2009年9月アーカイブ: Studio YAMAKO

2009年9月28日

白河高原と小峰城

 9月17日昼前、マイカーで白河高原カントリークラブに向かった。自宅から4時間、やはり遠い。この日はここのロッジに泊まる。ここ4年間毎年8月にここに来ていたが、9月に来るのは初めてだ。そして、翌18日はさわやかなゴルフ日和となった。ゴルフは18ホールスルーで回り、昼過ぎには終わった。食堂で昼食をとり、ごご2時には解散となった。クラブバスで新幹線の新白河駅へ行く人たちを見送り、近くの小峰城へ行ってみることにした。
1.朝の白河高原カントリークラブ
ここは標高800m。 朝、7時40分 アウトコースのスタートへ向かう。クラブハウス前の練習グリーンにふりそそぐ朝陽が爽やかだった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4 1/320秒 17.3mm ISO80 )
朝の白河高原カントリークラブ:クリックすると大きな写真になります
2.クラブハウス
スタート前、昨夜の落ち葉を掃くキャディーさん。このクラブハウスの奥が宿泊施設になっているが、シングルルームも十分にあり、快適である。食後に酒を飲みながら歓談するロビーもあり、居心地が良い。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4 1/400秒 7.3mm ISO80 )
クラブハウス:クリックすると大きな写真になります
3.甲子旭岳
午前8時40分 午前の穏やかな陽を浴びた甲子旭岳(1835m)が美しい。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4 1/640秒 17.3mm ISO80 )
甲子旭岳:クリックすると大きな写真になります
4.白河小峰城
先日、NHKの大河ドラマ「天地人」を見ていたら、小峰城が紹介された。東京方面に向け東北自動車道に入る前に立ち寄ってみた。1868年(慶応4年)に白河小峰城は戊辰戦争で奥羽越列藩同盟軍と新政府軍との激しい攻防の舞台となり、大半を焼失したという。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4 1/80秒 7.3mm ISO80 )
白河小峰城:クリックすると大きな写真になります
5.三重櫓と前御門
城跡には曲輪・土塁・石垣・水堀を残すのみだったが、1991年(平成3年)に本丸跡に三重櫓が、1994年(平成6年)に前御門が当時の史料に基づいて復元されている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4 1/500秒 7.3mm ISO80 )
三重櫓と前御門:クリックすると大きな写真になります
6.三重櫓
平成3年に本丸跡に復元された天守に相当する三重櫓。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4 1/400秒 14.9mm ISO80 )
三重櫓:クリックすると大きな写真になります
7.那須連山
城址から眺めると白河の市街地の向こうに那須連山がそびえる。さて、午後3時を回ったので帰路についた。佐野サービスエリアで一休みし、お土産に佐野ラーメンを買って、出発したが、東北自動車道はだんだんと車が多くなり、首都高速の向島の手前で大渋滞が始まった。何と、自宅に着いたのは夜9時に近かった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影  ( F4.1 1/640秒 29.2mm ISO80 )
那須連山:クリックすると大きな写真になります

2009年9月22日

スイスで撮った蝶

 2004年のスイス旅行で撮ってきた蝶の写真をご覧いただきたい。ツアーで10数名の団体行動なので余り自由な時間は取れないが、トレッキングの機会も多く、期待していた。しかし、残念ながら天候が悪く、気温が低くて蝶はほとんど飛ばない。トレッキングで、晴れて気温が上がった日は1日もなかった。
レマン湖のモンシロチョウ:クリックすると大きな写真になります 1.レマン湖のモンシロチョウ
シャモニーから次の宿泊地であるツェルマットに向かう途中、シヨン城に立ち寄る前にレマン湖畔のレストランで食事となった。バスを降りて、湖畔をレストランのほうに進むと、傍らにモンシロチョウがいた。D100 はバスの中に置いてきたので、仕方なく KD310Z をマクロにして撮った。もう少し、対岸の景色を背景に入れられれば良かったが。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
Boloria Pales:クリックすると大きな写真になります 2.Boloria Pales
7月6日、ツエルマットから登山電車に乗ってゴルナーグラードへ行き、展望を満喫した後、下りの登山電車にひと駅乗って、ローテンボーデンというところで降り、ハイキングとなった。標高は2,500mほどではないだろうか。高山に住むヒョウモンチョウの仲間。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
(以下も同じなので、記述を略す)
セセリチョウの仲間 1:クリックすると大きな写真になります 3.セセリチョウの仲間 1
7月6日は、午前中にツェルマットまで下りてきた。午後はケーブルカーに乗ってスネガに行く。天気は相変わらず悪いが、雨が降るほどではない。スネガからツエルマットの町へ下りてくる途中で撮った。
セセリチョウの仲間 2
:クリックすると大きな写真になります 4.セセリチョウの仲間 2
チャマダラセセリの仲間だろうか。同じくスネガからツエルマットの町へ下りてくる途中で撮った。
コヒオドシ:クリックすると大きな写真になります 5.コヒオドシ
日本の本州では高山蝶の仲間で、標高1,500m以上のところにいる。中学生のころ、白骨温泉に泊まり、4~5時間かけて登ってたどり着いた乗鞍岳の肩の小屋付近で、この蝶に初めて逢った。とても感動したのを覚えている。そのときは3頭をネットに入れた。この写真は7月7日、標高800mちょっとのグリンデルワルドの街で撮った。
マエラチャイロジャノメ:クリックすると大きな写真になります 6.マエラチャイロジャノメ
グリンデルワルドのホテルに着いて、夕食までの時間、まだ陽は高いので付近を歩いてみた。マエラチャイロジャノメが道端の草原にいた。この蝶は2007年にチロルでも撮った。
スジグロシロチョウの仲間:クリックすると大きな写真になります 7.スジグロシロチョウの仲間
7月9日は、小雨模様の気温の低い日だったが、グリンデルワルドのバスセンターから路線バスで、グロースシャイデックに上がり、そこから、草原をトレッキングした。野イチゴの花で休む、表翅が黒っぽいスジグロシロチョウだった。標高は2,000mくらいのところ。
アルプスのミヤマモンキチョウ:クリックすると大きな写真になります 8.アルプスのミヤマモンキチョウ
同じく、グロースシャイデックからトレッキングしたときに、道端の花に止まってじっとしているミヤマモンキチョウを発見した。保護色になっていて、動かないのでわかりにくかったが、我ながら良く見つけたものだと思う。日本のミヤマモンキチョウも高山蝶の仲間で、中部山岳の高地にのみ生息する。

2009年9月17日

2004年スイス旅行 その2

 7月7日にグリンデルワルドに入り、翌8日から3日間グリンデルワルドを基点としたトレッキングを楽しんだ。しかし、天候がイマイチで、大きく崩れることはなかったものの、気温が低く、小雨や霧の出る日が多かったのが残念。
12.7月7日は夕方5時ごろだったろうか、グリンデルワルドのホテルに入った。グリンデルワルドの鉄道駅から賑やかな町と反対側に行ったところで、閑静なところだった。ホテルの前には、雄大なアイガーが広がる。右奥が有名な北壁である。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
アイガー:クリックすると大きな写真になります
13.グリンデルワルド
この山はグリンデルワルドの象徴でもあるベッターホルン(3701m)という。それほど高い山とは思わないが、その姿は美しく、グリンデルワルドの町と一体となっている。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
グリンデルワルド:クリックすると大きな写真になります
14.ユングフラウ
7月8日 グリンデルワルドからのトレッキング第1日は、まず定番の登山電車に乗って、ユングフラウヨッホまで登る。地下にある途中駅で停車して、岩にあけた穴から下界を見渡せる。山頂駅は地下になっていて、外に出るとスキーの装いが必要なほど寒い。トレッキングは登山電車でアイガーグレッシャーまで下り、そこから歩き始めた。アイガー氷河を眺めながら高山植物の咲く道を下る。寒かった。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
(以下も同じになるので、記述を略す)
ユングフラウ:クリックすると大きな写真になります
15.バターボール
一面に咲いている黄色い花はバターボールと言われている。花の形がパンに添えられる球状にしたバターに似ている。きんぽうげ科のトロリウス・エウロパエウスという花らしい。
バターボール:クリックすると大きな写真になります
16.チーズ作り
翌7月9日は、グリンデルワルドのバスターミナルから路線バスに乗って、ベッターホルンの北壁の真下に位置する標高1961mのグローセ・シャイディックに向った。 そこからアルプスの高原をトレッキングする。グローセ・シャイデックのバス停の傍に、チーズを作っている小屋があり、写真を撮らせてもらえた。
チーズ作り:クリックすると大きな写真になります
17.メンリッヘン
トレッキング第3日は、ロープウェイでメンリッヘンへ登って、そこからホレンシュタインに下るコースだった。この日も天候が悪く、メンリッヘンの頂上ではうっすらと雪が積もっていた。ロープウェイから下の草原を見るとマーモットがいた。
メンリッヘン:クリックすると大きな写真になります
18.ロートホルン鉄道
7月11日 いよいよ、スイスツアーも残りわずかとなった。朝、ツエルマットからグリンデルワルドに入るときに通ったプリエンツへ行き、ロートホルン鉄道に乗った。プリエンツを出発するときは陽もさしていたが、頂上駅はご覧の通り。
ロートホルン鉄道:クリックすると大きな写真になります
19.SLの機関士
これは、帰りの列車の機関士。
SLの機関士:クリックすると大きな写真になります
20.すれ違い
もちろん単線であり、すれ違いのための線路が敷かれたところで待つ。機関車はディーゼルもあるようだ。晴れていれば気持ちが良いのに残念であった。
すれ違い:クリックすると大きな写真になります
21.ベルン旧市街
ロートホルンを降りて、バスでインターラーケンを経由し、スイスの首都ベルンに入った。さっそく市内観光となったが、高台にあるバラ公園からアーレ川に囲まれた旧市街が一望できる。中心となる大聖堂は、1421年に着工され、完成は500年も後の1983年と言われる。
ベルン旧市街:クリックすると大きな写真になります
22.ベルンの時計塔
有名なベルンの時計塔である。この塔に時計がかけられたのは1530年。時報の4分前になると鶏が鳴き、道化師の鐘の音とともに熊の行進が現れる。ただ、素朴で可愛い仕掛け人形は期待を持ちすぎるとがっかりさせられる。この夜はベルンに泊まり、翌日はチューリッヒからウィーン乗り継ぎで帰国の途についた。
ベルンの時計塔:クリックすると大きな写真になります

2009年9月12日

2004年スイス旅行 その1

 もう5年も前のことになるが、家内と2度目のスイス旅行をした。ハイキングが程よく組み込まれたツアーで、蝶の写真も撮りたいなと思っていたのだが、あいにく天候が悪く、気温も上がらなかったので、あまり多くは撮れなかった。でも、雄大なアルプスの麓を歩き、良い思い出となった。
 当時、発売になったばかりの全域F2.8と明るい TAMRON 28mm-75mm macro を装着したNikon D100と、今はなきコニカの300万画素コンデジ KD310Z を携えていった。行程その他も忘れてしまい、はっきりしないが、写真を見ていただきたい。ただし、CDに保存しておいたためか写真の撮影データが失われている。
1.シャモニーの町
2004年7月3日は成田に前泊した。前泊したホテルで10日間無料で自宅から乗ってきた車を無料で置かせてもらえる。4日の午前のオーストリア航空でウィーンへ行き、そこからジュネーブに着いたのは、4日の夜だった。ジュネーブからバスに乗り、一路シャモニーへ。夜9時を過ぎていたが月の光が明るく車内からモンブランの頂も見えた。この写真は翌日の朝である。後はグランド・ジョラスに続く針峰群。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
シャモニーの町:クリックすると大きな写真になります
2.エギュ・デュ・ミディ (3842m)
シャモニーの町から、モンブラン側にエギュ・デュ・ミディへ登るロープウェイがある。ところがこの日は整備中で動いていなかった。そこで、反対側のプレバン展望台へロープウェイで登った。そこから町を挟んで反対側の山々の眺めは素晴らしかった。この写真はプレバン展望台から見たエギュ・デュ・ミディ。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
エギュ・デュ・ミディ (3842m):クリックすると大きな写真になります
3.レマン湖とシヨン城とダン・デュ・ミディ
シャモニーからこの日の宿泊地であるツェルマットに向かう途中、シヨン城に立ち寄った。レマン湖の向こうに見えるダン・デュ・ミディ(3257m)。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
レマン湖とシヨン城とダン・デュ・ミディ:クリックすると大きな写真になります
4.7月5日の夜はマッターホルンの麓の町、ツェルマット(標高1620m)に泊まった。翌日はは登山電車でゴルナーグラートへ登る。車窓からマッターホルンも見えるが雲を被っていた。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
ツェルマットにてマッターホルン:クリックすると大きな写真になります
5.ゴルナーグラート展望台
登山電車の終点である。標高は3089mある。左手奥に見えるのがマッターホルンだが、頂は雲に覆われ独特な山容が見えないのが残念。この左手にモンテ・ローザやリスカムが聳える。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
ゴルナーグラート展望台:クリックすると大きな写真になります
6.モンテローザ
写真はゴルナーグラートで見たスイス最高峰(4634m)、氷河に囲まれたモンテ・ローザである。イタリアとの国境になる。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
モンテローザ:クリックすると大きな写真になります
7.登山電車
1898年に開通したゴルナーグラート鉄道の山頂駅。ホテル、レストランのある展望台はこのすぐ上にある。(5.の写真)

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
登山電車:クリックすると大きな写真になります
8.逆さマッターホルン
下りの登山電車にひと駅乗って、ローテンボーデンというところで降り、ハイキングとなった。途中、リッフェル湖を通る。風がないときは逆さマッターホルンが美しいところ。300万画素のコニカできれいな色が出た。

Konica KD310Z
プログラムオートで撮影
逆さマッターホルン:クリックすると大きな写真になります
9.氷河特急
7月7日 グリンデルワルドへ移動である。氷河特急に乗ってアンデルマットへ向った。もちろん単線で列車は駅ですれ違う。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
氷河特急:クリックすると大きな写真になります
10.ローヌ氷河
鉄道は氷河の下に出来たトンネルを通り、氷河特急と呼ばれる由来となったローヌ氷河のそばを走らなくなった。ツアーではアンデルマットで氷河特急を降り、バスに乗り換えてフルカ峠を越える。氷河の傍でバスを止め、降りて氷河を見せてくれた。

Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
ローヌ氷河:クリックすると大きな写真になります
11.プリエンツ湖
バスはフルカ峠(2431m)、グリムゼル峠(2165m)を越えて、プリエンツへ出た。プリエンツはスイスの中央部にあり、木彫りの町として知られていて、その養成学校もある。みあげもの屋にはオルゴールが沢山並べられていた。ここからロートホルン鉄道も出ている。この日はグリンデルワルド泊となる。


Nikon D100 TAMRON 28mm-75mm macro
プログラムオートで撮影
プリエンツ湖:クリックすると大きな写真になります

2009年9月 6日

信州 高ボッチと八島ヶ原湿原 その2

 八島ヶ原湿原は、美ヶ原、和田峠方面から進むと蓼科の車山の手前にある。高山植物も多く、蝶も多い。今回はクジャクチョウやスジボソヤマキチョウを撮りたかった。
 クジャクチョウは何とか撮れたが、スジボソヤマキチョウはいなかった。でも(その1)で見ていただいたキベリタテハを撮ることが出来たのは収穫だった。
 次回は時期を変えて訪れてみたい。約2時間滞在し、帰路に着いた。中央道も空いていて、余り疲れを感じることなく、夜7時前には自宅に着いていた。
ギンボシヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 10.ギンボシヒョウモン
ギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモンを翅表で見分けるのは難しい。裏はいくつかそれぞれに特長があり、容易に判別できる。これは、ギンボシだった。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ヒョウモンチョウ:クリックすると大きな写真になります 11.ヒョウモンチョウ
ヒヨドリバナにヒョウモンチョウが来ていた。だいぶ擦れている。ヒョウモンチョウとコヒョウモンも区別が難しい。この両者はむしろ翅表を見たほうが判別がつく。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ギンボシヒョウモン(裏):クリックすると大きな写真になります 12.ギンボシヒョウモン(裏)
ギンボシヒョウモンの裏は、たとえば後翅の付け根の銀色の斑紋がウラギンが一直線になるのに比べて三角形になるなどの特長があり、両者の区別は容易だ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
シオンに来たウラギンヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 13.シオンに来たウラギンヒョウモン
可憐なシオンの花にウラギンヒョウモンが吸蜜に来ていた。高原らしい取り合わせと思う。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クジャクチョウ:クリックすると大きな写真になります 14.クジャクチョウ
アザミの花にクジャクチョウが訪れた。なかなか良い位置に止まってくれなかったが、何とか撮れた。残念なことに左側の後翅が裂けている。この蝶も高原の蝶の代表格だろう。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ウラギンヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 15.ウラギンヒョウモン 八島ヶ原湿原を背景に
離れたところのアザミに止まっているウラギンヒョウモンを八島ヶ原湿原を背景に撮った。気に入ったショットである。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クジャクチョウ(裏):クリックすると大きな写真になります 16.クジャクチョウ(裏)
クジャクチョウは、ヨーロッパでも Peacock と呼ばれている。日本産の亜種名は geisha (芸者)と付けられている。そのような鮮やかな蝶であるが、裏はご覧の通り、渋い模様はあるもの一面黒褐色と地味だ。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F9 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クジャクチョウ(裏):クリックすると大きな写真になります 17.クジャクチョウ(裏) 八島ヶ原湿原を背景に
同じ個体であるが、余裕があったのでコンデジで撮った。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 ISO80 ) 7.3mm広角端
オオウラギンスジヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 18.オオウラギンスジヒョウモン
ヒョウモンチョウの仲間がもう1種。夏の間、涼しい高原で活発に飛び回ったヒョウモンたちは、ほとんどが擦れてきている。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準

2009年9月 1日

信州 高ボッチと八島ヶ原湿原 その1

 8月25日 信州へ、高原の蝶を撮りに行った。国道20号線の岡谷、塩尻の間にある塩尻峠から9km登ったところにある「高ボッチ高原」は標高約1600mの高原である。「ボッチ」はアイヌ語で「巨大な高原」の意といわれ、また、この地の方言では、峰の最高所、凸型の地点をさすらしい。観光地としてはあまり開発されておらず、道は狭い。
 朝6時にマイカーで自宅を出発し、高ボッチの第一駐車場に着いたのが9時半を少しまわったところだった。8月中旬には観光草競馬が行われる。そのためか駐車場は広い。その後第二駐車場へ移動し、かすんでよく見えない北アルプス連峰を眺め、高ボッチの頂上まで行き、諏訪湖を眺めたりした。
 11時半には高ボッチを後にし、今日のもうひとつの目的地である。八島ヶ原湿原に向った。
ミドリヒョウモン 高原の蝶:クリックすると大きな写真になります 1.ミドリヒョウモン 高原の蝶
高ボッチの第一駐車場は草競馬場のすぐ近くにある。その第一駐車場に車を止めて、草競馬場へ行ってみた。フィールドにはマルハダケブキが沢山咲いていた。ジャノメチョウやヒョウモンが飛ぶ。マルバダケブキに来たミドリヒョウモンを青空を入れて撮った。まさしく高原の蝶の代表である。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/640秒 ISO80 ) 7.3mm広角端
ウラギンヒョウモン:クリックすると大きな写真になります 2.ウラギンヒョウモン
同じく、草競馬場でマルバダケブキで吸密するウラギンヒョウモン。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/4000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
北アルプスの展望:クリックすると大きな写真になります 3.北アルプスの展望
第二駐車場は第一駐車場から500mほど先にある。そこからは松本市街を挟んで北アルプスを展望できる。残念ながら雲があって、ほんのわずかしか峰が見えない。

Nikon D300 NIKKOR 28mm-105mm
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 78mm 露出補正 -0.3段
  PLフィルター使用 アクティブD-ライティング標準
アカタテハ:クリックすると大きな写真になります 4.アカタテハ
車に乗って次の目的地へ向おうとして運転席に座ったところ、目の前のアザミにアカタテハが来ていた。D300で撮ろうとしたが、AFが作動しない。とっさにMFにしてみるという機転も働かず、仕方なく・・・ A640で撮ったところ、結果オーライだった。背景は北アルプスである。D300のAFが動かなかったのは、再度付け替えた Tokina 100mm macro レンズ側の設定がMFになってしまっていたためだった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1250秒 ISO80 ) 7.3mm広角端
八島ヶ原湿原:クリックすると大きな写真になります 5.八島ヶ原湿原
高ボッチから一旦国道20号線に戻り、下諏訪から国道142号線を和田峠に行き、無料になったヴィーナスラインを通って八島ヶ原湿原に着いた。時刻は12時半を少し過ぎていた。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1250秒 ISO80 ) 8.5mm
ウラギンヒョウモン♂:クリックすると大きな写真になります 6.ウラギンヒョウモン♂
八島ヶ原湿原の周りを1時間半ほどで一周できる遊歩道がある。アザミの花でウラギンヒョウモンの♂が吸密していた。高ボッチで最後にAFが動かなくなったときに絞り優先から、プログラムオートに切り替えてみたりしたが、そのままになってしまっていた。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ミドリヒョウモン♀:クリックすると大きな写真になります 7.ミドリヒョウモン♀
アザミに良く似た花でタムラソウというのがあるが、これは葉に棘があるのでアザミのようだ。ミドリヒョウモンの♀の表翅は♂のオレンジ色に比べて緑がかった色をしている。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
キベリタテハとエルタテハ:クリックすると大きな写真になります 8.キベリタテハとエルタテハ
遊歩道沿いを歩いているとキベリタテハがゆっくりと横切り、その先を見ると樹液が出ている木があった。エルタテハもいる。しかし、遊歩道から外に出ることが出来ないので、4~5mほどの距離があるが止むを得ない。トリミングした。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準 トリミング
キベリタテハ 2頭:クリックすると大きな写真になります 9.キベリタテハ 2頭
また、1頭キベリタテハが樹液にやってきた。開翅したところでシャッターを切った。翅表のビロードのような茶色を出すため、部分的に補正した。

Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準 トリミング Capture NXで部分補正