2017年9月アーカイブ: Studio YAMAKO

2017年9月28日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (9)ビルバオへ 8月5日

今朝は、今回の旅行で初めての雨だった。7時に目が覚める。テラスへ出てみる。それほど強くはないが冷たい雨が降っていて、ビダソア川も、対岸のフランスの町もくすんでしまっていた。
 9時に朝食にした。私達は部屋の内側の席にしたが、中庭でも食べられた。でも、こんなに大勢の客さんが泊まっていたのだと改めて驚いた。昨日は宿泊客らしき人とはほとんど顔を合わせなかったように思う。

 名残惜しい「カルロス5世城」だったが11時にタクシーを呼び、一旦、サン・セバスティアンのバスターミナルへ行く。途中、サン・セバスティアン空港というローカルな空港があったが、1日のフライト数が少ないらしい。
 サン・セバスティアンへ入るときはビルバオ空港からサン・セバスティアンのバスターミナルへ来たが、こんどはビルバオ市内行のバスに乗り込む。雨は降り続いている。

  約1時間半でビルバオ市内のバスターミナルに着いた。ところがお客さんが降り始めてしばらくして、何故か、バスのドアーが閉まってしまった。運転手が開けようとしていろいろやっているようだが、なかなか開かない。私達老夫婦は先に降りていたのだが、娘たち夫婦は車内に残されている。雨の中、じっと待っていると、ようやくドアが開いて二人が降りてきた。そこから、今宵の宿である「ホテル・カールトン」までタクシーで5分ほどだった。余計なことだが、乗ったタクシーはマツダだった。リーダーがチェックインしているのを待っていると、ロビーでは結婚式が行われていた。
 私たちの部屋はホテルの前のモユア広場に面したバルコニーのある部屋だった。

 ビルバオは人口約35万人。「地球の歩き方」には、ビルバオはビスケー湾に向かって開けたスペイン北部屈指の港湾都市である。かっては鉄鋼、造船の町として栄えたが、20世紀末には重工業の衰退とともに深刻な不況に陥ってしまった。その打開策として打ち出されたのがアートによる都市再生プロジェクトだった。イギリス人建築家、ノーマン・フォスターがデザインした地下鉄の開通を皮切りに、1997年には造船所跡地にグッゲンハイム美術館が完成した。・・・と説明されている。

 一休みして、午後3時半、雨も小降りになったので、「グッゲンハイム美術館」へ行ってみることにする。残念ながら「グッゲンハイム美術館」の近くに駅がないので地下鉄は利用できない。

  「グッゲンハイム美術館」を見終えたのが午後6時半。昼飯を食べていないので腹が減った。今日の夕食はBARしようと決めていた。評判の良い「LA VINA DEL ENSANCHE」が目的だ。しかし、何故か休暇中だった。流行っている店はこんな時期に休暇が取れるのだなと嫌味も言いたくなってしまう。結局、その近くの2軒のバルに入ったが、後で入った「La Olta」というところが良かったので救われた。

245.雨のビダソア川 オンダリビア
朝から雨が降っていた。朝7時半、テラスへ出てみた。昨日まであんなにはっきり見えていたフランスが霞んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/640秒 25mm ISO3200 )露出補正 なし
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246.小さな装飾
通路の石壁の陰にこんなフィギュア?が置かれていた。古いものなのだろうと思う。Canon PowerShot G7Xでは、暗い時はISO感度が先に上がり、できるだけ速いシャッター・スピードを確保する設定にしておくことが出来る。ISO感度が早く上がりすぎる傾向はあるが、室内の撮影で手振れを少なく撮るには有効な手段である。私の設定では、絞り開放・シャッタースピード1/125秒・ISO3200より光量が少なくなると、シャッタースピードが遅くなっていく。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/100秒 23mm ISO3200 )露出補正 なし
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247.朝食
朝食は遅くした。食堂は室内と中庭だが、それにしてもこんなに多くの人が宿泊していたとは思わなかった。客室数は36ある。雨が降っているのだが、中庭は自然の光が採り込まれ明るい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/100秒 23mm ISO3200 )露出補正 なし
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248.ビダソア川を見納め
朝食を終え、もう一度テラスへ。ビダソア川も見納めだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 29mm ISO125 )露出補正 なし
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249.「パラドール・デ・オンダリビア」との別れ
11時にタクシーを呼んでサン・セバスティアンのバス・ターミナルへ向かう。1泊だけだったけれど、「パラドール・デ・オンダリビア」に泊まることが出来たのは嬉しい。リーダーに感謝。アルマ広場は雨に濡れて、人もいなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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250.サン・セバスティアン バス・ターミナル
20分ほどでサン・セバスティアンのバス・ターミナルに到着した。ここからビルバオ市内のバスターミナルまで約1時間半バスに乗る。結構、バスは混んでいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/400秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
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251.「ホテル・カールトン」到着
雨の降る中、タクシーをゲットするのに少々苦労したが、5分くらいで、今夜泊まる「ホテル・カールトン」に着いた。ホテルのロビーでは結婚式が行われていた。なかなか格式のあるホテルのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/500秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
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252.バルコニー付きの部屋
部屋に案内された。5階の、新市街の中心地であるモユア広場に面したバルコニーの付いた部屋だ。ちょっと感動した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6.3​​​ 1/​320秒 18mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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253.バルコニーからの眺め
バルコニーからは、モユア広場が見下ろせた。正面のやや左に、ロータリーに面して建つ古い建物があった。建物の名前が判らない。頼りになるのは写真だけだ。こういう時に何という建物かを調べるには、Google Map の写真が役に立つ。調べてみると、チャバリ宮殿という。1888年に建てられたフランドル様式の建築物だそうだ。現在はスペイン政府の官庁舎として使用されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 32mm ISO200 )露出補正 なし
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254.ビルバオ新市街
16時少し前、ホテルを出て、徒歩で「グッゲンハイム美術館」を目指す。今日は8月5日土曜日、雨が小降りになった街路に人影は少ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2 1/1000秒 10mm ISO400 ) 露出補正 なし
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255.「ホテル・カールトン」外観
ちょっと振り返ると、モユア広場の南側に建つ「ホテル・カールトン」があった。5階(日本では6階)の広場に面した真ん中の部屋が、私達が泊まる部屋だ。著名な建築家マニュエル・マリア・スミス設計の建物はビルバオを代表する建造物になっているという。1919年に開業。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 23mm ISO125 )露出補正 なし
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256.モユア広場ロータリー
道路標識は上に書かれているのがスペイン語で、下はバスク語のようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 12mm ISO125 )露出補正 なし
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257.人通りの少ない大通り
モユア広場から「グッゲンハイム美術館」に行くメイン・ストリートと思って歩いていたが、人通りが少ない。土曜日の午後、この辺りはオフィス街なのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 )露出補正 なし
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258.「グッゲンハイム美術館」 「パピー(子犬)」
街を見ながらゆっくり歩いていると、美術館が見えてきた。美術館前にはアメリカ人アーティスト、ジェフ・クーンズの作品「パピー(子犬)」が置かれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 29mm ISO200 )露出補正 なし
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259.「グッゲンハイム美術館」 入り口広場
「地球の歩き方」には、「ニューヨークに本部をおくグッゲンハイム美術館の分館として、1997年に開館。かって造船所のあった川岸にそびえる前衛的な建物は、アメリカの建築家フランク・O・ゲーリーによるもの。光を反射して刻々と変化する外観は、それ自体が芸術作品と言える。」と説明されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 15mm ISO125 )露出補正 なし
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260.「グッゲンハイム美術館」 入場口
外に50人くらいの待ち行列が出来ていた。さらに中に入って入場券を購入すのに50人近くが並んでいる。パンフレットが置いてあったが、日本語はない。入場料は娘たち夫婦は€16/人、私達シニアは€9/人だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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261.「グッゲンハイム美術館 」展示 「The Matter of Time」
wikipediaによれば、「グッゲンハイム美術館」の展示は、グッゲンハイム財団の現代美術コレクションの中から選ばれた作品に加え、長さ102メートルにも及ぶリチャード・セラの「The Matter of Time」「Snake」など、サイト・スペシフィックな(場所特定的な)大規模な作品や現代芸術家のインスタレーションや、バスク人芸術家の作品などを特徴としている。上の階では企画展が開催されていた。企画展では、ポール・シニャック の点描画や、 アンディー・ウォーホール のマリリン・モンローの150の顔、そして多数のロートレックスの絵が印象に残っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/200秒 13mm ISO3200 )露出補正 なし
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262.「グッゲンハイム美術館」 3階吹き抜け
階上では企画展が開催されるが、この時は、「美術展: パリ、世紀末: シニャック、ルドン、トゥールーズ - ロートレックとその時代。 11月17日まで」が開催されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 )露出補正 なし
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263.「グッゲンハイム美術館」からの眺め
グッゲンハイム美術館の向こう側(北側)にはビルバオ川が流れている。この建物は何だろうと思って、帰国してからネットで調べてみた。結局よく分からなかったが、「Residensia Siervas de Jesus」ということは判った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 31mm ISO320 )露出補正 なし
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264.ビルバオ・トラム
ビルバオにはビルバオ川に沿ってトラムが走っていた。2002年の開業だそうだが、なかなかスマートな車体だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 26mm ISO250 )露出補正 なし
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265.蜘蛛の彫刻 -1
午後6時、美術館の外に出て、美術館のうしろのビルバオ川の河岸を歩く。フランス人彫刻家で長い間ニューヨークに居住していたルイーズ・ブルジョアの蜘蛛シリーズ、「ママン」の彫刻が目をひく。ドライアイスだろうか、白い霧が演出されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37m ISO125 ) 露出補正 なし
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266.蜘蛛の彫刻 -2
近くへ行って蜘蛛の彫刻を見る。足が8本なので蛸ではないかという人がいたが、蜘蛛だ。蛸も蜘蛛も足は8本だ。あまり、じっくりと見ているひとはいない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 )露出補正 なし
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267.ラッピングされたトラム
ビルバオ川の河岸から市の中心に向かう。さっき見たトラムがここを通っていた。さっきの車体に施されていたのとは、また違うラッピングが施されていた。子供のころからの乗り物好きは、こういう光景に目がない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO500 )露出補正 なし
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268.BAR「LA VINA DEL ENSANCHE」
そろそろお腹が空いてきた。ホテルの近くまで戻るとBARなども多い。「スペイン・バスク 美味しいバル案内」で、絶品の生ハムがそろう歴史あるバルと紹介されている「LA VINA DEL ENSANCHE」に行きたかった。私はコッパ(豚の後頭部から背の部位)の生ハムを是非食べたいと思っていた。まだ、空いているころだろうと思って店の前まで行ってみる。ところが、なんと休暇中の紙が貼ってあるではないか。残念。しかし、このかき入れ時に休暇とは、さすが稼いでいる店は違うなと思わせた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 15mm ISO2500 )露出補正 なし
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269.「La Olla」
この界隈にはBARやレストランが多い。少し歩いて、1軒のバルに入るがそこはあまりよくなかった。入れなかった「LA VINA DEL ENSANCHE」のすぐ隣に「La Olla」という感じの良さそうな店があった。BARというよりレストランだ。入ることにする。小雨が降っているが、外の席に陣取った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/125秒 15mm ISO640 ) 露出補正 なし
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270.「LA VINA DEL ENSANCHE」は人気店
「La Olla」のテラス席より、隣の.「LA VINA DEL ENSANCHE」が良く見える。8時近くなると次から次とお客さんが店の前に来ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
271.ホテルに戻る
外のテントの下で食べた「La Olla」は意外とよかった。我々が座った後、席は満席になった。小雨が降る中、ホテルに戻る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 24mm ISO3200 )露出補正 なし
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272.夜のチャバリ宮殿
バルコニーからモユア広場を眺める。チャバリ宮殿もささやかにライトアップアされていた。ここには、1995年に開業したビルバオ地下鉄の駅がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/80秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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2017年9月23日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (8)オンダリビア 8月4日

「パラドール・デ・オンダリビア」のチェックインでは、荷物を部屋まで運ぶのが大変だった。エレベータはないし、ベルボーイさんもいない。3階までスーツケースをもって、階段を上らなくてはならなかった。
 時刻は午後12時半。さっそくオンダリビアの街を歩いてみたい。「パラドール・デ・オンダリビア」はオンダリビアで一番の高台に建っている。ここから、ビダソア川に沿うように北へ下りて行った。しばらく行くと、バスク地方の伝統的な家屋が並ぶサン・ぺドロ通りがあって、にぎやかなレストラン街にもなっている。

 昼食の時間である。先に紹介した「スペイン・バスク 美味しいバル案内」という本に、「ラ・エルマンダ・デ・ペスカドーレス」というレストランが紹介されていた。漁業組合の女性たちが料理を作るレストランと紹介され、「世界一の魚のスープ」が有名なようだ。ぜひ食べたい。娘たちが地図を片手にそのレストランを探し当てた。予約でいっぱいだそうだ。しかし、"3時までならいいよ"という席があったようで、それでよければ、どうぞということだった。OKといって、レストランがオープンする1時まで外で待っていた。「世界一の魚のスープ:ソパデペスカード」は評判に偽りなく、とても良い味だった。

  食事を楽しんだ後は、サン・ペドロ通りを歩いてみる。特徴のある街並みは観光客が多い。ビダソア川沿いに歩いてみる。今日も雲一つない素晴らしい天気だ。対岸のフランスのエンダイヤという町もくっきりと見える。「パラドール・デ・オンダリビア」があるアルマ広場に戻ってくる。近くのサンタ・マリア教会を眺めながら、「カルロス5世城」の西側に石畳の道を城壁まで行ってみた。

一旦、ホテルに戻った。私達の部屋の前にあるサロンというところに、ガイドさんに引率された15人くらいの人たちがいたのでちょっとびっくりした。「カルロス5世城」見学ツアーがあるようだ。テラスなどで2時間ほどゆっくりする。
 夕食はリーダーがミシュラン一つ星のレストラン「アルメーダ」を8時に予約してくれていた。ここで、シードルという酒を頼んでみたがこれは旨いとは思わなかった。

210.マリーナ地区へ
「カルロス5世城」を背に、石材と木材とがマッチした伝統的な建物が並ぶ道をサン・クリストバル広場へ向けて歩く。この先がマリーナ地区だ。どこを見ても清潔な街だ。これがヨーロッパの「当たり前」なのだろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 66mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
211.サン・クリストバル広場​​
サン・セバスティアンからのバスが発着するサン・クリストバル広場に出た。建物の窓にも特徴がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 32mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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212.マリーナ地区
サン・ペドロ通りは観光客が多かった。リゾート地という感じがする。街路樹が木陰が作り、涼しそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 92mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
213.レストランのテラス席​​
サン・ペドロ通りにはレストランが並ぶ。客はテラス席を好むようだ。プラタナスの木陰も涼しそうである。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 35mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
214.BARもある​​​​
レストランやバルが多くあるが、どの店もそこそこお客さんが入っている。この「IGNACIO」は有名店らしく、夜は満員になるらしい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 31mm ISO​​900​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
215.「ラ・エルマンダ・デ・ペスカドーレス」​​​​​​
マリーナ地区の一番奥のサンペドロ通りから1本ビダソア川の方へ入った道に面して、お目当てのレストラン「ラ・エルマンダ・デ・ペスカドーレス」はあった。しかし店内はひっそりしている。扉を半分明けて覗いてみると、女性が出てきて、予約はいっぱいだが、3時までなら使える席があると言ってくれた。もちろんOKだが、それでも中に入れてもらえない。開店時間の午後1時まで待って欲しいということだった。この店は2015年4月、テレビ朝日の「朝だ!生です旅サラダ」で紹介された店だそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 31mm ISO​​900​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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216.「ラ・エルマンダ・デ・ペスカドーレス」 店内​​​​​​​​
案内されたのは落ち着いた部屋だった。私達が一番乗りだが、すぐに予約済みのグループが入ってきた。「世界一の魚のスープ」はもちろん絶品だったが、太い白アスパラガスが旨かった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​​1600​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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217.「ラ・エルマンダ・デ・ペスカドーレス」 青と白​​​​​​​​​​
食事を終え、レストランを出たのは2時40分だった。振り返って見るとレストランは平屋だったのだ。海の色、青がひときわ目立つ。まさに漁業組合の女性たちが料理を造るレストランというところだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640秒 18mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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218.果実店
桃、プラムなど新鮮そうなフルーツが並ぶ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​​1000​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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219.ビダソア川​​
ビダソア川に沿って「カルロス5世城」に向け、のんびりと歩く。日差しは強いけど、からっとしていて空気が澄んでいる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1600秒 26mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
220.釣りを楽しむ人​​​​
ビダソア川で、格好良いボートに乗って釣りを楽しんでいる人がいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 300mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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221.「カルロス5世城」の石壁
川の方から道を上がってくると「カルロス5世城」の北側の壁が見えてきた。この右側がアルマ広場で「パラドール・デ・オンダリビア」の入り口になる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500秒 32mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
222.サンタ・マリア教会の鐘楼​​
パラドールの建つアルマ広場はサンタ・マリア教会など昔ながらの姿を残す旧市街地区となっていて、サンタ・マリア教会は「カルロス5世城」のすぐ南側にある。サンタ・マリア教会は15世紀に建てられたゴシック様式の教会である。そしてバロック様式の塔を持つ。フランス領だった時代もあり、1660年にフランスのルイ14世とスペインのフェリペ4世の娘のマリア・テレサの結婚の儀がここでおこなわれたという記録があるそうだ。そして、その後2人の間の孫がフェリペ5世としてスペインのブルボン家として初代国王になった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 52mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
223.NAGUSIA通り​​​​
旧市街の古い石畳の道を少し下りてみた。両側に古い建物が並ぶ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​400秒 18mm ISO​​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
224.旧市街の古い建物
何か由来のある建物だろうと思うが、文字を見つけても何が書いてあるかさっぱりわからない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​​360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
225.サンタ・マリア教会
石畳の細いみち、NAGUSIA通りから振り返ってサンタ・マリア教会を見上げる。午後3時半、西に傾き始めた陽を浴びた塔が美しい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500秒 46mm ISO​​360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
226.「パラドール・デ・オンダリビア」の玄関​​
時刻は午後4時前。涼しくなる夕方まで、少しホテルで休もうと戻ってきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​400秒 18mm ISO​​360​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
227.「パラドール・デ・オンダリビア」のサロン​​​​
私たちの部屋と廊下を挟んで向こう側にサロンと呼ばれる大きな部屋があって、ガイドさんに引率された15名くらいのツアーの方々が来られていて驚いた。ツアーの人達が去った後、改めてサロンの中に入る。アキレスの一生を描いた貴重なタペストリーを展示してある。宿泊客も自由に入れる。椅子に座ることもできる。マナーの大切さを改めて思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​20秒 18mm ISO​​3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
228.旧市街の一角
夕方6時を過ぎた。そろそろ涼しくなるだろうと、再び旧市街へ出る。こんどは「パラドール・デ・オンダリビア」の前からアルマ広場に沿って西へ、ギプスコア広場への道を歩いてみた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 26mm ISO400 )露出補正 なし
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229.サンタ・マリア教会 塔
サンタ・マリア教会は高いところに建っていて、搭も高いので旧市街のどこからでも見えるようだ。これは教会を西側から見ている。この道は生活感のある道だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f11 1/125秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
230.ギプスコア広場からサンタ・マリア教会を望む
旧市街の中心にある広場だが、格別どうということはなかった。この広場は「カルロス5世城」の西側にある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f11 1/125秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
231.城壁への道
旧市街を取り囲むように城壁の跡が残っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
232.城壁の門
アーチになった門の入り口に説明が書いてあるのだが、スペイン語、バスク語とフランス語で英語はない。サン・ニコラス門というらしい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f11 1/125秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
233.城門
下を道路が通る遊歩道の上から要塞内へと通じる城門である。16世紀に建設されたこの門は、かつて堀の上を渡る跳ね橋を備えており、現在は遊歩道に再建されて要塞内側へのアクセスが楽になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f11 1/125秒 12mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
234.城門の外側から
下を道路が通る城壁に架かる橋を渡ったところから、城壁の跡と要塞内の家々を見る。人々の要塞の外から旧市街への通行路になっているのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
235.ギプスコア広場
再びギプスコア広場に戻ってきた。周囲は建物が囲んでいるが、これは小さなホテルだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
236.ホテルのテラスから
すっかり気に入ってしまったビダソア川が眺められる「パラドール・デ・オンダリビア」のテラスで、また、しばし、食事前の時間を過ごす。ビダソア川にはたくさんのヨットやボートが浮かんでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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237.サンタ・マリア教会 東側
リーダーが8時に「ALAMEDA」というレストランに予約を入れてくれている。場所は昼に行ったマリーナ地区ではなく、「カルロス5世城」から東に下りたところだ。「パラドール・デ・オンダリビア」を左の方へ行くと下の道に下りるエレベータがあった。降りたところからはサンタ・マリア教会の裏側が見られた。こちらから見ると荘厳な感じがする。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 30mm ISO125 )露出補正 なし
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238.レストラン「ALAMEDA」
8時5分前くらいに店の前に着いた。しかし、8時までは外で待たされた。入り口の近くはバルになっている。私達はテラス席に案内された。ところが、この時間ではまだ、西日が差しこみ、まぶしくて暑い。席を部屋の中に変えてもらった。「せっかくいいところをリザーブしたのに」という感じだったが、快く席を変えてくれた。こちらの人たちはテラス席がお好きなようだ。30分もすると、ぼつぼつ、予約のお客さんたちが入ってきた。若いカップル、老夫婦などいろいろだが、さすがに客層は良い。シードルはいまいちだったが、レゼルバが旨かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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239.バス停の風景
サン・セバスティアン方面へのバスを待つ人たちなのだろう。夏の夕方という感じだが、もう8時だ。やっと「ALAMEDA」の中に入る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 28mm ISO1000 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
240.帰り道 -1
食事を終えて外に出ると、夜10時半を回っていた。旧市街の中を通ってホテルに帰る。石畳がきれいだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/60秒 18mm ISO3200 )露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
241.帰り道 -2
サンタ・マリア教会の方へ上がっていく。夜11時近いが、若いひとたちにとっては、まだ宵の口なのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/60秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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242.サロン 午後11時
部屋に戻るとき、サロンを覗いてみた。まだ、明かりがついている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/125秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
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243.館内 午後11時
サロンから階下を撮る。天井から長く垂らされた旗が中世そのものだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/160秒 9mm ISO3200 )露出補正 なし
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244.夜のアルマ広場
サロンから夜のアルマ広場が見下ろせた。まだまだ、みんな楽しんでいる。「パラドール・デ・オンダリビア」に泊まるのは今晩だけだが、もう少し中世に浸りたい気もする。ホテル1階のBARにも行ってみたかった。今夜は中世の夢でも見たい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/125秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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2017年9月19日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (7)サン・セバスティアンからオンダリビアへ 8月4日

この日は2泊したサン・セバスティアンから東へ20kmのところにあるオンダリビアという町に行く。ビダソア川の河口に位置するオンダリビアは、対岸にフランスのエンダイヤという町と国境を接する漁師町だそうだ。人口2,000人と小さな町だ。

  朝10時に「ホテル・オルリー」をチェック・アウトをして、荷物を預かってもらう。今朝も天気が良いので、サン・セバスチャンとはお別れする前に、タクシーに乗ってモンテ・イゲルドに上がってみることにする。麓からはケーブルカーに乗りたいのだが、10時からしか動かないので、そのままタクシーで頂上へ行く。
 展望台からはコンチャ湾、モンテ・ウルグル、そしてコンチャ湾にあるサンタ・クララ島が眺められた。ただ、天気は良いのだが、モンテ・イゲルドは西側になるので、太陽の光は正面から降り注ぎ、クリアな写真が撮れなかった。展望台のカフェがオープンしたので、コーヒーと、パンに生ハムを載せて朝食にする。
 ケーブル・カーの駅に行ってみる。時刻はちょうど10時になっていた。始発に乗って麓に下りた。ここからホテルまでどう戻ろうかと思案していたら、運よく路線バスがきた。これでホテルのすぐそばまで行ける。

 オンダリビアへはタクシーで行く。乗ったタクシーの車種はScodaだった。日本でまず見かけない。チェコ最大の自動車メーカーだそうで、現在はフォルクス・ワーゲンの傘下にある。20分ほどで、この日泊まるパラドールに着いた。チェック・インする。ここに泊まれるのを今回の楽しみの一つにしていた。
  このパラドールは、オンダリビア旧市街の最も高い場所に建つ古城「カルロス5世城」を改修した宿泊施設である。890年にはこの建物の一部は防塞としてすでに存在していたそうだ。長い年月を経て、1539年には頑丈この上ない厚さの石の外壁が完成、以後、数々の戦火を潜り抜け、戦いの度に撃ち込まれてきた砲弾の跡が残っているという。

186.黎明
昨夜は早く寝たので、今朝は早くに目が覚めた。ホテルの窓から外を眺めると、空が赤く染まっていた。カテドラルが見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​13秒 48mm ISO​32​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
187.コンチャ湾を展望​​
午前9時にモンテ・イゲルドの展望台から、コンチャ湾の全景を見る。快晴なのだが、前からの光を浴びて海も光り、クリアな絵にならなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​2500秒 18mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
188.モンダレータ海岸​​​​
モンテ・イゲルド側の海岸は、ミラマール宮殿のあるところからその西側をオンダレータ海岸というらしい。ラ・コンチャ海岸の西側には静かで落ち着いたラ・オンダレータ海岸が続く。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​2000秒 56mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
189.サンタ・クララ島
コンチャ湾のほぼ中央に サンタ・クララ島 が見えた。コンチャ海岸から見ているとモンテ・イゲルドと地続きのように見えていた。16世紀末にはサン・セバスティアンの町に疫病が蔓延し、疫病に感染した住民は感染の拡大を防ぐためにサンタ・クララ島に隔離されたそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​2000秒 66mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
190.ビスケー湾を望む モンテ・イゲルドの外海、ビスケー湾は大西洋からスペイン北部とフランス西部に入り込む大きな湾である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 46mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
191.ビスケー湾 燈台
モンテ・イゲルドの山頂には、18世紀につくられたTorreon(トレオン)旧灯台があった。この写真の灯台は新しい灯台だろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640秒 26mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
192.遊園地
Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​ 規模は小さいが、子供たちのための遊園地もあった。この手前にあったカフェがちょうど開いた。コーヒとパンで軽い朝食をとる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500秒 18mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
193.ケーブルカー​​
wikipediaによれば、1912年8月25日、スペイン王アルフォンソ12世の妻マリア・クリスティーナによってイゲルド・ケーブルカーの運行開始が宣言されたとのこと。バスク地方で初めて運用されたケーブルカーという。総延長距離312m、最高速度1.5m/秒、高低差151m。時刻は9時55分、頂上駅の駅舎に人の姿があったので、身ぶり、手ぶりでで乗れるかと尋ねたところ、OK.だった。10時始発。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​450​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
194.線路​​​​
全長312mというから、150mちょっとですれ違いになる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 165mm ISO​640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
195.古い車両
何回もペンキを塗り重ねたような骨董品的な車両だ。このイゲルド・ケーブルカーはバスク地方で初めて1912年に運行開始されたケーブルカーであり、スペイン全体でもバルセロナのティビダボ山にあるケーブルカー(1901年)、同じくバルセロナのバルビドリエラにあるケーブルカー(1906年)に次いで3番目に古いケーブルカーだそうだ。ネットで調べてみると、現存する世界最古のケーブルカーは、サンフランシスコで1873年に建設されたケーブルカーだ。そして、日本最初のケーブルカーは1918年に開業した生駒鋼索鉄道(現在の近鉄生駒鋼索線)が最初のものである。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​80秒 18mm ISO​3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
196.ケーブルカーの山麓駅舎​​
山麓駅はなかなか立派な建物だった。ケーブルカーの料金はひとり片道 €1.7。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 18mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
197.登っていくケーブルカー​​​​
私達が乗って下りてきたケーブルカーが登って行った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 18mm ISO​300​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
198.路線バス​​​​​​
山麓駅にはタクシーも止まっていないし、街までどうやって戻ろうかと思っていたら、街の中心地まで行く路線バスが来た。料金はひとり1.7ユーロで、ケーブルカーの片道と同じだった。途中で結構乗り降りがある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 46mm ISO​2000​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
199.パラドール
一旦ホテルに戻り荷物を受け取って、タクシーで、東へ約20kmのところにあるオンダビリアへ向かう。今宵の泊りは、これも今回の楽しみのひとつであるパラドールという古城を改装したホテル。2000年にポルトガル旅行をしたときに、ポサーダという、やはり古城を改装した国営ホテルで夕食をしたことがあったが、その時の印象が、赤ワインの味わいとともに残っている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 22mm ISO​560​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
200.パラドールの入り口​​
ホテルの名はパラドール・デ・オンダリビアという。10世紀に築かれた城砦を16世紀にスペインのハプスブルク家のカルロス5世 により増築されたものだそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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201.パラドール・デ・オンダリビア のロビー
広場に面した入り口から3mもあるという分厚い石壁をくぐり抜けると其処には、はっと息を飲みむような感動的な中世の宮殿の空間が広がっていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​25秒 18mm ISO​3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
202.パラドール・デ・オンダリビア の石壁
ごつい石壁が天井まで広がり、重厚な家具や飾られた武具、加えて照明の巧みさで見事なまで中世の世界を演出している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 18mm ISO​2800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
203.客室へ石段
泊まった部屋は3階だった。エレベータはない。客室数は36ある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​160秒 18mm ISO​3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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204.パラドール・デ・オンダリビア の中庭
2階へ上がると中庭がみえた。ここは朝食が提供される場所になるのだろう。崩れかかった石壁がそのままむき出しにして使われている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 24mm ISO​800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
205.玄関から中庭へ​​
2階の客室への通路から、玄関と中庭の間にあるロビーが見えた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​160秒 24mm ISO​3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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206.テラス
テラスに出られた。日差しは強いが日影に入ると涼しい。気持ちの良いテラスだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 38mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
207.ビダソア川とフランス国境​​
パラドールの玄関の反対側の2階部分にテラスがあった。ソファがあり、のんびりと過ごすことが出来る。テラスの前にはビダソア川の河口付近が眺められ、その対岸はフランスの町、エンダイヤだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 102mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
208.中庭の石壁​​​​
崩れかかった石壁はそのままに利用されている。もちろん雨がかからぬようになっているが。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 22mm ISO​640​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
170918_208.jpg
209.アルマ広場とパラドール・デ・オンダリビアの石壁
​​ パラドール・デ・オンダリビアの玄関を出たところはアルマ広場になっている。「地球の歩き方」には、このカルロス5世城はナパーラ王国の防衛上において重要な位置を占めていた要塞だった。伝説によると10世紀にナパーラ王サンチョ・アルパカが建てたといわれ、16世紀にカルロス5世によって修復された。と説明されている。3mの厚さがあるという外壁には砲弾の跡も残っているという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500秒 18mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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2017年9月16日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (6)サン・セバスティアン 滞在 8月3日

この日も快晴だった。リーダーがランチに「KOKOTXA」というミシュラン星一つのレストランを予約してくれているが、それ以外はさサン・セバスティアンでのんびり過ごそうという日だった。日本では安倍内閣改造があったと報じられている。
 8時半にホテルロビーに集合し、朝の海岸を見がてら散策を始める。市庁舎の近くにCafeがあった。そこで朝食にする。さわやかだ。
 さて、これからどうしようと相談する。私の希望で、昨日、バスの中からみたウルメア川に沿って歩いてみようといことになった。市庁舎の脇からこの街の中心地であるアラメダ・デル・ブールバードを東に歩く。10分ほどで、ズリオラ橋に着いた。ズリオラ橋を渡って、ウルメア川の右岸をrenfeのサン・セバスティアン駅へ向け歩く。10時、そろそろ、昨日バスの中から見た露天商が店を開き始めていた。
 サンタ・カタリーナ橋、そしてマリア・クリスティーナ橋まで来た。RENFEの駅まで行ってみた。たまたま特急列車が入ってきた。
  マリア・クリスティーナ橋を左岸に渡って、商店が軒を並べる新市街の立派な街を、ふたたび旧市街に向け東へそぞろ歩きをする。バルセロナの塔の下りが響いてか左ひざが少々傷む。街の通りにはベンチがあり、女性陣が店に入って物色している間はベンチに座っていた。一旦、ホテルに戻る。

 レストラン「KOKOTXA」は午後2時に予約されていた。場所は旧市街のサンタ・マリア教会のそばだ。広島に行ったことがあるというウェイトレスが付いてくれた。たこ焼きは旨かったと言っていた。腕にダルマのタトゥーを入れている。味は良かった。前菜も工夫がされていて、特にソフトシェルの味付けは気に入ってしまった。

 夕食後は再び午前中に歩いた街を、2時間近く散策した。これは女性陣の希望だ。18時にホテルに戻る。我々老夫婦は、この日は休養日にしようと、それ以降街へ出なかった。夕食もなし。しかし、もちろん若夫婦は夕闇の街へ出かけて、バル巡りを楽しんだことだろう。

154.モンテ・ウルグルのキリスト像 -1
モンテ・ウルグルには、背に朝の光を受けて、キリスト像が立っている。​​12世紀に山頂にモタ城が建設されて以来、モンテ・ウルグルは重要な防​​​御地点だったが、​​​​​​​​​​20世紀初頭にサン・セバスティアンが観光リゾート地化するとモンテ・ウルグルは軍事拠点としての関心が失われ、1924年には土地が市に売却された。1950年には全高12mものイエス・キリストの像が設置され、現在のモンテ・ウルグルは大部分が緑に覆われている。​​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1600​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
155.モンテ・イゲルド
この山の頂上にはホテル(ホテル・メルキュール・インテ・イゲルド)や遊園地があり、ケーブルカーで登ることが出来る。明日の朝、時間が取れれば行ってみたいなと思う。朝日をいっぱいに浴びている。あの丘の向こうはビスケー湾だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1600秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
156.コンチャ湾の朝
コンチャ・ビーチの海岸線から少し離れた沖には多くのヨットやボートが係留されていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​2000秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
157.朝のカフェ​​
市庁舎のすぐそばにこんなカフェがあった。朝食はここにする。オレンジジュース、コーヒー、生ハムを載せたトーストがセットになっていて、€7 だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 35mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
158.カフェの店内
なんの飾りもないシンプルな店だったが清潔なのが良い。かみさんが頼んだクロアッサンを半分奪った。バターを練り込んだ生地がフワフアしていてとても旨い。もう一個追加!

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/400秒 20mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
159.ズリオラ橋
Cafeを出て、市庁舎を背にして、アラメダ・デル・ブールバードを東に歩くとウルメア川に架かるズリオラ橋に出る。最も河口側の橋である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 35mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
160.ウルメア川河口
ズリオラ橋の橋の上から、北を眺めるとそこは河口で、ビスケー湾だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 1​8​​​mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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161.クルサール
ズリオラ橋を右岸に割った先に、ちょっと斜に構えた、大きな建物があった。通称クルサールと呼ばれているクルサール国際会議場・公会堂だ。設計はスペイン人建築家のホセ・ラファエル・モネオ。1999年開館。1,839席のクルサール公会堂、多目的ホール、展示場などがある。日本語ではサン・セバスティアン文化会議センターと呼ばれることがある。​​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 1​8​​​mm ISO​2​​80​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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162.モンテ・ウルグルのキリスト像 -2​​
ズリオラ橋の上から、モンテ・ウルグルのモタ城の上に建つ高さ10mのキリスト像を見る。横顔になった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1600秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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163.ズリオラ・ビーチ
サン・セバスティアンにはコンチャ・ビーチとこのズリオラ・ビーチがある。このズリオラ・ビーチは大西洋のビスケー湾に面した、フランスのビアリッツ、 イギリスのニューキーに肩を並べる欧州サーフィンきっての名地として知れわたっているそうだ 。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 43mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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164.クルサール国際会議場・公会堂 全景​​
毎年9月にここでサン・セバスティアン国際映画祭​​​が開催されているが、日本映画の話題はない。中国映画は2009年、2016年に最優秀映画賞を受賞している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640秒 18mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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165.サンタ・カタリーナ橋​​​​
ウルメア川のズリオラ橋付近から、上流を眺める。次の橋はサンタ・カタリーナ橋という。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 32mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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166.サンタ・カタリーナ橋の欄干​​​​
​​ サンタ・カタリーナ橋はサン・セバスティアンでもっとも早く架けられた橋であり、長い間木橋だったが現在は石橋である。フアン・アルダイがデザインして1926年に設置された街路灯を見ることができる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640秒 31mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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167.マリア・クリスティーナ橋 -1​​​​
サンタ・カタリーナ橋の上からさらに上流のマリア・クリスティーナ橋を眺める。昨日バスで渡った橋だ。それまではサンタ・カテリーナ橋しかなかったが、1893年、サン・セバスティアンの旧市街から木造の仮設橋が建設された。しかしその後橋は崩壊して木橋の通行が禁止された。1904年に当時としては異例の9カ月間をかけて鉄筋コンクリート造の恒常的な橋が完成。1905年1月20日、聖セバスティアンの祝祭時にスペイン王室を迎えて開通式を行い、毎年夏季をサン・セバスティアンで過ごしていた王妃マリア・クリスティーナの名を譲り受けてマリア・クリスティーナ橋と命名されたそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 105mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
168.サンタ・カタリーナ橋 街路灯​​​​​​
前後してしまうが、サンタ・カテリーナ橋には、フアン・アルダイがデザインして1926年に設置された街路灯を見ることができる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000秒 22mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
169.マリア・クリスティーナ橋 -2​​​​​​​​
右岸から左岸を見たところ。4基設置されている全高18mの方尖塔(オベリスク)が2基見える。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 116mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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170.露天商
ウルメア川右岸のバスセンターやrenfeの駅に近い右岸の袂から、川沿いに露天商が並んでいた。まだ、人通りは少ない。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 31mm ISO​​800​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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171.マリア・クリスティーナ橋 -3
パリのアレクサドル3世橋を模して作られたというが・・・ なかなか重厚な橋である。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640秒 135mm ISO​2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
172.サン・セバスティアン駅
マリア・クリスティーナ橋右岸を入ったところにrenfeのサン・セバスティアン駅があった。タイミングよく特急車両が入ってきた。レンフェはマドリードとイルンの間で長距離高速列車のアルビアを運行しており、その一部がサン・セバスティアン北駅に達している。アルビアにはレンフェ120系電車が使用される。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500秒 135mm ISO​2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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173.renfe 特急車両 (120系)
レンフェ(renfe)は、スペイン政府100%出資の鉄道である。日本語ではスペイン国鉄などと呼ばれる。企業としては2005年に解体され、その後は運行会社レンフェ・オペラドーラ(Renfe Operadora)に名を残す。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 270mm ISO​2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
174.マリア・クリスティーナ橋から下流を望む
サンタ・カタリナ橋方面を撮る。露天商がずっとつながっている。この露天商が連なる道を歩いて、一番下流に架かるズリオラ橋を左に曲がると市庁舎に出る。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640秒 56mm ISO​2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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175.カテドラル(Buen Pastor Cathedral) -1
マリア・クリスティーナ橋を左岸へ渡った。旧市街からも見えたカテドラルの美しい尖塔があった。このカテドラル1897年に建てられたネオ・ゴシックの教会である。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1250秒 98mm ISO​2​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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176.きれいな街
時刻は11時だ。予約したレストランの時間にはまだ少しある。この辺りは、いわば新市街なのだろう。きれいな街をそぞろ歩きをする。センスの良い品を売っている店が軒を連ねていて、入って見る。もう秋物が並んでいた。

​​ Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 38mm ISO​320​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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177.クラシックな建物
スペイン独立戦争中の1808年、フランスのナポレオン1世軍はサン・セバスティアンを占領した。1813年に町が破壊された後、わずかにレイアウトを変更して同じ場所に町を再建することになった。建築家のP・M・ウガルテメンディアによる近代的な八角形の草案をおさえて、結局M・ゴゴルサの青写真が承認されたが、ウガルテメンディアが都市建設の指揮を執ったという。その後も1833年から1876年まで3次にわたって続いた、スペインの王位継承をめぐる戦争である第三次カルリスタ戦争中の1875年には町を砲撃が襲った。スペイン王アルフォンソ12世が死去した1885年以降には、アルフォンソ12世の妻マリア・クリスティーナが毎年従者を連れて夏季の間滞在し、ミラマール宮殿に宿泊した。マリア・クリスティーナの名前はマリア・クリスティーナ橋やホテル・マリア・クリスティーナなどに残っている。(wikipedia参照)

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 50mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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178.コンチャ・ビーチ
ビーチまで戻ってきた。老若男女が太陽のもと、海を楽しんでいるヨーロッパの避暑地だ。一旦ホテルに戻る。宿泊しいるホテルはほんとに便利なところにある。予約してくれたリーダーに感謝!

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1600秒 300mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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179.午後の旧市街
予約したレストラン「KOKOTXA」は、サンタ・マリア教会のすぐそばにある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 78mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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180.ソフト・シェル・クラブ
そして予約の時間になったのでレストラン「KOKOTXA」に入る。出された料理はどれも満足できるものだったが、特にこのソフト・シェル・クラブのフリッターは絶品だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​200秒 66mm ISO​3200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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181.レストラン「KOKOTXA」
食事を終え、レストランを出たのは午後4時半だった。レストラン「KOKOTXA」の窓ガラスにサンタ・マリア教会が映る。私達はこの窓のところで、時々窓から見える人波を眺めながら食事をしていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 28mm ISO​450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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182.サンタ・マリア教会 ファザード
この教会はサン・セバスティアンの守護聖人サンタ・マリア・デル・コロ(Santa Mari'a del Coro)を奉った教会。建物はゴシック様式で、ファサードのチュリゲラ様式の彫刻が美しい。 17世紀末から18世紀のスペイン独自のバロック様式。建築家や彫刻家を輩出したチュリゲラ一族の家名から。絢爛たる密な装飾が特徴だそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​250秒 52mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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183.バス・ストップ
市庁舎の前にあるバス停だ。花が植えられて公園になっている。バスには乗らなかったが、昼食後、再び新市街へいく。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​400秒 40mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
170915_183.jpg
184.カテドラル(Buen Pastor Cathedral) -2
再びカテドラルまでやってきた。ひっそりとしている。このカテドラルはEnsanche de Amaraにあり、バスク建築家のManuel de Echaveの作品だそうだ。教会は1,915㎡の面積があり、1897年に竣工した。ステンドグラスの窓、ガーゴイル、ピナクルなどの装飾的な要素が豊富にある。 ネオ・ゴシック様式である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640秒 26mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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185.カテドラル(Buen Pastor Cathedral) -3
ファサードの前の石段に腰かけて女性が読書をしていた。そろそろ午後6時だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800秒 24mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
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2017年9月14日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (5)バルセロナ から サン・セバスティアン へ 8月2日

いよいよ、今回の旅行の目的であるスペイン バスク地方、サン・セバスティアンへ向かう。バルセロナ空港から、バルセロナを拠点とするイベリア航空系列のLCC ブエリング航空 の11時35分発IB5354便で、バスク地方の中心都市であるビルバオへ飛ぶ。
 ビルバオには午後1時に到着し、荷物も無事出てきた。ビルバオには3日後に改めて訪れ、1泊する予定だ。
 ビルバオ空港からサン・セバスティアンまではバスで移動する。田園風景が美しい高速道路を走行、1時間半ほどかかったが、サン・セバスティアンのバス・ターミナルに到着した。そこからタクシーで、これから2泊する「サン・セバスティアン・オルリー」というホテルへ。10分ほどで到着した。夏休み期間中はサン・セバスティアンのホテルは取りにくく、値段も高くなるらしい。ここはそれほど立派なホテルではなかったが、清潔で、便利なところだった。

 「地球の歩き方」には、「サン・セバスティアンはフランス国境に近いビスケー湾の真珠と呼ばれる美しい街だ。中世にはサンティアゴ巡礼の中継地として、また16世紀以降は海洋貿易で栄えたが、スペイン独立戦争中の1813年ナポレオン軍と英国軍の攻防戦によって町の大半は炎に包まれた。その後再建され、19世紀にハプスブルグ家の王妃マリア・クリスティーナが保養地として以来、高級避暑地としてその名を知られるようになった。」と解説されている。サン・セバスティアンはバスク語でDonostia(ドノスティア)という。
 サン・セバスティアンは人工約18万人で、マドリードから鉄道では5時間以上、バルセロナからは約6時間かかる。

 娘たちの目的はグルメだ。最近は日本のTV番組でも紹介されているBAR(バル)を食べ歩くのが楽しみである。
 この日は昼に1軒、夜2軒のBARを楽しんだが、やはり夜にならないとだめだ。BARについては、出発前に植松良枝著「スペイン・バスク 美味しいバル案内」を買い、娘夫婦に、どの店が良いか研究してもらった。

121.バルセロナ空港
バルセロナ国際空港(エル・プラット空港)はバルセロナの中心から13km南西に位置している。マドリード空港と国内利用客トップを争っているという。我々がこれから乗るブエリング航空の飛行機が多く駐機していた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
122.搭乗を待つ列
搭乗するまで少々時間がかかった。リーダーからLCCは、遅延、ロストバゲージの可能性が高いこと、預け荷物23KGの制限は厳密だと聞いていたので少々心配したが、スーツケースの重量は20KG未満に納まっていて、ビルバオの空港に無事着いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 )露出補正 なし
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123.搭乗機
バスで駐機場まで移動。タラップを上がる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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124.ビルバオからサン・セバスティアンへ -1
ビルバオの空港からバス乗り場へ行くとサン・セバスティアン行のバスが待っていた。高速道路を快適に走る。晴れた日の田園風景が目を楽しませる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO200 )露出補正 なし
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125.ビルバオからサン・セバスティアンへ -2
バスはいくつかの町を見ながら走る。ここはビルバオから半分くらい走ったところで、集合住宅が立ち並ぶところを通った。何か産業のある町なのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 19mm ISO160 )露出補正 なし
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126.サン・セバスティアン高速道路のゲート
大きなゲートだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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127.サン・セバスティアン到着
バスク山脈の麓、ナバーラ州の北端に近いゴイスエタに端を発し、北に向かって流れる全長54.9kmのウルメア川を渡る。日本で最も長い信濃川が367kmというからそれほど長い川ではない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 21mm ISO125 )露出補正 なし
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128.マリア・クリスティーナ橋
wlipediaによると、この橋はアーチ橋であり、アーチ部の間隔は30m。セーヌ川に架かるパリのアレクサンドル3世橋を模した折衷主義の建築だそうだ。両サイドに2基ずつ計4基設置された全高18mの方尖塔(オベリスク)が特徴であり、それぞれの方尖塔は凝った彫刻で埋め尽くされている。この橋を渡りバスは地下のバス・ターミナルに到着した。時刻は午後3時。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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129.ウルメア川 右岸
バス・ターミナルやRENFE(スペイン国鉄)の駅から、海の方へ続くウルメア川の右岸には、土産物屋が軒を連ねる。(124~129までバスの車内から撮影)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 35mm ISO180 )露出補正 なし
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130.コンチャ・ビーチ
一旦、ホテルにチェックインした後、さっそく海を見に行く。扇状に広がるコンチャ湾は、東側のモンテ・ウルグル、西側にモンテ・イゲルドに囲まれた海水浴場が広がる。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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131.コンチャ・ビーチ モンテ・ウルグル
標高123mの東の丘には、モタ城があり、キリスト像が立っている。丘の向こう側はビスケー湾に面している。12世紀に山頂にモタ城が建設されて以来、モンテ・ウルグルは重要な防御地点だったそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 38mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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132.コンチャ・ビーチ モンテ・イゲルド
反対側のモンテ・イゲルドには展望台や遊園地などが設置されており、山頂からはサン・セバスティアン市街地やラ・コンチャ湾やサンタ・クララ島を見渡すことができるそうだ。1912年8月25日、スペイン王アルフォンソ12世の妻マリア・クリスティーナによって運行開始されたケーブル・カーがある。スペインで3番目に古いケーブルカーだそうだ。山頂駅の標高は162m。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1250秒 38mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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133.ビーチの賑わい
東側を見ている。ビーチは人が多いが、いわゆる「海の家」的な施設はなく、テントも個人が持ち込んだもの以外にはなさそうだ。海岸の向こう側は旧市街で、かってはカジノだったという市庁舎が見える。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 45mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
134.西側のビーチ
こちらも長いビーチが広がっている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 70mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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135.サンタ・マリア教会
海岸沿いの道を東の方へ歩く。市庁舎の右側の、いかにも旧市街らしい路地を入っていくとサンタ・マリア教会が見えてくる。サンタ・マリア教会12世紀に建てられた最初の教会だったが1774年に現在のバロック様式になり、入り口の上にサン・セバスティアンの像が取り付けられたそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 70mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
136.BAR 「ARALAR」 -1
旧市街の道を歩くとたくさんのBARが目につく。今は午後5時前。夜には再びBAR巡りをするとして、まず手始めに1軒に入る。ここは有名店ではなさそうだ。味はいまいちだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )露出補正 なし
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137.BAR 「ARALAR」 -2
この店に入ったのは特に当てがあったわけではないのだが、店先に吊るされた生ハムに引き込まれたようなものだ。まず、バスク地方の地ワイン、チャコリという白ワインを頼む。これは旨かった。チャコリのボトルを高い位置からグラスに注ぐ「エスカンシア」という独特のスタイルで注いでくれる。ボトルからグラスへ注がれるあいだに、炭酸ガスを空気中の酸素と混合させることで、とがった部分を丸くして、優しい味のチャコリになるのだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO3200 )露出補正 なし
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138.旧市街の街
夕方5時少し前。夕方と言ってまだ陽は高い。いま、チャコリとパンの上に生ハムを乗せたピンチョスを食べてきたバルが左手に見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.2 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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139.Mayor通り
サンタ・マリア教会を背にしたMayor通り。遠くにカテドラル(Buen Pastor Cathedral) が見える。カテドラルは旧市街の南側にあるゴシック建築の教会である。この教会は建てられてまだ100年程とあたらしいものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )露出補正 なし
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140.静かな通り
ちょっと横道にそれるとこんな静かな道もある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1000秒 19mm ISO640 )露出補正 なし
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141.昼下がりのバル
おそらく地元の人たちが良く来るバルなのだろう。ご主人様におねだりをしているワンちゃんが可愛らしい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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142.Cafe
私と同じくらいの年だろうか。2人の男性がCafeの前に出された小さなテーブルと椅子に座り、一人はたばこ片手にビールを飲み、右側の白鬚の男性はコーヒーを楽しんでいる。いい光景だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
143.コンスティトゥシオン広場
旧市街を東へ歩く。広場があった。バルコニーを持つ3階建ての建物に取り囲まれていて、マドリードのマヨール広場に感じが似ていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 10mm ISO125 )露出補正 なし
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144.「サポレハイ」 生ハム専門店
ここはBARではない。バル巡りの途中に立ち寄りたい食材店として、植松良枝著「スペイン・バスク 美味しいバル案内」に紹介されていた。イベリコ豚の生ハムを試食させてもらった。旨かった。真空パックになった製品をいくつか買い求めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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145.「ガンバラ」
この店がぜひ行ってみたいバル、「ガンバラ」だ。夜にならないと開店しない。夜にもう一度来よう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
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146.ラ・ブレチャ市場 -1
少し歩いて、旧市街の東側にある市場に行ってみた。活気がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
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147.ラ・ブレチャ市場 -2
生ハムやチーズを扱う店が多かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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148.大道芸人
午後6時になった。一旦ホテルに戻って、夜にまた、BARへ繰り出そう。公園の通りには古い金属を模した大道芸人さんがいた。あまり人気はなさそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1250秒 16mm ISO125 )露出補正 なし
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149.サンセット
8時半、再び旧市街のバルの街へ出て行った。日没はまだなのだろうが、西側のモンテ・イゲルド側の海が黄金色に染まってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f7.1 1/1250秒 32mm ISO125 )露出補正 なし
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150.「ガンバラ」に潜り込む
「ガンバラ」はやはり混んでいた。しかし、遠慮してはいられない。奥の方に入る。何とかスペースを確保した。白ワインはチャコリ、そして2杯目のティント(赤)はテンプラニーニョだったが、両方ともうまい。ピンチョス(小皿料理)は、キノコのソティーが旨かった。このバルは蟹も売りだ。エビのフリッターも旨かった。入り口近くのカウンターに座っていた2人の日本人女性が手を上げて呼んでくれて、自分たちは店を出るからここに座れと言ってくれた。サン・セバシティアンに長くいる人とその友人という感じだった。ここは素材にこだわったハイクオリティなピンチョスが味わえる有名店だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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151、二軒目のBAR 「カーサ・ウローラ」
旧市街の目抜き通りであるフェルミンカルベトン通りにある。この店も植松良枝著「スペイン・バスク 美味しいバル案内」に紹介されていた。季節の食材を使ったメニューや肉料理が充実。ここでもティントを飲んだが、それも美味しかった。ピンチョスはフォアグラ、ホタテ、タコ、青トウガラシを食べたが味は良かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/640秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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152.ライトアップされた市庁舎
夜10時を過ぎた。2軒のバルに満足し、ホテルへ戻る。市庁舎のライトアップがきれいだ。この建物は1897年7月1日の開館から ギャンブル禁止令により1924年にクローズされるまで、ドノスティア=サン・セバスティアンのグラン・カジノの本拠地だった。その後、病院となったが1950年から市庁舎として使用され、現在本会議場として使われているかつてのダンスサロンやルーレットは、良き時代の政治家、作家、芸術家で大いに賑わっていたそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/200秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
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153.夜のコンチャ・ビーチ
さすがにこの時間泳いでいる人はいない。すっかり人通りのなくなった海岸沿いの道をホテルに戻った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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2017年9月 8日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (4)バルセロナ 後半 8月1日

さて、バルセロナはサグラダ・ファミリアのことが多くなり、前半と後半に分けて記述することになってしまった。
 スペイン・カタルーニャ出身の建築家アントニ・ガウディが手掛けた未完成の巨大教会サグラダ・ファミリア(聖家族教会)は、以前、完成までに300年くらいはかかると言われていた。ところが、現在では2026年の完成が見込まれており、1882年の着工から150年弱で完成することになる。この「工期半減」の裏には、3DプリンターやCNC(コンピューター数値制御)の石材加工機といった先端IT情報技術の活用があると言われる。
 wikipediaによれば、生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなどであるが、これらは2005年にユネスコの世界遺産に登録された。 贖罪教会なので、作業の財政は喜捨に頼っている。そのために、別々の箇所を同時に建設することはできなかったのだが、1990年代以降は訪問者の流れと作品の世評の高まりが財政状況を好転させたそうだ。
  後半は塔から下りてきたところから始める。あらためて、オーディオ・ガイドを着用する。

  サグラダ・ファミリアについてはネット上に多くの資料やブログ、そして You Tube の映像があり、参照させていただいたが、中でも 4travel.jpの「mantsaintmichelさん旅行記」の「ときめきのスペイン周遊②バルセロナ サグラダ・ファミリア(前編)」および後編の内容記述が実に詳しくて充実していた。 また、サグラダ・ファミリアはガウディ生誕100年の年である2026年までに完成させると言われているが、完成予想ムービーは凄い。

 午後1時半ごろサグラダ・ファミリアの見学を終え、聖堂、そして資料展示の部屋から外の出た。暑い、そして小腹も空いた。近くの、その名も「Gaudi」というレストランに入り、昼食にした。

 ここから再び地下鉄に乗って、こんどはパセシ・ダ・グラシアという駅で降りた。ここからグラシア通りを北へ歩きながら街を見て歩こうというリーダーの計らいだ。ここを南に行くと8月17日16時50分ごろ、恐ろしいテロ事件があったランブラス通である。
 グラシア通りを歩き、途中カサ・ミラの2階にあるカフェで冷たい飲み物を飲んで、一旦、ホテルに戻った。シャワーを浴びて2時間ほど仮眠をとる。

 夜7時、4人は再びグラシア通りを歩く。1996年にバルセロナに来た時に入ったBARがとても美味しくて、楽しくて、印象に残っている。しかし、それがどこだったか忘れてしまった。人気の「TXAPELA」というBARへ行こうとしたが混んでいて入ることが出来なかった。

92.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾り -3
搭に登って下りてきた。聖堂を改めて見学する。主祭壇の天蓋飾りは前回にも写真を載せたが、さらに近づいて、仰ぎ見るように天蓋飾りを撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 35mm ISO3200 )露出補正 なし
170907_092.jpg
93.「受難のファザード」側の石柱
イアー・フォンで聞いているオーディオ・ガイドに従って、「受難ファザード」側へ行き、柱の石材の説明を聞く、ここで見ると柱の石材の色の違いがよりよく分かる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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94.聖堂の天井
栄光のファザード側を背にして、身廊、そしてその先にある主祭壇を見た光景だ。中央身廊に後陣を含めると全長95m、身廊の幅は15mあり、その左右にある側廊幅は7.5mある。高さ45mのカテナリー曲線 を持つドームとなっており、ドームは四福音書家に捧げられた4本の柱が主に支えている。その柱に光る4つのオレンジ、イエロー、グリーン、ブルーの装飾にはそれぞれ4福音書家の図象が刻まれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
95.「受難のファザード」ステンドグラス
「生誕のファサード」側に取り付けられた東側のステンドグラスは、陽光を受けて色鮮やかに光輝いている。一方、反対側の「受難のファサード側」は、夕日をイメージさせるステンドグラスだ。ガウディの光の殿堂構想は神の家の内部を神聖かつやわらかい光の海で満たそうとしたものなのだという。グラデーション豊かなステンドグラスもその役割を担っている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/30秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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96.美しい光
天上の最も高いところにこの美しい光がある。ガウディが目指した「総合芸術論」のひとつの要素である「光の殿堂」「音楽の殿堂」といったコンセプトが遺憾なく発揮されているという。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/40秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
97.「生誕のファザード」側 「ヨゼフ像」
「受難のファザード側」から「生誕のファザード」側を見る。副音の4本の柱には強度の高い赤い斑岩を採用し、それから外に向けて暗灰色の玄武岩、青灰色の花崗岩、明灰色のモンジュイック岩と材質の特性を見抜いて使い分け、まさしく石柱の森を構成している。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/50秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
98.「鞭打ちの刑に処されるイエス」
オーディオ・ガイダンスに従って「受難のファザード」を出る。その受難のファザードの彫刻「鞭打ちの刑に処されるイエス」だ。聖堂内部への出入口の福音の扉の前、「ペテロの否定」と「ユダの裏切り」の間に置かれた彫像には、柱に半分隠れるように荒縄で縛られたイエスが立ち、鞭打ちの刑を表現している。カタルーニャの彫刻家ジョセップ・マリア・スビラックスが制作したという西側の「受難のファザード」側は、ガウディが制作した東側の「生誕のファサード」とは全く趣向を異にし、近代アート的感覚のデザインだ。彫刻は削っただけの石の肌がみせる冷たさと、角張った人物像の表情から、悲しみと苦しみが強く伝わる。「栄光のハザード」の彫刻と、「受難のファザード」の彫刻は全く趣きが異なる。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 17mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
99.「ペテロの否定」
イエスの予言通り、雄鶏が新たな一日の始まりを告げるまでの間に、ペテロはイエスを知っている事を3回否定する。ここに立つ3人の女性がその3回の否定を表し、ペテロを蔑んだ眼差しで見つめている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 26mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
100.「ユダの接吻」
ユダは、奴隷一人分の値段である銀貨30枚と引き換えにイエスを裏切った。ユダがイエスに接吻する事で誰が師であるかをローマ兵に伝えている。ユダの足元には悪魔のシンボルである蛇の姿がある。ここでは弟子のユダに師イエスを引き渡すようにそそのかす悪魔の象徴として描かれているのだそうだ。 その背後に何の脈絡も無く描かれた数字の升目は、クリプトグラム(暗号)だ。16マスの数字を縦に足しても横に足しても斜めに足しても、310通りの合計が全て同じになる。魔方陣は縦・横4マスなので、通常は1から16までの数字が使われるはずだが、良く観ると10と14が2度使われ、その代わりに12と16がない。また一般的には16マスの魔方陣は和が34になるのだが、この魔方陣は33である。これは、イエスが処刑された年齢を表しているからだそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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101.塔の頂点に供えられたフルーツ
色とりどりのフルーツの彫刻が見られる。屋根の上に載せられた果実は、豊穣と知恵のシンボルであることから、ここでは果実は聖霊の12の果実を暗示するため、愛、喜び、平和、忍耐、寛容、親切、誠実、善意、柔和、信仰、節制、純潔のシンボルになっているようだとのこと。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 70mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
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102.「生誕のファザード」と「栄光のファザード」
右側に私達が聖堂に入場した「生誕のファザード」が見える。その左側に連なるのが現在建築中のサグラダ・ファミリアの主正面である「栄光のファザード」だ。これで今回のサグラダ・ファミリアは見納めである。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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103.「Gaudi」で昼食
この日は暑い日だった。聖堂の外へ出て歩き出すと汗が噴き出す。時刻は午後1時を少し回っている。冷たいビールが飲みたいし、小腹も空いてきた。サグラダ・ファミリアのすぐそばにあったこのレストランに入る。生ハムやイカのフリッターを注文する。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 17mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
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104.「Gaudi」の室内
壁にはバルセロナで走っていた路面電車の写真があった。かつてはバルセロナも路面電車が市中を走り回る都市だったが、地下鉄網の拡充等により1970年代までに全路線が廃止となったそうだ。しかし、2004年に路面電車が復活した。最近ヨーロッパで流行の「LRT」(Light Rail Transit)と呼ばれる、床の低い最新鋭の車両で運行されている。活発に路線を拡張しており、2014年に6路線が存在し、現在も拡張中という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/250秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
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105.バロセロナ地下鉄改札口
再びサグラダ・ファミリア駅から地下鉄に乗車する。清潔な感じがする構内だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/80秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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106.地下鉄
帰国後、テロ事件があったランブラス通の近くの「パセシ・ダ・グラシア」まで、朝乗ってきたのと違う路線に乗る。運転手は女性だった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/50秒 45mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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107.地下鉄車内
失礼して撮らせていただいた。車内は明るい。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/60秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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108.パセシ・ダ・グラシア駅界隈
グラシア通りの交差点。この写真の左手前がランブラス通りだ。ランブラス通りは1996年にバルセロナを訪れた時に歩いた記憶がある。今回は、この写真の右の方へグラシア通りをホテルまで歩くことにする。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/640秒 32mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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109.グラシア通り
19世紀末にバルセロナに併合されるまで、この周辺は「グラシア」という独立した自治体だったそうだ。当時はまだ、この道路は「イエスの道」と呼ばれる小さな農道だったという。しかし19世紀になってバルセロナに併合された後、都市計画によって馬車が通れるように道幅を広げる工事が進められた。やがて1906年には、建築家のペラ・ファルケスによって沿道のベンチや街頭などが整備され、バルセロナを代表する華やかなストリートに変貌したという。通りには「カサ・ミラ」や「カサ・バトリョ」といった代表的なガウディ建築がある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 32mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
110.「カサ・バトリョ」
wikipediaによれば、「カサ・バトリョ」は、1877年に建設された建物である。大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行った。この改築でガウディは、建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施したそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
111.プラタナスの街路
日差しが強い暑い日だったが、プラタナスが植えられたグラシア通りを歩く人たちは涼しげに見えた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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112.「ROLEX」のショー・ウインドウ
グラシア通りにはブランド・ショップも多い。「ROLEX」のショー・ウインドウ」も涼しげだった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
113.「カサ・ミラ」のカフェで
FC BAROSELONA のオフィシャル・ショップもあった。「カサ・ミラ」の2階にあるカフェで冷たい飲み物を飲んだ。1996年に来たときは「カサ・ミラ」は自由に入れるように公開されていたが、今はオーディオ・ガイド込みで22ユーロを支払わないと見学できない。見られるところが増えているとは思うが、ちょっと高いのではないか。3時半に外に出て、一旦ホテルに戻った。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 55mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
114.夜9時のグラシア通り
一旦ホテルに戻り、暑かったのと、サグラダ・ファミリアの塔の階段がこたえてしまい、シャワーを浴びて2時間ほど仮眠をとった。7時半にホテルのロビーで娘たち夫婦と待ち合わせ、夕食に出かける。やはり、BAR(バル)に行きたい。「TXAPERA」というBARが人気とのことなので、まず、そこへ行ってみた。しかし、混んでいて入れない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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115.「TORRES」
次に娘が案内してくれたのは、フランスとの国境に近いバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上の歴史を持つ名門中の名門である「TORRES」が2008年にここにオープンしたワイン・バーだった。とても品の良い店だったが、ワインの値段はとてもリーズナブルで、生ハムのコロッケがとても旨かった。この写真は夜遅くなって、再びこの店の前を通った時に撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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116.「カサ・バトリョ」 ライトアップ
昼間見た「カサ・バトリョ」がライトアップされていた。まだ空は薄明るい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/640秒 21mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
117.レストラン「LA RITA」
「TORRES」をでて、もう一度BAR「TXAPERA」へ行ってみた。さっきよりもっと混んでいて、入ることが出来ない。なにか食べたいなと思いながら、歩く。「LA RITA」というレストランを覗いてみた。外に張られているメニューを確認。入ることにする。パエリア、ビフ・シチューなどを注文した。後で知ったのだが、ガイドブック「地球の歩き方」にも載っている行列の出来る人気のレストランなのだそうだが、味はいまいちだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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118.「カサ・バトリョ」 ライトアップ 夜10時半
「LA RITA」を出ると、夜はすっかる更けていた。「カサ・バトリョ」のライトアップも趣が異なる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 33mm ISO3200 )露出補正 なし
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119.ご主人様の御伴 2匹の犬
BARの椅子に座るご主人の足元で横になる黒と白の2匹のワンちゃん。夜も更けて何を考えているのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 26mm ISO3200 )露出補正 なし
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120.「TXAPERA」
また、「TXAPERA」の前を通る。まだ、賑わっている。夜も遅いし、お腹もいっぱいになっている。残念だが、明日に備えホテルに戻ることにする。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 23mm ISO3200 )露出補正 なし
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2017年9月 5日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (3)バルセロナ 前半 8月1日

7月31日の午後4時ごろ、ブルージュ観光からブリュッセルのホテルに戻り、預けてあった荷物を受け取ってタクシーでブリュッセル空港へ向かった。ブリュッセル発18時40分のSN3705便(ブリュッセル航空)は、出発が遅れた。空港内をうろうろしながら時間をつぶす。ようやく搭乗し、飛行時間約2時間、午後9時を過ぎてバルセロナ空港に到着する。少々疲れた。そこからタクシーでこれから2泊する「カサ・フステル」へ行く。ホテルに着いたのは夜の10時過ぎで、これから食事をしに外へ出る元気はない。美味しくはなかったが機内で配られたサンドウィッチを食べていたので、それほど空腹を感じてない。ホテルの屋上がBarになっている。そこでポテトとチーズで一杯飲んで、就寝した。

翌8月1日、少し遅い朝食にした。朝食はもちろんブュフェ形式だが、好物の生ハムも種類が多く旨い。しかし、何故か野菜が少ない。9時半に、グラシア通りの北端にあるホテルを出発する。朝のグラシア通りは清々しい。歩いて地下鉄のディアゴナル駅へ行く前にカサ・ミラを見ておく。
 リーダーが地下鉄の切符を買ってくれた。地下鉄でサグラダ・ファミリア駅まで行き、表に出た。サグラダ・ファミリアを見上げる。リーダーは11時に入場予約を取っていてくれた。予約がないと入場できないとのと。サグラダ・ファミリアを約3時間見学した。

  この日はとても暑い日だった。10日間の旅行で最も暑かったと思う。外へ出る。午後2時になったので食事をしたい。あてもなく近くの、その名も「Gaudi」というレストランに入った。ビールがのどに浸みる。

64.王宮
ブリュッセルに着いたとき、タクシーは連邦議会議事堂の前を通って町の中心部へ入った。空港へ向かうタクシーは王宮の前を通る。王宮は連邦議会議事堂とよく似た建築様式だった。現在の建物はルイ16世様式で、レオポルド2世が1904年に改造させたものという。ベルサイユ宮殿に心酔していた王様らしく内部はきらびやかなシャンデリアが圧巻という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 10mm ISO125 )露出補正 なし
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65.ブリュッセル空港
とてもきれいな空港だった。私達はブリュッセル発18時40分のSN3705便(ブリュッセル航空)でバルセロナへ飛ぶ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
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66.空港のアトラクション
搭乗が少々遅れそうなので、空港内をうろうろする。ディスク・ジョッキーが何かやっていたが、言葉はさっぱりわからない。なんだか蝶々が飛んでいたので撮った

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 35mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.ホテルの屋上から
バルセロナで2晩泊まる「カサ・フステル」に着いたのは夜10時を過ぎていた。ホテルの屋上にあるカフェで、ポテトとチーズで一杯。下を見るとグラシア通りが見える。ここはサグラダ・ファミリアからも近いようだ

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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68.朝のグラシア通り
翌8月1日、少し遅めの朝食の後、リーダーが11時に入場を予約してくれているサグラダ・ファミリアへ出かける。地下鉄で行けるようだ。朝のグラシア通りは清々しい。

Nikon D5300 S​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 ( f6.3 1/<​250​秒 70mm ISO​280) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
69.ホテル「カサ・フスタル」
振り返ってホテルの全容を撮る。屋上が昨夜一杯やったカフェだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/400秒 21mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
70.「カサ・ミラ」
地下鉄の駅に潜る前に交差点を渡って「カサ・ミラ」を見る。1996年に来た時よりきれいになっている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
71.地下鉄ディアゴナル駅入り口
グラシア通りから地下鉄の入り口を下りる。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 34mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
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72.地下鉄自動券売機
自動券売機もあったが、切符売り場で切符を買う。1回乗車券は2.15ユーロ。 

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/25秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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73.バルセロナの地下鉄
電車がプラット・ホームに入ってきて、乗客が乗り降りする。東京の地下鉄に比べると乗客はみなカジュアルな服装だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/30秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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74.サグラダ・ファミリアに到着
地下鉄はサグラダ・ファミリア駅に到着した。地上に上がると目の前にサグラダ・ファミリアがあった。右側が南西側の「受難のファザード」だ。サグラダ・ファミリアにはこの「受難のファザード」と、「生誕のファザード」と、未完成の「栄光のファザード」という3っのファザード(建物の正面)がある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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 ここでサグラダ・ファミリアの平面図を入れておく。山口正道さんという方のブログ「スペイン アンダルシア紀行(最終回) 第4回 バルセロナ」から引用させていただいた。

170904_map01.jpg

75.「受難のファザード」
1954年に着工された南西側の「受難のファザード」は十字架に架けられたイエス・キリストの苦難を表現している。「受難のファサード」の彫刻は、左下の「聖なる晩餐」から「イエスの埋葬」まで、イエスがたどったゴリゴダの丘までの道を表すS字形に配置されている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 38mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
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76.「受難のファザード」から「生誕のファザード」へ
サグラダ・ファミリアの建物(聖堂)に沿って左に廻って、北東側の「生誕のファザード」の方へ移動する。まだまだ工事中だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 38mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
77.まだまだ工事中
未完成の「栄光のファサード」に4本の鐘塔、マタイ・ルカ・マルコ・ヨハネの福音史家の塔4本、聖母マリアに捧げる塔、最も高い170mのキリストに捧げる塔などすべてが完成すると、サグラダ・ファミリアには全部で18本の塔が建てられる予定だそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/400秒 55mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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78.「生誕のファザード」
「生誕のファザード」は日の出の方向にある。「生誕のファサード」は聖堂の中でも最も初期のもので、1894年に着工し約30年かけて造られたとされている。3つの玄関と4本の鐘塔からなり、イエス・キリストの誕生から最初の説教を行うまでが彫刻で表されている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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79.公園の池の端から
「生誕のファザード」と道路を隔てたところの小さな公園「ガウディ広場」に池がある。リーダーが取ってくれた聖堂入場の予約時間は11時だ。まだ30分ほど時間がある。道路を渡って池の向こう側へ行ってみる。皆さんここから写真を撮っているのだ。池に聖堂が映る。多分どこかのツアー・アテンダントの女性と思うが私達4人の写真を撮ってくださった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 19mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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80.聖母マリアの戴冠
「生誕のファザード」正面にある「聖母マリアの戴冠」の彫刻。キリストが聖母マリアに冠を授ける様子、左下の人物は聖ヨセフだそうだ。「生誕のファザード」の3っの門(玄関)はそれぞれ、聖家族のメンバーであるイエスと聖母マリアとマリアの夫の聖ヨセフに捧げられている。中央はイエスに捧げられた愛徳の門、向かって右側はマリアに捧げられた信仰の門、左側はヨセフに捧げられた希望の門で、それぞれの門には様々な彫刻がほどこされ、全体が一体になってハーモニーを奏でるようにできている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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81.聖堂へ入場
聖堂へは「生誕のファザード」中央の「愛徳の門」の右側から入る。簡単な持ち物検査を受け、聖堂内へ入場した。左側に入り口の扉「慈愛の門の扉」が見えるが、これはサグラダ・ファミリア主任彫刻家を務める外尾悦郎氏が出がけたものだそうだ。扉はブロンズ製で緑色の蔦の葉がモチーフになっている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 34mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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82.聖堂の内装
1996年に訪れた時は、聖堂の中はまだ工事中で、工事現場を見ただけだったが、今回、内装はすでに完成していた。柱から、壁、天井に至るまですべて白で統一されている。何本もの柱が枝分かれをしていて、巨大な樹木を表している。聖堂内は思いのほか明るい。2010年11月7日にサグラダ・ファミリア教会はローマ法王ベネディクト16世によって行われたミサによって、正式に教会と認められたとのこと。着工から128年目にして、ローマ法王庁が認定する上位教会のバシリカとなった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/100秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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83.ステンドグラス
ステンドグラスは「生誕のファサード」側と、「受難のファサード」側で色合いが異なっている。生誕のファサード」側は寒色系ステンドグラスだ。太陽の光だけで美しく輝いている。今日は晴れているが曇りの日はどのようになるのだろうか。西日が差しこむ時間帯が最も美しいと言われるが。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 17mm ISO2800 ) 露出補正 -0.3段
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84.地下礼拝堂
聖堂の主祭壇の地下に礼拝堂があった。その地下の礼拝堂の様子を聖堂から覗き見ることが出来る。ガウディが最初に手掛け、最も早く建設された小さな地下礼拝堂で、地域の人たちが日々の祈りをささげているという。ガウディの墓もそこにある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/13秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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85.「受難のファサード」ステンドグラス
「受難のファサード」側のステンドグラスは暖色系の構成になっていた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/125秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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86.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾り -1
聖堂の中心には天井から吊るされた、イエス・キリストとその十字架がある。主祭壇の天蓋飾りだ。これはガウディの作品ではないが、麦とブドウで飾られた天蓋は、生前のガウディ作品の一つであるマヨルカ島のパルマ・デ・マヨルカにあるカテドラルの天蓋飾りを元に、彼の死後に作られたそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/40秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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87.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾 -2
このキリスト像は館内のどこからでもその姿を確認できる。だが、ちょっとこの聖堂との違和感を感じた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/50秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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88.石柱
良く見ると聖堂の柱の石材の色が少しづつ異なるように見える。4本の塔を支える柱には強度の高い赤い斑岩を採用し、それから外に向けて暗灰色の玄武岩、青灰色の花崗岩、明灰色のモンジュイック岩と材質の特性を見抜いて使い分け、まさしく石柱の森を構成しているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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89.塔に上る
搭にはエレベータで登ることが出来るが、これもリーダーが予約をしておいてくれた。「生誕のファザード」側と「受難のファザード」側にエレベータがあるが、私達は「生誕のファザード」側のエレベータに乗った。降りるときはエレベータはなく、歩いて降りてこなくてはいけないので、リュックなど大きな荷物は預けなければならない。エレベータは小さく、2巡ほど待った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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90.塔の開口部
搭の開口部から下を眺める。黒と黄色に統一された車はタクシーだ。マリナ通りとマリョルカ通りの交差点辺りを見下ろしているのだろうと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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91.建築中の「栄光のファザード」
下りてくる途中、右手には建築中の「栄光のファザード」への部分が見えた。下りは大変だった。急で、しかも幅が狭く下り難い。古傷の左ひざに体重がかかり、辛かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2017年9月 2日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (2)ブルージュ 7月31日

この日は、ブリュッセルの宿をチェック アウトして、荷物を預かってもらい、鉄道に乗ってブルージュ観光に出かける。
 ブルージュはベルギーのオランダ語圏、フランデレン地域の都市で、人口はおおよそ12万人。そして、ブリュージュは「水の都」、「北のベネチア」、「屋根のない美術館」などと言われる美しい古都だそうだ。中世ヨーロッパのかわいい街並みを堪能できる世界遺産「ブルージュ歴史地区」を見て歩く期待は大きい。
​ ​ ブルージュは仏語でBruges、蘭語でBrugge、英語でBruges​ ​と綴るらしい。​ややこしい。​
 ホテルからベルギー国鉄のブリュッセル中央駅まで歩く。娘のご主人が駅で切符を買ってくれたが、シニア割引があるというので顔を見せに出札窓口まで行く。ところが列車が動き出し、車掌が来て検札。シニア割引の適応は9時からで、この列車は9時前にブリュージュ中央駅を発車したので、ブリュージュ南駅までの一駅分はシニア割引にならないとのこと。一駅分の差額料金を支払った。
 10時少し前にブルージュ駅に到着した。駅から歴史地区に向かって歩き出す。 写真を見ていっていただきたいが、今までのヨーロッパでは見られなかった良いところだった。ボートに乗って運河から歴史的な建造物を見上げた。
 運河を巡ったボートから降りて、すぐそばにあったレストランで昼食をとる。昼食後、美しい街ブルージュの観光に堪能満足した私たちは、歩いてブルージュ駅に戻り、午後3時ごろの列車でブリュッセル中央駅に戻った。ホテルで荷物を受け取って、空港へ行き、バルセロナへ向かう。今夜はバルセロナ泊まりだ。

30.ブリュッセル中央駅
グラン・プラスの近くで朝食を終えた後、娘の主人の案内でブリュッセル中央駅へ歩く。15分ほどでベルギー国鉄のブリュッセル中央駅に着いた。なかなか立派な駅である。この駅はブリュッセルの主要鉄道をつなぐ北南接続線計画で1952年に開業した。この接続線の開業前はブリュッセル南駅、ブリュッセル北駅がそれぞれターミナル駅となっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.ブリュッセル中央駅 プラット・ホーム
プラット・ホームに入って列車を待っていると、昨日お世話になった ANA NH231便のキャビン・アテンダントさんを見かけた。声を掛けたところ、クルーのかた何人かとブルージュ観光に行くとのことだった。2階建てのきれいな車両が入線してきて乗車する。次の駅はブリュッセル南駅だったが、ドイツのICEやフランスのTGVなどの車両が見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/640秒 15mm ISO320 )露出補正 なし
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32.ブルージュ駅到着
電気機関車がけん引する列車はブルージュ駅に到着した。プラット・ホームの時計は9時50分を指している。所要時間は約1時間だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​800​秒 70mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.ブルージュ駅
最初のブルージュ駅は1838年8月12日にジェント-ブルージュ線の開通によって駅も開業したそうだ。1899年に新しい線路と新駅が計画され、ブルージュ市では1886年に拡張した大きな駅舎に建て替えた。さらに新しい駅舎の工事が1910年に開始されたが、第一次世界大戦となり中断される。1935年に再び開始され、1936年新しい軌道を最初の列車が走行した。3年後、新駅舎も完成する。1939年4月に正式に開業し3世代目のこの駅舎が現ブルージュ駅舎であるとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 17mm ISO​25​​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.ブルージュ駅前​​
立派な駅舎だ。だが、駅前は閑散としていた。塵ひとつ落ちていない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1000​秒 17mm ISO​25​00​​​​ ​)露出補正​ -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.介護付き住宅
娘の主人の引率でブルージュの歴史地区に向けて歩く。「愛の湖」というところへ出る手前に煉瓦造りの立派な建物があった。しかも大きい。この建物は何だろうと思って、門に何か書かれていないか探してみたがわからなかった。帰国して、GoogleMap で探してみた。どうやらWZC Minnewater という介護付き住宅のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​640​秒 45mm ISO​2​00​​​​ ​)露出補正​ -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
36.愛の湖公園​​
やがて愛の湖公園が見えてきた。「ヤスコヴィッチのぽれぽれBLOG」というサイトで、「中世ブルージュの内港だった所で、今では運河と水門で仕切られた湖となっている。白鳥が泳ぐ美しい公園。現地で「Minnewater」と呼ばれるこの公園。「Minne」にはもともと古いオランダ語で「愛」と「共有」のふたつの意味があり「共有の水」の意味で使われていたそうだが外国語に訳された際に誤訳で「愛」の意味で使われてしまい、実際にそちらのほうが観光的にもロマンチックであったためそのまま使われているといわれるとか。」と説明されていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​500​秒 38mm ISO​2​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
37.静かな愛の湖公園
右手に愛の湖(ミンネワーテル)を見ながら歩く。散策路にはベンチが置かれ、塀の向こうに見える煉瓦の建物がとても趣きがある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​320​秒 38mm ISO​2​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
38.ベギン会修道院 入り口
湖というか運河というか、細くなったところに小さな橋があり、左にぺギン会修道院への門があった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​640​秒 26mm ISO​2​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
39.ハクチョウがいる運河
右手のハクチョウをはじめ多くの水鳥がいる運河に、水しぶきを上げる遊覧ボートが見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 62mm ISO​2​50​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
40.ベギン会修道院​​
フランダース地方に広く残っている数あるベギン会修道院は、ベギン会尼僧とは違い、あくまで自身で生計を立て、自立的な生活を営む女性たちのための共同生活の場だったとのこと。貴重な生活様式を後世に伝えるものとされ、ユネスコの世界遺産として13件がまとめて登録されている。なかでもブルージュは、ルーヴェンのものと並び代表的な存在だそうだ。ブルージュのベギン会修道院は、1245年にフランドル伯爵夫人のマルガレーテの意志のもと設立されたものという。ここはレンガの壁に囲まれ、外界と遮断されたような修道院の中庭だ。観光客が少なく、ゆっくりと見ることが出来た。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​320​秒 17mm ISO​2​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
41.ベギン会修道院 礼拝堂​​​​
敷地内には、ベギン会の守護聖女エリザベスに捧げられた礼拝堂もあった。バロック様式の美しい祭壇を前に、修道女たちはミサと祈りで、毎日神との静かな対話を続けているという。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​320​秒 17mm ISO​2​00​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
42.観光用の馬車​​​​​​
街には観光客を乗せた馬車が走っている。私たちは時間をかけてのんびりと歩いたが、時間がなければ、馬車で主要なところを巡るのも良いだろう。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​250​秒 38mm ISO​560​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
43.美しい運河沿いの風景​​​​​​​​
ベギン会修道院から北の方向へ運河に沿って歩く。小さな橋の上から眺める運河沿いの眺めは心を和ませる。新しさは何もない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​400​秒 29mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
44.運河と遊覧ボート​​​​​​​​​​
運河をまたいで建物が建てられている。その下を遊覧ボートが観光客を乗せて走る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​500​秒 38mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
45.レースで編まれた地図
ダイフェルというところに来た。左手に運河が流れるが、そこに何か白いフェンスのようなものが立てられていた。何だろうと近づいてみるとレースで編まれた地図だった。ベルギーのレース編みはフラワーレースと呼ばれ、もともとここブルージュで発展したものという。とても細かに地図が描かれていた。傍にクルーニング美術館があった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​800​秒 24mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
46.聖母教会(ノートルダム教会)​​
マルクト広場の方へ歩いていくと運河の向こうに聖母教会が見えた。高さ122メートル、あらゆる場所からその姿を拝める町一番のノッポの建築物だ。13~16世紀に建てられた教会。何度も改修が加えられたため、多くの建築様式が混在しているという。町を代表するこの教会の至宝はふたつ。ひとつは巨匠ミケランジェロの手による大理石の「聖母子像」。もうひとつの至宝は、ブルゴーニュ公女マリーと父シャルルの霊廟。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1000​秒 24mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
47.鐘楼
マルクト広場が近い。ブルージュ鐘楼が見えてきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​640​秒 23mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
48.マルクト広場
​​ いよいよブルージュの街の中心にあるマルクト広場に入った。美しい建物やギルドハウスに囲まれたている。地球の歩き方には「ヨーロッパで5指に入る美しい広場」として紹介されているそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1250​秒 38mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
49.マルクト広場から見上げる鐘楼
​​ ベルギーは、カリヨンの発祥地だそうだ。 そのベルギーで、世界遺産の一つにもなっている のが、ブルージュのベルフォルト(鐘楼)とカリヨンだ。 鐘楼は高さ88メートル、3層に なっていて、下層部は13世紀、中層部は14世紀、上層部は15世紀に建造されたとのこと。鐘楼には登ることが出来、366段の螺旋階段を登りきれば、赤茶の屋根が風情溢れるブルージュの旧市街が眼下に見渡せるという。ここは断念した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1000​秒 17mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
50.マルクト広場 二人の英雄
広場には、実在した町の二人の英雄、知性派のピーター・ド・コニングと肉体派のヤン・ブレーデルの像がフランスの方角を睨むように勇ましく建っている。彼らは1302年にフランスの支配に対して市民が蜂起した「黄金の拍車戦争」の際のリーダーと伝えられるが、一説にはフレーデルの貢献には疑問の声もあるそうだ。ギザギザになった屋根の形が特徴的で、その下に見える緑色の帯は、市場のテントだ。 

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1000​秒 70mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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51.マルクト広場 フランダース州庁舎​​
ブリュージュのマルクト広場でひときわ美しく、立派な建物はフランダース州庁舎だった。破壊や火災によって何度か立て替えられ、1921年にネオゴシック様式の現在の建物として完成したという。もともと、ブリュージュ港の物流センターとして1294年に建てられた建物を起源としている。残念ながら、砂泥の堆積によってブリュージュが海と直接つながらなくなったのちに取り壊され、1787年に新古典主義的な建物として再建されたが、これも1878年に火災で焼失。再び1887年にネオゴシック様式の建物として再建がスタートし、19世紀末に隣の郵便局と州庁舎の一部がオープンし、途中で第一次世界大戦を挟み、1921年に最後の部分が完成して現在の姿となったという歴史を知った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1000​秒 17mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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52.ブルージュの観光馬車​​​​
観光馬車の発着所はこのマルクト広場だ。馬車一台40ユーロ で時間は30分、ガイドは英語だそうだ。女性の御者もいる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​800​秒 38mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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53.ヤン・ファン・エイク広場
マルクト広場からどこをどう歩いたか思い出せないが、運河の突き当りにヤン・ファン・エイク広場があった。ヤン・ファン・エイク(1390年マーゼイク生まれ、1441年7月9日ブルージュ没)は、ロヒール・ファン・デル・ウェイデンとともに、初期フランドル派の代表的画家とされ、15世紀初頭、ネーデルランド地方で起こった絵画革命において中心的役割を果たした人物だそうだ。ここもブルージュらしい光景である。ヤン・ファン・エイクの銅像が相対する先には教会のような塔のある建物があった。調べてもなかなか何という建物かわからなかったが、これは教会ではなく、「ポールテルス・ロッジPoortersloge」と呼ばれる15世紀の建物で市民の集会所として使われていたものだそうだ。現在は古文書館になっているとのこと。「サライのブログ」を参照させていただいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1250​秒 26mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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54.パーキング・メーター?​​
これは何だろう。多分パーキング・メーターだと思う。日本のものに比べると随分立派だなと思うが。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​1250​秒 26mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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55.馬のドア・ノブ​​​​
「水の都」というからには、ボートで運河めぐりをしようとのリーダーの計らいで、再び南へ下がり、ボート乗り場へ向かう。途中、住宅がある道を歩くと、こんな洒落たドア・ノブを付けた家があった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​400​秒 50mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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56.運河の橋
運河にはいくつもの橋が架かっている。どれも周りの建物と素晴らしく調和している。本当に美しい街だ。向こうに見えるのは救世主大聖堂(聖サルバトーレ大聖)のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​400​秒 50mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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57.ボート乗り場​​
ボートは人気があるようでたくさんのお客さんが待っていた。いろいろな国のかたがいたが日本人は私達だけだった。1台待って、2台目のボートに乗る。結構詰め込まれてしまい、写真は良い構図では撮れそうもない。一人8ユーロで30分だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​400​秒 34mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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58.気に入った写真 運河にかかる橋
ボートに乗って、運河を進む。橋をくぐるが、その橋の上で坊やが手を振ってくれた。お父さんの表情も良い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​400​秒 50mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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59.木枠のある窓
この家は木造だろうか、それとも窓のある面だけが木枠で造られた煉瓦造りなのだろうか?よく分からなかった。どうやら木造建築のようで、現在は防火のため建築が禁止されているらしい。いずれにしてもとても趣きがある。ボートから撮影した。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​500​秒 45mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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60.チョコレート屋さんのショウ・ウィンドウ​​
乗船したところでボートを下りた。12時半近くになった。そろそろ昼飯にしようと、店を探す。結局、ボートの発着所近くの「Duc de Bourgogne」というレストランに入った。隊長がレストランを物色している間に、私は隣のチョコレート屋さんのショウ・ウィンドウを撮っていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​320​秒 32mm ISO​200​​​​ ​)露出補正​ ​-0.3段
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61.「Duc de Bourgogne」
入ったレストランはなかなか落ち着いたレストランだ。奥に入ると、運河に面したボート発着所のすぐ上だった。眺めの良い席に案内してくれた。そう言えば、ボートを待っているときにこのレストランの看板が見えていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f5.6​​​ 1/​250秒 17mm ISO​280​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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62.再びブルージュ駅​​
3~4時間ほどだっが、美しいブルージュの街の観光を満喫した。食事をしたあと、歩いて再びブルージュ駅に戻る。これからブリュッセルに戻っ、空港へ行き、今夜はスペインはバルセロナに入らなくてはならない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f6.3​​​ 1/​800秒 32mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​-0.3段
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63.のどかな風景​​​​
車窓にはのどかな風景が広がる。電線がないのが良い。私以外の3人はおやすみになっているようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​​​
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 18mm ISO125 )露出補正 なし/small>
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