が印象的であった。上のほうに教会があり、城らしき建物もある。 コトルはアドリア海の良港でローマ時代には、要塞が造られて商港として栄えている。ビザンチン帝国が占領した時期には、軍事基地となった。町の最盛期は12世紀頃。15世紀から18世紀にかけてのヴェネチア時代には、何度もオスマン・トルコに包囲されたが、無事だったという。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 32mm )
プログラムオートで撮影  ( F11 1/320秒 ASA400 ) 
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2008年8月20日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(9) ドブロヴニク その3

 ドブロヴニクは午後2時半を回った。それにしても石畳からの照り返しで強烈な暑さである。これから城壁の遊歩道に上がろうとしている。入場料は50クーナ、日本円で千円位。

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これは大聖堂。プラツァ通りをまっすぐ進むとルシャ広場に出るが、その右手(南側)にある。もともとはイギリスのリチャード王が創建したと伝えられるが、17世紀にバロック様式で再建されている。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 21mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 2.写真②
その大聖堂から旧港のほうへ向かって右側に城壁遊歩道への入り口がある。階段を上がっていくと城壁の上に出た。まず、見渡してみる。大聖堂が見える。オレンジ色の屋根が美しい。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm ) プログラムオートで撮影  ( F5.8 1/400秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 3.写真③
ドブロヴニクを取り囲む城壁の全長は1940mある。高さは最高で25m。城壁の途中には要塞や見張り塔、稜堡が築かれている。旧市街の大部分を破壊した1667年の大地震の際も城壁だけはほとんど被害がなかったという。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 34mm )
プログラムオートで撮影  ( F11 1/400秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 4.写真④
城壁の上から見下ろしたオノフリオの大噴水。わずかに出来た日陰に人が集まっているのが、面白い。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 38mm )
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 5.写真⑤
城壁を半周回ってきて、ピレ門の上に来た。城壁の上からプラツァ通りを見下ろす。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 38mm )
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 6.写真⑥
とても海水浴に適したところとは思えないが、がけの上で日光浴をし、海へ飛び込んでいる。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F14 1/100秒 )
クリックすると大きな写真になります 7.写真⑦
城壁周りは暑くて、疲れたが、カフェで飲んだ冷たいコカ・コーラが最高に旨かった。午後、時刻は5時半、旧港から遊覧船に乗り、海からドブロヴニクの城壁を眺めた。これは海で水球をしているところ。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 32mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 8.写真⑧
一旦港へ戻り、夕刻の旧市街を自由に歩く時間を与えられた後、再び旧港に集合した。船に乗ってレストランへ行くという。ここがそのレストランの船着場。上を通る道路からも降りてこられるようだが、とても急な階段がある。レストランに日覆いはあるのだが、この時間の太陽は横から射す。食事を終えて帰りの船に乗ったのは8時近かった。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 50mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )


2008年8月18日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(8) アドリア海の真珠 ドブロブニク

 昼食を終え、いよいよドブロヴニクの旧市街の観光だ。なお、「クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅」全編にわたり、コメントではダイアモンド社の「地球の歩き方 クロアチア スロベニア」を参考にさせていただいた。

1.写真①
ここはピレ門という。ここから城郭の中に入っていく。この町は1991年にユーゴスラビア連邦軍により攻撃された。このときは「危険にさらされている世界遺産リスト」に載るほど町は破壊されたが、その後精力的な修復がなされている。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
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2.写真②
ピレ門を入ると、まっすぐ延びているプラツァ通りが眼に入る。ここが城郭内旧市街のメインストリートである。メインストリートといっても200mほどしかない。時計塔が見えているが、そこがルジャ広場で、旧市街の中心地だ。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 34mm )
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
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3.写真③
ピレ門を入ってすぐ右側にオノフリオの大噴水がある。この建造物は1434年に造られた。おいしい天然の湧き水を味わうことが出来る。左側はフランシスコ会修道院。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 19mm ) プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
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4.写真④
同じくオノフリオの大噴水。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 70mm )
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 ASA400 )
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5.写真⑤
オノフリオの大噴水には、このような蛇口が10個ほどあり、それぞれ異なった顔をしている。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F5.8 1/200秒 )
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6.写真⑥
14~15世紀にかけて建てられたフランシスコ会修道院。もともとは城壁外部にあったが、外的から守るために、14世紀に現在のピレ門近くの場所に移されたという。 中庭の柱が美しい。外の明るさとはコントラストが強すぎて、柱のディテールは潰れてしまうが、Nikonの画像処理ソフト Capture NX の D-ライティング処理で、何とか救われた。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 19mm )
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 )
080818_006.jpg
7.写真⑦
フランシスコ会修道院の回廊。なかに1391年に開業したヨーロッパで3番目に古い薬局がある。 以外に暗い。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/125秒 ASA560 )
クリックすると大きな写真になります
8.写真⑧
プラツァ通りを進むと、その両側にはこのような路地がある。狭い路地が網の目のように延びている。路地に足を踏み入れると人々の生活音が耳に響き、昔にタイムスリップしたように感じる。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 60mm )
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/160秒 ASA400 )
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2008年8月16日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(7) ドブロヴニクへ

 7月20日。旅は5日目に入った。アドリア海沿岸は今日も陽光がまばゆく、暑い。
 朝7時半にバスはスプリットを出発した。212km、約4時間かけてドブロヴニクに向かう。途中、国境を越えてボスニア・ヘルツェコビナに入り、また、クロアチアに戻る。
 ドブロヴニク旧市街は世界文化遺産に登録されている。

クリックすると大きな写真になります 1.写真①
スプリットからアドリア海沿岸をバスは進んでいくが、プロチェというところを過ぎたあたりで道は一旦内陸に入る。平らな農耕地が広がっている。ここから、ボスニア・ヘルツェコビナの首都、サラエボへの鉄道が敷かれている。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.写真②
ここはボスニア・ヘルツェコビナ領のネウムというところ。クロアチアとの国境を越えてきた。何があるわけではないが、スーパーマーケットでバスは停まった。ワインやチョコレートが豊富で価格も安いようだ。ツアコンはここは物価が安いから、チョコレートなどをお土産用に買っておくと良いと勧める。右側にあるレストランからの海の眺めが美しい。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 3.写真③
バスは再びクロアチア領へ入り、しばらく進んだところ、右側車窓に万里の長城のような長大な城壁が見えてきた。ドブロブニクから35kmのところにあるストンという小さな町だが、ここから隣町のマリ・ストンまでこの城壁は続く。イギリスのハドリアヌスの城壁に次ぐヨーロッパ第2位の長さという。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 70mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 4.写真④
車窓からの海の眺めが美しい。

Canon IXY900IS
  プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/160秒 )
クリックすると大きな写真になります 5.写真⑤
まもなく、ドブロブニクに到着する。ここは、旧市街から2.5km程のところにあるグルージュ港。大きな客船が停泊していた。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 70mm )
プログラムオートで撮影  ( F13 1/640秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 6.写真⑥
写真⑤で見た客船の脇をバスが通った。傍に来るとさらに大きく感じる。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります 7.写真⑦
今回の旅行では、蝶の写真がなかなか撮れなかった。ドブロヴニクの旧市街に入る前に、昼食となったが、その傍にキアゲハがいた。日本のキアゲハよりも小さい。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 70mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )

2008年8月15日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(6):世界遺産 スプリット

 午前中に観光した世界遺産 古都トロギールから、再びバスに乗り、約45分で、本日3つ目の旧市街であるスプリットに着いた。ここも世界遺産の街である。アドリア海沿岸最大の港町であるスプリットはローマ皇帝ディオクレティアヌス(300年頃)の宮殿がそのまま市街になった。人々は宮殿の基礎部分はそのままに、その上から建物を増築する形で街を築いていったという。

1.写真①
ここはペリスティルという広場で、旧市街の中心部である。夕方5時に近いが観光客が多い。そして正面がディオクレティアヌス宮殿の地下宮殿への入り口である。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります
2.写真②
前の写真で左側(東側)に見えた大聖堂。このロマネスク様式の鐘楼はスプリットのランドマークである。広角端17mmで撮影。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm ) プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
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3.写真③
観光客が集まるペリスティルで、兵士の姿をして、被写体となっている。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F5.8 1/100秒 )
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4.写真④
これは現在営業をしている銀行の内側である。その床はローマ時代の石畳のままで、当時の柱や、排水溝も見られる。外から窓ガラス越しに撮影。1/125秒開放で明るさが足りず、ASAは1250になっている。D300は賢く働いている。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 34mm )
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/125秒 ASA1250 )
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5.写真⑤
地下宮殿の中には土産物屋が数店軒を連ねている。開放のF2.8、1/125秒、ASA1600でまだ明るさが足りず、シャッタースピードが1/100秒となった。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/100秒 ASA1600 )
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6.写真⑥
ホテルで夕食をとった後、コンパクトデジカメを携えて再び旧市街のほうへ歩いてみた。時間は午後8時10分ごろ。

Canon IXY900IS
  プログラムオートで撮影  ( F5.8 1/200秒 )
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7.写真⑦
海岸沿いのメインストリートは城壁の外側になる。城壁にはその上に新しい建物が建てられ、レストランやバーが営業している。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F5.8 1/80秒 )
クリックすると大きな写真になります
8.写真⑧
午後9時、さすがに暗くなってきた。しかし、多くの観光客がそぞろ歩きを楽しんでいる。手ブレ補正機能のついたコンパクトデジカメでも、ちょっと厳しい。ベンチの背もたれの上にカメラを固定してシャッターを押した。

Canon IXY900IS
  プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/6秒 )
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2008年8月13日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(5):トロギール

 ダザールの旧市街を観光した後、バスに戻り、南東約120kmにあるトロギールへ向かった。7日目までダルマシアの陽光輝くアドリア海沿いの町を巡る。
 トロギールは周りを城壁で囲まれた小さな島で、橋によって本土と結ばれている。バスは本土で降りる。橋を渡ると「トロギール」だ。

クリックすると大きな写真になります 1.写真①
時間は午後2時を少し過ぎたところ。港には観光船が沢山泊まっていた。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F11 1/160秒 )
クリックすると大きな写真になります 2.写真②
橋を渡って少し進むと、ここは城壁の北門。北門を入るとトロギール博物館があり、それを左(東)のほうへ行くとイヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場があり、ここが観光の中心である。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 24mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 3.写真③
広くない街のあちこちに、この写真のような路地がある。いつごろからのものなのか、石畳が磨り減ってピカピカに光っている。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 70mm )
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 4.写真④
土産物屋で売られている絵葉書も美しい。その中に、ここダルマシア地方が起源となるダルメシアンという犬の絵があった。改めて、「ああ、そうだったのか」。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 40mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 5.写真⑤
トロギールを代表する聖パブロ大聖堂の鐘楼に登り、周りを見回すことが出来た。しかし、130段ほどあった階段は狭く、急で、降りるときは後ろ向きで手すりに掴まりながら降りてきた。イヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場の時計塔と、その右側が裁判所だったところを見下ろした。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 6.写真⑥
同じく鐘楼の上からはまじかに海が見える。これから行くスプリット、ドブロヴニクの方角であろう。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F11 1/500秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 7.写真⑦
聖ロヴロ大聖堂の中。ルネッサンス様式のイヴァン礼拝堂がある。なかは、撮影してよいがフラッシュはご法度。シャッタースピードは1/125秒に保って、ASAが1000になった。画面のざらつき(ノイズ)もあまり感じない。D300の威力と関心。だが、D3ほもっと良いらしい。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 32mm )
プログラムオートで撮影  ( F3.5 1/125秒 ASA1000 )


2008年8月12日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(4):ザダール旧市街

 7月19日、4日目となった。昨晩はザダールの新市街のほうに宿泊したが、今日は午前中、ザダール旧市街の観光をする。ザダールはかってダルマチア地方の中心として栄えた港湾都市である。第4次十字軍に攻撃され、その後ヴェネチア共和国の支配下に置かれた。

1.写真①
港にはヤドロリニアのフェリーが入っていた。アドリア海沿岸は抜けるような青空で、日中は暑い。
今日から、Nikon D300 に、先日この旅行のために新調した シグマの17mm-70mm Macro を付けた。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 60mm )
プログラムオートで撮影  ( F14 1/640秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります
2.写真②
レース編みの作品を売るおばさんと、それを興味深く眺めるおばさん。何か話しかけているようだが、言葉が通じるわけもない。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 29mm )
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 ASA400 )
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3.聖ドナド教会
9世紀に建てられたプレ・ロマネスク様式の円形教会で、サダールのシンボル的存在である。石材はローマ時代の神殿などから転用された部分もある。コンサートなどにも用いられる。このレンズの広角端で撮った。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 17mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
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4.写真④
クロアチアはネクタイ発祥の国。首都ザグレブに本店があるネクタイの専門店 クロアタ(Croata)の支店がザダールにもあった。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 38mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
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5.写真⑤
ザダールの旧市街観光を終え、トロギールへ向かったが、その途中、クルカ国立公園から流れるクルカ川を渡った。橋の手前でトイレ休憩があったが、この写真はそこで撮った。良く見ると橋の中ほどからロープが下がり、その先に人が居る。バンジージャンプだ。

Nikon D300  SIGMA 17mm-70mm  ( 34mm )
プログラムオートで撮影  ( F10 1/400秒 ASA400 )
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2008年8月11日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(3):ボストイナ鍾乳洞、アドリア海沿岸

 7月18日、朝から雨が降っている。しかし、今日は午前中ボストイナ鍾乳洞を観光する。穴の中なら、雨も関係あるまい。
 1818年に初めて調査隊が入ったヨーロッパ最大の鍾乳洞で、スロベニア有数の観光地となり、毎年80万人の観光客を集める。
  この日の午後は、アドリア海沿岸、クロアチアのザダールへ230kmをバスで移動した。

クリックすると大きな写真になります 1.写真①
鍾乳洞の中へは、このトロッコ列車で入っていく。細いトンネルの中を結構なスピードで走り、スリルがある。時折、広いところに出て周りに鍾乳石を見ることが出来る。約2km走ったところが、トロッコの終点で、そこからガイドについて約1.7km鍾乳洞内を歩いて探索する。残念ながら、探索コース内は撮影禁止であった。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/30秒 ASA800 )
クリックすると大きな写真になります 2.写真②
激しく動くトロッコでシャッターを切ったら面白い写真になった。先頭は左へ大きくカーブして、ジェットコースターのようだ。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/4秒 ASA800 )
クリックすると大きな写真になります 3.写真③
午後はバスで、ボストイナからザダールへ移動した。途中で国境を越え、アドリア海沿岸のリエカという港街に入った。この街はクロアチア最大の貿易港で、神奈川県川崎市と姉妹都市という。Jadrolinija(ヤドロリニア)というフェリーの会社の本社があり、バスはイタリア方面へのフェリー乗り場の脇を通った。バスの車窓からの撮影は、レンズが触れるくらい窓ガラスにカメラを近づけると、窓ガラスへの写りこみが少なく良いと思う。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F2.8 1/640秒 )
クリックすると大きな写真になります 4.写真④
バスはアドリア海の美しい眺めに沿って走る。しかし、4時間以上もバスに乗っていると、いい加減疲れてくる。時刻は夜の8時。もうすぐザダールに着くというところで、車窓から、疲れを癒すようなアドリア海の夕陽を眺めることが出来た。美しい。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F5 1/125秒 )


2008年8月 6日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(2):リュブリャナ

スロベニアの首都 リュブリャナ
 17日、午前中ブレッド湖を観た後、午後はスロベニアの首都であるリュブリャナ市内観光をした。おおよそ27万人の人口をかかえる。500年にわたる神聖ローマ帝国の支配後、オーストリア、・ハンガリー帝国に組み込まれ、ハプスブルグ家のもとで発展を遂げてきた。
 学生時代に同じ釜の飯を食った私の友人が、昭和40年、ユーゴスラビア時代のリュブリャナで行われた世界卓球選手権で大活躍をした。

1.写真① 旧ユーゴスラビアというと暗い感じがしたが、ここリュブリャナの街はとても明るい。この建物はスロベニア・フィルハーモニアというコンサートホールである。右上の高台に見えるのがリュブリャナ城。あとでケーブルカーで上る。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 28mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります
写真② プレシェーレノフ広場。19世紀の詩人フランツェ・プレシェーレンの銅像が建っている。プレシェーレンの詩は、1991年の独立戦争後、スロベニア国家の歌詞となった。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 28mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります
写真③ 新市街と旧市街を結ぶ三本橋。リュブリャビツァ川にかかる橋のなかでもっとも人の行き来が多い有名な橋。はじめ1本の橋が出来、歩行者が多くなり、2本の橋が付け足されたという。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 28mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります
写真④ 三本橋のひとつ東側に架かる竜の橋。これも三本橋と同じくプレチニク設計。リュブリャナ市の象徴である竜が欄干にいる。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 28mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/320秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります
写真⑤ 三本橋を渡って、竜の橋の方へ歩いて行くと、右側に青空市場が拡がっている。新鮮な果物が彩りも鮮やかだった。人々の表情も明るい。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 40mm )
プログラムオートで撮影  ( F5.6 1/125秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります
写真⑥ ケーブルカーでリュブリャナ城へ上がった。上からはリュブリャナの市街が一望できる。眼下に見える竜の橋を撮った。オレンジ色の屋根が美しい。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 105mm )
プログラムオートで撮影  ( F9 1/250秒 ASA400 )
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写真⑦ リュブリャナ城内にある礼拝堂の装飾。結婚式場として使われ市民に親しまれている。 D300というカメラは、常用ASAを400に設定し、最低のシャッタースピードを、私の場合手ブレしないでで済む自信がある1/125秒に設定しておくと、それより露出が必要になるときはASAが自動的に上がるように設定できる機能がある。この場合、ASAの上限も設定でき、私の場合は1600にしている。プログラムオートで撮影すると、レンズ開放で、1/125秒で露出不足になると、ASAが上がる。さらにASA1600になっても足りないときは、シャッタースピードが遅くなる。この写真は、結果的にASA1600でシャッタースピードが1/15秒となった。幸いブレはほとんどなかった。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 34mm )
プログラムオートで撮影  ( F3.8 1/15秒 ASA1600 )
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写真⑧ 1本西側の橋から、三本橋方面を眺める。美しい街だと感じた。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/200秒 )
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2008年8月 4日

クロアチア・スロベニア・モンテネグロを巡る旅(1):「アルプスの瞳」ブレッド湖

 2008年7月16日から25日まで、某旅行社の「クロアチア・スロベニア・モンテネグロ10日間」というツアーに参加した。
 旧ユーゴスラビアの国々で、1991年にクロアチア、スロベニアは独立した。
 ツアーは、自然と、城郭都市の旧市街を巡るもので、アドリア海沿岸の美しさも加わって、満足のいくものだった。言葉はそれぞれ、クロアチア語、スロベニア語でまったくわからないが、ホテルやレストランでは英語で伝えられる。

クリックすると大きな写真になります 写真① はじめに、今回旅をしたところの地図を見ていただきたい。これは旅行社のパンフレットから抜き出した。 7月16日に全日空便で成田を出発し、その日の夕方フランクフルトに着いた。フランクフルトの空港はあまり楽しむところはなかった。ここで約4時間も待ち、スロベニアのアドリア航空でスロベニアの首都、リュブリャナに着いたのは夜の9時を過ぎていた。空港からは、今日から24日まで乗せてもらうバスに揺られ、ブレッドに着いたのは、もう夜11時近かった。 翌17日、ヨーロッパアルプスの東に位置し、ユリアンアルプスと呼ばれる山並みの麓にあり「アルプスの瞳」と呼ばれる美しい湖、ブレッド湖はを訪れた。
クリックすると大きな写真になります 1.写真②「アルプスの瞳」ブレッド湖
ここはスロベニア。オーストリア、イタリアとの国境に近い、周囲約6kmのこの湖の中には小さな島があり、聖マリア教会が建っている。8~9世紀に出来、17世紀に現在のバロック様式に改築されたという。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F5.8 1/200秒 )
 
クリックすると大きな写真になります 2.写真③ 湖畔から手漕ぎのボートでこの島に渡る。

Canon IXY900IS 
プログラムオートで撮影  ( F5 1/160秒 )
クリックすると大きな写真になります 3.写真④ この太ったおじさんが島に漕ぎ寄せていく姿は様になる。究極のエコボートだ。D300のCMOS撮像素子はノイズが少なく、ASA400を常用感度として使用できる。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 62mm )
プログラムオートで撮影  ( F8 1/250秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 4、写真⑤ 湖面から100mの高さの断崖の上はにブレッド城が建つ。美しい景観である。背後にはスロベニア最高峰のトリグラフ山がそびえる。バスでこの写真の裏側から城へ上った。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 48mm )
プログラムオートで撮影  ( F6.3 1/400秒 ASA400 )
クリックすると大きな写真になります 5.写真⑥ このレンズの最望遠端でブレッド城を撮った。PLフィルターを使用したが、まあまあクリアに撮れている。

Nikon D300  NIKKOR 28mm-105mm  ( 105mm ) PLフィルター使用 
プログラムオートで撮影  ( F7.1 1/300秒 ASA400 )