能登半島ドライブ旅行(3) 10月12日
今朝は昨日より穏やかな天気となった。ゆっくりと部屋で朝食にする。横浜へ帰る日だが、今日も観光を続ける。まずはお定まりの輪島の朝市へ出かけた。
能登へ来たなら必ず見なくてはいけないという、松本清張の「ゼロの焦点」のロケ地となった「ヤセの断崖」を見に行った。断崖に打ち寄せる波は高く、白波が大きく飛び散る。
「ヤセの断崖」を最後に能登の観光を終え、金沢へ向かった。途中、千里浜なぎさドライブウェイを走りたかったが、風が強く波が浜に打ち寄せ、通行禁止となっていた。
ご一緒した友人夫婦の奥様が「金沢21世紀美術館」をご覧になりたいという。そこのレストランも評判が良いとのこと。
男性2人で交代でハンドルを握ってきたが、この日は金沢まで、ご主人にお願いした。
帰りは金沢森本ICから、北陸自動車道を上がり、途中、強い雨の中を走って、上越JCTから、上信越自動車道に入って、藤岡JCTで関越に合流した。上里S.A.で腹ごしらえをしあと、最後にご主人の運転で、夜、9時少し前に、無事横浜まで帰ってきた。1,500kmを超えるドライブだった。
47.朝の訪問客 ウミネコ 7時半から部屋で朝食をとっていると、ガラス戸の外の柵に海鳥が止まり、部屋の中を見ている。カモメかウミネコだが、どうやらウミネコのようだ。食べ物をねだっている。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 55.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
48.輪島の朝市 朝、8時にチェックアウト、輪島朝市へ出かけた。大きな有料駐車場が用意されている。さっそく「朝市通り」と呼ばれている約360mの商店街を歩き始める。まだ、それほど人は多く出ていない。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 150.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
49.タコの干物? 店先に吊るされているタコの干物が眼を引いた。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/250秒 42.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
50.朝市通りの賑わい 輪島朝市は千年以上の歴史があり、明治時代からは毎日行われるようになったとのこと。約200軒の露店が並ぶ。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 200.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
51.朝市の裏通り 朝市通りを終わりまで歩いて、駐車場へ戻ろうと海の方へ細い道を入る。海産物を載せたリヤカーを曳くおばちゃんの後ろ姿があった。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 130.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
52.赤神西宮神社 次の目的地は「ヤセの断崖」だ。1時間ほど走ったところで、トイレに行きたくなって、道の駅「赤神」に立ち寄った。海の反対側を見ると、神社がある。階段を上ると赤神西宮神社という神社だった。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 70.0mm ISO720 ) 露出補正 なし | |
53.赤神西宮神社から日本海を眺める 大した景色ではない。ただ、赤神西宮神社のお社を背に日本海を眺めてきた。階段を降りてくるとき、きれいなモンキアゲハが舞っていた。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/250秒 18.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
54.ヤセの断崖 天候が回復してきた。ここは見なくてはいけないと、友人ご夫妻のお薦めがあった。高さが36mあるという。昔その土地がやせていた、あるいは、断崖から景色を見下ろすと痩せる思いがする、というところから名付けられたといわれる。松本清張の小説を原作とした映画『ゼロの焦点』の舞台として知られている。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 82.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
55.弁慶の舟隠し ヤセの断崖から、遊歩道を300m歩いたところに、弁慶の舟隠しというところがあった。案内板によると、文治2年(1186年)、兄・頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶が、奥州へ下る途中に、折からの海難を避けるため、入江に48隻の舟を隠したと伝えられる岩場だそうだ。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 32.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
56.大笹波水田 さて、能登半島での予定をすべて終え、金沢に向かう。その途中、大笹波水田という、棚田百選にも選ばれているところがあった。日本海に輝く夕日と、棚田に生える夕日が調和し、農業の営みの場としての美しさを醸しだしていると、案内板に記されていた。
Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 32.0mm ISO400 ) 露出補正 なし | |
57.金沢へ 一路、金沢の兼六園を目指して走る。兼六園へ行くのではなく、そのその近くにある金沢21世紀美術館が目的だ。「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトとしたこの美術館の設計は妹島和世、西沢立衛という方々だそうだ。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/100秒 6.3mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
58.「スミングプール2004」という作品 これは、レアンドロ・エルリッヒという人の恒久展示作品。地上から見下ろすと、あたかも深く水で満たされているプールのように見える。その水面を境界とし、地上と地下(プール内部)で人と人との出会いを創出する。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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59.C6241 美術館のカフェ・レストランへの入り口の近くの芝生に50mほどの線路が敷かれ、子供たちを乗せた模型の鉄道が走っていた。機関車は立派なC62の模型だった。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 11.6mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
60.石浦神社 美術館のカフェ・レストランで食事にするが、混んでいて、名前を書いてしばらく待たなくてはいけない。それではと大きな通りの向こう側に見えた神社へ行ってみた。石浦神社という神社だった。この日は土曜日で、境内では、神社に似合わない現代音楽が流れ、何やらイベントが行われていた。
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 7.8mm ISO125 ) 露出補正 なし | |
61.金沢21世紀美術館 カフェ・レストラン 石浦神社から戻ってきて、しばらくすると順番が回って来て、カフェ・レストランのなかに案内された。これから先は私が運転するのでビールは控える。パスタが旨かった。午後1時過ぎ、昼食を終え、横浜に向け出発した。北陸自動車道を走るときは強い雨に見舞われた。関越に入って、上里S.A.で軽く食事をしたあと、ご主人に運転を交代していただき、夜9時前に無事自宅に着いた。友人ご夫妻には、何から何まで段取りをしていただき、おかげさまで楽しい旅行ができた。感謝!
Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/80秒 9.5mm ISO125 ) 露出補正 なし |